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美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」-2

美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:13:41.32 ID:zU0DC4fjO

美琴(そっか、それだったら……)

禁書(?)

美琴「インデックスは外食ばかりだったんだね」

美琴「これでもあたし、料理には自信あるんだ」

美琴「こんどわたしの料理食べさせてあげよっか?」

禁書「!!!」

禁書「お願いするんだよみこと!!!」

美琴「うふふ、また今度ね」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:21:32.56 ID:zU0DC4fjO

禁書「ごちそうさまなんだよみこと!ありがとう!」

美琴「ふふ、ほんとによく食べるわね。こんど沢山用意しとかなきゃね」

禁書「期待してるんだよ美琴!」

美琴「ふふ、はいはい」



アリガトーゴザイマシター


厨房「マジで完食しやがったよ……」

給仕女「ダイエットって何?それおいしいの?」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:25:52.07 ID:zU0DC4fjO
禁書「それじゃあね美琴」

美琴「次はお腹空かしてきてね。寮長に許可とっておくから」

禁書「うん!」

禁書「あ、美琴、みこと!」

美琴「なに?」

禁書「」ちゅ~っ

禁書「お別れのキスなんだよ!///」

美琴「ハンバーグ味ね」

禁書「美琴ったら!」

美琴「えへへ~///」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:32:56.28 ID:zU0DC4fjO
美琴「じゃあね!」

禁書「バイバイ、美琴!」




常磐台・寮

美琴「ただいま」

黒子「おかえりなさいましお姉さまッッ!」コウソクダキツキ

美琴「破ァ!」バリバリバリ!

黒子「あ゛あ゛あ゛っっっ!」

ドサッ




黒子(黒子は仕合わせ者ですわ……)

美琴「何だこの変態、白目向いて歓んでやがる」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:42:01.44 ID:zU0DC4fjO

黒子(お姉さまボイスがハンバーグですって?>>149)

黒子(ひぐらしまでしか見てなかったけどいつか見ようと黒子は決心しましたのよ!!)

黒子(あぁ……)ヨダレ



美琴「ああもう、ほらやり過ぎたわよ。大丈夫?黒子?」

黒子「…ぁ、大丈夫れす」シビシビ

美琴「あんた元気になったら寮長に食堂借りる許可取ってきて」

黒子「インデックス様に食事を振る舞われるのですね」

美琴「やっぱ覗いてたのね」

黒子「もちろんですわ。幸せそうなお二人を見ていますと黒子も元気100倍ですのよ!!」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 21:45:32.31 ID:zU0DC4fjO
ちょっとお茶漬け食べる。あとトイレ行きます


少々お待ちを……

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:28:35.31 ID:zU0DC4fjO
黒子「それで、あの、今晩のことですけれど……」

美琴「いらない」

黒子「はうぅ~」

美琴「さっさと許可とってらっしゃい」

黒子「バカ!お姉さまのバカぁ!!」バタン




黒子「お姉さま、あのとき以来求めてくれませんのよ……グスン」

黒子「あ、寮長」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:32:47.81 ID:zU0DC4fjO
黒子「ただいまですの。許可はバッチリですのよ!」

美琴「ありがとう。じゃあ準備する食材そこに書いてあるから買ってきて」

黒子「」

黒子「冷たいですの…グスン」

美琴「あ、い、一緒に行こっか?黒子!」

黒子「嬉しいですの!」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:40:31.06 ID:zU0DC4fjO
そんなこんなで当日


禁書「やってきたんだよ!!!」

美琴「いらっしゃい、インデックス!」

黒子「お姉さまの恋人のインデックス様ですね、わたくし白井黒子と申します」

禁書「あ、あいさを連れてきたジャッジメントの!」

黒子「憶えててくださったんですね、うれしいですわ」

美琴「今回の料理は黒子にも手伝ってもらったのよ?」

美琴「お客様が大変な食欲の持ち主で人手がたりなかったものですから」

禁書「もうっ!美琴!///」

美琴「あははは」


黒子「それではお料理をお持ちしますわ」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:50:52.59 ID:zU0DC4fjO
インデックスの前に出される大量の料理

まったくペースを落とさずに食べてゆくインデックス

あっと言う間に成人男性10人前はあるであろう料理がインデックスの胃袋に消えた


禁書「ま・ん・ぞ・く・なんだよ~~!!!」

美琴「良かった!嬉しいわ」

黒子「お粗末様でしたの」

美琴「黒子、手伝ってくれてありがとう。助かったわ」

黒子「いえいえ、わたくしお姉さまにお仕えすることが喜びですから、こちらこそですの!」


黒子「それでは後片付けはわたくしにお任せになって、どうぞお二人でお話でもしてて下さいですの」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 22:57:27.30 ID:zU0DC4fjO
美琴「ふふ、黒子が後片付けしてくれるって。その間に感想を聞きたいな」

禁書「とっても美味しかったんだよ!」

インデックスは出された料理一つ一つに感想を述べてゆく。美琴は一つ一つ嬉しそうに反応する

禁書「……こんな料理が毎日食べれたらいいな……///」

美琴「そう、ありがとう」

禁書「///」

美琴「?」

禁書「……わたし、美琴の料理を毎日食べたいんだよっ……!///」

美琴「ん……」

美琴「!!!」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:01:42.77 ID:zU0DC4fjO
美琴「…も、もちろんですとも!!!い、いつか……ね…///」

禁書「お願いなんだよ///」

美琴「い、インデックs……」

コンコンコン

美琴・禁書「ひゃ、ひゃいいぃぃぃい!!!?」


黒子「失礼しますの」

黒子「食後のデザートですのよ」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:11:46.57 ID:zU0DC4fjO
禁書「……わぁ!んまそうなんだよ!!!」パアァ

美琴「黒子、あんたが用意したの?」

黒子「お二人によろこんで貰おうと、こっそり用意しましたですの」

黒子「どうぞ召し上がれ」

禁書「いっただっきま~す!パクッ…………ん!」

禁書「んまいんだよ!!!」

黒子「ありがとうございます。インデックス様」

美琴「あら、ほんとに美味しいわ!やるわね黒子!」

黒子「うふふ……」


黒子(うふふ……、うふふ……、げふふふふふ……)

黒子(お姉さまの方には黒子超特製の媚薬がはいってますのよ……)



黒子(――二人の夜が、楽しみですわ――)

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:20:52.09 ID:zU0DC4fjO

黒子(あの夜以来の燃え盛る二人が、今夜再b……)ガチャ

固法「白井、ここにいたか、緊急事態だ。直ぐに来い!」

黒子「は、はいですの!」

固法「今回は大きいぞ!今晩は寝れないと思え!!」

黒子「なんですと……」



黒子(なんですとぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォ!!!!!!)

禁書「黒子、がんばってなのです!!」

美琴「あ、今日はありがとうね黒子!また今度お礼してあげるわ!」


黒子(今度では遅いですの……)グスン

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:35:39.81 ID:zU0DC4fjO
禁書「黒子っていそがしいんだね」

美琴「ジャッジメントだからね」

美琴「さて、それじゃ私の部屋に行かない?」

禁書「いいの美琴?行きたい!」

美琴「んじゃ早速レッツゴー!」



――――――――――――

初春「――現場では合わせて百名ほどの暴徒が暴れているようです――」セツメイセツメイ

黒子(全員ぶち殺すですの)メラメラ

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:44:15.53 ID:zU0DC4fjO
美琴「ちらかっておりますがどうぞ」

禁書「わぁ綺麗な部屋なの!」

美琴「うふふ」

禁書「……アレ?ベッドが二つ…?」

美琴「あー、言ってなかったっけ?わたしさっきの黒子と相部屋なんだ」

禁書「そうだったんだ!いーな黒子うらやましーなぁ」

禁書「美琴と相部屋なんて夢みたいなんだよ」

美琴「あはは」

禁書「わたしだったら、我慢できないかも」

美琴「ぇ?」


そう言ってインデックスは美琴の座っているベッドの横に座った


美琴「インデックス……」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:50:57.67 ID:zU0DC4fjO
美琴「愛してるよ、インデックス」

禁書「みこと……///」

美琴の両手が優しくインデックスに触れ、その唇にキスをする

美琴「公園じゃできないからね」

そう言ってインデックスを押し倒した美琴は今さら恥ずかしくなって赤面してゆく

禁書「ふふっ、美琴まっかっか……」

美琴「///」カァー

美琴「ぬ、脱がすよ……?」

美琴はそういってインデックスの服の安全ピンに手をかけた――

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/04(木) 23:56:15.89 ID:zU0DC4fjO



ややあって、インデックスの白く細い肢体が露になる。インデックスのほほが染まる。

美琴「綺麗だ」

月並みなセリフ。ありきたりな囁き。

禁書「///」カァ

でもインデックスはそれで良かった。
幸せ


やがて美琴も裸になり、二つの裸体はゆっくりと一つの影になる



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:04:12.36 ID:zU0DC4fjO [103/103]

先ずはくちづけ
相手を自分のものだと主張するくちづけ

互いが互いのものであることを確めるその挨拶


仰向けのインデックスは下から、覆い被さる美琴は上から、互いの女をたしかめる


女というにはまだ幼く、それに相応しい小ささのたがいのそれも、りっぱにその役割を果たす

禁書「あぅ……」

美琴「んっ……」


汗は蒸気となり、二人のいる部屋を曇らせる。
二人の視界も靄がかかり、互いをたしかめたい心は二人を密着させる

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:09:06.00 ID:jh7kizIeO [1/81]
美琴「インデックス……」

目を見ずに、美琴はインデックスに呼び掛ける

美琴「インデックス…」

そして、インデックスの視界の下方へ沈んでゆく

禁書「美琴……?」

もう遅かったのか、望んでいたのか
美琴の返事はインデックスの下腹部への快楽だった


禁書「あっあっ……」

禁書「みこと、あっ、だ、ダメ……」

禁書「あぁっ、み、みこと、美琴っっ!」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:16:28.67 ID:jh7kizIeO [2/81]

美琴「インデックス、インデックスが、溢れてる……」

美琴は対象のない白痴のようなセリフを吐く
そして饕ろうとする


禁書「ま、まって……」

禁書「わたしも、だよ…?」


そのセリフをかろうじて理解した美琴は「あぁ…」と呟いてインデックスに自らを味あわせるために下半身をインデックスの眼前に回した

美琴は天を仰いでつぶやく


美琴「…どうぞ」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:25:11.58 ID:jh7kizIeO [3/81]

半目に開かれた美琴の瞳は何故か天を見つめたくて
美琴の舌と唇が求めるものを視界に入れようとしない

インデックスは向けられた美琴の下半身の芯を啄んでいる
啄むたび波が寄せて返す



夜明けか日暮れか、薄暗い海を美琴は見た


わだつみが、わたしのわだつみがわたしを揺さぶる

これはゆりかご?揺らしてるのは?

インデックス、愛しい……




173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:30:52.24 ID:jh7kizIeO [4/81]

美琴(インデックス!)


美琴は再びインデックスのそれを饕りはじめた

それは、先に遠くに行ったウサギが眠らずに待っていたのだ


禁書「美琴は、美琴は……」


美琴はわたしのもの
そう言いながら亀は追い付く


そして………



「あああぁぁぁぁああああああぁぁぁぁ!!!」

プッシャアアアーーッッ



同時
二人は絶頂した

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:46:06.15 ID:jh7kizIeO [5/81]

愛し合う二人は互いの蜜のしみたそのくちびるを再び重ね、いつ終わるともなく互いの名を呼びあった……





――――――――――――


黒子「うらあ!!!」

暴徒A「あふん!」

暴徒B「づりゃああああ」

黒子「金属矢乱れ撃ちいぃ!!!」

暴徒B「黒子たんの金属矢がこんなに一杯、僕幸せぇぇぇっ!!!」

黒子「くっ、やはり間に合いませんか……」

黒子「あなた達がいなければわたくし今頃お姉さまとしっぽりやってたんですのよぉぉぉぉ!!!」

グワー
ウワー ギャー

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 00:54:59.99 ID:jh7kizIeO [6/81]

禁書「みこと……、わたしうれしーんだよ……」ハァハァ

美琴「インデックス……、わたしも……」ハァハァ

禁書「うふふ、きっと美琴ならわたしを幸せにしてくれるんだよ……」

美琴「ぅん、幸せにするよ」

禁書「ふぁ!?……面と向かって言われたら恥ずかしーんだよ///」

美琴「ふふっ」

禁書「美琴、美琴はわたしのものなんだからね。どこへも行かないで……」ギュ

身をよじり、軽く抱きついてくるインデックス。彼女の体の下で彼女の長い髪が揺れる

永遠を感じさせる幸せ




しかし、時間は来てしまった

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:04:47.88 ID:jh7kizIeO [7/81]
>>176
こういうことか?


黒子「あぁもうキリが無いですのよ!!」

>>176「ふはははは」

黒子「あんた誰よ!」

>>176「わたしはこの暴徒たちの十人隊長>>176!!」

黒子(くっ、強敵のようですの。金属矢っっ!)

黒子「はっ!?金属矢の残りがありませんわ!!」

>>176「な、なんだってぇ~~!?」

黒子「何であなたが狼狽えるんですの!!!」

>>176「いや、ここに来たら黒子たんの金属矢を一杯ぶちこんでもらえると聞いて、」

>>176「喜び勇んでやって来ました」

黒子「帰れ」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:12:40.68 ID:jh7kizIeO [8/81]
>>177の続き

黒子の媚薬が作用し始める

それと知らない美琴は焦る

なぜ、今これほどの性的興奮を催すのか?



先程インデックスに満たされた自らの性欲が
かつてないほどにわきあがる


これは、黒子との時に似ている。そう感じた



自分が自分でコントロールできない

禁書「美琴?どうしたの?何でさっきから何も答えないの?」

インデックスは美琴に呼び掛け続けていたらしい。が、美琴はそれどころではない



コロニーが 落 ち る

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:21:40.23 ID:jh7kizIeO [9/81]

禁書「みことっっ!?」

ドサリ、と乱暴にベッドへ叩きつける

禁書「みこと!?」

オーケイ、先程まで戦闘を続けていた互いのドッキング・ベイは充分過ぎるほどホットだぜ

禁書「まって、わたし今日はもう……」

なんだってベィビィ?アーハァン、聞こえないぜ届かないぜ従えないぜ!?

禁書「みこと!みこと!?みことっっ!!!」

美琴「」








美琴「空が」

美琴「落ちる」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:23:23.68 ID:jh7kizIeO [10/81]
宇宙世紀0079









人類は、自らの行動に、恐怖した。

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:35:22.70 ID:jh7kizIeO [11/81]

禁書「ああ゛っ!痛い!痛いよ!!血が出てるんだよう!!!」ズチュズチュ

美琴「ああっ気持ち良い!!ねえっあんたも気持ち良いわよね!!!」ズチュズチュ

美琴「あうあうあうあうあうあうあうあう……」ズチュズチュ

禁書「ヒィ、痛いよ!痛いよ!!」ズチュズチュ

美琴「気持ち良いね?インデックス気持ち良いね?だいすきだね?」ズチュズチュ

禁書「あ゛あ゛あ゛」ブシュッッ!

美琴「……あーはははは、キレーーーィ!」グッグワッ

禁書「くせあgrqぷれlhdふじk」ビクッビクッ!

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:40:32.08 ID:jh7kizIeO [12/81]

美琴「サラマンダーよりはやーい!!」ズンッ!

禁書「」










禁書「…………………‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・・・ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛」

禁書「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

禁書「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

禁書「 」

禁書「 」

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:47:47.95 ID:jh7kizIeO [13/81]
黒子「はー、はー」

固法「おつかれ白井、大活躍だったな」

黒子「…ん、はー」

固法「おかげで今日中に片付いたよ、信じられない……」

黒子「先に……」

黒子「わたくし疲れまして、先に帰ってもいいですの……?」

固法「あら、大変!良いわよ、すぐに帰りなさい。あなたは人の倍働いたんですもの!」

黒子「ありがとうごらいまふ……」


黒子「はー、はー……」

黒子(ギリギリ……間に合う……かもですの……)


テレポート

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:52:14.45 ID:jh7kizIeO [14/81]
第三部『手料理』


おしまい

続けて書きます

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 01:54:35.79 ID:jh7kizIeO [15/81]
第四部・『美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」 』


開幕。

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:02:05.60 ID:jh7kizIeO [16/81]
インデックスだよ!

今日は美琴が料理を作ってくれるってとっても楽しみなんだよ!

美琴の料理はとてもとても美味しくて、さすがインデックスの嫁!なんだよ!
きゃっ///


美琴はそのあと部屋に案内してくれたんだよ!

もちろんちゅ~も、…ェッチもしたんだよ。きゃっ///


そしてそのあとは二人で仲睦まじいピロートーク……
永遠に続きそうな幸せ……


でも急に美琴が何も言葉を返さなくなって……

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:08:13.13 ID:jh7kizIeO [17/81]

禁書「……美琴?ねぇ、みこと?」

美琴「2、3、5、7、11……」ガクガク

禁書「……素数?」

美琴「僕はクマ、僕はゲコ太、」ガクガク

禁書「…?……みこと?」
美琴「ミヨキチのうなじ」ガクガク

禁書「誰、それ?」

美琴「…………」ガクガク


禁書「ねぇ、美琴?どうしちゃったんだよ?」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:13:49.97 ID:jh7kizIeO [18/81]
禁書「美琴?どうしたの?何でさっきから何も答えないの?」

インデックスは美琴に呼び掛け続ける。が、美琴は反応を示さない

美琴「お兄ちゃん!!」

禁書「みことっっ!?」

ドサリ、と乱暴にベッドへ叩きつけられる

禁書「みこと!?」


禁書「まって、わたし今日はもう……」


禁書「みこと!みこと!?みことっっ!!!」

美琴「」








美琴「空が」

美琴「落ちる」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:22:01.43 ID:jh7kizIeO [19/81]

一瞬、美琴の目が光を取り戻す

美琴「……痛くしないから、ね?」

禁書「も、もぅ///」

禁書「わかったんだよ。美琴の好きにして?///」

美琴「」

そう言うと、美琴は再び生気の無い目になり、行為を始めた。

始めは優しかったそれが、変な熱を帯びてゆく

インデックスは、快楽のなかで危険がじわりじわりと顔を覗かせているのを感じた


それは強くなり続け、インデックスは快楽も愛も感じなくなっていた。
その行為はもはや恐怖でしかなかった

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:36:09.67 ID:jh7kizIeO [20/81]
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ

あーはははは あーはははは

ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ


ただ、痛覚だけがある
血が出ていた

ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ


ねぇ、気持ち良い? 気持ち良い?

ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ


五感はほぼ全てが閉じている。何も楽しくないからだ

ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:38:44.02 ID:jh7kizIeO [21/81]
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ

ただ痛覚だけが、身の危険を訴える


ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ

優しい美琴にもどって……

ズチュズチュズチュズチュズチュ
ブシュッッ!

痛覚が一際跳ねた。噴水のように、花火のように、わたしの血が飛び散る
美琴は綺麗だと喜んでいる




こんなに悲しいことが世の中にあるんだね

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:44:00.69 ID:jh7kizIeO [22/81]


ああ、この痛みがきっと、わたしの人生で一番痛いのかも、なんて


美琴「~~!!!」


なんか叫んでるし。お皿より早い?なにそれ



ズンッ!




前言撤回

人生最大の痛みが、記録を更新したんだよ

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 02:51:49.35 ID:jh7kizIeO [23/81]

「お姉さま!!」


その言葉を最後に
わたしの意識は飛んだ





まぁ、飛んだ意識はたとえ500マイル遠くまで飛んで行ったとしても、体と脳が生きてさえいればブーメランブーメランで還ってくるものなんだよね


私の場合、特に還って来なくてよかったんだけどな



目覚めたらわたしの美琴が、ケダモノのように白井黒子を犯していたから

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:03:09.34 ID:jh7kizIeO [24/81]

なにしてるの美琴!!!なーんて、声も出ないや、あはは あはは

わたしの美琴が、わたしの目の前で、わたし以外の女を抱いてるよ……


痛覚であるほほの触覚が伝える、今落ちた雫は涙だね
そして美琴はそんなわたしに気付いてくれない


白井黒子に狂気じみた愛の言葉を叫んでいる、白井黒子を激しく犯す

わたしの様に白井黒子も下腹部を血で濡らし、美琴曰く綺麗な花火を続けざまに打ち上げる


今にも吐血しそうな口からは美琴への愛を語り叫ぶ。まるで自分のものになったかのように

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:12:32.01 ID:jh7kizIeO [25/81]
いつまでこの地獄は続くんだろう。早く終わって、早く終わってよ……



――以外と呆気なくそれは訪れた
何十回目か何百回目か知らない絶頂を迎えた美琴が股間からとんでもない量の液体を吹き出して倒れた。あの様子だと多分それによる激しい脱水症状のショックだろう

美琴はしばらく意識を吹き返しそうもない




暫く間があって、正気を取り戻した白井黒子がわたしの元へとやって来た

「大丈夫でございますか……?」

その息は絶え絶えだったが、意識はハッキリしているみたいだ


わたしは、何か飲みたいんだよと伝えた

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:27:38.71 ID:jh7kizIeO [26/81]

【コーンフレークwith納豆plusあったかお汁粉】



そう書かれたジュース缶を白井黒子は持ってきた

「ごめんなさい、これしかないんですの。宜しいですか?」


見れば賞味期限もギリギリだ。
今の今まで売れ残り、何かがあって購入されたものの、誰にも嚥下する勇気を湧かせなかった
目の前のジュース缶はそんな武勇伝をわたしに無言で語り聞かせた

「ありがとう。いただくんだよ……」



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:29:03.45 ID:jh7kizIeO [27/81]

そういってわたしはこの老兵と戦った
痛覚だけを残し五感はほぼ全てが閉じている今のわたしだからこそ、この勇者と渡り合えた。征服した

なぜか痛覚が多少の危険を訴えたが


「大丈夫ですの?」

白井黒子が気遣ってくれる。フッと判断力がかえってくる

「……水道水でいいから、欲しいかも」


まったく、最初からそうするべきであった

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:35:23.44 ID:jh7kizIeO [28/81]

禁書「ゲッホゲッホゲッホ」

意識が落ち着くと共に、五感が在りし日を思い出す
味覚だけはのんびりしてていいのに



にがい

からい

すっぱい

あまったるい

そしてまずい


黒子「だ、大丈夫ですの!?はい、水道水ですの!」


白井黒子も意識がもどってきたのだろう。今の彼女なら最初から水道水を出すはずである。
彼女からは自らの意識の混濁が起こした罪の贖罪の意思がみてとれる

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:42:14.22 ID:jh7kizIeO [29/81]
禁書「ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ、……プハーーッ」

禁書「人心地ついたんだよ!」

黒子「ごめんなさいインデックス様、わたくしあのようなゲテモノを……」

禁書「いーのいーの、わかってるから!」

黒子「すみません」



禁書「……それより黒子、」

黒子「あ、え、えぇ……」


二人の視線の先には、御坂美琴。互いに昨日から今朝にかけての事を多少語らなくてはならない

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:52:31.70 ID:jh7kizIeO [30/81]
今は血と愛液の中で眠る御坂美琴。彼女はインデックスを犯したのちに白井黒子をも犯した

事実はそれだけ


事情があるのか?それとも美琴の隠された欲望の爆発だったのか?
互いの様子から類推しようとしたのだ


しかし、両者ともそうではない。そうしようとしているのはインデックスのみ
白井黒子は、御坂美琴の事情を知っている。その元凶である



媚薬のこと。白井黒子はこれを隠したまま会話を続けた。

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 03:58:04.91 ID:jh7kizIeO [31/81]
結果。話は互いの痴態と互いに対する御坂美琴の痴態を互いに知らせただけ

これ以上進展が望めない会話だったが、それ以外にすることもなく小田原評定は続いた。



ややあって


秀吉が動いた


御坂美琴が目を覚ましたのだ

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:06:58.14 ID:jh7kizIeO [32/81]

美琴「ん………」ムクリ

禁書・黒子「」ハッ


見つめ合う三人
御坂美琴の顔には狼狽


美琴「………………二人共、昨日はゴメンっ!」

美琴「わ、わたし、わたしの…アレが、とまらなくなっちゃって……」

美琴「自分でも何言ってんのか解んないし、自分がコントロール出来なかったけど、割りと憶えてる。ゴメン!」


禁書「美琴……。昨日の美琴おかしかった、怖かったんだよ……!」

美琴「インデックス、恐がらせてゴメン!!」

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:17:47.68 ID:jh7kizIeO [33/81]
美琴「二人共、血だらけにしちゃったね……」

黒子「大丈夫ですの、…あそこは粘膜ですから、もう二人とも血はとまっていますわ……」

禁書「うん。」

美琴「ごめんね、かわいいあんたたちに、あたしの大事なあんたたちにあんな事を……!!」

禁書「美琴、泣かないで……」

美琴「ごめんね、ごめんね……」グシュグシュ

黒子(お姉さま……、ごめんなさい。黒子はいけない子です)

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:24:07.21 ID:jh7kizIeO [34/81]
禁書「美琴!」

美琴「?」

禁書「もうわたし昨日の事何とも思わない。忘れちゃう!」

禁書「だから美琴も忘れるんだよ!」

黒子「…わたくしもそうしますのよ」

黒子「わたくしも忘れます!だからお姉さまも!」

美琴「あ……」



美琴「ありがとう……」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:30:49.08 ID:jh7kizIeO [35/81]

禁書「……うふふ」

黒子「ふふっ……」

美琴「……ありがとうねあんたたち……」


美琴「……このままじゃなんだし、シャワーでもあびましょ!」

美琴「インデックス、あんた先に入んなさい。わたしと黒子は部屋を片付けておくから」

美琴「ゆっくり入ってていいわよ、どーせスグには片付かないんだから!」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:38:08.69 ID:jh7kizIeO [36/81]
そういわれたわたしはシャワールームで汚れを落としてたんだ

けれどこのとき石鹸がみつからなくて……、シャワールームを出て美琴に聞こうと思ったんだけど……






美琴と黒子が キスしてたんだよ?







211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:40:51.82 ID:jh7kizIeO [37/81]
しゃああああ…

シャワーの音

しゃああああ…

泣いても聞こえないよね

しゃああああ…

どうして?美琴……

しゃああああ…



しゃああああ……………

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:47:57.30 ID:jh7kizIeO [38/81]



キュッ



出よう。

いつか出なきゃいけない。



体を拭いて、部屋に戻る

美琴「あ、インデックス!上がったんだ。」

美琴「黒子、あんた入りなよ」

黒子「わかりましたの~」トタトタ


禁書「…………」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:53:49.20 ID:jh7kizIeO [39/81]
黒子がお風呂に入る。部屋にはわたしと美琴二人きり


ねぇ、なんで黒子にキスしてたのかな?

理由、聞いていいよね?

目の前の貴女は何かわたしに話し掛け続けてるけど


わたし、聞いてもいいんだよね?


美琴「インデックス、」

美琴「可愛い!」

禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 04:58:29.11 ID:jh7kizIeO [40/81]
美琴「え?」

禁書「見てたんだよわたし」

禁書「さっき黒子とキスしてたんだよ」

美琴「う!それは!!」

禁書「なんd 黒子「お姉さま~石鹸ありましたっけ?」トタトタ


禁書「」

美琴「」

黒子「お姉さま?インデックス様?」



禁書「もう美琴なんか知らないんだよ!」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:09:50.24 ID:jh7kizIeO [41/81]
自分の服を掴み、裸で部屋を飛び出した。

どこかの物陰で服を来て
とーまの家へ帰る


もう短髪なんて知らない!
二度と名前で呼んであげない!

ずっと黒子と仲良くしてたら良いんだよ!!


大体もともとがとーまに振られた者同士の傷の舐め合いなんだし!!


美琴はわたしの嫁なんてのもただのとーまに振られたショックを隠すためのもの

みじめな者同士がみじめなおままごとをしてただけ

一過性の幸せなんだよ!本当にお互いが好き同士じゃない恋人なんて


お互いが好き同士じゃない恋人なんて

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:22:48.90 ID:jh7kizIeO [42/81]
ガチャ

上条「あれ?インデックス?」

上条「まったく、朝帰りとはやるじゃないか……」ヤレヤレ

上条「実はな俺も明日には朝帰りになるかもしれないんだ。フヒッ」

上条「野暮な勘ぐりはしないでくれよな!」キリッ

上条「それじゃそろそろあいさっちとの待ち合わせだから」

上条「あいさっちの幻想をぶち殺してくるぜ!?」

上条「ふははははははは!!!さらばだ、インデックス!そしてスフィンクス!!!」ガチャッ バタン


スフィンクス(ケッ、盛りのついたクソガキが。なぁ、インデックスはんもそう思うやろ?)

禁書「」ズーン

スフィンクス(どないしたんやインデックスはん!?一体何があったんやインデックスはん!!!)

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:30:42.09 ID:jh7kizIeO [43/81]
スフィンクス「ニャー、ニャー……」アシモトスリスリ


禁書「……」

禁書「スフィンクス?」

禁書「……」ダキアゲ

スフィンクス「ふにゃー」(よし、元気だせやインデックスはん!)

禁書「スフィンクス……」

スフィンクス「にゃあ」

禁書「あたし死のうかなぁ~はははは~、なんて」

スフィンクス「」




スフィンクス(え?)

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:38:56.64 ID:jh7kizIeO [44/81]
美琴「黒子、アンタ……」

黒子「……お姉さま?」

美琴「見られたのよ、あんたとのキス」

黒子「!」

黒子「そ、そんな!わ、わたくしはそんなつもりでは……!!」

黒子「!」

黒子「わたくしが全てをインデックス様にお話してきますわ!!」

美琴「!」

黒子「こんな下らないことでお二人の仲を割くわけにはいきませんですの!!」

黒子「お願いですのお姉さま、黒子に名誉挽回のチャンスを!」


美琴「わかったわ……」

美琴「でも、その前に一つ……」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:43:53.86 ID:jh7kizIeO [45/81]
第四部・『美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」 』


おしまい


続けて第五部開幕です

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:54:40.04 ID:jh7kizIeO [46/81]
スフィンクス(ちょ、ヤバイってヤバイって!インデックスはんヤバイってば!!!)

禁書「あはー、初めてにしては上手に出来たかも」

禁書「……次は無いけどね」ボソッ

スフィンクス「にゃー!ふみゃー!!!」

禁書「さよなら、スフィンクス」

スフィンクス(インデックスはんはなんやら縄でわっかを作りはったけど……)

スフィンクス(あかん、あかんて!とにかくそのわっかには首通したらあかんて!!)

スフィンクス(猫でもわかるで!!!)




禁書「…さよなら、とーま!!」グッ

スフィンクス(インデックスはーーーーん!!!!!!)

白井「いけない!金属矢!!!」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:07:20.10 ID:jh7kizIeO [47/81]
禁書「ぐすっ、ぐすっ………」

黒子「……インデックス様」

禁書「五月蝿いんだよ泥棒猫!!!」

黒子「な…」

禁書「あはは!違ったね、それはわたしの勝手な意見だよね!」


禁書「何か用?美琴の新しいとーまの当て馬さん?」


黒子「」

黒子「お姉さまはそんな方ではありませんの!!」

禁書「何が違うのかな?あの短髪はとーまが好きなんだよ!!!とーまに恋人ができたからわたしを好きになったしあなたを好きになったんだよ!」

禁書「わたしもあなたもとーまの替え玉なんだよ!?美琴に本当は求められていないただの性欲の捌け口なんだよ!!!?」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:19:39.42 ID:jh7kizIeO [48/81]
黒子「わたくしはそれでかまいませんの!!!」

黒子「わたくしはお姉さまの性欲の捌け口、愛されなくて結構ですわ!」

黒子「黒子はお姉さまの愛の虜囚で構いませんのよ!お姉さまさえ幸せであれば!!」


禁書「」

黒子「」ハッ

黒子(しまったですの!ついうっかり一番しゃべってはいけない秘密をしゃべってしまいましたの!!!)

禁書「」

黒子(こ、ここは……)

黒子「あ、愛と言うのはそういうものでございましょう?愛するということは求めない事ですのよ!!!」

黒子「むしろあなたこそお姉さまを当て馬にしてたのではありませんか!?」

禁書「う、うぅ……」


黒子(の、乗りきった……ですの?)

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:26:26.11 ID:jh7kizIeO [49/81]
黒子「兎に角、昨日のお姉さまの痴態と今朝のわたくしとのキスを説明させて頂きますわ。」

禁書「う、うん…」

黒子「まず、昨日のお姉さまの痴態ですが、実は料理の中に強烈な媚薬が入っていたのです!」

禁書「えっ?媚薬?」

黒子「しかし、その料理はあなた様にはお出ししていません。没料理としてわたくしたちが美味しく頂きました」

禁書「そ、そうだったの……?」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:34:50.26 ID:jh7kizIeO [50/81]
黒子「そして媚薬の作用が現れたお姉さまは性欲の歯止めを失い、インデックス様に乱暴したんですの!」

禁書「それじゃああの時のみことは!」

黒子「そう。本意で乱暴したわけではないですの」

禁書「うぅ……、みこと……」

黒子「そしてそこに同じく媚薬に毒されたわたくしが帰宅」

黒子「そのまま朝まで激しく昂る性欲をぶつけあったんですの!!!」

禁書「うわー……」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:40:55.46 ID:jh7kizIeO [51/81]
黒子「おわかり頂けましたか?」

禁書「うん!」

黒子「キスの件に関してですが……」

禁書「もういいんだよ!」

黒子「えっ?」

禁書「黒子、テレポートでわたしを美琴の部屋に連れてってほしーんだよ」

禁書「美琴にあやまるんだよ!」


禁書「薬なんかで大切なもの、失わないんだよ!!!」


黒子(ドラッグの標語みたいですの)

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:44:59.20 ID:jh7kizIeO [52/81]
禁書「それじゃあ黒子、お願いするんだよ!」

黒子「わかりました。行きますのよ!」


テレポート!



スフィンクス(人生死んだらおしまいやでぇ?よぉ話聞いてみ?人間エエとこいっぱいあんねやわ)

スフィンクス(多分な)

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:50:57.25 ID:jh7kizIeO [53/81]

テレポート

美琴「あ」

禁書「みこと!」ギュッ

禁書「みこと、ごめんなんだよ!!インデックスがいけなかったんだよ!!」

美琴「インデックス……」ギュ

禁書「みことぉ……」

禁書「許してくれる?」

美琴「もちろん」

禁書「」ウッ


禁書「みことぉぉぉ!」ギュー

美琴「インデックス……」



黒子(めでたしめでたしですわ……)

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:07:52.24 ID:jh7kizIeO [54/81]
以上
ハッピーエンドです

長い時間読んで頂いた読者さん、保守支援してくれたみなさんありがとうです


ここから先はどうなるか解りませんし、収集も着かなくなりそうなんですが個人的に続けます

ハッピーエンドになるかどうかわかりませんし、ごらんの通り携帯の遅筆遅漏野郎ですので、しばらく放置してて下さい
夕方以降にはある程度ここからまた進んでいるでしょうから気になる方だけどうぞ

繰り返しですが即興なのでハッピーエンドになるかどーかは未定です

寝落ちして帰ってこない可能性すらあるので、マジで放置推奨です

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:17:36.64 ID:jh7kizIeO [55/81]
おまけ 注意点


まず、本編に輪をかけて作者のオナニーであります

次に、おまけでは初春を絡ませますが、かなりマッドにしてあります。しかも変態です。
その都合上、佐天さんも変わってきます。悪しからず

最後に、もともとのハッピーエンドとして料理のあたりからはこちらの筋をとる予定でしたが、長くなりすぎるのでカットしました
そのキーが初春なんです


更なるハッピーエンド目指して封印を

解き放て、インパルス

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:24:49.11 ID:jh7kizIeO [56/81]

黒子(めでたしめでたしですの……)

禁書「美琴、媚薬のせいだったんだよね?」

美琴「は?」

禁書「わたしに用意した料理の没料理に媚薬効果のあるものが混じってたって……」

美琴「」

禁書「そんなもの食べてあんなに乱暴するなんてね」

黒子「はは…」

美琴「ちょっと、黒子さん?」

黒子「はいですの!!!」

美琴「後でお話が……」

黒子「oh……」

禁書「?」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:29:33.65 ID:jh7kizIeO [57/81]
インデックス帰宅のち


黒子「やべぇなにこれ」

美琴「おまえ、デザートに盛ったな!?」

黒子「やべぇ」

美琴「聞けコラ」

黒子「ちがいまふ」

美琴「……まぁいいか……」

美琴「次にしたら殺す」

黒子「ふぁい……」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:36:07.31 ID:jh7kizIeO [58/81]
翌日 休み時間

佐天「初春さん、情報です」

初春「なんですか?」

佐天「御坂さんが寮の室内で白井さんと性行為に及んだと」

初春「いつですか?」

佐天「です」


初春「わかりました。画像、動画としてその事象を抽出しましょう」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:39:51.35 ID:jh7kizIeO [59/81]
初春「白井さん、今日白井さんの部屋に遊びに行ってかまいませんか?」

黒子「かまいませんですのよ」

初春「じゃあ約束しましたからねっ」



佐天「うまくいったね初春」

初春「ぬふっ、楽しみですね………」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:47:34.15 ID:jh7kizIeO [60/81]
初春「お邪魔しまーす」

佐天「お邪魔しまーす」

黒子「いらっしゃいまし初春。あら佐天さんもご一緒ですの?」

佐天「そ~なんですよー」

初春「あれ?御坂さんは?」

黒子「コンビニに立ち読みに向かったですの」

初春(好都合ですね)

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 07:58:18.21 ID:jh7kizIeO [61/81]
残留思念

あなたはその存在を信じるだろうか?
空気、空間、生命を持たない無機物。それらに宿る在りし日の記憶

あるとき幽霊として現れるそれが、残留思念。その記憶のより強い記憶ほど、それは強く写る……


初春(佐天さん、白井さんと話でもして、わたしから注意を逸らして下さい)

佐天(了解)

佐天「白井さん、新しいクレープ屋さんのはなしですけど……」

黒子「そのようなことが……」

初春(今の内です)

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 08:08:25.36 ID:jh7kizIeO [62/81]
初春はノートパソコンを開き、「残留思念」をデジタル化する。
初春の演算能力の前にはどんなに弱い残留思念も相応の時間さえあれば映像化できるのだ

ベッドの残留思念


それは例外無くろくなものではない。初春の頭脳に、人類に眠りがある限り世界は平和にはならないなどという、そんな言葉が浮かんだ


初春(さぁ写し出して下さい、あの日の記憶を!!)

美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」-3
続きます

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