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おしえて!木山せんせー!

176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 07:48:17.04 ID:siM48IMo [1/6]
4レスお借りしますよ

177 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/24(木) 07:48:58.13 ID:siM48IMo [2/6]
木山「あー……このコーナーの担当となった木山だ。よろしく」

木山「私は今忙しいのだが、多少の報酬もあるということで今回の申し出を受け入れた」

木山「研究費には少々困っていたのでね。おっと、この話はここまでにしておこう」

木山「さて、このコーナーは私木山がリスナーの相談や疑問に答える、という安易な物だ」

木山「一時期教鞭をふるうことはあったが、カウンセリングとはまた別物だったからね。正直に言うと自信はあまり無い」

木山「だが、私なりにやれることはやらせてもらうよ。それではまず一人目。K条君からのお便りだ」


K条『初めまして、木山先生』

K条『実は俺の家には訳有りの居候がいるんですが、ソイツはかなりの大飯食らいです』

K条『にも関わらず、ごはんまだ!?ごはんーごはんー!お腹空いたって言ってるんだよ?、と文句ばかり』

K条『あまり良くない態度をとってしまいそうです。食費もかかりますしね』

K条『せめて何か家事だけでも手伝ってくれると助かるんですが……どう説得すれば良いでしょうか?』


木山「というわけで最初の相談だ。K条君ありがとう」

木山「さて、その居候だが……まずは現状、そしてK条君自身がどう思っているかを伝えたかな?」

木山「今回の場合、居候が何もしないことに多少なりと苛付きを覚えていること」

木山「そして少しでもいいから、何か家事を担当してくれると嬉しいということ」

木山「しっかり話し合った上で、まだ相手が理解してくれないのなら……関係を見直す必要もあるかもしれない」

木山「学生の身で、生活費も辛いだろうからな」

木山「君達二人の関係をよく知るわけではないから、良いアドバイスは出来そうにない。すまなかったね」

木山「今後も、便りを送ってくれないだろうか。君のことが気になる」

木山「幸運を祈るよ。では次のお便りへ行くとしよう」

178 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/24(木) 07:49:38.03 ID:siM48IMo [3/6]
木山「さて、M琴さん……か。お便りありがとう」


M琴『私には、ちょっと気になる男の人が居ます』

M琴『ありきたりな話ですが、その人の前ではどうにも素直になれなくて悩んでいます』

M琴『いつも相手にされなくて……嫌われてるのかなって不安にもなります』

M琴『なんとか、素直に気持ちを伝える方法はありませんか?』


木山(恋愛沙汰……これは答え難いな……)

木山「ふむ。少し手厳しいことを言ってしまうかもしれないが……」

木山「君は『ちょっと気になる』と言った。つまりこれを相手に伝えたいのか?」

木山「おそらくそうではないのだろう?まず、君は自分の『好きだ』という気持ちに自信を持って、胸を張れるかい?」

木山「もちろんお便りの書き方なんて自由だし、そんなこと分かってる、と言うのならすまなかったね」

木山「さて……『いつも相手にされない』状況で告白しても、あまり効果的とは言えないだろう」

木山「いきなりそんなこと言われても……となるだろうな」

木山「まずは友達から、ではないか。それならまだ難易度は低いだろう」

木山「友達という関係の上で、相手のことをもっと知って、相手にも自分のことを知ってもらうべきだ」

木山「それから、言葉を発するのなら相手を多少待たせてでも、心の中で整理してから口に出せば良いと私は考える」

木山「心にも無いことや相手を傷つけるような言葉を出さない為にね」

木山「そういえば……君とよく似た子を知っていてね。その子のようなツンデレタイプなのか」

木山「自身のキャラを無理に変えようと気負うことはないからな」

木山「こんなところだろうか」

179 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/24(木) 07:50:54.71 ID:siM48IMo [4/6]
木山「続いてのお便りは……おや、差出人不明か」

木山「次回からは名前を入れて欲しいな。間違っても実名公表などはしないから安心してくれ」


?『出番が欲しい』

?『私は確かに地味。だけど欲しい』


木山「出番…………あぁ、何か劇やドラマに出演しているのだろうか」

木山「そういうことは監督に言ってくれ、としか言えないぞ」

木山「……しかし」

木山「自分が地味だと言うのはどうかと思う。それは、君のファンである人間を否定する言葉になる」

木山「まずは自信を持つところから始めれば良いんだ。勿論考えをいきなり変えるのは難しい」

木山「言葉遣いを少しでも前向きに、明るく使ってみるとか」

木山「先ほど君が言っていた『地味』だが、『大人しい』『しとやか』ではどうだろうか」

木山「ある程度意味は通じるし、ほんの少しでも前向きになった」

木山「……だが結局君次第になってしまうな。すまない」

木山「それと、君の演じるキャラクターに命を吹き込んでくれる作者は他にもきっといる」

木山「君も、その人達のことを信じてあげてくれ。アピールすれば、作者達も挙って君を採用する」

木山「では、出番が増えた時はまたお便りを頂けるだろうか。応援しているよ。君のことを」

180 名前:おしえて!木山せんせー![] 投稿日:2010/06/24(木) 07:51:24.38 ID:siM48IMo [5/6]
木山「続いてのお便り。青P君からだ。ありがとう」


青P『友人ばっかりモテて羨ましいです』

青P『ボクぁ落下型ヒロインのみならず…………やでー!?』

青P『あぁモテたいイチャつきたい!!』


木山「長過ぎて読む気にならなかった。残り時間の都合上もあるからな」

木山「君はもしかして普段もその『モテたいイチャつきたい』という覇気を放っているのか?」

木山「だとしたら女の子が寄ってくるわけがないんだがな」

木山「まずはそういうがっついた思考を表に出さないこと」

木山「その友人は交友関係が広いようだから、誰か女の子を紹介してもらうといい」

木山「君の誠実な態度を見せれば、友人も承諾してくれるだろう」

木山「もし友人に想いを寄せる女の子であった場合でも、恨むことはしないように」

木山「好みは人それぞれだから、いつか君を好いてくれる人に巡り合うだろう」

木山「……あぁ別に君が悪いと言っているわけではないのでな」




木山「今日はここまでかな」

木山「正直、肩が凝るな。相談に乗るのは難しい」

木山「さてこのコーナーではこれからも皆のお便りを受け付けている。宛先は当社ホームページからよろしく」

木山「K条くん、M琴さん、青P君、それから名前不明の子。頑張ってくれ」

木山「それではまたの機会に」



続いてしまう

181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 07:52:41.88 ID:siM48IMo [6/6]
終わりです

こういうSSの場合「」の前に人物名は付けなくて大丈夫かな
木山せんせーしか喋ってないし


Tag : とあるSS総合スレ

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