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結標「上条くんに告白した」その後
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結標「上条くんに一目惚れした」
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結標「上条くんに告白した」
625 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:41:50.01 ID:8jNS3yQ0 [2/11]
1レスでわかる(はずの)簡単なあらすじ
結標淡希は、土御門元春とアレイスター・クロウリーとの会話から『幻想殺し』と呼ばれる人物に対してかねてより超興味を持っていました。
そしてある日結標は土御門を尾行し、その超持ち主を目撃します。そしてどうやら超恋に落ちてしまったようです。
そこから告白・結婚まで発展させる結標に『グループ』一同は驚愕。土御門はともかく第三位の御坂美琴関連でいろいろと悶々してるのが海原光貴と一方通行な。
もちろん海原は結標×上条に超反対、一方通行はあろうことか番外個体に協力を仰ぎ、土御門は神裂火織に多少歪んだ形で報告します。ここまで第1話です。
それがローラ・スチュアートのせいでイギリス清教+αに飛び火しているなんて当の本人達は超気付かないままに次の日。ここから第2話です。
土御門は海原の頼みにより『幻想殺し』……つまり上条当麻を護衛することになる。
で、なぜか校門で居合わせた御坂をスルーしながら学校に着いた2人は担任の月詠小萌に出会う。そしてなんとその車に乗り合わせていたのは結標だった。
結標は土御門を排除すると校庭の(駐車場ですが)中心で超上条への愛を叫ぶわけです。ここまでが第2話です。
第3話は一方通行と番外個体の会話から始まるが、打ち止めが姉譲りのタックルを披露しただけで特に進展はない。
作者によれば、超冒頭は「最近デレが増えた番外に20巻のような一方通行をいたぶる可愛さを取り戻してほしくて書いたが失敗した」そうです。
その話は確実にいらねえな。でもってそこから上条の回想に入り、結標と御坂がいがみ合ったり白井黒子が欲望と御坂の幸せの間で板ばさみになったりしたわけだ。
全てを夢オチで済ませようとした上条の目の前に結標が現れて第3話は超終了。無駄に海原の超シリアス(?)シーンを捻じ込みながら現在に至ります。
626 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:42:39.19 ID:8jNS3yQ0 [3/11]
絹旗「というわけで前回までの超あらすじでした!進行役はこの私、絹旗最愛と!」
冷蔵工場超「この俺、垣……って何この名前!?人名として常識通用しなさすぎだろ!長じゃなくて超になってんぞ!」
絹旗「超ネタ的な観点ではそれが一番あなたの現状を掴みやすい名前なんです。あと作者は女子キャラで私が一番超好きだから『超』です」
冷工超「(同じスレ内で『ネタ垣根』がダブったけどな)それと、そんなナメた理由でどうして俺がいるんだ。男子キャラ一番だからか」
絹旗「今の一番は海原(エツァリ)です。あとあなたの選出基準は『原作で私と絡んだ・本編に出る可能性なし・超楽勝版完結乙すごい面白かった』ですね」
冷工超(それもうお前1人でよくね?あと最後完全に俺無視の私信じゃね?)
