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マルセイユ「キスしてもらわないと発作を起こす病気にかかった」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:02:42.77 ID:GRF76IRu0 [1/30]
エーリカ「へーそんな珍しい病気もあるんだ…」

マルセイユ「ああ、新種のウイルスにかかってしまってな」

ゲルト「で、何がしたいんだ?」

マルセイユ「皆まで言わせるな、恥ずかしいだろ」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:07:01.71 ID:GRF76IRu0 [2/30]
ゲルト「つまり、キスしてほしいと?」

マルセイユ「そういうことだ」

エーリカ「ミーナにやらせよう。おーい、ミーナぁー!!」

マルセイユ「ちょっと待て」

エーリカ「何?」

マルセイユ「説明が足りなかったようだな。18歳以上の相手ではダメらしい」

ゲルト「なんだそれ」

マルセイユ「私を責められても困る」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:10:33.08 ID:GRF76IRu0
エーリカ「じゃあ宮藤にやらせよう。宮藤ぃー!!」

マルセイユ「だから、ちょっと待て。そう慌てるな」

ゲルト「早くしないと発作起こすんだろ?」

マルセイユ「ゴホッゲホッ…その通りだ」

エーリカ「宮藤ぃー!!」

マルセイユ「私の説明不足だったな。カールスラントの人間でなければいけないらしい」

ゲルト「なんて限定的な…」

マルセイユ「ほら早くしてくれ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:15:57.29 ID:GRF76IRu0
エーリカ「しょうがない、じゃあ私が…」

ガバッ

マルセイユ「お、おいちょっと待て最後まで…」

チュッ

エーリカ「///」

マルセイユ(そ、そんな…初めてだったのに……)

ゲルト「ハルトマン顔赤いぞ?そしてマルセイユ顔青いぞ…?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:20:42.21 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「は、ハルトマン…!貴様なんてことを!」

エーリカ「えっ…だ、だって…」

マルセイユ「ちょっと待てと言ったろ!」

エーリカ「わ、私はただ…ハンナのことを思って……」

ゲルト「やめろマルセイユ!命を救ってもらってそんな言い方はないだろ!」

マルセイユ「……ああそうだなそうですね。ありがとハルトマン、じゃ私はこれで」

エーリカ「は、ハンナ…」

ゲルト「ほっとけ、ハルトマン」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:27:43.82 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「はぁ…結局、作戦は失敗か」

エーリカ「ハンナ」

マルセイユ「な、なんだハルトマンか…驚かせるな。何か用か?」

エーリカ「…」

マルセイユ「何だ?黙っててはわからん」

エーリカ「///」

マルセイユ「…行くぞ。私はいそが……んぐっ?!」

チュッ チュパッ

マルセイユ「んっ…んんっ…ぷはっ、何をするハルトマン!」

エーリカ「…定期的にキスしないとね。発作、起きたら大変でしょ?」

マルセイユ「えっ」

エーリカ「これからは、私がずっとしてあげる!///」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:31:43.50 ID:GRF76IRu0
マルセイユ(何これ、やばい。何かすっごくやばい)

マルセイユ「ハルトマン、もういいんだ。もう直った。多分」

エーリカ「駄目だよ」

マルセイユ「えっ」

エーリカ「私は医者の娘だよ?だからわかる。ハンナはまだ直ってない」

マルセイユ「えー…」

エーリカ「だから…1時間おきにキスしなくっちゃね///」

マルセイユ「いや、それは…」

エーリカ「あっ、そうだ」

マルセイユ「?」

エーリカ「次は…舌、入れてみるね?もしかしたら効果抜群かも///」

マルセイユ「」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:38:48.28 ID:GRF76IRu0
会議室

マルセイユ「なるほど、次の作戦は私とバルクホルンで…了解した、中佐」

ミーナ「頼むわね」

坂本「すまないなマルセイユ、余計な負担をかけさせてしまって」

ガチャ

エーリカ「失礼しまーす。ハンナ、そろそろ」

マルセイユ「えっ、ば、バカ、こんなところで……んっ」

エーリカ「ん…///」

ミーナ「なっ…///」

坂本「こ、これは…///」

エーリカ「…ぷはっ。じゃあまた1時間後♪失礼しました~」

バタンッ

マルセイユ(ハルトマンめ、本当に舌を入れやがった…)

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:48:56.03 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「くそ~。 こんな事になるなら変な嘘つくんじゃなかった…」

マルセイユ「ん?あそこにいるのは…トゥルーデ!///」

マルセイユ「おーいバルクホルン」

ゲルト「マルセイユか。どうだ?体の調子は」

マルセイユ「あ、ああ、まぁ…な」

ゲルト「そうか」

マルセイユ「そ、そうだ今から風呂に行くんだが一緒にどうだ?」

ゲルト「そうだな、私も入るか」

マルセイユ「ふふっ♪」



エーリカ(壁から)「…私つまんなーい」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 18:54:53.17 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「な、なぁバルクホルン」

ゲルト「どうした?」

マルセイユ「そろそろ発作がきそうなんだが…」

ゲルト「…キスか?仕方ないなぁ」

マルセイユ「や、優しくしてくれ…///」

ゲルト「気色悪いこと言ってるな!い、行くぞ…」

マルセイユ「うん…///」

エーリカ「トゥルーデ、ミーナが呼んでるよ」

ゲルト「!!そ、そうか…じゃあ…い行って来る」ザバッ

マルセイユ「…どういう……どういうつもりだ、ハルトマン!!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:01:07.99 ID:GRF76IRu0
エーリカ「………駄目」

マルセイユ「は?」

エーリカ「ハンナとキスするのは私なの!私じゃなきゃハンナを救えない!
     だから私以外の人とキスしちゃ駄目!!」

マルセイユ「な、何言ってるんだお前…」

エーリカ「そういう事だから……」

マルセイユ「や、やめろ!ハルトマン!そんな無理矢理……やっ…んっ」



マルセイユ「うっううっ…」

エーリカ「ハンナ………そんなに嬉しいの?///」

マルセイユ「違うよ!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:21:26.73 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「ハルトマン、いいかよーく聞け!」

エーリカ「何?」(こ、これってまさか…///)

マルセイユ「私は本当に治ったんだ。本当だ。だからもうキスはおしまい!」

エーリカ「…ふーん」

マルセイユ「わかってくれるな?」

エーリカ「…わかった」

マルセイユ「そうか。じゃあ私は部屋に戻る」(これでもう安心だな…)

エーリカ「…」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:27:21.84 ID:GRF76IRu0
翌日

エーリカ「キスしてもらわないと発作を起こす病気にかかった」

マルセイユ「は?」

ゲルト「何だって?!」

エーリカ「ハンナに移されたみたい」

マルセイユ(そんなバカな…)

エーリカ「症状も一緒。カールスラント人じゃないと無理っぽい」

ゲルト「な、何てことだ!!じゃあ私が!!」

エーリカ「あ、ちなみにマルセイユっていう苗字の人じゃなきゃ駄目らしいよ」

ゲルト「なにぃぃぃぃぃぃぃ!?」

マルセイユ(くそっ!その手があったか!!)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:39:41.59 ID:GRF76IRu0
次回予告
やあ諸君、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
朝起きて私は愕然とした。私は猫になっていたのだ…。
それは天罰なのか、それとも…

次回、第2話「マルセイユキャット」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:48:41.57 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「枕の下にトゥルーデたんの写真をおいて…ふふっ、いい夢みるぞー♪」

マルセイユ「zzz」

翌朝

マルセイユ(ん…もう朝か)

マルセイユ「ニャー」

マルセイユ「ニャッ?!」

マルセイユ(な、なんだこれは)

エーリカ「ん?なんで猫がこんなところに」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:53:11.45 ID:GRF76IRu0
エーリカ「トゥルーデ、みてみてー!」

マルセイユ「ニャー」(トゥルーデたん助けて!)

ゲルト「猫…?」

エーリカ「うん、ハンナの部屋の前で見つけたんだ」

ゲルト(か、かわいい…)

ゲルト「ちょ、ちょっと貸してくれないか」

エーリカ「いいよ」

ゲルト「かわいいなぁ…ふふふっ」ギュッ

マルセイユ(とぅ、トゥルーデたん!わ、私、私…あばばばばばば)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 19:58:57.46 ID:GRF76IRu0
それからというもの、私はいつもトゥルーデたんと一緒にいるようになった

マルセイユ「ニャ~」(幸せ…)

ゲルト「さぁそろそろお寝んねしましょうね、クリス…」

マルセイユ「ニャー」

マルセイユ(もうずっとこのままでも…いいかも)

翌朝
マルセイユ「ん~」

ゲルト「ん…ん?んんんっ?!」

マルセイユ「ふぇ?……あ、あれ?」

ゲルト「な、な……」ワナワナ

マルセイユ「も、元に戻ってる…?」

ゲルト「さっさと私のベッドから出て行けぇー!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:04:20.80 ID:GRF76IRu0
次回予告
やぁ子猫ちゃん達、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
最近どうもトゥルーデたんとリベリアンの仲が怪しい。
胸か?胸なのか?
フッ、面白い。それなば私にも考えはある…

次回、第3話「F cup overs」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:07:44.51 ID:GRF76IRu0
ゲルト「リベリアン、ちょっといいか?」

シャーリー「ん?ああ、いいぞ」

ルッキーニ「あたしもいくー!」

シャーリー「おっとごめんな、ルッキーニはここで待っててくれ」

ルッキーニ「え~~~?」



マルセイユ「…」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:10:58.05 ID:GRF76IRu0
ゲルト「しゃ、シャーリー!シャーリー!!」

シャーリー「おいおい、そんなに強く揉むな……んんっ」

ゲルト「本当は嬉しいくせに」

シャーリー「っ!だ、駄目だって、舐めちゃ…あっ」



マルセイユ「やっぱり…」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:17:04.63 ID:GRF76IRu0
バンッ

マルセイユ「いるかハルトマン!!」

エーリカ「何~うるさいなぁ~」

マルセイユ「いたかハルトマン!さあ私の胸を揉め!」

エーリカ「えっ?やだよ…」

マルセイユ「嫌もクソもない!さっさと揉んでくれ!!」

エーリカ「んもぉ~わかったよ」

モミモミ

エーリカ「…でもなんで事を?」

マルセイユ「実はかくかくしかじかでな」

エーリカ「胸を大きくするために揉んでほしかった、と?」

マルセイユ「その通りだ」

エーリカ「はぁ…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:20:52.90 ID:GRF76IRu0
ガチャ

ゲルト「あっ…」

マルセイユ「えっ…」

エーリカ「…あ~あ」モミモミ

ゲルト「じゃ、邪魔して悪かった!」

バタンッ

マルセイユ「おい」

エーリカ「何」モミモミ

マルセイユ「どうするんだ、これ」

エーリカ「知らないよ」モミモミ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:25:02.58 ID:GRF76IRu0
次回予告
やぁみんな、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
ひょんなことから密室に閉じ込められた私とトゥルーデたん。
汗ばむ柔肌、熱い吐息、やがて来る生理現象…。

次回、第4話「密室だからできること」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:29:34.31 ID:GRF76IRu0
※第4話は内容が過激すぎるため打ち切りとなりました。

次回予告
やぁ君たち、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
ある日、ルッキーニが虫を捕まえてくる。
しかしその虫はネウロイだった…。

次回、第5話「ここがスースーするんだな?よし、私に任せろ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:32:35.64 ID:GRF76IRu0
ルッキーニ「虫が逃げた!」

宮藤「本当?!」

リーネ「早くつかまえなきゃ!」

宮藤「あ、あれ?なんかモゾモゾする///」

リーネ「そこね!」バサッ

宮藤「ちょ、ちょっとリーネちゃん///」

ブーン

リーネ「あっ逃げちゃった…」

ルッキーニ「待てー」



マルセイユ「ほぅ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:35:56.89 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「んっ…な、何かモゾモゾする…///」

ゲルト「大丈夫か?」

マルセイユ「大丈夫じゃない。ちょっと私のズボンを下げてくれないか」

ゲルト「わ、わかった」バサッ

マルセイユ「虫、いたか?」

ゲルト「いや、いないぞ」

マルセイユ「あっ…今度は股間がモゾモゾする…///」

ゲルト「何!?」

マルセイユ「ちょっと私の股間に指を入れてくれないか」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:40:28.86 ID:GRF76IRu0
クチュクチュ

ゲルト「おい、もういいだろ」

マルセイユ「も、もっと奥まで……あっ」

ゲルト「こ、こうか?」

プシャアァァァァァァ

マルセイユ「ああああああ…」

ゲルト「うわぁ…」



ゲルト「ちょっとシャワー浴びてくるわ」

マルセイユ「いってらっしゃい」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:51:03.61 ID:GRF76IRu0
次回予告
やぁみんな、エーリカ・ハルトマンだよ。
この前は運良くハンナたんの胸を揉むことができた私。
でも彼女の視線はいつもトゥルーデに注がれている…。
どうして?

次回、第6話「ワタシダケヲミテ」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 20:57:18.79 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「あー疲れた~」

マルセイユ「まぁ一日中トゥルーデたんを尾行してたし、当たり前か」

マルセイユ「部屋に戻って、隠し撮りした写真の整理しよっと♪」

ガチャ
マルセイユ(あれ?鍵があいてる…?閉め忘れてたのかな…)

エーリカ「ハーンーナッ、あーそーぼっ」

マルセイユ「!!」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/17(日) 21:02:30.72 ID:GRF76IRu0
マルセイユ「は、ハルトマン?どうしてここに…」

エーリカ「ハンナ、どうして怯えてるの?」

マルセイユ「私の質問に答えろ!」

エーリカ「なんで後ずさりするの?こっちにおいでよ……」

マルセイユ「な、無い、私の写真が無い!」

エーリカ「ああ、トゥルーデの写真?ごめんね。燃やしちゃった」

マルセイユ「何でそんな事をするんだ!犯罪だぞ!!」

エーリカ「私の写真撮った方がいいよ?きっと。ほら、私を、目に、焼き付けて?」

マルセイユ「く、来るな…ッ、う、うわぁぁぁぁぁぁ」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:02:42.02 ID:WmZyYAfL0 [2/34]
マルセイユ「お、落ち着けハルトマン!」

エーリカ「何で逃げるの?」

マルセイユ「早く部屋に戻れハルトマン!」

エーリカ「私と一緒に遊ぼうよ、ハンナ」

マルセイユ「い、嫌!助けてトゥルーデたん!!」




ドアの前

ルッキーニ「ど、どうしよぉ…と、とりあえずシャーリーに相談しなきゃ!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:05:57.56 ID:WmZyYAfL0 [3/34]
ルッキーニ「早くシャーリーに助けてもらわなきゃ…」タタタッ

バンッ

ルッキーニ「シャーリー!!」

ゲルト「ハァハァ…シャーリー好きだ」

シャーリー「ちょっ、トゥルーデ、激しすぎる!」

ルッキーニ(…え?)

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:11:14.85 ID:WmZyYAfL0 [4/34]
次回予告
やっほぉ!フランチェスカ・ルッキーニです!
何かハンナはエーリカにレイプ未遂されたり、
シャーリーとトゥルーデはイチャイチャしてたり、
部隊は大変なことになってるよ…私はどうすればいいんだろ…

次回、第7話「なおす、つなげる、ぷにゅぷにゅさせる」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:15:45.57 ID:WmZyYAfL0 [5/34]
ルッキーニ(こ、ここは気付かれないようにこっそり出よう…」


ルッキーニ「ふぅ…」

ルッキーニ「みんなどうしちゃったんだろ…」

ルッキーニ「シャーリーとトゥルーデがキスしたりしてるのは…嫌」

ルッキーニ「まずは病んでるエーリカを治さないと…」

ルッキーニ「あとはトゥルーデとハンナを適当にくっつけさせれば…」

ルッキーニ「シャーリーはあたしのものになる!」

ルッキーニ「うじゅじゅ…あたしって天才!」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:22:09.35 ID:WmZyYAfL0 [6/34]
ルッキーニ「エーリカ!」

エーリカ「何?」

ルッキーニ「あたし、見たよ…エーリカがハンナを襲ってるところ」

エーリカ「え?襲ってないよ。愛し合ってただけ」

ルッキーニ「うじゅ~…そうは見えなかったけど…」

エーリカ「何?文句あるの?私とハンナの邪魔しないでよ!」

ルッキーニ「…それでいいの?」

エーリカ「な、何が…」

ルッキーニ「エーリカは、それでいいの?」キラキラ

エーリカ「うっ…」(何この穢れなき瞳…)

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:25:27.24 ID:WmZyYAfL0 [7/34]
エーリカ「わ、私は…ただハンナに…」

ルッキーニ「ハンナに振り向いてほしかったんだよね?」

エーリカ「…」コクン

ルッキーニ「振り向いてほしいなら、あんなことしちゃダメ」

エーリカ「…」コクン

ルッキーニ「約束だよ?」

エーリカ「わかった…」

ルッキーニ(よし!あとはバルクホルンだけだ)

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:34:26.65 ID:WmZyYAfL0 [9/34]
ルッキーニ「バルクホルン!シャーリーと付き合っちゃダメ!!」

ゲルト「な、なんだいきなり。どうしてだ!て言うか何で知ってるんだ!」

ルッキーニ「とにかくダメだよ!」

ゲルト「ほぅ…理由を言ってもらおうか」

ルッキーニ「シャーリーはあたしにゾッコンなんだよ!」

ゲルト「なっ…嘘だ!」

ルッキーニ「本当だよ!バルクホルンはあたしの埋め合わせにすぎないんだから!」

ゲルト「えっ…」シュン

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:38:06.58 ID:WmZyYAfL0 [10/34]
シャーリー「別れる?!どうして!!」

ゲルト「シャーリー、もういいんだ」

シャーリー「何がだ!私はお前を愛してる!」

ゲルト「…嘘でも嬉しかった…では、失礼する」

シャーリー「トゥルーデ!!」

ルッキーニ「シャーリー…」

シャーリー「ルッキーニ……うわぁぁぁぁ!」

ルッキーニ「よしよしシャーリー、だいじょぶ、シャーリーにはあたしがいるよ」

ルッキーニ(任務完了)

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:43:06.81 ID:WmZyYAfL0 [11/34]
次回予告
お久しぶりだね子猫ちゃん達。ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
トゥルーデたんが休暇を利用して妹の病院に行くと言うので、無論私も同行することにした。
トゥルーデたんの妹かぁ…きっと可愛いんだろうなぁ……

次回、第8話「私の義妹」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:47:21.22 ID:WmZyYAfL0 [12/34]
ゲルト「…何故お前まで来る必要がある?」

マルセイユ「別にいいじゃないか。おっ病院が見えてきたぞ」

ゲルト(クリスと会うのも久しぶりだな…)

マルセイユ(将来私の義妹になるわけだしな…挨拶しておかねば)

ゲルト「変なことするなよ、マルセイユ」

マルセイユ「病院で変なことするわけないだろう」

ゲルト「この病室だ」

マルセイユ(この扉の向こうに義妹ちゃんが…)

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 20:51:54.72 ID:WmZyYAfL0 [13/34]
ガラガラッ

クリス「あっお姉ちゃん!」

ゲルト「クリス/// 元気そうだな」

クリス「うん!…そちらの方は?」

ゲルト「ああ。こいつか?こいつは…」

マルセイユ「いつもお姉様にはお世話になってます!ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉です!」

クリス「知ってます!私マルセイユさんの大ファンなんです!」

ゲルト「…そういやそうだったな」

クリス「あ、あの、この前はサインどうもありがとうございました!」

マルセイユ「フフフッ。構わんよ、私の可愛い子猫ちゃん?」

クリス「マルセイユさん///」

ゲルト(マルセイユめ…)

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:01:23.59 ID:WmZyYAfL0 [14/34]
マルセイユ「クリスちゃんは可愛いな」ナデナデ

ゲルト「おい!気安くクリスの頭をナデナデするな!ナデナデしていいのは私だけだ!」

マルセイユ「フッこれは失敬。ではこちらで我慢しよう」ナデナデ

ゲルト「わ、私の頭をナデナデするな!!」

クリス「クスッ。二人とも仲がいいのね」

ゲルト「良くない!全然良くないぞ!私とマルセイユは犬猿の仲だ!」

マルセイユ「喧嘩するほど仲が良いって言うだろ?そんなにカリカリするな」ツンツン

ゲルト「私のほっぺたをツンツンするなー!!」

クリス「フフッ…ハハハ」

ゲルト「く、クリス///」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:05:39.57 ID:WmZyYAfL0 [15/34]
ゲルト「ったく…お前のせいでクリスに笑われただろ」

マルセイユ「私のせいではないだろ」

ゲルト「……一緒に来てくれて、ありがと…な」

マルセイユ「えっ?」

ゲルト「あんなに笑ってるクリスは久しぶりに見た……お前のおかげだ」

マルセイユ「…どういたしまして」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:15:56.64 ID:WmZyYAfL0 [16/34]
次回予告
やぁ諸君。ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉だ。
トゥルーデたんの誕生日が近付き、私は焦る。何を送ろうかずっと悩んでいたのだ。
とりあえずロマーニャの町で散策に出かけた私だったが…

次回、第10話「贈りたいもの」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:20:36.24 ID:WmZyYAfL0 [17/34]
マルセイユ「さて、何にするか…」

マルセイユ「ん?」

マルセイユ「指輪…か」

 ~ポワンポワンポワーン~

マルセイユ「私からのプレゼントだ」

ゲルト「おお!ありがとう私のティナ!」

マルセイユ「フフッ。開けてごらん?」

ゲルト「うんっ!…ティナ、これって……」

マルセイユ「結婚しよう、トゥルーデ」

ゲルト「嬉しい!」

 ~ポワンポワンポワーン~

マルセイユ「ふむ、悪くない…」

マルセイユ「とりあえずキープしておこう」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:25:07.56 ID:WmZyYAfL0 [18/34]
マルセイユ「ん?」

マルセイユ「本か…本ねぇ……」

 ~ポワンポワンポワーン~

マルセイユ「私からのプレゼントだ」

ゲルト「ありがとう!ティナ大好き!!」

マルセイユ「フフッ。開けてごらん?」

ゲルト「本…?あれ?ティナ、この本全ページ白紙なんだが…」

マルセイユ「これから私とトゥルーデのラブストーリーを綴っていけばいいじゃないか」

ゲルト「ティナ…///」

マルセイユ「トゥルーデ…///」

~ポワンポワンポワーン~


マルセイユ「ふむ…これもなかなか」

マルセイユ「よしこれもキープだ」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:29:44.19 ID:WmZyYAfL0 [19/34]
マルセイユ「ん?」

マルセイユ「ケーキか…月並みだな…」


~ポワンポワンポワーン~

マルセイユ「私からのプレゼントだ」

ゲルト「ありがとうマイ・スウィート・ダーリン」

マルセイユ「いいんだよオンリー・マイ・エンジェル。開けてごらん?」

ゲルト「うわぁ!美味しそうなケーキ」

マルセイユ「ああ。でももっと美味しいものがある、それはわた…」

エーリカ「いただき!!」

ゲルト「あ!ハルトマン貴様!!」

エーリカ「ぱくっ んーおいしー!あっかんべー!!」

~ポワンポワンポワーン~


マルセイユ「ん~……」

マルセイユ「やめておこう」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:38:27.03 ID:WmZyYAfL0 [20/34]
マルセイユ「なかなか良い物が見つからないな…
       いや待てよ?愛がこもってればいいわけだよな…」


~ポワンポワンポワーン~

マルセイユ「私からのプレゼントだ」

ゲルト「本ね!素敵!!」

マルセイユ「トゥルーデたんのために買った本、2000リラ」

ゲルト「わぁ!ケーキだ!」

マルセイユ「トゥルーデたんのために買ったケーキ、2500リラ」

ゲルト「ゆ、指輪!?す、凄い綺麗…」

マルセイユ「トゥルーデたんのために買った指輪、200万リラ」

ゲルト「そ、そんなに高価なものを…」

マルセイユ「私の中でのトゥルーデたんの価値、プライスレス」キリッ

ゲルト「ティナ…///」

~ポワンポワンポワーン~


マルセイユ「よしこれにしよう!!」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:47:16.44 ID:WmZyYAfL0 [22/34]
当日

マルセイユ「バルクホルン、私からのプレゼントだ」

ゲルト「えっ3つもくれるのか?」

マルセイユ「フッ。4つだ」

ゲルト「?開けるぞ」ガサゴソ

ゲルト「本か…パラパラ…って何だこれ全部白紙じゃないか…」

マルセイユ「バルクホルンのために買った本、2000リラ」

ゲルト「2000?!こんな本がか?」

ゲルト「こっちは…おっケーキか」

エーリカ「もーらいっ!」

ゲルト「あっ待て!ハルトマン!!」

マルセイユ「バルクホルンのために買ったケーキ、2500リラ」

エーリカ「もぐもぐ。ごっくん。ふぅーこりゃうまい」

ゲルト「貴様~~~」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 21:51:40.01 ID:WmZyYAfL0 [23/34]
ゲルト「まぁいいや…次は…ゆ、指輪…?」

マルセイユ「バルクホルンのために買った指輪、200万リラ」

ゲルト「に、ににに200万!!?」

エーリカ「うわ…ハンナそんなの買って破産しないの?」

マルセイユ「中佐に借金した」

ゲルト「マジか」

マルセイユ「コホンッ。そ、それとあと一つ…」

ゲルト「何だ?」

マルセイユ「私のバルクホルンへの愛、プライスレス」キリッ

ゲルト「えっ」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:01:44.78 ID:WmZyYAfL0 [24/34]
次回予告
こちら、ゲルトルート・バルクホルン大尉だ。
マルセイユの奴…いきなり何を言い出すのかと思えば……
でもアイツが私のことを…す、好きだったなんて……

次回、第11話「貴女をください」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:09:30.57 ID:WmZyYAfL0 [25/34]
ゲルト「へ、変な冗談はよせマルセイユ!」

マルセイユ「冗談なんかじゃない!!」

ゲルト「えっ…?」

マルセイユ「何で白紙の本を贈ったと思う?
       私とバルクホルンのこれから始まる愛の物語を後世に伝えるためだ!」

ゲルト「えっ」

マルセイユ「何でケーキを贈ったと思う?
       そのケーキを私の裸体に塗りたくって、
       それをバルクホルンにペロペロさせるためだ!」

エーリカ「うわぁ…」

マルセイユ「何で、何で指輪を贈ったと思う?これを見ろ!」バッ

ゲルト「同じ指輪?あっ、ペアリングか…?」

マルセイユ「私とバルクホルンがいつまでも繋がってる証が欲しかったからだ!!」

エーリカ(一方的すぎる…)

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:23:55.16 ID:WmZyYAfL0 [26/34]
ゲルト「わ、わかった、お前の気持ちはよくわかったが…どうして私なんだ?」

マルセイユ「フッ…それを私に言わせるのか?バルクホルン。いいだろう、言ってやる!」

マルセイユ「まずはその目だ!少しタレがちだが、鋭い視線!その奥のブラウンの瞳!最高だ!」

ゲルト「はあ…」

マルセイユ「あぁン!そうそれ!その蔑んだ眼!もっと、もっと私をその眼で見てくれ!!」

ゲルト(な、なんだこいつ…)

マルセイユ「次はその後ろで二つに束ねた髪だ。うん、素晴らしい!」

ゲルト「そうか?」

マルセイユ「その黒いリボンがまた可愛い!あ、昨日肩揉んでやったろ?あれは髪の匂いを嗅ぐためだ」

ゲルト「妙に優しいと思ったら…そういうことだったのか」

マルセイユ「あとあと、その唇!とっても柔らかそう!もうちゅっちゅしたいぐらい!!」

ゲルト「そんな良いもんでもないぞ?多分…」

マルセイユ「実はバルクホルンが寝てるのを見計らってもうキスしちゃった、すまん」

ゲルト「お、お前何勝手なことを…!」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:31:34.53 ID:WmZyYAfL0 [27/34]
マルセイユ「そしてその胸もいい!実にいい!決して大きくはないが小さくもない!」チラッ

エーリカ(なぜ一瞬私の胸を見た…)

マルセイユ「この前ブラジャーがなくなったと騒いでいただろ?あの犯人は私だ」

ゲルト「おい!」

マルセイユ「心配ない。ちゃんと有効的に使わせてもらった」

ゲルト「何に使ったんだ、何に!」

マルセイユ「胸だけではない!脚もいいぞ!そのほっそりとした脚!!」

ゲルト「私の話を聞け!」

マルセイユ「いつも舐め回すように見ていたぞ私は!
       我慢できなくなったから、さっき格納庫でストライカーユニットの匂い嗅いできた!」

ゲルト「や、やめろ!」

マルセイユ「とってもいい匂いでした」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:34:44.75 ID:WmZyYAfL0 [28/34]
マルセイユ「だがしかし、だ」

ゲルト「おいこの変態!いい加減にしろ!」

マルセイユ「私は結局のところ、そんなバルクホルンの全てが好きだ!!」

ゲルト「そんなこと言ってもだな…」

マルセイユ「私は、私は宣言する…ッ」ダッ

ゲルト「お、おい!」

エーリカ「言うだけ言ってどっか行っちゃった…」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:44:39.79 ID:WmZyYAfL0 [29/34]
マルセイユ『私だ!ハンナ・ユスティーナ・マルセイユだ!!』

ゲルト「す、スピーカーから声が…」

エーリカ「嫌な予感…」

マルセイユ『501のウィッチーズ達に告ぐ、私はトゥルーデたんが好きだ!!』

ミーナ「ちょ、ちょっと…何なのこれ」

マルセイユ『恋しくて辛くて眠れない夜、誰にでもある!
       そんな時はトゥルーデたんの名前を呼ぶから!
       音の速さで駆けつけてほしいよぉぉぉぉぉぉ!
       それが運命ならね、私あらがう!
       だってトゥルーデたんが笑ってくれるから!!
       叶えたい夢は遠いけど、
       トゥルーデたんとならできる!無限の愛で!!
       キラキラ光るその涙、汗、愛液!
       私の魔法の舌でね、舐めとってあげますぅぅぅぅぅぅぅ!
       きっと、きっと羽ばたけるから!禁断の愛を超えその先まで!!』

ゲルト「」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:50:53.41 ID:WmZyYAfL0 [30/34]
ゲルト「くそっ!あいつあんな恥ずかしいことをよくも…っ」ダッ

エーリカ「いってらっしゃーい」ニヤニヤ

マルセイユ『ずっと憶えてるよあの日交わした接吻!!』

ゲルト「早く止めなきゃ」ダダダッ

エイラ「大変ダナ、大尉」ニヤニヤ

マルセイユ『どんな女の子でも、年下なら妹にしちゃうヒタムキな姿!!』

ゲルト「そ、そんなことない!///」ダダダッ

シャーリー「よ~バルクホルン。モテますなぁ~」ニヤニヤ

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 22:58:59.40 ID:WmZyYAfL0 [31/34]
マルセイユ『だから私はいつも前に進める!トゥルーデたんがまた叱ってくれるから!!』

宮藤「バルクホルンさん、愛されてますね」ニヤニヤ

ゲルト「ち、違う!」ダダダ

マルセイユ『トゥルーデたん!私の夢、遠くから見守るだけじゃなく一緒に探して!!』

坂本「精が出るなぁバルクホルン、わっはっはっ!」

ゲルト「出るか!」ダダダ

マルセイユ『胸にしまったその傷も、私の愛の魔法で癒してあげるから!』

ペリーヌ「さっきからなんてはしたない…」

ゲルト「まったくだ」ダダダ

マルセイユ『そしたらもっともっと羽ばたけるはず!雲を抜け大空へと!!』

サーニャ「バルクホルン大尉…がんばって」

ゲルト「何をだ!」ダダダ

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 23:03:53.03 ID:WmZyYAfL0 [32/34]
バァンッ!

ゲルト「マルセイユ!!」

マルセイユ「トゥルーデたん!!」

ゲルト「貴様…よくも私に恥をかかせてくれたな!」

マルセイユ「ふふっ。トゥルーデたん、うしろ」

ゲルト「えっ」

ミーナ「幸せそうね」
坂本「わっはっはっ、これはあっぱれだな!」
宮藤「とってもお似合いです!」
リーネ「憧れちゃいます」
ペリーヌ「ま、人の恋愛に口出しするのも野暮ですし」
シャーリー「幸せになれよ、バルクホルン!」
ルッキーニ「うじゅ~!」
サーニャ「パチパチパチ」
エイラ「イイゾーモットヤレー」

ゲルト「えっ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 23:10:35.19 ID:WmZyYAfL0 [33/34]
マルセイユ「ありがとう、みんな!こんなに大勢の人たちに祝福されて、私は幸せです!」

ゲルト「おい勝手に話を進めるな!そして何だこの状況!」

マルセイユ「ご覧の通り、私とトゥルーデたんは今ここで結ばれました!」

ゲルト「どこをどうご覧になればそう言う結果にたどり着くんだ!」

マルセイユ「ありがとう皆、皆が私に勇気をくれたんだね…グスッ」

ゲルト「誰も変態にあげる勇気なんて持ち合わせとらんわ!」

マルセイユ「式は明日にでも挙げようとおもいます」

ゲルト「明日かよ!近いな!」

マルセイユ「新婚旅行はロマーニャの隣町に決まりました」

ゲルト「それも近いな!」

マルセイユ「本当にありがとうございました」

ゲルト「いい加減にしろ!!」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/18(月) 23:20:50.53 ID:WmZyYAfL0 [34/34]
マルセイユ「それでは行ってくる。ハネムーンと言う名のフライトへ…」

ミーナ「気をつけてね」

エーリカ「お土産忘れないでよー」

ゲルト「おい!マルセイユ!人の体を縄で縛り付けるな!!」

マルセイユ「フフッ。ではそろそろ行こうかハニー」

ゲルト「お、おい!」

エーリカ「お幸せに~」

ゲルト「白いハンカチはやめろ!」



こうしてマルセイユさんとバルクホルンさんは新婚旅行で隣町まで飛んでいきました。
普段は喧嘩ばっかりの二人だけど、それはお互いを信頼している証拠でもあるように思えます。
願わくば、いつまでも二人が幸せであるように…。
それが私からの、ささやかな祝福です。

ゲルト「変なナレーションで締めるな宮藤!」



おわり

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