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唯「天下統一するよ」【番外編】

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 12:45:36.07 ID:ofkw7ePGO
【番外編】


「いくら梓ちゃんでも、これだけは譲れないよ」
天下を統一し、律より征夷大将軍の職の禅譲を受けた唯は新たに幕府を開くことになった。
しかしここに火種が生じる。
大坂を本拠とする梓は大坂への開府を主張。
江戸を本拠とする憂は江戸への開府を主張したのだ。
「まぁまぁ、憂ちゃんも梓も落ち着こう、なぁ?」
二人の剣呑な雰囲気を察し、律が慌てて止めに入るも、
「律先輩は黙っててください!」
と梓に一喝されてしまう。
「澪ぉ……梓が黙ってろって……」
律が助けを求めた先の澪も困り顔だ。
「くっ、こうなったら唯に止めてもらうしか……」
澪が頼りにならないと見た律は唯の方を向く。
「ほら、唯ちゃん。新しいお菓子があるのぉ」
「っておいムギ! 唯をどこに連れて行くんだ!」
「あら、見つかっちゃったわ……。でもおいしいお菓子があるのは本当よ、唯ちゃん。それに私、女の子を巡って女の子同士が争うのを見るのが夢だったの。じゃあそういうことだから後は任せたわ、りっちゃん!」

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律「あれ、地震?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:47:44.83 ID:byH2AwU80
律が紅茶のカップを持ち上げた、その途端、微かなゆれを感じた。

「なんか揺れてない?」

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キョン「はぁ、お見合いですか」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/01(月) 20:09:16.80 ID:s6JVqSjH0 [1/13]
突然の親戚からのお見合い話。
俺の意思はまるで無視されたかのように、あれよあれよと段取りが進み、
俺が今、座っているのはとある料亭の座敷だった。
普段の制服とは違う、慣れないスーツを着せられた俺は、
横に座る母親を意識しながらも見合い相手がどんな人物なのか思いを馳せていた。

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姉「私は弟君が大好きだから!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/29(金) 16:41:55.34 ID:bwLgyVXs0 [1/8]
弟「いや、堂々とブラコン宣言されても・・・
  そんなだから彼氏もできないんだよ」

姉「つくらないだけで、私はモテモテだもんねー。
  それに私は断じてブラコンじゃないよ!
  異性として弟君が大好きなんだよ!」

弟「そのほうが最悪だろ!」(まあちょっと嬉しいけど)

母「姉・・・間違っても親の前でする話じゃないからそれ・・・」ガビーン

姉「これじゃいつまでたっても彼氏ができないよぅ」ぁぅ

父「カワイソウと思わんのか弟!」カッ!

母「あなたー?!」

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唯律澪紬梓「軽音部へようこそ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/02(火) 02:12:28.58 ID:l/jOQyb/0 [1/67]
※ 唯2年、憂1年です


~平沢家・憂の部屋~

コンコン…ガチャッ

唯「憂、今日は一緒に寝ても良い?」

憂「うん、良いよ~」

唯「えへへ、お邪魔しま~す」

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唯「Re:Re:Re:Re:Re」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/02(火) 21:40:02.44 ID:VqzTPmcMO [1/25]
from:唯先輩
件名:あーずにゃん!
ぎゅうー!
あずにゃんぎゅうー!

from:あずにゃん
件名:Re
いきなり何ですか?

from:唯先輩
件名:何も無いよ!
あずにゃん分が足りなくなっただけだよ~

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上条(悪)「この右手で、殺してやるだけさ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/02(火) 18:47:19.42 ID:ji4/LZbu0 [1/28]
麦野「クソ…! なんなんだ…なんなんだあの野郎は!」

フレンダ「私達が結局逃げるしかないなんて! ありえないっつーの!!」

滝壺「ごめん、むぎの……私全然役に立ってなくて……」

絹旗「……」

麦野「絹旗は…まだ目を覚まさないか…」

 麦野は自分の背でうなだれている少女、絹旗最愛に目を向ける。
 はっきりと青い痣を浮き上がらせた絹旗の顔を見て、麦野はぎりりと奥歯を噛んだ。

関連
上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」

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唯「え?りっちゃんが人殺し……?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/02(火) 17:02:55.25 ID:xLqvQ5d00 [2/18]
澪「どういうことですか、先生!?」

さわ子「……そのままの意味よ。今朝、警察から電話がかかってきて……。
りっちゃんが、自分の家族を殺したって電話してきたんだって……」

紬「うそ……」

梓「律先輩がそんなこと……」

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唯「あずにゃんは明太子ぶつけられるの好きだねぇ~」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/30(土) 00:06:27.99 ID:/+hOqfni0 [1/32]
唯「ほいっ!ほいっ!」

メタッ メタタッ

梓「ふっ・・んぁああ・・・明太子・・・・ほぁぁあ・・・・ぷつぷつ・・・・ほほおぁあ・・・」

梓の端麗な顔面に幾度と無く投げつけられる明太子

そのひとつひとつが紅の彗星の如き軌跡を描き

衝突の衝撃で真っ赤な花火の様に弾け飛んでいく

唯「ほいっ!ほいほいっ!!」

メタタッ メタッ メタタタッ

唯の投球、否、投卵フォームもこの上なく理想的な動きだった

元より何事も飲み込みの早い素質を持った彼女だったが

このような行為にさえ、それは発揮されていた

明太子を握りつぶさないよう、赤子を抱く母を思わせる優しい手つき

梓の顔面で程よく弾けるよう、緩やかながらも力強さを感じさせる投卵

類稀なる彼女の才能によって明太子は梓の顔面で存分に己が全てをさらけ出していた

梓「んんっ・・・はぁっ!ほあぁ・・・ぁぁあっ・・・・うぶぅっ!・・・んぐ・・・はぁ・・・」

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紬「愛して愛されて」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/30(土) 14:46:01.42 ID:4Mh0sx+K0 [2/10]
「行ってきます」

ただ広いだけで何の温もりも感じさせない家を出る。
今日は雨が降りそうだ。
傘、持って行かなきゃ。

「斉藤」
「はっ」

執事の斉藤は、名前を呼んだだけですぐに私の求めるものをくれる。
だけど、そんな斉藤でも私が一番欲しているものは与えてくれない。
斉藤から傘を受取ると、私は重いカバンを肩に引っ掛け歩き出した。

――――― ――

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