スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
晴子「あのー・・・すいません」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:41:49.07 ID:hrhy4Qo5O [1/59]
晴子「バスケットは・・・」
桜木「え?」
晴子「バスケットは・・・お好きですか?」
桜木「え?あー。バスケですか?すいませんあんまり興味ないです」
晴子「背が高いですね。流川くんとどっちが高いかな・・・」
桜木「・・・(なんだこの馴れ馴れしい人)」
晴子「バスケットは・・・」
桜木「え?」
晴子「バスケットは・・・お好きですか?」
桜木「え?あー。バスケですか?すいませんあんまり興味ないです」
晴子「背が高いですね。流川くんとどっちが高いかな・・・」
桜木「・・・(なんだこの馴れ馴れしい人)」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:45:40.06 ID:hrhy4Qo5O [2/59]
晴子「部活は決まりました?」
桜木「いや、まだです。ていうか入りません」
晴子「えー!もったいない!それだけ背が高いんだから
バスケ部に入るべきですよ!お兄ちゃんも喜ぶわ!」
桜木「え?ちょっと、あのー・・・時間ないんで。すいません失礼します」
晴子「あっ!ちょっと待ってください!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:51:32.01 ID:hrhy4Qo5O
晴子「あのー!体育館寄っていきませんか?時間あります?」
桜木「ありません。ホントすいません失礼します」
晴子「大丈夫ですか?」
桜木「え?」
晴子「あっちの階段降りると目の前が体育館なんで」
桜木「あー。知ってますけど」
晴子「カギ締められる前に行っちゃいましょう☆」
桜木「あれ?いや、あのー、すいません
あのー、時間ありませんって言ったんですけど」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:57:18.29 ID:hrhy4Qo5O
晴子「ここの体育館広いですよね」
桜木「・・・チッ。え?あ、そうですね。もういいですか?」
晴子「あっ、ボール。中学の頃はこんな風に
出しっ放しにしてたらよく怒られてたなぁ」
桜木「そうですか。じゃあそろそろ帰りますか」
晴子「ホラッ。見てくださいこのドリブル!赤木選手すごいカットインだ!」
ダムダムダム
桜木「・・・ちょっと、あのー」
晴子「キャッ」
ドッテーン
桜木「あ。大丈夫ですか(汚えパンツ見せてんじゃねえよクソビッチ)」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:01:22.44 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くん、スラムダンクって知ってる?」
桜木「スライム・・・?」
晴子「スラムダンク」
桜木「スラムダンク。知らないですね。
そんなことより陽が落ちてます。そろそろ帰りましょう」
晴子「ちょっと待って。スラムダンクっていうのはね、
リングが壊れるんじゃないかってほど強烈なダンクのことなの」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:05:28.08 ID:hrhy4Qo5O
桜木「今日は用事があるんでそろそろ行かないと」
晴子「ちょっと待って。お兄ちゃんのダンク凄かったのよ。
凄かったっていうか今も凄いけどね、アハハ
あ、あと流川くんのダンクも凄かったなぁ・・・」
桜木「そうですか。それは凄い。さて、行きますか」
晴子「あ!桜木くんも背が高いしダンクできるんじゃない?」
桜木「あ、無理です。帰りましょう」
晴子「えっちょっとちょっと一回だけやってみて!きっとできるわ!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:10:51.71 ID:hrhy4Qo5O
桜木「チッ(マジでいい加減にしろよコイツ)」
晴子「ね!ね!一回だけやってみて!お願い!
リングの中心に思いっきり叩きつけるの!」
桜木「あー・・・じゃ試してみたらすぐ帰りましょう」
晴子「じゃああのリングで!あ、助走あるとやりやすいよ!」
桜木「あ、いいですよここからで。じゃあやってみます」
晴子「ワクワク・・・!」
桜木「わー。届かないー」
ガコーン
晴子「えっ?桜木くん!それはレイアップよ!
もっと思いっきりジャンプするの!で、リングに叩きつけるの!」
桜木「今のが精一杯です。さぁ帰りましょうか」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:16:05.34 ID:hrhy4Qo5O
晴子「あたし、バスケ部のマネージャーやろうかなぁなんて考えてるんだ」
桜木「そうですか」
晴子「お兄ちゃんもいるし。あっ、うちのお兄ちゃんが部長なんだよ」
桜木「そうですか」
晴子「桜木くんより背高いんだよ。凄いよね」
桜木「そうですか」
晴子「あと・・・バスケ部には流川くんも入ると思うし・・・」
桜木「そうですか」
晴子「だから桜木くんもバスケ部入ろ?きっと楽しいよ」
桜木「そうですか」
晴子「えっ?」
桜木「え?あ、すいません。ちゃんと聞いてませんでした。なんですか?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:23:19.38 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんの家はこっち?」
桜木「そうです。じゃあ、また」
晴子「あっ!待って!グルッて回って帰るんでアタシもコッチから帰ります」
桜木「は?あー・・・そうですか」
晴子「えーと・・・どこまで話しましたっけ?」
桜木「え?あーなんかスライムがナントカでしたっけ」
晴子「違う違うなんだっけ・・・そうだ!
流川くんは一人で相手チーム5人を蹴散らしたのよ!
これがどういう意味かわかる?」
桜木「わかりません。あ、俺こっちなんで。じゃあ」
晴子「アタシもこっちから行くんだよ。で、どういう意味かわかる?」
桜木「え?まぁなんていうか凄い人ですね。聞いてなかったけど」
晴子「バスケは5対5でやるものなの。
つまり、相手のチーム全員が流川くんをマークしたのに
その全員まとめて蹴散らしたってこと!」
桜木「そうですか」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:27:41.39 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんは流川くんと知り合いじゃないんだよね」
桜木「そうですけど」
晴子「見たこともないかなぁ?こう・・・髪は黒くてちょっと長くて
背は桜木くんと同じくらいなの。で、目はこうシュッとしてて」
桜木「ちょっとわかりませんね。俺、ここ家なんで。失礼します」
晴子「えっ?あ、ここが桜木んちなんだ!一人暮らし?」
桜木「いや、親父がいます。じゃあ」
晴子「あ、ちょっと待って!明日バスケ部の見学に行かない?」
桜木「あー。行きません。ではまた」
バタン
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:33:53.98 ID:hrhy4Qo5O
‐翌日‐
先生「おい桜木!お前黒染めしてこいって言ったろうが!」
桜木「すいません」
先生「ダメだ。帰って黒くしてこい。お前には授業を受ける資格がない。
みんなルールを守った上で学校に来てるんだ。帰れ」
桜木「あー。わかりました」
バタン
桜木「(髪か・・・どうしようかな)」
晴子「あっ!桜木くん!どうしたの?」
桜木「(うわっ・・・メンドクセ)あー。ちょっとトラブルで帰宅です」
晴子「なにしたのー?アタシは遅刻しちゃって、えへへ」
桜木「そうですか。お疲れ様です。じゃあ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:37:20.27 ID:hrhy4Qo5O
晴子「ちょっと待って!桜木くん、リングのある公園知ってる?」
桜木「知りません」
晴子「今から帰っちゃうなら、行ってみない?」
桜木「早く教室行った方がいいですよ」
晴子「いや今日は遅刻しちゃったし休もうかなって思って・・・えへへ」
桜木「いや、行った方がいいですよ」
晴子「じゃあアタシ家からボール持ってくるね!」
桜木「は?いや、教室に行った方が・・・」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:40:03.96 ID:hrhy4Qo5O
桜木「俺、マジでいったん帰るんで。えーと・・・名前なんでしたっけ」
晴子「晴子だよ。えー、公園行かないの?」
桜木「行きません。名前なんでしたっけ」
晴子「ハルコ」
桜木「いや、そうじゃなくて名字なんでしたっけ」
晴子「赤木晴子だよ」
桜木「赤木さん。赤木さんは早く教室に行った方がいいですよ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:45:01.57 ID:hrhy4Qo5O
‐桜木帰宅‐
桜木「チッ。マジであの人クッソメンドクサイな)」
桜木「髪どうしよ。黒染めあるかな・・・スプレーのやつあったかな。
あ、無いんだっけ。まぁ、いいや」
桜木「あ、洋平からメール来てた。学校終わったら遊ぼう、か」
桜木「あいつらが学校終わる頃にもっかい学校行くかな」
桜木「赤、なんだっけ・・・赤井さんだっけか。
赤井さんには会わないようにしなきゃな」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:49:32.03 ID:hrhy4Qo5O
‐放課後、学校‐
桜木「(洋平たちどこにいるかなー?)・・・ブッ!!」
バゴッ!