絹旗「なにしろ駆け足あらすじでしたので、詳しくは前スレ563・658・917参照で。また、超パクリ元……じゃなくて参考文献は小ネタスレ4の606です」
冷工超「ほとんど反映されてねえから参考にすんな。少なくとも『じゃあ予習してこよう』気分じゃ幻滅する」
絹旗「1回ごとに超投げっぱなしですからね。ただ浜面もおだてりゃ超能力者を倒すと言いますし、ちょっと乙があるとすぐ続きを書こうとする人ですから」
冷工超「今また自分で首を絞めた気がするな。……ところで、前回作者は『PC時間返上して勉強しないとヤバい』と書いてたはずだが」
絹旗「どうなっても超自業自得ですよ。あと執筆中の作者、顔がにやけてます。超キモいです」
冷工超「自分用まとめで好意的なレスが多かったからだな。1人お前っぽい口調がいたし。だが、あれは完結させねえと冷蔵庫にされるフラグだぞ」
絹旗「オチの方向が定まってないのに超完結させるなんて不可能ですよ。まあ超そんな感じで浮き足立った結果がこれです。どうぞー」パチパチパチパチ
冷工超(最後まで俺の名前はこのままか……)
627 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:43:19.23 ID:8jNS3yQ0 [4/11]
『あの少年の周囲に緊急事態が発生しました、とミサカ10032号は切り出します』
『どうにも不穏な言い草ですね、とミサカ11454号は話を聞く準備万端で応答します』
『そこまで血相を変えて一体どうしたのです、とミサカ16293号は別に10032号の血相が見えているわけではないのですが問いかけます』
『ネットワーク内へのアクセスから、番外個体があの少年のデータを更新したことが判明しました、とミサカ10032号は報告します』
『番外個体もミサカの一員ですから、あの少年に興味を持つ可能性はどうしても捨てきれないのでは?とミサカ13805号は確認を取ります』
『確かに、とミサカ10032号は肯定します。しかし問題はそこではないのです、とミサカはさらに問題提示を急ぎます』
『続けてください、とミサカ15567号は先を促します』
『番外個体から逆に入力されたデータが問題です、とミサカ10032号は事実を明らかにします。とにかく見てください、とミサカは同期許可を取ります』
『了解、とミサカ18089号は敬礼します』
『わかりました、とミサカ12610号はテレビの電源を切ります』
『ねえねえ、ミサカにも教えてってミサカはミサカはお願いしてみたり』
『しかし最終信号、この情報は間接的には一方通行から与えられるものでしょうし、既に知っているのでは?とミサカ17996号は問いかけます』
『だって!あの人は確かに番外個体と電話してたけど何を話してたか教えてもらえなかったんだもん!ってミサカはミサカはぶーたれてみる』
『……はて珍しいこともあるものです、とミサカ10032号は首を傾げますが今はどうでもいいでしょう。それでは同期を始めます、とミサカはデータを取り出します』
628 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:44:08.49 ID:8jNS3yQ0 [5/11]
上条「って何やってるんですかあああああああああああああああああああああッ!?」
結標「ふふ、ずいぶん面白い驚き方をするのね。知っているんでしょう?私は空間移動能力者。このぐらい朝飯前よ」
インデックス「とうまどうしたの?ドアに頭でもぶつけたの?」モグモグタタタ
上条「い、インデックス!?(なんでこういう時に限ってテレビガン見で飯食ってねぇんだ!?)なんでもねーよ、ほらとりあえずテレビの前にいなさい!」
結標「そんなこと言わずに紹介してくれて構わないのよ?」ニコッ
インデックス「……とうま、どうしてそこから明らかにとうまのものじゃない声が聞こえるのかな」ゴゴゴ
上条(限りなく最悪のパターンが近づいてきたー!)
インデックス「ふーん、そうなんだ。お風呂場で隠れてこそこそ女の人といやらしいことするんだ。朝から不潔だね、とうま」ゴゴゴ
上条「待てインデックス!いろいろと誤解している……ッ!?あ、ちょっと!」
パッ
インデックス「む?……あなた、誰」
結標「初めまして。インデックスさん……で、いいのかしら?上条当麻の妻、結標……いいえ、上条淡希よ。今日から私、彼とここに住むの」
上条「余計なことを言わないでください!おいインデックス、真に受けるなよ!まだ決まってねーから!」
インデックス「決まってないってことは、これから決まるって暗に肯定しているようなものかも……」ゴゴゴゴゴゴ
上条(どうしてそう人の言葉を都合の悪いほうに捉えたがるんだ!?)
629 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:44:54.25 ID:8jNS3yQ0 [6/11]
結標「落ち着いて、貴女を追い出す気はないから大丈夫。貴女も私たちと一緒に幸せ家族計画の一員として過ごしましょう?」
インデックス「ノーセンキューなんだよ!とうまは私が責任持って世話してるんだから!」
上条(いや、確実に言えるのは責任持って世話してるのが俺のほうだって事実だよ)
インデックス「性悪女はさっさと帰ってくれないかな!そんなに胸を強調しても無意味なんだよ!そろそろ不法侵入で訴えるかも!」ベーッ
結標「……そう。私達、共存することはできないのね」
インデックス「当たり前なんだよ!」
上条(インデックスがここまで敵意剥き出しなのも珍し……いや、悠長なこと考えてる場合じゃねぇ!2人を止めて、あとこの人には出て行ってもらわないと!)
