スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
唯「わたしのなつやすみ」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:24:25.23 ID:VW1rMuEg0
にっきちょう 2年1組 ひらさわゆい
8月2日 はれ
今日はのどかちゃんと のどかちゃんのお母さんといっしょに プールに行きました。
のどかちゃんは およぐのがとってもじょうずで すごかったです。
8月4日 くもり
おにわの朝がおの花がさきました。
こんなにきれいなのに、朝しかさかないのはもったいないと思いました。
8月7日 雨
公園でのどかちゃんとあそんでいたら、ねこさんがいました。
ねこさんにさわろうとしたら、ねこさんは「シャー!」と言ってにげてしました。
やなかんじです。
にっきちょう 2年1組 ひらさわゆい
8月2日 はれ
今日はのどかちゃんと のどかちゃんのお母さんといっしょに プールに行きました。
のどかちゃんは およぐのがとってもじょうずで すごかったです。
8月4日 くもり
おにわの朝がおの花がさきました。
こんなにきれいなのに、朝しかさかないのはもったいないと思いました。
8月7日 雨
公園でのどかちゃんとあそんでいたら、ねこさんがいました。
ねこさんにさわろうとしたら、ねこさんは「シャー!」と言ってにげてしました。
やなかんじです。
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:27:12.61 ID:VW1rMuEg0
8月10日 くもり
今日からお母さんが、おしごとで1しゅうかんかえってきません。
お父さんも外国でおしごとなので、かせいふさんが来てくれます。
お母さんに会えないのはさびしいです。
8月14日 はれ
ういが「お母さんに会いたい」と言ってずっとないています。
ういはあまえんぼさんなので かわいそうです。
唯「かわいそうです、と…」カキカキ
憂「うぅ…お母さん…ぐすっ」
唯「ねえ、ういー」
憂「ぐすっ、なあに、お姉ちゃん?」
唯「明日、お母さんに会いに行こうよ!」
憂「へ?」
唯「ねっ!」
憂「…うん!」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:31:23.49 ID:VW1rMuEg0
憂「でもお姉ちゃん、お母さんがどこにいるかわかるの?」
唯「えへへー、前にね、お父さんと一緒に行ったことあるからわかるんだー」
唯「お小遣いがあるから、バスに乗っていけるよ!」
憂「わあ…!」
唯「だからね、大丈夫だよ憂!お姉ちゃんにまかせて!」
憂「うん!」
唯「えへへ、明日が楽しみだね!」
憂「そうだね、お姉ちゃん!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:35:36.40 ID:VW1rMuEg0
翌日、昼過ぎ
家政婦「それじゃあ夕飯のお買い物に行ってくるから、良い子でお留守番しててね」
唯「は、はーい!」
唯「…」
唯「よし、今がチャンスだよ、憂!」
憂「う、うん!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:41:17.62 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ
唯「あ、きたきた!あのバスに乗るんだよ!」
ぷしゅー
ちゃりんちゃりん
びー 出発します ぶろろろろろ
唯「このバスのね、○○前っていうところで降りるんだよ」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:46:40.22 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯「すぅ…すぅ…」Zzz
次はー、○○前、○○前―
憂「くぅくぅ…」Zzz
○○前、通過しまーす
ぶろろろろろ
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:50:13.08 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
終点、××岬ー
これより当バスは回送となります、ご乗車ありがとうございましたー
ぷしゅー ばたん ぶろろろろろ
憂「お姉ちゃん…」
憂「ここ…どこ?」
唯「…」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:55:57.76 ID:VW1rMuEg0
唯「もうすっかり夕方だね…」
憂「うん…」
唯「ずいぶん遠くまで来ちゃったみたいだね…」
憂「うん…」
唯「あ、どうしよう!」
唯「もうお小遣い無いからバス乗れないよ!」
憂「ええっ」
憂「そんな、どうするの?」
唯「どうしよう…」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:57:38.59 ID:VW1rMuEg0
憂「う…ぐすっ」
唯「あ、憂泣かないで…」
唯「うーんと…そうだ!」
唯「ここを通るバスを追いかけながら、歩いていこうよ!」
唯「どれくらい遠いかわからないけど、きっといけるよ!」
憂「ぐす…」
憂「…うん、そうだねお姉ちゃん!」
唯「うん!じゃあ、しゅっぱーつ!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:59:22.70 ID:VW1rMuEg0
唯 テクテク
憂 テクテク
唯「あ、見て見て憂!夕日がきれいだよっ」
憂「わあ、ほんとだぁ」
唯「ゆうやーけこやけーの あかとーんーぼー♪」
唯「おわれーてみたのーはー♪」
唯憂「いつのーひーかー♪」
唯「えへへ」
唯憂「ゆうやーけこやけーのー♪」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:03:19.18 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯「バス、来なくなっちゃったね…」
憂「うん…」
唯「これじゃあ道わからないね…」
憂「うん…」
唯「すっかり夜になっちゃった…」
憂「う…ぐすっ」
憂「おなかすいた…」
唯「憂…」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:07:29.90 ID:VW1rMuEg0
ぽつ ぽつ ぽつ
ざあ ざあ ざあ ざあ
唯「わ、わ、すごい雨降ってきたよ!」
憂「ど、どうしようお姉ちゃん!」
唯「えっと、えっと…」
唯「あ、あそこの公園!あの大きいゾウさんの下がトンネルになってるよ!」
唯「あそこで雨宿りしよう!」
憂「う、うん!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:11:04.45 ID:VW1rMuEg0
唯「はあ、はあ…」
唯「ちょっと濡れちゃったねー」
唯「憂?」
憂「う…ぐすっ、もうやだよう…」
憂「おなかすいた…おうち帰りたいよう…」
唯「ういー…」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:15:27.91 ID:VW1rMuEg0
ぎゅっ
唯「ごめんね、憂…私がお母さんに会えるって言ったのにね…」
唯「ダメなお姉ちゃんだよね…ぐすっ」
唯「本当にごめんね…ぐす、ひっく…」
憂「お姉ちゃん…」
憂「ううん、お姉ちゃんは悪くないよ」
憂「私こそごめんね。お母さんに会いたいって言ったのは私なのにね…」
憂「だから、泣かないで?お姉ちゃん」
唯「ぐすっ…」
唯「ありがとう、ういー」
憂「えへへ、お姉ちゃんあったかーい」
唯「えへへ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:18:40.83 ID:VW1rMuEg0
唯「すぅすぅ…」
唯「…はれ?寝ちゃったぁ…」
唯「あ…」
唯「憂、憂」ゆっさゆっさ
憂「うん…なあにお姉ちゃん?」
唯「すっごく星がキレイだよ!」
憂「わぁ…ほんとだぁ。雨やんだんだね」
憂「…?」
憂「あれ?お姉ちゃん、誰か来るよ?」
酔っ払い男「ウィー、ヒック…」フラフラ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:23:11.51 ID:VW1rMuEg0
酔男「うぅー、飲みすぎた…うっぷ」
酔男「あ、やべ…うっ」
げろげろげろ
唯「お、おじちゃん大丈夫?病気?」
酔男「ああん?なんだぁ、おじょうちゃんたち」
酔男「こんな時間にこんなところでこんな小さな女の子がふたりで…」
酔男「まだ酔ってるのか?おらぁ」
酔男「うっぷ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:25:35.28 ID:VW1rMuEg0
げろげろげろげろ
唯「ほんとに大丈夫?おじちゃん」背中さすさす
酔男「うう、すまねえな、おじょうちゃん。だいぶ楽になったぜ」
酔男「ふーむ、それにしても…」
酔男「姉妹そろってなかなかかわいい顔立ちしてるじゃねえか」
酔男「へへへ…」
酔男「おじょうちゃん達、ちょっといいかい…?」カチャカチャ
唯「へ?」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:27:09.30 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
憂「やめて!お姉ちゃんにひどいことしないで!」
唯「憂…逃げて…」ポロポロ
憂「あ、あ、お姉ちゃん…!」
唯「ういー…」
憂「あ」
憂「おじさん帰ってきたよ」
唯「ほんとだぁ」
酔男「おう、すまねえなじょうちゃん達、トイレの場所教えてもらってよ」
酔男「へへへ、ずっと我慢してたんだ」
酔男「で、何やってたんだ?」
唯「前テレビでやってた映画ごっこだよ!」
酔男「そ、そうかい」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:31:13.04 ID:VW1rMuEg0
酔男「ところでじょうちゃん達はこんな時間に何やってるんだ?」
唯「私達はね―――」
酔男「あーわかったぞ、皆まで言うな」
酔男「家出だろ?」
唯「へ?ちが―――」
酔男「いいっていいって、隠すなぃ」
酔男「俺もじょうちゃん達ぐらいのときにはよく家出してばあちゃんに引っ叩かれたもんだぜ」
酔男「がっはっはっは」
唯(ぜんぜん聞いてくれない…)
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:36:06.41 ID:VW1rMuEg0
ぐぅぅぅぅ
憂「あっ…」
憂「えへへ、おなか鳴っちゃった」
唯「もう、ういー」
酔男「なんだい、じょうちゃん達ハラ減ってんのかい」
酔男「おお、そうだそうだ」
酔男「ほら、これ食いな。焼き鳥だ」
唯「ええ!いいの?」
酔男「本当は娘へのお土産だったんだけどよ、この時間じゃあもう寝ちまってるだろうからな」
唯「わぁ…ありがとう!」
憂「ありがとうございます!」
酔男「おう、いいってことよ!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:41:11.01 ID:VW1rMuEg0
酔男「おっと、それにしてもつい長居しちまったな。俺はそろそろ帰るぜぃ」
酔男「へへへ、はやく帰んねぇとまた母ちゃんにどやされちまうからな」
酔男「じゃあな、じょうちゃん達」
酔男「家出もいいが、早く帰れよ!おっかさんきっと心配してるだろうからな!」
唯「うん!ありがとうおじちゃん!ばいばーい」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:44:36.23 ID:VW1rMuEg0
唯「焼き鳥おいしかったね、ういー」
憂「うん、おいしかった!」
唯「良いおじちゃんだったね」
憂「そうだね、お姉ちゃん!」
唯「今日はここに泊まろっか」
唯「えへへ、なんだかキャンプみたいでたのしーね!」
憂「うん!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:48:04.56 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
ちゅん ちゅん ちゅちゅんがちゅん
憂「お姉ちゃん、朝だよ、起きてー」ゆっさゆっさ
唯「うーん…おはよぅ、ういー」
憂「おはよう、お姉ちゃん」
唯「いたた、体が痛いよう…」
唯「よし、それじゃあお母さんに会いに行こっか!」
憂「うん!」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:54:53.92 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
ぶろろろろろ
運転女「いやー、やっぱり早朝は道路が空いてていいねぇ」
運転女「にしし、ちょっと飛ばしちゃおっかなー」
運転女「ん…?あれは…」
唯「うーん、どっちの道かなぁ」
憂「左じゃない?こっちのほうが道が広いよ?」
唯「えー、こっちの道のほうがおっきい街に続いてそうだよー」
運転女「こんな朝早くに、道に迷っている女の子が二人…」
運転女「ふむ」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:48:44.15 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろろ、きぃ
唯「?」
運転女「ねえキミタチさぁ、どうしたの?」
唯「えっとね、私達桜ヶ丘町で働いてるお母さんに会いに行くの」
運転女「え、結構距離あるわよ。歩いていくの?」
唯「うん!バス乗るお金なくなっちゃったんだぁ」
運転女「歩きじゃ大変よぉ」
運転女「ふーむ…」
運転女「よし、あんたら後ろに乗りな!私が連れてってあげる」
唯「へぇ、いいの!?」
運転女「いいわよー。ちょうど私もこれから桜ヶ丘町に帰るとこなんだ」
唯「わぁ、ありがとう!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:56:45.98 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ
唯「おばちゃんの車かっこいいねー!」
運転女「そうでしょ?自慢の車なんだ」
運転女「ねぇ、キミタチ名前は?」
唯「私は唯だよー!それでこっちが妹の」
憂「平沢憂です。よろしくおねがいします!」
運転女「あはは、なんだか妹さんのほうがしっかりしてるみたいだねぇ」
唯「ええー!そんなことないよぅ」
唯「憂はあまえんぼさんだもんねー!」
憂「うん、そうだよお姉ちゃん」
運転女「ふふ、仲良さそうでいいねぇ」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:01:25.72 ID:VW1rMuEg0
運転女「そっかぁ、お父さんもお母さんも仕事ね…」
運転女「それで寂しくなってお母さんに会いに行くわけだ」
運転女「そりゃあ、キミらくらいの年じゃまだまだお母さんに甘えたいもんね」
唯「うん!お母さんね、とってもいい匂いがするんだよー」
運転女「そうかい、そりゃよかった」
運転女「私にもね、娘と息子がいるんだ。律と聡っていうんだけどね」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:09:55.68 ID:VW1rMuEg0
運転女「まったくもう元気が有り余ってて、困っちゃうくらいなんだ」
唯「ふぇ、おばちゃんは子供が元気だと困っちゃうの?」
運転女「へ?」
運転女「あー…くすっ」
運転女「そんなことないよ。私は子供が元気なのが一番うれしいよ」
運転女「ある人が元気だとね、周りの人も元気になれるんだ」
運転女「キミタチもみんなが元気な方がいいでしょ?」
唯「うん!元気な方が楽しいよ!」
運転女「そうだね。だから、元気が一番だ」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:13:16.36 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろろ
運転女「もうじき桜ヶ丘町だけど、お母さんはなんてとこで働いてるの?」
唯「えっとねー…えーっと…」
憂「たしか××商事ってとこだって言ってました!」
運転女「うぇっ、超大手じゃない。キミらのお母さんすごいんだね…」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:16:26.24 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ、きぃ
運転女「さて、と。着いたよー」
がちゃっ ばたむ
唯「わぁ!ついたぁ!」
憂「やったねお姉ちゃん!」
運転女「ふふ、よかったねぇ」
唯「うん!おばちゃん、ありがとう!」
憂「ありがとうございました!」
運転女「おう!お母さんにいっぱい甘えてきな!」
運転女「じゃあね~」
唯「ばいばーい!」
ぶろろろろろろ
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:19:13.84 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯母「新人君!こことここ、間違ってたから直しといてね!」
新人「はい!」
上司「おーい、平沢くん。この前の企画の件なんだが…」
唯母「はい!ただいま!」
OL「あのう、平沢さん、ちょっといいですか?」
唯母「ん?どうしたの?」
OL「あの、下にお子さんがお見えになってるそうなんですが…」
唯母「…へ?」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:23:34.27 ID:VW1rMuEg0
受付「それじゃあ、ここで待っててね。お母さん、すぐ来ると思うから」
唯「はーい!」
受付「うふふ、かわいい」
エレベーター チーン がしゃん
唯母「唯!憂!」
唯「あ…」
憂「お母さん…!」
憂「うわあぁん!おかーさーん!」だっ ぎゅう
唯母「あんたたち、これはいったいどういう…」
唯「うう、おかあさーん…」
憂「あいたかったよぉ」
唯母「ふふ、まったく、しょうがないわね…」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:26:32.07 ID:VW1rMuEg0
唯母「それにしても、よく二人だけでここまでこれたわね。大変だったんじゃない?」
唯「うん、大変だったよ!」
唯「けどねー」
唯「えへへ、楽しかった!」
唯「ね、憂!」
憂「うん!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:28:41.29 ID:VW1rMuEg0
にっきちょう 2年1組 ひらさわゆい
―
――
―――そのあと、わたしとういはお母さんに とてもおこられました。
でも、そのあとに3人でごはんを食べに行って、それから今日だけお母さんが家に帰ってきてくれました。
