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おしえて!木山せんせー!放送第3回

458 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/27(日) 15:41:38.40 ID:QnZu0gEo [2/7]
超電磁砲5巻買ったけど読めずにいる
ずっと楽しみにしてたのに読みたくないんだけど何この感情

流れ切って投下します
やっぱり4レスのおしえて!木山せんせー!

関連
おしえて!木山せんせー!
おしえて!木山せんせー!放送第2回

459 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/27(日) 15:42:55.24 ID:QnZu0gEo [3/7]
とあるスタジオ


上条「上条さんと一通さんの!」

一通「悪党をそげぶする!」

わーわーきゃーきゃー


小萌「公開収録にしたら大変なことになっちゃいましたねー」

木山「確かに、な」

小萌「あの二人の人気はさすがです。ウチの看板!」

木山「まったくだ」

小萌「そんなこと言っちゃって、木山先生のコーナーも結構人気ありますよ?」

木山「……照れるから止してくれ」


上条「盛り上がってきた所だけど、もう時間だ」

一通「一旦CMを挟ンで、『おしえて!木山せんせー!』のコーナーだァ」



木山「お疲れ様」

上条「木山先生も頑張ってください」

木山「ふふ、ありがとう」

打止「お疲れ様そげぶさん! ってミサカはミサカは労いの言葉をかけてみたり!」

一通「さっさと帰ンぞ打ち止めァ」

打止「まだ帰るには早いよ、ってミサカはミサカは駄々をこねてみる」

一通「勝手にしてろ。俺ァ帰る」

打止「ふーんだいいもんね! ってミサカはミサカはふくれっ面!」

上条「おい待てって!」

木山(やれやれだな……まったく)

460 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/27(日) 15:44:07.48 ID:QnZu0gEo [4/7]
木山「さて、皆さんこんにちは……」

木山「現在療養中の身ではあるが、ベッドで寝たきりでは体も鈍る」

木山「というわけで今回の出演だ。実は第一回から消化し切れていないお便りもある」

木山「さて、このコーナーは私木山がリスナーの相談や疑問に答える、という相も変わらず安易な物だ」

木山「始めよう。まず一人目、目録さんから」


目録『木山せんせー、何でそんなに酷い隈があるのかな?』

目録『ちょっと心配なんだよ』


木山「心配してくれてありがとう。それと今回追記の質問が来ている」


目録『なんで療養中なのかな?』

目録『実はこの国の習慣に従って千羽鶴を折ろうとしたけど、折り紙が無かったんだよ!』

目録『なので頭の中で折っておきます。収録時にはきっと千羽になってるはず!』


木山「目録さん、お便りありがとう」

木山「隈について。まぁ色々と忙しくてね。睡眠不足だった」

木山「最近は、心に背負った荷物をようやく下ろせてね。隈は無くなっているよ」

木山「君が今公開収録に来てくれているのなら、見えるかな?」

木山「療養についてだが、これもまた事情があってね。素手でパワードスーツなんかに立ち向かうべきじゃなかったよ」

木山「おまけにつくづくストレスを溜めさせるのが上手な相手でね。胃も少々やられている」

木山「……っと、すまない。ここは私の愚痴を吐くコーナーではなかったな」

木山「とりあえず、私はもう大丈夫だ。まだ入院中の身だがね」

木山「本当にありがとう。目録さん」



上条「目録さん……? いや、まさかな……」

462 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/27(日) 15:45:16.20 ID:QnZu0gEo [5/7]
木山「続いてのお便りだ。T装さん、ありがとう」


T装『こんにちは、木山先生』

T装『私は警備員に所属していますが、あまり要領の良い方ではないらしく失敗ばかり重ねています』

T装『おかげで学生達にも舐められっぱなしの日々……それでも頑張っていこうと決めたから大丈夫なんですけどね』

T装『質問ですが、木山先生は何か大きな失敗をしたことはありますか? もちろん無理に喋れ、とは言いません』


木山「ふふ……心が痛いな。失敗ならつい最近したばかりだよ……」

木山「一番大きかったのは、内心自信満々でトラックを追いかけていたら、顔芸のフルアーマー相手にダミーを掴まされていたとかな……」

木山「あとは、私はどうも人に好かれるタイプでは無いらしい。他者の気持ちを知る機会があってね」

木山「……後は察してくれ」

木山「さて、『失敗ばかり重ねている』と言ったか」

木山「それでも頑張ろう、と自身を立ち上がらせる事が出来るのは、あなたの立派な強さだ」

木山「私も見習わなければならないな」

木山「警備員にはあまり良い感情を抱いてはいなかったが……」

木山「あなたのような立派な人が警備員に所属しているとはね」

木山「これからも、学園都市の治安維持のため、よろしく頼む」

463 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/27(日) 15:46:10.75 ID:QnZu0gEo [6/7]
木山「続いてのお便り、T御門君からだ」


T御門『はーいどうも』

T御門『先日このコーナーでお便りを取り上げられた青Pの友人です』

T御門『共通の友人は相変わらずモテまくっていて、ついでに青Pは全く進歩してはいないわけだ』

T御門『まぁ俺には愛する女性がいるから、そこまで嫌な気持ちにはならないんだけどにゃー』

T御門『というわけで、木山せんせーの大切な人とは?』


木山「なかなか面白い内容だな。ふむ、大切な人か……」

木山「それならば、私の生徒達だな。以前話したが教師をやっていた時もあった」

木山「その時に受け持った子供達でな」

木山「悪戯もよくするし、デリカシーが全く無いし……初めは好きになれなかったんだ」

木山「しかし、生徒達の幸せを、あの笑顔を守りたいと思った」

木山「そして今、また一緒に居ることが叶ったのでな」

木山「今私は幸せだよ」

木山「自分の大切な人、とはこういう気持ちを持たせてくれる人だと思っている」

木山「あの子達は……私の大切な子供達だ」


木山「そろそろ時間か」

木山「今回は私の話が多かったように感じた。視聴者の皆には悪いことをしたよ」

木山「そこはこれから勉強していこうと思う」

木山「さて、このコーナーではこれからも皆のお便りを受け付けている。宛先は当社ホームページからよろしく」

木山「それではまたの機会に」

木山「CMを挟んで、『白井黒子の視聴者プレゼント』のコーナーだ」



つづく

464 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/27(日) 15:46:43.71 ID:QnZu0gEo [7/7]
終わり
はしゃぎ過ぎた感があるなぁ

ちょっと前に上条さんのカウンセリングSSがあったみたいでショック受けた
ありがとうございました


Tag : とあるSS総合スレ

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