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上条「先生って何歳なんですか?」木山「んっ? 24だが?」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:38:34.78 ID:obaEbVV20 [1/18]
木山先生は俺の嫁
木山先生は俺の嫁
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:42:09.12 ID:obaEbVV20 [2/18]
上条「にじゅう……よんさい…?」
木山「そうだが? 何か不満でもあるのか?」
上条「う、嘘だ…」
木山「全く…女性の年齢を疑うなんて…君にはデリカシーが無いのい?」
上条「だって24って…」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:47:44.38 ID:obaEbVV20 [3/18]
木山「やれやれ…君は失礼という言葉をしらないのか?」
上条「す、すいません」
上条(24歳………やべぇ…やべぇよ…)
木山「私だったからよかったものの…次からは気をつけるんだぞ?」
上条(先生…貴方の存在は、俺の中でただのおばさんだった…だが…たった今からは違う!!)
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:50:18.80 ID:obaEbVV20
木山「おい、聞いているのか?」
上条「先生!!」
木山「な、何だ」
上条「俺と!!」
上条「俺と結婚してくれー!!!!!!」
木山「は?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:53:18.93 ID:obaEbVV20
上条「駄目だ…先生…駄目なんだよ…俺はもう…先生と結婚したくてたまらないんだよ…」
木山「い、いや、何を言っているんだ?」
上条「この気持ちを抑えきれない!! 先生と結婚して、家庭を築きたいという気持ちが!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:07:16.00 ID:obaEbVV20
木山「ちょ、ちょっと、落ち着きたまえ」
上条「これが落ち着いていられるんですか!!!」
木山「ひゃ!!」
上条「先生…先生はやってくれたよ…見事に俺の幻想をぶち壊してくれた…先生は俺の会ってきた女性の中で一番理想に近かった…
だけど、一つだけに足りてないものがあった…それは『若さ』。それ以外は、全部満たしていたのに…一つだけ…若さが足りていなかった…
そう思ってた…だが、それもこの瞬間で終わりだ。先生…貴方は俺の中で完璧な存在となった。しかも、24歳なんて…俺の理想をピンポイントで…
だから…俺と結婚してください!!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:24:39.83 ID:obaEbVV20
木山「い、いきなりそんなこと言われても…」
上条「…そうですよね…いきなり結婚は早すぎますよね…」
木山「わ、悪いが、他をあたって」
上条「なら!! 結婚を前提に付き合って下さい!!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:46:19.80 ID:obaEbVV20
木山「えぇ!!」
上条「先生…先生と俺は、もともと結ばれる運命じゃなかったのかもしれない…
でも!! 運命ってのは変えられるんだ!! 自分で切り開けるんだ!! もし、運命が変えられないって言うんなら!!
まずは! そのふざけた幻想をぶち壊す!!」
木山「い、いや、意味不明」
上条「先生!! 俺は本気なんです!! 俺はもう貴方しか見れない!!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:17:13.71 ID:obaEbVV20
木山「そ、それは知らんが…」
上条「先生!! 先生は俺の事どう思ってるんですか!! 好きなんですか!! 嫌いなんですか!!」
木山「………普通…だな」
上条「!? ふ、普通!?」
木山「あぁ、嫌いでもなければ、好きというわけでもない。やさしい奴とは思っているがな」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:58:24.67 ID:obaEbVV20
上条「そ、そんな…」ガーン
木山「そういうわけだ。悪いが諦めてくれ。まぁ、君ならきっと私よりも良い女性が見つかるはずさ」
上条「………ないですよ」
木山「えっ?」
上条「木山先生より良い人なんていないです…」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 15:28:40.74 ID:obaEbVV20
木山「そんな事はないだろう? 君の周りには魅力的な女性がたくさんいるじゃないか」
上条「他の人から見たらそうかもしれません。でも、俺は先生にしか興味がもてないんです」
木山「………じゃあ聞くが、私の何処が好きなんだ? 性格が特に良いわけではないし、容姿だって綺麗な方ではないだろう?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 16:14:44.85 ID:obaEbVV20
上条「…俺は先生が綺麗だと思いますし、性格だって良いと思ってます。
もちろんそれだけじゃありません。そうやって、すぐに自分を卑下にしてしまう所や、
