スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
誇らしい事
608 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:12:07.49 ID:N2NxaL60 [1/8]
>>542と>>580の人見知り上条さんを書いたものです
なんか続きの電波を受信しましたので
6~7レスほどもらいます
上条さんキャラ崩壊 上琴気味です
関連
苦手なこと
恥ずかしい事
>>542と>>580の人見知り上条さんを書いたものです
なんか続きの電波を受信しましたので
6~7レスほどもらいます
上条さんキャラ崩壊 上琴気味です
関連
苦手なこと
恥ずかしい事
609 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:12:42.40 ID:N2NxaL60 [2/8]
美琴「こんにちはー」
挨拶をしながら、上条のアパートの扉をあける
謎の外国人が出現するたびに呼び出されて
いつの間にか暇な日にも
遊びに来るようになっていた
上条「おう、御坂か、おはよう」
寝間着姿の家主が現れる
ツンツン頭も、ボサボサ頭だ
美琴「おはよう、じゃないわよ。何時だと思ってるの」
上条「朝?」
美琴「11時半! もうこんにちわの時間よ」
上条「上条さんにとって、日曜日は正午までおはようの時間なんだよ」
美琴「もう! 昼までごろごろしてたらダメじゃない!」
上条「ダメだと。ふっ」
美琴「何、鼻で笑ってるのよ」
610 名前:誇らしい事[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:13:27.83 ID:N2NxaL60 [3/8]
上条「ふっ、上条さんを昨日までの上条さんと同じと思うなよ」
キメ顔を作りながら、
上条が言う
当然、パジャマのまま
美琴「どこが違うのよ」
上条「ふふふ、聞いて驚くなよ、何と!」
美琴「なんと?」
上条「知らない人に話しかけれた! 昨日!」
美琴「へぇ、凄いじゃない。私と初対面のときみたいに困ってる人?」
結局、その時のチンピラは美琴が倒してしまった
でも、その後に何度も……
上条「ふっ、昨日までと同じじゃないと言った。……昨日のできごとだけど」
自信満々の表情にちょっと茶化したくなって
611 名前:誇らしい事その3[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:14:28.26 ID:N2NxaL60 [4/8]
美琴「へぇ、じゃあ私と間違えて、初対面の妹達の誰かに話しかけたとか」
上条「……」
美琴のその言葉を聞いた瞬間に
調子よく話していた上条が固まる
美琴「えっ、どうしたのよ」
上条「……電気系って記憶まで読み取れるのか」
美琴「意図してはできないわよ。ってそうじゃない! ……妹達だったの?」
上条「……うん」
ちょっと俯いて上条が答える
美琴「へぇ、……私に話しかけたつもりだったの」
上条「……気付いた時、むっちゃテンパった。途中で逃げた」
美琴「そ、そうなの」
上条「良く思い出すと、向こうもテンパってた。……俺なんかが、人に話しかけちゃいけないんだ」
612 名前:誇らしい事その4[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:15:49.26 ID:N2NxaL60 [5/8]
上条が唐突に体育座りで背を向ける
また、このモードか
美琴「そんなこと無いわよ」
上条「でも、あの子凄くビビってた」
美琴「ビビってたんじゃないわよ。驚いてただけ」
上条「そうだな、俺なんかに話しかけられたら、驚くよな」
美琴「そうじゃないわよ。アンタ『なんか』でおどろいたんじゃない」
「アンタ『だから』驚いたの」
上条「どこが違うんだよ」
美琴「だって、アンタは恩人だもの。私とあの子たちの」
あの時、どうしようもなく追い詰められた時
こいつが現れた
ただ、いつものお礼と言って
上条「大したことしてない。白い人とケンカしただけ」
学園都市最強に挑んでくれた
613 名前:誇らしい事その5[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:17:03.02 ID:N2NxaL60 [6/8]
美琴「それで救われたの、私たちは。その子は急に命の恩人に話しかけられて驚いたの」
「アンタが嫌いとか、怖いとかじゃない。むしろその逆なの」
上条「……そっか」
美琴「私たちだけじゃないよ、アンタに感謝してるの。だからアンタは自分を誇っていいの」
上条「……ありがとうな、御坂。駄目だな、俺すぐ落ち込んで」
美琴「ほら、そーゆーのが良くないよ。無理して直す必要もないけど」
上条「わかった。ほんと、世話になってばかりだな」
突然電子音が鳴り響く
上条が一度奥に引っ込み
携帯を手に戻ってくる
上条「はい」
小萌『上条ちゃん、また補習です』
上条「ええ」
小萌『じゃ、明日居残りですからね』
上条「はい」
614 名前:誇らしい事その6[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:17:44.15 ID:N2NxaL60 [7/8]
美琴「電話、誰からだったの?」
上条「先生、補習が決まった」
美琴「また? 理由は?」
上条「わからん。聞いてない」
美琴「聞きなさいよ」
上条「聞けない。先生とそんなに話せない」
先生とすら話せないのか、この男は
そんなやつなのに、
いざとなるといつも……
美琴「はぁ、全く。じゃ、これからも知らない人と話して困ったら呼びなさい」
上条「おう。これからも助けてくれ。ずっと」
美琴(……ずっと、か)
こういう事を、意識せずに言うから困る
ずっと助けるってことがどういう事なのか
わかっているのだろうか
もちろん、わかって無くても
いつか、わからせてやるつもりだけど
了
615 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:19:31.15 ID:N2NxaL60 [8/8]
以上です
なんかビビッときましたので続けましたが
もう無理です
もう人見知りどころじゃありませんし
お目汚し失礼しました
美琴「こんにちはー」
挨拶をしながら、上条のアパートの扉をあける
謎の外国人が出現するたびに呼び出されて
いつの間にか暇な日にも
遊びに来るようになっていた
上条「おう、御坂か、おはよう」
寝間着姿の家主が現れる
ツンツン頭も、ボサボサ頭だ
美琴「おはよう、じゃないわよ。何時だと思ってるの」
上条「朝?」
美琴「11時半! もうこんにちわの時間よ」
上条「上条さんにとって、日曜日は正午までおはようの時間なんだよ」
美琴「もう! 昼までごろごろしてたらダメじゃない!」
上条「ダメだと。ふっ」
美琴「何、鼻で笑ってるのよ」
610 名前:誇らしい事[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:13:27.83 ID:N2NxaL60 [3/8]
上条「ふっ、上条さんを昨日までの上条さんと同じと思うなよ」
キメ顔を作りながら、
上条が言う
当然、パジャマのまま
美琴「どこが違うのよ」
上条「ふふふ、聞いて驚くなよ、何と!」
美琴「なんと?」
上条「知らない人に話しかけれた! 昨日!」
美琴「へぇ、凄いじゃない。私と初対面のときみたいに困ってる人?」
結局、その時のチンピラは美琴が倒してしまった
でも、その後に何度も……
上条「ふっ、昨日までと同じじゃないと言った。……昨日のできごとだけど」
自信満々の表情にちょっと茶化したくなって
611 名前:誇らしい事その3[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:14:28.26 ID:N2NxaL60 [4/8]
美琴「へぇ、じゃあ私と間違えて、初対面の妹達の誰かに話しかけたとか」
上条「……」
美琴のその言葉を聞いた瞬間に
調子よく話していた上条が固まる
美琴「えっ、どうしたのよ」
上条「……電気系って記憶まで読み取れるのか」
美琴「意図してはできないわよ。ってそうじゃない! ……妹達だったの?」
上条「……うん」
ちょっと俯いて上条が答える
美琴「へぇ、……私に話しかけたつもりだったの」
上条「……気付いた時、むっちゃテンパった。途中で逃げた」
美琴「そ、そうなの」
上条「良く思い出すと、向こうもテンパってた。……俺なんかが、人に話しかけちゃいけないんだ」
612 名前:誇らしい事その4[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:15:49.26 ID:N2NxaL60 [5/8]
上条が唐突に体育座りで背を向ける
また、このモードか
美琴「そんなこと無いわよ」
上条「でも、あの子凄くビビってた」
美琴「ビビってたんじゃないわよ。驚いてただけ」
上条「そうだな、俺なんかに話しかけられたら、驚くよな」
美琴「そうじゃないわよ。アンタ『なんか』でおどろいたんじゃない」
「アンタ『だから』驚いたの」
上条「どこが違うんだよ」
美琴「だって、アンタは恩人だもの。私とあの子たちの」
あの時、どうしようもなく追い詰められた時
こいつが現れた
ただ、いつものお礼と言って
上条「大したことしてない。白い人とケンカしただけ」
学園都市最強に挑んでくれた
613 名前:誇らしい事その5[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:17:03.02 ID:N2NxaL60 [6/8]
美琴「それで救われたの、私たちは。その子は急に命の恩人に話しかけられて驚いたの」
「アンタが嫌いとか、怖いとかじゃない。むしろその逆なの」
上条「……そっか」
美琴「私たちだけじゃないよ、アンタに感謝してるの。だからアンタは自分を誇っていいの」
上条「……ありがとうな、御坂。駄目だな、俺すぐ落ち込んで」
美琴「ほら、そーゆーのが良くないよ。無理して直す必要もないけど」
上条「わかった。ほんと、世話になってばかりだな」
突然電子音が鳴り響く
上条が一度奥に引っ込み
携帯を手に戻ってくる
上条「はい」
小萌『上条ちゃん、また補習です』
上条「ええ」
小萌『じゃ、明日居残りですからね』
上条「はい」
614 名前:誇らしい事その6[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:17:44.15 ID:N2NxaL60 [7/8]
美琴「電話、誰からだったの?」
上条「先生、補習が決まった」
美琴「また? 理由は?」
上条「わからん。聞いてない」
美琴「聞きなさいよ」
上条「聞けない。先生とそんなに話せない」
先生とすら話せないのか、この男は
そんなやつなのに、
いざとなるといつも……
美琴「はぁ、全く。じゃ、これからも知らない人と話して困ったら呼びなさい」
上条「おう。これからも助けてくれ。ずっと」
美琴(……ずっと、か)
こういう事を、意識せずに言うから困る
ずっと助けるってことがどういう事なのか
わかっているのだろうか
もちろん、わかって無くても
いつか、わからせてやるつもりだけど
了
615 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/09(木) 21:19:31.15 ID:N2NxaL60 [8/8]
以上です
なんかビビッときましたので続けましたが
もう無理です
もう人見知りどころじゃありませんし
お目汚し失礼しました
Tag : とあるSS総合スレ
<<結標「上条くんに告白した」その後 | ホーム | 禁断症状>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |