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上条「スカウト?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:40:17.39 ID:Fz04vdLk0 [1/11]
上条「マジですか?」

5 名前:sage[] 投稿日:2010/11/06(土) 02:45:20.06 ID:Fz04vdLk0 [2/11]
男「マジですよ?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:00:12.83 ID:Fz04vdLk0 [3/11]
男「じゃ、脱いで」

上条「はい!?」

男「脱がなきゃ、撮れないジャン?」

上条「あの、一体、何を撮る気なのでせうか?」

男「そりゃあ、きまってるでしょうが?」

上条「は?」

男「濡れ場」

上条「…はい?」

男「と言うわけなんで、サクッとぬいで?」

上条「はいいいいいいいい!!?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:25:08.38 ID:Fz04vdLk0 [4/11]
男「大丈夫、優しくするから」ヌギッ

上条「なぜ脱ぐんでせうか!?」

男「なぜって、薄暗い部屋に男が二人、そして、軋むベッド。あとは、わかるだろ?」

上条「全然分からないし、分かりたくもないっ!!」

男「分かるだろ?」

「セックスだよ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:37:09.09 ID:Fz04vdLk0
男「さてと」

上条「さてと、じゃないし、さりげなく横に来るなベッドに座らせるな服の下に手を滑り込ませるなっ」

男「何だ、緊張しているのか?」

上条「別の意味でいやな汗をかいていますよ!?」

男「大丈夫、怖いのはほんのちょっぴりだ」

「あとは、天国を約束するよ」ニコッ

上条「そんなところで、いい笑顔をしないでええええ!!」

男「でも、少しは興味、あるんだろ?」

上条「へ?」

男「でなきゃ、こんな所にホイホイついてくるもんか」プチプチ

上条(シャッ、シャツのボタンをとらないでぇぇぇっ)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 03:43:07.25 ID:Fz04vdLk0
男「それに、こんなになっても、声も出さない」

上条「いや、その」

男「それって、こういう事に興味あるって事じゃないかな」ドサッ

上条(とっ、とうとうベッドに押し倒されたぁ!?)



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:04:25.02 ID:Fz04vdLk0
男「それに、この間の男の子も、最初はいやだいやだと口では言ってたけど
終いにはケツを振りながらあんあん鳴いてたんだぜ?」

上条(誰だよ、そいつ!?って、上条さんの最終防衛ラインが突破されつつあるんですけどぉぉぉぉ!!)

男「さぁ、力を抜いて?」

上条(ぬいちゃだめだぬいちゃだめだ)

男「少し息を吐いて」

上条(やばいやばいやばいの三段活用って、全然活用になってねぇ!?)

男「ほら、ここも楽にして?」

上条(もし、ここで処女を失うのが俺の運命ってやつならば)グッ

男「もう、だいぶほぐれたかな?」

上条(なら、その幻想を―――)

男「それじゃ、そろそろ―――」

上条「ぶち殺すっっ!!」ダッ ガッシャーン


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 04:15:27.37 ID:Fz04vdLk0
上条「って、ここ、三階だったぁぁあぁ!!」バキバキバキドッシャーン

上条「いつつ、ふっ不幸だ。と、早く逃げねーと」ダッ

男「…まさか、ここから窓ガラスを割ってとびおりるとは、な」

男「上条当麻……。今度こそお前を――堕としてみせる」ニヤ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 09:38:22.52 ID:3du3ZgUTO [1/24]
上条「ふう…、昨日は散々な目にあったなぁ。これからは、目先の金につられて馬鹿な事しない様にしねーと」「おっはーよー、なんだよとーま」

上条「 おはよう、インデックス」フゥ

イン「どうしたの、とーま?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 10:19:58.90 ID:3du3ZgUTO [2/24]
上条「いや、目先の金大事さに自分の大切なものを捨てようとしていたんだって思ってな」

イン「とーま?」

上条「大体、お前がもう少し!」

イン「もう少し?」ジッ

上条「い、いやもう少し食費の事とかさ?」

イン「とーまはわたしに、もう少しご飯を減らして欲しい、と言う事かな?」

上条「い、いや、まあ、そういう事なんですけど」(やっべぇ、また噛みつかれるっ)

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:14:04.33 ID:3du3ZgUTO [3/24]
イン「ふーん、分かった。とーまがわたしにダイエットしろって言うなら、わたし、ちょっとだけ頑張ってみるかも」

上条「へ?」

イン「そして、とーまのこと、見返してやるんだよ」
上条「はいぃぃぃ!?」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 11:38:01.18 ID:3du3ZgUTO [4/24]

テクテク

上条「ふぅ、どうしちまったんだろうな、インデックスのやつ」

「あんなこと言ったら、何時もなら躊躇なく噛みついてきやがるのに」

タッタッタ

上条「んー、あの姿は」

上条「おーい、ビリビリ」
御坂「おはよー、無能力者の上条当麻さん♪」

上条「んなっ!?」

御坂「あははっ、ごめんごめん。でも、わたしのことはちゃんと名前で呼んで欲しいな。これでも、ちょっとは気にしてるんだから」
上条「あ、ああ、気をつけるようにするよ」

御坂「んじゃ、それじゃあね、当麻♪」

上条「あ、ああ、じゃあ」
(……どっ、どうなってるんだ!?あの御坂があんなに素直で可愛いい訳がないッッッ)

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 12:00:31.88 ID:3du3ZgUTO [5/24]
~学校~

上条「おはよー、って、何なんですか、この空気!?」

青ピ「いややなぁー、上やん。みんな何時も通りやん?」

上条「なら、顔を近づけるな息を吹きかけるな胸や尻をべたべた撫でまわすな気持ち悪い!!」

青ピ「いややなぁ、みんな上やんの魅力を再認識してるとこなんやで」サワサワ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:05:43.94 ID:3du3ZgUTO [6/24]
土御門「まあ、待て青ピ」ポン

土御門「ここで、焦っても良いことは何にも無いぜよ」

上条(良く言った土御門!はやく上条さんを変態ピアスから救い出して!!)


土御門「なぁ、クラスメートの諸君、ここでひとつ提案がある」


上条(そんな提案、どうでもいいんだよ!それより、上条さんのズボンのチャックが限界一杯なんですけど!)

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 13:20:30.28 ID:3du3ZgUTO [7/24]
土御門「このままだと、上やんをめぐって同輩が血で血でを洗う抗争に発展するのは必定。同じ目的を抱く同志が傷つけあうのは何とも嘆かわしいことだにゃー」


(……)


土御門「そんな事になれば、一番傷つくのは他でもない、上やんなんだぜい」


(……)


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:28:51.24 ID:Fz04vdLk0 [9/11]
土御門「この事態を収束させる方法はただひとつッ!!!」

(ゴクリ)

土御門「みんなで上やんを、や ら な い か?」

(……)

上条(……えええぇ!!)



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:46:56.72 ID:Fz04vdLk0 [10/11]
上条「……ええ、その瞬間、みんなの孕んでいた殺気や俺のズボンやシャツをまさぐっていた手はとまりましたとも。
けどね、次の瞬間には、『やらないか、みんなでやらないかっ』の大シュプレヒコールですよ!?しかもクラスの野郎ばっか。
女子も何人かはそれに加わってたみたいだけどっ、危うく上条さんは野獣どもの魔の手にかかりそうなとこでしたよ!
土御門も『舞夏はどうしたんだっ』て、聞くと『舞夏は水、上やんは空気。人間どちらかが欠けてもいきていけないんだぜい』とか言うし」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 14:59:59.44 ID:Fz04vdLk0 [11/11]
上条「そして、そのすぐ後に、クラスに飛び込んできたのが何と、一方通行!!
あいつのおかげで、
上条さんは、無事にクラスという魔窟から脱出する手がかりを得たんですが……。
あの、ところで、なんで両手両足をベッドにくくりつけられてるんでせうか!?」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:39:10.86 ID:3du3ZgUTO [8/24]
男「待ちな。まだクラス脱出のさい、話してない事があるだろう?」


上条「まぁ、一方通行も助けに来てくれたものの、俺のズボンをずらし始めましたし。
さらに、クラスの連中と一緒にけちらされた青ピが、いきなり真の力を解放して一方通行とやりあい始めましたし。
その隙をついて助けに来てくれたステイルと一緒に学校を脱出したんですけどね」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 15:58:35.85 ID:3du3ZgUTO [9/24]
上条「まぁ、そのステイルでさえも、合流した五和にどつかれるまでは、『そそりたつ肉棒と、収めるべき穴があるならば、それひとつになるべきだ』って言ってましたし」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:12:43.59 ID:3du3ZgUTO [10/24]
男「そのステイル君ってのは、こういう奴じゃなかったかい?」


上条「何!?」


ステイル「やぁ」ニコリ


上条「ステイル!?」


ステイル「どうやら、僕は 」ユラリ


「ヤられてしまったようだよ」ドサッ


……ウィーン、ウィーン


上条(ステイルの尻からバ、バイブが!)


(ヤられたぁ、ステイルの尻が、ヤられたあ!!)

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:37:46.11 ID:3du3ZgUTO [11/24]
上条「…待てよ、テメエ。五和はどうした!」


男「ああ、あの女か。ならそこに」ゴロリ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:45:03.42 ID:3du3ZgUTO [12/24]
五和「上条さん!」プハッ


上条「テメエ、女の子になんて事しやがる!」


男「そいつがちょっとばかりやんちゃしたんで、大人しくして貰っただけだ」


「おっと、勘違いしてもらっちゃあ困るぜ。俺は、その子には何もしちゃいない」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 17:48:09.08 ID:3du3ZgUTO [13/24]
男「そういうのは、俺達のエチケットだからな」


上条「くっ…」


上条「……お前らの目的はなんだ。答えろ!!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:05:25.57 ID:3du3ZgUTO [14/24]
男「俺の目的?」


男「……そうだな。少しばかり長くなるが、聞いてくれるかい?」


上条(……俺は、五和から聞かされていた。今回の事件の事を。
数日前から学園都市に魔術士が現れ、おかしな術を使い始めたらしい。
それは、『上条当麻に好意を持っている者は、それを激しくかきたてられる』
というものだ。
何の為の術なのか?理由や動悸はまだ掴めてないらしく、神裂らも対応に追われている。
問題はその術の威力の方だ。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:19:54.25 ID:3du3ZgUTO [15/24]
上条(術が起動したのが、今朝未明。その後、瞬く間に術の効力は学園都市全体に広がった。
そして、優れた魔術士や霊装の類も突破し、術に備えていた事すら忘れさせてしまう。
術の効力差は男女差があるらしく、女性は男に比べると、やや術の効力に対応できるらしい。しかし、それも時間の問題だと言う)

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:27:16.10 ID:3du3ZgUTO [16/24]
上条(魔術士を簡単に打ち倒す能力。俺に対する執着。そして、今朝の術の起動――悪いキーワードしか無ぇじゃねえか!)


俺「……そう、あれは一月前の事だった」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:35:10.03 ID:3du3ZgUTO [17/24]
男「俺は、いつも通り、街をさすらい気に入ったヤツを見つけては、ソイツを抱く。そして、幾ばくかの金と、愛しあったビデオを売り捌く。金をつまれりゃあどんな男でも抱く、吐きだめみたいな人生を送っていた」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:43:43.37 ID:3du3ZgUTO [18/24]
男「いつも通り、俺の元にはある依頼が舞い込んできた。それは、学園都市のある男を抱くってものだった。おかしいだろ?愛も無いのに金の為のセックス。別に金に困っている訳じゃない。俺は、もう、場末で愛を囁く事すらも忘れかけていた」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 18:50:57.33 ID:3du3ZgUTO [19/24]
男「他人をレイプする事だけが、いや、他人に頼まれてレイプする事ですら、俺に偽善な生き甲斐すらもたらさなかった。
しかし、俺は、これまで生きていない、死んだままの俺は、この街でまず、最初の天使に出会うんだ」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 19:04:20.40 ID:3du3ZgUTO [20/24]
男「まず、俺は最初にこの街に来た目的を果たそうと思った。そして、俺は翼を持った男と出会った……。ソイツとのコミュニケーションは熱い。彼は大空を自由に飛びまわり、炎よりも熱い視線を俺に投げかけた。俺は、ソイツの愛、熱い愛を受け止めた。
そして、俺は抱きしめた。ソイツの愛に応えるべく、懸命に抱きしめた。
やがて、ソイツは俺の愛を受け入れてくれた。そして、俺は何度も何度も、俺は彼の中で果てたんだ…」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 19:24:09.21 ID:3du3ZgUTO [21/24]
男「そして、俺達はその後何度ともなく逢い引きを重ね、夜を共にした。
だが、ある日、彼は泣いていた。自分は所詮二番なんだと。ある実験に彼は選ばれず、代わりの男が選ばれた。それが悔しいんだ、と言っていた。そして、俺は彼を慰める為にその男を抱く事になったんだ。
それが、二人目の天使との出会いになったんだ…」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 20:25:55.19 ID:3du3ZgUTO [22/24]
男「二人目の天使は、天使と言うよりは、ワガママな妖精だった。
彼は、見えない翼を使い、ピョンピョンと愛くるしく跳ねまわり、そして――」

上条「あの、話の腰を折って悪いんだけど、その見えない翼って言うのは?」


男「ああ、確か、ベクトル操作とか言っていたっけな」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/06(土) 20:33:53.27 ID:3du3ZgUTO [23/24]
上条(やられていたんかい、一方通行ォォォ!!おまけに、本当に話、長いし!)


上条「あの、つかぬ事をお伺いしますが、貴方、魔術じゃあないんですか?」


男「何を言う、魔術士だぜ、俺は?」


男「恋の、な

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