潮崎「ゴメンゴメーン手もとが狂っちゃって・・・あっ!!」
安田「はっ!!」
潮&安「(この赤頭は一年の桜木花道!ヤバすぎる・・・!)」
桜木「ビックリした・・・大丈夫ですよ。」
安田「えっ?」
桜木「ボールお返しします」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:55:22.72 ID:hrhy4Qo5O
水戸「あっ花道いた。てかお前なに鼻血出してんの」
桜木「あれっ?鼻血?あ、ホントだ。
さっきバスケ部のボールが顔面直撃したからだわ」
水戸「へー」
野間「玉入れ遊び部か」
赤木「んだとコラァ!!!」
桜木「え?」
赤木「今タマキン遊び部っつったのは誰だぁ!お前かぁ!!」
桜木「いてっ。いや、なんのことですか」
赤木「お前は一年の桜木花道じゃねぇか。いい度胸だな・・・
バスケを愚弄するなら俺とワンオンワンで勝負しろぉ!!」
桜木「いや、あのー落ち着いてくださいよ」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:03:09.31 ID:hrhy4Qo5O
観客「おい三年の赤木と一年の桜木がバスケで勝負するらしいぞ!」
観客「こいつぁおもしれぇ!!」
赤木「俺が100点取る間に1点でも取ればお前の勝ちだ!」
桜木「マジでやるんですか・・・じゃあ俺もう負けでいいです」
赤木「愛するバスケ部をキンタマホモ部と愚弄した罪は重いぞ桜木・・・!」
桜木「いや言ってないですけど・・・」
赤木「行くぞぉ!オラァ!ダーンク!!」
ガツンッ
観客「でたぁーゴリラダンク!!」
赤木「ガハハ!まずは2点だ」
桜木「・・・」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:06:51.49 ID:hrhy4Qo5O
赤木「オラァ!!どうした恐怖でディフェンスすらできないかぁ!!」
桜木「そうですね。参りました」
赤木「んだとコラァ!!」
桜木「あのーもう帰っていいですか?」
赤木「ダメだ!行くぞ!うらあぁ!ダブルクラッチ!」
桜木「あのー・・・」
水戸「あっ、赤井さん。赤井さーん」
晴子「あれはお兄ちゃんと・・・桜木くん!?」
水戸「赤井さーん」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:11:22.93 ID:hrhy4Qo5O
水戸「あれ?赤井さーん?」
晴子「あっ。コウモンさんでしたっけ?」
水戸「いや、水戸ね。見なよ、花道がまたバカやってるよ。
バスケに興じるゴリラの横で突っ立ってるだけだけどね」
晴子「アハハ。あれ、うちのお兄ちゃんだよ」
水戸「あっ!?そうなんだ。言われてみれば顔似てるね」
大楠「あー。やっぱ兄妹だったのか。どうりでめっちゃ顔似てるわけだ」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:18:50.31 ID:hrhy4Qo5O
流川「ん?あれは・・・」
流川「ゴリラとヤンキーがバスケしてるな。
いや、バスケしてるのはゴリラだけか」
女A「あっ、見て見てあの人。あの背高い人」
女B「あールカワとかいう人でしょ?www」
女A「そうそう!こないだ授業中にいきなり立ち上がって
『なんぴとたりとも俺の眠りを邪魔する者は・・・』とか言ってんのwww」
女B「キモいwwwwww痛すぎwwwwwwwww
完全厨二病wwwwww末期wwwwwwwwwwww」
流川「む・・・俺の方を見て微笑む女生徒二人。
このルックスだから恋に落ちるのは仕方がないか。モテる男も辛いもんだ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:22:29.74 ID:hrhy4Qo5O
男A「なんぴと・・・www」
男B「なんぴとたりとも!俺の眠りを妨げる者は許さーん!www」
男C「シッ!バカ聞こえんだろwwwwww」
流川「む・・・今のセリフは俺が先生に言ったものだな。
早くも流行語大賞候補になってしまっているか・・・
人気者過ぎるのも考えものだな」
男D「おーいナンピトーwwwwww」
男E「おいやめろやめろwww」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:28:10.50 ID:hrhy4Qo5O
赤木「ゼェ・・・ゼェ・・・オラァ!
ヨシッッッッ!!!これで100点だ!俺の勝ちだ!!」
桜木「わかった。大丈夫だよ。多分俺は23時くらいには帰ると思う」
赤木「おいコラァ聞いてんのか!!」
桜木「あ、わかった。うん。じゃあ。
え?あ、すいません親父から電話来てたんで。終わりました?」
赤木「終わったわ!!100対0で俺の勝ち!」
桜木「おめでとうございます。もう行っていいですか」
晴子「お兄ちゃんずるいわ!!」
桜木「ウワッ!」
赤木「晴子!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:35:23.60 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんは電話してたじゃない!
お兄ちゃんは電話してないのに!不公平よ!」
赤木「ぐむ・・・」
桜木「あ、いいですよ全然。俺の負けです」
流川「ちょっと待ちな」
晴子「電話しながらディフェンスなんて無理よ!」
桜木「いや全然いいんですけど・・・」
赤木「ぐむむ・・・・・」
流川「あれ?ちょっとあのー!待ち、ちょっとま、ま、待ちな!」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:36:12.88 ID:hrhy4Qo5O
飯食って準備でもしようかしら
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:35:54.98 ID:hrhy4Qo5O
‐翌日‐
晴子「桜木くん!」
桜木「ウワッ・・・どうも」
晴子「バスケ部の入部届け出しておいたよ!」
桜木「あー。そうですか。頑張ってください。じゃあ」
晴子「えっ、あたしじゃなくて桜木くんの入部届けだよ」
桜木「はい?」
晴子「えっ?」
桜木「俺のですか?」
晴子「うん」
桜木「勝手にですか?」
晴子「うん☆」
桜木「え?ハンコはどうしたんですか?」
晴子「手持ちが無いならサインでいいらしいから、
桜木って書いて出したら大丈夫だったんだよ!頑張ってね!」
桜木「え!?え?え?マジですか?」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:43:18.87 ID:hrhy4Qo5O
赤木「おっ!やはり来たか桜木!
お前は負けて終わるような男ではないと思ってたぞ」
桜木「いや、そうじゃなくて。あのーおたくの妹さんが勝手に入部届けを
出してしまったようなので。僕の。だから入部の取り消しをですね」
流川「やはり来たか・・・桜木」
桜木「えっ?誰でしたっけ?とにかく入部の取り消しを」
赤木「よし。さっそく練習を始めるぞ」
桜木「えっ?いやいや。すいません入部の取り消しを」
木暮「頑張ろうな!あ、まずは一年生の自己紹介してもらおう」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:48:45.43 ID:hrhy4Qo5O
桑田「お願いします!!デュフ!」
赤木「うし。じゃあ次」
流川「―――人は俺をこう呼ぶ。
"人喰い流川"と。
よろしくお願いします」
赤木「うし。じゃあ次」
桜木「いや、あのー。俺部員じゃないんで。入部の取り消ししにきただけです」
木暮「アハハ!気合い入ってるなぁ桜木!いいぞ!」
桜木「え?」
赤木「なんて言ってたんだ?聞こえなかった」
木暮「他の部員が部活辞めちゃうくらいの気合いでやるんだって。
ポジションはセンターかフォワード希望だって」
赤木「そうか。よしこれで全員だな。明日には何人残ってるかな・・・」
桜木「はい!?いやいやいやいやあのーおかしいですよね?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:54:09.81 ID:hrhy4Qo5O
赤木「ランニングゥ!!」
部員「おーう!!」
桜木「あのー。自分帰っていいですかマジで」
木暮「桜木いいねぇ!気合い入ってるなぁ!」
桜木「はい?」
木暮「とばしすぎてバテるなよ!」
桜木「耳大丈夫ですか?」
赤木「よし!フットワーク!」
部員「おーう!!」
桜木「うーい・・・」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:58:36.27 ID:hrhy4Qo5O
桜木「疲れた・・・チッ。なんでこんなこと・・・」
桑田「木暮先輩、あの隅っこで体育座りしてるのは誰ですか?」
木暮「あぁ。あれは彩子っていうマネージャー。
二年生だからカクとかの学年だね。
いつもああやって隅っこで座ってるだけなんだけどね」
桑田「へぇ・・・」
木暮「流川と同じ中学校なんだっけ?」
流川「クックック・・・俺は悪魔の子。中学校など行ってないさ」
桜木「・・・」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:09:19.35 ID:hrhy4Qo5O
安西先生「はい、集合」
赤木「むっ。集合!!」
部員「はい!!」
安西「はい、もっと集合」
赤木「はい。よし、みんなもっと中央に集まれ!」
安西「もっともっと。もっと集合。もっと密着して」
赤木「はい。もっと密集しろ!!」
桜木「(なんだよこれ・・・顔近すぎるだろ)」
安西「はい、もっと集合だよ」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:14:56.34 ID:hrhy4Qo5O
桜木「(なんでこんな一ヶ所に密集するんだよ・・・)」
安西「後ろの方、聞こえる?」
桜木「(後ろもクソも全員ほぼ同じ位置に顔があるだろ・・・)」
安西「今から、上級生対一年生で試合をしてもらいます」
赤木「わかりました。よし、一年生はそれぞれ話し合って
ポジションを決めておけ。5分後に始めるぞ」
桜木「マジですか・・・」
木暮「おっ!桜木気合い入ってるじゃん!!」
桜木「え?だから・・・本当に耳大丈夫ですか?」
木暮「要注意だな!桜木要注意!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:30:14.77 ID:hrhy4Qo5O
桜木「自分補欠でお願いします。ていうか欠場で」
流川「ダメだ・・・すべてを俺に委ねろ。
スタメンを発表する。俺、桑田、桜木、石井、桑田の5人だ」
桜木「桑田が二回入ってますけど・・・」
流川「え!?・・・フッ。わざとさ。もう一度言う。
俺だろ?桑田だろ?桜木だろ?えーと石井だろ?で、佐々岡だ」
桜木「ていうか俺出るんですか・・・」
流川「心配するな。俺に任せろ。
クックック・・・安心しろ。やつらの命まで奪う気はない」
桜木「あー・・・そうですか・・・」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 15:43:08.26 ID:hrhy4Qo5O
もしもし電池きれそ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 16:31:08.91 ID:hrhy4Qo5O
そろそろ帰路へ
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:08:49.01 ID:hrhy4Qo5O
審判「じゃあ始めます!ジャンプボール!」
流川「クックック・・・俺が行く」
赤木「ほう・・・」
‐試合開始‐
安田「ジャンプボールは互角!あの身長差で・・・!」
流川「クックック・・・クハハハハ!!!
俺が世界を闇に染めてやる!クハハハハ!」
桑田「流川くん!笑ってないでディフェンス!」
赤木「オラァ!」
ガツンッ
流川「わあぁ!!」
赤木「おいどうした流川・・・こんなもんか」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:17:34.06 ID:hrhy4Qo5O
石井「桜木くん?そこはコート外だよ!白のラインだよ!」
桜木「え?あ、そうですか」
石井「桜木くんは木暮先輩をマークして!」
桜木「えーと・・・メガネしてる先輩ですか?」
石井「そう!ホラ来るよ!」
木暮「おいどうした桜木!疲れちゃったか?」
桜木「はぁ。そうですね」
木暮「おいおい!どんな宣戦布告だよ!ケンカじゃないぞ、ハハ!」
桜木「いや、だから・・・聞いてます?」
木暮「おう!三年は俺と赤木だ」
桜木「え?いやあのー、話が全然噛み合ってないっていうかそのー」
木暮「え、なに?」
桜木「いやあのー。なんでもないです」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:28:38.10 ID:hrhy4Qo5O
電池ふっかつ
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:33:57.07 ID:hrhy4Qo5O
石井「桜木くん!得点板の横に突っ立ってないで動いて動いて!」
桜木「あ、すいません」
石井「ソッコー!桜木くん、走って!」
桜木「どっちにですか?」
石井「あぁぁ!遅い遅い!」
桜木「え?すいません。ていうか俺と誰か交代しません?」
桑田「桜木くん!!」
桜木「なんですか?」
桑田「あーもう!なんですかじゃないよ!ルーズボールだよ!」
桜木「え?ど、ルーズ?なんですか?」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:38:02.99 ID:hrhy4Qo5O
潮崎「っ!流川!」
流川「クックック・・・8番マーク。お気の毒に。
俺の闇の力によって動けなってしまう先輩を見るのは実に悲しい」
潮崎「スリーポインッ!」
スパッ
流川「!」
潮崎「ヨシッ!」
流川「ありがてえ・・・ニセモノじゃねえ・・・」
ピピーーーーー
審判「試合終了!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:41:38.20 ID:hrhy4Qo5O
審判「48‐0で上級生チームの勝ち!」
両チーム「ありぁしたっ!」
赤木「どうだ桜木・・・これが上級生の力だ」
桜木「え?僕ですか?」
赤木「どうだ・・・桜木」
桜木「え?あのー凄いですね」
赤木「桜木・・・」
桜木「え?」
安西「はい、じゃあ集合。もっと集合だよ。もっと密集して」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:48:57.53 ID:hrhy4Qo5O
安西「今週の土曜、練習試合を行います」
赤木「どこですか?」
安西「山王です」
赤木「え!?」
安西「スタメンを発表します」
木暮「え、本当に山王と練習試合するんですか?」
安西「そうですよ。スタメンを発表します」
赤木「山王・・・」
安西「赤木くん、桑田くん、角田くん、桑田くんの5人です」
赤木「先生。一人足りません。あと桑田が二回入ってます」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:55:12.17 ID:hrhy4Qo5O
安西「それは失礼。えーと・・・
まず赤木くん。木暮くん。安田。流川くん。桜木くん。
まずは、この5人でいきます」
赤木「なんで安田だけ呼び捨てなんですか?
ていうか先生、さきほど二回も入れた桑田が入っておりませんが」
安西「いや、これでいいんです」
桜木「あのー。僕スタメンなんですか?」
安西「そうですよ。頑張ってくださいね」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:58:39.35 ID:hrhy4Qo5O
安西「それでは試合の日まで体調など崩さないように。
それと、常に言ってますが『諦めが肝心』の精神を忘れないこと」
部員「はい!!」
桜木「え?」
安西「『諦めたらそこで自由という快楽』」
部員「『諦めたらそこで自由という快楽』!」
安西「『諦めたらそこで自由という快楽』」
部員「『諦めたらそこで自由という快楽』!」
桜木「・・・」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 18:01:04.33 ID:hrhy4Qo5O
ごめんちょっと用事
山王の見事なゾーンプレスにより湘北惨敗。
桜木退部。晴子退学。めでたし
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 19:26:39.57 ID:hrhy4Qo5O
まだあった
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:17:34.75 ID:hrhy4Qo5O
‐試合当日‐
桜木「(あー鬱だ・・・)」
赤木「おし!全員揃ったかぁ!」
石井「キャプテン!桑田がいません」
桑田「何言ってんだよ。いるよ」
赤木「よし。全員揃ったな。いざ出発!」
石井「彩子マネージャーは来ないんですか?」
木暮「あの子は電車に乗れないからね。チャリで来るよ」
安田「山王との試合はどこでやるんですか?」
安西「綾南高校の体育館を借ります」
流川「綾南・・・!」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:22:21.32 ID:hrhy4Qo5O
‐試合直前‐
安西「スタメンは昨日言った通りです。
赤木くん。木暮くん。安田。流川くん。桜木くん。桑田くんの5人です」
赤木「先生、6人言いましたが」
安西「あれ?あ、失礼。桑田くんはベンチでした」
桑田「あ、はい」
桜木「ていうか俺マジでスタメンなんですか。
ルールもよくわかってないんですけど」
流川「クックック・・・お前は何も心配するな。
俺が内に秘めている闇の力を解放すれば全てが終わる・・・」
桜木「はぁ、そうですか・・・」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:30:46.19 ID:hrhy4Qo5O
赤木「山王は・・・深津に河田、野辺、松本、そして沢北か」
流川「沢北か・・・クックック!」
審判「それでは始めます!両チーム整列!」
‐試合開始‐
安田「あっ!?赤木主将がジャンプボールで負けた!」
赤木「クソ!来るぞッ!俺が河田をマークする!
桜木!お前はあのボウズのやつをマークしろ!」
桜木「え?相手全員ボウズなんですけど」
スパッ
木暮「ドンマイだ桜木。
お前は今向こうに走っていくボウズのやつをマークしろ」
桜木「いや、だからそれ全員なんですけど・・・」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:43:16.05 ID:hrhy4Qo5O
流川「9番オッケイ。クックック・・・」
沢北「む・・・」
木暮「おっ。流川対沢北の一対一か!」
野辺「ヘイ!」
沢北「あれ?」
木暮「あれーっ!」
スパッ
赤木「桜木!お前のマークだろ!フリーにするな!
なにノンキに雑巾で足拭いてるんだ!試合中だぞ!」
桜木「はあ。すいません。体育館履きなんで、滑っちゃうんで」
木暮「ドンマイドンマイ!今のはしょうがない。
まずはディフェンス一本しっかり!!」
安田「木暮先輩、今はオフェンスです」
木暮「あっ。そうか。よし、一本じっくり!」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:48:46.09 ID:hrhy4Qo5O
‐前半終了‐
赤木「・・・やはり昨年の日本一なだけあるな。強い。」
木暮「たしかに。前半を終えて112‐2か・・・」
安田「常にシュートを決められてる感じでしたね」
桜木「あのー。僕交代してもらっていいですか?」
安西「私だけですか・・・?
もう勝てないと思っているのは」
木暮「あ、僕もです」
安田「僕も諦めてます」
桜木「僕もです」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:56:22.72 ID:hrhy4Qo5O
安西「まぁとりあえずメンバーチェンジですね。
まず桑田くんを引っ込めて、代わりに角田くん」
赤木「先生。桑田は最初から出場していませんが」
安西「あれ?そうでしたか。これは失礼。
じゃあ安田くんに代えて角田くん。以上」
桜木「すいません。俺代えてもらっていいですか?
明らかに俺だけおかしいんで」
先生「ダメです。高さのバランスが崩れる恐れがあるので」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:01:59.53 ID:hrhy4Qo5O
‐後半開始‐
角田「うちのチームはみんなもうバテバテだ・・・!
それに比べて山王のやつらは化け物か!」
流川「ゼエッゼエッゼエッゲホゲホ、オエッ!ハァッハァッ」
沢北「おい、11番」
流川「オェッ!ハァッ!ハァッ!ゼェッ!ゼェッ!」
沢北「おい、11番!11番」
流川「え、あぁ、ハァッ、ハァッ、クックックハァッ、なんだ・・・」
沢北「お前かなり大物ルーキーだって話を聞いたんだけど
何もしてないぞ。そんなもんなの?」
流川「クックック・・・!ハァッハァッゼエッゼエッゼエッゲホ」
沢北「あと、前半からあの赤頭は端っこに突っ立ってるけど
あれも一応出場選手なんだよね?」
流川「ハァッハァッハァッハァッゼエッゼエッゼエッ」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:08:39.28 ID:hrhy4Qo5O
堂本「なんなんだこの試合は・・・まるでシューティング練習だ。
まぁこんな試合だからこそ色々試せる。美紀男、出番だ」
美紀男「押忍」
ブーーーーー
審判「交代です!」
赤木「デカい・・・!」
安西「すいません、こっちも交代で。
桑田くん、出番です」
桑田「えっ!?俺すか!?え、俺のマークあのデカいやつですか?」
安西「そうです。そんなに大きくもないですよ。
遠近法マジックで大きく見えるだけです」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:14:06.87 ID:hrhy4Qo5O
赤木「よし、桜木はマーク変わらなくていい。
流川も9番をマークしとけ。河田兄は俺が抑える。
桑マンがあのデッカイ奴をマークしろ」
桑田「桑マンじゃなくて桑田です。
ていうか僕とあの15番は身長差がありすぎますよ!無理です!」
木暮「落ち着け。俺たちの言うとおりにすれば絶対抑えられる」
桑田「せめて流川くんか桜木くんですよ!身長的に!」
審判「始めますよ!ホラそこ早く!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:21:10.34 ID:hrhy4Qo5O
木暮「いいか。あのデカい15番は体重を活かして背中で圧力をかけてくる。
だからお前はディフェンスのときに重心を高く保ち、
手を後ろに組むんだ。このとき絶対に膝を曲げてはいけない」
赤木「その通りだ。さすが木暮だな」
桑田「重心を高くして膝を曲げない・・・?手は後ろ?」
赤木「桑田っ!来るぞっ!」
美紀男「押忍」
桑田「膝を曲げずに!手は後ろ!
わあああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドッカーン
桑田「ホゲー!」
美紀男「ヨシッ」
スパッ
角田「ファウル・・・じゃないのか!惜しい!」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:25:21.05 ID:hrhy4Qo5O
桑田「ちょ、ちょっと木暮先輩!言われた通りやったら
めちゃめちゃ吹っ飛ばされてシュート決められたんですけど!」
木暮「バランスが悪いんだ。俺には自分から吹っ飛んだように見えたぞ」
桑田「いやいやいや!おかしいですよ!」
流川「おぎゃ!」
赤木「パスカットだ!マズい!桑田!早く戻れ!
桜木も早く戻れ!あとTシャツは着ちゃダメだぞ!」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:30:30.93 ID:hrhy4Qo5O
沢北「美紀男っ!」
木暮「来るぞッ!さっき言ったことを思い出せ!」
桑田「はいっ!膝を曲げずに手をうしろにゃあぁああぁぁ!!!」
ガッシャーン
美紀男「ヨシッ」
スパッ
桑田「にょりーん!」
角田「あっ、る・・・流川!おい!流川!」
審判「むっ!おい!担架だ担架!
