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白井「黒子の部屋ですの」シーズン3

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:40:34.35 ID:g+hToc6k0

御坂妹「ちわーす」

黒子「ちょっと! 何をしてるんですの!?」

御坂妹「例に漏れずみかわ屋のサブちゃんのモノマネですが、とミサカは例に漏れず答えます」

黒子「よりにもよってわたくしのスレでの第一声があなたとは……黒子ゲンナリですわ……」ゲンナリ

御坂妹「これぞまさしく白井に黒子ですね、とミサカはあえて惜しい感じに断言します」

黒子「青菜に塩ですわよ。惜しくもなんともありませんわ」

御坂妹「参りました、とミサカは花で笑います」フンス

黒子「初春があなたをきっとどこかで睨んでいますわよ」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:41:17.84 ID:g+hToc6k0


黒子「ということで……なぜか今回はいきなりこの二人の組み合わせで始まりますのね」

御坂妹「相変わらずの小汚いスタジオにミサカは驚愕の色を隠せません」オドロキー

黒子「そうえいば、延期されていた驚愕がようやく日の目を見ることになったのはご存知ですの?」

御坂妹「どうせガセですよ、とミサカは涙ながらに否定します」エグッエグッ

黒子「あれから早三年……少しうたぐり深くなり過ぎてしまったのかもしれませんわね」

御坂妹「どうせ……どうせ完結なんてしないんですよ……とミサカは」エグッエグッ

黒子「色々予想ができそうでできない未来……まことにやっかいなことですの」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:43:18.54 ID:g+hToc6k0


黒子「さてさて、こんな風にまったり話しているのも楽でいいかもしれませんが……」

御坂妹「黒子の部屋の時間がもうすぐやってきますね
       とミサカは涙を拭きながらおじいさんの古時計で確認します」ボーンボーン

黒子「そんなものはここにはありませんのよ」

御坂妹「心の目で見」

黒子「シーズン1・2はこちらでご視聴くださいまし」

   
 シーズン1◇http://dat.vip2ch.com/read.php?dat=02175

 シーズン2◇http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1265987301

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:47:03.21 ID:g+hToc6k0

黒子「それから、これまでのあらすじを初春に書いてもらいましたの。よかったら読んでくださいまし」

 ◇これまでのあらすじですよ~

  白井さんが司会の「黒子の部屋」はとっても人気の『あった』番組で、絶頂期は世界の8割にまで
  放送地域を拡大していました。ですけど、視聴率が欲しいあまりに色々わるいコトをやっちゃって
  今や学園都市内のみのローカル番組に成り下がりましたぁ!(フンス)
  現在のスタジオはもともとテレビ局のトイレだった場所を無理矢理改装して作ったもので、冷暖房
  はおろか扇風機もうちわも湯たんぽもホッカイロもありません。あるのはマイクだけです。
  可哀想ですよね。実は私と白井さんがグルで前々回ぐらいの時に大不祥事を起こしちゃってから、
  このスタジオに降格されたんですよ。すごいでしょ?でもこれテストに出ませんからねっ。
  次回の番組では佐天さんが出演するそうなんですね。期待してますよ~(あはははーうふふふー)

御坂妹「所々に悪意が読み取れますね、とミサカは縦読みを探します」

黒子「そんなものありませんわ。それではいよいよ始まりますのよ!」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:52:37.97 ID:g+hToc6k0


 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーのー

 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーの、の、のー


 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーのー

 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーの、の、のー


黒子「ようこそいらっしゃいました。今日のお客様は――――」

佐天「うーいーはーるー!」

黒子「三度の飯よりスカートめくり、とある科学の超電磁砲でおなじみ佐天涙子さんですわ」

 ※ただし初春に限りますの


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/25(木) 23:57:24.85 ID:g+hToc6k0

佐天「初春のパンツの色のパターンは網羅してます!」ビシッ

黒子「あらあら、初春に限ったとしてもブタ箱行きはまぬがれませんわよ」ジャッジメントデスノ

佐天「テレビの前のみんなが喜んでくれる限り、あたしは初春のスカートをめくり続けますよ!」ビシッ

黒子「大きなお友達にリスクはありませんものね」

佐天「あたしだって、ああ見えて死角を狙ってるんですよ」

黒子「そうなんですの?」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:00:25.00 ID:92jUlh+U0

