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初春飾利「ゾク・・・これがレベル5の力・・・」
736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:13:04.30 ID:cxBbSIQ00 [1/23]
新学期まであと1週間とせまった日の午後
ジャッジメント177支部
ガチャ
「こんにちは」
黒子「あ、あなたは・・・」
固法「あ・・・」
新学期まであと1週間とせまった日の午後
ジャッジメント177支部
ガチャ
「こんにちは」
黒子「あ、あなたは・・・」
固法「あ・・・」
740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:28:23.06 ID:cxBbSIQ00 [2/23]
そこに立っていたのは初春だった
初春「お久しぶりです、長い間お休みしてご迷惑をかけしました」
黒子「もう特訓は終わりましたの?」
初春「はい、おかげさまでレベル4になれました」
初春がニコリと笑う
黒子「自信満々・・・といった感じですわね」
固法「ゴクリ・・・」
固法(今までの初春さんとは何かが違う・・・こうしていても凄み・・・みたいなものを感じるわ)
黒子「佐天さんには、今日帰ってくることは伝えましたの?」
初春「ええ、すぐにここへ来るそうです」
黒子「そうですの、ってここは待ち合わせ場所では・・・」
741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:31:02.07 ID:cxBbSIQ00 [3/23]
いける・・・このペースだとこのスレで終わるはず・・・
742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:33:07.02 ID:cxBbSIQ00 [4/23]
ドンドンガチャバンッ!!
佐天がドアを乱暴に開け飛び込んできた
746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:38:51.58 ID:cxBbSIQ00 [5/23]
>>744
わかりませんが、大覇星祭はカットする予定です
798 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 18:39:01.15 ID:cxBbSIQ00 [6/23]
こんな殺伐としてちゃ>>1も書き込めないだろ!
808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:16:42.00 ID:cxBbSIQ00 [7/23]
>>742続きから
ドンドンガチャバンッ!!
佐天がドアを乱暴に開け飛び込んできた
かと初春、黒子、固法の3人は思ったが、ただの宅配業者だった
「ちわーす、お届け物でーす。ハンコかサインお願いしまーす」
固法「はーい。ちょっと待っててください」
黒子「初春、部屋に入ったあとはちゃんとセキュリティをかけといてくださいな」
初春「すみません、佐天さんがすぐ来ると思ったので」
その頃、佐天はジャッジメント177支部へ向けて歩いていた
佐天が歩いていると右前方のレストランからなにやら見覚えのある人物が出て来た
佐天「あ、婚后光子」
810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:17:26.39 ID:cxBbSIQ00 [8/23]
婚后「どなたですの?この私を呼び捨てにするとは・・・婚后光子と知っての無礼ですの?」
婚后は扇子をパッと開き口元に当てながら声のする方を向いた
婚后「ってあら、あなたは白井さんのお友達の・・・」
佐天「佐天涙子です。どうもご無沙汰してます」
その時だった
-佐天涙子に電流走る-
812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:20:13.91 ID:cxBbSIQ00 [9/23]
佐天「あのー、婚后さんはレベル4でしたよね?」
婚后「えぇ、空力使い(エアロハンド)の婚后光子!この学園都市でわたくしを知らない者は-」
なにやら言い始めたが一通り受け流した後、佐天は婚后に言ってみた
佐天「夏休みの終りまであと1週間、私に修行をつけてくれないでしょうか!」
同じ系統の能力者だけに力の扱い方のコツなど学ぶべき点は多くあると考えたのだ
去年の乱雑開放事件の時に駆動鎧やトレーラーをふっ飛ばしていた婚后の能力の強力さが
同じ風使いとなった今なら理解できる
婚后「はぁ?しゅぎょう・・・ですか?」
佐天「実は私も風使いになりまして」
婚后「あら、そうなんですか」
佐天「お願いします!婚后さんくらいにしか頼めないんです」
佐天「・・・いえ、婚后さんじゃなきゃダメなんです!学園都市一の風使いの婚后さんに教わりたいんです!」
813 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:21:05.31 ID:cxBbSIQ00 [10/23]
学園都市一の風使いが誰かは実際には知らない
が、婚后の性格的に煽てていい気分にさせれば・・・
婚后「おほほほ、仕方ないですわね!学園都市一の風使いのこの婚后光子から
直々に教えてもらえるなんてことは滅多にないですわよ!!おほほほ」
佐天(よしきた!)
817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:33:11.21 ID:cxBbSIQ00 [11/23]
ジャッジメント支部
初春「佐天さん、来ないですね・・・確かに来るってメール来たんですけど」
固法「ウイハルーッ!!ってすごい顔して怒鳴り込んでくるかと思ったのに」
黒子「気が変わったんでございましょう、きっと初春が抜け駆けしたから拗ねてるんですわ」
初春「・・・」
固法「何か用事ができたのよ」
初春「とりあえずもう一度メールしてみます」
初春が携帯を取り出したとき、丁度佐天からメールが来た
初春「あ、佐天さんからだ」
初春「えーと・・・一週間後に会おう・・・?」
黒子「他には?」
初春「いいえ、何も」
820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:39:00.20 ID:cxBbSIQ00 [12/23]
固法「これはあれね、佐天さんも初春さんに対抗して特訓に出かけたのよ」
黒子「まさか~」
初春「まさか~」
固法「何よあなた達、私が適当なこと言ってるとでも言いたいの?」
黒子「いいえ、ですが昨日の今日で特訓に行ったりは出来ないでしょう?
施設も場所もそうそう見つけられませんって」
初春「そうですよ~」
固法「まぁ・・・それもそうね」
黒子「大方、宿題を溜め込んでいて必死になってやっているのでしょう」
826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:14:56.86 ID:cxBbSIQ00 [13/23]
>>824
ワロタwww
827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:16:36.63 ID:cxBbSIQ00 [14/23]
夏休み編 完
830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:21:36.80 ID:cxBbSIQ00 [15/23]
新学期初日の午前3時
学園都市上空 1000m
暗闇の中でヘリコプーがホバリングしている
ガガッ ピー
「了解、ただちに突入する」
ピッ ガー
ヒュッ
何者かが上空100mから学園都市に向けて飛び出した
832 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:24:11.42 ID:cxBbSIQ00 [16/23]
すみません1000mです
834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:26:04.99 ID:cxBbSIQ00 [17/23]
すみませんヘリコプターでした
837 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:39:57.15 ID:cxBbSIQ00 [18/23]
ヘリコプターから飛び出した男は真っ逆さまに落ちている
地上までグングン近づいているがパラシュートを使う気配は全くない
500・・・400・・・300・・・200・・・
地上が眼前に迫った時、ようやく手からワイヤーのようなものを発射する
ワイヤーのようなものが鉄塔に絡みつくと侵入者はスパイダーマンばりの糸捌きで
見事に勢いを殺して鉄塔に着地した
「侵入成功・・・だな」
鉄塔から降りると謎の侵入者は歩き出した
841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:26:04.63 ID:cxBbSIQ00 [19/23]
ヒュッ
結標淡希に連れられて土御門元春がうす暗いフロアに現れる
そのままツカツカと進むとライトが自動で灯り円筒形の容器を照らし出す
中には長髪の男が漂っている
土御門がもう一歩近づくと目を開け喋り始める
アレイスター「やぁ」
土御門「なにが『やぁ』だ。こんな時間に呼び出して」
アレイスター「何者かが私の街に無断で入り込んだようでね。魔術師ということはわかっている」
土御門「・・・」
土御門「それを捕まえて来い・・・とでも?」
アレイスター「あぁ、だが未だ目的がはっきりと掴めていない。どうすればいいかわかるな?」
土御門「しばらく泳がせるわけか、俺は何をすれば?」
アレイスター「発見次第監視をしてくれ、それともう一つやってもらうことがある」
土御門「こちらの都合も少しは考えろ・・・」
843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:30:25.58 ID:cxBbSIQ00 [20/23]
アレイスター「最近、短期間で急激にレベルを上げた者がいる。女子学生だ。
学内でレベルを上げたのならいいんだがね、どうやら外部の協力も使っているらしい
他の組織も絡んでいたら面倒だ。それにどうにかして侵入者をぶつけてほしい」
土御門「おいおい・・・そんな器用なこと、はいそうですかという訳には-」
アレイスター「報告楽しみにしているぞ」
土御門「ちっ、勝手な野郎だ」
898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:35:58.57 ID:UjjpXqSP0 [2/7]
昼前
柵川中学の校門から5人組が出てくる
佐天「あーどうして始業式ってあんなに面倒くさいんだろ」
マコちん「たしかに」
初春「授業もないし早く帰れるんだからいいじゃないですか」
アケミ「そうだけど、また学校が始まるのかーって思うと憂鬱になるんだよねぇ
そうだ、この後どっか寄っていかない?明日からの学校生活に向けてパーッと勢いつけよう」
佐天「いいね!行こ行こ!」
繁華街へ向けて歩き出す5人
初春「チラ・・・チラ・・・」
初春は他の4人に少し遅れて歩いている
初春(なぜ佐天さんはあのことについて何か言ってこないんだろう・・・)
899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:36:49.90 ID:UjjpXqSP0 [3/7]
佐天が歩くスピードをゆるめ後ろを歩いていた初春の横へやってくる
佐天「初春ちょっといいかな」
佐天が初春に声をかける
初春「ドキッッ!!」
初春と佐天は他の3人と少し距離を取り後ろを歩く
佐天「夏休み、よくも一人で特訓なんかに行ったな~」
初春「す、すみません・・・」
佐天「ま、もう怒ってないんだけどさ」
佐天「それに私も初春とは別にちょっと能力のトレーニングなんかしちゃったし」
初春「え、じゃあもしかしてこの一週間連絡なかったのって特訓してたんですか!?」
佐天「イエス!」
900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:38:19.42 ID:UjjpXqSP0 [4/7]
初春「なんですか、それならそうと」
佐天「初春だって黙ってたじゃーん」
佐天「ま、大覇星祭を楽しみにしててよ!二ヒヒ~」
むーちゃん「おーい2人共おいてっちゃうよー」
佐天「はーい、今行くー。初春いこ」
初春「はい」
903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:47:48.72 ID:UjjpXqSP0 [5/7]
2ブロック先にデパートが見えてきた時、異変に最初に気付いたのはマコちんだった
マコちん「ねぇ・・・なんかおかしくない?あれ」
遠くから見ると2~300m先の通りに薄く霧がかかっているように見える
初春「何でしょうね・・・」
もう少し近づいて見ると事態の異常さに全員が気付いた
霧の中にいる歩行者が次々にバタバタと倒れ行くのが確認できたからだ
むーちゃん「な、なによあれ・・・」
アケミ「ちょっと!あの霧こっちに近づいてきてない!?」
5人はもうすでに歩いてはいない
が、霧はだんだんと濃くなってきている上に近くの人達まで倒れ始めたのだ
905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 05:02:23.94 ID:UjjpXqSP0 [6/7]
佐天「みんなとりあえず私の後ろに!!」
佐天「こういう時は・・・こうだぁぁっ!!」
佐天は両手で構えると一気に風を放った
ぶわあああぁあぁぁぁあぁぁ
両手から放った風がぶつかり旋風を巻き起こし霧を見事に晴らした
アケミ「涙子すごーい」
むーちゃん「・・・いつの間にこんなことを」
初春「佐天さん・・・じわ」
初春に至っては涙まで流している
佐天「へへっどうだ!ってとりあえず今はここから離れたほうがいいみたいね」
佐天「みんなはとりあえず来た道を戻って!充分な距離離れたら近くのアンチスキルとジャッジメントに連絡を!」
3人「うん」
後方へ走り出す3人
初春「佐天さん、とりあえず私は倒れている人を見てきます」
909 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 05:16:05.84 ID:UjjpXqSP0 [7/7]
佐天「あ、まだ安全と決まったわけじゃ・・・」
初春はすでに前方へ走り出している
初春は倒れていた男子学生に近づく
初春「もしもし!大丈夫ですか!」
初春は倒れてる学生の肩を叩き呼びかけてみる
反応はなく意識を失っていたが、呼吸と脈は確認できた
初春「一体何が・・・」
カツカツ
「安心しろ。眠っているだけだよ」
遠くから誰かが歩いてくる
続きます
そこに立っていたのは初春だった
初春「お久しぶりです、長い間お休みしてご迷惑をかけしました」
黒子「もう特訓は終わりましたの?」
初春「はい、おかげさまでレベル4になれました」
初春がニコリと笑う
黒子「自信満々・・・といった感じですわね」
固法「ゴクリ・・・」
固法(今までの初春さんとは何かが違う・・・こうしていても凄み・・・みたいなものを感じるわ)
黒子「佐天さんには、今日帰ってくることは伝えましたの?」
初春「ええ、すぐにここへ来るそうです」
黒子「そうですの、ってここは待ち合わせ場所では・・・」
741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:31:02.07 ID:cxBbSIQ00 [3/23]
いける・・・このペースだとこのスレで終わるはず・・・
742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:33:07.02 ID:cxBbSIQ00 [4/23]
ドンドンガチャバンッ!!
佐天がドアを乱暴に開け飛び込んできた
746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 03:38:51.58 ID:cxBbSIQ00 [5/23]
>>744
わかりませんが、大覇星祭はカットする予定です
798 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 18:39:01.15 ID:cxBbSIQ00 [6/23]
こんな殺伐としてちゃ>>1も書き込めないだろ!
808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:16:42.00 ID:cxBbSIQ00 [7/23]
>>742続きから
ドンドンガチャバンッ!!
佐天がドアを乱暴に開け飛び込んできた
かと初春、黒子、固法の3人は思ったが、ただの宅配業者だった
「ちわーす、お届け物でーす。ハンコかサインお願いしまーす」
固法「はーい。ちょっと待っててください」
黒子「初春、部屋に入ったあとはちゃんとセキュリティをかけといてくださいな」
初春「すみません、佐天さんがすぐ来ると思ったので」
その頃、佐天はジャッジメント177支部へ向けて歩いていた
佐天が歩いていると右前方のレストランからなにやら見覚えのある人物が出て来た
佐天「あ、婚后光子」
810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:17:26.39 ID:cxBbSIQ00 [8/23]
婚后「どなたですの?この私を呼び捨てにするとは・・・婚后光子と知っての無礼ですの?」
婚后は扇子をパッと開き口元に当てながら声のする方を向いた
婚后「ってあら、あなたは白井さんのお友達の・・・」
佐天「佐天涙子です。どうもご無沙汰してます」
その時だった
-佐天涙子に電流走る-
812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:20:13.91 ID:cxBbSIQ00 [9/23]
佐天「あのー、婚后さんはレベル4でしたよね?」
婚后「えぇ、空力使い(エアロハンド)の婚后光子!この学園都市でわたくしを知らない者は-」
なにやら言い始めたが一通り受け流した後、佐天は婚后に言ってみた
佐天「夏休みの終りまであと1週間、私に修行をつけてくれないでしょうか!」
同じ系統の能力者だけに力の扱い方のコツなど学ぶべき点は多くあると考えたのだ
去年の乱雑開放事件の時に駆動鎧やトレーラーをふっ飛ばしていた婚后の能力の強力さが
同じ風使いとなった今なら理解できる
婚后「はぁ?しゅぎょう・・・ですか?」
佐天「実は私も風使いになりまして」
婚后「あら、そうなんですか」
佐天「お願いします!婚后さんくらいにしか頼めないんです」
佐天「・・・いえ、婚后さんじゃなきゃダメなんです!学園都市一の風使いの婚后さんに教わりたいんです!」
813 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:21:05.31 ID:cxBbSIQ00 [10/23]
学園都市一の風使いが誰かは実際には知らない
が、婚后の性格的に煽てていい気分にさせれば・・・
婚后「おほほほ、仕方ないですわね!学園都市一の風使いのこの婚后光子から
直々に教えてもらえるなんてことは滅多にないですわよ!!おほほほ」
佐天(よしきた!)
817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:33:11.21 ID:cxBbSIQ00 [11/23]
ジャッジメント支部
初春「佐天さん、来ないですね・・・確かに来るってメール来たんですけど」
固法「ウイハルーッ!!ってすごい顔して怒鳴り込んでくるかと思ったのに」
黒子「気が変わったんでございましょう、きっと初春が抜け駆けしたから拗ねてるんですわ」
初春「・・・」
固法「何か用事ができたのよ」
初春「とりあえずもう一度メールしてみます」
初春が携帯を取り出したとき、丁度佐天からメールが来た
初春「あ、佐天さんからだ」
初春「えーと・・・一週間後に会おう・・・?」
黒子「他には?」
初春「いいえ、何も」
820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:39:00.20 ID:cxBbSIQ00 [12/23]
固法「これはあれね、佐天さんも初春さんに対抗して特訓に出かけたのよ」
黒子「まさか~」
初春「まさか~」
固法「何よあなた達、私が適当なこと言ってるとでも言いたいの?」
黒子「いいえ、ですが昨日の今日で特訓に行ったりは出来ないでしょう?
施設も場所もそうそう見つけられませんって」
初春「そうですよ~」
固法「まぁ・・・それもそうね」
黒子「大方、宿題を溜め込んでいて必死になってやっているのでしょう」
826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:14:56.86 ID:cxBbSIQ00 [13/23]
>>824
ワロタwww
827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:16:36.63 ID:cxBbSIQ00 [14/23]
夏休み編 完
830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:21:36.80 ID:cxBbSIQ00 [15/23]
新学期初日の午前3時
学園都市上空 1000m
暗闇の中でヘリコプーがホバリングしている
ガガッ ピー
「了解、ただちに突入する」
ピッ ガー
ヒュッ
何者かが上空100mから学園都市に向けて飛び出した
832 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:24:11.42 ID:cxBbSIQ00 [16/23]
すみません1000mです
834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:26:04.99 ID:cxBbSIQ00 [17/23]
すみませんヘリコプターでした
837 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:39:57.15 ID:cxBbSIQ00 [18/23]
ヘリコプターから飛び出した男は真っ逆さまに落ちている
地上までグングン近づいているがパラシュートを使う気配は全くない
500・・・400・・・300・・・200・・・
地上が眼前に迫った時、ようやく手からワイヤーのようなものを発射する
ワイヤーのようなものが鉄塔に絡みつくと侵入者はスパイダーマンばりの糸捌きで
見事に勢いを殺して鉄塔に着地した
「侵入成功・・・だな」
鉄塔から降りると謎の侵入者は歩き出した
841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:26:04.63 ID:cxBbSIQ00 [19/23]
ヒュッ
結標淡希に連れられて土御門元春がうす暗いフロアに現れる
そのままツカツカと進むとライトが自動で灯り円筒形の容器を照らし出す
中には長髪の男が漂っている
土御門がもう一歩近づくと目を開け喋り始める
アレイスター「やぁ」
土御門「なにが『やぁ』だ。こんな時間に呼び出して」
アレイスター「何者かが私の街に無断で入り込んだようでね。魔術師ということはわかっている」
土御門「・・・」
土御門「それを捕まえて来い・・・とでも?」
アレイスター「あぁ、だが未だ目的がはっきりと掴めていない。どうすればいいかわかるな?」
土御門「しばらく泳がせるわけか、俺は何をすれば?」
アレイスター「発見次第監視をしてくれ、それともう一つやってもらうことがある」
土御門「こちらの都合も少しは考えろ・・・」
843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:30:25.58 ID:cxBbSIQ00 [20/23]
アレイスター「最近、短期間で急激にレベルを上げた者がいる。女子学生だ。
学内でレベルを上げたのならいいんだがね、どうやら外部の協力も使っているらしい
他の組織も絡んでいたら面倒だ。それにどうにかして侵入者をぶつけてほしい」
土御門「おいおい・・・そんな器用なこと、はいそうですかという訳には-」
アレイスター「報告楽しみにしているぞ」
土御門「ちっ、勝手な野郎だ」
898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:35:58.57 ID:UjjpXqSP0 [2/7]
昼前
柵川中学の校門から5人組が出てくる
佐天「あーどうして始業式ってあんなに面倒くさいんだろ」
マコちん「たしかに」
初春「授業もないし早く帰れるんだからいいじゃないですか」
アケミ「そうだけど、また学校が始まるのかーって思うと憂鬱になるんだよねぇ
そうだ、この後どっか寄っていかない?明日からの学校生活に向けてパーッと勢いつけよう」
佐天「いいね!行こ行こ!」
繁華街へ向けて歩き出す5人
初春「チラ・・・チラ・・・」
初春は他の4人に少し遅れて歩いている
初春(なぜ佐天さんはあのことについて何か言ってこないんだろう・・・)
899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:36:49.90 ID:UjjpXqSP0 [3/7]
佐天が歩くスピードをゆるめ後ろを歩いていた初春の横へやってくる
佐天「初春ちょっといいかな」
佐天が初春に声をかける
初春「ドキッッ!!」
初春と佐天は他の3人と少し距離を取り後ろを歩く
佐天「夏休み、よくも一人で特訓なんかに行ったな~」
初春「す、すみません・・・」
佐天「ま、もう怒ってないんだけどさ」
佐天「それに私も初春とは別にちょっと能力のトレーニングなんかしちゃったし」
初春「え、じゃあもしかしてこの一週間連絡なかったのって特訓してたんですか!?」
佐天「イエス!」
900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:38:19.42 ID:UjjpXqSP0 [4/7]
初春「なんですか、それならそうと」
佐天「初春だって黙ってたじゃーん」
佐天「ま、大覇星祭を楽しみにしててよ!二ヒヒ~」
むーちゃん「おーい2人共おいてっちゃうよー」
佐天「はーい、今行くー。初春いこ」
初春「はい」
903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 04:47:48.72 ID:UjjpXqSP0 [5/7]
2ブロック先にデパートが見えてきた時、異変に最初に気付いたのはマコちんだった
マコちん「ねぇ・・・なんかおかしくない?あれ」
遠くから見ると2~300m先の通りに薄く霧がかかっているように見える
初春「何でしょうね・・・」
もう少し近づいて見ると事態の異常さに全員が気付いた
霧の中にいる歩行者が次々にバタバタと倒れ行くのが確認できたからだ
むーちゃん「な、なによあれ・・・」
アケミ「ちょっと!あの霧こっちに近づいてきてない!?」
5人はもうすでに歩いてはいない
が、霧はだんだんと濃くなってきている上に近くの人達まで倒れ始めたのだ
905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 05:02:23.94 ID:UjjpXqSP0 [6/7]
佐天「みんなとりあえず私の後ろに!!」
佐天「こういう時は・・・こうだぁぁっ!!」
佐天は両手で構えると一気に風を放った
ぶわあああぁあぁぁぁあぁぁ
両手から放った風がぶつかり旋風を巻き起こし霧を見事に晴らした
アケミ「涙子すごーい」
むーちゃん「・・・いつの間にこんなことを」
初春「佐天さん・・・じわ」
初春に至っては涙まで流している
佐天「へへっどうだ!ってとりあえず今はここから離れたほうがいいみたいね」
佐天「みんなはとりあえず来た道を戻って!充分な距離離れたら近くのアンチスキルとジャッジメントに連絡を!」
3人「うん」
後方へ走り出す3人
初春「佐天さん、とりあえず私は倒れている人を見てきます」
909 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 05:16:05.84 ID:UjjpXqSP0 [7/7]
佐天「あ、まだ安全と決まったわけじゃ・・・」
初春はすでに前方へ走り出している
初春は倒れていた男子学生に近づく
初春「もしもし!大丈夫ですか!」
初春は倒れてる学生の肩を叩き呼びかけてみる
反応はなく意識を失っていたが、呼吸と脈は確認できた
初春「一体何が・・・」
カツカツ
「安心しろ。眠っているだけだよ」
遠くから誰かが歩いてくる
続きます
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コメント
No title
打ち…切り…?
Re: No title
> 打ち…切り…?
大変失礼しました。
ログ漁ってたら別スレに書き手のレスがありました。
修正いたしますorz
大変失礼しました。
ログ漁ってたら別スレに書き手のレスがありました。
修正いたしますorz
No title
あれ?続k・・・・
なぬ?打ちk
No title
え?これで終わり?
読んで損した
読んで損した
No title
仕方ないので他で探して続き見たが
結局打ち切られてたでござる・・・orz
結局打ち切られてたでござる・・・orz
No title
これで終わりとか…
無駄に時間使った…
無駄に時間使った…
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