2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上条「先生って何歳なんですか?」木山「んっ? 24だが?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:38:34.78 ID:obaEbVV20 [1/18]
木山先生は俺の嫁

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:42:09.12 ID:obaEbVV20 [2/18]
上条「にじゅう……よんさい…?」

木山「そうだが? 何か不満でもあるのか?」

上条「う、嘘だ…」

木山「全く…女性の年齢を疑うなんて…君にはデリカシーが無いのい?」

上条「だって24って…」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:47:44.38 ID:obaEbVV20 [3/18]
木山「やれやれ…君は失礼という言葉をしらないのか?」

上条「す、すいません」

上条(24歳………やべぇ…やべぇよ…)

木山「私だったからよかったものの…次からは気をつけるんだぞ?」

上条(先生…貴方の存在は、俺の中でただのおばさんだった…だが…たった今からは違う!!)

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:50:18.80 ID:obaEbVV20
木山「おい、聞いているのか?」

上条「先生!!」

木山「な、何だ」

上条「俺と!!」











上条「俺と結婚してくれー!!!!!!」










木山「は?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:53:18.93 ID:obaEbVV20
上条「駄目だ…先生…駄目なんだよ…俺はもう…先生と結婚したくてたまらないんだよ…」

木山「い、いや、何を言っているんだ?」

上条「この気持ちを抑えきれない!! 先生と結婚して、家庭を築きたいという気持ちが!!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:07:16.00 ID:obaEbVV20
木山「ちょ、ちょっと、落ち着きたまえ」

上条「これが落ち着いていられるんですか!!!」

木山「ひゃ!!」

上条「先生…先生はやってくれたよ…見事に俺の幻想をぶち壊してくれた…先生は俺の会ってきた女性の中で一番理想に近かった…
だけど、一つだけに足りてないものがあった…それは『若さ』。それ以外は、全部満たしていたのに…一つだけ…若さが足りていなかった…
そう思ってた…だが、それもこの瞬間で終わりだ。先生…貴方は俺の中で完璧な存在となった。しかも、24歳なんて…俺の理想をピンポイントで…
だから…俺と結婚してください!!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:24:39.83 ID:obaEbVV20
木山「い、いきなりそんなこと言われても…」

上条「…そうですよね…いきなり結婚は早すぎますよね…」

木山「わ、悪いが、他をあたって」

上条「なら!! 結婚を前提に付き合って下さい!!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:46:19.80 ID:obaEbVV20
木山「えぇ!!」

上条「先生…先生と俺は、もともと結ばれる運命じゃなかったのかもしれない…
でも!! 運命ってのは変えられるんだ!! 自分で切り開けるんだ!! もし、運命が変えられないって言うんなら!!
まずは! そのふざけた幻想をぶち壊す!!」

木山「い、いや、意味不明」

上条「先生!! 俺は本気なんです!! 俺はもう貴方しか見れない!!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:17:13.71 ID:obaEbVV20
木山「そ、それは知らんが…」

上条「先生!! 先生は俺の事どう思ってるんですか!! 好きなんですか!! 嫌いなんですか!!」

木山「………普通…だな」

上条「!? ふ、普通!?」

木山「あぁ、嫌いでもなければ、好きというわけでもない。やさしい奴とは思っているがな」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:58:24.67 ID:obaEbVV20
上条「そ、そんな…」ガーン

木山「そういうわけだ。悪いが諦めてくれ。まぁ、君ならきっと私よりも良い女性が見つかるはずさ」

上条「………ないですよ」

木山「えっ?」

上条「木山先生より良い人なんていないです…」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 15:28:40.74 ID:obaEbVV20
木山「そんな事はないだろう? 君の周りには魅力的な女性がたくさんいるじゃないか」

上条「他の人から見たらそうかもしれません。でも、俺は先生にしか興味がもてないんです」

木山「………じゃあ聞くが、私の何処が好きなんだ? 性格が特に良いわけではないし、容姿だって綺麗な方ではないだろう?」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 16:14:44.85 ID:obaEbVV20
上条「…俺は先生が綺麗だと思いますし、性格だって良いと思ってます。
もちろんそれだけじゃありません。そうやって、すぐに自分を卑下にしてしまう所や、
あまり人の目を気にしない所も、俺は、先生の良い所も悪い所も全部ひっくるめて好きなんです!」

木山「………」

上条「だから…俺と付き合って下さい!! お願いします!」

木山「………考えておく」

・・・・・・

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 18:18:07.27 ID:obaEbVV20
・・・・・・

木山(好きだなんて初めていわれたな…毎日研究ばっかりで、仕事でしか男性と関わらなかったし…

それに、彼の告白からは真剣さが伝わってきた。私の事が好きなのもわかった…

私はどうしたらいいのだろう…私は本当に彼の事をなんとも思っていないんだろうか…)

・・・・・・

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 19:05:25.70 ID:obaEbVV20
・・・・・・

上条「…返事を聞かせてください。駄目なら駄目で、きっぱりと諦めます」

木山「私は…」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 20:57:20.83 ID:heQeX4Q2O [1/12]
木山「私は今まで異性と付き合った事がないんだ」

上条「…」

木山「そもそも人付き合いに興味を持った事も無い私には無理だよ…」

上条「…」

木山「それでも君の思いは分かったつもりで…だから…その…1人の知人としてこれから仲を深めて行かないか」

木山「教えてくれ誰かと一緒に居る楽しさを…君の事をもっと…」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 21:57:57.73 ID:heQeX4Q2O [3/12]
次の日

上条「木山せんせい!…は仕事中かな」

上条(集中している様だし、気付くまで待つかな)

上条(昨日の今日でよく普通に来れたな俺も…今更になって意識してきたよ)ドキドキ

木山「ふ~」

木山「ん?上条くんじゃないか、いつの間に来たのかね」

上条「今の来た所です、こんにちわ木山先生」

木山「こんにちわ、休憩がてらコーヒーをご馳走するよ。一段落するまでもう少しだけ時間を」

上条「どうぞどうぞ」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:09:32.68 ID:heQeX4Q2O [4/12]
……



木山「っと、やっと終わったかな」

木山「ふぅ」

木山「…ハッ!上条くん!?…は、寝ている…」

上条(スースー)

木山「上条くん上条くん、起きたまえ」

上条「あ、木山せんせい…すいませんいつの間にか寝てしまって」

木山「謝るのはこちらだよ…すまなかったねほったらかして」

木山「もうこんな時間だし…今日はもう帰りなさい」

上条「分かりました先生、お疲れ様でした」ペコ

木山「お疲れさま上条くん、気を付けてな」

木山「…」

木山「駄目だな私は、集中すると周りが見えなくなってしまって…やはり彼を傷付ける前にはっきり断るべきなのだろうか」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:20:56.49 ID:heQeX4Q2O [5/12]
次の日

上条「せんせい!」

木山「いらっしゃい」

木山「上条くんやっぱり君とは「せんせい!」

上条「俺は来たくて来てます、構われたい訳でも邪魔したい訳でも無いんです」

上条「それに昨日の仕事熱心な先生もかっこよくて…ますます好きになっちゃいました。俺も適当に時間過ごしますから気になさらずに!」

上条「あ、そうだ昨日は奢ってもらったし今日は俺がコーヒーをご馳走しますね!」パタパタ

木山「上条くん…」

……


木山「上条くん!」

上条「うわ先生!顔が近い近い、もう大丈夫なんですか?」

木山「む、すまなかった。良い感じに日も落ちてきたね」

木山「昨日のお詫びと言っては何だが、ご飯にでも」

上条「喜んで!」

木山「ふふっ、それじゃあ行こうね」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:52:49.47 ID:heQeX4Q2O [6/12]
上条「さすが大人の女性、お洒落なお店をご存知で」

木山「行き付け、とかでは無いんだよ。前に耳にしてから来たいと思ってたお店なだけだよ。…それにしても」

上条「…」

客(クスクス)

木山「…?」

帰り道

上条「美味しかったですね~」

木山「それに落ち着いた、とても良い雰囲気のお店だった。また行きたいものだな」

上条「その時はまたご一緒しても?」

木山「ふっ、喜んで」

木山「しかしー、今更ながら少し後悔しているよ、なぜ私は白衣のまま出て来たのだろうかと」

上条「あ…(気付いてたんだ…)」

木山「ふふっ、無頓着なのも外に余り出ないのも考えものだね」

木山「君にも恥をかかせてしまったね、やっぱり同世代の子の方が良いんではないかな」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:13:45.66 ID:heQeX4Q2O [7/12]
上条「やめてください!」

木山「…」

上条「聞きたくありません…」



上条「先生?」

木山「なんだい?」

上条「今日は楽しかったですか?」

木山「ん~、そうだねえ…楽しかった、かな」

木山「君と居るのも楽しかった。本音だよ」

上条「…安心しました」

上条「不安なんですよね、先生と居れて幸せだけど、釣り合ってるか考えると」

上条「それに何でまだ…一緒に居てくれるのか聞いてませんしね…」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:16:29.62 ID:heQeX4Q2O [8/12]
木山「へ?」ポカーン

木山「それはこの前言わなかったか?」

上条「いやいや何て言うか」アセアセ

上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ

木山「…」ポカーン

木山「あっはっはっは」

上条「…え」ピクッ

木山「いやいやスマナイね、話が飛んでしまうし、君は難しく考え過ぎだよ」

木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」

木山「今日は素敵な日だよ、君を食事に誘って良かった」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:21:34.97 ID:heQeX4Q2O [9/12]
木山「へ?」ポカーン

木山「それはこの前言わなかったか?」

上条「いやいや何て言うか」アセアセ

上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ

木山「…」ポカーン

木山「あっはっはっは」

上条「…え」ピクッ

木山「いやいや済まない話が飛んでしまうし、…君は難しく考え過ぎだよ」

木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」

木山「今日は素敵な日だったね、君を食事に誘って良かった」

木山「2人の年の話しも周りの話しもまた2人が落ち着いたらにしようね。私は大人で君は子供だから」

上条「子供って!これでももう

チュッ

木山「誰かと一緒に居られる理由は信頼なんだね。私も考え過ぎていたよ」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:24:38.30 ID:heQeX4Q2O [11/12]
上条「…当たり前でしょ」

木山「そんなにふて腐れるものではないよ」

木山「案外に誰かと一緒に居る理由なんて単純なものなんだね」

FIN

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:32:39.36 ID:heQeX4Q2O [12/12]
初めて書いたけど大変だけど面白かった

とあるの知識がSSスレだけだから崩壊してたらスマソ
読んでくれた皆様ありがとおぉぉ
ネコさんすまん

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)