結標「貴女、学園都市の人間じゃないんでしょう?」
インデックス「だったら何?私を追い出してとうまと住む気なら見当違いにも程があるかも」
上条(とりあえず今はインデックスも否定的だし、この流れでなんとか……)
結標「お金、持ってないんでしょう?」
インデックス「……だから?」
結標「学園都市っていうのはね、能力の強さや希少性、その他もろもろが上位の……要するに優秀な学生に大量の研究費や奨学金が振り込まれるの」
インデックス「賄賂で出て行ってもらうっていうのなら……」
結標「お金がたくさんあれば、たくさん食べるものが買える」
630 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:45:28.28 ID:8jNS3yQ0 [7/11]
インデックス「……!?」ピクッ
上条(……、あれ?)
結標「これは貴女の世界でもこの学園都市でも変わらない事実じゃないかしら?見たところ、貴女の食費だけで上条くんはいっぱいいっぱいのようだし」
インデックス「……、」ゴクリ
上条(え?ちょっと?インデックスさん?)
結標「そのぐらいのことなら私は喜んでやらせていただくわ。数十人を軽く養えるぐらいのお金は口座にたっぷり残っているのだから」
インデックス「……そ、そんなこと言ったって、信用できない、かも」
結標「そうかしら?だって貴女はもう私と無関係の他人じゃないわ。貴女は今日から私の『娘』。……もしくは、そう。『義妹』ね」
土御門「隣の部屋から義妹という言葉が聞こえるとはどういうことだにゃーっ!?」ドバーン!
結標・インデックス「「!?」」
上条(面倒臭ぇ奴が追加されたあああああああ!)
土御門「……ん?(うげっ)」
結標「コンニチハ。キョウカラカミジョウクンノツマニナルアワキデス。ヨロシクオネガイシマス」ニコニコニコニコ
土御門「ア、アア、コレハコレハゴテイネイニ。トナリニスンデオリマスツチミカドデス。コレカラドウゾヨロシク」ニコニコニコニコ
631 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:46:04.87 ID:8jNS3yQ0 [8/11]
上条「あ、そういえば土御門にはまだ言ってなかったっけ?お前がどっか行っちまった後いろいろあってさ……」
土御門「(むしろそこまで事に及んでるのが予想外すぎた……)いい。言うな。カミやん、どうかお幸せに。イギリスにはオレが話をつけておくから」バタン スタスタ
インデックス「とうま、私はもう、娘ルートでもいいかも……」フラフラ
上条「青ピといい土御門といい話聞けよ!ってインデックスも!?おおーい!?」
結標「いいお友達がいるのね。私もそんな友達が欲しかったわ」
上条「どこが!?少なくともあっちは目の前の現実から目を背けようとしているだけの変態なんですが!?」
結標(知ってるけどね)
上条「……あの、ところで、えっと……結標、さん?」
結標「淡希、でいいわ。もしくはお前とかでも夫婦っぽくて素敵だけれどね」
上条「(そのゴーイングマイウェイはなんとかしてください)……つーか真面目な話をさせてもらうけど、『残骸』ってやつが絡んだ事件の犯人、で合ってるよな?」
結標「そうよ」
上条(あっさり認められた!?)
