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小萌「まっ!上条ちゃん!先生の話きいてましたかー?」 等々 2

通行止め有ですの


330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 00:27:06.96 ID:LOuPm4is0
姫神考えていくと…自問自答の暗い物になりそうでした
御坂妹は面白そうです
黄泉川さんは……とてもおっきいですなので……病ませず別で書きたいくらいです

それでは自己保守してねます

354 名前:少し時間あるので[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 09:22:52.75 ID:LOuPm4is0
-「ねー、あれが食べたいってミサカはミサカは懇願してみたりー」

-「さっき似たようなもンくったろうがァ…」

-「さっきのはアイス、今のはソフトクリームってミサカはミサカは…」

御坂妹「……あれは」

打ち止め「ねーかってかってーとミサカはミサカは子供みたいに甘えてみたりー」

一方通行「どこが違うかわかンねェぞ…」

打ち止め「それでもミサカはミサカはあきらめずに頼んでみたりー」

一方通行「わかったからァ、さっさと買ってこい…」

打ち止め「おじさん、ソフトクリーム2つー」

一方通行「てめェ、2つも食うのかよ…」

打ち止め「へ?1つはあなたのですよ?とミサカはミサカは不思議そうに返答してみるー」

御坂妹「…とても珍しい光景ですっとミサカは正直に言ってみます」

一方通行「あン?なんだてめェか…」

打ち止め「あー10032号ーってミサカはミサカはソフトクリームをもう1個追加して頼んでみたりー」

一方通行「てめェ…」

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 09:30:54.06 ID:LOuPm4is0
打ち止め「ねー10032号も食べるでしょ?っとミサカはミサカは意見も聞かずに注文したりー」

御坂妹「…別にとミサカは…」チラッ

一方通行「そンな警戒すンな…計画は止まってンだ」

御坂妹「はい…そうでしたねとミサカは少々安堵の心を浮かべます」

打ち止め「ねー食べないのー?とミサカはミサカはちょっと催促するようにきいてみるー」

御坂妹「いただいても?」

一方通行「どうせ、断ってもあいつが押し付けンだろ…」

御坂「そうですね…でしたらいただきますとミサカは答えます」

打ち止め「あー誰か1つもってほしいーとミサカはミサカは慌てて頼んでみるー」

一方通行「チッ…仕方ねェな……」

スタスタ

一方通行「ほらァ、2つよこせ、オラ金だ」

-「ありがとうございまーす」

打ち止め「おいしーってミサカはミサカは喜んでみるー」

一方通行「ほらテメェのだ」
                  ではまた後で

367 名前:規制の状況みてみたら自宅も会社も規制orz[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:04:48.63 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「・・・いただきます」

打ち止め「おいしーよーとミサカはミサカは感謝してみたりー」

御坂妹「……」ペロッ

打ち止め「一方通行は食べないのかなーとミサカはミサカは」

一方通行「オラ、食いながらしゃべンな…汚れンだろがァ」

フキフキ

打ち止め「ミサカはありがとうとミサカはミサカはまた感謝してみるー」

一方通行「だァァ、また汚れンだろうがァ!!!」

御坂妹「……」ペロペロ

打ち止め「ほめんなふぁい……」

一方通行「くそッ…」

フキフキ

御坂妹「……本当に仲がいいんですねとミサカは驚きを隠せません」

打ち止め「うん、ミサカは一方通行のこと好きだよーとミサカはミサカはてれていってみたりー」

一方通行「ンなわけあるかァ!!!」

369 名前:規制の状況みてみたら自宅も会社も規制orz[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:19:07.51 ID:r83Dnu0EP
ベチョッ

打ち止め「あーッ、せっかく買ってもらった洋服がとミサカはミサカは叫んでみたりー」

一方通行「てめェが訳わかンねェこというからだろうがァ!!」

打ち止め「!?」ビクッ

一方通行「な、なンだよ…」

打ち止め「う、う、う…」ジワッ

一方通行「おい、ま、まて……」

打ち止め「うわぁぁぁぁぁぁぁん」ポロポロ

一方通行「オイ、泣くンじゃねェよ!!!」

打ち止め「うわぁぁぁぁぁぁぁん」ポロポロ

一方通行「いい加減静かにしやがれ!」

-「まぁ奥様、あれ虐待かしら…」「あらあら…可哀想に」「何であんな小さい子いじめるのかしらね」

一方通行「ウッ…」

打ち止め「うわぁぁぁぁぁあん」ボロボロ

一方通行「…チッ…新しい服かってやンから…おとなしくしやがれ」

371 名前:規制の状況みてみたら自宅も会社も規制orz[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:28:34.57 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「…!」ピクッ

一方通行「だから…泣きヤメよ…目立つだろォがァ…」

打ち止め「……本当かな?とミサカはミサカは確認してみたりー?」

一方通行「て、てめェ……」

打ち止め「…!!……うわぁぁぁぁぁぁん」

-「ジャッジメントに連絡した方がいいかしら?」「そうしたほうがよさそうよね……」

一方通行「わかった…かってやンから、しやがれ…チクショウ」

打ち止め「約束だよーっとミサカはミサカはー」

一方通行「約束だすンよォ…」

打ち止め「こういうときは指きりするってミサカはミサカは自分の知識を披露してみたりー」

一方通行「指きりだァ?」

打ち止め「ふぇ…」ビクッ

一方通行「チッ、仕方ねェなァ……どうすンだァ?」

打ち止め「…!こうするんだよとミサカはミサカは指をからめてみるー」

ギュッ

372 名前:一方通行「約束だすンよォ…」 >約束すンよォに訂正で…[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:38:21.31 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「……?」

打ち止め「ゆびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」

一方通行「そンなことしたら死ぬだろがァ…」

打ち止め「ゆびきった」

パッ

打ち止め「これで約束だよーっとミサカはミサカは再確認してみたりするー」

-「あれー聞いたことある声がするとおもったら…なんでアンタたちこんなところにいるわけ?」

一方通行「あン?…チッ」

御坂妹「お姉さま…」

御坂「一方通行に……」キョロキョロ

御坂「アンタたち…?」

打ち止め「ミサカは一方通行と10032号とソフトクリーム食べてたんだよーと自慢してみるー」

御坂「へぇ……」チラッ

一方通行「ンだよ…?」ジロッ

御坂「いやーアンタも大分変わったなってねぇー、そんなかわいらしい食べ物を食べるなんて…」ニヤッ

373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:48:16.33 ID:r83Dnu0EP
一方通行「ちげェ、これは…これは…」アセッ

御坂「ま、いいんじゃないの?その子と仲良くやってるみたいだし?」

打ち止め「ミサカはミサカは一方通行とは仲良しだよ!」

一方通行「おい…よけェなこというンじゃ……」

御坂「でも傍から見ると……○リよね…」クスッ

御坂妹「ロ○…?」

一方通行「てめェ…喧嘩うってンのかァ?」ギリッ

御坂妹「○リ…ロリータコンプレックスの略……主に幼い女性に恋愛感情を抱く事」

一方通行「てめェもくだらねェ解説なンがしてンじゃねェ!!」ギロッ

御坂「なによ、やろうっていうの?」ビリビリ

一方通行「てめェら雑魚能力者がァ何人そろったくらいでェ、勝ち目あると思ってンのかァ?」

御坂妹「お姉さま援護いたしますとミサカは」

ギスギス

-「かみやん、また今週も補習かにゃー?」

-「はぁ…どうせお前らも補習だろ…」

374 名前:セロリ口調って大変ですね[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 17:59:02.01 ID:r83Dnu0EP
一方通行「…カッカカカッカカ…いいぜェ……まとめてェ…片付けてやンぞ…」ニヤッ

ギュッ

打ち止め「ミサカはミサカは喧嘩はやめてほしいなと懇願してみる」

一方通行「離れてろ…」

打ち止め「やめてほしいってミサカはミサカは…」

一方通行「離れてろっていってンだろうが!!!」

上条「……?今の声は…?」バッ

土御門「かみやんどうした?」

上条「…おい、ビリビリ、一方通行、何してんだ?」

御坂「え?」チラッ

一方通行「なンだ?」ジロッ

上条「あ……なんか……尾とこりみ中のようで…あは…」タラ-

土御門(かみやん……地雷を自分から普通ふみにいかんぜよ…)

上条(どうする、考えろ…この状況から脱する方法ってやつを……)

上条「…」チラッ

376 名前:お取り込み…ですねorz[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:09:56.01 ID:r83Dnu0EP
御坂「アンタ邪魔しないでくれる?」びりびり

一方通行「てめェはすっこンでろ!」

御坂妹「…」

打ち止め「…や、やめて……グスン」ギュッ

上条(こうなりゃヤケだ!)

上条「いいぜ…てめえらがそんなくだらない喧嘩をするっていうなら……俺が相手してやる!」

土御門「……」ポカーン

御坂「な、なんでアンタが割り込んでくるのよ!」

一方通行「だからすっこンでろ!」

上条「そ、それはだな……」アセアセ、チラッ

打ち止め「……グスン」

上条「そ、そんな小さい子を泣かせてまで喧嘩する理由があるのかっていってんだよ!てめぇらおかしいんじゃねーか!」ドキドキ

御坂「……え?」チラッ

一方通行「……ンだとォ?」チラッ

上条(ど、どうだ……我ながらすばらしいこの言い訳!)ドキドキ

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:21:39.19 ID:r83Dnu0EP
御坂「あっ…」

一方通行「…チッ」

上条「…」ドキドキ

一方通行「しらけたぜェ…」

打ち止め「!!」ぱぁぁ

御坂「まぁ…この子を巻き込むのはね…」

一方通行「帰ェぞ…」

スタスタ

打ち止め「うん!って置いてかないで欲しいってミサカはミサカは」

一方通行「いちいちその口調うせェーンだよ」

打ち止め「だってミサカはミサカは…」

上条「ふぅー」

御坂「あ、アンタね…なんでも首突っ込むのね……でも」

御坂(今のは感謝してるわ、私じゃ勝てないけど、引っ込みつかなかったし……)

上条「ん?」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:31:30.94 ID:r83Dnu0EP
御坂「なんでもないわよ…///」

上条「は?…まぁいいや、ところで…今のってまさか」ゴクリッ

御坂「そ、そうよ…今の子も…」

上条「一方通行ってああいう趣味があるのか?」

御坂「……」ガクッ

上条「まさかあいつがそういう趣味の人間だとは……人は見かけによらないな…ホント」

御坂「そ、そんなのしらないわよ!」

上条「あれ…そういえば今の女の子…御坂の顔に…」

御坂「……アンタねぇ…にぶいんだかちがうんだかわからないわね」

御坂妹「シリアルナンバー20001号…私達の上位個体です」

上条「20001?あれ?前に20000体のって言わなかったか?」

御坂「…アンタ余計な事まで覚えてるのね」

上条「あん?」

御坂「この件にはアンタは首突っ込まないで!お願い!」

御坂(アンタ余計なフラグたてそうなんだもん…)

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:39:00.47 ID:r83Dnu0EP
上条「…ん?まぁいいけど」

御坂妹「ところで、お姉さま……上条当麻とは仲がよろしいんですかとミサカは少々驚いて質問します?」

御坂「なっ!」

上条「あぁん?まさかそんなはずないだろ、いっつも喧嘩うられて殺されかけてるんだぜ?」

御坂「そ、そうよこんなヤツと仲が言い訳ないじゃないの!!」

上条「だよな…?」

御坂「そうよ!」

御坂妹「呼吸がぴったりと…」

御坂「!?」ボッ

御坂妹「お姉さまどうしましたか?とミサカは」

御坂「そ、そ、そ、そんなわけないじゃないの!」びりびり

上条「うわぁああああ」

ダッタタタタ

御坂「待ちなさい!今日こそ私が勝つんだか…ら………」

御坂妹「追わないのですか?とミサカは質問します」

381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:48:14.94 ID:r83Dnu0EP
御坂「ア、アイツ逃げ足はやいから」

御坂妹「なるほど」

御坂「べ、別に他意はないわよ…!」

御坂妹「ところでお姉さま…」

御坂「なに?」

御坂妹「好きとはどういうものなのですか?」

御坂「!?」

御坂妹「20001号がそのようなことをいっていたのですが…」

御坂「なっ…あんたなにをいって…」

御坂妹「ミサカはそのような感情は理解できないので」

御坂「そのね…なんというか…」

御坂妹「20001号は一方通行を好きだといっていました」

御坂「へ、へぇ~そう、そうなんだ」アセアセ

御坂妹「お姉さまは好きという気持ちがわかりますか?」

御坂「そりゃ…一応ね…」アセアセ

382 名前:PC変わって遅いです、ごめんなさい[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 18:57:52.80 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「たとえばどのようなことをいうのでしょうか、とミサカは興味津々と質問します」

御坂「だから…その…」

御坂妹「…」ジー

御坂「なんていうか…誰かを……ね…」

御坂妹「それは一人では出来ないものなのですかと追加して質問します」

御坂「一人でもできるけど……」

御坂妹「一人でもできて二人でもできるのですかとさらに質問します」

御坂「……できるけどさ」カァァ

御坂妹「もう少し詳しく教えていただけませんかとミサカは」

御坂「……だからね、好きになるというのは誰か対象がいるんだけど……って何いわせてるのよ!」

御坂妹「……よくわかりませんが……」

御坂「べ、別にどうだっていいじゃないの!」

御坂妹「つまり誰かを想うということですね?」

御坂「そ、そうよ…わかってるじゃないの」

御坂妹「お姉さまは誰かをおもっていらっしゃいますか?たとえば上条当麻とか…とミサカは…」

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:07:14.28 ID:r83Dnu0EP
御坂「ななななな、なにいうのよ!あんたは!」アセアセッ

御坂妹「違うのですか?とミサカは確認します」

御坂「ちがちがちが…」アセアセッ

御坂「わないけど…」ボソッ

御坂妹「なにかおっしゃりましたか?とミサカは聞き直します」

御坂「ちがうわよ!」カァァ

御坂妹「違うのですか…と少々ミサカは残念がります」

御坂「ほら、もう私忙しいからかえるわよ!」

御坂妹「お時間とらせてすみませんでしたとミサカは謝罪します」

御坂「き、気になるなら別のヤツに聞きなさい、もぉ…じゃあね」

タッタタタ

御坂妹「いったい誰に聞けば…とミサカは…」

土御門「これは……つんでれかにゃ?」

土御門「かみやんだけなんで、もてるぜよ…」

土御門「はぁ…不幸にゃー」

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:16:59.62 ID:r83Dnu0EP
御坂(もぉーなんであの子はあんなこというのよ…)

御坂(前はあんなことに興味持たなかったのに)

御坂(治療をうけてから変わった?)

御坂(いいことなんだろうけど、けど…)

………

……



御坂妹「さて、誰に聞けばいいんでしょうとミサカは少々困ります」

御坂妹「ミサカは知り合いが少ないですし…」

御坂妹「…とりあえず」

タタタッタタ

………

……



打ち止め「ねーねー一方通行ってミサカはミサカは呼び止めてみるー」

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:24:49.57 ID:r83Dnu0EP
一方通行「あァン?」

打ち止め「さっきの約束、早く服かってほしいなってミサカはミサカは頼んでみたりー」

一方通行「あァ……ほら、金やるから…好きなもン買って来い」

打ち止め「ミサカはミサカは一方通行に選んでほしかったりするー」

一方通行「ダメだ、面倒だ」

打ち止め「うー、ダメかな?ってミサカはミサカは懇願してみたり」

一方通行「ったく勝手にかってこい」

打ち止め「でもーってミサカはミサカはがんばってお願いしてみたり」ウルウル

一方通行「…チッ」

打ち止め「ミサカはミサカは…」

一方通行「…適当に選ぶぞォ?」

打ち止め「うん!」キラキラ

一方通行「なンだよ、いかねェのか?」

打ち止め「ミサカはこれはデートかなってミサカはミサカは聞いてみたりー」

一方通行「ちげェよ……へンなこといってっとついていかねェぞ?」

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:34:33.08 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「わぁー」

一方通行「めンどくせェ…」

打ち止め「可愛い洋服がいっぱい…」

一方通行「チッ…どれでもいいんだろ?」

打ち止め「できれば可愛いのをお願いしたいかなってミサカはミサカはちょっとおねだりしてみたりー」

一方通行「そンなのわかンねェよ」

打ち止め「…でも」ウルッ

一方通行「…うッ」

打ち止め「だめ…?」ウルウル

一方通行「ちょっとまってろ…」

打ち止め「うん!」ニコッ

一方通行「オイ」

店員「お客様なんでしょうか?」

一方通行「あれに似合う服教えろ…」

店員「妹さんですか?かわいいですねー?」

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:40:46.90 ID:r83Dnu0EP
一方通行「ちげェそンなンじゃねェ…」

店員「そうですか…失礼いたしました」ペコッ

店員(ちょっと……まさかロリコンかしら…」

一方通行「オイ、早く教えろ」

店員「は、はい…」ビクッ

打ち止め「わくわく」キラキラ

店員「こちらの商品はどうでしょうか?」

一方通行(なンかひらひらしてて動きづれェだろ…これ…」

店員「お気に召しませんか?」

一方通行「他ァ?」

店員「…こ、こちらの商品どうでしょう」

一方通行(なンだ…こンなの女は着るンか?)

店員「これもお気に召しませんか?」

一方通行「オイ、もうちょっとよく見せてみろ」

店員「どうぞお手にとってみてください」

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:45:55.86 ID:r83Dnu0EP
一方通行(こンな感じのなら…動きやすいか…アイツすぐこけるしなァ…)

店員「良かったらご試着してみますか?」

一方通行「あァン?試着?」

店員「ひぃ」ビクッ

一方通行「オイ、ちょっとこい」

打ち止め「なにかななにかなってミサカはミサカはワクワクを隠し切れないかもー」

トテトテ

一方通行「これ、あっちで着てこい」

打ち止め「わかったーってミサカはミサカは喜んで着替えにいってみるー」

シャーァ

一方通行「オイ、どォーだ?」

打ち止め「まだ脱げないよーってミサカはミサカは焦りながらこたえてみたりー」

一方通行「そォか…」

ゴソゴソ

一方通行「オィ、もう着替えたかァ?」

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 19:53:45.64 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「まだだよーってミサカはミサカは返答してみたりー」

一方通行「そォかァ、手間かかるンだなァ、女は」

打ち止め「っていうか、脱げないからミサカはミサカはちょっと手伝ってほしかったりー」

一方通行「しらねェよ、着替えくらい自分でやれよ」

打ち止め「でもでも、後ろのファスナーに手が届かないってミサカはミサカは本当に手伝ってほしいっていってみたりー」

一方通行「チッ…しかたねェな…」

スタスタ、シャァーア

店員(ちょっと、あの人……あの子が着替えてる中に…やっぱりロリコンなの!?」

一方通行「オイ、貸してみろ」

打ち止め「ここ…」

一方通行「これくらい一人でできねェと、この先どうすンだ…」

スー

一方通行「オラ、これでいいだろ…」

打ち止め「ありがとーってミサカはミサカは…」ハラリッ

一方通行「オイ…」

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:00:17.90 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「……え?」チラッ

一方通行「オレのせいじゃネェぞ…」

打ち止め「きゃぁああああああ」

店員(やっぱり犯罪者?通報通報?)

一方通行「大声だすンじゃねェ」

打ち止め「だってだって、ミサカはミサカはまた裸みられたってショックを隠しきれなかったりー」カァァ

一方通行「ケッ、そンなのみてどうなンだよォ、ガキがァ…」

打ち止め「ミサカはさすがにそういわれるのも女ショックだってミサカはミサカは怒ってるみー」

一方通行「いいから前かくせ…そンで服着れ」

打ち止め「ア・・・」カァァ

一方通行「あとは自分で着れンな?」

打ち止め「う…ん……」カァァ

シャーッ

一方通行「ったく…めンどくせェ…」

打ち止め「ねー一方通行?」

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:07:36.55 ID:r83Dnu0EP
一方通行「あァン?なンだ」

打ち止め「ミサカはミサカは裸を見た責任をとってほしかったり…」

一方通行「責任だァ?」

打ち止め「ミサカはミサカはこれでも女性なんだよって言ってみたり…」

一方通行「またメシでもおごれっていうのかァ?」

打ち止め「そうじゃなくって…ってミサカはミサカは…」

一方通行「じゃあなンだ?」

打ち止め「一方通行は鈍すぎるってミサカはミサカは少々がっかりしてみたりー」

一方通行「ハッキリしろ」

打ち止め「女性にとって責任とは…け、結婚してって事っていうか…ってミサカはミサカは…」

一方通行「ハァ?なにいってンだ、ガキがァ」

打ち止め「むっかーって少々ミサカはミサカは腹立ててみたりするー」

一方通行「ガキにガキっていってなにが悪いンだ?」

打ち止め「ミサカはミサカは何年かしたら、お姉さまみたいになるっていってみるー」

一方通行「あァン?………どっちにしろガキじゃねェか…」

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:14:33.33 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「むっかーだったらミサカはミサカはもっとナイスバディになってみせるって宣言してみるー」

一方通行「寝言はねてからいえ、ガキ!」

打ち止め「じゃあ、なったら?」

一方通行「なンでもいうこときいてやンぞ」

打ち止め「…じゃあ結婚してくれる?ってミサカはミサカは確認してみる…」

一方通行「バカ、てめェ…それとそれとは違うだろうが…」

打ち止め「一方通行って嘘つくの…か……ってミサカはミサカは残念がってみる」

一方通行「チッ…分った、してやンよ…」

打ち止め「…!?」

一方通行「ただし……アイツより成長したらだかンな?」

打ち止め「絶対だよってミサカはミサカは念をおしてみたりー」

一方通行「もォいいだろ、はやくでてこい!」

打ち止め「あ…」

一方通行「てめェ…まさか」

打ち止め「まだ着替えてないってミサカはミサカは…」

395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:21:22.87 ID:r83Dnu0EP
一方通行「オィできたかァ?」

シャーァ

打ち止め「ど、どうかなって…ミサカはミサカはちょっとドキドキきいてみるー」

一方通行「あー…まァこれでいいか、オイこれいくらすンだ?」

店員「はい、そちらの商品は」

打ち止め「ちょっと、その反応はちょっと傷つくってミサカはミサカは抗議してみたりする」

一方通行「あァン?そンなのどうだっていいだろォ」

打ち止め「ミサカはミサカは一方通行の感想ききたいのにー」ウルッ

一方通行「…チッ」

打ち止め「……」ウルウル

一方通行「まァ似合ってンぞ…」

打ち止め「ほんとー」ぱぁぁ

一方通行「オラこれでいいだろ?、おいカードつかえっかァ」

店員「だ、大丈夫です、ご利用になれます」

打ち止め「ねーもう一度いってほしいってミサカはミサカはお願いしてみたりするー」

396 名前:ラストオーダが一方通行を手玉にとったところで風呂いきます[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:28:10.12 ID:r83Dnu0EP
店員「ぶ、ブラックカード…」ビクッ

一方通行「バァーカ、二度といわねェよ」

打ち止め「一方通行はけちだってミサカはミサカは文句いってみるー」

一方通行「シラネェーよ……オィ、これ着て帰っからァ」

店員「は、はい、毎度ありがとうございました」カチコチ

打ち止め「ちょっと位サービスしてくれてもばちはあたらないとおもうのにー」

一方通行「罰なんて跳ね返してやンぜ」

打ち止め「…あ」

一方通行「な、なンだよ…?」

打ち止め「あはっははははっは」

一方通行「お、オィ…」

打ち止め「あっはははっは、打ち止めもそういうギャグいうんだねってミサカはミサカは少々驚いてみるー」

一方通行「…チッ、調子くるうぜェ…」

打ち止め「まっておいてかないでよーってミサカはミサカは」

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 20:57:31.70 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「別の人と言われましても…ミサカは知り合いが少ないのですが…」

御坂妹「……」

スタスタッ

………

……



ピーンポーン

-「とーま?」

トテトテトテ ガチャッ

御坂妹「こんにちはとミサカは挨拶します」

禁書「あれ?クールビューティ…」

御坂妹「少々お聞きしたいことがあります、とミサカは率直にたずねます」

禁書「うーん、とーまもいないし、とりあえず入るんだよ!」

御坂妹「おじゃましますとミサカは…あ…」

スフィンクス「にゃ~ん」スリスリ

399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:03:13.62 ID:r83Dnu0EP
禁書「スフィンクスも来てくれてうれしいっていってるんだよ」

御坂妹「……」ヒョイ

スフィンクス「にゃーん」ペロペロ

御坂妹「!!」ピクッ

スフィンクス「にゃーん」ペロペロペロ

御坂「少々くすぐったいのですが、とミサカはスフィンクスに伝えます」

スフィンクス「ふにゃーん」ペロペロペロペロ

禁書「あれ?」クンクン

スフィンクス「みゃーん」ペロペロペロ

禁書「なにか食べたかなー甘い匂いがするんだよ?」

御坂妹「先ほどミサカはソフトクリームをいただきました」

禁書「あーずるい!ずるいんだよ!」

御坂妹「…?」

禁書「だからスフィンクスが舐めてるんだよ、それにしてもずるいんだよ!私の分は~?」

御坂妹「…もらっただけですので」

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:15:21.08 ID:r83Dnu0EP
禁書「うー…」ジトォ

御坂妹「私達はお金を持たされていませんので、ミサカ買ってくることはできません」

禁書「まぁ…仕方ないっか…」

御坂妹「はい、ところで…」

スフィンクス「ゴロゴロ」ペロペロペロ

御坂妹「なぜ…こんなに…とミサカは少々困っています」

禁書「スフィンクスはミルクとかそういうのが好きなんだよ、だから仕方ないんじゃないかなー」

御坂妹「!?」

禁書「スフィンクス~そろそろ困ってるからやめるんだよ?」ヒョイッ

スフィンクス「にゃ~ん」

禁書「スフィンクス、とーまが帰ってきたら牛乳かってきてもらうからねーまってるんだよ」

スフィンクス「にゃーん!」

禁書「ところで聞きたい事ってなんなのかな?」

御坂妹「実は…」

禁書「うーん…ちょっとむずかしいかなー?」

401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:24:50.02 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「なぜですか?とミサカは問いかけます」

禁書「好きっていっても色々あるんだよー?」

御坂妹「色々とは?とミサカは再度質問します」

禁書「うーん…スフィンクスの場合だけど、この好きは…」

御坂妹「……?」

禁書「えーっとね、食べ物の好きってやつで…好物って事なんだよ?」

御坂妹「なるほど…それで他には何があるんですか?とミサカは再々度質問します」

禁書「他にはねー…えっと…好奇心、探究心などの興味とかーこういうのも好きに入るんだよ?」

御坂妹「なるほどなるほど……ミサカは」

禁書「あとは……人のことに好意を持つって意味の好きってのもあるんだよ?」

御坂妹「好意とは…?とミサカはさらに質問します」

禁書「好意ってのは人を好きって意味で…ってあれ?」

御坂妹「?」

禁書「あれ戻ってる……うまく説明できないんだよ……」

御坂妹「そうですか…とミサカは少々残念に答えます」

402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:31:20.91 ID:r83Dnu0EP
禁書「まってね……えっと…」

御坂妹「…はい?」

禁書「人を好きっていうのは…えっと…なんだろう…うーん」

御坂妹「やっぱりわかりませんか?とミサカは…」

禁書「ちょっと静かにするんだよ!えーっとえーっと」

御坂妹「……」

禁書「誰かを好きになるってことは……その人が欲しいとか、えーっと」

禁書「その人に自分だけをみて欲しいとか…」

禁書「他の誰かと話してると、なんだかやりきれない気持ちになったり…」

御坂妹「ミサカと貴方が話すとやりきれない気持ちになりますか?」

禁書「そうじゃなくてぇ…」

御坂妹「理解に苦しみますとミサカは答えます」

禁書「とにかく…難しいんだよ!それに大切なことなんだよ!」

御坂妹「難しい?大切?とミサカは少々困惑します」

禁書「だ、だから…そういうことはなってみないとわからないんだよ!」

403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:39:46.09 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「そうなる?つまりミサカにも可能なことなのですか?とミサカは確認します」

禁書「え?可能だよ?普通だれでもなるよ?」

御坂妹「普通なのですか?とミサカは再度確認します」

禁書「だから普通なるんだよ!」

御坂妹「そう…ですか…でしたらミサカは普通じゃないのでしょうか、とミサカは少々残念がります」

………

……



テクテクテク

御坂妹「つまりどういうことなのでしょうか…とミサカは一人悩んでみます」

-「ねーみてみてーとミサカはミサカははしゃいでみたりー」

-「オイ、転ぶンじゃねェぞ、せっかく買ったンだから」

御坂妹「……?」

御坂妹「20001号…?」

-一方通行「オイ、走るンじゃねェ…」

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:50:57.66 ID:r83Dnu0EP
一方通行「転ンで汚しても、次は買ってやンねェぞ…」

打ち止め「!?」ピタッ

一方通行「そうだァ、ゆっくりある…け」

打ち止め「うん…」スッ

一方通行「あァン?」

打ち止め「手…つないでもいいかなってミサカはミサカは聞いてみたり…」

一方通行「なンでだァ?」

打ち止め「転んで汚したら…いやだし…ってミサカはミサカは…」

一方通行「…チッ」

ギュッ

打ち止め「!!」

一方通行「マジで調子くるうぜ…」

御坂妹「……ハッ!!」

御坂妹.。oO(うん、ミサカは一方通行のこと好きだよーとミサカはミサカはてれていってみたりー)



405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 21:59:30.58 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「少々観察してみましょう、何か分るかもしれませんとミサカは独り言をいってみます」

………

打ち止め「♪~、♪~、♪~」ブンブン

一方通行「オイ、そんなに腕ふりまわすンじゃねェ」

-打ち止め「♪~、♪~、♪~」

一方通行「そのヘタな歌ヤメロ」

-打ち止め「……」ショボーン

一方通行「…チッ…歌くらいは許してやンよ…」

打ち止め「♪♪~、♪~、♪♪~」

一方通行「デ、デケェ声で、歌うンじゃねェぞ…目立つだろうがァ…」

打ち止め「……」ショボーン

一方通行(チクショウ、面倒だな…)

一方通行「いちいち、へこむンじゃねェよ…」

打ち止め「…だって」

一方通行「…好きに歌え……」

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:09:53.39 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「……全くわかりませんっとミサカはがっかりします」

-「おいまて、テメェ、今まで調子乗ってくれてたな…」

一方通行「あァン?なンだァ?」

-「お前、最強じゃなくなったんだってなぁ?」

一方通行「だったら試してみるかァ?」

-「言われるまでもねーよ!」

ガンッ、ギュイーン

-「ガハッ…」

一方通行「オイ、もう終わりかァ?」ニタァ

-「ちくしょう、余裕こいてんじゃねーよ!!」「うぉおおおおお」「てめぇええ」

一方通行「ほらほらまとめてかかってこいってンだよォォォ!!」

ガンッ、ギュイーン、バシン、ギュィーン、ゴン、ギュイーン

一方通行「カーカカッカカカ、だれがァ最強じゃないってェ?オレのどこにお前らの勝てる要素があるっていうンだよォォォォ」

御坂妹「…」ビクッ

-「ち、ちくしょおおお」

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:17:58.94 ID:r83Dnu0EP
一方通行「なんだァ?まだ起きられンのかよ…」

-「う、動くんじゃねーよ!」

打ち止め「……ァ、一方通行」ジタバタ

一方通行「テメェ…」ギリッ

-「動くんじゃねぇ!お前もジタバタすんなって!」

グイッ

打ち止め「痛ッ」

一方通行「オイ、ヤメロ!」

-「へっへ、まさかてめぇに人質が通じるとはな……おら、反射解除しろや……」

一方通行「チッ…ふざけんな」

-「こいつがどうなってもいいのか?」

打ち止め「……」ビクッ

一方通行「……わかった」

-「へっへ、おいお前ら起きろよ…」

-「まさかこいつがこんなガキを大事にしてるとはな…」「こいつロリコンなんじゃねーの」「一方通行じゃなくて一方幼女ってか?のぎゃっははは」

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:35:48.51 ID:r83Dnu0EP
一方通行「テ、テメェ調子のってンじゃねェぞ…」

-「はいはい、ロリコン野郎は黙っててね」「じゃないと…」「こいつがどうにかなっちゃうぞっと」

一方通行(…チッ…アイツも能力者だろうに……やっぱガキだなァ…パニくってなにも出来やしねェ…)

-「そろそろ覚悟はいいか?」「今までの借りきっちり返させてもらうぜ」「なーに殺しはしねーよ」

一方通行「オイ……俺を信じられるかァ?」

打ち止め「!?」

-「てめぇまだ何かするきなのか!」

一方通行「しンじられるかってきいてンだよォ!」

打ち止め「…」コクコクッ

一方通行「目ェ瞑ってろォ」

-「無視してんじゃねーぞぉ、テメェらやっちまえ!」

一方通行「テメェらこそ、オレの能力が反射だけだと勘違いしてンじゃねェよォ」

ピカッギラッ

-「クッ、なんだこの光は目が目がぁあああ」

一方通行「オラァ、今のうちに逃げろ!!」

410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:42:11.24 ID:r83Dnu0EP
一方通行「太陽光から熱を除いた可視光だけをベクトル変換して…収束させればァ……」

-「目が目がぁあああ」

一方通行「まぁこうなるンだよなァ」

-「ち、ちくしょぉおお」

一方通行「で?オレがなんだってェ?」ニタァ

-「まてまて、まだ目が目が…」

一方通行「オレの大事なもンに手だしたンだ…それなりの覚悟はしてンだろうなァ?」ピキピキ

-「わかった、わかったもう二度とお前には、そいつにも手を出さないから、な!」

一方通行「あァン?あ、声反射して聞こえねェや、ぎゃっははっはははは」

-「ちょっと、まてまてまて…ぎゃあああああああああああああ」

一方通行「ったく、テメェも能力者なンだから、自分の身くらい自分で守れ…」

打ち止め「ごめんなさい…」

一方通行「…チッ…いくぞ…」

ギュッ

打ち止め「…うん」

412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:52:31.94 ID:r83Dnu0EP
打ち止め「…ねぇ」

一方通行「あァン?」

打ち止め「さっきいったこと本当かな…ってミサカはミサカはドキドキしながらきいてみたり…」

一方通行「なにがァ?」

打ち止め「だから……オレの大事なものって言葉…きゃっ><ってミサカはミサカは恥ずかしがってみたりー」

一方通行「…あれはァだな…その…」

打ち止め「これはチャンスかなってミサカはミサカは追いうちかけてみたりするー」

一方通行「…チクショウ」

打ち止め「…出来れば・・・もう一度聞かせてほしなって、ミサカはミサカは上目遣いでいってみたりー」ジー

一方通行「…ウ」

打ち止め「聞かせて欲しいな…」

一方通行「大事なもンだよ…」テレッ

打ち止め「うん!それってやっぱり!」

一方通行「…なンでもねェ…」

打ち止め「ミサカを好きってことだよねってミサカはミサカはトドメをさしてみたりー」

413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 22:58:33.20 ID:r83Dnu0EP
御坂妹(好き?)

一方通行「…ち、ちげェ」

打ち止め「違うのーってミサカはミサカは…」ジワッ

一方通行「…ちがわねェよ……クソッ」

打ち止め「!?」ぱぁぁ

一方通行「な、なンだよ…」

打ち止め「やっぱりミサカと一方通行は相思相愛なんだねってミサカはミサカはとっても喜んでみるー」

一方通行「て、テメェ、調子に乗ンじゃねェ!」

打ち止め「ミサカはこういうの知ってるって自慢げにいったりしてみるー」

一方通行「あァン?」

打ち止め「ツンデレっていうんだってミサカはミサカはいってみたりー」

一方通行「テメェ…」カァァ

打ち止め「一方通行が赤くなったってミサカはミサカははしゃいでみたりー」

一方通行「こ、これはだなァ、日焼けだ…」

打ち止め「一方通行は紫外線を反射できるってミサカはミサカはしってるしー」

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 23:07:33.78 ID:r83Dnu0EP
一方通行「…そンなこといってっと、二度と一緒にでかけてやンねェぞ?」

打ち止め「…やだ…ごめんなさい」

ギュッ

一方通行「…わかればいいンだよ」

打ち止め「でも…一方通行はミサカをいっつも助けてくれるってミサカはミサカはしってるよー」

一方通行「…チッ」

打ち止め「ミサカはミサカだから…一方通行がとってもとっても好きなんだよっていってみたり…」

一方通行「……」

打ち止め「だから…これからもずっと…ずっと一緒にいてね守ってねってミサカはミサカはお願いしてみたり」

一方通行「……あァ」

ギュッ

打ち止め「ありがとう」

御坂妹(助けてくれるから好き?一緒にいてくれるから好き?…とミサカは少々ヒントを得た気がします」

一方通行「…いくぞ」

打ち止め「うん!」
                夫婦が円満にいったので休憩に

417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 23:50:06.60 ID:r83Dnu0EP
テクテク

御坂妹「つまり、今までの情報を総合すると…」

テクテク

御坂妹「20001号は一方通行を好き、一方通行は20001号が好き…」

テクテク

御坂妹「好物でもなく、人に対して持つもの…ここまでは共通していますとミサカはミサカは納得します」

テクテク

御坂妹「さらに、好きなら一緒にいて欲しい…これはまだわかりませんねとミサカはミサカはまた悩みます」

テクテク

御坂妹「ですが、守ってくれるというのはミサカもミサカも経験あることを思い出しました」

テクテク

御坂妹「そう、上条当麻!貴方にですとミサカはミサカは断言します!」ビシッ

上条「…はい?御坂…」

ヒュー、ピラッ

上条「…妹」

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/01(月) 23:57:52.82 ID:r83Dnu0EP
御坂妹「上条当麻、ミサカは貴方のことが好きですか?とミサカは問いかけます」

上条「なんのことだ?」

御坂妹「質問に答えてください、とミサカは聞きなおします」

上条「だから何のことだって!」

御坂妹「はぁ…いいですか?ミサカは貴方のことを好きですか?と聞いているのですとミサカは少々呆れ顔でたずねます」

上条「だから…それをなぜ私にきくわけですか?」

御坂妹「わからないのですか?とミサカは少々びっくりします」

上条「あのなー、何か勘違いしてるかもしれないからいうけどさ、他人の気持ちなんて普通はわからないんだぞ?」

御坂妹「そうなのですか?とミサカは驚きを隠せません」

上条「まぁ、どっかのプレイボーイな野郎なら……多少相手の気持ちを分るかもしれないが…それだって分ったつもりなだけであって…」

御坂妹「端的にお願いしますとミサカは要求します」

上条「つまりですね、上条さんはそういうんじゃないから、貴方が私を好きかって問いには答えられないんです!」

御坂妹「ミサカはがっかりしました…」

上条「なんでまたそんなことを…?」

御坂妹「実は……とミサカは少々省略させていただきます」

421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:06:12.06 ID:HUwJOvYFP
上条「なるほどな、御坂妹は好きというものが知りたいわけなのか…」

御坂妹「そうですとミサカは返答します」

上条「お前らにそういう感情がなぁ…って…あっわりぃそんな意味で言ったわけじゃなくて」

御坂妹「言っている意味がわかりませんとミサカは即答します」

上条「うーん、個性?というか人間らしくなってきていい傾向なんだろうな…」

御坂妹「個性?人間らしく?とは何ですか?とミサカは質問します」

上条「うーん、自分らしさ…というか……お前とあのちっこいえっと」

御坂妹「20001号、打ち止めですね?とミサカはいいます」

上条「打ち止め?なんか言い難いな…んじゃ仮にチビ御坂としよう」

御坂妹「チビミサカ?…クスクスッ…失礼しましたとミサカはあわてて謝罪します」

上条「へぇーお前もちゃんと笑うんだな」

御坂妹「あっ…」ドキッ

御坂妹(え…今のは…っとミサカは少々戸惑います)

上条「あ、ごめん、また失礼なこといったな…」

御坂妹「いえいえ、とミサカは気にしてないことをアピールします」

422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:12:10.97 ID:HUwJOvYFP
上条「まぁー好きって気持ちはな、気がつかないうちにもっていることが多いとおもうぞ?」ニコッ

御坂妹「…!?」ドキッ

上条「ん?どうした?」

御坂妹「いえ、なんでも…とミサカは…」

上条「ってことで……」

-「見つけたわよ~」ビリビリ

上条「帰るわ!」

ダッタタタッタ

御坂「もぉー逃げ足速いんだから!」

御坂妹「あ…」シュン

御坂「あれ?アンタなんでこんなところに?」

御坂妹「上条当麻にちょっと質問がありましたとミサカは答えます…」

御坂「え?アイツに質問?なになに?」

御坂妹「好きという気持ちについてですとミサカはお姉さまの質問に答えます」

御坂「え?どういうこと!ねぇ!」

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:17:15.93 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「お姉さま落ち着いてください、とミサカは少々あわてて伝えます」

御坂「ご、ごめん…」

御坂妹「一体どうしたのですか?とミサカはたずねます」

御坂「あはははっはは…」

御坂妹「…?」

御坂「あっ…アンタこそさっきの話どういうことなのよ!」

御坂妹「実は…っとミサカは端折ります」

御坂「なるほどねー」

御坂妹「意味がわかるのですか?とミサカは驚きます」

御坂「そりゃねぇ……まぁアイツの言うことあってるとおもうわよ?」

御坂妹「そうなのですか?とミサカはたずねます」

御坂「個人差はあるとおもうけど、間違いないわ…それにアイツの言うとおりあんた達人間らしくなったわね」

御坂妹「人間らしく…ですか?とミサカは」

御坂「そういうところはあれだけどね」

御坂妹「…?」

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:22:01.63 ID:HUwJOvYFP
御坂「そっか、そっか、アンタも個性がでてきたのねー」

御坂妹「良い事なのですか?とミサカはたずねます」

御坂「いいことに決まってるじゃない」

御坂妹「そうなのですか…とミサカは安心します」

御坂「うん、そうよ」

御坂妹「……」

御坂「ん?どうしたの」

御坂妹「お姉さま少々お聞きしてもよろしいでしょうか?とミサカは失礼のないようにたずねます」

御坂「なに?答えられることならいいわよ」

御坂妹「お姉さまは好きという気持ちをもっていますか?とミサカは慎重にたずねます」

御坂「なっ…!?」

御坂妹「……」ジッ

御坂「……もぉ…いきなりなによ…」カァァ

御坂妹「お答えいただけませんか?とミサカは少々残念がります」ショボーン

御坂「もぉーわかったよ、アンタだけよ!誰にもいわないでよ?」

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:28:36.32 ID:HUwJOvYFP
御坂「そりゃ…私だって…誰かを好きって気持ちはあるわよ…」カァァ

御坂妹「そうなのですか!」

御坂「べ、別にいいじゃないのよ…普通よ…」カァァ

御坂妹「やはり普通はもっているものなのですねとミサカは…」

御坂「そりゃ、相手が見つかればの話でしょ!誰も好きじゃないって人もたまにはいるわよ」

御坂妹「偶にですか…とミサカはやはり普通じゃないことを再確認しました…」

御坂「だからーもぉ!」

御坂妹「…?」

御坂「アンタは多分好きって気持ちがどういうことなのかがわかってないだけで……もしかしたらあるかもしれないのよ?」

御坂妹「…私にもある」

御坂「たとえばさ……誰かに会いたいとか、一緒にいたいとか…」

御坂妹「一緒にいたいって20001号もいってました、とミサカは思い出します」

御坂「へぇ~、相手は誰?」

御坂妹「一方通行ですとミサカは即答します」

御坂「え?ええええええ…」

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:36:54.55 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「そんなに変なのですか?とミサカは質問します」

御坂「変っていえば変だけど…それよりも……ちょっと一方通行はどうなの!あいつはなんかいってたの?」

御坂妹「確か……オレが守ってやるとか、大事なもんだとか……とミサカは思い返します」

御坂「え…」

御坂(ちょっとちょっと!妹に先越されるってなによ!もぉおおおおおおおなんなのあの子私に全くにてないじゃないの!)

御坂妹「お姉さま?」

御坂「……」

御坂妹「お姉さまどうかしましたか?とミサカは心配しています」

御坂「あ、ごめんごめんごめん…ちょっとびっくりして…そうそう話がずれたわね」

御坂妹「ホッ」

御坂「だから会いたいとか、一緒にいたいとか…あとは……なんだろドキッっとか胸がキュッっとするのも」

御坂妹「あっ…」

御坂「え!まさかあるの?あったの?」

御坂妹「ドキッっというのが…とミサカは答えます」

御坂「なによぉーあるんじゃないのよぉー」ニヤニヤ

428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:44:28.58 ID:HUwJOvYFP
御坂「誰に誰によ~?」

御坂妹「えっと…」

御坂「あーストップストップ!」

御坂妹「はい?」

御坂「そういうのは答えたくなきゃ答えないのが普通なの!そういう気持ちだって必要なのよ?」

御坂妹「そう…なのですかとミサカは質問します」

御坂「だってさーそういう気持ちって、大切なのよ?とくにさー女の子だったら…」

御坂妹「男性はあまり大切じゃないんですか?と、ミサカは続けて質問します」

御坂「あーそういうんじゃないんだけどさ……あのね…女の子のねそういう好きっていうか…恋する気持ちはさ」

御坂妹「…」ゴクリッ

御坂「パワーになるのよ!」

御坂妹「パワーですか?とミサカは少々困惑しています」

御坂「パワーっていっても力学的な事じゃなくて……心のうーん…活力っていうか…こうがんばるぞーって気持ちね」

御坂妹「なるほど…とミサカは学んでいます」

御坂「私だって…アイツがいるから……」

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:48:54.53 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「アイツですか…?」

御坂「ななな、なんでもないわよ!うんなんでもない!」アセアセ

御坂妹「…?」

御坂「私も応援するから!あんたもがんばるのよ?」

御坂妹「あの?」

御坂「わかった?」

御坂妹「はい、とミサカは返事をします」

御坂「よろしい!」ニコッ

御坂妹「……」ニコッ

御坂「あーもうこんな時間か……私帰るわ…また何かあったらいつでも聞きに来なさいよー?」

御坂妹「私がいって迷惑じゃないんですか?とミサカは少々心配そうにききます」

御坂「気にする事はないわよ!だってアンタ私の妹でしょ?クローンといえどもね?」ニコッ

御坂妹「…ありがとうございます」

御坂「じゃあね、ホントがんばるのよ!」

御坂妹「はい、さようならお姉さまとミサカは見送ります」

431 名前:50コマ目ですのでここまで!何故か美×黒は書きやすい…[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 00:56:45.41 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「……つまりミサカは……上条当麻の事が…とミサカは…」ドキッ

御坂妹「……パワーになる…ですねお姉さまとミサカはお姉さまの言葉を思い返します」

御坂妹「…がんばります」グッ

………

……



御坂「ちょっとカッコつけすぎたかな…」

御坂「まー嘘はいってないしいいわよね…」

御坂「でも……あの子達が恋してるとはね…って私も負けてらんないわ!」

-「誰が恋してますの?」

御坂「黒子!?」

黒子「お姉さまどういうことですの?恋とは…まさか…?お姉さまわたくし以外の誰かに……?」ジトォー

御坂「な、なにをいってるのよ!大体あんたと私はなんでもないでしょ!」

黒子「…そんなっ!」ブワッ

黒子「私は悲しんですの……お姉さまにそこまではっきり拒絶され……黒子は黒子は…もう…」

432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 01:07:52.69 ID:HUwJOvYFP
>>420
417のこれは惨いすみませんorz

セロリの口調と打ち止めと御坂妹…癖がありすぎて間違いだらけというか
違和感だらけなんでしょうね

ダラダラの駄文にお付き合いいただきありがとうございました
最後にageて寝ます

442 名前:紛らわしかったかな…まだ続きますよ[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:00:29.88 ID:HUwJOvYFP
御坂「く、黒子…?」

黒子「この悲しみはお姉さまの胸の中でしか癒せませんわ~」ダァー

ゴツン

御坂「っかしあんたもワンパターンね…」

黒子「お姉さまの反応もワンパターンで…す…の…」ピクピク

………

……



ガチャッ

上条「ただいまーっと」

禁書「あ、とーま?とーまおかえりー」

上条「おう、すぐメシつくるからな」

禁書「うん…っていうか、とーま、好きってどういうことかな?」

上条「…なんだ?食いたいものがあるのか?あんまり高いものはダメだぞ?」

禁書「そういう意味じゃないんだよ!」

443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 08:07:32.63 ID:HUwJOvYFP
上条「はいはい、ちょっとまってろ、飯は早く作るからっと」

禁書「ちょっととーまー?わたしをなにか食べることしか興味ないみたいに勘違いしてないかなー?」

上条「ん?違うのか?」

禁書「ムカッ」

上条「お前口開けばとーまーおなかすいた、とーまーなにかつくって、とーまーごはんたべたい…だろ?」

禁書「ムカムカッ」

上条「少しは他の女性をみならってだな…、色気をな…」

禁書「なに、とーま?私に色気ないのかな?」

上条「おまえに……色気?」ジロー

禁書「ムー」

上条「うん、ないな…感じられない」

禁書「とーまーちょっとそれは傷つくんだよ?私だって女なんだからー」

上条「今日の御坂妹じゃないけど、好きだのそういう話くらいすりゃ……すこしはなぁーってオイ」

禁書「グルグルグル…」ガブリッ

上条「ぎゃぁあああああああああああああああ」

444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:12:17.86 ID:HUwJOvYFP
上条「申し訳ありませんでした」orz

禁書「ホント傷つくんだよ!もう!」

上条「今後気をつけますので」orz

禁書「じゃあ…ハンバーグがいいかな…」

上条「は……い?」

禁書「ハンバーグつくってくれたら、許してあげるんだよ!」

上条「…ふぅ…ったくやっぱり色気より食い気じゃねーか…」ボソッ

禁書「なにかいったかなぁ?とーまー」キランッ

上条「な、なんでもありません…」

コネコネコネコネ

禁書「ねーとーまー?」

上条「ん?もうちょっとでかい方がいいか?」

禁書「もちろんかな!じゃなくて!」

上条「なにか?付け合せのポテトふやせって?」

禁書「うん!そうなんだよ!…じゃなくてー!」

445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:19:23.96 ID:HUwJOvYFP
禁書「さっきの話なんだけど……クールビューティがどうとかの…」

上条「クールビューティ?ああ、御坂妹の事か、それがどうした?」

禁書「とーまにも何か聞いてきたの?」

上条「さっきな偶々あって、好きというのはどういうものなのかーって哲学っぽい質問をな」

禁書「それでそれで?」

上条「あとはー御坂妹が俺のことを好きなんですかーとか」

禁書「え?とーまー?それはどういうことかな?説明して欲しいんだよ!」ジトォー

上条「おい、まて、アイツがそんなことをいってきただけでなにも…」

禁書「…信じられないんだよ?」

禁書(とーまはまた何か無意識にしでかすし…)

上条「おいおい、俺を何か勘違いしてねーか?」

禁書「べっつにー」

上条「……なんかものすごく勘違いされてる気がします…」

禁書「それで?続きはー?」

上条「あ、あ、それで…どういうものかって理解できるように砕いて説明したんだけど…分ったかな…あいつ?」

446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:26:46.67 ID:HUwJOvYFP
上条「それにしてもアイツもかわったよなー、昔はもっとこうさめた感じで」

禁書「?」

上条「個性っていうかアイツらしさがでてきたっていうか……そうだ、クスクスってわらったりしてたな」

禁書「そーなの?」

上条「そういえばアイツ笑うと結構可愛い顔だったな…」

禁書「ムゥー…」

上条「まぁアイツはビリビリより素直そうだし……好きになってくれる相手ならすぐ見つかるんじゃないかな」

禁書「とーま?もしかして…」

上条「ん?ばーか、俺は自分でもてないの知ってるって」

禁書「で、でもぉ…」

上条「それにうちにはこんな大飯喰らいがいるし、昼間は学生だし…ほとんど……出会いなんかないし…」

禁書(この無自覚は怖いんだよ……なにげに短髪と良く会ってるっていうし、あいさとだっていつの間にか知り合ってたし…)

上条「どうした黙って?」

禁書「とーま?信じていいのかな?」

上条「なんのことだ?あぁハンバーグの出来か?任せろ!ちょっと玉葱多目だけど結構自信あるぞ?」

448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:37:52.52 ID:HUwJOvYFP
禁書「そうじゃないんだよ…」

上条「うーん?今日はやけに絡んでくるな」

禁書(この鈍さなら誰かが直球勝負してこない限りは…大丈夫かな?信じてるんだよとーま……)

上条(そんな腹減らしてんのかな…イライラするほどに…)

………

……



御坂妹「考えれば考えるほど…ミサカはあの人の事が…頭から離れなくなっていきます」ドキドキ

御坂妹「この胸の高鳴りは……病気なのでしょうかとミサカは自問自答します」

御坂妹.。oO(また何かあったらいつでも聞きに来なさいよー?)

御坂妹「……明日またお姉さまに聞いてもらいましょうとミサカは」

御坂妹「はぁ……上条当麻に会いたい…とミサカはため息を漏らします」ドキドキ

御坂妹「あれ…会いたい…これってとミサカは少々自分の状況に驚きます…」

御坂妹「ミサカもこれは恋をすることができているのでしょうか…とミサカは悩みます」

御坂妹「……胸が苦しいです」

450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:47:00.68 ID:HUwJOvYFP
打ち止め「ねー一方通行おきてーってミサカはミサカは一方通行をユサユサゆすってたりー」ユッサユサ

一方通行「……zzZzz」

打ち止め「ねーねー起きてってばーもう朝だよ、おなかすいたよってミサカはミサカは朝ごはん最速してみるー」

一方通行「あァン、なンだよ…うっせェな……まだ朝じゃねェか…」モゾモゾ

打ち止め「朝ごはんは朝たべるから朝ご飯なんだよってミサカはミサカは当たり前のことをいtってみたりするー」

一方通行「……かってにコンビニでなンかかって食え」

打ち止め「ミサカはミサカはコンビニ弁当あきたって一方通行の手料理を遠まわしに要求してみたりー」

一方通行「ンなのできねェよ、つかどこが遠まわしなンだよ…」

打ち止め「えーここで料理ができる意外キャラを発揮するのが一方通行かもーってミサカはミサカは残念がってみるー」

一方通行「うっせェな……!!」

打ち止め「うー・・・」グスンッ

一方通行「…チッ、オイ、飯食いにいくぞォ」

打ち止め「手料理の方がいいかなーってミサカはミサカは…」

一方通行「だから作れねェっていってンだろうが!」

打ち止め「しかたない諦めるってミサカはミサカはファミレスってところを要求してみたりー」

451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:51:45.39 ID:HUwJOvYFP
一方通行「ファミレスっつうとソコだなァ…」

打ち止め「ミサカはミサカはいつもどおりお子様せっとを要求してみたかったりするー」

一方通行「好きにしろ…」

打ち止め「やったーってミサカはミサカは」

一方通行「ったくしゃべってねェでさっさといくぞォ」

ギュッ

打ち止め「うん!」

テクテクテク

………

……



店員「いらっしゃいませー」

打ち止め「いらっしゃいましたーってミサカはミサカは返答してみたりー」

店員「二名様ですか?お煙草はお吸いになられますか?」

打ち止め「うーん」チラッ

452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 08:58:53.40 ID:HUwJOvYFP
一方通行「吸わねェ」

店員「禁煙席ですね、こちらへどうぞ…二名様、禁煙席16テーブルにご案内します」

一方通行「よっと…」

ドスッ

店員「メニューはこちらです、ただいまの時間ですとモーニングセットもございます、今日はBになります」

打ち止め「えっとえっと」

店員「ご注文が決まりましたら、テーブルにありますそちらのボタンを押してください」

一方通行「お子様ランチとコーヒーだ」

店員「お待ちください」pipi

打ち止め「えっー少しくらいメニュー眺めて選ぶ気分を味わいたいってミサカはミサカは要求してみたりー」

一方通行「決まってンだろ?」

店員「はい、承りましたもう暫くお待ちくださいませ」

打ち止め「でもーそういうのが大事っていうかーってミサカはミサカは一方通行の女心の読めなさを指摘してみるー」

一方通行「…ケッ」

打ち止め「まーそういう素直じゃないところもミサカはミサカは好きなんだよーっていってみたりするー」ニコッ

453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 09:04:35.49 ID:HUwJOvYFP
店員「お待たせしました、お子様ランチとコーヒーになります」

コトッ、コトッ

打ち止め「わぁー」キラキラ

店員「本日お子様ランチをお選びになっていただいたお客様にはこちらのかごの中から1つプレゼントさせていただいてます」

打ち止め「えーなにかなーってミサカはミサカは好奇心いっぱいで覗いてみたりー」

カゴ「…ゲコッ」

打ち止め「あー」

ガシッ

打ち止め「これがいいってミサカはミサカはつかんでみるー」

一方通行「カエルだァ?」

店員「そちらですね、わかりました。ではごゆっくりと」

スタスタスタ

打ち止め「わぁー」キラキラ

一方通行「ンな、カエルのキーホルダーのどこがいいンだ?」

打ち止め「ミサカはミサカはこのカエルになんだか運命を感じたりするー」
                                仕事に…

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 18:46:38.24 ID:HUwJOvYFP
打ち止め「ごちそうさまでしたーってミサカはミサカは満足げにいってみたりー」

一方通行「帰ンぞ」

打ち止め「あー、できればちょっと街中歩きたいってミサカはミサカは甘えたこといってみるー」

一方通行「あァン?」ジロッ

打ち止め「ダメかな?ってミサカはミサカは…」

一方通行「最近その手ばっかりじゃねェか」

打ち止め「……どうしてもダメかな?ってミサカはミサカは懇願してみたり」

一方通行「…しかたねェな」

だきっ

打ち止め「ありがとうってミサカはミサカはお礼の表現を身体であらわしてみるー」

一方通行「やめろォ…くっつくな、離れろォ」ジタバタ

打ち止め「ツンデレ発動ってミサカはミサカは一方通行をかわいくおもってみたりー」

一方通行「…テメェ……チッ」カァァ

打ち止め「ねーねー、またこの前のソフトクリームのお店いきたいなってミサカはミサカは」

一方通行「食べたばっかだろォ…」

479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 18:56:31.70 ID:HUwJOvYFP
打ち止め「別腹ってことば知らないかなってミサカはミサカは女の常識をつたえてみるー」

一方通行「シラネェ」

打ち止め「だったらミサカが教えてあげるってミサカはミサカは」モゴッ

一方通行「そンなことより、いかねェのか?いくのかァ?」

打ち止め「絶対いく死んでもいくーってミサカはミサカは猛烈にアピールしてみたりー」

一方通行「…死ンだら、いけねェよ…」ボソッ

………

……



御坂妹「悩んでいても仕方ありません、とミサカは呟きます」

御坂妹「昨日のお姉さまの言葉を信じて……ミサカは相談しにいこうとおもいます」

御坂妹「でもお姉さま学校や寮にいくのはちょと…とミサカは再度悩みます」

御坂妹「!!」ピコーン

御坂妹「ミサカは今、いい事を思いつきました」

スタスタスタ

480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:04:06.13 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「お姉さま学校にいくのは難しくても、手はありますとミサカは自己解決します」

御坂妹「お姉さまはいつも、上条当麻を追っていますとミサカは確認します」

御坂妹「つまり、上条当麻といればお姉さまに会えるとミサカはナイスアイディアを出します」

御坂妹「上条当麻の学校にいけば…とミサカは確信しました」

………

……



ハックシュンッ

上条「おおぅ、誰かうわさしてんのかな…」

土御門「かみやん、またフラグたてたかにゃー?」

上条「いつもいつもフラグとかわけわからねぇこといってんじゃねーよ!」

青髪「かみやん、いらんやったら紹介してなぁ?」

上条「お前まで……大体俺のどこにそんな要素があるんだ」

土御門「その不幸体質が母性本能ひきよせるのかにゃー?」

青髪「かみやん!その体質ほしいで!」

481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:10:47.19 ID:HUwJOvYFP
上条「お前らもっともらしく話つくってんじゃねーよ…」

生徒「おーい上条いるか?」

上条「んー?なんか呼んだか?」

生徒「校門の前で常盤台の子がお前の事を探してるぞー?」

土御門・青髪「!?」

青髪「かみやん!その不幸いくらならうってくれるんや!」

土御門「やっぱりかみやんフラグたてまくりにゃー」

青髪「100円か、よし120円だそう!」

上条「俺の不幸は缶ジュースかよ…」

青髪「けちけちせぇへんでな?うってくれな?」

上条「ったく、寝言はねていってろ…」

上条(それにしても…常盤台って…まさか…ビリビリ学校まで押しかけてきたのか……)

………

「ヒュー!みろよ、常盤台の子だぜ?」「誰かの彼女かよ?」「くぅー俺も常盤台の彼女ほしいぃい」

御坂妹「何故、皆…ミサカをジロジロみるのでしょうか、とミサカは少々不快におもいます」

482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:16:17.78 ID:HUwJOvYFP
上条「ビリビリだったらどうすっかな……逃げるって訳にもいかないしな…」

上条「はぁ……殴りこみまでされるとは不幸だ…」

御坂妹「あ…」

「おい彼氏のご登場か?」「おい誰だよ?」「どいつだ?」「くぅう、うらやましすぎるぜ」

上条「げっ、やっぱり御坂……」

ピュ~ウ

上条「妹か…」ホッ

御坂妹「上条当麻、何故ここの生徒は私をジロジロみるのでしょうか?とミサカは不満をぶつけてみます」

上条「ん、そりゃ……お前が可愛いから珍しいんだろ?」

御坂妹「!!」ドキッ

上条「あとそんな常盤台の制服できちゃ目立つってのもあるしな」

御坂妹「///」ドキドキドキ

上条「どうした?」

御坂妹「いえ、なんでもありませんとミサカは答えます」

御坂妹(……ミサカはとても胸が苦しいのです……)

483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:22:50.69 ID:HUwJOvYFP
「ちくしょう、校門まで迎えにくるとか見せつけやがって」「リア充氏ね」「JCの彼女とか調子のってんじゃねーよ!」

上条「……ねぇ?上条さんはとーってもこの場を去りたいんですがえーと、用件はなんでしょうか?

御坂妹「…ミサカは今日一日上条当麻にくっついているつもりですとミサカは答えます」

「一日中一緒だと?ふざけんな!」「おい、だれかジャッジメントに通報しろよ、中学生つれまわしてるヤツがいるとかいって」

上条「あ、あの……とりあえず、移動してもよろしいでしょうか?」

御坂妹「はい、かまいませんとミサカは即答します」

上条「じゃ、じゃぁ…」

ダッタタタタ

「おい、逃げたぞ!追え追え!」「チクショウジャッジメントまだかよ!」「誰か追跡に使えそうな能力あるやついねーか?」

………

……



上条「はぁはぁはぁ…」

御坂妹「確かにお姉さまの言うとおり逃げ足は早いのですねとミサカは少々感心します」

上条「はぁはぁはぁ…そ、そりゃどうも」

485 名前:飯食い終わりましたので、少しペースあがるといいな…[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:29:56.71 ID:HUwJOvYFP
上条「で、なんの目的で俺についてまわるわけだ?」

御坂妹「お姉さまに会うためです、とミサカは答えます」

上条「だったら寮にでも学校にでもいったほうが早いだろ…」

御坂妹「ミサカはいくとその、混乱を招きそうなのでとミサカは答えます」

上条「……それもそうか…顔が…まったく一緒だしな」

御坂妹「クローンだから当然ですとミサカは少々呆れ顔で答えます」

上条「なんか区別つく方法があればな…」

御坂妹「いつも貴方は途中で気がついてますが、その判別方法ではダメなのでしょうか?とミサカは問いかけます」

上条「いつもの…って、ダメだダメ!絶対だめ!上条さんは紳士なのです!」

御坂妹「よくわかりませんが、とミサカは理解できません」

上条「前はゴーグルつけてたから分りやすかったんだけど…最近はつけてないんだよな」

御坂妹「?」

上条「まぁいいや、とりあえずついて回るんだっけ?」

御坂妹「そうですとミサカは返答します」

上条「んじゃ俺は勝手に街中あるいてていいわけだな?なら勝手にしろよ」

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:36:19.87 ID:HUwJOvYFP
テクテク

上条「とはいうものの…」

御坂妹「……」

上条「こうやってついて回られてると…」

「おいおい、つまんなそうな男が常盤台の子つれてるぞ?」

上条「……少々上条さんは甘かったと反省しています」チラッ

御坂妹「どうかしましたか?とミサカはたずねます」

上条「まぁ…諦めるか…」

御坂妹「…?」

-「よぉー兄ちゃん、何か一つ買っていってよ」

上条「ん?あーアセサリーの路上販売か…」

男「ねーどれでも2,000円でそこのカワイイ彼女にプレゼントしてあげてよー」

上条「はぁ……こういうのまで間違われるのか……」

男「お、彼女、なにか気に入ったものあった?彼女な1,500円いや1,000円でいいよ」

上条「おい、オレと偉く態度がちがうじゃねーか……って御坂妹どうした?」

487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:41:20.94 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「……」じー

男「ほらほら彼氏、カワイイ彼女が欲しがってるんだここで男らしさ魅せてやって!」

上条「だから…そういんじゃねーんだけど…」

御坂妹「……」じー

上条「一体なのをそんな真剣に…」

ゲコッ

上条「か、カエル?」

御坂妹「……」じー

男「ほらほら彼氏かってあげなって」

上条「欲しいのか?それ」

御坂妹「!?」ビクッ

上条「それが…欲しいのか?」

御坂妹「そ、それは…」

上条「はぁ…こういうところまでビリビリそっくりなんだな」

男「ほらほら彼氏、彼女がほしがってるぞー」

489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:47:42.99 ID:HUwJOvYFP
上条「そっか…!」

御坂妹「…?」

上条「なにか身につければ区別できるか…でも……これはなぁ…」

ゲコッ

上条「……おい」チャラッ

男「ほらほら彼氏かってあげてって」

上条「これも1,000円か?」

男「え?彼氏が買うなら2,000…」

上条「おい、1,000円だよな?」ギロッ

男「…1,000円でいいです……」

上条「よし、1,000円だな!」

男「ま、まいど…」

上条「おい御坂妹!」

御坂妹「なんでしょうか?とミサカはたずねます」

上条「カエルのネックレスじゃなくてさ、こっちの女の子っぽいのじゃダメか?」チャラッ

490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 19:54:34.33 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「どういうことでしょうか?とミサカは再度たずねます」

上条「お前さ、結構かわいいんだから、もうちょっとゴーグルとかじゃなくてこういう女の子っぽいの身に着けてみたら」

御坂妹「!?」

上条「この前の話じゃねーけどそういうことも少しずつわかっていくんじゃないかって」

御坂妹「カワイイ?」

上条「って自覚ないのか?」

御坂妹「ミサカは比べる対象がありませんのでとミサカは答えます」

上条「それにビリビリと区別しやすくなるし」スッ

御坂妹「!!」

上条「ほら、似合うじゃねーか」

御坂妹「……これをミサカに…?」

上条「やるよ」

御坂妹「ハートのネックレス……あり、がとう…ございますとミサカは感謝の気持ちを述べます」カァァ

-「ジャッジメントですの!通報にあった中学生をつれているという不審者はアナタですの?」

上条「!?」

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:01:30.88 ID:HUwJOvYFP
上条「お前は…白井黒子…」

黒子「まぁまぁやはりアナタでしたの」

上条「なんのようだよ」

黒子「中学生が不審者にさらわれたと通報をうけましたの……そこにいるのが被害者ですの?」

上条「オレは犯罪者か!」

黒子「…あれ…お姉さまですの?」

-「みつけたわよ!今日こそ私が勝つんだから!!!」

上条「…げっ」

黒子「え?お姉さまが二人…ですの…」

御坂「上条当麻覚悟しなさい!って…あれ?なにこの状況…」

御坂妹「こんにちはお姉さまとミサカは挨拶します」

黒子「お姉さま?…どういうことですの!」

御坂「え、えーっとどこから話せばいいか…」

上条「じゃあ目的は果たしたみたいだし、俺は帰るぞォォォ」キラーン

御坂「ちょっとアンタ待ちなさいよ!待てって言ってるのよ!」ビリビリ

492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:06:41.52 ID:HUwJOvYFP
黒子「で詳しくお話していただけますか?」

御坂「あのね…」

………

……



黒子「なるほどそういうことでしたの、わかりましたわ」

御坂「ごめんねー黒子には話しておけばよかったんだけど」

黒子「まったくですの!……それにしても」チラッ

御坂妹「?」

黒子「お姉さまそっくりのお姉さまが…あと○○○○人も…グフフ」ジュルッ

御坂「黒子?日本語へんよ」

黒子「失礼、取り乱しましたの……ところで…一人黒子にいただけませんか?いえわるいようにはしませんのよ?」

黒子「それはもう、大事に大事に、こう舐めるようにあつかうというか実際舐めて、それは…」ハァハァ

御坂「黒子ぉおおおおお」

ビリビリビリ

493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:12:47.70 ID:HUwJOvYFP
プスプスプス…

御坂「ったくアンタはところかまわず発情して…」

御坂妹「お姉さま、先ほどの話はどういう意味なのでしょうかとミサカは質問します」

御坂「あ、あんたは知らなくていいのよ!」

御坂妹「どうでしてですか?とミサカはさらに質問します」

御坂「どうしてもよ!いい?この質問はおわり!」

御坂妹「……?」

御坂「で、なんでアンタはア、アイツと一緒にいたのかな?」

御坂妹「アイツとはとミサカはたずねます」

御坂「上条当麻よ!」

御坂妹「あー」ポンッ

御坂「な、なにか理由があるわけ?な、なにかされたとかないわよね?」

御坂妹「理由はありますがなにもされては…」

御坂「え?何かあったわけ?」

御坂妹(これ…かってくれました…)チャリッ

494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:18:51.64 ID:HUwJOvYFP
御坂「どうなの!」

御坂妹「いえなにもされてませんとミサカは答えます」

御坂「…そうなの?」ホッ

御坂妹「?」

御坂「あれ?」

チャリッ

御坂妹「あっ…」

御坂「へーあんたもこういうの身につけるようになったんだ、少しは恋とかそういうのわかってきたの?」

御坂妹「まだ…理解はできていませんとミサカは…」

御坂「うーんそっか、でさっきのアイツといた理由って…な、なに?」

御坂妹「上条当麻といれば街中にいるお姉さまをわざわざ探さずともお姉さまとあえると…ミサカは考えました」

御坂「…はい?」

御坂妹「お姉さまは毎日毎日、上条当麻を追いかけていますとミサカは答えます」

御坂「あ…」カァァ

御坂妹「ですので、お姉さまに会うには上条当麻が最適とミサカは判断しました」

495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:23:32.31 ID:HUwJOvYFP
御坂「あ、あの…」カァァ

御坂妹「なにかミサカの予想が間違っていましたかとミサカは質問します」

御坂「な、なんで私がアイツを……」カァァ

御坂妹「違いますか?とミサカは再度質問します」

御坂「ち、ちが……わないけど…」ボソッ

御坂妹「やはりお姉さまは上条当麻を追いかけている、この予想はあっていたのですねとミサカは満足そうに話します」

御坂「もぉー」カァァ

御坂妹「お姉さま…?」

黒子(……上条当麻…覚えてらっしゃいですの)

………

……



御坂「で話ってなによ?」

御坂妹「実は…」

御坂「ん?なに?」
           風呂に…

498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 20:55:17.23 ID:HUwJOvYFP
御坂「えー?好きな人の事を考えると胸が苦しい?」

御坂妹「はい、これはやはり病気なのでしょうかとミサカは言います」

御坂「……病気っちゃ病気だけどさ」

御坂妹「…やはり…そうなのですかとミサカは…」

御坂「ちょっと何暗くなってんのよ?」

御坂妹「でも病気なんですよねとミサカは再確認します」

御坂「病気は病気でも恋の病よ?」

御坂妹「コイノヤマイですか、とミサカは聞きかえします」

御坂「なんというかさ……うまくいえないんだけど、好き過ぎて、気になりすぎてもぉーどうしようもないというか…」

御坂妹「はい」

御坂「そういう想いがたまりにたまって、胸がぎゅっと締め付けられるのよ!」

御坂妹「お姉さま声が少々大きいですとミサカは忠告します」

-「クスクス、やーだあんな大きな声で」「まじ、今の子って大胆ねー」「すげぇあのレールガンがあんなこと話してるぞ」

御坂「そそそそそそ、そういうことはもっとはやくいいなさいって!!」カァァ

御坂妹「すみません、気をつけますとミサカは返答します」

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:02:38.09 ID:HUwJOvYFP
黒子(お姉さま……わたくしもその気持ちはわかりますの…グフフ)

御坂「だ、だからそれはもう恋してるってことよ!」

御坂妹「つまり…ミサカは恋…することができているということなのですねとミサカは問いかけます」

御坂「そういってるじゃないの」

御坂妹(……ミサカは…恋している……あのただの実験のためでしかなかった)

御坂「あ、…さては、それ!その相手から貰ったものね?」

御坂妹「その…」カァァ

御坂「へー、結構いいセンスしてるじゃないのー?相手もあんたのこと好きかもねー?」ニヤッ

御坂妹「本当ですか!とミサカはミサカはミサカは!」

御坂「ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ、どうしたのよ…?まだ『かも』の仮定の段階の話よ」

御坂妹「…そうなのですかとミサカは少々残念がります」

御坂「まぁ可能性はあるとおもうわよ?」

御坂妹「!!」

御坂「そうね、そんなもの興味ない女の子に渡さないと想うし……無自覚で渡してるとしたら、相当の遊び人よ!」

-ヘックシュン-

500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:07:45.90 ID:HUwJOvYFP
禁書「あれ?とーま風邪引いたのかなー?」

上条「なぜか今日くしゃみが良く出るんだよな…」

禁書「とーま、とーま、看病してあげるんだよ!」

上条「……」

禁書「ほらほら、遠慮しないで、ね?」

上条「……やめておきます」

禁書「なんでかなー?私だってそれくらいのことができるんだよ?」

上条「いや……俺が寝たりしたら……この家…」チラッ

上条(冷蔵庫の開け閉めしかできないコイツに家事を任せたりしたら…)

禁書「なにかな?」

上条「終わるから…」

禁書「むっかー、それなにかな!何か失礼な事言われた気がするんだよ!」

………

御坂妹「遊び人ですか……ミサカはそうはみえないと答えます」

御坂「ふーん……そっか、それなら…可能性は高そうね…誰なのって聞きたい所だけど…」

501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:14:29.86 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「それは…か、み…」

御坂「聞かないっていったわよね、それじゃ私の話も少し聞いてくれる?」

御坂妹「はい…」

御坂「その前に」チラッ

黒子「…!!」ピクッ

ビリビリビリ

黒子「ぎゃあああ」

プスプス

御坂「これでよしっと!」

御坂妹「……」

御坂「私の好きなやつっていうか……気になるやつなんだけど…///」

御坂「……とても、鈍くて…すごく……いつもいつも…違う女の子と…」ビリビリ

御坂妹「お、お姉さま、電気がもれてます…ってミサカは少々怖がりながら伝えます」

御坂「おっと……」

御坂「それでね……でも、そいつ…誰にでも優しくて……もちろん私にだってよ?」

502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:24:55.74 ID:HUwJOvYFP
御坂「でもね、そいつ無自覚で……その誰かに好かれたいって気持ちからやってるわけじゃないんだけど…」

御坂「見てるだけで…こっちは…胸がね苦しくなるって言うか、そうアナタが言ったことと同じね」

御坂「私ね、アイツみてるともうもう自分じゃ我慢できなくなるくらい訳がわからなくなっちゃって…」

御坂妹(アイツ…とはまさかとミサカはもしかしたらと考えて…)

御坂「ダメだよね……私…素直になれなくて、いっつもいっつもちょっかいばかりだしてるだけで…」

御坂「わかってるんだけど……アイツの前だと…もうおかしくなっちゃうっていうのかな…」

御坂「好き過ぎてどうにかなりそなのよ…」グスンッ

御坂妹「お姉さま…」

御坂「あっ…ごめんごめん」ゴシゴシ

御坂「は、恥ずかしいことベラベラ話すぎちゃったわね、やっぱりアンタと私は似てるから素直に話せちゃうのかなー」

御坂妹「……そうかもしれませんとミサカは答えます」

御坂「私もがんばるからアナタもがんばって…まぁ私の場合素直になれないからどうしようもないんだけど、テヘヘ」

御坂「私もアナタにできるだけ協力するから……その、私のことも素直になれてないとき、協力というか声かけてもらえると…」

御坂妹「……」ズキッ

御坂「助かるかな-って」テレッ

503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:36:44.67 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「……お姉さま」

御坂「なに?まだ聞きたい事があるの?」

御坂妹「お姉さまのいうアイツというのはもしかして…とミサカはたずねます」

御坂「あの…あのあのあの…」カァァ

御坂「…はぁ、やっぱり…わかるわよね……なんで、アイツは気がついてくれないのかしら…」

御坂「でもこれは内緒だからね、アナタだから話したんだから!絶対言ってはダメよ!」

御坂妹「…もちろんですとミサカは答えます」ズキッ

御坂「……私もアナタの協力するからさ、私のも協力してね」ニコッ

御坂妹「……はい」ズキッ

御坂「じゃ、これ引きずって私は帰るわね」

ズルズル

黒子「……」

御坂「……はやく起きないかな、ちょっと強くやりすぎたかな」ブツブツ

ズルズルズル

御坂妹「…ミサカはミサカはミサカは…」

504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:43:53.74 ID:HUwJOvYFP
トボトボ

御坂妹「……」

-「あれー?10032号だ!ってミサカはミサカは見つけて喜んでみたりー」

御坂妹「……?」

打ち止め「やっほーってミサカはミサカは陽気にアイサツしてみるー」

御坂妹「こんにちはとミサカは返します」

一方通行(へンな会話だなァ…)

打ち止め「10032号は一体なにしてるのーってミサカはミサカは聞いてみたりー」

御坂妹「お姉さまとお話をしてましたとミサカは答えます」

打ち止め「あーいいなーってミサカはミサカはうらやましがってみたりー」

一方通行「オイ、帰ンだろ?」

打ち止め「えーちょっと位いいじゃないのーってミサカはミサカは文句いってみたりー」

一方通行「…チッ、少しだけだかンなァ?」

打ち止め「わーいってミサカはミサカは喜んでみるー」

御坂妹「あなた達こそ一体なにをしているんですか、とミサカは質問します」

507 名前:ただ、ちょっと電話がきて遅いだけです…[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 21:54:55.63 ID:HUwJOvYFP
打ち止め「ミサカは一方通行とデート中だよってミサカはミサカは自慢してみたりー」

一方通行「違ェだろォ!」

打ち止め「えー、好きあってる二人が一緒にでかけて、こうやってプレゼントもらったらーミサカはミサカはデートだとおもう」

一方通行「なにが好き合うだよ!それにそのカエルはただのオマケだろうがァ…」

打ち止め「えー、一方通行にご馳走になったご飯でもらえたんだしー、うれしいよーってミサカはミサカはいってみるー」

一方通行「…チッ///」

打ち止め「照れてる一方通行はやっぱりかわいいってミサカはミサカはいってみたりー」

一方通行「ちょうし乗ってるとその服も返してくンぞォ?」

打ち止め「きゃーミサカはミサカはここで裸にされちゃうのかなーってちょっと恥ずかしがってみるー」

一方通行「…なっ」

打ち止め「でもーミサカはまだはやいっていうか、もう少し愛をはぐくんでからっていうかーってミサカはミサカはくねくねしてみるー」クネクネ

御坂妹「……20001号は、それを貰ってうれしいですか?とミサカは質問します」

打ち止め「うれしいに決まってるじゃないのーってミサカはミサカはあたりまえの答えをしてみたりーそれにー」チラッ

一方通行「なンで、こっちみンだよォ」

打ち止め「一方通行だって、きっとミサカにプレゼントできてうれしいってミサカはミサカは気がついてるのを気がついてない振りしてあげえてたりー」

508 名前:ただ、ちょっと電話がきて遅いだけです…[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:02:28.07 ID:HUwJOvYFP
一方通行「テメェなに勝手なこといってンだよぉ!///」

打ち止め「…」じー

一方通行「な、なンだ…///」

打ち止め「一方通行はミサカにプレゼントできてうれしくないの?ってミサカはミサカは真剣に見つめてみるー」じー

一方通行「……///」

打ち止め「…」じー

一方通行「少しはァ、嬉しーぞォ…」

打ち止め「わぁー」ぱぁぁ

一方通行「テ、テメェも何いわせてンだよ!」

打ち止め「うふふふふ」

一方通行「……チッ」

御坂妹「…本当に仲がいいんですねとミサカは少々うらやましそうにいいます」

打ち止め「えー、10032号だって、それなんだか、貰ってるじゃないのーってミサカはミサカは実はネックレスにきがついてたりー」

御坂妹「…これは」

打ち止め「相手は誰なのかなーってミサカはミサカは興味津々できいてみるー」

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:12:58.04 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「…か…み……」

御坂妹.。oO(そいつ…誰にでも優しくて…協力というか……助かるかなーって)

打ち止め「聞こえないよーってミサカはミサカはもう一度いってほしかったりー」

一方通行(かみ…?まさかアイツ上条とか……まさかなァ…?)

御坂妹「内緒ですとミサカは答えます」

打ち止め「えー!ずるいーってミサカはミサカは怒ってみたりー」

一方通行「そろそろ帰ンぞ」

打ち止め「えーでもー」

一方通行「またこの辺りで変なヤツにからまれたらァ、面倒だろうがァ…」

打ち止め「えー一方通行が助けてくれるんでしょーってミサカはミサカは期待してみるー」

一方通行「オレ一人なら、どうでもいいんだけど、テメェいると、面倒なンだよ…」

打ち止め「うー」ムスー

一方通行「それに何かテメェに有ったらァ…オレがこまンだよォ…///」

打ち止め「…うん」

一方通行「イクゾ」

511 名前:セロリですから仕方ないんです、打ち止めの方が上手なんですベタ惚れなんです!そうなんです![sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:19:35.17 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「……うらやましいですとミサカは正直な気持ちをいいます…」

御坂妹「ミサカは一体どうすれば…お姉さま…とミサカ……」

………

……



御坂「ねー黒子ー?」

黒子「なんでしょうか、お姉さま」

御坂「あの子のさー好きな人って誰だと思う?」

黒子「さぁ…皆目見当もつきませんですの」

御坂「そりゃそうよねー、でもあの子がはじめて人を好きになったみたいだからさー」

黒子「そうでしたの…」

御坂「私としては応援してあげたいのよねー」

黒子「お姉さまはおやさしいですからね…」

御坂「でもあの子ってそんな知り合い居ないはずなんだけどねー、数えるほどしか」

黒子「…もしや?」

512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:26:40.68 ID:HUwJOvYFP
御坂「まさか、誰か見当ついたの?」

黒子「いえ、そういうことではありませんが」

御坂「そうよねー情報が少なすぎるもの、あの子が好きになるくらいだもの、きっといい人よねー」

御坂(アイツみたいに…)

黒子「まぁ、お姉さまと同じ顔した方が…男の人と一緒に歩いてる様をみてしまったら」

御坂「ん?」

黒子「黒子は発狂してしまいそうですの…」

御坂「その流れで抱きついてきたりしたら殴るわよ?」ニコッ

黒子「…チッ、ですの」

御坂「アンタはホントいつもパターンが一緒なのよ!」

黒子「黒子はお姉さまには常に直球勝負ですので!」

御坂「アンタね…同性にちょっか出す時点で変化球どころか大暴投ってことに気がつきなさいよ!」

黒子「人が誰を好きになるかなんて、他人には口出しできませんの!」

御坂「そりゃ…そうだけどさぁ…」

黒子「黒子は自分に正直ですの!……ですからぁー」ルパンダーイブ

513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:31:22.73 ID:HUwJOvYFP
ゴンッ

御坂「真面目な話をしてるとおもったら、あんたは結局それなの!」ガミガミ

黒子「黒子は常に真面目ですの」ヒリヒリ

御坂「真面目の意味を吐き違えないの!」

黒子「そ、そんなぁ…」

御坂「それにしてもあの子の好きな人って誰なのかしら…悪い人じゃなきゃいいけど…」

御坂「まぁ…ふざけたナンパ男だったら、私がとっちめてあげるんだから!」

………

クシュン

上条「あーまじ風邪かも…」

禁書「だから私に看病させるといいんだよ!」ワクワク

上条「なんでお前うれしそうなんだよ…」

禁書「き、きのせいなんだよ!」

禁書(だってとーまが家でねててくれれば…私が一日中一人占めできるんだよ…)

上条「まぁ、何があろうとお前に看病はされないようにがんばるから」

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:37:55.57 ID:HUwJOvYFP
禁書「とーまー」ワナワナ

ガブリッ

………

……



上条「おい、なんでいつも攻撃して来るんだよ!

御坂「べ、別にいいじゃないの!この前の勝負私はまだ負けたっていってないんだからね!」

上条「だぁああああああ、アブネェ、あんなの食らったら普通死ぬぞ!」

御坂「アンタどうせきかないんだからいいでしょ!」

上条「それとこれとは別問題だろ!それに他の人にあたったらどうすんだよ!」

御坂「だったらアンタは逃げなければいいのよ!」

上条「むちゃくちゃだー」

御坂「ほら、まちなさい!まちなさいってば!」

上条「不幸だぁあああ」

御坂妹(あれは上条当麻…とお姉さま…)

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:45:26.19 ID:HUwJOvYFP
上条「はぁはぁはぁ…なんとかまいたか…」

-「上条当麻…」チャリッ

上条「ホッ…御坂妹か…」

御坂妹「ミサカはこの気持ちどうしたら良いか分らないとミサカはミサカはミサカは…」

上条「おい、御坂妹どうした?落ち着け!」ガシッ

御坂妹「すみません…とミサカは謝ります」

上条「一体どうしたんだ?」

御坂妹「……自分の気持ちが分らなくなりましたと、ミサカは伝えます」

上条「いまいち良くわからないけど?……それよりもそれちゃんと身に着けてくれてるんだな」ニコッ

御坂妹「……」キュッ

上条「やっぱりお前に似合ってるよ…上げた甲斐があったってもんだ……安物だけど…」

御坂妹「はい、嬉しかったですとミサカは正直に答えます」カァァ

上条「そっか、ならよかった」ニコッ

御坂妹「ミサカは…ミサカは…アナタの事が…す……」

-「見つけたわよ!」ビリビリ

518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:51:06.84 ID:HUwJOvYFP
上条「げぇ…びりびり・・・」

御坂「だからなんでびりびりっていうのよ!」ビリビリ

上条「だってそんなビリビリいってちゃな……」

御坂「もぉーせめて御坂って呼んでっていっつもいってるでしょ!」カァァ

上条「わかった御坂、御坂って呼ぶからだな…ちょっと落ち着いて、な?」

御坂「…もぉ!」ビリビリビリ

上条「おい…まて…」

御坂「まてないわよぉおお…って…アナタ…なんでここに?」

御坂妹「……」

御坂「アンタはぁあああ、まさか私の妹にまで手を出したわけ?どれだけの女の人に手を出せば気が済むのよ!」ビリビリ

上条「おい、まて御坂妹、いってやってくれ誤解だって!」

御坂妹「ミサカは…」

御坂「いっつもいっつも女の人と楽しそうにしちゃって!」ビリビリ

上条「そ、それにお前がそんなので怒ることでもないだろ」

御坂「…ッ」ビリビリ

519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 22:57:23.69 ID:HUwJOvYFP
御坂妹「上条当麻…聞いてくださいとミサカはいいます」

上条「なんだ、御坂妹…」

御坂妹「お姉さま、秘密をばらしてしまいますが、許してくださいとミサカはいいます」

御坂「な、なによ!」

御坂妹「上条当麻、お姉さまはアナタのことがすきなんですよとミサカは伝えます」

御坂「ちょっと、なにを…って」カァァ

上条「おいおい、何の冗談だよ、御坂妹…」チラッ

御坂「……」カァァ

御坂妹「冗談ではありません、とミサカはいいます」

上条「嘘だろ…御坂?」

御坂「…じゃないわよ」

上条「…んん?」

御坂「嘘じゃないわよ!私はアンタのことが好きなのよ!」カァァ

御坂妹(これでいいのです…とミサカは…ミサカは…ミサカは…)ズキズキ

上条「……本当なのか?」ゴクリッ

520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 23:02:07.63 ID:HUwJOvYFP
御坂「ほ、本当よ…もぉ…なんで言っちゃうのよ!」カァァ

御坂妹「すみません、でも協力してといいましたので…ミサカは、ミサカは、ミサカは…」ズキッ

御坂「もぉ……なにこんな告白……最低…」カァァ

上条「えっと……上条さん……状況がいまいちつかめないんですが…」アセアセ

御坂「だから…私は、アンタが好きなのっていってるじゃないの!」

上条「……でもだったらなんで……いままで……」

御坂「恥ずかしかったのよ……何か口実でもないと……そのアンタにあえないじゃないの…」

上条「……でも」

御坂「……す、少しは気がついてくれもいいのに」

上条「んなのわかるかよ…」カァァ

御坂妹「……」ズキズキッ

御坂「と、とりあえず、私はいったんだから…あ、あんたの気持ちも聞かせてよ!」

上条「……オレは…」

御坂「ま、まままま、まった!まった!」

521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 23:06:25.47 ID:HUwJOvYFP
上条「な、なんだよ…」

御坂「こんな状況じゃ……私も…そのいやだから…」

上条「どうすりゃいいんだよ…」

御坂「こ、今度の日曜日…暇?」

上条「……たぶん」

御坂「じゃぁ…今度の日曜日に…もう一度ちゃんと気持ち伝えるから…そのとき返事きかせてくれるないかな…」

上条「…・…」

御坂「…ダメかな?」

御坂妹「……」ズキッ

上条「…わかった、今度の日曜だな」

御坂「だから、今日はこれで解散、じ、じゃぁまた今度ね……ほ、ほらアナタもいくわよ」

グイッ

御坂妹「あっ…」ズキッ

御坂「絶対日曜日返事きかせてよね……ダメでも、後悔しないから…」

ッタタッタタタ

523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/02(火) 23:11:43.43 ID:HUwJOvYFP
御坂「……はぁはぁはぁ」

御坂妹「お姉さま……」

御坂「あははっはははは、かっこ悪い告白だったよね、あはっははは」グスンッ

御坂妹「申し訳ありません、とミサカは謝罪します」

御坂「アナタが謝る事はないでしょ…私の背中押してくれたんだし…」

御坂妹「……」ズキッ

御坂「これでもうあとには引けないかな……」

御坂妹「……」ズキッ

御坂「よし!日曜日は絶対…もっとかっこよく告白してみせるんだから!」

御坂「ねぇ…アナタも手伝ってくれる…」

御坂妹「はい、とミサカは…」ズキズキッ

御坂「ありがとうね……これが終わったら私も絶対手伝うからさ」

御坂妹「はい、ありがとうございますとミサカは感謝の気持ちを述べます」ズキッ

ズキッ

ズキズキッ
       明日が早いので申し訳ありませんが今日はここまでで…

525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/02(火) 23:18:26.04 ID:HUwJOvYFP
明日は朝が早く、帰りは遅いかもしれませんが
その後は一気に書ききれると思います
本日は短いですが切りのいいところですので

576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:32:06.37 ID:Zw1zrTAYP
テクテクテク

上条「……」

上条「………」

上条「…………」

上条「ダメだ…いくら考えてもビリビリに好かれる要素が浮かばない」

上条「そもそも上条さんが女性にちょっかい出してるってのも間違いだろ…」

上条「ちょっかいっていうか巻き込まれてるだけで…」ブツブツ

………

……



ガチャッ

上条「ただいま」

禁書「とーま?遅かったんじゃないかな?おなかへったんだよ!」

上条「…ったくお前はまったく変化がないんだな、わかったわかった飯つくればいいんだろ」

禁書「ん…変わらないってなにかな?」

577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:36:44.62 ID:Zw1zrTAYP
上条「あ…いやなんでもない、えっと…チャーハンでいいか?」

禁書「むー、気になるんだよ!」

上条「なんでもないっていってるだろ、ほらテーブル拭いといて」

禁書「そういう扱いイヤかも……教えてくれないと…」

上条「ほら、さっさと拭いてこいって」

禁書「無視されるの嫌いなんだよ!」

ガブッ

上条「うぎゃあああ、おい、火つかってんだから、やめろって」

ピタッ

禁書「なら話してくれるかな?」ニコッ

上条「そ、それは…」

禁書「だったらやめないんだよ!」

ガブガブガブ

上条「うぎゃああああ」

禁書「はやく教えた方が身のためなんだよ!!!!」

578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:44:16.17 ID:Zw1zrTAYP
クルクル巻き巻き

上条「なんで上条さんはこんな大怪我してますか…」

禁書「教えないのがいけないんだよ、それに包帯まいてちょっとは悪いと思って包帯だって巻いてあげてるんだよ」

上条「悪いと思うならはじめからかむなって…」

禁書「むー」

ギュッ

上条「痛いッ!痛い痛い!!」

禁書「あ…わ、わざとじゃないんだよ…?」テレッ

上条「………」

禁書「ねーどうしても教えてくれないのかなー?」

上条「はぁ…仕方ねーなぁ…」

禁書「!!」

上条「誰にもいうなよ?まだどうなるか決まってねーんだから」

禁書「私はこう見えても口は堅いんだよ!」

上条「歯が硬いの間違いだろ…」

579 名前:禁書さん大事なことだから2回言いました…うそです…脳内補正お願いします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:49:00.74 ID:Zw1zrTAYP
禁書「それでどういうことなのかな?詳しくきかせてほしいんだよ」

上条「また噛み付くとは…」

禁書「とーまが人をバカにするからいけないんだよ!」

上条「……はいはい」

禁書「それでそれで早くきかせてほしいかなー」

上条「……俺もまだ信じられないんだけど」

禁書「うんうん」

上条「今日ビリビリ、じゃなかった御坂に告白された…」

禁書「!?」

上条「まったく信じられないよなー、そんな雰囲気全くなかったのに…」

禁書「と、とうま…それど、どどど、どういうことかな…詳しく説明してほしいんだよ?」

上条「俺もいまいちわかんないんだけど…」

禁書「とーま!ちゃんと説明してほしいんだよ!!!!」

上条「お、おい、インデックス?」

禁書「……ごめん」

580 名前:p2さっきなんかおかしかったかも10回はじかれました[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:52:19.79 ID:Zw1zrTAYP
上条「だから俺もほんとよくわからないんだよ、急で…ただ……」

禁書「……」

上条「御坂妹が言ってたしな…」

禁書「……短髪とクールビューティ?」

上条「えーっとはじめから話すと…」

上条「御坂妹と話してたところに御坂が来て…なんか色々言われて…」

禁書「……色々?」

上条「俺が色んな女性にちょっかい出してるとか……なんとか…」

禁書「……うん…」

上条「ありえないだろ?そんなことしてる気がしないし…」

禁書(とーまはいつも誰にでも優しくしすぎなんだよ……)

上条「聞いてるのか?」

禁書「そ、そうだね…」

上条「だろー?ったくそこからもう訳わかんないんだよ…」

禁書(とーまはいつも無自覚で…鈍すぎなんだよ…)

581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 19:58:36.52 ID:Zw1zrTAYP
上条「だから、意味わかんないしなんでそんなことで怒るんだよって聞いたんだよ」

禁書「うん…」

上条「そしたら御坂妹が」

禁書「…うん」

上条「お姉さまはアナタのことがすきなんですよとミサカは伝えます」裏声

上条「ってな…イキナリだろ?」

禁書「ほ、本当かな?その話…」

上条「嘘じゃねぇけど…ただその後流石に頭が真っ白になっちゃって、あんまり記憶にないんだよな…」

禁書(……クールビューティで嘘つくとは思えないよ…)

上条「あと覚えてるのは……次の日曜…にまたちゃんというからそのとき返事聞かせてだったかな…」

禁書「ねー、ねぇとーま…」

上条「ん?どうした」

禁書「とーまはどうするの…」

上条「おいおいお前まで信じてるのか?」

禁書「そういうわけじゃないんだけど…」

582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 20:02:12.45 ID:Zw1zrTAYP
上条「うーん……正直なんも考えてなかったし…どうするか…」

禁書「だったらこ、ことわっtt」

上条「とりあえずもう一回ビリビリにあって聞いてみるか」

禁書「……」

上条「今なんかいったか?」

禁書「……ぜんぜん」

上条「そっか?とりあえず明日もう一回聞いてみるわ」

禁書「そ、そうだね…」

上条「おっともうこんな時間か飯つくらねーとな…、インデックスもう少しだけ待ってくれ」

禁書「わかったんだよ…」

上条「あれ?やけに素直だな…」

禁書「……」

禁書(とーまのばか…)

上条「よーし、待たせたからもう一品追加するかー」

禁書「……」

584 名前:飯飯飯![sage] 投稿日:2010/02/03(水) 20:12:11.69 ID:Zw1zrTAYP
御坂「ど、どうしようもしもしいいよっていってくれたら……!」カァァ

黒子「ん?」

御坂「……でもダメだったら」ズーン

御坂「……もしもし…!」カァァ

御坂「…でも…」ズーン

黒子「お姉さま…?」

御坂「でもでもでも」カァァ

黒子「お!ね!え!さ!ま!」

御坂「なななな、なに黒子!」ドキッ

黒子「お姉さまさっきからなにをしてますの?」

御坂「な、なにって?」アセアセ

黒子「さっきから赤くなったり青ざめたり…信号機みたいですの…」

御坂「そ、そんなことないじゃないの…」

黒子「なにかありましたの?」ズイッ

御坂「なにもないわよ…あははっは、今日は疲れたしもーねようかなー」

585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 20:43:52.48 ID:Zw1zrTAYP
トボトボ

御坂妹「……ミサカはどうしたら」

御坂妹.。oO(だから…私は、アンタが好きなのっていってるじゃないの!)

ズキッ

ズキズキッ

-「ねー缶コーヒーってそんなにおいしいのかなーってミサカはミサカはちょっと飲んでみたかったリー」

-「ガキにはまだはェーヨ」

-「むーミサカはミサカはガキじゃないもーんって講義してみたりー」

トボトボ

御坂妹「……」

打ち止め「あれ?ねー10032号なにしてるのーってミサカはミサカは呼び止めてみたりするー」

御坂妹「…ミサカはミサカはミサカはミサカは…」ブツブツ

一方通行「あァン……無視かァ?」

トボトボ

-御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカは…」

588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 20:54:16.61 ID:Zw1zrTAYP
打ち止め「なんだか、変な雰囲気だったようなってミサカはミサカは一方通行に同意を求めてみたりー」

一方通行「あァ………」ジー

打ち止め「え…」

一方通行(あれは…)

打ち止め「いつまで見てるのーってミサカはミサカは」

打ち止め「もしかしてもしかして!一方通行が浮気したかもってミサカはミサカは悲しんでみるー」

一方通行「な、何が浮気だァ!」

打ち止め「ミサカは泣きそうだよってミサカはミサカは涙で訴えてみたり」グスッ

一方通行「ば、バカっ、な、泣くンじゃネェヨ!」

打ち止め「だってだってミサカはミサカは…うわぁぁぁぁん」ボロボロ

一方通行「なくンじゃねェ……チッ」

抱きッ

打ち止め「ふぇ…」

一方通行「…ホントめンどくせェ…」ボソッ

打ち止め「わーい、抱きしめられちゃったーってミサカはミサカは喜んでみるー」

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:01:37.95 ID:Zw1zrTAYP
一方通行(なんか死にそォーなツラしてやがったなァ…)

打ち止め「ミサカはミサカは一方通行はやっぱり浮気してないんじゃないかって思い直してみたりー」

一方通行「…ハァ…初めからなンもねェだろ……テメェいちいち泣くンじゃねェ…」

打ち止め「でも…」

一方通行「ハァン?」

打ち止め「泣いたらまた抱きしめてくれるかもーってミサカはミサカは期待してみたりー」

一方通行「…チッ、二度としねェよ」

打ち止め「えっ…うわぁぁぁぁぁん」

一方通行「だからしねェって」

打ち止め「うわぁぁぁぁぁん」

「おいおい、男が子供泣かせてるぞ?」「なにあれ?虐待かしら…」「誰かジャッジメントに連絡したの?」

打ち止め「うわぁぁぁぁぁん」

抱きッ

打ち止め「……ニャハハハハ…///」

一方通行「テ、テメェ…///」

591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:08:27.37 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹「……ミサカは……」ズキッ

御坂妹「…お姉さまは…」ズキッ

御坂妹「……ミサカは…上条当麻の事が…」ズキッ

御坂妹「お姉さまは上条当麻の事が…」ズキッ

御坂妹「上条当麻は……」ズキッ

御坂妹「ミサカは…ミサカは……ミサカは…」

ズキズキッ

ズキッ

………

……



御坂「今日…ア、アイツ見かけた?///」

御坂妹「………いえ見かけていませんとミサカは答えます」

御坂「そっかーよかったー…」

御坂妹「………」

592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:14:42.72 ID:Zw1zrTAYP
御坂「アイツにあったら……もぉ…///」

御坂妹「会いたくないのですかとミサカは…」

御坂「会いたくないというか……なにか言われるんじゃないかっておもうと……///」

御坂妹(……上条当麻に会いたい…ってミサカは…ミサカは…ミサカは…)

御坂「まぁーアナタが今日はいてくれるから安心ね」

御坂妹「……どうしてですかとミサカは聞きます」

御坂「アイツがきたらさ、ちょっとひきつけておいてね…あ、あたしは逃げるからさ…」

御坂妹「そこまで……怖いのですか…とミサカは……」ズキッ

御坂「そりゃ…怖いわよ……だってアイツ………断ってくるかもしれないし……」シュン

御坂妹「あっ…」

御坂「で、でもでも、なにがあってもアナタのことは手伝うからね!安心してよね」

御坂妹「…はい……」ズキッ

御坂「だから……日曜日まではよろしくね…アイツみかけたらひきつけておいてね」

御坂妹「わかりましたとミサカは答えます」

-「あっいたいた!探したぞ!」

595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:24:03.30 ID:Zw1zrTAYP
御坂「!?」ドキッ

上条「おい、昨日のことだけど」

御坂「お、お願い!」

ビューン

上条「おい、ビリビリ逃げんなよっ…って…おい」

御坂妹「…この先は通しませんってミサカは立ちふさがります」

上条「なんだ?何かビリビリにあわせたくない理由でもあるってのか…?」

御坂妹「約束しましたからとミサカはそれだけ言います」

上条「…約束…?まぁいいやお前でも…」

御坂妹「…え……」

上条「昨日のことなんだけどさ…あれって……ビリビリは…やっぱり…」

御坂妹(…イヤです…イヤ…上条当麻の口から……お姉さまの事は聞きたくない!!!)ビリビリ

上条「お、おい、お前もビリビリみたいに攻撃してくるのか?」

御坂妹「…!!……そのすみません…」

上条「ったく……本当に日曜日まで説明なしですごせっていうのかよ…こっちだって気になるんだぞ?」

596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:31:13.89 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹(お姉さま……ミサカはミサカは…やはり…ミサカは…)ズキズキッ

上条「おい、どうしたぼーっとして…気分でも悪いのか?」ズイッ

御坂妹「え…?え?」

上条「なんか顔色悪いぞ…?熱でもあるんじゃねーのか?」コツン

御坂妹「……あ」

上条「熱はないよな……あれ?でもだんだん顔が赤く…血の気が戻ってきたような…」

御坂妹「……その///」

上条「ん?」

御坂妹「おでこをくっつけるのは…少し……///」

上条「おおっおっと、ごめんなつい癖で///」

御坂妹「いえ…別にとミサカは答えます///」

上条「左手かばん持ってるし…右手はあれだし………」

御坂妹「別に驚いただけですのでとミサカは慌てて取り繕います」

597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:38:35.18 ID:Zw1zrTAYP
上条「取り繕う…だって?」

御坂妹「…///」

上条「…?まぁいいか、ビリビリも御坂妹も教えてくれないっていうのなら今日は帰るか…明日ビリビリなんとか捕まえて…」

御坂妹「イヤです!!!」

上条「!!!」

御坂妹「すみません…失礼しました…」

上条「さっきからお前おかしいぞ……身体の具合本当に悪いんじゃないのか?」

御坂妹「そういうわけじゃ……」

御坂妹(なんででしょう…お姉さまの話をされると……身体が勝手に…)

上条「なんなら医者につれていくぞ?」

御坂妹(……気持ちが……抑えきれない…)

上条「おい、おまえまた!」

御坂妹「…す、すみませんとミサカは謝ります」

上条「別に怒ってるわけじゃねーけどさ……ホント無理すんなよ?」

御坂妹「はい…」

598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:44:46.70 ID:Zw1zrTAYP
上条「……とりあえずそこのベンチで休むか」

テクテク

御坂妹(……ミサカはミサカは)

上条「おい、こっち座れよ」

御坂妹「わかりましたとミサカは答えます」

テクテク

上条「そうだ、なんか飲み物買ってくるから」

御坂妹「いえ、そこまでしてもらうわけには…」

上条「何か冷たいものでものんだらよくなるかも知れないしな」ニコッ

御坂妹「…ぁ」

上条「スポーツドリンクかなにかでいいか?」

御坂「お任せしますとミサカは一任しました…」

スタスタ

御坂妹「……上条当麻……お姉さま…ミサカは…ミサカはミサカは…」

御坂妹(ミサカは…どうにかなってしまいそうです……お姉さま)

600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:50:10.85 ID:Zw1zrTAYP
上条「ほら、これでいいか」ヒューン

御坂妹「あっ」

パシッ

上条「ナイスキャッチ!」

御坂妹「どうも…とミサカは少々てれてます」

プシュー、ゴクゴクゴク

上条「っぷはぁぁ」

御坂妹「……」コクコク

上条「それにしてもさ、やっぱり……似てるんだな…」

御坂妹「……」コクコク

上条「さっきのなんかホントそっくりだったもんな」

御坂妹「……」コクコク

上条「おこったらビリビリって御坂みたいだったな」

御坂妹「……ッ」

上条「ネックレスなきゃ絶対区別つかねーわ」

602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:56:45.85 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹「……しないでください」プルプル

ポコポコ

上条「まぁ似てて当然なんだけどな…」

御坂妹「しないでください…」プルプル

ボコボコ

上条「お、おい御坂妹…どうした…おい!缶の中身が沸騰してるって!」

御坂妹「……お姉さまと一緒にしないでください!!!」

上条「……え…?」

御坂妹「!?」

ジュワッ

御坂妹「…その…すみません…とミサカは…」

上条「…いや……俺が悪かった…」

御坂妹「…いえ……」

上条「個性がとかいっておきながら……俺が軽率だった…すまない」

御坂妹「そういうわけではないんですとミサカはミサカはミサカは…」

603 名前:p2だめぽ…[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 21:58:13.09 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹「……しないでください」プルプル

ポコポコ

上条「まぁ似てて当然なんだけどな…」

御坂妹「しないでください…」プルプル

ボコボコ

上条「お、おい御坂妹…どうした…おい!缶の中身が沸騰してるって!」

御坂妹「……お姉さまと一緒にしないでください!!!」

上条「……え…?」

御坂妹「!?」

ジュワッ

御坂妹「…その…すみません…とミサカは…」

上条「…いや……俺が悪かった…」

御坂妹「…いえ……」

上条「個性がとかいっておきながら……俺が軽率だった…すまない」

御坂妹「そういうわけではないんですとミサカはミサカはミサカは…」

606 名前:2重になってた位調子わるいので、暫く時間おいて様子見ます[] 投稿日:2010/02/03(水) 22:10:35.80 ID:Zw1zrTAYP
上条「み、御坂妹…?」

御坂妹(ミサカは…お姉さまに上条当麻とられたくない……)ズキッ

上条「……大丈夫か?」

御坂妹「ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは」

上条「おい、おい!しっかりしろ!おい!」

御坂妹「ミサカは!!!!」

ダタッタタ

上条「おい、どこへいくんだ、おい!!」

………

……



御坂妹「はぁはぁはぁ…」

御坂妹「…ミサカは…もう……」

-「さっきはごめん、助かったわー」

御坂妹「お姉さま…」

609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/03(水) 23:08:02.90 ID:Zw1zrTAYP
御坂「この調子であと二日頼むわね」ニコッ

御坂妹「……ッ」ズキッ

御坂「どうしたの?」

御坂妹「なんでも…ありません……わかりましたとミサカは答えます」

御坂「そぉ?顔色悪いようなんだけど…」

御坂妹「ミサカは大丈夫ですとミサカは答えます」

御坂「ホントぉ?大丈夫?頼りにしてるわよ…?」

御坂妹「……はい」

御坂妹(大丈夫です……お姉さまと…ミサカは…ミサカは…ミサカは……)

………

……



上条「ただいま」

トテトテ

禁書「と、とーま!ど、どうだったのかな!」

610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/03(水) 23:13:06.24 ID:Zw1zrTAYP
上条「お、おい…いきなりなんのことだよ…」タジタジ

禁書「短髪の事なんだよ!どうだったのかな?」

上条「あぁ…会えたけど話せなかった…」

禁書「えぇー」

上条「俺の顔みて逃げたんだよ…ったく普段は迷惑なくらいおっかけてくるのにな…」

禁書「そ、そうなんだー」

上条「明日こそきいてやる……なんか俺もすっきりしないしな…」

禁書「もしも、もしだよ…?短髪の言ったことが本当だったら…とうまはどうするのかな?」

上条「考えてねぇ…」

禁書「…なんでかな?」

上条「考えられないっつーか…まだ信じ切れてないからな……」

禁書「そうなんだ…」ホッ

上条「だからそのためにも直接あって聞かないといけないな」

禁書「だ、だったら断っちゃえばいいんじゃないのかな?それがいいんだよ!うん!」

上条「うーん……話も聞かずに頭から断るのもな…」

612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/03(水) 23:18:10.45 ID:Zw1zrTAYP
禁書(興味ないなら断ってほしいんだよ……)

上条「まぁ……あんまりに実感なさ過ぎるから返事もきめてないんだけどな」

禁書「断らないって可能性もあるのかな?」

上条「わかんねぇ、別にあいつの事嫌いってわけでもないしな…って何いってんだ俺は///」

禁書「……そっか」

上条「まぁ明日こそはっきりさせてやるよ」

禁書「うん…」

禁書(とーまのばーかばかばかばかばかばーか……)

………

……



上条「今日こそ……」

上条「いねーな…」

………

御坂「へぇーシスターズのネットワークって便利ねー」

614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/03(水) 23:29:17.09 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹「全員でリンクして、各自範囲をカバー、そして微弱な電波を発生させれば…」

御坂「その電波が消えるところがアイツの居場所ってわけね」

御坂妹「そうですとミサカは頷きます」

御坂「まぁ……激しく資源(能力)の無駄遣いな感じがするけど…」

御坂妹「今頃お気づきになられたのですか?とミサカは少々あきれています」

御坂「あはは、アナタも言うわねー、ずいぶんと元気になったじゃないの…」

御坂妹「いえ…」ズキッ

御坂妹(あの人の事は忘れないと、とミサカは自分の心に命令します)

………

上条「これだけ探してもみつからないとか……どう考えても変だろ…」

上条「むしろ……見えない……いや見られてる感じが…」

………

……



一方通行「オイ、アイツラなんで今日はこンなゾロゾロといるンだ?」

615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 23:38:18.82 ID:Zw1zrTAYP
打ち止め「なんだか面白いことやってるみたいなんだよーってミサカはミサカはいってみるー」

一方通行「面白イことだァ?」

打ち止め「うん!でもないしょーってミサカはミサカはじらしてみたりー」

一方通行「…チッ…」

打ち止め「でもー、どうしてもっていうんならー」

一方通行「あァン?」

打ち止め「ミサカはミサカはキスしてくれたら教えてあげるって譲歩案だしてみるー」

一方通行「あァン?ふざけンな」

打ち止め「えー!交渉失敗したのかなーってミサカはミサカはショックを隠しきれなかったりー」

一方通行「テメェのペースに毎度ひっかかるかって」

打ち止め「えー、ちょっと一方通行が学習してミサカはミサカは残念だなとおもってみたりー」

一方通行「テメェ、俺のこと舐めてンだろォ?」ジロッ

打ち止め「えー舐めるって…こういうことかなーってミサカはミサカは…」

チュッ

一方通行「…!!」

617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 23:45:12.30 ID:Zw1zrTAYP
打ち止め「キスしてみたりー///」

一方通行「……な」

打ち止め「ミサカのはじめてだよ…ってミサカはミサカは一途な想いを伝えてみたりするー」

一方通行「ケッ…///」

打ち止め「えへへへ~」

一方通行(でもなにやってンだ…アイツラ……)

………

……



妹達「対象をロストとミサカは伝えます」

………

御坂妹「対象をロストしましたとミサカは伝えます」

御坂「え?どういうこと…?」

御坂妹「現在原因を特定中ですとミサカは説明します」

御坂「ちょっと!見えないところにいかれると帰って不安じゃないの……」

619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 23:51:47.73 ID:Zw1zrTAYP
御坂妹「原因を特定しましたとミサカは報告します」

御坂「一体なによ」

御坂妹「電波の届かないところ…おそらく地下を通っているようです」

御坂「え?」

御坂妹「目標を発見…現在……そこの……後ろのドアです」

バタンッ

上条「はぁはぁはぁ…やっぱり上から見てたか…」

御坂「な、なんで…あんたがここに…」

上条「はぁはぁ……何度もあんな修羅場に巻き込まれてると…こういう直感が妙に働くようになるんですよ」

御坂「ちょっとなにそれ…!!」

上条「さてとビリビリ、この前の話を詳しく聞かせてもらうぞ!」

御坂妹「……ッ」ズキッ

御坂「ちょ、ちょっとアナタに任せるわ!」ドンッ

御坂妹「あっ…」

御坂「わ、私は逃げるから!」ピョーン

620 名前:あれ……p2で少し手間取ってたら…おわらない…かも[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:03:17.61 ID:/stRjE/GP
上条「馬鹿ッ!こんなところから飛び降りたら…!!!」

御坂「ひゃっほー」ビリビリ

上条「あ、あいつって…なんでもありだな……」

御坂妹「……」ズキズキ

御坂「電気にはこういう使い方があるのよぉ!」

上条「…スパイダーマンかあいつは………」

御坂妹「………ワスレナイト」ボソッ

上条「あーそうだ…昨日は悪かったな…身体大丈夫だったか?」

御坂妹「……あ」

御坂妹(でも…ミサカは……忘れたくない…)

上条「それに、どうせお前は話してくれないんだよな?ビリビリの事は」

御坂妹「……その」

上条「まぁー嫌がってるのを聞こうともおもわないし、大丈夫安心しろよ」

御坂妹「……ありがとうございます、とミサカは言います」

上条「……はぁ?なんでお礼なんか…」

622 名前:こりゃ今日無理かなp2経由だと…4,5回に1回書き込めればいいほう[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:10:52.25 ID:/stRjE/GP
上条「へんなやつ…」

御坂妹「…そんなに変でしょうか…とミサカは質問します…」

上条「あははっはは、ホントにお前変なやつだな、あっははは」

御坂妹「あ…」

上条「あはっははっははは」

御坂妹(わすれなきゃわすれなきゃいけないのに…この人の顔を見ると…笑顔を見ると…)

上条「あ、わりぃわりぃ」

御坂妹(忘れられない…)

上条「どうせ御坂は逃げ回ってるだろうし……そうだ、昨日のお詫びに何かおごるよ」

御坂妹「そ、それは…」

上条「上条さん、今月もうお金ないからそのあたり考えて要求してくれると助かるけど」トホホ

御坂妹「それでしたら……ミサカは…」

上条「ん?なんだいってみろよ…」

御坂妹「あれが……いいです」

上条「あれって?」

623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:16:36.84 ID:/stRjE/GP
店員「はい、いらっしゃい」

御坂妹「2つお願いしますとミサカは注文します」

店員「ちょっとまってねー」

上条「ソフトクリーム?」

店員「はい、2つね、えっと御代は?」

上条「はいはい、ただいま」アセアセ

店員「毎度ぉー彼氏?カワイイ彼女つれてるねー」ニヤニヤ

御坂妹「!?」

上条「べ、べつに…そんなんじゃ…あは、あははは」

店員「あれ?私の勘が外れるなんてなぁ…」

上条「しっかし……御坂妹にソフトクリームとは……」

御坂妹「……」ペロペロ

上条「似合うというか…はまりすぎてるというか…」

御坂妹「……」ペロペロ

上条(普通の子みたいで……まぁかわいい……かも…)

624 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:23:00.21 ID:/stRjE/GP
御坂妹「ミサカの顔に何かついてますか?とミサカはたずねます」

上条「べ、別に何もついてないって」

御坂妹「そうですか…」ペロペロ

上条「……」ペロペロ

御坂妹「……」ペロペロ

上条(なにか話題を…振らないと…この異様な光景…)

御坂妹「……」ペロペロ

上条(無言でソフトクリームを貪る…常盤台のお嬢様……)

御坂妹「なにか…先ほどから視線が気になるのですが…とミサカは気まずさを伝えます」

上条「ご、ごめんそんなつもりは…」ベチョッ

御坂妹「あ……鼻に…」

上条「あ…ちくしょう…何か拭く物あったかな…」ガサゴソ

御坂妹「……」ソォー

ペロッ

上条「うひゃっ」ピクッ

625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:27:18.02 ID:/stRjE/GP
上条「み、御坂妹さん?」アセアセ

御坂妹「拭く物をもっていなかったので…とミサカは説明します」

上条「だ、だからって人の鼻を舐めるヤツがどこに……///」

御坂妹「あ……///」

上条「……///」

………

……



御坂「あれー、あの子帰ってこないわねー…」

御坂「まさか、つかまって無理矢理質問攻めにあってるんじゃないわよね…」

pi

御坂「黒子!ちょっと頼みがあるの!」

-黒子「イキナリなんですの?お姉さま」

御坂「ちょっとあの子探してくれない?」

-黒子「あの子…あー…少々お待ちいただけますか?」

626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:31:43.69 ID:/stRjE/GP
御坂「出来るだけ早くお願いね」

-黒子「初春ちょっと頼まれてくれませんか?」

-「えーなに~?白井さん」

-黒子「えーっと…」

-「ちょっとまってくださいね、付近のカメラの映像をチェックしますね」

-「あ、いたよ、場所は…」

-黒子「すぐ近くですわね…お姉さま聞こえてます?」

御坂「聞こえてるわよ」

-黒子「どうやら、あの類人猿と一緒にいるようなのですが…」

御坂「え!ちょっとまずいわよ!」

-黒子「私が救出に向かっても?」

御坂「お願い、すぐいって!」

-黒子「わかりましたの!おーほほほほ」

プチッ

御坂「あ……人選間違ったかも…」

627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:39:35.03 ID:/stRjE/GP
黒子「私がお姉さま(と同じ顔)の身体を救って差し上げますの!」

シュン

黒子「ちょっとした手違いで、あんなところや、こんなところを触ってしまっても」

シュン

黒子「事故ですの仕方ないんですの!」

シュン

黒子「おーほっほほほほ」

シュン

黒子「つきましたの!」

シュン

-上条「あは、あはっはははは///」

-御坂妹「///」

黒子「まずいですの!」

シュン

黒子「逃げますわよ?」

628 名前:重いから寝ようと思ってたら軽くなってきた…[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:43:54.51 ID:/stRjE/GP
上条「し、白井どうしてここに!」

黒子「このエロガッパは…はぁ…」

御坂妹「?」

黒子「それでは類人猿の毒牙に掛かる前に退散しますの」

上条「毒牙ってなんだよ!毒牙って!」

シュン

上条「…人をナンパ野郎みたいにいいやがって……クソォ…」

………

シュン

黒子「この辺りでよろしいでしょうか…」

スタッ

黒子「もう間一髪でしたわね」

御坂妹「あの…」

黒子「あの類人猿は危険ですわよ?よりにもよってあのお姉さまを誑かして…」

御坂妹「類人猿とは誰のことでしょうか?とミサカは質問します」

630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:50:28.69 ID:/stRjE/GP
黒子「えーっとあの類人猿にも名前がありましたわね…確か上条…当麻」

御坂妹「……」カチンッ

黒子「まぁあんな低俗な猿に名前なんてもったいないですけどね」

御坂妹「上条当麻は低俗ではありませんとミサカは言い返します」

黒子「な、なんですの!」

御坂妹「上条当麻は類人猿ではなく一人の男性ですとミサカは補足します」

黒子「ま、まさか…」

御坂妹「さらに上条当麻は毒牙になんかかける人じゃないとミサカ弁解します」

黒子「……上条当麻に惚れてますの?」

御坂妹「…なぜそれをとミサカは驚きを隠せません…ではなく…そんなことはありませんと訂正します」

黒子「はぁ…もうばればれですの…」

御坂妹「ミサカはミサカはミサカは…お姉さまのためにあきらめるってミサカは…」ボソッ

黒子「なんですの?はっきり仰ってくれませんか?」

御坂妹「……」

黒子「姿形は同じでも、性格まではお姉さまと違うようですわね」

631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 00:55:55.36 ID:/stRjE/GP
御坂妹「ですが…ミサカはお姉さまの……」

黒子「逃げないでいただけますか!」

御坂妹「…!」ビクッ

黒子「お姉さまはたとえライバルがいようと絶対諦めないお方ですの」

黒子「たとえどんなに困難でも乗り越えますの」

黒子「あなたはお姉さまと同じ姿なのに、そこは全く似てませんの!」

黒子「欲しいなら奪うくらいの覚悟くらいお持ちなさい!」

御坂妹「…ミサカは、ミサカは…ミサカは……」

黒子「私だって諦めませんの、絶対お姉さまを振り向かせてみせますの!」

黒子「ただ……何があろうともあの類人猿にだけは渡しませんの!」

御坂妹「類人猿じゃありません!」ビリビリ

黒子「ほら、ちゃんとはっきりいえるじゃありませんの」

御坂妹「……」

黒子「もうちゃんと自分の足でお立ちなさい」シュン

御坂妹「ミサカは…」


632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:02:17.43 ID:/stRjE/GP
黒子「まったく私としたことが…大人げのないことを…」

シュン

黒子「ほんと私らしくありませんでしたわね…」

シュン

黒子「まぁ…あの類人猿のあの子が一緒になってくれれば…グフフ」

シュン

黒子「傷ついたお姉さまを私が慰めてあげませんと…グフフ」

シュン

黒子「おーっほっほほほですの」

………

ブルッ

御坂「寒気がするわ……寮にかえってねようっと…」

テクテク

シュン

黒子「あれお姉さまどこですの?どこですの?」キョロキョロ

635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:07:19.10 ID:/stRjE/GP
御坂「はぁ…今日もつかれたわ……」

バタンッ

黒子「お姉さまひどいですの!」プンプン

御坂「く、黒子?」

黒子「お姉さまのために人命救助してきたっていいますのに…」

御坂「ご、ごめんねー、ちょっと寒気がして風邪かなーって帰ってきちゃった」

黒子「…ほほぅ」

御坂「そ、そういうところだからね、悪気がわったわけじゃないのよ?」

黒子「風邪なら仕方ありませんね…」

御坂「わかってくれるのね!」

黒子「ではごゆっくりおやすみになってくださいですの」

御坂「じゃあおやすみー」

黒子「先ほどの謝礼として…お姉さまとの添い寝を…して…いやさせていただきますの~」

ゴンッ

御坂「まぁそうくるとおもってたわ…」

636 名前:今日5時起きだったので限界がきました[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:14:32.93 ID:/stRjE/GP
上条「たっだいまー」

トテトテトテ

禁書「おかえりなんだよ!とーま」

上条「おう、すぐ飯にするからな」

禁書「それで…短髪のことどうだったのかな?」

上条「あー今日もダメだったし諦めるわ、当日もう一度良く話しきいて考える」

禁書「え……」

上条「話をなにも聞かずに『はい』も『いいえ』もできないしな…できれば早めにきいておきたかったんだけど」

禁書「…そう…なんだ…」

上条「日曜日にあえるんだし、そこで聞けばいいかなって」

禁書「そ、そっか…」

上条「じゃあ、急いで飯つくるからまってろよ」

禁書(とーま…とーま…信じてるんだよ…)

………

御坂妹「ミサカは…」

638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:21:01.27 ID:/stRjE/GP
御坂「あれ…今日はこないわね…」

御坂妹「そのようですね…とミサカは答えます」

御坂「まぁ、明日までアイツが迫ってこないことにはありがたいんだけど…」

御坂(アイツの顔を見ないってのも落ち着かないのよね)

御坂妹「お姉さま…実はミサカは…上…」

御坂「ん?なに考え事してたわ、ごめんごめん」

御坂妹「なんでもありませんとミサカは返答します」

御坂「そ…お?」

御坂妹(ミサカは…ミサカは…)

御坂「今日来ないみたいだし、かえろっか…」

御坂妹「そうですね、わかりましたとミサカは帰宅します」

御坂「ねー、その格好だからさ…寮に泊まらない?」

御坂妹「ミサカがですか?」

御坂「そうそう、制服なんだしばれないでしょ」

御坂妹「ですが…」

639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:24:36.84 ID:/stRjE/GP
御坂「ただいまー」

黒子「お帰りですの」

御坂妹「失礼します…とミサカは挨拶します」

黒子「え?あなたは…」

御坂「今日ここに泊めるから」

黒子「どういうことですの?」

御坂「明日二人で出かけるから、その打ち合わせとか色々ねー」

御坂妹「…はいそうですとミサカは返事します」

黒子「でも寝るところは…?」

御坂「決まってるでしょ?私と一緒に寝るのよ」

黒子「!?」

御坂「アナタもそれでいいわよね?」

御坂妹「問題ありませんとミサカは答えます」

御坂「よしきまり!」

黒子「いけませんの!」

640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 01:29:33.87 ID:/stRjE/GP
御坂「黒子、なによ?」

黒子「お、お姉さま達がそんな二人で寝るなんて…」

御坂「なに?じゃあんた床で寝てくれるの?この子そこに寝かせていいのね?」

黒子「そうではありませんの!」

御坂「なによー?」

黒子「わ、わたくしが、お姉さまと寝てその方が私のところでねて…」

御坂「あーそれ却下」

黒子「な、なんでですの!お客様をもてなすのが普通ですわ!」

御坂「そんなこといって、あんた私とねて何かしようって考えてるんでしょ?」ビリビリ

黒子「そ、そんなこと…ちょっとしか考えてませんわ」

御坂「へぇ…ちょっとは考えてたんだぁ…」

黒子「ま、まってくださいですの…ここで能力を使うと寮監…が…」

御坂「だったらおとなしくしてなさい!」

黒子「わかりましたの…」

御坂「ほら、アナタはこっちに座って」

642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/04(木) 01:35:05.55 ID:/stRjE/GP
御坂妹「失礼します、とミサカは腰掛けます」

御坂「そんな他人行儀いいわよー」

黒子「……腰抜けでしたらそこに座る資格はありませんわよ」ボソッ

御坂妹「!!」

スクッ

御坂「どうしたの?ねぇ」

黒子「どうしたんですの?お姉さまがびっくりしてますわよ?」

御坂妹「ミサカは、ミサカは…」

黒子「まぁ今夜は見逃してあげますの……でもはっきりしないとアナタが後悔しますわよ」ボソッ

御坂妹「……」

御坂「ねーさっきから二人で何はなしてるのよ!」

黒子「内緒ですの!」

御坂「なによそれ!」

黒子「私にも秘密の一つや二つありますの」

御坂妹(ミサカは…ミサカは……諦めたく…)
                   もう言葉が浮かばないので寝ます…限界ごめんなさい

653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/04(木) 10:03:25.64 ID:/stRjE/GP
えっと…今夜中には終わると思います
次は姫神か黄泉川と鉄装を妄想してみたいかなとおもいます


673 名前:p2メンテおわったー![] 投稿日:2010/02/04(木) 18:53:36.27 ID:/stRjE/GP
御坂「とりあえず、シャワーいこうっか」

黒子「…!?」

御坂「私の服でいいわよね?」

御坂妹「……」

御坂「ねえ、ねえってば」

御坂妹「ミサカですか?とミサカはたずねます」

御坂「ほかに誰がいるのよ!」

御坂妹「ミサカにはこの制服が支給されています」

御坂「まさか寝るときまで制服でいるわけ?」

御坂妹「そのつもりでしたがとミサカは返答します」

御坂「はぁ……黒子?」

黒子「は、はい!」

御坂「アンタが隠してる私のお気に入りの服だしといてくれる?」

黒子「何のことですの?」

御坂「とぼけんじゃないわよ!あんた私の服こっそり盗んでるでしょ!しってるのよ!」

674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/04(木) 18:57:53.16 ID:/stRjE/GP
黒子「ギクッ」

御坂「そもそも二人部屋なのに、時々私に荷物がなくなってるのよね~」

黒子「き、きのせいですわ」

御坂「まぁ?はじめはそうおもったんだけどさ……私の下着や私の服がすこーしずつなくなっていったらねぇ…」

黒子「しりませんの…」

御坂「犯人はあんたしかいないでしょ!どこに隠したの!」ビリビリ

黒子「ひぃぃぃぃ」ブルブル

御坂「言わないと……黒子だけに黒こげにしちゃうわよ♪」

………

……



黒子「……」プスプス

御坂「こんなところに隠してたとは……」

黒子「……」プスプス

御坂「えっ…これなによ…」

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:02:18.04 ID:/stRjE/GP
御坂妹「……どうかしましたかお姉さまとミサカは覗き込みます」

御坂「ちょっとあんたどういうことよ!」

黒子「……」プスプス

御坂「これ私の……歯ブラシじゃないの!え?これって……私もしかして私が使ったストロー?」

御坂妹「…?」

御坂「ちょっとこれティッシュまで…まさか…これも……」

黒子「……」ニヤリッ

御坂「く、く、黒子ぉ…」

黒子「……」ビクッ

御坂「あんたどんだけ変態なのよ!!!!」ビリビリ

黒子「!!!」

………

……



御坂「ねぇこれも処分して」ポイッ

676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:08:40.15 ID:/stRjE/GP
黒子「ま、まってくださいですの!それも大事なお姉さまの記録ですの…!」

御坂「はい、これも焼いちゃってくれる」ポイッ

御坂妹「わかりましたとミサカは焼き捨てます」ピリピリ…ボワッ

黒子「お、お姉さまの貴重なメモリーが……」ガクッ

御坂「まったく……あんたはこんなものまで集めてるとは…おちおちここでゴミも棄てられないわね…」

御坂妹「お姉さまこれはどうしましょうかとミサカは棄てるか棄てないか判断にまよってます」

御坂「えっ…」カァァ

黒子「そ、それは!!!」

御坂「す、すてなさい」カァァ

御坂妹「わかりましたとミサカは返答します」

黒子「やめてくださいですの!それはお姉さまががんばって見栄を張るためにはじめてブラに入れたパッドですの!!!!」

パリパリ…ボワッ

黒子「……そんな…二度と手に入らないレアものですのに…」ガクッ

御坂「……あんたね…いっぺん本気でレールガンあててもいい?」ピキピキ

677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:13:24.62 ID:/stRjE/GP
黒子「そ、そんなぁ…レア物焼却処分…服も全部没収だなんて……」ガックリ

御坂「これなんかいいんじゃない?」

御坂妹「そ、そうですか?とミサカは少々照れています」

御坂「うーん似合う似合う」

御坂妹「……」ポッ

御坂「うーん…もとがいいから何きてもいいわね…」

黒子「自画自賛ですの」ボソッ

御坂「なんかいった!黒子…?」

黒子「な、なんでもありませんの」

御坂「こっちのはどう?」

御坂妹「似合いますかとミサカは恥ずかしそうにポーズを決めてみます」

御坂「それもいいわねーわたしこんな妹ほしかったのよねー」

黒子「黒子はダメデスのね…」

御坂「ねーこんど一緒に買い物いきましょうよ!」

御坂妹「……ミサカとですか?」

678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:20:04.69 ID:/stRjE/GP
御坂「うん、明日の…がケリついたら…ね」

御坂妹「……ッ」ズキッ

御坂「で、できればね……私の理想は…私がアイツと一緒にいて…アナタがそのネックレスの男と並んで…」

御坂妹「……」ズキズキ

御坂「そうダブルデートってのをしてみたいわね…」テレッ

御坂妹「……そ、それは…難しいとミサカは…」ズキッ

御坂「そ、そうね…アイツがokしてくれるとは限らないんだし…あはは……」

御坂妹「そういう意味でいったわけではとミサカは慌てて言い直します」

御坂「大丈夫よそれくらいでめげたりしないから!ね?」ニコッ

御坂妹「はい…」ズキッ

黒子「なんだか…さっきから私空気ですの…」

御坂「さ、さぁ明日の服を選ぶのはこのくらいで、シャワー浴びてそのパジャマに着替えてねましょ」

御坂妹「わかりました、とミサカは返事します」

黒子「いいですわよ…もう……黒子は一人で寝ますの」グスン

御坂「さーって明日はがんばるぞー!」

679 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:23:37.41 ID:/stRjE/GP
御坂「じゃあ私がこっち側ね」

御坂妹「ではミサカがこちらですねとミサカは確認します」

御坂「狭いけど我慢してね」ニコッ

御坂妹「いえ十分ですとミサカは答えます」

御坂「じゃ電気けすわね、おやすみ」

御坂妹「おやすみなさい」







御坂「ねぇ…もう寝た?」ボソッ

御坂妹「いえねてませんとミサカは小声で答えます」ボソッ

御坂「ごめんね、なんだかドキドキして眠れなくて…」

御坂妹「そうですか…」

御坂「わたしね…実はちょっとは…ちょっとだけ自信があるの…」テレッ

680 名前:飯飯めし![sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:31:05.97 ID:/stRjE/GP
御坂妹「……自信ですかとミサカは…」ズキッ

御坂「あのねちょっとずるいんだけど…あいつって確かに女の子いっぱいに囲まれてるけど…」

御坂妹「……」

御坂「なんていうかな……それだけの理由があるっていうか…」

御坂妹「……」ズキッ

御坂「ほら、絶対女を泣かせるというか困らせたりするタイプじゃないじゃない?」

御坂妹「…はい」ズキズキ

御坂「それだけ、信頼できるから人も集まるんだろうし……私もアイツの真面目でいいところみたから…優しいし…」

御坂「だからさ……私がこうやって真剣にいえば…たぶんねたぶんだけど…ちゃんと私の気持ちきいてくれて…」

御坂「okくれるんじゃないかなって…」

御坂妹「……」ズキズキッ

御坂「それにね……きっと私にもアナタっていう妹が傍にいるから今回のようなことにも行けたと思うし・・・」

御坂「だから…すごく感謝してるのよ…アナタに……アナタがうまれて来てくれた事に…」ニコッ

御坂妹「…お姉さま……」

御坂「さぁー話はおしまい、もう流石にねないと明日起きられないわ!」

681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:52:04.62 ID:/stRjE/GP
御坂「う~ん…」ノビー

御坂「よくねたわ!」シャキッ

御坂妹「おはようございますとミサカは朝の挨拶をします」

御坂「ってあんた制服でいくわけ…?昨日の服は…」

御坂妹「ミサカはああいう服を着たことがありませんので…」

御坂「えーなんでよー」

御坂妹「ミサカはその……似合いませんと思ってます」

御坂「似合うのにー…」

黒子「また自画自賛の嵐ですわね…」

………

……



御坂妹「……」カァァ

御坂「やっぱり似合うじゃないの」ニコニコッ

御坂妹「お、お姉さま…」

683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 19:59:45.32 ID:/stRjE/GP
御坂「今日は私の決戦の日なの!それくらい気合いれたって」

御坂妹「ですが……ちょっと…この格好は…スカートも短いし…」

ピュ~

御坂「勝負のゲコ太パンツつきよ!」ニコッ

「カエルのパンツとか…」「顔に似合わずお子様かなー?」「あっはは、みたいまのー」

御坂妹「お姉さまは…短パンをはいてるじゃないですかとミサカは…」カァァ

御坂「わ、私はいいのよ!」

御坂妹「……しかも制服じゃないですかとミサカは不満を漏らします」

御坂「わ、私はこれが一番気合がはいるのよ!」

御坂妹「でしたら…ミサカも…」

御坂「あ、アナタはいいの!」

御坂(なんか着せ替え人形みたいでカワイイワー……私が恥ずかしくて着るのをためらうのを着せるってのも…」ジュリッ

御坂妹「なんだかミサカは悪意を感じます」

御坂「いいのいいの!」

-「…よぉ!」

684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:05:38.57 ID:/stRjE/GP
上条「よぉ…御坂と…御坂妹?なのか…?」

御坂「ま、ま、まままままままった?」アセアセ

御坂妹「…こんにちはとミサカは挨拶します」ペコッ

上条「で、さっそくなんだけど…この前の話もうちょっと詳しく聞かせてくれないか?」

御坂妹「…あっ」ズキッ

上条「ん?とりあえず、話を聞いてから考えたいから、少しあとで時間もらえるか?」

御坂「し、しかたないわね…」カァァ

上条「立ち話もなんだし、あっちの店でいいか?」

御坂「わ、わ、わわかったわ」ガチガチ

上条「御坂妹もいいか?」

御坂妹「…はい」ズキッ

………

……



上条「で、詳しく話してもらえるか?俺もさすがにこの前のじゃわけ分らなくて混乱してるんだ」

686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:14:20.64 ID:/stRjE/GP
御坂「そのね……」

………

……



上条「なるほどな…、流石に俺もびっくりしたというか、そりゃお前から好意をもたれることには素直にうれしいっていうか…」

御坂「うん…」

上条「俺だって…こう……高校生だし…そりゃ彼女とか欲しいとかおもうわけで…」

御坂妹「…」ズキッ

上条「お前みたいに、こうやって『自分の気持ちを素直に出せる』ってのもすごいよな」ニコッ

御坂妹「……ッ」

御坂妹(……ミサカは…ミサカは…ミサカは…ミサカは、ミサカは……)

御坂「で、でも私が素直になれたのは…この子のおかげっていうか…」カァァ

御坂妹(ミサカは、ミサカはミサカは…上条当麻の事を…ミサカは…ミサカは)

上条「とりあえず少し考えたいから、ちょっと席はずすな…」

テクテクテク

687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:22:21.69 ID:/stRjE/GP
御坂「ふぅ~緊張した…」

御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカは…」ブツブツ

御坂「アナタのおかげで勇気持てたわ……って」

御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカは…ミサカは…」ボロボロ

御坂「ちょっとどうしたのよ、なんでないてるのよ」オロオロ

御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカは…」ポロポロ

御坂「なによ、ちゃんとこっち見て話してよ!」アセアセ

御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカも…素直になりたい…」ボロボロ

御坂「ね、ね?ちゃんと話して、じゃないとわからないわよ」

御坂妹「ミサカは…お姉さまが…ミサカは…上条当麻と…ミサカは…ミサカは…」ボロボロ

御坂「ねえどうしたの…ねぇ…」

御坂妹「ミサカは…ミサカは…ミサカは…ミサカは!!!」

-「だからアナタは腰抜けなんですの!」

御坂「黒…子?」

御坂妹「…!」

689 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:28:48.38 ID:/stRjE/GP
黒子「お姉さまの為?それがなんですの?」

御坂妹「ミサカは…ミサカは…」

黒子「恋にルールはありませんの!」

御坂妹「ミサカは……ミサカは…」

黒子「私は同じ女性であるお姉さまのことをずっとあきらめませんの!!!」

御坂「ち、ちょっと!黒子なにいってるのよ!!!」キョロキョロ

黒子「言い訳をして逃げるような方ならお姉さまの傍からはなれてくださいですの…いえ…はなれなさい!!」

御坂「ちょっと!黒子!いい加減にしないとおこるわよ!!!」パリパリッ

御坂妹「ミサカは…!!」

御坂「え…?」

御坂妹「ミサカは…上条当麻の事が大好きです…」

黒子「……」ニッ

御坂「え…うそ……」

御坂妹「…ミサカはミサカはミサカは…!!上条当麻の事が好きで好きで好きで好きで大好きです!!!」

御坂「そんな…だって…私の……協力してくれるって……好きなのに…なんで私の事を……」

690 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:34:43.85 ID:/stRjE/GP
御坂妹「お姉さま、今まで黙っていてすみませんとミサカは深く謝罪します…」

御坂「……」

御坂妹「……でも…ミサカは…お姉さまにも上条当麻は…渡したく…」

グッ

黒子「ほら、がんばりなさい」

御坂妹「ミサカはお姉さまに負けたくありません!お姉さまに渡したくありません!」キッ

黒子「言えたじゃないですか」ニコッ

御坂「それ本当なのね……黒子も知ってたわけ…?」

黒子「……」

御坂妹「……」

御坂「二人して…私だけのけ者にしたんだぁ…」

スッー(ビンタの構え)

御坂妹「…ッ」

ピタッ

御坂妹「……お姉さま」


691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:39:50.62 ID:/stRjE/GP
抱きッ

御坂「馬鹿ね…」

御坂妹「……お姉さま…その」

御坂「なんでいってくれないのよ…」ポロポロ

御坂妹「…お姉さま」ポロポロ

御坂「いってくれればいいじゃないのよ…私の妹なんでしょ…!!」

御坂妹「ミサカは…」

御坂「変な遠慮しないでよ……私だってそんな心の狭い人間じゃないんだよ…?」

御坂妹「お姉さま…」

ギュッ

黒子「……なんだかこの光景だけはやり切れませんの…」

バッ

御坂「そうと決まれば…」

御坂妹「お姉さま?」

御坂「姉に任せなさいって」ニコッ

693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:45:53.73 ID:/stRjE/GP
上条(どうするかな……)

上条(年下か……)

上条(でも……)

上条「アイツ可愛いんだよな…偶にみせるあの顔もまた…」ポツリッ

上条「よし!」

-「どう考えは決まった?」

上条「み、御坂!?」

御坂「どう答えだしてもらえたの?」

上条「あ、あぁ…」

御坂「その顔だと……決めてくれたようね……」

上条「お、俺は…!!」

御坂「……クスクス」

上条「お前の事を…」

御坂「あーっはははは」

上条「……な、なんだよ」

695 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:50:36.24 ID:/stRjE/GP
御坂「ま、まさかひっかかるとは……あはははは」

上条「て、てめえまさか…」

御坂「そのまさかよ」

上条「…こ、この」カァァ

御坂「あはっははは、ひっかかってやんのー」ケラケラ

上条「……」カァァ

御坂「あーおなかいたいわ」

上条「ず、ずいぶん手の込んだ…嫌がらせしてくれるじゃねーか…」ピキピキ

御坂「アンタね…私がアンタみたいなの好きになるとでも思ってたの?」

上条「…なっ」

御坂「まさか…本気で私がアンタに告白するなんてありえないじゃいの」

上条「…ふざけんな!…帰る」

タッタタタ

御坂妹「お姉さまいいのですか…上条当麻は…いま…お姉さまのことを…」

御坂「いいのよ…」

696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:55:06.47 ID:/stRjE/GP
御坂「黒子はあーいうけど、私は最低限度のルールはあるとおもってるし、今回はアナタの事がフェアじゃなかったし」

御坂妹「ですが!」

御坂「えー?なによ、私がアイツとっちゃってもいいのー?」

御坂妹「そ、それはイヤですとミサカは猛烈に反論します」

御坂「でしょ?…それに……私がアイツに頼むなんてシャクじゃない…」

御坂妹「……」

御坂「だから……アイツから今度は告白させてみせるんだからね!」

御坂妹「お姉さま…」ジワッ

御坂「今日、ここから私とアナタの勝負よ…いい?」

御坂妹「もちろんです!とミサカはいいます」

御坂「でも~」

御坂妹「…?」

御坂「私達以外がアイツに近寄ったりしたら…ね…?」ニコッ

御坂妹「……!

御坂「全力で邪魔するわよ!」

697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 20:59:33.00 ID:/stRjE/GP
御坂「ちょっとまって…っていうことは……そのネックレスってさ…まさか…」

御坂妹「…」ポッ

御坂「ちょっと!それ私によこしなさいよ!」

御坂妹「ダメです!それだけはお姉さまに譲れませんとミサカは抵抗します!」

御坂「ちょっとこのゲコ太ストラップあげるからね!ね!頂戴!ちょうだいってば!」

御坂妹「ダメですダメですって!」

黒子「はぁ……これでよかったんですわよね」

………

……



上条「…ただいま」ドンヨリ

禁書「とうま…?」

トテトテ

禁書「と、とうま…どうだったのかな…?」

上条「…だまされた」

698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 21:04:52.44 ID:/stRjE/GP
禁書「え?どういうことなのかな…?」

上条「全部あいつらの芝居だったんだとさ…」

上条「っておい、なにうれしそうな顔してるんだよ…」

禁書「よーし、お祝いに私が今日はご飯つくるんだよ!」

上条「何がお祝いだ!だまされて何を祝えというんだ!」

禁書「えへへへへ」

上条「えへへへへじゃないだろ!大体お前料理できるのかよ!」

禁書「えーゆで卵くらいはできるんだよ?馬鹿にしないでほしいかな」

上条「あ…ゆで卵ね…それくらいなら誰でもできるな…」

禁書「えっとね…こうやって器に水をいれて…っと玉子をいれて」

上条「おいガラスのボウルになんで水をいれるんだ?鍋じゃないのか?」

禁書「いれてこの中にいれてっと」ピッ

上条「おい、まさか電子レンジでやろうっていうのか!まてまてまてまて!」

ボーン!

上条「不幸だぁぁああああ」
                    おしまい

701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 21:22:09.16 ID:/stRjE/GP
綺麗にまとまったかは怪しいところですが…
読んでいただきありがとうございます

次はネガティブな姫神をちょっとギャグっぽく書きたいと思います

705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:12:23.55 ID:/stRjE/GP
…私の名前は姫神 秋沙、ミステリアスな美少女魔女
本作品のヒロイン、むしろ地球上のヒロインといってもいい
上条当麻というステディもいます、彼は少々ツンデレさんなのがたまにきず

そんな私の物語

×月3日晴

私は彼と出会った日

彼はとても優しい笑顔で私を心配してくれた

お金はぜんぜんもっていなかったけど…

姫神「……くるしい…たべ過ぎた…」

上条「えーっとどうかしたんですか?」

姫神「食い倒れ…」

上条「食い倒れ…って…」

姫神「帰りの電車賃600円、手持ちは500円、ハンバーガ30個…ヤケ食い」

上条「……」

姫神(なにこの視線は…愛、愛なのね……いいわ私は受け入れる…その愛を確かめるためには!)

姫神「100円、貸して」

706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:19:21.54 ID:/stRjE/GP
上条「俺になにを期待してるんだ…こいつらに集られて…」チラッ

100円ごときの金銭で、彼につながりを持たせて

あわよくばという状況にもっていこうとしたのがあまかった

恩を売らせた振りをして身体の関係にもっていこうなどと

紳士の彼はしない、それがわかっただけでも収穫だ

とりあえずその他2匹の男の顔は覚えてない

禁書「この国の巫女さんは顔を売るのかなー?」

当然、私は美しい、そしてこのちんちくりんは金にもならない…それにしてもこいつは彼のなんなの?

姫神「私は魔法使い、しかも超絶黒髪ロング美少女の」

禁書「魔法使いなら…」

面倒だから話はあんまりおぼえてない

姫神「ならそれで」

禁書「ガミガミ」

なんか騒いでいた気がするけど覚えてない

私の記憶には彼の顔しか残っていなかったのだから…

709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:26:17.52 ID:/stRjE/GP
彼のすばらしい笑顔と、このちんちくりんがうざかったということは覚えてる

このちんちくりん死ねばいいのに…

×月4日晴

彼が私を救ってくれた日

彼は危険を顧みず、キョンみたいな声のいんちきマジシャンと戦ってくれた

私はこの日以後彼の虜になってしまう

とりあえず、監禁してた変態塾早く潰れろ

×月8日曇り

監禁から解き放たれた私は小萌とかいうチビババアにやっかいになることにした

とにかく風呂なしアパートは汚かったのを覚えている

小萌「焼肉でーす」

姫神「どうも」

小萌「いっぱいありますからじゃんじゃん食べてくださいねー」

安物の肉の癖に……どうせ○○○○産の安い肉の癖にえらそうに…そうだ嫌がらせをしてやろう

姫神「肉のコゲは発がん性物質」

711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:30:09.48 ID:/stRjE/GP
小萌「姫神ちゃん!それは夏の風物詩じゃありませんよ!」

顔まっかにして怒っている、ざまぁ…すっきりした

コンコン

小萌「姫神ちゃん、お願いします」

姫神「チッ…」

ガチャッ

禁書「何かたべさせてほしいんd…」

バタンッ

そのまま飢え死ねばいいのに

ガチャッ

禁書「せめてこの子だけにも……」

スフィンクス「にゃぁ~」

小萌「シスターちゃんじゃないですか!さぁさぁ入って」

姫神「チッ…」

小萌「大丈夫です!まだまだいっぱいありますよー」

712 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:35:54.41 ID:/stRjE/GP
安物の肉でえらそうにいうな、チビババア

お前は酒があれば安物のでも味はかまわず食えるんだな

禁書「わー!おにく!おにく!」

このちんちくりんも同種、またはそれ以下か

スフィンクス「にゃぁ~?」

猫舌という言葉がある、焼けたあつい肉を食べさせて試してみたい

スッ

小萌「だめですよーお肉なんかあげちゃー」

姫神「チッ…」

小萌「猫ちゃんにはこれですー」

そういってでてきたものは賞味期限切れの牛乳だった

猫のせいで、焼肉のせいで私の大事な服が臭くなった…猫なんかいなければいいのに

小萌「お風呂いきましょうか、近くに銭湯がありますよー、シスターちゃんもいきますよね?」

お前の部屋風呂なし安アパートだし、しかも……屋根ないし…最悪だ…

713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:41:46.16 ID:/stRjE/GP
小萌「大人3人お願いします」

店員「あいよ」

小萌「じゃあ姫神ちゃん、シスターちゃんはいりましょうかー」

禁書「大きなお風呂楽しみなんだよ!」

なんで美しい私が無料でこんなところで裸にならないといけないのだ

しかも誰かが入った湯につかるなんて、想像もしたくない

この銭湯潰れてしまえばいいのに…

あ、その後のフルーツ牛乳は美味しかったからあと1年だけ潰れなくてもいいかも

とりあえずこのちんちくりん早くしなないかな…

△月○日

私はあの上条当麻様と一緒の学校に通うことになった

これは運命、そう運命です

上条「よぉ、姫神、久しぶり」

姫神「おひさしぶり。愛してる」

つかみは完璧のはずこれで彼のハートはがっちりゲット、明日には挙式そうにきまってる

715 名前:あくまでネガティブです[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:49:03.68 ID:/stRjE/GP
上条「……なにをいってるんだ?」

忘れてた彼は紳士かつテレやだったことを

姫神「おはようございます。上条当麻。」

上条「あ、ああ…おはよう」

徐々に距離を詰めていかないとダメということか

このクラスになれたことは感謝している、ただ…

小萌「ホラ、姫神ちゃん!先にアイサツですよー」

姫神「…チッ」

チビばばぁうぜえ、飯と寝床用意したくらいで上から目線か、早く老衰で倒れればいいのに

姫神「今日から。このクラスに転向してきました。姫神秋沙です上条当麻の妻をやっています」

上条「お、おぃ…」

私は考えるより先に既成事実を作ろうと口が動いてしまった

姫神「夫婦ともども。よろしくお願いしますね」

土御門「かみやん!いつのまにこの巫女さんとそんな中になったんぜよ?」

上条「ば、ばかそんなんじゃねーって」

716 名前:そして姫神という存在が…[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 22:58:09.01 ID:/stRjE/GP
照れてる顔は可愛かった、それにあの金と青いのは利用価値がありそうだ…

上条「おい、姫神黙ってないでちゃんと弁解しろ!!」

ここはおとなしく彼のいうとおりにしておこうとおもう

姫神「冗談ですよ。ごめんなさい。ちょっと調子にのってしまいました」

土御門「なんだ、冗談かにゃ…」

青髪「ホンマやったら殺してやろうかとおもってたところやったぜ…」

上条「……テメェら…」ワナワナ

姫神「……」キュンッ

上条「姫神、お前もお前だ!」

怒っている顔も可愛かった、後は記憶に残ってない

○月△日晴

私はどうしても彼に会いたくて、彼の部屋を訪ねた…しかし…彼はいなかった

ピーンポーン

禁書「誰かな?」

ガチャッ

717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 23:02:10.04 ID:/stRjE/GP
姫神「遊びにきたの」

彼に上条当麻に

禁書「あいさー!」

気安く名前を呼ぶなちんちくりん

姫神「これ。彼に」

彼のために買ってきたケーキ

禁書「わぁ…ありがとう!」

姫神「上条当麻いる?」

禁書「あがってあがって!」

このときは彼はいるものだとおもったのに、入った先には…

スフィンクス「にゃぁ~」

猫しかいなかった…、しかも…

禁書「スフィンクスどうしたの?」

スフィンクス「ふにゃふにゃ」ゴロゴロ

禁書「なにかむずがゆそうだよ!どうしたのかな!」

718 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 23:07:11.39 ID:/stRjE/GP
はぁ…なんだかこの部屋に入ってからムズムズすると思ったら…

姫神「きっと。蚤」

禁書「ノミ…?どうしよう!」

姫神「こういうときは」キョロキョロ

あ、あった…

姫神「魔法のスプレーで」

殺虫剤が、これで…

姫神「これで虫。をやっつける」

禁書「えーそれでそんなことできるの!セージ焚こうと思ってたのに!」

姫神「まかせて。これでも私は博識」

そして猫にも有害なこともしってる、というかちんちくりん、お前は猫の香草焼きでも作る気か

姫神「それに。室内でそんなもの焚いたら。家事になる…かも」

禁書「そっかー、じゃあ外でやるんだよ!」

姫神「殺虫剤で十分」

禁書「ダブルでやれば完璧なんだよ!」

719 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 23:10:44.92 ID:/stRjE/GP
はじめておいてなんですが、自分で方向性が判らなく…orz
とりあえず全ての出来事にネガティブに…ねばいいのにで〆ようとおもったんですが
ちょっと頭冷してきます

722 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/04(木) 23:41:41.04 ID:/stRjE/GP
さてなかったことにしてと…じゃんじゃんを妄想しよう

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