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座る事
63 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:14:07.12 ID:b6kbLCw0 [8/22]
前々スレや前スレで人見知り上条さんを書いてたものです
また書きました
5,6レスもらいます
上条さんキャラ崩壊注意 上琴気味
上条さんが美琴、土御門、青ピとしかまともに話せないレベルの人見知りです
前々スレや前スレで人見知り上条さんを書いてたものです
また書きました
5,6レスもらいます
上条さんキャラ崩壊注意 上琴気味
上条さんが美琴、土御門、青ピとしかまともに話せないレベルの人見知りです
64 名前:座る事1/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:15:16.61 ID:b6kbLCw0 [9/22]
美琴「ねぇ、何で立ってるの? こんなに空いてるのに」
またまた呼び出された
怪しげな外国人がらみのトラブル
解決して、その帰り
ガラガラの電車の車内で
席に座っている美琴の
前に立っている
腐れ縁のばかに問う
上条「いい質問だな」
真面目くさった顔でうなずいている
でも、どうせたいした理由じゃないのだろう
上条「もしも、急にお年寄りが入ってきた時にな」
美琴「時に?」
上条「座ってると席を譲るために、声をかけなきゃならん」
65 名前:座る事2/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:15:43.51 ID:b6kbLCw0 [10/22]
美琴「……今、こんなに空いてるのに?」
上条「リスクは減らしたいんだよ」
住民のほとんどが学生のこの街で
何を言っているのだろうか、この男は
本気なのはこれまでの付き合いでわかっている
残念ながら、嫌と言うほど
美琴「じゃ、その時は私が声をかけるから座りなさいよ」
上条「女の子だけ立たせるわけにはいかないだろ」
美琴「『私たち』が席を譲りますって言うから平気よ」
上条「でもなぁ」
美琴「良いから座りなさい!」
渋るばかの手を引いて
強引に隣に座らせる
66 名前:座る事3/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:16:21.28 ID:b6kbLCw0 [11/22]
上条「……電車の席に座ったの、久しぶりだな」
美琴「普通はもっと早くそのセリフいうもんよ、このすき具合」
「ねぇ、なんであなたは立ったまま座らないのってミサカはミサカは質問してみたり」
「うるせェ」
「こんなに空いてるのにどうしてェ? ってミサカはミサカは懲りずにもう一度聞いてみる!」
「いいから座ってろォ」
ちょっと離れた席から、似たような会話が聞こえてくる
こいつみたいなのが他にもいるのか
そう思って隣のばかに視線を送る
目と目が合う
合ってしまう
ちょうどこちらを向いた上条と
67 名前:座る事4/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:16:53.53 ID:b6kbLCw0 [12/22]
上条「ん? どうかしたのか」
肩と肩が触れ合う
息遣いが何となく感じ取れる
近くに座らせすぎた
なにも分かって無い顔が
心配そうに覗きこんでくる
上条「おい、顔赤いぞ。大丈夫か?」
美琴「だ、大丈夫よ! ちょ、ちょっと疲れただけ」
上条「そうか。調子悪いんなら言えよ」
美琴「う、うん」
隣の体温が伝わってくる気がする
もしかしたら、美琴に体温も
椅子ごしに伝わっているのだろうか
それはちょっと困る
68 名前:座る事5/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:17:25.29 ID:b6kbLCw0 [13/22]
上条「寮まで送ってく」
改札をでながら、上条が言いだす
美琴「べ、別にいいわよ」
これ以上一緒にいると
どうにかなってしまいそうだ
どうなるのかは自分でもよくわからないけど
上条「でも、お前さっきから顔色わるいじゃないか」
美琴「へ、平気よ! 私を誰だと思ってるのよ!」
上条「おまえだから心配なんだよ。余計に」
美琴「ど、どういう意味よ」
上条「とりあえず、送ってく。嫌だって言ってもついてくからな」
そう言って上条が美琴の手を引いて歩き出す
それがどう見えるのかわかっているのだろうか
電車の中では美琴から手を引いたけど
了
69 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:18:38.44 ID:b6kbLCw0 [14/22]
以上です
お目汚し失礼しました
美琴「ねぇ、何で立ってるの? こんなに空いてるのに」
またまた呼び出された
怪しげな外国人がらみのトラブル
解決して、その帰り
ガラガラの電車の車内で
席に座っている美琴の
前に立っている
腐れ縁のばかに問う
上条「いい質問だな」
真面目くさった顔でうなずいている
でも、どうせたいした理由じゃないのだろう
上条「もしも、急にお年寄りが入ってきた時にな」
美琴「時に?」
上条「座ってると席を譲るために、声をかけなきゃならん」
65 名前:座る事2/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:15:43.51 ID:b6kbLCw0 [10/22]
美琴「……今、こんなに空いてるのに?」
上条「リスクは減らしたいんだよ」
住民のほとんどが学生のこの街で
何を言っているのだろうか、この男は
本気なのはこれまでの付き合いでわかっている
残念ながら、嫌と言うほど
美琴「じゃ、その時は私が声をかけるから座りなさいよ」
上条「女の子だけ立たせるわけにはいかないだろ」
美琴「『私たち』が席を譲りますって言うから平気よ」
上条「でもなぁ」
美琴「良いから座りなさい!」
渋るばかの手を引いて
強引に隣に座らせる
66 名前:座る事3/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:16:21.28 ID:b6kbLCw0 [11/22]
上条「……電車の席に座ったの、久しぶりだな」
美琴「普通はもっと早くそのセリフいうもんよ、このすき具合」
「ねぇ、なんであなたは立ったまま座らないのってミサカはミサカは質問してみたり」
「うるせェ」
「こんなに空いてるのにどうしてェ? ってミサカはミサカは懲りずにもう一度聞いてみる!」
「いいから座ってろォ」
ちょっと離れた席から、似たような会話が聞こえてくる
こいつみたいなのが他にもいるのか
そう思って隣のばかに視線を送る
目と目が合う
合ってしまう
ちょうどこちらを向いた上条と
67 名前:座る事4/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:16:53.53 ID:b6kbLCw0 [12/22]
上条「ん? どうかしたのか」
肩と肩が触れ合う
息遣いが何となく感じ取れる
近くに座らせすぎた
なにも分かって無い顔が
心配そうに覗きこんでくる
上条「おい、顔赤いぞ。大丈夫か?」
美琴「だ、大丈夫よ! ちょ、ちょっと疲れただけ」
上条「そうか。調子悪いんなら言えよ」
美琴「う、うん」
隣の体温が伝わってくる気がする
もしかしたら、美琴に体温も
椅子ごしに伝わっているのだろうか
それはちょっと困る
68 名前:座る事5/5[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:17:25.29 ID:b6kbLCw0 [13/22]
上条「寮まで送ってく」
改札をでながら、上条が言いだす
美琴「べ、別にいいわよ」
これ以上一緒にいると
どうにかなってしまいそうだ
どうなるのかは自分でもよくわからないけど
上条「でも、お前さっきから顔色わるいじゃないか」
美琴「へ、平気よ! 私を誰だと思ってるのよ!」
上条「おまえだから心配なんだよ。余計に」
美琴「ど、どういう意味よ」
上条「とりあえず、送ってく。嫌だって言ってもついてくからな」
そう言って上条が美琴の手を引いて歩き出す
それがどう見えるのかわかっているのだろうか
電車の中では美琴から手を引いたけど
了
69 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 18:18:38.44 ID:b6kbLCw0 [14/22]
以上です
お目汚し失礼しました
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