選手が一人、ブリッジしたまま失神している!」
赤木「流川!」
木暮「疲労が限界を越えたか・・・恐るべし山王」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:35:10.12 ID:hrhy4Qo5O
安西「流川くんの代わりに・・・じゃあ三井くん。準備して」
安田「先生。三井先輩は学校を辞めて
アイスクリーム屋になったんから居ませんけど」
安西「そうでしたね。これは失礼。では桑田くんの友達の君、準備しなさい」
石井「石井です」
桑田「手を後ろにっ!キャアアアアァァァア」
バゴッガラッシャーン
美紀男「ヨシッ」
スパッ
桑田「シヌー!」
ピッピーーーーー
審判「試合終了!!!」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:39:31.65 ID:hrhy4Qo5O
審判「218対2で、白の勝ち!両チーム挨拶!」
両チーム「ありぁしたっ!」
木暮「いやー歴史に残る大敗だったなぁ
あ、潮崎。流川の様子はどうだって?」
潮崎「たったいま、保健室で息を引き取ったそうです・・・」
桜木「え?」
木暮「え?」
赤木「誰が?」
安西「本当ですか?」
gdgdのため
END
晴子「部活は決まりました?」
桜木「いや、まだです。ていうか入りません」
晴子「えー!もったいない!それだけ背が高いんだから
バスケ部に入るべきですよ!お兄ちゃんも喜ぶわ!」
桜木「え?ちょっと、あのー・・・時間ないんで。すいません失礼します」
晴子「あっ!ちょっと待ってください!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:51:32.01 ID:hrhy4Qo5O
晴子「あのー!体育館寄っていきませんか?時間あります?」
桜木「ありません。ホントすいません失礼します」
晴子「大丈夫ですか?」
桜木「え?」
晴子「あっちの階段降りると目の前が体育館なんで」
桜木「あー。知ってますけど」
晴子「カギ締められる前に行っちゃいましょう☆」
桜木「あれ?いや、あのー、すいません
あのー、時間ありませんって言ったんですけど」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 10:57:18.29 ID:hrhy4Qo5O
晴子「ここの体育館広いですよね」
桜木「・・・チッ。え?あ、そうですね。もういいですか?」
晴子「あっ、ボール。中学の頃はこんな風に
出しっ放しにしてたらよく怒られてたなぁ」
桜木「そうですか。じゃあそろそろ帰りますか」
晴子「ホラッ。見てくださいこのドリブル!赤木選手すごいカットインだ!」
ダムダムダム
桜木「・・・ちょっと、あのー」
晴子「キャッ」
ドッテーン
桜木「あ。大丈夫ですか(汚えパンツ見せてんじゃねえよクソビッチ)」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:01:22.44 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くん、スラムダンクって知ってる?」
桜木「スライム・・・?」
晴子「スラムダンク」
桜木「スラムダンク。知らないですね。
そんなことより陽が落ちてます。そろそろ帰りましょう」
晴子「ちょっと待って。スラムダンクっていうのはね、
リングが壊れるんじゃないかってほど強烈なダンクのことなの」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:05:28.08 ID:hrhy4Qo5O
桜木「今日は用事があるんでそろそろ行かないと」
晴子「ちょっと待って。お兄ちゃんのダンク凄かったのよ。
凄かったっていうか今も凄いけどね、アハハ
あ、あと流川くんのダンクも凄かったなぁ・・・」
桜木「そうですか。それは凄い。さて、行きますか」
晴子「あ!桜木くんも背が高いしダンクできるんじゃない?」
桜木「あ、無理です。帰りましょう」
晴子「えっちょっとちょっと一回だけやってみて!きっとできるわ!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:10:51.71 ID:hrhy4Qo5O
桜木「チッ(マジでいい加減にしろよコイツ)」
晴子「ね!ね!一回だけやってみて!お願い!
リングの中心に思いっきり叩きつけるの!」
桜木「あー・・・じゃ試してみたらすぐ帰りましょう」
晴子「じゃああのリングで!あ、助走あるとやりやすいよ!」
桜木「あ、いいですよここからで。じゃあやってみます」
晴子「ワクワク・・・!」
桜木「わー。届かないー」
ガコーン
晴子「えっ?桜木くん!それはレイアップよ!
もっと思いっきりジャンプするの!で、リングに叩きつけるの!」
桜木「今のが精一杯です。さぁ帰りましょうか」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:16:05.34 ID:hrhy4Qo5O
晴子「あたし、バスケ部のマネージャーやろうかなぁなんて考えてるんだ」
桜木「そうですか」
晴子「お兄ちゃんもいるし。あっ、うちのお兄ちゃんが部長なんだよ」
桜木「そうですか」
晴子「桜木くんより背高いんだよ。凄いよね」
桜木「そうですか」
晴子「あと・・・バスケ部には流川くんも入ると思うし・・・」
桜木「そうですか」
晴子「だから桜木くんもバスケ部入ろ?きっと楽しいよ」
桜木「そうですか」
晴子「えっ?」
桜木「え?あ、すいません。ちゃんと聞いてませんでした。なんですか?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:23:19.38 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんの家はこっち?」
桜木「そうです。じゃあ、また」
晴子「あっ!待って!グルッて回って帰るんでアタシもコッチから帰ります」
桜木「は?あー・・・そうですか」
晴子「えーと・・・どこまで話しましたっけ?」
桜木「え?あーなんかスライムがナントカでしたっけ」
晴子「違う違うなんだっけ・・・そうだ!
流川くんは一人で相手チーム5人を蹴散らしたのよ!
これがどういう意味かわかる?」
桜木「わかりません。あ、俺こっちなんで。じゃあ」
晴子「アタシもこっちから行くんだよ。で、どういう意味かわかる?」
桜木「え?まぁなんていうか凄い人ですね。聞いてなかったけど」
晴子「バスケは5対5でやるものなの。
つまり、相手のチーム全員が流川くんをマークしたのに
その全員まとめて蹴散らしたってこと!」
桜木「そうですか」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:27:41.39 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんは流川くんと知り合いじゃないんだよね」
桜木「そうですけど」
晴子「見たこともないかなぁ?こう・・・髪は黒くてちょっと長くて
背は桜木くんと同じくらいなの。で、目はこうシュッとしてて」
桜木「ちょっとわかりませんね。俺、ここ家なんで。失礼します」
晴子「えっ?あ、ここが桜木んちなんだ!一人暮らし?」
桜木「いや、親父がいます。じゃあ」
晴子「あ、ちょっと待って!明日バスケ部の見学に行かない?」
桜木「あー。行きません。ではまた」
バタン
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:33:53.98 ID:hrhy4Qo5O
‐翌日‐
先生「おい桜木!お前黒染めしてこいって言ったろうが!」
桜木「すいません」
先生「ダメだ。帰って黒くしてこい。お前には授業を受ける資格がない。
みんなルールを守った上で学校に来てるんだ。帰れ」
桜木「あー。わかりました」
バタン
桜木「(髪か・・・どうしようかな)」
晴子「あっ!桜木くん!どうしたの?」
桜木「(うわっ・・・メンドクセ)あー。ちょっとトラブルで帰宅です」
晴子「なにしたのー?アタシは遅刻しちゃって、えへへ」
桜木「そうですか。お疲れ様です。じゃあ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:37:20.27 ID:hrhy4Qo5O
晴子「ちょっと待って!桜木くん、リングのある公園知ってる?」
桜木「知りません」
晴子「今から帰っちゃうなら、行ってみない?」
桜木「早く教室行った方がいいですよ」
晴子「いや今日は遅刻しちゃったし休もうかなって思って・・・えへへ」
桜木「いや、行った方がいいですよ」
晴子「じゃあアタシ家からボール持ってくるね!」
桜木「は?いや、教室に行った方が・・・」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:40:03.96 ID:hrhy4Qo5O
桜木「俺、マジでいったん帰るんで。えーと・・・名前なんでしたっけ」
晴子「晴子だよ。えー、公園行かないの?」
桜木「行きません。名前なんでしたっけ」
晴子「ハルコ」
桜木「いや、そうじゃなくて名字なんでしたっけ」
晴子「赤木晴子だよ」
桜木「赤木さん。赤木さんは早く教室に行った方がいいですよ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:45:01.57 ID:hrhy4Qo5O
‐桜木帰宅‐
桜木「チッ。マジであの人クッソメンドクサイな)」
桜木「髪どうしよ。黒染めあるかな・・・スプレーのやつあったかな。
あ、無いんだっけ。まぁ、いいや」
桜木「あ、洋平からメール来てた。学校終わったら遊ぼう、か」
桜木「あいつらが学校終わる頃にもっかい学校行くかな」
桜木「赤、なんだっけ・・・赤井さんだっけか。
赤井さんには会わないようにしなきゃな」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:49:32.03 ID:hrhy4Qo5O
‐放課後、学校‐
桜木「(洋平たちどこにいるかなー?)・・・ブッ!!」
バゴッ!
潮崎「ゴメンゴメーン手もとが狂っちゃって・・・あっ!!」
安田「はっ!!」
潮&安「(この赤頭は一年の桜木花道!ヤバすぎる・・・!)」
桜木「ビックリした・・・大丈夫ですよ。」
安田「えっ?」
桜木「ボールお返しします」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 11:55:22.72 ID:hrhy4Qo5O
水戸「あっ花道いた。てかお前なに鼻血出してんの」
桜木「あれっ?鼻血?あ、ホントだ。
さっきバスケ部のボールが顔面直撃したからだわ」
水戸「へー」
野間「玉入れ遊び部か」
赤木「んだとコラァ!!!」
桜木「え?」
赤木「今タマキン遊び部っつったのは誰だぁ!お前かぁ!!」
桜木「いてっ。いや、なんのことですか」
赤木「お前は一年の桜木花道じゃねぇか。いい度胸だな・・・
バスケを愚弄するなら俺とワンオンワンで勝負しろぉ!!」
桜木「いや、あのー落ち着いてくださいよ」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:03:09.31 ID:hrhy4Qo5O
観客「おい三年の赤木と一年の桜木がバスケで勝負するらしいぞ!」
観客「こいつぁおもしれぇ!!」
赤木「俺が100点取る間に1点でも取ればお前の勝ちだ!」
桜木「マジでやるんですか・・・じゃあ俺もう負けでいいです」
赤木「愛するバスケ部をキンタマホモ部と愚弄した罪は重いぞ桜木・・・!」
桜木「いや言ってないですけど・・・」
赤木「行くぞぉ!オラァ!ダーンク!!」
ガツンッ
観客「でたぁーゴリラダンク!!」
赤木「ガハハ!まずは2点だ」
桜木「・・・」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:06:51.49 ID:hrhy4Qo5O
赤木「オラァ!!どうした恐怖でディフェンスすらできないかぁ!!」
桜木「そうですね。参りました」
赤木「んだとコラァ!!」
桜木「あのーもう帰っていいですか?」
赤木「ダメだ!行くぞ!うらあぁ!ダブルクラッチ!」
桜木「あのー・・・」
水戸「あっ、赤井さん。赤井さーん」
晴子「あれはお兄ちゃんと・・・桜木くん!?」
水戸「赤井さーん」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:11:22.93 ID:hrhy4Qo5O
水戸「あれ?赤井さーん?」
晴子「あっ。コウモンさんでしたっけ?」
水戸「いや、水戸ね。見なよ、花道がまたバカやってるよ。
バスケに興じるゴリラの横で突っ立ってるだけだけどね」
晴子「アハハ。あれ、うちのお兄ちゃんだよ」
水戸「あっ!?そうなんだ。言われてみれば顔似てるね」
大楠「あー。やっぱ兄妹だったのか。どうりでめっちゃ顔似てるわけだ」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:18:50.31 ID:hrhy4Qo5O
流川「ん?あれは・・・」
流川「ゴリラとヤンキーがバスケしてるな。
いや、バスケしてるのはゴリラだけか」
女A「あっ、見て見てあの人。あの背高い人」
女B「あールカワとかいう人でしょ?www」
女A「そうそう!こないだ授業中にいきなり立ち上がって
『なんぴとたりとも俺の眠りを邪魔する者は・・・』とか言ってんのwww」
女B「キモいwwwwww痛すぎwwwwwwwww
完全厨二病wwwwww末期wwwwwwwwwwww」
流川「む・・・俺の方を見て微笑む女生徒二人。
このルックスだから恋に落ちるのは仕方がないか。モテる男も辛いもんだ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:22:29.74 ID:hrhy4Qo5O
男A「なんぴと・・・www」
男B「なんぴとたりとも!俺の眠りを妨げる者は許さーん!www」
男C「シッ!バカ聞こえんだろwwwwww」
流川「む・・・今のセリフは俺が先生に言ったものだな。
早くも流行語大賞候補になってしまっているか・・・
人気者過ぎるのも考えものだな」
男D「おーいナンピトーwwwwww」
男E「おいやめろやめろwww」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:28:10.50 ID:hrhy4Qo5O
赤木「ゼェ・・・ゼェ・・・オラァ!
ヨシッッッッ!!!これで100点だ!俺の勝ちだ!!」
桜木「わかった。大丈夫だよ。多分俺は23時くらいには帰ると思う」
赤木「おいコラァ聞いてんのか!!」
桜木「あ、わかった。うん。じゃあ。
え?あ、すいません親父から電話来てたんで。終わりました?」
赤木「終わったわ!!100対0で俺の勝ち!」
桜木「おめでとうございます。もう行っていいですか」
晴子「お兄ちゃんずるいわ!!」
桜木「ウワッ!」
赤木「晴子!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:35:23.60 ID:hrhy4Qo5O
晴子「桜木くんは電話してたじゃない!
お兄ちゃんは電話してないのに!不公平よ!」
赤木「ぐむ・・・」
桜木「あ、いいですよ全然。俺の負けです」
流川「ちょっと待ちな」
晴子「電話しながらディフェンスなんて無理よ!」
桜木「いや全然いいんですけど・・・」
赤木「ぐむむ・・・・・」
流川「あれ?ちょっとあのー!待ち、ちょっとま、ま、待ちな!」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 12:36:12.88 ID:hrhy4Qo5O
飯食って準備でもしようかしら
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:35:54.98 ID:hrhy4Qo5O
‐翌日‐
晴子「桜木くん!」
桜木「ウワッ・・・どうも」
晴子「バスケ部の入部届け出しておいたよ!」
桜木「あー。そうですか。頑張ってください。じゃあ」
晴子「えっ、あたしじゃなくて桜木くんの入部届けだよ」
桜木「はい?」
晴子「えっ?」
桜木「俺のですか?」
晴子「うん」
桜木「勝手にですか?」
晴子「うん☆」
桜木「え?ハンコはどうしたんですか?」
晴子「手持ちが無いならサインでいいらしいから、
桜木って書いて出したら大丈夫だったんだよ!頑張ってね!」
桜木「え!?え?え?マジですか?」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:43:18.87 ID:hrhy4Qo5O
赤木「おっ!やはり来たか桜木!
お前は負けて終わるような男ではないと思ってたぞ」
桜木「いや、そうじゃなくて。あのーおたくの妹さんが勝手に入部届けを
出してしまったようなので。僕の。だから入部の取り消しをですね」
流川「やはり来たか・・・桜木」
桜木「えっ?誰でしたっけ?とにかく入部の取り消しを」
赤木「よし。さっそく練習を始めるぞ」
桜木「えっ?いやいや。すいません入部の取り消しを」
木暮「頑張ろうな!あ、まずは一年生の自己紹介してもらおう」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:48:45.43 ID:hrhy4Qo5O
桑田「お願いします!!デュフ!」
赤木「うし。じゃあ次」
流川「―――人は俺をこう呼ぶ。
"人喰い流川"と。
よろしくお願いします」
赤木「うし。じゃあ次」
桜木「いや、あのー。俺部員じゃないんで。入部の取り消ししにきただけです」
木暮「アハハ!気合い入ってるなぁ桜木!いいぞ!」
桜木「え?」
赤木「なんて言ってたんだ?聞こえなかった」
木暮「他の部員が部活辞めちゃうくらいの気合いでやるんだって。
ポジションはセンターかフォワード希望だって」
赤木「そうか。よしこれで全員だな。明日には何人残ってるかな・・・」
桜木「はい!?いやいやいやいやあのーおかしいですよね?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:54:09.81 ID:hrhy4Qo5O
赤木「ランニングゥ!!」
部員「おーう!!」
桜木「あのー。自分帰っていいですかマジで」
木暮「桜木いいねぇ!気合い入ってるなぁ!」
桜木「はい?」
木暮「とばしすぎてバテるなよ!」
桜木「耳大丈夫ですか?」
赤木「よし!フットワーク!」
部員「おーう!!」
桜木「うーい・・・」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 13:58:36.27 ID:hrhy4Qo5O
桜木「疲れた・・・チッ。なんでこんなこと・・・」
桑田「木暮先輩、あの隅っこで体育座りしてるのは誰ですか?」
木暮「あぁ。あれは彩子っていうマネージャー。
二年生だからカクとかの学年だね。
いつもああやって隅っこで座ってるだけなんだけどね」
桑田「へぇ・・・」
木暮「流川と同じ中学校なんだっけ?」
流川「クックック・・・俺は悪魔の子。中学校など行ってないさ」
桜木「・・・」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:09:19.35 ID:hrhy4Qo5O
安西先生「はい、集合」
赤木「むっ。集合!!」
部員「はい!!」
安西「はい、もっと集合」
赤木「はい。よし、みんなもっと中央に集まれ!」
安西「もっともっと。もっと集合。もっと密着して」
赤木「はい。もっと密集しろ!!」
桜木「(なんだよこれ・・・顔近すぎるだろ)」
安西「はい、もっと集合だよ」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:14:56.34 ID:hrhy4Qo5O
桜木「(なんでこんな一ヶ所に密集するんだよ・・・)」
安西「後ろの方、聞こえる?」
桜木「(後ろもクソも全員ほぼ同じ位置に顔があるだろ・・・)」
安西「今から、上級生対一年生で試合をしてもらいます」
赤木「わかりました。よし、一年生はそれぞれ話し合って
ポジションを決めておけ。5分後に始めるぞ」
桜木「マジですか・・・」
木暮「おっ!桜木気合い入ってるじゃん!!」
桜木「え?だから・・・本当に耳大丈夫ですか?」
木暮「要注意だな!桜木要注意!」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 14:30:14.77 ID:hrhy4Qo5O
桜木「自分補欠でお願いします。ていうか欠場で」
流川「ダメだ・・・すべてを俺に委ねろ。
スタメンを発表する。俺、桑田、桜木、石井、桑田の5人だ」
桜木「桑田が二回入ってますけど・・・」
流川「え!?・・・フッ。わざとさ。もう一度言う。
俺だろ?桑田だろ?桜木だろ?えーと石井だろ?で、佐々岡だ」
桜木「ていうか俺出るんですか・・・」
流川「心配するな。俺に任せろ。
クックック・・・安心しろ。やつらの命まで奪う気はない」
桜木「あー・・・そうですか・・・」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 15:43:08.26 ID:hrhy4Qo5O
もしもし電池きれそ
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 16:31:08.91 ID:hrhy4Qo5O
そろそろ帰路へ
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:08:49.01 ID:hrhy4Qo5O
審判「じゃあ始めます!ジャンプボール!」
流川「クックック・・・俺が行く」
赤木「ほう・・・」
‐試合開始‐
安田「ジャンプボールは互角!あの身長差で・・・!」
流川「クックック・・・クハハハハ!!!
俺が世界を闇に染めてやる!クハハハハ!」
桑田「流川くん!笑ってないでディフェンス!」
赤木「オラァ!」
ガツンッ
流川「わあぁ!!」
赤木「おいどうした流川・・・こんなもんか」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:17:34.06 ID:hrhy4Qo5O
石井「桜木くん?そこはコート外だよ!白のラインだよ!」
桜木「え?あ、そうですか」
石井「桜木くんは木暮先輩をマークして!」
桜木「えーと・・・メガネしてる先輩ですか?」
石井「そう!ホラ来るよ!」
木暮「おいどうした桜木!疲れちゃったか?」
桜木「はぁ。そうですね」
木暮「おいおい!どんな宣戦布告だよ!ケンカじゃないぞ、ハハ!」
桜木「いや、だから・・・聞いてます?」
木暮「おう!三年は俺と赤木だ」
桜木「え?いやあのー、話が全然噛み合ってないっていうかそのー」
木暮「え、なに?」
桜木「いやあのー。なんでもないです」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:28:38.10 ID:hrhy4Qo5O
電池ふっかつ
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:33:57.07 ID:hrhy4Qo5O
石井「桜木くん!得点板の横に突っ立ってないで動いて動いて!」
桜木「あ、すいません」
石井「ソッコー!桜木くん、走って!」
桜木「どっちにですか?」
石井「あぁぁ!遅い遅い!」
桜木「え?すいません。ていうか俺と誰か交代しません?」
桑田「桜木くん!!」
桜木「なんですか?」
桑田「あーもう!なんですかじゃないよ!ルーズボールだよ!」
桜木「え?ど、ルーズ?なんですか?」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:38:02.99 ID:hrhy4Qo5O
潮崎「っ!流川!」
流川「クックック・・・8番マーク。お気の毒に。
俺の闇の力によって動けなってしまう先輩を見るのは実に悲しい」
潮崎「スリーポインッ!」
スパッ
流川「!」
潮崎「ヨシッ!」
流川「ありがてえ・・・ニセモノじゃねえ・・・」
ピピーーーーー
審判「試合終了!」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:41:38.20 ID:hrhy4Qo5O
審判「48‐0で上級生チームの勝ち!」
両チーム「ありぁしたっ!」
赤木「どうだ桜木・・・これが上級生の力だ」
桜木「え?僕ですか?」
赤木「どうだ・・・桜木」
桜木「え?あのー凄いですね」
赤木「桜木・・・」
桜木「え?」
安西「はい、じゃあ集合。もっと集合だよ。もっと密集して」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:48:57.53 ID:hrhy4Qo5O
安西「今週の土曜、練習試合を行います」
赤木「どこですか?」
安西「山王です」
赤木「え!?」
安西「スタメンを発表します」
木暮「え、本当に山王と練習試合するんですか?」
安西「そうですよ。スタメンを発表します」
赤木「山王・・・」
安西「赤木くん、桑田くん、角田くん、桑田くんの5人です」
赤木「先生。一人足りません。あと桑田が二回入ってます」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:55:12.17 ID:hrhy4Qo5O
安西「それは失礼。えーと・・・
まず赤木くん。木暮くん。安田。流川くん。桜木くん。
まずは、この5人でいきます」
赤木「なんで安田だけ呼び捨てなんですか?
ていうか先生、さきほど二回も入れた桑田が入っておりませんが」
安西「いや、これでいいんです」
桜木「あのー。僕スタメンなんですか?」
安西「そうですよ。頑張ってくださいね」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 17:58:39.35 ID:hrhy4Qo5O
安西「それでは試合の日まで体調など崩さないように。
それと、常に言ってますが『諦めが肝心』の精神を忘れないこと」
部員「はい!!」
桜木「え?」
安西「『諦めたらそこで自由という快楽』」
部員「『諦めたらそこで自由という快楽』!」
安西「『諦めたらそこで自由という快楽』」
部員「『諦めたらそこで自由という快楽』!」
桜木「・・・」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 18:01:04.33 ID:hrhy4Qo5O
ごめんちょっと用事
山王の見事なゾーンプレスにより湘北惨敗。
桜木退部。晴子退学。めでたし
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 19:26:39.57 ID:hrhy4Qo5O
まだあった
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:17:34.75 ID:hrhy4Qo5O
‐試合当日‐
桜木「(あー鬱だ・・・)」
赤木「おし!全員揃ったかぁ!」
石井「キャプテン!桑田がいません」
桑田「何言ってんだよ。いるよ」
赤木「よし。全員揃ったな。いざ出発!」
石井「彩子マネージャーは来ないんですか?」
木暮「あの子は電車に乗れないからね。チャリで来るよ」
安田「山王との試合はどこでやるんですか?」
安西「綾南高校の体育館を借ります」
流川「綾南・・・!」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:22:21.32 ID:hrhy4Qo5O
‐試合直前‐
安西「スタメンは昨日言った通りです。
赤木くん。木暮くん。安田。流川くん。桜木くん。桑田くんの5人です」
赤木「先生、6人言いましたが」
安西「あれ?あ、失礼。桑田くんはベンチでした」
桑田「あ、はい」
桜木「ていうか俺マジでスタメンなんですか。
ルールもよくわかってないんですけど」
流川「クックック・・・お前は何も心配するな。
俺が内に秘めている闇の力を解放すれば全てが終わる・・・」
桜木「はぁ、そうですか・・・」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:30:46.19 ID:hrhy4Qo5O
赤木「山王は・・・深津に河田、野辺、松本、そして沢北か」
流川「沢北か・・・クックック!」
審判「それでは始めます!両チーム整列!」
‐試合開始‐
安田「あっ!?赤木主将がジャンプボールで負けた!」
赤木「クソ!来るぞッ!俺が河田をマークする!
桜木!お前はあのボウズのやつをマークしろ!」
桜木「え?相手全員ボウズなんですけど」
スパッ
木暮「ドンマイだ桜木。
お前は今向こうに走っていくボウズのやつをマークしろ」
桜木「いや、だからそれ全員なんですけど・・・」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:43:16.05 ID:hrhy4Qo5O
流川「9番オッケイ。クックック・・・」
沢北「む・・・」
木暮「おっ。流川対沢北の一対一か!」
野辺「ヘイ!」
沢北「あれ?」
木暮「あれーっ!」
スパッ
赤木「桜木!お前のマークだろ!フリーにするな!
なにノンキに雑巾で足拭いてるんだ!試合中だぞ!」
桜木「はあ。すいません。体育館履きなんで、滑っちゃうんで」
木暮「ドンマイドンマイ!今のはしょうがない。
まずはディフェンス一本しっかり!!」
安田「木暮先輩、今はオフェンスです」
木暮「あっ。そうか。よし、一本じっくり!」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:48:46.09 ID:hrhy4Qo5O
‐前半終了‐
赤木「・・・やはり昨年の日本一なだけあるな。強い。」
木暮「たしかに。前半を終えて112‐2か・・・」
安田「常にシュートを決められてる感じでしたね」
桜木「あのー。僕交代してもらっていいですか?」
安西「私だけですか・・・?
もう勝てないと思っているのは」
木暮「あ、僕もです」
安田「僕も諦めてます」
桜木「僕もです」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 20:56:22.72 ID:hrhy4Qo5O
安西「まぁとりあえずメンバーチェンジですね。
まず桑田くんを引っ込めて、代わりに角田くん」
赤木「先生。桑田は最初から出場していませんが」
安西「あれ?そうでしたか。これは失礼。
じゃあ安田くんに代えて角田くん。以上」
桜木「すいません。俺代えてもらっていいですか?
明らかに俺だけおかしいんで」
先生「ダメです。高さのバランスが崩れる恐れがあるので」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:01:59.53 ID:hrhy4Qo5O
‐後半開始‐
角田「うちのチームはみんなもうバテバテだ・・・!
それに比べて山王のやつらは化け物か!」
流川「ゼエッゼエッゼエッゲホゲホ、オエッ!ハァッハァッ」
沢北「おい、11番」
流川「オェッ!ハァッ!ハァッ!ゼェッ!ゼェッ!」
沢北「おい、11番!11番」
流川「え、あぁ、ハァッ、ハァッ、クックックハァッ、なんだ・・・」
沢北「お前かなり大物ルーキーだって話を聞いたんだけど
何もしてないぞ。そんなもんなの?」
流川「クックック・・・!ハァッハァッゼエッゼエッゼエッゲホ」
沢北「あと、前半からあの赤頭は端っこに突っ立ってるけど
あれも一応出場選手なんだよね?」
流川「ハァッハァッハァッハァッゼエッゼエッゼエッ」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:08:39.28 ID:hrhy4Qo5O
堂本「なんなんだこの試合は・・・まるでシューティング練習だ。
まぁこんな試合だからこそ色々試せる。美紀男、出番だ」
美紀男「押忍」
ブーーーーー
審判「交代です!」
赤木「デカい・・・!」
安西「すいません、こっちも交代で。
桑田くん、出番です」
桑田「えっ!?俺すか!?え、俺のマークあのデカいやつですか?」
安西「そうです。そんなに大きくもないですよ。
遠近法マジックで大きく見えるだけです」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:14:06.87 ID:hrhy4Qo5O
赤木「よし、桜木はマーク変わらなくていい。
流川も9番をマークしとけ。河田兄は俺が抑える。
桑マンがあのデッカイ奴をマークしろ」
桑田「桑マンじゃなくて桑田です。
ていうか僕とあの15番は身長差がありすぎますよ!無理です!」
木暮「落ち着け。俺たちの言うとおりにすれば絶対抑えられる」
桑田「せめて流川くんか桜木くんですよ!身長的に!」
審判「始めますよ!ホラそこ早く!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:21:10.34 ID:hrhy4Qo5O
木暮「いいか。あのデカい15番は体重を活かして背中で圧力をかけてくる。
だからお前はディフェンスのときに重心を高く保ち、
手を後ろに組むんだ。このとき絶対に膝を曲げてはいけない」
赤木「その通りだ。さすが木暮だな」
桑田「重心を高くして膝を曲げない・・・?手は後ろ?」
赤木「桑田っ!来るぞっ!」
美紀男「押忍」
桑田「膝を曲げずに!手は後ろ!
わあああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドッカーン
桑田「ホゲー!」
美紀男「ヨシッ」
スパッ
角田「ファウル・・・じゃないのか!惜しい!」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:25:21.05 ID:hrhy4Qo5O
桑田「ちょ、ちょっと木暮先輩!言われた通りやったら
めちゃめちゃ吹っ飛ばされてシュート決められたんですけど!」
木暮「バランスが悪いんだ。俺には自分から吹っ飛んだように見えたぞ」
桑田「いやいやいや!おかしいですよ!」
流川「おぎゃ!」
赤木「パスカットだ!マズい!桑田!早く戻れ!
桜木も早く戻れ!あとTシャツは着ちゃダメだぞ!」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:30:30.93 ID:hrhy4Qo5O
沢北「美紀男っ!」
木暮「来るぞッ!さっき言ったことを思い出せ!」
桑田「はいっ!膝を曲げずに手をうしろにゃあぁああぁぁ!!!」
ガッシャーン
美紀男「ヨシッ」
スパッ
桑田「にょりーん!」
角田「あっ、る・・・流川!おい!流川!」
審判「むっ!おい!担架だ担架!
選手が一人、ブリッジしたまま失神している!」
赤木「流川!」
木暮「疲労が限界を越えたか・・・恐るべし山王」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:35:10.12 ID:hrhy4Qo5O
安西「流川くんの代わりに・・・じゃあ三井くん。準備して」
安田「先生。三井先輩は学校を辞めて
アイスクリーム屋になったんから居ませんけど」
安西「そうでしたね。これは失礼。では桑田くんの友達の君、準備しなさい」
石井「石井です」
桑田「手を後ろにっ!キャアアアアァァァア」
バゴッガラッシャーン
美紀男「ヨシッ」
スパッ
桑田「シヌー!」
ピッピーーーーー
審判「試合終了!!!」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/08(木) 21:39:31.65 ID:hrhy4Qo5O
審判「218対2で、白の勝ち!両チーム挨拶!」
両チーム「ありぁしたっ!」
木暮「いやー歴史に残る大敗だったなぁ
あ、潮崎。流川の様子はどうだって?」
潮崎「たったいま、保健室で息を引き取ったそうです・・・」
桜木「え?」
木暮「え?」
赤木「誰が?」
安西「本当ですか?」
gdgdのため
END
Tag : スラムダンク
<<唯「はんてん!」 | ホーム | 禁書「今夜はすき焼きなんだよ!」>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |