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梓「わたしのギター勝手に使わないで下さい、先輩!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:07:41.42 ID:5cadnKS10 [1/44]
俺「別にいいじゃないか、本編では存在が消されてるんだ」
梓「先輩がギター使うとすぐ弦が傷むんです」
俺「えーいいじゃん」
梓「良くないです」
梓「それに先輩自分の持ってるじゃないですか?」
俺「梓のがいいー」
梓「し、知らないです!」
俺「別にいいじゃないか、本編では存在が消されてるんだ」
梓「先輩がギター使うとすぐ弦が傷むんです」
俺「えーいいじゃん」
梓「良くないです」
梓「それに先輩自分の持ってるじゃないですか?」
俺「梓のがいいー」
梓「し、知らないです!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:10:56.53 ID:5cadnKS10 [2/44]
梓「とにかく返してください」
俺「人でなし」
梓「どっちがですか!」
梓「大体なんでわたしの家に来てるんですか?」
俺「近いし」
梓「理由になってません」
俺「なんていうか……今日も御飯お願いします」
梓「またですか……」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:14:42.48 ID:5cadnKS10
俺「だってコンビニ弁当あきたもん」
梓「……なら自分で作ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「子供みたいですね…」
俺「だって梓、俺と違う高校はいったし!」
梓「それは先輩が女子高いけってうるさいから……」
俺「男は穢れているからな」
俺「……俺も女に生まれればよかった…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:17:54.75 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか……」
俺「女に生まれて、梓とイチャイチャしたかった……」
俺「どうせ、女子高の先輩とラブラブしてるんだろ!」
梓「してません!」
俺「怪しい……この前『あずにゃん』って呼ばれてるの聞いたぞ」
梓「そ、それは、先輩が勝手に……」
俺「俺もそう呼びたい!」
梓「だめです!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/28(水) 21:21:16.63 ID:5cadnKS10
俺「なんで」
梓「いちいち恥ずかしいじゃないですか……」
俺「恋人同士なら普通だろ」
梓「恋人じゃありません!」
俺「なんで」
梓「なんでって……ちゃんと告白とかしてないし……」
俺「あいらぶゆー」
梓「するなら日本語で!」
俺「いや、恥ずかしい。無理。御飯にしよう!」
梓「話が変わりすぎです…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:24:31.88 ID:5cadnKS10
――――
――
俺「今日は泊まっていく」
梓「そんな場所ありません」
俺「梓のベッド」
梓「だ、だめに決まってます!」
俺「けちーどけちー」
梓「自分の家で寝てください」
俺「一人じゃ寂しいから……」
梓「野宿でもしたらいいじゃないですか」
俺「梓と寝たい」
梓「も、もう帰ってください!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:28:17.22 ID:5cadnKS10
梓「……電気消しますよ」
俺「やった」
梓「やったって何ですか!」
俺「…やっぱり梓は優しいなー」
梓「そ、そんな事ないです」
俺「でも、俺もベッドがいい」
梓「地べたで我慢してください」
俺「最近腰が弱ってきてのう」
梓「若いんですから、頑張ってください」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:31:58.47 ID:5cadnKS10
俺「若い人たちが夜することと言ったら?」
梓「……わ、分かりませんー」
俺「あれだよ、あれ」
梓「っ……」
俺「枕投げ」
梓「せ、先輩!」
俺「ん?なんか他に期待してたの?」
梓「してませんよーだ!」
梓「おやすみなさいです!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:36:45.41 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
梓「先輩朝ですよー、起きてください」
――ユサユサ
俺「ゆさゆさ」
梓「自分で言わないで下さい」
俺「姫は王子のキスで目覚めます」
梓「性別が逆です……」
俺「梓がキスしてくれないとやだ」
梓「…………」
俺「まあ、嘘だけど、おはよう」
梓「わわわっ」
俺「ど、どうした」
梓「もう知らないです!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:39:01.60 ID:5cadnKS10
梓「…………」モグモグ
俺「なぁ、梓ー」
梓「………」モグモグ
俺「梓さーん」
梓「……」
俺「あずにゃん」
梓「ぷっ」
俺「おっ」
梓「ご ち そ う さ ま!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:42:11.59 ID:5cadnKS10
俺「鍵開けてください、梓さん」
梓「そろそろ帰ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「じゃ、知りません」
俺「あ、昨日のお風呂の水もう捨てた?」
梓「いえ、まだですけど」
俺「飲んでくる」
梓「ちょっと、待ってください、先輩!」
ガチャ
俺「スキアリ!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:46:29.52 ID:5cadnKS10
俺「ふふははは、抜かったな、梓」
梓「ひとでなし、ひとでなし、ひとでなし!」
俺「って梓、下着とか服が……」
梓「しまってる途中でした!」
俺「記念に一枚……」
梓「返してください!」
俺「ほー梓もこんなのはく――ぐっ」
梓「先輩のエッチ!」
俺「すけっち?」
梓「言いません!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:50:37.37 ID:5cadnKS10
俺「先輩に一枚くらいくれてもいいじゃないか」
梓「いけません!」
俺「梓ーけちになったなー」
梓「先輩がエッチになったんですよ……」
俺「梓は?」
梓「なってません」
俺「つまらない」
梓「それで良いんです」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:54:26.68 ID:5cadnKS10
俺「せっかくの休日だし、出かけよう」
梓「今日部活があるので」
俺「俺と部活どっちが大事なんだ!」
梓「そ、それは……」
俺「あ、一緒に部活行けば問題ないぞ」
梓「家族以外立ち入りできないと思います…」
俺「なら、結婚しよう、梓」
梓「ななななな……!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:58:14.50 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか!」
俺「梓がいなくなったら暇なんだ」
梓「そんなこと言われてもですね…」
俺「……冗談はこれくらいにして帰るよ」
梓「あ、待ってください。準備するので途中まで一緒に行きましょう」
俺「あ、梓……!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:01:10.90 ID:5cadnKS10
梓「それでは」
俺「うん」
梓「今晩も来るんですか?」
俺「いいの?」
梓「ま、まあ…」
俺「いく!いきまくる!」
梓「では、また今晩」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:04:37.75 ID:5cadnKS10
俺(ふむ、夜まで何しよう……)
俺(……夜に備えて寝よう)
俺(……梓はどう思ってるんだろうか?)
俺(中学のよしみとはいっても異性だしな……)
俺(まあいいや)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:08:35.63 ID:5cadnKS10
唯「あーずにゃん」
梓「は、はひ!」
唯「どうしたの?元気ないよ?」
紬「お菓子が口に合わなかった?」
梓「い、いえ、そんなことないです。ちょっとボーっとしてただけで……」
唯「そう? おやつーおやつー」
梓(練習……)
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:12:07.28 ID:5cadnKS10
唯「帰りどっかよってかない?」
紬「あ、さんせーい」
梓「わたし、用事があるので……」
唯「そっか、じゃ今日はいっか」
梓「す、すいません」
唯「いいよー、また今度イコー」
梓「はい!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:17:15.25 ID:5cadnKS10
梓「ただいま――せ、先輩!?」
俺「あ、おかえり」
梓「なんで玄関の前で!?いつから!?」
俺「ずっと」
梓「ずっとって……」
俺「いやー、梓の部屋に家のかぎ忘れたみたいで」
梓「なら連絡してくれれば…」
俺「部活の邪魔するのも悪いし」
梓(お茶飲んでました……)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:21:57.98 ID:5cadnKS10
梓「と、とりあえず家の中に……」
俺「梓ーだっこしてー」
梓「へ、へ?」
俺「力が出ないから抱っこしてー」
梓「む、無理ですよ……先輩わたしより大きいんですから」
俺「しーぬー」
梓「でも……」
俺「お願いします!一生のお願いです!女の子に抱っこされたいんです!」
梓「…………わ、わかりました……やってみます」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:25:28.91 ID:5cadnKS10
梓「ん、しょ…んん~~~!」
梓「無理ですよ……」
俺「頑張って」
梓「ん~、んー!」
梓「ぅぅ……んんん!」
梓「はぁ…はぁ……よ、と、っんん~~」
俺(か、かわいい)
梓「や、やっぱりだめです……すみません……」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:31:10.75 ID:5cadnKS10
梓「――――先輩っ?何して」
俺「かわいかったから、つい」
――ギュウ
梓「だ、だだだめです!外で!誰かに見られますよ!」
俺「中ならいいの?」
梓「そういうこと言ってるんじゃないです……」
俺「……」
梓「せ、せんぱい……」
俺「…………よし、家へ戻ろう!」
梓「……え……て、立てるんですか?」
俺「うん」
梓「……ダブルひとでなし!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:34:45.79 ID:5cadnKS10
――――
――
梓「ごちそうさまでした」
俺「ごちそうさま」
梓「先輩、お風呂どうします?」
俺「後でで」
梓「……覗かないで下さいよ?」
俺「気が向かなかったら」
梓「向かないで欲しいです…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:41:25.21 ID:5cadnKS10
俺(向いた!)
俺(ばれても1週間くらいの無視だろう)
俺(全然OK)
梓「~~♪~~♪」
俺(ちっ、もやが邪魔だ……)
梓「~~♪…………はぁ……先輩……」
俺(い、今呼ばれた!?そ、そそそそそそそんはず)
俺「ぐわ――」
――ガシャン
梓「……ん?」
――ガラ
梓「…………先輩、何して……」
俺「……良い天気だなー!」
梓「もう!出てってください!」
俺「すみませんでしたー!」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:44:57.56 ID:5cadnKS10
梓「…………」
俺「梓ぁー」
梓「……」
俺「やっぱり僕、廊下で寝るんですか…」
梓「当たり前です」
俺(確かちょっと前にこんなことが……)
梓「ちゃんと反省してください」
俺「あずにゃん」
梓「…………ぅ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:49:16.68 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃーん」
梓「……うぅぅ」
俺「あーずにゃん」
梓「ぅぅ、ぅぅぅ」
俺「あーずにゃーん」
――ギュ
梓「はぅっ」
俺(……あれ?)
俺(……弱点発見?)
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:54:17.34 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃんの部屋で寝ていい?」
梓「……」
――コクコク
俺「さっきはごめん」
梓「……ん」
――コク
俺「あずにゃんの布団で寝ていい?」
梓「……ぅん」
――コクリ
俺「ずっとあずにゃんって呼んでもいい?」
梓「……」
俺(これはだめか……)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:57:35.00 ID:5cadnKS10
俺「で、電気消すけど……」
梓「……ん」
俺(さっきからずっとこの調子でやりにくい……)
俺「……本当にいいの?」
梓「……ぃぃ」
俺「襲うかもよ」
梓「……それは…」
俺「よ、よし!寝るか!」
梓「…うん」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:00:33.03 ID:5cadnKS10
梓「スースー」
俺「寝んのはや!」
梓「スー」
俺「こういうのってなんかあっても良いだろ…」
梓「……ん~…」
俺「お、俺も早く寝ないと!」
俺(大変なことになってしまいそうだ)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:04:36.47 ID:5cadnKS10
…………
……
俺「寝れるわけない……」
梓「~~ん~せんぱい、だめですよ……んむ~~」
俺「――!ね、寝言か……夢の中の俺は何をしてるんだ?」
梓「~~む、むねは……」
俺(夢の俺……代われ……!)
