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女「え、寄生虫?」 -2
女「え、寄生虫?」
続きです
続きです
381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 21:23:55.36 ID:DXRdrBkpO
~一ヶ月後~
友「ふむ……」 じー
女「……なによ」
友「…男でもできたか?」
女「は?」
友「いや、最近きれいになったな、と思ってな」
女「え、あ。そう?」
友「うむ。お肌つやつや、顔色よし、あと心持ちやせたような…」 ぎゅう
女「わっ、こら、抱き着くなっ」
友「やはりな……そして胸は相変わらず…」 むにむに
女「やっ、ちょ…やめてよ…」
友「うらやまけしからん…」 むにむに
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 21:34:50.28 ID:DXRdrBkpO
女「ね…ほんと…やめっ…」
友「反応も前より色っぽいしな……」 むにむに
女「…もー! はなせっ!」 ぐいっ
友「……やはり男か。相手は誰だ?」
女「いないってば」
友「嘘をつけ、君と私の仲だ。隠し事はすぐにわかる」
女「隠し事なんて…」
友「一ヶ月くらい前からだな」
女「なっ……」
友「図星か。すべて吐け」
女「あっ、もう休み時間終わるからっ。またねっ!」 たったったっ
友「ふん、逃げたか……まあいい、あとでじっくり聞いてやる…」
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:01:04.03 ID:DXRdrBkpO
女「誰もいないわよね……」 きょろきょろ
寄生虫「そのようですね」
女「……っあー、つかりたー」
寄生虫「お疲れ様です」
女「しかし、男ねえ…」
寄生虫「いやあ、なかなか鋭い方ですねえ」
女「ほんと、なんであんな…」
寄生虫「今日はなんとか逃げられましたけど、明日はもうダメでしょうね」
女「そうでしょうね…」
400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:05:40.87 ID:DXRdrBkpO
女「あー、なんて言い訳しよう」
寄生虫「彼氏がいると嘘をついてごまかしては?」
女「逢わせろってなるでしょうね」
寄生虫「遠距離恋愛ということに」
女「むりむり、あいつにはすぐにばれる」
寄生虫「ああ。まあ、あなたですしね」
女「どういう意味よ」
寄生虫「いえいえ、嘘のつけない正直な人だと褒めているのですよ」
女「とかいって馬鹿にしてない?」
寄生虫「実は」
女「…でてきなさい」
寄生虫「いやですよー」
403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:14:06.82 ID:DXRdrBkpO
女「ったく……家についたらタバスコ飲んでやる」
寄生虫「勘弁してください」 にゅるん
女「臍まで……んっ……そこを通るな…」
寄生虫「最短距離ですから」 うねうね
女「……もういい、戻って」
寄生虫「えー、痛めつけてくれないんですか?」 うにうに
女「…そういう性癖なの?」
寄生虫「冗談です」 シュルシュル
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:24:51.11 ID:DXRdrBkpO
女「って言うかどうするか考えないと…」
寄生虫「ふむ。いっその事ばらしてしまってはいかがでしょうか」
女「えっ、いいの?」
寄生虫「かまいませんよ」
女「かまいませんよって…どうか内密にってあんたが言い出したんじゃない」
寄生虫「それはあなたの社会的立場が悪くなったりしたら困るからですよ」
女「あ、配慮とかしてたんだ」
寄生虫「あなたの食生活イコール私の待遇ですから。あと、下手に広まって解剖されるのも大嫌いですし」
女「ならあの子には話しても?」
寄生虫「信頼できるのならばいいと思いますよ?」
女「なら大丈夫ね」
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:31:40.54 ID:DXRdrBkpO
寄生虫「ずいぶんあっさり決めましたね」
女「まあね」
寄生虫「人間、思いもよらない異常事態には普段の姿なんて当てになりませんよ?」
女「問題ないわ。大抵のことには動じない奴だからさ」
寄生虫「ずいぶん信頼してらっしゃるのですね」
女「はやくバラしてすっきりしたいってのもある」
寄生虫「なるほど、さっきから胃酸の分泌が多いわけです」
女「あ、やっぱり?」
寄生虫「ええ。私が中和してますけど」
女「ありがと」
寄生虫「どういたしまして」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:31:25.37 ID:DXRdrBkpO
女「じゃあ、早速今晩」 ピッピッピッ プルルル プルルル
寄生虫「本当に早速ですね」
女「引き伸ばすと後が怖いからね………あ、もしもし?」
友『遅いぞ』
女「今日のことで…って、え?」
友『今から行く。夕飯もあるとうれしい。じゃ…プツッ…つーつー』
女「ちょっ……あー、もう…」
寄生虫「なかなかですね」
女「スーパー寄るね…材料が足りないから…」
寄生虫「お疲れ様です」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:56:37.23 ID:DXRdrBkpO
女「ふう……やっと帰れた……」
寄生虫「まさかタイムセールとかちあうとは思いませんでしたね」
女「うん……あれ? 鍵があいてる?」 ガチャリ
友「や、お帰り」
女「…合い鍵を渡した覚えはないんだけど?」
友「ポストの中にガムテープ。もっと捻ったらどうだい?」
女「不法侵入よ」
友「お腹すいたから早くごはんが食べたいな」
女「はいはい。今作りますよ」
友「手伝おう」
女「当然」
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:03:14.87 ID:MyUJl110O
友「先ほど玄関の前で誰かと話していたようだが?」 トントントントン
女「あ、聞いてたんだ…まあ、話ってのはそこにからむんだけどさ…」 ジュウー
友「まさか幽霊とか言わないよな」 シャッシャッ
女「まあ、その話はご飯食べてからにしましょ」 ジャワー
友「…なにやら複雑なようだな」 スー
女「まあまあね」 ジャー
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:16:07.79 ID:MyUJl110O
女「ごちそうさま」
友「ごちそうさまでした」
女「うん、なかなかいい出来だったわね。特にこの」
友「さ、話してもらおうか?」
女「せっかちねえ」
友「焦らされるのは好きじゃない」
女「うーん、どこから話しましょうか…」
友「男がらみではないんだよな?」
女「…え?」
友「そうだったらもっとだらしなく浮かれてるはずだからな」
女「あんたは…」
友「これでも心配しているのだよ。さ、話せ」
女「んーとね、つまり……寄生されたのよ」
友「は?」
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:24:44.47 ID:MyUJl110O
友「……ああ、このけしからん胸が青少年に悪影響を…」
女「その規制じゃなくて、寄生虫の…」
友「いまなお継続中?」
女「……わざとでしょ?」
友「ばれたか」
寄生虫「つまり、私のことですよ」
友「…誰だ。どこにいる」
寄生虫「あなたの目の前ですよ」
友「はあ?」
女「ちょっと。私から話すって言ったでしょ?」
寄生虫「間怠っこいんですもの」
友「まて、待て待て。話が見えないぞ? 君は誰と喋ってるんだ?」
女「ああ、ごめん。実はね……」
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:32:39.58 ID:MyUJl110O
友「……なるほど、それでこの声にとり憑かせた訳だ」
女「だから寄生虫だってば」
友「よくもまあ信用したものだ」
寄生虫「いやあ、私も驚きましたよ」
女「ちょっ」
友「で、寄生虫とやら…名前はあるのか?」
寄生虫「特にないです」
友「ふむ、では虫ケラと呼んでかまわないな?」
寄生虫「ええ。いいですよ」
女「いいのかよ…」
443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:11:40.82 ID:MyUJl110O
友「ふむ、君はこの子のお腹の中にいるようだけど、出てこられるのかい?」
寄生虫「一部だけなら、ですけど」 にゅるん にゅるるる
女「勝手に話を……んっ…」
友「ほう、これはこれは…」
寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」 うねっ
友「や、これはご丁寧に」 にぎっ
女「よく触れるわね…」
寄生虫「初対面は握手。欧米の常識ですよ」 うねうね
友「触手と握手…くくっ…」
女「ごめん、ツボがわかんないわ」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:24:03.81 ID:MyUJl110O
友「見た目通りぬるぬるしているのだな」 べっとり
寄生虫「ええ、素敵でしょう?」
友「ふむ……」 ぺろっ
女「おいっ」
友「……別にエロくなったりはしないのか」
寄生虫「あ、それは普通のやつですから」
友「ほう、つまり…」
寄生虫「もちろんですとも」 うねっ
友「ぜひ」
寄生虫「お好きですか」
友「ふふっ」
女「置いてきぼりにしないでよう…」
450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:33:57.56 ID:MyUJl110O
友「君はこの子のどこに寄生しているんだい?」
寄生虫「腸内ですよ」
友「つまりこの触手は肛門から」 くんくん
女「かぐなっ」
友「臭わないな」
寄生虫「私が分解してますから」
友「ふむ。すまないが生えているとこを見せてもらえないか?」
女「いやだよっ!」
友「君と私の仲じゃないか」
女「そんな関係になった記憶はないっ!」
寄生虫「まあまあ、落ち着いてください。水でものんだらどうです?」
友「そうだ。虫ケラのいうとおりだぞ」
女「うがああああ!」
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:00:46.74 ID:MyUJl110O
女「ふぅ……ふぅ……」
友「落ち着いたか?」
寄生虫「まったく、暴れるなんて野蛮ですよ」
女「誰のせいよ……」
友「さあな。では話を聞かせてもらおうか」
女「え? みんな話したと思うけど」
友「こんな虫ケラを住まわせているんだ。良い事がさぞ沢山あったんだろう?」
女「それは話したでしょ。生理、体調管理、便秘や体重、すっごく助かってるわ」
寄生虫「照れます」
友「……ふざけるなっ!」
女「えっ?」
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:12:16.30 ID:MyUJl110O
友「そんなことはどうでもいい。エロい事について話せといってるんだ!」
女「わ、う、そんなこ…エ、エロ…ええ?!」
寄生虫「混乱しないで。落ち着いてください」 にゅるん
女「や、だって…」
友「エロいことはあったの? なかったの?」
女「わ、や、あの…その…」
寄生虫「やりましたよ。つい昨日も」
女「わあああああああ!」
友「やはりな。どんなことをしたんだ?」
女「ちょっ! おまえ、あとでっ! うああっ!」
寄生虫「最初はですねえ…」
友「ああ、いい。虫ケラは黙ってろ。こいつから直接聞くから」
女「やだあああああああ!」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:25:02.47 ID:MyUJl110O
女「…うっ…で…子宮…ビリ、ビリッ…ってなって……」
友「…ほう、それでイッてしまった訳だ…ふふっ」
女「うう…恥ずかしい……ひっ……えぐっ…」
寄生虫「なんと言う鬼畜羞恥プレイ」
友「いや、君もなかなかよい仕事をしているよ」
寄生虫「お褒めに預かり光栄です」
女「…ぅぅ…もうやだあ……」
友「わるかった、わるかった。少しやり過ぎたな」 なでなで
女「うう……」
寄生虫「師匠と呼んでいいですか?」
友「ふふっ、私なんてまだまださ」 なでなで
493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:07:48.36 ID:MyUJl110O
友「さて、ひとまず落ち着いところで相談があるのだが…」
女「なにかしら」
友「その虫ケラを譲ってくれないか?」
女「いやよ」
寄生虫「ごめんなさい」
友「……虫ケラにまで拒絶されるとは」
寄生虫「今の宿主様はとても住みよいですからね」
女「あ、そうなんだ」
寄生虫「危ないところを救っていただいた恩もありますしね」
友「むう…やはり駄目だったか…」
496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:20:38.44 ID:MyUJl110O
女「まあそう落ち込まないで…」
友「……そうだよな…寄生されて触手プレイなんて女冥利につきるもんな……」
女「って、そっちの理由で!?」
友「他になにがあるというんだ…」
寄生虫「あ、でも他の方なら紹介できますよ」
友「なにっ! 本当か!」
寄生虫「ええ、幸い女の方ですし引く手数多でしょう」
友「ありがたい!」
女「男女で差があるの?」
寄生虫「ええ、まあ。男の方に寄生すると子供を作るのが面倒ですから」
友「興味がある、聞かせてくれ」
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 14:52:50.91 ID:MyUJl110O
寄生虫「なに、話は簡単でして私たちは生殖のために卵子が必要なんです」
友「なるほど、男に子宮はないな」
寄生虫「だから精巣をのっとって、女性と性交してもらわないといけないんですね」
友「ふむ、確かに面倒だ」
寄生虫「まあ別に精巣を使わなくても尿道から触手で卵子をもらってきてもいいんですが、どちらにせよ性交は必要な訳です」
友「では、うっかり童貞野郎に寄生したら大変だな」
寄生虫「そこがまた面倒なんですね………例えば、今日のスーパーになかなかのいい男がいたでしょう?」
女「…へ、わたし? え、ああ。そういえばいたわね」
寄生虫「あれは寄生されてます」
女「うそっ?!」
508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 15:09:17.85 ID:MyUJl110O