だから、今日は、お母さんとういと3人で同じおふとんでねます。
車にのせてくれたおばちゃんは、元気がいちばんだって言ってました。
だからわたしもずっと元気で、まわりの人も元気にしてあげられるようになりたいと思いました。
唯「わたしのなつやすみ」 ―――おわり
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:26:25.13 ID:CI7Bu+Q60
家政婦は連絡もしてないのか
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:30:55.73 ID:VW1rMuEg0
>>56
まったく仰るとおりでございます
完全にミスでした
8月10日 くもり
今日からお母さんが、おしごとで1しゅうかんかえってきません。
お父さんも外国でおしごとなので、かせいふさんが来てくれます。
お母さんに会えないのはさびしいです。
8月14日 はれ
ういが「お母さんに会いたい」と言ってずっとないています。
ういはあまえんぼさんなので かわいそうです。
唯「かわいそうです、と…」カキカキ
憂「うぅ…お母さん…ぐすっ」
唯「ねえ、ういー」
憂「ぐすっ、なあに、お姉ちゃん?」
唯「明日、お母さんに会いに行こうよ!」
憂「へ?」
唯「ねっ!」
憂「…うん!」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:31:23.49 ID:VW1rMuEg0
憂「でもお姉ちゃん、お母さんがどこにいるかわかるの?」
唯「えへへー、前にね、お父さんと一緒に行ったことあるからわかるんだー」
唯「お小遣いがあるから、バスに乗っていけるよ!」
憂「わあ…!」
唯「だからね、大丈夫だよ憂!お姉ちゃんにまかせて!」
憂「うん!」
唯「えへへ、明日が楽しみだね!」
憂「そうだね、お姉ちゃん!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:35:36.40 ID:VW1rMuEg0
翌日、昼過ぎ
家政婦「それじゃあ夕飯のお買い物に行ってくるから、良い子でお留守番しててね」
唯「は、はーい!」
唯「…」
唯「よし、今がチャンスだよ、憂!」
憂「う、うん!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:41:17.62 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ
唯「あ、きたきた!あのバスに乗るんだよ!」
ぷしゅー
ちゃりんちゃりん
びー 出発します ぶろろろろろ
唯「このバスのね、○○前っていうところで降りるんだよ」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:46:40.22 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯「すぅ…すぅ…」Zzz
次はー、○○前、○○前―
憂「くぅくぅ…」Zzz
○○前、通過しまーす
ぶろろろろろ
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:50:13.08 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
終点、××岬ー
これより当バスは回送となります、ご乗車ありがとうございましたー
ぷしゅー ばたん ぶろろろろろ
憂「お姉ちゃん…」
憂「ここ…どこ?」
唯「…」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:55:57.76 ID:VW1rMuEg0
唯「もうすっかり夕方だね…」
憂「うん…」
唯「ずいぶん遠くまで来ちゃったみたいだね…」
憂「うん…」
唯「あ、どうしよう!」
唯「もうお小遣い無いからバス乗れないよ!」
憂「ええっ」
憂「そんな、どうするの?」
唯「どうしよう…」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:57:38.59 ID:VW1rMuEg0
憂「う…ぐすっ」
唯「あ、憂泣かないで…」
唯「うーんと…そうだ!」
唯「ここを通るバスを追いかけながら、歩いていこうよ!」
唯「どれくらい遠いかわからないけど、きっといけるよ!」
憂「ぐす…」
憂「…うん、そうだねお姉ちゃん!」
唯「うん!じゃあ、しゅっぱーつ!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:59:22.70 ID:VW1rMuEg0
唯 テクテク
憂 テクテク
唯「あ、見て見て憂!夕日がきれいだよっ」
憂「わあ、ほんとだぁ」
唯「ゆうやーけこやけーの あかとーんーぼー♪」
唯「おわれーてみたのーはー♪」
唯憂「いつのーひーかー♪」
唯「えへへ」
唯憂「ゆうやーけこやけーのー♪」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:03:19.18 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯「バス、来なくなっちゃったね…」
憂「うん…」
唯「これじゃあ道わからないね…」
憂「うん…」
唯「すっかり夜になっちゃった…」
憂「う…ぐすっ」
憂「おなかすいた…」
唯「憂…」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:07:29.90 ID:VW1rMuEg0
ぽつ ぽつ ぽつ
ざあ ざあ ざあ ざあ
唯「わ、わ、すごい雨降ってきたよ!」
憂「ど、どうしようお姉ちゃん!」
唯「えっと、えっと…」
唯「あ、あそこの公園!あの大きいゾウさんの下がトンネルになってるよ!」
唯「あそこで雨宿りしよう!」
憂「う、うん!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:11:04.45 ID:VW1rMuEg0
唯「はあ、はあ…」
唯「ちょっと濡れちゃったねー」
唯「憂?」
憂「う…ぐすっ、もうやだよう…」
憂「おなかすいた…おうち帰りたいよう…」
唯「ういー…」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:15:27.91 ID:VW1rMuEg0
ぎゅっ
唯「ごめんね、憂…私がお母さんに会えるって言ったのにね…」
唯「ダメなお姉ちゃんだよね…ぐすっ」
唯「本当にごめんね…ぐす、ひっく…」
憂「お姉ちゃん…」
憂「ううん、お姉ちゃんは悪くないよ」
憂「私こそごめんね。お母さんに会いたいって言ったのは私なのにね…」
憂「だから、泣かないで?お姉ちゃん」
唯「ぐすっ…」
唯「ありがとう、ういー」
憂「えへへ、お姉ちゃんあったかーい」
唯「えへへ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:18:40.83 ID:VW1rMuEg0
唯「すぅすぅ…」
唯「…はれ?寝ちゃったぁ…」
唯「あ…」
唯「憂、憂」ゆっさゆっさ
憂「うん…なあにお姉ちゃん?」
唯「すっごく星がキレイだよ!」
憂「わぁ…ほんとだぁ。雨やんだんだね」
憂「…?」
憂「あれ?お姉ちゃん、誰か来るよ?」
酔っ払い男「ウィー、ヒック…」フラフラ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:23:11.51 ID:VW1rMuEg0
酔男「うぅー、飲みすぎた…うっぷ」
酔男「あ、やべ…うっ」
げろげろげろ
唯「お、おじちゃん大丈夫?病気?」
酔男「ああん?なんだぁ、おじょうちゃんたち」
酔男「こんな時間にこんなところでこんな小さな女の子がふたりで…」
酔男「まだ酔ってるのか?おらぁ」
酔男「うっぷ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:25:35.28 ID:VW1rMuEg0
げろげろげろげろ
唯「ほんとに大丈夫?おじちゃん」背中さすさす
酔男「うう、すまねえな、おじょうちゃん。だいぶ楽になったぜ」
酔男「ふーむ、それにしても…」
酔男「姉妹そろってなかなかかわいい顔立ちしてるじゃねえか」
酔男「へへへ…」
酔男「おじょうちゃん達、ちょっといいかい…?」カチャカチャ
唯「へ?」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:27:09.30 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
憂「やめて!お姉ちゃんにひどいことしないで!」
唯「憂…逃げて…」ポロポロ
憂「あ、あ、お姉ちゃん…!」
唯「ういー…」
憂「あ」
憂「おじさん帰ってきたよ」
唯「ほんとだぁ」
酔男「おう、すまねえなじょうちゃん達、トイレの場所教えてもらってよ」
酔男「へへへ、ずっと我慢してたんだ」
酔男「で、何やってたんだ?」
唯「前テレビでやってた映画ごっこだよ!」
酔男「そ、そうかい」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:31:13.04 ID:VW1rMuEg0
酔男「ところでじょうちゃん達はこんな時間に何やってるんだ?」
唯「私達はね―――」
酔男「あーわかったぞ、皆まで言うな」
酔男「家出だろ?」
唯「へ?ちが―――」
酔男「いいっていいって、隠すなぃ」
酔男「俺もじょうちゃん達ぐらいのときにはよく家出してばあちゃんに引っ叩かれたもんだぜ」
酔男「がっはっはっは」
唯(ぜんぜん聞いてくれない…)
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:36:06.41 ID:VW1rMuEg0
ぐぅぅぅぅ
憂「あっ…」
憂「えへへ、おなか鳴っちゃった」
唯「もう、ういー」
酔男「なんだい、じょうちゃん達ハラ減ってんのかい」
酔男「おお、そうだそうだ」
酔男「ほら、これ食いな。焼き鳥だ」
唯「ええ!いいの?」
酔男「本当は娘へのお土産だったんだけどよ、この時間じゃあもう寝ちまってるだろうからな」
唯「わぁ…ありがとう!」
憂「ありがとうございます!」
酔男「おう、いいってことよ!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:41:11.01 ID:VW1rMuEg0
酔男「おっと、それにしてもつい長居しちまったな。俺はそろそろ帰るぜぃ」
酔男「へへへ、はやく帰んねぇとまた母ちゃんにどやされちまうからな」
酔男「じゃあな、じょうちゃん達」
酔男「家出もいいが、早く帰れよ!おっかさんきっと心配してるだろうからな!」
唯「うん!ありがとうおじちゃん!ばいばーい」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:44:36.23 ID:VW1rMuEg0
唯「焼き鳥おいしかったね、ういー」
憂「うん、おいしかった!」
唯「良いおじちゃんだったね」
憂「そうだね、お姉ちゃん!」
唯「今日はここに泊まろっか」
唯「えへへ、なんだかキャンプみたいでたのしーね!」
憂「うん!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:48:04.56 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
ちゅん ちゅん ちゅちゅんがちゅん
憂「お姉ちゃん、朝だよ、起きてー」ゆっさゆっさ
唯「うーん…おはよぅ、ういー」
憂「おはよう、お姉ちゃん」
唯「いたた、体が痛いよう…」
唯「よし、それじゃあお母さんに会いに行こっか!」
憂「うん!」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:54:53.92 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
ぶろろろろろ
運転女「いやー、やっぱり早朝は道路が空いてていいねぇ」
運転女「にしし、ちょっと飛ばしちゃおっかなー」
運転女「ん…?あれは…」
唯「うーん、どっちの道かなぁ」
憂「左じゃない?こっちのほうが道が広いよ?」
唯「えー、こっちの道のほうがおっきい街に続いてそうだよー」
運転女「こんな朝早くに、道に迷っている女の子が二人…」
運転女「ふむ」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:48:44.15 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろろ、きぃ
唯「?」
運転女「ねえキミタチさぁ、どうしたの?」
唯「えっとね、私達桜ヶ丘町で働いてるお母さんに会いに行くの」
運転女「え、結構距離あるわよ。歩いていくの?」
唯「うん!バス乗るお金なくなっちゃったんだぁ」
運転女「歩きじゃ大変よぉ」
運転女「ふーむ…」
運転女「よし、あんたら後ろに乗りな!私が連れてってあげる」
唯「へぇ、いいの!?」
運転女「いいわよー。ちょうど私もこれから桜ヶ丘町に帰るとこなんだ」
唯「わぁ、ありがとう!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:56:45.98 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ
唯「おばちゃんの車かっこいいねー!」
運転女「そうでしょ?自慢の車なんだ」
運転女「ねぇ、キミタチ名前は?」
唯「私は唯だよー!それでこっちが妹の」
憂「平沢憂です。よろしくおねがいします!」
運転女「あはは、なんだか妹さんのほうがしっかりしてるみたいだねぇ」
唯「ええー!そんなことないよぅ」
唯「憂はあまえんぼさんだもんねー!」
憂「うん、そうだよお姉ちゃん」
運転女「ふふ、仲良さそうでいいねぇ」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:01:25.72 ID:VW1rMuEg0
運転女「そっかぁ、お父さんもお母さんも仕事ね…」
運転女「それで寂しくなってお母さんに会いに行くわけだ」
運転女「そりゃあ、キミらくらいの年じゃまだまだお母さんに甘えたいもんね」
唯「うん!お母さんね、とってもいい匂いがするんだよー」