あまり人の目を気にしない所も、俺は、先生の良い所も悪い所も全部ひっくるめて好きなんです!」
木山「………」
上条「だから…俺と付き合って下さい!! お願いします!」
木山「………考えておく」
・・・・・・
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 18:18:07.27 ID:obaEbVV20
・・・・・・
木山(好きだなんて初めていわれたな…毎日研究ばっかりで、仕事でしか男性と関わらなかったし…
それに、彼の告白からは真剣さが伝わってきた。私の事が好きなのもわかった…
私はどうしたらいいのだろう…私は本当に彼の事をなんとも思っていないんだろうか…)
・・・・・・
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 19:05:25.70 ID:obaEbVV20
・・・・・・
上条「…返事を聞かせてください。駄目なら駄目で、きっぱりと諦めます」
木山「私は…」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 20:57:20.83 ID:heQeX4Q2O [1/12]
木山「私は今まで異性と付き合った事がないんだ」
上条「…」
木山「そもそも人付き合いに興味を持った事も無い私には無理だよ…」
上条「…」
木山「それでも君の思いは分かったつもりで…だから…その…1人の知人としてこれから仲を深めて行かないか」
木山「教えてくれ誰かと一緒に居る楽しさを…君の事をもっと…」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 21:57:57.73 ID:heQeX4Q2O [3/12]
次の日
上条「木山せんせい!…は仕事中かな」
上条(集中している様だし、気付くまで待つかな)
上条(昨日の今日でよく普通に来れたな俺も…今更になって意識してきたよ)ドキドキ
木山「ふ~」
木山「ん?上条くんじゃないか、いつの間に来たのかね」
上条「今の来た所です、こんにちわ木山先生」
木山「こんにちわ、休憩がてらコーヒーをご馳走するよ。一段落するまでもう少しだけ時間を」
上条「どうぞどうぞ」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:09:32.68 ID:heQeX4Q2O [4/12]
……
…
木山「っと、やっと終わったかな」
木山「ふぅ」
木山「…ハッ!上条くん!?…は、寝ている…」
上条(スースー)
木山「上条くん上条くん、起きたまえ」
上条「あ、木山せんせい…すいませんいつの間にか寝てしまって」
木山「謝るのはこちらだよ…すまなかったねほったらかして」
木山「もうこんな時間だし…今日はもう帰りなさい」
上条「分かりました先生、お疲れ様でした」ペコ
木山「お疲れさま上条くん、気を付けてな」
木山「…」
木山「駄目だな私は、集中すると周りが見えなくなってしまって…やはり彼を傷付ける前にはっきり断るべきなのだろうか」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:20:56.49 ID:heQeX4Q2O [5/12]
次の日
上条「せんせい!」
木山「いらっしゃい」
木山「上条くんやっぱり君とは「せんせい!」
上条「俺は来たくて来てます、構われたい訳でも邪魔したい訳でも無いんです」
上条「それに昨日の仕事熱心な先生もかっこよくて…ますます好きになっちゃいました。俺も適当に時間過ごしますから気になさらずに!」
上条「あ、そうだ昨日は奢ってもらったし今日は俺がコーヒーをご馳走しますね!」パタパタ
木山「上条くん…」
……
…
木山「上条くん!」
上条「うわ先生!顔が近い近い、もう大丈夫なんですか?」
木山「む、すまなかった。良い感じに日も落ちてきたね」
木山「昨日のお詫びと言っては何だが、ご飯にでも」
上条「喜んで!」
木山「ふふっ、それじゃあ行こうね」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:52:49.47 ID:heQeX4Q2O [6/12]
上条「さすが大人の女性、お洒落なお店をご存知で」
木山「行き付け、とかでは無いんだよ。前に耳にしてから来たいと思ってたお店なだけだよ。…それにしても」
上条「…」
客(クスクス)
木山「…?」
帰り道
上条「美味しかったですね~」
木山「それに落ち着いた、とても良い雰囲気のお店だった。また行きたいものだな」
上条「その時はまたご一緒しても?」
木山「ふっ、喜んで」
木山「しかしー、今更ながら少し後悔しているよ、なぜ私は白衣のまま出て来たのだろうかと」
上条「あ…(気付いてたんだ…)」
木山「ふふっ、無頓着なのも外に余り出ないのも考えものだね」
木山「君にも恥をかかせてしまったね、やっぱり同世代の子の方が良いんではないかな」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:13:45.66 ID:heQeX4Q2O [7/12]
上条「やめてください!」
木山「…」
上条「聞きたくありません…」
…
上条「先生?」
木山「なんだい?」
上条「今日は楽しかったですか?」
木山「ん~、そうだねえ…楽しかった、かな」
木山「君と居るのも楽しかった。本音だよ」
上条「…安心しました」
上条「不安なんですよね、先生と居れて幸せだけど、釣り合ってるか考えると」