結標「だけどあの件についてはもう解決しているの。今は心を入れ替えて学園都市のために『お仕事』をしているわ。そして、それとこれとは話が別」
上条「別、ってのは……」
632 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:46:41.67 ID:8jNS3yQ0 [9/11]
結標「私はまったく関係なく貴方を見つけて、まったく関係なく好きになった。確かに私は罪人かもしれない。でも、罪人に恋愛は許されないことかしら?」
上条「ダメとは言えないけど」
結標「貴方の友達に、知り合いの方がいいかしら、そんな人はいない?強大な何かに歯向かってでも、巻き込まれてでも、大切な誰かを守ろうとする人は」
上条「……、」
結標「私も同じなのよ。貴方の幸せを本気で願っている。貴方とずっと一緒にいたいと思っている。その気持ちに嘘はないし、きっと変わらない。それでも駄目?」
インデックス(むっ?なんだか魔術の気配っぽいものが感じられるかも?)モグモグ
上条「……、俺、は」
ピンポーン
「すみませーん、宅配便でーす」
上条「わ、悪い、ちょっと出てくるから!」ダッ
結標「あ……あーあ、行っちゃった。ねえ、これはフラれたって判断をしたほうがいいのかしら」
インデックス「そうでもないよ。他の人と比べたら十分すぎる対応だと思うしね」モグモグ
結標「あら。本当にお金につられて私の味方をしてくれるの?」
インデックス「まさか!……でも、あなたはとうまの為に心から幸せを祈ってくれてる。人が誰かの為に祈ることを阻むのはシスターとして失格かも」
633 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:47:23.44 ID:8jNS3yQ0 [10/11]
結標「……そう。でも私はその言葉に感動して彼を貴女に譲るつもりもないけれどね?」フッ
インデックス「私だってそうだからお互い様なんだよ!」ベーッ
「急がなければ、まだ手遅れじゃないのなら……ん?」
「とても見覚えのある人が。同じ方向に並走しているのは。どういうこと」
「人払い及びその他術式の構築、完了しました」
「それでは行きましょう。天草式総動員で、上条当麻を確保します!」
「天草式へのライバル心というと聞こえが悪いですが、ここで負けちまうわけにはいかねぇんですよ!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」
「……第一の質問ですが、何故私がいる必要があるのでしょうか」
「いやー、私とあなたの仲じゃないですか。あの少年に恩を返すつもりでちょっくら手伝ってくださいよ」
上条「はいすみませんお待たせし……なぁっ!?」
1レスでわかる(はずの)簡単なあらすじ
結標淡希は、土御門元春とアレイスター・クロウリーとの会話から『幻想殺し』と呼ばれる人物に対してかねてより超興味を持っていました。
そしてある日結標は土御門を尾行し、その超持ち主を目撃します。そしてどうやら超恋に落ちてしまったようです。
そこから告白・結婚まで発展させる結標に『グループ』一同は驚愕。土御門はともかく第三位の御坂美琴関連でいろいろと悶々してるのが海原光貴と一方通行な。
もちろん海原は結標×上条に超反対、一方通行はあろうことか番外個体に協力を仰ぎ、土御門は神裂火織に多少歪んだ形で報告します。ここまで第1話です。
それがローラ・スチュアートのせいでイギリス清教+αに飛び火しているなんて当の本人達は超気付かないままに次の日。ここから第2話です。
土御門は海原の頼みにより『幻想殺し』……つまり上条当麻を護衛することになる。
で、なぜか校門で居合わせた御坂をスルーしながら学校に着いた2人は担任の月詠小萌に出会う。そしてなんとその車に乗り合わせていたのは結標だった。
結標は土御門を排除すると校庭の(駐車場ですが)中心で超上条への愛を叫ぶわけです。ここまでが第2話です。
第3話は一方通行と番外個体の会話から始まるが、打ち止めが姉譲りのタックルを披露しただけで特に進展はない。
作者によれば、超冒頭は「最近デレが増えた番外に20巻のような一方通行をいたぶる可愛さを取り戻してほしくて書いたが失敗した」そうです。
その話は確実にいらねえな。でもってそこから上条の回想に入り、結標と御坂がいがみ合ったり白井黒子が欲望と御坂の幸せの間で板ばさみになったりしたわけだ。
全てを夢オチで済ませようとした上条の目の前に結標が現れて第3話は超終了。無駄に海原の超シリアス(?)シーンを捻じ込みながら現在に至ります。
626 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:42:39.19 ID:8jNS3yQ0 [3/11]
絹旗「というわけで前回までの超あらすじでした!進行役はこの私、絹旗最愛と!」
冷蔵工場超「この俺、垣……って何この名前!?人名として常識通用しなさすぎだろ!長じゃなくて超になってんぞ!」
絹旗「超ネタ的な観点ではそれが一番あなたの現状を掴みやすい名前なんです。あと作者は女子キャラで私が一番超好きだから『超』です」
冷工超「(同じスレ内で『ネタ垣根』がダブったけどな)それと、そんなナメた理由でどうして俺がいるんだ。男子キャラ一番だからか」
絹旗「今の一番は海原(エツァリ)です。あとあなたの選出基準は『原作で私と絡んだ・本編に出る可能性なし・超楽勝版完結乙すごい面白かった』ですね」
冷工超(それもうお前1人でよくね?あと最後完全に俺無視の私信じゃね?)
絹旗「なにしろ駆け足あらすじでしたので、詳しくは前スレ563・658・917参照で。また、超パクリ元……じゃなくて参考文献は小ネタスレ4の606です」
冷工超「ほとんど反映されてねえから参考にすんな。少なくとも『じゃあ予習してこよう』気分じゃ幻滅する」
絹旗「1回ごとに超投げっぱなしですからね。ただ浜面もおだてりゃ超能力者を倒すと言いますし、ちょっと乙があるとすぐ続きを書こうとする人ですから」
冷工超「今また自分で首を絞めた気がするな。……ところで、前回作者は『PC時間返上して勉強しないとヤバい』と書いてたはずだが」
絹旗「どうなっても超自業自得ですよ。あと執筆中の作者、顔がにやけてます。超キモいです」
冷工超「自分用まとめで好意的なレスが多かったからだな。1人お前っぽい口調がいたし。だが、あれは完結させねえと冷蔵庫にされるフラグだぞ」
絹旗「オチの方向が定まってないのに超完結させるなんて不可能ですよ。まあ超そんな感じで浮き足立った結果がこれです。どうぞー」パチパチパチパチ
冷工超(最後まで俺の名前はこのままか……)
627 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:43:19.23 ID:8jNS3yQ0 [4/11]
『あの少年の周囲に緊急事態が発生しました、とミサカ10032号は切り出します』
『どうにも不穏な言い草ですね、とミサカ11454号は話を聞く準備万端で応答します』
『そこまで血相を変えて一体どうしたのです、とミサカ16293号は別に10032号の血相が見えているわけではないのですが問いかけます』
『ネットワーク内へのアクセスから、番外個体があの少年のデータを更新したことが判明しました、とミサカ10032号は報告します』
『番外個体もミサカの一員ですから、あの少年に興味を持つ可能性はどうしても捨てきれないのでは?とミサカ13805号は確認を取ります』
『確かに、とミサカ10032号は肯定します。しかし問題はそこではないのです、とミサカはさらに問題提示を急ぎます』
『続けてください、とミサカ15567号は先を促します』
『番外個体から逆に入力されたデータが問題です、とミサカ10032号は事実を明らかにします。とにかく見てください、とミサカは同期許可を取ります』
『了解、とミサカ18089号は敬礼します』
『わかりました、とミサカ12610号はテレビの電源を切ります』
『ねえねえ、ミサカにも教えてってミサカはミサカはお願いしてみたり』
『しかし最終信号、この情報は間接的には一方通行から与えられるものでしょうし、既に知っているのでは?とミサカ17996号は問いかけます』
『だって!あの人は確かに番外個体と電話してたけど何を話してたか教えてもらえなかったんだもん!ってミサカはミサカはぶーたれてみる』
『……はて珍しいこともあるものです、とミサカ10032号は首を傾げますが今はどうでもいいでしょう。それでは同期を始めます、とミサカはデータを取り出します』
628 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:44:08.49 ID:8jNS3yQ0 [5/11]
上条「って何やってるんですかあああああああああああああああああああああッ!?」
結標「ふふ、ずいぶん面白い驚き方をするのね。知っているんでしょう?私は空間移動能力者。このぐらい朝飯前よ」
インデックス「とうまどうしたの?ドアに頭でもぶつけたの?」モグモグタタタ
上条「い、インデックス!?(なんでこういう時に限ってテレビガン見で飯食ってねぇんだ!?)なんでもねーよ、ほらとりあえずテレビの前にいなさい!」
結標「そんなこと言わずに紹介してくれて構わないのよ?」ニコッ
インデックス「……とうま、どうしてそこから明らかにとうまのものじゃない声が聞こえるのかな」ゴゴゴ
上条(限りなく最悪のパターンが近づいてきたー!)