運転女「そうかい、そりゃよかった」
運転女「私にもね、娘と息子がいるんだ。律と聡っていうんだけどね」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:09:55.68 ID:VW1rMuEg0
運転女「まったくもう元気が有り余ってて、困っちゃうくらいなんだ」
唯「ふぇ、おばちゃんは子供が元気だと困っちゃうの?」
運転女「へ?」
運転女「あー…くすっ」
運転女「そんなことないよ。私は子供が元気なのが一番うれしいよ」
運転女「ある人が元気だとね、周りの人も元気になれるんだ」
運転女「キミタチもみんなが元気な方がいいでしょ?」
唯「うん!元気な方が楽しいよ!」
運転女「そうだね。だから、元気が一番だ」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:13:16.36 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろろ
運転女「もうじき桜ヶ丘町だけど、お母さんはなんてとこで働いてるの?」
唯「えっとねー…えーっと…」
憂「たしか××商事ってとこだって言ってました!」
運転女「うぇっ、超大手じゃない。キミらのお母さんすごいんだね…」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:16:26.24 ID:VW1rMuEg0
ぶろろろろろ、きぃ
運転女「さて、と。着いたよー」
がちゃっ ばたむ
唯「わぁ!ついたぁ!」
憂「やったねお姉ちゃん!」
運転女「ふふ、よかったねぇ」
唯「うん!おばちゃん、ありがとう!」
憂「ありがとうございました!」
運転女「おう!お母さんにいっぱい甘えてきな!」
運転女「じゃあね~」
唯「ばいばーい!」
ぶろろろろろろ
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:19:13.84 ID:VW1rMuEg0
―
――
―――
唯母「新人君!こことここ、間違ってたから直しといてね!」
新人「はい!」
上司「おーい、平沢くん。この前の企画の件なんだが…」
唯母「はい!ただいま!」
OL「あのう、平沢さん、ちょっといいですか?」
唯母「ん?どうしたの?」
OL「あの、下にお子さんがお見えになってるそうなんですが…」
唯母「…へ?」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:23:34.27 ID:VW1rMuEg0
受付「それじゃあ、ここで待っててね。お母さん、すぐ来ると思うから」
唯「はーい!」
受付「うふふ、かわいい」
エレベーター チーン がしゃん
唯母「唯!憂!」
唯「あ…」
憂「お母さん…!」
憂「うわあぁん!おかーさーん!」だっ ぎゅう
唯母「あんたたち、これはいったいどういう…」
唯「うう、おかあさーん…」
憂「あいたかったよぉ」
唯母「ふふ、まったく、しょうがないわね…」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:26:32.07 ID:VW1rMuEg0
唯母「それにしても、よく二人だけでここまでこれたわね。大変だったんじゃない?」
唯「うん、大変だったよ!」
唯「けどねー」
唯「えへへ、楽しかった!」
唯「ね、憂!」
憂「うん!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:28:41.29 ID:VW1rMuEg0
にっきちょう 2年1組 ひらさわゆい
―
――
―――そのあと、わたしとういはお母さんに とてもおこられました。
でも、そのあとに3人でごはんを食べに行って、それから今日だけお母さんが家に帰ってきてくれました。
だから、今日は、お母さんとういと3人で同じおふとんでねます。
車にのせてくれたおばちゃんは、元気がいちばんだって言ってました。
だからわたしもずっと元気で、まわりの人も元気にしてあげられるようになりたいと思いました。
唯「わたしのなつやすみ」 ―――おわり
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:26:25.13 ID:CI7Bu+Q60
家政婦は連絡もしてないのか
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:30:55.73 ID:VW1rMuEg0
>>56
まったく仰るとおりでございます
完全にミスでした
<<律「天国の扉」 | ホーム | シンジ「ミサトさんって黒が好きなんですか?」 おまけ>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |