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パワプロ「茜ちゃん、デラたこ食べに行こうよ」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/14(水) 17:02:51.96 ID:XEvT8LixP [1/31]
茜「お、ええなー行く行くー」
パワプロ「無料券が当たったんだよね」
矢部「オイラも食べたいでやんすー」
パワプロ「うん、無料券あるから、一緒に食べよう」
茜「あたしの取り分減るやん…」
パワプロ「おいしいからいっぱい食べたいよねー」
矢部「でも、高いでやんすからねー」
茜「矢部は買いーな!」
矢部「ひどいでやんす!」
茜「お、ええなー行く行くー」
パワプロ「無料券が当たったんだよね」
矢部「オイラも食べたいでやんすー」
パワプロ「うん、無料券あるから、一緒に食べよう」
茜「あたしの取り分減るやん…」
パワプロ「おいしいからいっぱい食べたいよねー」
矢部「でも、高いでやんすからねー」
茜「矢部は買いーな!」
矢部「ひどいでやんす!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/14(水) 17:04:56.35 ID:XEvT8LixP
パワプロ「いいよいいよ、俺が買うからさ」
茜「え、ええの?」
パワプロ「矢部くんも俺のやつ半分こでいいでしょ?」
矢部「半分くれるだけでもうれしいでやんす」
とは言っても、正直に行って、デラたこ高いんだよなぁ…。
パワプロ「よし、それじゃあいこっか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:07:26.14 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
「まいどー」
パワプロ「はふはふ」パクッ
パワプロ「うまい!」
茜「やっぱデラたこやなー」
矢部「口の中でとろけるでやんしゅ!」
パワプロ「矢部くん、青海苔つけすぎ」
茜「ほんまやー」
矢部「…ちょっと急ぎすぎちゃったでやんす、テヘ☆」
パワプロ・茜「キモッ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:11:37.23 ID:XEvT8LixP
パワプロ「って、うわー! 半分以上食べたなー!!」
矢部「ご馳走様でやんした! それじゃあ!」
パワプロ「猛スピードで逃げていった! 畜生っ!」
茜「矢部はいやしいやつやなぁ」
パワプロ「そうだねぇ」
茜「しゃーないな。あたしのあげるは、ほれ、あーん」
パワプロ「あ、あーん」
パクッ
茜「『あたしにもらった』&『あーんしてもらった』っていう素晴らしい特典付きやでっ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:17:31.17 ID:XEvT8LixP
パワプロ「ふむふむ…美味しいよ」
茜「どれくらい美味しい?」
パワプロ「えっ、普通だけど」
茜「特典意味ないやん! なんかないんかいっ?」
パワプロ「いや、特には…」
茜「女の子が勇気出してあーんしたのにそれだけとか、あんたわかってへんわ」
パワプロ「ご、ごめん、ついついデラたこに集中しちゃったよ」
茜「もうええわ、なんか自分でも悲しくなってきたし」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:28:48.62 ID:XEvT8LixP
茜「そうや、今度お礼するわ」
茜「んー…何がええかなぁ」
パワプロ「そんな、別にいいよ」
茜「いや、それはあかんよ。アンフェアや」
パワプロ「そうかなぁ」
無料券だからどうせ俺は払ってないんだけど…。
茜「じゃあ、何してほしい?」
パワプロ「それじゃあ、今度どこかにおでかけなんかどう?」
茜「で、デート!?」
パワプロ「あ、え、で、デート?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:35:40.79 ID:XEvT8LixP
茜「い、いや、パワプロくんがええんやったら、ええんやけど…」
おでかけ=デートなのかな?
パワプロ「いや、普通にいいけど。なんで?」
茜「いや、な、なんでもない…」
そう言って俺に背中を向ける、茜ちゃん。
パワプロ「うーん、ダメかな?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:43:24.96 ID:XEvT8LixP
茜「よーし、あたしが提案したことや! パワプロくんのしたいことをしたるっ」
パワプロ「う、うん」
茜「て、歯切れ悪いなぁ!」
パワプロ「うっひょー! すっごく楽しみぃ!」
茜「なんやその変なテンション!」
パワプロ「結局突っ込むじゃないか!」
茜「パワプロくんの演技が下手やからや!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:48:35.41 ID:XEvT8LixP
パワプロ「ほほう、俺の演技力を知らんとな…?」
茜「むむ、なんか含みのある言い方やな…」
パワプロ「仕方ない、見せてやろう…!」
さて、何を見せようかな?
>>18
1あやしい医者の真似
2ゴスロリを着る威圧感のある女
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:55:44.14 ID:vQEdAoPm0
2
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:00:05.66 ID:XEvT8LixP
パワプロ「むふー!」ピュゴォォォォォン
茜「!?」
パワプロ「茜様ー!」
茜「キモいっ! な、なんやねんそれっ!?」
パワプロ「パワプロは茜様のために手編みのマフラーを編んできましたぁ!」
茜「やめてっ! 気持ち悪いっ!」
傷つくからあんまり言わないでほしい。
パワプロ「どうだった? 俺の演技力は?」
茜「ぜ、ぜんぜんやなー。あたしの方がすごいし」ウルウル
とか言いながら涙目じゃないか。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:07:39.66 ID:XEvT8LixP
パワプロ「じゃあ、やってみてよ」
茜「じゃ、じゃあ…」
茜「ガンダーロボでやんすっ!」
パワプロ「…」
あれ、誰のマネしてるの?
パワプロ「も、もう一回」
茜「え…えっと…目指せ甲子園でやんす~!」
パワプロ「…かわいい」
茜「えっ!?」
いや、正直、矢部くんもこれくらいかわいければいいのに。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:19:35.70 ID:XEvT8LixP
茜「可愛いって、あたしが?」
パワプロ「茜ちゃんがなんか本気で矢部くんの真似してるからさ」
茜「それの、どこが可愛いねんっ! ま、まさかパワプロくんは…」
パワプロ「そ、それはないよ!? いやーそんな伊達メガネまでかけてやってるから…」
茜「あ、これ? ちょっとオシャレやろ?」
パワプロ「うん、とっても可愛いよ。似合ってる」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:27:02.19 ID:XEvT8LixP
茜「そ、そうかなぁ?」ニヘラニヘラ
パワプロ「なんか不気味だよ…笑顔が」
茜「それじゃあ、デートのことなんやけど…」
あ、無視された。
茜「明日でいい?」
パワプロ「俺はいいけど。あした休みだし」
茜「なら、決まりやな。楽しみにしてるわーバイバイ」
パワプロ「うん、じゃあねー」
歩きながら話してたから、もう別れるところまで来てたのか。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:36:27.92 ID:XEvT8LixP
茜ちゃんわかる人いたら言ってくれる?
あと、知らない人は、画像検索すれば出ると思います。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:46:11.69 ID:XEvT8LixP
パワプロ「お、阿畑先輩、ニュースに出てる」
「お得意のナックルボールで打者を圧倒!」
パワプロ「おお、すごいなー。俺もがんばろっと」
阿畑「ナックルボールちゃう、アバタボール…」
うわっ、まさか、これインタビューでも言ってるのか!?
恥ずかしい…。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:52:04.58 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
茜「おっ~~~っそい!!!」
パワプロ「いや、時間通りだよ! 逆に茜ちゃんが遅刻したのに!」
茜「うるさーい! あたしが正義や!」
パワプロ「いきなり理不尽だな!」
茜「あはは! ええ、突っ込みや、パワプロくん!」
パワプロ「よし、ほめられた!」
パワプロ「っと、そういえば、なんでメガネかけてるの?」
茜「え!? あ、えっと…な、なんでやろーなー?」
パワプロ「ま、いっか。とりあえず、レッツゴー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:03:29.36 ID:XEvT8LixP
茜「バッティングセンター行かへん?」
パワプロ「いいけど、茜ちゃん打てるの?」
茜「これでも野球部のマネージャーやで!? 打てるに決まってるやろ!」
うーん俺はきっと、茜ちゃんは…。
>>32
1打てると思う
2打てないと思う
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:16:58.69 ID:jIhlgHKoO
1
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:37:01.72 ID:XEvT8LixP
キーン キーン
パワプロ「うわ…140キロをバカバカと…」
茜「どうや、パワプロくん! すごいやろ!」
パワプロ「うん、驚いたよ。なんでそんなに打てるの?」
茜「来たら打てばええねん!」
それができれば苦労しないよ…!
茜「さ、次はパワプロくんの番やで」
パワプロ「え!? 俺はほら…ピッチャーだから…」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:57:32.74 ID:XEvT8LixP
茜「なんや、なんや? 言い訳して打たへんつもりか?」
パワプロ「い、いやあ…」
最近阿畑先輩が残した練習ばっかりしてるから、野球してないんだよなぁ。
パワプロ「わ、わかったよ…」
今日だって刀振り回してたのに…。
パワプロ「だったら俺のすごさを見せてやる!」
>>38
1 150キロに挑戦!
2 160キロに挑戦だぁ!!
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:08:22.79 ID:JND1z3Rq0
2
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:20:51.08 ID:XEvT8LixP
パワプロ「160キロに挑戦じゃあ!」
茜「あ、あの、パワプロくん、無理はせんでええよ?」
パワプロ「いいや、する! 見ててくれ!」
チャリン
パワプロ「さあ、来い!」
茜「はわわ…」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:25:21.26 ID:XEvT8LixP
パワプロ「…」
正直、打てるとは思っていない。
ギギギ…
パワプロ「…」
ビシュン
パワプロ「!」
キィーン!
茜「!!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:54:57.42 ID:XEvT8LixP
パワプロ「…ん?」
なんだこれ?
子供の投げる球みたいに遅いぞ?
ビシュン
キィン
茜「…すご……」
パワプロ「…」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:58:38.62 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
パワプロ「ご、ごめん…間違えて100キロくらいのを…」
茜「何言ってんねんっ、パワプロくん!」
パワプロ「はい?」
茜ちゃんが指差す方向には、160キロの文字。
パワプロ「…えええええええええええええええええ!?」
あんなに遅いのに…?
いや、160キロなんだろう…。
あれ? なんで打てるんだ?
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:03:03.06 ID:XEvT8LixP
パワプロ「え、でも…」
パワプロ「!」
まさか…阿畑先輩の練習!?
そんなこと、あるのかな?
茜「パワプロくん凄い! 恐ろしいほどに!」
パワプロ「い、今俺もびっくりしてるよ…うひゃぁ…」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:11:03.31 ID:XEvT8LixP
パワプロ「え、えっと…」
茜「パワプロくん! ストライクアウトやりぃな!」
パワプロ「う、うん」
茜「…」ワクワク
うーん…ボール触るの何ヶ月ぶりだろ…。
パワプロ「とりあえず、4番」
バシン
茜「当たりや!」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:17:08.14 ID:XEvT8LixP
茜「次は!? 次は!?」
パワプロ「えっと…7番」
バシンバシン
茜「うわー! 2マス抜きや!」
なんか茜ちゃんテンション高いなぁ。
茜「変化球投げてみて!」
パワプロ「う、うん」
ククッ バシン
茜「また当たったー!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:33:05.12 ID:XEvT8LixP
結果は全部成功。
コントロールまで向上してる…。
茜「な、なんやねんパワプロくん…!」
パワプロ「は、はい?」
茜「恐ろしい子やわ…」
パワプロ「俺も本当に怖いよ…野球部らしいことしてないのに」
茜「たしかにそうやなー」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:48:24.64 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
パワプロ「いやあ、今日は調子よかったね」
茜「パワプロくん…」
パワプロ「は、はい?」
茜「パワプロくんの、彼女になりたい」
パワプロ「!?」
い、今なんと!?
パワプロ「…な、なんて?」
茜「パワプロくんと、一緒にいたいねん」
パワプロ「な、なぜに?」
茜「さっきの見てて、惚れてもうたわ。パワプロくんに」
パワプロ「…」
モジモジする茜ちゃんは、とても可愛く見える。
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:53:52.86 ID:XEvT8LixP
パワプロ「い、いやあ…その…なんだろ…」
ポニーテールの髪型も、とても可愛い。
パワプロ「お、俺も…と、いうか…茜ちゃんが良いなら…」
すっごく、うれしいけど。
茜「なんや! ならオーケーやんかっ!」
パワプロ「えっ」
茜「これからよろしくなっ、パワプロくん」
パワプロ「…うん! よろしくっ!」
なんだか、阿畑先輩には悪いけど、これはこれで…。
-END-
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 22:10:49.31 ID:XEvT8LixP [30/31]
まあ、これが俺の限界かと。
やっぱり、彼女候補の一人ともなると、そのシリーズをやっていない人にはわからないですからねぇ…。
とりあえず、見てくれた方、ありがとうございました!