佐天「モチロンです。実際の放送を見れば納得してもらえると思います」

黒子「今度DVDで見ておきますわ」

佐天「そこはBDで行きましょうよ」

黒子「BAKA DISC は嫌いなんですの。わたくし」フンス

佐天(ば、バカディスクって何……!?)オドロキー

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:03:26.72 ID:92jUlh+U0

黒子「佐天さんの人気はやっぱり高いみたいですのね」

佐天「そうなんですか? 
   あたしそこら辺によくいるレベル0ですよ。人気なんか出る要素ないですよ」

黒子「あれですわ。感情移入がしやすいんじゃありませんの?」

佐天「か、感情移入!?」

黒子「お姉さまに感情移入できるのはわたくしだけですもの」

佐天「へ……?」

黒子「佐天さん、とにかく自信を持ってくださいまし」

佐天「はぁ……」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:08:04.44 ID:92jUlh+U0

黒子「それではここでおたよりコーナーですの」

佐天「おたよりおたより♪」

黒子「一枚目行きますわよ」

佐天「今夜も寝かさないぞっ☆」キラリン

黒子「学園都市のゲームセンターはなぜあんなに古臭いんですか。
   他の地域よりも技術が20、30年進んでいるくせにファンタジーゾーンとかなんなんですかオパオパですか」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:11:01.68 ID:92jUlh+U0

佐天「……とりあえずレゲーをバカにするのだけは許しませんよ」

黒子「佐天さん好きですものね。パックマンとか」

佐天「あたしはどちらかというとパックマニアのが好きです」

黒子「もしかしてディグダグも」

佐天「2のが好きです」

黒子「ホッピング」

佐天「マッピー♪」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:17:29.03 ID:92jUlh+U0

黒子「お姉さまはコインゲームのコインを用法から外れて使用していますのよ」マッタク

佐天「いいじゃないですか。ああいう遊び方もありですよ」

黒子「佐天さんのおすすめの遊び方ってありますの?」

佐天「やっぱりシューティングにおける低スコア競争ですねっ」キラリ

黒子「なんともマゾヒズムな遊び方ですのね。Mは嫌いじゃありませんわ」

佐天「横シューの弾避けはアツいですよ~」

黒子「一番好きなグラディウスは」

佐天「もちろん3」

黒子「ですわよね」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:22:05.11 ID:92jUlh+U0

黒子「次のおたよりですの」

佐天「Get Ready!?」ピロローン

黒子「佐天さん、生放送中ですのよ」

佐天「SEGAは永遠に不滅です」

黒子(……見なかったことにしておきますの)

黒子「黄泉川先生の口癖がむかつきます。公的な場でも『~じゃん』とかふざけてるんですか?」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:23:24.67 ID:Z9/lcU230
初春さんはどこ行ったんですか
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:27:54.91 ID:92jUlh+U0

佐天「あぁ……黄泉川先生ですか」

黒子「佐天さんは面識ありますのよね?」

佐天「はい。特別補習でお世話になりましたから」

黒子「わたくしも黄泉川先生はよく知っておりますわ。あの口癖も耳タコものですの」

佐天「じゃん使い検定一級を持ってるらしいですよ」

黒子「なんですのそれ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:30:06.94 ID:92jUlh+U0

佐天「適切な部分でじゃんを使うためのものらしいです」

黒子「トリビアですわね」

佐天「すいませんガセビアです」

黒子「」

佐天「メロンパン入れになっておりま~す」パカッ

黒子「何を開いたんですの」

佐天「秘密です♪」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:34:43.18 ID:92jUlh+U0

黒子「最後のお便りですわ」

佐天「風紀委員って、色んなコトするんだね」

黒子「佐天さんの使っている携帯が気になって夜も眠れません。教えてください」

佐天「えっ、これのことですか」ヒョイ

黒子「そういえば最近変えたんですのね」

佐天「えぇ、ちょっと色々あって」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:37:19.12 ID:92jUlh+U0

黒子「iPhoneって実際どうなんですの?」

佐天「とりあえず、便利過ぎるのはよくないと思います」

黒子「中毒になってしまうとか?」

佐天「あたしはそれより酷い事になりましたけどね」ニコッ

黒子(経験者は語る……ですのね)ゴクリ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:46:08.31 ID:92jUlh+U0

黒子「あの事件……大事に至らなかったのは不幸中の幸いでしたわね」

佐天「御坂さんのおかげですよ」

黒子「お姉さまが大活躍で黒子はもうたまりませんの」

佐天「てか白井さんて本当に御坂さんが好きですよね~」アハハ

黒子「何をいまさら」オホホホ


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:49:58.53 ID:92jUlh+U0

佐天「そういえば、もうすぐ超電磁砲も終わりですね」

黒子「長いようで短かったですわ」

佐天「それ、お決まりの文句ですよ」

黒子「日本人ならではの時間の捉え方ですのよ」

佐天「初耳です」

黒子「当たり前ですわ。ガセビアですもの」

佐天「」

黒子「CM入りますのよ」パカッ

佐天「!?」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:52:50.12 ID:92jUlh+U0

 CM

佐天「ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク……」

佐天「プファー! つぶシュワい!!」

佐天「学園都市限定ドリンク! 黒豆サイダーはつぶシュワい!」

佐天「お求めはお近くの自動販売機までどうぞ!」ニコリ

佐天「この放送は、学園都市、電撃文庫と
   アスキーメディアワークスの提供でお送りしています」

 CM


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 00:55:34.00 ID:92jUlh+U0

黒子「佐天さん、最近CMによく出てますのね」

佐天「えぇ。ってか使い回しもいいとこですよね? もしかしてネタ切」

黒子「なんのことですの。つぶシュワいについてうかがいたいですわ」

佐天「あれ、自分で考えました」

黒子「素晴らしい感性をお持ちですのね」

佐天「日本語って難しいです」

黒子「同感ですわー」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:02:37.69 ID:92jUlh+U0

黒子「それでは今週はこの辺で………」

佐天「えっ、ちょっと短いような気がしますけど」

黒子「低予算番組ですもの。放送時間が短いのは当たり前ですわ」

佐天「初春から聞きましたよ。大変だったらしいじゃないですか」

黒子「でも今はこれはこれで楽しくやっていますのよ」

佐天「なんだか白井さんの表情が前よりも生き生きとして見えます」

黒子「落ちるとこまで落ちれば後は上がるだけですもの」

佐天「?」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:06:25.13 ID:92jUlh+U0

黒子「番組放送時間外でもスタジオは出入り自由ですのよ。気軽にお訪ね下さいまし」

佐天「スタジオ、ってか普通の和室ですよね。和みます」

黒子「ごろごろしても構いませんのよ?」

佐天「えっ!? いいんですか?」

黒子「遠慮なさらず。どうぞどうぞ」

佐天「やったー」ゴロゴロ

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:08:44.43 ID:92jUlh+U0

黒子(あらあら、意外に可愛らしい下着をつけてますのね……)パシャ

佐天「この畳のにほいがいいんですよねー」ゴロゴロ

黒子「学園都市ではあまりお目にかかれない代物ですわ」

佐天「くんかくんか」スンスン

黒子(こ、これは……!)パシャパシャ


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:12:12.10 ID:92jUlh+U0

黒子「それでは今週はこの辺で」

佐天「ジャッジメントですの!」

黒子「は、早いですわ!!」キー

佐天「へ?」

黒子「わたくしが言う前に言わないで頂きたいんですの!」

佐天「えっ、そうでしたっけ」

黒子「もう……今日はわたくしついていませんのね……」

佐天「あたしがついてますよっ!」ピトッ

黒子「なっ!」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:15:06.53 ID:92jUlh+U0

黒子(寒すぎるギャグなのに温かいぬくもり……このパラドックスはなんなんですのー!?)

黒子「と、とにかくご視聴ありがとうございましたの」

佐天「ありがとうございま~す!」

黒子「それではまた来週、ジャッジメントですの!!」
   
佐天「ジャッジメントですの!!」

 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーのー

 でーすの、ですの でーすの、ですの
 でーすーのーでーすーの、の、のー

 黒子の部屋 糸冬

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:43:00.59 ID:92jUlh+U0

御坂妹「お疲れさまです、とミサカは烏龍茶(紙パック)を三つ持って登場します」

黒子「あら、ありがたいですわ」

佐天「御坂さん、こんにちはー」

御坂妹「残念ながら私はお姉さまでは」

黒子「そ、そういえば紙パックの烏龍茶って最近めっぽう見かけませんわよね」

佐天「そうですかね?」

御坂妹「むぐー」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 01:44:55.88 ID:7JB4K21s0
              __              でーすの ですのでーすのー♪
          (( (\ ∞ ,゛)) パタパタ         
             ヽ)_ノ                 でーすの ですのでーすのー♪    
  パタパタ __          __             
    (( (\ ∞,゛ ))   (( (\ ∞ ,゛)) パタパタ    でーーすーーのーーせーーいやーーくーー♪
       ヽ)_ノ          ヽ)_ノ           
   __                  __            
(( (\ ∞ ,゛))           (( (\ ∞ ,゛)) パタパタ
   ヽ)_ノ                  ヽ)_ノ   

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/02/26(金) 09:52:20.95 ID:+AyJ3dAM0
>>1
黒子「あっ、おなにしよ!ですわよ。惜しくもなんともありませんわ」
に見えた
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/02/26(金) 10:51:14.42 ID:fD/VlOJP0
>>50
才能ありすぎだろお前

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