スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
とある原典のBL目録 垣根×浜面編1
172 名前:とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:23:33.11 ID:fkDC4k.o [2/6]
>>138からネタ拝借。
唐突にイきます。
注意書き。
名前欄通り腐ってやがる早すぎたんだ、な感じがします。
垣根→浜面な気がしないでもない。キャラ崩壊はないつもりです。
浜面inアイテムで垣根が五体満足な時点でもちろんパラレル。
>>138からネタ拝借。
唐突にイきます。
注意書き。
名前欄通り腐ってやがる早すぎたんだ、な感じがします。
垣根→浜面な気がしないでもない。キャラ崩壊はないつもりです。
浜面inアイテムで垣根が五体満足な時点でもちろんパラレル。
173 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:28:01.28 ID:fkDC4k.o [3/6]
問答無用の日曜日(昼ごろ)だ!
という訳で浜面仕上は、今にも押し流されそうな雑踏の中を、ただひたすら目的地のコンビニへと歩いていたのだが。
浜面「げっ。」
浜面は思わずその場で固まった。
視線の先には、いつぞやの、第二位。
垣根「あん? 何人の顔見て後ずさりしてんだコラ」ブチッ
浜面「い、いや……その…… うわっ!」グイッ
ぶち切れた垣根が浜面の襟を掴んで寄せ、顔がかなり近づいた。
垣根「ふん、 誰かと思ったらアイテムの小間使いの奴か。」
浜面「ぐっ! だから近づきたくなかったんだ……」ハァ
垣根「何ため息ついてんだよ」
浜面「だって……。 お前と会ったら、いや遭ったらさ…… 色々あるし、とりあえず麦野に叱られるし……」
浜面「それに、 俺に何かあったら、滝壺が心配するから、さ……」
垣根「………」
垣根「……そーかよ。 俺はお前にとっては大災害か」
浜面「そりゃ、第四位の麦野でもけっこうやばいのに、第二位だろ? 俺ら無能力者にとっては、な。」
垣根「そうか。」パシッ
垣根は少し顔を伏せると、浜面から手を離す。
何だか期待に裏切られたような顔だ、と浜面は思った。
垣根「……じゃあな。 浜面。 今度あったらマジぶっ殺す事にした。」
そう言って垣根は浜面を置いて、再び人ゴミの中へと紛れる。
浜面は何が何だかよくわからない内に死の危険に巻き込まれた事に疑問を浮かべていた。
浜面「……俺、何か言ったけ? ……ま、とりあえず第二位に殺される危険性よりも、第四位の御怒りの方が危ないよなっと。」
そう言って思考を切り替え、麦野に頼まれた四人分の弁当(もちろん浜面のは入ってない)を買いに行くことにした。
174 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:29:51.26 ID:fkDC4k.o [4/6]
===
垣根「はぁ……。 くそったれが」
心理定規「どうしたのよ? あなたらしくないわね。」
寮の学生が夕飯の支度をしている頃。
垣根と心理定規は豪華そうな料理やらが出そうな内装も豪奢なホテルの高層階の一室にいた。
垣根は一面ガラス張りの窓に背中を預け、それなりに美しい夜景に目も向けず。
心理定規はそんな垣根を見上げるように、近くの白く新品のソファに座っていた。
つまらなさそうに息を吐く垣根を見て、心理定規はつまらなさそうに呟いた。
心理「……どうせ、あの無能力者の事でしょ?」
垣根「……能力使いやがって。」
心理「あら、使ってないわよ。 行動を見れば誰でもわかるわ。 私もたまたまいたし。」
垣根「………マジかよ。 くそったれ。」
心理「ふふ。 どうとでも言っていいわよ。 ところで、」
垣根「あ?」
心理「あなた、本気で殺すつもり?」
垣根「まぁな。」
あっさりと、認めた。
内心拍子抜けした心理定規はそれを顔には出さず、さらに質問する。
175 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:32:00.23 ID:fkDC4k.o [5/6]
心理「殺して、どうするつもり? まさか、死姦?」
垣根「はん、 さすがにどこぞの第一位みたく、そこまで歪んじゃねーよ。」
第1位、第1位。 垣根にとって、それは目の上のたんこぶよりも厄介な相手だ。
垣根「単に、 あのレベル5候補や、第四位にとられたくないだけだ。」
心理「ふーん……」
それを人は俗にヤンデレと呼んだりするのよ? という質問をすべきかどうか、少し迷ったが、結局しない事にする。
ふと、垣根は顔をあげ、心理定規にどうしようもない問いを、尋ねる。
垣根「……俺はそんなおかしいか? 俺は、そんなに、あいつと違うか。」
心理定規は、確信する。
ああ、やはりそうだ。 この、目の前の、学園都市の悲劇に巻き込まれたであろう男は。
心理(……どうしようもない悲劇を、ただのレベル0が、乗り越えた。 自分とは違う、ただのレベル0が。)
それは例えるなら、第三位がとある不思議な右手を持つ少年を執念深く追うのと同じ原理で。
羨ましいのだろう。妬ましいのだろう。悔しいのだろう。消えてほしいのだろう。
そんな負の感情から生まれた『恋心』なんて――
全部を知った心理定規はただ頷いた。
これから、目の前の男が起こすかもしれない、どうしようもない悲劇を予測しながらも。
心理(……モテモテね、浜面仕上。 せいぜい、がんばりなさい。)
To be continue?
176 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:33:07.94 ID:fkDC4k.o [6/6]
sambaマジパネェッス
と言う事で終了。何だかガチっぽくなったけど反省はしてるし後悔はしてない。
4レス失礼しましたー。
問答無用の日曜日(昼ごろ)だ!
という訳で浜面仕上は、今にも押し流されそうな雑踏の中を、ただひたすら目的地のコンビニへと歩いていたのだが。
浜面「げっ。」
浜面は思わずその場で固まった。
視線の先には、いつぞやの、第二位。
垣根「あん? 何人の顔見て後ずさりしてんだコラ」ブチッ
浜面「い、いや……その…… うわっ!」グイッ
ぶち切れた垣根が浜面の襟を掴んで寄せ、顔がかなり近づいた。
垣根「ふん、 誰かと思ったらアイテムの小間使いの奴か。」
浜面「ぐっ! だから近づきたくなかったんだ……」ハァ
垣根「何ため息ついてんだよ」
浜面「だって……。 お前と会ったら、いや遭ったらさ…… 色々あるし、とりあえず麦野に叱られるし……」
浜面「それに、 俺に何かあったら、滝壺が心配するから、さ……」
垣根「………」
垣根「……そーかよ。 俺はお前にとっては大災害か」
浜面「そりゃ、第四位の麦野でもけっこうやばいのに、第二位だろ? 俺ら無能力者にとっては、な。」
垣根「そうか。」パシッ
垣根は少し顔を伏せると、浜面から手を離す。
何だか期待に裏切られたような顔だ、と浜面は思った。
垣根「……じゃあな。 浜面。 今度あったらマジぶっ殺す事にした。」
そう言って垣根は浜面を置いて、再び人ゴミの中へと紛れる。
浜面は何が何だかよくわからない内に死の危険に巻き込まれた事に疑問を浮かべていた。
浜面「……俺、何か言ったけ? ……ま、とりあえず第二位に殺される危険性よりも、第四位の御怒りの方が危ないよなっと。」
そう言って思考を切り替え、麦野に頼まれた四人分の弁当(もちろん浜面のは入ってない)を買いに行くことにした。
174 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:29:51.26 ID:fkDC4k.o [4/6]
===
垣根「はぁ……。 くそったれが」
心理定規「どうしたのよ? あなたらしくないわね。」
寮の学生が夕飯の支度をしている頃。
垣根と心理定規は豪華そうな料理やらが出そうな内装も豪奢なホテルの高層階の一室にいた。
垣根は一面ガラス張りの窓に背中を預け、それなりに美しい夜景に目も向けず。
心理定規はそんな垣根を見上げるように、近くの白く新品のソファに座っていた。
つまらなさそうに息を吐く垣根を見て、心理定規はつまらなさそうに呟いた。
心理「……どうせ、あの無能力者の事でしょ?」
垣根「……能力使いやがって。」
心理「あら、使ってないわよ。 行動を見れば誰でもわかるわ。 私もたまたまいたし。」
垣根「………マジかよ。 くそったれ。」
心理「ふふ。 どうとでも言っていいわよ。 ところで、」
垣根「あ?」
心理「あなた、本気で殺すつもり?」
垣根「まぁな。」
あっさりと、認めた。
内心拍子抜けした心理定規はそれを顔には出さず、さらに質問する。
175 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:32:00.23 ID:fkDC4k.o [5/6]
心理「殺して、どうするつもり? まさか、死姦?」
垣根「はん、 さすがにどこぞの第一位みたく、そこまで歪んじゃねーよ。」
第1位、第1位。 垣根にとって、それは目の上のたんこぶよりも厄介な相手だ。
垣根「単に、 あのレベル5候補や、第四位にとられたくないだけだ。」
心理「ふーん……」
それを人は俗にヤンデレと呼んだりするのよ? という質問をすべきかどうか、少し迷ったが、結局しない事にする。
ふと、垣根は顔をあげ、心理定規にどうしようもない問いを、尋ねる。
垣根「……俺はそんなおかしいか? 俺は、そんなに、あいつと違うか。」
心理定規は、確信する。
ああ、やはりそうだ。 この、目の前の、学園都市の悲劇に巻き込まれたであろう男は。
心理(……どうしようもない悲劇を、ただのレベル0が、乗り越えた。 自分とは違う、ただのレベル0が。)
それは例えるなら、第三位がとある不思議な右手を持つ少年を執念深く追うのと同じ原理で。
羨ましいのだろう。妬ましいのだろう。悔しいのだろう。消えてほしいのだろう。
そんな負の感情から生まれた『恋心』なんて――
全部を知った心理定規はただ頷いた。
これから、目の前の男が起こすかもしれない、どうしようもない悲劇を予測しながらも。
心理(……モテモテね、浜面仕上。 せいぜい、がんばりなさい。)
To be continue?
176 名前とある原典のBL目録 垣根×浜面編1[saga] 投稿日:2010/09/08(水) 19:33:07.94 ID:fkDC4k.o [6/6]
sambaマジパネェッス
と言う事で終了。何だかガチっぽくなったけど反省はしてるし後悔はしてない。
4レス失礼しましたー。
Tag : とあるSS総合スレ
<<『ブルーな佐天さん』 | ホーム | とあるミサカの被害報告>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |