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小萌「まっ!上条ちゃん!先生の話きいてましたかー?」 等々
1 名前:昨日のコピペから…[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:24:05.01 ID:Z28fx6ly0
小萌「…となりますので、ここはこういう手段が用いられます」
上条(えぇい……ここでこれを買ってこれはここでと、おっ!これはこっちで特売やってるな)
小萌「ここまで質問ありますかー?」
上条(っとなると、帰りは5箇所をはしごで回らないといけないな…まずはこの特売から押さえて…)ブツブツ
青髪「せんせぇ~、かみやんがなんか別のものみてまったくはなしきいてないでぇ~す」
小萌「まっ!上条ちゃん!先生の話きいてましたかー?」ぷくぅー
上条「え?えっと…いやぁ…」タラァー
土御門「かみやん話きいてないのがわるいんぜよ」
小萌「そんな上条ちゃんは、課題ついかですねー」プンプン
上条「そんなぁぁ、勘弁してください…今日はこの後5箇所も回らないと」
小萌「話きいてない上条ちゃんが悪いんですー」プンプン
………
……
…
小萌「まったく上条ちゃんは最近私の事教師とおもってないみたいなんですー」
小萌「…となりますので、ここはこういう手段が用いられます」
上条(えぇい……ここでこれを買ってこれはここでと、おっ!これはこっちで特売やってるな)
小萌「ここまで質問ありますかー?」
上条(っとなると、帰りは5箇所をはしごで回らないといけないな…まずはこの特売から押さえて…)ブツブツ
青髪「せんせぇ~、かみやんがなんか別のものみてまったくはなしきいてないでぇ~す」
小萌「まっ!上条ちゃん!先生の話きいてましたかー?」ぷくぅー
上条「え?えっと…いやぁ…」タラァー
土御門「かみやん話きいてないのがわるいんぜよ」
小萌「そんな上条ちゃんは、課題ついかですねー」プンプン
上条「そんなぁぁ、勘弁してください…今日はこの後5箇所も回らないと」
小萌「話きいてない上条ちゃんが悪いんですー」プンプン
………
……
…
小萌「まったく上条ちゃんは最近私の事教師とおもってないみたいなんですー」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:26:28.88 ID:Z28fx6ly0
ダンッ!
姫神「今日の小萌。ちょっとあれてるの、…お酒の量もちょっとおおいの、」
小萌「だって、こんなの飲まなきゃやってられないんですー」ヒック
姫神「でも最近。確かに授業うわのそらなの」
小萌「しかも、未だに私の事、子供か何かと勘違いしてたまに……」ワナワナ
姫神「それはしかたないの。だって見た目が、」
小萌「姫神ちゃん!上条ちゃんの肩もつんですかー?」ウイ~ヒック
姫神(今日の小萌。ちょっとしつこいの)
小萌「だいたい、上条ちゃんは……」クドクド
姫神「……」
小萌「授業だけじゃなくて……」クドクド
姫神「あれ。小萌。上条当麻の事好き?」
小萌「…え?」
姫神「聞いてると。そうきこえるの」
小萌「ま、まさか…教師である私が…そんなはずないじゃないですかー」アセアセ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:28:37.47 ID:Z28fx6ly0
姫神「でも…」
小萌「わー、ち、ちょっと飲みすぎたですー、そ、そろそろね、ねましょうか」
姫神「え。まだ食べたりない…」
小萌「ほら片付けますよー」
姫神「え。え。まだ…」
………
……
…
小萌(姫神ちゃんたら……変なこといって……)
小萌(私が上条ちゃんの事……好きなんて……)カァァ
小萌(ち、違います、そんな気持ちじゃなくて…私は私は…)
小萌(担任として……上条ちゃんの将来が心配なだけで……)
小萌(………絶対そうですー)
ぐぅ~
姫神「……食べたりないの」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:30:47.28 ID:Z28fx6ly0
生徒「先生おはようございます」
小萌「おはようですー」
小萌(姫神ちゃんがあんなこというから……あんまり眠れなかったじゃないですかー)
小萌「まったく…姫神ちゃんたら……あ…」
青髪「かみやん、……はええでぇ~」
上条「だから俺はそんな趣味は…」
青髪「だまされたとおもって、いっぺんためしてみー?」
土御門「そうだそうだにゃ」
上条「あ、先生おはようございます」
小萌「…!?」
上条「昨日はすみませんでした…以後気をつけますので、その課題の方は……」
青髪「かみやんはあほやでー、わざわざせんせぇのお誘い断るなんて~」
小萌「!?」ドキッ
上条「ばか、放課後居残りを喜ぶやつがどこにいるってんだ!」
青髪「かわってほしいわ、ほんま」
ここまでが前回の…飯くってきます
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:54:33.91 ID:Z28fx6ly0
上条「先生、ホントお願いします」
小萌「ふぅ~わかりましたです」
上条「じゃ、じゃあ…」
小萌「ただし、今回だけですよー?次私の授業で話を聞いてなかったら……わかりますね?」ニコッ
上条「…気をつけます」ゾクッ
小萌「とりあえず職員室に昨日までの課題の答えを渡しますからきてくださいねー」
上条「……はい」
青髪(かみやんはあほや、せっかくのせんせぇの行為を…)
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「さてと職員室にいってと…」
ガラガラッ
上条「しつれーしまーっす」
8 名前:行為>好意[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:59:13.27 ID:Z28fx6ly0
小萌「あっ、上条ちゃん」
上条「課題の答えをいただきにきました」
小萌「えーっと課題の答えは……うんしょっ」
上条(この人の机……整頓って文字がまったく出てこないな…っておい、崩れる崩れる)
小萌「このあたりだったんですが…」
ドサッ、バラバラ
上条「あー」
小萌「あぁあーー」
上条(ほーら案の定…)
小萌「上条ちゃん!みてないで手伝ってください!」
上条「はいはい」
セッセとせっせと
上条「これで全部ですね」
小萌「もぉー上条ちゃんのせいですよー?」
上条「先生がきっちり整頓しないからじゃないですか…」ボソッ
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:06:05.04 ID:Z28fx6ly0
小萌「まっ!こうなったのも元はといえば、上条ちゃんが昨日はなしをきい……」ガミガミ
上条(……ちっくしょお、やぶへびだったか~)
小萌「……上条ちゃんきいてるんですか~?」
上条「きいてます、きいてます」
小萌「ですから……」ガミガミ
上条(早く帰りたいのに……特売売り切れちまうよ…)
………
……
…
-売り切れ-
上条「…ふ、不幸だ」
店員「お客さんおそいよ~あと1時間は早くこないと」
上条「あはははっはは…」
店員「ま、明日もやるしまた来てくれよな!」
上条「……今日は醤油かけご飯だな…」ガクッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:12:53.30 ID:Z28fx6ly0
-「あんた相変わらずしけた面してんのね」
上条「……んあ?」
御坂「ま、まぁいつもどおりで安心するんだけど」
上条「あーびりびりか…」
御坂「あんた…」ビリビリ
上条「はいはい、御坂さん…今日はかまって上げる気力も無いのでいいですか」
御坂「ちょ、ちょっと!待ちなさいよ、なんかあったの?」
上条「……売り切れてた」
御坂「…はぁ?」
上条「特売の卵がうりきれてたんだよ!!!!」
御坂「……なっ…」
上条「せっかく貴重な蛋白源が…」
御坂「あんたほんと……わびしい生活おくってのね…」
上条「常盤台のお嬢様にわかんねーだろうよ!」クワッ
御坂「そんな言い方しなくったって…」シュン
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:17:09.44 ID:Z28fx6ly0
上条「っということで、帰りますよ」
トボトボ
御坂「なによ……」
………
……
…
上条「…ただいまーっと」
ガチャッ
トテトテトテ
-「とーま、とーま!卵は?卵は?」
上条「あぁ…すまん……」
禁書「え?」
上条「売り切れてて買えなかった…わりーな」
禁書「そんな……私の卵かけご飯は?目玉焼きは?ゆで卵は?ねぇーとーまどうなるのー」
上条「……すまん、今日は醤油掛けごはんでがまんしてくれ…」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:21:47.03 ID:Z28fx6ly0
禁書「やだやだ!とーまー、とーまー卵たべたいよー、とーまー」
上条「俺だって食べたいんだよ!でも先生に説教されてて間に合わなかったんだ」
禁書「…わたしのたまごかけごはんかえせー」
ガブッ
上条「うぎゃあああああああ」
………
……
…
上条「今日こそ…特売を手に入れて…」
小萌「上条ちゃん?」
上条「え、先生……」
小萌「むーそんな嫌そうな顔しないでくれませんかー?」
上条「すみません……でもこれから買い物にいかないと…特売が…」
小萌「今日はお説教じゃありませんよー?これを」
上条「…ぱん?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:33:22.25 ID:Z28fx6ly0
小萌「上条ちゃん、今日授業中おなかならしてましたし、おなかへってるみたいでしたので」
上条「先生…」ウルッ
小萌「あっ…」ドキッ
上条「先生…ありがとうございます……」ニギッ
小萌「手…あっ…そ、そんなに強く握らないでくださいです」アセアセ
上条「先生は俺の唯一の味方です…」ブワッ
小萌「そ、そんな大げさですよ、アンパンひとつで…」アセアセ
上条「いいえ、神様みたいなものです!」
小萌「……///」
青髪(かみやん…あとでしばいたる…)
土御門(得意のフラグ攻撃だにゃー、無意識にやってるからたち悪いぜよ…)
………
……
…
上条「今日こそは…」ゴクリッ
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:38:20.05 ID:Z28fx6ly0
-売り切れ-
上条「………」ガクッ
店員「お客さんまたかい?ついてないねー」
上条「……不幸だ」
店員「次はもうちょっと早く来ることだな」
上条「参ったな、手ぶらで買えるわけにいかないし…もやしでもかって買えるか…」
-「ちょっと待ちなさいよ!」
上条「ん?またか…」
御坂「またとはなによ!」
上条「なんかようか?びりびり」
御坂「だから!びりびりいうなっていってんでしょ!!」びりびり
上条「勝負なら面倒だからお断りだぞ?カロリー消費したくないんだ…今日も卵かえなかったから…」
御坂「そうじゃなくて…」
上条「ったくしつこいな」
御坂「これ…」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:47:32.50 ID:Z28fx6ly0
上条「!?」
御坂「こ、これあんたに譲るわよ…」モジモジ
上条「たまご…たまご……だと…」
御坂「なによぉーいらないわけ…?」
上条「要る要る!要ります」
御坂「そう?ならいいわ…」
上条「あれ…でもなんで御坂が特売の卵を…?」
御坂「あっ…」ドキッ
上条「お前、寮で暮らしてるんだし買う必要もないだろ…?」
御坂「と、友達に頼まれたから、か、かいにきたのよ…」アセアセッ
上条「なら友達に渡さないとダメだろ…」
御坂「で、電話で確認したら、もうかったから要らないって」
上条「そうなのか?…でもここお前の寮から遠いだろ……わざわざここに来る理由って…」
御坂「あ、あんたが昨日卵とかいってたから、こ、ここが安いのかなって…あんたお金なさそうだし…」
上条「……悪かったな」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:52:41.19 ID:Z28fx6ly0
御坂「あ…そんなつもりでいったんじゃなくて……」
御坂(もぉーなんで素直になれないのよ!)
上条「まーいいや…背に腹は買えられないしな……助かったよ」
御坂「べ、別にあまってただけなんだからね」
上条「理由はどうあれサンキューな御坂」イケメン
御坂「あっ…」キューン
上条「これで醤油かけご飯から、卵かけご飯にレベルアップだぜ!」
姫神(あれ…?あれは上条当麻と……誰…?)
………
……
…
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「小萌嬉しそう…」
小萌「えっ?別にですー」
姫神「なにか。いいことあったの?」
風呂に
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:33:37.28 ID:Z28fx6ly0
小萌「えーなんでもないですよー」
姫神「…あ。…上条当麻、」
小萌「え?」キョロキョロ
姫神「のような不幸な人が。そとあるいてる…」
小萌「…もぉ」
姫神(小萌わかりやすすぎなの)
姫神(でも。今日は誰か女の人といたような…)
………
上条「じゃっじゃーん」
禁書「わぁー!!」
上条「卵かけごはん!、卵のスープ!、もやしのいためもの!」
禁書「ご、豪華すぎるんだよ!大丈夫なのかな!」
上条「ふっふっふっ、今日は特売をゲットできたから大丈夫だ!」
禁書「特売!特売!」
上条「あっははっは」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:40:26.90 ID:Z28fx6ly0
上条「よぉ!君たちおはよう!」
土御門「お、おはよう」
青髪「おはよう…」
上条「君たち元気ないな!ちゃんと飯くってるか!」
土御門「なんだか今日のかみやん……うざいにゃ…」
青髪「きっとわるいもんでもたべたんやで…」
上条「あーっははっはは」
小萌「あ、上条ちゃん」
上条「先生!おはようございます!今日はいい天気ですね!」
小萌「今日は元気ですねー」
上条「はい!朝ごはんに卵食べましたから!」
小萌「その元気で授業もがんばってくださいねー」
上条「任せてください!はっはっは」
土御門「だれかかみやんとめてだにゃ…」
青髪「あれは無理やで……完全にきまっとる…」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:50:09.39 ID:Z28fx6ly0
小萌「でありますので…」
上条「なるほどなるほど」カキカキ
小萌「こうなるのです」
上条「ほうほう」スラスラ
小萌(今日は最後まで授業に集中してくれてますね)
きーんこーんかーんこーん
小萌「今日はここまでですー」
上条「よし……いざ我が戦場へ!」
土御門「おいおい、このテンションいつまでいくのぜよ……」
青髪「もう○すしかないんやないの?」
土御門「……それもあるいは」ゴクリッ
………
……
…
上条「……なんだ…と?」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:55:54.29 ID:Z28fx6ly0
-売り切れ-
店員「お客さんほんとついてないねー、さっき最後の1パックがでたところだよ」
上条「鶏ムネ肉…1kg……50円が……」ガクッ
店員「ほんとごめんね」
上条「ま、まぁいいさ……もやしなら…もやしならあまってるはず…」
ガラ~ン
上条「…!?」
野菜売り場店員「ごめんなさいね、さっき100袋まとめ買いしてったお客さんがいてね…」
上条「……どうしてこうなった」
上条「……不幸だ」
-「あ、あんたまt…もごもご」
-「お姉さま見つけましたの!」
御坂「黒子!なんでここに!」
黒子「お姉さまが庶民のスーパーに出入りしてるとの報告をうけまして」
御坂「べ、別にいいじゃないのよ!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:59:55.59 ID:Z28fx6ly0
黒子「そうはいきませんの!こんなところにお姉さまが来るなんて…イメージが!」
御坂「ちょっとそれなによ!別に私は!」
黒子「では帰りますの」
シュン
上条「……今なんか聞いたことのある声が…」キョロキョロ
上条「気のせいか……」
-「あれ?上条ちゃんですか?」
上条「先生?」
小萌「お買い物ですか?」
上条「あ、はい」
小萌「どんなのかってるんですかー?」チラッ
から~ん
上条「…あはははは」
小萌「何も買わないんですかー?」
上条「実は……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:05:26.77 ID:Z28fx6ly0
小萌「えっ!食費が一日100円!?」
上条「はい…うちの穀つぶしが……今月はじめに……食費の大半を…」
小萌「それで……この間はチラシの特売を…」
上条「もう、こうするしかなかったんです!」
小萌「まぁまぁおちついて、上条ちゃん」
上条「あいつが居る限り…俺は…俺は…」ガックリ
小萌「そうだ!いいこと思いつきました!」
上条「ふぇ?」
小萌「暫く晩御飯うちで食べませんか?」
上条「え……え?」
小萌「どうせうちには姫神ちゃんもいますし、手間もそんなにかわりませんしー」
上条「うちには……あれがいますよ…?」ゴクリッ
小萌「まぁーなんとかなりますよ!これでも私大人なんですよ!安く大量に作るコツはしっかりと!」
上条「あぁ……神だ…神様がいる…」
小萌「またそんな、大げさですよ!」アセアセ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:10:42.55 ID:Z28fx6ly0
黒子「ところで、お姉さま?」
御坂「なによ!」
黒子「この…大量のもやしと鶏肉はなんですの・・・?」
御坂「これは…!」アセッ
黒子「そんなに買い込んで…まさか…」
御坂「そのねこれはね…」
黒子「黒子のために手料理の練習してくださるんですのね!」
御坂「なっ!」
黒子「黒子は…黒子は…お姉さまの料理でしたら…もやししかない野菜炒めでも…」
黒子「こげた鶏のから揚げでも…なんでもいただきますの!」
御坂「だから…これはちがうっつーの!」ビリビリ
黒子「そんな、つんつんしたお姉さまが、だ、い、す、き、ですの♪」バタッ
御坂「はぁはぁはぁ」
御坂(あいつに渡したかったのに…もぉ……)
御坂「ほんと、これどうしよ……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:16:31.81 ID:Z28fx6ly0
上条「っというわけだ」
禁書「!?」キラキラキラ
上条「小萌先生に感謝しろよ?」
禁書「当然感謝するんだよ!」
上条「じゃあ、着替えていくか」
禁書「わかったんだよ!」
………
トントントン
小萌「♪~、♪~、♪~」
コトコト
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「小萌。今日もうれしそう」
小萌「きのせいですよー」ルンルン
姫神「上条当麻がくるから?」
小萌「ちがいますってー」テレッ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:22:46.03 ID:Z28fx6ly0
姫神「それに……」チラッ
姫神「なんだか普段より豪華なの」
小萌「♪~、♪~、♪~」
コンコンッ
上条「こんばんは~」
姫神「あ。上条くん」
禁書「小萌、あいさーこんばんはかなー」
小萌「あっ上条ちゃん、もう少しでできますから、奥で座ってて待っててくださいねー」
上条「すみません、なにからなにまでも…」
小萌「べつに気にしないでもいいですよー」
禁書「今日のご飯はなにかな?なにかな?」
小萌「今日はですねー………」
禁書「わー、やったー」
小萌「シスターちゃんも奥で待っててくださいねー」
禁書「うん、できるまで待ってるんだよ!
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:30:36.75 ID:Z28fx6ly0
一同「いただきます!」
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「うぉ!鶏モモ肉のから揚げなんて久しぶりだ…」
禁書「ガジガジガジガジ」
姫神「上条くん。そんなに貧しい生活なの?」
禁書「ゴクゴクゴクゴク」
上条「そこの穀つぶしのせいでな…」ハァ
禁書「ムシャムシャムシャ」
小萌「ほらほら、話してないでどんどんたべてくださいですー」
禁書「ポリポリポリポリ」
上条「すみません、助かります」
禁書「モリモリモリモリ」
小萌「別にあやまらなくても」
禁書「バリバリバリバリ」
姫神「やめてー」
41 名前:PCの調子が悪い…orz[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:47:31.96 ID:Z28fx6ly0
一同「ご馳走様でした」
禁書「あぁーもう暫く動けないんだよ」ゴローン
上条「よくもそれだけ…食べきれる……」
姫神「私の三倍は。食べたの…」
小萌「でもこれだけ食べてもらえると作った甲斐があるですー」
上条「ほんとありがとうございます、感謝してます」
小萌「いえいえ、どういたしまして」
上条「でも、どうしてここまで親切にしてくれたんですか?ただの教師と生徒なのに…」
小萌「あっ…えっと…」
姫神(やっぱり。鈍感なの)
小萌「だ、だって上条ちゃん、今朝元気よかったでしょ?それに授業もマジメに…」
上条「あーそういえばそうですね」
小萌「朝ごはんに卵食べたからっていってたしー、きっと今まではお腹へってて元気なかったのかなーと」
上条「確かに……そのとおりですね…でも…」
小萌「まっいいじゃないですかー、私お料理好きだし、二人分つくるのも四人分もあんまりかわりませんよ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:53:07.53 ID:Z28fx6ly0
上条「そうですね、その好意に暫く甘えさせてもらいます」
小萌「はいっ」ニコッ
姫神(小萌うれしそうなの)
上条「おい、インデックスそろそろ帰るぞ…」
禁書「うっぷ、もう少しまってほしいんだよ…」
上条「あんなに食べ過ぎるから…」
禁書「だって仕方ないんだよ!っぷ……当麻のところじゃこんなにおいしいの食べられないんだし…」
上条「ほら、迷惑かかるから早く起きろ」
小萌「まぁまぁ上条ちゃん?シスターちゃんが動けるようになるまでくらいいいですよー」
上条「先生…」
小萌「そうだ!この前聞いてなかった授業の補習をここでしましょうか」
上条「う…」
小萌「ちょっとまっててくださいねー、準備しますから…」
上条「は、はい…」
上条(ちくしょう…、インデックスのせいで……)
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:58:37.59 ID:Z28fx6ly0
小萌「…となりますので、ここはこういう手段が用いられます」
小萌「ここまで大丈夫ですか?」
上条「はい、なんとか…」
禁書「うー、うー」
小萌「じゃ次いきますよー」
上条「う、うへぇ…」
カリカリカリ
小萌「その上条ちゃん?」
上条「へ?なんですか先生」
小萌「上条ちゃんの好きな食べ物とかありますか?あっ別に深い意味はなくてですね」
小萌「ほら、これから当分うちで食べるんですから……聞いておいたほうがいいかなーっと」
姫神(小萌。ちょっと積極的なの…!)
上条「そうですねー、基本的に何でも食べられますけど…あえていうなら……今日みたいに肉だとうれしいですね」
小萌「そ、そうですかー」
小萌(上条ちゃんはお肉が好き…)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:04:16.85 ID:Z28fx6ly0
上条「でもまー、自分じゃ高くて買えないんですけどね、いっつもこいつに取られるし…」
小萌「だ、大丈夫ですー、二人分しっかり用意しておきますよ!」
上条「先生!」ウルッ
小萌「上条ちゃん…」ドキッ
禁書「うー、うー」
姫神(よし。ここでやさしいわたしが追い討ちを)
姫神「ねー。上条くん」
上条「なんだ姫神」
姫神「上条くんの。好みのタイプってどんな女性?」
上条「なっ!?」
小萌「…!?」
姫神「だって。少し興味あるじゃない?上条くん。結構もててるし」
上条「いやいやいや、そんなわけあるがずがないじゃないですか……」
姫神「だから。好みはどうなの?」ズイッ
上条「うっ…好みはだな…」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:09:45.09 ID:Z28fx6ly0
小萌「…」ドキドキ
上条「できれば知的で……(なおかつクールで)」
小萌(…!!、私当てはまります!!!)
姫神「それで」
上条「それで…こう、大人っぽい人?お姉さんみたいな人っていうか(常盤台の寮監みたいな…)」
小萌(私大人…!お姉さんぽいかな!?)
姫神「へー。知的美人?」
上条「んーまぁそんな感じかな…でもそんなの聞いてどうするんだ?」
姫神「な。い。しょ。」
上条「……?」
禁書「うーん…」
上条「おい、インデックス、いい加減そろそろ帰るぞ!」
禁書「うーん…わかったんだよ……」
姫神「また。明日なの」
禁書「あいさ…またね」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:17:18.90 ID:Z28fx6ly0
バタンッ
姫神「小萌。好みが聞けて満足?」
小萌「そ、そんなんじゃ…」
姫神(でも小萌は。大人っぽくないよ……上条当麻、鈍感すぎるの…)
小萌(まさか…まさか…上条ちゃん、私の事…好き……なんてことはないですよね…)
姫神・小萌「はぁ~」
姫神・小萌「!?」
………
……
…
上条「そういえばなんであんなこと聞かれたんだろう?」
禁書「なんでだろうねー」
上条「まっいいか……」
禁書「そうなんだよ!ご飯が食べられれば満足なんだよ!」
上条「おかずの残りももらえたし…明日の朝たべような」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:22:22.88 ID:Z28fx6ly0
上条「よぉ、おはよう!」
土御門「かみやん今日も元気だにゃー」
青髪「まぁ元気ないよかええんのかな?」
上条「あ、先生おはようございます」
小萌「あっ…上条ちゃん」テレッ
上条「先生、昨晩はご馳走様でした」
小萌「ど、どういたしまして ///」
土御門「あれ…昨晩……なんのことぜよ?」
上条「あぁ、暫く先生のうちで晩御飯ご馳走になるんだよ」
青髪「!?」
上条「いやーまじで助かるよ、今月餓死しそうだったし…」
グイッ
青髪「おい、かみやん…」
上条「な、なんですか…」
青髪「ちょーしのってると、いっぺんしばくで!ごるぁあああ」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:28:50.76 ID:Z28fx6ly0
土御門「あちゃーこりゃ琴線にふれたかにゃー?」
青髪「せんせぇのうちでおよばれとはなにおそれおおいことしとんじゃ!」
上条「あの、おちついて、なおちついて」
青髪「これが落ち着いてられるかどあほ!」
小萌「こら!喧嘩はダメですよ!メー!」
青髪「はぃ~」フニャ~ン
上条「ふぅ、助かった…」
小萌「次喧嘩したら、許しませんからねー」
青髪「はい絶対しません!」シャキッ
小萌「私は会議がありますからいきますねー」
青髪「いってらっしゃーい」
土御門「これが……ロリパワーか…恐るべし」
………
一方通行「クシュン、誰かうわさをしてンのかァ?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:38:33.82 ID:Z28fx6ly0
打ち止め「きっと風邪引いたんじゃないかなっとみさかはみさかは突っ込んでみたりー」
一方通行「バカ、風邪なンか引くはずがァねェだろうーがァ!」
打ち止め「みさかは馬鹿じゃないってみさかはみさかは猛烈に抗議してみたりー
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「よし、これで当分買い物を控えられるな」
小萌「上条ちゃん?今夜も準備してますね」
青髪(せんせぇ、わいらもかまってほしいでぇ…)シクシク
土御門「イ㌔」
………
御坂「おっかしいわねー、なんであいつこないのよ…」キョロキョロ
黒子「お姉さま…またこんなところに!」
御坂「ちょ、黒子、ま…って」シュン
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:45:01.39 ID:Z28fx6ly0
小萌「あっ、上条ちゃん、シスターちゃんいらっしゃ~いです」
上条「お邪魔します」
禁書「ご馳走になりにきたんだよ~」
姫神「こんばんは」
姫神(やっぱり小萌。楽しそうなの)
小萌「この器並べてもらえますかー?」
禁書「あ、ハンバーグ!」
上条「おぉ…肉だ…」
小萌「特製ハンバーグ、牛肉100%ですよー」
上条「牛…」
禁書「100%…」
姫神「あ。あれ。私の分は?」
小萌「じゃあ皆さん召し上がれ!」
一同「いただきます!」
姫神「だから。私の分は…」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:49:54.66 ID:Z28fx6ly0
■■「私の分…」
上条「うめぇええええ」
禁書「おいしいんだよ!!」
小萌「よかったですー」
姫神「……お野菜と。スープだけ…」
禁書「小萌に感謝だね!とうまー!」
上条「そうだぞ!先生に感謝するんだぞ!」
小萌「そんな…もぉ…///」
姫神「……ポテトおいしい」
上条「こりゃご飯がすすむなぁ!」
小萌「ご飯一升炊いてありますから、大丈夫ですよー」
禁書「おかわり!」
小萌「はいはい」ニコニコ
上条「おい、しっかりかんでたべないと、大きくなれないぞ」
禁書・小萌「!?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:54:09.50 ID:Z28fx6ly0
上条「なんだよ…?」
禁書「だから…私大きくならないのかな…」ペタペタ
小萌「むぅーそうなんですかー、はじめてききましたー」ペタペタ
上条「どうしたんだ?急に静かになって…」
禁書・小萌「なんでもないんだよ(ですー)」
上条「は、はい…」
姫神「……あんまり食べなくても。私くらいにはなれますよーっと」
………
……
…
上条「まさか…一升炊きが…からになるとは…」
小萌「シスターちゃん恐るべしですね…」
禁書「もーおなかいっぱいなんだよー」
姫神「……この身体のどこに。これが収まってるの?」
上条「怪奇現象だな…」ゴクリッ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:04:01.60 ID:Z28fx6ly0
青髪「…先生!いえ師匠!」
一方通行「なンだァてめェは?」
青髪「ぜひ先生の、師匠の幼女(っぽ人)に好かれるテクニックを教えてください!」
一方通行「あァン、ふざけェてンのか?」
青髪「失礼しました、師匠これを…是非…」スッ
一方通行「これは……あいつの、写真じゃねェか!」
青髪「これでぜひ…奥義を…」ニタッ
一方通行「…ゴクリッ、わかった教えてやンよ」
青髪「これでせんせぇに…」
………
……
…
上条「よぉ、おはよう!って」
土御門「おはよーかみやん」
青髪「おはよぉー」ニヤッ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:08:08.52 ID:Z28fx6ly0
上条「青髪…お前…」
青髪「これで、かみやんにはまけへんでー」
土御門「もうかかわるな、かみやん…」
上条「あ、先生」
青髪(キタッ!)
上条「先生昨日もご馳走様でし…おい」
グイッ
青髪「せんせぇおはようございます」キリッ
小萌「あーその格好はだめですー」
青髪「え…?」
小萌「白髪に染めて、しまうまみたいなのシャツ…せめてワイシャツくらいきてください!」
青髪「ば、ばかな…」
小萌「とにかく直してこないと教室にいれませんからね!」
青髪「そんなぁー」
土御門(あほがいる…正真正銘のあほだにゃ…)
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:13:37.24 ID:Z28fx6ly0
青髪「そんな、せっしょうやで…、せんせぇにすかれようと…」
小萌「最低限の決まり守れない生徒は先生好きじゃありませんよ?」
青髪「!?」ガーン
上条「おい、青髪…」ツンツン
土御門「固まったな…」
小萌「ほら予鈴なりましたかた急いでくださいね」
………
一方通行「これは…最高なンだぜェ」ジュルリッ
打ち止め「みさかはみさかはさすがに変態過ぎるのは怖いっていってみたりー」
一方通行「上条当麻、テメェ最高だぜェ…」
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「結局青髪戻ってこなかったな…」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:20:34.73 ID:Z28fx6ly0
小萌「そうだ上条ちゃん」
上条「はい?」
小萌「この後会議でちょっと遅くなって、今日の食材が買いにいけないんです」
上条「はい」
小萌「ここに買う物のリストがありますので、お金預けますから買ってきてくれませんか?」
上条「はぁ、そんなことならぜんぜんかまいませんよ」
小萌「私も早く終わったら合流しますので、先にいっててください」
上条「わかりました、この前の店で待ってますよ」
小萌「ではまた後ほど」
上条「がんばってください、お仕事も」
小萌「あっ…はい…///」
小萌(がんばってくださいですってー///)
上条「それじゃいってくるか…」
………
御坂「今日こそ…来るわよね……?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:28:58.75 ID:Z28fx6ly0
上条「ここに来るのも…数日ぶりだな…」
上条「…ふっ、今日は争わないでいいんだよ…」
上条「さて黄昏るのはこのくらいにして、ちゃっちゃと買い物しましょうかっと…」
-「あっ!いた!」
上条「まったく…お前はなんなんだよ…」
御坂「なんなのとはずいぶんじゃないの!」ビリビリ
上条「はいはい、今日も勝負はしないぞ?」
御坂「!?」
上条「もういいか?買い物しないといけないんでな…」
御坂「はい…」
上条「……ジャガイモ?」
御坂「ほら…そこで1つ5円セールやってたから、買ったのはいいんだけど…」
上条「また…友達がか…」
御坂「そ、そうなのよ…だからもったいないからアンタにやるわ!」
上条「…うーん、今日はジャガイモは買うリストに入ってないんだよな…」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:34:16.20 ID:Z28fx6ly0
御坂「え?」
上条「だからな…今日のリストには…」チラッ
御坂「ちょっとそれみせなさいよ!」グイッ
上条「おい、破けるだろ!」
御坂「え?この量って……」
上条「あー大体6人前くらいだな…」
御坂「へ、へぇーあのちっこいのそんなに食べるんだ…」
上条「あぁ、ってあいつだけじゃないぞ?」
御坂「へ?」
上条「それは頼まれた買い物なんだよ、最近晩飯をご馳走になってるんでな」
御坂「え…え?」
上条「ほらお前はあったこと無いか…?うちの担任」
御坂「えっと…?」
上条「まぁいいや、その人がさこの前うちの家計の惨状しったら同情してくれて…」
御坂「え、え?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:38:19.76 ID:Z28fx6ly0
上条「その人の好意で、今インデックスと晩飯ご馳走になりにいってるんだよ」
御坂「なんで…?」
上条「だから今話しただろ…」
御坂「そうじゃなくて…」
上条「うん?何がいいたいかわからないぞ?御坂」
御坂(そうじゃなくて……なんで私より先にそいつが…そいつが…)
上条「そういうことだからさ、買い物するんでまたな…」
御坂「ちょ、ちょっと…」
-「上条ちゃん、どこですかー?」
上条「ったく、恥ずかしいからそんな大きな声でよばないでくださいよー」
御坂「え……子供…?」
上条「あ、あぁそうみえるか…」
御坂「え?違うの?」
上条「あれでも先生なんだよ…ピー歳の」
御坂「うそ、でしょ…?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:43:11.06 ID:Z28fx6ly0
上条「まぁはじめたみた人はみんなそういう反応だな」
小萌「上条ちゃん、探しましたよー?」
上条「先生おもったより早かったですね」
小萌「ええ、会議が思いのほかすんなりすすみまして」
上条「あと、これとこれを選べばおしまいですよ」
小萌「ありがとうございます、って上条ちゃん?この子は?」
御坂(子供に…子って…)
上条「えっとこいつは…」
小萌「常盤台の御坂美琴さん?」
上条「え?先生しってるんですか?」
小萌「この学園都市で教育に携わってて知らない人はいませんよー」
上条「へー、びりびりって本当に有名人なんだな…」
御坂「えへへへー」テレッ
小萌「え?」
上条「ところで先生さっさと買い物終わらせましょうよ、長引くとあれが…」
79 名前:え?今日は小萌がメインなんですが…[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:52:38.55 ID:Z28fx6ly0
小萌(この子まさか…)
小萌「そ、そうですね、はらぺこシスターちゃんが暴れそうですね」
上条「ですよ…はぁ…あの穀潰しが…」
御坂(なによ……二人だけの会話しちゃって……)
上条「じゃあ御坂悪いな、急ぐから」
御坂「う、うんいいの」
上条「芋の件ありがとうな、気持ちだけ貰っておくよ」
御坂「いいって、いいって、あまってただけだし…」
小萌「……」
上条「そうか、んじゃ…」
御坂「ばいばい」
テクテク
小萌「上条ちゃん?いいんですか?」
上条「なにがです?」
小萌「…なんでもありません……」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:57:24.13 ID:Z28fx6ly0
御坂「……ただの担任の先生…なのよね…?」
御坂「…はぁ、もうちょっと素直にならないとダメかな……」
御坂「これだけは負けたくないなぁ…」
シュン
黒子「まぁまぁお姉さま今日もこんな場所へ」
御坂「げっ、黒子!」
黒子「げっ、とかいわれると私ショックですの」
御坂「悪かったわ、で今日も迎えにきたわけ?」
黒子「今日はやけに素直ですね…」
御坂「まぁここに通うのも暫くやめとくわ……ほら帰りましょ」
黒子「そうですの…?なんか気持ちが悪いですが…」
御坂「いいから飛びなさい」
黒子「は、はいですの!」
シュン
姫神「……みたの。きいたの。……クックク」
82 名前:姫の人は。次回以降の妄想作の予定には。入ってるの[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:05:43.25 ID:dQtxI8BO0
上条「じゃ先生、インデックス呼んで来ますので」
小萌「荷物もってくれてありがとうですー」
小萌「はぁ……」
ヌー
姫神「小萌。デートどうだったの?」
小萌「え、姫神ちゃん?なにをいって…」ドキッ
姫神「男女が一緒にでかけたら。デート…雑誌にかいてあったの」
小萌「そ、そんな雑誌はあまりみることをお勧めできないのですー」カァァ
姫神「そんな小萌に。ちょっと注意すべきことが1つあるの」
小萌「なんですかぁ?」
姫神「御坂美琴の琴なの」
小萌「あ…」
姫神「小萌気がついてた?」
小萌「そりゃ…鈍感王上条ちゃんじゃなければ気がつきますよ…」
姫神「そう……でも彼女まだチャンスがあるとおもってあきらめてないの」
83 名前:美琴の琴→美琴の事に脳内変換を…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:12:58.86 ID:dQtxI8BO0
小萌「……上条ちゃん」
姫神「小萌…?」
………
スタスタタタタ
禁書「今日はなんなのかな!」
上条「材料からはわかんないな」
コンコン
上条「先生はいりますよ」
ガチャッ
小萌「シスターちゃんいらっしゃい」
姫神「いらっしゃいなの…」
禁書「今日もいただきますなんだよ!」
上条「お世話になります」
小萌「まだちょっと時間がかかりそうなので、みんな向こうで待っててくださいね」
禁書「わかったんだよ!小萌の食事はおいしいしまつんだよ!」
休憩したいんだよ!
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:45:10.48 ID:dQtxI8BO0
トントントン
小萌「♪~、♪~、♪~」
上条「姫神、先生ってさ…料理作ってるときってなんか上機嫌だよな?」
姫神「料理作ってるときというか…」
上条「というか?」
姫神(上条当麻に。作ってるときが。なのかな)
姫神「誰かのために。作るの好き?」
上条「そっか尽くすタイプってやつかー」
小萌(…上条ちゃん聞こえてます///)
上条「それに比べて…こっちは…」ジロッ
禁書「その目はなんなのかな?とうまー?」
上条「なんでもないですよ、インデックスさん」
禁書「むぅーなんだか無性に腹がたつんだよ!」
上条「おい、まてほら!」
ガブッ
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:51:21.95 ID:dQtxI8BO0
上条「ったく…うちの穀潰しニート生臭シスターは…」
禁書「なに?」ギロッ
上条「…なんでもありません」
姫神(この二人は。漫才でもしてるの?)
上条「それにしても、先生みたいな人奥さんにもらったらすごく幸せだろうな」
姫神(さすが上条当麻。さらりとフラグを建ててみせる…)
小萌「もぉ、おだててもなにもでませんからねー?」カァァ
上条「ほら、おいしい料理はでてきますよ」
小萌「…口がうまいんだから…上条ちゃんは…」カァァ
姫神(……あーあー)
上条「お世辞じゃないですって……」
禁書「お腹へった…」
小萌「はいはい、もう少しでできますからねー」
禁書「もうまてないよー!」
小萌「仕方ありませんね……シスターちゃんほら味見してください?」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:57:41.53 ID:dQtxI8BO0
禁書「ア~ン、もぐもぐ」
小萌「どうですか?味がしみこんでますか?」
禁書「んーまだちょっと味が薄いんだよ…」
小萌「おいしい料理を作るにはそれなりの時間がかかるんですよー」
禁書「むー」
小萌「ですからもう少しだけ待ってくださいね」
禁書「わかったんだよ…」
上条「子供あやすのもプロ級か…いいお母さんになるな…」
小萌「…もぉ……」カァァ
姫神「今日はフラグ建てまくりなの……」
小萌(もぉ、上条ちゃんたら…さっきから……ドキッとさせるようなことばっかりいって…)モジモジ
上条「おい姫神」ボソッ
姫神「なに?上条くん」
上条「先生…もしかして……顔も赤いし、モジモジしてるし……トイレ我慢してるんじゃないか?」
姫神「………」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:02:14.29 ID:dQtxI8BO0
上条「でも鍋を火にかけてるし、トイレいけないから我慢してるとか…?」
姫神「そうおもうんだったら行ってあげればいいじゃない」
上条「それもそうか…」
スタスタ
上条「先生!」スッ
小萌「え?上条ちゃん?」
上条「少しかわりましょうか?」
小萌「ち、ちかちか…い」ドキドキドキ
上条「ちかちか…?まぁいいです、その鍋を焦がさないように混ぜてればいいんですね?」
スッ、ピトッ
小萌「ひゃっ!」ビクッ
上条「ごめんなさい…手冷たかったですか?」
小萌「……」プシュー
上条「え?大丈夫ですか?」
小萌「だ、だいじょうぶれす」カァァ
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:10:47.52 ID:dQtxI8BO0
姫神(もうこれは小萌落ちたの…)
………
……
…
一同「いっただきまーす」
上条「なんだかこの風景に慣れてきましたね」
小萌「そ、そうですか?///」
姫神「あれ……私のだけお肉少なくない?」
禁書「よく煮込んであっておいしいんだよ!」
上条「なんだか、家族みたいですね」
小萌「か、家族ですか?」カァァ
上条「お父さんお母さん娘に手のかかる赤ちゃん?」
禁書「とうまー?まさかとおもうけどその手のかかる赤ちゃんって誰のことかな?」
上条「それはきまってるな、いんでkk…」ガブリッ
上条「うぎゃあああああああああああああああ」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:18:58.78 ID:dQtxI8BO0
小萌「お父さん、お母さん、…娘に…赤ちゃん…///」
上条(お父さん(上条)お母さん(姫神)娘(先生)赤ちゃん(禁書))
小萌「そそんな感じがちょっとしますね…///」
上条「そうでしょ?そうですよね!」
小萌「はい!///」
禁書「あいさー?」
姫神「な~に?」
禁書「ポジション的に私がお母さんかな?そうだよね?」
姫神(それは。絶対ちがうとおもうの…)
禁書「お母さんか…聖母ってイメージなのかなぁ」ポワワーン
上条「なんだか一匹トリップしてますが…」
姫神(いや二人ですよ)
小萌「お、お母さん…だんな様は…きゃっ///」
上条「あーご飯がおいしいな!」
姫神「なんだろう。このかみ合わない感じは…」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:27:33.79 ID:dQtxI8BO0
姫神「上条くん?」
上条「なんだ?」
姫神「御坂美琴さんとは。どういう関係かな?」
小萌「!?」
上条「なんだよ唐突に…」
姫神「どういう関係か。ちょっと興味があるの」
上条「あいつは…」
小萌「…」ゴクッ
上条「喧嘩仲間…?」
姫神「はい?」
上条「だってさ…顔あわせれば勝負勝負、いつも一方的に攻撃されてるし…あいつ俺のこと嫌いなのかな?」
小萌(なんというか…)
姫神(この鈍さは天然記念物級なの…)
上条「ん?俺なんか変なこといったか?」
姫神「えーっと。じゃあ上条くんは御坂美琴さんの事どうおもってるの?」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:32:18.63 ID:dQtxI8BO0
上条「どうおもってるもなにも…俺はもっと知的な大人の方が好きだからな…」
姫神「うん、それで…?」
上条「どちらかというとああいう子供っぽいのは苦手で…」
小萌(ということは……上条ちゃんはあの子のことはなんともおもってないのね!///)
姫神(それ小萌にも死亡フラグなの…本人は気がついてないけど……)
上条「なんでこんなこときくんだよ!この間もそうだったし…」
姫神「ただの好奇心なの。気にしないで欲しいの」
上条「そうはいってもな…そうだ……お前らの好みとか聞かせろよ、それでチャラにしよう」
小萌(え、え、私の好み!?)
禁書「わたしはねー、ご飯作ってくれる人がすきー!」
上条「はいはい…」
姫神「私は。私を。空気扱いしない人がいいなー」
上条「空気…?」
姫神「……」
上条「…よくわからんが、いいか」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:37:47.37 ID:dQtxI8BO0
上条「先生は?」
小萌「わ、わたしもいうんですか?」アセアセ
上条「だって先生も俺のきいたでしょ…?」
小萌「え、で、でも…」
上条「言いにくいなら別にいいですけど…」
小萌「わ、私は……誰にでも優しくて誠実な人がいいですね…」
上条「たとえば…?」
小萌「うーん…たとえば、か、上条ちゃんみたいな人…?」カァァ
姫神(小萌のフィニッシュブローきまった!)
上条「俺みたいなのですか?またまた冗談きついなーはっはっはは」
小萌「じょ、冗談なんかじゃ…ゴニョゴニョ」
上条「まぁ俺も先生は好きですよ(教師として)尊敬してます」キリッ
小萌「…ほ、本当ですか?」
上条「え?こんなこと嘘ついてなにかあります?」
小萌「いえ、そういうわけじゃ…」カァァ
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:43:40.15 ID:dQtxI8BO0
上条「あっもうこんな時間か、インデックス帰るぞ」
禁書「あ、もうかー」
上条「じゃ先生今日もご馳走様でした」
禁書「ご馳走様なんだよ!」
小萌「い、いえたいしたこともしてないんですけど」カァァ
上条「じゃ姫神、またな」
禁書「あいさ、またねー」
姫神「ばいばい…」
ガチャン
上条「なんだかずっと先生顔赤くなかったか?」
禁書「きっとお酒でも飲んでたんだよ!」
………
小萌「つ、ついに…いっちゃいました……いわれちゃいました…」カァァ
姫神「小萌おめでとうなの…」グスンッ
小萌「ありがとう…姫神ちゃん…」グスンッ
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:48:27.27 ID:dQtxI8BO0
上条「やべぇ、目覚ましならなかったのかよ!」
禁書「あれ?なってたんだよ?」
上条「まじかよ!いそがねーと」
禁書「いってらっしゃいなんだよ」
バタンッ
上条「はぁはぁはぁ…」
土御門「かみやんぎりぎりぜよ」
青髪「……」
上条「あれ……こいつどうしたの?」
土御門「小萌先生に拒絶されてこうなんぜよ」
上条「……難儀なやつだな」
土御門「…まぁいうな」
きーんこーん
上条「予鈴だ、間に合え!」
土御門「おい青髪いそぐにゃー」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:53:05.94 ID:dQtxI8BO0
きーんこーんかーんこーん
小萌「それではこの時間の授業は終わりです、お昼にしてくださいですー」
………
土御門「かみやん、食堂いくかにゃ?」
上条「そんな余裕があるはずないだろ…」
土御門「そうだろうな…」
上条「今日もお昼は…おにぎり一個ですよ…手作りの……」
土御門「……侘しいな」
-「上条ちゃん?」
上条「え?はい」
小萌「上条ちゃん、ちょっとこっちにきてくださいです」
上条「え…もしかしてなにかさっきの授業でへましました?俺」
小萌「…そういうわけじゃないんですけどとりあえずあちらへ…」
上条「はい…」
上条(もしかして晩飯契約解消か…それだけは…)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:59:29.39 ID:dQtxI8BO0
小萌「はい、これどうぞ!」
上条「え…?」
小萌「わ、私の手作りの弁当なんですが…よろしければ…」
上条「ホントですか!」
小萌「食べてもらえます?」
上条「喜んで!」
小萌「よかった…」
上条「俺はてっきり、昨日失礼なこと聞いたりしたから、晩飯の約束はなしですよーとか」
小萌「べ、別に変ことは…」カァァ
上条「でも助かりました、お昼も厳しかったんで…」
小萌「だったら…」
上条「……はい?」
小萌「毎日つくってきてあげましょうか…?」
上条「え?」
小萌「あ、いやだっていうならいいんですよ…ただ……私の分つくるのと上条ちゃんのも作る手間も…」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:03:30.65 ID:dQtxI8BO0
上条「先生!」ガシッ
小萌「そんな、手を…///」
上条「ぜひお願いします、先生のお弁当毎日食べたいです」
小萌「…///」
上条「お願いできますか…?」
小萌「はい……よろこんで…」
-「かみやん、またまたフラグたててるんだにゃー」
小萌「さすがに教室だとあれなんで……今度から包みをばれないようにして校門の前で渡しますね」
上条「別に見られたっていいじゃないですか?」
小萌「わ、私は気にするんですー」カァァ
上条「そんなもんですかね…?」
小萌「もぉ…上条ちゃんは…大胆なんだから…」
上条「はい…?」
小萌「と、とりあえず朝校門でまってますからね!ちょっとだけ早く来てくださいね///」
トテトテトテ
眠いんだよ…
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:09:35.19 ID:dQtxI8BO0
小萌「渡せた…!」
トテトテ
小萌「手まで握られて感謝されちゃった…」
トテトテ
小萌「もうこれってラブラブってやつですよねー」
トテトテ
小萌「このままいったら…きゃっー><」
ボヨ~ン
小萌「あっ!?」
黄泉川「ちゃんと前みるじゃん?」
小萌「ご、ごめんなさい…」
黄泉川「教師がそんなんじゃ示しつかないじゃんよ」
小萌「そ、そうですね…」ショボーン
黄泉川「まぁお互い怪我がなくてよかったじゃん」
小萌(おっきな胸……上条ちゃんも大きいほうが…って私なにいってるんですか///)
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:21:46.18 ID:dQtxI8BO0
御坂「あーあー、あいつがあの店に来るかな来ないなら…やることないわよね…」
御坂「あのロリッ子先生とはどういう関係なのかしら…」
御坂「だれに情報を…」
御坂「とりあえずこのジャガイモと…鶏肉と卵ともやしどうしよう…」
………
……
…
上条「先生おいしかったですご馳走様」
小萌「お粗末さまでした」
上条「今日は買い物いくんですか?」
小萌「そのつもりですけど…」
上条「そのお付き合いしましょうか?荷物持ちでも」
小萌「え?」
上条「ほら、お弁当までお願いしてますし、せめて荷物持ちで恩返ししようかなと……」
小萌「そ、その…じゃ、お願いできます?」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:26:55.53 ID:dQtxI8BO0
上条「はい、喜んで!」
小萌「じゃぁえっと…あのお店で待っててください」
上条「わかりました」
小萌(これも…デートなのかな…///)
………
御坂「なやんでても答えがでないし、またあのお店いってみようかな…」
御坂「その前に、黒子ー?いるんでしょ?」
シュン
黒子「なんですの?」
御坂「この食材さ、適当に厨房にでも置いてきてよ」
黒子「せっかくお姉さまに呼ばれたと思えば……こんな雑用ですの……」
御坂「だって、私じゃ運ぶのに時間かかるんだもの…」
黒子「わかりましたの」
御坂「さすっがー黒子、私の相棒ね」
黒子「こんな相棒より、夜のパートナーとして扱って欲しいですの…」
もう限界ねますの!せりふ出てきませんの
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 08:47:15.92 ID:dQtxI8BO0
御坂「悪かったわね……」
黒子「いいんですの」ショボーン
御坂「わかったわ、今夜…一緒の布団で寝てあげるから」
黒子「ほ、ホントですの?」パァァー
御坂「ただし……今日は私を探しにきて連れ戻したりしないでよね、わかった?」
黒子「その程度の事でしたら」
御坂「あと……寝てるときに手だしたら…」ビリビリ
黒子「わかってますわ」ビクッ
黒子(それでも行くのが女、黒子の生き方ですの・・・ぐふふ)
………
……
…
小萌「上条ちゃん?」
上条「なんですか、先生」
小萌「一度戻ってシスターちゃんつれてこなくてよかったんですか?」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 08:52:24.85 ID:dQtxI8BO0
上条「あー……」
小萌「うん?」
上条「一度連れて行ったことがあるんです…そしたら…」
小萌「…ゴクリッ」
上条「試食コーナーを全箇所食べつくし……おまけに販売員の人に催促して…」
小萌「まさか…」
上条「はい……気がついたら○○万円の請求書が……」トホホ
小萌「そうだったんですか…」
上条「ですので以後…買い物は俺一人で…」
小萌「苦労しますねー」
上条「っというか先生、あいつ連れてきたほうがよかったですか?」
小萌「そーいうわけじゃないんですが…」
小萌(社交辞令というか…むしろ二人きりなので感謝してるというか…)カァァ
上条(また顔赤くしてる…、先生疲れてるんだな)
小萌「あは、あははははは」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:02:00.55 ID:dQtxI8BO0
御坂「ふぅ~、さてと今日はアイツに会えるかしら…」
御坂「な、なによこれじゃ……ストーカーみたいじゃないの…」
御坂「そ、そんなんじゃないわよ…あ、アイツはただの…」カァァ
御坂「そう、そうなのよ!アイツがまた女の子にちょっかい出してないか監視なのよ!」
御坂「アイツのためにやってあげるんだから、感謝してもらってもいいくらいなんだからね!」
通行人(なんだこの子……さっきから変な独り言発しながら……悶絶してる?)
………
……
…
店員「お客さん、今日は二人かい?」
上条「ええ、そうなんですよ」
店員「お嬢ちゃん、デートみたいだね」ニカッ
小萌「で、でーとだなんて…」カァァ
小萌(そんな、そんな困りますー)モジモジ
店員「ホント仲のいい兄妹なんだねー」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:09:02.17 ID:dQtxI8BO0
上条「あはははは、実は兄妹じゃないんですよ…」
小萌(しかもお嬢ちゃんですって、もぉ~)クネクネ
上条「ありゃ…珍しくトリップしちゃってますね…」
店員「兄ちゃん、大丈夫かい?この子」ボソッ
上条「まぁ……たぶん…」
小萌「うふ、うふふふふふ」ポワワーン
………
御坂「み、見つけた!」
御坂「え……またあのロリッ子と……」
御坂「なによ……二人きりでなんて…」
御坂「わ、私だって前に一緒にここで買い物したことあるんだから」※一方的に卵渡しただけです
店員2「あの、お客さん?」
御坂「なによ!ちょっと今大事なところなんだから!」
店員2「困りますって、商品身体につけてランボーみたいに迷彩っぽくしてもらっても」
御坂「ちょっとだまってなさいよ!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:19:15.25 ID:dQtxI8BO0
御坂「もぉ、見失っちゃったじゃないの…」
御坂「おまけに…身につけた商品は全部かえですって?」※当たり前です
御坂「こんな量どうすりゃいいのよ…」
御坂「あ、いた…もう外にでてる……」
ッタタッタ
警備員「お客さん?こまりますってそんなレジ通してないものを堂々と持ち出そうとしては…」
御坂「え?え?あ、これはね…これは…」
警備員「ちょっと事務所まで来てもらえますか?」
御坂「ち、ちがうのよ・・・!あ、アイツいっちゃうじゃないのって、ねえ」アセアセ
警備員「すみません、誰か応援呼んできて!」
店員「はい!」
御坂「もぉーまた見失っちゃうじゃないのよぉー」
ヒソヒソ
「万引きですって?」「そうそう、常盤台の」「まぁあのお嬢様学校の?」「能力開発でストレスたまるのかしらね」
御坂「こ、こんなことなら黒子つれてくればよかったー」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:26:11.38 ID:dQtxI8BO0
御坂「……なんとか事情説明してかえしてもらえたけど」
御坂「アイツもうこの近辺にはいないわよね…」
御坂「はぁ…私なにやってんだろ…かえろっかな」
トボトボ
………
……
…
小萌「荷物重くないですかー?」
上条「これくらい…大丈夫です」ハァハァ
小萌「そうですかー、無理しないでくださいね?」
上条「なんの、これしき…」
小萌「ねぇ…上条ちゃん……もし、もしよかったらでいいんですが…」
上条「はい?なんですか?」
グッ…
小萌「今後……お、お付き合いお願いできませんか?」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:30:34.74 ID:dQtxI8BO0
上条「えーっと…」
小萌「だ、ダメですか?」ジィー
上条「そのくらいのことなら…」
小萌「ほ、ほんとですかー」
上条「いいですよ、お付き合いしますよ(買い物的に)」ニコッ
小萌「……うれしいです」ホロリッ
上条「せ、先生そんな泣かないでも…大げさですね」
小萌「で、でもホント嬉しいんです……」ポロポロ
上条(そんなに買い物の荷物持つのが大変だったんだな…しかたないこの身体じゃ…)
小萌「さぁ、二人がまってますよ、急ぎましょ」ギュッ
上条「ちょっと、そんな急にひっぱらないでくださいよ!」
小萌「えへへへへへへー」
上条「ちょっと、もー」
上条(まぁ機嫌いいみたいだし……まぁいっか…)
小萌「ほらほら、急ぎますよー」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:37:56.60 ID:dQtxI8BO0
ガチャッ
小萌「ただいま~」
上条「お、お邪魔します…はぁはぁ…」
小萌「ご苦労さまでした」
ヌ~
姫神「小萌。デート楽しかった?」ボソッ
小萌「あ……はい…とても…」カァァ
姫神「その様子じゃ。いいことあったみたい」
小萌「じ、実は…その…///」
姫神「えー。それはすごいの。上条くんとお付き合いするの?」
小萌「そ、そんな大きな声でいわないでください…」カァァ
上条「はぁ…?なにいってんだよ?」
姫神「上条くん。きいてたの?」
上条「そりゃ目の前で話されてたらな…っていうかさ、今までと変わらないだろ?」
小萌「ふぇ?」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:43:20.40 ID:dQtxI8BO0
上条「だってこの前だって付き合ってたろ?(買い物に)」
小萌「え・・・!」ドキッ
姫神「これは。大胆発言なの」
上条「俺はそのつもりだったんだけど……あれ違うのか?」
小萌「か、上条ちゃんは…そう思ってくれてたんですか…、わ、私そのとても嬉しいです」カァァ
上条「いえいえ、(お役にたてて)光栄です」ニコッ
姫神(これがLV5の女殺しのテクニックなの)
小萌「そ、そうだ…きょ、今日は腕によりをかけてご馳走つくりますね」
上条「まじですか!やったー!」
小萌「うふふふふ、上条ちゃん、シスターちゃん呼んできてもらえますか?」
上条「今すぐ呼んできます!」
ガチャッ、タッタッタタタタ
姫神「小萌おめでとうなの…」
小萌「ありがとうです…」カァァ
姫神「それにしても上条くん。緊張せずあれだけすらすら言えるなんて…相当女たらし?」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:47:19.13 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉー上条ちゃんのこと悪くいったら…わ、私が許しませんよ!」プクー
姫神「ちょっといってみただけなの」
小萌「そういうのはダメですー」プンプン
………
上条「今後も買い物に付き合うっていっただけで、ご馳走か…」
上条「昼も弁当もらえるし……」
上条「なんだか、俺いますごくついてます?」
………
……
…
ガチャッ
上条「おい、インデックス、先生のところにいくぞ」
禁書「まってたんだよ!」
上条「わりぃ、ちょっと買い物時間かかったんだ」
禁書「そんなことはどうでもいいんだよ!はやくご飯がたべたいかな」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:54:18.59 ID:dQtxI8BO0
姫神「ちょっと。小萌」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「ちょっと。この量…」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「ちょっと作りすぎなの」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「うち今日。何人きてパーティするの?」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「……そろそろ。並べきれないの」
コンコン
小萌「あ…」
ガチャッ
上条「お邪魔します」
禁書「わぁ~すごい量なんだよ!これ全部たべていいのかな!」キラキラ
小萌「はい、今日はいっぱいたべてくださいね」
私も休憩かねて。ご飯なの
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:26:22.64 ID:dQtxI8BO0
一同「いただきます!」
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「この肉やわらけぇ…すげえうまい」
禁書「ガジガジガジガジ」
小萌「安いお肉でも手間をかければこうなるんですよぉ?」
禁書「ゴクゴクゴクゴク」
上条「はぁ、なるほど…あとでコツとか教えてもらえます?」
禁書「ムシャムシャムシャ」
小萌「そ、そんなこと…うちに来ればいつでも教えてあげますよ///」
禁書「ポリポリポリポリ」
上条「すみません、助かります」
禁書「モリモリモリモリ」
小萌「そ、それに…私がずっと…」
禁書「バリバリバリバリ」
姫神「支払いは俺に任せろ」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:38:42.66 ID:dQtxI8BO0
禁書「ぷはぁ~…ゲップ」
上条「まさに…」
姫神「ブラックホールのよう…」
小萌「お茶でもいれますね……」
トテトテ
姫神「そういえば。上条くん」
上条「また今日も質問攻撃か…?」
姫神「そう。質問きらい?」
上条「嫌いってわけじゃねーけど……あんまり自分をさらけだすのは好きじゃないな…」
姫神「そう。でも聞きたいの」
姫神(小萌のためにも…)
姫神「単刀直入に。聞くの」
上条「な、なんだよ…?」
姫神「上条当麻は女たらし?女好き?」
小萌「!?」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:44:49.88 ID:dQtxI8BO0
上条「おい、いきなりなんだよ…」
姫神「だって。いつも誰かで女の子と一緒にいるし。そうなの?」
上条「そんなわけないでしょう、上条さんはこの人生で特定の人とお付き合いしたことありませんよ?(現在も)」
上条「ましてや、そんなナンパ紛いの事なんて…できるはずが……」
小萌「……///」
姫神「そう。そうなんだ」
上条「この前からちょっとお前おかしいぞ?」
姫神「小萌よかったね…」
小萌「……///」コクンッ
上条「ん?」
禁書「お茶まだかなー?」
小萌「あっ、はい今もっていきますよー」
禁書「なにかお茶菓子があると…うれしいな」
小萌「はいはい、クッキーでいいですかー?」
禁書「じゅうぶんなんだよ!」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:54:37.05 ID:dQtxI8BO0
上条「まだ食べられるのかよ…」
姫神「みてるだけで…オエップ」
禁書「もぉー失礼なんだよ!」
小萌「はいはい、シスターちゃんたくさん食べてくださいねー」
禁書「小萌はいい人なんだよ!二人は悪い人なんだよ!」
上条「そんな、先生いいですって…こいつに食わせなくたって」
禁書「とうまー?なにさらっと失礼なこといってるかなー?」ジトォー
小萌「はい、シスターちゃん、これおいしいですよ?」
禁書「どれ!あ、ほんとおいしいー」
上条「ほんとすみません…」
小萌「いいんですよ……今日は特別な日ですから……」カァァ
上条「特別…?」
小萌「あ、上条ちゃんは今日ってわけじゃないんですよね……もっと前から…」
上条「はぁぁ…」
小萌(だって…私が上条ちゃんに告白してokもらった日なんですから…///)
149 名前:PCがフリーズしまくります…HDD死にかけかも[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:06:47.74 ID:dQtxI8BO0
上条「今日は、ご馳走をありがとうございました」
小萌「いえいえ、どういたしまして…///」
禁書「あいさーおやすみなんだよ!」
姫神「おやすみ…」
上条「じゃまた明日、学校で」
小萌「はい…///」
バタンッ
上条「なーインデックス?」
禁書「なにとうまー」
上条「今日も終始、先生顔赤くなかったか?」
禁書「うーん…もしかしたら…」
上条「心当たりあるのか?」
禁書「高血圧なのかも…」
上条「あぁ…お酒飲むし…ああいう食生活だとな……」
禁書「興奮させないように注意しないといけないね…」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:11:41.13 ID:dQtxI8BO0
小萌「よーし、明日は早起きしてお弁当つくりがんばらないと!」
姫神「小萌。ふぁいと!」
小萌「えへへへへ」
………
……
…
上条「あっ、おはようございます先生」
小萌「おはようございます、上条ちゃん///」
上条「約束どおり早くきましたよ」
小萌「えへへへ、上出来です。はいこれ…///」
上条「ちょっと先生…これ…」
小萌「あっ…その…///」
上条「目立たない包みにっていったのに……これ…ハートですか…」
小萌「ごめんなさい…それしかなかったもので///」
上条「まぁ…味に影響あるわけじゃないですし…」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:18:17.47 ID:dQtxI8BO0
小萌「こ、これじゃ目立っていやですよね…」シュン
上条「いいですって、ありがとうございます、感謝してます」
小萌「///」
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
土御門「かみやん、飯だ!飯だぜい」
上条「あぁ」
土御門「なんだかみやん、今日はえらくかわいいお弁当だな…」
上条「あぁ、これはな…」
土御門「こんなラブリーな弁当箱…まるで愛妻弁当のような…」
上条「小萌先生がつくってくれたんだ」
青髪「なんやて!?」ガタッ
上条「お、青髪いきてたのか」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:25:22.89 ID:dQtxI8BO0
青髪「かみやん、いまなんて?」
上条「小萌先生が弁当って」
青髪「か、み、や、ん~」
上条「な、なんだよ!」
青髪「俺が気ー失ってる間にそんなところまで…」
上条「だからなんだよ」
青髪「そうか…そうか…もうかみやんのものになってしまったんやね…」
上条「意味がわかんねーぞ」
青髪「かみやん!」ガシッ
青髪「せんせぇ、なかせたらゆるさんで…」
上条「泣かせるも何も…」
青髪「ゆるさんで?」ギロッ
上条「わ、わかった…」
青髪「……ほな今後は応援するわ」
上条(な、なにがなんだか…)
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:28:41.84 ID:dQtxI8BO0
上条「そうだ……今日の買い物のこと聞くの忘れてた」
土御門「どうしたぜよ?」
上条「わりい、ちょっと職員室いってくる」
ガラッ
ダッタタッタ
青髪「……」
土御門「おい、からだ透けてるぜよ…」
………
……
…
コンコン
上条「失礼します」
ガラガラッ
上条「小萌先生いますか?」
小萌「あっ、上条ちゃん///」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:35:10.41 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん、どうかしましたか?」
上条「あー実は」
小萌「お、お弁当おいしくなかったですか?」ボソッ
上条「いやいやいや、おいしかったですよ、とても」
小萌「そうですか~」テレッ
上条「そうじゃなくて、今晩の買い物のことなんですが…」
小萌「ふぇ?ちょっと声が大きいですよ!///」
黄泉川(へぇ~やるじゃん)
上条「あっすみません…」
上条(そりゃ職員室だものな……うるさくしたら怒られるな…)
小萌(もぉ…他の先生にばれちゃうじゃないですか……///)
上条「それでですね……今夜からなんですが…」ボソッ
小萌「はいなんですか?」ボソッ
上条「できれば…野菜中心にしてもらえませんか?」
上条(先生の健康考えると…)
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:40:35.77 ID:dQtxI8BO0
小萌「そ、そのほうが上条ちゃんは嬉しいですか?///」
上条「はい、そうしてもらえると…(先生が倒れないためにも)」
小萌「わかりました……じゃぁ…今晩からそうしてみますね」
上条「お願いします」ペコッ
小萌「そんな頭さげないでくださいよ…私たち…(付き合ってるん)ですから…」
上条「…?そうですか、わかりました……それじゃまたあとで」
小萌「はい!」
黄泉川「生徒ととは……すごいじゃん」
………
……
…
小萌「上条ちゃん~待ちましたか~?」
上条「いえ今きたところですよ」ニコッ
小萌「!?」ドキッ
上条「先生どうかしましたか?
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:46:50.34 ID:dQtxI8BO0
小萌「い、いえ…///」
小萌(これってやっぱりデートの待ち合わせみたいです…)カァァ
上条(あれ…また顔が…)
上条「先生大丈夫ですか?」ピトッ
小萌「あわわわ…おでこが……」
上条「うーん、熱はないみたいですね」
小萌(おでこがこつんって……こつんって…)
上条「でも顔が赤いようですし、先生身体大事にしないとダメですよ?」
小萌「ははっはは、はい」プシュー
上条「先生が倒れたら困る人がいるんですから…」
小萌「はぅ」ドッキーン
上条「先生?本当に大丈夫ですか?」
小萌「だだだ、大丈夫ですよ、ほんと…」カァァ
上条(危なかったら抱えてでも病院につれていかないと…)
小萌(困る人って…上条ちゃんたら…もぉー、直球なんだから……)
買い物行ってきます
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 13:59:38.93 ID:dQtxI8BO0
上条「今日は何を作るんですか?」
小萌「今日はですね…」ドキドキ
上条「わかりました、それじゃこっちからですね」
………
……
…
御坂「結局またここに来ちゃった…」
御坂「はぁ~、私もこりゃ病気ね…」
-「上条ちゃん、それとってくれますか?」
-「これですか?」
-「それです、お願いします」
御坂「あ…」
-上条「大根はこっちの方がよさそうですね」
-小萌「そうですね、上条ちゃん結構いい目してますよー」
-上条「そりゃ……安く買うためにがんばってますから」
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:07:22.67 ID:dQtxI8BO0
御坂「今日も……買い物に来てるのね…」
-小萌「上条ちゃん、牛乳もってきてくれますか?」
-上条「はい、ただいま」
御坂「やっぱりあのロリッ子と一緒か…仲よさそう…」
-小萌「上条ちゃん、あとなにか柑橘系の果物もってきてください」
-上条「なんでもいいんですか?」
-小萌「はい、柑橘系ならなんでも大丈夫ですよ、香り付けに使うだけですから」
御坂「アイツ……あの子のこと好きなのかな…」
御坂「……わ、私は…その……///」
警備員「またあの中学生か…」
pi、ザーザー
警備員「こちら入り口、先日の中学生がまた怪しい模様、そちらもマークお願いします」
pi、リョウカイ
御坂「……また私…ストーカーみたい」
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:12:24.91 ID:dQtxI8BO0
上条「これで全部ですね…」
小萌「はい、あとはレジを通してっと…」
上条「先生すみません、ちょっとトイレに…」
小萌「は~い、じゃ袋につめておきますねー」
上条「ごめんなさい、そこで待っててください」
小萌「そんな急がないでいいですよー」
御坂(わっ、わっ…こっちにくる……どうしよ)
コソコソ
上条「ん…?ビリビリなにやってんだ…?そんなところで」
御坂「!?」ビクッ
上条「しかも……そんなダンボールにまぎれて……」
御坂「あははっははは、お財布どこにおとしたかなー」アセアセ
上条「ん?財布落としたのか?」
御坂「う、うん、ちょっとこの辺りで落としたみたいで…」アセアセ
上条「そりゃ大変だな……よし俺も探すの手伝ってやるよ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:17:53.80 ID:dQtxI8BO0
御坂「べ、別にいいわよ…」
上条「そうは行かないだろ…財布だぞ?」
御坂「そうなんだけどさ…」
上条「俺だったら絶叫するぞ?なくした途端に」
御坂「そ、そうなんだけどさ…」
上条「いいから探すぞ」
御坂(とっさに嘘ついちゃった…財布はポケットに…もってるのに…)
上条「おい、お前も探せよ」
御坂「う、うん……」
上条「……えーっと、特徴とかないのか?」
御坂「えっ?え?」
上条「財布だよ、財布の特徴」
御坂「あっ、あー…そうねー緑色で…そのカエルのデザインので…」
上条「あー…なんていったけ……ゲ……ゲロ太?」
御坂「ゲコ太よ!!!!」クワッ
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:22:06.79 ID:dQtxI8BO0
上条「!!」ビクッ
御坂「あっ……」カァァ
上条「悪かったな…間違えて……」
御坂「ご、ごめん……大声だして…」
………
小萌「よいしょっと!これで全部ですねー」
小萌「上条ちゃん遅いですねー」
………
……
…
上条「これだけ見つからないってことは誰かに拾われたかもな…」
御坂「そ、そうかもね…」
上条「そうかもねって…おい、お前の財布だぞ?」
御坂「…う、ごめん…」
上条「ったく、しっかりしろよ……」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:27:27.54 ID:dQtxI8BO0
小萌「さすがに10分は長すぎですね……」
小萌「すみませーん」
店員「はい、なんでしょうか?」
小萌「この荷物ちょっと預かっておいてもらえませんか?」
店員「はい、ではお名前を」
小萌「小萌です」
店員「小萌ちゃんですね、はい、確かにお預かりいたします…」
小萌「ちゃん…/// っていってる場合じゃなかったです、それではお願いします」
トテトテトテ
店員2「偉いわねー、あんな小さいのに礼儀正しくて…」
店員「最近お兄さんと一緒に買い物してるみたいだぞ?」
店員2「そうなの、お母さんが忙しいのかしら」
店員「お兄ちゃんの方は特売をがんばって狙ってるし、色々大変なんだろうな」
店員2「けなげね…」
店員「いまどき珍しい出来た兄妹だよ…」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:33:39.81 ID:dQtxI8BO0
上条「しかし見つかんないな…」
御坂「そうね…」
上条「サービスカウンターで聞いてみるか?落し物なかったかって」
御坂「えっと…」
トテトテトテ
小萌「あ、上条ちゃん……っとあれ…?」
上条「財布だからな~届けてあるとは考えにくいけど……可能性はないわけじゃないし」
御坂「そうよね…」
御坂(ど、どうしよう…)
上条「そんな暗い顔するなって」ポンポンッ
御坂「え?え?」ドキッ
上条「大丈夫見つかるって……なっ?」
御坂「う、うん……///」
小萌(なんだか……怪しい雰囲気ですー、上条ちゃんもしかしたら…浮気ですか…)
上条「ほら、もうちょっと探すぞ」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:39:12.31 ID:dQtxI8BO0
御坂(こうなったら…)ポトッ
御坂「あー、あったあったわー」
上条「ほんとか?」
御坂「ほらっ!ほらあった」
上条「よかったぁ…」
御坂「ご、ごめんね、探すの手伝ってもらっちゃって…」
上条「いいっていいって、でも…その辺りさっきも探したんだけどなぁ…?」
御坂「そ、そうだったの?お、おかしいなー」
上条「まぁいいや、おっと…トイレ行きたかったんだったじゃまたな」
御坂「ご、ごめんね?彼女さんとのデート邪魔しちゃって…?」
上条「あ?デート?彼女?」
御坂「え?え?違う…の?」
上条「うーん、先生に買い物つきあってるだけなんだけど…?」
御坂「そ、そう先生だったわね、あははっははは」
上条「変な御坂だな…ってもれるもれる…」ダッタタタ
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:44:46.82 ID:dQtxI8BO0
御坂「そっか、そっかそっか…」
御坂「さーて私もかえろっと」ニコニコ
テクテクテク
小萌「上条ちゃんったら…なんで私の事ちゃんといってくれないのー」プクー
小萌「昨日ちゃんと付き合ってくれるっていったのに……」プンプン
小萌「浮気は許さないんですからね!」
バタンッ
上条「ふぅ~すっきりしたー」
小萌「上条ちゃん!」
上条「わっ!なんで先生が…」
小萌「遅いから心配してきてみれば」ワナワナ
上条「あ…ごめんなさい!」
小萌「言い訳はありますか?」プンプン
上条「えーっとこの前あった御坂?っての知ってますよね?そいつの財布がなくなったっていうんで」
小萌「探すの手伝ってた?」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:50:49.37 ID:dQtxI8BO0
上条「はい…遅くなってしまってすみませんでした」
小萌「他には~」ジトォー
上条「え?別にあとは…」
小萌「むぅー」
上条「あと何かしたっけ…」
小萌「上条ちゃん!」ズイッ
上条「は、はい…」
小萌「私は浮気する人とかは大嫌いなんですからね!」ズイズイッ
上条「あ、はい…」
小萌「上条ちゃんはそんな男の子になっちゃだめですよ?わかりました?」
上条「はい……でもなんで」
小萌「でもじゃありません!」
上条(そもそも浮気もなにも……彼女もいないんだけど…)
小萌「まぁー今日はこれで許してあげます」スッ
上条「はい?手?」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:55:35.18 ID:dQtxI8BO0
小萌「昨日付き合ってくれる(交際)っていいましたよね?」
上条「はい、言いましたけど(買い物に)」
小萌「だったら…手つないでください…」
上条(どういうことなんだ…)
小萌「つ、つないでくれたら……許してあげます…」カァァ
上条(あー家族で買い物したときみたいに手つないで帰りたいんだ…先生子供っぽいところあるんだな)
上条「わかりました」
ニギッ
小萌「…と、特別に許してあげます」カァァ
上条「はいはい、ありがとうございます」
上条(まぁ…見た目もそのまま子供って感じだけどな…)チラッ
小萌「///」
上条「まぁ…いいか…」
小萌「なんですかー?顔じっとみて…」
上条「なんでもありませんっ!」
183 名前:これで100っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:07:01.55 ID:dQtxI8BO0
御坂「♪~♪~♪~」
黒子「お姉さまなんだか…ご機嫌ですわね…」
御坂「べっつに~」
黒子「そういえば今朝起きたらぐるぐるに縛られてたんですが、お姉さまどういうことですか?」
御坂「しらな~い」
黒子「そうですか、そうですか…あくまでしらをきりますのね」
御坂「だってあんたがわるいんでしょ?」
黒子「……」
御坂「約束やぶって、私のパジャマの中に手をいれたりするから…」
黒子「愛情表現ですの!」
御坂「はぁ~そんな愛情はいらないわよ!女同士なんて気色悪い」
黒子「なぜですの?こんなにお慕いしてますのに…」ホロリ
御坂「それが気色悪いっていうのよー!」ビリビリ
黒子「ぁぁ…感じます…の」
御坂「あ、あんたも男の方が本当はいいんでしょ?」
185 名前:これで100っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:12:10.30 ID:dQtxI8BO0
黒子「あんた『も』…ですの?」
御坂「な、なによー?」
黒子「まさかお姉さま……あの類人猿に恋してますの?」
御坂「べ、べつに……」
黒子「そうですわよね、そうですわよね!あの様な下品な殿方がお姉さまにつりあうわけがありませんもの」
御坂「下品じゃないし……結構やさしいところもあるし…」
黒子「まぁまぁ…なんてことですの」
御坂「あっ……」
黒子「お姉さまが俗世の汚れた空気に触れてしまったせいで…」
御坂「あんたはもっと穢れた存在でしょ!」
黒子「こうなったら…お姉さま」
御坂「!?」ゾクッ
黒子「わたくしと契り合って、清い世界にもどってきてくださいですの~」ピョーン
ビリビリ
御坂「あんたホントに学習しないわね…」
186 名前:消し忘れた…これで102っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:17:24.00 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん?」
上条「なんでしょーか?」
小萌「もうちょっとそっちにいっていいですか?」スリスリ
上条「ちょっと、先生、歩きづらいですって」
小萌「ちょっとくらい良いじゃないですか」スリスリ
上条「に、荷物が落ちますよって、もう」
小萌「ケチッ…」プー
上条「けちでもなんでもいいですよ、ったく野菜つぶれちゃうじゃないですか」
小萌「……幸せ」ボソッ
………
……
…
ガチャッ
小萌「ただいまですー」
姫神「おかえりなの」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:23:00.21 ID:dQtxI8BO0
上条「た、ただいま…」
姫神「あ。手つないでるの」
小萌「えへへへへ~」
上条「このおかげで歩きづらいのなんのって…」
小萌「おしおきなんですー」
姫神「お仕置きというより。どうみても小萌がよろこんでるだけなの」
小萌「わ、私はいいんですー///」
上条「それじゃ先生、インデックス呼んできますので」
姫神「ちょっと。まつの」
上条「姫神なんだ?」
姫神「たまには私が。呼んでくるの」
上条「いいって」
姫神「私がいくの!だから小萌とちょっとまっててほしいの」
小萌(姫神さんたら…///)
上条「そんな別にいいのに…」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:24:56.22 ID:dQtxI8BO0
姫神「すなおにしたがう!」
上条「わ、わかったよ…」
小萌「上条ちゃん、奥で休んでまっててくださいです」
上条「はーい、んじゃ姫神頼むな」
姫神「任せたの」
バタンッ
小萌「じゃ私は料理作りますから」
上条「は~い」
トントントン
上条
189 名前:とちゅうで・・・orz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:28:21.63 ID:dQtxI8BO0
トントントン
上条「ふぁ~ぁ、ちょっと眠いな…」
トントン
小萌「まだ少し時間かかりますし、寝ちゃってもいいですよー」
グツグツ
上条「じゃぁ…お言葉に甘えて…」ゴロリッ
小萌「さーて、私はさくさくっとやっちゃいますねー」
………
……
…
小萌「あ、上条ちゃんおきてます?」
上条「すーすー」
小萌「おきてたら……味見頼みたかったんですけど……」
上条「すーすー」
小萌「ねてますね……」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:31:18.89 ID:dQtxI8BO0
上条「すーすー」
小萌「よっぽど疲れていたんでしょうね…そうだ、毛布を…」
トテトテ
小萌「よいしょっと…」
パサッ
小萌「本当に寝てるんですよね……」
上条「すーすー」
小萌「……あー髪の毛硬いんだァ…」
ツンツン
小萌「おきないですよね…?」
上条「すーすー」
小萌「まつげ綺麗……」
上条「すーすー」ゴロッ
小萌「わ、わっ!」
上条「すーすー」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:34:14.82 ID:dQtxI8BO0
小萌「か、顔が…」ドキドキッ
上条「すーすー」
小萌「……」ゴクリッ
スー
上条「すーすー」
チュッ
小萌「……///」
上条「すーすー」
小萌「…キスしちゃった///」
上条「すーすー」
ガチャッ
小萌「!?」ビクッ
禁書「小萌~ご馳走になりにきたんだよ!」
小萌「あ、はい」アセッ
トテトテトテ
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:41:17.69 ID:dQtxI8BO0
小萌「きょ、今日はちょっと遅かったですねー」アセアセッ
禁書「あいさが道に迷ったから…」
姫神「ごめんなの」ニコッ
小萌「そうなんですか」
小萌(わざと遠回りしてくれたのかな…?)
禁書「あれ?とうまは?」
小萌「あっ、疲れて奥でねてますので…」
禁書「とーまーとーまー」
小萌「シスターちゃん静かにしてあげてくださいね」
禁書「とーまーとーまー」ユサユサ
小萌「もぉ、シスターちゃんったら…」
姫神「何か。進展あった?」
小萌「べつに……その…」
姫神「ふーん…」
小萌「な、なんですかぁー」カァァ
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:50:38.87 ID:dQtxI8BO0
禁書「ねえ、とーまーとーま!」ユサユサ
上条「…ん……ふぁあ」
禁書「とーまーがおきた!」
上条「あぁ…寝てたんだっけ…」
禁書「ご飯前に寝ちゃだめなんだよ!正座してまつんだよ!」
上条「なんだそれ…」
禁書「あいさはいっつもそうやってまってるっていったんだよ!」
上条「はぁ?」
禁書「きっとそうするとおいしくなるんだよ!きっとそうにきまってるんだよ!」
上条「なにわけわからないことを…」パラッ
姫神「クスクス」
上条「毛布…、先生毛布ありがとうございました」
小萌「いえいえ、どういたしましてです」
上条「で……お前はだから正座すると?俺にもさせると?」
禁書「そうなんだよ!みんなでおいしくなったほうがいいんじゃないかな」
202 名前:■■の口調…?なんでしたっけそれ?[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:46:26.09 ID:dQtxI8BO0
小萌「はいはい、正座する暇もありませんよ!」
禁書「あ…次こそやってみせるかも…」
小萌「今日は上条ちゃんのリクエストの野菜料理です」
禁書「あれ~とうまって野菜好きだったっけ?」
上条「あぁ、まあな」
禁書「そうなんだ……じゃ次からお肉は私が食べてあげるんだよ!」
上条「別に肉が嫌いっていってないだろ!」
禁書「うーとうまはめんどくさいんだよ!」
上条「逆切れかよ…」
………
……
…
一同「いただきます」
禁書「禁書食事用擬音」
上条「このスープおいしいですねー」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:52:16.87 ID:dQtxI8BO0
姫神「……私のスープ。野菜が入ってない」
上条「鶏のだしがでてますねー」
小萌「これでも、市販の固形スープを併用してるから、そんなに時間がかからないんですよ?」
姫神「……これじゃただの汁」
禁書「おかわりなんだよ!」
小萌「はい、はい」
上条「おい、ちゃんと味わって食えよ?」
姫神「…私にも具を」
禁書「とーまはさっきから小姑みたいにうるさいんだよ!」
上条「お前が悪いんだろ!さっきから」
小萌「そんな喧嘩しないでくださいね、まだたっぷりありますから…」
禁書「とーまもほしければ、おかわりすればいいんだよ!」
上条「俺はちゃんと感謝の気持ちをこめて味わっていただいてるんだ!」
姫神「………バリバリ」
上条「やめてー!」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:57:46.90 ID:dQtxI8BO0
一同「ご馳走様でした」
小萌「お粗末さまでしたー」
禁書「今日のスープはとってもおいしかったんだよ」
上条「お前……10杯は飲んでただろ…」
禁書「おいしいから仕方ないんだよ…私のせいじゃないんじゃないかな…」
上条「……」
小萌「そうですか?まだ結構あまってますしもって帰ります?」
禁書「ほんと!」
小萌「はい、どうせ二人だと余らせちゃいますし」
姫神「……私。具食べてない」
上条「先生、いつもいつもすみません」
小萌「いえいえ…それより上条ちゃん、明日のお休み予定はありますか…?」
上条「え?う~ん…特にはなかったと思いますが」
小萌「で、でしたら……お出かけしませんか?」
上条「うーん……どうしようかな、お金もないし…おいインデックス明日どうする?」
208 名前:こまけぇことはAA略……徐々に直しますorz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:06:53.85 ID:dQtxI8BO0
小萌「あっ……」シュン
姫神「ダメ。明日は私と遊ぶ約束がある」
禁書「そうなんだよ!さっき来るとき約束したんだよ!」
上条「そっか、ならいいや」
小萌(また姫神ちゃんに助けられました…それにしても……)
姫神(上条当麻。空気読めない…私は空気嫁…うふふ)
上条「先生二人でいいですか?」
小萌「も、もちろんです!」
上条「で、いきたいところとかあるんですか?」
小萌「それは……」
上条「ふー、じゃあ適当にぶらぶらして帰りに晩飯の買い物しましょうか」
小萌「はい!」
上条「じゃあ…明日…そうだな……10時に迎えに来ますね」
小萌「わかりました」
上条(何か…幼稚園の引率みたいだな…)
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:20:45.24 ID:dQtxI8BO0
上条「じゃあインデックス帰るぞ」
禁書「鍋が…おもい…んだよ…」
上条「ほらよこせ」
禁書「あいさーまたねー」
上条「スープありがとうございます、おやすみなさい」
バタンッ
姫神「小萌…明日がんばって」
小萌「な、なにをいってるんです」カァァ
姫神「上条当麻は鈍いの。とっても」
小萌「そうなんですよね…」ハァー
姫神「だから。がんばってアプローチ」
小萌「…はい!がんばります」
姫神「……で。さっきのスープおかわり」
小萌「さーて今日は早く寝ますね」
姫神「……おなかすいた」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:29:10.48 ID:dQtxI8BO0
小萌(ね、眠れません…)ドキドキ
小萌(……どうしよう、どうしよう、寝ようと思うと余計焦って…)
グゥ~
姫神「おなかすいた…」
………
……
…
チュンチュン
小萌「す~ぴ、す~ぴ」
姫神「小萌。おきる。時間。約束」ユサユサ
小萌「うふふ、上条ちゃ~ん」
姫神「はやく。おきる。上条当麻くる」ユサユサ
小萌「だめですー、そんなとこ触っちゃダメなんですー」
姫神「そんな夢は見ないでおきなさい」ユサユサ
コンコンッ
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:33:46.78 ID:dQtxI8BO0
姫神「もう。来た」
コンコンッ
上条(あれ?おっかしいな…時間はあってるはずなんだけど…)
姫神「仕方ない。このまま着替えを…」
スルスル
姫神「着ぐるみパジャマは。脱がせにくい…」
グイッ
姫神「あとはここを引っ張れば…」
ズルッ
姫神「これであとは着せるだけ」
上条(あれ…鍵はあいてるぞ…?)
ガチャッ
姫神「あ。かぎかけてなか…」
上条「おはようございま~s」
小萌「ふぁあああ、もう朝ですか…って上条ちゃん…?」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:38:05.83 ID:dQtxI8BO0
姫神・上条「あ………」
小萌「上条ちゃんおはようございます、あれ?なんで二人とも固まってるんです?」
小萌「あれ…なんでそこに私のパジャマ…」
小萌「あれ…」ナデナデ
小萌「あれあれ……?」ペタペタ
小萌「あ、あ、あ、あ…」カァァ
上条「み、見てません、見てません!」
姫神「見たくせに…」
小萌「きゃぁあああああああああああああああああ」
………
……
…
小萌「どうしてこんなことするんですか」プンプン
姫神「だって。小萌がおきないから…」
小萌「だからって人の洋服勝手に脱がす人いません!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:44:04.81 ID:dQtxI8BO0
姫神「だって…」
小萌「だってじゃありません!」プンプン
姫神「……」
小萌「それと上条ちゃん…?」
上条「は…い…」ヒリヒリ
小萌「女性の部屋はあいてるからといってむやみにあけちゃだめです!」メッ
上条「はい……」ヒリヒリ
小萌「た、叩いた事は申し訳なかったとおもいますが…その、上条ちゃんがわるいんですからね」カァァ
上条「深く反省しております…」ヒリヒリ
小萌「罰として…今日一日ずっと腕組んで移動ですよ!」
上条「それがどこの罰…」
小萌「四の五の言わずにおとなしく従いなさい!」
上条「わかりました…」
姫神(上条当麻は。尻に敷かれるタイプ…)
姫神「クックック」
219 名前:>>217 あれ苗字じゃなかったっけ?修正していきます[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:50:25.79 ID:dQtxI8BO0
小萌「それではいってきます」
上条「姫神、インデックスの事よろしくな」
姫神「大丈夫。任せる」
バタンッ
姫神(小萌ファイト…)
………
……
…
上条「さて…っと」
ギュッ
小萌「どこいきましょうか」ニコニコッ
上条「そうですね…とりあえず…」
小萌「お任せします」
上条「お任せされました」
小萌「エスコートはお願いしますね」ニコニコッ
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:03:39.50 ID:dQtxI8BO0
御坂「つまりよ、あのロリッ子はアイツのそういうのじゃなくて…」
御坂「まだ私にチャンスがあるわけよね…」
御坂「問題はどう攻めて、私を見てもらうかよね…」
御坂「ねー黒子どうしたほうがいいとおもう?」
黒子「……」
御坂「ねー黒子ってば」
黒子「その質問を私に致しますか…」
御坂「だってこの部屋あんたしかいないじゃないの?」
黒子「昨夜のカミングアウトからもう寝てもさめてもその話題ばっかりですの!」
御坂「べ、別にそんなんじゃないわよ…」
黒子「なにが悲しくて、お姉さまと類人猿が仲良くなるための手助けをしないといけないのでしょうか…」
御坂「だからそんなんじゃないんだって…で黒子質問には答えてくれるの?くれないの?」
黒子「それでしたら…まずこの私を縛っているこのロープを解いてもらえませんこと?」
御坂「えー?別にあんたそれくらい抜けられるでしょ?好きでやってんだとおもってたけど?」
黒子「この呪縛をお姉さまにほどいてほしいんですの!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:09:51.80 ID:dQtxI8BO0
御坂「いやよ、硬く縛ったから私じゃもうほどけないもん」
黒子「……なぜそこまで硬く縛りますの」
御坂「んー、なんとなく?」
黒子「……あーなるほど、これはお姉さまのツンデレ心の現れなんですのね?」
御坂「はぁ?」
黒子「いいんですの、いいんですの、私に男性に興味をもてといっておいて…」
黒子「実は誰にもとられたくないから、硬く縛ってほどけないようにと…」
御坂「あんた…相変わらずわけわからないわね…」
黒子「黒子は、黒子は、いつでも、いつでも、お姉さまの束縛的な愛を受け入れますわよー」シューン
パッ、モニュモニュモニュ
黒子「私はお姉さまの肢体をずっと束縛して差し上げますの!」
ビリビリビリ
御坂「…はぁはぁはぁ、ホントにもう!」
御坂「もういいわ!とりあえず出かける!あんたこの部屋片付けておいてね!」
黒子「黒子は負けませんの…」ガクッ
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:17:10.27 ID:dQtxI8BO0
御坂「でてきたものの……毎度毎度都合のいいようにアイツが見つかるとは…」
御坂「……見つけた」
-上条「ここはですね、とっても安くておいしいコロッケがあるんですよー」
-小萌「へー私はいっつも車だからこの辺りは通り過ぎちゃいますー」
-上条「そういうところに隠れた穴場というものがあるんですよ」
御坂「なによ……やっぱり仲よさそうじゃないの…休日なのに二人で…で、デートみたいに」
-上条「おじさん、2つください」
-おじさん「あいよ、100万円だ」
-小萌「ひゃ、ひゃくまんえん?」
-上条「あははは、はい百万円」
-おじさん「まいど!」
-小萌「え?え?どうして今の百円ですよね?」
-上条「先生、こういうの知らないの?」
-おじさん「そりゃこれくらいのお嬢ちゃんにはわからないだろうよ」
-小萌「私子供じゃないのに…」プクー
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:23:20.92 ID:dQtxI8BO0
-上条「はい、先生」
-小萌「はい、あっ、あつあつ…」
-上条「そりゃ揚げたてだから」
-おじさん「おう、うちは揚げたてが基本だ!」
-上条「先生はソース?しょうゆ?」
-小萌「えっと、じゃソースで」
-上条「じゃかけますから、いいところでストップっていってくださいね」
タラ~
-小萌「ストップ、ストップです」
-上条「食べてみてください」
サクッ
-小萌「さっくさくですー」
-上条「でしょー」
御坂「私もソースかけてほしいな…」
御坂「……やっぱり付き合ってるんじゃないのかな…あの二人」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:27:09.66 ID:dQtxI8BO0
上条「さてと…残念ながら一日の食費を使い切ってしまった上条さんにはもうおごれません」
小萌「あ…ごめんなさい」
上条「ですので、ここからはお金のかからないところにいきたいとおもいます」
小萌「え?どこですか?」
上条「えっと、ついてからのお楽しみってことで」ニッ
小萌「!?」ドキッ
上条「じゃあいきますよー」
小萌「き、期待しています…」カァァ
御坂(また移動…今度はどこに…?)
………
……
…
小萌「あれ、ここって…」
上条「はいそうです」
御坂(ここは……?)
233 名前:今日中に終わるかな…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:59:04.70 ID:dQtxI8BO0
小萌「学校じゃないですか!」
上条「そうですよ、だってここしかないでしょ?」
御坂(へぇ~ここがアイツの学校なんだ…)
上条「俺と先生の共通の場所っていうのは」
小萌「あっ…」ドキッ
御坂(共通の場所……いいなぁ…)
上条「それに休日に学校ってなにかどきどきしませんか?」
小萌「そう…ですかね?」
上条「まーもっとも…先生に補習で散々よばれて、少々あきてはいますけど…」
小萌「そ、それは上条ちゃんが悪いんですよ!」
上条「馬鹿ですみません…」
小萌「そんなつもりでいったんじゃ…」ショボーン
上条「まぁとりあえず適当に校舎まわってみましょうよ」
小萌「でも休みの日に勝手に入るのは…」
上条「じゃ内緒ってことで」しー
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:04:46.18 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉ、上条ちゃん、だめですよー」
上条「とりあえず、教室で…」
御坂「あっ…いっちゃった……」
御坂「さすがにここ入るわけには…いかないわよね…」
………
……
…
上条「この席座ると……」
小萌「授業思い出します?」
上条「……はい」
小萌「なんか嫌そうですね?上条ちゃん」
上条「だって俺は…能力開発というか…」
上条(この右手のせいで…)
小萌「あきらめちゃだめですよ!」ニコッ
御坂(結局入ってきちゃったけど……ここがアイツの教室なのかな…)
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:09:13.68 ID:dQtxI8BO0
上条「次は屋上いきましょうっか」
御坂(やばっ…こっちくる…)
小萌「上条ちゃんだから勝手にいっちゃだめですって!もぉ…」
御坂(…み、見つからなかったかな)
小萌「あれ……アナタは…?」
御坂(やばっ…)
御坂「ど、どうも…」ペコッ
小萌「こんにちは」ペコッ
御坂「……」
小萌「……」
御坂「あはははっは、あれ~私道にまよっちゃったかな~」アセアセ
小萌「へぇ~常盤台のお嬢様が学園都市で迷うなんて不思議ですねー」
御坂「あは、あははははは、不思議ですねー」
小萌「で、上条ちゃんに何のようなんですか?」ジロッ
御坂「あ……」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:15:11.07 ID:dQtxI8BO0
小萌「さっきからずっとつけていたみたいですけどー?」ジトォー
御坂「な、なーんだ…ばれちゃってたのかー」
小萌「女性の視線に鈍い上条ちゃんならともかく、私はさすがに気がつきますよ」
御坂「な、なによ!そのアイツのこと私なら知ってるみたいな口調!」
小萌「でもー本当ですからー」
御坂「あなたアイツのなんなのよ!」
小萌「///」
御坂「……」
小萌「えーっとですね…私は上条ちゃんの…彼女です……///」
御坂「うそ」
小萌「むぅー嘘じゃないですよー」プンプン
御坂「うそよ!だってアイツなんでもないっていったもん!ただの生徒と教師だって!」
小萌「むっかー、そんなことないんですー」
御坂「だって!だって!あいつは……うそつくようなやつじゃないもん!!」
小萌「そうです!だから私の彼氏なんです!告白してokもらったんですー!」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:20:13.13 ID:dQtxI8BO0
御坂「ぐぬぬぬぬ…」
小萌「ぐぬぬぬぬ…」
-「先生、こないのかよ!」
御坂「あ……」
小萌「あ……」
上条「あれ二人してなにしてんの?っていうか御坂…ここ高校だぞ?」
御坂「…アンタが」メラメラ
小萌「…上条ちゃんが」メラメラ
上条「え?え?え?」
御坂・小萌「はっきりしないからいけないのよ!」クワッ
上条「ひぃいい」ブルッ
御坂「あたし帰る!」プンプン
小萌「上条ちゃん!帰りますよ!」プンプン
上条「…いったいなんのことなんだよ……」
黄泉川(楽しくなってきたじゃん)
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:28:05.30 ID:dQtxI8BO0
御坂「なによ!あのロリッ子!私だって負けないんだから!」
御坂「あいつ…ああいうのが好みなのかな……」
御坂「わ、私もあんな格好すれば…」カァァ
………
……
…
上条「先生、さっきのなんだったんですか!」
小萌(上条ちゃんはほんと天然の女たらしみたいですー)
小萌(これは大人の私が手綱を握って間違った方向にいかないようにしないといけません)
小萌(そうです、私が上条ちゃんを管理すればいいんです!)
小萌「上条ちゃん?」ニコッ
上条「はい、先生…」ゾクッ
小萌「前にいいましたよね?浮気するような人は嫌いですって…」
上条「は…い…」ヒィィ
小萌「忘れないでくださいね」ニコッ
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:34:09.42 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん?買い物いきますよ」
上条「はい…」
小萌「そうだ、今日は……ニンニクとねぎたっぷりの料理にしましょうか」
上条「先生、明日学校なんでそんな匂いのきついものばっかりのものは…」
小萌「なにかいいましたか」ニコッ
上条「いえ、なんでも……」
小萌「そうですか」ニコッ
上条(やっぱなんか怒ってるよな…、ちくしょうどうすれば…)
小萌「あとはなにがいいですかねー、納豆?クサヤ、ドリアン?」ニコニコ
上条(そうだ…これしかない)
ニギッ
小萌「あっ…///」
上条「先生、人が多いからはぐれないように手つなぎましょう」
小萌「もぉ…上条ちゃんたら…脅かさないでくださいよ…」カァァ
上条「っというわけで、匂いのきついものはなんとか勘弁してください」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:39:10.08 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉ、冗談ですよ」ボトボトボト
上条「そ、そうですよね…あははははは」
上条(絶対まじだったよ…怖いよ…)
………
……
…
小萌「ただいまですー」
上条「た、ただいま…」
姫神「おかえり。あれなんだかげっそりしてる…」
禁書「おかえりとーま」
上条「あははっは…」
小萌「じゃあ、今日もさくさくっとつくっちゃいますから、待っててくださいね」
禁書「うん、正座して待ってるんだよ!」
姫神「正座…正座…」
上条(…もう機嫌は直ったのか……)ドキドキ
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:44:33.04 ID:dQtxI8BO0
上条「いい加減足がしびれてきたんだが…」
姫神「がまん」
禁書「が、がまんなんだよ…」
上条「あ、あしがびりびりしびれる…」
ダンッ
上条「!?」ビクッ
小萌「ごめんなさいですー、ちょっと力が入りすぎて、まな板まで切れちゃいました」
姫神「小萌、ドジ過ぎる…替えのまな板ならそこの下に」
小萌「そうでしたね、あはははっはは」
上条「な、なにが…」
禁書「こ、小萌ちょっと怖いよ…」
姫神「しっ、刺激しちゃダメ」
ゴクリッ
禁書「そういえば今日どこへいったのかなー?」
上条「今日はな…えっとコロッケ食べて…それから学校いって…」
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:50:22.56 ID:dQtxI8BO0
禁書「それでそれで?」
上条「えっとな…教室いって、屋上いって、先生が来ないから教室戻ったら」
姫神「うんうん…」
上条「なぜか御坂がいてさ…」
ベキッ
上条「!?」
小萌「あははは、へんですねー、このフライパン取っ手が折れちゃいました」
姫神「替えのフライパンなら。上の棚のなか…」
小萌「そうでしたね、あははっははは」
上条(も、もしかしてビリビリと何かあったのか…)ドキドキ
禁書「で、そのあとどうなったの?」
上条(試してみるか…)ゴクリッ
上条「そのあと御坂がさ、わけわからないこといってな…」
ボキッ
小萌「あれーしゃもじが折れちゃいました…」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:56:01.14 ID:dQtxI8BO0
上条(やっぱりか…なぜかわからないけど、御坂を連想させる言葉は地雷みたいだな…)
禁書「話の意味がわからないんだよー?」
上条「まぁーいいじゃないか…でそのあと先生と買い物いって」
姫神「それでそれで」
上条「先生と手をつないで…」
小萌「上条ちゃ~ん、お肉たべますかー?」
禁書「あーとうまだけずるい!小萌私にもー」
小萌「あーごめんね、シスターちゃん、お肉一枚しかないの」
禁書「とーまー?とうまのお肉頂戴?私お肉大好きなんだよ!しってるかな?」
小萌「シスターちゃんごめん、これ上条ちゃんのだからね」ニコッ
禁書「わ、わかったんだよ…」ビクッ
姫神(これは……嵐の前触れ?それとも…)
上条「あ、いただきます先生」
小萌「は~い、おいしく焼きますからまっててくださいねー」
上条(先生の機嫌を損ねなければ…いきていける…!でも、でもなんでなんだ?)
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:03:01.83 ID:dQtxI8BO0
一同「いただきます!」
上条「この肉おいしいですね」
小萌「グラム2000円のお肉ですのでー」
上条「え…これ一枚で俺の食費1か月分…?」
小萌「そうかもしれませんねー」
禁書(…私もお肉食べたいんだよ……)
姫神「今日は器すらならんでない…」
prrrrrr
上条「ん、誰だこの番号……」
pi
上条「はい、上条です」
-「あ、あの、私…」
上条「はい?もしもしどなたですか?」
-「み、御坂…御坂美琴です」
上条「へ?御坂」
252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:07:16.55 ID:dQtxI8BO0
小萌「……」ピキッ
上条「どうやってこの番号を…」
-御坂「べ、別にそんなのどうだっていいじゃないの…!」
上条「どうだってよくないだろ…個人情報がだな…」クドクド
-御坂「ま、まぁいいわ……この番号私の携帯だから…その…」
上条「なんだよ…」
-御坂「ひ、暇になったとき、い、いつでもかけてきていいわよ」
上条「はぁ?」
-御坂「じゃぁ、そういうことだから…」
プチッ ツーツー
上条「何がなんだか…」
小萌「上条ちゃん…?お食事中に電話はだめですよー」
上条「あ、はい…すみませんでした…」
小萌「はい」スッ
上条「え?」
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:11:10.36 ID:dQtxI8BO0
小萌「携帯」
上条「はい?」
小萌「携帯かしてください」ニコッ
上条「…はい…」
小萌「えーっと……これをこうして」
pipipipi.....pipipi,,,,,pipipi
上条「先生…な、なにを…?」
小萌「着信拒否に登録してっと…」
上条「先生ちょっとちょっと!」
小萌「あとはパスワードを……これかな?あーやっぱり誕生日ですー単純ですねー」
上条「先生、なにを、ちょっとまって…?」
小萌「パスワードを変更してっと…はい、上条ちゃん」ニコッ
上条「い、いったい何を…?」
小萌「私以外の番号を消去または着信拒否にしておきました」ニコッ
上条「え?え?」
259 名前:>>253 もういじめる描写なしですorz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:17:38.37 ID:dQtxI8BO0
小萌「これで、勉強に集中できますね?あーいつでも私にはかけてきていいですからね」ニコッ
上条「ちょっと、なんでこんなことを…」
小萌「あと、ちょっと細工しておいたんで……番号の登録はできませんから」
上条「ちょっとそんなのどうやって…」
小萌「すべては上条ちゃんのためですよ」ニコッ
上条「!?」ゾクッ
上条(やべぇ…なにか地雷踏んだ?御坂の電話か…やっぱ御坂なにかやったのか!)
小萌「返事は?」
上条「は、はい…」
小萌「さ、ご飯食べましょ、冷えちゃいますよ」
上条「はい…」
………
……
…
それからというもの……
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:21:39.34 ID:dQtxI8BO0
ぴーんぽーん
ガチャッ
小萌「上条ちゃん、朝ですよー、ご飯つくりますねー」
上条「ふぁああ…おはようございます…」
小萌「シスターちゃんも起こしてきてくださいね~」
上条「はい…っていうか飯の匂いでおきますって」
小萌「あはは、そうですねー」
毎朝迎えに来てくれて、朝飯までつくってくれて、しかも…
小萌「じゃシスターちゃんいってきますね、お留守番お願いします」
禁書「いってらしゃいなんだよ」
上条「いってくる」
ブーン
毎朝送迎付き、なので…
上条「せ、先生さすがに……く、車で学校の中はちょっと…はずかしいですよー」
小萌「でもぉー、学校の前に停車したら迷惑ですしー」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:27:58.91 ID:dQtxI8BO0
土御門「なんだ、かみやんまた、先生の送迎かにゃー?」
上条「は、はははは…」
青髪「……もぅ二人はそんな関係に…欝や市のう」
上条「まてまて、早まるな勘違いするな!」
小萌「じゃ上条ちゃん、今日は会議があるので終わるまで教室でまっててくださいね」
上条「…はい」
小萌「勝手に帰ったらコロンブスの卵ですー」
エンゲル係数は下がり、生活レベルがあがったものの…
prrrrr
-「上条ちゃん!どこにいるんですか!教室で待ってる約束ですよ!」
日に日に行動範囲が狭くなっていった……
上条「はぁ……不幸だ…」
ただ一定のルール(制約)をやぶらなければ…
小萌「上条ちゃ~ん、この問題はですねーこうでーこうなんです、わかりました?」
上条「なるほどなるほど…」
268 名前:>>265 先日からみてくれてる人にはヤンデレモノとわかっていただけているようで[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:35:42.23 ID:dQtxI8BO0
小萌「ここからここまでがテストにでる可能性が高いんです」
上条「助かります先生」
小萌「いえいえですー///」
学業や……
小萌「今日は北海道から新鮮なうに等を取り寄せてみましたー」
上条「おぉー」
禁書「うーに!うーに!」
姫神「ほたておいしい…」
食生活での優遇は保障されているようであった
ただ…1つを除いては
上条「ふぅーこの携帯殆ど意味がないよな…先生しかかけてこないしかけてこないし」
青髪「かみやんは贅沢やでー」ブワッ
土御門「それだけ愛されてるってことぜよ?」
上条「愛?は?」
土御門「かみやんまさか?気がついて…?」
上条「お前らなにいってんの?教師と生徒だぞ?師弟愛みたいなもんだろ」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:40:23.53 ID:dQtxI8BO0
青髪「あほや、ほんまもんのあほがおる…」
上条「お前らの方があほだろ!まったくなにくだらないことを…」
土御門(かみやん、しぬかもしれないぜよ…)
上条「ったく…」
prrrrrrr
上条「はい、もしもし…」
-小萌「上条ちゃん、会議が終わりましたから買い物してかえりますよー?」
上条「わかりました、じゃあ駐車場で、はい」
pi
上条「ってことでまたな」
青髪「あほは早くきえろ」
土御門「かみやんがんばるにゃー(地雷を踏まないように)」
上条「ん?おう」
スタスタスタ
土御門「かみやん、死ぬなよ…」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:46:37.75 ID:dQtxI8BO0
小萌「あっ上条ちゃん!遅いですよー」
上条「すみません、先生」
小萌「はやく車にのってください!」
バタッ、キュルキュル、ブォン、ブーン
上条(あ、あれ?校門の前にいるのは…)
御坂(どうしてなのよ……あいつの番号連絡してもつながらないし、あれから連絡もないし…)
御坂「あ…」
上条(御坂…?)
御坂「なんでアイツ、一人車に…」※小萌カーは運転手が外から見えません
御坂「まさか……能力者に拉致でもされたわけ…?」
御坂「あいつがそんなはずは…でも!」
………
……
…
上条(確かにあれは御坂だった…)
273 名前:御坂「なんでアイツ、一人だけで車に…」で…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:52:46.94 ID:dQtxI8BO0
pi
御坂「黒子!」
-黒子「お姉さまなんですの?」
御坂「ちょっと車を探して欲しいの!」
-黒子「いったいなんでですの?」
御坂「お願い、ちょっとアイツがやばそうなのよ!」
-黒子「ふぅ…お姉さまはいったいいつになったら…」
御坂「あんたしか頼れるのはいないのよ!」
-黒子「…わかりましたの、車の特徴かなにか教えてくださいですの」
御坂「黒子…」
-黒子「急ぐんですよね?早く情報いただけませんか?」
御坂「えっとナンバーは……」
-黒子「ナンバーがわかるなら簡単ですわ、見つかり次第連絡いたしますの」
御坂「頼むわ!」
御坂「お願い、無事でいて……」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:58:00.49 ID:dQtxI8BO0
小萌「つきましたよー…ん?上条ちゃん、どうかしましたか?」
上条「あ、なんでもありません」
小萌「気分でも悪いですか?」
上条「大丈夫です、さ、いきましょう」
小萌「はいっ」ニコッ
………
……
…
prrrrrr
-「もしもしお姉さま」
御坂「どう見つかった?」
-黒子「ばっちりですの、カメラにそのナンバーの車両がうつっているのが確認できましたの」
御坂「それで…?」
-黒子「えーっと前にお姉さまを捕まえにいった、あのお店ですの」
御坂「え?」
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:04:23.91 ID:dQtxI8BO0
-黒子「お姉さま、くれぐれも無茶をなさらぬようにお願いしますですの」
御坂「黒子、サンキュー」
pi
御坂「なんであんな場所に……」
………
……
…
小萌「上条ちゃん、最近学校はどうですかー?」
上条「あ、はい…まぁ能力のほうは相変わらずですけど、そのほかの授業は先生のおかげで順調に」
小萌「そうですかーよかったですー」
上条「先生には感謝してますよ」ニコッ
小萌「そ、そんなてれますよぉー」クネクネッ
上条「……?」
小萌「と、ところで……上条ちゃん…?シスターちゃんをうちに預けてみませんか?」
上条「え?なんでですか?」
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:09:00.19 ID:dQtxI8BO0
小萌「なんでっていいますと?」
上条「だからなんでインデックスを先生の所に?」
小萌「だってー、上条ちゃん男の子ですよね?」
上条「はい…そりゃ男ですが……」
小萌「それに、シスターちゃんは女の子ですよね…?」
上条「あれでも一応女ですね…色気なんかまったくありませんが、食い気だけで…」
小萌「ですから……ですから……」
上条「…?」
小萌「男女がおんなじ部屋で生活するのは……教育上よくないっていいますかー」
上条「へ?」
小萌「上条ちゃんだって…そりゃ信じてますけどー……男の子なんですから…その…」
上条「先生なにを…?」
小萌「…間違いだって起きちゃうかもしれないじゃないのですよー」
上条「そんなのあるはずないじゃないですか?」
小萌「で、でもぉー万が一…」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:15:47.28 ID:dQtxI8BO0
タッタタッタタ
御坂「こ、このお店よね…」キョロキョロ
御坂「あった…この車……」キョロキョロ
御坂「乗っていないわね…店の中…!?」
スタスタスタッ
………
……
…
御坂「どこよ、どこにいるのよ!無事でいてお願い!」
御坂「…いた!」
御坂「はぁ~よかった、無事だったのね」ヘタッ
御坂「あれ?あれはまたあのロリッ子教師…」
御坂「やだ…まさか…あの車……あのロリッ子のだったわけ…」
御坂「黒子に…はずかしい…」カァァ
-上条「そんなのあるはずないじゃないですか?」
285 名前:150[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:22:10.67 ID:dQtxI8BO0
御坂「え?何か口論でもしてるの?」
-上条「だっておかしいじゃないですか!今まで俺は一緒に生活してきましたけど何もないですよ!?」
-小萌「上条ちゃん、だから何かあってからでは困るんですよーわかってくれないのですかー?」
-上条「わかれも何も…」
-小萌「最近私の言うとおりにしてなにか間違ったことありましたか?」
-上条「…いえ」
-小萌「でしょ?私は上条ちゃんのためを思って一生懸命やってるんですよー」
-上条「……だからといって…」
-小萌「上条ちゃんはおとなしくいうこと聞いてればいいんです!」
-上条「…なっ!?」
-小萌「せっかくあの御坂さんから引き離せて、だんだんよくなってきたのに…」
御坂(え…?どういうこと?)
-上条「だからアイツだってなんでもないですよ!ただ電話かけてきただけなのに…着信拒否にして…」
御坂「!?」
-小萌「でも、でも、でも!上条ちゃんは、私のこと信じてくれればいいんですよー」
288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:30:20.12 ID:dQtxI8BO0
御坂(そっか、アイツに嫌われたわけじゃなかったのね……)ホッ
-上条「だったら、俺のことも信用してくださいよ!」
-小萌「信用したいですよ……でも…」
-上条「信用してくださいよ!」
-小萌「だって…上条ちゃん!ちゃんと私の事はっきりあの子にいってくれなかったじゃないですか!!」
御坂「……」
-上条「あの子?それにはっきりって……?」
-小萌「もぉ…自分でいったこと覚えてないんですか!」
シュ-ン
-「お姉さま」
御坂「黒子!?」
黒子「お姉さま様子はどうですの?」
御坂「どうもなにも……あれよ…」クィッ
黒子「まぁまぁ……うふふふ」
御坂「なによ…」
291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:36:31.82 ID:dQtxI8BO0
黒子「痴話喧嘩のようですわね」
御坂「……」
黒子「お姉さま振られましたのね…」
御坂「もぉ!なによ!」
黒子「傷心のお姉さまをわたくしめが癒してさしあげますの」ムチュー
ゴチンッ
御坂「やめれっ!」
黒子「痛いですの…」
-小萌「御坂さんにですよ!なんで私たちが付き合ってることをはっきりいってくれないんですか!」
御坂「…ッ」ズキッ
黒子「お姉さま…」
-上条「ちょっと待ってください!なんで御坂にそんなこといわなきゃいけないんですか?」
御坂「……」ショボーン
黒子「……あの類人猿」イライラ
-小萌「なんでいってくれないんですか?」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:41:21.26 ID:dQtxI8BO0
-上条「どうしてなんですか!たかが買い物に付き合うだけで御坂に伝える意味がわかりません!」
-小萌「…え?」
御坂「え?」
黒子「はぁ?」
-小萌「か、上条ちゃん…?」
-上条「だってあの時今後も買い物に付き合ってくださいねっていってきたんでしょ?」
-上条「だから俺はご馳走になってる手前買い物に付き合いますってお答えしたんです!」
-上条「それなのに、そんなことを御坂にいう意味がまったくわからないですよ!」
御坂「はぁ……黒子帰るわよ…」
黒子「そうですわね…」
御坂(ホント、女心がわかんない男ね…)
黒子(にんげんのくずですの)
シューン
小萌「え、え…?」
小萌「わ、わたしは…」カァァ
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:51:36.87 ID:dQtxI8BO0
小萌「私はてっきり……交際の方のお付き合いと勘違いを…」ボッ
上条「え?えええええええええ!!」
小萌「はずかしい…はずかしくて死んじゃいそうですよ」ジタバタ
上条「あ、あの…先生…ごめんなさい!」ペコッ
小萌「え……そんな、謝らないでくださいよ…」
上条「いえ、本当にすみませんでした、こっちも勘違いで……その期待させてはいないでしょうけど…その」
小萌「そ、その…」
小萌(期待しまくりでしたのにー///)
上条「……許してもらえるとは思いませんが」
小萌「……じゃぁ…そうですね…お詫びに……仲直りに…手…つないでくれますか…?」
上条「……」
ギュッ
小萌「あ…」カァァ
小萌「かえりましょうか…」テレッ
上条「…はい」テレッ
299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:58:42.74 ID:dQtxI8BO0
上条「先生?その運転中は」
小萌「だめなのですー」
上条「わかりました…」
上条「あの…先生、さっきの話なんですけど…」
小萌「その話は忘れてください!」プゥー
上条「いやだから…まだ先生が俺のこと…その…嫌ってないのでしたら……」
小萌「え…?」
上条「お、お付き合いしてくれませんか……なんか順番がむちゃくちゃですけど…」
小萌「……んー考えておいてあげます」ニコッ
御坂「黒子ー、この中でどれが一番…ろ、ロリっぽくみえるかな?」テレッ
黒子「お姉さま…まさか…」ジトォ
御坂「違うのよ……ただ……こういうのもありかなーって」アセアセ
黒子「……いつものゲコ太パンツで十分子供っぽいですわよ」
御坂「黒子ぉぉぉぉぉぉ」ビリビリ
おしまい
312 名前:ヤンデレ回避後…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:16:07.47 ID:dQtxI8BO0
禁書「ごはんがかえってこないんだよ…」
姫神「もはや。二人はご飯要員扱い…」
禁書「だっておなかすいた、おなかすいたー」
姫神(すっかり自分の居場所と思ってる…)
ガチャッ
小萌「ごめんなさいです、遅くなりましたのですー」
禁書「遅いんだよ!飢え死にしそうだったんだよ!なにしてたのかな!」
上条「あ…色々な」
禁書「色々じゃわからないんだよ!どういうことかな、説明して欲しいかも?」
上条「だから…」
小萌「実はですねー、私、上条ちゃんに告白されちゃいましたー」ニコッ
上条「ちょっ!ちょっと!!!」カァァ
姫神「え?どういうことなの?」
上条「それはだな…///」
禁書「どういうことかなー?」
316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:22:54.98 ID:dQtxI8BO0
姫神「だって。二人はつきあっていたのでは…」
小萌「だから…」
チュッ
上条(…なっ!?)
禁書「あ…!」
小萌「こういうことなのですー」
姫神「なるほど…」
上条「ちょっと、先生!」カァァ
小萌「…えへへへへ、2回目ですね…」ニコッ
上条「え?なんで、いつ!」
小萌「内緒なのですー」
姫神「さすが年増…手が早い……相手が気がつく前に1回目を」
小萌「年増じゃないですよー!」
禁書「ねぇー小萌?小萌っていくつなの?」
上条「ば、ばか…インデックス…」
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:31:23.42 ID:dQtxI8BO0
小萌「シスターちゃん…」ゴゴゴゴゴォォォォ
姫神「避難…」
トトトトトッ
上条「すまんな、インデックスこればっかりは無理」
スタタッタタタ
禁書「え?え?」
小萌のようなモノ「………」ゴォォォォ
禁書「!!!!」
………
……
…
禁書「コモエハトッテモワカインダヨ、キット20サイクライカナ」
小萌「シスターちゃんったら…もぉー」
上条(……さらば…インデックス…)
姫神(やっぱり小萌が一番こわい…)
インデックスおしまい
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:33:53.94 ID:Stmytx86P
>>313,315
ニゲテ!
次は…誰がいいんでしょうね……
規制かかってなくて、仕事の進捗状況次第ですけど
343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 05:12:47.36 ID:o8XXNff50
>>318
あァ、そうや最近、打ち止めと一方通行のラブラブSSが少ねェな
次はこういうのはどうだァ?
348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 07:43:52.49 ID:LOuPm4is0
>>343
直球とツンデレのあまあまになりそう…
デフォでやんでみえるセロリさんに
直球であまえる打ち止め
いいですね…
御坂妹が、段々恋を覚えていくってのも捨てがたいですよね…
349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 07:50:19.05 ID:o8XXNff50
>>348
なら一方夫婦と御坂妹を同時に出したらどう?
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 08:13:04.60 ID:LOuPm4is0
>>349
…!?
妄想してきます…
ダンッ!
姫神「今日の小萌。ちょっとあれてるの、…お酒の量もちょっとおおいの、」
小萌「だって、こんなの飲まなきゃやってられないんですー」ヒック
姫神「でも最近。確かに授業うわのそらなの」
小萌「しかも、未だに私の事、子供か何かと勘違いしてたまに……」ワナワナ
姫神「それはしかたないの。だって見た目が、」
小萌「姫神ちゃん!上条ちゃんの肩もつんですかー?」ウイ~ヒック
姫神(今日の小萌。ちょっとしつこいの)
小萌「だいたい、上条ちゃんは……」クドクド
姫神「……」
小萌「授業だけじゃなくて……」クドクド
姫神「あれ。小萌。上条当麻の事好き?」
小萌「…え?」
姫神「聞いてると。そうきこえるの」
小萌「ま、まさか…教師である私が…そんなはずないじゃないですかー」アセアセ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:28:37.47 ID:Z28fx6ly0
姫神「でも…」
小萌「わー、ち、ちょっと飲みすぎたですー、そ、そろそろね、ねましょうか」
姫神「え。まだ食べたりない…」
小萌「ほら片付けますよー」
姫神「え。え。まだ…」
………
……
…
小萌(姫神ちゃんたら……変なこといって……)
小萌(私が上条ちゃんの事……好きなんて……)カァァ
小萌(ち、違います、そんな気持ちじゃなくて…私は私は…)
小萌(担任として……上条ちゃんの将来が心配なだけで……)
小萌(………絶対そうですー)
ぐぅ~
姫神「……食べたりないの」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:30:47.28 ID:Z28fx6ly0
生徒「先生おはようございます」
小萌「おはようですー」
小萌(姫神ちゃんがあんなこというから……あんまり眠れなかったじゃないですかー)
小萌「まったく…姫神ちゃんたら……あ…」
青髪「かみやん、……はええでぇ~」
上条「だから俺はそんな趣味は…」
青髪「だまされたとおもって、いっぺんためしてみー?」
土御門「そうだそうだにゃ」
上条「あ、先生おはようございます」
小萌「…!?」
上条「昨日はすみませんでした…以後気をつけますので、その課題の方は……」
青髪「かみやんはあほやでー、わざわざせんせぇのお誘い断るなんて~」
小萌「!?」ドキッ
上条「ばか、放課後居残りを喜ぶやつがどこにいるってんだ!」
青髪「かわってほしいわ、ほんま」
ここまでが前回の…飯くってきます
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:54:33.91 ID:Z28fx6ly0
上条「先生、ホントお願いします」
小萌「ふぅ~わかりましたです」
上条「じゃ、じゃあ…」
小萌「ただし、今回だけですよー?次私の授業で話を聞いてなかったら……わかりますね?」ニコッ
上条「…気をつけます」ゾクッ
小萌「とりあえず職員室に昨日までの課題の答えを渡しますからきてくださいねー」
上条「……はい」
青髪(かみやんはあほや、せっかくのせんせぇの行為を…)
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「さてと職員室にいってと…」
ガラガラッ
上条「しつれーしまーっす」
8 名前:行為>好意[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 18:59:13.27 ID:Z28fx6ly0
小萌「あっ、上条ちゃん」
上条「課題の答えをいただきにきました」
小萌「えーっと課題の答えは……うんしょっ」
上条(この人の机……整頓って文字がまったく出てこないな…っておい、崩れる崩れる)
小萌「このあたりだったんですが…」
ドサッ、バラバラ
上条「あー」
小萌「あぁあーー」
上条(ほーら案の定…)
小萌「上条ちゃん!みてないで手伝ってください!」
上条「はいはい」
セッセとせっせと
上条「これで全部ですね」
小萌「もぉー上条ちゃんのせいですよー?」
上条「先生がきっちり整頓しないからじゃないですか…」ボソッ
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:06:05.04 ID:Z28fx6ly0
小萌「まっ!こうなったのも元はといえば、上条ちゃんが昨日はなしをきい……」ガミガミ
上条(……ちっくしょお、やぶへびだったか~)
小萌「……上条ちゃんきいてるんですか~?」
上条「きいてます、きいてます」
小萌「ですから……」ガミガミ
上条(早く帰りたいのに……特売売り切れちまうよ…)
………
……
…
-売り切れ-
上条「…ふ、不幸だ」
店員「お客さんおそいよ~あと1時間は早くこないと」
上条「あはははっはは…」
店員「ま、明日もやるしまた来てくれよな!」
上条「……今日は醤油かけご飯だな…」ガクッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:12:53.30 ID:Z28fx6ly0
-「あんた相変わらずしけた面してんのね」
上条「……んあ?」
御坂「ま、まぁいつもどおりで安心するんだけど」
上条「あーびりびりか…」
御坂「あんた…」ビリビリ
上条「はいはい、御坂さん…今日はかまって上げる気力も無いのでいいですか」
御坂「ちょ、ちょっと!待ちなさいよ、なんかあったの?」
上条「……売り切れてた」
御坂「…はぁ?」
上条「特売の卵がうりきれてたんだよ!!!!」
御坂「……なっ…」
上条「せっかく貴重な蛋白源が…」
御坂「あんたほんと……わびしい生活おくってのね…」
上条「常盤台のお嬢様にわかんねーだろうよ!」クワッ
御坂「そんな言い方しなくったって…」シュン
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:17:09.44 ID:Z28fx6ly0
上条「っということで、帰りますよ」
トボトボ
御坂「なによ……」
………
……
…
上条「…ただいまーっと」
ガチャッ
トテトテトテ
-「とーま、とーま!卵は?卵は?」
上条「あぁ…すまん……」
禁書「え?」
上条「売り切れてて買えなかった…わりーな」
禁書「そんな……私の卵かけご飯は?目玉焼きは?ゆで卵は?ねぇーとーまどうなるのー」
上条「……すまん、今日は醤油掛けごはんでがまんしてくれ…」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:21:47.03 ID:Z28fx6ly0
禁書「やだやだ!とーまー、とーまー卵たべたいよー、とーまー」
上条「俺だって食べたいんだよ!でも先生に説教されてて間に合わなかったんだ」
禁書「…わたしのたまごかけごはんかえせー」
ガブッ
上条「うぎゃあああああああ」
………
……
…
上条「今日こそ…特売を手に入れて…」
小萌「上条ちゃん?」
上条「え、先生……」
小萌「むーそんな嫌そうな顔しないでくれませんかー?」
上条「すみません……でもこれから買い物にいかないと…特売が…」
小萌「今日はお説教じゃありませんよー?これを」
上条「…ぱん?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:33:22.25 ID:Z28fx6ly0
小萌「上条ちゃん、今日授業中おなかならしてましたし、おなかへってるみたいでしたので」
上条「先生…」ウルッ
小萌「あっ…」ドキッ
上条「先生…ありがとうございます……」ニギッ
小萌「手…あっ…そ、そんなに強く握らないでくださいです」アセアセ
上条「先生は俺の唯一の味方です…」ブワッ
小萌「そ、そんな大げさですよ、アンパンひとつで…」アセアセ
上条「いいえ、神様みたいなものです!」
小萌「……///」
青髪(かみやん…あとでしばいたる…)
土御門(得意のフラグ攻撃だにゃー、無意識にやってるからたち悪いぜよ…)
………
……
…
上条「今日こそは…」ゴクリッ
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:38:20.05 ID:Z28fx6ly0
-売り切れ-
上条「………」ガクッ
店員「お客さんまたかい?ついてないねー」
上条「……不幸だ」
店員「次はもうちょっと早く来ることだな」
上条「参ったな、手ぶらで買えるわけにいかないし…もやしでもかって買えるか…」
-「ちょっと待ちなさいよ!」
上条「ん?またか…」
御坂「またとはなによ!」
上条「なんかようか?びりびり」
御坂「だから!びりびりいうなっていってんでしょ!!」びりびり
上条「勝負なら面倒だからお断りだぞ?カロリー消費したくないんだ…今日も卵かえなかったから…」
御坂「そうじゃなくて…」
上条「ったくしつこいな」
御坂「これ…」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:47:32.50 ID:Z28fx6ly0
上条「!?」
御坂「こ、これあんたに譲るわよ…」モジモジ
上条「たまご…たまご……だと…」
御坂「なによぉーいらないわけ…?」
上条「要る要る!要ります」
御坂「そう?ならいいわ…」
上条「あれ…でもなんで御坂が特売の卵を…?」
御坂「あっ…」ドキッ
上条「お前、寮で暮らしてるんだし買う必要もないだろ…?」
御坂「と、友達に頼まれたから、か、かいにきたのよ…」アセアセッ
上条「なら友達に渡さないとダメだろ…」
御坂「で、電話で確認したら、もうかったから要らないって」
上条「そうなのか?…でもここお前の寮から遠いだろ……わざわざここに来る理由って…」
御坂「あ、あんたが昨日卵とかいってたから、こ、ここが安いのかなって…あんたお金なさそうだし…」
上条「……悪かったな」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 19:52:41.19 ID:Z28fx6ly0
御坂「あ…そんなつもりでいったんじゃなくて……」
御坂(もぉーなんで素直になれないのよ!)
上条「まーいいや…背に腹は買えられないしな……助かったよ」
御坂「べ、別にあまってただけなんだからね」
上条「理由はどうあれサンキューな御坂」イケメン
御坂「あっ…」キューン
上条「これで醤油かけご飯から、卵かけご飯にレベルアップだぜ!」
姫神(あれ…?あれは上条当麻と……誰…?)
………
……
…
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「小萌嬉しそう…」
小萌「えっ?別にですー」
姫神「なにか。いいことあったの?」
風呂に
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:33:37.28 ID:Z28fx6ly0
小萌「えーなんでもないですよー」
姫神「…あ。…上条当麻、」
小萌「え?」キョロキョロ
姫神「のような不幸な人が。そとあるいてる…」
小萌「…もぉ」
姫神(小萌わかりやすすぎなの)
姫神(でも。今日は誰か女の人といたような…)
………
上条「じゃっじゃーん」
禁書「わぁー!!」
上条「卵かけごはん!、卵のスープ!、もやしのいためもの!」
禁書「ご、豪華すぎるんだよ!大丈夫なのかな!」
上条「ふっふっふっ、今日は特売をゲットできたから大丈夫だ!」
禁書「特売!特売!」
上条「あっははっは」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:40:26.90 ID:Z28fx6ly0
上条「よぉ!君たちおはよう!」
土御門「お、おはよう」
青髪「おはよう…」
上条「君たち元気ないな!ちゃんと飯くってるか!」
土御門「なんだか今日のかみやん……うざいにゃ…」
青髪「きっとわるいもんでもたべたんやで…」
上条「あーっははっはは」
小萌「あ、上条ちゃん」
上条「先生!おはようございます!今日はいい天気ですね!」
小萌「今日は元気ですねー」
上条「はい!朝ごはんに卵食べましたから!」
小萌「その元気で授業もがんばってくださいねー」
上条「任せてください!はっはっは」
土御門「だれかかみやんとめてだにゃ…」
青髪「あれは無理やで……完全にきまっとる…」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:50:09.39 ID:Z28fx6ly0
小萌「でありますので…」
上条「なるほどなるほど」カキカキ
小萌「こうなるのです」
上条「ほうほう」スラスラ
小萌(今日は最後まで授業に集中してくれてますね)
きーんこーんかーんこーん
小萌「今日はここまでですー」
上条「よし……いざ我が戦場へ!」
土御門「おいおい、このテンションいつまでいくのぜよ……」
青髪「もう○すしかないんやないの?」
土御門「……それもあるいは」ゴクリッ
………
……
…
上条「……なんだ…と?」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:55:54.29 ID:Z28fx6ly0
-売り切れ-
店員「お客さんほんとついてないねー、さっき最後の1パックがでたところだよ」
上条「鶏ムネ肉…1kg……50円が……」ガクッ
店員「ほんとごめんね」
上条「ま、まぁいいさ……もやしなら…もやしならあまってるはず…」
ガラ~ン
上条「…!?」
野菜売り場店員「ごめんなさいね、さっき100袋まとめ買いしてったお客さんがいてね…」
上条「……どうしてこうなった」
上条「……不幸だ」
-「あ、あんたまt…もごもご」
-「お姉さま見つけましたの!」
御坂「黒子!なんでここに!」
黒子「お姉さまが庶民のスーパーに出入りしてるとの報告をうけまして」
御坂「べ、別にいいじゃないのよ!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 20:59:55.59 ID:Z28fx6ly0
黒子「そうはいきませんの!こんなところにお姉さまが来るなんて…イメージが!」
御坂「ちょっとそれなによ!別に私は!」
黒子「では帰りますの」
シュン
上条「……今なんか聞いたことのある声が…」キョロキョロ
上条「気のせいか……」
-「あれ?上条ちゃんですか?」
上条「先生?」
小萌「お買い物ですか?」
上条「あ、はい」
小萌「どんなのかってるんですかー?」チラッ
から~ん
上条「…あはははは」
小萌「何も買わないんですかー?」
上条「実は……」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:05:26.77 ID:Z28fx6ly0
小萌「えっ!食費が一日100円!?」
上条「はい…うちの穀つぶしが……今月はじめに……食費の大半を…」
小萌「それで……この間はチラシの特売を…」
上条「もう、こうするしかなかったんです!」
小萌「まぁまぁおちついて、上条ちゃん」
上条「あいつが居る限り…俺は…俺は…」ガックリ
小萌「そうだ!いいこと思いつきました!」
上条「ふぇ?」
小萌「暫く晩御飯うちで食べませんか?」
上条「え……え?」
小萌「どうせうちには姫神ちゃんもいますし、手間もそんなにかわりませんしー」
上条「うちには……あれがいますよ…?」ゴクリッ
小萌「まぁーなんとかなりますよ!これでも私大人なんですよ!安く大量に作るコツはしっかりと!」
上条「あぁ……神だ…神様がいる…」
小萌「またそんな、大げさですよ!」アセアセ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:10:42.55 ID:Z28fx6ly0
黒子「ところで、お姉さま?」
御坂「なによ!」
黒子「この…大量のもやしと鶏肉はなんですの・・・?」
御坂「これは…!」アセッ
黒子「そんなに買い込んで…まさか…」
御坂「そのねこれはね…」
黒子「黒子のために手料理の練習してくださるんですのね!」
御坂「なっ!」
黒子「黒子は…黒子は…お姉さまの料理でしたら…もやししかない野菜炒めでも…」
黒子「こげた鶏のから揚げでも…なんでもいただきますの!」
御坂「だから…これはちがうっつーの!」ビリビリ
黒子「そんな、つんつんしたお姉さまが、だ、い、す、き、ですの♪」バタッ
御坂「はぁはぁはぁ」
御坂(あいつに渡したかったのに…もぉ……)
御坂「ほんと、これどうしよ……」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:16:31.81 ID:Z28fx6ly0
上条「っというわけだ」
禁書「!?」キラキラキラ
上条「小萌先生に感謝しろよ?」
禁書「当然感謝するんだよ!」
上条「じゃあ、着替えていくか」
禁書「わかったんだよ!」
………
トントントン
小萌「♪~、♪~、♪~」
コトコト
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「小萌。今日もうれしそう」
小萌「きのせいですよー」ルンルン
姫神「上条当麻がくるから?」
小萌「ちがいますってー」テレッ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:22:46.03 ID:Z28fx6ly0
姫神「それに……」チラッ
姫神「なんだか普段より豪華なの」
小萌「♪~、♪~、♪~」
コンコンッ
上条「こんばんは~」
姫神「あ。上条くん」
禁書「小萌、あいさーこんばんはかなー」
小萌「あっ上条ちゃん、もう少しでできますから、奥で座ってて待っててくださいねー」
上条「すみません、なにからなにまでも…」
小萌「べつに気にしないでもいいですよー」
禁書「今日のご飯はなにかな?なにかな?」
小萌「今日はですねー………」
禁書「わー、やったー」
小萌「シスターちゃんも奥で待っててくださいねー」
禁書「うん、できるまで待ってるんだよ!
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:30:36.75 ID:Z28fx6ly0
一同「いただきます!」
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「うぉ!鶏モモ肉のから揚げなんて久しぶりだ…」
禁書「ガジガジガジガジ」
姫神「上条くん。そんなに貧しい生活なの?」
禁書「ゴクゴクゴクゴク」
上条「そこの穀つぶしのせいでな…」ハァ
禁書「ムシャムシャムシャ」
小萌「ほらほら、話してないでどんどんたべてくださいですー」
禁書「ポリポリポリポリ」
上条「すみません、助かります」
禁書「モリモリモリモリ」
小萌「別にあやまらなくても」
禁書「バリバリバリバリ」
姫神「やめてー」
41 名前:PCの調子が悪い…orz[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:47:31.96 ID:Z28fx6ly0
一同「ご馳走様でした」
禁書「あぁーもう暫く動けないんだよ」ゴローン
上条「よくもそれだけ…食べきれる……」
姫神「私の三倍は。食べたの…」
小萌「でもこれだけ食べてもらえると作った甲斐があるですー」
上条「ほんとありがとうございます、感謝してます」
小萌「いえいえ、どういたしまして」
上条「でも、どうしてここまで親切にしてくれたんですか?ただの教師と生徒なのに…」
小萌「あっ…えっと…」
姫神(やっぱり。鈍感なの)
小萌「だ、だって上条ちゃん、今朝元気よかったでしょ?それに授業もマジメに…」
上条「あーそういえばそうですね」
小萌「朝ごはんに卵食べたからっていってたしー、きっと今まではお腹へってて元気なかったのかなーと」
上条「確かに……そのとおりですね…でも…」
小萌「まっいいじゃないですかー、私お料理好きだし、二人分つくるのも四人分もあんまりかわりませんよ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:53:07.53 ID:Z28fx6ly0
上条「そうですね、その好意に暫く甘えさせてもらいます」
小萌「はいっ」ニコッ
姫神(小萌うれしそうなの)
上条「おい、インデックスそろそろ帰るぞ…」
禁書「うっぷ、もう少しまってほしいんだよ…」
上条「あんなに食べ過ぎるから…」
禁書「だって仕方ないんだよ!っぷ……当麻のところじゃこんなにおいしいの食べられないんだし…」
上条「ほら、迷惑かかるから早く起きろ」
小萌「まぁまぁ上条ちゃん?シスターちゃんが動けるようになるまでくらいいいですよー」
上条「先生…」
小萌「そうだ!この前聞いてなかった授業の補習をここでしましょうか」
上条「う…」
小萌「ちょっとまっててくださいねー、準備しますから…」
上条「は、はい…」
上条(ちくしょう…、インデックスのせいで……)
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 21:58:37.59 ID:Z28fx6ly0
小萌「…となりますので、ここはこういう手段が用いられます」
小萌「ここまで大丈夫ですか?」
上条「はい、なんとか…」
禁書「うー、うー」
小萌「じゃ次いきますよー」
上条「う、うへぇ…」
カリカリカリ
小萌「その上条ちゃん?」
上条「へ?なんですか先生」
小萌「上条ちゃんの好きな食べ物とかありますか?あっ別に深い意味はなくてですね」
小萌「ほら、これから当分うちで食べるんですから……聞いておいたほうがいいかなーっと」
姫神(小萌。ちょっと積極的なの…!)
上条「そうですねー、基本的に何でも食べられますけど…あえていうなら……今日みたいに肉だとうれしいですね」
小萌「そ、そうですかー」
小萌(上条ちゃんはお肉が好き…)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:04:16.85 ID:Z28fx6ly0
上条「でもまー、自分じゃ高くて買えないんですけどね、いっつもこいつに取られるし…」
小萌「だ、大丈夫ですー、二人分しっかり用意しておきますよ!」
上条「先生!」ウルッ
小萌「上条ちゃん…」ドキッ
禁書「うー、うー」
姫神(よし。ここでやさしいわたしが追い討ちを)
姫神「ねー。上条くん」
上条「なんだ姫神」
姫神「上条くんの。好みのタイプってどんな女性?」
上条「なっ!?」
小萌「…!?」
姫神「だって。少し興味あるじゃない?上条くん。結構もててるし」
上条「いやいやいや、そんなわけあるがずがないじゃないですか……」
姫神「だから。好みはどうなの?」ズイッ
上条「うっ…好みはだな…」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:09:45.09 ID:Z28fx6ly0
小萌「…」ドキドキ
上条「できれば知的で……(なおかつクールで)」
小萌(…!!、私当てはまります!!!)
姫神「それで」
上条「それで…こう、大人っぽい人?お姉さんみたいな人っていうか(常盤台の寮監みたいな…)」
小萌(私大人…!お姉さんぽいかな!?)
姫神「へー。知的美人?」
上条「んーまぁそんな感じかな…でもそんなの聞いてどうするんだ?」
姫神「な。い。しょ。」
上条「……?」
禁書「うーん…」
上条「おい、インデックス、いい加減そろそろ帰るぞ!」
禁書「うーん…わかったんだよ……」
姫神「また。明日なの」
禁書「あいさ…またね」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:17:18.90 ID:Z28fx6ly0
バタンッ
姫神「小萌。好みが聞けて満足?」
小萌「そ、そんなんじゃ…」
姫神(でも小萌は。大人っぽくないよ……上条当麻、鈍感すぎるの…)
小萌(まさか…まさか…上条ちゃん、私の事…好き……なんてことはないですよね…)
姫神・小萌「はぁ~」
姫神・小萌「!?」
………
……
…
上条「そういえばなんであんなこと聞かれたんだろう?」
禁書「なんでだろうねー」
上条「まっいいか……」
禁書「そうなんだよ!ご飯が食べられれば満足なんだよ!」
上条「おかずの残りももらえたし…明日の朝たべような」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:22:22.88 ID:Z28fx6ly0
上条「よぉ、おはよう!」
土御門「かみやん今日も元気だにゃー」
青髪「まぁ元気ないよかええんのかな?」
上条「あ、先生おはようございます」
小萌「あっ…上条ちゃん」テレッ
上条「先生、昨晩はご馳走様でした」
小萌「ど、どういたしまして ///」
土御門「あれ…昨晩……なんのことぜよ?」
上条「あぁ、暫く先生のうちで晩御飯ご馳走になるんだよ」
青髪「!?」
上条「いやーまじで助かるよ、今月餓死しそうだったし…」
グイッ
青髪「おい、かみやん…」
上条「な、なんですか…」
青髪「ちょーしのってると、いっぺんしばくで!ごるぁあああ」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:28:50.76 ID:Z28fx6ly0
土御門「あちゃーこりゃ琴線にふれたかにゃー?」
青髪「せんせぇのうちでおよばれとはなにおそれおおいことしとんじゃ!」
上条「あの、おちついて、なおちついて」
青髪「これが落ち着いてられるかどあほ!」
小萌「こら!喧嘩はダメですよ!メー!」
青髪「はぃ~」フニャ~ン
上条「ふぅ、助かった…」
小萌「次喧嘩したら、許しませんからねー」
青髪「はい絶対しません!」シャキッ
小萌「私は会議がありますからいきますねー」
青髪「いってらっしゃーい」
土御門「これが……ロリパワーか…恐るべし」
………
一方通行「クシュン、誰かうわさをしてンのかァ?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:38:33.82 ID:Z28fx6ly0
打ち止め「きっと風邪引いたんじゃないかなっとみさかはみさかは突っ込んでみたりー」
一方通行「バカ、風邪なンか引くはずがァねェだろうーがァ!」
打ち止め「みさかは馬鹿じゃないってみさかはみさかは猛烈に抗議してみたりー
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「よし、これで当分買い物を控えられるな」
小萌「上条ちゃん?今夜も準備してますね」
青髪(せんせぇ、わいらもかまってほしいでぇ…)シクシク
土御門「イ㌔」
………
御坂「おっかしいわねー、なんであいつこないのよ…」キョロキョロ
黒子「お姉さま…またこんなところに!」
御坂「ちょ、黒子、ま…って」シュン
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:45:01.39 ID:Z28fx6ly0
小萌「あっ、上条ちゃん、シスターちゃんいらっしゃ~いです」
上条「お邪魔します」
禁書「ご馳走になりにきたんだよ~」
姫神「こんばんは」
姫神(やっぱり小萌。楽しそうなの)
小萌「この器並べてもらえますかー?」
禁書「あ、ハンバーグ!」
上条「おぉ…肉だ…」
小萌「特製ハンバーグ、牛肉100%ですよー」
上条「牛…」
禁書「100%…」
姫神「あ。あれ。私の分は?」
小萌「じゃあ皆さん召し上がれ!」
一同「いただきます!」
姫神「だから。私の分は…」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:49:54.66 ID:Z28fx6ly0
■■「私の分…」
上条「うめぇええええ」
禁書「おいしいんだよ!!」
小萌「よかったですー」
姫神「……お野菜と。スープだけ…」
禁書「小萌に感謝だね!とうまー!」
上条「そうだぞ!先生に感謝するんだぞ!」
小萌「そんな…もぉ…///」
姫神「……ポテトおいしい」
上条「こりゃご飯がすすむなぁ!」
小萌「ご飯一升炊いてありますから、大丈夫ですよー」
禁書「おかわり!」
小萌「はいはい」ニコニコ
上条「おい、しっかりかんでたべないと、大きくなれないぞ」
禁書・小萌「!?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 22:54:09.50 ID:Z28fx6ly0
上条「なんだよ…?」
禁書「だから…私大きくならないのかな…」ペタペタ
小萌「むぅーそうなんですかー、はじめてききましたー」ペタペタ
上条「どうしたんだ?急に静かになって…」
禁書・小萌「なんでもないんだよ(ですー)」
上条「は、はい…」
姫神「……あんまり食べなくても。私くらいにはなれますよーっと」
………
……
…
上条「まさか…一升炊きが…からになるとは…」
小萌「シスターちゃん恐るべしですね…」
禁書「もーおなかいっぱいなんだよー」
姫神「……この身体のどこに。これが収まってるの?」
上条「怪奇現象だな…」ゴクリッ
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:04:01.60 ID:Z28fx6ly0
青髪「…先生!いえ師匠!」
一方通行「なンだァてめェは?」
青髪「ぜひ先生の、師匠の幼女(っぽ人)に好かれるテクニックを教えてください!」
一方通行「あァン、ふざけェてンのか?」
青髪「失礼しました、師匠これを…是非…」スッ
一方通行「これは……あいつの、写真じゃねェか!」
青髪「これでぜひ…奥義を…」ニタッ
一方通行「…ゴクリッ、わかった教えてやンよ」
青髪「これでせんせぇに…」
………
……
…
上条「よぉ、おはよう!って」
土御門「おはよーかみやん」
青髪「おはよぉー」ニヤッ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:08:08.52 ID:Z28fx6ly0
上条「青髪…お前…」
青髪「これで、かみやんにはまけへんでー」
土御門「もうかかわるな、かみやん…」
上条「あ、先生」
青髪(キタッ!)
上条「先生昨日もご馳走様でし…おい」
グイッ
青髪「せんせぇおはようございます」キリッ
小萌「あーその格好はだめですー」
青髪「え…?」
小萌「白髪に染めて、しまうまみたいなのシャツ…せめてワイシャツくらいきてください!」
青髪「ば、ばかな…」
小萌「とにかく直してこないと教室にいれませんからね!」
青髪「そんなぁー」
土御門(あほがいる…正真正銘のあほだにゃ…)
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:13:37.24 ID:Z28fx6ly0
青髪「そんな、せっしょうやで…、せんせぇにすかれようと…」
小萌「最低限の決まり守れない生徒は先生好きじゃありませんよ?」
青髪「!?」ガーン
上条「おい、青髪…」ツンツン
土御門「固まったな…」
小萌「ほら予鈴なりましたかた急いでくださいね」
………
一方通行「これは…最高なンだぜェ」ジュルリッ
打ち止め「みさかはみさかはさすがに変態過ぎるのは怖いっていってみたりー」
一方通行「上条当麻、テメェ最高だぜェ…」
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
上条「結局青髪戻ってこなかったな…」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:20:34.73 ID:Z28fx6ly0
小萌「そうだ上条ちゃん」
上条「はい?」
小萌「この後会議でちょっと遅くなって、今日の食材が買いにいけないんです」
上条「はい」
小萌「ここに買う物のリストがありますので、お金預けますから買ってきてくれませんか?」
上条「はぁ、そんなことならぜんぜんかまいませんよ」
小萌「私も早く終わったら合流しますので、先にいっててください」
上条「わかりました、この前の店で待ってますよ」
小萌「ではまた後ほど」
上条「がんばってください、お仕事も」
小萌「あっ…はい…///」
小萌(がんばってくださいですってー///)
上条「それじゃいってくるか…」
………
御坂「今日こそ…来るわよね……?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:28:58.75 ID:Z28fx6ly0
上条「ここに来るのも…数日ぶりだな…」
上条「…ふっ、今日は争わないでいいんだよ…」
上条「さて黄昏るのはこのくらいにして、ちゃっちゃと買い物しましょうかっと…」
-「あっ!いた!」
上条「まったく…お前はなんなんだよ…」
御坂「なんなのとはずいぶんじゃないの!」ビリビリ
上条「はいはい、今日も勝負はしないぞ?」
御坂「!?」
上条「もういいか?買い物しないといけないんでな…」
御坂「はい…」
上条「……ジャガイモ?」
御坂「ほら…そこで1つ5円セールやってたから、買ったのはいいんだけど…」
上条「また…友達がか…」
御坂「そ、そうなのよ…だからもったいないからアンタにやるわ!」
上条「…うーん、今日はジャガイモは買うリストに入ってないんだよな…」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:34:16.20 ID:Z28fx6ly0
御坂「え?」
上条「だからな…今日のリストには…」チラッ
御坂「ちょっとそれみせなさいよ!」グイッ
上条「おい、破けるだろ!」
御坂「え?この量って……」
上条「あー大体6人前くらいだな…」
御坂「へ、へぇーあのちっこいのそんなに食べるんだ…」
上条「あぁ、ってあいつだけじゃないぞ?」
御坂「へ?」
上条「それは頼まれた買い物なんだよ、最近晩飯をご馳走になってるんでな」
御坂「え…え?」
上条「ほらお前はあったこと無いか…?うちの担任」
御坂「えっと…?」
上条「まぁいいや、その人がさこの前うちの家計の惨状しったら同情してくれて…」
御坂「え、え?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:38:19.76 ID:Z28fx6ly0
上条「その人の好意で、今インデックスと晩飯ご馳走になりにいってるんだよ」
御坂「なんで…?」
上条「だから今話しただろ…」
御坂「そうじゃなくて…」
上条「うん?何がいいたいかわからないぞ?御坂」
御坂(そうじゃなくて……なんで私より先にそいつが…そいつが…)
上条「そういうことだからさ、買い物するんでまたな…」
御坂「ちょ、ちょっと…」
-「上条ちゃん、どこですかー?」
上条「ったく、恥ずかしいからそんな大きな声でよばないでくださいよー」
御坂「え……子供…?」
上条「あ、あぁそうみえるか…」
御坂「え?違うの?」
上条「あれでも先生なんだよ…ピー歳の」
御坂「うそ、でしょ…?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:43:11.06 ID:Z28fx6ly0
上条「まぁはじめたみた人はみんなそういう反応だな」
小萌「上条ちゃん、探しましたよー?」
上条「先生おもったより早かったですね」
小萌「ええ、会議が思いのほかすんなりすすみまして」
上条「あと、これとこれを選べばおしまいですよ」
小萌「ありがとうございます、って上条ちゃん?この子は?」
御坂(子供に…子って…)
上条「えっとこいつは…」
小萌「常盤台の御坂美琴さん?」
上条「え?先生しってるんですか?」
小萌「この学園都市で教育に携わってて知らない人はいませんよー」
上条「へー、びりびりって本当に有名人なんだな…」
御坂「えへへへー」テレッ
小萌「え?」
上条「ところで先生さっさと買い物終わらせましょうよ、長引くとあれが…」
79 名前:え?今日は小萌がメインなんですが…[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:52:38.55 ID:Z28fx6ly0
小萌(この子まさか…)
小萌「そ、そうですね、はらぺこシスターちゃんが暴れそうですね」
上条「ですよ…はぁ…あの穀潰しが…」
御坂(なによ……二人だけの会話しちゃって……)
上条「じゃあ御坂悪いな、急ぐから」
御坂「う、うんいいの」
上条「芋の件ありがとうな、気持ちだけ貰っておくよ」
御坂「いいって、いいって、あまってただけだし…」
小萌「……」
上条「そうか、んじゃ…」
御坂「ばいばい」
テクテク
小萌「上条ちゃん?いいんですか?」
上条「なにがです?」
小萌「…なんでもありません……」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/30(土) 23:57:24.13 ID:Z28fx6ly0
御坂「……ただの担任の先生…なのよね…?」
御坂「…はぁ、もうちょっと素直にならないとダメかな……」
御坂「これだけは負けたくないなぁ…」
シュン
黒子「まぁまぁお姉さま今日もこんな場所へ」
御坂「げっ、黒子!」
黒子「げっ、とかいわれると私ショックですの」
御坂「悪かったわ、で今日も迎えにきたわけ?」
黒子「今日はやけに素直ですね…」
御坂「まぁここに通うのも暫くやめとくわ……ほら帰りましょ」
黒子「そうですの…?なんか気持ちが悪いですが…」
御坂「いいから飛びなさい」
黒子「は、はいですの!」
シュン
姫神「……みたの。きいたの。……クックク」
82 名前:姫の人は。次回以降の妄想作の予定には。入ってるの[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:05:43.25 ID:dQtxI8BO0
上条「じゃ先生、インデックス呼んで来ますので」
小萌「荷物もってくれてありがとうですー」
小萌「はぁ……」
ヌー
姫神「小萌。デートどうだったの?」
小萌「え、姫神ちゃん?なにをいって…」ドキッ
姫神「男女が一緒にでかけたら。デート…雑誌にかいてあったの」
小萌「そ、そんな雑誌はあまりみることをお勧めできないのですー」カァァ
姫神「そんな小萌に。ちょっと注意すべきことが1つあるの」
小萌「なんですかぁ?」
姫神「御坂美琴の琴なの」
小萌「あ…」
姫神「小萌気がついてた?」
小萌「そりゃ…鈍感王上条ちゃんじゃなければ気がつきますよ…」
姫神「そう……でも彼女まだチャンスがあるとおもってあきらめてないの」
83 名前:美琴の琴→美琴の事に脳内変換を…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:12:58.86 ID:dQtxI8BO0
小萌「……上条ちゃん」
姫神「小萌…?」
………
スタスタタタタ
禁書「今日はなんなのかな!」
上条「材料からはわかんないな」
コンコン
上条「先生はいりますよ」
ガチャッ
小萌「シスターちゃんいらっしゃい」
姫神「いらっしゃいなの…」
禁書「今日もいただきますなんだよ!」
上条「お世話になります」
小萌「まだちょっと時間がかかりそうなので、みんな向こうで待っててくださいね」
禁書「わかったんだよ!小萌の食事はおいしいしまつんだよ!」
休憩したいんだよ!
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:45:10.48 ID:dQtxI8BO0
トントントン
小萌「♪~、♪~、♪~」
上条「姫神、先生ってさ…料理作ってるときってなんか上機嫌だよな?」
姫神「料理作ってるときというか…」
上条「というか?」
姫神(上条当麻に。作ってるときが。なのかな)
姫神「誰かのために。作るの好き?」
上条「そっか尽くすタイプってやつかー」
小萌(…上条ちゃん聞こえてます///)
上条「それに比べて…こっちは…」ジロッ
禁書「その目はなんなのかな?とうまー?」
上条「なんでもないですよ、インデックスさん」
禁書「むぅーなんだか無性に腹がたつんだよ!」
上条「おい、まてほら!」
ガブッ
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:51:21.95 ID:dQtxI8BO0
上条「ったく…うちの穀潰しニート生臭シスターは…」
禁書「なに?」ギロッ
上条「…なんでもありません」
姫神(この二人は。漫才でもしてるの?)
上条「それにしても、先生みたいな人奥さんにもらったらすごく幸せだろうな」
姫神(さすが上条当麻。さらりとフラグを建ててみせる…)
小萌「もぉ、おだててもなにもでませんからねー?」カァァ
上条「ほら、おいしい料理はでてきますよ」
小萌「…口がうまいんだから…上条ちゃんは…」カァァ
姫神(……あーあー)
上条「お世辞じゃないですって……」
禁書「お腹へった…」
小萌「はいはい、もう少しでできますからねー」
禁書「もうまてないよー!」
小萌「仕方ありませんね……シスターちゃんほら味見してください?」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 00:57:41.53 ID:dQtxI8BO0
禁書「ア~ン、もぐもぐ」
小萌「どうですか?味がしみこんでますか?」
禁書「んーまだちょっと味が薄いんだよ…」
小萌「おいしい料理を作るにはそれなりの時間がかかるんですよー」
禁書「むー」
小萌「ですからもう少しだけ待ってくださいね」
禁書「わかったんだよ…」
上条「子供あやすのもプロ級か…いいお母さんになるな…」
小萌「…もぉ……」カァァ
姫神「今日はフラグ建てまくりなの……」
小萌(もぉ、上条ちゃんたら…さっきから……ドキッとさせるようなことばっかりいって…)モジモジ
上条「おい姫神」ボソッ
姫神「なに?上条くん」
上条「先生…もしかして……顔も赤いし、モジモジしてるし……トイレ我慢してるんじゃないか?」
姫神「………」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:02:14.29 ID:dQtxI8BO0
上条「でも鍋を火にかけてるし、トイレいけないから我慢してるとか…?」
姫神「そうおもうんだったら行ってあげればいいじゃない」
上条「それもそうか…」
スタスタ
上条「先生!」スッ
小萌「え?上条ちゃん?」
上条「少しかわりましょうか?」
小萌「ち、ちかちか…い」ドキドキドキ
上条「ちかちか…?まぁいいです、その鍋を焦がさないように混ぜてればいいんですね?」
スッ、ピトッ
小萌「ひゃっ!」ビクッ
上条「ごめんなさい…手冷たかったですか?」
小萌「……」プシュー
上条「え?大丈夫ですか?」
小萌「だ、だいじょうぶれす」カァァ
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:10:47.52 ID:dQtxI8BO0
姫神(もうこれは小萌落ちたの…)
………
……
…
一同「いっただきまーす」
上条「なんだかこの風景に慣れてきましたね」
小萌「そ、そうですか?///」
姫神「あれ……私のだけお肉少なくない?」
禁書「よく煮込んであっておいしいんだよ!」
上条「なんだか、家族みたいですね」
小萌「か、家族ですか?」カァァ
上条「お父さんお母さん娘に手のかかる赤ちゃん?」
禁書「とうまー?まさかとおもうけどその手のかかる赤ちゃんって誰のことかな?」
上条「それはきまってるな、いんでkk…」ガブリッ
上条「うぎゃあああああああああああああああ」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:18:58.78 ID:dQtxI8BO0
小萌「お父さん、お母さん、…娘に…赤ちゃん…///」
上条(お父さん(上条)お母さん(姫神)娘(先生)赤ちゃん(禁書))
小萌「そそんな感じがちょっとしますね…///」
上条「そうでしょ?そうですよね!」
小萌「はい!///」
禁書「あいさー?」
姫神「な~に?」
禁書「ポジション的に私がお母さんかな?そうだよね?」
姫神(それは。絶対ちがうとおもうの…)
禁書「お母さんか…聖母ってイメージなのかなぁ」ポワワーン
上条「なんだか一匹トリップしてますが…」
姫神(いや二人ですよ)
小萌「お、お母さん…だんな様は…きゃっ///」
上条「あーご飯がおいしいな!」
姫神「なんだろう。このかみ合わない感じは…」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:27:33.79 ID:dQtxI8BO0
姫神「上条くん?」
上条「なんだ?」
姫神「御坂美琴さんとは。どういう関係かな?」
小萌「!?」
上条「なんだよ唐突に…」
姫神「どういう関係か。ちょっと興味があるの」
上条「あいつは…」
小萌「…」ゴクッ
上条「喧嘩仲間…?」
姫神「はい?」
上条「だってさ…顔あわせれば勝負勝負、いつも一方的に攻撃されてるし…あいつ俺のこと嫌いなのかな?」
小萌(なんというか…)
姫神(この鈍さは天然記念物級なの…)
上条「ん?俺なんか変なこといったか?」
姫神「えーっと。じゃあ上条くんは御坂美琴さんの事どうおもってるの?」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:32:18.63 ID:dQtxI8BO0
上条「どうおもってるもなにも…俺はもっと知的な大人の方が好きだからな…」
姫神「うん、それで…?」
上条「どちらかというとああいう子供っぽいのは苦手で…」
小萌(ということは……上条ちゃんはあの子のことはなんともおもってないのね!///)
姫神(それ小萌にも死亡フラグなの…本人は気がついてないけど……)
上条「なんでこんなこときくんだよ!この間もそうだったし…」
姫神「ただの好奇心なの。気にしないで欲しいの」
上条「そうはいってもな…そうだ……お前らの好みとか聞かせろよ、それでチャラにしよう」
小萌(え、え、私の好み!?)
禁書「わたしはねー、ご飯作ってくれる人がすきー!」
上条「はいはい…」
姫神「私は。私を。空気扱いしない人がいいなー」
上条「空気…?」
姫神「……」
上条「…よくわからんが、いいか」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:37:47.37 ID:dQtxI8BO0
上条「先生は?」
小萌「わ、わたしもいうんですか?」アセアセ
上条「だって先生も俺のきいたでしょ…?」
小萌「え、で、でも…」
上条「言いにくいなら別にいいですけど…」
小萌「わ、私は……誰にでも優しくて誠実な人がいいですね…」
上条「たとえば…?」
小萌「うーん…たとえば、か、上条ちゃんみたいな人…?」カァァ
姫神(小萌のフィニッシュブローきまった!)
上条「俺みたいなのですか?またまた冗談きついなーはっはっはは」
小萌「じょ、冗談なんかじゃ…ゴニョゴニョ」
上条「まぁ俺も先生は好きですよ(教師として)尊敬してます」キリッ
小萌「…ほ、本当ですか?」
上条「え?こんなこと嘘ついてなにかあります?」
小萌「いえ、そういうわけじゃ…」カァァ
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:43:40.15 ID:dQtxI8BO0
上条「あっもうこんな時間か、インデックス帰るぞ」
禁書「あ、もうかー」
上条「じゃ先生今日もご馳走様でした」
禁書「ご馳走様なんだよ!」
小萌「い、いえたいしたこともしてないんですけど」カァァ
上条「じゃ姫神、またな」
禁書「あいさ、またねー」
姫神「ばいばい…」
ガチャン
上条「なんだかずっと先生顔赤くなかったか?」
禁書「きっとお酒でも飲んでたんだよ!」
………
小萌「つ、ついに…いっちゃいました……いわれちゃいました…」カァァ
姫神「小萌おめでとうなの…」グスンッ
小萌「ありがとう…姫神ちゃん…」グスンッ
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:48:27.27 ID:dQtxI8BO0
上条「やべぇ、目覚ましならなかったのかよ!」
禁書「あれ?なってたんだよ?」
上条「まじかよ!いそがねーと」
禁書「いってらっしゃいなんだよ」
バタンッ
上条「はぁはぁはぁ…」
土御門「かみやんぎりぎりぜよ」
青髪「……」
上条「あれ……こいつどうしたの?」
土御門「小萌先生に拒絶されてこうなんぜよ」
上条「……難儀なやつだな」
土御門「…まぁいうな」
きーんこーん
上条「予鈴だ、間に合え!」
土御門「おい青髪いそぐにゃー」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:53:05.94 ID:dQtxI8BO0
きーんこーんかーんこーん
小萌「それではこの時間の授業は終わりです、お昼にしてくださいですー」
………
土御門「かみやん、食堂いくかにゃ?」
上条「そんな余裕があるはずないだろ…」
土御門「そうだろうな…」
上条「今日もお昼は…おにぎり一個ですよ…手作りの……」
土御門「……侘しいな」
-「上条ちゃん?」
上条「え?はい」
小萌「上条ちゃん、ちょっとこっちにきてくださいです」
上条「え…もしかしてなにかさっきの授業でへましました?俺」
小萌「…そういうわけじゃないんですけどとりあえずあちらへ…」
上条「はい…」
上条(もしかして晩飯契約解消か…それだけは…)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 01:59:29.39 ID:dQtxI8BO0
小萌「はい、これどうぞ!」
上条「え…?」
小萌「わ、私の手作りの弁当なんですが…よろしければ…」
上条「ホントですか!」
小萌「食べてもらえます?」
上条「喜んで!」
小萌「よかった…」
上条「俺はてっきり、昨日失礼なこと聞いたりしたから、晩飯の約束はなしですよーとか」
小萌「べ、別に変ことは…」カァァ
上条「でも助かりました、お昼も厳しかったんで…」
小萌「だったら…」
上条「……はい?」
小萌「毎日つくってきてあげましょうか…?」
上条「え?」
小萌「あ、いやだっていうならいいんですよ…ただ……私の分つくるのと上条ちゃんのも作る手間も…」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:03:30.65 ID:dQtxI8BO0
上条「先生!」ガシッ
小萌「そんな、手を…///」
上条「ぜひお願いします、先生のお弁当毎日食べたいです」
小萌「…///」
上条「お願いできますか…?」
小萌「はい……よろこんで…」
-「かみやん、またまたフラグたててるんだにゃー」
小萌「さすがに教室だとあれなんで……今度から包みをばれないようにして校門の前で渡しますね」
上条「別に見られたっていいじゃないですか?」
小萌「わ、私は気にするんですー」カァァ
上条「そんなもんですかね…?」
小萌「もぉ…上条ちゃんは…大胆なんだから…」
上条「はい…?」
小萌「と、とりあえず朝校門でまってますからね!ちょっとだけ早く来てくださいね///」
トテトテトテ
眠いんだよ…
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:09:35.19 ID:dQtxI8BO0
小萌「渡せた…!」
トテトテ
小萌「手まで握られて感謝されちゃった…」
トテトテ
小萌「もうこれってラブラブってやつですよねー」
トテトテ
小萌「このままいったら…きゃっー><」
ボヨ~ン
小萌「あっ!?」
黄泉川「ちゃんと前みるじゃん?」
小萌「ご、ごめんなさい…」
黄泉川「教師がそんなんじゃ示しつかないじゃんよ」
小萌「そ、そうですね…」ショボーン
黄泉川「まぁお互い怪我がなくてよかったじゃん」
小萌(おっきな胸……上条ちゃんも大きいほうが…って私なにいってるんですか///)
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:21:46.18 ID:dQtxI8BO0
御坂「あーあー、あいつがあの店に来るかな来ないなら…やることないわよね…」
御坂「あのロリッ子先生とはどういう関係なのかしら…」
御坂「だれに情報を…」
御坂「とりあえずこのジャガイモと…鶏肉と卵ともやしどうしよう…」
………
……
…
上条「先生おいしかったですご馳走様」
小萌「お粗末さまでした」
上条「今日は買い物いくんですか?」
小萌「そのつもりですけど…」
上条「そのお付き合いしましょうか?荷物持ちでも」
小萌「え?」
上条「ほら、お弁当までお願いしてますし、せめて荷物持ちで恩返ししようかなと……」
小萌「そ、その…じゃ、お願いできます?」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 02:26:55.53 ID:dQtxI8BO0
上条「はい、喜んで!」
小萌「じゃぁえっと…あのお店で待っててください」
上条「わかりました」
小萌(これも…デートなのかな…///)
………
御坂「なやんでても答えがでないし、またあのお店いってみようかな…」
御坂「その前に、黒子ー?いるんでしょ?」
シュン
黒子「なんですの?」
御坂「この食材さ、適当に厨房にでも置いてきてよ」
黒子「せっかくお姉さまに呼ばれたと思えば……こんな雑用ですの……」
御坂「だって、私じゃ運ぶのに時間かかるんだもの…」
黒子「わかりましたの」
御坂「さすっがー黒子、私の相棒ね」
黒子「こんな相棒より、夜のパートナーとして扱って欲しいですの…」
もう限界ねますの!せりふ出てきませんの
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 08:47:15.92 ID:dQtxI8BO0
御坂「悪かったわね……」
黒子「いいんですの」ショボーン
御坂「わかったわ、今夜…一緒の布団で寝てあげるから」
黒子「ほ、ホントですの?」パァァー
御坂「ただし……今日は私を探しにきて連れ戻したりしないでよね、わかった?」
黒子「その程度の事でしたら」
御坂「あと……寝てるときに手だしたら…」ビリビリ
黒子「わかってますわ」ビクッ
黒子(それでも行くのが女、黒子の生き方ですの・・・ぐふふ)
………
……
…
小萌「上条ちゃん?」
上条「なんですか、先生」
小萌「一度戻ってシスターちゃんつれてこなくてよかったんですか?」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 08:52:24.85 ID:dQtxI8BO0
上条「あー……」
小萌「うん?」
上条「一度連れて行ったことがあるんです…そしたら…」
小萌「…ゴクリッ」
上条「試食コーナーを全箇所食べつくし……おまけに販売員の人に催促して…」
小萌「まさか…」
上条「はい……気がついたら○○万円の請求書が……」トホホ
小萌「そうだったんですか…」
上条「ですので以後…買い物は俺一人で…」
小萌「苦労しますねー」
上条「っというか先生、あいつ連れてきたほうがよかったですか?」
小萌「そーいうわけじゃないんですが…」
小萌(社交辞令というか…むしろ二人きりなので感謝してるというか…)カァァ
上条(また顔赤くしてる…、先生疲れてるんだな)
小萌「あは、あははははは」
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:02:00.55 ID:dQtxI8BO0
御坂「ふぅ~、さてと今日はアイツに会えるかしら…」
御坂「な、なによこれじゃ……ストーカーみたいじゃないの…」
御坂「そ、そんなんじゃないわよ…あ、アイツはただの…」カァァ
御坂「そう、そうなのよ!アイツがまた女の子にちょっかい出してないか監視なのよ!」
御坂「アイツのためにやってあげるんだから、感謝してもらってもいいくらいなんだからね!」
通行人(なんだこの子……さっきから変な独り言発しながら……悶絶してる?)
………
……
…
店員「お客さん、今日は二人かい?」
上条「ええ、そうなんですよ」
店員「お嬢ちゃん、デートみたいだね」ニカッ
小萌「で、でーとだなんて…」カァァ
小萌(そんな、そんな困りますー)モジモジ
店員「ホント仲のいい兄妹なんだねー」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:09:02.17 ID:dQtxI8BO0
上条「あはははは、実は兄妹じゃないんですよ…」
小萌(しかもお嬢ちゃんですって、もぉ~)クネクネ
上条「ありゃ…珍しくトリップしちゃってますね…」
店員「兄ちゃん、大丈夫かい?この子」ボソッ
上条「まぁ……たぶん…」
小萌「うふ、うふふふふふ」ポワワーン
………
御坂「み、見つけた!」
御坂「え……またあのロリッ子と……」
御坂「なによ……二人きりでなんて…」
御坂「わ、私だって前に一緒にここで買い物したことあるんだから」※一方的に卵渡しただけです
店員2「あの、お客さん?」
御坂「なによ!ちょっと今大事なところなんだから!」
店員2「困りますって、商品身体につけてランボーみたいに迷彩っぽくしてもらっても」
御坂「ちょっとだまってなさいよ!」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:19:15.25 ID:dQtxI8BO0
御坂「もぉ、見失っちゃったじゃないの…」
御坂「おまけに…身につけた商品は全部かえですって?」※当たり前です
御坂「こんな量どうすりゃいいのよ…」
御坂「あ、いた…もう外にでてる……」
ッタタッタ
警備員「お客さん?こまりますってそんなレジ通してないものを堂々と持ち出そうとしては…」
御坂「え?え?あ、これはね…これは…」
警備員「ちょっと事務所まで来てもらえますか?」
御坂「ち、ちがうのよ・・・!あ、アイツいっちゃうじゃないのって、ねえ」アセアセ
警備員「すみません、誰か応援呼んできて!」
店員「はい!」
御坂「もぉーまた見失っちゃうじゃないのよぉー」
ヒソヒソ
「万引きですって?」「そうそう、常盤台の」「まぁあのお嬢様学校の?」「能力開発でストレスたまるのかしらね」
御坂「こ、こんなことなら黒子つれてくればよかったー」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:26:11.38 ID:dQtxI8BO0
御坂「……なんとか事情説明してかえしてもらえたけど」
御坂「アイツもうこの近辺にはいないわよね…」
御坂「はぁ…私なにやってんだろ…かえろっかな」
トボトボ
………
……
…
小萌「荷物重くないですかー?」
上条「これくらい…大丈夫です」ハァハァ
小萌「そうですかー、無理しないでくださいね?」
上条「なんの、これしき…」
小萌「ねぇ…上条ちゃん……もし、もしよかったらでいいんですが…」
上条「はい?なんですか?」
グッ…
小萌「今後……お、お付き合いお願いできませんか?」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:30:34.74 ID:dQtxI8BO0
上条「えーっと…」
小萌「だ、ダメですか?」ジィー
上条「そのくらいのことなら…」
小萌「ほ、ほんとですかー」
上条「いいですよ、お付き合いしますよ(買い物的に)」ニコッ
小萌「……うれしいです」ホロリッ
上条「せ、先生そんな泣かないでも…大げさですね」
小萌「で、でもホント嬉しいんです……」ポロポロ
上条(そんなに買い物の荷物持つのが大変だったんだな…しかたないこの身体じゃ…)
小萌「さぁ、二人がまってますよ、急ぎましょ」ギュッ
上条「ちょっと、そんな急にひっぱらないでくださいよ!」
小萌「えへへへへへへー」
上条「ちょっと、もー」
上条(まぁ機嫌いいみたいだし……まぁいっか…)
小萌「ほらほら、急ぎますよー」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:37:56.60 ID:dQtxI8BO0
ガチャッ
小萌「ただいま~」
上条「お、お邪魔します…はぁはぁ…」
小萌「ご苦労さまでした」
ヌ~
姫神「小萌。デート楽しかった?」ボソッ
小萌「あ……はい…とても…」カァァ
姫神「その様子じゃ。いいことあったみたい」
小萌「じ、実は…その…///」
姫神「えー。それはすごいの。上条くんとお付き合いするの?」
小萌「そ、そんな大きな声でいわないでください…」カァァ
上条「はぁ…?なにいってんだよ?」
姫神「上条くん。きいてたの?」
上条「そりゃ目の前で話されてたらな…っていうかさ、今までと変わらないだろ?」
小萌「ふぇ?」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:43:20.40 ID:dQtxI8BO0
上条「だってこの前だって付き合ってたろ?(買い物に)」
小萌「え・・・!」ドキッ
姫神「これは。大胆発言なの」
上条「俺はそのつもりだったんだけど……あれ違うのか?」
小萌「か、上条ちゃんは…そう思ってくれてたんですか…、わ、私そのとても嬉しいです」カァァ
上条「いえいえ、(お役にたてて)光栄です」ニコッ
姫神(これがLV5の女殺しのテクニックなの)
小萌「そ、そうだ…きょ、今日は腕によりをかけてご馳走つくりますね」
上条「まじですか!やったー!」
小萌「うふふふふ、上条ちゃん、シスターちゃん呼んできてもらえますか?」
上条「今すぐ呼んできます!」
ガチャッ、タッタッタタタタ
姫神「小萌おめでとうなの…」
小萌「ありがとうです…」カァァ
姫神「それにしても上条くん。緊張せずあれだけすらすら言えるなんて…相当女たらし?」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:47:19.13 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉー上条ちゃんのこと悪くいったら…わ、私が許しませんよ!」プクー
姫神「ちょっといってみただけなの」
小萌「そういうのはダメですー」プンプン
………
上条「今後も買い物に付き合うっていっただけで、ご馳走か…」
上条「昼も弁当もらえるし……」
上条「なんだか、俺いますごくついてます?」
………
……
…
ガチャッ
上条「おい、インデックス、先生のところにいくぞ」
禁書「まってたんだよ!」
上条「わりぃ、ちょっと買い物時間かかったんだ」
禁書「そんなことはどうでもいいんだよ!はやくご飯がたべたいかな」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 09:54:18.59 ID:dQtxI8BO0
姫神「ちょっと。小萌」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「ちょっと。この量…」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「ちょっと作りすぎなの」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「うち今日。何人きてパーティするの?」
小萌「♪~、♪~、♪~」
姫神「……そろそろ。並べきれないの」
コンコン
小萌「あ…」
ガチャッ
上条「お邪魔します」
禁書「わぁ~すごい量なんだよ!これ全部たべていいのかな!」キラキラ
小萌「はい、今日はいっぱいたべてくださいね」
私も休憩かねて。ご飯なの
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:26:22.64 ID:dQtxI8BO0
一同「いただきます!」
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「この肉やわらけぇ…すげえうまい」
禁書「ガジガジガジガジ」
小萌「安いお肉でも手間をかければこうなるんですよぉ?」
禁書「ゴクゴクゴクゴク」
上条「はぁ、なるほど…あとでコツとか教えてもらえます?」
禁書「ムシャムシャムシャ」
小萌「そ、そんなこと…うちに来ればいつでも教えてあげますよ///」
禁書「ポリポリポリポリ」
上条「すみません、助かります」
禁書「モリモリモリモリ」
小萌「そ、それに…私がずっと…」
禁書「バリバリバリバリ」
姫神「支払いは俺に任せろ」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:38:42.66 ID:dQtxI8BO0
禁書「ぷはぁ~…ゲップ」
上条「まさに…」
姫神「ブラックホールのよう…」
小萌「お茶でもいれますね……」
トテトテ
姫神「そういえば。上条くん」
上条「また今日も質問攻撃か…?」
姫神「そう。質問きらい?」
上条「嫌いってわけじゃねーけど……あんまり自分をさらけだすのは好きじゃないな…」
姫神「そう。でも聞きたいの」
姫神(小萌のためにも…)
姫神「単刀直入に。聞くの」
上条「な、なんだよ…?」
姫神「上条当麻は女たらし?女好き?」
小萌「!?」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:44:49.88 ID:dQtxI8BO0
上条「おい、いきなりなんだよ…」
姫神「だって。いつも誰かで女の子と一緒にいるし。そうなの?」
上条「そんなわけないでしょう、上条さんはこの人生で特定の人とお付き合いしたことありませんよ?(現在も)」
上条「ましてや、そんなナンパ紛いの事なんて…できるはずが……」
小萌「……///」
姫神「そう。そうなんだ」
上条「この前からちょっとお前おかしいぞ?」
姫神「小萌よかったね…」
小萌「……///」コクンッ
上条「ん?」
禁書「お茶まだかなー?」
小萌「あっ、はい今もっていきますよー」
禁書「なにかお茶菓子があると…うれしいな」
小萌「はいはい、クッキーでいいですかー?」
禁書「じゅうぶんなんだよ!」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 10:54:37.05 ID:dQtxI8BO0
上条「まだ食べられるのかよ…」
姫神「みてるだけで…オエップ」
禁書「もぉー失礼なんだよ!」
小萌「はいはい、シスターちゃんたくさん食べてくださいねー」
禁書「小萌はいい人なんだよ!二人は悪い人なんだよ!」
上条「そんな、先生いいですって…こいつに食わせなくたって」
禁書「とうまー?なにさらっと失礼なこといってるかなー?」ジトォー
小萌「はい、シスターちゃん、これおいしいですよ?」
禁書「どれ!あ、ほんとおいしいー」
上条「ほんとすみません…」
小萌「いいんですよ……今日は特別な日ですから……」カァァ
上条「特別…?」
小萌「あ、上条ちゃんは今日ってわけじゃないんですよね……もっと前から…」
上条「はぁぁ…」
小萌(だって…私が上条ちゃんに告白してokもらった日なんですから…///)
149 名前:PCがフリーズしまくります…HDD死にかけかも[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:06:47.74 ID:dQtxI8BO0
上条「今日は、ご馳走をありがとうございました」
小萌「いえいえ、どういたしまして…///」
禁書「あいさーおやすみなんだよ!」
姫神「おやすみ…」
上条「じゃまた明日、学校で」
小萌「はい…///」
バタンッ
上条「なーインデックス?」
禁書「なにとうまー」
上条「今日も終始、先生顔赤くなかったか?」
禁書「うーん…もしかしたら…」
上条「心当たりあるのか?」
禁書「高血圧なのかも…」
上条「あぁ…お酒飲むし…ああいう食生活だとな……」
禁書「興奮させないように注意しないといけないね…」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:11:41.13 ID:dQtxI8BO0
小萌「よーし、明日は早起きしてお弁当つくりがんばらないと!」
姫神「小萌。ふぁいと!」
小萌「えへへへへ」
………
……
…
上条「あっ、おはようございます先生」
小萌「おはようございます、上条ちゃん///」
上条「約束どおり早くきましたよ」
小萌「えへへへ、上出来です。はいこれ…///」
上条「ちょっと先生…これ…」
小萌「あっ…その…///」
上条「目立たない包みにっていったのに……これ…ハートですか…」
小萌「ごめんなさい…それしかなかったもので///」
上条「まぁ…味に影響あるわけじゃないですし…」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:18:17.47 ID:dQtxI8BO0
小萌「こ、これじゃ目立っていやですよね…」シュン
上条「いいですって、ありがとうございます、感謝してます」
小萌「///」
………
……
…
きーんこーんかーんこーん
土御門「かみやん、飯だ!飯だぜい」
上条「あぁ」
土御門「なんだかみやん、今日はえらくかわいいお弁当だな…」
上条「あぁ、これはな…」
土御門「こんなラブリーな弁当箱…まるで愛妻弁当のような…」
上条「小萌先生がつくってくれたんだ」
青髪「なんやて!?」ガタッ
上条「お、青髪いきてたのか」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:25:22.89 ID:dQtxI8BO0
青髪「かみやん、いまなんて?」
上条「小萌先生が弁当って」
青髪「か、み、や、ん~」
上条「な、なんだよ!」
青髪「俺が気ー失ってる間にそんなところまで…」
上条「だからなんだよ」
青髪「そうか…そうか…もうかみやんのものになってしまったんやね…」
上条「意味がわかんねーぞ」
青髪「かみやん!」ガシッ
青髪「せんせぇ、なかせたらゆるさんで…」
上条「泣かせるも何も…」
青髪「ゆるさんで?」ギロッ
上条「わ、わかった…」
青髪「……ほな今後は応援するわ」
上条(な、なにがなんだか…)
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:28:41.84 ID:dQtxI8BO0
上条「そうだ……今日の買い物のこと聞くの忘れてた」
土御門「どうしたぜよ?」
上条「わりい、ちょっと職員室いってくる」
ガラッ
ダッタタッタ
青髪「……」
土御門「おい、からだ透けてるぜよ…」
………
……
…
コンコン
上条「失礼します」
ガラガラッ
上条「小萌先生いますか?」
小萌「あっ、上条ちゃん///」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:35:10.41 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん、どうかしましたか?」
上条「あー実は」
小萌「お、お弁当おいしくなかったですか?」ボソッ
上条「いやいやいや、おいしかったですよ、とても」
小萌「そうですか~」テレッ
上条「そうじゃなくて、今晩の買い物のことなんですが…」
小萌「ふぇ?ちょっと声が大きいですよ!///」
黄泉川(へぇ~やるじゃん)
上条「あっすみません…」
上条(そりゃ職員室だものな……うるさくしたら怒られるな…)
小萌(もぉ…他の先生にばれちゃうじゃないですか……///)
上条「それでですね……今夜からなんですが…」ボソッ
小萌「はいなんですか?」ボソッ
上条「できれば…野菜中心にしてもらえませんか?」
上条(先生の健康考えると…)
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:40:35.77 ID:dQtxI8BO0
小萌「そ、そのほうが上条ちゃんは嬉しいですか?///」
上条「はい、そうしてもらえると…(先生が倒れないためにも)」
小萌「わかりました……じゃぁ…今晩からそうしてみますね」
上条「お願いします」ペコッ
小萌「そんな頭さげないでくださいよ…私たち…(付き合ってるん)ですから…」
上条「…?そうですか、わかりました……それじゃまたあとで」
小萌「はい!」
黄泉川「生徒ととは……すごいじゃん」
………
……
…
小萌「上条ちゃん~待ちましたか~?」
上条「いえ今きたところですよ」ニコッ
小萌「!?」ドキッ
上条「先生どうかしましたか?
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 11:46:50.34 ID:dQtxI8BO0
小萌「い、いえ…///」
小萌(これってやっぱりデートの待ち合わせみたいです…)カァァ
上条(あれ…また顔が…)
上条「先生大丈夫ですか?」ピトッ
小萌「あわわわ…おでこが……」
上条「うーん、熱はないみたいですね」
小萌(おでこがこつんって……こつんって…)
上条「でも顔が赤いようですし、先生身体大事にしないとダメですよ?」
小萌「ははっはは、はい」プシュー
上条「先生が倒れたら困る人がいるんですから…」
小萌「はぅ」ドッキーン
上条「先生?本当に大丈夫ですか?」
小萌「だだだ、大丈夫ですよ、ほんと…」カァァ
上条(危なかったら抱えてでも病院につれていかないと…)
小萌(困る人って…上条ちゃんたら…もぉー、直球なんだから……)
買い物行ってきます
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 13:59:38.93 ID:dQtxI8BO0
上条「今日は何を作るんですか?」
小萌「今日はですね…」ドキドキ
上条「わかりました、それじゃこっちからですね」
………
……
…
御坂「結局またここに来ちゃった…」
御坂「はぁ~、私もこりゃ病気ね…」
-「上条ちゃん、それとってくれますか?」
-「これですか?」
-「それです、お願いします」
御坂「あ…」
-上条「大根はこっちの方がよさそうですね」
-小萌「そうですね、上条ちゃん結構いい目してますよー」
-上条「そりゃ……安く買うためにがんばってますから」
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:07:22.67 ID:dQtxI8BO0
御坂「今日も……買い物に来てるのね…」
-小萌「上条ちゃん、牛乳もってきてくれますか?」
-上条「はい、ただいま」
御坂「やっぱりあのロリッ子と一緒か…仲よさそう…」
-小萌「上条ちゃん、あとなにか柑橘系の果物もってきてください」
-上条「なんでもいいんですか?」
-小萌「はい、柑橘系ならなんでも大丈夫ですよ、香り付けに使うだけですから」
御坂「アイツ……あの子のこと好きなのかな…」
御坂「……わ、私は…その……///」
警備員「またあの中学生か…」
pi、ザーザー
警備員「こちら入り口、先日の中学生がまた怪しい模様、そちらもマークお願いします」
pi、リョウカイ
御坂「……また私…ストーカーみたい」
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:12:24.91 ID:dQtxI8BO0
上条「これで全部ですね…」
小萌「はい、あとはレジを通してっと…」
上条「先生すみません、ちょっとトイレに…」
小萌「は~い、じゃ袋につめておきますねー」
上条「ごめんなさい、そこで待っててください」
小萌「そんな急がないでいいですよー」
御坂(わっ、わっ…こっちにくる……どうしよ)
コソコソ
上条「ん…?ビリビリなにやってんだ…?そんなところで」
御坂「!?」ビクッ
上条「しかも……そんなダンボールにまぎれて……」
御坂「あははっははは、お財布どこにおとしたかなー」アセアセ
上条「ん?財布落としたのか?」
御坂「う、うん、ちょっとこの辺りで落としたみたいで…」アセアセ
上条「そりゃ大変だな……よし俺も探すの手伝ってやるよ」
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:17:53.80 ID:dQtxI8BO0
御坂「べ、別にいいわよ…」
上条「そうは行かないだろ…財布だぞ?」
御坂「そうなんだけどさ…」
上条「俺だったら絶叫するぞ?なくした途端に」
御坂「そ、そうなんだけどさ…」
上条「いいから探すぞ」
御坂(とっさに嘘ついちゃった…財布はポケットに…もってるのに…)
上条「おい、お前も探せよ」
御坂「う、うん……」
上条「……えーっと、特徴とかないのか?」
御坂「えっ?え?」
上条「財布だよ、財布の特徴」
御坂「あっ、あー…そうねー緑色で…そのカエルのデザインので…」
上条「あー…なんていったけ……ゲ……ゲロ太?」
御坂「ゲコ太よ!!!!」クワッ
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:22:06.79 ID:dQtxI8BO0
上条「!!」ビクッ
御坂「あっ……」カァァ
上条「悪かったな…間違えて……」
御坂「ご、ごめん……大声だして…」
………
小萌「よいしょっと!これで全部ですねー」
小萌「上条ちゃん遅いですねー」
………
……
…
上条「これだけ見つからないってことは誰かに拾われたかもな…」
御坂「そ、そうかもね…」
上条「そうかもねって…おい、お前の財布だぞ?」
御坂「…う、ごめん…」
上条「ったく、しっかりしろよ……」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:27:27.54 ID:dQtxI8BO0
小萌「さすがに10分は長すぎですね……」
小萌「すみませーん」
店員「はい、なんでしょうか?」
小萌「この荷物ちょっと預かっておいてもらえませんか?」
店員「はい、ではお名前を」
小萌「小萌です」
店員「小萌ちゃんですね、はい、確かにお預かりいたします…」
小萌「ちゃん…/// っていってる場合じゃなかったです、それではお願いします」
トテトテトテ
店員2「偉いわねー、あんな小さいのに礼儀正しくて…」
店員「最近お兄さんと一緒に買い物してるみたいだぞ?」
店員2「そうなの、お母さんが忙しいのかしら」
店員「お兄ちゃんの方は特売をがんばって狙ってるし、色々大変なんだろうな」
店員2「けなげね…」
店員「いまどき珍しい出来た兄妹だよ…」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:33:39.81 ID:dQtxI8BO0
上条「しかし見つかんないな…」
御坂「そうね…」
上条「サービスカウンターで聞いてみるか?落し物なかったかって」
御坂「えっと…」
トテトテトテ
小萌「あ、上条ちゃん……っとあれ…?」
上条「財布だからな~届けてあるとは考えにくいけど……可能性はないわけじゃないし」
御坂「そうよね…」
御坂(ど、どうしよう…)
上条「そんな暗い顔するなって」ポンポンッ
御坂「え?え?」ドキッ
上条「大丈夫見つかるって……なっ?」
御坂「う、うん……///」
小萌(なんだか……怪しい雰囲気ですー、上条ちゃんもしかしたら…浮気ですか…)
上条「ほら、もうちょっと探すぞ」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:39:12.31 ID:dQtxI8BO0
御坂(こうなったら…)ポトッ
御坂「あー、あったあったわー」
上条「ほんとか?」
御坂「ほらっ!ほらあった」
上条「よかったぁ…」
御坂「ご、ごめんね、探すの手伝ってもらっちゃって…」
上条「いいっていいって、でも…その辺りさっきも探したんだけどなぁ…?」
御坂「そ、そうだったの?お、おかしいなー」
上条「まぁいいや、おっと…トイレ行きたかったんだったじゃまたな」
御坂「ご、ごめんね?彼女さんとのデート邪魔しちゃって…?」
上条「あ?デート?彼女?」
御坂「え?え?違う…の?」
上条「うーん、先生に買い物つきあってるだけなんだけど…?」
御坂「そ、そう先生だったわね、あははっははは」
上条「変な御坂だな…ってもれるもれる…」ダッタタタ
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:44:46.82 ID:dQtxI8BO0
御坂「そっか、そっかそっか…」
御坂「さーて私もかえろっと」ニコニコ
テクテクテク
小萌「上条ちゃんったら…なんで私の事ちゃんといってくれないのー」プクー
小萌「昨日ちゃんと付き合ってくれるっていったのに……」プンプン
小萌「浮気は許さないんですからね!」
バタンッ
上条「ふぅ~すっきりしたー」
小萌「上条ちゃん!」
上条「わっ!なんで先生が…」
小萌「遅いから心配してきてみれば」ワナワナ
上条「あ…ごめんなさい!」
小萌「言い訳はありますか?」プンプン
上条「えーっとこの前あった御坂?っての知ってますよね?そいつの財布がなくなったっていうんで」
小萌「探すの手伝ってた?」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:50:49.37 ID:dQtxI8BO0
上条「はい…遅くなってしまってすみませんでした」
小萌「他には~」ジトォー
上条「え?別にあとは…」
小萌「むぅー」
上条「あと何かしたっけ…」
小萌「上条ちゃん!」ズイッ
上条「は、はい…」
小萌「私は浮気する人とかは大嫌いなんですからね!」ズイズイッ
上条「あ、はい…」
小萌「上条ちゃんはそんな男の子になっちゃだめですよ?わかりました?」
上条「はい……でもなんで」
小萌「でもじゃありません!」
上条(そもそも浮気もなにも……彼女もいないんだけど…)
小萌「まぁー今日はこれで許してあげます」スッ
上条「はい?手?」
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 14:55:35.18 ID:dQtxI8BO0
小萌「昨日付き合ってくれる(交際)っていいましたよね?」
上条「はい、言いましたけど(買い物に)」
小萌「だったら…手つないでください…」
上条(どういうことなんだ…)
小萌「つ、つないでくれたら……許してあげます…」カァァ
上条(あー家族で買い物したときみたいに手つないで帰りたいんだ…先生子供っぽいところあるんだな)
上条「わかりました」
ニギッ
小萌「…と、特別に許してあげます」カァァ
上条「はいはい、ありがとうございます」
上条(まぁ…見た目もそのまま子供って感じだけどな…)チラッ
小萌「///」
上条「まぁ…いいか…」
小萌「なんですかー?顔じっとみて…」
上条「なんでもありませんっ!」
183 名前:これで100っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:07:01.55 ID:dQtxI8BO0
御坂「♪~♪~♪~」
黒子「お姉さまなんだか…ご機嫌ですわね…」
御坂「べっつに~」
黒子「そういえば今朝起きたらぐるぐるに縛られてたんですが、お姉さまどういうことですか?」
御坂「しらな~い」
黒子「そうですか、そうですか…あくまでしらをきりますのね」
御坂「だってあんたがわるいんでしょ?」
黒子「……」
御坂「約束やぶって、私のパジャマの中に手をいれたりするから…」
黒子「愛情表現ですの!」
御坂「はぁ~そんな愛情はいらないわよ!女同士なんて気色悪い」
黒子「なぜですの?こんなにお慕いしてますのに…」ホロリ
御坂「それが気色悪いっていうのよー!」ビリビリ
黒子「ぁぁ…感じます…の」
御坂「あ、あんたも男の方が本当はいいんでしょ?」
185 名前:これで100っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:12:10.30 ID:dQtxI8BO0
黒子「あんた『も』…ですの?」
御坂「な、なによー?」
黒子「まさかお姉さま……あの類人猿に恋してますの?」
御坂「べ、べつに……」
黒子「そうですわよね、そうですわよね!あの様な下品な殿方がお姉さまにつりあうわけがありませんもの」
御坂「下品じゃないし……結構やさしいところもあるし…」
黒子「まぁまぁ…なんてことですの」
御坂「あっ……」
黒子「お姉さまが俗世の汚れた空気に触れてしまったせいで…」
御坂「あんたはもっと穢れた存在でしょ!」
黒子「こうなったら…お姉さま」
御坂「!?」ゾクッ
黒子「わたくしと契り合って、清い世界にもどってきてくださいですの~」ピョーン
ビリビリ
御坂「あんたホントに学習しないわね…」
186 名前:消し忘れた…これで102っと[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:17:24.00 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん?」
上条「なんでしょーか?」
小萌「もうちょっとそっちにいっていいですか?」スリスリ
上条「ちょっと、先生、歩きづらいですって」
小萌「ちょっとくらい良いじゃないですか」スリスリ
上条「に、荷物が落ちますよって、もう」
小萌「ケチッ…」プー
上条「けちでもなんでもいいですよ、ったく野菜つぶれちゃうじゃないですか」
小萌「……幸せ」ボソッ
………
……
…
ガチャッ
小萌「ただいまですー」
姫神「おかえりなの」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:23:00.21 ID:dQtxI8BO0
上条「た、ただいま…」
姫神「あ。手つないでるの」
小萌「えへへへへ~」
上条「このおかげで歩きづらいのなんのって…」
小萌「おしおきなんですー」
姫神「お仕置きというより。どうみても小萌がよろこんでるだけなの」
小萌「わ、私はいいんですー///」
上条「それじゃ先生、インデックス呼んできますので」
姫神「ちょっと。まつの」
上条「姫神なんだ?」
姫神「たまには私が。呼んでくるの」
上条「いいって」
姫神「私がいくの!だから小萌とちょっとまっててほしいの」
小萌(姫神さんたら…///)
上条「そんな別にいいのに…」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:24:56.22 ID:dQtxI8BO0
姫神「すなおにしたがう!」
上条「わ、わかったよ…」
小萌「上条ちゃん、奥で休んでまっててくださいです」
上条「はーい、んじゃ姫神頼むな」
姫神「任せたの」
バタンッ
小萌「じゃ私は料理作りますから」
上条「は~い」
トントントン
上条
189 名前:とちゅうで・・・orz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:28:21.63 ID:dQtxI8BO0
トントントン
上条「ふぁ~ぁ、ちょっと眠いな…」
トントン
小萌「まだ少し時間かかりますし、寝ちゃってもいいですよー」
グツグツ
上条「じゃぁ…お言葉に甘えて…」ゴロリッ
小萌「さーて、私はさくさくっとやっちゃいますねー」
………
……
…
小萌「あ、上条ちゃんおきてます?」
上条「すーすー」
小萌「おきてたら……味見頼みたかったんですけど……」
上条「すーすー」
小萌「ねてますね……」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:31:18.89 ID:dQtxI8BO0
上条「すーすー」
小萌「よっぽど疲れていたんでしょうね…そうだ、毛布を…」
トテトテ
小萌「よいしょっと…」
パサッ
小萌「本当に寝てるんですよね……」
上条「すーすー」
小萌「……あー髪の毛硬いんだァ…」
ツンツン
小萌「おきないですよね…?」
上条「すーすー」
小萌「まつげ綺麗……」
上条「すーすー」ゴロッ
小萌「わ、わっ!」
上条「すーすー」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:34:14.82 ID:dQtxI8BO0
小萌「か、顔が…」ドキドキッ
上条「すーすー」
小萌「……」ゴクリッ
スー
上条「すーすー」
チュッ
小萌「……///」
上条「すーすー」
小萌「…キスしちゃった///」
上条「すーすー」
ガチャッ
小萌「!?」ビクッ
禁書「小萌~ご馳走になりにきたんだよ!」
小萌「あ、はい」アセッ
トテトテトテ
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:41:17.69 ID:dQtxI8BO0
小萌「きょ、今日はちょっと遅かったですねー」アセアセッ
禁書「あいさが道に迷ったから…」
姫神「ごめんなの」ニコッ
小萌「そうなんですか」
小萌(わざと遠回りしてくれたのかな…?)
禁書「あれ?とうまは?」
小萌「あっ、疲れて奥でねてますので…」
禁書「とーまーとーまー」
小萌「シスターちゃん静かにしてあげてくださいね」
禁書「とーまーとーまー」ユサユサ
小萌「もぉ、シスターちゃんったら…」
姫神「何か。進展あった?」
小萌「べつに……その…」
姫神「ふーん…」
小萌「な、なんですかぁー」カァァ
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 15:50:38.87 ID:dQtxI8BO0
禁書「ねえ、とーまーとーま!」ユサユサ
上条「…ん……ふぁあ」
禁書「とーまーがおきた!」
上条「あぁ…寝てたんだっけ…」
禁書「ご飯前に寝ちゃだめなんだよ!正座してまつんだよ!」
上条「なんだそれ…」
禁書「あいさはいっつもそうやってまってるっていったんだよ!」
上条「はぁ?」
禁書「きっとそうするとおいしくなるんだよ!きっとそうにきまってるんだよ!」
上条「なにわけわからないことを…」パラッ
姫神「クスクス」
上条「毛布…、先生毛布ありがとうございました」
小萌「いえいえ、どういたしましてです」
上条「で……お前はだから正座すると?俺にもさせると?」
禁書「そうなんだよ!みんなでおいしくなったほうがいいんじゃないかな」
202 名前:■■の口調…?なんでしたっけそれ?[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:46:26.09 ID:dQtxI8BO0
小萌「はいはい、正座する暇もありませんよ!」
禁書「あ…次こそやってみせるかも…」
小萌「今日は上条ちゃんのリクエストの野菜料理です」
禁書「あれ~とうまって野菜好きだったっけ?」
上条「あぁ、まあな」
禁書「そうなんだ……じゃ次からお肉は私が食べてあげるんだよ!」
上条「別に肉が嫌いっていってないだろ!」
禁書「うーとうまはめんどくさいんだよ!」
上条「逆切れかよ…」
………
……
…
一同「いただきます」
禁書「禁書食事用擬音」
上条「このスープおいしいですねー」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:52:16.87 ID:dQtxI8BO0
姫神「……私のスープ。野菜が入ってない」
上条「鶏のだしがでてますねー」
小萌「これでも、市販の固形スープを併用してるから、そんなに時間がかからないんですよ?」
姫神「……これじゃただの汁」
禁書「おかわりなんだよ!」
小萌「はい、はい」
上条「おい、ちゃんと味わって食えよ?」
姫神「…私にも具を」
禁書「とーまはさっきから小姑みたいにうるさいんだよ!」
上条「お前が悪いんだろ!さっきから」
小萌「そんな喧嘩しないでくださいね、まだたっぷりありますから…」
禁書「とーまもほしければ、おかわりすればいいんだよ!」
上条「俺はちゃんと感謝の気持ちをこめて味わっていただいてるんだ!」
姫神「………バリバリ」
上条「やめてー!」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 16:57:46.90 ID:dQtxI8BO0
一同「ご馳走様でした」
小萌「お粗末さまでしたー」
禁書「今日のスープはとってもおいしかったんだよ」
上条「お前……10杯は飲んでただろ…」
禁書「おいしいから仕方ないんだよ…私のせいじゃないんじゃないかな…」
上条「……」
小萌「そうですか?まだ結構あまってますしもって帰ります?」
禁書「ほんと!」
小萌「はい、どうせ二人だと余らせちゃいますし」
姫神「……私。具食べてない」
上条「先生、いつもいつもすみません」
小萌「いえいえ…それより上条ちゃん、明日のお休み予定はありますか…?」
上条「え?う~ん…特にはなかったと思いますが」
小萌「で、でしたら……お出かけしませんか?」
上条「うーん……どうしようかな、お金もないし…おいインデックス明日どうする?」
208 名前:こまけぇことはAA略……徐々に直しますorz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:06:53.85 ID:dQtxI8BO0
小萌「あっ……」シュン
姫神「ダメ。明日は私と遊ぶ約束がある」
禁書「そうなんだよ!さっき来るとき約束したんだよ!」
上条「そっか、ならいいや」
小萌(また姫神ちゃんに助けられました…それにしても……)
姫神(上条当麻。空気読めない…私は空気嫁…うふふ)
上条「先生二人でいいですか?」
小萌「も、もちろんです!」
上条「で、いきたいところとかあるんですか?」
小萌「それは……」
上条「ふー、じゃあ適当にぶらぶらして帰りに晩飯の買い物しましょうか」
小萌「はい!」
上条「じゃあ…明日…そうだな……10時に迎えに来ますね」
小萌「わかりました」
上条(何か…幼稚園の引率みたいだな…)
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:20:45.24 ID:dQtxI8BO0
上条「じゃあインデックス帰るぞ」
禁書「鍋が…おもい…んだよ…」
上条「ほらよこせ」
禁書「あいさーまたねー」
上条「スープありがとうございます、おやすみなさい」
バタンッ
姫神「小萌…明日がんばって」
小萌「な、なにをいってるんです」カァァ
姫神「上条当麻は鈍いの。とっても」
小萌「そうなんですよね…」ハァー
姫神「だから。がんばってアプローチ」
小萌「…はい!がんばります」
姫神「……で。さっきのスープおかわり」
小萌「さーて今日は早く寝ますね」
姫神「……おなかすいた」
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:29:10.48 ID:dQtxI8BO0
小萌(ね、眠れません…)ドキドキ
小萌(……どうしよう、どうしよう、寝ようと思うと余計焦って…)
グゥ~
姫神「おなかすいた…」
………
……
…
チュンチュン
小萌「す~ぴ、す~ぴ」
姫神「小萌。おきる。時間。約束」ユサユサ
小萌「うふふ、上条ちゃ~ん」
姫神「はやく。おきる。上条当麻くる」ユサユサ
小萌「だめですー、そんなとこ触っちゃダメなんですー」
姫神「そんな夢は見ないでおきなさい」ユサユサ
コンコンッ
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:33:46.78 ID:dQtxI8BO0
姫神「もう。来た」
コンコンッ
上条(あれ?おっかしいな…時間はあってるはずなんだけど…)
姫神「仕方ない。このまま着替えを…」
スルスル
姫神「着ぐるみパジャマは。脱がせにくい…」
グイッ
姫神「あとはここを引っ張れば…」
ズルッ
姫神「これであとは着せるだけ」
上条(あれ…鍵はあいてるぞ…?)
ガチャッ
姫神「あ。かぎかけてなか…」
上条「おはようございま~s」
小萌「ふぁあああ、もう朝ですか…って上条ちゃん…?」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:38:05.83 ID:dQtxI8BO0
姫神・上条「あ………」
小萌「上条ちゃんおはようございます、あれ?なんで二人とも固まってるんです?」
小萌「あれ…なんでそこに私のパジャマ…」
小萌「あれ…」ナデナデ
小萌「あれあれ……?」ペタペタ
小萌「あ、あ、あ、あ…」カァァ
上条「み、見てません、見てません!」
姫神「見たくせに…」
小萌「きゃぁあああああああああああああああああ」
………
……
…
小萌「どうしてこんなことするんですか」プンプン
姫神「だって。小萌がおきないから…」
小萌「だからって人の洋服勝手に脱がす人いません!」
216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:44:04.81 ID:dQtxI8BO0
姫神「だって…」
小萌「だってじゃありません!」プンプン
姫神「……」
小萌「それと上条ちゃん…?」
上条「は…い…」ヒリヒリ
小萌「女性の部屋はあいてるからといってむやみにあけちゃだめです!」メッ
上条「はい……」ヒリヒリ
小萌「た、叩いた事は申し訳なかったとおもいますが…その、上条ちゃんがわるいんですからね」カァァ
上条「深く反省しております…」ヒリヒリ
小萌「罰として…今日一日ずっと腕組んで移動ですよ!」
上条「それがどこの罰…」
小萌「四の五の言わずにおとなしく従いなさい!」
上条「わかりました…」
姫神(上条当麻は。尻に敷かれるタイプ…)
姫神「クックック」
219 名前:>>217 あれ苗字じゃなかったっけ?修正していきます[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 17:50:25.79 ID:dQtxI8BO0
小萌「それではいってきます」
上条「姫神、インデックスの事よろしくな」
姫神「大丈夫。任せる」
バタンッ
姫神(小萌ファイト…)
………
……
…
上条「さて…っと」
ギュッ
小萌「どこいきましょうか」ニコニコッ
上条「そうですね…とりあえず…」
小萌「お任せします」
上条「お任せされました」
小萌「エスコートはお願いしますね」ニコニコッ
221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:03:39.50 ID:dQtxI8BO0
御坂「つまりよ、あのロリッ子はアイツのそういうのじゃなくて…」
御坂「まだ私にチャンスがあるわけよね…」
御坂「問題はどう攻めて、私を見てもらうかよね…」
御坂「ねー黒子どうしたほうがいいとおもう?」
黒子「……」
御坂「ねー黒子ってば」
黒子「その質問を私に致しますか…」
御坂「だってこの部屋あんたしかいないじゃないの?」
黒子「昨夜のカミングアウトからもう寝てもさめてもその話題ばっかりですの!」
御坂「べ、別にそんなんじゃないわよ…」
黒子「なにが悲しくて、お姉さまと類人猿が仲良くなるための手助けをしないといけないのでしょうか…」
御坂「だからそんなんじゃないんだって…で黒子質問には答えてくれるの?くれないの?」
黒子「それでしたら…まずこの私を縛っているこのロープを解いてもらえませんこと?」
御坂「えー?別にあんたそれくらい抜けられるでしょ?好きでやってんだとおもってたけど?」
黒子「この呪縛をお姉さまにほどいてほしいんですの!」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:09:51.80 ID:dQtxI8BO0
御坂「いやよ、硬く縛ったから私じゃもうほどけないもん」
黒子「……なぜそこまで硬く縛りますの」
御坂「んー、なんとなく?」
黒子「……あーなるほど、これはお姉さまのツンデレ心の現れなんですのね?」
御坂「はぁ?」
黒子「いいんですの、いいんですの、私に男性に興味をもてといっておいて…」
黒子「実は誰にもとられたくないから、硬く縛ってほどけないようにと…」
御坂「あんた…相変わらずわけわからないわね…」
黒子「黒子は、黒子は、いつでも、いつでも、お姉さまの束縛的な愛を受け入れますわよー」シューン
パッ、モニュモニュモニュ
黒子「私はお姉さまの肢体をずっと束縛して差し上げますの!」
ビリビリビリ
御坂「…はぁはぁはぁ、ホントにもう!」
御坂「もういいわ!とりあえず出かける!あんたこの部屋片付けておいてね!」
黒子「黒子は負けませんの…」ガクッ
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:17:10.27 ID:dQtxI8BO0
御坂「でてきたものの……毎度毎度都合のいいようにアイツが見つかるとは…」
御坂「……見つけた」
-上条「ここはですね、とっても安くておいしいコロッケがあるんですよー」
-小萌「へー私はいっつも車だからこの辺りは通り過ぎちゃいますー」
-上条「そういうところに隠れた穴場というものがあるんですよ」
御坂「なによ……やっぱり仲よさそうじゃないの…休日なのに二人で…で、デートみたいに」
-上条「おじさん、2つください」
-おじさん「あいよ、100万円だ」
-小萌「ひゃ、ひゃくまんえん?」
-上条「あははは、はい百万円」
-おじさん「まいど!」
-小萌「え?え?どうして今の百円ですよね?」
-上条「先生、こういうの知らないの?」
-おじさん「そりゃこれくらいのお嬢ちゃんにはわからないだろうよ」
-小萌「私子供じゃないのに…」プクー
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:23:20.92 ID:dQtxI8BO0
-上条「はい、先生」
-小萌「はい、あっ、あつあつ…」
-上条「そりゃ揚げたてだから」
-おじさん「おう、うちは揚げたてが基本だ!」
-上条「先生はソース?しょうゆ?」
-小萌「えっと、じゃソースで」
-上条「じゃかけますから、いいところでストップっていってくださいね」
タラ~
-小萌「ストップ、ストップです」
-上条「食べてみてください」
サクッ
-小萌「さっくさくですー」
-上条「でしょー」
御坂「私もソースかけてほしいな…」
御坂「……やっぱり付き合ってるんじゃないのかな…あの二人」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:27:09.66 ID:dQtxI8BO0
上条「さてと…残念ながら一日の食費を使い切ってしまった上条さんにはもうおごれません」
小萌「あ…ごめんなさい」
上条「ですので、ここからはお金のかからないところにいきたいとおもいます」
小萌「え?どこですか?」
上条「えっと、ついてからのお楽しみってことで」ニッ
小萌「!?」ドキッ
上条「じゃあいきますよー」
小萌「き、期待しています…」カァァ
御坂(また移動…今度はどこに…?)
………
……
…
小萌「あれ、ここって…」
上条「はいそうです」
御坂(ここは……?)
233 名前:今日中に終わるかな…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 18:59:04.70 ID:dQtxI8BO0
小萌「学校じゃないですか!」
上条「そうですよ、だってここしかないでしょ?」
御坂(へぇ~ここがアイツの学校なんだ…)
上条「俺と先生の共通の場所っていうのは」
小萌「あっ…」ドキッ
御坂(共通の場所……いいなぁ…)
上条「それに休日に学校ってなにかどきどきしませんか?」
小萌「そう…ですかね?」
上条「まーもっとも…先生に補習で散々よばれて、少々あきてはいますけど…」
小萌「そ、それは上条ちゃんが悪いんですよ!」
上条「馬鹿ですみません…」
小萌「そんなつもりでいったんじゃ…」ショボーン
上条「まぁとりあえず適当に校舎まわってみましょうよ」
小萌「でも休みの日に勝手に入るのは…」
上条「じゃ内緒ってことで」しー
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:04:46.18 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉ、上条ちゃん、だめですよー」
上条「とりあえず、教室で…」
御坂「あっ…いっちゃった……」
御坂「さすがにここ入るわけには…いかないわよね…」
………
……
…
上条「この席座ると……」
小萌「授業思い出します?」
上条「……はい」
小萌「なんか嫌そうですね?上条ちゃん」
上条「だって俺は…能力開発というか…」
上条(この右手のせいで…)
小萌「あきらめちゃだめですよ!」ニコッ
御坂(結局入ってきちゃったけど……ここがアイツの教室なのかな…)
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:09:13.68 ID:dQtxI8BO0
上条「次は屋上いきましょうっか」
御坂(やばっ…こっちくる…)
小萌「上条ちゃんだから勝手にいっちゃだめですって!もぉ…」
御坂(…み、見つからなかったかな)
小萌「あれ……アナタは…?」
御坂(やばっ…)
御坂「ど、どうも…」ペコッ
小萌「こんにちは」ペコッ
御坂「……」
小萌「……」
御坂「あはははっは、あれ~私道にまよっちゃったかな~」アセアセ
小萌「へぇ~常盤台のお嬢様が学園都市で迷うなんて不思議ですねー」
御坂「あは、あははははは、不思議ですねー」
小萌「で、上条ちゃんに何のようなんですか?」ジロッ
御坂「あ……」
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:15:11.07 ID:dQtxI8BO0
小萌「さっきからずっとつけていたみたいですけどー?」ジトォー
御坂「な、なーんだ…ばれちゃってたのかー」
小萌「女性の視線に鈍い上条ちゃんならともかく、私はさすがに気がつきますよ」
御坂「な、なによ!そのアイツのこと私なら知ってるみたいな口調!」
小萌「でもー本当ですからー」
御坂「あなたアイツのなんなのよ!」
小萌「///」
御坂「……」
小萌「えーっとですね…私は上条ちゃんの…彼女です……///」
御坂「うそ」
小萌「むぅー嘘じゃないですよー」プンプン
御坂「うそよ!だってアイツなんでもないっていったもん!ただの生徒と教師だって!」
小萌「むっかー、そんなことないんですー」
御坂「だって!だって!あいつは……うそつくようなやつじゃないもん!!」
小萌「そうです!だから私の彼氏なんです!告白してokもらったんですー!」
240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:20:13.13 ID:dQtxI8BO0
御坂「ぐぬぬぬぬ…」
小萌「ぐぬぬぬぬ…」
-「先生、こないのかよ!」
御坂「あ……」
小萌「あ……」
上条「あれ二人してなにしてんの?っていうか御坂…ここ高校だぞ?」
御坂「…アンタが」メラメラ
小萌「…上条ちゃんが」メラメラ
上条「え?え?え?」
御坂・小萌「はっきりしないからいけないのよ!」クワッ
上条「ひぃいい」ブルッ
御坂「あたし帰る!」プンプン
小萌「上条ちゃん!帰りますよ!」プンプン
上条「…いったいなんのことなんだよ……」
黄泉川(楽しくなってきたじゃん)
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:28:05.30 ID:dQtxI8BO0
御坂「なによ!あのロリッ子!私だって負けないんだから!」
御坂「あいつ…ああいうのが好みなのかな……」
御坂「わ、私もあんな格好すれば…」カァァ
………
……
…
上条「先生、さっきのなんだったんですか!」
小萌(上条ちゃんはほんと天然の女たらしみたいですー)
小萌(これは大人の私が手綱を握って間違った方向にいかないようにしないといけません)
小萌(そうです、私が上条ちゃんを管理すればいいんです!)
小萌「上条ちゃん?」ニコッ
上条「はい、先生…」ゾクッ
小萌「前にいいましたよね?浮気するような人は嫌いですって…」
上条「は…い…」ヒィィ
小萌「忘れないでくださいね」ニコッ
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:34:09.42 ID:dQtxI8BO0
小萌「上条ちゃん?買い物いきますよ」
上条「はい…」
小萌「そうだ、今日は……ニンニクとねぎたっぷりの料理にしましょうか」
上条「先生、明日学校なんでそんな匂いのきついものばっかりのものは…」
小萌「なにかいいましたか」ニコッ
上条「いえ、なんでも……」
小萌「そうですか」ニコッ
上条(やっぱなんか怒ってるよな…、ちくしょうどうすれば…)
小萌「あとはなにがいいですかねー、納豆?クサヤ、ドリアン?」ニコニコ
上条(そうだ…これしかない)
ニギッ
小萌「あっ…///」
上条「先生、人が多いからはぐれないように手つなぎましょう」
小萌「もぉ…上条ちゃんたら…脅かさないでくださいよ…」カァァ
上条「っというわけで、匂いのきついものはなんとか勘弁してください」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:39:10.08 ID:dQtxI8BO0
小萌「もぉ、冗談ですよ」ボトボトボト
上条「そ、そうですよね…あははははは」
上条(絶対まじだったよ…怖いよ…)
………
……
…
小萌「ただいまですー」
上条「た、ただいま…」
姫神「おかえり。あれなんだかげっそりしてる…」
禁書「おかえりとーま」
上条「あははっは…」
小萌「じゃあ、今日もさくさくっとつくっちゃいますから、待っててくださいね」
禁書「うん、正座して待ってるんだよ!」
姫神「正座…正座…」
上条(…もう機嫌は直ったのか……)ドキドキ
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:44:33.04 ID:dQtxI8BO0
上条「いい加減足がしびれてきたんだが…」
姫神「がまん」
禁書「が、がまんなんだよ…」
上条「あ、あしがびりびりしびれる…」
ダンッ
上条「!?」ビクッ
小萌「ごめんなさいですー、ちょっと力が入りすぎて、まな板まで切れちゃいました」
姫神「小萌、ドジ過ぎる…替えのまな板ならそこの下に」
小萌「そうでしたね、あはははっはは」
上条「な、なにが…」
禁書「こ、小萌ちょっと怖いよ…」
姫神「しっ、刺激しちゃダメ」
ゴクリッ
禁書「そういえば今日どこへいったのかなー?」
上条「今日はな…えっとコロッケ食べて…それから学校いって…」
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:50:22.56 ID:dQtxI8BO0
禁書「それでそれで?」
上条「えっとな…教室いって、屋上いって、先生が来ないから教室戻ったら」
姫神「うんうん…」
上条「なぜか御坂がいてさ…」
ベキッ
上条「!?」
小萌「あははは、へんですねー、このフライパン取っ手が折れちゃいました」
姫神「替えのフライパンなら。上の棚のなか…」
小萌「そうでしたね、あははっははは」
上条(も、もしかしてビリビリと何かあったのか…)ドキドキ
禁書「で、そのあとどうなったの?」
上条(試してみるか…)ゴクリッ
上条「そのあと御坂がさ、わけわからないこといってな…」
ボキッ
小萌「あれーしゃもじが折れちゃいました…」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 19:56:01.14 ID:dQtxI8BO0
上条(やっぱりか…なぜかわからないけど、御坂を連想させる言葉は地雷みたいだな…)
禁書「話の意味がわからないんだよー?」
上条「まぁーいいじゃないか…でそのあと先生と買い物いって」
姫神「それでそれで」
上条「先生と手をつないで…」
小萌「上条ちゃ~ん、お肉たべますかー?」
禁書「あーとうまだけずるい!小萌私にもー」
小萌「あーごめんね、シスターちゃん、お肉一枚しかないの」
禁書「とーまー?とうまのお肉頂戴?私お肉大好きなんだよ!しってるかな?」
小萌「シスターちゃんごめん、これ上条ちゃんのだからね」ニコッ
禁書「わ、わかったんだよ…」ビクッ
姫神(これは……嵐の前触れ?それとも…)
上条「あ、いただきます先生」
小萌「は~い、おいしく焼きますからまっててくださいねー」
上条(先生の機嫌を損ねなければ…いきていける…!でも、でもなんでなんだ?)
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:03:01.83 ID:dQtxI8BO0
一同「いただきます!」
上条「この肉おいしいですね」
小萌「グラム2000円のお肉ですのでー」
上条「え…これ一枚で俺の食費1か月分…?」
小萌「そうかもしれませんねー」
禁書(…私もお肉食べたいんだよ……)
姫神「今日は器すらならんでない…」
prrrrrr
上条「ん、誰だこの番号……」
pi
上条「はい、上条です」
-「あ、あの、私…」
上条「はい?もしもしどなたですか?」
-「み、御坂…御坂美琴です」
上条「へ?御坂」
252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:07:16.55 ID:dQtxI8BO0
小萌「……」ピキッ
上条「どうやってこの番号を…」
-御坂「べ、別にそんなのどうだっていいじゃないの…!」
上条「どうだってよくないだろ…個人情報がだな…」クドクド
-御坂「ま、まぁいいわ……この番号私の携帯だから…その…」
上条「なんだよ…」
-御坂「ひ、暇になったとき、い、いつでもかけてきていいわよ」
上条「はぁ?」
-御坂「じゃぁ、そういうことだから…」
プチッ ツーツー
上条「何がなんだか…」
小萌「上条ちゃん…?お食事中に電話はだめですよー」
上条「あ、はい…すみませんでした…」
小萌「はい」スッ
上条「え?」
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:11:10.36 ID:dQtxI8BO0
小萌「携帯」
上条「はい?」
小萌「携帯かしてください」ニコッ
上条「…はい…」
小萌「えーっと……これをこうして」
pipipipi.....pipipi,,,,,pipipi
上条「先生…な、なにを…?」
小萌「着信拒否に登録してっと…」
上条「先生ちょっとちょっと!」
小萌「あとはパスワードを……これかな?あーやっぱり誕生日ですー単純ですねー」
上条「先生、なにを、ちょっとまって…?」
小萌「パスワードを変更してっと…はい、上条ちゃん」ニコッ
上条「い、いったい何を…?」
小萌「私以外の番号を消去または着信拒否にしておきました」ニコッ
上条「え?え?」
259 名前:>>253 もういじめる描写なしですorz[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:17:38.37 ID:dQtxI8BO0
小萌「これで、勉強に集中できますね?あーいつでも私にはかけてきていいですからね」ニコッ
上条「ちょっと、なんでこんなことを…」
小萌「あと、ちょっと細工しておいたんで……番号の登録はできませんから」
上条「ちょっとそんなのどうやって…」
小萌「すべては上条ちゃんのためですよ」ニコッ
上条「!?」ゾクッ
上条(やべぇ…なにか地雷踏んだ?御坂の電話か…やっぱ御坂なにかやったのか!)
小萌「返事は?」
上条「は、はい…」
小萌「さ、ご飯食べましょ、冷えちゃいますよ」
上条「はい…」
………
……
…
それからというもの……
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:21:39.34 ID:dQtxI8BO0
ぴーんぽーん
ガチャッ
小萌「上条ちゃん、朝ですよー、ご飯つくりますねー」
上条「ふぁああ…おはようございます…」
小萌「シスターちゃんも起こしてきてくださいね~」
上条「はい…っていうか飯の匂いでおきますって」
小萌「あはは、そうですねー」
毎朝迎えに来てくれて、朝飯までつくってくれて、しかも…
小萌「じゃシスターちゃんいってきますね、お留守番お願いします」
禁書「いってらしゃいなんだよ」
上条「いってくる」
ブーン
毎朝送迎付き、なので…
上条「せ、先生さすがに……く、車で学校の中はちょっと…はずかしいですよー」
小萌「でもぉー、学校の前に停車したら迷惑ですしー」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:27:58.91 ID:dQtxI8BO0
土御門「なんだ、かみやんまた、先生の送迎かにゃー?」
上条「は、はははは…」
青髪「……もぅ二人はそんな関係に…欝や市のう」
上条「まてまて、早まるな勘違いするな!」
小萌「じゃ上条ちゃん、今日は会議があるので終わるまで教室でまっててくださいね」
上条「…はい」
小萌「勝手に帰ったらコロンブスの卵ですー」
エンゲル係数は下がり、生活レベルがあがったものの…
prrrrr
-「上条ちゃん!どこにいるんですか!教室で待ってる約束ですよ!」
日に日に行動範囲が狭くなっていった……
上条「はぁ……不幸だ…」
ただ一定のルール(制約)をやぶらなければ…
小萌「上条ちゃ~ん、この問題はですねーこうでーこうなんです、わかりました?」
上条「なるほどなるほど…」
268 名前:>>265 先日からみてくれてる人にはヤンデレモノとわかっていただけているようで[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:35:42.23 ID:dQtxI8BO0
小萌「ここからここまでがテストにでる可能性が高いんです」
上条「助かります先生」
小萌「いえいえですー///」
学業や……
小萌「今日は北海道から新鮮なうに等を取り寄せてみましたー」
上条「おぉー」
禁書「うーに!うーに!」
姫神「ほたておいしい…」
食生活での優遇は保障されているようであった
ただ…1つを除いては
上条「ふぅーこの携帯殆ど意味がないよな…先生しかかけてこないしかけてこないし」
青髪「かみやんは贅沢やでー」ブワッ
土御門「それだけ愛されてるってことぜよ?」
上条「愛?は?」
土御門「かみやんまさか?気がついて…?」
上条「お前らなにいってんの?教師と生徒だぞ?師弟愛みたいなもんだろ」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:40:23.53 ID:dQtxI8BO0
青髪「あほや、ほんまもんのあほがおる…」
上条「お前らの方があほだろ!まったくなにくだらないことを…」
土御門(かみやん、しぬかもしれないぜよ…)
上条「ったく…」
prrrrrrr
上条「はい、もしもし…」
-小萌「上条ちゃん、会議が終わりましたから買い物してかえりますよー?」
上条「わかりました、じゃあ駐車場で、はい」
pi
上条「ってことでまたな」
青髪「あほは早くきえろ」
土御門「かみやんがんばるにゃー(地雷を踏まないように)」
上条「ん?おう」
スタスタスタ
土御門「かみやん、死ぬなよ…」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:46:37.75 ID:dQtxI8BO0
小萌「あっ上条ちゃん!遅いですよー」
上条「すみません、先生」
小萌「はやく車にのってください!」
バタッ、キュルキュル、ブォン、ブーン
上条(あ、あれ?校門の前にいるのは…)
御坂(どうしてなのよ……あいつの番号連絡してもつながらないし、あれから連絡もないし…)
御坂「あ…」
上条(御坂…?)
御坂「なんでアイツ、一人車に…」※小萌カーは運転手が外から見えません
御坂「まさか……能力者に拉致でもされたわけ…?」
御坂「あいつがそんなはずは…でも!」
………
……
…
上条(確かにあれは御坂だった…)
273 名前:御坂「なんでアイツ、一人だけで車に…」で…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:52:46.94 ID:dQtxI8BO0
pi
御坂「黒子!」
-黒子「お姉さまなんですの?」
御坂「ちょっと車を探して欲しいの!」
-黒子「いったいなんでですの?」
御坂「お願い、ちょっとアイツがやばそうなのよ!」
-黒子「ふぅ…お姉さまはいったいいつになったら…」
御坂「あんたしか頼れるのはいないのよ!」
-黒子「…わかりましたの、車の特徴かなにか教えてくださいですの」
御坂「黒子…」
-黒子「急ぐんですよね?早く情報いただけませんか?」
御坂「えっとナンバーは……」
-黒子「ナンバーがわかるなら簡単ですわ、見つかり次第連絡いたしますの」
御坂「頼むわ!」
御坂「お願い、無事でいて……」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 20:58:00.49 ID:dQtxI8BO0
小萌「つきましたよー…ん?上条ちゃん、どうかしましたか?」
上条「あ、なんでもありません」
小萌「気分でも悪いですか?」
上条「大丈夫です、さ、いきましょう」
小萌「はいっ」ニコッ
………
……
…
prrrrrr
-「もしもしお姉さま」
御坂「どう見つかった?」
-黒子「ばっちりですの、カメラにそのナンバーの車両がうつっているのが確認できましたの」
御坂「それで…?」
-黒子「えーっと前にお姉さまを捕まえにいった、あのお店ですの」
御坂「え?」
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:04:23.91 ID:dQtxI8BO0
-黒子「お姉さま、くれぐれも無茶をなさらぬようにお願いしますですの」
御坂「黒子、サンキュー」
pi
御坂「なんであんな場所に……」
………
……
…
小萌「上条ちゃん、最近学校はどうですかー?」
上条「あ、はい…まぁ能力のほうは相変わらずですけど、そのほかの授業は先生のおかげで順調に」
小萌「そうですかーよかったですー」
上条「先生には感謝してますよ」ニコッ
小萌「そ、そんなてれますよぉー」クネクネッ
上条「……?」
小萌「と、ところで……上条ちゃん…?シスターちゃんをうちに預けてみませんか?」
上条「え?なんでですか?」
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:09:00.19 ID:dQtxI8BO0
小萌「なんでっていいますと?」
上条「だからなんでインデックスを先生の所に?」
小萌「だってー、上条ちゃん男の子ですよね?」
上条「はい…そりゃ男ですが……」
小萌「それに、シスターちゃんは女の子ですよね…?」
上条「あれでも一応女ですね…色気なんかまったくありませんが、食い気だけで…」
小萌「ですから……ですから……」
上条「…?」
小萌「男女がおんなじ部屋で生活するのは……教育上よくないっていいますかー」
上条「へ?」
小萌「上条ちゃんだって…そりゃ信じてますけどー……男の子なんですから…その…」
上条「先生なにを…?」
小萌「…間違いだって起きちゃうかもしれないじゃないのですよー」
上条「そんなのあるはずないじゃないですか?」
小萌「で、でもぉー万が一…」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:15:47.28 ID:dQtxI8BO0
タッタタッタタ
御坂「こ、このお店よね…」キョロキョロ
御坂「あった…この車……」キョロキョロ
御坂「乗っていないわね…店の中…!?」
スタスタスタッ
………
……
…
御坂「どこよ、どこにいるのよ!無事でいてお願い!」
御坂「…いた!」
御坂「はぁ~よかった、無事だったのね」ヘタッ
御坂「あれ?あれはまたあのロリッ子教師…」
御坂「やだ…まさか…あの車……あのロリッ子のだったわけ…」
御坂「黒子に…はずかしい…」カァァ
-上条「そんなのあるはずないじゃないですか?」
285 名前:150[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:22:10.67 ID:dQtxI8BO0
御坂「え?何か口論でもしてるの?」
-上条「だっておかしいじゃないですか!今まで俺は一緒に生活してきましたけど何もないですよ!?」
-小萌「上条ちゃん、だから何かあってからでは困るんですよーわかってくれないのですかー?」
-上条「わかれも何も…」
-小萌「最近私の言うとおりにしてなにか間違ったことありましたか?」
-上条「…いえ」
-小萌「でしょ?私は上条ちゃんのためを思って一生懸命やってるんですよー」
-上条「……だからといって…」
-小萌「上条ちゃんはおとなしくいうこと聞いてればいいんです!」
-上条「…なっ!?」
-小萌「せっかくあの御坂さんから引き離せて、だんだんよくなってきたのに…」
御坂(え…?どういうこと?)
-上条「だからアイツだってなんでもないですよ!ただ電話かけてきただけなのに…着信拒否にして…」
御坂「!?」
-小萌「でも、でも、でも!上条ちゃんは、私のこと信じてくれればいいんですよー」
288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:30:20.12 ID:dQtxI8BO0
御坂(そっか、アイツに嫌われたわけじゃなかったのね……)ホッ
-上条「だったら、俺のことも信用してくださいよ!」
-小萌「信用したいですよ……でも…」
-上条「信用してくださいよ!」
-小萌「だって…上条ちゃん!ちゃんと私の事はっきりあの子にいってくれなかったじゃないですか!!」
御坂「……」
-上条「あの子?それにはっきりって……?」
-小萌「もぉ…自分でいったこと覚えてないんですか!」
シュ-ン
-「お姉さま」
御坂「黒子!?」
黒子「お姉さま様子はどうですの?」
御坂「どうもなにも……あれよ…」クィッ
黒子「まぁまぁ……うふふふ」
御坂「なによ…」
291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:36:31.82 ID:dQtxI8BO0
黒子「痴話喧嘩のようですわね」
御坂「……」
黒子「お姉さま振られましたのね…」
御坂「もぉ!なによ!」
黒子「傷心のお姉さまをわたくしめが癒してさしあげますの」ムチュー
ゴチンッ
御坂「やめれっ!」
黒子「痛いですの…」
-小萌「御坂さんにですよ!なんで私たちが付き合ってることをはっきりいってくれないんですか!」
御坂「…ッ」ズキッ
黒子「お姉さま…」
-上条「ちょっと待ってください!なんで御坂にそんなこといわなきゃいけないんですか?」
御坂「……」ショボーン
黒子「……あの類人猿」イライラ
-小萌「なんでいってくれないんですか?」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:41:21.26 ID:dQtxI8BO0
-上条「どうしてなんですか!たかが買い物に付き合うだけで御坂に伝える意味がわかりません!」
-小萌「…え?」
御坂「え?」
黒子「はぁ?」
-小萌「か、上条ちゃん…?」
-上条「だってあの時今後も買い物に付き合ってくださいねっていってきたんでしょ?」
-上条「だから俺はご馳走になってる手前買い物に付き合いますってお答えしたんです!」
-上条「それなのに、そんなことを御坂にいう意味がまったくわからないですよ!」
御坂「はぁ……黒子帰るわよ…」
黒子「そうですわね…」
御坂(ホント、女心がわかんない男ね…)
黒子(にんげんのくずですの)
シューン
小萌「え、え…?」
小萌「わ、わたしは…」カァァ
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:51:36.87 ID:dQtxI8BO0
小萌「私はてっきり……交際の方のお付き合いと勘違いを…」ボッ
上条「え?えええええええええ!!」
小萌「はずかしい…はずかしくて死んじゃいそうですよ」ジタバタ
上条「あ、あの…先生…ごめんなさい!」ペコッ
小萌「え……そんな、謝らないでくださいよ…」
上条「いえ、本当にすみませんでした、こっちも勘違いで……その期待させてはいないでしょうけど…その」
小萌「そ、その…」
小萌(期待しまくりでしたのにー///)
上条「……許してもらえるとは思いませんが」
小萌「……じゃぁ…そうですね…お詫びに……仲直りに…手…つないでくれますか…?」
上条「……」
ギュッ
小萌「あ…」カァァ
小萌「かえりましょうか…」テレッ
上条「…はい」テレッ
299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 21:58:42.74 ID:dQtxI8BO0
上条「先生?その運転中は」
小萌「だめなのですー」
上条「わかりました…」
上条「あの…先生、さっきの話なんですけど…」
小萌「その話は忘れてください!」プゥー
上条「いやだから…まだ先生が俺のこと…その…嫌ってないのでしたら……」
小萌「え…?」
上条「お、お付き合いしてくれませんか……なんか順番がむちゃくちゃですけど…」
小萌「……んー考えておいてあげます」ニコッ
御坂「黒子ー、この中でどれが一番…ろ、ロリっぽくみえるかな?」テレッ
黒子「お姉さま…まさか…」ジトォ
御坂「違うのよ……ただ……こういうのもありかなーって」アセアセ
黒子「……いつものゲコ太パンツで十分子供っぽいですわよ」
御坂「黒子ぉぉぉぉぉぉ」ビリビリ
おしまい
312 名前:ヤンデレ回避後…[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:16:07.47 ID:dQtxI8BO0
禁書「ごはんがかえってこないんだよ…」
姫神「もはや。二人はご飯要員扱い…」
禁書「だっておなかすいた、おなかすいたー」
姫神(すっかり自分の居場所と思ってる…)
ガチャッ
小萌「ごめんなさいです、遅くなりましたのですー」
禁書「遅いんだよ!飢え死にしそうだったんだよ!なにしてたのかな!」
上条「あ…色々な」
禁書「色々じゃわからないんだよ!どういうことかな、説明して欲しいかも?」
上条「だから…」
小萌「実はですねー、私、上条ちゃんに告白されちゃいましたー」ニコッ
上条「ちょっ!ちょっと!!!」カァァ
姫神「え?どういうことなの?」
上条「それはだな…///」
禁書「どういうことかなー?」
316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:22:54.98 ID:dQtxI8BO0
姫神「だって。二人はつきあっていたのでは…」
小萌「だから…」
チュッ
上条(…なっ!?)
禁書「あ…!」
小萌「こういうことなのですー」
姫神「なるほど…」
上条「ちょっと、先生!」カァァ
小萌「…えへへへへ、2回目ですね…」ニコッ
上条「え?なんで、いつ!」
小萌「内緒なのですー」
姫神「さすが年増…手が早い……相手が気がつく前に1回目を」
小萌「年増じゃないですよー!」
禁書「ねぇー小萌?小萌っていくつなの?」
上条「ば、ばか…インデックス…」
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:31:23.42 ID:dQtxI8BO0
小萌「シスターちゃん…」ゴゴゴゴゴォォォォ
姫神「避難…」
トトトトトッ
上条「すまんな、インデックスこればっかりは無理」
スタタッタタタ
禁書「え?え?」
小萌のようなモノ「………」ゴォォォォ
禁書「!!!!」
………
……
…
禁書「コモエハトッテモワカインダヨ、キット20サイクライカナ」
小萌「シスターちゃんったら…もぉー」
上条(……さらば…インデックス…)
姫神(やっぱり小萌が一番こわい…)
インデックスおしまい
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 22:33:53.94 ID:Stmytx86P
>>313,315
ニゲテ!
次は…誰がいいんでしょうね……
規制かかってなくて、仕事の進捗状況次第ですけど
343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 05:12:47.36 ID:o8XXNff50
>>318
あァ、そうや最近、打ち止めと一方通行のラブラブSSが少ねェな
次はこういうのはどうだァ?
348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 07:43:52.49 ID:LOuPm4is0
>>343
直球とツンデレのあまあまになりそう…
デフォでやんでみえるセロリさんに
直球であまえる打ち止め
いいですね…
御坂妹が、段々恋を覚えていくってのも捨てがたいですよね…
349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 07:50:19.05 ID:o8XXNff50
>>348
なら一方夫婦と御坂妹を同時に出したらどう?
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/01(月) 08:13:04.60 ID:LOuPm4is0
>>349
…!?
妄想してきます…
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