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戦場ヶ原「性交をしましょう」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:44:47.10 ID:mt6CxC8j0 [1/32]
???「思いっきり縛り上げてちょうだい。それはもう絡まった操り人形のごとく」
???「承知した!だが戦場ヶ原先輩・・・縛り方は任せてもらえないだろうか?」
???「えぇ構わないわ。どのように縛るのかはアナタに任せましょう。ただし・・・」
???「分かっているぞ。容赦や半端な縛り方はしない!」
???「ふふ・・・良い娘ね」
???「思いっきり縛り上げてちょうだい。それはもう絡まった操り人形のごとく」
???「承知した!だが戦場ヶ原先輩・・・縛り方は任せてもらえないだろうか?」
???「えぇ構わないわ。どのように縛るのかはアナタに任せましょう。ただし・・・」
???「分かっているぞ。容赦や半端な縛り方はしない!」
???「ふふ・・・良い娘ね」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:47:07.05 ID:mt6CxC8j0 [2/32]
なにか聞き捨てならない言葉を耳にした気がする。
まさかな・・・いやいやありえない。そもそも僕は寝慣れたベッドで惰眠を
積極的に貪っている最中だ。ふぅ、疲れてるとはいえ幻聴まで耳にするとは
本格的に寝直さなければいけないな。うん。そうしよう。正直かなり眠いし。
だけども僕も自身の保身のために少なからず幻聴かどうか確かめなきゃな。
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:48:42.84 ID:mt6CxC8j0
不安要素を徹底的に排除してからの方が由り良い環境で心置きなく就寝につけるわけだ。
ここは片目だけ開くことにしよう。その方がそのまま現グッドバイとなるってわけだ。
僕は賢いなぁ。ははは。
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:51:06.28 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「ってなんでお前らがいんだよ!?むしろ何で僕が学習塾跡地に移動してんだよ!?」
戦場ヶ原「あらあらゴミ・・・阿良々木くんが起きたみたい」
阿良々木「今ゴミって言ったろ!?」
神原「阿良々木先輩おはよう」
阿良々木「あぁおはよう。じゃねぇよ!なに平然と挨拶してんの!?」
戦場ヶ原「良くもまぁ起きて早々ツッコミできるものね。そこだけは微生物として認めてあげる」
神原「おぉ!戦場ヶ原先輩がデレた!」
阿良々木「もういいよ・・・。それはそれとして何で僕は拉致監禁されてるのか教えてくれ」
9 名前:書き溜めはしてる[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:52:53.04 ID:mt6CxC8j0
その瞬間、僕の頬を掠めて何かが高速で通過した。と同時に僅かな痛みと共に生暖かいものが流れる。
うわぁ・・・こうゆうの久々な気がする。そして何が通過したのか見る勇気がない。
戦場ヶ原は目を細め、苛立ちを全面に出した表情で僕を睨みつけていた。
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:54:41.98 ID:mt6CxC8j0
こえぇぇぇぇぇ!!!僕が何をしたと言うんだ!?ここまで怒らすことをしたって言うのか!?
記憶を辿ってみるものの何も浮かばない。そりゃそうだ。何もしてないんだから。
ここは聞いた方が効率的だ。頑張れ僕!
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:56:15.04 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「あの戦場ヶ原さん・・・僕なにかしましたでしょうか?」
戦場ヶ原「なにをしたか身に憶えはなくて?」
阿良々木「すいません・・・分からないです」
戦場ヶ原「やっぱりその頭の中身は何も詰まってないみたいね。神原」
神原「承知した!実はな阿良々木先輩・・・」
14 名前:期待はするな[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:58:13.63 ID:mt6CxC8j0
神原が言うには、先日10キロのランニングに勤しんでいると僕を見かけたそうだ。
その時、僕は何もない空間に向かい抱きつき舐める動作をして手をワキワキと
動かし何かを揉んでいたそうだ。・・・うん。分かった。
もう何もかも理解した。これ以上は口を閉じろ。
この瞬間にも戦場ヶ原は眉をピクピクと動かしコンパスとカッターを握りしめ僕のナニを見ている。
これ以上は非常に危険だ。僕のボクがボクじゃなくなる!!
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:59:30.01 ID:mt6CxC8j0
神原「と、言うわけだ。そこで何をしてるのか気になった私は戦場ヶ原先輩に聞いたと言うわけだ」
阿良々木「そんな爽やかに話すなや!キャラが違うだろうが!」
戦場ヶ原「ねぇ~え阿・良・々・木・く・ん」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:01:36.92 ID:mt6CxC8j0
状況が状況でなければ誰彼かまわず魅了している聖母の戦場ヶ原がそこにいた。
が、今は状況が状況なわけで聖母は聖母になりうるはずもなく
僕は今、恐怖政治によって判決を言いつけられようとしたいた。
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:02:45.00 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「はい・・・」
戦場ヶ原「アナタは誰を愛してやまないのかしら?」
阿良々木「・・・戦場ヶ原」
戦場ヶ原「聞こえないわね。かんばr」
阿良々木「戦場ヶ原ひたぎさんです!」
戦場ヶ原「そう。神原やりなさい」
20 名前:改行する場所間違えてたorz[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:04:36.68 ID:mt6CxC8j0
何だ今のは?言わせるだけ言わせて!?
どうしてこうなった・・・。
僕が物思いに耽っているにもかかわらず神原は遠足が楽しみで仕方がない
子供のように荒縄を僕に食い込ませていた。
戦場ヶ原「あらそろそろ時間ね」
神原「おぉ!もうそんな時間か!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:07:00.90 ID:mt6CxC8j0
ぅあ・・・これはきつい・・・ドコがって聞かれたら臀部から股にかけて。
何かヴァルハラコンビが言ってるが今の僕には理解できない。
齟齬が発生とか、でも聞いてとか、そんなチャチな・・・っ!?
そんな!なんで僕のボクが元気になってるんだ!
僕にはこんな趣味はない!あるとしたらツインテールなロリロリっ娘だったり
巨乳なメガネ委員長だったりシャイな後輩だったり・・・うん。
考えたら更に硬質化が強まってしまった。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:09:06.53 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「阿良々木くん。あなたに言わなければならないの」
阿良々木「な・・・んだよっ」
気付かれんなよ!?絶対に気付かれんなよ!?
戦場ヶ原「媚薬って知ってるかしら?知ってるわよね?知ってなさいよ!?」
阿良々木「っ・・・かょっ!」
戦場ヶ原「ツッコミも出来ないほど辛そうね。その媚薬とやらを事前に飲ませたわ」
戦場ヶ原「フフどうかしら?安心しなさい。効果は見て通りだから」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:10:56.99 ID:mt6CxC8j0
バレてる!絶対にバレてるよこれ!
僕のボクがいくら人見知りだからって縛られて強調されてるんだから当然じゃないか!
一世を風靡した某サードチルドレンだってこれは無理だ!
最低だ・・・俺って・・・。それもこれも神原のせいだ。
いやそもそも事前に飲ませるってどうやってだ?
戦場ヶ原に視線を向けると心でも読まれたかのように答えてくれた。
24 名前:俺一人でも頑張る[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:13:11.13 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「もちろん私が口移しでよ。阿良々木くんったら舌まで絡めてくるんですもの」
戦場ヶ原「眠っててもなお私を求めるなんてイケない子ね。それとも」
そこで一区切り。そして指を太ももの上に置いて優しく撫で回す。
まずい。これは非常にまずい。息が漏れるのを押さえると更に声が出してしまう。
負のスパイラル。腰が自我を持ったようにグラインドしてしまう。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:14:50.23 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原の指が僕のボクに触れようとする。いや実際に触れてはいるんだろう。
だけど触覚が反応するかしないかの距離で行ったり来たり。
戦場ヶ原「誰にでもそうするのかしら?」
阿良々木「しないよ!戦場ヶ原だけだ!だから!・・・っ!?」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:16:36.78 ID:mt6CxC8j0
だからなんだと言うんだろう。口が勝手に動いた。
求めてしまった。神原のいるまえで。あぁ終わった。
僕の人生TheEnd。さらば清純な阿良々木暦。ようこそ大人の世界へ。
ほら見ろ。戦場ヶ原の目を。神原の目を。ギラギラしてるじゃないか。
僕はきっと生け贄に出された少女の顔をしてるはずだ。
30 名前:嬉しくないし///[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:18:49.39 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原は僕の耳元に口元を寄せて囁いた。
戦場ヶ原「良い子ね。良い子には御褒美が必要よね?欲しいんでしょ?」
それがまた妙に色っぽく指も僕の僕を優しく撫で回し僕の精神的牙城を崩していく。
崩していく?何も崩れるものはどこにもないじゃないか。もとから更地。
ならば答えるしかないよな。そうだろブラザー?
言葉を出すのも億劫になっている状況で出来る行動。
それは頷くこと。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:20:14.78 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「見なさい神原。卑しい豚が無様にも赤面させて求めているわ」
戦場ヶ原「しかもこんなに大きくさせて」
神原「あぁ男性のモノはここまで大きくなるのか・・・ごくり」
もう何を言われようと僕は動じない。否!美人二人に視姦されているのだから
僕のボクは硬化を増している。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:22:13.38 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「頼む・・・もう限界なんだ」
戦場ヶ原「何が限界なのか言ってごらんなさい?」
阿良々木「・・・せ・・・さい」
戦場ヶ原「聞こえないわね。神原聞こえたかしら?」
神原「いや全く。私の鼓膜は何も捕らえていない」
阿良々木「出させてください!精子を出させ・・・っ!」
最後まで言い終わるまえに口を塞がれた。俗に言うマウスボールによって。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:25:13.38 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「何を期待しているのかしらね。この卑しい豚は」
戦場ヶ原「こんなに目を潤ましちゃって・・・」
阿良々木「ぅゎ・・・あっ・・・」
戦場ヶ原「まずは私の味を堪能しなさい」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:26:40.34 ID:mt6CxC8j0
マウスボール。それは円状のプラスティックなものに
均等な穴が開いているもので用途は主にSMプレイで使われる。
戦場ヶ原はその穴からタラリと唾液を垂らしたのだ。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:27:52.71 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「味わって飲み干しなさい」
阿良々木「ぁぃ・・・」
量は少なかったにしろ僕は言われた通り舌の上で戦場ヶ原の味を
何度も何度も何度も味わった。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:29:23.09 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「お味はいかが?」
阿良々木「あいひぃれす(美味しいです)」
阿良々木「おっふぉふらはい(もっとください)」
戦場ヶ原「あらあら自分からおねだりとは豚だってこと忘れてるんじゃないの?」
戦場ヶ原「もっと欲しかったら私を満足させなさい」
39 名前:山場は終わった(´・ω・`)[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:31:48.06 ID:mt6CxC8j0
口に装着されていたマウスボールを外される。絞められた縄も外される。
それほど主として使うつもりはなかったらしい。
それどころか唾液まみれのマウスボールを何てことなく触れているのに気付く。
阿良々木「あっ・・・」
戦場ヶ原「言ったはずよ?阿良々木くんが汚物まみれでも私は阿良々木くんを抱擁できると」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:33:03.17 ID:mt6CxC8j0
そうだった。貝木の時に確かに言われた。
戦場ヶ原はさもあらんと言ったような表情をしている。
飴と鞭。使い分けが良く出来ている。
神原「話は終わったみたいだな。ちょっとトイレに行ってくる」
戦場ヶ原「・・・ありがとう神原」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:35:42.43 ID:mt6CxC8j0
ん?どうゆうことだ?
阿良々木「僕はこれから戦場ヶ原を悦ばせ神原に犯されるんじゃなかったのか?」
戦場ヶ原「半分当たり。元から神原には指一本触れさせるつもりはなかったのよ」
戦場ヶ原「さっきまでのだって、もし本気で嫌がったら私は阿良々木くんを解放するつもりだったわ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:37:46.76 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原はそう目を伏せながら言った。この時点で僕は更地に牙城を築き上げた。
あぁそうか。八九寺とのコミュニケーションを目の当たりにして(目撃したのは神原だけど)
戦場ヶ原は自分とは嫌々付き合ってるんじゃないのか?と不安に思ったんだろう。
だから僕を試したんだ。解放するって言ったのも僕との関係すらもと言う意味なんだろう。
ここにいるのは女の子だ。どこにでもいる普通の女の子。
怒りもするし不安にもなる。
ただ戦場ヶ原は勘違いしている。
そもそも僕は・・・
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:42:00.49 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「なぁ戦場ヶ原。その・・・半分当たりって?」
戦場ヶ原「あっ・・・えっと・・・私と性交してくだ・・・違うわ。こうじゃないわね。性交して・・・性交・・・」
戦場ヶ原「私と『恋人として』性交をしましょう。暦」
阿良々木「あぁ喜んで。ひたぎ」
そもそも僕はこんなにも戦場ヶ原に蕩れているんだから。
終わり
なにか聞き捨てならない言葉を耳にした気がする。
まさかな・・・いやいやありえない。そもそも僕は寝慣れたベッドで惰眠を
積極的に貪っている最中だ。ふぅ、疲れてるとはいえ幻聴まで耳にするとは
本格的に寝直さなければいけないな。うん。そうしよう。正直かなり眠いし。
だけども僕も自身の保身のために少なからず幻聴かどうか確かめなきゃな。
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:48:42.84 ID:mt6CxC8j0
不安要素を徹底的に排除してからの方が由り良い環境で心置きなく就寝につけるわけだ。
ここは片目だけ開くことにしよう。その方がそのまま現グッドバイとなるってわけだ。
僕は賢いなぁ。ははは。
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:51:06.28 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「ってなんでお前らがいんだよ!?むしろ何で僕が学習塾跡地に移動してんだよ!?」
戦場ヶ原「あらあらゴミ・・・阿良々木くんが起きたみたい」
阿良々木「今ゴミって言ったろ!?」
神原「阿良々木先輩おはよう」
阿良々木「あぁおはよう。じゃねぇよ!なに平然と挨拶してんの!?」
戦場ヶ原「良くもまぁ起きて早々ツッコミできるものね。そこだけは微生物として認めてあげる」
神原「おぉ!戦場ヶ原先輩がデレた!」
阿良々木「もういいよ・・・。それはそれとして何で僕は拉致監禁されてるのか教えてくれ」
9 名前:書き溜めはしてる[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:52:53.04 ID:mt6CxC8j0
その瞬間、僕の頬を掠めて何かが高速で通過した。と同時に僅かな痛みと共に生暖かいものが流れる。
うわぁ・・・こうゆうの久々な気がする。そして何が通過したのか見る勇気がない。
戦場ヶ原は目を細め、苛立ちを全面に出した表情で僕を睨みつけていた。
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:54:41.98 ID:mt6CxC8j0
こえぇぇぇぇぇ!!!僕が何をしたと言うんだ!?ここまで怒らすことをしたって言うのか!?
記憶を辿ってみるものの何も浮かばない。そりゃそうだ。何もしてないんだから。
ここは聞いた方が効率的だ。頑張れ僕!
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:56:15.04 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「あの戦場ヶ原さん・・・僕なにかしましたでしょうか?」
戦場ヶ原「なにをしたか身に憶えはなくて?」
阿良々木「すいません・・・分からないです」
戦場ヶ原「やっぱりその頭の中身は何も詰まってないみたいね。神原」
神原「承知した!実はな阿良々木先輩・・・」
14 名前:期待はするな[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:58:13.63 ID:mt6CxC8j0
神原が言うには、先日10キロのランニングに勤しんでいると僕を見かけたそうだ。
その時、僕は何もない空間に向かい抱きつき舐める動作をして手をワキワキと
動かし何かを揉んでいたそうだ。・・・うん。分かった。
もう何もかも理解した。これ以上は口を閉じろ。
この瞬間にも戦場ヶ原は眉をピクピクと動かしコンパスとカッターを握りしめ僕のナニを見ている。
これ以上は非常に危険だ。僕のボクがボクじゃなくなる!!
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 22:59:30.01 ID:mt6CxC8j0
神原「と、言うわけだ。そこで何をしてるのか気になった私は戦場ヶ原先輩に聞いたと言うわけだ」
阿良々木「そんな爽やかに話すなや!キャラが違うだろうが!」
戦場ヶ原「ねぇ~え阿・良・々・木・く・ん」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:01:36.92 ID:mt6CxC8j0
状況が状況でなければ誰彼かまわず魅了している聖母の戦場ヶ原がそこにいた。
が、今は状況が状況なわけで聖母は聖母になりうるはずもなく
僕は今、恐怖政治によって判決を言いつけられようとしたいた。
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:02:45.00 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「はい・・・」
戦場ヶ原「アナタは誰を愛してやまないのかしら?」
阿良々木「・・・戦場ヶ原」
戦場ヶ原「聞こえないわね。かんばr」
阿良々木「戦場ヶ原ひたぎさんです!」
戦場ヶ原「そう。神原やりなさい」
20 名前:改行する場所間違えてたorz[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:04:36.68 ID:mt6CxC8j0
何だ今のは?言わせるだけ言わせて!?
どうしてこうなった・・・。
僕が物思いに耽っているにもかかわらず神原は遠足が楽しみで仕方がない
子供のように荒縄を僕に食い込ませていた。
戦場ヶ原「あらそろそろ時間ね」
神原「おぉ!もうそんな時間か!」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:07:00.90 ID:mt6CxC8j0
ぅあ・・・これはきつい・・・ドコがって聞かれたら臀部から股にかけて。
何かヴァルハラコンビが言ってるが今の僕には理解できない。
齟齬が発生とか、でも聞いてとか、そんなチャチな・・・っ!?
そんな!なんで僕のボクが元気になってるんだ!
僕にはこんな趣味はない!あるとしたらツインテールなロリロリっ娘だったり
巨乳なメガネ委員長だったりシャイな後輩だったり・・・うん。
考えたら更に硬質化が強まってしまった。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:09:06.53 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「阿良々木くん。あなたに言わなければならないの」
阿良々木「な・・・んだよっ」
気付かれんなよ!?絶対に気付かれんなよ!?
戦場ヶ原「媚薬って知ってるかしら?知ってるわよね?知ってなさいよ!?」
阿良々木「っ・・・かょっ!」
戦場ヶ原「ツッコミも出来ないほど辛そうね。その媚薬とやらを事前に飲ませたわ」
戦場ヶ原「フフどうかしら?安心しなさい。効果は見て通りだから」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:10:56.99 ID:mt6CxC8j0
バレてる!絶対にバレてるよこれ!
僕のボクがいくら人見知りだからって縛られて強調されてるんだから当然じゃないか!
一世を風靡した某サードチルドレンだってこれは無理だ!
最低だ・・・俺って・・・。それもこれも神原のせいだ。
いやそもそも事前に飲ませるってどうやってだ?
戦場ヶ原に視線を向けると心でも読まれたかのように答えてくれた。
24 名前:俺一人でも頑張る[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:13:11.13 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「もちろん私が口移しでよ。阿良々木くんったら舌まで絡めてくるんですもの」
戦場ヶ原「眠っててもなお私を求めるなんてイケない子ね。それとも」
そこで一区切り。そして指を太ももの上に置いて優しく撫で回す。
まずい。これは非常にまずい。息が漏れるのを押さえると更に声が出してしまう。
負のスパイラル。腰が自我を持ったようにグラインドしてしまう。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:14:50.23 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原の指が僕のボクに触れようとする。いや実際に触れてはいるんだろう。
だけど触覚が反応するかしないかの距離で行ったり来たり。
戦場ヶ原「誰にでもそうするのかしら?」
阿良々木「しないよ!戦場ヶ原だけだ!だから!・・・っ!?」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:16:36.78 ID:mt6CxC8j0
だからなんだと言うんだろう。口が勝手に動いた。
求めてしまった。神原のいるまえで。あぁ終わった。
僕の人生TheEnd。さらば清純な阿良々木暦。ようこそ大人の世界へ。
ほら見ろ。戦場ヶ原の目を。神原の目を。ギラギラしてるじゃないか。
僕はきっと生け贄に出された少女の顔をしてるはずだ。
30 名前:嬉しくないし///[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:18:49.39 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原は僕の耳元に口元を寄せて囁いた。
戦場ヶ原「良い子ね。良い子には御褒美が必要よね?欲しいんでしょ?」
それがまた妙に色っぽく指も僕の僕を優しく撫で回し僕の精神的牙城を崩していく。
崩していく?何も崩れるものはどこにもないじゃないか。もとから更地。
ならば答えるしかないよな。そうだろブラザー?
言葉を出すのも億劫になっている状況で出来る行動。
それは頷くこと。
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:20:14.78 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「見なさい神原。卑しい豚が無様にも赤面させて求めているわ」
戦場ヶ原「しかもこんなに大きくさせて」
神原「あぁ男性のモノはここまで大きくなるのか・・・ごくり」
もう何を言われようと僕は動じない。否!美人二人に視姦されているのだから
僕のボクは硬化を増している。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:22:13.38 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「頼む・・・もう限界なんだ」
戦場ヶ原「何が限界なのか言ってごらんなさい?」
阿良々木「・・・せ・・・さい」
戦場ヶ原「聞こえないわね。神原聞こえたかしら?」
神原「いや全く。私の鼓膜は何も捕らえていない」
阿良々木「出させてください!精子を出させ・・・っ!」
最後まで言い終わるまえに口を塞がれた。俗に言うマウスボールによって。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:25:13.38 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「何を期待しているのかしらね。この卑しい豚は」
戦場ヶ原「こんなに目を潤ましちゃって・・・」
阿良々木「ぅゎ・・・あっ・・・」
戦場ヶ原「まずは私の味を堪能しなさい」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:26:40.34 ID:mt6CxC8j0
マウスボール。それは円状のプラスティックなものに
均等な穴が開いているもので用途は主にSMプレイで使われる。
戦場ヶ原はその穴からタラリと唾液を垂らしたのだ。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:27:52.71 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「味わって飲み干しなさい」
阿良々木「ぁぃ・・・」
量は少なかったにしろ僕は言われた通り舌の上で戦場ヶ原の味を
何度も何度も何度も味わった。
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:29:23.09 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原「お味はいかが?」
阿良々木「あいひぃれす(美味しいです)」
阿良々木「おっふぉふらはい(もっとください)」
戦場ヶ原「あらあら自分からおねだりとは豚だってこと忘れてるんじゃないの?」
戦場ヶ原「もっと欲しかったら私を満足させなさい」
39 名前:山場は終わった(´・ω・`)[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:31:48.06 ID:mt6CxC8j0
口に装着されていたマウスボールを外される。絞められた縄も外される。
それほど主として使うつもりはなかったらしい。
それどころか唾液まみれのマウスボールを何てことなく触れているのに気付く。
阿良々木「あっ・・・」
戦場ヶ原「言ったはずよ?阿良々木くんが汚物まみれでも私は阿良々木くんを抱擁できると」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:33:03.17 ID:mt6CxC8j0
そうだった。貝木の時に確かに言われた。
戦場ヶ原はさもあらんと言ったような表情をしている。
飴と鞭。使い分けが良く出来ている。
神原「話は終わったみたいだな。ちょっとトイレに行ってくる」
戦場ヶ原「・・・ありがとう神原」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:35:42.43 ID:mt6CxC8j0
ん?どうゆうことだ?
阿良々木「僕はこれから戦場ヶ原を悦ばせ神原に犯されるんじゃなかったのか?」
戦場ヶ原「半分当たり。元から神原には指一本触れさせるつもりはなかったのよ」
戦場ヶ原「さっきまでのだって、もし本気で嫌がったら私は阿良々木くんを解放するつもりだったわ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:37:46.76 ID:mt6CxC8j0
戦場ヶ原はそう目を伏せながら言った。この時点で僕は更地に牙城を築き上げた。
あぁそうか。八九寺とのコミュニケーションを目の当たりにして(目撃したのは神原だけど)
戦場ヶ原は自分とは嫌々付き合ってるんじゃないのか?と不安に思ったんだろう。
だから僕を試したんだ。解放するって言ったのも僕との関係すらもと言う意味なんだろう。
ここにいるのは女の子だ。どこにでもいる普通の女の子。
怒りもするし不安にもなる。
ただ戦場ヶ原は勘違いしている。
そもそも僕は・・・
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/13(火) 23:42:00.49 ID:mt6CxC8j0
阿良々木「なぁ戦場ヶ原。その・・・半分当たりって?」
戦場ヶ原「あっ・・・えっと・・・私と性交してくだ・・・違うわ。こうじゃないわね。性交して・・・性交・・・」
戦場ヶ原「私と『恋人として』性交をしましょう。暦」
阿良々木「あぁ喜んで。ひたぎ」
そもそも僕はこんなにも戦場ヶ原に蕩れているんだから。
終わり
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