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魔法少女。姫りん
167 名前:魔法少女。姫りん[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:50:28.21 ID:SStp8sDO [2/6]
私の名前は。姫神秋沙。ちょっと大人しいけれど。とある高校に通う女子高生。そんな私には一つ大きな秘密がある。実は私。魔法少女なんです。
第一話『運命の出会い』
不良「おい、お前のジュースで俺の服が汚れちまったんだがよ」
上条「すいませんすいません。これは不幸な事故なんです」
姫神(あれは同じクラスの上条君。助けなきゃ。変身)
不良「事故ねぇ。ならクリーニング代くらいは出して貰わねえとなあ?」
上条「すいませんすいません。貧乏学生なもので奨学金が入るまで余裕がないのです」
不良「そうかい……じゃあこの溜まった怒りくらいはぶつけても構わねえよなあ!?」
上条「ひぃっ!?」
姫神「待って。そこまで」
不良「ああ?」
上条「その格好は姫りん? ほんとに姫りんなのか!?」
姫神「そう。私が来たからには。もう大丈夫」
上条「助かったよ!」
不良「ほう……お前が最近噂になってる魔法少女姫りんとやらか」
姫神「だったらなに」
不良「一度戦ってみたかったんだよ!」
姫神「っ」
168 名前:魔法少女。姫りん[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:51:04.37 ID:SStp8sDO [3/6]
不良「俺の能力は火炎放射<パイロシューター>だ! かわせるものならかわしてみろ!」バッ
――ドォン!
上条「姫りん!」
姫神「大丈夫。その程度の攻撃で私の魔法装甲<マジックアーマー>は敗れない」
不良「直撃したはずだぞ!?」
姫神「次は私の番。……ヴァンパイアよ。私の血が欲しければ。地獄より姿を現せ」
――キシャアア!
不良「なななっ!?」
姫神「行って。私の僕」
――シャギャー!
不良「ぎゃあー!!」
姫神「終わった」
上条「ありがとう姫りん!」
姫神「お安いごよう」
上条「でも、あの人はどうなっちゃったんだ?」
姫神「生気を抜かれただけ。一晩もすれば回復する」
上条「そっか。でもまさか姫りんに会えるとは夢にも思わなかったよ!」ポン
――パリィン
姫神「え?」
上条「あ、」
169 名前:魔法少女。姫りん[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:51:46.83 ID:SStp8sDO [4/6]
姫神「魔法装甲が。砕けた」
上条「えっと、魔法少女姫りんてまさか……」
姫神「しまった」
上条「姫神さんだったのか!」
姫神「お願い。言わないで。正体がバレると大変」
上条「言わない言わない!」ブンブン
姫神「良かった。それより。今のはなに?」
上条「ん? ああ、俺の右手は異能の力ならなんでも打ち消してしまうらしいんだ。幻想殺し<イマジンブレイカー>って言うらしいんだけど俺にはさっぱり分からない」
姫神「打ち消す?」
上条「ああ。だから姫神さんの魔法装甲が砕けたんだと思う。……ごめん」
姫神「いつでも作れるから大丈夫」
上条「良かった」
姫神(幻想殺し。昔読んだ書物に書いてあった。竜<ドラゴン>を宿し天界の力を振るうと。私の吸血殺し<ディープブラッド>は。鬼<デビル>を宿し下界の力を振るう)
姫神(この二つの力は相反するもの。上条君はそれに気がついていない? そして何故。上条君がその力を?)
上条「……姫神さん?」
姫神「上条君」
上条「なんだ?」
姫神「私達。出会わなければ良かった」
上条「え? きゅ、急にどう――」
姫神「秘密。守ってね」スタスタ
上条「あ、ああ、うん、分かってる……」
170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:53:16.09 ID:SStp8sDO [5/6]
軽いノリのものを書こうとしたら割と本格的なものになってしまった。しかも第一話とか書いちゃってるしどうすんだよこれ
続きます?
私の名前は。姫神秋沙。ちょっと大人しいけれど。とある高校に通う女子高生。そんな私には一つ大きな秘密がある。実は私。魔法少女なんです。
第一話『運命の出会い』
不良「おい、お前のジュースで俺の服が汚れちまったんだがよ」
上条「すいませんすいません。これは不幸な事故なんです」
姫神(あれは同じクラスの上条君。助けなきゃ。変身)
不良「事故ねぇ。ならクリーニング代くらいは出して貰わねえとなあ?」
上条「すいませんすいません。貧乏学生なもので奨学金が入るまで余裕がないのです」
不良「そうかい……じゃあこの溜まった怒りくらいはぶつけても構わねえよなあ!?」
上条「ひぃっ!?」
姫神「待って。そこまで」
不良「ああ?」
上条「その格好は姫りん? ほんとに姫りんなのか!?」
姫神「そう。私が来たからには。もう大丈夫」
上条「助かったよ!」
不良「ほう……お前が最近噂になってる魔法少女姫りんとやらか」
姫神「だったらなに」
不良「一度戦ってみたかったんだよ!」
姫神「っ」
168 名前:魔法少女。姫りん[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:51:04.37 ID:SStp8sDO [3/6]
不良「俺の能力は火炎放射<パイロシューター>だ! かわせるものならかわしてみろ!」バッ
――ドォン!
上条「姫りん!」
姫神「大丈夫。その程度の攻撃で私の魔法装甲<マジックアーマー>は敗れない」
不良「直撃したはずだぞ!?」
姫神「次は私の番。……ヴァンパイアよ。私の血が欲しければ。地獄より姿を現せ」
――キシャアア!
不良「なななっ!?」
姫神「行って。私の僕」
――シャギャー!
不良「ぎゃあー!!」
姫神「終わった」
上条「ありがとう姫りん!」
姫神「お安いごよう」
上条「でも、あの人はどうなっちゃったんだ?」
姫神「生気を抜かれただけ。一晩もすれば回復する」
上条「そっか。でもまさか姫りんに会えるとは夢にも思わなかったよ!」ポン
――パリィン
姫神「え?」
上条「あ、」
169 名前:魔法少女。姫りん[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:51:46.83 ID:SStp8sDO [4/6]
姫神「魔法装甲が。砕けた」
上条「えっと、魔法少女姫りんてまさか……」
姫神「しまった」
上条「姫神さんだったのか!」
姫神「お願い。言わないで。正体がバレると大変」
上条「言わない言わない!」ブンブン
姫神「良かった。それより。今のはなに?」
上条「ん? ああ、俺の右手は異能の力ならなんでも打ち消してしまうらしいんだ。幻想殺し<イマジンブレイカー>って言うらしいんだけど俺にはさっぱり分からない」
姫神「打ち消す?」
上条「ああ。だから姫神さんの魔法装甲が砕けたんだと思う。……ごめん」
姫神「いつでも作れるから大丈夫」
上条「良かった」
姫神(幻想殺し。昔読んだ書物に書いてあった。竜<ドラゴン>を宿し天界の力を振るうと。私の吸血殺し<ディープブラッド>は。鬼<デビル>を宿し下界の力を振るう)
姫神(この二つの力は相反するもの。上条君はそれに気がついていない? そして何故。上条君がその力を?)
上条「……姫神さん?」
姫神「上条君」
上条「なんだ?」
姫神「私達。出会わなければ良かった」
上条「え? きゅ、急にどう――」
姫神「秘密。守ってね」スタスタ
上条「あ、ああ、うん、分かってる……」
170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 02:53:16.09 ID:SStp8sDO [5/6]
軽いノリのものを書こうとしたら割と本格的なものになってしまった。しかも第一話とか書いちゃってるしどうすんだよこれ
続きます?
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