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とある総合SSスレ >>926>>933>>938>>948
920 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 16:59:26.65 ID:dy/tXUAO [1/6]
打ち止め「大変! 青い飴舐めたら大人になっちゃったの、とミサカはあなたに緊急報告するわよ!」
一方通行「……えェと、どちらのミサカさンですかァ? からかうのは止めとけよォ?」
打ち止め「もう、打ち止めに決まってるでしょ! とミサカは憤慨するわよ!」
一方通行「」
打ち止め「ほら、疑うならあなたもこの飴舐めてみる! とミサカは青い飴をあなたの口に押し込む!」
一方通行「やめっ……ング」ゴクン
ピカアー!
打ち止め「あれ? 小さくなっ……あ、とミサカは赤い飴を押し込んだ事に気づいたわ」
一方通行「なンでしゅかコレわァァァァ!!」
続かない
続きません
打ち止め「大変! 青い飴舐めたら大人になっちゃったの、とミサカはあなたに緊急報告するわよ!」
一方通行「……えェと、どちらのミサカさンですかァ? からかうのは止めとけよォ?」
打ち止め「もう、打ち止めに決まってるでしょ! とミサカは憤慨するわよ!」
一方通行「」
打ち止め「ほら、疑うならあなたもこの飴舐めてみる! とミサカは青い飴をあなたの口に押し込む!」
一方通行「やめっ……ング」ゴクン
ピカアー!
打ち止め「あれ? 小さくなっ……あ、とミサカは赤い飴を押し込んだ事に気づいたわ」
一方通行「なンでしゅかコレわァァァァ!!」
続かない
続きません
926 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 17:29:59.41 ID:dy/tXUAO [2/6]
廃工場の前に、一台のステーションワゴンが停まっている。運転席の男が、焦れったそうにハンドルを指でトントン叩いている。
「あいつらにしちゃ、珍しく手間かかってるな……様子見に……いや、止めとこう、俺じゃ巻き添え食って死ぬのがオチだ」
浜面仕上は忌々しそうに舌打ちすると、『アイテム』のメンバーが廃工場から出てくるのを待つ。
その時、助手席側のウィンドウを叩く音がする。
浜面が怪訝な表情でそちらを見ると、頭に軍用ゴーグルを付けた少女が車の中を覗き込んでいた。
「……なんか用か?」
ウィンドウを開けて少女に要件を尋ねる浜面。少女は無表情なまま答える。
「そちらこそこんな所で何をしているのですか、とミサカは質問を返します」
ミサカと名乗る少女の質問に、ただの待ち合わせだと答える浜面。
「こんな所にいたら危ねえぞ? 怪我する前に帰れよ」
「危ない所で待ち合わせとは、随分危ない方と待ち合わせているのですね、とミサカはあなたの危険意識の薄さに唖然とします」
さあ、続きをどうぞ
933 名前:次のレス以降、続きは番外個体スレでやるかも[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 18:19:08.43 ID:dy/tXUAO [3/6]
そもそも危険な仕事ばかりをやってきた浜面としては危険など慣れっこであり、むしろ目の前の少女の方が危険意識が薄いのではないかと思った。
「あー、とにかくだ。用が済んだならさっさと……」
ズドオオオン!!
凄まじい轟音が廃工場から響く。
何事かとそちらを見ると、廃工場が鉄の軋む音を立てながら倒壊を始めていた。
「うげ! あいつら何しやがった!?」
思わず車から飛び出す浜面。
そこに4人の少女が慌てて駆けてくる。
「ったくバカフレンダ! 火薬の量間違うとか私達まで[ピーーー]気か!?」
「ゴメン麦野~!!」
「ちょっ、こっちに超倒れて来ますよ! さっさと出して下さい浜面!」
少女達--『アイテム』のメンバーは、そそくさと車に乗り込むと、浜面に出発を急かす。
「分かってる! ……おい、早く乗れ!」
浜面は車の横で呆然と倒壊する廃工場を眺める少女に促す。
「えっ? ミサカもですか? とミサカは」
「だあもう!」
938 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 18:40:28.92 ID:dy/tXUAO [4/6]
浜面は強引に少女の腕を掴み、車の中に詰め込む。
「ちょっ、浜面! 誰よコイツ……って『超電磁砲』!?」
「むぎの、この子は多分クローンの方だよ」
「確かに、『超電磁砲』は軍用ゴーグルなんか付けてなかった訳だしね」
「騒ぐのは後だ! 出すぞ!」
六人を乗せたステーションワゴンは、猛スピードで倒壊する廃工場から遠ざかっていく。
「んで? 私達がいない間にナンパなんてしてたの? 大したご身分ねえはーまづらあ?」
人気のない裏通りにステーションワゴンを停め、一息ついた頃。
『アイテム』のメンバーに、連れて来た少女について尋問される浜面。
「た、たまたまあそこに居合わせたから助けたってだけだ! だいたい、一般人をあの倒壊に巻き込んだら後味悪いだろ!」
「確かに、その言い分は超正論ですね。フレンダさんが火薬の量を間違うなんて超凡ミスをしなければ、連れて来る必要は超なかったんですから」
「うええ!? 私のせいな訳!?」
突然矛先を向けられたフレンダは慌てて反論しようとするも、「当たり前だバカ」と麦野に突っ込まれてしょんぼりとしてしまう。
「でもはまづら。この子どうするの? このまま帰すのはまずいよ」
滝壺の問いに、黙り込んで考える浜面。
「……だからって、どうするんだよ?」
948 名前:序章的なものはこの辺で[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 19:27:47.20 ID:dy/tXUAO [5/6]
全員揃って首を捻り唸る。
そんな中、少女自身が挙手をして発言する。
「では、ミサカをしばらくあなた方の仲間として連れ歩くのはいかがでしょう、とミサカは提案します」
「それ、名案かも。ねえむぎの、ミサカの言う通りにしよう?」
「フレンダさんみたいに超土壇場でドジ踏まなければ問題ないですけど、それは使ってみないと超分かりませんよ?」
「ん~……まあ、うちらの事色々言いふらされるよりはマシか……仕方ない」
溜め息をつくと、麦野は少女の前に立つ。そして、
「せいぜい、足手まといになるんじゃないわよ?」
少女の肩に手を置き、彼女の提案を渋々といった表情で受け入れる。
「ありがとうございます、足を引っ張らない様頑張ります、とミサカは一瞥をくれつつ頷きます」
そう言ってフレンダの方をちらりと見ながら頭を下げるミサカ。
それに気付いたフレンダは面白くなさそうにそっぽを向く。
「んで、誰んちで預かるのこの子?」
麦野は至極当然の質問をぶつける。
が、その質問を聞き終わると同時に、女性陣全員の目が浜面に集中する。
「あ? ……えっ!? オッ、オレ!?」
956 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 19:48:46.16 ID:dy/tXUAO [6/6]
という訳で、>>926>>933>>938>>948は番外個体スレの>>1がお送りしました
現在エツァリノイズの書きためも進行中だけど、この浜サカも書きためていくんだよ!投下が遅くなる可能性超高いですけどね!
廃工場の前に、一台のステーションワゴンが停まっている。運転席の男が、焦れったそうにハンドルを指でトントン叩いている。
「あいつらにしちゃ、珍しく手間かかってるな……様子見に……いや、止めとこう、俺じゃ巻き添え食って死ぬのがオチだ」
浜面仕上は忌々しそうに舌打ちすると、『アイテム』のメンバーが廃工場から出てくるのを待つ。
その時、助手席側のウィンドウを叩く音がする。
浜面が怪訝な表情でそちらを見ると、頭に軍用ゴーグルを付けた少女が車の中を覗き込んでいた。
「……なんか用か?」
ウィンドウを開けて少女に要件を尋ねる浜面。少女は無表情なまま答える。
「そちらこそこんな所で何をしているのですか、とミサカは質問を返します」
ミサカと名乗る少女の質問に、ただの待ち合わせだと答える浜面。
「こんな所にいたら危ねえぞ? 怪我する前に帰れよ」
「危ない所で待ち合わせとは、随分危ない方と待ち合わせているのですね、とミサカはあなたの危険意識の薄さに唖然とします」
さあ、続きをどうぞ
933 名前:次のレス以降、続きは番外個体スレでやるかも[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 18:19:08.43 ID:dy/tXUAO [3/6]
そもそも危険な仕事ばかりをやってきた浜面としては危険など慣れっこであり、むしろ目の前の少女の方が危険意識が薄いのではないかと思った。
「あー、とにかくだ。用が済んだならさっさと……」
ズドオオオン!!
凄まじい轟音が廃工場から響く。
何事かとそちらを見ると、廃工場が鉄の軋む音を立てながら倒壊を始めていた。
「うげ! あいつら何しやがった!?」
思わず車から飛び出す浜面。
そこに4人の少女が慌てて駆けてくる。
「ったくバカフレンダ! 火薬の量間違うとか私達まで[ピーーー]気か!?」
「ゴメン麦野~!!」
「ちょっ、こっちに超倒れて来ますよ! さっさと出して下さい浜面!」
少女達--『アイテム』のメンバーは、そそくさと車に乗り込むと、浜面に出発を急かす。
「分かってる! ……おい、早く乗れ!」
浜面は車の横で呆然と倒壊する廃工場を眺める少女に促す。
「えっ? ミサカもですか? とミサカは」
「だあもう!」
938 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 18:40:28.92 ID:dy/tXUAO [4/6]
浜面は強引に少女の腕を掴み、車の中に詰め込む。
「ちょっ、浜面! 誰よコイツ……って『超電磁砲』!?」
「むぎの、この子は多分クローンの方だよ」
「確かに、『超電磁砲』は軍用ゴーグルなんか付けてなかった訳だしね」
「騒ぐのは後だ! 出すぞ!」
六人を乗せたステーションワゴンは、猛スピードで倒壊する廃工場から遠ざかっていく。
「んで? 私達がいない間にナンパなんてしてたの? 大したご身分ねえはーまづらあ?」
人気のない裏通りにステーションワゴンを停め、一息ついた頃。
『アイテム』のメンバーに、連れて来た少女について尋問される浜面。
「た、たまたまあそこに居合わせたから助けたってだけだ! だいたい、一般人をあの倒壊に巻き込んだら後味悪いだろ!」
「確かに、その言い分は超正論ですね。フレンダさんが火薬の量を間違うなんて超凡ミスをしなければ、連れて来る必要は超なかったんですから」
「うええ!? 私のせいな訳!?」
突然矛先を向けられたフレンダは慌てて反論しようとするも、「当たり前だバカ」と麦野に突っ込まれてしょんぼりとしてしまう。
「でもはまづら。この子どうするの? このまま帰すのはまずいよ」
滝壺の問いに、黙り込んで考える浜面。
「……だからって、どうするんだよ?」
948 名前:序章的なものはこの辺で[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 19:27:47.20 ID:dy/tXUAO [5/6]
全員揃って首を捻り唸る。
そんな中、少女自身が挙手をして発言する。
「では、ミサカをしばらくあなた方の仲間として連れ歩くのはいかがでしょう、とミサカは提案します」
「それ、名案かも。ねえむぎの、ミサカの言う通りにしよう?」
「フレンダさんみたいに超土壇場でドジ踏まなければ問題ないですけど、それは使ってみないと超分かりませんよ?」
「ん~……まあ、うちらの事色々言いふらされるよりはマシか……仕方ない」
溜め息をつくと、麦野は少女の前に立つ。そして、
「せいぜい、足手まといになるんじゃないわよ?」
少女の肩に手を置き、彼女の提案を渋々といった表情で受け入れる。
「ありがとうございます、足を引っ張らない様頑張ります、とミサカは一瞥をくれつつ頷きます」
そう言ってフレンダの方をちらりと見ながら頭を下げるミサカ。
それに気付いたフレンダは面白くなさそうにそっぽを向く。
「んで、誰んちで預かるのこの子?」
麦野は至極当然の質問をぶつける。
が、その質問を聞き終わると同時に、女性陣全員の目が浜面に集中する。
「あ? ……えっ!? オッ、オレ!?」
956 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 19:48:46.16 ID:dy/tXUAO [6/6]
という訳で、>>926>>933>>938>>948は番外個体スレの>>1がお送りしました
現在エツァリノイズの書きためも進行中だけど、この浜サカも書きためていくんだよ!投下が遅くなる可能性超高いですけどね!
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