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【その4】女「…女になってる…」
1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/05/19(水) 22:16:30.97 ID:SV3B5ioo
前スレ
女「…女になってる…」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270478601/
【その2】女「…女になってる…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1270859692/
【その3】女「…女になってる…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1271758290/
まとめサイト
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1270478601-0.html
前スレ
女「…女になってる…」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270478601/
【その2】女「…女になってる…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1270859692/
【その3】女「…女になってる…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1271758290/
まとめサイト
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1270478601-0.html
11 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 00:53:11.86 ID:BrhRi2s0 [1/3]
~多目的室~
女「いきなり何だよー」
友1「さっき言ってた、男が戻って来る、ってどういう意味だ?」
女「え?あっ…聞いてたのか?」
友1「聞いてた訳じゃない。聞こえたんだ。」
女「一緒だから。」
友1「とにかく、どういう意味なのか言え。」
女「え…あ…いや…それは…その…何と言うか…」
友1「…」
女「その、何と言うか…あれだよ、あれ!カンだよ!」
友1「…カン…?」
女「…そそ!カン!」コクコク
友1「…なんの根拠も無くあんなコト言ってたのか…」
女「うんうん!」
12 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 00:54:52.96 ID:BrhRi2s0 [2/3]
女生徒1「聞こえる?」
女生徒2「…ほとんど聞こえない…」ピタッ
女生徒1「…ベランダからまわりこんでみようか!窓開いてたりするかも!」
女生徒2「おおっ!それナイス!」
スタスタスタスタ…
女生徒1「ラッキー!窓開いてる!」ヒソヒソ
女生徒2「聞こえる聞こえる!」コショコショ
女「だからー、ホントになんでもないって。」
友1「何の根拠もなしにあんなにハキハキとものが言えるかよ。」
女生徒1「…何の話してんだ…?」ヒソヒソ
女生徒2「…さぁ…静かに聞いとこ…」
女生徒1「うぉぉ、背徳感!」ヒソ
女「だぁーかぁーらっ!元の体に戻る見込みはまだ無くて!」
女生徒1「…元の体…?」
友1「…まぁ…いい。分かった。それは兎も角、なんでそんなくだらないコト女生徒1達に話したんだ?どーでもいいだろうに。」
女「…それは…女生徒1が…俺のコト好きらしいから…」
女生徒2「…はぁ…?何言ってんだあの子…元からぶっ飛んだ子だと思ってたけど…」ボソッ
女生徒1「…」
14 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 00:57:09.21 ID:BrhRi2s0 [3/3]
友1「はぁ?だから女生徒1に希望を与えるために?」
女「…う…ん…まぁそんなトコ…」
女生徒1「…へ?」
友1「元の体に戻る見込み無しに、元気づけるためにそんなウソ吐いたのか。そんなコトしたってかえって落ち込ませるだけだぞ。」
女「…別に見込みがない訳じゃ…」
友1「ん?」
女「…何でもない…」
女生徒2「……なんか訳分からん。もういいや、戻ろ。」コショ
女生徒1「…」スクッ
女生徒2「ちょっと!立ったら見えちゃ…」
女生徒1「…元の体って何…?」
女「?!」ビクッ
友1「?!」クルッ
女「女生徒1ちゃ…」
友1「聞いてたのかっ?!」
女生徒1「ねぇ、元の体って何?それとウチにさっきした話、何の関係があるの?」
女生徒2「…」アチャー
女「そ…それは…」アウアウ
女生徒1「なんなの?ねぇ、なんなの?……女が男なの?」
女「…っ…!!」
21 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 01:40:44.66 ID:dOzKu0k0
友1「そうだよ。だが『元』男な。もうあいつはどこにもいない。」
女「!!」
友1「どうせ戻る見込みは無いんだ。はっきりと言って諦めてもらわなきゃ、後で一番辛い思いをするのは女生徒1だ。」
女生徒1「…もう…男は帰ってこないの…?」フニャ
女「み、見込みが無い訳じゃ無いんだよ!」
友1「…お前さっき見込みはないって…」
女生徒1「…戻れるの?」
女「うんっ!多分!今お父さんが薬の開発をしてくれてるから!この体になったのも薬のせいらしいし!」
友1「おい。」
女生徒1「そうなの?!じゃあいつ戻れるの?」
女「まだ開発の段階だから分からないけど…多分すぐ戻れるよ!」
友1「おいっ!」
女生徒1「よかったぁ…男ともう二度と会えないのかと思った…」
女「大丈夫だって!」
友1「聞けっ!」バンッ
女、女生徒「?!」
28 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 02:24:19.39 ID:aWcoDuQ0 [1/2]
友1「男に戻る?認めないぞそんなコト。」
女「へ?」
友1「お前は俺の物なんだ。やすやすと他人に渡せるかよ。」
女「モノって…俺はっ!…」
友1「なんなんだ?お前は男に戻りたいのか?」
女「あ…」
女生徒1「戻りたいよね!戻ろうよ!男に戻ってよ!」
女生徒2「…(修羅場…てかウチ、めっさ空気じゃん…)」
女「…ぅぁ…」
友1「ダメだ。カノジョだろ?お前の所有権は俺にある。」
女「…えっ…あ…」
女生徒1「ねぇ!」
友1「おい。」
女「い…ああ…うああぁぁぁ!」バッ
女「俺のコトは俺が決めるんだ!誰にも口は出させなぁぁぁぁい!!!!!!」ドタドタドタ‥
女生徒1,友1「…」
女生徒2「…行っちゃった…」
30 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 02:57:59.54 ID:aWcoDuQ0 [2/2]
女生徒1「…女が…男…」
女生徒2「…冷静になって考えてみたらなんかすごいコトだよね…」
友1「…」
女生徒1「友1!」
友1「?」クルッ
女生徒1「女…いや、男から手を引いて!」
友1「はぁっ?」
女生徒1「男はウチのものです。ちゃんとお互いの愛を確かめました。だから友1君は手を引いて下さい。」
友1「はぁっ?だったら俺だってあいつと確認しあったぞ?」
女生徒2「まぁまぁ…」
女生徒1「はぁ?そんなの…そんなの意味無いねっ!男がホントに愛してるのはウチだけだもん!」
友1「はぁ?何を根拠に…論理的な答えを出さないからオンナは困る…」ヤレヤレ
女生徒1「はぁっ?ここで女性差別すんの?!最っ低!」
女生徒2「…まぁまぁ…落ち着こうよ二人とも…ね?熱くなりすぎ。」ポン
女生徒1「…はぁ…はぁ…」
友1「…フンッ」スタスタ
33 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 03:41:44.80 ID:hNQIgNA0
~教室~
女「…」ベターン
美少女「…どうした?」
女「…死にたい…」
美少女「…はぁ…」
女「…」
美少女「何があったの?」
女「…言わない…いや、言えない…」
美少女「…ま、あんたのコトはあんたで解決すりゃいいよ。あ、ついでに、ストレス溜まった時はフリスク一気食いが一番ね。」
女「?そうなの?」
美少女「うんうん。スッキリする。」
女「へぇ、美少女ちゃんもたまにはいいコト言うね。」
美少女「偶に…?最近は名言ばかり残してる気がするけど?」
女「かもね。…なんか最近美少女ちゃんは変わったね。」
美少女「それ、前も聞いた。」
女「そうだっけ?」
美少女「うん。」
女「ま、兎に角、ぐっどふぉーゆーってコトだね。」
美少女「…そーゆーこと。」
39 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 07:04:00.86 ID:YGv5rDE0
~放課後、教室~
女「別に怒ってねえし。別に気にせんでいいのに。」
友1「いやいや、やっぱりお詫びとかしたいしな。」
女「ホントに全然構わないのに。」
友1「そう言わずにウチん家来なって。昨日買ったショートケーキが残ってるし。」
女「ショートケーキ?」
友1「ああ。」
女「…イチゴ?」
友1「まぁ、普通にそう。」
女「ふぅーむ…じゃあ食べに行くわ。」
友1「よし、じゃあ行くか。」
女「うん。」
スタスタスタ
・・・・・・・・・・・・
女生徒1「今日は女をお茶に誘おう…ってあれ?女は?」
女生徒5「あ、女ならさっき友1と一緒に帰ったよ。」
女生徒1「…ぐぬぅ…」ギュッ
45 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 08:45:38.77 ID:jOqMlUU0
~友1宅~
女「は?ショートケーキ無いってどーゆーことだよっ!」
友1「悪いな。嘘ついた。取り合えず話し合うために家に連れて来たかったんだ。」
女「話し合いって…だから俺は何も気にしてないって言って…」
友1「いや、俺が質問したいんだ。」
女「へ?」
友1「お前は俺と女生徒1、どっちを選ぶんだ?」
女「…っ……そ…それは…」
友1「それは?」
女「……それは…その………どっちも好き…」
友1「…ダメだ。二股は許さない。浮気も許さない。」
女「…分かってる…でも…女生徒1にはもう好きって伝えちゃったし…」
友1「振ってこい。」
女「!…お前最近なんか変だよ!…なんなんだよ…怖いし…」
友1「なんだ。俺を拒むのか?」
女「…いや…そーゆー意味じゃなくて…なんか…目が怖いんだよ…なんかやたら支配しようとしてくるしさぁ…」
友1「支配?当たり前だろ。お前は俺のモノなんだからさ。」バッ
女「うわっ!」ドサッ
ベッドに張り倒され、倒れた俺の体に友1が覆い被さる。
友1「それはお前もよく分かってんだろ?」
96 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:14:54.18 ID:H/y9G5.0 [1/2]
女「え?あっ、ちょっ、放せっ!」バタバタ
友1「大人しくしとけ。」グイグイ
女「変なもん押し付けんなよ!この性欲の塊ぃ!」ジタバタ
友1「もがいてもお前小さいし細いし何にもならないぞ。いつもみたいに大人しくしとけ。」ググ
女「うぅ…」ピタ
友1「…」ズイ
女「…ご、ゴムつけてくれ!さすがに赤ちゃ…うぁっ?!」ニュル
友1「いいじゃないか。たまにはそのままでもさ。」ズププ‥
女「ぅうぁぁっ…!…んあっ…くぁ…」トローン
友1「やっぱりそのままの方がお互いの液が混ざって…んふぅ…」
女「…ぅ…ハッ…ゃ…」ピクピク
友1「ほら、嫌がってても結局はそうやって良がるんだよな。お前は」パンパンパンパンッ
女「ひうぁっ!!もっと…もっと優しくしてくっあぁっ…!!!」ガクガク
友1「…」パンパン
100 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:33:23.44 ID:H/y9G5.0 [2/2]
・・・・・・・・・・・・・・
友1「…っ…」ビュッ
女「~~!!」ビクビク
友1「はぁ…」ズルリ
女「…はぁ……はぁ…」
女「…中に出すなんてさぁ……」
友1「まぁ、子供出来たらその時は一緒に育てればいいよ。」
女「はぁっ?!」バッ
友1「いや、別にほら、この年で子供産んでも親が金あるから育てられるしな。」
女「!!!」ゾクッ
女「お、…お前…子供なんて産める訳無いだろっ!こんな歳で!」
友1「…仮に出来ちゃったら?」
女「え…」
女「………分からない…」
友1「…堕ろすのか?」
女「!!!!」
友1「…殺すのか?」
女「やっ、やめてくれ!」
耳を塞ぐ。これ以上聞いてられない。やめてくれ。お願いだから。
女「…なんで…なんでこんなコトになっちゃったんだよ…最近お前おかしいよ…」
友1「…」
104 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:47:01.07 ID:jvUEPQA0
~帰路、自宅の最寄り駅前~
女「…はぁ…」フラフラ
後ろから肩を軽く叩かれた。
女「?!」クルッ
今までにも肩を叩かれたコトはなん度かあった。
だいたいの場合、痴漢、変態、援交の誘いをかけてくるオッサンだった。
どうせ今回もそんなところだと思って、後ろをおもいっきり睨みつける。
父「おかえり。」ポン
女「…なんだ…パパかよ…」
父「なんだとはなんだ。駅で会うとは奇遇だな。」
女「うん、確かにね。」
父「せっかく久し振りに日本帰ってきたのに女、ちっとも部屋から出てきてくれないな。」
女「そーゆー年頃だよ。」
父「そうか、それもそうだな。まぁ、せっかくなんだし語り合おうじゃないか。」
女「いいね。」
111 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 02:15:06.82 ID:EsmM/jQ0
父「学校は楽しいか?」
女「うん、フツーに。」
父「女の子の友達とかも出来てるか?」
女「うん。フツーに出来たよ。」
父「…普通ねぇ…あんま普通普通言われても父さんには分からないよ。」
女「いや、だから普通なんだって。」
父「…」
女「…」
女「そういえばさ、あの性転換するクスリってどーゆー仕組みになってんの?」
父「おっ、興味あるか。」
女「当たり前でしょ。」
父「あれはな、なかなか面白いんだ。」
女「いいから早く。」
父「お前も一回見たろうが、錠剤になってる。一つでバカみたいな効き目だ。一錠飲ませるだけで、現在の実験では、女→男で94%、男→女で98%成功してる。ここで成功しなかった人も二錠飲ませるコトによって成功率は100%になっている。」
女「…すご…」
120 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 07:19:12.05 ID:fF31kbU0
女「これってどーゆー仕組みで女になってんの?」
父「うーん、説明すると長くなるのだが、あのクスリは改造されたクマノミの遺伝子の中の性転換するための情報を、無理矢理ヒトの遺伝子に組み込むためのモノなんだ。」
女「謎」
父「とにかく、お前の体はちゃんとお前の遺伝子で出来てる。だから指紋とかは一致するはずだ。」
女「えっ、同じ遺伝子って…俺がこんな可愛くなるはずないじゃん!」
父「いやいや、そういうもんなんだよ。双子で片っぽがブスで片っぽがカワイイことも無いことはないだろ?いや、お前をブスって言ってる訳じゃないぞ」
女「…そーゆーモンなの?」
父「そういうモノなんだ。お前が仮に女で生まれていたら今の姿に普通に育ってた。」
女「おぉ、女に生まれてくりゃよかった!」
父「いや、今その姿だろ。戻りたくないのか?」
女「そういう意味じゃないんだ。」
父「とにかくなぁー、このクスリの開発は大変だったんだぞー。マウス何匹殺したことか…」
女「うわぁ…」
父「ついでにこの類いのクスリは合計で三回しか使えない。体に負担がかかりすぎるんだ。四回以上使用させたマウスは二十匹中全匹が死んだ。三回までは全く問題ないんだがな。寿命とかも。」
女「」ガクガク
父「なぁに、そんなに頻繁に使うモノじゃないだろう。元々は性同一性障害の人々の為に開発が始められたモノだしな。」
女「コロコロと性別変えたりして遊ぶのは無理な訳ね…」
153 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[マクドからiPodて投下しちゃる] 投稿日:2010/05/22(土) 00:10:25.30 ID:gB5L0zY0 [1/2]
父「でもな…この薬には一番大きな問題があるんだよな…」
女「…も、問題?」
父「あぁ…これじゃホントに女になりたいヒトの為にならないんだ…でもあとほんのすこしでこの問題も解決しそうだ。」
女「…そ、それって、どっ、どんな問題?」
父「…妊娠できないんだよ…」
女「そうなのっ?!よかったぁ~!」ホッ
父「……」
女「…あ…いや…」
父「…」
女「…」
父「き、今日はママ、天ぷら揚げてくれるらしいな」
女「…そっ、そうなんっ?うわぁー、楽しみだわー!」
父「…」
女「…」
女「…天ぷら…楽しみだね…」
父「…あぁ…」
158 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 00:48:00.65 ID:gB5L0zY0 [2/2]
~自室~
女「ふんー」モフモフ
女「…妊娠はしない…か…」ゴロゴロ
女「…やっぱり子供は欲しいよな…」
女「っ違う!違うぅっ!…」ジタバタ
女「…」
取り合えず妊娠しないってことは今日生でヤられたことに関してはナーバスになる必要は無いか…
女「生理はくる癖になぁ…」
妊娠しないのに生理だけ来るとか最悪じゃねえか。
女「…」
女「…なんでこんなコトになったんだろ…」
自分のコトじゃない。友1のコトだ。
あいつはもっと、頼もしくて優しいヤツだった。
なのに最近は…
友1『お前は俺のモノだ。』
友1の言葉がフラッシュバックする。
怖い…
女「…俺のせいであんなに変わっちゃったのかな…」
女「……じゃあ俺が何とかしなくちゃ!昔の友1に戻ってもらうためにしっかりと!」キリッ
169 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 07:26:38.85 ID:DO4kvvc0 [1/2]
女「…昔の優しかった友1に戻ってもらうには…」
女「……やっぱりヤるのは良くないよな。うん。回数減らそう。」
女「……」
女「…べつに俺がヤりたいって訳じゃねえし!」
女「…」
女「…女生徒1は…友1に見つからないようにイチャイチャすりゃいいかな…」
女「…」
女「」ハッ
女「これって只のイヤな女じゃん。ビッチじゃん。ダメじゃん。」
女「……ぐぅぅ~、どうすりゃいいんだぁぁ…」
女「…」
女「…そもそもママがあんな薬飲ませなきゃこんなコトには…」
女「…でも今までヤってなかったらこんなコトには…」
女「…あれ?じゃあ俺が悪いのか?えっ?」
女「…」
女「あぁぁぁっ、風呂だ風呂ぉ!」スクッ
170 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 08:11:41.79 ID:DO4kvvc0 [2/2]
~翌日~
女「おはよ~…」
女生徒1「おはよう女!」
女生徒2「おはよ。」
女「…えっと…昨日はあの後なんも話さずに帰ってすみませんでした…」ペコリ
女生徒1「え?何?全然いいって!」
女生徒1「別に気にするコトないって」
女「…」ブワッ
女生徒1「…女?」
女「いやぁ…なんかあたしの正体を知っても普通に接してくれる二人に感動した…」ジーン
女生徒2「…まぁそりゃそうでしょ。三ヶ月以上も一緒にいる訳だし。」
女生徒1「てか男って言われてもその格好だとなんかまだ信じられないしw」
女「…そんなもん?」
女生徒1「そんなもんそんなもん」エッヘン
女生徒2「…それよりも一体どーゆー経緯でそんな体になったか聞こうか…」
女生徒1「…確かにねぇ。…性別を変える薬…実に面白い…」
女「えっと…それはかくかくしかじか…」
194 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:26:16.86 ID:elVlhD60 [1/2]
女生徒1「マジすか…お母さん何やってんだよ…」
女生徒2「…へぇ、でも女になれる薬があっても男に戻れる薬なきゃヤバイよね。」
女「ね!」アセアセ
言えない。薬はあるけど処女以外には効かないなんて。
女生徒1「…でも今開発中か…どれぐらいかかるのかなぁ…」
女「す、すぐできると思うよ!うちの父親が頑張って作ってくれてるから!」
女生徒2「はぁ~、すごいねぇ…あんたの家がお金持ちなのはお父さんのお陰か…うちもお金持ちになりたーい」
女生徒1「まぁ、私学に通ってる時点で貧乏ではないよね。」
女「そうだよ~ww」
女生徒1「薬の開発かぁ…それで転勤ねぇ…でもなんでアイルランド?」
女「まぁ、色々な事情があるんじゃないの?よく分かんないけどね~。」
197 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:41:58.71 ID:elVlhD60 [2/2]
~放課後、友1宅~
女「だからね、俺はあんまりヤりまくったりするのはあんまり良くないかなぁ~…なんて思ってる訳。」
友1「…なんでだ?」
女「なぜならば!俺がヤりたくないからです!」
友1「は?」
女「だってさ、最近お前結構無理矢理ヤってくんじゃん?前なんか中で出したし?それはいくらなんでもやりすぎだとおもうし…」
友1「…いいだろ?責任は取る。俺だって将来親父を継いで医者になるんだ。お前を幸せにするだけの金ならある。」
女「…お前は良くても俺がイヤなんだよね…」
友1「?!」
女「昔のお前だったらさ…もっとあの時みたいに優しかったらさ…」
友1「…」
女「…はっきり言うと、俺は今のお前を愛せない。一人で考えてようやく気づいたんだ。」キリッ
友1「…」ググッ
女「…だからさ…前のお前みたいに戻るために協力するよ?だからさ…もうヤりまくったりすんのはやめよう…」
友1「…」
198 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:57:42.46 ID:Vwqj2rU0
~5分後~
女「んぁぁっ!ごめんなさいごめんなさい!ホントにごめんなさいいぃ!!!」アウアウ
友1「…お前に拒否権があるとでも思ったか?」パンパン
女「ごめんなさいっ!ごめんなさいぃぃ…もう生意気言ったりしませんからぁぁ‼」
友1「…ったくよ…こっちが黙ってりゃいい気になって自分の意見好き勝手言いやがって…」パンパンパンパン
女「あぅあぁっ!ごめんなさいぃ!」
友1「…そういやお前の親父が男に戻るための薬作ってるんだって?」パンパン
女「ぅうっ…あっ、ぁンっ…」
友1「…聞いてないか…」パンパン
友1「親父に止めろって伝えるんだ。」パンパンパンパン
女「ひぁアあぁッッ…!!!も、もっと優しくしてぇぇっ!!!こ、壊れちぃあぁぁっ!!!」ガクガク
友1「止めてほしかったら『うん』って言え。」パンパンパンパン
女「はいッッ!!はいッ‼止めさせるからぁぁ!!!」
友1「…いい子だ。御褒美にもっと気持ち良くしてやるよ。」パンパンパンパンパン
女「ひぁっ?!…~~~!!!!!!」ギュゥゥ
202 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 07:37:08.77 ID:6Cl2sp60 [1/2]
友1「…っ…」ビュルビュル
女「ふぁっ…?…ぅあぁ…」ガクガク
友1「…はぁ…」デロン
女「…はぁ…はぁ…」ガクガク
友1「…ふぅ…」ゴロン
女「」
友1「…女…」チラッ
女「…」
友1「…女?」
女「…」スヤスヤ
友1「…寝てしまったか…」
女「…」スヤスヤ
友1「…少しやりすぎたな…」
女「…」ブツブツ
友1「…?」
女「…ゎぃょぅ…」
友1「…寝言か…」
女「…ゎぃょぅ…こわいよう…」ブツブツ
友1「…怖い…?」
怖い?何が怖いんだ?まぁ…何はともあれ…
友1「…俺が守らなくちゃいけないんだな…」
お前には俺しかいないんだ。分かってる。
女「…こわいよう…」ブツブツ
友1「…大丈夫だ…」ギュッ
女「…こわいよう……」ブツブツ
友1「…大丈夫だ…」
246 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 04:40:22.29 ID:LBw5ZOM0
女「…ん…んん…」パチクリ
あれ?ここは…?
友1「…」ナデナデ
あぁ…そうか…俺はさっきまで友1に…
女「うううわぁぁぁぁぁっっ!!」ガバッ
友1「?!」
女「さっ、さわるなぁぁっ!!」
友1「…なんでだ?」
女「お前なんかキライだ…お前なんか、お前なんかっ!!!」
友1「…でもお前には俺が必要だろ?」
女「そんなコトない…キライだ…お前が俺を必要としてるだけだぁ…」ワナワナ
友1「…それもあるな…」
女「!」
女「ぁ…」
そうだ。今の友1には俺が必要なんだ。
俺が元の友1に戻さなくちゃいけないんだ。俺にはその義務があるんだ。
女「…そう…だな…」
友1「…だからさ…ここでじっとしてろ。な?」ギュ
女「…」
友1「…」ヌチュ‥
女「…ぁ…」トロン
254 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 07:57:08.08 ID:BshhPOA0
~教室~
女「あぁあぁっ!ダメだダメだダメだ!」バンッ
女生徒2「……どした?」
女生徒1「…なんかあった?」
女「もうどうしていいか分からないんだよ…」
女生徒1「…うーん…何があったの?」
女生徒2「…」
女「…友1のコトなんだけどさ…」
女生徒1「……あいつぅ……」ワナワナ
女生徒2「…なんかされたの?」
女「…ぅう…」
女生徒1「…許せないっ!」バッ
女生徒2「やめなって」ガシッ
女生徒1「だって!だって!」
女生徒2「これは女の問題でしょ?ウチらがああだこうだ言う資格は無いよ。」
女生徒1「友達が悩まされてるのにそれを指加えて見てろって言うの?!女生徒2はっ‼」
女生徒2「…いや、そーゆー意味で言ったんじゃないんだけどな…ほら、今あんたが手なんか出したらあれじゃん。余計ややこしくなりそうじゃん?」
女生徒1「…くぅ…」
女生徒2「ウチらにできるコトは、女の相談に乗ってあげるコトぐらいじゃない?」
女「…うん、じゃあ相談お願いするよ…」
256 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 09:08:02.63 ID:LreSwxo0
女生徒1「…」
女生徒2「…うわぁ…」
女「…」
女生徒1「…」
女生徒2「…友1ってそんなヤツだったんだ…」
女生徒1「…だいぶ前にレイプ魔のアソコ蹴り潰したって話聞いた時からぶっ飛んだヤツだとは思ってたけどねぇ…」
女生徒2「…それってDVじゃない?」
女「え?そうなの?これが?」
女生徒1「うん…無理矢理ヤるとか…(あんなヤツに女が…男が…)」
女「…まぁ…無理矢理…」
女生徒2「でもそんなコトされるって分かっててあいつん家行くあんたもあんただよ!」
女「…だってさ…優しかった頃みたいに戻ってもらいたいし…それに、あんな風にあいつがなっちゃったのはあたしの責任だし…」
女生徒1「…とにかく!これ以上奴隷みたいな役割でいたくなければ友1の家に行くのは禁止!分かった?」
女「ど、奴隷っ⁈」
289 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 01:50:05.02 ID:n9MKQvs0
~放課後~
女「…」ゴソゴソ
友1「女、今日もこれからウチ来ないか?」
女「…ぁ…えと…」
女生徒1「ゴメンね友1!女はこれからウチらとお茶しにいくんだ!」
女生徒2「ほら、女~。のろのろ教科書しまわないでテキパキやって早く行こーよー」
女「え?あ、うん。」
友1「…」
女生徒1「帰りの準備ぐらい授業終わる前からコソコソとしておきなよねー。」
女「いやぁ、ゴメンゴメン…」
女生徒2「…よし、じゃ、行こっか!」
女生徒1「おーう!ほら、女も早く~。」グイグイ
女「えっ?あっ、ちょっと待って!引っ張らないでって!」
女生徒2「ほら、女急げ~。いつもの席取られちゃうぞ~」スタスタ
友1「…」
294 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 03:33:00.62 ID:1XDwkek0
~喫茶店~
女「…あたしお金持ってないよ…」
女生徒1「え」
女生徒2「…まぁ…じゃあ水道水でも貰ったら?」
女「いや、お茶買ってあるしいいよ。」
女生徒1「喫茶店でペットボトル飲料を飲むとはこれ如何に。」
女「いいじゃんかよー、無理矢理連れてこられたんだしー。」
女生徒2「無理矢理連れてこなかったらまた奴隷みたいな扱い受けてたくせに。」
女「くぅ…」
女生徒1「ホントホント。何さりげに友1の家行っちゃいそうになってのさ。」
店員「ご注文どうぞー。」
女「あ、あたしはいいです。」
女生徒1「あっ、えっと…ラテで…」
女生徒2「マキアートで。」キリッ
298 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 07:16:56.70 ID:VG1hn7g0
女生徒1「でね?これからどうするかってのを今日は議論し合う訳よ。」
女「どうするかって?」
女生徒2「いや、だから友1のコト。」
女「あぁ…」
女生徒1「…女はどうしたいの?」
女「ぇ…うん…そうだな…」
女生徒2「無理矢理ヤられたりするならもう付き合わない方がいいと思う。」
女「…」
女生徒1「ウチ的には…分かれた方がいいと思うよ…」
女「…でもっ!」
女生徒1,2「?!」
女「友1があんなんになっちゃったのはあたしのせいだし…」
女生徒1「…」
女「…ホントはいいヤツなんだよ…もっと、ほら、優しいヤツなんだよ!」
女生徒2「…で?どうする気なの?」
女「え…いや…それは…」
女生徒1「…」
女「更正させたい。」
310 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 05:54:48.20 ID:R/9KD9g0 [1/4]
女生徒1「…」
女生徒2「…更正させたいっていっても…何すんの?」
女「…わからない…わからない」
女生徒1,2「…」
女「ぅぅ…多分優しくしてれば昔みたいに戻るとは思うんだけど…」
女生徒1「…優しくしてたらって…」
女生徒2「…それだと逆に何も変わらないような気が…」
女「…前はちょっと厳しくしてみたんだよ…」
女生徒1「…で、結果が無理矢理ヤられたと…」
女「…」コクリ
女生徒2「…」
女生徒1「…じゃあ徹底的に厳しくしてみる!とか。どーせ女のコトだから優しく接しちゃってるんだろうし。」
女生徒2「言える言える。まぁ、この子が何言っても威圧感ゼロだとは思うけどねww」
女「ひどい!」
女生徒1,2「wwwwww」
313 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 07:56:20.42 ID:R/9KD9g0 [2/4]
女「でも…どうしようマジで…厳しくって言っても…どうせ力負けするし…」
女生徒2「…うーん…もういっそ関わらないとか!」
女生徒1「おぉ、ある意味大胆!」
女「そっ、それはいかんって!」
女生徒2「なんで?」
女「…だってさ…普通に…こんなんにしたのは自分のせいだし…」
女生徒1「…あんまりそうやって自分を追い詰めない方が良いよ?」
女「え?」
女生徒1「だからさ、ほら、もっと肩の力抜いて考えろってコトさ。」
女「…そう…だね…」
女生徒2「そうそう!もっとパァ~っとね!もう友1のコトも男に戻るとか言うコトも全部忘れちゃえ~☆」
女生徒1「いや、男に戻るコトは忘れちゃダメだよ!」
314 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 08:05:43.12 ID:R/9KD9g0 [3/4]
女「大丈夫だって!薬出来たらすぐ飲むからさ」ニッコリ
女生徒1「…よかったよかった…」ホッ
女生徒2「いや~、戻らないでよ~。どうせあんた男に戻ったらグループから抜けちゃうじゃぁん……また二人グループになっちゃうじゃぁん…」
女生徒1「あ、確かに。」
女生徒2「いや、あんたはいいじゃん…この子が男に戻ったら付き合うんでしょ?あぁぁぁ~、そうなったらパートナーいないのウチだけじゃぁぁぁぁん」ウワァァン
女生徒1「大丈夫だって。彼氏出来るって。女生徒2カワイイし!」
女「胸も大きい方だし。てか形キレイだし!」
女生徒2「ぅぅぅううう、嫌味にしか聞こえないぃぃぃ!!!」ガシガシ
女生徒1「いやいや、そんなコトwwww」
女「女生徒2ちゃんは理想が高すぎるだけだよ。」
女生徒2「そうなんだよねぇ…そんな妄想上のパーフェクトな男なんている訳ないしね…」
女生徒1「さりげに告られた回数ウチより多いし!」
女生徒2「…はぁ…そろそろ血眼になっていい男探してみるか…」
315 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 08:18:49.70 ID:R/9KD9g0 [4/4]
女「うんうん。がむばー」
女生徒1「女が男に戻るまでに彼氏作れば勝ち組だぜ?」
女生徒2「男に戻る前に作れば……てかさ、話変わっちゃうけどさ、女ってマジで男なの?」
女「…そうですけど?」
女生徒1「…たしかに未だ完全には信じきれないよねぇ…」
女「えー」
女生徒2「だって普通に乙女じゃん。オトメン?正体ウチらにバレても一人称『あたし』だし。」
女生徒1「うんうん。ちょー乙女。ウチらより乙女。」
女「うーん、女生徒1ちゃん達といるとどうしても普段通りに話しちゃうんだよなぁ…」
女生徒2「まぁ、ウチらもあんたが男って分かっても、やっぱり普段通り接しちゃうしね。」
女生徒1「うんうん。」コクコク
女「その方が気が楽だし。」
女生徒2「男に戻ってもその口調だったら流石に引くけどww」
女「意識しないとこの喋り方になりそうww」
女生徒1「おっかま~wwww」
女生徒2「じゃ、時間も時間だしそろそろ帰ろっか。」スク
女「あ、うん。」スクッ
女生徒1「じゃ、駅までみんなで一緒に帰ろ。」スクッ
女生徒2「じゃあ行こ行こ~」スタスタ
362 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 04:37:35.85 ID:FkWsDW.0
~自宅~
女「…ただいま~…」
母「おかえり。」トントントン
女「何作ってんの~?」
母「今日は女の好きなトンカツだよ。」
女「へぇ、とんかつかぁ…」ハァ
母「…何?溜息なんかついちゃって。嬉しくないの?」
女「いや、嬉しいよ?ただ単に疲れてるだけ。」
母「今は帰宅部なのに疲れる理由なんてあるの?」
女「いやさ、やっぱりこの体だと色々と問題が出てくるの。」
母「…悩み事があるならママに相談しなさいよ?いつでも相談に乗るからね。」
女「…ったく誰のせいでこんな悩み抱えるコトになったと思ってんだよ…」ボソッ
母「…」シュン
女「…」スタスタスタ
はぁ…ママに八つ当たりすんのは間違ってるとは分かってるんだけどなぁ…
悩み事ばっかでストレス溜まるなぁ…
女「…はぁ…」
365 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 07:02:01.67 ID:6vwo3F20 [1/2]
~翌日~
女「…ふぁあ…」
友1「おっす女。おはよう。」
女「…」プイッ
無視してみるか…
友1「どうした?」ズイッ
女「…」プイッ
友1「俺なんか悪いコトしたか?」ズイッ
したよ。ちょーしたじゃねえかよ…まぁ、あんまり抵抗しなかった俺も悪いのかもしれないけど…
女「…」プイッ
友1「…なんかしちゃってたなら謝る。ほら、この通り。」ペコッ
女「えっ、あっ、ちょっと、皆見てんじゃん!恥ずいからやめろって…」アセアセ
友1「ようやく口を聞いてくれたな。」
女「…」プイッ
友1「何なんだよ~…言わなきゃ分かんないだろ?」
女「…」
あれ?無視って手段は俺に興味を失わさせるために取ってるんだけど、これじゃ男に戻った時険悪じゃん。ダメじゃん。
…無視はもうやめるか…
女「…別に何でもねえよ…」
友1「はぁ…なんなんだよお前は…」
女「…」
…はぁ…結局一晩かけて出た最高の手段は没か…
まぁ眠い頭で考えてたし、しょうがないか…
366 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 08:23:27.93 ID:6vwo3F20 [2/2]
~休み時間~
女「ぐぅ~‼」ガシガシガシガシ
女生徒1「ちょ、女何やってんの!?頭皮痛むって!」
女生徒2「情緒不安定ww」
女「いやぁホントに…」ゼェゼェ
女生徒1「どうした?」
女「いや…どうやって友1をまこうか考えてた…」
女生徒2「…はぁ…まだそれ悩んでたのか…」
女「いや、普通に悩むでしょ。」
女生徒1「…まぁ、それはそうだろうけどさぁ…もっと肩の力抜いてこうって昨日も言ったじゃん。」
女「でもさ…うぅん…」
女生徒2「別に実害が無けりゃ話しても別にいいんじゃない?家に行ったりすんのはまずいと思うけど。」
女「…うん……そう…だね…」
女生徒1「そりゃウチだって話してるぐらいじゃ嫉妬したりはしないさぁ~」
女「うん、じゃあ普通に接してみる。」
410 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:26:35.33 ID:xFB0pCU0 [1/3]
~放課後~
女「おーい、友1~。帰ろ~。」
友1「ん?お、ああ。別に構わないけど。」
女「ふへへ、」
友1「なんだよ。めずらしいじゃないか。お前から誘ってくるなんて。」
女「あれ?そういえば部活は?」
友1「いや、今日はないから。」
女「えっ?だって今日火曜でしょ?あれ?水曜?」
友1「水曜。」
女「おお。なんか曜日感覚狂ってたわ。」
友1「おいおい。しっかりしろよー。」
女「そんなコトよりさっさと帰ろうぜぇー」
友1「おお。」
スタスタスタ…
女生徒1「…」
女生徒2「…自分から誘った…?」
女生徒1「…まぁ…あれが彼女にとっての普通なのでございましょう…」
女生徒2「なんだろうねぇ…」
412 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:39:00.72 ID:xFB0pCU0 [2/3]
~友宅~
女「…今日は嘘じゃなかったな。」ゲフッ
友1「うまかったか?」
女「うん。かなり。」マンゾクナリ
友1「ならよかった。」
女「…」プハー
友1「…なぁ…」
女「…?」
友1「やらないか?」
女「は?」
友1「いや、だから、やらない?」
女「…やだ」
友1「ショートケーキ食わせてやったろ?」
女「それとこれとは別ですー」
友1「なんでだよー。彼女だろ?」
女「…だってお前怖いもん…」
友1「…優しくするって。」
女「…ウソだね。」
友1「…」
女「それにムードもクソもないじゃん。いきなり『やらない?』とかさ。」
友1「…」ガバッ
女「へ?うわっ!」
413 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:49:47.05 ID:xFB0pCU0 [3/3]
女「まっ、また無理矢理ヤる気か!」
友1「…」ハァハァ
女「ちょちょちょちょっと待って!」
友1「待てない!」ズッ
女「ふぇっ、フェラしてあげるから!」
友1「…」
女「ほ、ほら、前戯とかあった方が燃えると思うし…」
友1「…じゃあ頼む。」ムクッ
女「ふぅ…」
友1「なんだ。お前もヤる気まんまんじゃな…
女「」ギュッ
友1「ひぎぁぁぁ!!」
女「…」
友1「がぁぁっ!」ジタバタ
女「…」
友1「おっ、お前!男だったんだからそこがどんだけデリケートな所かぐらい知ってるだろ!」ジタバタ
女「知ってるからこそだよ。ホントは蹴り上げてやりたかったぐらいだったのに。」
いやぁ、女生徒2が冗談混じりで言ったコトを実行しただけだけどやっぱ効くなぁ。
417 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 05:53:29.07 ID:qarOfMY0 [1/5]
女「まだ痛いの?」
友1「当たり前だ。まだじんじんしてる。」
女「勃たないね。」
友1「勃てないよ。ホント痛かったからな。」
女「まぁ、これで懲りたコトでしょう。君も。」
友1「さすがに今日はもうヤル気にならんな。」
女「無理矢理レイプされるのよりは玉握り潰される方がマシだと思うよ。」
友1「いつも嫌がっときながらヤられたらよがるくせに。」
女「……生理反応だし…」
友1「どっちでも悦んでたらいっしょ。」
女「…悦んでる訳じゃないし…」
友1「…うそつけぇ。あんな喘いどいて。というかさっき生理反応とか言って認めてたじゃないかよ。」
女「…帰る。」スクッ
友1「え、あ、おい。もうちょっとゆっ…
バタン
友1「…はぁ…」
420 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 06:45:15.95 ID:qarOfMY0 [2/5]
~自室~
女「はぁ~、今日はなんとかヤられずに済んだ~」ヘター
女「…」
女「考えてみたら一週間以上もしてないな…」
女「…」
女「…まぁ…たまには一人でヤってもいっか。」
女「…」スタスタ
女「ちゃんと鍵閉めてと…」カチャリ
女「…」ハラリ
女「…ん…」クチュ
女「……あぁ……くぅっ………」クチュクチュ
女「…ふぅっ…」ヌチュ
女「…」
女「…あれ…?」
女「……こんなにムラムラしてやってるのに…」
女「イけそうにない?」
422 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 07:03:27.42 ID:qarOfMY0 [3/5]
~翌日、教室~
女「…」グッタリ
女生徒1「…女?どした?」
女生徒2「…まさかあの後!」
女生徒1「!」
女「いやいや、あれは大丈夫だったんだよ。玉握ったら萎んだから。」
女生徒2「おおっ!ウチの言った策を敢行しましたか!ww」
女生徒1「…生々しくて笑えない…」
女生徒2「…じゃあその目の下にクッキリと浮き出たクマはなんだい?」
女「い、いやぁ、これはなんでもないんだよ。はは…ただ寝れなかっただけ…」
女生徒1「…寝不足は良くないよー。」
女「分かってる。分かってるって。」ニコ
昨日結局風呂はいった後もずっとトライしてたんだけど結局イけなかったんだよなぁ…
でもこんなコト女生徒1達には絶対言えないし…
436 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:33:46.73 ID:qarOfMY0 [4/5]
~一週間後、夜~
女「あぁぁぁっ!!ダメだぁ!」
女「こんなんじゃダメだこんなんじゃダメだ!」
女「ヤバい…エロいコトしか考えられないし…」
女「…なんでだ…前までこんなコトなかったのにぃ…」ヘタリ
女「…多分…イけないせいだな…1人じゃ…」
女「…」
女「…そもそも普通の女のコって皆こんなにエロいコトばっかり考えてるものなのか?」
女「…いや、ないな。ないない。絶対ない!」
女「ぅうぅぅ~、ヤバいよ~、流石にこれはヤバいよ~…これじゃ痴女じゃん…」グズグズ
女「…どうすりゃいいんだぁ…」
ポンッ
悪魔女「友1とヤっちまえばいいじゃん。」
女「…そ、それは…」
ポンッ
天使男「いや、駄目だ。理性を保て。本能に流されるな。」
女「わっ、分かってるよ!」
悪魔女「あぁ~、あの頭が痺れるような快感…」
女「ううううるさいっ!風呂!風呂入っちゃおう!うん。万事解決!」アセアセ
457 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 23:27:12.21 ID:qarOfMY0 [5/5]
~深夜~
女「ふ…ふぁ…」モンモン
女「……」パチクリ
女「…夢…か…良かったぁ…」
女「…夢でもヤバいな…どんだけ溜まってるんだ…」
女「…トイレ行こっと…」ムクッ
女「…」フラフラ
ギィィ
女「…(暗くてよく見えないな…怖え~…)」
「あぁっ、父さんっ!父さん!」
「母…はぁはぁ…」
女「?」
なんだろう、両親の寝室から声が…
女「…」スタスタ
女「…おぇっ…」
結局用を足さずに部屋に戻った。
465 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/05/30(日) 03:25:59.89 ID:q2BIhoQ0
勝手な後付け設定だけど
父41
母39
******************
~翌日、教室~
女「…」
女生徒1「…どした?なんかグッタリしてるけど。」
女「…別に何でもない…」ヘター
女生徒2「…なんかあんたは忙しいねー。みてて飽きない。」
女「…ちょっといってる意味が分かんない。」
女生徒2「いや、だからさ。昨日はなんかやたら興奮してたのに今日はなんかめっちゃ萎えてんじゃん?」
女「…まぁ…」
女生徒1「…なんかあった?」
女「…見たくないもの見てしまったんですよね…」
女生徒1「幽霊?!」
女「うーん、そっちの方が良かったかも…」
まぁいいや。あれをみたせいで性欲は全然湧いてこなくなったし。
あぁ思い出すだけで、想像するだけでおええ…
468 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 07:11:19.14 ID:BZTIcpk0 [1/5]
女生徒1「なにがあったんだよー」ブー
女「なんでもないって。」
女生徒2「…まぁ今回はそんなに大事じゃなさそうなしいいじゃん。」
女生徒1「…うん…まぁ…そうね…」
女生徒2「あー、でもつまんないなー。昨日までの女めっさ面白かったのにww」
女「え?」
女生徒2「いや、うちがおやつに持ってきたバナナみてなんかハァハァしてたりww」
女「!」ギクッ
女生徒2「いやぁ、女にはあれがなにに見えてたのかなぁ?」プフフ
女生徒1「…まぁ…学校におやつにバナナ持ってくる女の子もどうよ、って話だけどねー」
女生徒2「バナナは健康食ですよーだ」
女「…」
ハァハァ?ハァハァしてたか?確かに良からぬことは考えはしていたけどハァハァしてたか?
496 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 17:35:22.17 ID:BZTIcpk0 [2/5]
女「…多分ハァハァはしてないって。」
女生徒2「うーん、まぁハァハァまではいかないかもしれんけど鼻息荒くはなってたよねww」
女生徒1「…もうその話はその辺に…」
女「…うんうん、べつにやましいコト考えてた訳じゃないし…」
女生徒2「なにさー、先週のプール授業の時もなんか血眼になってたじゃんww」
女「…あれは暑かったからだしー…」
女生徒1「…うぅ、なんか心配だよ女…」
女生徒2「欲求不満なのかなぁ~?」
女「そ、そんなコトないよ!」アセアセ
女生徒2「ホントにぃ~?」
女「ホントホント!もうむしろ萎え萎えだし。」
女生徒2「…確かに…何で今日はそんなに落ち着いてんの?昨日までの様子とは大分違うよね。」
女「だから見たくないモノを見てしまった訳で…」
女生徒2「嫌な夢でも見た?」
女「…夢だったらどんなに良かったコトか…」
女生徒2「…まぁ、なんだ…うん。これ以上突っ込まないコトにしておこう。」
女「…」
501 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 18:48:54.24 ID:BZTIcpk0 [3/5]
~翌日、更衣室~
女「ふぅ、着替え終わった。」
女生徒1「おう、早いねー。」
女生徒2「あ、日焼け止め忘れた。」
女「ほい。」ヒョイッ
女生徒2「おっ、サンキュー。ベッタベタに塗らなきゃ焼けちゃう。」ペタペタ
女生徒1「日焼けは女のコの敵だからねー。」
女生徒2「てか髪がうまくまとまらない。どうしよう。」グイグイ
女生徒1「お団子にしてあげるからあっち向いて。」
女生徒2「あっ、ありがとー。」クルッ
女生徒1「はぁー、切っちゃえばいいのにー。」
女生徒2「やだー。ウチ絶対ショートとか似合わないもん。」ヌリヌリ
女「そんなコトないってー。」
女生徒2「どんな髪型も似合っちゃうあんたとは違うのー。はいっ、これありがと。」ヒョイッ
女「うげぇっ!空になってる!流石に塗りすぎでしょ!」
527 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 23:01:41.56 ID:BZTIcpk0 [4/5]
女「ういし、スッキリ。」タタッ
友1「おう、女」
女「!」ビクッ、クルッ
女「…なんだ…友1か…何、トイレの前で待ち伏せしてたの?変態?」
友1「いや、たまたま俺もトイレから出てきた所だ。」
女「ふーん。あそ。」
友1「…そういえばいつの間にそんな水着買ったんだ?」
女「普通に親が買ってきた。」
友1「…そうか」
女「うん」
友1「…」ギュッ
女「!」
友1「…なんか抱きしめたくなった」
女「あ…ぁ…」アウアウ
友1「カワイイな。」
女「いいいいいきなりなにすんだよっ!」バッ
友1「イヤだったか?」
女「イヤも何も!………てか誰か来たらヤバかったし、それに…」
キーンコーン
友1「あっ、やばっ。ほら、さっさと行くぞ。」タッ
女「え?あ、うん。」タッ
女「…」スタスタスタ
…ヤバい…ムラムラしてきた…
551 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 23:43:20.35 ID:BZTIcpk0 [5/5]
~授業中~
女生徒2「うわぁー、男生徒1と友1速いね~。なんであんな速く泳げんだろ。」
女生徒1「友1は水泳部だとしてさ、サッカー部の男生徒1があんな速いのは驚きだよね。」
女生徒2「まぁあいつはスポーツなんでも出来るし。」
女生徒1「マッチョだよなー。あいつら。」
女生徒2「うん。細マッチョ細マッチョ。」
女生徒1「てか友1黒すぎでしょ。」
女生徒2「四月から外で泳いでたらそりゃ焼けるよね。」
女生徒1「いやぁ、黒マッチョとか怖いわ~。」
女生徒2「…で、女大丈夫?」
女「ハァハァ…」
女生徒1「…」
女生徒2「…おーい、発情猫」
女「え?あっ?何?」
女生徒2「…マジで大丈夫?」
女「全然大丈夫!もーまんたいですよー!」
女生徒2「…鼻息荒いぞー…」
564 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:07:32.42 ID:EQeoXe20 [1/5]
~~~~~~~~妄想~~~~~~~~
女「はぁっ!ご、ごめんなさいぃい‼」ガクガク
男生徒1「ったく男の純情を弄びやがって…責任はとってもらう。」パンパン
女「あぁぁん!もうゆるひてぇぇぇ‼」ビクビク
男生徒1「…くっ…中に出すぞ…!」
女「え?!なっ、中はダメぇぇぇ!!!」
男生徒1「…くっ…」ビュクビュク
女「…ぁあ…こんなにいっぱい…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「…」ハァハァ
女生徒2「…おーい、女~…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「もう…立てな…」
男生徒2「じゃあ次は俺の番だな。」グイッ
女「へ?…ふぁ?!」ヌプリ
男生徒2「おら、もっと自分から腰振れ!」ビシッ
女「ひうっ!」ビクン
友2「ほら、咥えろ。」グイ
女「誰かぁぁあ…」ビクビク
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「ぁぁん…」トローン
女生徒1,2「…」
565 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:11:19.73 ID:EQeoXe20 [2/5]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
友1「…」
女「友1!助け…」パンパン
友1「…寄るな淫乱。」
女「!そんなぁっ…あっ、女生徒1ちゃん!2ちゃん!助けて!」
女生徒1「…気持ち悪い…」
女生徒2「…さすがに引くわ…」
女「…ぁぁ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「」ハッ
女生徒1「…女?」
女「…」
ヤバい。非常にマズイ。
妄想がかなりキてる。
陵辱願望なんて絶対ないはずなのに…
女生徒2「…また発情してた?」
女「ちちちちがうって!全然そんなコトないし…」
女生徒2「…顔赤くなってるよ?」
女「あっ、…あ~、暑くなってきたなぁ~。」
女生徒1「…日陰、行こっか。」
女「う、うん!」
570 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:33:14.21 ID:EQeoXe20 [3/5]
女生徒1「ふぅ~、涼しくなった。」
女生徒2「だから日陰行こうって言ってたのに。」
女生徒1「夏はやっぱり日に当たらないと夏な感じがしないんだよ。」
女生徒2「…夏な感じ…」
女生徒1「あ、なんかそれ『あつはなつい』っぽいww」
女生徒2「あ、確かにwwサムは冬いとかww」
女生徒1「もうサムって誰だよって感じだよねww」
女生徒2「冬いとかwwwwww」
女生徒1「wwwwwwww」
女生徒2「…てかなんか女静かじゃない?どうしたの?また発情してるの?」
女「…」
ヤバいなぁ…この妄想の荒らしを止めるには…なんとかしてイくしかない。
イけばすっきりしてこんなにむらむらするコトもしばらくなくなるはず。多分。
…正直、今ならイける気がする。
目の前に妄想のオカズは転がってるし。
女「ちょっとあたしトイレ行ってくるね。」スクッ
女生徒1「あいよー」
女生徒2「いってらー」
686 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:03:38.47 ID:dwRBQ6E0 [1/4]
~女子トイレ~
女「くそっ、これ脱ぎにくいんだよっ!」グイグイ
女「…はぁっ、やっと脱げたぁ…」ハァハァ
女「…」
女「…ふぅっ………くっ…」クリクリ
女「…く………んんっ…」ヌチュヌチュ
いい、いつもより。この調子ならイけそう。
女「あぁぁ…ふぁ…」トロリ
女生徒7「うぅ~、漏れる…」スタスタ
女「…ハァハァ…ん…くっ…」
女生徒7「…(…なにこの艶やかな声。女ちゃんの声かな?)」
女「…ひぁ…」ズチュズチュ
女生徒7「…(ズチュズチュ…?!)」
女生徒7「…」
女生徒7「…(これは…マジで淫乱だったってコト?)」
688 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:27:31.89 ID:dwRBQ6E0 [2/4]
女「…」
女生徒1「おっ、女~。なんで授業サボったんだよ~。」
女生徒2「てかまだ水着かよ!なんで?何してたの?!」
女「あっ…いや…えっと…その…」
女生徒2「…なんか言いにくいコトしてたの?」ニヤニヤ
女「ちっ、違うって!えっと…その…下痢してて…」
女生徒1「ブッ」
女生徒2「…十分言いにくいコトだし…」
女生徒1「まぁこの季節クーラーとかのせいで逆にお腹壊したりするしね~ww」
女生徒2「でも下痢てwwモロに言い過ぎでしょww」
女生徒1「女のモラルが問われるねwwwwむ
女生徒2「せめて恥じらいを持って言えばいいものをww」
女「…あ、あは、へへへ…」
なんとか、なんとか誤魔化せた…
692 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 06:38:48.20 ID:dwRBQ6E0 [3/4]
~翌日~
「…マジかよ…」コショコショ
「…いや、流石にウソだろ。よく流れる噂じゃん?」ヒソヒソ
「無いよね~…学校でとか。」コソコソ
「どんだけ溜まってんの、って話だよね~」ヒソヒソ
「あの顔で変態とか想像できないし。」ヒソヒソ
「むしろそこに興奮するw」
「おい、声デカいぞ…」コショコショ
女「…」
女生徒1「…また変な噂が流れ始めたね~…」
女生徒2「ま、モテる女の使命みたいなもんなんじゃないの?ww」
女「…」
女生徒1「まぁ美少女みたいなのは別だけどね。」
女生徒2「あの子はむしろ変な噂を流布させる側じゃないの?」
女生徒1「言える~wまぁ最早その力もほとんど無くなっちゃったけどね。」
女生徒2「もはやただのぼっちだもんね。」
女生徒1「ひとりでお昼たべてるもんね。」
女「…(ヤバい…ヤバいって…淫乱ってばれたコトに対して興奮してるし…)」ジュン
女生徒2「そういえば女は最近あの子と喋るの?」
女生徒1「あ、そーだ。気になる。」
女「え?何?ぼーっとしてた。」
女生徒2「…女…あんた大丈夫?顔赤いよ?熱あるんじゃないの?」
女生徒1「あー、ホントだ。確かに赤いよね」
女「えっ?あっ、そう?…あは~、確かに体の調子おかしいかも…(性的な意味で)」
女生徒2「保健室行ってきたら?」
女「うぅ~ん、大丈夫。」
693 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 07:04:07.81 ID:dwRBQ6E0 [4/4]
~授業中~
女「…」カリカリ
数学教師「…はいっ、止め~。隣の人と交換してー」
女「…」
男生徒1「はいよ。」ペラ
女「…」
男生徒1「おーい。女ー。」ペラペラ
女「えっ?あっ、何?」
男生徒1「…丸つけの時間だよ。」
女「えっ?うそ?!マジ?!ぼけーっとしてて全然解いてなかった!」アセアセ
男生徒1「…大丈夫かぁ?お前なんか最近おかしいぞ?1人でニヤニヤしてたり。ボーッとしてたり。」
数学教師「じゃあ先生が黒板に答え書いてくからちゃんと答え合わせしろよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男生徒1「…お前…ホントに大丈夫か?」
女「え?なんで?」
男生徒1「十問の内二問しか解いてない上に両方計算ミスしてるぞ?」
女「えぇ…ウソぉ…」ガク
男生徒1「俺でも9点取れたのに…」
女「…ぅう…」
ヤバい…もう妄想が止められない…もうやだ…勉強もこれじゃぜんぜん出来ねえよ…
714 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 07:38:34.64 ID:W8YVvO.0 [1/3]
~自宅~
カチカチ
女「…」ドキドキ
『奥まで届く快感。あの悦びを、一人で。』
『アヒルさん型のカワイイバイブ♪』
『しつこくないローション。』
女「…奥まで…」
女「…ふ、ふふ…」カチカチ
女「…ふふふふふふ…」カタカタカタ
女「ふひひひひひひ‼」カチッ
『お買上ありがとうございました。商品は 明日 到着する予定です。』
女「…ぐふふ…」
女「…これで…これで…ようやく…」
女「…ちゃんと親が仕事行ってる時間帯に届くように注文しといたし…」
女「…メイド服と違ってあれならどこにでも隠せるし…」
女「あ~、楽しみだな~♪」ゴロゴロ
716 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 08:26:52.18 ID:W8YVvO.0 [2/3]
~翌日、自宅~
女「…遅いー…」ゴロゴロ
ピンポーン
女「!」ムクッ
女「はーい!」ドタドタドタ
女「はい!」ガチャリ
婆「神の教えを是h
ガチャリ
女「がぁぁぁぁぁ!!!!!!宗教とかどーでもいいわぁぁぁ!!!」
女「…部屋もどろ…」
~30分後~
女「あ゛ぁ~…」ダラー
ピンポーン
女「!」ドタドタドタドタ
女「はい!」バーン!
宅配業者「お、お届け物です…」
女「待ってましたよぉ!ほら、早く早く!あっ、お金!はいっ!これでぴったしです!」ジャラッ
宅配業者「えっ、ちょっ、さっ、サインを!」
女「ふぅんっ!」ガリガリ
宅配業者「…ご、ご利用ありがとうございましたぁ…」
パタン
女「…ふ、ふふ…」チラッ
『内容物:性具』
女「…ろ、露骨すぎる…」
719 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 09:47:29.62 ID:W8YVvO.0 [3/3]
女「…ハァハァ…」バリバリ
女「…これが…ディルド…」
女「…」ゴクリ
女「…とりあえず…試してみよ…」
女「ローションは…いらないな…」トロ‥
女「…ん…」ヌプ
女「…ふぅっ…ちょっと太いかな…?」ヌププ
女「…ふぁ…ちゃんと奥まで入った…」ズプリ
女「…はぁっ…動かしてみよ…」ヌプヌプ
女「…ぁ…すご…」ズプズプ
女「あぁぁぁ…」トローン
女「…でもなんか本物と違って冷たいな…温めたいかも…」
女「…たしか商品の説明書きにも、温めるのがオススメ!みたいなコト書いてあった気がするしな…」
女「…うん、風呂行こ…」
女「んんん…」ズププ
女「あぁ…やっぱ奥まで届くっていいな…」シミジミ
736 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/03(木) 03:20:08.71 ID:eYz8K2w0
~風呂~
女「…」
女「なかなかあったまらないな~。」
女「…偶には早風呂もいいかもな…今日体育で汗かいたし…」
女「…やっぱ風呂ってサイコ~…」ウットリ
女「嗚呼、至福の時ナリ」
女「…にしても今日は疲れたなぁ…男の時だったらあんな距離ソッコー完走してたのに…」
女「…」ウトウト
女「ふん…」
女「……」
女「…zzz」クカー
738 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/03(木) 06:45:41.28 ID:WnZfHXs0
「女!女!」ユサユサ
女「…ん…んん…」
「女!そんなとこで寝てたら危ないよ!」ユサユサ
女「…ん…ぁ…ママ…?」
母「お風呂で寝るなんて何考えてるの?!体温上がりすぎで病院いく羽目になるよ!」
女「…うーん…今出る…」ザバァ
女「…うぅ…クラクラ…する…」フラッ
母「ほら、ママの手に掴まって。」
女「…うん…ありがと…」
母「とりあえず冷たい水を摂りなさい。脱水症状になってると思うから。」
女「…うん…」ヨタヨタ
母「水飲んだらリビングにいとくんだよ。クーラーつけといたから。」
女「…わかった…ありがと…おぉ、フラフラする…」
母「気をつけて。」
815 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 02:04:02.57 ID:skv2oho0
女「…んん…」
女「…っふぅー!」ピーン
女「…はぁ…寝てた…」ムクッ
母「あ、おはよう。怠くない?大丈夫?」
女「うん…あれ…?」
なんでリビングで寝てたんだっけ…
女「あっ!」
そうだ、風呂でのぼせたから涼んでたんじゃん。それより…ディルド温めたまんま…
女「…ちょっとトイレ行ってくるね。」
母「ん」
女「…」フラフラ
ディルド見つかったかな…うん、絶対見つかったな…洗面器にお湯溜めて突っ込んでたし…超目立ってたし…
女「…ぅぅぅ、やばい…」
819 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 04:25:28.78 ID:gf9/BaE0
~風呂場~
女「…」
女「…うん、ない」
女「…浴槽の中に沈んでたりは………しないね。うん」
女「…」
女「どうするんだぁぁぁぁ!!!」
女「しょしょしょ処分された?買ったばっかなのに?結構高かったのに?!」
女「…ようやくイけると思ったのに…」
女「…もう一本買う金なんか無いし…」
女「…」ガクリ
女「…終わった…ホントに終わった…」
823 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 07:39:46.74 ID:KMIx80I0 [1/3]
~翌日、学校~
女生徒2「あら女さん。ご機嫌麗しゅう。」
女生徒1「御機嫌よう。」
女「…」ゲッソリ
女生徒2「そんなにげっそりなさってどうされました?」
女生徒1「悩みがあるなら言ってみな!ニンニン!」
女生徒2「ニンwwwwニンwwww」
女「…なんかいつもよりテンション高いね…」
女生徒1「うふふふふ、いつものコトじゃけんね~っ☆」バシッ
女生徒2「ふふふふふ」
女「…まぁ元気そうでなによりですよ…」ハァ
女生徒2「しょうがないなぁ~、女ちゃんにも分けてあげようじゃないか」ウキウキ
女「何をぉ?」
女生徒1「今朝行きで5000いぇん拾ったのさ!」
女「…わーい」パチパチ
女生徒2「…なにその白けた目。」
女「別に~。」
女生徒1「…最近女は情緒不安定だなぁ…ハァハァしてたり怒ってたり白けてたり。あんま溜め込むなよ~!リスカとかしたら引くからな~!」
女「…溜め込むな…かぁ…」ムラムラ
831 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:48:34.89 ID:KMIx80I0 [2/3]
~トイレ~
女「…」ムラムラ
…よく考えてみたら個室って十分なスペースあるよな…
女「…ハッ、いかんいかん!」ブンブン
美少女「おっ、」
女「あ、美少女ちゃん。またここで会ったね。」
美少女「先回りでもしてんの?」
女「いや、してないけど。」
美少女「そ、」
女「…」
美少女「…」
女「………」
美少女「…なんか最近あんた妙に興奮してない?」
女「えっ?!い、いやぁ~、そんなコト無いと思うけどなぁ~」アセアセ
美少女「なんか男を色目でみてるように見えるけど。」
女「そそそそそんなことないって‼ほら、あたしはそんなに男子と喋らないし…」
美少女「いや、まぁ違うならいいけどー。てか耳赤くなってるよ?」
女「えっ?あ~、そんなこと無いとおもうけどなぁ~」キョロキョロ
美少女「目が泳いでる。何?欲求不満なの?」
女「…」
833 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:29:40.35 ID:KMIx80I0 [3/3]
女「…欲求不満…ぽい…」
美少女「…してないの?」
女「…二週間ぐらいしてない…」
美少女「…二週間…まぁ普通な気がする…」
女「…性欲ヤバいかも…」
美少女「…やっば~。クラスで大人しいキャラで通ってる子が淫乱だったとかバレたらどうなるかな~?」
女「…」
美少女「…彼氏いるんだからさ、他の男をそんな風に見ちゃうぐらいならさっさとやっちゃいなよ…」
女「…ダメなんだよ…」
美少女「は?」
女「…友1には我慢してもらわないと…」
美少女「…友1は割と普通だけど今はあんたがヤバいよね。」
女「…うぅ…」
美少女「ダメになる前にすっきりしちゃいなよ。」
女「…そう…だね…」ムラムラ
834 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:56:38.06 ID:YCrXAdc0 [1/3]
~放課後~
女「…友1…」グイッ
友1「あ?お、女か。どうした。」
女「…きょう友1ん家行っていいか?」
友1「…まぁいいけど…」
女「…じゃ、帰ろっか」
友1「ああ。なんかお前と喋ったの久し振りだな。」
女「…そだっけ…」
友1「うん。なんか避けてなかったか?」
女「…そ、そんなコトねぇって。」
友1「…なんか怠そうだし顔赤いぞ?大丈夫なのか?」
女「…今は大丈夫じゃないかもな…」ボソッ
友1「あ?なんか言ったか?」
女「…なんでもない…」
839 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:32:36.42 ID:YCrXAdc0 [2/3]
~友1宅~
女「…」モジモジ
友1「飲みもん何がいい?ファンタとコークとお茶あるけど。」
女「…お茶で…」
友1「分かった。ちょっと待ってろ。」スタッ
バタン
女「…」
女「…」ヌギヌギ
女「…」ソロソロ
女「…」モフッ
バーン
友1「はい、お茶持ってきてや…っておい、何勝手に布団ん中入ってんだよ。ほら、出ろ。」ガバッ
女「…」
友1「…なんで…裸?」
女「…寒い。温めて。」
友1「…」
843 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 04:55:29.24 ID:YCrXAdc0 [3/3]
友1「…してほしいのか?」
女「…」
友1「してほしいのか?」
女「…」コク
友1「…股開け。」
女「…///」グイ
友1「…」ヌチュ
女「…ん…」
友1「…」ニチャニチャ
女「…ゅ、指はもういいから早く…」
友1「…何を?」
女「…セックス…」
友1「…じゃあ一ついうコト聞いてくれ。」
女「…」コク
友1「…」
友1「…このまま絶対に男に戻らないで高校でたら嫁に来い。」
女「!」
女「ムリッ!フツーにムリ!嫁とか何考えてんのお前?!」
844 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 06:57:10.94 ID:N41zhnI0
友1「…だめか…」
女「だってまだ多分戸籍上は男だし。むりだよ。」
友1「…男に戻りたいのか?」
女「…うん…まぁ…」
友1「…それで女生徒1と結ばれたいのか…?」
女「…」
友1「…なぁ…頼むよ…女のままでいてくれ…」ガクリ
女「え…」
友1「…これからは優しくするからさぁ…」
女「…っ…」
友1「あっ、そうだ。お前男だった時に一生絵描いてたいって言ってたよな?!」
女「あ…」
友1「俺は将来医者になる。だからお前をアトリエに通わせる為の金も稼げる!」
友1「…だから俺の女になってくれ…行かないでくれ…」
女「ぁ…あ…」アウアウ
こんな弱気な友1…初めて見た…
人にすがるようなヤツじゃないのに…
865 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:50:55.45 ID:wfklkUI0 [1/7]
女「…彼女ぐらいいくらでも出来るってお前なら…」
友1「できない!」
女「バレンタインにチョコ貰ってたじゃん!出来るよ!」
友1「それでも…お前が眩しすぎるせいで他の女が霞んで見えるんだよ!」
女「…っ…で、でもっ、そんなのお前のエゴだよ!お、俺は女生徒1と…」
友1「エゴイストなのはお前だろ!好きに使っといて最後はポイかよ!」
女「!」
友1「…なんだよ。なんとか言えよ!」
女「」アウアウ
友1「今日だってそうだろ?溜まってきたからって好きでもない男に体を許すのか?そこまで堕ちたか?」
女「それは…そんなこと…」
友1「違うか?」
女「…違わない…」
友1「ほらな。」
872 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:53:56.64 ID:wfklkUI0 [4/7]
友1「…やっぱり好きじゃないんだな…」
女「…で、でもっ、友達としては普通に好きだぞ?!」
友1「…でも…好きになってくれた時期もあるんだよな…?」
女「…」
友1「…どうすれば、どうすればまたそういう関係に戻れる?」
女「…一度冷めたらもう…」
友1「…くっ…」ガバッ
女「?!」
友1「…子供さえ出来れば…」ヌプ
女「えっ、おいっ!ちょっと待…ぁ…」トロン
友1「お前もヤりたがってただろ?」パンパン
女「あぁぁぁ…あはぁっ…」トローン
友1「あれから一週間オナニーもずっと我慢してたんだ。これで中に出せば…絶対孕む!」パンパンパンパン
女「ひぁぁっ!」ガクガク
友1「…」パンパン
女「ぃぅううぁぁぁぁぁ…」ビクビク
友1「あーあ、そんな顔しちゃって。」カシャッ
女「くぅぅぅぅ…」ガクガク
875 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:20:38.61 ID:wfklkUI0 [5/7]
~~~~~~~~~~~~~~~~~
友1「…ぐっ…!」ビュクビュク
女「…ぉ…あぉぉ…」ガクガク
友1「…ふ、ふぅ…」ズルン
女「…ぁ…ひ…」
友1「…お前は…俺だけの…」
女「…は…ぁぁ…」
友1「…モノだ…」
女「…ふ…」スヤ
友1「…」チラッ
女「…」スヤスヤ
友1「…また寝たか…」
友1「…」
女「…」スヤスヤ
友1「…」カシャッ
女「…」スヤスヤ
友1「…流石に俺も…疲れたな…」
友1「…」バタリ
友1「…」スヤスヤ
879 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:21:42.10 ID:wfklkUI0 [6/7]
~翌日~
女「…」
女生徒1「どうして目合わせてくれないのさ!」
女「…」
女生徒1「ねぇーえぇー!なんかあたし悪いコトした?!」
女「してないよ…全部悪いのはあたしだし…」
女生徒2「…何があったの?」
女「…」
女生徒2「…昨日友1と一緒に帰ったコトと関係ある?」
女「…」
女生徒2「…あるんだね。」
女「…」
女生徒1「…」
女生徒2「…言いたくなけりゃ言わなくていいよ。少なくともウチには。相談になら乗るけどね。」
女「…ぅぅ…」
女生徒1「…」
883 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:59:58.97 ID:wfklkUI0 [7/7]
~翌日~
ヒソヒソ
「マジかよ…」
「寝顔て…」
「そーゆーコトだよな…」
「うっそー…俺結構女のコト好きだったのに…」
「おれだってそうだよ!告白までしたんだぞ!」
「友1…」
「待ち受けをそーゆー画像にするとか…」
「エロ?」
「エロじゃない。寝顔。」
「こりゃ今までの淫乱説もホントだったのかもね。」
「まぁ可愛い子なんてそんなもんだろ…はぁ…」
コソコソ
女「…」
女生徒2「…また変なウワサたってない?」
女生徒1「…」
女「…」
女生徒2「…くっらー…萎えすぎっしょ」
女「…」
女生徒1「…」ハァ
891 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/07(月) 02:41:04.57 ID:BuwbQaM0 [2/5]
~休み時間~
女「おっ、おい友1!」
友1「おっ、なんだよ。」
女「ちょっとケータイ見せろ!」バシッ
友1「えっ、ちょっとおいお前、待てよ。」
女「…なん…だこれ…」
友1「寝顔。お前の。」
女「…ねねね寝顔撮るならせめて肩に布団かぶせてくれてりゃ変なウワサも立たなかったかもしれないのに!」
友1「…あぁ、そうだな。そうしときゃよかったかもな。」
女「そうしときゃよかったって…お前のせいで俺のクラスの中での印象が下がっちったじゃないかぁ!」
友1「…いいじゃん。イメージも何もお前が俺と寝たのは事実じゃん。」
女「…で、でもっ!…バレるのは…」
友1「…別にバレようがバレまいがどうでもいいだろ…事実は事実なんだし…」スタスタ
女「…あっ、ちょっと待っ…」
女「…」
女「…はぁ…」
896 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/07(月) 06:09:10.46 ID:BuwbQaM0 [4/5]
~放課後~
女生徒1「…女…」ツン
女「!な、何?」ビクッ
女生徒2「今日一緒にカフェ行こ。てか来いっ」
女「…わーい」
~喫茶店~
女「…」
女生徒2「で、ウワサのことなんだけど。」
女「…」
女生徒2「…マジ?てか昨日あのあと何やってた?」
女「…っ…」
女生徒2「…言えないコトなんだね。」
女「…」
女生徒1「…なんで…」
女生徒1「…なんで!なんで友1の所に行くんだよっ!」バンッ
女「!」ビクッ
897 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/07(月) 06:10:30.21 ID:BuwbQaM0 [5/5]
女生徒1「…なんで…なんでうちのとこに来ないの…?……なんで…」グスッ
女生徒2「え」
女「…ごめん…」
女生徒1「…うぅぅっ…女はうちより友1が好きなの…?」ポロポロ
女「そっ、そんなコトないよ!一番好きな人は女生徒1だし…」
女生徒1「じゃあなんで友のとこ行ったのよ!」ガバッ
女「そっ、それは!………我慢できなくなっちゃったんだよ…」
女生徒1「…ぅうう…ダメだからね…女は…男はうちのモノなんだから!他の人に取られるのなんて耐えられない!」
女「…っ…」
女生徒1「…だからさ…友1のとこなんか行かないでよ…あたしがなんでも相手してあげるからさぁ…」グスッ
女「…うぅ…」
女生徒1「…ぅぅぅぅ…」グスッ
女生徒2「…」メンドクセー
926 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/08(火) 05:48:00.98 ID:9eVn6JE0 [1/3]
女生徒1「…だから絶対もううちから離れないで。どんな時も…。じゃなきゃ女すぐに横取りされちゃうから…」
女「うん、うん。分かった。絶対一緒にいるから」
女生徒1「…よかった…」
女「…」
女生徒1「…最近もう分からなくなってきたよ…」
女「え?」
女生徒1「…女のコトが好きなのか男のコトが好きなのか…ううん。多分両方好きなんだ…」
女「えっ?」
女生徒2「え」
女生徒1「…女の正体が男って考えると少し意識しちゃうようになっちゃったんだよ…」
女生徒2「…(うわぁ…)」
女生徒1「…女が好きだよ…もちろん男も好きだけど…好きだよ…」ググッ
女「…うん。ごめんね、ずっと側にいたげるから…」
女生徒1「…うん…」
女生徒2「(おいおいおいおいおいおいおい。ちょっと待ってよ。なにそれ、レズか?レズなのか?)」
928 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/08(火) 06:15:20.79 ID:9eVn6JE0 [2/3]
~駅~
女生徒1「じゃね~、また明日~」フリフリ
女「じゃね~」フリフリ
女生徒2「明日ね~」フリフリ
女「~♪」スタスタ
『間もなく、六本木方面行きの、電車が、発車致します。閉まるドアに…』
女「!やっべ!はやく乗らなきゃ!」タタタタ
trrrrrrrrrrrrrrrr
女「…ふぅ…」ゼェゼェ
友1「おっ、よぉ」
女「?…あ…」
友1「ギリギリセーフだったな。」
女「…」ムスッ
友1「…なんだよそんなにむすっとして。まだケータイの待ち受けのコト怒ってんのか?」
女「…あれもどした?」
友1「いや。まだこのまま。ほら。」パカッ
女「…まーじでさぁ…」アセアセ
友1「いいじゃないか。彼女なんだし。」
女「もう彼女でもなんでもありませんー。」
友1「冷たいコト言うなよ。あ、それより今日うち来るか?」
女「…もうしばらくはお前に近づかないって女生徒1に誓ったんですー。」
友1「はぁっ?!」
女「それに…俺もお前が昔みたいに戻るためにはしばらくそうした方がいいと思う…かなぁ…とかさ…」
友1「…」
929 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/08(火) 07:08:16.25 ID:9eVn6JE0 [3/3]
友1「…昔の俺か…」
女「…」
友1「…お前はいつもそれだよな。」
女「…」
友1「…仮に俺がお前の言う、昔の俺のような状態になったとして、お前はまた俺の彼女になってくれるのか?」
女「…それは…」
友1「…Noだろ?」
女「…わから…ない…」
友1「Noだよ。お前はここではっきりと、違うって言ったら俺がお前から離れようとしないって分かってるからそう言っているんだ。違うか?」
女「…そんなこと…」
友1「…そうなんだよ。」
女「…」
友1「…もう俺も疲れた…」
女「…」
友1「…もう…無理矢理してもお前を振り向かせるコトは出来ないんだろ?」
女「…」
友1「…それならばあの頃みたいに戻ってみる方に賭けてみる…お前が好きだから。」
女「!」
友1「…だけど…だけど、いや、だから、女生徒1のトコには行かないで欲しい…」
女「…」
友1「…女生徒1のトコにいったら…そしたらお前絶対戻って来ないだろ?」
女「…ごめん…」
961 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 03:23:04.45 ID:CjKQL7w0
友1「…っ…」
女「…女生徒1と約束しちゃったんだ…」
友1「…それなら俺だって…!」
女「ごめんって!」
友1「…くっ…」
女「…悪いとは思ってる…」
友1「…」ガク
女「…」
友1「…どうしても行っちまうのか?」
女「…」
女「うん…」
友1「…~…」
女「…男に戻ったら…また普通に遊ぼうな…」
友1「…ああ…」
友1「…じゃあな。」テクテク
女「え?別に今日ぐらいは一緒に帰っても…」フラフラ
友1「はっきりとけじめをつけたいタイプなんだよ。俺は。」
友1「…お前と違ってな…」
女「…っ……」ピタッ
友1「…じゃ、俺は車両移るから。また明日な。」
女「…また…明日な…」
ガシャン
女「…」
964 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 05:05:55.06 ID:RbZh5dQ0
女「…」
女「…けじめ…か…」
女「…」
けじめって…もしかしたら1番俺に縁のない言葉なのかもな…
今までけじめをつけないでいろんなコトを保留してたせいで、自分のしたいように、やりたいようにしてたせいで今の複雑な状況を生み出してしまったんだ。
いや、今だけじゃない。男生徒1の時だってそうだ。
あの時俺がしっかりけじめをつけておけばあそこまで男生徒1を傷つけることはなかった。
今男生徒1が俺に対して普通に接してくれるのは、彼の好意によるものだ。普通だったら絶交ものだろう。
女「…それなら俺も今回こそは…」
女「けじめをつけなくちゃ。」キリッ
そう。友1のために。女生徒1のために。
小学生1「あの人独り言言ってる…」ヒソヒソ
小学生2「しかも女なのに俺とか言ってるし。」ヒソヒソ
小学生3「キチガイかもよ。」ヒソヒソ
女「…」
思ったコトをたまに口にしちゃう癖、そろそろ本気で直そうかな…
969 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 08:56:18.95 ID:LaQ84wQ0
~翌日~
女「…なんか昨日を境にみんなのあたしへの視線が変わった気がする。」
女生徒2「そんなん別にどうでもよくねぇ?」
女生徒1「そんなコトないよ!」
女「男子が色目使ってきてる気がする。」
女生徒2「そんなコトないって…あんたみたいな貧相な体に………あれ?そういえば最近少し胸膨らんだんじゃない?」
女生徒1「おっ、確かに。言われてみれば。」
女「バレた?」
女生徒2「おいおいおいおい、ちょっと待ちなよ。結構身長の割に立派なモノになってない?ヤバいって。キャラ崩壊。」
女生徒1「いつも顔合わせてると気付かないもんだねー。」
女「でも身長は未だ伸びないまま。せめて155は欲しいのに。」
女生徒2「いえーい、うち前測ったら162あった~。」
女生徒1「おぉ、抜かれた!去年まではうちの方が大きかったのに!」
女「そうだったっけ?」
女生徒2「そうだよ~。知っとけ~。」
女「いや、男の時は175あったから二人の身長なんか全然興味なかったんだよ。ちっさいな~、ぐらいにしか思ってなかった。」
女生徒2「…今やその女もクラス一のちび。」
女生徒1「豆っこ。」
女「一番じゃないし。二番目だし。」
女生徒2「豆。」
女生徒1「豆。」
女「うるさいやい!」
991 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/10(木) 05:47:35.63 ID:t9M143A0 [1/2]
ヒソヒソ
「なぁ、」ポン
女「?何?(うお、隣のクラスのやつだ。名前しらんけど。)」
「今週の土曜の放課後暇?暇なら俺らと一緒にカラオケ行かない?男ばっかってのも暑苦しいからさw」
女「…えーっと…」
女生徒1「土曜の放課後はうちら三人で遊びにいくんだ!ゴメンね!」グイッ
女「ぅあっ?!」フラ
「おっ、おいっ、」
女生徒1「~」ズンズン
女「ちょっ、ちょっと待ってって!関節抜ける!」フラフラ
「…」
女「待ってってば~!」ヨタヨタ
女生徒1「~」グイグイ
女生徒2「~♪」
992 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/10(木) 06:48:06.55 ID:t9M143A0 [2/2]
~トイレ~
女「もう!なんなんだよ!グイグイ引っ張って!腕痛いし!」ジンジン
女生徒2「…はぁ…」
女生徒1「…女はホント危機感ないよね…」
女生徒2「てか警戒しなさすぎ。」
女「へ?だから何のコト?はっきり言ってよ!」プンスカ
女生徒1「…」
女生徒2「…あんた軽い女だと思われてんの。あの寝顔の写真が見られてから。」
女「は、はぁ?」
女生徒1「…あいつらは女の体目当てでカラオケさそってんだよー!」
女「!!…」
女生徒2「純潔なイメージだったモノが崩れるってのも怖いね~。一気に軽い女だと思われるようになっちゃう。美少女とかだとそんなイメージすらないから壊れるコトもないけど。」
女「…そんなに目立たないように行動しとけば別にそれほど皆も興味持たないかな~、と思ってたんだけどな…」
女生徒2「あんたには人の注意を惹くだけのルックスがあるの。分かってるっしょ?」
女「それなら美少女だって…」
女生徒2「今回はあんたのイメージが大きく崩れたからこそここまで噂とかが広がってんの。例えば美少女がいきなり優しくなったりしたら美少女にみんなの注目が集まると思うし。」
女「美少女ちゃんは実はもう優しいんだよ?」
女生徒1「…あくまで例であってね…」
女「…」
続きます
~多目的室~
女「いきなり何だよー」
友1「さっき言ってた、男が戻って来る、ってどういう意味だ?」
女「え?あっ…聞いてたのか?」
友1「聞いてた訳じゃない。聞こえたんだ。」
女「一緒だから。」
友1「とにかく、どういう意味なのか言え。」
女「え…あ…いや…それは…その…何と言うか…」
友1「…」
女「その、何と言うか…あれだよ、あれ!カンだよ!」
友1「…カン…?」
女「…そそ!カン!」コクコク
友1「…なんの根拠も無くあんなコト言ってたのか…」
女「うんうん!」
12 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 00:54:52.96 ID:BrhRi2s0 [2/3]
女生徒1「聞こえる?」
女生徒2「…ほとんど聞こえない…」ピタッ
女生徒1「…ベランダからまわりこんでみようか!窓開いてたりするかも!」
女生徒2「おおっ!それナイス!」
スタスタスタスタ…
女生徒1「ラッキー!窓開いてる!」ヒソヒソ
女生徒2「聞こえる聞こえる!」コショコショ
女「だからー、ホントになんでもないって。」
友1「何の根拠もなしにあんなにハキハキとものが言えるかよ。」
女生徒1「…何の話してんだ…?」ヒソヒソ
女生徒2「…さぁ…静かに聞いとこ…」
女生徒1「うぉぉ、背徳感!」ヒソ
女「だぁーかぁーらっ!元の体に戻る見込みはまだ無くて!」
女生徒1「…元の体…?」
友1「…まぁ…いい。分かった。それは兎も角、なんでそんなくだらないコト女生徒1達に話したんだ?どーでもいいだろうに。」
女「…それは…女生徒1が…俺のコト好きらしいから…」
女生徒2「…はぁ…?何言ってんだあの子…元からぶっ飛んだ子だと思ってたけど…」ボソッ
女生徒1「…」
14 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 00:57:09.21 ID:BrhRi2s0 [3/3]
友1「はぁ?だから女生徒1に希望を与えるために?」
女「…う…ん…まぁそんなトコ…」
女生徒1「…へ?」
友1「元の体に戻る見込み無しに、元気づけるためにそんなウソ吐いたのか。そんなコトしたってかえって落ち込ませるだけだぞ。」
女「…別に見込みがない訳じゃ…」
友1「ん?」
女「…何でもない…」
女生徒2「……なんか訳分からん。もういいや、戻ろ。」コショ
女生徒1「…」スクッ
女生徒2「ちょっと!立ったら見えちゃ…」
女生徒1「…元の体って何…?」
女「?!」ビクッ
友1「?!」クルッ
女「女生徒1ちゃ…」
友1「聞いてたのかっ?!」
女生徒1「ねぇ、元の体って何?それとウチにさっきした話、何の関係があるの?」
女生徒2「…」アチャー
女「そ…それは…」アウアウ
女生徒1「なんなの?ねぇ、なんなの?……女が男なの?」
女「…っ…!!」
21 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 01:40:44.66 ID:dOzKu0k0
友1「そうだよ。だが『元』男な。もうあいつはどこにもいない。」
女「!!」
友1「どうせ戻る見込みは無いんだ。はっきりと言って諦めてもらわなきゃ、後で一番辛い思いをするのは女生徒1だ。」
女生徒1「…もう…男は帰ってこないの…?」フニャ
女「み、見込みが無い訳じゃ無いんだよ!」
友1「…お前さっき見込みはないって…」
女生徒1「…戻れるの?」
女「うんっ!多分!今お父さんが薬の開発をしてくれてるから!この体になったのも薬のせいらしいし!」
友1「おい。」
女生徒1「そうなの?!じゃあいつ戻れるの?」
女「まだ開発の段階だから分からないけど…多分すぐ戻れるよ!」
友1「おいっ!」
女生徒1「よかったぁ…男ともう二度と会えないのかと思った…」
女「大丈夫だって!」
友1「聞けっ!」バンッ
女、女生徒「?!」
28 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 02:24:19.39 ID:aWcoDuQ0 [1/2]
友1「男に戻る?認めないぞそんなコト。」
女「へ?」
友1「お前は俺の物なんだ。やすやすと他人に渡せるかよ。」
女「モノって…俺はっ!…」
友1「なんなんだ?お前は男に戻りたいのか?」
女「あ…」
女生徒1「戻りたいよね!戻ろうよ!男に戻ってよ!」
女生徒2「…(修羅場…てかウチ、めっさ空気じゃん…)」
女「…ぅぁ…」
友1「ダメだ。カノジョだろ?お前の所有権は俺にある。」
女「…えっ…あ…」
女生徒1「ねぇ!」
友1「おい。」
女「い…ああ…うああぁぁぁ!」バッ
女「俺のコトは俺が決めるんだ!誰にも口は出させなぁぁぁぁい!!!!!!」ドタドタドタ‥
女生徒1,友1「…」
女生徒2「…行っちゃった…」
30 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 02:57:59.54 ID:aWcoDuQ0 [2/2]
女生徒1「…女が…男…」
女生徒2「…冷静になって考えてみたらなんかすごいコトだよね…」
友1「…」
女生徒1「友1!」
友1「?」クルッ
女生徒1「女…いや、男から手を引いて!」
友1「はぁっ?」
女生徒1「男はウチのものです。ちゃんとお互いの愛を確かめました。だから友1君は手を引いて下さい。」
友1「はぁっ?だったら俺だってあいつと確認しあったぞ?」
女生徒2「まぁまぁ…」
女生徒1「はぁ?そんなの…そんなの意味無いねっ!男がホントに愛してるのはウチだけだもん!」
友1「はぁ?何を根拠に…論理的な答えを出さないからオンナは困る…」ヤレヤレ
女生徒1「はぁっ?ここで女性差別すんの?!最っ低!」
女生徒2「…まぁまぁ…落ち着こうよ二人とも…ね?熱くなりすぎ。」ポン
女生徒1「…はぁ…はぁ…」
友1「…フンッ」スタスタ
33 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 03:41:44.80 ID:hNQIgNA0
~教室~
女「…」ベターン
美少女「…どうした?」
女「…死にたい…」
美少女「…はぁ…」
女「…」
美少女「何があったの?」
女「…言わない…いや、言えない…」
美少女「…ま、あんたのコトはあんたで解決すりゃいいよ。あ、ついでに、ストレス溜まった時はフリスク一気食いが一番ね。」
女「?そうなの?」
美少女「うんうん。スッキリする。」
女「へぇ、美少女ちゃんもたまにはいいコト言うね。」
美少女「偶に…?最近は名言ばかり残してる気がするけど?」
女「かもね。…なんか最近美少女ちゃんは変わったね。」
美少女「それ、前も聞いた。」
女「そうだっけ?」
美少女「うん。」
女「ま、兎に角、ぐっどふぉーゆーってコトだね。」
美少女「…そーゆーこと。」
39 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 07:04:00.86 ID:YGv5rDE0
~放課後、教室~
女「別に怒ってねえし。別に気にせんでいいのに。」
友1「いやいや、やっぱりお詫びとかしたいしな。」
女「ホントに全然構わないのに。」
友1「そう言わずにウチん家来なって。昨日買ったショートケーキが残ってるし。」
女「ショートケーキ?」
友1「ああ。」
女「…イチゴ?」
友1「まぁ、普通にそう。」
女「ふぅーむ…じゃあ食べに行くわ。」
友1「よし、じゃあ行くか。」
女「うん。」
スタスタスタ
・・・・・・・・・・・・
女生徒1「今日は女をお茶に誘おう…ってあれ?女は?」
女生徒5「あ、女ならさっき友1と一緒に帰ったよ。」
女生徒1「…ぐぬぅ…」ギュッ
45 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/20(木) 08:45:38.77 ID:jOqMlUU0
~友1宅~
女「は?ショートケーキ無いってどーゆーことだよっ!」
友1「悪いな。嘘ついた。取り合えず話し合うために家に連れて来たかったんだ。」
女「話し合いって…だから俺は何も気にしてないって言って…」
友1「いや、俺が質問したいんだ。」
女「へ?」
友1「お前は俺と女生徒1、どっちを選ぶんだ?」
女「…っ……そ…それは…」
友1「それは?」
女「……それは…その………どっちも好き…」
友1「…ダメだ。二股は許さない。浮気も許さない。」
女「…分かってる…でも…女生徒1にはもう好きって伝えちゃったし…」
友1「振ってこい。」
女「!…お前最近なんか変だよ!…なんなんだよ…怖いし…」
友1「なんだ。俺を拒むのか?」
女「…いや…そーゆー意味じゃなくて…なんか…目が怖いんだよ…なんかやたら支配しようとしてくるしさぁ…」
友1「支配?当たり前だろ。お前は俺のモノなんだからさ。」バッ
女「うわっ!」ドサッ
ベッドに張り倒され、倒れた俺の体に友1が覆い被さる。
友1「それはお前もよく分かってんだろ?」
96 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:14:54.18 ID:H/y9G5.0 [1/2]
女「え?あっ、ちょっ、放せっ!」バタバタ
友1「大人しくしとけ。」グイグイ
女「変なもん押し付けんなよ!この性欲の塊ぃ!」ジタバタ
友1「もがいてもお前小さいし細いし何にもならないぞ。いつもみたいに大人しくしとけ。」ググ
女「うぅ…」ピタ
友1「…」ズイ
女「…ご、ゴムつけてくれ!さすがに赤ちゃ…うぁっ?!」ニュル
友1「いいじゃないか。たまにはそのままでもさ。」ズププ‥
女「ぅうぁぁっ…!…んあっ…くぁ…」トローン
友1「やっぱりそのままの方がお互いの液が混ざって…んふぅ…」
女「…ぅ…ハッ…ゃ…」ピクピク
友1「ほら、嫌がってても結局はそうやって良がるんだよな。お前は」パンパンパンパンッ
女「ひうぁっ!!もっと…もっと優しくしてくっあぁっ…!!!」ガクガク
友1「…」パンパン
100 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:33:23.44 ID:H/y9G5.0 [2/2]
・・・・・・・・・・・・・・
友1「…っ…」ビュッ
女「~~!!」ビクビク
友1「はぁ…」ズルリ
女「…はぁ……はぁ…」
女「…中に出すなんてさぁ……」
友1「まぁ、子供出来たらその時は一緒に育てればいいよ。」
女「はぁっ?!」バッ
友1「いや、別にほら、この年で子供産んでも親が金あるから育てられるしな。」
女「!!!」ゾクッ
女「お、…お前…子供なんて産める訳無いだろっ!こんな歳で!」
友1「…仮に出来ちゃったら?」
女「え…」
女「………分からない…」
友1「…堕ろすのか?」
女「!!!!」
友1「…殺すのか?」
女「やっ、やめてくれ!」
耳を塞ぐ。これ以上聞いてられない。やめてくれ。お願いだから。
女「…なんで…なんでこんなコトになっちゃったんだよ…最近お前おかしいよ…」
友1「…」
104 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 01:47:01.07 ID:jvUEPQA0
~帰路、自宅の最寄り駅前~
女「…はぁ…」フラフラ
後ろから肩を軽く叩かれた。
女「?!」クルッ
今までにも肩を叩かれたコトはなん度かあった。
だいたいの場合、痴漢、変態、援交の誘いをかけてくるオッサンだった。
どうせ今回もそんなところだと思って、後ろをおもいっきり睨みつける。
父「おかえり。」ポン
女「…なんだ…パパかよ…」
父「なんだとはなんだ。駅で会うとは奇遇だな。」
女「うん、確かにね。」
父「せっかく久し振りに日本帰ってきたのに女、ちっとも部屋から出てきてくれないな。」
女「そーゆー年頃だよ。」
父「そうか、それもそうだな。まぁ、せっかくなんだし語り合おうじゃないか。」
女「いいね。」
111 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 02:15:06.82 ID:EsmM/jQ0
父「学校は楽しいか?」
女「うん、フツーに。」
父「女の子の友達とかも出来てるか?」
女「うん。フツーに出来たよ。」
父「…普通ねぇ…あんま普通普通言われても父さんには分からないよ。」
女「いや、だから普通なんだって。」
父「…」
女「…」
女「そういえばさ、あの性転換するクスリってどーゆー仕組みになってんの?」
父「おっ、興味あるか。」
女「当たり前でしょ。」
父「あれはな、なかなか面白いんだ。」
女「いいから早く。」
父「お前も一回見たろうが、錠剤になってる。一つでバカみたいな効き目だ。一錠飲ませるだけで、現在の実験では、女→男で94%、男→女で98%成功してる。ここで成功しなかった人も二錠飲ませるコトによって成功率は100%になっている。」
女「…すご…」
120 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/21(金) 07:19:12.05 ID:fF31kbU0
女「これってどーゆー仕組みで女になってんの?」
父「うーん、説明すると長くなるのだが、あのクスリは改造されたクマノミの遺伝子の中の性転換するための情報を、無理矢理ヒトの遺伝子に組み込むためのモノなんだ。」
女「謎」
父「とにかく、お前の体はちゃんとお前の遺伝子で出来てる。だから指紋とかは一致するはずだ。」
女「えっ、同じ遺伝子って…俺がこんな可愛くなるはずないじゃん!」
父「いやいや、そういうもんなんだよ。双子で片っぽがブスで片っぽがカワイイことも無いことはないだろ?いや、お前をブスって言ってる訳じゃないぞ」
女「…そーゆーモンなの?」
父「そういうモノなんだ。お前が仮に女で生まれていたら今の姿に普通に育ってた。」
女「おぉ、女に生まれてくりゃよかった!」
父「いや、今その姿だろ。戻りたくないのか?」
女「そういう意味じゃないんだ。」
父「とにかくなぁー、このクスリの開発は大変だったんだぞー。マウス何匹殺したことか…」
女「うわぁ…」
父「ついでにこの類いのクスリは合計で三回しか使えない。体に負担がかかりすぎるんだ。四回以上使用させたマウスは二十匹中全匹が死んだ。三回までは全く問題ないんだがな。寿命とかも。」
女「」ガクガク
父「なぁに、そんなに頻繁に使うモノじゃないだろう。元々は性同一性障害の人々の為に開発が始められたモノだしな。」
女「コロコロと性別変えたりして遊ぶのは無理な訳ね…」
153 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[マクドからiPodて投下しちゃる] 投稿日:2010/05/22(土) 00:10:25.30 ID:gB5L0zY0 [1/2]
父「でもな…この薬には一番大きな問題があるんだよな…」
女「…も、問題?」
父「あぁ…これじゃホントに女になりたいヒトの為にならないんだ…でもあとほんのすこしでこの問題も解決しそうだ。」
女「…そ、それって、どっ、どんな問題?」
父「…妊娠できないんだよ…」
女「そうなのっ?!よかったぁ~!」ホッ
父「……」
女「…あ…いや…」
父「…」
女「…」
父「き、今日はママ、天ぷら揚げてくれるらしいな」
女「…そっ、そうなんっ?うわぁー、楽しみだわー!」
父「…」
女「…」
女「…天ぷら…楽しみだね…」
父「…あぁ…」
158 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 00:48:00.65 ID:gB5L0zY0 [2/2]
~自室~
女「ふんー」モフモフ
女「…妊娠はしない…か…」ゴロゴロ
女「…やっぱり子供は欲しいよな…」
女「っ違う!違うぅっ!…」ジタバタ
女「…」
取り合えず妊娠しないってことは今日生でヤられたことに関してはナーバスになる必要は無いか…
女「生理はくる癖になぁ…」
妊娠しないのに生理だけ来るとか最悪じゃねえか。
女「…」
女「…なんでこんなコトになったんだろ…」
自分のコトじゃない。友1のコトだ。
あいつはもっと、頼もしくて優しいヤツだった。
なのに最近は…
友1『お前は俺のモノだ。』
友1の言葉がフラッシュバックする。
怖い…
女「…俺のせいであんなに変わっちゃったのかな…」
女「……じゃあ俺が何とかしなくちゃ!昔の友1に戻ってもらうためにしっかりと!」キリッ
169 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 07:26:38.85 ID:DO4kvvc0 [1/2]
女「…昔の優しかった友1に戻ってもらうには…」
女「……やっぱりヤるのは良くないよな。うん。回数減らそう。」
女「……」
女「…べつに俺がヤりたいって訳じゃねえし!」
女「…」
女「…女生徒1は…友1に見つからないようにイチャイチャすりゃいいかな…」
女「…」
女「」ハッ
女「これって只のイヤな女じゃん。ビッチじゃん。ダメじゃん。」
女「……ぐぅぅ~、どうすりゃいいんだぁぁ…」
女「…」
女「…そもそもママがあんな薬飲ませなきゃこんなコトには…」
女「…でも今までヤってなかったらこんなコトには…」
女「…あれ?じゃあ俺が悪いのか?えっ?」
女「…」
女「あぁぁぁっ、風呂だ風呂ぉ!」スクッ
170 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/22(土) 08:11:41.79 ID:DO4kvvc0 [2/2]
~翌日~
女「おはよ~…」
女生徒1「おはよう女!」
女生徒2「おはよ。」
女「…えっと…昨日はあの後なんも話さずに帰ってすみませんでした…」ペコリ
女生徒1「え?何?全然いいって!」
女生徒1「別に気にするコトないって」
女「…」ブワッ
女生徒1「…女?」
女「いやぁ…なんかあたしの正体を知っても普通に接してくれる二人に感動した…」ジーン
女生徒2「…まぁそりゃそうでしょ。三ヶ月以上も一緒にいる訳だし。」
女生徒1「てか男って言われてもその格好だとなんかまだ信じられないしw」
女「…そんなもん?」
女生徒1「そんなもんそんなもん」エッヘン
女生徒2「…それよりも一体どーゆー経緯でそんな体になったか聞こうか…」
女生徒1「…確かにねぇ。…性別を変える薬…実に面白い…」
女「えっと…それはかくかくしかじか…」
194 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:26:16.86 ID:elVlhD60 [1/2]
女生徒1「マジすか…お母さん何やってんだよ…」
女生徒2「…へぇ、でも女になれる薬があっても男に戻れる薬なきゃヤバイよね。」
女「ね!」アセアセ
言えない。薬はあるけど処女以外には効かないなんて。
女生徒1「…でも今開発中か…どれぐらいかかるのかなぁ…」
女「す、すぐできると思うよ!うちの父親が頑張って作ってくれてるから!」
女生徒2「はぁ~、すごいねぇ…あんたの家がお金持ちなのはお父さんのお陰か…うちもお金持ちになりたーい」
女生徒1「まぁ、私学に通ってる時点で貧乏ではないよね。」
女「そうだよ~ww」
女生徒1「薬の開発かぁ…それで転勤ねぇ…でもなんでアイルランド?」
女「まぁ、色々な事情があるんじゃないの?よく分かんないけどね~。」
197 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:41:58.71 ID:elVlhD60 [2/2]
~放課後、友1宅~
女「だからね、俺はあんまりヤりまくったりするのはあんまり良くないかなぁ~…なんて思ってる訳。」
友1「…なんでだ?」
女「なぜならば!俺がヤりたくないからです!」
友1「は?」
女「だってさ、最近お前結構無理矢理ヤってくんじゃん?前なんか中で出したし?それはいくらなんでもやりすぎだとおもうし…」
友1「…いいだろ?責任は取る。俺だって将来親父を継いで医者になるんだ。お前を幸せにするだけの金ならある。」
女「…お前は良くても俺がイヤなんだよね…」
友1「?!」
女「昔のお前だったらさ…もっとあの時みたいに優しかったらさ…」
友1「…」
女「…はっきり言うと、俺は今のお前を愛せない。一人で考えてようやく気づいたんだ。」キリッ
友1「…」ググッ
女「…だからさ…前のお前みたいに戻るために協力するよ?だからさ…もうヤりまくったりすんのはやめよう…」
友1「…」
198 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 06:57:42.46 ID:Vwqj2rU0
~5分後~
女「んぁぁっ!ごめんなさいごめんなさい!ホントにごめんなさいいぃ!!!」アウアウ
友1「…お前に拒否権があるとでも思ったか?」パンパン
女「ごめんなさいっ!ごめんなさいぃぃ…もう生意気言ったりしませんからぁぁ‼」
友1「…ったくよ…こっちが黙ってりゃいい気になって自分の意見好き勝手言いやがって…」パンパンパンパン
女「あぅあぁっ!ごめんなさいぃ!」
友1「…そういやお前の親父が男に戻るための薬作ってるんだって?」パンパン
女「ぅうっ…あっ、ぁンっ…」
友1「…聞いてないか…」パンパン
友1「親父に止めろって伝えるんだ。」パンパンパンパン
女「ひぁアあぁッッ…!!!も、もっと優しくしてぇぇっ!!!こ、壊れちぃあぁぁっ!!!」ガクガク
友1「止めてほしかったら『うん』って言え。」パンパンパンパン
女「はいッッ!!はいッ‼止めさせるからぁぁ!!!」
友1「…いい子だ。御褒美にもっと気持ち良くしてやるよ。」パンパンパンパンパン
女「ひぁっ?!…~~~!!!!!!」ギュゥゥ
202 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/23(日) 07:37:08.77 ID:6Cl2sp60 [1/2]
友1「…っ…」ビュルビュル
女「ふぁっ…?…ぅあぁ…」ガクガク
友1「…はぁ…」デロン
女「…はぁ…はぁ…」ガクガク
友1「…ふぅ…」ゴロン
女「」
友1「…女…」チラッ
女「…」
友1「…女?」
女「…」スヤスヤ
友1「…寝てしまったか…」
女「…」スヤスヤ
友1「…少しやりすぎたな…」
女「…」ブツブツ
友1「…?」
女「…ゎぃょぅ…」
友1「…寝言か…」
女「…ゎぃょぅ…こわいよう…」ブツブツ
友1「…怖い…?」
怖い?何が怖いんだ?まぁ…何はともあれ…
友1「…俺が守らなくちゃいけないんだな…」
お前には俺しかいないんだ。分かってる。
女「…こわいよう…」ブツブツ
友1「…大丈夫だ…」ギュッ
女「…こわいよう……」ブツブツ
友1「…大丈夫だ…」
246 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 04:40:22.29 ID:LBw5ZOM0
女「…ん…んん…」パチクリ
あれ?ここは…?
友1「…」ナデナデ
あぁ…そうか…俺はさっきまで友1に…
女「うううわぁぁぁぁぁっっ!!」ガバッ
友1「?!」
女「さっ、さわるなぁぁっ!!」
友1「…なんでだ?」
女「お前なんかキライだ…お前なんか、お前なんかっ!!!」
友1「…でもお前には俺が必要だろ?」
女「そんなコトない…キライだ…お前が俺を必要としてるだけだぁ…」ワナワナ
友1「…それもあるな…」
女「!」
女「ぁ…」
そうだ。今の友1には俺が必要なんだ。
俺が元の友1に戻さなくちゃいけないんだ。俺にはその義務があるんだ。
女「…そう…だな…」
友1「…だからさ…ここでじっとしてろ。な?」ギュ
女「…」
友1「…」ヌチュ‥
女「…ぁ…」トロン
254 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 07:57:08.08 ID:BshhPOA0
~教室~
女「あぁあぁっ!ダメだダメだダメだ!」バンッ
女生徒2「……どした?」
女生徒1「…なんかあった?」
女「もうどうしていいか分からないんだよ…」
女生徒1「…うーん…何があったの?」
女生徒2「…」
女「…友1のコトなんだけどさ…」
女生徒1「……あいつぅ……」ワナワナ
女生徒2「…なんかされたの?」
女「…ぅう…」
女生徒1「…許せないっ!」バッ
女生徒2「やめなって」ガシッ
女生徒1「だって!だって!」
女生徒2「これは女の問題でしょ?ウチらがああだこうだ言う資格は無いよ。」
女生徒1「友達が悩まされてるのにそれを指加えて見てろって言うの?!女生徒2はっ‼」
女生徒2「…いや、そーゆー意味で言ったんじゃないんだけどな…ほら、今あんたが手なんか出したらあれじゃん。余計ややこしくなりそうじゃん?」
女生徒1「…くぅ…」
女生徒2「ウチらにできるコトは、女の相談に乗ってあげるコトぐらいじゃない?」
女「…うん、じゃあ相談お願いするよ…」
256 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/24(月) 09:08:02.63 ID:LreSwxo0
女生徒1「…」
女生徒2「…うわぁ…」
女「…」
女生徒1「…」
女生徒2「…友1ってそんなヤツだったんだ…」
女生徒1「…だいぶ前にレイプ魔のアソコ蹴り潰したって話聞いた時からぶっ飛んだヤツだとは思ってたけどねぇ…」
女生徒2「…それってDVじゃない?」
女「え?そうなの?これが?」
女生徒1「うん…無理矢理ヤるとか…(あんなヤツに女が…男が…)」
女「…まぁ…無理矢理…」
女生徒2「でもそんなコトされるって分かっててあいつん家行くあんたもあんただよ!」
女「…だってさ…優しかった頃みたいに戻ってもらいたいし…それに、あんな風にあいつがなっちゃったのはあたしの責任だし…」
女生徒1「…とにかく!これ以上奴隷みたいな役割でいたくなければ友1の家に行くのは禁止!分かった?」
女「ど、奴隷っ⁈」
289 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 01:50:05.02 ID:n9MKQvs0
~放課後~
女「…」ゴソゴソ
友1「女、今日もこれからウチ来ないか?」
女「…ぁ…えと…」
女生徒1「ゴメンね友1!女はこれからウチらとお茶しにいくんだ!」
女生徒2「ほら、女~。のろのろ教科書しまわないでテキパキやって早く行こーよー」
女「え?あ、うん。」
友1「…」
女生徒1「帰りの準備ぐらい授業終わる前からコソコソとしておきなよねー。」
女「いやぁ、ゴメンゴメン…」
女生徒2「…よし、じゃ、行こっか!」
女生徒1「おーう!ほら、女も早く~。」グイグイ
女「えっ?あっ、ちょっと待って!引っ張らないでって!」
女生徒2「ほら、女急げ~。いつもの席取られちゃうぞ~」スタスタ
友1「…」
294 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 03:33:00.62 ID:1XDwkek0
~喫茶店~
女「…あたしお金持ってないよ…」
女生徒1「え」
女生徒2「…まぁ…じゃあ水道水でも貰ったら?」
女「いや、お茶買ってあるしいいよ。」
女生徒1「喫茶店でペットボトル飲料を飲むとはこれ如何に。」
女「いいじゃんかよー、無理矢理連れてこられたんだしー。」
女生徒2「無理矢理連れてこなかったらまた奴隷みたいな扱い受けてたくせに。」
女「くぅ…」
女生徒1「ホントホント。何さりげに友1の家行っちゃいそうになってのさ。」
店員「ご注文どうぞー。」
女「あ、あたしはいいです。」
女生徒1「あっ、えっと…ラテで…」
女生徒2「マキアートで。」キリッ
298 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/25(火) 07:16:56.70 ID:VG1hn7g0
女生徒1「でね?これからどうするかってのを今日は議論し合う訳よ。」
女「どうするかって?」
女生徒2「いや、だから友1のコト。」
女「あぁ…」
女生徒1「…女はどうしたいの?」
女「ぇ…うん…そうだな…」
女生徒2「無理矢理ヤられたりするならもう付き合わない方がいいと思う。」
女「…」
女生徒1「ウチ的には…分かれた方がいいと思うよ…」
女「…でもっ!」
女生徒1,2「?!」
女「友1があんなんになっちゃったのはあたしのせいだし…」
女生徒1「…」
女「…ホントはいいヤツなんだよ…もっと、ほら、優しいヤツなんだよ!」
女生徒2「…で?どうする気なの?」
女「え…いや…それは…」
女生徒1「…」
女「更正させたい。」
310 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 05:54:48.20 ID:R/9KD9g0 [1/4]
女生徒1「…」
女生徒2「…更正させたいっていっても…何すんの?」
女「…わからない…わからない」
女生徒1,2「…」
女「ぅぅ…多分優しくしてれば昔みたいに戻るとは思うんだけど…」
女生徒1「…優しくしてたらって…」
女生徒2「…それだと逆に何も変わらないような気が…」
女「…前はちょっと厳しくしてみたんだよ…」
女生徒1「…で、結果が無理矢理ヤられたと…」
女「…」コクリ
女生徒2「…」
女生徒1「…じゃあ徹底的に厳しくしてみる!とか。どーせ女のコトだから優しく接しちゃってるんだろうし。」
女生徒2「言える言える。まぁ、この子が何言っても威圧感ゼロだとは思うけどねww」
女「ひどい!」
女生徒1,2「wwwwww」
313 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 07:56:20.42 ID:R/9KD9g0 [2/4]
女「でも…どうしようマジで…厳しくって言っても…どうせ力負けするし…」
女生徒2「…うーん…もういっそ関わらないとか!」
女生徒1「おぉ、ある意味大胆!」
女「そっ、それはいかんって!」
女生徒2「なんで?」
女「…だってさ…普通に…こんなんにしたのは自分のせいだし…」
女生徒1「…あんまりそうやって自分を追い詰めない方が良いよ?」
女「え?」
女生徒1「だからさ、ほら、もっと肩の力抜いて考えろってコトさ。」
女「…そう…だね…」
女生徒2「そうそう!もっとパァ~っとね!もう友1のコトも男に戻るとか言うコトも全部忘れちゃえ~☆」
女生徒1「いや、男に戻るコトは忘れちゃダメだよ!」
314 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 08:05:43.12 ID:R/9KD9g0 [3/4]
女「大丈夫だって!薬出来たらすぐ飲むからさ」ニッコリ
女生徒1「…よかったよかった…」ホッ
女生徒2「いや~、戻らないでよ~。どうせあんた男に戻ったらグループから抜けちゃうじゃぁん……また二人グループになっちゃうじゃぁん…」
女生徒1「あ、確かに。」
女生徒2「いや、あんたはいいじゃん…この子が男に戻ったら付き合うんでしょ?あぁぁぁ~、そうなったらパートナーいないのウチだけじゃぁぁぁぁん」ウワァァン
女生徒1「大丈夫だって。彼氏出来るって。女生徒2カワイイし!」
女「胸も大きい方だし。てか形キレイだし!」
女生徒2「ぅぅぅううう、嫌味にしか聞こえないぃぃぃ!!!」ガシガシ
女生徒1「いやいや、そんなコトwwww」
女「女生徒2ちゃんは理想が高すぎるだけだよ。」
女生徒2「そうなんだよねぇ…そんな妄想上のパーフェクトな男なんている訳ないしね…」
女生徒1「さりげに告られた回数ウチより多いし!」
女生徒2「…はぁ…そろそろ血眼になっていい男探してみるか…」
315 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/26(水) 08:18:49.70 ID:R/9KD9g0 [4/4]
女「うんうん。がむばー」
女生徒1「女が男に戻るまでに彼氏作れば勝ち組だぜ?」
女生徒2「男に戻る前に作れば……てかさ、話変わっちゃうけどさ、女ってマジで男なの?」
女「…そうですけど?」
女生徒1「…たしかに未だ完全には信じきれないよねぇ…」
女「えー」
女生徒2「だって普通に乙女じゃん。オトメン?正体ウチらにバレても一人称『あたし』だし。」
女生徒1「うんうん。ちょー乙女。ウチらより乙女。」
女「うーん、女生徒1ちゃん達といるとどうしても普段通りに話しちゃうんだよなぁ…」
女生徒2「まぁ、ウチらもあんたが男って分かっても、やっぱり普段通り接しちゃうしね。」
女生徒1「うんうん。」コクコク
女「その方が気が楽だし。」
女生徒2「男に戻ってもその口調だったら流石に引くけどww」
女「意識しないとこの喋り方になりそうww」
女生徒1「おっかま~wwww」
女生徒2「じゃ、時間も時間だしそろそろ帰ろっか。」スク
女「あ、うん。」スクッ
女生徒1「じゃ、駅までみんなで一緒に帰ろ。」スクッ
女生徒2「じゃあ行こ行こ~」スタスタ
362 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 04:37:35.85 ID:FkWsDW.0
~自宅~
女「…ただいま~…」
母「おかえり。」トントントン
女「何作ってんの~?」
母「今日は女の好きなトンカツだよ。」
女「へぇ、とんかつかぁ…」ハァ
母「…何?溜息なんかついちゃって。嬉しくないの?」
女「いや、嬉しいよ?ただ単に疲れてるだけ。」
母「今は帰宅部なのに疲れる理由なんてあるの?」
女「いやさ、やっぱりこの体だと色々と問題が出てくるの。」
母「…悩み事があるならママに相談しなさいよ?いつでも相談に乗るからね。」
女「…ったく誰のせいでこんな悩み抱えるコトになったと思ってんだよ…」ボソッ
母「…」シュン
女「…」スタスタスタ
はぁ…ママに八つ当たりすんのは間違ってるとは分かってるんだけどなぁ…
悩み事ばっかでストレス溜まるなぁ…
女「…はぁ…」
365 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 07:02:01.67 ID:6vwo3F20 [1/2]
~翌日~
女「…ふぁあ…」
友1「おっす女。おはよう。」
女「…」プイッ
無視してみるか…
友1「どうした?」ズイッ
女「…」プイッ
友1「俺なんか悪いコトしたか?」ズイッ
したよ。ちょーしたじゃねえかよ…まぁ、あんまり抵抗しなかった俺も悪いのかもしれないけど…
女「…」プイッ
友1「…なんかしちゃってたなら謝る。ほら、この通り。」ペコッ
女「えっ、あっ、ちょっと、皆見てんじゃん!恥ずいからやめろって…」アセアセ
友1「ようやく口を聞いてくれたな。」
女「…」プイッ
友1「何なんだよ~…言わなきゃ分かんないだろ?」
女「…」
あれ?無視って手段は俺に興味を失わさせるために取ってるんだけど、これじゃ男に戻った時険悪じゃん。ダメじゃん。
…無視はもうやめるか…
女「…別に何でもねえよ…」
友1「はぁ…なんなんだよお前は…」
女「…」
…はぁ…結局一晩かけて出た最高の手段は没か…
まぁ眠い頭で考えてたし、しょうがないか…
366 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/27(木) 08:23:27.93 ID:6vwo3F20 [2/2]
~休み時間~
女「ぐぅ~‼」ガシガシガシガシ
女生徒1「ちょ、女何やってんの!?頭皮痛むって!」
女生徒2「情緒不安定ww」
女「いやぁホントに…」ゼェゼェ
女生徒1「どうした?」
女「いや…どうやって友1をまこうか考えてた…」
女生徒2「…はぁ…まだそれ悩んでたのか…」
女「いや、普通に悩むでしょ。」
女生徒1「…まぁ、それはそうだろうけどさぁ…もっと肩の力抜いてこうって昨日も言ったじゃん。」
女「でもさ…うぅん…」
女生徒2「別に実害が無けりゃ話しても別にいいんじゃない?家に行ったりすんのはまずいと思うけど。」
女「…うん……そう…だね…」
女生徒1「そりゃウチだって話してるぐらいじゃ嫉妬したりはしないさぁ~」
女「うん、じゃあ普通に接してみる。」
410 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:26:35.33 ID:xFB0pCU0 [1/3]
~放課後~
女「おーい、友1~。帰ろ~。」
友1「ん?お、ああ。別に構わないけど。」
女「ふへへ、」
友1「なんだよ。めずらしいじゃないか。お前から誘ってくるなんて。」
女「あれ?そういえば部活は?」
友1「いや、今日はないから。」
女「えっ?だって今日火曜でしょ?あれ?水曜?」
友1「水曜。」
女「おお。なんか曜日感覚狂ってたわ。」
友1「おいおい。しっかりしろよー。」
女「そんなコトよりさっさと帰ろうぜぇー」
友1「おお。」
スタスタスタ…
女生徒1「…」
女生徒2「…自分から誘った…?」
女生徒1「…まぁ…あれが彼女にとっての普通なのでございましょう…」
女生徒2「なんだろうねぇ…」
412 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:39:00.72 ID:xFB0pCU0 [2/3]
~友宅~
女「…今日は嘘じゃなかったな。」ゲフッ
友1「うまかったか?」
女「うん。かなり。」マンゾクナリ
友1「ならよかった。」
女「…」プハー
友1「…なぁ…」
女「…?」
友1「やらないか?」
女「は?」
友1「いや、だから、やらない?」
女「…やだ」
友1「ショートケーキ食わせてやったろ?」
女「それとこれとは別ですー」
友1「なんでだよー。彼女だろ?」
女「…だってお前怖いもん…」
友1「…優しくするって。」
女「…ウソだね。」
友1「…」
女「それにムードもクソもないじゃん。いきなり『やらない?』とかさ。」
友1「…」ガバッ
女「へ?うわっ!」
413 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 03:49:47.05 ID:xFB0pCU0 [3/3]
女「まっ、また無理矢理ヤる気か!」
友1「…」ハァハァ
女「ちょちょちょちょっと待って!」
友1「待てない!」ズッ
女「ふぇっ、フェラしてあげるから!」
友1「…」
女「ほ、ほら、前戯とかあった方が燃えると思うし…」
友1「…じゃあ頼む。」ムクッ
女「ふぅ…」
友1「なんだ。お前もヤる気まんまんじゃな…
女「」ギュッ
友1「ひぎぁぁぁ!!」
女「…」
友1「がぁぁっ!」ジタバタ
女「…」
友1「おっ、お前!男だったんだからそこがどんだけデリケートな所かぐらい知ってるだろ!」ジタバタ
女「知ってるからこそだよ。ホントは蹴り上げてやりたかったぐらいだったのに。」
いやぁ、女生徒2が冗談混じりで言ったコトを実行しただけだけどやっぱ効くなぁ。
417 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 05:53:29.07 ID:qarOfMY0 [1/5]
女「まだ痛いの?」
友1「当たり前だ。まだじんじんしてる。」
女「勃たないね。」
友1「勃てないよ。ホント痛かったからな。」
女「まぁ、これで懲りたコトでしょう。君も。」
友1「さすがに今日はもうヤル気にならんな。」
女「無理矢理レイプされるのよりは玉握り潰される方がマシだと思うよ。」
友1「いつも嫌がっときながらヤられたらよがるくせに。」
女「……生理反応だし…」
友1「どっちでも悦んでたらいっしょ。」
女「…悦んでる訳じゃないし…」
友1「…うそつけぇ。あんな喘いどいて。というかさっき生理反応とか言って認めてたじゃないかよ。」
女「…帰る。」スクッ
友1「え、あ、おい。もうちょっとゆっ…
バタン
友1「…はぁ…」
420 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 06:45:15.95 ID:qarOfMY0 [2/5]
~自室~
女「はぁ~、今日はなんとかヤられずに済んだ~」ヘター
女「…」
女「考えてみたら一週間以上もしてないな…」
女「…」
女「…まぁ…たまには一人でヤってもいっか。」
女「…」スタスタ
女「ちゃんと鍵閉めてと…」カチャリ
女「…」ハラリ
女「…ん…」クチュ
女「……あぁ……くぅっ………」クチュクチュ
女「…ふぅっ…」ヌチュ
女「…」
女「…あれ…?」
女「……こんなにムラムラしてやってるのに…」
女「イけそうにない?」
422 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 07:03:27.42 ID:qarOfMY0 [3/5]
~翌日、教室~
女「…」グッタリ
女生徒1「…女?どした?」
女生徒2「…まさかあの後!」
女生徒1「!」
女「いやいや、あれは大丈夫だったんだよ。玉握ったら萎んだから。」
女生徒2「おおっ!ウチの言った策を敢行しましたか!ww」
女生徒1「…生々しくて笑えない…」
女生徒2「…じゃあその目の下にクッキリと浮き出たクマはなんだい?」
女「い、いやぁ、これはなんでもないんだよ。はは…ただ寝れなかっただけ…」
女生徒1「…寝不足は良くないよー。」
女「分かってる。分かってるって。」ニコ
昨日結局風呂はいった後もずっとトライしてたんだけど結局イけなかったんだよなぁ…
でもこんなコト女生徒1達には絶対言えないし…
436 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:33:46.73 ID:qarOfMY0 [4/5]
~一週間後、夜~
女「あぁぁぁっ!!ダメだぁ!」
女「こんなんじゃダメだこんなんじゃダメだ!」
女「ヤバい…エロいコトしか考えられないし…」
女「…なんでだ…前までこんなコトなかったのにぃ…」ヘタリ
女「…多分…イけないせいだな…1人じゃ…」
女「…」
女「…そもそも普通の女のコって皆こんなにエロいコトばっかり考えてるものなのか?」
女「…いや、ないな。ないない。絶対ない!」
女「ぅうぅぅ~、ヤバいよ~、流石にこれはヤバいよ~…これじゃ痴女じゃん…」グズグズ
女「…どうすりゃいいんだぁ…」
ポンッ
悪魔女「友1とヤっちまえばいいじゃん。」
女「…そ、それは…」
ポンッ
天使男「いや、駄目だ。理性を保て。本能に流されるな。」
女「わっ、分かってるよ!」
悪魔女「あぁ~、あの頭が痺れるような快感…」
女「ううううるさいっ!風呂!風呂入っちゃおう!うん。万事解決!」アセアセ
457 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/29(土) 23:27:12.21 ID:qarOfMY0 [5/5]
~深夜~
女「ふ…ふぁ…」モンモン
女「……」パチクリ
女「…夢…か…良かったぁ…」
女「…夢でもヤバいな…どんだけ溜まってるんだ…」
女「…トイレ行こっと…」ムクッ
女「…」フラフラ
ギィィ
女「…(暗くてよく見えないな…怖え~…)」
「あぁっ、父さんっ!父さん!」
「母…はぁはぁ…」
女「?」
なんだろう、両親の寝室から声が…
女「…」スタスタ
女「…おぇっ…」
結局用を足さずに部屋に戻った。
465 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/05/30(日) 03:25:59.89 ID:q2BIhoQ0
勝手な後付け設定だけど
父41
母39
******************
~翌日、教室~
女「…」
女生徒1「…どした?なんかグッタリしてるけど。」
女「…別に何でもない…」ヘター
女生徒2「…なんかあんたは忙しいねー。みてて飽きない。」
女「…ちょっといってる意味が分かんない。」
女生徒2「いや、だからさ。昨日はなんかやたら興奮してたのに今日はなんかめっちゃ萎えてんじゃん?」
女「…まぁ…」
女生徒1「…なんかあった?」
女「…見たくないもの見てしまったんですよね…」
女生徒1「幽霊?!」
女「うーん、そっちの方が良かったかも…」
まぁいいや。あれをみたせいで性欲は全然湧いてこなくなったし。
あぁ思い出すだけで、想像するだけでおええ…
468 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 07:11:19.14 ID:BZTIcpk0 [1/5]
女生徒1「なにがあったんだよー」ブー
女「なんでもないって。」
女生徒2「…まぁ今回はそんなに大事じゃなさそうなしいいじゃん。」
女生徒1「…うん…まぁ…そうね…」
女生徒2「あー、でもつまんないなー。昨日までの女めっさ面白かったのにww」
女「え?」
女生徒2「いや、うちがおやつに持ってきたバナナみてなんかハァハァしてたりww」
女「!」ギクッ
女生徒2「いやぁ、女にはあれがなにに見えてたのかなぁ?」プフフ
女生徒1「…まぁ…学校におやつにバナナ持ってくる女の子もどうよ、って話だけどねー」
女生徒2「バナナは健康食ですよーだ」
女「…」
ハァハァ?ハァハァしてたか?確かに良からぬことは考えはしていたけどハァハァしてたか?
496 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 17:35:22.17 ID:BZTIcpk0 [2/5]
女「…多分ハァハァはしてないって。」
女生徒2「うーん、まぁハァハァまではいかないかもしれんけど鼻息荒くはなってたよねww」
女生徒1「…もうその話はその辺に…」
女「…うんうん、べつにやましいコト考えてた訳じゃないし…」
女生徒2「なにさー、先週のプール授業の時もなんか血眼になってたじゃんww」
女「…あれは暑かったからだしー…」
女生徒1「…うぅ、なんか心配だよ女…」
女生徒2「欲求不満なのかなぁ~?」
女「そ、そんなコトないよ!」アセアセ
女生徒2「ホントにぃ~?」
女「ホントホント!もうむしろ萎え萎えだし。」
女生徒2「…確かに…何で今日はそんなに落ち着いてんの?昨日までの様子とは大分違うよね。」
女「だから見たくないモノを見てしまった訳で…」
女生徒2「嫌な夢でも見た?」
女「…夢だったらどんなに良かったコトか…」
女生徒2「…まぁ、なんだ…うん。これ以上突っ込まないコトにしておこう。」
女「…」
501 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 18:48:54.24 ID:BZTIcpk0 [3/5]
~翌日、更衣室~
女「ふぅ、着替え終わった。」
女生徒1「おう、早いねー。」
女生徒2「あ、日焼け止め忘れた。」
女「ほい。」ヒョイッ
女生徒2「おっ、サンキュー。ベッタベタに塗らなきゃ焼けちゃう。」ペタペタ
女生徒1「日焼けは女のコの敵だからねー。」
女生徒2「てか髪がうまくまとまらない。どうしよう。」グイグイ
女生徒1「お団子にしてあげるからあっち向いて。」
女生徒2「あっ、ありがとー。」クルッ
女生徒1「はぁー、切っちゃえばいいのにー。」
女生徒2「やだー。ウチ絶対ショートとか似合わないもん。」ヌリヌリ
女「そんなコトないってー。」
女生徒2「どんな髪型も似合っちゃうあんたとは違うのー。はいっ、これありがと。」ヒョイッ
女「うげぇっ!空になってる!流石に塗りすぎでしょ!」
527 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 23:01:41.56 ID:BZTIcpk0 [4/5]
女「ういし、スッキリ。」タタッ
友1「おう、女」
女「!」ビクッ、クルッ
女「…なんだ…友1か…何、トイレの前で待ち伏せしてたの?変態?」
友1「いや、たまたま俺もトイレから出てきた所だ。」
女「ふーん。あそ。」
友1「…そういえばいつの間にそんな水着買ったんだ?」
女「普通に親が買ってきた。」
友1「…そうか」
女「うん」
友1「…」ギュッ
女「!」
友1「…なんか抱きしめたくなった」
女「あ…ぁ…」アウアウ
友1「カワイイな。」
女「いいいいいきなりなにすんだよっ!」バッ
友1「イヤだったか?」
女「イヤも何も!………てか誰か来たらヤバかったし、それに…」
キーンコーン
友1「あっ、やばっ。ほら、さっさと行くぞ。」タッ
女「え?あ、うん。」タッ
女「…」スタスタスタ
…ヤバい…ムラムラしてきた…
551 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/30(日) 23:43:20.35 ID:BZTIcpk0 [5/5]
~授業中~
女生徒2「うわぁー、男生徒1と友1速いね~。なんであんな速く泳げんだろ。」
女生徒1「友1は水泳部だとしてさ、サッカー部の男生徒1があんな速いのは驚きだよね。」
女生徒2「まぁあいつはスポーツなんでも出来るし。」
女生徒1「マッチョだよなー。あいつら。」
女生徒2「うん。細マッチョ細マッチョ。」
女生徒1「てか友1黒すぎでしょ。」
女生徒2「四月から外で泳いでたらそりゃ焼けるよね。」
女生徒1「いやぁ、黒マッチョとか怖いわ~。」
女生徒2「…で、女大丈夫?」
女「ハァハァ…」
女生徒1「…」
女生徒2「…おーい、発情猫」
女「え?あっ?何?」
女生徒2「…マジで大丈夫?」
女「全然大丈夫!もーまんたいですよー!」
女生徒2「…鼻息荒いぞー…」
564 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:07:32.42 ID:EQeoXe20 [1/5]
~~~~~~~~妄想~~~~~~~~
女「はぁっ!ご、ごめんなさいぃい‼」ガクガク
男生徒1「ったく男の純情を弄びやがって…責任はとってもらう。」パンパン
女「あぁぁん!もうゆるひてぇぇぇ‼」ビクビク
男生徒1「…くっ…中に出すぞ…!」
女「え?!なっ、中はダメぇぇぇ!!!」
男生徒1「…くっ…」ビュクビュク
女「…ぁあ…こんなにいっぱい…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「…」ハァハァ
女生徒2「…おーい、女~…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「もう…立てな…」
男生徒2「じゃあ次は俺の番だな。」グイッ
女「へ?…ふぁ?!」ヌプリ
男生徒2「おら、もっと自分から腰振れ!」ビシッ
女「ひうっ!」ビクン
友2「ほら、咥えろ。」グイ
女「誰かぁぁあ…」ビクビク
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「ぁぁん…」トローン
女生徒1,2「…」
565 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:11:19.73 ID:EQeoXe20 [2/5]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
友1「…」
女「友1!助け…」パンパン
友1「…寄るな淫乱。」
女「!そんなぁっ…あっ、女生徒1ちゃん!2ちゃん!助けて!」
女生徒1「…気持ち悪い…」
女生徒2「…さすがに引くわ…」
女「…ぁぁ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「」ハッ
女生徒1「…女?」
女「…」
ヤバい。非常にマズイ。
妄想がかなりキてる。
陵辱願望なんて絶対ないはずなのに…
女生徒2「…また発情してた?」
女「ちちちちがうって!全然そんなコトないし…」
女生徒2「…顔赤くなってるよ?」
女「あっ、…あ~、暑くなってきたなぁ~。」
女生徒1「…日陰、行こっか。」
女「う、うん!」
570 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/05/31(月) 00:33:14.21 ID:EQeoXe20 [3/5]
女生徒1「ふぅ~、涼しくなった。」
女生徒2「だから日陰行こうって言ってたのに。」
女生徒1「夏はやっぱり日に当たらないと夏な感じがしないんだよ。」
女生徒2「…夏な感じ…」
女生徒1「あ、なんかそれ『あつはなつい』っぽいww」
女生徒2「あ、確かにwwサムは冬いとかww」
女生徒1「もうサムって誰だよって感じだよねww」
女生徒2「冬いとかwwwwww」
女生徒1「wwwwwwww」
女生徒2「…てかなんか女静かじゃない?どうしたの?また発情してるの?」
女「…」
ヤバいなぁ…この妄想の荒らしを止めるには…なんとかしてイくしかない。
イけばすっきりしてこんなにむらむらするコトもしばらくなくなるはず。多分。
…正直、今ならイける気がする。
目の前に妄想のオカズは転がってるし。
女「ちょっとあたしトイレ行ってくるね。」スクッ
女生徒1「あいよー」
女生徒2「いってらー」
686 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:03:38.47 ID:dwRBQ6E0 [1/4]
~女子トイレ~
女「くそっ、これ脱ぎにくいんだよっ!」グイグイ
女「…はぁっ、やっと脱げたぁ…」ハァハァ
女「…」
女「…ふぅっ………くっ…」クリクリ
女「…く………んんっ…」ヌチュヌチュ
いい、いつもより。この調子ならイけそう。
女「あぁぁ…ふぁ…」トロリ
女生徒7「うぅ~、漏れる…」スタスタ
女「…ハァハァ…ん…くっ…」
女生徒7「…(…なにこの艶やかな声。女ちゃんの声かな?)」
女「…ひぁ…」ズチュズチュ
女生徒7「…(ズチュズチュ…?!)」
女生徒7「…」
女生徒7「…(これは…マジで淫乱だったってコト?)」
688 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 04:27:31.89 ID:dwRBQ6E0 [2/4]
女「…」
女生徒1「おっ、女~。なんで授業サボったんだよ~。」
女生徒2「てかまだ水着かよ!なんで?何してたの?!」
女「あっ…いや…えっと…その…」
女生徒2「…なんか言いにくいコトしてたの?」ニヤニヤ
女「ちっ、違うって!えっと…その…下痢してて…」
女生徒1「ブッ」
女生徒2「…十分言いにくいコトだし…」
女生徒1「まぁこの季節クーラーとかのせいで逆にお腹壊したりするしね~ww」
女生徒2「でも下痢てwwモロに言い過ぎでしょww」
女生徒1「女のモラルが問われるねwwwwむ
女生徒2「せめて恥じらいを持って言えばいいものをww」
女「…あ、あは、へへへ…」
なんとか、なんとか誤魔化せた…
692 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 06:38:48.20 ID:dwRBQ6E0 [3/4]
~翌日~
「…マジかよ…」コショコショ
「…いや、流石にウソだろ。よく流れる噂じゃん?」ヒソヒソ
「無いよね~…学校でとか。」コソコソ
「どんだけ溜まってんの、って話だよね~」ヒソヒソ
「あの顔で変態とか想像できないし。」ヒソヒソ
「むしろそこに興奮するw」
「おい、声デカいぞ…」コショコショ
女「…」
女生徒1「…また変な噂が流れ始めたね~…」
女生徒2「ま、モテる女の使命みたいなもんなんじゃないの?ww」
女「…」
女生徒1「まぁ美少女みたいなのは別だけどね。」
女生徒2「あの子はむしろ変な噂を流布させる側じゃないの?」
女生徒1「言える~wまぁ最早その力もほとんど無くなっちゃったけどね。」
女生徒2「もはやただのぼっちだもんね。」
女生徒1「ひとりでお昼たべてるもんね。」
女「…(ヤバい…ヤバいって…淫乱ってばれたコトに対して興奮してるし…)」ジュン
女生徒2「そういえば女は最近あの子と喋るの?」
女生徒1「あ、そーだ。気になる。」
女「え?何?ぼーっとしてた。」
女生徒2「…女…あんた大丈夫?顔赤いよ?熱あるんじゃないの?」
女生徒1「あー、ホントだ。確かに赤いよね」
女「えっ?あっ、そう?…あは~、確かに体の調子おかしいかも…(性的な意味で)」
女生徒2「保健室行ってきたら?」
女「うぅ~ん、大丈夫。」
693 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/01(火) 07:04:07.81 ID:dwRBQ6E0 [4/4]
~授業中~
女「…」カリカリ
数学教師「…はいっ、止め~。隣の人と交換してー」
女「…」
男生徒1「はいよ。」ペラ
女「…」
男生徒1「おーい。女ー。」ペラペラ
女「えっ?あっ、何?」
男生徒1「…丸つけの時間だよ。」
女「えっ?うそ?!マジ?!ぼけーっとしてて全然解いてなかった!」アセアセ
男生徒1「…大丈夫かぁ?お前なんか最近おかしいぞ?1人でニヤニヤしてたり。ボーッとしてたり。」
数学教師「じゃあ先生が黒板に答え書いてくからちゃんと答え合わせしろよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男生徒1「…お前…ホントに大丈夫か?」
女「え?なんで?」
男生徒1「十問の内二問しか解いてない上に両方計算ミスしてるぞ?」
女「えぇ…ウソぉ…」ガク
男生徒1「俺でも9点取れたのに…」
女「…ぅう…」
ヤバい…もう妄想が止められない…もうやだ…勉強もこれじゃぜんぜん出来ねえよ…
714 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 07:38:34.64 ID:W8YVvO.0 [1/3]
~自宅~
カチカチ
女「…」ドキドキ
『奥まで届く快感。あの悦びを、一人で。』
『アヒルさん型のカワイイバイブ♪』
『しつこくないローション。』
女「…奥まで…」
女「…ふ、ふふ…」カチカチ
女「…ふふふふふふ…」カタカタカタ
女「ふひひひひひひ‼」カチッ
『お買上ありがとうございました。商品は 明日 到着する予定です。』
女「…ぐふふ…」
女「…これで…これで…ようやく…」
女「…ちゃんと親が仕事行ってる時間帯に届くように注文しといたし…」
女「…メイド服と違ってあれならどこにでも隠せるし…」
女「あ~、楽しみだな~♪」ゴロゴロ
716 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 08:26:52.18 ID:W8YVvO.0 [2/3]
~翌日、自宅~
女「…遅いー…」ゴロゴロ
ピンポーン
女「!」ムクッ
女「はーい!」ドタドタドタ
女「はい!」ガチャリ
婆「神の教えを是h
ガチャリ
女「がぁぁぁぁぁ!!!!!!宗教とかどーでもいいわぁぁぁ!!!」
女「…部屋もどろ…」
~30分後~
女「あ゛ぁ~…」ダラー
ピンポーン
女「!」ドタドタドタドタ
女「はい!」バーン!
宅配業者「お、お届け物です…」
女「待ってましたよぉ!ほら、早く早く!あっ、お金!はいっ!これでぴったしです!」ジャラッ
宅配業者「えっ、ちょっ、さっ、サインを!」
女「ふぅんっ!」ガリガリ
宅配業者「…ご、ご利用ありがとうございましたぁ…」
パタン
女「…ふ、ふふ…」チラッ
『内容物:性具』
女「…ろ、露骨すぎる…」
719 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/02(水) 09:47:29.62 ID:W8YVvO.0 [3/3]
女「…ハァハァ…」バリバリ
女「…これが…ディルド…」
女「…」ゴクリ
女「…とりあえず…試してみよ…」
女「ローションは…いらないな…」トロ‥
女「…ん…」ヌプ
女「…ふぅっ…ちょっと太いかな…?」ヌププ
女「…ふぁ…ちゃんと奥まで入った…」ズプリ
女「…はぁっ…動かしてみよ…」ヌプヌプ
女「…ぁ…すご…」ズプズプ
女「あぁぁぁ…」トローン
女「…でもなんか本物と違って冷たいな…温めたいかも…」
女「…たしか商品の説明書きにも、温めるのがオススメ!みたいなコト書いてあった気がするしな…」
女「…うん、風呂行こ…」
女「んんん…」ズププ
女「あぁ…やっぱ奥まで届くっていいな…」シミジミ
736 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/03(木) 03:20:08.71 ID:eYz8K2w0
~風呂~
女「…」
女「なかなかあったまらないな~。」
女「…偶には早風呂もいいかもな…今日体育で汗かいたし…」
女「…やっぱ風呂ってサイコ~…」ウットリ
女「嗚呼、至福の時ナリ」
女「…にしても今日は疲れたなぁ…男の時だったらあんな距離ソッコー完走してたのに…」
女「…」ウトウト
女「ふん…」
女「……」
女「…zzz」クカー
738 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/03(木) 06:45:41.28 ID:WnZfHXs0
「女!女!」ユサユサ
女「…ん…んん…」
「女!そんなとこで寝てたら危ないよ!」ユサユサ
女「…ん…ぁ…ママ…?」
母「お風呂で寝るなんて何考えてるの?!体温上がりすぎで病院いく羽目になるよ!」
女「…うーん…今出る…」ザバァ
女「…うぅ…クラクラ…する…」フラッ
母「ほら、ママの手に掴まって。」
女「…うん…ありがと…」
母「とりあえず冷たい水を摂りなさい。脱水症状になってると思うから。」
女「…うん…」ヨタヨタ
母「水飲んだらリビングにいとくんだよ。クーラーつけといたから。」
女「…わかった…ありがと…おぉ、フラフラする…」
母「気をつけて。」
815 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 02:04:02.57 ID:skv2oho0
女「…んん…」
女「…っふぅー!」ピーン
女「…はぁ…寝てた…」ムクッ
母「あ、おはよう。怠くない?大丈夫?」
女「うん…あれ…?」
なんでリビングで寝てたんだっけ…
女「あっ!」
そうだ、風呂でのぼせたから涼んでたんじゃん。それより…ディルド温めたまんま…
女「…ちょっとトイレ行ってくるね。」
母「ん」
女「…」フラフラ
ディルド見つかったかな…うん、絶対見つかったな…洗面器にお湯溜めて突っ込んでたし…超目立ってたし…
女「…ぅぅぅ、やばい…」
819 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 04:25:28.78 ID:gf9/BaE0
~風呂場~
女「…」
女「…うん、ない」
女「…浴槽の中に沈んでたりは………しないね。うん」
女「…」
女「どうするんだぁぁぁぁ!!!」
女「しょしょしょ処分された?買ったばっかなのに?結構高かったのに?!」
女「…ようやくイけると思ったのに…」
女「…もう一本買う金なんか無いし…」
女「…」ガクリ
女「…終わった…ホントに終わった…」
823 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 07:39:46.74 ID:KMIx80I0 [1/3]
~翌日、学校~
女生徒2「あら女さん。ご機嫌麗しゅう。」
女生徒1「御機嫌よう。」
女「…」ゲッソリ
女生徒2「そんなにげっそりなさってどうされました?」
女生徒1「悩みがあるなら言ってみな!ニンニン!」
女生徒2「ニンwwwwニンwwww」
女「…なんかいつもよりテンション高いね…」
女生徒1「うふふふふ、いつものコトじゃけんね~っ☆」バシッ
女生徒2「ふふふふふ」
女「…まぁ元気そうでなによりですよ…」ハァ
女生徒2「しょうがないなぁ~、女ちゃんにも分けてあげようじゃないか」ウキウキ
女「何をぉ?」
女生徒1「今朝行きで5000いぇん拾ったのさ!」
女「…わーい」パチパチ
女生徒2「…なにその白けた目。」
女「別に~。」
女生徒1「…最近女は情緒不安定だなぁ…ハァハァしてたり怒ってたり白けてたり。あんま溜め込むなよ~!リスカとかしたら引くからな~!」
女「…溜め込むな…かぁ…」ムラムラ
831 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:48:34.89 ID:KMIx80I0 [2/3]
~トイレ~
女「…」ムラムラ
…よく考えてみたら個室って十分なスペースあるよな…
女「…ハッ、いかんいかん!」ブンブン
美少女「おっ、」
女「あ、美少女ちゃん。またここで会ったね。」
美少女「先回りでもしてんの?」
女「いや、してないけど。」
美少女「そ、」
女「…」
美少女「…」
女「………」
美少女「…なんか最近あんた妙に興奮してない?」
女「えっ?!い、いやぁ~、そんなコト無いと思うけどなぁ~」アセアセ
美少女「なんか男を色目でみてるように見えるけど。」
女「そそそそそんなことないって‼ほら、あたしはそんなに男子と喋らないし…」
美少女「いや、まぁ違うならいいけどー。てか耳赤くなってるよ?」
女「えっ?あ~、そんなこと無いとおもうけどなぁ~」キョロキョロ
美少女「目が泳いでる。何?欲求不満なの?」
女「…」
833 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:29:40.35 ID:KMIx80I0 [3/3]
女「…欲求不満…ぽい…」
美少女「…してないの?」
女「…二週間ぐらいしてない…」
美少女「…二週間…まぁ普通な気がする…」
女「…性欲ヤバいかも…」
美少女「…やっば~。クラスで大人しいキャラで通ってる子が淫乱だったとかバレたらどうなるかな~?」
女「…」
美少女「…彼氏いるんだからさ、他の男をそんな風に見ちゃうぐらいならさっさとやっちゃいなよ…」
女「…ダメなんだよ…」
美少女「は?」
女「…友1には我慢してもらわないと…」
美少女「…友1は割と普通だけど今はあんたがヤバいよね。」
女「…うぅ…」
美少女「ダメになる前にすっきりしちゃいなよ。」
女「…そう…だね…」ムラムラ
834 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:56:38.06 ID:YCrXAdc0 [1/3]
~放課後~
女「…友1…」グイッ
友1「あ?お、女か。どうした。」
女「…きょう友1ん家行っていいか?」
友1「…まぁいいけど…」
女「…じゃ、帰ろっか」
友1「ああ。なんかお前と喋ったの久し振りだな。」
女「…そだっけ…」
友1「うん。なんか避けてなかったか?」
女「…そ、そんなコトねぇって。」
友1「…なんか怠そうだし顔赤いぞ?大丈夫なのか?」
女「…今は大丈夫じゃないかもな…」ボソッ
友1「あ?なんか言ったか?」
女「…なんでもない…」
839 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:32:36.42 ID:YCrXAdc0 [2/3]
~友1宅~
女「…」モジモジ
友1「飲みもん何がいい?ファンタとコークとお茶あるけど。」
女「…お茶で…」
友1「分かった。ちょっと待ってろ。」スタッ
バタン
女「…」
女「…」ヌギヌギ
女「…」ソロソロ
女「…」モフッ
バーン
友1「はい、お茶持ってきてや…っておい、何勝手に布団ん中入ってんだよ。ほら、出ろ。」ガバッ
女「…」
友1「…なんで…裸?」
女「…寒い。温めて。」
友1「…」
843 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 04:55:29.24 ID:YCrXAdc0 [3/3]
友1「…してほしいのか?」
女「…」
友1「してほしいのか?」
女「…」コク
友1「…股開け。」
女「…///」グイ
友1「…」ヌチュ
女「…ん…」
友1「…」ニチャニチャ
女「…ゅ、指はもういいから早く…」
友1「…何を?」
女「…セックス…」
友1「…じゃあ一ついうコト聞いてくれ。」
女「…」コク
友1「…」
友1「…このまま絶対に男に戻らないで高校でたら嫁に来い。」
女「!」
女「ムリッ!フツーにムリ!嫁とか何考えてんのお前?!」
844 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 06:57:10.94 ID:N41zhnI0
友1「…だめか…」
女「だってまだ多分戸籍上は男だし。むりだよ。」
友1「…男に戻りたいのか?」
女「…うん…まぁ…」
友1「…それで女生徒1と結ばれたいのか…?」
女「…」
友1「…なぁ…頼むよ…女のままでいてくれ…」ガクリ
女「え…」
友1「…これからは優しくするからさぁ…」
女「…っ…」
友1「あっ、そうだ。お前男だった時に一生絵描いてたいって言ってたよな?!」
女「あ…」
友1「俺は将来医者になる。だからお前をアトリエに通わせる為の金も稼げる!」
友1「…だから俺の女になってくれ…行かないでくれ…」
女「ぁ…あ…」アウアウ
こんな弱気な友1…初めて見た…
人にすがるようなヤツじゃないのに…
865 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:50:55.45 ID:wfklkUI0 [1/7]
女「…彼女ぐらいいくらでも出来るってお前なら…」
友1「できない!」
女「バレンタインにチョコ貰ってたじゃん!出来るよ!」
友1「それでも…お前が眩しすぎるせいで他の女が霞んで見えるんだよ!」
女「…っ…で、でもっ、そんなのお前のエゴだよ!お、俺は女生徒1と…」
友1「エゴイストなのはお前だろ!好きに使っといて最後はポイかよ!」
女「!」
友1「…なんだよ。なんとか言えよ!」
女「」アウアウ
友1「今日だってそうだろ?溜まってきたからって好きでもない男に体を許すのか?そこまで堕ちたか?」
女「それは…そんなこと…」
友1「違うか?」
女「…違わない…」
友1「ほらな。」
872 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:53:56.64 ID:wfklkUI0 [4/7]
友1「…やっぱり好きじゃないんだな…」
女「…で、でもっ、友達としては普通に好きだぞ?!」
友1「…でも…好きになってくれた時期もあるんだよな…?」
女「…」
友1「…どうすれば、どうすればまたそういう関係に戻れる?」
女「…一度冷めたらもう…」
友1「…くっ…」ガバッ
女「?!」
友1「…子供さえ出来れば…」ヌプ
女「えっ、おいっ!ちょっと待…ぁ…」トロン
友1「お前もヤりたがってただろ?」パンパン
女「あぁぁぁ…あはぁっ…」トローン
友1「あれから一週間オナニーもずっと我慢してたんだ。これで中に出せば…絶対孕む!」パンパンパンパン
女「ひぁぁっ!」ガクガク
友1「…」パンパン
女「ぃぅううぁぁぁぁぁ…」ビクビク
友1「あーあ、そんな顔しちゃって。」カシャッ
女「くぅぅぅぅ…」ガクガク
875 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 21:20:38.61 ID:wfklkUI0 [5/7]
~~~~~~~~~~~~~~~~~
友1「…ぐっ…!」ビュクビュク
女「…ぉ…あぉぉ…」ガクガク
友1「…ふ、ふぅ…」ズルン
女「…ぁ…ひ…」
友1「…お前は…俺だけの…」
女「…は…ぁぁ…」
友1「…モノだ…」
女「…ふ…」スヤ
友1「…」チラッ
女「…」スヤスヤ
友1「…また寝たか…」
友1「…」
女「…」スヤスヤ
友1「…」カシャッ
女「…」スヤスヤ
友1「…流石に俺も…疲れたな…」
友1「…」バタリ
友1「…」スヤスヤ
879 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 22:21:42.10 ID:wfklkUI0 [6/7]
~翌日~
女「…」
女生徒1「どうして目合わせてくれないのさ!」
女「…」
女生徒1「ねぇーえぇー!なんかあたし悪いコトした?!」
女「してないよ…全部悪いのはあたしだし…」
女生徒2「…何があったの?」
女「…」
女生徒2「…昨日友1と一緒に帰ったコトと関係ある?」
女「…」
女生徒2「…あるんだね。」
女「…」
女生徒1「…」
女生徒2「…言いたくなけりゃ言わなくていいよ。少なくともウチには。相談になら乗るけどね。」
女「…ぅぅ…」
女生徒1「…」
883 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/06(日) 23:59:58.97 ID:wfklkUI0 [7/7]
~翌日~
ヒソヒソ
「マジかよ…」
「寝顔て…」
「そーゆーコトだよな…」
「うっそー…俺結構女のコト好きだったのに…」
「おれだってそうだよ!告白までしたんだぞ!」
「友1…」
「待ち受けをそーゆー画像にするとか…」
「エロ?」
「エロじゃない。寝顔。」
「こりゃ今までの淫乱説もホントだったのかもね。」
「まぁ可愛い子なんてそんなもんだろ…はぁ…」
コソコソ
女「…」
女生徒2「…また変なウワサたってない?」
女生徒1「…」
女「…」
女生徒2「…くっらー…萎えすぎっしょ」
女「…」
女生徒1「…」ハァ
891 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/07(月) 02:41:04.57 ID:BuwbQaM0 [2/5]
~休み時間~
女「おっ、おい友1!」
友1「おっ、なんだよ。」
女「ちょっとケータイ見せろ!」バシッ
友1「えっ、ちょっとおいお前、待てよ。」
女「…なん…だこれ…」
友1「寝顔。お前の。」
女「…ねねね寝顔撮るならせめて肩に布団かぶせてくれてりゃ変なウワサも立たなかったかもしれないのに!」
友1「…あぁ、そうだな。そうしときゃよかったかもな。」
女「そうしときゃよかったって…お前のせいで俺のクラスの中での印象が下がっちったじゃないかぁ!」
友1「…いいじゃん。イメージも何もお前が俺と寝たのは事実じゃん。」
女「…で、でもっ!…バレるのは…」
友1「…別にバレようがバレまいがどうでもいいだろ…事実は事実なんだし…」スタスタ
女「…あっ、ちょっと待っ…」
女「…」
女「…はぁ…」
896 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/07(月) 06:09:10.46 ID:BuwbQaM0 [4/5]
~放課後~
女生徒1「…女…」ツン
女「!な、何?」ビクッ
女生徒2「今日一緒にカフェ行こ。てか来いっ」
女「…わーい」
~喫茶店~
女「…」
女生徒2「で、ウワサのことなんだけど。」
女「…」
女生徒2「…マジ?てか昨日あのあと何やってた?」
女「…っ…」
女生徒2「…言えないコトなんだね。」
女「…」
女生徒1「…なんで…」
女生徒1「…なんで!なんで友1の所に行くんだよっ!」バンッ
女「!」ビクッ
897 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/07(月) 06:10:30.21 ID:BuwbQaM0 [5/5]
女生徒1「…なんで…なんでうちのとこに来ないの…?……なんで…」グスッ
女生徒2「え」
女「…ごめん…」
女生徒1「…うぅぅっ…女はうちより友1が好きなの…?」ポロポロ
女「そっ、そんなコトないよ!一番好きな人は女生徒1だし…」
女生徒1「じゃあなんで友のとこ行ったのよ!」ガバッ
女「そっ、それは!………我慢できなくなっちゃったんだよ…」
女生徒1「…ぅうう…ダメだからね…女は…男はうちのモノなんだから!他の人に取られるのなんて耐えられない!」
女「…っ…」
女生徒1「…だからさ…友1のとこなんか行かないでよ…あたしがなんでも相手してあげるからさぁ…」グスッ
女「…うぅ…」
女生徒1「…ぅぅぅぅ…」グスッ
女生徒2「…」メンドクセー
926 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[sage] 投稿日:2010/06/08(火) 05:48:00.98 ID:9eVn6JE0 [1/3]
女生徒1「…だから絶対もううちから離れないで。どんな時も…。じゃなきゃ女すぐに横取りされちゃうから…」
女「うん、うん。分かった。絶対一緒にいるから」
女生徒1「…よかった…」
女「…」
女生徒1「…最近もう分からなくなってきたよ…」
女「え?」
女生徒1「…女のコトが好きなのか男のコトが好きなのか…ううん。多分両方好きなんだ…」
女「えっ?」
女生徒2「え」
女生徒1「…女の正体が男って考えると少し意識しちゃうようになっちゃったんだよ…」
女生徒2「…(うわぁ…)」
女生徒1「…女が好きだよ…もちろん男も好きだけど…好きだよ…」ググッ
女「…うん。ごめんね、ずっと側にいたげるから…」
女生徒1「…うん…」
女生徒2「(おいおいおいおいおいおいおい。ちょっと待ってよ。なにそれ、レズか?レズなのか?)」
928 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/08(火) 06:15:20.79 ID:9eVn6JE0 [2/3]
~駅~
女生徒1「じゃね~、また明日~」フリフリ
女「じゃね~」フリフリ
女生徒2「明日ね~」フリフリ
女「~♪」スタスタ
『間もなく、六本木方面行きの、電車が、発車致します。閉まるドアに…』
女「!やっべ!はやく乗らなきゃ!」タタタタ
trrrrrrrrrrrrrrrr
女「…ふぅ…」ゼェゼェ
友1「おっ、よぉ」
女「?…あ…」
友1「ギリギリセーフだったな。」
女「…」ムスッ
友1「…なんだよそんなにむすっとして。まだケータイの待ち受けのコト怒ってんのか?」
女「…あれもどした?」
友1「いや。まだこのまま。ほら。」パカッ
女「…まーじでさぁ…」アセアセ
友1「いいじゃないか。彼女なんだし。」
女「もう彼女でもなんでもありませんー。」
友1「冷たいコト言うなよ。あ、それより今日うち来るか?」
女「…もうしばらくはお前に近づかないって女生徒1に誓ったんですー。」
友1「はぁっ?!」
女「それに…俺もお前が昔みたいに戻るためにはしばらくそうした方がいいと思う…かなぁ…とかさ…」
友1「…」
929 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/08(火) 07:08:16.25 ID:9eVn6JE0 [3/3]
友1「…昔の俺か…」
女「…」
友1「…お前はいつもそれだよな。」
女「…」
友1「…仮に俺がお前の言う、昔の俺のような状態になったとして、お前はまた俺の彼女になってくれるのか?」
女「…それは…」
友1「…Noだろ?」
女「…わから…ない…」
友1「Noだよ。お前はここではっきりと、違うって言ったら俺がお前から離れようとしないって分かってるからそう言っているんだ。違うか?」
女「…そんなこと…」
友1「…そうなんだよ。」
女「…」
友1「…もう俺も疲れた…」
女「…」
友1「…もう…無理矢理してもお前を振り向かせるコトは出来ないんだろ?」
女「…」
友1「…それならばあの頃みたいに戻ってみる方に賭けてみる…お前が好きだから。」
女「!」
友1「…だけど…だけど、いや、だから、女生徒1のトコには行かないで欲しい…」
女「…」
友1「…女生徒1のトコにいったら…そしたらお前絶対戻って来ないだろ?」
女「…ごめん…」
961 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 03:23:04.45 ID:CjKQL7w0
友1「…っ…」
女「…女生徒1と約束しちゃったんだ…」
友1「…それなら俺だって…!」
女「ごめんって!」
友1「…くっ…」
女「…悪いとは思ってる…」
友1「…」ガク
女「…」
友1「…どうしても行っちまうのか?」
女「…」
女「うん…」
友1「…~…」
女「…男に戻ったら…また普通に遊ぼうな…」
友1「…ああ…」
友1「…じゃあな。」テクテク
女「え?別に今日ぐらいは一緒に帰っても…」フラフラ
友1「はっきりとけじめをつけたいタイプなんだよ。俺は。」
友1「…お前と違ってな…」
女「…っ……」ピタッ
友1「…じゃ、俺は車両移るから。また明日な。」
女「…また…明日な…」
ガシャン
女「…」
964 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 05:05:55.06 ID:RbZh5dQ0
女「…」
女「…けじめ…か…」
女「…」
けじめって…もしかしたら1番俺に縁のない言葉なのかもな…
今までけじめをつけないでいろんなコトを保留してたせいで、自分のしたいように、やりたいようにしてたせいで今の複雑な状況を生み出してしまったんだ。
いや、今だけじゃない。男生徒1の時だってそうだ。
あの時俺がしっかりけじめをつけておけばあそこまで男生徒1を傷つけることはなかった。
今男生徒1が俺に対して普通に接してくれるのは、彼の好意によるものだ。普通だったら絶交ものだろう。
女「…それなら俺も今回こそは…」
女「けじめをつけなくちゃ。」キリッ
そう。友1のために。女生徒1のために。
小学生1「あの人独り言言ってる…」ヒソヒソ
小学生2「しかも女なのに俺とか言ってるし。」ヒソヒソ
小学生3「キチガイかもよ。」ヒソヒソ
女「…」
思ったコトをたまに口にしちゃう癖、そろそろ本気で直そうかな…
969 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/09(水) 08:56:18.95 ID:LaQ84wQ0
~翌日~
女「…なんか昨日を境にみんなのあたしへの視線が変わった気がする。」
女生徒2「そんなん別にどうでもよくねぇ?」
女生徒1「そんなコトないよ!」
女「男子が色目使ってきてる気がする。」
女生徒2「そんなコトないって…あんたみたいな貧相な体に………あれ?そういえば最近少し胸膨らんだんじゃない?」
女生徒1「おっ、確かに。言われてみれば。」
女「バレた?」
女生徒2「おいおいおいおい、ちょっと待ちなよ。結構身長の割に立派なモノになってない?ヤバいって。キャラ崩壊。」
女生徒1「いつも顔合わせてると気付かないもんだねー。」
女「でも身長は未だ伸びないまま。せめて155は欲しいのに。」
女生徒2「いえーい、うち前測ったら162あった~。」
女生徒1「おぉ、抜かれた!去年まではうちの方が大きかったのに!」
女「そうだったっけ?」
女生徒2「そうだよ~。知っとけ~。」
女「いや、男の時は175あったから二人の身長なんか全然興味なかったんだよ。ちっさいな~、ぐらいにしか思ってなかった。」
女生徒2「…今やその女もクラス一のちび。」
女生徒1「豆っこ。」
女「一番じゃないし。二番目だし。」
女生徒2「豆。」
女生徒1「豆。」
女「うるさいやい!」
991 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/10(木) 05:47:35.63 ID:t9M143A0 [1/2]
ヒソヒソ
「なぁ、」ポン
女「?何?(うお、隣のクラスのやつだ。名前しらんけど。)」
「今週の土曜の放課後暇?暇なら俺らと一緒にカラオケ行かない?男ばっかってのも暑苦しいからさw」
女「…えーっと…」
女生徒1「土曜の放課後はうちら三人で遊びにいくんだ!ゴメンね!」グイッ
女「ぅあっ?!」フラ
「おっ、おいっ、」
女生徒1「~」ズンズン
女「ちょっ、ちょっと待ってって!関節抜ける!」フラフラ
「…」
女「待ってってば~!」ヨタヨタ
女生徒1「~」グイグイ
女生徒2「~♪」
992 名前:大根太郎 ◆RgmAF6ODNc[] 投稿日:2010/06/10(木) 06:48:06.55 ID:t9M143A0 [2/2]
~トイレ~
女「もう!なんなんだよ!グイグイ引っ張って!腕痛いし!」ジンジン
女生徒2「…はぁ…」
女生徒1「…女はホント危機感ないよね…」
女生徒2「てか警戒しなさすぎ。」
女「へ?だから何のコト?はっきり言ってよ!」プンスカ
女生徒1「…」
女生徒2「…あんた軽い女だと思われてんの。あの寝顔の写真が見られてから。」
女「は、はぁ?」
女生徒1「…あいつらは女の体目当てでカラオケさそってんだよー!」
女「!!…」
女生徒2「純潔なイメージだったモノが崩れるってのも怖いね~。一気に軽い女だと思われるようになっちゃう。美少女とかだとそんなイメージすらないから壊れるコトもないけど。」
女「…そんなに目立たないように行動しとけば別にそれほど皆も興味持たないかな~、と思ってたんだけどな…」
女生徒2「あんたには人の注意を惹くだけのルックスがあるの。分かってるっしょ?」
女「それなら美少女だって…」
女生徒2「今回はあんたのイメージが大きく崩れたからこそここまで噂とかが広がってんの。例えば美少女がいきなり優しくなったりしたら美少女にみんなの注目が集まると思うし。」
女「美少女ちゃんは実はもう優しいんだよ?」
女生徒1「…あくまで例であってね…」
女「…」
続きます
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