友「ふむ、つまり宿主を都合よく改造するのか」
寄生虫「言葉が悪いですね。異性との性交のお手伝いをしているだけです」
友「ものは言いようだな」
寄生虫「まあ、そんな訳で男性は大変なのですよ。うまくやれば月に一度どころでなく作れるのは確かですけれどね」
友「ふむ、なるほどな」
寄生虫「少し話が長くなりましたね。まああなたがたには関係のない話ですよ」
友「いや、面白かったぞ?」
女「ええ、参考になったわ。イケメンは腹でなに飼ってるかわかんないのね」
寄生虫「あなたが言えた話ではないのですが…」
517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:33:36.53 ID:MyUJl110O
寄生虫「では、仲間を探してきましょうか。すみませんがトイレに行っていただけますか?」
女「行ってどうするのよ」
寄生虫「もちろん仲間を……あ、もう少しご飯たべてもらったほうが…」
女「まさか下水から引っ張ってくる気なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
女「却下」
友「どうして」
女「汚いじゃない」
寄生虫「私も元はそこにいたのですが」
女「拾ったときは見た目きれいだったからよし」
友「私はかまわないのだが」
女「私が気にするの」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:47:56.54 ID:MyUJl110O
友「しかしそれでは私の寄生虫が…」
女「う…なにか他に方法はないの?」
寄生虫「ありますがおすすめはしません…そもそも何がいやなのですか?」
女「だってあんたが下水いったら誰とも知れぬ糞尿まみれでかえってくるんでしょ?」
寄生虫「あ、それは大丈夫です」
女「え?」
寄生虫「伸ばした触手は切ってしまいますから」
女「…じゃあ上がって来るやつが」
寄生虫「私の触手の中を通って来ますから、着く頃にはすっかりきれいですよ。他になにか問題が?」
女「う……や、でも…」
友「話はついたようだな」
女「ぐ……」
528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:38:30.34 ID:MyUJl110O
寄生虫「ではトイレへ…あと牛乳用意してくれますか?」
友「んー、牛乳はー…ないな。買ってきてやろう」
女「ちょっ、人の家の冷蔵庫を…」
友「鍵借りるぞ」 バタン
女「はあ…」
寄生虫「まあまあ、こちらも始めましょう」
女「わかったわよ…どれくらいかかるの?」
寄生虫「うまくいけば一時間くらいですかね」
女「その間すわりっぱなしかあ…」
寄生虫「まあまあ」
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:47:32.92 ID:MyUJl110O
女「よいしょっと……いいわよ、はじめて」
寄生虫「では」 にゅるん
女「んっ……いつもより硬いわね…」
寄生虫「長さ重視ですからね。あと、強度の関係でだんだん太くなりますから」 にゅるるるる
女「…太くって……どこまで…?」
寄生虫「痛いことはありませんから大丈夫です」 にゅるるるる
女「……不安だわ」
寄生虫「ああ、なつかしの下水管! 私は帰ってきたよ!」にゅるるるる
女「うざっ」
534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:18:30.94 ID:MyUJl110O
女「…ねえ……まだなの……んっ…」
寄生虫「すみません。こちらからは始めてでして勝手が…」 にゅるんにゅんにゅん
友「ただいま」 がちゃり
女「…おか…えりぃ……」
寄生虫「あ、ちょうど良いところに」 にゅるりるにゅるり
友「とりあえず3L買ってきた……なんだ、もうはじめているのか」
寄生虫「ええ。とりあえず飲ませてあげてください」
友「ふむ。口移しでいいかな?」
女「ばっ…」
友「冗談だ、ほら飲め」
女「んっ……」 ちゅううう
536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:29:50.28 ID:MyUJl110O
友「ほう、ずっと出っ放しなのか」 じろじろ
女「やっ……見るなっ…」
寄生虫「急に動くと切れますよ…飲むのに専念してください」 にゅるるるる
友「そうだ。金魚のフンの言うとおりだぞ」 じろりじろ
女「くっ…む……」ちゅううう
寄生虫「ふふ、金魚のフンですか…言い得て妙ですね」 にゅるるるる
友「だろう? ……媚薬のたぐいは使ってないのか?」
寄生虫「ええ。途中で失神されても困りますから」 にゅるるりるにゅんにゅん
友「それはなかなかの効き目だな」
寄生虫「素質があるのですよ」
友「ふふふ」
女「…ぷはっ……人が動けないのをいいことに……んっ…」 ちゅううう
537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:39:23.09 ID:MyUJl110O
女「…んっ……ぁっ……んんっ…」 ちゅううううう
友「もう二本目も空に近いが……垂れてるぞ」 フキフキ
寄生虫「おそらくはそろそろ……あ、いた」 にゅる にゅる ぴたり
友「よし、よくやった」
女「…っはあ……はぁ……もう…いいのね…?」
寄生虫「ええ、あとは私の方で……やあ、お久しぶりです…」
友「お疲れ」 なでなで
女「んっ…」
寄生虫「あなたがたもお元気そうで……ええ、はい。宿持ちですよ……え? ああ、まあ少し怒りっぽいですが…」
女「……気になる」
友「……ああ」
543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:15:01.06 ID:MyUJl110O
寄生虫「ははっ、またまたご冗談を………えっ! あーそうですか。お世話になります……あ、はい。まだまだ現役ですので……」
女「……長いね」
友「……ああ」
寄生虫「あっはい。わかりました……ええ、お元気で……またいつか……切りますね」 プツッ
友「お、おい。切れてしまったぞ」
女「えっ、どういうことになってるの?」
寄生虫「いやあ、久々に楽しかったです。あ、私たちの第一子は無事に孵化したようですよ」
女「えっ、なにっ? いつの間に?」
友「それより私の寄生虫はどうなったんだ。説明しろ」
寄生虫「まあまあ、順に話しますから落ち着いて下さい」 うねっ
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:51:02.57 ID:MyUJl110O
寄生虫「まず第一子のことですが、寄生して三日後に排卵がありましたのでその時いんぐりもんぐりしまして…」 うねうね
女「な、なんで言わなかったのよ」
寄生虫「その…嫌がるかなあと思って言わなかったのですが……」
女「や、その…いちおーわたしの…子供? だし……?」 もじもじ
寄生虫「…これからはきちんと報告します」 うにうに
女「……ん。まあ、生まれたんなら…よかった…」
友「こら、イチャイチャするな。私を無視するな」
寄生虫「え…ああ、すみません。あなたに寄生するやつなんですが…」
友「うむ…」
寄生虫「断られちゃいました」
友「はあ?!」
553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:07:24.89 ID:MyUJl110O
友「なっ…! どういうことだ?! はっ、乳か?! 乳がないのが悪いのかー?!」
寄生虫「いえ、あの…」
友「ないわけじゃないんだ! ああっ、でもっ……これに比べたら…う、あ…これかっ! この乳かっ! 触手もおっきいのがいいのかーっ!!」 もみもみしだきっ
女「やっ…ちょっ……いたっ…やめっ…!」
友「うううううああああああああっ!!」 もみもみもみもみっ
寄生虫「落ち着いてくださいっ!」 プスッ
友「うっ……」 くたり
女「…はぁ……はぁ……はぁ…」
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ…ありがと……なにをしたの?」
寄生虫「全身を痺れさせました。意識はあります」
女「そ…」
寄生虫「いいですか。そのままで聞いてくださいよ?」
560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:42:11.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「あのですね。地下はただいまベビーブームの真っ最中でしてね」
友「…ぅ…ぁ……」
寄生虫「子育てに触手がさかれてとても地上にまわせる虫はいない、とのことなんです」
女「子育てとかあるんだ…」
寄生虫「ええ、まあ……つまりあなたの胸とは関係ありません。そもそも私も今知りましたし」
女「ああ…この子普段は自分の胸に関しては触れないからね…」
寄生虫「……ちょっと触ってみていいですかね」 うねっ
女「だめに決まってるでしょ……そろそろ起こしてあげなさい」
寄生虫「うう、ちっぱい……」 ちくり
友「……」 むくり
女「大丈夫?」
友「………」 ずーん
寄生虫「…駄目みたいですね」
569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:13:05.24 ID:MyUJl110O
友「……」
女「あれ、そういえばあんた他に方法あるって…」
友「……」 ピク
寄生虫「あー……はい…まあ、あります…」
友「頼むっ」 バッ
女「わっ、生きてた……っていうか私に土下座されても…」
寄生虫「うーん…最悪廃人ですけど…本当にいいんですか?」
友「かまわない」
女「えっ…や、ちょっとは悩もうよ!」
友「寄生虫に廃人にされるなら本望だ」
女「正気にもどって!」
572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:27:59.23 ID:MyUJl110O
寄生虫「うん。そこまでいうならやりましょう」
友「ありがたい」
女「えっ、ちょっと……もぅ……で、どんな方法なの?」
寄生虫「簡単です。私とあなたの子を寄生させるのですよ」
女「え、それだけ?」
寄生虫「それがなかなか大変なのですよ」
友「成功の可能性はあるのだろう?」
寄生虫「ええ。ただしお二人にはしばし不自由な生活をしてもらうことになります」
友「かまわない。君も協力してくれるな?」
女「ちょっとまって」
寄生虫「なんでしょうか」
女「失敗することはあるの?」
寄生虫「お二人の心掛け次第ですかね。ゼロとはいえません」
574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:41:15.14 ID:MyUJl110O
友「そもそも何が危険なのだ?」
寄生虫「はあ…幼生の生態と言いましょうか…少し長くなりますが良いでしょうか」
女「話して」
寄生虫「ええとですね。普通ならば卵は下水に送りそこで仲間に孵してもらうのですが…」
友「お前はできないのか?」
寄生虫「無理です。針が…とにかく宿主を持つとできないのです」
友「ではどうやって?」
寄生虫「や、孵すのは良いのです。胃液につければ殻は溶けますから…問題はその後です」
女「なにが問題なの?」
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:51:40.77 ID:MyUJl110O
寄生虫「通常は幼生の内にまわりの仲間がいろいろと教育をするのです。人間社会のこととかをね」 うにうに
友「ふむ」
寄生虫「ところがです。万一、人間の胃で孵化した場合はどうなるか……一番手近なところから情報を得ようとします」
女「それって…」
寄生虫「ええ、宿主の脳です」
女「…やっぱりやめたほうが」
友「いや、続けてくれ。自分の身に起こるかもしれないことだしな」
女「……真正のバカだね」
友「そう褒めるな」
寄生虫「……続けていいですか?」 うねうね
友「ん、ああ。すまない。続けてくれ」
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:13:29.40 ID:MyUJl110O
寄生虫「胃で孵化した幼生は小腸に進みすぐに成長します。人間の体内は下水とは比べものにならないくらい養分に溢れていますからね」
友「で、成長したら…」
寄生虫「はい。脊椎から脳に針をのばし宿主の記憶、経験、知識、全てを吸収します」
女「それで壊されちゃうんだ…」
寄生虫「いえ、この時点では宿主はまだ正常です。体に幾分か不自由がでるかもしれませんが…」
女「まだあるの?」
寄生虫「ええ。知性を得たとはいえ、この時点ではまだ宿主のコピーですから」
友「……」
寄生虫「幼生は自らの人格を完成させるために神経を乗っ取り、あたかも宿主かのごとくに振る舞って、脳から得た知識を自らの体験にするのです」
女「……」
592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:23:06.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「そして、社会生活に適応したら、いよいよ一番重要な知識を得にかかります」
友「寄生虫にとって一番重要なもの……宿主だな」
寄生虫「その通り。宿主の体でいわば人体実験をするのです」
女「……」
寄生虫「この臓器が壊れるとどうなるか、そこの神経は何をつたえるか、脳の各部の役割は?」
友「……」
寄生虫「ひとつひとつ潰しながら確かめます」
女「……」
寄生虫「宿主が壊れてしまうのはおそらくこの時ですね。どこで壊れるかは知りませんが」
友「……で、宿主が壊れたらどうするのだ?」
596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:19.72 ID:MyUJl110O
寄生虫「そうなればもう立派な成体です。壊れた体を捨てて、新たな宿主を探します…」
友「……」
女「……」
寄生虫「……と、まあ。これは最悪のケースです。今回の場合は私が知識を伝えられますから大丈夫ですよ」
女「……」
友「……」
寄生虫「え、あれ? どうされました? ……おーい」 うねうねうね
女「……ふぅー…」
友「…はぁ……」
寄生虫「あ、ようやく動きましたね」 うねっ
女「……あんたらってなかなか怖い生態してるわねえ」
友「脳姦に留まらず、体中をぐちゃぐちゃにするとはな……若干興奮した…」
603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:54:17.81 ID:MyUJl110O
友「で、具体的にはどうするのだ?」
女「……本気?」
友「まあな」
寄生虫「…大概おかしな方ですねえ」
女「もう手遅れだったのね……うぅ」
友「この流れは飽きた。虫ケラ、早く言え」
寄生虫「はあ…次の排卵は明後日なので、そこから孵化の用意が整うまで3日ですね」
友「5日後は…ちょうど連休の頭か。都合がいいな……もちろん空いてるよな?」
女「そこは二人で遊びにいくって……まあいいか」
友「よし、決まりだ。他に何か言うことは?」
寄生虫「その……教育の仕方が…先程言った不自由な生活につながるのですが…」
友「そういえばそんなことを言っていたな」
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:02:16.88 ID:cqrmBsigO
寄生虫「教育を済ますには最低でも三日は頂きたいのですが…」
女「回りくどいわね、不自由って?」
寄生虫「その…教育をするには私が幼生に触れている必要があって……」 うにうに
女「え……」
友「ほう…!」
寄生虫「具体的には触手を小腸まで挿入して、ですね…」
女「つまり…三日間こいつとお尻で繋がった状態で生活しろ…と……」
寄生虫「ええ…まあ……」 うねうね
友「最高じゃあないか」
614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:15:42.28 ID:cqrmBsigO
女「激しく遠慮したくなってきたわ……」
寄生虫「心中…お察しします……」
友「なんだ、虫ケラもそっち側なのか? これはなんてプレイだ? んん?」
女「そうだっ! 卵が胃液で溶けるんなら私の中で成長させれば…!」
寄生虫「残念ながら…」
女「そんな……」
寄生虫「あなたの腸には私が既におりますので幼生が出られないのです…」 うにうに
女「仕方…ないのね……」
寄生虫「ええ……」
友「ふむ、放置プレイだったか…」
621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:31:24.32 ID:cqrmBsigO
友「では、連休はよろしく」
女「うちでやる気? まあいいけどさ」
友「繋がっている間は外に出られないから、食料の調達とかも必要だな」
女「あんたに任せたわ。当然、経費もそっち持ちで」
友「ふむ…まあ、しかたないな」
女「決まったわね。じゃ、また明日」
友「あ、今晩泊まらせてもらうから」
女「え?」
友「まあまあ予行演習だと思ってさ……シャワー借りるぞ」
女「あ、ちょ………もうっ」
寄生虫「相変わらず押しに弱いですね」 くねっ
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:38:11.99 ID:cqrmBsigO
女「じゃ、おやすみ」
寄生虫「おやすみなさい」 とろり
友「ああ、おやすみ」
女「すぅ……すぅ……」
友「……早いな」
寄生虫「私が眠らせていますから」
友「ステキ粘液で?」
寄生虫「ええ、まあ」 うねっ
友「私にも使って欲しいな」
寄生虫「ええ、いいですよ。これをくわえてください」
友「なんだ、断られるかと思ったのに」
寄生虫「いまは宿主様は寝ていますからね」 うねうね
628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:51:22.08 ID:cqrmBsigO
友「……眠るまえに質問がある」
寄生虫「なんですか?」
友「おまえらの教育とやらのことだ」
寄生虫「それが?」
友「幼生に皆で伝えるのは良いとして、伝える元の情報はどこから来たんだ?」
寄生虫「…ご想像の通りです」
友「やはりな…君の人間や社会に関する知識が正確なわけだ」
寄生虫「情報源は常に必要なのですよ。それも、最新のものがね」
友「……君も人間を喰ったのか?」
寄生虫「知識は皆で共有しています。誰が食べたか、なんて些細な問題です」
友「そうかもな」
633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:58:58.20 ID:cqrmBsigO
友「その子を喰う気は?」
寄生虫「ありません。気に入っていますし、なにより面倒です」
友「……そうか、ならいい」
寄生虫「……」
友「……」
寄生虫「……あなたを食べさせるかどうかは聞かなくていいんですか?」
友「別にかまわんぞ? できれば気持ちいい方が好きだが」
寄生虫「……本当に変な方ですね、あなたは」 うねうね
友「そうかもな」
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:08:00.78 ID:cqrmBsigO
寄生虫「他には?」
友「少しはあるが…まあいいや、面倒だ」
寄生虫「では寝ますか?」
友「ああ、これをくわえるんだな?」
寄生虫「ええ」 にゅる うねうね
友「ん……あ、そうだ……どうせなら媚薬にしてくれないか?」
寄生虫「いやです」
友「ちぇ……ん……ふぉふぁひゅひ…」
寄生虫「ええ、おやすみなさい」 ドピュル
友「んぶっ……んっ、んっ…」 コク…コク…
寄生虫「……」
友「…………すぅ……すぅ…」
寄生虫「………」 ちゅぷ
寄生虫「……」 うねっ
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:10:24.51 ID:cqrmBsigO
~5日後~
女「そろそろ来る頃ね…」
寄生虫「卵の方は準備万端ですよ」 うねっ
女「うーん…」 さすり
寄生虫「なんですか?」
女「あんまり実感わかないなって」
寄生虫「まあ、お腹が大きくなるわけでもないですからね」
友『おーい』
女「あ、きた……開いてるよー」
友『すまんが開けてもらえないか? 手がいっぱいだ』
女「はいはい…」
692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:20:33.97 ID:cqrmBsigO
女「いらっしゃい」 がちゃり
友「や、すまんな」
女「わっ、すごい荷物ね……持つよ」
友「ありがとう……お邪魔する」
寄生虫「お待ちしておりました」 うねうね
友「やあ虫ケラ。今日は頼んだぞ」
寄生虫「お任せください」 うねっ
女「…おもっ……これ、なにが入ってるの?」
友「それは食料品だ」
女「三日分にしては多くない?」
友「そうなのか? 普段は自分で買わないからよくわからないんだ」
女「あっそ…」
694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:32:09.64 ID:cqrmBsigO
女「そっちのリュックは?」
友「着替えとか…お泊りセットだな。いくら汚れても大丈夫なようにな」
女「なんだ、服ならわたしのを貸すのに」
友「みじめな気分になりたくはないのでな」
女「ん? どういうこと?」
寄生虫「まあまあ、あまり追い打ちをかけるものではありませんよ」 うにうに
友「虫ケラはやさしいな…」 なでなで ぬるぬる
女「はぁ……もういいからとりあえず荷物おいたら?」
友「うむ…」
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:43:58.06 ID:cqrmBsigO
女「荷物はあけなくていいの?」
友「後にしよう……あ、食料品で冷蔵庫にいれるものはたのむ」
女「わかったわ」
友「シャワーを借りていいか? 少々汗をかいたのでな」
女「いいわよ。好きに使って」
寄生虫「そのままでも結構ですけど」 うねうね
友「いや、少し濡れすぎてな…どうにも気持ち悪いのだ」
寄生虫「ははあ…ま、ごゆっくり」
友「うむ、なんなら一緒にはいるか?」
女「わたしはさっき入ったばっかりだから」
友「そうか…」
寄生虫「卵が孵化したら否応なしに一緒ですけどね」
友「それもそうだな。じゃ」
女「やだなあ…」
700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 16:05:00.31 ID:cqrmBsigO
友「ふぅ……いい湯だった…」 フキフキ
女「あら、ずいぶん早い…って、服を着ろっ!」
友「邪魔になるかとおもって」
女「せめてタオルを巻けっ!」
友「いいじゃないか、減るものでもないし」
女「そういう問題じゃ…! …………むしろあれ以上減ったらなくなるわね…」 ボソッ
友「ん、最後のほうがよく…」
寄生虫「まあまあ。パンツはいりませんが服は着てください。体をひやしたら大変です」 うねっ
友「む、ではズボンはダメだな…ふむ、裸ワイシャツか…」
女「却下」
友「バスローブで我慢するか…」
709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:20:50.81 ID:cqrmBsigO
女「早く着なさいな」
友「む……私がノーパンということは、そのワンピースの下は……!」
女「うっ……余計なことは考えんでいいっ」
友「…まあ、それもそうか」 きがえきがえ
女「ふぅ……」
友「…隙ありっ」 ばっ
女「やっ…」
寄生虫「きゃあエッチー」 にゅるん うねっ
女「……」
友「……」
寄生虫「…だめでしたか?」
女「気がそがれたわ……」
友「いや、エロいはエロかったぞ?」
710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:36:59.03 ID:cqrmBsigO
寄生虫「面白いと思ったのですが……」
友「そもそもスカートめくりははいてなくては話にならんしな」 ぎゅっ
女「なんなのよ、それ……」
寄生虫「美学です」
友「まあ冗談はさておき、本題に入ろうか」
女「唐突ね」
友「もともと、そのために来たのだ。私の準備はもういいぞ」
寄生虫「わかりました。はじめましょう」
女「じゃ、とりあえずベッドに…」
友「君は手順をしってるのか?」
女「一通りは聞いたわ」
712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:47:30.37 ID:cqrmBsigO
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえて下さい」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……だしますよ」 とろりとろり
友「ん……んっ…んっ…」 コクコク
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:00:52.10 ID:cqrmBsigO
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえてください」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……胃までいれますよ」 にゅるる
友「んぐっ…んーっ……ぇっ…」
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:11:05.84 ID:cqrmBsigO
女「ちょっ…いったん抜いて」
寄生虫「しかたないですねえ…」 にゅる にゅる
友「うっ…ぉげっ……くっ…ふぅ……」
女「ね、大丈夫?」
友「…そこまではいるなんて……ぅ…聞いてない…ぞ…」
寄生虫「いいませんでしたっけ? 幽門近くに出さないといけないので入れないといけないんです」
女「言ってないわよ」
寄生虫「それは失礼。十分ほそいので問題ないと思ったのですが」 うねっ
友「……いや、ちょっと驚いただけだ…もう一度たのむ…」
女「無理はしないでね」
友「大丈夫だ」
723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:24:16.99 ID:cqrmBsigO
寄生虫「じゃ、くわえてください」 うねっ
友「む…」
寄生虫「麻酔を出しますからのんで下さい」 とろっ
友「んっ…」 コクリ
女「なんで最初からやらなかったのよ」
寄生虫「いやあ、久しぶりなので忘れていたのです……いれますよ」 にゅるるるる
友「ぐ……」
寄生虫「……胃に入りました」 にゅるる
女「まだ入れるの?」
寄生虫「胃の奥ですから……ここですね」 ぴた
友「……」
寄生虫「ほら、ここが幽門です。わかりますか?」 つんつん
友「むっ……ぐうっ…」
女「やめなさいっ」
732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 20:41:09.17 ID:cqrmBsigO
寄生虫「……ゼリーを出します」 ドビュルッビュル
友「う……」
女「大丈夫…?」
友「んむ…」
寄生虫「では抜きますね」 シュル、シュル
友「…ぅ……ぐ…」
寄生虫「後すこしです………はい」 ニュルン
友「うっ…けほっ……くっ…ふっ……」
女「……」 さすりさすり
友「…ありがと……口洗ってくる……ゲロ臭い…」
寄生虫「私たちもトイレに…触手切ります」
女「……あんまりふざけないで」 ぎりっ
寄生虫「あたっ…いやあ、すみません…つい…あっはっは」
女「はぁ……トイレだっけ?」
寄生虫「ええ」 うねっ
742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:00:19.70 ID:cqrmBsigO
友「ふう……あれ?」
女「ごめん、まった?」
友「あ、いた」
女「トイレで触手流してたの」
友「そうか」
寄生虫「さ、続きをしましょうか」
友「今度はなんだ?」
寄生虫「お待ちかねの産卵ですよ」 うねうね
友「また胃まで犯されるのか?」
寄生虫「別に犯したつもりはなかったんですが……今度は飲み込むだけで結構ですよ」
友「なんだ…」
女「残念そうな顔をするなよ…」
744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:13:12.02 ID:cqrmBsigO
寄生虫「またこれの先っぽから出しますからくわえてください」 にゅう
友「まて、卵の大きさはどのくらいだ?」
寄生虫「ビー玉くらいですかね……ちょっと待っててください」 うにょんうにょん
女「あっ…なんかでてった……」
寄生虫「今のが卵です。普段はもっと小さいうちに流すのでわからないですけどね」
友「おめでとう。元気な赤ん坊だぞ」
女「それはできれば人間相手のときにいって欲しいな」
寄生虫「それにまだ生まれてませんしね」
友「それは失礼」
寄生虫「触手の中ほどをしごいてみてください」
友「ふむ………あ、これが卵か」 ぬるーり
寄生虫「ええ、先の方まで送りますね」 うにょんうにょん
748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:20:13.24 ID:cqrmBsigO
