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上条「家族ごっこ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:07:00.54 ID:G1SL7nmB0
磯野家

御坂妹「カツオ、もう宿題は終わったのですか?とサザエは問い詰めてみます」

土御門「勘弁してくれにゃー姉さん。あとでやるぜい」

上条「カツオ、そうは言っても宿題は早めに終わらせた方が良いぞ」

御坂妹「……」

土御門「……」

小萌「……」

美琴「……」

黒子「……」

一方「……」

上条「えっ…この沈黙はなんでしょう…」



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:08:07.19 ID:G1SL7nmB0
美琴「やだぁ~タラちゃんたら!お父さんの真似なんかして~!」

上条「!?」

小萌「タラちゃん、真似してくれるのは嬉しいですけどもうちょっと似せて欲し
いのですよ」

上条「えっ!?先生がタラちゃんじゃないの!?」

一方「おいおい…タラちゃンよォ…俺ァ、おじいちゃンにそンな口を聞くような
子に育てた覚えはねェぞォ…」

当麻「(違う!こいつは俺のパパなんかじゃない!)」

黒子「まぁまぁマスオさん。タラちゃんだって背伸びしたい年頃なんでしょう。
許してあげてやってくださいな」

一方「うるせェぞ、お義母さン」

当麻「…不幸だ」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:12:44.32 ID:G1SL7nmB0
美琴「ね、ねぇタラちゃん。一緒にお部屋で遊ばない…?」

当麻「(御坂がワカメちゃんなのはまだ許せる…)」

当麻「は、はいー!遊びたいですー!」

美琴「ホ、ホント!?じ、じゃあ私の部屋に…///」

土御門「あーあ。ワカメがまた甥っ子に手を出そうとしてるぜい」

美琴「なっ!?ち、違うもん!」

黒子「ワカメ、甥っ子に手を出すのはマズイですわよ。だから代わりに母さんと
遊びましょう///」

一方「母娘の方がヤベェと思うがなァ…」

小萌「人としてのモラルは守ってください!」

御坂妹「全くです。とサザエは父さんに全面同意をします」

当麻「…不幸だ」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:14:07.25 ID:G1SL7nmB0
当麻「ううっ…こんな家族で日曜日を過ごすのはイヤだ…」

ピンポーン

?「ちゃーん!」

黒子「あら?タイ子さん達がいらしたみたいですわね」

当麻「…イクラちゃん!」

当麻「(この世界の最後の希望だ!)」

当麻「いーくーらちゅわーん!」

ガブッ

当麻「…ぎゃああああああ!!!」

神裂「イクラ!タラちゃんの頭に噛みつくのやめなさいっていつも言ってるじゃ
ないですか!」

インデックス「バーブー!」

当麻「不幸だぁー!!」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:17:56.80 ID:G1SL7nmB0
とある日曜日

青髪「ちわー!三河屋でーす!」

御坂妹「あらサブちゃん。いつもご苦労様。とサザエは貴方に労いの言葉を投げ
かけます」

青髪「いやいやーサザエさんみたいな可愛い奥様に会えるんやったら四六時中働
きまっせー!」

一方「…うちの嫁に色目使ってンじゃねェぞコラァ!?」バキャ!

青髪「あふん」バタッ…

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:20:43.80 ID:G1SL7nmB0
御坂妹「マスオさん!?とサザエは突然の貴方の登場に少々戸惑い気味」

御坂妹「マスオさん、仕事はどうしたのですか?とミサカは貴方に疑問を投げか
けます」

一方「あァ?そンな面倒なことやってられるかよォ。俺は学園都市最強のレベル5
だぜェ?」

御坂妹「働かない人にはご飯を食べさせませんよ?とサザエは貴方を脅してみま
す」

一方「今日も缶コーヒーでいいよ」

御坂妹「(このモヤシ…)」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:22:21.28 ID:G1SL7nmB0
御坂妹「…もう我慢できません。離婚です!慰謝料を貰います!とサザエは本気
で貴方に訴えかけます」

一方「俺ァ構わねェぜ?何せお前の代わりなンか約一万人はいるんだからなァ!
ヒャハハハハハハッ!」

御坂妹「…うっ」ウルウル

一方「なンだ?なンだよ?なンですかぁ?さっきまでの威勢はどうしたンだァ?


御坂妹「うぅっ…」ポロポロ

当麻「…おい」

一方「…あァ?」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:27:56.46 ID:G1SL7nmB0
一方「タラちゃンじゃねェか…お昼寝はどうしたンだァ?」

当麻「謝れよ…」

一方「あァ?」

当麻「ママに謝れって言ってんだよ!三下ぁ!」

御坂妹「タラちゃん…ダメ…逃げて…とサザエは母として息子の心配をします…」

一方「おいおい、タラちゃン。誰に口聞いてンのかわかってンの?磯野家最強のレベル5のパパに向かって三下呼ばわりたァ、ちょっと教育の仕方を間違えちまったかなァ?」

当麻「うるせぇよ…ごちゃごちゃ言ってないでママに謝れ!」

一方「全く口の悪さは誰に似たんだか…ちょっと躾が必要だよなァ!!」ギュイン!

当麻「くっ…!」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:32:34.97 ID:G1SL7nmB0
一方「おらおらァ!食われるだけのタラコで終わってんじゃねェぞ!三下ァ!」

当麻「(…ダメだ!早すぎる!)」

一方「遅ェ…100年遅ェよ…こンなンが俺の息子なンて恥ずかしく仕方ないぜ…だからさっさと楽になれェ!!」ブォン!

当麻「(やられる…!)」バシッ!

一方「ぐはァ!?」

当麻「…!?」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:37:55.60 ID:G1SL7nmB0
一方「くっ…面白ェ…面白ェぞお前…」フラッ…

当麻「(右手の力が効いてる…)」

一方「お前はァ!!俺の息子だァ!!!!」

当麻「(…来るっ!)」

ステイル「にゃー」

美琴「タマ、こっちにおいで」

ステイル「にゃー」

美琴「あいつの…タラちゃんの邪魔はしちゃダメ…」

ステイル「にゃー」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:41:32.28 ID:G1SL7nmB0
一方「オラァ!!」ガキッ!

当麻「がはっ…」

美琴「…!」

美琴「(タラちゃん…)」

美琴「(タラちゃん…!)」

美琴「マスオさん!!」

一方「あァ?」

当麻「ワカメ…おねえちゃん…」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:44:31.72 ID:G1SL7nmB0
美琴「動かないで」グッ…

当麻「来る…な…」

美琴「……」

美琴「…ごめん」

美琴「タラちゃんはママの仇を取りたかったんだろうけど、私はタラちゃんに生きててほしいって思うから…」

美琴「だから…ごめん…」

当麻「やめろおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:48:06.46 ID:G1SL7nmB0
一方「随分威勢が良いけどよォ…」

美琴「……」

一方「ワカメちゃンの攻撃は全部反射しちまう。そこンとこ理解してるわけ?」

美琴「…くっ」

一方「ひゃははは!!!それとも玉砕覚悟で仕掛けてみるかァ?」

小萌「マスオちゃん!!」

一方「!?お、お義父さン!?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/12(水) 01:52:21.87 ID:G1SL7nmB0
小萌「子どもたち相手に一体何をやっているのです!?」

一方「いや、お義父さン…これはですね…その…」

小萌「言い訳は部屋で聞くです。ちょっと来てください」グイグイ

一方「あっ…そ、その…」ズルズル…

当麻「……」

美琴「……」

青髪「波平さん…最高やぁ…」

御坂妹「ロリコンは死ねばいいのに。とサザエは本気であの人との離婚を考えます」

ここでスレ落ち

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