俺(……いいし!俺も夢で梓の夢見るし!)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:08:35.37 ID:5cadnKS10
――チュンチュン――
――
梓「先輩ー朝ですよー」
俺「んー、あと5分」
梓「5分前も同じ事言ってました」
俺「じゃあ、あと10分」
梓「はーやーく、おーきーてーくーだーさーい」
俺「姫は王子のキスで目覚めるのです」
梓「昨日も同じ事言ってました!」
俺「グーグー」
梓「…………」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:12:09.89 ID:5cadnKS10
梓「…………っん」
――チュ
俺「うお!」
梓「あ、本当に起きた」
俺「な……お前……」
梓「王子のキスでしか起きないんだからしょうがないんです!」
俺「俺……」
俺「もっかい寝るわ」
梓「せ、先輩!」
梓「…………し、仕方ないですね」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:15:36.89 ID:5cadnKS10
梓「…………先輩……っんん」
俺「うお!」
梓「早く。もう、8時ですよ」
俺「な……俺もう一回――」
梓「い、いい加減にしてください!」
俺「いやだ」
梓「せんぱ……」
梓「……です……きて」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:18:49.23 ID:5cadnKS10
梓「……ぱい……さ……す…き……」
俺「あずさー」
梓「せんぱい……さ……す……き……だ……」
俺「おれもだーあずさー」
梓「先輩!朝です、起きてください!」
俺「――――な、な、な」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:21:49.61 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
俺「王子のキスで――」
梓「昨日も聞きました!」
俺「グーグーグー」
梓「…………下でご飯作って待ってますね」
俺「……本当に深い眠りにつきたいよ……」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:25:08.15 ID:5cadnKS10
梓「先輩、おはようございます」
俺「おはよ……なんで起こしてくれなかったんだ」
梓「今日、日曜日ですから」
俺「……ちょっと家帰る」
梓「え、ご飯つくってますよ?」
俺「あぁ、すぐ戻るから」
梓「いってらっしゃい……?」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:29:02.57 ID:5cadnKS10
俺「ただいま!」
梓「おかえりっ――なんですか、その荷物!?」
俺「ここに住むことにした」
梓「え……?」
俺「梓がおはようのチューしてくれるまで」
梓「だ、だめですよ……!」
俺「一生のお願い」
梓「昨日も使いました……それ」
俺「梓の一生でのお願い」
梓「わたしの分勝手に使わないで下さい!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:32:42.95 ID:5cadnKS10
俺「……あずにゃん」
梓「うぅっ……」
俺「お願い、あずにゃん」
梓「うぅぅぅぅぅ…」
俺「……」
梓「……なら、少しの間だけ」
俺「……!ありがと、あずにゃん!」
――ダキ
梓「…あぅぅぅ……」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:38:20.56 ID:5cadnKS10
俺「………………キスしていい?」
梓「え……?」
俺「おはようのが最初ってのはちょっと……」
梓「でも、でも、わたし!」
俺「俺、梓とキスしたい……」
梓「ぅ……」
俺「…………いい……?」
梓「………う、うん…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:44:21.55 ID:5cadnKS10
梓「……んっ」
梓「……ぁ」
俺「梓…」
梓「先輩…………!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……ご、ごはん食べましょう!」
俺「あ、ああ!そうだな!ご飯サイコー!」
梓「せ、先輩、これもってってください!」
俺「り、了解!ただいま!」
梓「お茶でいいですよね!」
俺「も、もちろん!」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:49:00.52 ID:5cadnKS10
俺「今日のごはんは一段とおいしいなー!」
梓「そ、そうですか!ありがとうございます!」
俺「このお茶もいつもの何倍もおいしいぞ!」
梓「それ市販のですよ!」
俺「あ、梓が用意してくれたからかな!」
梓「それは良かったです!」
俺「ご、ごちそうさま!お、おいしかった!」
梓「お、おそまつさまです!片付けますね!」
俺「て、てて手伝うよ!」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:51:22.09 ID:5cadnKS10
梓「……」
俺「……」
梓「……部屋、戻りましょうか?」
俺「お、おう……そうしよう」
俺「あ、梓の部屋どこだっけ?」
梓「こ、こっちです…」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:56:26.35 ID:5cadnKS10 [44/44]
俺「よ、よし、ギターでもやろう…」
梓「せ、先輩が使うと弦が傷みます……」
俺「い、いいじゃん、うん」
梓「そ、そうですね、この際」
俺「――」
――ジャーンジャーン
――バチッ
俺「あ」
梓「あ」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:02:31.89 ID:8qkn1l9c0 [1/55]
梓「…………」
俺「…………」
梓「………………」
俺「………………」
梓「………………ぷ」
俺「………………はは」
梓「ぷふふ…ははははは……!」
俺「ぷくく…笑うなよ……はは……!」
梓「だから言ったじゃないですか、いたむって」
俺「しょうがないだろ」
梓「あははは……さ、弦張り替えましょうか?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:07:06.72 ID:8qkn1l9c0 [2/55]
…………
……
俺「……弦の予備くらい用意しとけよ」
梓「すっかり忘れてました」
俺「…………ついでだし、どっかみてまわろっか?」
梓「はい!」
俺「わ、割り勘でな」
梓「もちろんです、貧乏学生さん」
俺「……泣けてくる」
梓「ふふ・・・…冗談ですよ」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:14:43.86 ID:8qkn1l9c0 [3/55]
――美術館――
俺「おーこれがモナリザか」
梓「でも、これレプリカですね」
――カラオケ――
梓「やばーい、とまれないー、とまらないー」
俺(かわいい…)
――M――
梓「……あむあむ」
俺「(かわいい!)」
――服屋――
梓「これ……どうかな……?」
俺「かわいい!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:19:40.09 ID:8qkn1l9c0 [4/55]
梓「結構使っちゃいましたね」
俺「梓の家に来なかったら、餓死してたかもしれない」
梓「1食500円になりまーす」
俺「三日も持たない……」
梓「…でも、ちゃんと家事はしてくださいよ?」
俺(家事→洗濯→下着→梓の→ゲット)
俺「もちろんです!」
梓「あ、洗濯はわたしがやります」
俺「…………」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:23:32.29 ID:8qkn1l9c0 [5/55]
俺「今日も梓のベッドで寝ていい?」
梓「……ま、まあ」
俺「お風呂は?」
梓「まだダメです」
俺「そうか……”まだ”だめなんだ?」
梓「一生ダメです」
俺「けちー」
梓「恥ずかしいです!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:26:15.67 ID:8qkn1l9c0 [6/55]
俺「キスし合った仲じゃないかー」
梓「あ、あれは、あずにゃんって言われて仕方なしに……」
俺「そのときは言ってないよ?」
梓「とにかく!ダメなものはダメなんです!」
俺「あずに……」
梓「わ、わたし、お風呂はいってきますから!」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:31:58.85 ID:8qkn1l9c0 [7/55]
梓「電気……」
俺「うん、消して」
梓「……」
俺「……」
俺「そんな離れなくても…」
梓「恋人同士でもないんですから、当然のことです!」
俺「…………梓……」
梓「……なんですか」
俺「なんていうか……あーその…」
梓「……うん」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:37:19.43 ID:8qkn1l9c0 [8/55]
俺「あー……す……すキ……す」
梓「っ……」
俺「す、すき……スキンシップ」
梓「ぇ……」
俺「スキンシップが好きなんだ、抱かせろ!」
梓「え、何言って――」
――ギュゥッ
梓「…先輩ぃ……」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:43:07.58 ID:8qkn1l9c0 [9/55]
俺「顔上げて」
梓「ぅ…………っん」
梓「せんぱいぃ……ん」
俺「梓……」
梓「だめ、ですよ……こんな時間に」
俺「でも俺……」
梓「それに明日月曜日で学校もあるし……」
俺「明日は海の日」
梓「ぁ……」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:46:52.32 ID:8qkn1l9c0 [10/55]
俺「……ディ、ディープキスしていいか?」
梓「でぃーぷきす?」
俺「べろちゅう」
梓「べべべべ、べろ!?」
俺「そ、それ」
梓「でででもそれ……」
俺「……」
梓「って、なに顔近づけてるんで――んんん!」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:52:28.08 ID:8qkn1l9c0 [11/55]
梓「ん――れろ――ぁむ」
梓「んん!――せ、先輩!」
俺「……ごめん、我慢できなくて」
梓「こういうのって……」
俺「?」
梓「こういうのって、恋人同士がするものですよね!?」
俺「で、でも、さ……」
梓「先輩、どうせ、女の子になら誰でもこういうことするんでしょう?」
俺「そんなことは……」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:56:44.72 ID:8qkn1l9c0 [12/55]
梓「さっきだって誤魔化したし」
俺「……」
梓「わたしがこんなに好きなのに、そんなこと知りもしないで!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……すみません……もう寝ますね」
俺「あ、ああ……」
俺(――いっそこれも夢であってくれ!)
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:00:52.28 ID:8qkn1l9c0 [13/55]
――コケコッコー――
――
俺「んん、ふあ」
俺(朝か)
俺「まだ寝てる……」
俺(……酷い事をしてしまった)
俺「あーこのまま漫画の茶番みたいに解決してくれればなー」
俺「……さて、どうしようか」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:04:30.13 ID:8qkn1l9c0 [14/55]
梓「ん~~、ふわぁぁ」
梓「あ、せんぱい、おはようござ――」
梓「着替えなきゃ…」
俺「お、おはよう、出とくな……」
梓「……さきに朝済ましといてもいいですよ?」
俺「い、いや、待っとくよ」
梓「そうでうすか」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:07:28.15 ID:8qkn1l9c0 [15/55]
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺「打つ手――なし!」
俺「まあ、些細なことからやっていこう」
俺「そうすればチャンスが来るはずさ!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:11:35.75 ID:8qkn1l9c0 [16/55]
俺「よおおお!梓!朝ごはん用意しといたぜ!」
梓「そうですか、いただきます」
俺「どうだ!?」
梓「普通です」
俺「合格点か、良かったよかった」
梓「……まずい」
俺「嫌よ嫌よも好きのうちっていうしな!」
梓「微妙」
俺「次は頑張るぞ、梓」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:15:26.52 ID:8qkn1l9c0 [17/55]
俺「ゲーム持ってきたからやろう」
梓「ゲーム嫌い」
俺「そういうと思ってLPも持ってきた、一緒に聞こう」
梓「1人で聴ける」
俺「2人でも聴ける」
梓「……お腹痛いからまた今度」
俺「正露丸も持ってきたぞ、梓」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:18:17.37 ID:8qkn1l9c0 [18/55]
梓「出かける」
俺「ボディガードしてやる」
梓「純と行くからいい」
俺「2人ともガードしてやる」
梓「……」
俺「もちろん、梓優先でだ」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:22:58.70 ID:8qkn1l9c0 [19/55]
――――
――
純「ねえ?後ろの男の人誰?」
梓「知らないっ」
純「今日、なんか不機嫌だね、梓」
梓「知らないもん」
純「……あの人が関係あるの?」
梓「か、関係ない!」
純「なんか嫌なことされたとか?」
梓「そんなんじゃないけど……」
純「……けど?」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:27:03.36 ID:8qkn1l9c0 [20/55]
俺(おいおい……誰かあの二人を襲えよ…)
俺(でないと、ただのストーカーになってしまう)
俺(ここで梓を助けて、)
俺梓『きゃー、せんぱーい、ほれなおしましたー!』
俺(という展開にしなければ)
俺(あんな可愛いの放って置くな男たちよ!)
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:32:01.44 ID:8qkn1l9c0 [21/55]
純「うわぁ……ノロケ……」
梓「ち、違うもん」
純「そんなんどっちもどっち」
純「相手は努力してるんだから、次は梓が頑張る番でしょ」
梓「いや」
純「いやって、このままの状態が続いてもいいの?」
梓「いや」
純「なら終わりにするしかないよ」
梓「……いや」
純「……なら答えは決まったね」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:34:53.55 ID:8qkn1l9c0 [22/55]
純「あ、パフェ2つお願いします」
梓「あれ、今金欠なんじゃ」
純「梓のおごりだけど?」
梓「なんで!?」
純「助言料」
梓「鬼だ……」
純「まーまー」
梓「うぅ……」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:39:34.76 ID:8qkn1l9c0 [23/55]
俺(……なんか衝動買いしてしまった)
――切れない弦!!――1000円
俺(喜んでくれるだろうか…)
俺(ストーカーで終わってたまるか!)
俺(あ、別れた)
俺「ちゃああああんす!」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:43:50.35 ID:8qkn1l9c0 [24/55]
――ドン
俺「え?」
不「あぁ?」
俺「え、あ、え、あ」
不「おい兄ちゃん」
俺「――切れない2弦!」
不「ぐお!いでっ、てめぇ…」
俺「切れない3弦!」
不「効くかっ」
俺「なっ」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:49:24.11 ID:8qkn1l9c0 [25/55]
不「喧嘩売ったんだな?おう、買ってやる、よぉっ」
俺「ぐぅっ」
不「おいおい、武器がなけりゃただの雑魚じゃねえか?」
俺「切れない4・5弦!」
不「こんなもん……ふぁっぬう!」
俺「切られた?」
不「ふははは――――ぐぁっ……」
俺「へへへ弦は6弦まであるのさ」
俺「――終わりだ、1弦っ――――」
――――
――
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:54:30.73 ID:8qkn1l9c0 [26/55]
俺「ごめん!」
梓「い、いきなり、どうしたんですか?」
俺「切れない弦、折角買ったのに…切られてしまった」
梓「……よくわかりません…」
俺「あと……昨日の夜はすみませんでした」
梓「そ、そんな!頭上げてください!」
俺「でも……」
梓「あのときは、わたしも緊張してどうかしてました」
梓「わたしの方こそご免なさいです……」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:01:03.91 ID:8qkn1l9c0 [27/55]
俺「梓」
梓「は、はひ!」
俺「なんていうか…その……」
梓「はい……」
俺「あ…梓のこと…好きだ」
梓「……」
俺「今日一日すごく実感した」
俺「梓のことやきもきさせすぎた……でも、こんな俺で良いなら……」
梓「……はい!」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:04:34.63 ID:8qkn1l9c0 [28/55]
俺「ということで、一緒にお風呂入ろう」
梓「ダメです」
梓「いきなり雰囲気壊さないでください」
俺「えー別にいいじゃんか。減るもんじゃなしに」
梓「今の先輩なら減らしかねません」
俺「だ、大丈夫」
梓「でもダメです」
