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朝倉「空と君とのあいだには」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/09(日) 17:17:39.55 ID:NEgFNGyE0 [2/67]
◆序章 言葉にできない

 「私には正しさが必要なのよ」

 朝倉涼子は、たびたびその言葉を口にしていた。

 「それはあやふやであり、感情的であり、我々には不要なもの」

 そのたびに長門有希はそう返答した。朝倉は長門の顔を恨めしそうに見つめたあとで

 「長門さんには分からないことなのよ」

 そう、恨み言のように呟く。
 それは彼女たちの間で幾度となく繰り返された、儀式のようなやりとりだった。
 その短いやり取りを繰り返すことが、二人が二人であることを忘れずに有り続けるために
 絶対に欠かしてはならない、おまじないのようなものだったのだ。

 朝倉涼子は、毎日決まった時間に買い物に行き、毎日決まった時間に台所に立ち
 毎日決まった時間に、長門有希を食卓に呼んだ。
 それは世界が二人を必要とした

 「私にはこれが必要なことなのよ」

 長門には朝倉の言う『必要』であるということが、どういったものなのか
 長い間、理解することが出来なかった。

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涼宮ハルヒの2,14

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/28(金) 18:38:22.87 ID:XcU0EX9p0 [3/60]
              ―2月14日・団室―

キョン「なんだよ、わざわざ昼休みに呼び出して。
昼飯食べたいんだが」

ハルヒ「…」

キョン「ハルヒ?どうした」

ハルヒ「…これ」

キョン「なんだこれ?そうかチョコレートか。
    今年はえらくストレートな渡し方だな」


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キョン「時計塔!?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 16:25:33.28 ID:SLobJSkX0 [1/62]
キョン「おいおい、一体どうなってやがる?」

キョン「俺は確かベッドの上で寝たはずなのに、どうして豪邸の大広間にいるんだ?」

古泉「んっふ、あなたは今日涼宮さんが何を買われたか覚えていますか?」

キョン(確か今日は不思議探索の一環として近所の公園でやってるフリマに行って。)

キョン「古いマイナーなゲームを買ってたな。クロックタワーだっけか?」

古泉「そうです。おそらくここはそのゲームの世界かと思われます。」

キョン「はあ、あいつのワガママはホントに困ったもんだな。」

キョン(そう言いつつも、こんな状況に慣れてきている自分が恨めしいぜ。)

キョン「で、どうやったらここから出られるんだ?」

古泉「多分ゲームのクリア条件を満たせば脱出できると思われます。」

キョン「じゃあゲームについて知らない俺たちにはノーヒントってことか?」

長門「そうでもない。」

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ハルヒ「夢落ちってすごい!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/23(日) 19:44:17.47 ID:Nprz6LknQ
キョン「はっきり言って」

キョン「ハルヒの胸は中途半端だと思うんだ」

ハルヒ「……」

キョン「世間からは美乳だと騒がれているようだが、俺はお前の生乳なんかみたことないし、なんともいえん」

ハルヒ「…!」

キョン「正直、もっと大きいかもっと小さいかでいいと思うんだが」

ハルヒ「ぐっ…!あんたにあたしの何が分かるってのよ!」

キョン「なら見せてみろよ、お前の胸」

ハルヒ「…!?」

キョン「ん?どうした、中途半端な胸は恥ずかしくて見せられないってか?」

ハルヒ「ち、違う!いいわ、やってやろうじゃない!」

ハルヒ「その代わり、あんたのイチモツも見せなさいよ!どうせ皮被ってて小っちゃいんでしょうけど!」

キョン「いいぜ…!見せあいっこといこうじゃないか!」

ハルヒ「望むところよ!」

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キョン「なぁ、ハルヒ、ついて来てくれないか」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/23(日) 16:11:51.13 ID:wjnuQFSz0 [1/40]
毎年変わらない、夏である。五月までは快適だった気温が六月あたりからスタートダッシュ的に急上昇し、七月に入るやいなや文字通りヒートアップした。変わり映えのしない文句が口をつく。

「…暑い」

学校へと続く急斜面を登ることも、さながら苦行だ。

「だらしないわねぇ、団員たるものもっとしゃきっとしなさい!」

横でやたらと元気に騒いでいるのは我らが団長様だ。

「朝から元気なのはいいが、どうせなら元気なお前が荷物を持てば良かったんじゃないか?」

「団長は命令するのが仕事なの!部下が楽しちゃ意味無いじゃない。少なくとも私が団長を務めている間はSOS団は厳格な階級制度を採用するわ!」

恐らくハルヒが団長から引退したらSOS団などと言う奇妙奇天烈な団体は存在しなくなるので、俺は常に雑用をやらされるってことか。

「しかるべき功績を残して昇進すればいいのよ。古泉君やみくるちゃんみたいに」

ハルヒにとっての功績とは、どうせ宇宙人捕獲とかタイムマシンの開発とかであろうが、恩も情もある長門を捕まえることや朝比奈さんの禁則事項を破ることは絶対に出来ないししたくも無いので昇進なんて最初から無いものだと考えていいんだよ。

「やれやれ」

こんな日に限って校門には生活指導の先生が立っている。普段の俺ならば全く恐れる必要のないことだが、今日は話が別だ。

この荷物はあきらか学校生活に不必要だからだ。俺の腕に抱えられているこの笹は。

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キョン「朝比奈さんの能力自慢がうざい」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/18(火) 15:35:55.01 ID:0q6Rqd8T0 [1/16]
キョン「最近朝比奈さんが鬱陶しいんだが」

古泉「というのは?」

キョン「なんかよく分からないが、時間平面移動できますよアピールがすごいんだよ」

古泉「それは……申し訳ありません。気づきませんでした」

キョン「よく見てみろ。今だって、ほら……」

古泉「……」

キョン「……な?」

古泉「……ええ。すごく、点滅してますね」

キョン「そうなんだよ。しかもなんか叫んでるだろ?」

古泉「ええ。満面の笑みですね」

みくる「点滅してるように見える? 点滅してるように見える!? ねえ!」

キョン「……ああもう」イライラ

古泉「……」

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ハルヒ「なんなのよ! このおせち!!」

5 名前:>>1 代行ありがとうございます。[] 投稿日:2011/01/07(金) 21:54:50.98 ID:tFKpHw+uP [1/19]
ハルヒ「早いものでもう12月も中旬かー。 色々あったわよねぇ」

キョン「なんだ、感慨にふけるなんてお前らしくないな」

ハルヒ「なによそれ! ……でも、そうね。 あたし、結構みんなに迷惑かけちゃったかなって」

キョン「おいおい、ほんとにどうした」

ハルヒ「あたしね、高校に入学してからの毎日、本当に楽しかった。
    なんていうか……、やっと生きてる充実感を得られたっていうか……。
    中学の頃はこうじゃなかったわ。 毎日が退屈で……、でも、今は違う。
    みんながいるから、それが凄く楽しいの」

みくる「涼宮さん……」

ハルヒ「あんまり楽しいから、周りが見えなくなってキョンたちのこと振り回して……。
    自分のことしか考えてなかったわ……。 ごめんね」

古泉「そんな……」

ハルヒ「……今のこの瞬間って、大事にしないと、すぐに消えちゃうような気がするの。
    だから、言えるうちに言っておくわ。 みんな……、ありがとう」

みくる「涼宮さーん……」グスッ

キョン「まぁ、確かに迷惑な目にいっぱい遭わせられたなぁ」

みくる「キョ、キョンくん!」

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長門「私と性行為をしてほしい」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/10(月) 17:06:04.22 ID:fj+woEPG0 [1/67]
古泉「遅れて申し訳・・・・と長門さんだけですか」

長門「そう」

古泉「他の皆さんはどちらへ?」

長門「涼宮ハルヒと彼は買い物へ出かけた。朝比奈みくるは体調不良
    よって今日の活動は無し、との伝言をたのまれている」

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ハルヒ「東中出身、涼宮ハルヒ・・・只の」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/08(土) 19:19:38.21 ID:c0pQEi8p0 [1/42]
先生「では、次のかた自己紹介をどうぞ。」

ハルヒ「h」

キョン「俺の名はキョン!只の人間には興味は無い!!この中に・・・
    宇宙人、未来人、超能力者、無自覚の神が居たら俺の所まで来い・・・
    以上!頼むよ!!!」

ハルヒ「」
先生「」
クラスメイト「」

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