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上条「管理人さーん」神裂「はいっ!?」
193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 01:54:46.57 ID:CKqM4EDO [1/6]
神裂「ここでは日本食の材料が簡単に買えていいですね」
神裂(でもそろそろレパートリーを増やしたい所)
神裂「あら?この店は……」
本屋
神裂「お料理の本でも買うとしましょう。えーと料理コーナー」
おいしい料理で彼のハートをガッチリ掴んじゃお!
神裂「……こんなふざけたものしかないのですか?」
手軽に出来るモテ料理!
かわいい料理一覧
女の子のレ・シ・ピ
神裂「はぁ……古き良き日本の伝統はどうしたのです。媚び売るのはやめ、料理なら味で勝負しなさい」
神裂「ここでは日本食の材料が簡単に買えていいですね」
神裂(でもそろそろレパートリーを増やしたい所)
神裂「あら?この店は……」
本屋
神裂「お料理の本でも買うとしましょう。えーと料理コーナー」
おいしい料理で彼のハートをガッチリ掴んじゃお!
神裂「……こんなふざけたものしかないのですか?」
手軽に出来るモテ料理!
かわいい料理一覧
女の子のレ・シ・ピ
神裂「はぁ……古き良き日本の伝統はどうしたのです。媚び売るのはやめ、料理なら味で勝負しなさい」
196 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:05:21.07 ID:CKqM4EDO [2/6]
神裂「あ」
オルソラの書 20XX版
神裂「これは良さそうですね。これにしましょう。えーと、レジレジ」
きゃっ きゃっ
少女「やっぱ────上条ですよね!」
神裂(ん?上条?)
神裂「…………彼の知り合いですか?」
少女「えー?それよりも上条────だよぉ!」
神裂「…………?」
神裂(聞き耳はいけませんが、何の話をしているのでしょう)
198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:15:34.60 ID:CKqM4EDO [3/6]
少女「いやそれは邪道ですよ佐天さん!」
少女「初春もわかってないなぁ!……あ、でも結局それにするんだ」
少女「ええ、参考程度ですけどね」
少女「あははは!」
ありがとうございましたー
神裂「まったくわかりません……。彼女達がいた場所は」
BL本
神裂「…………びー、える?」
199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:30:08.56 ID:CKqM4EDO [4/6]
神裂「何ですか、これ?」
上条当麻×一方通行
一方通行×上条当麻
神裂「何故一般人の彼がたくさん漫画になっているのでしょう」
ぺらっ
神裂「っ?!!?!」
ばたんっ!
神裂(今……ものすごく見てはいけないものを見た……!)
ぺらっ
神裂(何度表紙を見ても上条当麻かける一方通行……ていうか、
『俺の幻想殺してくれェ……』って書いてあるし間違いなく彼です)
200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:40:21.00 ID:CKqM4EDO [5/6]
神裂(許可はちゃんと取ってあるんですか?ていうか男同士で何やってんですか……)
「ふんふんふーん♪」
神裂(びくぅ!?)
少女「んー」じろじろ
神裂「…………!」
少女「……お姉様×黒子がありませんの。まったく、この書店は使えませんわね」
神裂「…………」
少女「まったく。殿方の本ばかりが増えて!真の需要は百合にあるというのに!」
神裂「…………」
少女「ん?」
神裂「!!レジはどこかなー?」
少女「あの女性に見られていたような……気のせいでしたの」
201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:47:50.67 ID:CKqM4EDO [6/6]
寮
神裂「……はぁ」
神裂(あんな衝撃的なものが街中の書店に普通に置いてあるとは……)
神裂「学園都市の闇を見てしまいました……」
がさごそ
神裂「あれ?」
神裂(何で料理本と共にこれが……?)
上条×鈴科百合子
210 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/15(木) 21:46:19.99 ID:YE432kDO [2/10]
御坂妹「あの時はお世話になりました、とミサカは改めて頭を下げます」
上条「やめろって!お礼が聞きたくて助けた訳じゃないんだから」
御坂妹「でも……」
上条「それよりもお前が楽しそうに過ごしてる姿を見た方が俺は嬉しいかな」
御坂妹「……はい。わかりました、とミサカは返事をしました」
上条「おう……あっ!管理人さん!」
神裂「(ビクゥ!)……ははははいっ!」
上条「……?これからスーパーに行くんですけど、一緒にどうですか?」
神裂「えっ!?いえっ、結構でしゅ!」
上条「…………?」
212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:05:57.92 ID:YE432kDO [3/10]
久し振りに書いたら上条さんのタメ口忘れた
上条「えっと……どうしたんだ?すっげぇ慌ててるぞ?」
神裂「いーえ!私は全く慌てていませんが!?」
上条「いや……目ぇ泳いでるし」
神裂「泳いでいませんが!!?」
上条「俺を真っ直ぐ睨み付けても怖いだけだよ……」
神裂「とにかく絶対に慌ててません!では!」
上条「……行ってしまった」
御坂妹「彼女の慌ててないというのは嘘ですね、とミサカは冷静に判断します。
あなたは彼女に何かしたのですか?とミサカはどうせ何かしたんだろうなぁと思いつつも質問します」
214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:22:59.74 ID:YE432kDO [4/10]
上条「思い当たる事はないんだよなぁ……」
御坂妹「それならばあの反応はあり得ないでしょう、とミサカは反論します」
上条「うーん……もしかして嫌われたのかなぁ……はあ」
御坂妹「落ち込まないでください。出会いならいつでも近くにあります、
とミサカは肩をポンポン叩きながらさりげなく自らアピールしてみました」
上条「え?どこに?」
御坂妹「…………………」
上条「痛ぇ!?どうして!?」
御坂妹「強く叩いてしまってスミマセン、とミサカはきちんと謝罪するも鈍感な彼に内心イラッとしています」
215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:38:40.16 ID:YE432kDO [5/10]
上条「失礼な事したんだったら謝りたいんだが……それが分からないなら無駄ですよねぇ……」
御坂妹「意外に大した理由じゃないのかもしれませんよ」
上条「そうだったら良いんだけど……はあ」
御坂妹「溜息をするたびに幸せが逃げると言われていますが?とミサカは下らない迷信を口にします」
上条「幸せなんてもとより無い俺には関係ない話だよ……はあ」
神裂「……………………」
神裂「……………………」
神裂「……………………」
神裂(うわあああああああああああああああ!)
217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:54:12.04 ID:YE432kDO [6/10]
神裂(どうしよう!彼の顔がまともに見れない!今までそんなことなかったのに!!)
『百合子……お前、女だったのか……』
『いや……本当は俺ァ……ふ(両方の性別を持っているようです)なンだ……』
『関係ないぜ』
『アッー』
神裂(あのシーンが……あのシーンが頭から離れない!リアリティーがなさすぎて逆に現実かもしれないという想像が!)
神裂「あれが……私の自分だけの現実ですか……」
神裂(もし本当にそっちの趣味があったらどうしましょう。今後どう接すれば……)
220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:31:25.86 ID:YE432kDO [8/10]
上条「……あ」
神裂「あ……また会いましたね」
上条「さっきの場所からあまり離れてないからさ。……あの」
神裂「な、何でしょう」
上条「もしかして俺、管理人さんに変な事した?」
神裂「していませんよ!全然!ただ……」
神裂(私が変な想像をしてるからいけないのであって、彼に非はありません)
『アッー』
221 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:44:20.70 ID:YE432kDO [9/10]
上条「確かによく問題に巻き込まれるし、色々迷惑をかけてきた。
でも俺、これからも管理人さんと付き合っていきたいんだ!」
神裂(あああまた思い出してしまったああああああ)
上条「だから正直に言って!真剣に向き合って!目の前の男を見てくれ!こいつをどう思う!!?」
神裂(きゃああああああああああああああああああ)
神裂「すごく……わかりません」
上条「……どういうこと?」
神裂「自分があなたをどう思っているのかわからないんですよ!」
222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:56:18.62 ID:YE432kDO [10/10]
神裂「あなたが(普通とは)違う人と恋愛をしていると思うとどうすればいいのかわからないんです!」
上条「え……恋愛?俺は別に」
神裂「他の人と話しているたびにドキドキするんです(緊張で)!」
上条「……!管理人さん」
神裂「苦しくはないんですか!?世間の目に耐えられるんですか!?」
上条(15才の俺と38才管理人の年の差恋愛!?)
神裂「あなたこそは私(を含めた女性)のことをどう思ってるんですか!!?」
上条「────!」
225 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:04:42.29 ID:YRj5YEDO [1/23]
上条「俺は!」
神裂「…………」
上条「あなたのことを……」
神裂「…………」
上条「あなたのことが……」
神裂「…………」
上条「あなたがエロいと思っています!」
神裂「…………は?」
上条「あなたはぁぁぁぁエロいとぉぉぉぉ思いますぅぅぅぅぅぅ」
神裂「ちょ……!?」
226 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:16:32.91 ID:YRj5YEDO [2/23]
上条「だから……管理人さんはぁぁぁぁ」
神裂「やっ、やめっ……こんな町中で叫ばないでください!」
上条「聞こえなかったみたいだから……」
神裂「そんな大声で失礼な言葉を言われたのは初めてです!」
上条「失礼とかじゃないんだ!」
神裂「……!」
上条「とにかく俺が言いたかったのは……」
神裂「…………」
上条「俺は管理人さんを恋愛対象として見ているんだ……!」
神裂「……なるほど」
228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:26:59.44 ID:YRj5YEDO [3/23]
神裂「あなたは私の事をそう見ていたのですか……」
上条(通じた!ひゃっほおおおお)
神裂「あなたは私を男だって思っていたんですね!?」
上条「…………はい?」
神裂「あれだけ接していたのに……裸で触れ合ったのに!」
上条「ごめんなさい上条さん話がよく通じませ」
神裂「このっ……ばかぁ!」
上条「……………………」
神裂「うわぁぁぁぁん!」
上条「……………………」
上条「……不幸だー……はあ」
229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:40:10.14 ID:YRj5YEDO [4/23]
寮
上条「どうしてこうなってしまったのだろうか……」
上条(絶対に嫌われてる……もう立ち直れねぇ)
上条「はあ…………ん?」
上条(管理室の前に本が落ちてる……何だあれ?)
上条×一方通行
即座に理解した上条が神裂の誤解を解いたのは三日後であった。
終わり
神裂「あ」
オルソラの書 20XX版
神裂「これは良さそうですね。これにしましょう。えーと、レジレジ」
きゃっ きゃっ
少女「やっぱ────上条ですよね!」
神裂(ん?上条?)
神裂「…………彼の知り合いですか?」
少女「えー?それよりも上条────だよぉ!」
神裂「…………?」
神裂(聞き耳はいけませんが、何の話をしているのでしょう)
198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:15:34.60 ID:CKqM4EDO [3/6]
少女「いやそれは邪道ですよ佐天さん!」
少女「初春もわかってないなぁ!……あ、でも結局それにするんだ」
少女「ええ、参考程度ですけどね」
少女「あははは!」
ありがとうございましたー
神裂「まったくわかりません……。彼女達がいた場所は」
BL本
神裂「…………びー、える?」
199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:30:08.56 ID:CKqM4EDO [4/6]
神裂「何ですか、これ?」
上条当麻×一方通行
一方通行×上条当麻
神裂「何故一般人の彼がたくさん漫画になっているのでしょう」
ぺらっ
神裂「っ?!!?!」
ばたんっ!
神裂(今……ものすごく見てはいけないものを見た……!)
ぺらっ
神裂(何度表紙を見ても上条当麻かける一方通行……ていうか、
『俺の幻想殺してくれェ……』って書いてあるし間違いなく彼です)
200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:40:21.00 ID:CKqM4EDO [5/6]
神裂(許可はちゃんと取ってあるんですか?ていうか男同士で何やってんですか……)
「ふんふんふーん♪」
神裂(びくぅ!?)
少女「んー」じろじろ
神裂「…………!」
少女「……お姉様×黒子がありませんの。まったく、この書店は使えませんわね」
神裂「…………」
少女「まったく。殿方の本ばかりが増えて!真の需要は百合にあるというのに!」
神裂「…………」
少女「ん?」
神裂「!!レジはどこかなー?」
少女「あの女性に見られていたような……気のせいでしたの」
201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/13(火) 02:47:50.67 ID:CKqM4EDO [6/6]
寮
神裂「……はぁ」
神裂(あんな衝撃的なものが街中の書店に普通に置いてあるとは……)
神裂「学園都市の闇を見てしまいました……」
がさごそ
神裂「あれ?」
神裂(何で料理本と共にこれが……?)
上条×鈴科百合子
210 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/04/15(木) 21:46:19.99 ID:YE432kDO [2/10]
御坂妹「あの時はお世話になりました、とミサカは改めて頭を下げます」
上条「やめろって!お礼が聞きたくて助けた訳じゃないんだから」
御坂妹「でも……」
上条「それよりもお前が楽しそうに過ごしてる姿を見た方が俺は嬉しいかな」
御坂妹「……はい。わかりました、とミサカは返事をしました」
上条「おう……あっ!管理人さん!」
神裂「(ビクゥ!)……ははははいっ!」
上条「……?これからスーパーに行くんですけど、一緒にどうですか?」
神裂「えっ!?いえっ、結構でしゅ!」
上条「…………?」
212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:05:57.92 ID:YE432kDO [3/10]
久し振りに書いたら上条さんのタメ口忘れた
上条「えっと……どうしたんだ?すっげぇ慌ててるぞ?」
神裂「いーえ!私は全く慌てていませんが!?」
上条「いや……目ぇ泳いでるし」
神裂「泳いでいませんが!!?」
上条「俺を真っ直ぐ睨み付けても怖いだけだよ……」
神裂「とにかく絶対に慌ててません!では!」
上条「……行ってしまった」
御坂妹「彼女の慌ててないというのは嘘ですね、とミサカは冷静に判断します。
あなたは彼女に何かしたのですか?とミサカはどうせ何かしたんだろうなぁと思いつつも質問します」
214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:22:59.74 ID:YE432kDO [4/10]
上条「思い当たる事はないんだよなぁ……」
御坂妹「それならばあの反応はあり得ないでしょう、とミサカは反論します」
上条「うーん……もしかして嫌われたのかなぁ……はあ」
御坂妹「落ち込まないでください。出会いならいつでも近くにあります、
とミサカは肩をポンポン叩きながらさりげなく自らアピールしてみました」
上条「え?どこに?」
御坂妹「…………………」
上条「痛ぇ!?どうして!?」
御坂妹「強く叩いてしまってスミマセン、とミサカはきちんと謝罪するも鈍感な彼に内心イラッとしています」
215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:38:40.16 ID:YE432kDO [5/10]
上条「失礼な事したんだったら謝りたいんだが……それが分からないなら無駄ですよねぇ……」
御坂妹「意外に大した理由じゃないのかもしれませんよ」
上条「そうだったら良いんだけど……はあ」
御坂妹「溜息をするたびに幸せが逃げると言われていますが?とミサカは下らない迷信を口にします」
上条「幸せなんてもとより無い俺には関係ない話だよ……はあ」
神裂「……………………」
神裂「……………………」
神裂「……………………」
神裂(うわあああああああああああああああ!)
217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:54:12.04 ID:YE432kDO [6/10]
神裂(どうしよう!彼の顔がまともに見れない!今までそんなことなかったのに!!)
『百合子……お前、女だったのか……』
『いや……本当は俺ァ……ふ(両方の性別を持っているようです)なンだ……』
『関係ないぜ』
『アッー』
神裂(あのシーンが……あのシーンが頭から離れない!リアリティーがなさすぎて逆に現実かもしれないという想像が!)
神裂「あれが……私の自分だけの現実ですか……」
神裂(もし本当にそっちの趣味があったらどうしましょう。今後どう接すれば……)
220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:31:25.86 ID:YE432kDO [8/10]
上条「……あ」
神裂「あ……また会いましたね」
上条「さっきの場所からあまり離れてないからさ。……あの」
神裂「な、何でしょう」
上条「もしかして俺、管理人さんに変な事した?」
神裂「していませんよ!全然!ただ……」
神裂(私が変な想像をしてるからいけないのであって、彼に非はありません)
『アッー』
221 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:44:20.70 ID:YE432kDO [9/10]
上条「確かによく問題に巻き込まれるし、色々迷惑をかけてきた。
でも俺、これからも管理人さんと付き合っていきたいんだ!」
神裂(あああまた思い出してしまったああああああ)
上条「だから正直に言って!真剣に向き合って!目の前の男を見てくれ!こいつをどう思う!!?」
神裂(きゃああああああああああああああああああ)
神裂「すごく……わかりません」
上条「……どういうこと?」
神裂「自分があなたをどう思っているのかわからないんですよ!」
222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:56:18.62 ID:YE432kDO [10/10]
神裂「あなたが(普通とは)違う人と恋愛をしていると思うとどうすればいいのかわからないんです!」
上条「え……恋愛?俺は別に」
神裂「他の人と話しているたびにドキドキするんです(緊張で)!」
上条「……!管理人さん」
神裂「苦しくはないんですか!?世間の目に耐えられるんですか!?」
上条(15才の俺と38才管理人の年の差恋愛!?)
神裂「あなたこそは私(を含めた女性)のことをどう思ってるんですか!!?」
上条「────!」
225 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:04:42.29 ID:YRj5YEDO [1/23]
上条「俺は!」
神裂「…………」
上条「あなたのことを……」
神裂「…………」
上条「あなたのことが……」
神裂「…………」
上条「あなたがエロいと思っています!」
神裂「…………は?」
上条「あなたはぁぁぁぁエロいとぉぉぉぉ思いますぅぅぅぅぅぅ」
神裂「ちょ……!?」
226 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:16:32.91 ID:YRj5YEDO [2/23]
上条「だから……管理人さんはぁぁぁぁ」
神裂「やっ、やめっ……こんな町中で叫ばないでください!」
上条「聞こえなかったみたいだから……」
神裂「そんな大声で失礼な言葉を言われたのは初めてです!」
上条「失礼とかじゃないんだ!」
神裂「……!」
上条「とにかく俺が言いたかったのは……」
神裂「…………」
上条「俺は管理人さんを恋愛対象として見ているんだ……!」
神裂「……なるほど」
228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:26:59.44 ID:YRj5YEDO [3/23]
神裂「あなたは私の事をそう見ていたのですか……」
上条(通じた!ひゃっほおおおお)
神裂「あなたは私を男だって思っていたんですね!?」
上条「…………はい?」
神裂「あれだけ接していたのに……裸で触れ合ったのに!」
上条「ごめんなさい上条さん話がよく通じませ」
神裂「このっ……ばかぁ!」
上条「……………………」
神裂「うわぁぁぁぁん!」
上条「……………………」
上条「……不幸だー……はあ」
229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 00:40:10.14 ID:YRj5YEDO [4/23]
寮
上条「どうしてこうなってしまったのだろうか……」
上条(絶対に嫌われてる……もう立ち直れねぇ)
上条「はあ…………ん?」
上条(管理室の前に本が落ちてる……何だあれ?)
上条×一方通行
即座に理解した上条が神裂の誤解を解いたのは三日後であった。
終わり
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