俺「……けちなのは変わらないんだな」
梓「先輩次第ですよ」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 02:11:43.60 ID:8qkn1l9c0 [29/55]
寝るまで淡々と書く予定ですが以降はストーリー形式でなく
小話が続く形になると思います(途中で変わるかもしれません)
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:17:08.05 ID:8qkn1l9c0 [30/55]
俺「あずにゃん」
梓「その呼び方やめてください」
俺「あずにゃん」
梓「だから、その――」
俺「軽音楽部の先輩は良くて、俺はダメなのか!」
梓「なんでそうネガティブにとるんですか!」
俺「どうやってポジティブにとればいいの?」
梓「っ……わたしは……先輩に…名前で呼ばれたい……です」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:22:04.74 ID:8qkn1l9c0 [31/55]
俺「そういや、いつになったら一緒にお風呂入れるの?」
梓「……まだ、お互いの裸も見せ合ったことないんですよ」
俺「そうか……じゃあ早速せっく――いて」
梓「もっとデリカシーを持ってください!」
俺「あずにゃ――いて」
梓「そんなずるしてじゃなくて、実力でどうにかしてください!」
俺「実力……!」
梓「多分そっちじゃないです」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:25:21.25 ID:8qkn1l9c0 [32/55]
俺「そろそろ、おはようのチューしてくれてもいいんじゃないか?」
梓「嫌です」
俺「なんで?」
梓「先輩は、おはようのチューされたら帰るんですよね?嫌です」
俺「帰らないから!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:28:13.75 ID:8qkn1l9c0 [33/55]
俺「梓ってなんでそんなに焼けやすいの?」
梓「さあ、何ででしょう……」
俺「……俺が調べてあげるよ」
梓「はえ?」
俺「ほら、服脱いで」
梓「……」
俺「ただの診察だから!」
梓「ん……」
俺「うーん」
ムニムニ
俺「うーん、うーん」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:32:23.81 ID:8qkn1l9c0 [34/55]
梓「や、やめてください!」
俺「やっぱり服の上からじゃ分かりにくいよ」
梓「だから――ぅん……」
ムニムニ
俺「うーん、太ももには異常ないです」
梓「ぁ……」
プニプニ
俺「うーん、ほっぺにも異常はないです」
梓「んん……ぅぅ」
ムニムニ
俺「耳たぶにも問題はないですね」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:38:24.43 ID:8qkn1l9c0 [35/55]
俺「こっち向いて」
梓「なんですか……?」
俺「そんな警戒しなくても……」
梓「っん…」
俺「唇にも何もない……ならあそこは……」
梓「……先輩、変態です」
俺「なっ」
梓「だから、もっとデリカシーを持ってください!では」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:42:04.30 ID:8qkn1l9c0 [36/55]
梓「先輩?」
俺「なに?」
梓「先輩」
俺「な、なに?」
梓「へへ…」
俺「??」
梓「呼んでみただけです」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:46:49.08 ID:8qkn1l9c0 [37/55]
梓「というのは冗談で」
俺「あ、うん」
梓「先輩はどうやって性欲を処理しているんですか?」
俺「は!?」
梓「ちょっと気になって……」
俺「あー、適当に」
梓「適当ってなんですか!?」
俺「トイレで…適当に……」
梓「たまにトイレがくさ――」
俺「あーあー!出来るだけやめますから!」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:50:14.77 ID:8qkn1l9c0 [38/55]
俺「じゃ、じゃあ、梓はどうしてるんだよ?」
梓「ど、どうって……」
俺「自分の部屋?」
梓「は、はい……」
俺「呼んでくれれば良いのに」
梓「……」
俺「…………ネタはやっぱりお――」
梓「わーわー!この話終わり!」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:53:56.81 ID:8qkn1l9c0 [39/55]
俺「海行こうか」
梓「いきなりですね…」
俺「今日用事ある?」
梓「午後から部活があります」
俺「うーん」
俺「まあ、水着がみたいだけだから、ここで着てくれたらいいや」
梓「へ?」
俺「はい、このピンクの」
梓「なんで持ってるんですか!」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:59:21.41 ID:8qkn1l9c0 [40/55]
梓「……あっち向いててくださいね」
俺「うん」
梓「なにガン見してるんですか」
俺「うん」
梓「うん、じゃなくてですね」
俺「うん?」
梓「……」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:03:19.61 ID:8qkn1l9c0 [41/55]
梓「……ど、どうですか?」
俺「おお!」
梓「あっ、んん――この格好で、抱きしめないでください!」
俺「いいじゃん」
梓「……いいですけど……」
俺「梓の肌が身近に感じる!」
梓「うぅ……」
俺「もうちょっとこのままで」
梓「ううぅぅ」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:09:44.81 ID:8qkn1l9c0 [42/55]
俺「そのままで部活いったら?」
梓「馬鹿ですか」
俺「?真面目だけど」
梓「そういうのを馬鹿っていうんです」
俺「梓ー」
梓「だ、だから、抱きつかないでください!」
俺「梓の肌やわらかい……」
梓「そこは胸です!」
俺「あまりになさす――いて」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:18:37.22 ID:8qkn1l9c0 [43/55]
梓「先輩はやっぱり胸の大きい女性が好みなんですか?」
俺「うーん、どうだろ」
梓「どっち……ですか?」
俺「うん、そうだな」
梓「……そう、ですよね」
俺「梓の胸なら十分だ」
梓「そうなんですか?」
俺「うん、十分だと思うよ」
梓(よ、良かった……)
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:22:24.61 ID:8qkn1l9c0 [44/55]
俺「いってらっしゃい」
梓「うん、いってきまーす」
――――
――
梓「先輩方!」
唯「なーに?あずにゃん」
律「なんだー?」
紬「?」
澪「なんだ、誇らしい顔して?」
梓「……わたしくらいの胸があれば、男の人的に十分だそうですよ!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:26:56.50 ID:8qkn1l9c0 [45/55]
律「ぇ…………」
唯「ホント?よかったー!」
紬「あらあら……」
澪「そ、そうか…………」
梓「あれ?みなさん、なんでそんな顔するんですか?」
唯「ビッグニュースだよ?ビッグニュース!」
紬「なんていうか……ねえ?」
律「ここでボインな澪さんから一言!」
澪「No Thank you」
梓「えぇぇ―――――」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:32:57.48 ID:8qkn1l9c0 [46/55]
梓「ただいま……」
俺「おかえり。どうした、そんな暗い顔して」
梓「それが――」
…………
……
俺「あ、あれは……」
梓「うん……先輩が特殊なんだよね……」
俺「違うぞ!断じて違う」
梓「なら、なんであんなこと言ったんですか……?」
俺「梓の胸ならサイズはどうだってい――うわっ」
――ギュウ
梓「先輩!」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:38:22.14 ID:8qkn1l9c0 [47/55]
梓「先輩、どこ行ってたんですか?」
俺「いや、これ探しに」
梓「ねこじゃらしですか?」
俺「こっち来て」
梓「うん」
俺「ほれ」
――スッ
梓「はう…」
――ヒュッ
俺「それ」
梓「うぅっ…」
俺「そら」
梓「ぅにゃ…」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:42:48.97 ID:8qkn1l9c0 [48/55]
梓「先輩の意地悪」
俺「ごめん、ちょっとツぼに入っちゃって」
梓「うう」
俺「そうだ、猫耳のカチューシャもってたよね?」
梓「ありますけど……」
俺「付けて」
梓「イヤです」
俺「しっぽも」
梓「イヤです」
俺「あずにゃん」
梓「にゃんっ――て、あ!」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:47:16.64 ID:8qkn1l9c0 [49/55]
梓「ううぅ…これでいいですか?」
俺「完璧」
俺「今日はそれでいてね、ずっと」
梓「イヤです!」
俺「あずにゃん、お願い」
梓「うう、うう、ずるいずるいずるい!」
俺「…よし買い物行こうか、あずにゃん」
梓「……これでですか?」
俺「じゃなきゃ行く意味ない」
梓「そこまでですか……」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:51:21.34 ID:8qkn1l9c0 [50/55]
梓「周りの人みんな見てきます……」
俺「俺の胸に顔うずめたら恥ずかしくないよ」
梓「う、うん」
俺「あずにゃんは素直でいい子だなー」
梓「ん……ん…」
俺「よしよし」
梓「…ぅん……ん~~」
梓「ってこっちの方が恥ずかしいです!」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:01:51.77 ID:8qkn1l9c0 [51/55]
梓「晩ご飯なにがいいですか?」
俺「あずにゃん」
梓「わたしはご飯じゃないです」
俺「んーキャビアとか?」
梓「中学生みたいな返答ですね…」
俺「そこまでですか……」
俺「別に梓が作ってくれたのなら何でもいいよ、胸と一緒で」
梓「ふざけないでください!」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:06:35.72 ID:8qkn1l9c0 [52/55]
俺「ごちそうさま。梓もごちそうしたい」
梓「考えておきます」
俺「お」
梓「食器片付けてください」
俺「了解!」
梓「お風呂掃除よろしくお願いします」
俺「了解」
梓「わたしの部屋掃除しておいてください」
俺「了解……ん?」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:10:03.39 ID:8qkn1l9c0 [53/55]
俺「梓の布団で寝るのも何度目だろう」
梓「ん、覚えてませんね」
俺「俺も」
梓「……布団、先輩の匂いがします……」
俺「ト、トンちゃんの臭いか?」
梓「ん?違いますよ?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:18:58.49 ID:8qkn1l9c0 [54/55]
俺「……なんで本番だめなの?」
梓「……恋愛も初心を忘れるなってお母さんが」
俺(梓ママ、これだけは許せません…)
梓「じゃあ、そ、そのうち……今はこれで我慢して下さい――っん」
俺(前言撤回…)
梓「も、もう一回――んん」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:26:29.40 ID:8qkn1l9c0 [55/55]
俺「梓ー起きてるー」
梓「はい、起きてます」
俺「そうかー」
梓「な、なんですか?」
俺「呼んだだけー」
梓「……そうですか」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:34:35.35 ID:FNnNu3YU0 [1/26]
俺「というのは冗談で」
梓「…だと思いました」
俺「ほら、梓がトイレからトンちゃんの臭いするって言ってたじゃん」
梓「?言ってませんけど…」
俺「あれ?」
梓「トイレで変な臭いがしたことは……」
俺「それ以来、ずっと我慢しててさ」
梓「ほ、本当ですか……」
俺「うん。それで、梓に処理して欲しいなって」
梓「い、今ですか?」
俺「だめ?」
梓「ダメじゃないですけど……」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:40:01.04 ID:FNnNu3YU0 [2/26]
梓「……どうすれば良いんですか…?」
俺「うーん、まず座って」
梓「うん」
俺「で、これ、舐めて」
梓「な、なな舐める?」
俺「あ、うん」
梓「…………」
俺「お風呂で洗ってるから大丈夫」
梓「……舐めるって、どうやるんですか?」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:45:38.20 ID:FNnNu3YU0 [3/26]
俺「普通にキャンディ舐めるみたいに」
梓「わ、わかりました…………れろ」
梓「こんな感じですか……?」
俺「そうそうそんな感じで……」
梓「う、うん」
梓「ん…れろ……あむ、ぺろ」
梓「む、ん……んっ…ぺろ、ん」
梓「ぁ……ん、れろ……ちゅ……んむ」
――――
――
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 04:47:17.41 ID:FNnNu3YU0 [4/26]
>>145
KCNなので5,6分通信がないとID変わってしまうという…
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:51:02.21 ID:FNnNu3YU0 [5/26]
俺「ふぅ……」
梓「……ど、どうでしたか?」
俺「最高でした!」
梓「よかったです……」
梓「でも、まずかったです……」
俺「ごめん、今度は飲まなくて良いよ」
梓「あ、いえ」
俺「その代わり、またよろしく!」
梓「わ、わかりました……!」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:55:05.44 ID:FNnNu3YU0 [6/26]
梓「そ、それでですね……」
俺「?」
梓「……あの、んと……その」
梓「…わたしも……手伝って欲しい……です」
俺「それって……」
梓「う、うん…………」
俺「……うん」
俺「…わかった」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:02:23.97 ID:FNnNu3YU0 [7/26]
……
…
俺「ぬ、濡れてる……」
梓「……」
俺「まずは舐めるよ」
梓「舐めるって、汚いです!」
俺「そんなことないよ」
梓「そんな事ないって――ぁ」
梓「せんぱい……んっ――ぅう」
梓「んん……ぁぅう……っ……ううぅぅぁ」
梓「くぅ、ん……せんぱ、い――ぁぁ、ん……んんん!」
――――
――
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:06:36.32 ID:FNnNu3YU0 [8/26]
梓「……ん、はぁ……はぁ……」
俺「ど、どう?」
梓「もう……動けないです……」
俺「どうしようベッド……?」
梓「このままで…いいですよ」
梓「明日晴れるって天気予報でいってましたし…」
梓「だいじょ―ぶ……」
梓「……スー、スー」
俺「…………俺も寝よ」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:12:33.83 ID:FNnNu3YU0 [9/26]
――コケッコッコー――
――
梓「せんぱーい、起きてくださーい」
俺「姫がどうのこうの」
梓「どうしてもですか?」
俺「グーグー」
梓「し、しょうがないですね…………ちゅ」
俺「おはよう!」
梓「おはようございます!」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:17:44.02 ID:FNnNu3YU0 [10/26]
俺「梓ー」
梓「?」
俺「食べさせてー」
梓「は、へ?」
俺「朝ごはんー」
梓「食べさせるって……」
俺「こうお箸であーん」
梓「あーん………モグモグ」
俺「って」
梓「さりげなく食べさせられた……」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:21:18.03 ID:FNnNu3YU0 [11/26]
俺「よし、カモン」
梓「カモンって……」
梓「では……あーん」
俺「あむ、んむんむ……おいしい!」
梓「それは良かったです」
俺「次は口移しで」
梓「む、むむ無理ですよ!」
俺「誰も見てないって」
梓「そういう事ではなくてですね……」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:27:23.69 ID:FNnNu3YU0 [12/26]
俺「梓の口移しじゃないと残す」
梓「……わかりました」
梓「一肌脱ぎましょう」
梓「あん、モグモグ」
梓「あい、へんふぁい…………ん、んん」
梓「あぅ……んん、ぅく……あむ」
梓「んん、んっ……ふぅ、食べられたですか?」
俺「……梓の味がする」
梓「その表現やめてください」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:35:46.00 ID:FNnNu3YU0 [13/26]
俺「なあなあ」
梓「なんですか?」
俺「ぱ、パパって呼んでくれ」
梓「は、どうしてですか!」
俺「ほら、いつかそう呼ばれるべきときが来る筈なんだ」
梓「そ、それは……!」
俺「だから、その予行練習をしよう!」
梓「…………」
梓「………………ぱ、ぱぱ……」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:39:18.46 ID:FNnNu3YU0 [14/26]
俺「…………」
俺「………………まま」
梓「ま、まままままま!?」
俺「ママ」
梓「―――-――!」
梓「や、やめましょう!これは危険です!」