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 22:34:30.10 ID:XEvT8LixP [31/31]
とりあえず、また日を置いて、エリリンスレを立てたいと思います。
では。
パワプロ「いいよいいよ、俺が買うからさ」
茜「え、ええの?」
パワプロ「矢部くんも俺のやつ半分こでいいでしょ?」
矢部「半分くれるだけでもうれしいでやんす」
とは言っても、正直に行って、デラたこ高いんだよなぁ…。
パワプロ「よし、それじゃあいこっか」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:07:26.14 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
「まいどー」
パワプロ「はふはふ」パクッ
パワプロ「うまい!」
茜「やっぱデラたこやなー」
矢部「口の中でとろけるでやんしゅ!」
パワプロ「矢部くん、青海苔つけすぎ」
茜「ほんまやー」
矢部「…ちょっと急ぎすぎちゃったでやんす、テヘ☆」
パワプロ・茜「キモッ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:11:37.23 ID:XEvT8LixP
パワプロ「って、うわー! 半分以上食べたなー!!」
矢部「ご馳走様でやんした! それじゃあ!」
パワプロ「猛スピードで逃げていった! 畜生っ!」
茜「矢部はいやしいやつやなぁ」
パワプロ「そうだねぇ」
茜「しゃーないな。あたしのあげるは、ほれ、あーん」
パワプロ「あ、あーん」
パクッ
茜「『あたしにもらった』&『あーんしてもらった』っていう素晴らしい特典付きやでっ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:17:31.17 ID:XEvT8LixP
パワプロ「ふむふむ…美味しいよ」
茜「どれくらい美味しい?」
パワプロ「えっ、普通だけど」
茜「特典意味ないやん! なんかないんかいっ?」
パワプロ「いや、特には…」
茜「女の子が勇気出してあーんしたのにそれだけとか、あんたわかってへんわ」
パワプロ「ご、ごめん、ついついデラたこに集中しちゃったよ」
茜「もうええわ、なんか自分でも悲しくなってきたし」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:28:48.62 ID:XEvT8LixP
茜「そうや、今度お礼するわ」
茜「んー…何がええかなぁ」
パワプロ「そんな、別にいいよ」
茜「いや、それはあかんよ。アンフェアや」
パワプロ「そうかなぁ」
無料券だからどうせ俺は払ってないんだけど…。
茜「じゃあ、何してほしい?」
パワプロ「それじゃあ、今度どこかにおでかけなんかどう?」
茜「で、デート!?」
パワプロ「あ、え、で、デート?」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:35:40.79 ID:XEvT8LixP
茜「い、いや、パワプロくんがええんやったら、ええんやけど…」
おでかけ=デートなのかな?
パワプロ「いや、普通にいいけど。なんで?」
茜「いや、な、なんでもない…」
そう言って俺に背中を向ける、茜ちゃん。
パワプロ「うーん、ダメかな?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:43:24.96 ID:XEvT8LixP
茜「よーし、あたしが提案したことや! パワプロくんのしたいことをしたるっ」
パワプロ「う、うん」
茜「て、歯切れ悪いなぁ!」
パワプロ「うっひょー! すっごく楽しみぃ!」
茜「なんやその変なテンション!」
パワプロ「結局突っ込むじゃないか!」
茜「パワプロくんの演技が下手やからや!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:48:35.41 ID:XEvT8LixP
パワプロ「ほほう、俺の演技力を知らんとな…?」
茜「むむ、なんか含みのある言い方やな…」
パワプロ「仕方ない、見せてやろう…!」
さて、何を見せようかな?
>>18
1あやしい医者の真似
2ゴスロリを着る威圧感のある女
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 17:55:44.14 ID:vQEdAoPm0
2
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:00:05.66 ID:XEvT8LixP
パワプロ「むふー!」ピュゴォォォォォン
茜「!?」
パワプロ「茜様ー!」
茜「キモいっ! な、なんやねんそれっ!?」
パワプロ「パワプロは茜様のために手編みのマフラーを編んできましたぁ!」
茜「やめてっ! 気持ち悪いっ!」
傷つくからあんまり言わないでほしい。
パワプロ「どうだった? 俺の演技力は?」
茜「ぜ、ぜんぜんやなー。あたしの方がすごいし」ウルウル
とか言いながら涙目じゃないか。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:07:39.66 ID:XEvT8LixP
パワプロ「じゃあ、やってみてよ」
茜「じゃ、じゃあ…」
茜「ガンダーロボでやんすっ!」
パワプロ「…」
あれ、誰のマネしてるの?
パワプロ「も、もう一回」
茜「え…えっと…目指せ甲子園でやんす~!」
パワプロ「…かわいい」
茜「えっ!?」
いや、正直、矢部くんもこれくらいかわいければいいのに。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:19:35.70 ID:XEvT8LixP
茜「可愛いって、あたしが?」
パワプロ「茜ちゃんがなんか本気で矢部くんの真似してるからさ」
茜「それの、どこが可愛いねんっ! ま、まさかパワプロくんは…」
パワプロ「そ、それはないよ!? いやーそんな伊達メガネまでかけてやってるから…」
茜「あ、これ? ちょっとオシャレやろ?」
パワプロ「うん、とっても可愛いよ。似合ってる」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:27:02.19 ID:XEvT8LixP
茜「そ、そうかなぁ?」ニヘラニヘラ
パワプロ「なんか不気味だよ…笑顔が」
茜「それじゃあ、デートのことなんやけど…」
あ、無視された。
茜「明日でいい?」
パワプロ「俺はいいけど。あした休みだし」
茜「なら、決まりやな。楽しみにしてるわーバイバイ」
パワプロ「うん、じゃあねー」
歩きながら話してたから、もう別れるところまで来てたのか。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:36:27.92 ID:XEvT8LixP
茜ちゃんわかる人いたら言ってくれる?
あと、知らない人は、画像検索すれば出ると思います。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:46:11.69 ID:XEvT8LixP
パワプロ「お、阿畑先輩、ニュースに出てる」
「お得意のナックルボールで打者を圧倒!」
パワプロ「おお、すごいなー。俺もがんばろっと」
阿畑「ナックルボールちゃう、アバタボール…」
うわっ、まさか、これインタビューでも言ってるのか!?
恥ずかしい…。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 18:52:04.58 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
茜「おっ~~~っそい!!!」
パワプロ「いや、時間通りだよ! 逆に茜ちゃんが遅刻したのに!」
茜「うるさーい! あたしが正義や!」
パワプロ「いきなり理不尽だな!」
茜「あはは! ええ、突っ込みや、パワプロくん!」
パワプロ「よし、ほめられた!」
パワプロ「っと、そういえば、なんでメガネかけてるの?」
茜「え!? あ、えっと…な、なんでやろーなー?」
パワプロ「ま、いっか。とりあえず、レッツゴー!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:03:29.36 ID:XEvT8LixP
茜「バッティングセンター行かへん?」
パワプロ「いいけど、茜ちゃん打てるの?」
茜「これでも野球部のマネージャーやで!? 打てるに決まってるやろ!」
うーん俺はきっと、茜ちゃんは…。
>>32
1打てると思う
2打てないと思う
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:16:58.69 ID:jIhlgHKoO
1
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:37:01.72 ID:XEvT8LixP
キーン キーン
パワプロ「うわ…140キロをバカバカと…」
茜「どうや、パワプロくん! すごいやろ!」
パワプロ「うん、驚いたよ。なんでそんなに打てるの?」
茜「来たら打てばええねん!」
それができれば苦労しないよ…!
茜「さ、次はパワプロくんの番やで」
パワプロ「え!? 俺はほら…ピッチャーだから…」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 19:57:32.74 ID:XEvT8LixP
茜「なんや、なんや? 言い訳して打たへんつもりか?」
パワプロ「い、いやあ…」
最近阿畑先輩が残した練習ばっかりしてるから、野球してないんだよなぁ。
パワプロ「わ、わかったよ…」
今日だって刀振り回してたのに…。
パワプロ「だったら俺のすごさを見せてやる!」
>>38
1 150キロに挑戦!
2 160キロに挑戦だぁ!!
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:08:22.79 ID:JND1z3Rq0
2
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:20:51.08 ID:XEvT8LixP
パワプロ「160キロに挑戦じゃあ!」
茜「あ、あの、パワプロくん、無理はせんでええよ?」
パワプロ「いいや、する! 見ててくれ!」
チャリン
パワプロ「さあ、来い!」
茜「はわわ…」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:25:21.26 ID:XEvT8LixP
パワプロ「…」
正直、打てるとは思っていない。
ギギギ…
パワプロ「…」
ビシュン
パワプロ「!」
キィーン!
茜「!!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:54:57.42 ID:XEvT8LixP
パワプロ「…ん?」
なんだこれ?
子供の投げる球みたいに遅いぞ?
ビシュン
キィン
茜「…すご……」
パワプロ「…」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 20:58:38.62 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
パワプロ「ご、ごめん…間違えて100キロくらいのを…」
茜「何言ってんねんっ、パワプロくん!」
パワプロ「はい?」
茜ちゃんが指差す方向には、160キロの文字。
パワプロ「…えええええええええええええええええ!?」
あんなに遅いのに…?
いや、160キロなんだろう…。
あれ? なんで打てるんだ?
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:03:03.06 ID:XEvT8LixP
パワプロ「え、でも…」
パワプロ「!」
まさか…阿畑先輩の練習!?
そんなこと、あるのかな?
茜「パワプロくん凄い! 恐ろしいほどに!」
パワプロ「い、今俺もびっくりしてるよ…うひゃぁ…」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:11:03.31 ID:XEvT8LixP
パワプロ「え、えっと…」
茜「パワプロくん! ストライクアウトやりぃな!」
パワプロ「う、うん」
茜「…」ワクワク
うーん…ボール触るの何ヶ月ぶりだろ…。
パワプロ「とりあえず、4番」
バシン
茜「当たりや!」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:17:08.14 ID:XEvT8LixP
茜「次は!? 次は!?」
パワプロ「えっと…7番」
バシンバシン
茜「うわー! 2マス抜きや!」
なんか茜ちゃんテンション高いなぁ。
茜「変化球投げてみて!」
パワプロ「う、うん」
ククッ バシン
茜「また当たったー!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:33:05.12 ID:XEvT8LixP
結果は全部成功。
コントロールまで向上してる…。
茜「な、なんやねんパワプロくん…!」
パワプロ「は、はい?」
茜「恐ろしい子やわ…」
パワプロ「俺も本当に怖いよ…野球部らしいことしてないのに」
茜「たしかにそうやなー」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:48:24.64 ID:XEvT8LixP
・ ・ ・
パワプロ「いやあ、今日は調子よかったね」
茜「パワプロくん…」
パワプロ「は、はい?」
茜「パワプロくんの、彼女になりたい」
パワプロ「!?」
い、今なんと!?
パワプロ「…な、なんて?」
茜「パワプロくんと、一緒にいたいねん」
パワプロ「な、なぜに?」
茜「さっきの見てて、惚れてもうたわ。パワプロくんに」
パワプロ「…」
モジモジする茜ちゃんは、とても可愛く見える。
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 21:53:52.86 ID:XEvT8LixP
パワプロ「い、いやあ…その…なんだろ…」
ポニーテールの髪型も、とても可愛い。
パワプロ「お、俺も…と、いうか…茜ちゃんが良いなら…」
すっごく、うれしいけど。
茜「なんや! ならオーケーやんかっ!」
パワプロ「えっ」
茜「これからよろしくなっ、パワプロくん」
パワプロ「…うん! よろしくっ!」
なんだか、阿畑先輩には悪いけど、これはこれで…。
-END-
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 22:10:49.31 ID:XEvT8LixP [30/31]
まあ、これが俺の限界かと。
やっぱり、彼女候補の一人ともなると、そのシリーズをやっていない人にはわからないですからねぇ…。
とりあえず、見てくれた方、ありがとうございました!
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/14(水) 22:34:30.10 ID:XEvT8LixP [31/31]
とりあえず、また日を置いて、エリリンスレを立てたいと思います。
では。
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