上条「それに何でまだ…一緒に居てくれるのか聞いてませんしね…」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:16:29.62 ID:heQeX4Q2O [8/12]
木山「へ?」ポカーン
木山「それはこの前言わなかったか?」
上条「いやいや何て言うか」アセアセ
上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ
木山「…」ポカーン
木山「あっはっはっは」
上条「…え」ピクッ
木山「いやいやスマナイね、話が飛んでしまうし、君は難しく考え過ぎだよ」
木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」
木山「今日は素敵な日だよ、君を食事に誘って良かった」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:21:34.97 ID:heQeX4Q2O [9/12]
木山「へ?」ポカーン
木山「それはこの前言わなかったか?」
上条「いやいや何て言うか」アセアセ
上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ
木山「…」ポカーン
木山「あっはっはっは」
上条「…え」ピクッ
木山「いやいや済まない話が飛んでしまうし、…君は難しく考え過ぎだよ」
木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」
木山「今日は素敵な日だったね、君を食事に誘って良かった」
木山「2人の年の話しも周りの話しもまた2人が落ち着いたらにしようね。私は大人で君は子供だから」
上条「子供って!これでももう
チュッ
木山「誰かと一緒に居られる理由は信頼なんだね。私も考え過ぎていたよ」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:24:38.30 ID:heQeX4Q2O [11/12]
上条「…当たり前でしょ」
木山「そんなにふて腐れるものではないよ」
木山「案外に誰かと一緒に居る理由なんて単純なものなんだね」
FIN
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:32:39.36 ID:heQeX4Q2O [12/12]
初めて書いたけど大変だけど面白かった
とあるの知識がSSスレだけだから崩壊してたらスマソ
読んでくれた皆様ありがとおぉぉ
ネコさんすまん
上条「にじゅう……よんさい…?」
木山「そうだが? 何か不満でもあるのか?」
上条「う、嘘だ…」
木山「全く…女性の年齢を疑うなんて…君にはデリカシーが無いのい?」
上条「だって24って…」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:47:44.38 ID:obaEbVV20 [3/18]
木山「やれやれ…君は失礼という言葉をしらないのか?」
上条「す、すいません」
上条(24歳………やべぇ…やべぇよ…)
木山「私だったからよかったものの…次からは気をつけるんだぞ?」
上条(先生…貴方の存在は、俺の中でただのおばさんだった…だが…たった今からは違う!!)
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:50:18.80 ID:obaEbVV20
木山「おい、聞いているのか?」
上条「先生!!」
木山「な、何だ」
上条「俺と!!」
上条「俺と結婚してくれー!!!!!!」
木山「は?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 12:53:18.93 ID:obaEbVV20
上条「駄目だ…先生…駄目なんだよ…俺はもう…先生と結婚したくてたまらないんだよ…」
木山「い、いや、何を言っているんだ?」
上条「この気持ちを抑えきれない!! 先生と結婚して、家庭を築きたいという気持ちが!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:07:16.00 ID:obaEbVV20
木山「ちょ、ちょっと、落ち着きたまえ」
上条「これが落ち着いていられるんですか!!!」
木山「ひゃ!!」
上条「先生…先生はやってくれたよ…見事に俺の幻想をぶち壊してくれた…先生は俺の会ってきた女性の中で一番理想に近かった…
だけど、一つだけに足りてないものがあった…それは『若さ』。それ以外は、全部満たしていたのに…一つだけ…若さが足りていなかった…
そう思ってた…だが、それもこの瞬間で終わりだ。先生…貴方は俺の中で完璧な存在となった。しかも、24歳なんて…俺の理想をピンポイントで…
だから…俺と結婚してください!!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:24:39.83 ID:obaEbVV20
木山「い、いきなりそんなこと言われても…」
上条「…そうですよね…いきなり結婚は早すぎますよね…」
木山「わ、悪いが、他をあたって」
上条「なら!! 結婚を前提に付き合って下さい!!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:46:19.80 ID:obaEbVV20
木山「えぇ!!」
上条「先生…先生と俺は、もともと結ばれる運命じゃなかったのかもしれない…
でも!! 運命ってのは変えられるんだ!! 自分で切り開けるんだ!! もし、運命が変えられないって言うんなら!!
まずは! そのふざけた幻想をぶち壊す!!」
木山「い、いや、意味不明」
上条「先生!! 俺は本気なんです!! 俺はもう貴方しか見れない!!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:17:13.71 ID:obaEbVV20
木山「そ、それは知らんが…」
上条「先生!! 先生は俺の事どう思ってるんですか!! 好きなんですか!! 嫌いなんですか!!」
木山「………普通…だな」
上条「!? ふ、普通!?」
木山「あぁ、嫌いでもなければ、好きというわけでもない。やさしい奴とは思っているがな」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:58:24.67 ID:obaEbVV20
上条「そ、そんな…」ガーン
木山「そういうわけだ。悪いが諦めてくれ。まぁ、君ならきっと私よりも良い女性が見つかるはずさ」
上条「………ないですよ」
木山「えっ?」
上条「木山先生より良い人なんていないです…」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 15:28:40.74 ID:obaEbVV20
木山「そんな事はないだろう? 君の周りには魅力的な女性がたくさんいるじゃないか」
上条「他の人から見たらそうかもしれません。でも、俺は先生にしか興味がもてないんです」
木山「………じゃあ聞くが、私の何処が好きなんだ? 性格が特に良いわけではないし、容姿だって綺麗な方ではないだろう?」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 16:14:44.85 ID:obaEbVV20
上条「…俺は先生が綺麗だと思いますし、性格だって良いと思ってます。
もちろんそれだけじゃありません。そうやって、すぐに自分を卑下にしてしまう所や、
あまり人の目を気にしない所も、俺は、先生の良い所も悪い所も全部ひっくるめて好きなんです!」
木山「………」
上条「だから…俺と付き合って下さい!! お願いします!」
木山「………考えておく」
・・・・・・
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 18:18:07.27 ID:obaEbVV20
・・・・・・
木山(好きだなんて初めていわれたな…毎日研究ばっかりで、仕事でしか男性と関わらなかったし…
それに、彼の告白からは真剣さが伝わってきた。私の事が好きなのもわかった…
私はどうしたらいいのだろう…私は本当に彼の事をなんとも思っていないんだろうか…)
・・・・・・
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/17(土) 19:05:25.70 ID:obaEbVV20
・・・・・・
上条「…返事を聞かせてください。駄目なら駄目で、きっぱりと諦めます」
木山「私は…」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 20:57:20.83 ID:heQeX4Q2O [1/12]
木山「私は今まで異性と付き合った事がないんだ」
上条「…」
木山「そもそも人付き合いに興味を持った事も無い私には無理だよ…」
上条「…」
木山「それでも君の思いは分かったつもりで…だから…その…1人の知人としてこれから仲を深めて行かないか」
木山「教えてくれ誰かと一緒に居る楽しさを…君の事をもっと…」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 21:57:57.73 ID:heQeX4Q2O [3/12]
次の日
上条「木山せんせい!…は仕事中かな」
上条(集中している様だし、気付くまで待つかな)
上条(昨日の今日でよく普通に来れたな俺も…今更になって意識してきたよ)ドキドキ
木山「ふ~」
木山「ん?上条くんじゃないか、いつの間に来たのかね」
上条「今の来た所です、こんにちわ木山先生」
木山「こんにちわ、休憩がてらコーヒーをご馳走するよ。一段落するまでもう少しだけ時間を」
上条「どうぞどうぞ」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:09:32.68 ID:heQeX4Q2O [4/12]
……
…
木山「っと、やっと終わったかな」
木山「ふぅ」
木山「…ハッ!上条くん!?…は、寝ている…」
上条(スースー)
木山「上条くん上条くん、起きたまえ」
上条「あ、木山せんせい…すいませんいつの間にか寝てしまって」
木山「謝るのはこちらだよ…すまなかったねほったらかして」
木山「もうこんな時間だし…今日はもう帰りなさい」
上条「分かりました先生、お疲れ様でした」ペコ
木山「お疲れさま上条くん、気を付けてな」
木山「…」
木山「駄目だな私は、集中すると周りが見えなくなってしまって…やはり彼を傷付ける前にはっきり断るべきなのだろうか」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:20:56.49 ID:heQeX4Q2O [5/12]
次の日
上条「せんせい!」
木山「いらっしゃい」
木山「上条くんやっぱり君とは「せんせい!」
上条「俺は来たくて来てます、構われたい訳でも邪魔したい訳でも無いんです」
上条「それに昨日の仕事熱心な先生もかっこよくて…ますます好きになっちゃいました。俺も適当に時間過ごしますから気になさらずに!」
上条「あ、そうだ昨日は奢ってもらったし今日は俺がコーヒーをご馳走しますね!」パタパタ
木山「上条くん…」
……
…
木山「上条くん!」
上条「うわ先生!顔が近い近い、もう大丈夫なんですか?」
木山「む、すまなかった。良い感じに日も落ちてきたね」
木山「昨日のお詫びと言っては何だが、ご飯にでも」
上条「喜んで!」
木山「ふふっ、それじゃあ行こうね」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 22:52:49.47 ID:heQeX4Q2O [6/12]
上条「さすが大人の女性、お洒落なお店をご存知で」
木山「行き付け、とかでは無いんだよ。前に耳にしてから来たいと思ってたお店なだけだよ。…それにしても」
上条「…」
客(クスクス)
木山「…?」
帰り道
上条「美味しかったですね~」
木山「それに落ち着いた、とても良い雰囲気のお店だった。また行きたいものだな」
上条「その時はまたご一緒しても?」
木山「ふっ、喜んで」
木山「しかしー、今更ながら少し後悔しているよ、なぜ私は白衣のまま出て来たのだろうかと」
上条「あ…(気付いてたんだ…)」
木山「ふふっ、無頓着なのも外に余り出ないのも考えものだね」
木山「君にも恥をかかせてしまったね、やっぱり同世代の子の方が良いんではないかな」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:13:45.66 ID:heQeX4Q2O [7/12]
上条「やめてください!」
木山「…」
上条「聞きたくありません…」
…
上条「先生?」
木山「なんだい?」
上条「今日は楽しかったですか?」
木山「ん~、そうだねえ…楽しかった、かな」
木山「君と居るのも楽しかった。本音だよ」
上条「…安心しました」
上条「不安なんですよね、先生と居れて幸せだけど、釣り合ってるか考えると」
上条「それに何でまだ…一緒に居てくれるのか聞いてませんしね…」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:16:29.62 ID:heQeX4Q2O [8/12]
木山「へ?」ポカーン
木山「それはこの前言わなかったか?」
上条「いやいや何て言うか」アセアセ
上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ
木山「…」ポカーン
木山「あっはっはっは」
上条「…え」ピクッ
木山「いやいやスマナイね、話が飛んでしまうし、君は難しく考え過ぎだよ」
木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」
木山「今日は素敵な日だよ、君を食事に誘って良かった」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:21:34.97 ID:heQeX4Q2O [9/12]
木山「へ?」ポカーン
木山「それはこの前言わなかったか?」
上条「いやいや何て言うか」アセアセ
上条「理由が欲しくて!俺の先生に対する熱い思いみたいなアー上条さんも言葉に上手くできません!」ガシガシ
木山「…」ポカーン
木山「あっはっはっは」
上条「…え」ピクッ
木山「いやいや済まない話が飛んでしまうし、…君は難しく考え過ぎだよ」
木山「君は本当に良い子だね、もう少し一緒に歩こうか」
木山「今日は素敵な日だったね、君を食事に誘って良かった」
木山「2人の年の話しも周りの話しもまた2人が落ち着いたらにしようね。私は大人で君は子供だから」
上条「子供って!これでももう
チュッ
木山「誰かと一緒に居られる理由は信頼なんだね。私も考え過ぎていたよ」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:24:38.30 ID:heQeX4Q2O [11/12]
上条「…当たり前でしょ」
木山「そんなにふて腐れるものではないよ」
木山「案外に誰かと一緒に居る理由なんて単純なものなんだね」
FIN
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:32:39.36 ID:heQeX4Q2O [12/12]
初めて書いたけど大変だけど面白かった
とあるの知識がSSスレだけだから崩壊してたらスマソ
読んでくれた皆様ありがとおぉぉ
ネコさんすまん
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