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御坂「電池切れそう」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 18:53:34.48 ID:PtTKM0oC0 [1/27]
パー速落ちて書けないからこっちでだらだら書くよ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 19:02:06.69 ID:PtTKM0oC0 [2/27]
じゅーでんの人です。むこうが復帰するまで安価でだらだら書くからよろしく

三行だと
・美琴ルート攻略
・+黒子ハーレムエンドまで行きました
・なぜかバトル展開になってるけど無視でおk


関連
御坂「これって……デートよね……」
御坂「じゅーでんー」
御坂「ぴぃ!?」
>>1「どうしてこうなった」
>>1「どうしてこうなった」2
>>1「だからどうして(ry」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 19:06:18.46 ID:bbooKQFTP [2/9]
過充電


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 19:20:16.25 ID:PtTKM0oC0
美琴「……そろそろ離しなさいよ」

当麻「もちょっと」

美琴「ご飯作れないんだけど」

当麻「たまにはいいだろー。俺だって吸われるだけはやだぞ?」

美琴「うー……」

当麻「嫌ならやめるけど」

美琴「そりゃあたしもイヤじゃないけどさ」

当麻「ならいいじゃん。こうしてると凄く落ち着くんだよ」

美琴「……」

当麻「あー、幸せ」

美琴「真顔で恥ずかしい事言うな、バカ」

当麻「この幸福感を美琴にも分けてやりたいよ、ほんと」

美琴「……もう十分貰ってるわよ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 19:24:41.60 ID:PtTKM0oC0
美琴「……はい、終わり」

当麻「えー」

美琴「そんな顔しないの。お腹空いたでしょ」

当麻「そりゃま、そうだけどさ……」

美琴「もうダメよ」

当麻「いいじゃん。もう少し」

美琴「だーめ――こっちがのぼせちゃいそう」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 19:39:29.55 ID:FfEZztIu0 [1/3]
二人がそうと意識しての初デート


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 19:59:50.68 ID:PtTKM0oC0
美琴「――遅いっ!」

当麻「すみません……」

美琴「毎回毎回よく飽きもせずに遅れてくるわね」

当麻「申し訳ありません……」

美琴「もしかしてアンタ、相手待たせるてイライラさせるのが好きなの?」

当麻「返す言葉もございません……」

美琴「まったく……まあいいわ。ほら、さっさと行きましょ」

ぐいっ

当麻「え? お、おい美琴――」

美琴「何よ」

当麻「ええとその、手」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 20:10:33.46 ID:PtTKM0oC0
美琴「で、デートなんだからこれくらい普通じゃない!」

当麻「デート……」

美琴「う……何よ、違うっていうの」

当麻「……いや、デートだ。デートです」

美琴「何回も繰り返すな!」

当麻「だってほら、よく考えたら初デートじゃん。美琴と付き合いだしてから初めて」

美琴「っ――やっぱり離しなさい!」

当麻「えー」

美琴「べ、別に手繋ぐ必要ないじゃん!」

当麻「いやいや、必要ですって」

美琴「なんでよ!」

当麻「手繋いどかないと美琴が逃げそうだ」

美琴「っ――! バカ! 何言ってんのよ!!」

当麻「って理由じゃダメっすかね」


美琴「………………ちゃんと捕まえときなさいよ、バカ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 20:25:02.33 ID:f2ffXm5p0
街中のカップル大会でイチャイチャアピール


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 20:37:11.61 ID:PtTKM0oC0 [14/27]
美琴「ぅぅぅ……恥ずかしい」

当麻「とまあ、出てきたはいいけど何すればいいんだ?」

美琴「アンタ考えなしに言い出したの!?」

当麻「いやー、記念にいいかなーって思っただけで深くは」

美琴「バカ! サイテー! 信じらんない!!」

当麻「……ちゅーする?」

美琴「できるわけないでしょ!?」

当麻「いやさっきのカップル思いっきりしてたし」

美琴「っっっっ」

当麻「んー……じゃあほら」

美琴「な、何よその手は」

当麻「……じゅーでん、する?」

美琴「できるかバカあああ!」

当麻「いやでもそろそろ持ち時間が」

美琴「え? ええ!?」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 21:21:02.18 ID:bbooKQFTP [7/9]
ブラックのコーヒー飲んで苦かったからと
口移しで何か甘いものを流しこんで中和


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 21:42:31.16 ID:PtTKM0oC0 [17/27]
美琴「……うぇ」

当麻「どうした?」

美琴「これすっごく苦い……」

当麻「何飲んだんだよ」

美琴「……『男の苦味』」

当麻「また苦そうな……」

美琴「これそういうレベルじゃないわ。しいて言うなら薬」

当麻「なんでそんなの買ってきたんだよ」

美琴「新商品だからつい」

当麻「……なら仕方ない」

美琴「当麻は何飲んでるのよ」

当麻「ん? 『濃厚いちごオレ(美糖)』」

美琴「ちょっとちょーだいー」

当麻「……ぐいっ」

美琴「あー! ちょっとくらいくれたっていいじゃな――」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 21:44:41.90 ID:PtTKM0oC0 [18/27]



「」



美琴「……これ甘すぎだわ」

当麻「こういうの嫌いか?」

美琴「……好き」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 21:49:08.42 ID:pr9HVHsoP
こんごーさん


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 22:07:53.02 ID:PtTKM0oC0 [20/27]
光子「……白井さん。つかぬ事をお聞きしますけれど」

黒子「なんですの?」

光子「あそこにいらっしゃるのは、御坂美琴さんですわよね」

黒子「そうですわよー。常盤台の超電磁砲その人ですわ」

光子「……隣の殿方は?」

黒子「見て分かりませんの。お姉さまの彼氏ですわよ」

光子「……へ、へえ? それは初耳ですわね」

黒子「お付き合いを始めたのは最近ですもの」
黒子「もっとも、それより前から随分と仲はよさそうでしたけれど」

光子「それで、どこの御曹司ですの? あの方のお相手というからにはさぞレベルも――」

黒子「その辺に転がってそうなレベル0ですわよー」

光子「」

黒子「ささ、見つかっては興を醒ましてしまいますわ。お邪魔虫は退散しましょ」

光子「え? ええ? ちょっと白井さん!?」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 22:23:21.86 ID:bbooKQFTP [8/9]
打ち止め「じゅーでん」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 22:40:12.29 ID:PtTKM0oC0 [22/27]
打止「ねえねえ、ってミサカはミサカはニコニコしながら顔を覗いてみる」

一方「ンだよ」

打止「ちょっといいかな?」

一方「忙しい。邪魔すンな」

打止「忙しいって漫画読んでるだけじゃない、ってミサカはミサカはつっこんでみる」

一方「じゃあ言い方変えてやるよ。何が楽しくて俺がテメェの頼みなンざ聞かなきゃなンねーンだよクソガキ」

打止「簡単だから、ね?ってミサカはミサカは上目使いでお願いする」

一方「――チッ、なンだよ」

打止「座って、手広げて?」

一方「あァ? こうかよ」

打止「隙あり、ってミサカはミサカはそこにすかさず滑り込む」

一方「……オィ、一体なンのマネだよコレは」

打止「ぎゅってして? ね?ってミサカはミサカはあなたの手をとってみる」

一方「……これでいいかよ」

打止「えへへ……じゅーでんー、ってミサカはミサカは言ってみる」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 22:52:12.83 ID:PtTKM0oC0 [23/27]
一方「どこのどいつがンな事吹き込みやがった」

打止「ミサカネットワーク上になぜかバカップルがイチャイチャしてる動画が」

一方「アイツらァ……」

打止「たまにはこういうのもいいでしょ、ってミサカはミサカは和んでみる」

一方「いつまでかかンだコレはよォ」

打止「もーちょっとー」

一方「……邪魔なンだよ」

打止「とか言いながらぎゅってしてくれるんだね、ってミサカはミサカは意地悪げに言ってみたり」

一方「……クソ」

打止「なんだかんだであなたは結構優しいの、ってミサカはミサカは照れてみる」

一方「テメェはもう黙れ……クソ」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 23:21:29.31 ID:LfIAllqD0 [3/4]
久々に美琴・黒子・佐天・初春の4人で喫茶店での会話とか
もちろん美琴が質問攻めにあうんですがね


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/16(火) 23:45:07.11 ID:PtTKM0oC0 [27/27]
飾利「御坂さん、最近どうなんです?」

美琴「どうって何が?」

涙子「やだなー、上条さんとの事に決まってるじゃない」

美琴「う……久しぶりだから油断してた」

黒子「とはいえ、毎回この話題のような気もしますけれど」

涙子「その後どうなってんのかなーって。まあどうせイチャイチャしてるんだろうけど」

飾利「そんな実も蓋もない……」

涙子「だってほら、恋バナってなんかいいじゃん」
涙子「御坂さん唯一の彼氏持ちなんだからさ、色々話してよ」

美琴「何を話せってのよ……」

涙子「いくらでもあるでしょ? 同棲までしちゃってるんだし」

飾利「あ、それ私も興味あります。どんな生活なんですか?」

美琴「って言ったって前とあんまり変わってないわよ。ただあたしが一緒に住んでるってだけで」

涙子「既に日常扱い……だと……」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 00:07:12.22 ID:ciqw6LEX0 [1/22]
飾利「上条さんってお家でどんな感じなんですか?」

美琴「どんなって……ゴロゴロ漫画読んで掃除の邪魔したり、服は畳まずに脱ぎっぱなしだし」
美琴「あと料理作っててもベタベタしてくるし。包丁持ってるんだから危ないのに」

飾利「なんか結婚二年目くらいの夫婦に聞こえるんですが……」

黒子「でもちゃんと彼氏らしいところもありますのよ」
黒子「買い物に行くときはちゃんと荷物を持ってくださいますし、休みの日はしょっちゅうお二人でデートしてますし」

涙子「デートっていつもどこ行くの?」

美琴「どこって、服見に行ったりとかカラオケ行ったりとか。あ、この前はスケートに行ったわね」

涙子「意外と普通……?」

美琴「どこだったら満足なのよ」

涙子「えー? ……あはは、どこだろーなー」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 00:12:35.43 ID:ciqw6LEX0 [2/22]
黒子「そういうあなたたちはどうなんです?」

涙子「ないない。あったらここにいないってー」

飾利「私もまったくそういう話は。憧れますけどまだ早いかなって」

涙子「初春はよりどりみどりでしょ。あたしなんか欲しくてもいないって」

飾利「そんな事言って、佐天さん人気あるじゃないですか」

涙子「え、そうなの?」

飾利「そうですよー。佐天さん可愛いですもん」

涙子「もう初春うちに嫁に来ちゃいなさいな」

飾利「えええ!?」

黒子「仲がよろしいですわね……これでは殿方も近付きがたいでしょうに」

涙子「そういう白井さんは? 好きな人とかいないの?」

黒子「わたくし、今のままで十分ですのよ」

涙子「ふーん……そんなもの?」

黒子「そんなものですの」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/17(水) 00:19:12.37 ID:jN0tmCrQ0
美琴が上条さんの学校を見学


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 00:38:32.60 ID:ciqw6LEX0 [4/22]
当麻「んでー? なんでお前がうちの学校にいますか」

美琴「だってあたし来年には卒業でしょ? 進路調査ってことで」

当麻「それ理由になってねーだろ。なんだってうちみたいな最下級クラスの高校を……」

美琴「……アンタがいるからに決まってんじゃない。バカ」

小萌「はいはい、二人とも職員室でイチャイチャしないでください」
小萌「先生は忙しいので上条ちゃん、案内頼みますね」

当麻「やっぱりこういう流れですか……」

美琴「何よ、不満だっての?」

当麻「んな事言ってねぇだろ……たださ」

美琴「ただ?」

当麻「お前と歩いてるところ、クラスの連中に見られたらめんどくせえ」

美琴「……」

ぐいっ

美琴「ほらほら、早くしないと日が暮れちゃうわよ」

当麻「お前、人の話聞いて――」

美琴「別に見せつけてやればいいじゃない。そうでしょ、上条センパイ?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 00:55:09.76 ID:jQbh/ivP0 [1/3]
上条先輩(ハートマーク


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 01:06:54.02 ID:ciqw6LEX0 [6/22]
黒子「お姉さまばかりずるいんですの」

美琴「だってアンタ三つ違うじゃないの」

当麻「別に学校違ってもいいじゃん」

黒子「わたくしも言いたいんですの!」

当麻「どうぞ」

黒子「――あの、わたくしに勉強教えてくださいませんか、上条センパイ」

当麻「」

美琴「なんであたしのときよりリアクションが大きいのよ!」

当麻「だってこれ……けっこう破壊力が……勉強教えてって生まれて初めて言われた……」

黒子「シチュエーションプレイというのもいいですわね」

美琴「――あ、そうだ黒子、手っ取り早く後輩になれる方法あったわよ

黒子「なんですの?」

美琴「このバカ留年させればいいじゃない――長期入院とかで」

当麻「え、ちょ……」

美琴「大丈夫よ、介護はしてあげるから……っ!」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 01:13:21.98 ID:ciqw6LEX0 [7/22]
ボツ台詞

美琴「SMプレイしたいならそう言いなさいよアンタたち」
当麻「むしろ日常的にやられてる気がするぞそれ」
黒子「どうぞ! さあどうぞ!」
美琴「」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 01:32:29.68 ID:AWQ/sCMP0 [1/2]
不良に部屋を目茶目茶にされた一方さんが打ち止め連れて上条さん宅にお泊り


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 01:43:47.63 ID:ciqw6LEX0 [9/22]
一方「泊めろ」

当麻「寝言は寝て言え」

一方「その寝るトコがねェンだよ」

当麻「その辺の公園で寝ろ。そして凍え死ね」

打止「そんな事言わずにお願いとうまー、ってミサカはミサカはおねだりしてみる」

当麻「はっはっは、打ち止めがそう言うんじゃ仕方ないなー――チッ」

一方「あァ? なンだよその舌打ちはよォ」

当麻「家主に向かってなんだその口の利き方は」

一方「ンだと」

当麻「やんのかコラ」

美琴「アンタたち騒いだらご飯抜きだからね」

当麻「すみませんすみません」

一方「……ッち、白けたじゃねェか」

打止「ケンカしたらダメだよ?ってミサカはミサカは釘を刺しておく」

一方「わーったよ……クソ、だりィ……」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 01:54:55.41 ID:ciqw6LEX0 [10/22]
打止「ごめんねお姉さま、ってミサカはミサカは申し訳なさそうにする」

美琴「アンタが謝る事ないじゃん。ほら、ご飯はみんなで食べた方が美味しいでしょ」

当麻「せっかくのカレーなのに……俺の食う分が減る……」

美琴「しょっちゅう作ってあげてるじゃない。文句言うなら食べなきゃいいでしょー」

当麻「ごめんなさい食べさせてください」

一方「ダセェ、思いっきり尻に敷かれてンじゃねェか」

打止「こーら、仲良くしなきゃダメー、ってミサカはミサカは嗜める」

一方「……わーったよ。ったく、めンどくせェ」

当麻「お前も人の事言えないじゃん」

一方「あァ?」

当麻「んだよコラ」

美琴「いいからさっさと食べなさいアンタたち!」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 02:01:55.07 ID:ciqw6LEX0 [11/22]
一方「――ン」

当麻「なんだよ。不味いとか言ったらぶっ殺すぞ」

一方「違ェよクソバカ」

美琴「美味しい?」

一方「……食えなくはねェな」

美琴「そ。ありがと」

打止「あなたはほんと素直になれないのね、ってミサカはミサカは言ってみる」

一方「クソ、めンどくせェ……」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 02:24:26.52 ID:ciqw6LEX0 [13/22]
当麻「ごちそーさま」

打止「ごちそーさまー、ってミサカはミサカは手を合わせる」

一方「……」

美琴「んー?」

打止「んー?ってミサカはミサカは真似して笑顔の圧力をかけてみる」

一方「……ごちそうさま」

美琴「はい、おそまつさま」

当麻「……くくく」

一方「テメェ何がおかしいんだよォ!?」

美琴「ほら、ケンカしたいならゲームでもやりなさい」

当麻「その手があったか……ほら、かかってこいよ三下」

一方「――上等じゃねェかァ」

美琴「お風呂入ってくるけど暴れたら承知しないからねー。打ち止め、一緒に入ろっか」

打止「なんかブチッて音が、ってミサカはミサカはそう思いながらも無視して入るー」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 02:35:24.92 ID:ciqw6LEX0 [14/22]
「ねぇお姉さま」

「ん? なーに」

「なんか手慣れてない?」

「そりゃあね。だって似てるんだもん」

「あー、確かに似てるかも、ってミサカはミサカは頷いてみる」

「似てるに決まってるわよ」

「……え?」

「だってアンタはあたしの妹でしょ。似てないはずがないじゃない」
「じゃあ好きなタイプだって似てるに決まってるじゃない?」

「……あは」

「ねね、教えてよ。アイツのどこが好き?」

「じゃあお姉さまも教えてよね、ってミサカはミサカは返してみる」

「くすくす……いいわよ。それじゃ答え合わせといきましょっか」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 02:47:22.59 ID:ciqw6LEX0 [15/22]
美琴「出たわよー……って、まだやってんのかアンタたち」



当麻「おい、そっちじゃねえって! こっち先に落とせよ!」

一方「ギャアギャアうるせェよ! 先にこいつ潰した方が楽だろォが」

当麻「こいつの方が体力少ねぇんだよ――うあくそ痛ぇ、結構削れる」

一方「オラ。先に落ちんじゃねェぞめンどくせェ」

当麻「お、さんきゅー助かった」

一方「さっさとコイツ潰すぞ」

当麻「よっしゃーいくぜー!」



美琴「……ね?」

打止「やっぱりこの二人も似たもの同士だね、ってミサカはミサカは笑い返してみる」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 02:57:58.29 ID:ciqw6LEX0 [16/22]
当麻「あれ打ち止め、そのパジャマどうしたんだ?」

美琴「前に可愛いなーって買っちゃったの。打ち止めにあげようと思ってたんだけど」

当麻「あー……あれか。思わぬところで役に立ったな」

美琴「サイズもぴったりだし、ちょうどよかったわ」

打止「ありがとー!ってミサカはミサカはお姉さまに抱きついて喜びを体現する!」

美琴「ほら、アンタたちも入ってきなさい」

一方「別に一日二日入らなくたって死なねェだろォが」

打止「ばっちいのダメ、ってミサカはミサカは嗜める」

美琴「そうよー。清潔にしなきゃダメでしょ」

一方「……ッチ。入ってくりゃいいンだろ、入ってくりゃァ」

美琴「ゆっくり暖まってくるのよ」

一方「クソ……なンか調子が出ねェ」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 03:07:22.20 ID:ciqw6LEX0 [17/22]
美琴「よかったー、当麻のって買ったんだけどピッタリじゃない」

一方「おィ……なンだこりゃァよォ」

美琴「どこからどう見てもパジャマでしょ」

一方「何が楽しくて俺がこンなキャラもののパジャマ着なきゃいけねェンだよ!」

美琴「可愛いじゃない」

打止「可愛いよねー、ってミサカはミサカは同意してみる」

当麻「可愛いぞ、一方通行……っくくく」

一方「――ざけンなよォ!?」

打止「おそろいじゃイヤ?」

一方「う……」

美琴「ちょうどいいじゃない、それあげるわよ」

一方「………………クソ」

美琴「ね、簡単でしょ?」

打止「コツを掴んだ気がする、ってミサカはミサカは確かな手応えを感じてたり」

当麻「強く生きろよ、一方通行……っくく」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 03:20:17.61 ID:ciqw6LEX0 [18/22]
「はい、二人ともそこに座る」

「ンだよ」

「いいから座るの、ってミサカはミサカはちお姉さまの真似して言ってみる」

「……わーったよ」

「ほら、当麻も」

「へいへい……こいつと一緒ってのが気に食わねぇけど」

「気にしない気にしない、ってミサカは自分を棚に上げてたり」

「なンだよいきなりよォ」

「そんなの、決まってるでしょ、ねぇ?」





『じゅーでんー』





『……クソ』

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 03:33:38.65 ID:ciqw6LEX0 [19/22]
打止「ほんとにベッド使っていいの?ってミサカはミサカは申し訳なさそうに聞いてみる」

美琴「いいのよ。くっついてればあったかいでしょ」

一方「オラ、いいからさっさと寝ろチビ」

打止「わぷっ。女の子はもうちょっと優しく扱いなさい、ってミサカはミサカはほっぺた膨らませてみたり」

美琴「電気消すわよー」

カチッ

美琴「よいしょ……うん、あったかいあったかい」

当麻「まだ寒いー」

美琴「しょうがないわねえ。ほら」

当麻「幸せだー……」

打止「確かにこうしてれば寒くないね、ってミサカはミサカは真似してぎゅーってする」

一方「暑苦しィ」

打止「お姉さまー、このこまだ素直になりません」

美琴「がんばれ妹ー」

一方「うるせェよさっさと寝ろ!」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 03:36:57.16 ID:ciqw6LEX0 [20/22]
「はい、それじゃ」

『おやすみなさい』

「……」

『んー?』

「…………おやすみ」

「っくくく」

「――さっさと寝やがれ!」

「くすくす」

「………………クソ」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/17(水) 03:42:33.74 ID:ciqw6LEX0 [21/22]
ってことでせっかく調子が戻ってきたけど寝ますのよー

明日の昼にはパー速復活するらしいのでそっちに戻るかな?
あれ需要あるのか知らないけど


おやすみなさい

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