俺「俺死ぬかと思った……」
梓「わたしもです……」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:45:49.86 ID:FNnNu3YU0 [15/26]
俺「梓って前世は絶対ネコだよね」
梓「……否定はしません」
俺「証明しよう」
アタマ
梓「うぅぅぅぁぁぅ……」
アゴ
梓「んん~~ぁぅん~~~」
ワキバラ
梓「んにゃっ!」
梓「……うぅ…」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:57:49.74 ID:FNnNu3YU0 [16/26]
梓「先輩せんぱい」
俺「なに?」
梓「先輩っていつからわたしのこと好きだったんですか?」
俺「そりゃ、出会ったときから」
梓「……クサいですね」
俺「正直わからない」
梓「そうですか……」
俺「なんで急に?」
梓「わたしもわからなくって」
俺「まあ、分かる方がおかしい」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:01:42.23 ID:FNnNu3YU0 [17/26]
俺「意識して好きになった訳じゃないから」
梓「意識して出来るなら少子化になんてなりませんもんね」
俺「……ここでひとつ提案なんだが」
梓「はい」
俺「俺たちもそろそろ少子化予防に貢献しよう」
梓「はい!」
俺「おお!」
梓「冗談です」
俺「……今のは……冗談じゃすまされない…………!」
梓「は、はははい!ごめんさい!」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:07:50.80 ID:FNnNu3YU0 [18/26]
梓「噛みました……ごめんなさい!」
俺「よし、実現することで許そう」
梓「…………せんぱいは」
俺「?」
梓「一度エッチしたからって捨てたりしませんよね……?」
俺「何を今更…」
梓「ごめんなさい……不安で」
梓「別に先輩を信用してないとかじゃなくて……」
俺「…………かくなる上は実践あるのみ!」
梓「きゃ――――ってだめです!まだ昼ですよ!」
俺「ってことは……」
梓「……考えときます」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:13:50.45 ID:FNnNu3YU0 [19/26]
――――
――
梓「ホントに……するんですか?」
俺「嫌なら……」
梓「イヤじゃないです!」
梓「ですけど……」
俺「うーん……前みたいに前戯からいこうか?」
梓「……ん、そうします」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:24:24.15 ID:FNnNu3YU0 [20/26]
俺「これ咥えられる?」
梓「や、やってみます……」
梓「はむ……んん、ほえれいいれふか?」
俺「う…うん、動かして……」
梓「ふぁい……ん、ん……あむ――」
梓「んっ、ふぁ……ん――ちゅろ…」
梓「ん、ん――れろ、ぅん……んん…ぁむ、ん」
梓「んん……ろう、れふか?……ん、ん」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:31:29.34 ID:FNnNu3YU0 [21/26]
俺「も、っと強く、できる?」
梓「んぅっ、れろ…んむ……ちゅむ、んんっ」
梓「うぅ、ん…ほんあ、かんいれふか?」
俺「そ、そう……」
梓「うん……あむ、ちゅろ……んっぅ、んっ…れろ…」
梓「…ぅ、む…ん……ぁぅ……んん…」
梓「ん、ぁんん…ん……ぺろ…れろ……ぅぅんん」
――――
――
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:38:12.36 ID:FNnNu3YU0 [22/26]
梓「……んっ…んぁっ」
俺「やっぱり、もう濡れてる」
梓「んんんっ、これは……ぁ…ちが、い……ます…」
俺「何が違うの?」
梓「ぅ、……かってに……ぁんん…ぅぅ……」
梓「かって…に、わたし…しりま、せん……ぅんっ」
俺「勝手に濡れるくらいエッチなんだ」
梓「ちが……!んん!……ぅぅう、ん……ぁあ…ぅぅぁあ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:44:30.32 ID:FNnNu3YU0 [23/26]
俺「どんどん濡れてきてる」
梓「…し、らない……も…んっ!」
梓「く…んん……せんぱ……ダメっ……ぁぅう、んっ」
梓「ん、んぁ……うぅぅ、ぅ……あ…」
俺「はやくするよ」
梓「んぁっぅ、ダメ、せんぱい……はや、んん」
梓「あぅ、ぅうう……ん…っ……はげ、し」
梓「だめ……んぁぅ……ん」
――――
――
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:53:54.36 ID:FNnNu3YU0 [24/26]
俺「い、いれるよ」
梓「う、うん」
俺「――――うっ…」
梓「んん――く…ぅ……ぁ……ん」
俺「だいじょうぶか?」
梓「へ、へいき…」
俺「だめそうならやめるぞ?」
梓「ん…ありがと……でも、いまは…だいじょうぶ……ですから…」
俺「動くぞ?」
梓「ぅん――んっ……んぁっ…う」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:01:14.47 ID:FNnNu3YU0 [25/26]
梓「んぅぅっ……ん、あぁぅ……ぁ」
梓「わた、し、せんぱいと……つなが、って、る……」
俺「俺も感じてる…」
梓「んぅぁあ、ん、ぅ……せんぱいっ……ん、ぁぁあ、うぅ」
梓「ぅぅっ、んん……ぁああ!んんん!くぅっ……ぁん」
梓「せんぱいっ……んっ、はぁ……ぅ、ん」
俺「梓……」
梓「せん、ぱ……わ、ぅ……んん、ぁぅうう」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:08:05.44 ID:FNnNu3YU0 [26/26]
俺「あずさ…痛いんじゃないのか?」
梓「んぅ……いた、いけど……せんぱい、との、はじめて……ですから……」
梓「……わたしは…だいじょうぶ、ですから…………っんん」
俺「う、うん」
梓「くっ……ん、ぁ……んっ、ぁっぅ……はふ…ぅ…」
梓「も…と…はやく、して……いい、ですよ………、ぅんっ」
梓「ん、はぁ……んぁぅ、ぅぁあ……うう……んんん!……ぁぁあ」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:16:03.33 ID:YdAcK+q00 [1/16]
梓「んっ……ぅ――ぅぁあ」
俺「俺もう……イキそ……」
梓「わたし、も…ですっ………ん」
梓「せんぱい………な、なか…にだし……て、ください……」
俺「……」
梓「いい、です…よ……せんぱい…なら……」
俺「……うん、わかった」
梓「う、く……ぁ、ぅ……ん――せんぱ――っ」
梓「んんんん!ぅぅああぅ、んぁぁああああああああああ!!」
――――
――
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:19:36.09 ID:YdAcK+q00 [2/16]
梓「先輩っ」
俺「ん」
梓「せんぱいっ」
俺「?」
梓「呼んだだけです」
俺「というのは冗談、だろ」
梓「いえ、本当に」呼んだだけです」
梓「先輩センパイせんぱい」
俺「…ん」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:24:26.24 ID:YdAcK+q00 [3/16]
梓「先輩」
俺「なに?」
梓「一緒にお風呂入りましょう!」
俺「……長い旅だった…」
梓「先輩は先に入っててくださいね」
俺「うん」
梓「わたし、準備してきますね」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:29:26.40 ID:YdAcK+q00 [4/16]
俺「んーやばい」
俺「興奮して血圧上がって死にそう…」
梓「せんぱいっ」
――ダキ
俺「おおうわ!」
梓「先輩の背中大きいですね…」
俺「梓が小さすぎるんじゃないか?」
梓「わたしはまだ成長期ですから」
俺「でも、女の子の成長――」
梓「あーあー!聞こえないきこえない!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:33:46.98 ID:YdAcK+q00 [5/16]
梓「先輩の背中流したげます」
俺「よろしく!」
梓「……ん、……んっと」
俺「おぉ、いい感じ」
梓「…んしょ……おっ…」
俺(このまま死んでもいい…)
梓「どう、ですか…?……っと」
俺「幸せすぎて死ぬ」
梓「そ、そうですか」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:38:01.91 ID:YdAcK+q00 [6/16]
俺「ふぅ、ありがとう!」
梓「いえ、どうってことないです」
俺「次は俺が身体流すよ」
梓「背中じゃなくて身体!?」
俺「遠慮はいらない」
梓「……変な所は触らないでくださいね」
俺「うん」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:42:04.68 ID:YdAcK+q00 [7/16]
俺「ごしごしごし、どう?」
梓「口でごしごし言わないでください…」
梓「……ちもちいですよ」
俺「お、じゃ前向いて」
梓「へ?」
俺「前も洗うから」
梓「……わ、わかりました」
俺「おおおおおお!」
梓「きゅ、急に大きい声出さないでください」
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:46:06.27 ID:YdAcK+q00 [8/16]
梓「なんで、手に石鹸なすってるんですか?」
俺「え?手で洗うからだけど?」
梓「やっぱり――――」
俺「そこ、寝転んで」
梓「ふぇ――わわ!」
俺「よし洗うよ」
梓「これ、絶対おかしいですよ……」
俺「気のせい気のせい」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:01:11.99 ID:YdAcK+q00 [9/16]
梓「ぅぅぅ――んっ、その手つきなんですか…?」
俺「念入りに洗ってるんだ」
梓「だからって――ぅぅうう…いやらしいですよ……」
俺「おっぱいは清潔にしとかないと」
俺「赤ちゃんが生まれたとき授乳するからね……こんな風に」
梓「ちょっ…んぁ……ぅ、だめ……」
俺「冗談はこの辺にして」
梓「……酷い冗談です」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:07:44.85 ID:YdAcK+q00 [10/16]
俺「梓とこうして裸の付き合いをするようになるとは」
梓「考えてもみなかったですね」
俺「素晴らしいな!人生!」
梓「……否定はしません」
梓「それにしても、狭いですね」
俺「……!ごめん」
梓「いえ、むしろ良い意味で捉えてくださいです!」
梓「これからはお風呂の水少なくてもすみますね」
俺「……それは……」
梓「ご想像にお任せするです」
一瞬さるさんくらった
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:16:13.86 ID:YdAcK+q00 [11/16]
梓「せんぱい、海行きましょう」
俺「そうだな、ピークも過ぎたし」
梓「あの水着あまり着てないし……」
俺「着たのか!?」
梓「はい、この前、純たちとプールに行ったとき……」
俺「誘ってくれよ!」
梓「女の子だけで楽しんでこいって先輩が……」
俺「ぁぁぁぁぁあああ」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:19:13.93 ID:YdAcK+q00 [12/16]
――――
――
梓「おおー!」
俺「うおおおお!」
梓「海だー!」
俺「水着のレディズだ!」
梓「……先輩?」
俺「冗談」
梓「……そうだといいんですが」
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:23:18.38 ID:YdAcK+q00 [13/16]
梓「先輩、カキ氷食べましょう!」
俺「おお」
梓「…………ソーセージシロップ?」
俺「……トマトシロップ……」
梓「これ、ひとつずつ下さい」
長「まいどっ」
梓「先輩、ソーセージシロップで」
俺「実験台ですか……?」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:26:34.58 ID:YdAcK+q00 [14/16]
梓「……び、微妙です」
俺「……こっちは意外といける」
梓「……ひとくち」
俺「はい、あーん」
梓「あむ、んん」
梓「……意外と……」
梓「交換しましょう!」
俺「お断りだ」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:29:37.32 ID:YdAcK+q00 [15/16]
俺「すーいーかーわーりー」
梓「おおー!」
俺「はお金がないので出来ませんが」
梓「なんですかそれ」
俺「でかいビート板借りてきたので、船旅しよう」
梓「おお!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 08:35:29.28 ID:YdAcK+q00 [16/16]
俺「あぁーまぶしっ!」
梓「空明るいですねー」
俺「広いしなー」
梓「広いですねー」
俺「……焼けたな」
梓はい、先輩より…」
俺「………帰ろうか」
梓「……そう…ですね!」
了
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:31:17.80 ID:qiJY4ajB0
梓「せんぱい、お風呂はいりましょう」
俺「今日はやめといた方がいいんじゃない?焼けたし」
梓「…………」
梓「……わ、わたしせんぱいと入りたいです」
俺「そ、そうか!さ、先に行っとくぞ!」
梓「うん…」
俺(…梓からお願いしてくるなんて……)
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 15:37:07.42 ID:VkYoLBTq0 [1/3]
……
…
梓「せんぱい…じろじろ見ないでください…」
俺「肌の色がすごいな……」
梓「ううぅ……」
俺「実際に見たことなかったからなー」
梓「早くからだ洗いましょう…!」
俺「なんかもの凄く興奮する……」
梓「やめてください!――わわ!」
――ギュウ
俺「すげー可愛い」
梓「ぅぅぁ……」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:41:45.19 ID:VkYoLBTq0 [2/3]
梓「せんぱいぃ……そろそろ……」
俺「無理だ……!」
梓「あ、……む、胸に顔擦り付けないで下さい!」
俺「なんで」
梓「?」
俺「こんなに興奮するんだ……?」
梓「知りません!」
俺「……」
梓「せんぱいがエッチなだけです」
俺「ああ、これ見れるの俺だけだから…」
梓「なっ……!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:46:34.99 ID:VkYoLBTq0 [3/3]
梓「あぅぅ…いたい……」
俺「はいれる?」
梓「うん…なんとか……」
俺「ほれ」
梓「わああ!」
――バシャン
梓「いたいいたい……あんまり痛くない…?」
俺「熱に慣れるまで、こうするから」
――ダキ
梓「……ん…」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:52:02.99 ID:NYHXwg6E0 [1/17]
俺「日課が増えていくな」
梓「ふえなくていいです」
俺「これで毎晩……」
梓「それはふえません」
俺「けちーどけちー」
梓「先輩が変態すぎるんです!」
俺「………なんか、あまり前と会話変わってないな」
梓「言われてみれば、そうですね…」
俺「何が変わったんだ……?」
梓「キ、キスとか、て、手繋いだりとか…………!」
俺「そ、そそうだな!」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:57:46.99 ID:NYHXwg6E0 [2/17]
俺「ってそれは会話じゃない」
梓「そ、そうですね」
梓「じゃ、じゃあ……わたし、せんぱいのこと…す、すきです……!」
俺「お、おおおうう!お、俺もだぞ」
梓「こんな…風に、ですかね……」
俺「普段からそんな言ってない…」
梓「気持ちが大事なんです……!」
俺「気持ちを確かめ合うために、夜の営みを!」
梓「……こ、これで、十分です――――ちゅ」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:04:29.56 ID:NYHXwg6E0 [3/17]
梓「何持ってるんです?」
俺「ああ、楽譜――TAB譜」
梓「そういえば、最近せんぱい、ギターしてませんですね」
俺「というわけで、ギター貸して」
梓「弦切ったら買ってくださいね」
俺「安いのなら」
梓「一番高いのかって下さい」
俺「お金じゃない!気持ちだ!」
梓「気持ちで弦の性質は変わりません」
俺「……切らない様にします」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:09:09.48 ID:NYHXwg6E0 [4/17]
俺「あれ、おかしいな」
梓「先輩、へたくそですね」
俺「一ヶ月くらいやってないから、まだ本調子じゃ……」
梓「……そこ、違います…こう、です」
俺「あ、うん…………手……」
梓「こ、こうやって重ねたほうが……教え易いんです」
俺「でも、梓教えるの上手いから…」
梓「こ、こういうのは、気持ちで変わるんです……!」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 16:13:57.42 ID:NYHXwg6E0 [5/17]
俺「かーえーるーのーうーたーがー」
梓「きぃーこぉーえーてーくぅーるぅーよー」
俺「ふぅ」
梓「やっと弾けたのがこれですか……」
俺「上出来!」
梓「次、これいきましょう」
俺「ふわふわ時間?」
梓「軽音楽部作の曲です」
俺「ほーほー」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:16:40.07 ID:NYHXwg6E0 [6/17]
俺「……ご、ごめん…無理」
梓「これからはギターも日課にいれましょう」
俺「そんなっ!」
梓「わたしも手伝いますから」
俺「さっきみたいに?」
梓「え、ええ…」
俺「なら頑張ります!」
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:21:43.07 ID:NYHXwg6E0 [7/17]
梓「せんぱい、家帰らなくて良いんですか?」
俺「……」
梓「カビとか……この時期だと、蚊とかムカデとか…」
俺「ちょっと帰る」
梓「ああ!待ってください!」
俺「ん?」
梓「わたしも行きます!あと、戦場へ赴くには準備が必要です!」
俺「戦場って…」
梓「支度しますから待っててください!」
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:27:32.43 ID:NYHXwg6E0 [8/17]
梓「お待たせしました!」
俺「……すごい荷物」
梓「戦場ではこれくらい……!」
俺「貸して持つよ」
梓「うん……」
俺「これとこれは持ってて」
梓「う、うんっと…いざ、出陣!」
俺「しゅ、しゅつじん……!」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:32:00.58 ID:NYHXwg6E0 [9/17]
俺「…………べ、別に何ともないな」
梓「う……家中探せば、何か!」
俺「…………」
梓「ほら!これ、カビですよカビ!」
俺「……」
梓「こ、こっちにも!」
俺「…」
梓「うぅぅ、すみませんです……」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 16:39:40.54 ID:NYHXwg6E0 [10/17]
俺「梓」
――ギュ
梓「ひゃぁぅ!…な、なんですか」
俺「男の家に来たからには……」
梓「な――んっ…ん」
俺「…」
梓「ん……んむ…れろ……ちゅ……ん、くちゅ」
梓「ぁ…せんぱ、い…ん…、ぅ……んんっ……ぺろ、れろ…」
俺「…………というのは冗談で」
梓「――はぁ、はぁ……冗談に見えなかったです…」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:45:33.35 ID:NYHXwg6E0 [11/17]
俺「用も終わったし帰えろっか」
梓「…ぇ……?」
俺「?どうかした?」
梓「い、いえ、何もないですけど……」
俺「早く帰ってご飯の準備もしないと」
梓「そう、ですね……」
梓「……帰りましょうか」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:50:25.76 ID:NYHXwg6E0 [12/17]
梓「せんぱいセンパイ」
俺「ん?」
梓「せんぱい先輩っ」
俺「なに?」
梓「せんぱいぃ…」
俺「今日の梓なんかおかしいよ…?」
梓「……あの、きす…して、ください……」
梓「さっきみたいに……わたし…」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 17:04:17.82 ID:NYHXwg6E0 [13/17]
梓「だって、あんな投げやりなのは……いやです……」
俺「わ、わかった…」
梓「ん、ぁぅ……んん…くちゅっ、あむ……ぅん」
梓「ぅぁ……せんぱいぃ……ん、ん……ちゅ…れろ」
俺「あずさ……」
梓「あむ……ん…ちゅろ……せん、ぱい……ぅ…くちゅ……っんん」
梓「れろ…んむ……わらひ……んぅ……ぁ、む……んちゅ、ぺろ……れろ…」
梓「んん――はぁ……せんぱいぃ…」
俺「満足……した…?」
梓「…………」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:21:20.57 ID:NYHXwg6E0 [14/17]
俺「お、おい、梓どこ触って……」
梓「わたし……もうだめなんです……頭がくらくらして」
俺「……梓…」
梓「…お願い、します……」
俺「あ、あぁ」
――――
――
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:25:48.91 ID:NYHXwg6E0 [15/17]
梓「はぁ、はぁ……リビングで……してしまい、ました…」
俺「大丈夫か…?」
梓「ちょっと眠いです……」
俺「ベッド行く?」
梓「お願いします…」
俺「よいしょっと」
――ダキ
梓「せっかくのお姫様抱っこなのに……意識が……」
俺「また今度するから……」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:29:43.83 ID:NYHXwg6E0 [16/17]
梓「おやすみなさいです……」
俺「うん、おやすみ」
梓「あ、ごはん…」
俺「こっちで用意しとくから」
梓「うん……」
俺「じゃあ」
梓「ん」
………………………
……………
……
…
・
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:32:24.21 ID:NYHXwg6E0 [17/17]
1000まで書き殴ってやろうと思いましたが眠さで体力が限界なので寝ます
明日も仕事あるので落としてくださいありがとうございました
梓「とにかく返してください」
俺「人でなし」
梓「どっちがですか!」
梓「大体なんでわたしの家に来てるんですか?」
俺「近いし」
梓「理由になってません」
俺「なんていうか……今日も御飯お願いします」
梓「またですか……」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:14:42.48 ID:5cadnKS10
俺「だってコンビニ弁当あきたもん」
梓「……なら自分で作ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「子供みたいですね…」
俺「だって梓、俺と違う高校はいったし!」
梓「それは先輩が女子高いけってうるさいから……」
俺「男は穢れているからな」
俺「……俺も女に生まれればよかった…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:17:54.75 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか……」
俺「女に生まれて、梓とイチャイチャしたかった……」
俺「どうせ、女子高の先輩とラブラブしてるんだろ!」
梓「してません!」
俺「怪しい……この前『あずにゃん』って呼ばれてるの聞いたぞ」
梓「そ、それは、先輩が勝手に……」
俺「俺もそう呼びたい!」
梓「だめです!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/28(水) 21:21:16.63 ID:5cadnKS10
俺「なんで」
梓「いちいち恥ずかしいじゃないですか……」
俺「恋人同士なら普通だろ」
梓「恋人じゃありません!」
俺「なんで」
梓「なんでって……ちゃんと告白とかしてないし……」
俺「あいらぶゆー」
梓「するなら日本語で!」
俺「いや、恥ずかしい。無理。御飯にしよう!」
梓「話が変わりすぎです…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:24:31.88 ID:5cadnKS10
――――
――
俺「今日は泊まっていく」
梓「そんな場所ありません」
俺「梓のベッド」
梓「だ、だめに決まってます!」
俺「けちーどけちー」
梓「自分の家で寝てください」
俺「一人じゃ寂しいから……」
梓「野宿でもしたらいいじゃないですか」
俺「梓と寝たい」
梓「も、もう帰ってください!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:28:17.22 ID:5cadnKS10
梓「……電気消しますよ」
俺「やった」
梓「やったって何ですか!」
俺「…やっぱり梓は優しいなー」
梓「そ、そんな事ないです」
俺「でも、俺もベッドがいい」
梓「地べたで我慢してください」
俺「最近腰が弱ってきてのう」
梓「若いんですから、頑張ってください」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:31:58.47 ID:5cadnKS10
俺「若い人たちが夜することと言ったら?」
梓「……わ、分かりませんー」
俺「あれだよ、あれ」
梓「っ……」
俺「枕投げ」
梓「せ、先輩!」
俺「ん?なんか他に期待してたの?」
梓「してませんよーだ!」
梓「おやすみなさいです!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:36:45.41 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
梓「先輩朝ですよー、起きてください」
――ユサユサ
俺「ゆさゆさ」
梓「自分で言わないで下さい」
俺「姫は王子のキスで目覚めます」
梓「性別が逆です……」
俺「梓がキスしてくれないとやだ」
梓「…………」
俺「まあ、嘘だけど、おはよう」
梓「わわわっ」
俺「ど、どうした」
梓「もう知らないです!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:39:01.60 ID:5cadnKS10
梓「…………」モグモグ
俺「なぁ、梓ー」
梓「………」モグモグ
俺「梓さーん」
梓「……」
俺「あずにゃん」
梓「ぷっ」
俺「おっ」
梓「ご ち そ う さ ま!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:42:11.59 ID:5cadnKS10
俺「鍵開けてください、梓さん」
梓「そろそろ帰ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「じゃ、知りません」
俺「あ、昨日のお風呂の水もう捨てた?」
梓「いえ、まだですけど」
俺「飲んでくる」
梓「ちょっと、待ってください、先輩!」
ガチャ
俺「スキアリ!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:46:29.52 ID:5cadnKS10
俺「ふふははは、抜かったな、梓」
梓「ひとでなし、ひとでなし、ひとでなし!」
俺「って梓、下着とか服が……」
梓「しまってる途中でした!」
俺「記念に一枚……」
梓「返してください!」
俺「ほー梓もこんなのはく――ぐっ」
梓「先輩のエッチ!」
俺「すけっち?」
梓「言いません!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:50:37.37 ID:5cadnKS10
俺「先輩に一枚くらいくれてもいいじゃないか」
梓「いけません!」
俺「梓ーけちになったなー」
梓「先輩がエッチになったんですよ……」
俺「梓は?」
梓「なってません」
俺「つまらない」
梓「それで良いんです」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:54:26.68 ID:5cadnKS10
俺「せっかくの休日だし、出かけよう」
梓「今日部活があるので」
俺「俺と部活どっちが大事なんだ!」
梓「そ、それは……」
俺「あ、一緒に部活行けば問題ないぞ」
梓「家族以外立ち入りできないと思います…」
俺「なら、結婚しよう、梓」
梓「ななななな……!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 21:58:14.50 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか!」
俺「梓がいなくなったら暇なんだ」
梓「そんなこと言われてもですね…」
俺「……冗談はこれくらいにして帰るよ」
梓「あ、待ってください。準備するので途中まで一緒に行きましょう」
俺「あ、梓……!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:01:10.90 ID:5cadnKS10
梓「それでは」
俺「うん」
梓「今晩も来るんですか?」
俺「いいの?」
梓「ま、まあ…」
俺「いく!いきまくる!」
梓「では、また今晩」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:04:37.75 ID:5cadnKS10
俺(ふむ、夜まで何しよう……)
俺(……夜に備えて寝よう)
俺(……梓はどう思ってるんだろうか?)
俺(中学のよしみとはいっても異性だしな……)
俺(まあいいや)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:08:35.63 ID:5cadnKS10
唯「あーずにゃん」
梓「は、はひ!」
唯「どうしたの?元気ないよ?」
紬「お菓子が口に合わなかった?」
梓「い、いえ、そんなことないです。ちょっとボーっとしてただけで……」
唯「そう? おやつーおやつー」
梓(練習……)
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:12:07.28 ID:5cadnKS10
唯「帰りどっかよってかない?」
紬「あ、さんせーい」
梓「わたし、用事があるので……」
唯「そっか、じゃ今日はいっか」
梓「す、すいません」
唯「いいよー、また今度イコー」
梓「はい!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:17:15.25 ID:5cadnKS10
梓「ただいま――せ、先輩!?」
俺「あ、おかえり」
梓「なんで玄関の前で!?いつから!?」
俺「ずっと」
梓「ずっとって……」
俺「いやー、梓の部屋に家のかぎ忘れたみたいで」
梓「なら連絡してくれれば…」
俺「部活の邪魔するのも悪いし」
梓(お茶飲んでました……)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:21:57.98 ID:5cadnKS10
梓「と、とりあえず家の中に……」
俺「梓ーだっこしてー」
梓「へ、へ?」
俺「力が出ないから抱っこしてー」
梓「む、無理ですよ……先輩わたしより大きいんですから」
俺「しーぬー」
梓「でも……」
俺「お願いします!一生のお願いです!女の子に抱っこされたいんです!」
梓「…………わ、わかりました……やってみます」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:25:28.91 ID:5cadnKS10
梓「ん、しょ…んん~~~!」
梓「無理ですよ……」
俺「頑張って」
梓「ん~、んー!」
梓「ぅぅ……んんん!」
梓「はぁ…はぁ……よ、と、っんん~~」
俺(か、かわいい)
梓「や、やっぱりだめです……すみません……」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:31:10.75 ID:5cadnKS10
梓「――――先輩っ?何して」
俺「かわいかったから、つい」
――ギュウ
梓「だ、だだだめです!外で!誰かに見られますよ!」
俺「中ならいいの?」
梓「そういうこと言ってるんじゃないです……」
俺「……」
梓「せ、せんぱい……」
俺「…………よし、家へ戻ろう!」
梓「……え……て、立てるんですか?」
俺「うん」
梓「……ダブルひとでなし!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:34:45.79 ID:5cadnKS10
――――
――
梓「ごちそうさまでした」
俺「ごちそうさま」
梓「先輩、お風呂どうします?」
俺「後でで」
梓「……覗かないで下さいよ?」
俺「気が向かなかったら」
梓「向かないで欲しいです…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:41:25.21 ID:5cadnKS10
俺(向いた!)
俺(ばれても1週間くらいの無視だろう)
俺(全然OK)
梓「~~♪~~♪」
俺(ちっ、もやが邪魔だ……)
梓「~~♪…………はぁ……先輩……」
俺(い、今呼ばれた!?そ、そそそそそそそんはず)
俺「ぐわ――」
――ガシャン
梓「……ん?」
――ガラ
梓「…………先輩、何して……」
俺「……良い天気だなー!」
梓「もう!出てってください!」
俺「すみませんでしたー!」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:44:57.56 ID:5cadnKS10
梓「…………」
俺「梓ぁー」
梓「……」
俺「やっぱり僕、廊下で寝るんですか…」
梓「当たり前です」
俺(確かちょっと前にこんなことが……)
梓「ちゃんと反省してください」
俺「あずにゃん」
梓「…………ぅ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:49:16.68 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃーん」
梓「……うぅぅ」
俺「あーずにゃん」
梓「ぅぅ、ぅぅぅ」
俺「あーずにゃーん」
――ギュ
梓「はぅっ」
俺(……あれ?)
俺(……弱点発見?)
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:54:17.34 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃんの部屋で寝ていい?」
梓「……」
――コクコク
俺「さっきはごめん」
梓「……ん」
――コク
俺「あずにゃんの布団で寝ていい?」
梓「……ぅん」
――コクリ
俺「ずっとあずにゃんって呼んでもいい?」
梓「……」
俺(これはだめか……)
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 22:57:35.00 ID:5cadnKS10
俺「で、電気消すけど……」
梓「……ん」
俺(さっきからずっとこの調子でやりにくい……)
俺「……本当にいいの?」
梓「……ぃぃ」
俺「襲うかもよ」
梓「……それは…」
俺「よ、よし!寝るか!」
梓「…うん」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:00:33.03 ID:5cadnKS10
梓「スースー」
俺「寝んのはや!」
梓「スー」
俺「こういうのってなんかあっても良いだろ…」
梓「……ん~…」
俺「お、俺も早く寝ないと!」
俺(大変なことになってしまいそうだ)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:04:36.47 ID:5cadnKS10
…………
……
俺「寝れるわけない……」
梓「~~ん~せんぱい、だめですよ……んむ~~」
俺「――!ね、寝言か……夢の中の俺は何をしてるんだ?」
梓「~~む、むねは……」
俺(夢の俺……代われ……!)
俺(……いいし!俺も夢で梓の夢見るし!)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:08:35.37 ID:5cadnKS10
――チュンチュン――
――
梓「先輩ー朝ですよー」
俺「んー、あと5分」
梓「5分前も同じ事言ってました」
俺「じゃあ、あと10分」
梓「はーやーく、おーきーてーくーだーさーい」
俺「姫は王子のキスで目覚めるのです」
梓「昨日も同じ事言ってました!」
俺「グーグー」
梓「…………」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:12:09.89 ID:5cadnKS10
梓「…………っん」
――チュ
俺「うお!」
梓「あ、本当に起きた」
俺「な……お前……」
梓「王子のキスでしか起きないんだからしょうがないんです!」
俺「俺……」
俺「もっかい寝るわ」
梓「せ、先輩!」
梓「…………し、仕方ないですね」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:15:36.89 ID:5cadnKS10
梓「…………先輩……っんん」
俺「うお!」
梓「早く。もう、8時ですよ」
俺「な……俺もう一回――」
梓「い、いい加減にしてください!」
俺「いやだ」
梓「せんぱ……」
梓「……です……きて」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:18:49.23 ID:5cadnKS10
梓「……ぱい……さ……す…き……」
俺「あずさー」
梓「せんぱい……さ……す……き……だ……」
俺「おれもだーあずさー」
梓「先輩!朝です、起きてください!」
俺「――――な、な、な」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:21:49.61 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
俺「王子のキスで――」
梓「昨日も聞きました!」
俺「グーグーグー」
梓「…………下でご飯作って待ってますね」
俺「……本当に深い眠りにつきたいよ……」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:25:08.15 ID:5cadnKS10
梓「先輩、おはようございます」
俺「おはよ……なんで起こしてくれなかったんだ」
梓「今日、日曜日ですから」
俺「……ちょっと家帰る」
梓「え、ご飯つくってますよ?」
俺「あぁ、すぐ戻るから」
梓「いってらっしゃい……?」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:29:02.57 ID:5cadnKS10
俺「ただいま!」
梓「おかえりっ――なんですか、その荷物!?」
俺「ここに住むことにした」
梓「え……?」
俺「梓がおはようのチューしてくれるまで」
梓「だ、だめですよ……!」
俺「一生のお願い」
梓「昨日も使いました……それ」
俺「梓の一生でのお願い」
梓「わたしの分勝手に使わないで下さい!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:32:42.95 ID:5cadnKS10
俺「……あずにゃん」
梓「うぅっ……」
俺「お願い、あずにゃん」
梓「うぅぅぅぅぅ…」
俺「……」
梓「……なら、少しの間だけ」
俺「……!ありがと、あずにゃん!」
――ダキ
梓「…あぅぅぅ……」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:38:20.56 ID:5cadnKS10
俺「………………キスしていい?」
梓「え……?」
俺「おはようのが最初ってのはちょっと……」
梓「でも、でも、わたし!」
俺「俺、梓とキスしたい……」
梓「ぅ……」
俺「…………いい……?」
梓「………う、うん…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:44:21.55 ID:5cadnKS10
梓「……んっ」
梓「……ぁ」
俺「梓…」
梓「先輩…………!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……ご、ごはん食べましょう!」
俺「あ、ああ!そうだな!ご飯サイコー!」
梓「せ、先輩、これもってってください!」
俺「り、了解!ただいま!」
梓「お茶でいいですよね!」
俺「も、もちろん!」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:49:00.52 ID:5cadnKS10
俺「今日のごはんは一段とおいしいなー!」
梓「そ、そうですか!ありがとうございます!」
俺「このお茶もいつもの何倍もおいしいぞ!」
梓「それ市販のですよ!」
俺「あ、梓が用意してくれたからかな!」
梓「それは良かったです!」
俺「ご、ごちそうさま!お、おいしかった!」
梓「お、おそまつさまです!片付けますね!」
俺「て、てて手伝うよ!」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:51:22.09 ID:5cadnKS10
梓「……」
俺「……」
梓「……部屋、戻りましょうか?」
俺「お、おう……そうしよう」
俺「あ、梓の部屋どこだっけ?」
梓「こ、こっちです…」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/28(水) 23:56:26.35 ID:5cadnKS10 [44/44]
俺「よ、よし、ギターでもやろう…」
梓「せ、先輩が使うと弦が傷みます……」
俺「い、いいじゃん、うん」
梓「そ、そうですね、この際」
俺「――」
――ジャーンジャーン
――バチッ
俺「あ」
梓「あ」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:02:31.89 ID:8qkn1l9c0 [1/55]
梓「…………」
俺「…………」
梓「………………」
俺「………………」
梓「………………ぷ」
俺「………………はは」
梓「ぷふふ…ははははは……!」
俺「ぷくく…笑うなよ……はは……!」
梓「だから言ったじゃないですか、いたむって」
俺「しょうがないだろ」
梓「あははは……さ、弦張り替えましょうか?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:07:06.72 ID:8qkn1l9c0 [2/55]
…………
……
俺「……弦の予備くらい用意しとけよ」
梓「すっかり忘れてました」
俺「…………ついでだし、どっかみてまわろっか?」
梓「はい!」
俺「わ、割り勘でな」
梓「もちろんです、貧乏学生さん」
俺「……泣けてくる」
梓「ふふ・・・…冗談ですよ」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:14:43.86 ID:8qkn1l9c0 [3/55]
――美術館――
俺「おーこれがモナリザか」
梓「でも、これレプリカですね」
――カラオケ――
梓「やばーい、とまれないー、とまらないー」
俺(かわいい…)
――M――
梓「……あむあむ」
俺「(かわいい!)」
――服屋――
梓「これ……どうかな……?」
俺「かわいい!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:19:40.09 ID:8qkn1l9c0 [4/55]
梓「結構使っちゃいましたね」
俺「梓の家に来なかったら、餓死してたかもしれない」
梓「1食500円になりまーす」
俺「三日も持たない……」
梓「…でも、ちゃんと家事はしてくださいよ?」
俺(家事→洗濯→下着→梓の→ゲット)
俺「もちろんです!」
梓「あ、洗濯はわたしがやります」
俺「…………」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:23:32.29 ID:8qkn1l9c0 [5/55]
俺「今日も梓のベッドで寝ていい?」
梓「……ま、まあ」
俺「お風呂は?」
梓「まだダメです」
俺「そうか……”まだ”だめなんだ?」
梓「一生ダメです」
俺「けちー」
梓「恥ずかしいです!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:26:15.67 ID:8qkn1l9c0 [6/55]
俺「キスし合った仲じゃないかー」
梓「あ、あれは、あずにゃんって言われて仕方なしに……」
俺「そのときは言ってないよ?」
梓「とにかく!ダメなものはダメなんです!」
俺「あずに……」
梓「わ、わたし、お風呂はいってきますから!」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:31:58.85 ID:8qkn1l9c0 [7/55]
梓「電気……」
俺「うん、消して」
梓「……」
俺「……」
俺「そんな離れなくても…」
梓「恋人同士でもないんですから、当然のことです!」
俺「…………梓……」
梓「……なんですか」
俺「なんていうか……あーその…」
梓「……うん」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:37:19.43 ID:8qkn1l9c0 [8/55]
俺「あー……す……すキ……す」
梓「っ……」
俺「す、すき……スキンシップ」
梓「ぇ……」
俺「スキンシップが好きなんだ、抱かせろ!」
梓「え、何言って――」
――ギュゥッ
梓「…先輩ぃ……」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:43:07.58 ID:8qkn1l9c0 [9/55]
俺「顔上げて」
梓「ぅ…………っん」
梓「せんぱいぃ……ん」
俺「梓……」
梓「だめ、ですよ……こんな時間に」
俺「でも俺……」
梓「それに明日月曜日で学校もあるし……」
俺「明日は海の日」
梓「ぁ……」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:46:52.32 ID:8qkn1l9c0 [10/55]
俺「……ディ、ディープキスしていいか?」
梓「でぃーぷきす?」
俺「べろちゅう」
梓「べべべべ、べろ!?」
俺「そ、それ」
梓「でででもそれ……」
俺「……」
梓「って、なに顔近づけてるんで――んんん!」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:52:28.08 ID:8qkn1l9c0 [11/55]
梓「ん――れろ――ぁむ」
梓「んん!――せ、先輩!」
俺「……ごめん、我慢できなくて」
梓「こういうのって……」
俺「?」
梓「こういうのって、恋人同士がするものですよね!?」
俺「で、でも、さ……」
梓「先輩、どうせ、女の子になら誰でもこういうことするんでしょう?」
俺「そんなことは……」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 00:56:44.72 ID:8qkn1l9c0 [12/55]
梓「さっきだって誤魔化したし」
俺「……」
梓「わたしがこんなに好きなのに、そんなこと知りもしないで!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……すみません……もう寝ますね」
俺「あ、ああ……」
俺(――いっそこれも夢であってくれ!)
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:00:52.28 ID:8qkn1l9c0 [13/55]
――コケコッコー――
――
俺「んん、ふあ」
俺(朝か)
俺「まだ寝てる……」
俺(……酷い事をしてしまった)
俺「あーこのまま漫画の茶番みたいに解決してくれればなー」
俺「……さて、どうしようか」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:04:30.13 ID:8qkn1l9c0 [14/55]
梓「ん~~、ふわぁぁ」
梓「あ、せんぱい、おはようござ――」
梓「着替えなきゃ…」
俺「お、おはよう、出とくな……」
梓「……さきに朝済ましといてもいいですよ?」
俺「い、いや、待っとくよ」
梓「そうでうすか」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:07:28.15 ID:8qkn1l9c0 [15/55]
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺「打つ手――なし!」
俺「まあ、些細なことからやっていこう」
俺「そうすればチャンスが来るはずさ!」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:11:35.75 ID:8qkn1l9c0 [16/55]
俺「よおおお!梓!朝ごはん用意しといたぜ!」
梓「そうですか、いただきます」
俺「どうだ!?」
梓「普通です」
俺「合格点か、良かったよかった」
梓「……まずい」
俺「嫌よ嫌よも好きのうちっていうしな!」
梓「微妙」
俺「次は頑張るぞ、梓」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:15:26.52 ID:8qkn1l9c0 [17/55]
俺「ゲーム持ってきたからやろう」
梓「ゲーム嫌い」
俺「そういうと思ってLPも持ってきた、一緒に聞こう」
梓「1人で聴ける」
俺「2人でも聴ける」
梓「……お腹痛いからまた今度」
俺「正露丸も持ってきたぞ、梓」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:18:17.37 ID:8qkn1l9c0 [18/55]
梓「出かける」
俺「ボディガードしてやる」
梓「純と行くからいい」
俺「2人ともガードしてやる」
梓「……」
俺「もちろん、梓優先でだ」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:22:58.70 ID:8qkn1l9c0 [19/55]
――――
――
純「ねえ?後ろの男の人誰?」
梓「知らないっ」
純「今日、なんか不機嫌だね、梓」
梓「知らないもん」
純「……あの人が関係あるの?」
梓「か、関係ない!」
純「なんか嫌なことされたとか?」
梓「そんなんじゃないけど……」
純「……けど?」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:27:03.36 ID:8qkn1l9c0 [20/55]
俺(おいおい……誰かあの二人を襲えよ…)
俺(でないと、ただのストーカーになってしまう)
俺(ここで梓を助けて、)
俺梓『きゃー、せんぱーい、ほれなおしましたー!』
俺(という展開にしなければ)
俺(あんな可愛いの放って置くな男たちよ!)
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:32:01.44 ID:8qkn1l9c0 [21/55]
純「うわぁ……ノロケ……」
梓「ち、違うもん」
純「そんなんどっちもどっち」
純「相手は努力してるんだから、次は梓が頑張る番でしょ」
梓「いや」
純「いやって、このままの状態が続いてもいいの?」
梓「いや」
純「なら終わりにするしかないよ」
梓「……いや」
純「……なら答えは決まったね」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:34:53.55 ID:8qkn1l9c0 [22/55]
純「あ、パフェ2つお願いします」
梓「あれ、今金欠なんじゃ」
純「梓のおごりだけど?」
梓「なんで!?」
純「助言料」
梓「鬼だ……」
純「まーまー」
梓「うぅ……」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:39:34.76 ID:8qkn1l9c0 [23/55]
俺(……なんか衝動買いしてしまった)
――切れない弦!!――1000円
俺(喜んでくれるだろうか…)
俺(ストーカーで終わってたまるか!)
俺(あ、別れた)
俺「ちゃああああんす!」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:43:50.35 ID:8qkn1l9c0 [24/55]
――ドン
俺「え?」
不「あぁ?」
俺「え、あ、え、あ」
不「おい兄ちゃん」
俺「――切れない2弦!」
不「ぐお!いでっ、てめぇ…」
俺「切れない3弦!」
不「効くかっ」
俺「なっ」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:49:24.11 ID:8qkn1l9c0 [25/55]
不「喧嘩売ったんだな?おう、買ってやる、よぉっ」
俺「ぐぅっ」
不「おいおい、武器がなけりゃただの雑魚じゃねえか?」
俺「切れない4・5弦!」
不「こんなもん……ふぁっぬう!」
俺「切られた?」
不「ふははは――――ぐぁっ……」
俺「へへへ弦は6弦まであるのさ」
俺「――終わりだ、1弦っ――――」
――――
――
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 01:54:30.73 ID:8qkn1l9c0 [26/55]
俺「ごめん!」
梓「い、いきなり、どうしたんですか?」
俺「切れない弦、折角買ったのに…切られてしまった」
梓「……よくわかりません…」
俺「あと……昨日の夜はすみませんでした」
梓「そ、そんな!頭上げてください!」
俺「でも……」
梓「あのときは、わたしも緊張してどうかしてました」
梓「わたしの方こそご免なさいです……」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:01:03.91 ID:8qkn1l9c0 [27/55]
俺「梓」
梓「は、はひ!」
俺「なんていうか…その……」
梓「はい……」
俺「あ…梓のこと…好きだ」
梓「……」
俺「今日一日すごく実感した」
俺「梓のことやきもきさせすぎた……でも、こんな俺で良いなら……」
梓「……はい!」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:04:34.63 ID:8qkn1l9c0 [28/55]
俺「ということで、一緒にお風呂入ろう」
梓「ダメです」
梓「いきなり雰囲気壊さないでください」
俺「えー別にいいじゃんか。減るもんじゃなしに」
梓「今の先輩なら減らしかねません」
俺「だ、大丈夫」
梓「でもダメです」
俺「……けちなのは変わらないんだな」
梓「先輩次第ですよ」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 02:11:43.60 ID:8qkn1l9c0 [29/55]
寝るまで淡々と書く予定ですが以降はストーリー形式でなく
小話が続く形になると思います(途中で変わるかもしれません)
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:17:08.05 ID:8qkn1l9c0 [30/55]
俺「あずにゃん」
梓「その呼び方やめてください」
俺「あずにゃん」
梓「だから、その――」
俺「軽音楽部の先輩は良くて、俺はダメなのか!」
梓「なんでそうネガティブにとるんですか!」
俺「どうやってポジティブにとればいいの?」
梓「っ……わたしは……先輩に…名前で呼ばれたい……です」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:22:04.74 ID:8qkn1l9c0 [31/55]
俺「そういや、いつになったら一緒にお風呂入れるの?」
梓「……まだ、お互いの裸も見せ合ったことないんですよ」
俺「そうか……じゃあ早速せっく――いて」
梓「もっとデリカシーを持ってください!」
俺「あずにゃ――いて」
梓「そんなずるしてじゃなくて、実力でどうにかしてください!」
俺「実力……!」
梓「多分そっちじゃないです」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:25:21.25 ID:8qkn1l9c0 [32/55]
俺「そろそろ、おはようのチューしてくれてもいいんじゃないか?」
梓「嫌です」
俺「なんで?」
梓「先輩は、おはようのチューされたら帰るんですよね?嫌です」
俺「帰らないから!」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:28:13.75 ID:8qkn1l9c0 [33/55]
俺「梓ってなんでそんなに焼けやすいの?」
梓「さあ、何ででしょう……」
俺「……俺が調べてあげるよ」
梓「はえ?」
俺「ほら、服脱いで」
梓「……」
俺「ただの診察だから!」
梓「ん……」
俺「うーん」
ムニムニ
俺「うーん、うーん」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:32:23.81 ID:8qkn1l9c0 [34/55]
梓「や、やめてください!」
俺「やっぱり服の上からじゃ分かりにくいよ」
梓「だから――ぅん……」
ムニムニ
俺「うーん、太ももには異常ないです」
梓「ぁ……」
プニプニ
俺「うーん、ほっぺにも異常はないです」
梓「んん……ぅぅ」
ムニムニ
俺「耳たぶにも問題はないですね」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:38:24.43 ID:8qkn1l9c0 [35/55]
俺「こっち向いて」
梓「なんですか……?」
俺「そんな警戒しなくても……」
梓「っん…」
俺「唇にも何もない……ならあそこは……」
梓「……先輩、変態です」
俺「なっ」
梓「だから、もっとデリカシーを持ってください!では」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:42:04.30 ID:8qkn1l9c0 [36/55]
梓「先輩?」
俺「なに?」
梓「先輩」
俺「な、なに?」
梓「へへ…」
俺「??」
梓「呼んでみただけです」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:46:49.08 ID:8qkn1l9c0 [37/55]
梓「というのは冗談で」
俺「あ、うん」
梓「先輩はどうやって性欲を処理しているんですか?」
俺「は!?」
梓「ちょっと気になって……」
俺「あー、適当に」
梓「適当ってなんですか!?」
俺「トイレで…適当に……」
梓「たまにトイレがくさ――」
俺「あーあー!出来るだけやめますから!」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:50:14.77 ID:8qkn1l9c0 [38/55]
俺「じゃ、じゃあ、梓はどうしてるんだよ?」
梓「ど、どうって……」
俺「自分の部屋?」
梓「は、はい……」
俺「呼んでくれれば良いのに」
梓「……」
俺「…………ネタはやっぱりお――」
梓「わーわー!この話終わり!」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:53:56.81 ID:8qkn1l9c0 [39/55]
俺「海行こうか」
梓「いきなりですね…」
俺「今日用事ある?」
梓「午後から部活があります」
俺「うーん」
俺「まあ、水着がみたいだけだから、ここで着てくれたらいいや」
梓「へ?」
俺「はい、このピンクの」
梓「なんで持ってるんですか!」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 02:59:21.41 ID:8qkn1l9c0 [40/55]
梓「……あっち向いててくださいね」
俺「うん」
梓「なにガン見してるんですか」
俺「うん」
梓「うん、じゃなくてですね」
俺「うん?」
梓「……」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:03:19.61 ID:8qkn1l9c0 [41/55]
梓「……ど、どうですか?」
俺「おお!」
梓「あっ、んん――この格好で、抱きしめないでください!」
俺「いいじゃん」
梓「……いいですけど……」
俺「梓の肌が身近に感じる!」
梓「うぅ……」
俺「もうちょっとこのままで」
梓「ううぅぅ」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:09:44.81 ID:8qkn1l9c0 [42/55]
俺「そのままで部活いったら?」
梓「馬鹿ですか」
俺「?真面目だけど」
梓「そういうのを馬鹿っていうんです」
俺「梓ー」
梓「だ、だから、抱きつかないでください!」
俺「梓の肌やわらかい……」
梓「そこは胸です!」
俺「あまりになさす――いて」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:18:37.22 ID:8qkn1l9c0 [43/55]
梓「先輩はやっぱり胸の大きい女性が好みなんですか?」
俺「うーん、どうだろ」
梓「どっち……ですか?」
俺「うん、そうだな」
梓「……そう、ですよね」
俺「梓の胸なら十分だ」
梓「そうなんですか?」
俺「うん、十分だと思うよ」
梓(よ、良かった……)
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:22:24.61 ID:8qkn1l9c0 [44/55]
俺「いってらっしゃい」
梓「うん、いってきまーす」
――――
――
梓「先輩方!」
唯「なーに?あずにゃん」
律「なんだー?」
紬「?」
澪「なんだ、誇らしい顔して?」
梓「……わたしくらいの胸があれば、男の人的に十分だそうですよ!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:26:56.50 ID:8qkn1l9c0 [45/55]
律「ぇ…………」
唯「ホント?よかったー!」
紬「あらあら……」
澪「そ、そうか…………」
梓「あれ?みなさん、なんでそんな顔するんですか?」
唯「ビッグニュースだよ?ビッグニュース!」
紬「なんていうか……ねえ?」
律「ここでボインな澪さんから一言!」
澪「No Thank you」
梓「えぇぇ―――――」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:32:57.48 ID:8qkn1l9c0 [46/55]
梓「ただいま……」
俺「おかえり。どうした、そんな暗い顔して」
梓「それが――」
…………
……
俺「あ、あれは……」
梓「うん……先輩が特殊なんだよね……」
俺「違うぞ!断じて違う」
梓「なら、なんであんなこと言ったんですか……?」
俺「梓の胸ならサイズはどうだってい――うわっ」
――ギュウ
梓「先輩!」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:38:22.14 ID:8qkn1l9c0 [47/55]
梓「先輩、どこ行ってたんですか?」
俺「いや、これ探しに」
梓「ねこじゃらしですか?」
俺「こっち来て」
梓「うん」
俺「ほれ」
――スッ
梓「はう…」
――ヒュッ
俺「それ」
梓「うぅっ…」
俺「そら」
梓「ぅにゃ…」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:42:48.97 ID:8qkn1l9c0 [48/55]
梓「先輩の意地悪」
俺「ごめん、ちょっとツぼに入っちゃって」
梓「うう」
俺「そうだ、猫耳のカチューシャもってたよね?」
梓「ありますけど……」
俺「付けて」
梓「イヤです」
俺「しっぽも」
梓「イヤです」
俺「あずにゃん」
梓「にゃんっ――て、あ!」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:47:16.64 ID:8qkn1l9c0 [49/55]
梓「ううぅ…これでいいですか?」
俺「完璧」
俺「今日はそれでいてね、ずっと」
梓「イヤです!」
俺「あずにゃん、お願い」
梓「うう、うう、ずるいずるいずるい!」
俺「…よし買い物行こうか、あずにゃん」
梓「……これでですか?」
俺「じゃなきゃ行く意味ない」
梓「そこまでですか……」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 03:51:21.34 ID:8qkn1l9c0 [50/55]
梓「周りの人みんな見てきます……」
俺「俺の胸に顔うずめたら恥ずかしくないよ」
梓「う、うん」
俺「あずにゃんは素直でいい子だなー」
梓「ん……ん…」
俺「よしよし」
梓「…ぅん……ん~~」
梓「ってこっちの方が恥ずかしいです!」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:01:51.77 ID:8qkn1l9c0 [51/55]
梓「晩ご飯なにがいいですか?」
俺「あずにゃん」
梓「わたしはご飯じゃないです」
俺「んーキャビアとか?」
梓「中学生みたいな返答ですね…」
俺「そこまでですか……」
俺「別に梓が作ってくれたのなら何でもいいよ、胸と一緒で」
梓「ふざけないでください!」
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:06:35.72 ID:8qkn1l9c0 [52/55]
俺「ごちそうさま。梓もごちそうしたい」
梓「考えておきます」
俺「お」
梓「食器片付けてください」
俺「了解!」
梓「お風呂掃除よろしくお願いします」
俺「了解」
梓「わたしの部屋掃除しておいてください」
俺「了解……ん?」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:10:03.39 ID:8qkn1l9c0 [53/55]
俺「梓の布団で寝るのも何度目だろう」
梓「ん、覚えてませんね」
俺「俺も」
梓「……布団、先輩の匂いがします……」
俺「ト、トンちゃんの臭いか?」
梓「ん?違いますよ?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:18:58.49 ID:8qkn1l9c0 [54/55]
俺「……なんで本番だめなの?」
梓「……恋愛も初心を忘れるなってお母さんが」
俺(梓ママ、これだけは許せません…)
梓「じゃあ、そ、そのうち……今はこれで我慢して下さい――っん」
俺(前言撤回…)
梓「も、もう一回――んん」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:26:29.40 ID:8qkn1l9c0 [55/55]
俺「梓ー起きてるー」
梓「はい、起きてます」
俺「そうかー」
梓「な、なんですか?」
俺「呼んだだけー」
梓「……そうですか」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:34:35.35 ID:FNnNu3YU0 [1/26]
俺「というのは冗談で」
梓「…だと思いました」
俺「ほら、梓がトイレからトンちゃんの臭いするって言ってたじゃん」
梓「?言ってませんけど…」
俺「あれ?」
梓「トイレで変な臭いがしたことは……」
俺「それ以来、ずっと我慢しててさ」
梓「ほ、本当ですか……」
俺「うん。それで、梓に処理して欲しいなって」
梓「い、今ですか?」
俺「だめ?」
梓「ダメじゃないですけど……」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:40:01.04 ID:FNnNu3YU0 [2/26]
梓「……どうすれば良いんですか…?」
俺「うーん、まず座って」
梓「うん」
俺「で、これ、舐めて」
梓「な、なな舐める?」
俺「あ、うん」
梓「…………」
俺「お風呂で洗ってるから大丈夫」
梓「……舐めるって、どうやるんですか?」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:45:38.20 ID:FNnNu3YU0 [3/26]
俺「普通にキャンディ舐めるみたいに」
梓「わ、わかりました…………れろ」
梓「こんな感じですか……?」
俺「そうそうそんな感じで……」
梓「う、うん」
梓「ん…れろ……あむ、ぺろ」
梓「む、ん……んっ…ぺろ、ん」
梓「ぁ……ん、れろ……ちゅ……んむ」
――――
――
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 04:47:17.41 ID:FNnNu3YU0 [4/26]
>>145
KCNなので5,6分通信がないとID変わってしまうという…
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:51:02.21 ID:FNnNu3YU0 [5/26]
俺「ふぅ……」
梓「……ど、どうでしたか?」
俺「最高でした!」
梓「よかったです……」
梓「でも、まずかったです……」
俺「ごめん、今度は飲まなくて良いよ」
梓「あ、いえ」
俺「その代わり、またよろしく!」
梓「わ、わかりました……!」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 04:55:05.44 ID:FNnNu3YU0 [6/26]
梓「そ、それでですね……」
俺「?」
梓「……あの、んと……その」
梓「…わたしも……手伝って欲しい……です」
俺「それって……」
梓「う、うん…………」
俺「……うん」
俺「…わかった」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:02:23.97 ID:FNnNu3YU0 [7/26]
……
…
俺「ぬ、濡れてる……」
梓「……」
俺「まずは舐めるよ」
梓「舐めるって、汚いです!」
俺「そんなことないよ」
梓「そんな事ないって――ぁ」
梓「せんぱい……んっ――ぅう」
梓「んん……ぁぅう……っ……ううぅぅぁ」
梓「くぅ、ん……せんぱ、い――ぁぁ、ん……んんん!」
――――
――
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:06:36.32 ID:FNnNu3YU0 [8/26]
梓「……ん、はぁ……はぁ……」
俺「ど、どう?」
梓「もう……動けないです……」
俺「どうしようベッド……?」
梓「このままで…いいですよ」
梓「明日晴れるって天気予報でいってましたし…」
梓「だいじょ―ぶ……」
梓「……スー、スー」
俺「…………俺も寝よ」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:12:33.83 ID:FNnNu3YU0 [9/26]
――コケッコッコー――
――
梓「せんぱーい、起きてくださーい」
俺「姫がどうのこうの」
梓「どうしてもですか?」
俺「グーグー」
梓「し、しょうがないですね…………ちゅ」
俺「おはよう!」
梓「おはようございます!」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:17:44.02 ID:FNnNu3YU0 [10/26]
俺「梓ー」
梓「?」
俺「食べさせてー」
梓「は、へ?」
俺「朝ごはんー」
梓「食べさせるって……」
俺「こうお箸であーん」
梓「あーん………モグモグ」
俺「って」
梓「さりげなく食べさせられた……」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:21:18.03 ID:FNnNu3YU0 [11/26]
俺「よし、カモン」
梓「カモンって……」
梓「では……あーん」
俺「あむ、んむんむ……おいしい!」
梓「それは良かったです」
俺「次は口移しで」
梓「む、むむ無理ですよ!」
俺「誰も見てないって」
梓「そういう事ではなくてですね……」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:27:23.69 ID:FNnNu3YU0 [12/26]
俺「梓の口移しじゃないと残す」
梓「……わかりました」
梓「一肌脱ぎましょう」
梓「あん、モグモグ」
梓「あい、へんふぁい…………ん、んん」
梓「あぅ……んん、ぅく……あむ」
梓「んん、んっ……ふぅ、食べられたですか?」
俺「……梓の味がする」
梓「その表現やめてください」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:35:46.00 ID:FNnNu3YU0 [13/26]
俺「なあなあ」
梓「なんですか?」
俺「ぱ、パパって呼んでくれ」
梓「は、どうしてですか!」
俺「ほら、いつかそう呼ばれるべきときが来る筈なんだ」
梓「そ、それは……!」
俺「だから、その予行練習をしよう!」
梓「…………」
梓「………………ぱ、ぱぱ……」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:39:18.46 ID:FNnNu3YU0 [14/26]
俺「…………」
俺「………………まま」
梓「ま、まままままま!?」
俺「ママ」
梓「―――-――!」
梓「や、やめましょう!これは危険です!」
俺「俺死ぬかと思った……」
梓「わたしもです……」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:45:49.86 ID:FNnNu3YU0 [15/26]
俺「梓って前世は絶対ネコだよね」
梓「……否定はしません」
俺「証明しよう」
アタマ
梓「うぅぅぅぁぁぅ……」
アゴ
梓「んん~~ぁぅん~~~」
ワキバラ
梓「んにゃっ!」
梓「……うぅ…」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 05:57:49.74 ID:FNnNu3YU0 [16/26]
梓「先輩せんぱい」
俺「なに?」
梓「先輩っていつからわたしのこと好きだったんですか?」
俺「そりゃ、出会ったときから」
梓「……クサいですね」
俺「正直わからない」
梓「そうですか……」
俺「なんで急に?」
梓「わたしもわからなくって」
俺「まあ、分かる方がおかしい」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:01:42.23 ID:FNnNu3YU0 [17/26]
俺「意識して好きになった訳じゃないから」
梓「意識して出来るなら少子化になんてなりませんもんね」
俺「……ここでひとつ提案なんだが」
梓「はい」
俺「俺たちもそろそろ少子化予防に貢献しよう」
梓「はい!」
俺「おお!」
梓「冗談です」
俺「……今のは……冗談じゃすまされない…………!」
梓「は、はははい!ごめんさい!」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:07:50.80 ID:FNnNu3YU0 [18/26]
梓「噛みました……ごめんなさい!」
俺「よし、実現することで許そう」
梓「…………せんぱいは」
俺「?」
梓「一度エッチしたからって捨てたりしませんよね……?」
俺「何を今更…」
梓「ごめんなさい……不安で」
梓「別に先輩を信用してないとかじゃなくて……」
俺「…………かくなる上は実践あるのみ!」
梓「きゃ――――ってだめです!まだ昼ですよ!」
俺「ってことは……」
梓「……考えときます」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:13:50.45 ID:FNnNu3YU0 [19/26]
――――
――
梓「ホントに……するんですか?」
俺「嫌なら……」
梓「イヤじゃないです!」
梓「ですけど……」
俺「うーん……前みたいに前戯からいこうか?」
梓「……ん、そうします」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:24:24.15 ID:FNnNu3YU0 [20/26]
俺「これ咥えられる?」
梓「や、やってみます……」
梓「はむ……んん、ほえれいいれふか?」
俺「う…うん、動かして……」
梓「ふぁい……ん、ん……あむ――」
梓「んっ、ふぁ……ん――ちゅろ…」
梓「ん、ん――れろ、ぅん……んん…ぁむ、ん」
梓「んん……ろう、れふか?……ん、ん」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:31:29.34 ID:FNnNu3YU0 [21/26]
俺「も、っと強く、できる?」
梓「んぅっ、れろ…んむ……ちゅむ、んんっ」
梓「うぅ、ん…ほんあ、かんいれふか?」
俺「そ、そう……」
梓「うん……あむ、ちゅろ……んっぅ、んっ…れろ…」
梓「…ぅ、む…ん……ぁぅ……んん…」
梓「ん、ぁんん…ん……ぺろ…れろ……ぅぅんん」
――――
――
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:38:12.36 ID:FNnNu3YU0 [22/26]
梓「……んっ…んぁっ」
俺「やっぱり、もう濡れてる」
梓「んんんっ、これは……ぁ…ちが、い……ます…」
俺「何が違うの?」
梓「ぅ、……かってに……ぁんん…ぅぅ……」
梓「かって…に、わたし…しりま、せん……ぅんっ」
俺「勝手に濡れるくらいエッチなんだ」
梓「ちが……!んん!……ぅぅう、ん……ぁあ…ぅぅぁあ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:44:30.32 ID:FNnNu3YU0 [23/26]
俺「どんどん濡れてきてる」
梓「…し、らない……も…んっ!」
梓「く…んん……せんぱ……ダメっ……ぁぅう、んっ」
梓「ん、んぁ……うぅぅ、ぅ……あ…」
俺「はやくするよ」
梓「んぁっぅ、ダメ、せんぱい……はや、んん」
梓「あぅ、ぅうう……ん…っ……はげ、し」
梓「だめ……んぁぅ……ん」
――――
――
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 06:53:54.36 ID:FNnNu3YU0 [24/26]
俺「い、いれるよ」
梓「う、うん」
俺「――――うっ…」
梓「んん――く…ぅ……ぁ……ん」
俺「だいじょうぶか?」
梓「へ、へいき…」
俺「だめそうならやめるぞ?」
梓「ん…ありがと……でも、いまは…だいじょうぶ……ですから…」
俺「動くぞ?」
梓「ぅん――んっ……んぁっ…う」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:01:14.47 ID:FNnNu3YU0 [25/26]
梓「んぅぅっ……ん、あぁぅ……ぁ」
梓「わた、し、せんぱいと……つなが、って、る……」
俺「俺も感じてる…」
梓「んぅぁあ、ん、ぅ……せんぱいっ……ん、ぁぁあ、うぅ」
梓「ぅぅっ、んん……ぁああ!んんん!くぅっ……ぁん」
梓「せんぱいっ……んっ、はぁ……ぅ、ん」
俺「梓……」
梓「せん、ぱ……わ、ぅ……んん、ぁぅうう」
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:08:05.44 ID:FNnNu3YU0 [26/26]
俺「あずさ…痛いんじゃないのか?」
梓「んぅ……いた、いけど……せんぱい、との、はじめて……ですから……」
梓「……わたしは…だいじょうぶ、ですから…………っんん」
俺「う、うん」
梓「くっ……ん、ぁ……んっ、ぁっぅ……はふ…ぅ…」
梓「も…と…はやく、して……いい、ですよ………、ぅんっ」
梓「ん、はぁ……んぁぅ、ぅぁあ……うう……んんん!……ぁぁあ」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:16:03.33 ID:YdAcK+q00 [1/16]
梓「んっ……ぅ――ぅぁあ」
俺「俺もう……イキそ……」
梓「わたし、も…ですっ………ん」
梓「せんぱい………な、なか…にだし……て、ください……」
俺「……」
梓「いい、です…よ……せんぱい…なら……」
俺「……うん、わかった」
梓「う、く……ぁ、ぅ……ん――せんぱ――っ」
梓「んんんん!ぅぅああぅ、んぁぁああああああああああ!!」
――――
――
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:19:36.09 ID:YdAcK+q00 [2/16]
梓「先輩っ」
俺「ん」
梓「せんぱいっ」
俺「?」
梓「呼んだだけです」
俺「というのは冗談、だろ」
梓「いえ、本当に」呼んだだけです」
梓「先輩センパイせんぱい」
俺「…ん」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:24:26.24 ID:YdAcK+q00 [3/16]
梓「先輩」
俺「なに?」
梓「一緒にお風呂入りましょう!」
俺「……長い旅だった…」
梓「先輩は先に入っててくださいね」
俺「うん」
梓「わたし、準備してきますね」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:29:26.40 ID:YdAcK+q00 [4/16]
俺「んーやばい」
俺「興奮して血圧上がって死にそう…」
梓「せんぱいっ」
――ダキ
俺「おおうわ!」
梓「先輩の背中大きいですね…」
俺「梓が小さすぎるんじゃないか?」
梓「わたしはまだ成長期ですから」
俺「でも、女の子の成長――」
梓「あーあー!聞こえないきこえない!」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:33:46.98 ID:YdAcK+q00 [5/16]
梓「先輩の背中流したげます」
俺「よろしく!」
梓「……ん、……んっと」
俺「おぉ、いい感じ」
梓「…んしょ……おっ…」
俺(このまま死んでもいい…)
梓「どう、ですか…?……っと」
俺「幸せすぎて死ぬ」
梓「そ、そうですか」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:38:01.91 ID:YdAcK+q00 [6/16]
俺「ふぅ、ありがとう!」
梓「いえ、どうってことないです」
俺「次は俺が身体流すよ」
梓「背中じゃなくて身体!?」
俺「遠慮はいらない」
梓「……変な所は触らないでくださいね」
俺「うん」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:42:04.68 ID:YdAcK+q00 [7/16]
俺「ごしごしごし、どう?」
梓「口でごしごし言わないでください…」
梓「……ちもちいですよ」
俺「お、じゃ前向いて」
梓「へ?」
俺「前も洗うから」
梓「……わ、わかりました」
俺「おおおおおお!」
梓「きゅ、急に大きい声出さないでください」
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 07:46:06.27 ID:YdAcK+q00 [8/16]
梓「なんで、手に石鹸なすってるんですか?」
俺「え?手で洗うからだけど?」
梓「やっぱり――――」
俺「そこ、寝転んで」
梓「ふぇ――わわ!」
俺「よし洗うよ」
梓「これ、絶対おかしいですよ……」
俺「気のせい気のせい」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:01:11.99 ID:YdAcK+q00 [9/16]
梓「ぅぅぅ――んっ、その手つきなんですか…?」
俺「念入りに洗ってるんだ」
梓「だからって――ぅぅうう…いやらしいですよ……」
俺「おっぱいは清潔にしとかないと」
俺「赤ちゃんが生まれたとき授乳するからね……こんな風に」
梓「ちょっ…んぁ……ぅ、だめ……」
俺「冗談はこの辺にして」
梓「……酷い冗談です」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:07:44.85 ID:YdAcK+q00 [10/16]
俺「梓とこうして裸の付き合いをするようになるとは」
梓「考えてもみなかったですね」
俺「素晴らしいな!人生!」
梓「……否定はしません」
梓「それにしても、狭いですね」
俺「……!ごめん」
梓「いえ、むしろ良い意味で捉えてくださいです!」
梓「これからはお風呂の水少なくてもすみますね」
俺「……それは……」
梓「ご想像にお任せするです」
一瞬さるさんくらった
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:16:13.86 ID:YdAcK+q00 [11/16]
梓「せんぱい、海行きましょう」
俺「そうだな、ピークも過ぎたし」
梓「あの水着あまり着てないし……」
俺「着たのか!?」
梓「はい、この前、純たちとプールに行ったとき……」
俺「誘ってくれよ!」
梓「女の子だけで楽しんでこいって先輩が……」
俺「ぁぁぁぁぁあああ」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:19:13.93 ID:YdAcK+q00 [12/16]
――――
――
梓「おおー!」
俺「うおおおお!」
梓「海だー!」
俺「水着のレディズだ!」
梓「……先輩?」
俺「冗談」
梓「……そうだといいんですが」
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:23:18.38 ID:YdAcK+q00 [13/16]
梓「先輩、カキ氷食べましょう!」
俺「おお」
梓「…………ソーセージシロップ?」
俺「……トマトシロップ……」
梓「これ、ひとつずつ下さい」
長「まいどっ」
梓「先輩、ソーセージシロップで」
俺「実験台ですか……?」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:26:34.58 ID:YdAcK+q00 [14/16]
梓「……び、微妙です」
俺「……こっちは意外といける」
梓「……ひとくち」
俺「はい、あーん」
梓「あむ、んん」
梓「……意外と……」
梓「交換しましょう!」
俺「お断りだ」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 08:29:37.32 ID:YdAcK+q00 [15/16]
俺「すーいーかーわーりー」
梓「おおー!」
俺「はお金がないので出来ませんが」
梓「なんですかそれ」
俺「でかいビート板借りてきたので、船旅しよう」
梓「おお!」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 08:35:29.28 ID:YdAcK+q00 [16/16]
俺「あぁーまぶしっ!」
梓「空明るいですねー」
俺「広いしなー」
梓「広いですねー」
俺「……焼けたな」
梓はい、先輩より…」
俺「………帰ろうか」
梓「……そう…ですね!」
了
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:31:17.80 ID:qiJY4ajB0
梓「せんぱい、お風呂はいりましょう」
俺「今日はやめといた方がいいんじゃない?焼けたし」
梓「…………」
梓「……わ、わたしせんぱいと入りたいです」
俺「そ、そうか!さ、先に行っとくぞ!」
梓「うん…」
俺(…梓からお願いしてくるなんて……)
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 15:37:07.42 ID:VkYoLBTq0 [1/3]
……
…
梓「せんぱい…じろじろ見ないでください…」
俺「肌の色がすごいな……」
梓「ううぅ……」
俺「実際に見たことなかったからなー」
梓「早くからだ洗いましょう…!」
俺「なんかもの凄く興奮する……」
梓「やめてください!――わわ!」
――ギュウ
俺「すげー可愛い」
梓「ぅぅぁ……」
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:41:45.19 ID:VkYoLBTq0 [2/3]
梓「せんぱいぃ……そろそろ……」
俺「無理だ……!」
梓「あ、……む、胸に顔擦り付けないで下さい!」
俺「なんで」
梓「?」
俺「こんなに興奮するんだ……?」
梓「知りません!」
俺「……」
梓「せんぱいがエッチなだけです」
俺「ああ、これ見れるの俺だけだから…」
梓「なっ……!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:46:34.99 ID:VkYoLBTq0 [3/3]
梓「あぅぅ…いたい……」
俺「はいれる?」
梓「うん…なんとか……」
俺「ほれ」
梓「わああ!」
――バシャン
梓「いたいいたい……あんまり痛くない…?」
俺「熱に慣れるまで、こうするから」
――ダキ
梓「……ん…」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:52:02.99 ID:NYHXwg6E0 [1/17]
俺「日課が増えていくな」
梓「ふえなくていいです」
俺「これで毎晩……」
梓「それはふえません」
俺「けちーどけちー」
梓「先輩が変態すぎるんです!」
俺「………なんか、あまり前と会話変わってないな」
梓「言われてみれば、そうですね…」
俺「何が変わったんだ……?」
梓「キ、キスとか、て、手繋いだりとか…………!」
俺「そ、そそうだな!」
218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 15:57:46.99 ID:NYHXwg6E0 [2/17]
俺「ってそれは会話じゃない」
梓「そ、そうですね」
梓「じゃ、じゃあ……わたし、せんぱいのこと…す、すきです……!」
俺「お、おおおうう!お、俺もだぞ」
梓「こんな…風に、ですかね……」
俺「普段からそんな言ってない…」
梓「気持ちが大事なんです……!」
俺「気持ちを確かめ合うために、夜の営みを!」
梓「……こ、これで、十分です――――ちゅ」
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:04:29.56 ID:NYHXwg6E0 [3/17]
梓「何持ってるんです?」
俺「ああ、楽譜――TAB譜」
梓「そういえば、最近せんぱい、ギターしてませんですね」
俺「というわけで、ギター貸して」
梓「弦切ったら買ってくださいね」
俺「安いのなら」
梓「一番高いのかって下さい」
俺「お金じゃない!気持ちだ!」
梓「気持ちで弦の性質は変わりません」
俺「……切らない様にします」
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:09:09.48 ID:NYHXwg6E0 [4/17]
俺「あれ、おかしいな」
梓「先輩、へたくそですね」
俺「一ヶ月くらいやってないから、まだ本調子じゃ……」
梓「……そこ、違います…こう、です」
俺「あ、うん…………手……」
梓「こ、こうやって重ねたほうが……教え易いんです」
俺「でも、梓教えるの上手いから…」
梓「こ、こういうのは、気持ちで変わるんです……!」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 16:13:57.42 ID:NYHXwg6E0 [5/17]
俺「かーえーるーのーうーたーがー」
梓「きぃーこぉーえーてーくぅーるぅーよー」
俺「ふぅ」
梓「やっと弾けたのがこれですか……」
俺「上出来!」
梓「次、これいきましょう」
俺「ふわふわ時間?」
梓「軽音楽部作の曲です」
俺「ほーほー」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:16:40.07 ID:NYHXwg6E0 [6/17]
俺「……ご、ごめん…無理」
梓「これからはギターも日課にいれましょう」
俺「そんなっ!」
梓「わたしも手伝いますから」
俺「さっきみたいに?」
梓「え、ええ…」
俺「なら頑張ります!」
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:21:43.07 ID:NYHXwg6E0 [7/17]
梓「せんぱい、家帰らなくて良いんですか?」
俺「……」
梓「カビとか……この時期だと、蚊とかムカデとか…」
俺「ちょっと帰る」
梓「ああ!待ってください!」
俺「ん?」
梓「わたしも行きます!あと、戦場へ赴くには準備が必要です!」
俺「戦場って…」
梓「支度しますから待っててください!」
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:27:32.43 ID:NYHXwg6E0 [8/17]
梓「お待たせしました!」
俺「……すごい荷物」
梓「戦場ではこれくらい……!」
俺「貸して持つよ」
梓「うん……」
俺「これとこれは持ってて」
梓「う、うんっと…いざ、出陣!」
俺「しゅ、しゅつじん……!」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:32:00.58 ID:NYHXwg6E0 [9/17]
俺「…………べ、別に何ともないな」
梓「う……家中探せば、何か!」
俺「…………」
梓「ほら!これ、カビですよカビ!」
俺「……」
梓「こ、こっちにも!」
俺「…」
梓「うぅぅ、すみませんです……」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 16:39:40.54 ID:NYHXwg6E0 [10/17]
俺「梓」
――ギュ
梓「ひゃぁぅ!…な、なんですか」
俺「男の家に来たからには……」
梓「な――んっ…ん」
俺「…」
梓「ん……んむ…れろ……ちゅ……ん、くちゅ」
梓「ぁ…せんぱ、い…ん…、ぅ……んんっ……ぺろ、れろ…」
俺「…………というのは冗談で」
梓「――はぁ、はぁ……冗談に見えなかったです…」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:45:33.35 ID:NYHXwg6E0 [11/17]
俺「用も終わったし帰えろっか」
梓「…ぇ……?」
俺「?どうかした?」
梓「い、いえ、何もないですけど……」
俺「早く帰ってご飯の準備もしないと」
梓「そう、ですね……」
梓「……帰りましょうか」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 16:50:25.76 ID:NYHXwg6E0 [12/17]
梓「せんぱいセンパイ」
俺「ん?」
梓「せんぱい先輩っ」
俺「なに?」
梓「せんぱいぃ…」
俺「今日の梓なんかおかしいよ…?」
梓「……あの、きす…して、ください……」
梓「さっきみたいに……わたし…」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/29(木) 17:04:17.82 ID:NYHXwg6E0 [13/17]
梓「だって、あんな投げやりなのは……いやです……」
俺「わ、わかった…」
梓「ん、ぁぅ……んん…くちゅっ、あむ……ぅん」
梓「ぅぁ……せんぱいぃ……ん、ん……ちゅ…れろ」
俺「あずさ……」
梓「あむ……ん…ちゅろ……せん、ぱい……ぅ…くちゅ……っんん」
梓「れろ…んむ……わらひ……んぅ……ぁ、む……んちゅ、ぺろ……れろ…」
梓「んん――はぁ……せんぱいぃ…」
俺「満足……した…?」
梓「…………」
232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:21:20.57 ID:NYHXwg6E0 [14/17]
俺「お、おい、梓どこ触って……」
梓「わたし……もうだめなんです……頭がくらくらして」
俺「……梓…」
梓「…お願い、します……」
俺「あ、あぁ」
――――
――
233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:25:48.91 ID:NYHXwg6E0 [15/17]
梓「はぁ、はぁ……リビングで……してしまい、ました…」
俺「大丈夫か…?」
梓「ちょっと眠いです……」
俺「ベッド行く?」
梓「お願いします…」
俺「よいしょっと」
――ダキ
梓「せっかくのお姫様抱っこなのに……意識が……」
俺「また今度するから……」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:29:43.83 ID:NYHXwg6E0 [16/17]
梓「おやすみなさいです……」
俺「うん、おやすみ」
梓「あ、ごはん…」
俺「こっちで用意しとくから」
梓「うん……」
俺「じゃあ」
梓「ん」
………………………
……………
……
…
・
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/29(木) 17:32:24.21 ID:NYHXwg6E0 [17/17]
1000まで書き殴ってやろうと思いましたが眠さで体力が限界なので寝ます
明日も仕事あるので落としてくださいありがとうございました
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