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苦手なこと
541 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:28:03.04 ID:7qnNF9M0 [8/15]
あと、4、5レスほどもらいます
上条さん若干キャラ崩壊注意、苦手な方気をつけて
あと、4、5レスほどもらいます
上条さん若干キャラ崩壊注意、苦手な方気をつけて
542 名前:苦手なことその1[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:29:03.05 ID:7qnNF9M0 [9/15]
美琴「アンタ、名乗り出ればヒーローよ」
上条「……無理だ」
美琴「無理? 何で」
上条「絶対、笑う」
美琴「笑わないわよ、何で」
上条「本当だな、上条さんをハメようとしてないな」
美琴「してないわよ」
上条「……わかった」
しばらく沈黙した後
顔を赤らめながら
上条が言う
上条「……知らない人と話すの恥ずかしい」
美琴「はぁ?」
上条「むしろ、怖い」
美琴「……アンタ、私と初対面で話しかけてきたじゃない」
上条「あれは、お前が絡まれて、困ってると思ったから。困ってる人の前で怖いとか言ってられないだろ」
美琴「そうなの?」
上条がこくりと頷いてから
口を開く
上条「すごく、頑張った」
ちょっとだけ胸を張り
誇らしそうな上条
美琴を助けた事よりも
話しかけられたことの方が
543 名前:苦手なことその2[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:30:55.14 ID:7qnNF9M0 [10/15]
上条「あのあと、追っかけられて勝負を挑まれてるうちに、お前とは話せるようになったけど」
美琴「けど?」
上条「基本、知らない人とは話したくない」
美琴「……そうなんだ」
上条「だから、名乗り出るのは不可能」
美琴「じゃ、私が一緒に言ってあげようか?」
上条「本当か!」
美琴「え! ああ、う、うん」
上条「本当に知らない人と話すとき、助けてくれるのか!」
美琴「いや、そこまでは言ってないけど」
上条「うう、ありがとう、ありがとう」
上条が涙を流しながら、美琴の手をとる
情けなくもあるが、多分、心からの言葉で
美琴「言ってないって。……ま、いっか」
なんとなく、受け入れてしまう
名乗り出るうんぬんもぐだぐだだけど
544 名前:苦手なことその3[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:31:32.86 ID:7qnNF9M0 [11/15]
太陽がまぶしいので
久しぶりに布団を干そうとベランダに出る
上条「あれ、もう布団が」
「おなかがすいたんだよ」
見知らぬ少女が手すりに引っ掛かっている
このままじゃ、危ない
でも、知らない人だ
携帯電話を取り出し
短縮ダイヤルをかける
相手を呼び出しながら
携帯と反対の手を
少女を助けるべく手を差し伸べる
545 名前:苦手なことその4[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:32:12.08 ID:7qnNF9M0 [12/15]
美琴『はい、もしもし』
上条「ビリビリ助けて」
美琴『はぁ? 何があったのよ』
これを最初に、今後、幾度となく
上条当麻は初対面の人物に遭遇すると
御坂美琴に電話をかけるようになる
それがすべてをちょっとだけ
変な方向に導いてしまう
けど、それがきっかけで……
了
546 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:33:35.24 ID:7qnNF9M0 [13/15]
以上です
もしも、上条さんが人見知りだったら? というネタです
お目汚し失礼しました
美琴「アンタ、名乗り出ればヒーローよ」
上条「……無理だ」
美琴「無理? 何で」
上条「絶対、笑う」
美琴「笑わないわよ、何で」
上条「本当だな、上条さんをハメようとしてないな」
美琴「してないわよ」
上条「……わかった」
しばらく沈黙した後
顔を赤らめながら
上条が言う
上条「……知らない人と話すの恥ずかしい」
美琴「はぁ?」
上条「むしろ、怖い」
美琴「……アンタ、私と初対面で話しかけてきたじゃない」
上条「あれは、お前が絡まれて、困ってると思ったから。困ってる人の前で怖いとか言ってられないだろ」
美琴「そうなの?」
上条がこくりと頷いてから
口を開く
上条「すごく、頑張った」
ちょっとだけ胸を張り
誇らしそうな上条
美琴を助けた事よりも
話しかけられたことの方が
543 名前:苦手なことその2[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:30:55.14 ID:7qnNF9M0 [10/15]
上条「あのあと、追っかけられて勝負を挑まれてるうちに、お前とは話せるようになったけど」
美琴「けど?」
上条「基本、知らない人とは話したくない」
美琴「……そうなんだ」
上条「だから、名乗り出るのは不可能」
美琴「じゃ、私が一緒に言ってあげようか?」
上条「本当か!」
美琴「え! ああ、う、うん」
上条「本当に知らない人と話すとき、助けてくれるのか!」
美琴「いや、そこまでは言ってないけど」
上条「うう、ありがとう、ありがとう」
上条が涙を流しながら、美琴の手をとる
情けなくもあるが、多分、心からの言葉で
美琴「言ってないって。……ま、いっか」
なんとなく、受け入れてしまう
名乗り出るうんぬんもぐだぐだだけど
544 名前:苦手なことその3[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:31:32.86 ID:7qnNF9M0 [11/15]
太陽がまぶしいので
久しぶりに布団を干そうとベランダに出る
上条「あれ、もう布団が」
「おなかがすいたんだよ」
見知らぬ少女が手すりに引っ掛かっている
このままじゃ、危ない
でも、知らない人だ
携帯電話を取り出し
短縮ダイヤルをかける
相手を呼び出しながら
携帯と反対の手を
少女を助けるべく手を差し伸べる
545 名前:苦手なことその4[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:32:12.08 ID:7qnNF9M0 [12/15]
美琴『はい、もしもし』
上条「ビリビリ助けて」
美琴『はぁ? 何があったのよ』
これを最初に、今後、幾度となく
上条当麻は初対面の人物に遭遇すると
御坂美琴に電話をかけるようになる
それがすべてをちょっとだけ
変な方向に導いてしまう
けど、それがきっかけで……
了
546 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/08(水) 21:33:35.24 ID:7qnNF9M0 [13/15]
以上です
もしも、上条さんが人見知りだったら? というネタです
お目汚し失礼しました
Tag : とあるSS総合スレ
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