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澪「デュラララ萌え~」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 00:59:44.99 ID:A3F01spKO [1/18]
澪「ムフフ…」ニヤニヤ
唯「おはよっ澪ちゃん」
澪「うざや受けも…いける?ご飯三杯はいける?やべぇ涎とまんね」ニヤニヤ
唯「…?(寒気が…)」ゾゾッ
澪「…あ、居たのか唯!気付かなかったwwwお前影うすっwwwジミーかっつのwww」
唯「え…えーと…(やべぇキモい)」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:03:13.53 ID:A3F01spKO [2/18]
部室
唯「澪ちゃんの様子が変なんだけど…」
律「やっぱり唯もそう思うか?」
唯「う、うん…。話しかけても意味のわかんないことばっか言ってるし…いつも気持ち悪い笑顔浮かべてるし…」
律「だよな…。あのさ…、実は私、見せられたんだよ…」
唯「え、何を?」
律「…」
唯「何?」
律「誰にも言うなよ…?エロ漫画だ」
唯「えっ…!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:06:33.14 ID:A3F01spKO
唯「あ、あの…あの澪ちゃんが…」
律「し、しかも…」
唯「しかも…?」
律「ああっ、だめだ思い出しただけでも吐き気が…」グラッ
唯「大丈夫りっちゃん!」
律「…きいて驚くなよ?…」
唯「…」ゴクリ
律「…ほ…ほも漫画…」
唯「え?」
律「ホモ漫画だったんだよ…!」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:10:01.77 ID:A3F01spKO
ガチャリ
澪「おう、二人とも早かったんだな…って何そんなにビビってんだ?」
唯「べべべべつになななにも」
澪「はぁ?」
紬「唯ちゃん具合悪いの?」
唯「なななななんでも」
律「(おい唯!)」
唯「(だって…!)」
澪「…?まあいいや?さってと続きっと」ドサッ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 01:13:52.12 ID:A3F01spKO
唯「(澪ちゃんが鞄から取り出したあれは…!)」
律「(カバーでカモフラしてるが、私にはわかる…!唯、あれはホモ漫画だ…)」
唯「(澪ちゃんが気持ちの悪い笑みを浮かべている…)」
澪「…二人とも、何ジロジロ見てるんだ?私は今、べっ勉強中…」グフフ
唯「(なんでそこで笑うの?!)」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 01:18:49.30 ID:A3F01spKO
澪「あぁんうざや苛めてーwwwつーかまじ静雄さんかっこよすぎ何これ死にたい」
唯「(ほ、本人小声のつもりなのかな…)」
律「(だめだ吐きそう…)」
唯「(耐えて!がんばってりっちゃん!)」
紬「(二人ともさっきから何話してるの?)」
律唯「うわああっ!」ビクッ
紬「そんなにびっくりすることもないじゃないの…」
律「だ、だっていきなり話しかけてくるから…」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 01:21:50.18 ID:A3F01spKO
唯「(…ここはやはりムギちゃんにも言っておくべきかな)」
律「(あ、ああ…そうだな)」
律「おい澪!私ら便所言ってくるから!」
澪「ウホッいい男」
律「だめだ聞いてない。行くぞムギ!」
紬「えっ私行くなんて…」
唯「いいからっ」グイッ

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 01:25:21.02 ID:A3F01spKO
便所
律「…と言うわけなんだ。どう思う?」
紬「…知ってたわよ」
律「えっ!そうだったのか!」
唯「まあ、気付かない訳ないよね…いくらムギちゃんでも」
律「そうなりゃ話は早い。なあムギ、お前もあんな澪は嫌だろ?私達でなんとか…」
紬「いいんじゃないかしら?」
律「え?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ ] 投稿日:2010/05/04(火) 01:31:13.87 ID:A3F01spKO
紬「だって、私達に他人の趣味を批判する権限なんてあるかしら」
律「そ、それは…」
紬「それがどんな趣味であろうと受け入れてあげるのが仲間じゃないかしら?」
律「あ、ああ…」
紬「今は理解できなくても、そのうち理解できるようになるわよ…。だって澪ちゃんは、私達の親友じゃない!親友の趣味を理解してあげてこそ、本当の親友でしょ?」
律「ムギ…私が間違ってたよ!澪のことを気持ち悪いなんて思った私が馬鹿だったんだ…!」
唯「…もしかして、ムギちゃんが原因なの?」
紬「…唯ちゃん意外に鋭いのねぇ」
律「え…?ま、まさかムギそんなわけ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:38:10.90 ID:A3F01spKO
唯「理解が良過ぎるもん…」
紬「…ま、私は知らないわよ?澪ちゃんったら勝手にその趣味に染まって…」
唯「嘘ね」
紬「…?」
唯「ムギちゃん、嘘をつくならもっと上手く嘘をつかなきゃ」
紬「どう言うことかしら?」
唯「ムギちゃんが嘘をつくとき、乳首が少し立つのよ?自分でも気付いてないでしょうけど」
律「えっ嘘全然わからねぇ」
紬「…っ!」
唯「…図星のようね」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:42:15.59 ID:A3F01spKO
唯「…澪ちゃんがあんな汚らわしいものに染まる筈がないわ」
紬「それは勝手な思い込みよっ!」
唯「まだ嘘をつく気…?馬鹿な子、私の前ではそんなもの通用しないのよ」
紬「馬鹿は貴女だわっ!証拠も無しにそんなこと…」
律「そうだぞー唯!証拠も無しに人を責めるのはよくないぞー!」
唯「証拠ならもう上がっているわ」
律「なっなに!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:48:47.99 ID:A3F01spKO
唯「火曜日の放課後…。貴女達、ムギちゃんと澪ちゃんは部活に顔を見せなかった」
律「ああ、そういえば…」
唯「けいおんの中でも、真面目キャラの二人が、部活を休むなんてなぜ…?しかも、無断で…。こんなことはよほどのことがない限りあり得ないわ」
紬「ぐっ…」
唯「そして、なぜ休んだのか…。それは、澪ちゃんを洗脳するために休ませたのよ!!」
律「な、なんだって!!!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 01:55:13.46 ID:A3F01spKO
唯「証拠は、これよ…」
律「これは…写真!?」
紬「な、なぜこんなことが…!うちのセキュリティは万全な筈よ…!」
唯「貴女は、目の前のことに囚われすぎて周りに目が向いていなかったのよ。…いいえ、向いていても気付いていなかったでしょうね」
紬「そんな…あり得ないわ!」
唯「私は、貴女のところに遣いをやったの。私の影の分身…憂!」
律「…!聞いたことがある…!平沢家には、代々受け継がれてきた掟があると…!」
唯「りっちゃん、…その話は今はナシよ」
律「あ、ああ…すまない」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/04(火) 02:01:33.74 ID:A3F01spKO
唯「憂の完璧な変装に、貴女は気付かなかった…!使用人が一人入れ替わっていたことに…」
紬「あ、ああ…!あり得ないわ…!私の完璧な計画が…!」
律「(部活休むとこから完璧じゃねーだろ…)」
唯「…なぜ、こんなことをしたの…?」
紬「うっ…うっ…」
唯「…今から言う言葉は私の独り言、聞かなくて良いわ…」
唯「ある所に、お金持ちのTちゃんがいました…」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 02:06:59.35 ID:A3F01spKO
唯「Tちゃんには、一見なんでも揃っていたかのように見えたわ…。豪華な自宅、部活の心優しい仲間たち、有り余るほどの財産…。周りからみたら、妬ましいくらいの充実した日々
だけどTちゃんにとって、それらは何の意味も持ってなかったの…。
Tちゃんは求めていたの!すべてを分かち合える、そう、親友と呼べる人を…」
律「紬…お前…」
紬「うっ…ひっく…」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 02:15:40.26 ID:A3F01spKO
唯「ここからは私の憶測だけど…Tちゃんは昔、自らの趣味を吐露して苛められたことがあったんじゃないかしら」
律「…!酷い奴等だ…!」
唯「…りっちゃん、それは偽善よ。私達だって、澪ちゃんに引いてたわ」
律「ぐ…」
唯「そう…Tちゃんの趣味は理解しがたいものだったの…。それ以来Tちゃんは自らの趣味…いえ、本当の自分を、閉じ込めてしまったの。自らの胸の内に…」
もうやだスレストして

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 02:24:23.58 ID:A3F01spKO
一応最後まで書く
唯「だけどそれじゃあ貴女の不満は溜まっていくばかりね。それで貴女は、けいおんで一番気が弱そうな澪ちゃんを選んで、洗脳したの」
律「そうだったのか…」
紬「ごめんなさっ…ごめんなさいっ…」
唯「…ねぇムギちゃん…貴女は、それでいいの…?貴女にとってそれは本当の友情?」
紬「…っ」フルフル
唯「…私達と一緒に、本物の友情を育んでいけば良いじゃない。今は理解できなくても、いつかはきっとできるわ…。それにできなくても、私達は…親友よ!」
律「そうだぞ紬!」
紬「…二人ともっ…ありがとう…!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 02:28:52.23 ID:A3F01spKO [18/18]
こうして澪の洗脳はとかれ、軽音部には平穏が戻ったかに思えた
しかし唯は、直感で感じていた。平穏を脅かす魔の手が、すぐそこまで迫っているのを…
?「平沢唯…なかなか興味深いですねぇ…」
?「でもま、私にかかればこんな部一溜まりもありませんよ」
?「ククク…楽しみだ…」


ガチャリ
梓「軽音部希望の、中野梓です!」
第一部、完

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