友「よかった……大きくて喉につまったらどうしようかと思ってたんだ」
寄生虫「その時は私が直接胃まで突き落としてあげますよ」 うにうに
女「おい」
寄生虫「冗談です」
女「ま、いいや。私にも触らせて」
寄生虫「はいはい」
女「これが…」 きゅっ
寄生虫「私たちの第二子というわけですね」
女「ふーん……卵は見られないの?」
寄生虫「外気に弱いので…」
女「そっか…ありがと。もういいよ」
753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:30:48.11 ID:cqrmBsigO
寄生虫「では」
友「ん……」 はむっ
寄生虫「卵と一緒に粘液も少しでますが全部のんでくださいね」
友「ん」
寄生虫「産みます…」 ぬぬ にゅぷん とろり
友「…んっ……く…」 くぴり
寄生虫「……」 ちゅぷ
女「……」
友「ふぅ……」 さすり
寄生虫「…さあ、次のステップへ急ぎましょうか」
友「卵は勝手に胃で孵るから…教育か」
寄生虫「ええ」 うねっ
女「とうとうきたか…」
757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:49:35.67 ID:cqrmBsigO
友「別に君はなにもされないだろ?」
寄生虫「そうですよ。別にいいじゃないですか」
女「でもなんかねえ」
寄生虫「というか、あまり時間がないので早く二人とも横になってください」
友「あ、ああ。わかった」 ぱたり
寄生虫「私が幽門にたどり着く前に孵化してしまったら壊れた人間の一丁あがりですからね」 うねうね
女「早くやって」
寄生虫「とは言え半時はかかりますから十分間に合いますよ……ん?」 くちゅり
友「んっ……そっちは前だ…」
寄生虫「失礼しました……こちらですね」 ぬぷり
友「ふあっ……」 びくっ
761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:16:17.46 ID:cqrmBsigO
寄生虫「いきますよー」 にゅるるる
友「ぐっ……深い……」
寄生虫「まだまだ…大腸に差し掛かったばかりですよ……っと」 ぬ ぬぬ
女「どうしたの?」
寄生虫「いえ、まあいわゆる障害物が……」 ぬぷ ぬるる
友「っ……」 カァァ
女「あれ? 顔赤いわよ、大丈夫?」
寄生虫「ほう…羞恥プレイは苦手ですか…」 にゅるる
友「くっ……そんなことは……んっ……ない…」
寄生虫「なんなら実況してもよろしいのですが……」 にゅるりる
友「……やめてくれ」
女「それはともかく間に合うんでしょうね」
寄生虫「それは大丈夫です。これも幼生の養分にしますしね」 にゅるんにゅん
765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:28:15.05 ID:cqrmBsigO
友「んっ………くぅっ……ひっ……」
寄生虫「ふうむ……しかしこれは……」 にゅるる
友「……ぁ……なにか……?」
寄生虫「昨日の晩ごはんはなんでしたか?」 にゅるる
友「え? あ……や………あの…」
女「なんでそんなことを…」
友「…か……カレー……だ……」
寄生虫「うんこ食べてる最中にカレーの話をしないでください」
女「……」
友「…ぁ……ぅ………」
女「……ばか」
寄生虫「いやあ、一度いってみたかっただけなんですけどね!」 うねんうねん
友「あっ…やめっ……動く、なっ……!」
寄生虫「あ、すみません。照れ隠しです」 ぴたり
女「………あほだ」
782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 00:19:15.17 ID:FSIjFvUkO
友「…ん……ぁ……ふ……」
寄生虫「……小腸に差し掛かりました」 にゅるるる
女「……」
寄生虫「……お暇ですか?」 にゅるる
女「……若干」
寄生虫「退屈しのぎのお薬お出ししましょうか」 にゅるるる
女「どんな?」
寄生虫「ご自分の体にきけばよろしいかと」 にゅるるる
女「やめとく」
寄生虫「そうですか……それは残念です」 とろり
女「どうせエッチぃ薬つかうつもりだったんでしょ?」
寄生虫「ええ、まあ」 にゅるるる
友「…んっ………ん……」
848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:54:16.74 ID:FSIjFvUkO
友「…くぁ……ん……」
寄生虫「……着きました。保護用のゼリーをだします」 ビュルッビュル
友「うあっ……」
寄生虫「はい、とりあえず終わりです」
女「気分はどう?」
友「ん……ふふ、お腹が君のでいっぱいだ…」
女「…大丈夫みたいね……これからどうするの?」
寄生虫「孵化するまで待ちます」
友「なにかすることは?」
寄生虫「じっとしていてください。触手が抜けたり切れたりしたらおしまいですから」
友「わかった……それにしても…ん……ずいぶん長く入ったものだな…」
寄生虫「ええ、まあ。十二指腸の手前までいきましたからね」
850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:08:36.08 ID:FSIjFvUkO
女「ん……」 もぞり
友「うあっ!」 びくっ
女「あっ、ごめん」
友「……ん…かまわない。びっくりしただけだ」
寄生虫「引っ張るとあぶないですよ」
女「……気をつけるわ」
寄生虫「ああ、そうだ。いっそお二人で抱き合っていたらどうでしょうか」
女「え?」
友「ふむ…こうか?」 だきっ
女「ひゃっ……あっ…」
友「ずいぶん敏感だな…」 ふにふに
853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:20:25.97 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「幼生は孵化してからすこし暴れますからね。ちょっと違和感や苦痛があるかもしれません」
女「ちょ……やっ…なんで……」
寄生虫「それで動いて触手が切れてしまったら大惨事です」
友「なるほどな……ほら、君も抱きしめてくれ」 ふにふに
女「あっ…ふぁ……うん…」 ぎゅっ
友「ふふ…」 ぎゅうっ
女「ふああっ…」
友「…敏感にもほどがあるな」
女「…あんた…なにかっ…した……?」
寄生虫「さて、なんのことでしょうか」
友「ふふ、したんだろ…」 ふにふに
寄生虫「ええ、まあ」
女「ちょ……あとでっ…やっ…あんっ……」
855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:30:50.15 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「あんまり暴れないでください。触手が切れてしまいますよ?」
友「そうだぞ。私がどうなってもいいのか?」 ふにふに
女「…んっ…だったら……やめなさ…いっ…!」
寄生虫「……SなのかMなのかわかりませんね」
友「ふふ、さて…ん? あっ…!」 びくっ
女「…どうしたの……?」
寄生虫「生まれたようですね」
友「ぐっ……ああっ…中で…」 びくっびくっ
寄生虫「押さえてくださいっ」
女「うん! んっ……」 ぎゅうっ
857 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:43:18.50 ID:FSIjFvUkO
友「うあっ……いっ……」
女「まだ捕まんないのっ?」 ぎゅっ
寄生虫「まだです。幽門を無理矢理抜けています」
友「くあっ…ひっ…がぁっ……!」
寄生虫「十二指腸にでました」
女「はやくしなさいっ」
寄生虫「それは幼生にいってください」
友「いぎ……ぅ……うあ…」
寄生虫「………捕まえましたっ」
友「やっ…ぐ…ああああああ!」
寄生虫「……おとなしくしなさいっ」 ビュルッ
友「あっ…いっ…く……はぁ……はぁ……」 ぐたり
859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:14:20.86 ID:FSIjFvUkO
友「…はぁ…はぁ……」
女「大丈夫?」
友「ああ……すごく痛かったけどな……ふふ」
寄生虫「いやあ、なかなか元気がよかったですね。うちの子がご迷惑をかけました」 とろっ
女「うちの子って…」
寄生虫「そうでしょう?」
女「まあそうだけどさ……あれ?」
友「……すぅ……すぅ……」
女「………寝てる?」 ゆさゆさ
寄生虫「どうやら幼生をおとなしくさせるのに使ったのが効いてしまったようですね」
女「大丈夫なの?」
寄生虫「ええ、しばらくしたら目を覚ますはずですよ」
女「そう……」 ぎゅっ
892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:44:08.62 ID:FSIjFvUkO
友「…すぅ……すぅ……」
女「あんなに痛そうなんて聞いてないわよ」 なで…なで…
寄生虫「言ってたら反対したでしょう?」
女「いや別に? この子がやりたいっていってるんだし」 なで…なで…
寄生虫「そうですか。少し意外です」
女「まあ、痛いくらいならね。死ぬようなことなら止めるけど」
寄生虫「……」
女「…そこんとこは大丈夫なんでしょうね?」
寄生虫「………ええ、まだ」
女「そ……信頼するからね」
寄生虫「まかせてください」 とろっ
友「……ん…」 もぞ
女「あ、おきた?」
895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:57:45.93 ID:FSIjFvUkO
友「あれ……私は寝ていたのか…?」
女「ええ、ぐっすりとね」
寄生虫「すみません。幼生につかったのが効いてしまったようで」
友「ん、かまわない。幼生の具合はどうだ?」
寄生虫「順調に育ってますよ。明日には寄生できるくらいにはなるでしょう」
友「そうか。楽しみだな…」 さすり
女「言葉は話せないの?」
寄生虫「人間と交信できるのはまだまだ先ですね。これ、なかなか難しいんですよ?」
女「まあ、テレパシーって時点でもうよくわかんないけどね…」
899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:09:20.47 ID:FSIjFvUkO
女「気分はどう?」
友「お腹がすいたな」
寄生虫「あったものは幼生の餌にしましたからね」
女「じゃ、ご飯にしよっか」
友「うむ」
女「これじゃ動きにくいからもう少し伸ばしてくれる?」
寄生虫「引っ掛けないでくださいね」 にゅるるる
女「わかってるわ……立てる?」
友「ああ」 むくり
女「よし……それにしても」
友「なんだ?」
女「予想以上に間抜けな恰好ね…」
友「……まあな」
901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:18:12.60 ID:FSIjFvUkO
友「あ…」
女「なあに?」
友「…トイレに行きたい」
女「……もう少し伸ばせる?」
寄生虫「強度が心配です」
友「一緒に入るしかないな」
女「う…」
友「私のほうが恥ずかしいんだぞ?」
寄生虫「まあ、三日の辛抱ですから」
女「………はぁ」
904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:24:54.54 ID:FSIjFvUkO
友「そうだ、そっちを持って…」
女「はいはい…」
友「このままでは引っ掛けてしまうからな」
寄生虫「私はかまわないのですが…」
女「だまれ」
友「あの……」
女「ん?」
友「…そんなに見られるとしずらいのだが……」
女「あっ…ごめん……」
友「すまない………ん…」 ちょろ
女「……」
友「……ぅ……」 じょぼぼぼ
女「…ぁ……」
906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:44:05.88 ID:FSIjFvUkO
友「……んっ…」 ちょろり
女「……」 もじもじ
友「ぅ……」 ぴちょん
女「……」 もじもじ
友「……そんな恥ずかしそうにするな…」
女「や…だって…」
友「…こちらまでなんだか恥ずかしくなる……」 ふきふき
女「あっ…ごめん……」
寄生虫「やれやれ、先が思いやられますね」
女「…だまれ」
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:57:03.72 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「言って置きますがあなたも同じことするんですからね」
女「え、だっていつもは……あ…」
寄生虫「ま、浣腸プレイがしたいなら別ですがね」
女「じゃあどこから…」
寄生虫「尿道からですね」
女「げ……」
友「ほう…」
寄生虫「しかも二人分」
女「う…」
友「それはそれは…」
寄生虫「水はたくさん摂ったほうがいいですよ」
女「うう…」
友「ま、しっかり見ててやるからがんばれ」 ぽん
女「あんたのせいだっ」
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:06:26.00 ID:FSIjFvUkO
友「……ごちそうさま」
女「結構たべたわね。案外あの量で正解だったかも」
寄生虫「最初はたくさん栄養が必要ですからね」
友「私のはどうなってるんだ?」
寄生虫「今は体を動かせない状態にして養分を与えています」
友「そうか」
寄生虫「きわめて順調ですよ」
女「そ。よかった」
友「さて、腹も満ちたし…」
女「なにをしようかしら」
友「風呂かな。汗かいたし」
女「二人で入るとすこしせまいわね」
友「それがいいんだろうが」
寄生虫「ですね」
女「……」
914 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:17:04.95 ID:FSIjFvUkO
友「さて」
女「…やっぱり交互に浸からない?」
友「大丈夫。先に入ってくれ」
女「…はいはい」 ちゃぷ
友「よし…それで……こうすれば…」 ちゃぷり ぎゅ
女「や…」
友「意外とはいれるものだろう?」
女「すごく狭苦しいわ…」
友「そうか? 私は居心地がいいぞ?」
寄生虫「うう…この触手さえ自由になれば……」
女「なにする気よ……」
友「ナニだろ」
寄生虫「ナニです」
女「……あんた等は…」
916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:27:30.37 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「ああ…すてきな女体があるのに……」
女「だまれ」
寄生虫「うぅ…」
友「……なあ、聞いてほしいことがあるんだ」
女「なに? 急にあらたまって…」
友「…無事に私の寄生虫が育ったらさ」
女「え、ええ……」
友「………一緒にたくさんたくさん触手プレイしようなっ」
女「一人でやれ!」
友「えー」
寄生虫「えー」
おわり
~一ヶ月後~
友「ふむ……」 じー
女「……なによ」
友「…男でもできたか?」
女「は?」
友「いや、最近きれいになったな、と思ってな」
女「え、あ。そう?」
友「うむ。お肌つやつや、顔色よし、あと心持ちやせたような…」 ぎゅう
女「わっ、こら、抱き着くなっ」
友「やはりな……そして胸は相変わらず…」 むにむに
女「やっ、ちょ…やめてよ…」
友「うらやまけしからん…」 むにむに
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 21:34:50.28 ID:DXRdrBkpO
女「ね…ほんと…やめっ…」
友「反応も前より色っぽいしな……」 むにむに
女「…もー! はなせっ!」 ぐいっ
友「……やはり男か。相手は誰だ?」
女「いないってば」
友「嘘をつけ、君と私の仲だ。隠し事はすぐにわかる」
女「隠し事なんて…」
友「一ヶ月くらい前からだな」
女「なっ……」
友「図星か。すべて吐け」
女「あっ、もう休み時間終わるからっ。またねっ!」 たったったっ
友「ふん、逃げたか……まあいい、あとでじっくり聞いてやる…」
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:01:04.03 ID:DXRdrBkpO
女「誰もいないわよね……」 きょろきょろ
寄生虫「そのようですね」
女「……っあー、つかりたー」
寄生虫「お疲れ様です」
女「しかし、男ねえ…」
寄生虫「いやあ、なかなか鋭い方ですねえ」
女「ほんと、なんであんな…」
寄生虫「今日はなんとか逃げられましたけど、明日はもうダメでしょうね」
女「そうでしょうね…」
400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:05:40.87 ID:DXRdrBkpO
女「あー、なんて言い訳しよう」
寄生虫「彼氏がいると嘘をついてごまかしては?」
女「逢わせろってなるでしょうね」
寄生虫「遠距離恋愛ということに」
女「むりむり、あいつにはすぐにばれる」
寄生虫「ああ。まあ、あなたですしね」
女「どういう意味よ」
寄生虫「いえいえ、嘘のつけない正直な人だと褒めているのですよ」
女「とかいって馬鹿にしてない?」
寄生虫「実は」
女「…でてきなさい」
寄生虫「いやですよー」
403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:14:06.82 ID:DXRdrBkpO
女「ったく……家についたらタバスコ飲んでやる」
寄生虫「勘弁してください」 にゅるん
女「臍まで……んっ……そこを通るな…」
寄生虫「最短距離ですから」 うねうね
女「……もういい、戻って」
寄生虫「えー、痛めつけてくれないんですか?」 うにうに
女「…そういう性癖なの?」
寄生虫「冗談です」 シュルシュル
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:24:51.11 ID:DXRdrBkpO
女「って言うかどうするか考えないと…」
寄生虫「ふむ。いっその事ばらしてしまってはいかがでしょうか」
女「えっ、いいの?」
寄生虫「かまいませんよ」
女「かまいませんよって…どうか内密にってあんたが言い出したんじゃない」
寄生虫「それはあなたの社会的立場が悪くなったりしたら困るからですよ」
女「あ、配慮とかしてたんだ」
寄生虫「あなたの食生活イコール私の待遇ですから。あと、下手に広まって解剖されるのも大嫌いですし」
女「ならあの子には話しても?」
寄生虫「信頼できるのならばいいと思いますよ?」
女「なら大丈夫ね」
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:31:40.54 ID:DXRdrBkpO
寄生虫「ずいぶんあっさり決めましたね」
女「まあね」
寄生虫「人間、思いもよらない異常事態には普段の姿なんて当てになりませんよ?」
女「問題ないわ。大抵のことには動じない奴だからさ」
寄生虫「ずいぶん信頼してらっしゃるのですね」
女「はやくバラしてすっきりしたいってのもある」
寄生虫「なるほど、さっきから胃酸の分泌が多いわけです」
女「あ、やっぱり?」
寄生虫「ええ。私が中和してますけど」
女「ありがと」
寄生虫「どういたしまして」
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:31:25.37 ID:DXRdrBkpO
女「じゃあ、早速今晩」 ピッピッピッ プルルル プルルル
寄生虫「本当に早速ですね」
女「引き伸ばすと後が怖いからね………あ、もしもし?」
友『遅いぞ』
女「今日のことで…って、え?」
友『今から行く。夕飯もあるとうれしい。じゃ…プツッ…つーつー』
女「ちょっ……あー、もう…」
寄生虫「なかなかですね」
女「スーパー寄るね…材料が足りないから…」
寄生虫「お疲れ様です」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:56:37.23 ID:DXRdrBkpO
女「ふう……やっと帰れた……」
寄生虫「まさかタイムセールとかちあうとは思いませんでしたね」
女「うん……あれ? 鍵があいてる?」 ガチャリ
友「や、お帰り」
女「…合い鍵を渡した覚えはないんだけど?」
友「ポストの中にガムテープ。もっと捻ったらどうだい?」
女「不法侵入よ」
友「お腹すいたから早くごはんが食べたいな」
女「はいはい。今作りますよ」
友「手伝おう」
女「当然」
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:03:14.87 ID:MyUJl110O
友「先ほど玄関の前で誰かと話していたようだが?」 トントントントン
女「あ、聞いてたんだ…まあ、話ってのはそこにからむんだけどさ…」 ジュウー
友「まさか幽霊とか言わないよな」 シャッシャッ
女「まあ、その話はご飯食べてからにしましょ」 ジャワー
友「…なにやら複雑なようだな」 スー
女「まあまあね」 ジャー
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:16:07.79 ID:MyUJl110O
女「ごちそうさま」
友「ごちそうさまでした」
女「うん、なかなかいい出来だったわね。特にこの」
友「さ、話してもらおうか?」
女「せっかちねえ」
友「焦らされるのは好きじゃない」
女「うーん、どこから話しましょうか…」
友「男がらみではないんだよな?」
女「…え?」
友「そうだったらもっとだらしなく浮かれてるはずだからな」
女「あんたは…」
友「これでも心配しているのだよ。さ、話せ」
女「んーとね、つまり……寄生されたのよ」
友「は?」
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:24:44.47 ID:MyUJl110O
友「……ああ、このけしからん胸が青少年に悪影響を…」
女「その規制じゃなくて、寄生虫の…」
友「いまなお継続中?」
女「……わざとでしょ?」
友「ばれたか」
寄生虫「つまり、私のことですよ」
友「…誰だ。どこにいる」
寄生虫「あなたの目の前ですよ」
友「はあ?」
女「ちょっと。私から話すって言ったでしょ?」
寄生虫「間怠っこいんですもの」
友「まて、待て待て。話が見えないぞ? 君は誰と喋ってるんだ?」
女「ああ、ごめん。実はね……」
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:32:39.58 ID:MyUJl110O
友「……なるほど、それでこの声にとり憑かせた訳だ」
女「だから寄生虫だってば」
友「よくもまあ信用したものだ」
寄生虫「いやあ、私も驚きましたよ」
女「ちょっ」
友「で、寄生虫とやら…名前はあるのか?」
寄生虫「特にないです」
友「ふむ、では虫ケラと呼んでかまわないな?」
寄生虫「ええ。いいですよ」
女「いいのかよ…」
443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:11:40.82 ID:MyUJl110O
友「ふむ、君はこの子のお腹の中にいるようだけど、出てこられるのかい?」
寄生虫「一部だけなら、ですけど」 にゅるん にゅるるる
女「勝手に話を……んっ…」
友「ほう、これはこれは…」
寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」 うねっ
友「や、これはご丁寧に」 にぎっ
女「よく触れるわね…」
寄生虫「初対面は握手。欧米の常識ですよ」 うねうね
友「触手と握手…くくっ…」
女「ごめん、ツボがわかんないわ」
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:24:03.81 ID:MyUJl110O
友「見た目通りぬるぬるしているのだな」 べっとり
寄生虫「ええ、素敵でしょう?」
友「ふむ……」 ぺろっ
女「おいっ」
友「……別にエロくなったりはしないのか」
寄生虫「あ、それは普通のやつですから」
友「ほう、つまり…」
寄生虫「もちろんですとも」 うねっ
友「ぜひ」
寄生虫「お好きですか」
友「ふふっ」
女「置いてきぼりにしないでよう…」
450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:33:57.56 ID:MyUJl110O
友「君はこの子のどこに寄生しているんだい?」
寄生虫「腸内ですよ」
友「つまりこの触手は肛門から」 くんくん
女「かぐなっ」
友「臭わないな」
寄生虫「私が分解してますから」
友「ふむ。すまないが生えているとこを見せてもらえないか?」
女「いやだよっ!」
友「君と私の仲じゃないか」
女「そんな関係になった記憶はないっ!」
寄生虫「まあまあ、落ち着いてください。水でものんだらどうです?」
友「そうだ。虫ケラのいうとおりだぞ」
女「うがああああ!」
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:00:46.74 ID:MyUJl110O
女「ふぅ……ふぅ……」
友「落ち着いたか?」
寄生虫「まったく、暴れるなんて野蛮ですよ」
女「誰のせいよ……」
友「さあな。では話を聞かせてもらおうか」
女「え? みんな話したと思うけど」
友「こんな虫ケラを住まわせているんだ。良い事がさぞ沢山あったんだろう?」
女「それは話したでしょ。生理、体調管理、便秘や体重、すっごく助かってるわ」
寄生虫「照れます」
友「……ふざけるなっ!」
女「えっ?」
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:12:16.30 ID:MyUJl110O
友「そんなことはどうでもいい。エロい事について話せといってるんだ!」
女「わ、う、そんなこ…エ、エロ…ええ?!」
寄生虫「混乱しないで。落ち着いてください」 にゅるん
女「や、だって…」
友「エロいことはあったの? なかったの?」
女「わ、や、あの…その…」
寄生虫「やりましたよ。つい昨日も」
女「わあああああああ!」
友「やはりな。どんなことをしたんだ?」
女「ちょっ! おまえ、あとでっ! うああっ!」
寄生虫「最初はですねえ…」
友「ああ、いい。虫ケラは黙ってろ。こいつから直接聞くから」
女「やだあああああああ!」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:25:02.47 ID:MyUJl110O
女「…うっ…で…子宮…ビリ、ビリッ…ってなって……」
友「…ほう、それでイッてしまった訳だ…ふふっ」
女「うう…恥ずかしい……ひっ……えぐっ…」
寄生虫「なんと言う鬼畜羞恥プレイ」
友「いや、君もなかなかよい仕事をしているよ」
寄生虫「お褒めに預かり光栄です」
女「…ぅぅ…もうやだあ……」
友「わるかった、わるかった。少しやり過ぎたな」 なでなで
女「うう……」
寄生虫「師匠と呼んでいいですか?」
友「ふふっ、私なんてまだまださ」 なでなで
493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:07:48.36 ID:MyUJl110O
友「さて、ひとまず落ち着いところで相談があるのだが…」
女「なにかしら」
友「その虫ケラを譲ってくれないか?」
女「いやよ」
寄生虫「ごめんなさい」
友「……虫ケラにまで拒絶されるとは」
寄生虫「今の宿主様はとても住みよいですからね」
女「あ、そうなんだ」
寄生虫「危ないところを救っていただいた恩もありますしね」
友「むう…やはり駄目だったか…」
496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:20:38.44 ID:MyUJl110O
女「まあそう落ち込まないで…」
友「……そうだよな…寄生されて触手プレイなんて女冥利につきるもんな……」
女「って、そっちの理由で!?」
友「他になにがあるというんだ…」
寄生虫「あ、でも他の方なら紹介できますよ」
友「なにっ! 本当か!」
寄生虫「ええ、幸い女の方ですし引く手数多でしょう」
友「ありがたい!」
女「男女で差があるの?」
寄生虫「ええ、まあ。男の方に寄生すると子供を作るのが面倒ですから」
友「興味がある、聞かせてくれ」
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 14:52:50.91 ID:MyUJl110O
寄生虫「なに、話は簡単でして私たちは生殖のために卵子が必要なんです」
友「なるほど、男に子宮はないな」
寄生虫「だから精巣をのっとって、女性と性交してもらわないといけないんですね」
友「ふむ、確かに面倒だ」
寄生虫「まあ別に精巣を使わなくても尿道から触手で卵子をもらってきてもいいんですが、どちらにせよ性交は必要な訳です」
友「では、うっかり童貞野郎に寄生したら大変だな」
寄生虫「そこがまた面倒なんですね………例えば、今日のスーパーになかなかのいい男がいたでしょう?」
女「…へ、わたし? え、ああ。そういえばいたわね」
寄生虫「あれは寄生されてます」
女「うそっ?!」
508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 15:09:17.85 ID:MyUJl110O
友「ふむ、つまり宿主を都合よく改造するのか」
寄生虫「言葉が悪いですね。異性との性交のお手伝いをしているだけです」
友「ものは言いようだな」
寄生虫「まあ、そんな訳で男性は大変なのですよ。うまくやれば月に一度どころでなく作れるのは確かですけれどね」
友「ふむ、なるほどな」
寄生虫「少し話が長くなりましたね。まああなたがたには関係のない話ですよ」
友「いや、面白かったぞ?」
女「ええ、参考になったわ。イケメンは腹でなに飼ってるかわかんないのね」
寄生虫「あなたが言えた話ではないのですが…」
517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:33:36.53 ID:MyUJl110O
寄生虫「では、仲間を探してきましょうか。すみませんがトイレに行っていただけますか?」
女「行ってどうするのよ」
寄生虫「もちろん仲間を……あ、もう少しご飯たべてもらったほうが…」
女「まさか下水から引っ張ってくる気なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
女「却下」
友「どうして」
女「汚いじゃない」
寄生虫「私も元はそこにいたのですが」
女「拾ったときは見た目きれいだったからよし」
友「私はかまわないのだが」
女「私が気にするの」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:47:56.54 ID:MyUJl110O
友「しかしそれでは私の寄生虫が…」
女「う…なにか他に方法はないの?」
寄生虫「ありますがおすすめはしません…そもそも何がいやなのですか?」
女「だってあんたが下水いったら誰とも知れぬ糞尿まみれでかえってくるんでしょ?」
寄生虫「あ、それは大丈夫です」
女「え?」
寄生虫「伸ばした触手は切ってしまいますから」
女「…じゃあ上がって来るやつが」
寄生虫「私の触手の中を通って来ますから、着く頃にはすっかりきれいですよ。他になにか問題が?」
女「う……や、でも…」
友「話はついたようだな」
女「ぐ……」
528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:38:30.34 ID:MyUJl110O
寄生虫「ではトイレへ…あと牛乳用意してくれますか?」
友「んー、牛乳はー…ないな。買ってきてやろう」
女「ちょっ、人の家の冷蔵庫を…」
友「鍵借りるぞ」 バタン
女「はあ…」
寄生虫「まあまあ、こちらも始めましょう」
女「わかったわよ…どれくらいかかるの?」
寄生虫「うまくいけば一時間くらいですかね」
女「その間すわりっぱなしかあ…」
寄生虫「まあまあ」
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:47:32.92 ID:MyUJl110O
女「よいしょっと……いいわよ、はじめて」
寄生虫「では」 にゅるん
女「んっ……いつもより硬いわね…」
寄生虫「長さ重視ですからね。あと、強度の関係でだんだん太くなりますから」 にゅるるるる
女「…太くって……どこまで…?」
寄生虫「痛いことはありませんから大丈夫です」 にゅるるるる
女「……不安だわ」
寄生虫「ああ、なつかしの下水管! 私は帰ってきたよ!」にゅるるるる
女「うざっ」
534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:18:30.94 ID:MyUJl110O
女「…ねえ……まだなの……んっ…」
寄生虫「すみません。こちらからは始めてでして勝手が…」 にゅるんにゅんにゅん
友「ただいま」 がちゃり
女「…おか…えりぃ……」
寄生虫「あ、ちょうど良いところに」 にゅるりるにゅるり
友「とりあえず3L買ってきた……なんだ、もうはじめているのか」
寄生虫「ええ。とりあえず飲ませてあげてください」
友「ふむ。口移しでいいかな?」
女「ばっ…」
友「冗談だ、ほら飲め」
女「んっ……」 ちゅううう
536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:29:50.28 ID:MyUJl110O
友「ほう、ずっと出っ放しなのか」 じろじろ
女「やっ……見るなっ…」
寄生虫「急に動くと切れますよ…飲むのに専念してください」 にゅるるるる
友「そうだ。金魚のフンの言うとおりだぞ」 じろりじろ
女「くっ…む……」ちゅううう
寄生虫「ふふ、金魚のフンですか…言い得て妙ですね」 にゅるるるる
友「だろう? ……媚薬のたぐいは使ってないのか?」
寄生虫「ええ。途中で失神されても困りますから」 にゅるるりるにゅんにゅん
友「それはなかなかの効き目だな」
寄生虫「素質があるのですよ」
友「ふふふ」
女「…ぷはっ……人が動けないのをいいことに……んっ…」 ちゅううう
537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:39:23.09 ID:MyUJl110O
女「…んっ……ぁっ……んんっ…」 ちゅううううう
友「もう二本目も空に近いが……垂れてるぞ」 フキフキ
寄生虫「おそらくはそろそろ……あ、いた」 にゅる にゅる ぴたり
友「よし、よくやった」
女「…っはあ……はぁ……もう…いいのね…?」
寄生虫「ええ、あとは私の方で……やあ、お久しぶりです…」
友「お疲れ」 なでなで
女「んっ…」
寄生虫「あなたがたもお元気そうで……ええ、はい。宿持ちですよ……え? ああ、まあ少し怒りっぽいですが…」
女「……気になる」
友「……ああ」
543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:15:01.06 ID:MyUJl110O
寄生虫「ははっ、またまたご冗談を………えっ! あーそうですか。お世話になります……あ、はい。まだまだ現役ですので……」
女「……長いね」
友「……ああ」
寄生虫「あっはい。わかりました……ええ、お元気で……またいつか……切りますね」 プツッ
友「お、おい。切れてしまったぞ」
女「えっ、どういうことになってるの?」
寄生虫「いやあ、久々に楽しかったです。あ、私たちの第一子は無事に孵化したようですよ」
女「えっ、なにっ? いつの間に?」
友「それより私の寄生虫はどうなったんだ。説明しろ」
寄生虫「まあまあ、順に話しますから落ち着いて下さい」 うねっ
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:51:02.57 ID:MyUJl110O
寄生虫「まず第一子のことですが、寄生して三日後に排卵がありましたのでその時いんぐりもんぐりしまして…」 うねうね
女「な、なんで言わなかったのよ」
寄生虫「その…嫌がるかなあと思って言わなかったのですが……」
女「や、その…いちおーわたしの…子供? だし……?」 もじもじ
寄生虫「…これからはきちんと報告します」 うにうに
女「……ん。まあ、生まれたんなら…よかった…」
友「こら、イチャイチャするな。私を無視するな」
寄生虫「え…ああ、すみません。あなたに寄生するやつなんですが…」
友「うむ…」
寄生虫「断られちゃいました」
友「はあ?!」
553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:07:24.89 ID:MyUJl110O
友「なっ…! どういうことだ?! はっ、乳か?! 乳がないのが悪いのかー?!」
寄生虫「いえ、あの…」
友「ないわけじゃないんだ! ああっ、でもっ……これに比べたら…う、あ…これかっ! この乳かっ! 触手もおっきいのがいいのかーっ!!」 もみもみしだきっ
女「やっ…ちょっ……いたっ…やめっ…!」
友「うううううああああああああっ!!」 もみもみもみもみっ
寄生虫「落ち着いてくださいっ!」 プスッ
友「うっ……」 くたり
女「…はぁ……はぁ……はぁ…」
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ…ありがと……なにをしたの?」
寄生虫「全身を痺れさせました。意識はあります」
女「そ…」
寄生虫「いいですか。そのままで聞いてくださいよ?」
560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:42:11.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「あのですね。地下はただいまベビーブームの真っ最中でしてね」
友「…ぅ…ぁ……」
寄生虫「子育てに触手がさかれてとても地上にまわせる虫はいない、とのことなんです」
女「子育てとかあるんだ…」
寄生虫「ええ、まあ……つまりあなたの胸とは関係ありません。そもそも私も今知りましたし」
女「ああ…この子普段は自分の胸に関しては触れないからね…」
寄生虫「……ちょっと触ってみていいですかね」 うねっ
女「だめに決まってるでしょ……そろそろ起こしてあげなさい」
寄生虫「うう、ちっぱい……」 ちくり
友「……」 むくり
女「大丈夫?」
友「………」 ずーん
寄生虫「…駄目みたいですね」
569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:13:05.24 ID:MyUJl110O
友「……」
女「あれ、そういえばあんた他に方法あるって…」
友「……」 ピク
寄生虫「あー……はい…まあ、あります…」
友「頼むっ」 バッ
女「わっ、生きてた……っていうか私に土下座されても…」
寄生虫「うーん…最悪廃人ですけど…本当にいいんですか?」
友「かまわない」
女「えっ…や、ちょっとは悩もうよ!」
友「寄生虫に廃人にされるなら本望だ」
女「正気にもどって!」
572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:27:59.23 ID:MyUJl110O
寄生虫「うん。そこまでいうならやりましょう」
友「ありがたい」
女「えっ、ちょっと……もぅ……で、どんな方法なの?」
寄生虫「簡単です。私とあなたの子を寄生させるのですよ」
女「え、それだけ?」
寄生虫「それがなかなか大変なのですよ」
友「成功の可能性はあるのだろう?」
寄生虫「ええ。ただしお二人にはしばし不自由な生活をしてもらうことになります」
友「かまわない。君も協力してくれるな?」
女「ちょっとまって」
寄生虫「なんでしょうか」
女「失敗することはあるの?」
寄生虫「お二人の心掛け次第ですかね。ゼロとはいえません」
574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:41:15.14 ID:MyUJl110O
友「そもそも何が危険なのだ?」
寄生虫「はあ…幼生の生態と言いましょうか…少し長くなりますが良いでしょうか」
女「話して」
寄生虫「ええとですね。普通ならば卵は下水に送りそこで仲間に孵してもらうのですが…」
友「お前はできないのか?」
寄生虫「無理です。針が…とにかく宿主を持つとできないのです」
友「ではどうやって?」
寄生虫「や、孵すのは良いのです。胃液につければ殻は溶けますから…問題はその後です」
女「なにが問題なの?」
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:51:40.77 ID:MyUJl110O
寄生虫「通常は幼生の内にまわりの仲間がいろいろと教育をするのです。人間社会のこととかをね」 うにうに
友「ふむ」
寄生虫「ところがです。万一、人間の胃で孵化した場合はどうなるか……一番手近なところから情報を得ようとします」
女「それって…」
寄生虫「ええ、宿主の脳です」
女「…やっぱりやめたほうが」
友「いや、続けてくれ。自分の身に起こるかもしれないことだしな」
女「……真正のバカだね」
友「そう褒めるな」
寄生虫「……続けていいですか?」 うねうね
友「ん、ああ。すまない。続けてくれ」
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:13:29.40 ID:MyUJl110O
寄生虫「胃で孵化した幼生は小腸に進みすぐに成長します。人間の体内は下水とは比べものにならないくらい養分に溢れていますからね」
友「で、成長したら…」
寄生虫「はい。脊椎から脳に針をのばし宿主の記憶、経験、知識、全てを吸収します」
女「それで壊されちゃうんだ…」
寄生虫「いえ、この時点では宿主はまだ正常です。体に幾分か不自由がでるかもしれませんが…」
女「まだあるの?」
寄生虫「ええ。知性を得たとはいえ、この時点ではまだ宿主のコピーですから」
友「……」
寄生虫「幼生は自らの人格を完成させるために神経を乗っ取り、あたかも宿主かのごとくに振る舞って、脳から得た知識を自らの体験にするのです」
女「……」
592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:23:06.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「そして、社会生活に適応したら、いよいよ一番重要な知識を得にかかります」
友「寄生虫にとって一番重要なもの……宿主だな」
寄生虫「その通り。宿主の体でいわば人体実験をするのです」
女「……」
寄生虫「この臓器が壊れるとどうなるか、そこの神経は何をつたえるか、脳の各部の役割は?」
友「……」
寄生虫「ひとつひとつ潰しながら確かめます」
女「……」
寄生虫「宿主が壊れてしまうのはおそらくこの時ですね。どこで壊れるかは知りませんが」
友「……で、宿主が壊れたらどうするのだ?」
596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:19.72 ID:MyUJl110O
寄生虫「そうなればもう立派な成体です。壊れた体を捨てて、新たな宿主を探します…」
友「……」
女「……」
寄生虫「……と、まあ。これは最悪のケースです。今回の場合は私が知識を伝えられますから大丈夫ですよ」
女「……」
友「……」
寄生虫「え、あれ? どうされました? ……おーい」 うねうねうね
女「……ふぅー…」
友「…はぁ……」
寄生虫「あ、ようやく動きましたね」 うねっ
女「……あんたらってなかなか怖い生態してるわねえ」
友「脳姦に留まらず、体中をぐちゃぐちゃにするとはな……若干興奮した…」
603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:54:17.81 ID:MyUJl110O
友「で、具体的にはどうするのだ?」
女「……本気?」
友「まあな」
寄生虫「…大概おかしな方ですねえ」
女「もう手遅れだったのね……うぅ」
友「この流れは飽きた。虫ケラ、早く言え」
寄生虫「はあ…次の排卵は明後日なので、そこから孵化の用意が整うまで3日ですね」
友「5日後は…ちょうど連休の頭か。都合がいいな……もちろん空いてるよな?」
女「そこは二人で遊びにいくって……まあいいか」
友「よし、決まりだ。他に何か言うことは?」
寄生虫「その……教育の仕方が…先程言った不自由な生活につながるのですが…」
友「そういえばそんなことを言っていたな」
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:02:16.88 ID:cqrmBsigO
寄生虫「教育を済ますには最低でも三日は頂きたいのですが…」
女「回りくどいわね、不自由って?」
寄生虫「その…教育をするには私が幼生に触れている必要があって……」 うにうに
女「え……」
友「ほう…!」
寄生虫「具体的には触手を小腸まで挿入して、ですね…」
女「つまり…三日間こいつとお尻で繋がった状態で生活しろ…と……」
寄生虫「ええ…まあ……」 うねうね
友「最高じゃあないか」
614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:15:42.28 ID:cqrmBsigO
女「激しく遠慮したくなってきたわ……」
寄生虫「心中…お察しします……」
友「なんだ、虫ケラもそっち側なのか? これはなんてプレイだ? んん?」
女「そうだっ! 卵が胃液で溶けるんなら私の中で成長させれば…!」
寄生虫「残念ながら…」
女「そんな……」
寄生虫「あなたの腸には私が既におりますので幼生が出られないのです…」 うにうに
女「仕方…ないのね……」
寄生虫「ええ……」
友「ふむ、放置プレイだったか…」
621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:31:24.32 ID:cqrmBsigO
友「では、連休はよろしく」
女「うちでやる気? まあいいけどさ」
友「繋がっている間は外に出られないから、食料の調達とかも必要だな」
女「あんたに任せたわ。当然、経費もそっち持ちで」
友「ふむ…まあ、しかたないな」
女「決まったわね。じゃ、また明日」
友「あ、今晩泊まらせてもらうから」
女「え?」
友「まあまあ予行演習だと思ってさ……シャワー借りるぞ」
女「あ、ちょ………もうっ」
寄生虫「相変わらず押しに弱いですね」 くねっ
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:38:11.99 ID:cqrmBsigO
女「じゃ、おやすみ」
寄生虫「おやすみなさい」 とろり
友「ああ、おやすみ」
女「すぅ……すぅ……」
友「……早いな」
寄生虫「私が眠らせていますから」
友「ステキ粘液で?」
寄生虫「ええ、まあ」 うねっ
友「私にも使って欲しいな」
寄生虫「ええ、いいですよ。これをくわえてください」
友「なんだ、断られるかと思ったのに」
寄生虫「いまは宿主様は寝ていますからね」 うねうね
628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:51:22.08 ID:cqrmBsigO
友「……眠るまえに質問がある」
寄生虫「なんですか?」
友「おまえらの教育とやらのことだ」
寄生虫「それが?」
友「幼生に皆で伝えるのは良いとして、伝える元の情報はどこから来たんだ?」
寄生虫「…ご想像の通りです」
友「やはりな…君の人間や社会に関する知識が正確なわけだ」
寄生虫「情報源は常に必要なのですよ。それも、最新のものがね」
友「……君も人間を喰ったのか?」
寄生虫「知識は皆で共有しています。誰が食べたか、なんて些細な問題です」
友「そうかもな」
633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:58:58.20 ID:cqrmBsigO
友「その子を喰う気は?」
寄生虫「ありません。気に入っていますし、なにより面倒です」
友「……そうか、ならいい」
寄生虫「……」
友「……」
寄生虫「……あなたを食べさせるかどうかは聞かなくていいんですか?」
友「別にかまわんぞ? できれば気持ちいい方が好きだが」
寄生虫「……本当に変な方ですね、あなたは」 うねうね
友「そうかもな」
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:08:00.78 ID:cqrmBsigO
寄生虫「他には?」
友「少しはあるが…まあいいや、面倒だ」
寄生虫「では寝ますか?」
友「ああ、これをくわえるんだな?」
寄生虫「ええ」 にゅる うねうね
友「ん……あ、そうだ……どうせなら媚薬にしてくれないか?」
寄生虫「いやです」
友「ちぇ……ん……ふぉふぁひゅひ…」
寄生虫「ええ、おやすみなさい」 ドピュル
友「んぶっ……んっ、んっ…」 コク…コク…
寄生虫「……」
友「…………すぅ……すぅ…」
寄生虫「………」 ちゅぷ
寄生虫「……」 うねっ
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:10:24.51 ID:cqrmBsigO
~5日後~
女「そろそろ来る頃ね…」
寄生虫「卵の方は準備万端ですよ」 うねっ
女「うーん…」 さすり
寄生虫「なんですか?」
女「あんまり実感わかないなって」
寄生虫「まあ、お腹が大きくなるわけでもないですからね」
友『おーい』
女「あ、きた……開いてるよー」
友『すまんが開けてもらえないか? 手がいっぱいだ』
女「はいはい…」
692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:20:33.97 ID:cqrmBsigO
女「いらっしゃい」 がちゃり
友「や、すまんな」
女「わっ、すごい荷物ね……持つよ」
友「ありがとう……お邪魔する」
寄生虫「お待ちしておりました」 うねうね
友「やあ虫ケラ。今日は頼んだぞ」
寄生虫「お任せください」 うねっ
女「…おもっ……これ、なにが入ってるの?」
友「それは食料品だ」
女「三日分にしては多くない?」
友「そうなのか? 普段は自分で買わないからよくわからないんだ」
女「あっそ…」
694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:32:09.64 ID:cqrmBsigO
女「そっちのリュックは?」
友「着替えとか…お泊りセットだな。いくら汚れても大丈夫なようにな」
女「なんだ、服ならわたしのを貸すのに」
友「みじめな気分になりたくはないのでな」
女「ん? どういうこと?」
寄生虫「まあまあ、あまり追い打ちをかけるものではありませんよ」 うにうに
友「虫ケラはやさしいな…」 なでなで ぬるぬる
女「はぁ……もういいからとりあえず荷物おいたら?」
友「うむ…」
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:43:58.06 ID:cqrmBsigO
女「荷物はあけなくていいの?」
友「後にしよう……あ、食料品で冷蔵庫にいれるものはたのむ」
女「わかったわ」
友「シャワーを借りていいか? 少々汗をかいたのでな」
女「いいわよ。好きに使って」
寄生虫「そのままでも結構ですけど」 うねうね
友「いや、少し濡れすぎてな…どうにも気持ち悪いのだ」
寄生虫「ははあ…ま、ごゆっくり」
友「うむ、なんなら一緒にはいるか?」
女「わたしはさっき入ったばっかりだから」
友「そうか…」
寄生虫「卵が孵化したら否応なしに一緒ですけどね」
友「それもそうだな。じゃ」
女「やだなあ…」
700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 16:05:00.31 ID:cqrmBsigO
友「ふぅ……いい湯だった…」 フキフキ
女「あら、ずいぶん早い…って、服を着ろっ!」
友「邪魔になるかとおもって」
女「せめてタオルを巻けっ!」
友「いいじゃないか、減るものでもないし」
女「そういう問題じゃ…! …………むしろあれ以上減ったらなくなるわね…」 ボソッ
友「ん、最後のほうがよく…」
寄生虫「まあまあ。パンツはいりませんが服は着てください。体をひやしたら大変です」 うねっ
友「む、ではズボンはダメだな…ふむ、裸ワイシャツか…」
女「却下」
友「バスローブで我慢するか…」
709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:20:50.81 ID:cqrmBsigO
女「早く着なさいな」
友「む……私がノーパンということは、そのワンピースの下は……!」
女「うっ……余計なことは考えんでいいっ」
友「…まあ、それもそうか」 きがえきがえ
女「ふぅ……」
友「…隙ありっ」 ばっ
女「やっ…」
寄生虫「きゃあエッチー」 にゅるん うねっ
女「……」
友「……」
寄生虫「…だめでしたか?」
女「気がそがれたわ……」
友「いや、エロいはエロかったぞ?」
710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:36:59.03 ID:cqrmBsigO
寄生虫「面白いと思ったのですが……」
友「そもそもスカートめくりははいてなくては話にならんしな」 ぎゅっ
女「なんなのよ、それ……」
寄生虫「美学です」
友「まあ冗談はさておき、本題に入ろうか」
女「唐突ね」
友「もともと、そのために来たのだ。私の準備はもういいぞ」
寄生虫「わかりました。はじめましょう」
女「じゃ、とりあえずベッドに…」
友「君は手順をしってるのか?」
女「一通りは聞いたわ」
712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:47:30.37 ID:cqrmBsigO
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえて下さい」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……だしますよ」 とろりとろり
友「ん……んっ…んっ…」 コクコク
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:00:52.10 ID:cqrmBsigO
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえてください」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……胃までいれますよ」 にゅるる
友「んぐっ…んーっ……ぇっ…」
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:11:05.84 ID:cqrmBsigO
女「ちょっ…いったん抜いて」
寄生虫「しかたないですねえ…」 にゅる にゅる
友「うっ…ぉげっ……くっ…ふぅ……」
女「ね、大丈夫?」
友「…そこまではいるなんて……ぅ…聞いてない…ぞ…」
寄生虫「いいませんでしたっけ? 幽門近くに出さないといけないので入れないといけないんです」
女「言ってないわよ」
寄生虫「それは失礼。十分ほそいので問題ないと思ったのですが」 うねっ
友「……いや、ちょっと驚いただけだ…もう一度たのむ…」
女「無理はしないでね」
友「大丈夫だ」
723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:24:16.99 ID:cqrmBsigO
寄生虫「じゃ、くわえてください」 うねっ
友「む…」
寄生虫「麻酔を出しますからのんで下さい」 とろっ
友「んっ…」 コクリ
女「なんで最初からやらなかったのよ」
寄生虫「いやあ、久しぶりなので忘れていたのです……いれますよ」 にゅるるるる
友「ぐ……」
寄生虫「……胃に入りました」 にゅるる
女「まだ入れるの?」
寄生虫「胃の奥ですから……ここですね」 ぴた
友「……」
寄生虫「ほら、ここが幽門です。わかりますか?」 つんつん
友「むっ……ぐうっ…」
女「やめなさいっ」
732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 20:41:09.17 ID:cqrmBsigO
寄生虫「……ゼリーを出します」 ドビュルッビュル
友「う……」
女「大丈夫…?」
友「んむ…」
寄生虫「では抜きますね」 シュル、シュル
友「…ぅ……ぐ…」
寄生虫「後すこしです………はい」 ニュルン
友「うっ…けほっ……くっ…ふっ……」
女「……」 さすりさすり
友「…ありがと……口洗ってくる……ゲロ臭い…」
寄生虫「私たちもトイレに…触手切ります」
女「……あんまりふざけないで」 ぎりっ
寄生虫「あたっ…いやあ、すみません…つい…あっはっは」
女「はぁ……トイレだっけ?」
寄生虫「ええ」 うねっ
742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:00:19.70 ID:cqrmBsigO
友「ふう……あれ?」
女「ごめん、まった?」
友「あ、いた」
女「トイレで触手流してたの」
友「そうか」
寄生虫「さ、続きをしましょうか」
友「今度はなんだ?」
寄生虫「お待ちかねの産卵ですよ」 うねうね
友「また胃まで犯されるのか?」
寄生虫「別に犯したつもりはなかったんですが……今度は飲み込むだけで結構ですよ」
友「なんだ…」
女「残念そうな顔をするなよ…」
744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:13:12.02 ID:cqrmBsigO
寄生虫「またこれの先っぽから出しますからくわえてください」 にゅう
友「まて、卵の大きさはどのくらいだ?」
寄生虫「ビー玉くらいですかね……ちょっと待っててください」 うにょんうにょん
女「あっ…なんかでてった……」
寄生虫「今のが卵です。普段はもっと小さいうちに流すのでわからないですけどね」
友「おめでとう。元気な赤ん坊だぞ」
女「それはできれば人間相手のときにいって欲しいな」
寄生虫「それにまだ生まれてませんしね」
友「それは失礼」
寄生虫「触手の中ほどをしごいてみてください」
友「ふむ………あ、これが卵か」 ぬるーり
寄生虫「ええ、先の方まで送りますね」 うにょんうにょん
748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:20:13.24 ID:cqrmBsigO
友「よかった……大きくて喉につまったらどうしようかと思ってたんだ」
寄生虫「その時は私が直接胃まで突き落としてあげますよ」 うにうに
女「おい」
寄生虫「冗談です」
女「ま、いいや。私にも触らせて」
寄生虫「はいはい」
女「これが…」 きゅっ
寄生虫「私たちの第二子というわけですね」
女「ふーん……卵は見られないの?」
寄生虫「外気に弱いので…」
女「そっか…ありがと。もういいよ」
753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:30:48.11 ID:cqrmBsigO
寄生虫「では」
友「ん……」 はむっ
寄生虫「卵と一緒に粘液も少しでますが全部のんでくださいね」
友「ん」
寄生虫「産みます…」 ぬぬ にゅぷん とろり
友「…んっ……く…」 くぴり
寄生虫「……」 ちゅぷ
女「……」
友「ふぅ……」 さすり
寄生虫「…さあ、次のステップへ急ぎましょうか」
友「卵は勝手に胃で孵るから…教育か」
寄生虫「ええ」 うねっ
女「とうとうきたか…」
757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:49:35.67 ID:cqrmBsigO
友「別に君はなにもされないだろ?」
寄生虫「そうですよ。別にいいじゃないですか」
女「でもなんかねえ」
寄生虫「というか、あまり時間がないので早く二人とも横になってください」
友「あ、ああ。わかった」 ぱたり
寄生虫「私が幽門にたどり着く前に孵化してしまったら壊れた人間の一丁あがりですからね」 うねうね
女「早くやって」
寄生虫「とは言え半時はかかりますから十分間に合いますよ……ん?」 くちゅり
友「んっ……そっちは前だ…」
寄生虫「失礼しました……こちらですね」 ぬぷり
友「ふあっ……」 びくっ
761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:16:17.46 ID:cqrmBsigO
寄生虫「いきますよー」 にゅるるる
友「ぐっ……深い……」
寄生虫「まだまだ…大腸に差し掛かったばかりですよ……っと」 ぬ ぬぬ
女「どうしたの?」
寄生虫「いえ、まあいわゆる障害物が……」 ぬぷ ぬるる
友「っ……」 カァァ
女「あれ? 顔赤いわよ、大丈夫?」
寄生虫「ほう…羞恥プレイは苦手ですか…」 にゅるる
友「くっ……そんなことは……んっ……ない…」
寄生虫「なんなら実況してもよろしいのですが……」 にゅるりる
友「……やめてくれ」
女「それはともかく間に合うんでしょうね」
寄生虫「それは大丈夫です。これも幼生の養分にしますしね」 にゅるんにゅん
765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:28:15.05 ID:cqrmBsigO
友「んっ………くぅっ……ひっ……」
寄生虫「ふうむ……しかしこれは……」 にゅるる
友「……ぁ……なにか……?」
寄生虫「昨日の晩ごはんはなんでしたか?」 にゅるる
友「え? あ……や………あの…」
女「なんでそんなことを…」
友「…か……カレー……だ……」
寄生虫「うんこ食べてる最中にカレーの話をしないでください」
女「……」
友「…ぁ……ぅ………」
女「……ばか」
寄生虫「いやあ、一度いってみたかっただけなんですけどね!」 うねんうねん
友「あっ…やめっ……動く、なっ……!」
寄生虫「あ、すみません。照れ隠しです」 ぴたり
女「………あほだ」
782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 00:19:15.17 ID:FSIjFvUkO
友「…ん……ぁ……ふ……」
寄生虫「……小腸に差し掛かりました」 にゅるるる
女「……」
寄生虫「……お暇ですか?」 にゅるる
女「……若干」
寄生虫「退屈しのぎのお薬お出ししましょうか」 にゅるるる
女「どんな?」
寄生虫「ご自分の体にきけばよろしいかと」 にゅるるる
女「やめとく」
寄生虫「そうですか……それは残念です」 とろり
女「どうせエッチぃ薬つかうつもりだったんでしょ?」
寄生虫「ええ、まあ」 にゅるるる
友「…んっ………ん……」
848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:54:16.74 ID:FSIjFvUkO
友「…くぁ……ん……」
寄生虫「……着きました。保護用のゼリーをだします」 ビュルッビュル
友「うあっ……」
寄生虫「はい、とりあえず終わりです」
女「気分はどう?」
友「ん……ふふ、お腹が君のでいっぱいだ…」
女「…大丈夫みたいね……これからどうするの?」
寄生虫「孵化するまで待ちます」
友「なにかすることは?」
寄生虫「じっとしていてください。触手が抜けたり切れたりしたらおしまいですから」
友「わかった……それにしても…ん……ずいぶん長く入ったものだな…」
寄生虫「ええ、まあ。十二指腸の手前までいきましたからね」
850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:08:36.08 ID:FSIjFvUkO
女「ん……」 もぞり
友「うあっ!」 びくっ
女「あっ、ごめん」
友「……ん…かまわない。びっくりしただけだ」
寄生虫「引っ張るとあぶないですよ」
女「……気をつけるわ」
寄生虫「ああ、そうだ。いっそお二人で抱き合っていたらどうでしょうか」
女「え?」
友「ふむ…こうか?」 だきっ
女「ひゃっ……あっ…」
友「ずいぶん敏感だな…」 ふにふに
853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:20:25.97 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「幼生は孵化してからすこし暴れますからね。ちょっと違和感や苦痛があるかもしれません」
女「ちょ……やっ…なんで……」
寄生虫「それで動いて触手が切れてしまったら大惨事です」
友「なるほどな……ほら、君も抱きしめてくれ」 ふにふに
女「あっ…ふぁ……うん…」 ぎゅっ
友「ふふ…」 ぎゅうっ
女「ふああっ…」
友「…敏感にもほどがあるな」
女「…あんた…なにかっ…した……?」
寄生虫「さて、なんのことでしょうか」
友「ふふ、したんだろ…」 ふにふに
寄生虫「ええ、まあ」
女「ちょ……あとでっ…やっ…あんっ……」
855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:30:50.15 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「あんまり暴れないでください。触手が切れてしまいますよ?」
友「そうだぞ。私がどうなってもいいのか?」 ふにふに
女「…んっ…だったら……やめなさ…いっ…!」
寄生虫「……SなのかMなのかわかりませんね」
友「ふふ、さて…ん? あっ…!」 びくっ
女「…どうしたの……?」
寄生虫「生まれたようですね」
友「ぐっ……ああっ…中で…」 びくっびくっ
寄生虫「押さえてくださいっ」
女「うん! んっ……」 ぎゅうっ
857 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:43:18.50 ID:FSIjFvUkO
友「うあっ……いっ……」
女「まだ捕まんないのっ?」 ぎゅっ
寄生虫「まだです。幽門を無理矢理抜けています」
友「くあっ…ひっ…がぁっ……!」
寄生虫「十二指腸にでました」
女「はやくしなさいっ」
寄生虫「それは幼生にいってください」
友「いぎ……ぅ……うあ…」
寄生虫「………捕まえましたっ」
友「やっ…ぐ…ああああああ!」
寄生虫「……おとなしくしなさいっ」 ビュルッ
友「あっ…いっ…く……はぁ……はぁ……」 ぐたり
859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:14:20.86 ID:FSIjFvUkO
友「…はぁ…はぁ……」
女「大丈夫?」
友「ああ……すごく痛かったけどな……ふふ」
寄生虫「いやあ、なかなか元気がよかったですね。うちの子がご迷惑をかけました」 とろっ
女「うちの子って…」
寄生虫「そうでしょう?」
女「まあそうだけどさ……あれ?」
友「……すぅ……すぅ……」
女「………寝てる?」 ゆさゆさ
寄生虫「どうやら幼生をおとなしくさせるのに使ったのが効いてしまったようですね」
女「大丈夫なの?」
寄生虫「ええ、しばらくしたら目を覚ますはずですよ」
女「そう……」 ぎゅっ
892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:44:08.62 ID:FSIjFvUkO
友「…すぅ……すぅ……」
女「あんなに痛そうなんて聞いてないわよ」 なで…なで…
寄生虫「言ってたら反対したでしょう?」
女「いや別に? この子がやりたいっていってるんだし」 なで…なで…
寄生虫「そうですか。少し意外です」
女「まあ、痛いくらいならね。死ぬようなことなら止めるけど」
寄生虫「……」
女「…そこんとこは大丈夫なんでしょうね?」
寄生虫「………ええ、まだ」
女「そ……信頼するからね」
寄生虫「まかせてください」 とろっ
友「……ん…」 もぞ
女「あ、おきた?」
895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:57:45.93 ID:FSIjFvUkO
友「あれ……私は寝ていたのか…?」
女「ええ、ぐっすりとね」
寄生虫「すみません。幼生につかったのが効いてしまったようで」
友「ん、かまわない。幼生の具合はどうだ?」
寄生虫「順調に育ってますよ。明日には寄生できるくらいにはなるでしょう」
友「そうか。楽しみだな…」 さすり
女「言葉は話せないの?」
寄生虫「人間と交信できるのはまだまだ先ですね。これ、なかなか難しいんですよ?」
女「まあ、テレパシーって時点でもうよくわかんないけどね…」
899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:09:20.47 ID:FSIjFvUkO
女「気分はどう?」
友「お腹がすいたな」
寄生虫「あったものは幼生の餌にしましたからね」
女「じゃ、ご飯にしよっか」
友「うむ」
女「これじゃ動きにくいからもう少し伸ばしてくれる?」
寄生虫「引っ掛けないでくださいね」 にゅるるる
女「わかってるわ……立てる?」
友「ああ」 むくり
女「よし……それにしても」
友「なんだ?」
女「予想以上に間抜けな恰好ね…」
友「……まあな」
901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:18:12.60 ID:FSIjFvUkO
友「あ…」
女「なあに?」
友「…トイレに行きたい」
女「……もう少し伸ばせる?」
寄生虫「強度が心配です」
友「一緒に入るしかないな」
女「う…」
友「私のほうが恥ずかしいんだぞ?」
寄生虫「まあ、三日の辛抱ですから」
女「………はぁ」
904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:24:54.54 ID:FSIjFvUkO
友「そうだ、そっちを持って…」
女「はいはい…」
友「このままでは引っ掛けてしまうからな」
寄生虫「私はかまわないのですが…」
女「だまれ」
友「あの……」
女「ん?」
友「…そんなに見られるとしずらいのだが……」
女「あっ…ごめん……」
友「すまない………ん…」 ちょろ
女「……」
友「……ぅ……」 じょぼぼぼ
女「…ぁ……」
906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:44:05.88 ID:FSIjFvUkO
友「……んっ…」 ちょろり
女「……」 もじもじ
友「ぅ……」 ぴちょん
女「……」 もじもじ
友「……そんな恥ずかしそうにするな…」
女「や…だって…」
友「…こちらまでなんだか恥ずかしくなる……」 ふきふき
女「あっ…ごめん……」
寄生虫「やれやれ、先が思いやられますね」
女「…だまれ」
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:57:03.72 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「言って置きますがあなたも同じことするんですからね」
女「え、だっていつもは……あ…」
寄生虫「ま、浣腸プレイがしたいなら別ですがね」
女「じゃあどこから…」
寄生虫「尿道からですね」
女「げ……」
友「ほう…」
寄生虫「しかも二人分」
女「う…」
友「それはそれは…」
寄生虫「水はたくさん摂ったほうがいいですよ」
女「うう…」
友「ま、しっかり見ててやるからがんばれ」 ぽん
女「あんたのせいだっ」
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:06:26.00 ID:FSIjFvUkO
友「……ごちそうさま」
女「結構たべたわね。案外あの量で正解だったかも」
寄生虫「最初はたくさん栄養が必要ですからね」
友「私のはどうなってるんだ?」
寄生虫「今は体を動かせない状態にして養分を与えています」
友「そうか」
寄生虫「きわめて順調ですよ」
女「そ。よかった」
友「さて、腹も満ちたし…」
女「なにをしようかしら」
友「風呂かな。汗かいたし」
女「二人で入るとすこしせまいわね」
友「それがいいんだろうが」
寄生虫「ですね」
女「……」
914 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:17:04.95 ID:FSIjFvUkO
友「さて」
女「…やっぱり交互に浸からない?」
友「大丈夫。先に入ってくれ」
女「…はいはい」 ちゃぷ
友「よし…それで……こうすれば…」 ちゃぷり ぎゅ
女「や…」
友「意外とはいれるものだろう?」
女「すごく狭苦しいわ…」
友「そうか? 私は居心地がいいぞ?」
寄生虫「うう…この触手さえ自由になれば……」
女「なにする気よ……」
友「ナニだろ」
寄生虫「ナニです」
女「……あんた等は…」
916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:27:30.37 ID:FSIjFvUkO
寄生虫「ああ…すてきな女体があるのに……」
女「だまれ」
寄生虫「うぅ…」
友「……なあ、聞いてほしいことがあるんだ」
女「なに? 急にあらたまって…」
友「…無事に私の寄生虫が育ったらさ」
女「え、ええ……」
友「………一緒にたくさんたくさん触手プレイしようなっ」
女「一人でやれ!」
友「えー」
寄生虫「えー」
おわり
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