インデックス「ふーん、そうなんだ。お風呂場で隠れてこそこそ女の人といやらしいことするんだ。朝から不潔だね、とうま」ゴゴゴ
上条「待てインデックス!いろいろと誤解している……ッ!?あ、ちょっと!」
パッ
インデックス「む?……あなた、誰」
結標「初めまして。インデックスさん……で、いいのかしら?上条当麻の妻、結標……いいえ、上条淡希よ。今日から私、彼とここに住むの」
上条「余計なことを言わないでください!おいインデックス、真に受けるなよ!まだ決まってねーから!」
インデックス「決まってないってことは、これから決まるって暗に肯定しているようなものかも……」ゴゴゴゴゴゴ
上条(どうしてそう人の言葉を都合の悪いほうに捉えたがるんだ!?)
629 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:44:54.25 ID:8jNS3yQ0 [6/11]
結標「落ち着いて、貴女を追い出す気はないから大丈夫。貴女も私たちと一緒に幸せ家族計画の一員として過ごしましょう?」
インデックス「ノーセンキューなんだよ!とうまは私が責任持って世話してるんだから!」
上条(いや、確実に言えるのは責任持って世話してるのが俺のほうだって事実だよ)
インデックス「性悪女はさっさと帰ってくれないかな!そんなに胸を強調しても無意味なんだよ!そろそろ不法侵入で訴えるかも!」ベーッ
結標「……そう。私達、共存することはできないのね」
インデックス「当たり前なんだよ!」
上条(インデックスがここまで敵意剥き出しなのも珍し……いや、悠長なこと考えてる場合じゃねぇ!2人を止めて、あとこの人には出て行ってもらわないと!)
結標「貴女、学園都市の人間じゃないんでしょう?」
インデックス「だったら何?私を追い出してとうまと住む気なら見当違いにも程があるかも」
上条(とりあえず今はインデックスも否定的だし、この流れでなんとか……)
結標「お金、持ってないんでしょう?」
インデックス「……だから?」
結標「学園都市っていうのはね、能力の強さや希少性、その他もろもろが上位の……要するに優秀な学生に大量の研究費や奨学金が振り込まれるの」
インデックス「賄賂で出て行ってもらうっていうのなら……」
結標「お金がたくさんあれば、たくさん食べるものが買える」
630 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:45:28.28 ID:8jNS3yQ0 [7/11]
インデックス「……!?」ピクッ
上条(……、あれ?)
結標「これは貴女の世界でもこの学園都市でも変わらない事実じゃないかしら?見たところ、貴女の食費だけで上条くんはいっぱいいっぱいのようだし」
インデックス「……、」ゴクリ
上条(え?ちょっと?インデックスさん?)
結標「そのぐらいのことなら私は喜んでやらせていただくわ。数十人を軽く養えるぐらいのお金は口座にたっぷり残っているのだから」
インデックス「……そ、そんなこと言ったって、信用できない、かも」
結標「そうかしら?だって貴女はもう私と無関係の他人じゃないわ。貴女は今日から私の『娘』。……もしくは、そう。『義妹』ね」
土御門「隣の部屋から義妹という言葉が聞こえるとはどういうことだにゃーっ!?」ドバーン!
結標・インデックス「「!?」」
上条(面倒臭ぇ奴が追加されたあああああああ!)
土御門「……ん?(うげっ)」
結標「コンニチハ。キョウカラカミジョウクンノツマニナルアワキデス。ヨロシクオネガイシマス」ニコニコニコニコ
土御門「ア、アア、コレハコレハゴテイネイニ。トナリニスンデオリマスツチミカドデス。コレカラドウゾヨロシク」ニコニコニコニコ
631 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:46:04.87 ID:8jNS3yQ0 [8/11]
上条「あ、そういえば土御門にはまだ言ってなかったっけ?お前がどっか行っちまった後いろいろあってさ……」
土御門「(むしろそこまで事に及んでるのが予想外すぎた……)いい。言うな。カミやん、どうかお幸せに。イギリスにはオレが話をつけておくから」バタン スタスタ
インデックス「とうま、私はもう、娘ルートでもいいかも……」フラフラ
上条「青ピといい土御門といい話聞けよ!ってインデックスも!?おおーい!?」
結標「いいお友達がいるのね。私もそんな友達が欲しかったわ」
上条「どこが!?少なくともあっちは目の前の現実から目を背けようとしているだけの変態なんですが!?」
結標(知ってるけどね)
上条「……あの、ところで、えっと……結標、さん?」
結標「淡希、でいいわ。もしくはお前とかでも夫婦っぽくて素敵だけれどね」
上条「(そのゴーイングマイウェイはなんとかしてください)……つーか真面目な話をさせてもらうけど、『残骸』ってやつが絡んだ事件の犯人、で合ってるよな?」
結標「そうよ」
上条(あっさり認められた!?)
結標「だけどあの件についてはもう解決しているの。今は心を入れ替えて学園都市のために『お仕事』をしているわ。そして、それとこれとは話が別」
上条「別、ってのは……」
632 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:46:41.67 ID:8jNS3yQ0 [9/11]
結標「私はまったく関係なく貴方を見つけて、まったく関係なく好きになった。確かに私は罪人かもしれない。でも、罪人に恋愛は許されないことかしら?」
上条「ダメとは言えないけど」
結標「貴方の友達に、知り合いの方がいいかしら、そんな人はいない?強大な何かに歯向かってでも、巻き込まれてでも、大切な誰かを守ろうとする人は」
上条「……、」
結標「私も同じなのよ。貴方の幸せを本気で願っている。貴方とずっと一緒にいたいと思っている。その気持ちに嘘はないし、きっと変わらない。それでも駄目?」
インデックス(むっ?なんだか魔術の気配っぽいものが感じられるかも?)モグモグ
上条「……、俺、は」
ピンポーン
「すみませーん、宅配便でーす」
上条「わ、悪い、ちょっと出てくるから!」ダッ
結標「あ……あーあ、行っちゃった。ねえ、これはフラれたって判断をしたほうがいいのかしら」
インデックス「そうでもないよ。他の人と比べたら十分すぎる対応だと思うしね」モグモグ
結標「あら。本当にお金につられて私の味方をしてくれるの?」
インデックス「まさか!……でも、あなたはとうまの為に心から幸せを祈ってくれてる。人が誰かの為に祈ることを阻むのはシスターとして失格かも」
633 名前:結標「上条くんに告白した」その後[saga sage] 投稿日:2010/12/09(木) 22:47:23.44 ID:8jNS3yQ0 [10/11]
結標「……そう。でも私はその言葉に感動して彼を貴女に譲るつもりもないけれどね?」フッ
インデックス「私だってそうだからお互い様なんだよ!」ベーッ
「急がなければ、まだ手遅れじゃないのなら……ん?」
「とても見覚えのある人が。同じ方向に並走しているのは。どういうこと」
「人払い及びその他術式の構築、完了しました」
「それでは行きましょう。天草式総動員で、上条当麻を確保します!」
「天草式へのライバル心というと聞こえが悪いですが、ここで負けちまうわけにはいかねぇんですよ!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」
「……第一の質問ですが、何故私がいる必要があるのでしょうか」
「いやー、私とあなたの仲じゃないですか。あの少年に恩を返すつもりでちょっくら手伝ってくださいよ」
上条「はいすみませんお待たせし……なぁっ!?」
Tag : とあるSS総合スレ
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