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女「着替えを見られても恥ずかしくないよ」後半

女「着替えを見られても恥ずかしくないよ」前半
続き

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:14:56.97 ID:+cyBb6kOP [44/54]
男「ダメだ」

女「え?」

男「いや、あのな」

こっちが恥ずかしい。

男「なんか恥ずかしい」

女「君もかい?」

また、ニッコリと笑いやがった。

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:21:12.58 ID:+cyBb6kOP [45/54]
女「どうしようか?」

男「ああ……」

なんか、このままじゃ、うやむやになっちまう。

今日で最後なのに。

いっそこのまま襲っちまうか?

……なんつーこと考えてんだ俺は。

女「そうだ、いいこと、思いついた」

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:27:39.23 ID:+cyBb6kOP [46/54]
女「ふふ、ちょっと、どいてくれ」

男「お、おう」

押し倒していた状態から、普通に戻る。

パンツがチラリ。

女「あっ、見えた?」

男「すまん、見えた」

女「ふふっ、そうか」

笑って、部屋を出た。

……なにするつもりだ?

361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:30:42.72 ID:+cyBb6kOP [47/54]
女「お待たせ」

手を後ろにして、戻ってきた。

男「どうしたんだ?」

女「じゃじゃーん」

……さっき買ったポッキー。

男「……」

女「ポッキーゲーム、しよう」

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:33:00.87 ID:+cyBb6kOP [48/54]
なるほどな。

女「ふふ、いい考えだろう?」

男「そうかもな」

美味しいポッキーを、食べれるし。

女と、キスできる。

……なんか、恥ずかしいけど。

それなら、いいかな。

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 22:37:40.88 ID:+cyBb6kOP [49/54]
男「じゃあ、先っぽからすこしずつ、な」

女「うん」

男「……行くぞ」

パクリッ。

女「……」

男「……」

ゆっくりと、ゆっくりと。

って、すでに顔近いぞ!?

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:22:37.17 ID:+cyBb6kOP [50/54]
男「……」

パクリ。

この野郎、食うスピード速すぎ。

女「……」

なんだそのウィンク。

こっちに来いみたいな。

……わかった。

行ってやる。

そっちに。

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:28:24.05 ID:+cyBb6kOP [51/54]
女「んっ……」

男「……」

小さく、声を漏らす。

女「……」

静かに、唇が重なった。

男「……」

女「ふふっ」

はにかむ。

俺は、やつを横抱きした。

いわゆる、お姫様抱っこ。

女「わわ!?」

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:32:47.73 ID:+cyBb6kOP [52/54]
そして、ベッドに置く。

男「さて」

女「い、いきなりどうしたんだい!?」

驚いて、俺を見る。

男「俺は飢えた猛獣だからな」

うわ、くっさいこと言っちまった。

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:39:24.43 ID:+cyBb6kOP [53/54]
女「ま、待ってくれよ。ボクはまだキスをしたその後の余韻に浸っていない」

そんなもんはどうでもいい。

男「そんなによかったか?」

女「うん。好きな人との、キスだからね」

……うっ。

女「それに、ファーストキス」

顔真っ赤で言われると、ときめくぞ。

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/09(土) 23:46:46.54 ID:+cyBb6kOP [54/54]
男「……」

女「……?」

上目遣いやめい。

女「どうしたんだい?」

男「……」

俺は少し気が抜けて、ポッキーを食べる。

というか、タバコみたいに咥えた感じ。

395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:00:08.37 ID:QLUPf4PtP [1/40]
女「あっ」

パクリ、と。

俺の咥えていたポッキーの反対側を咥えてきた。

女「ふふふ」

やれやれ。

ポッキーゲーム第二回戦、始め。

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:03:59.28 ID:QLUPf4PtP [2/40]
男「……」

女「んっ」

終了。

男「……お前さあ」

女「なんだい?」

男「本当に、引っ越すんだよなぁ……」

女「嘘だよ」

男「へ?」

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:09:59.89 ID:QLUPf4PtP [3/40]
女「ふふ、驚いたかい?」

男「う……そ……?」

女「うん、そう」

微妙な洒落を入れるな。

女「君がボクのこと、どう思ってるか知りたくてさ」

男「……」

女「ちょっと、試してみたんだ」

テヘッという効果音が聞こえんばかりに舌を出した。

小悪魔だ。

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:13:38.02 ID:QLUPf4PtP [4/40]
してやられた。

女「もし、明日出発だったらベッドなんかないよ」

男「!」

そうだった。

こいつが行っちまうってことしか考えてなかった。

女「ふふ、でも、嬉しかったよ」

410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:19:08.10 ID:QLUPf4PtP [5/40]
男「……何がだ」

女「ふふ、なんでもない」

なんでもないわけ、ないだろ。

女「そういえばさ」

と、話を変えようとしてきやがった。

俺もお前に嘘をつかれたという憤りの余韻に浸りたいんだけどな。

女「まだ、君の口から『好き』って聞いてないよ」

411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:24:58.40 ID:QLUPf4PtP [6/40]
男「……ああ」

そういえばな。

女「聞きたいなぁ、聞きたいなぁ」

男「……」

なんか、いやだ。

嘘つかれたせいか。

素直に言いたくない。

416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:38:44.99 ID:QLUPf4PtP [7/40]
そっぽを向く俺。

女「おや?」

向いた方に、女が移動する。

女「怒ってる?」

男「うるさい」

女「ふふ、やっぱり、怒ってる」

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:44:22.54 ID:QLUPf4PtP [8/40]
男「……」

女「まただんまりか」

そう言って、ボフッとベッドに横たわる。

パンツが見える。

ムラムラする。

女「そっぽを向きながらパンツは見るんだね」

畜生。

419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:45:24.12 ID:QLUPf4PtP [9/40]
女「……あぁ……」

なんだ、いきなり変な声出して。

女「君のよだれが……枕に……」

なに嗅いでんだ変態!

男「気持ち悪いことするなよ!」

女「ボクの勝手だろう?」

422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:49:01.37 ID:QLUPf4PtP [10/40]
男「でも、気持ち悪い」

女「君にそんなことを言われると」

一拍置いて。

女「凹むじゃないか……」

普通の反応!!

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 00:52:32.82 ID:QLUPf4PtP [11/40]
男「凹むな!」

女「じゃあ凸む」

男「なんでだよ!」

女「君のここ、凸んでる」

男「今は平常だ!」

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 01:05:02.73 ID:QLUPf4PtP [12/40]
女「……さて」

男「ん?」

女「……する?」

男「……マジで?」

いきなりだな。

女「なんだか、ね」

ちょっと視線をずらして。

女「したく、なっちゃった」

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 01:15:57.79 ID:QLUPf4PtP [13/40]
男「……」

いいんだな。

これはもう、いいんだな。

俺の中の野獣は、猛獣は。

暴れていいんだよな。

女「……ふふ、目が怖いよ?」

441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 01:33:13.62 ID:QLUPf4PtP [14/40]
男「……」

何も言わずに、押し倒す。

女「ん……強引だね」

男「俺は本気だ」

そして、やつの胸を。

薄い胸を触る。

女「んっ……」

445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 01:45:00.00 ID:QLUPf4PtP [15/40]
本当に、小さいな。

揉めない。

女「そんなに、触らないでよ……」

ぺったんこってわけじゃないけど。

大きいとはいえない。

446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 01:53:28.08 ID:QLUPf4PtP [16/40]
女「エッチだなぁ」

ニッコリ笑う。

少し、息が荒い。

男「すぐに入れるんじゃ忍びないからな」

女「余興かい? ふふふっ」

楽しそうですね。

448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 02:03:27.91 ID:QLUPf4PtP [17/40]
服から触っていてもわかるほど。

こいつ、乳首立ってる。

男「これはなんだ?」

女「んっ、だ、ダメだよ……君は、意地悪だね」

お前もな。



452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 02:31:03.57 ID:QLUPf4PtP [18/40]
女「男……」

名前を、呼ばれる。

男「なんだ?」

女「大好き」

男「俺もだ」

とまあ。

こんな感じに。

俺とこいつは。

交じったわけで。

455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 02:34:25.78 ID:QLUPf4PtP [19/40]
え?

なんでこの後を言わないかって?

恥ずかしいだろうが。

ただの実況になっちまうし。

面白いもんじゃないさ。

……。

ああ、正直に言おう。

交じったのは唇だ。

まだしてない。

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 02:43:11.23 ID:QLUPf4PtP [20/40]
女「……」

背中合わせにして、ベッドで寝る、俺とやつ。

女「意気地無し」

男「るっせー」

女「まあ、ボクは」

一拍置いて。

女「そういうところを含めて、君が好きなんだけどね」

……。

恥ずかしいことを平気で言うな、こいつ。

460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 02:48:19.62 ID:QLUPf4PtP [21/40]
男「言っておくけどな、俺は」

ああ、言い忘れた。

女「口で、満足しちゃったのかい?」

……まあ、そういうこと。

女「君のなら、いつでも大歓迎だよ」

男「……ああ、もう」

変態が。

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 03:03:31.93 ID:QLUPf4PtP [22/40]
あの時の上目遣い。

あの時の顔の紅潮。

あの時の微笑み。

あの時の下手糞なテクニック。

あの時の微妙に攻撃的な台詞。

男「……」

女「なに考えてるの?」

男「さっきのお前のこと」

女「えっ……」

顔を真っ赤にする。

467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 03:10:09.54 ID:QLUPf4PtP [23/40]
面白くない、か。

そうだな。

俺は、臆病だし。

描写も微妙だから。

この後のことなんて書けそうもない。

女「へ、変なこと言わないでくれよ」

男「……女」

女「ふふ、なんだい?」

いつもと同じ調子だ。

494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 10:20:42.69 ID:QLUPf4PtP [24/40]
男「それじゃあ、俺は帰る」

女「帰るのかい」

なんか不安そうな声。

男「どうしたよ」

女「帰って欲しくないというかなんというか」

素直だな。

496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 10:27:09.12 ID:QLUPf4PtP [25/40]
男「悪いが、そろそろ帰らんと親も心配する」

女「それなら心配ない。ボクが今日は泊まっていくと電話した」

男「はぁ!?」

なんでそんなに手回しいいんだよ!?

女「ダメだったかい?」

そんな顔で言われたら俺が悪かったみたいになっちまうだろ。

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 10:38:39.24 ID:QLUPf4PtP [26/40]
男「わかったわかった。だったら泊まる」

女「やった」

男「そういえば、おばさん、帰ってきたか?」

女「母は親戚の家に泊まりなんだ」

男「そうか」

本当に二人きり……か。

500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 10:52:18.60 ID:QLUPf4PtP [27/40]
男「……一通りやっちまったしな」

女「意気地無し」

男「……」

まあ、そう言われても仕方ないが。

女「男くんにして欲しかったな」

男「は?」

いきなり君付け?

……。

うお……。

するかよ、絶対。

502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 11:00:32.71 ID:QLUPf4PtP [28/40]
女「男くんにしてほしいなー」

男「しない、したくない」

女「ボクにはさせたくせに」

男「……」

まあ、ある意味では。

そうだけども。

506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 11:41:22.20 ID:QLUPf4PtP [29/40]
男「だー、んなのどうでもいい」

やつに背中を向ける。

女「そうか」

ニッコリとした顔が目に浮かぶ。

女「……」

静かになった。

そして。

ギュッと。

背中を抱きしめられる。

女「あったかい」

550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:29:37.00 ID:QLUPf4PtP [30/40]
男「やれやれ」

俺とやつは、まだ。

服すら脱いでない。

男「……」

女「なんだい?」

男「別に」

女「そうか」

551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:32:10.14 ID:QLUPf4PtP [31/40]
男「……」

女「お風呂、入る?」

男「ああ」

そういえば、入ってないな

女「ボクはちょっと顔にかかっちゃったしね。綺麗にしたい」

男「悪かったな」

女「いいよ、君のなら」

……恥ずかしい。

555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:39:58.55 ID:QLUPf4PtP [32/40]
男「じゃあ、お前先に入れよ、俺はあとでいい」

女「え?」

首をかしげる。

なにかご不満でも?

男「俺が先でもいいのか?」

女「え?」

それも違うか。なんだ。

女「一緒に入らないのかい?」

……ああ、そういうこと。

556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:45:24.23 ID:QLUPf4PtP [33/40]
男「いや、いいけど」

女「じゃあ、入ろうよ」

男「お、おう」

緊張してきた。

女「好きな人と一緒にお風呂、か」

男「ん?」

女「ふふ、なんでもないよ」

559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:51:15.18 ID:QLUPf4PtP [34/40]
男「……」

女「……」

男「脱ぐぞ」

女「どうぞ」

男「お前は服のまま入るのか?」

女「それが好みならそうするよ」

男「……」

そんな嗜好はないけれど。

561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:04:49.25 ID:QLUPf4PtP [35/40]
女「君の脱いでいるところ、見てるから」

変態め。

男「っけ」

俺は恥ずかしがりもせずに、脱いだ。

女「うん、胸板、厚いね」

男「そりゃな」

おとこだし。

563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:12:25.62 ID:QLUPf4PtP [36/40]
男「お前は?」

女「ちょっとトイレ」

男「そうか」

女「自慰をしてくる」

男「……は?」

女「冗談さ。したことないし、やり方がわからない」

いきなり変なこと言うな。

585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 23:33:37.73 ID:QLUPf4PtP [37/40]
男「じゃあ先に入ってるからな」

このままじゃ風邪ひいちまう。

女「うん、下を先に綺麗にしといてくれ」

下品なやつだ。

そして、浴室に入る。

男「……うん」

浴室は初めて入る。

587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 23:42:07.54 ID:QLUPf4PtP [38/40]
男「まずは、体洗っとくか」

あいつの言うとおり、俺は下が汚い。

男「風呂になんか浮遊したりしたらいやだしな」

……。

いや、流石にそんなことはないと思うけど。

多分。

588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 23:52:54.28 ID:QLUPf4PtP [39/40]
男「……ふぅ」

気持ちいい。

やっぱり風呂ってのは、最高だ。

男「……」

女「入っていいかい?」

浴室の外からやつの声。

男「おう、いいぞ」

女「ふふ、じゃあ、入るよ」

ガラッと。

やつが現れた。

タオルで体を覆って。

……畜生。

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 23:59:32.53 ID:QLUPf4PtP [40/40]
女「おや、なんだか残念な顔をしているね」

ニッコリと笑う。

女「いやなことでもあったのかい?」

男「なんでもねぇよ」

あるけど。

あるんですけど。

590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:05:11.83 ID:ccqTLK0BP [1/43]
男「お前のタオルを引き剥がしたい」

女「うふふ、肉食だね」

タオルからでもわかる。

凹凸の無さに。

くびれがあることに。

お尻が綺麗なことに。

まずい。

俺の息子は正直に、起立を始めた。

600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:13:24.28 ID:ccqTLK0BP [2/43]
女「さて、と」

こちらに、無意識に。

尻を向ける。

男「!」

タオルから覗くその……なんというか。

このエロスは。

更に、更に俺のムラムラ度が増す。

602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:17:55.98 ID:ccqTLK0BP [3/43]
男「体洗うのか?」

女「君がいるから恥ずかしいな」

男「着替え見られても恥ずかしくないんじゃないのか?」

女「あれは下着だから」

下着ならいいのか。

女「でも……今は」

なんだよ。

女「好きな人には……下着も恥ずかしいかな」

……。

撃沈。

603 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:21:28.00 ID:ccqTLK0BP [4/43]
女「はは、何言ってるんだろうね」

男「……」

女「らしくない、よね」

可愛い。

こいつなんなんだ。

可愛い。

605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:26:36.41 ID:ccqTLK0BP [5/43]
女「だから、ボクは」

と言って。

女「君と一緒にお風呂に入る」

浴槽の中に。

入ってきた。

女「……うわ……凄いね」

息子を見ないでくれ。

611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 00:59:35.75 ID:ccqTLK0BP [6/43]
男「悪かったな」

女「ふふ、これがボクの口に中に、ねえ?」

男「……」

考えるだけで。

息子が背伸びしちまう。

女「ふふ、さっきより大きくなったね」

もう、何も言うな。

613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:09:58.96 ID:ccqTLK0BP [7/43]
男「お前のせいだ」

女「ふふ」

心の底からの笑み。

女「そんなこと言われると」

そして、抱きついてくる。

女「嬉しいじゃないか」

615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:17:18.86 ID:ccqTLK0BP [8/43]
ぺったんこの、胸が。

俺の肩に当たる。

なのに。

俺は凄く、興奮している。

女「キス、していいかい?」

もちろん。

というか。

そう言ったので、すかさず唇を奪う。

女「っ……んっ」

なんか、いやらしい感じ。

616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:26:32.23 ID:ccqTLK0BP [9/43]
女「はぁはぁ……」

なんか、息荒いし。

男「……女」

名前を呼んでみる。

女「なんだい?」

紅潮した顔で、こちらを見る。

620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:33:12.05 ID:ccqTLK0BP [10/43]
男「お前って、こんなに可愛かったか?」

女「あうっ……」

真っ赤だ。

これこそ、本当に。

女「こんなに近くで言わないでよ、バカ」

初めての、罵倒。

罵倒……? 罵倒。

625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:48:05.48 ID:ccqTLK0BP [11/43]
男「そんな言葉使うのは、初めてだな」

女「……らしくなかった、すまない」

男「俺はさ」

別にいいんだけど。

男「罵倒されるより罵倒するほうが好きだ」

女「ボクはMっ気もSっ気も無いよ」

ノーマルか。

女「……というか、いじめるのも、いじめられるのも、いいかな」

……変態か。

626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:53:22.16 ID:ccqTLK0BP [12/43]
男「えいっ」

ペチリと。

軽く頭を叩いてみた。

女「ふふっ」

喜んでいる様子。ここはM。

女「女の子を叩くなんて、いい趣味してるね」

ここで、Sか。

628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:05:27.42 ID:ccqTLK0BP [13/43]
男「お前しか叩かん」

女「ふふ、それは喜んでいいのかな?」

男「特別だぞ、特別に、お前だけなんだからな」

女「ふふ、君の特別、か」

嬉しいなあ。

と、つぶやくやつ。

629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:13:56.11 ID:ccqTLK0BP [14/43]
男「お前は?」

女「?」

男「俺はお前の特別じゃないのか?」

恥ずかしいことを、ぬけぬけとよく言えるな俺。

女「特別さ」

男「そうさ」

女「ボクは君の、性奴隷かつ肉奴隷さ」

……。

いや、あの、誤解しないでくれ。

633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:24:29.58 ID:ccqTLK0BP [15/43]
男「いや、俺は……」

女「君から出るものは、たとえ排泄物でさえ受けいれよう」

俺はそっち系の趣味は無い。

男「やめろ、もっと対等になれ」

女「じゃあ、少し上げて。女王」

上げすぎだ。

634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:26:13.27 ID:ccqTLK0BP [16/43]
男「どこに対等と言う言葉がある」

女「じゃあ、侍」

どういう判断だ。

男「どこに対等と……」

あ。

ある。

たいとう。

また、言葉遊びか。

640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:31:05.36 ID:ccqTLK0BP [17/43]
女「ふふ」

頭がよく回りますねー。

男「たいとうだけども」

女「ふふ、そうだね」

無邪気に、笑う。

女「ボクは君の彼女さん」

なんて、すんなり言う。

642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:33:27.31 ID:ccqTLK0BP [18/43]
……。

……。

ゆっくりゆっくり。

俺の顔が赤くなる。

女「重くない?」

男「全然」

女「まあ、水の中だしね」

男「そうだな」

643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:37:59.80 ID:ccqTLK0BP [19/43]
女「明日、さ」

男「ん?」

女「どこか、行かない?」

男「いいぞ、どうせ明日も休みだし」

女「よかった」

ホッと、息を吐いた。

女「どこに行くか、決めてないけどね」

わかってるさ。

646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:44:48.34 ID:ccqTLK0BP [20/43]
女「行きたいところ、ある?」

ない。

正直いって。

一緒にいれれば。

もうなんかさ。

幸せなんだよな。

明日から学校でもいいくらいだ。

こいつと一緒に通えるだけで、いい。

……あれ、俺ってこんなやつだったっけ?

647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:48:16.34 ID:ccqTLK0BP [21/43]
俺はもっと。

素直じゃなかったはずだ。

改めて、こういうお惚気はやめよう。

男「ない」

女「ないんだ」

男「残念ながらな」

女「ふふ、そうか」

君らしいよ。

と、笑う。

649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:57:41.47 ID:ccqTLK0BP [22/43]
男「お前は?」

女「君と一緒にいれるなら」

どこでもいいよ。

と、顔を赤くして言う。

なんだ。

俺と同じか。

651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:01:18.34 ID:ccqTLK0BP [23/43]
女「そろそろ……」

やつは浴槽から出た。

女「お背中をお流ししましょう」

ニッコリとこちらを見る。

男「……」

残念だが、俺はすでに体を洗っちまったんだ。

だから、悪いんだけど……。

男「お願いします」

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:02:46.18 ID:ccqTLK0BP [25/43]
女「やっぱり自分の体じゃないから、難しいね」

ゴシゴシと。

やつは俺の背中を洗う。

女「胸板が厚ければ、背中も大きいね」

さっき抱きついた時、ビックリしたよ。

と、笑う。

676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:12:07.97 ID:ccqTLK0BP [26/43]
男「まあ、おとことおんなじゃ違うよな」

女「なんだか、寂しいな」

男「え?」

女「なんでもないさ」

男「……」

いや、いやいや。

俺と同じくらいの体格してたら、俺は引くぞ。

678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:14:34.19 ID:ccqTLK0BP [27/43]
女「でも、ボクさ」

男「ん?」

女「君とおんなじところがひとつあるよ」

男「なんだよ」

女「胸が小さいところさ」

いや、いやいや。

自慢するなよ。

俺はどちらかと言うとでかいほうが好きだぞ。

言ったら落ち込みそうだから言わないけど。

679 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:17:54.51 ID:ccqTLK0BP [28/43]
女「でも、君は大きいのが好きなんだよね」

男「えっ」

なんで知ってるんだよ!?

女「君のおかずは知ってるよ」

男「……」

俺のエロ本、見たな。

畜生。

680 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:21:27.96 ID:ccqTLK0BP [29/43]
男「ああ、そうだよ、悪いか」

女「開き直ったね」

男「……」

いつもいる俺だからわかる。

笑いながら、しょんぼりしている顔。

可愛いよな、こいつも。

意外とわかりやすくて。

682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:27:23.48 ID:ccqTLK0BP [30/43]
女「どうしたんだい?」

笑いながら、ちょっと焦ってる。

俺を不安にさせないように。

わかりやす過ぎる。

男「意外と、悲しがってるだろ?」

女「ふふ、どういうことだい?」

笑いながら、ぎくり。

765 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 22:33:24.48 ID:ccqTLK0BP [33/43]
男「ばればれだ、バカ」

ペチリとまた。

頭を叩く。

女「あてっ……ボクのこと、やっぱりわかってくれてるんだね」

照れるだろ。

まあ、そうなんだけども。

769 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 22:36:24.78 ID:ccqTLK0BP [34/43]
女「でも、叩くこと、ないじゃないか」

と言って。

俺の背中に。

何かの感触が当たる。

これは、確実に。

TQB。

わかりやすく言うと乳首。

まだ、見たことのない、アレ。

771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 22:41:06.41 ID:ccqTLK0BP [35/43]
女「こっち見ちゃダメ」

男「っ……」

乳首だけでも。

確認させろよ。

女「体で洗っても、気持ち良くないかな?」

ボク、胸無いから。

と、寂しく言う。

773 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 22:54:50.33 ID:ccqTLK0BP [36/43]
男「いや」

女「?」

男「そんなことないさ」

やつの白い、スベスベした肌。

擦り付けられたら。

着席してた息子が、起立しちまう。

775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:01:43.13 ID:ccqTLK0BP [37/43]
女「本当かい?」

男「試しにしてみろよ」

女「いいのかい?」

男「おう」

つか、して欲しい。

して、してください。

なさってください。

777 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:06:11.38 ID:ccqTLK0BP [38/43]
女「じゃあ……行くよ?」

どうぞ、どうぞぅ!

スリスリと。

少しずつ動き始める。

女「背中が大きくて、困ったなぁ」

と、声が聞こえる。

男「お、おお……」

声が漏れちまう。

やべえ。

やべえよ。

780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:11:13.06 ID:ccqTLK0BP [39/43]
胸の感触も、微妙にするし。

それ以上に、腹の感触が素晴らしい。

ツルツルだ。

男「いいぞ、いいぞぉ……」

女「怖いよ……?」

声がちょっと怯えている。

人間、快楽に負けたらこうなるんだ。

782 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:15:27.42 ID:ccqTLK0BP [40/43]
男「気にするな……続けてくれぇ」

女「う、うん……」

ひゃっ。

俺じゃない。

やつが、小さく叫んだ。

ああ。

俺の息子を見たな。

女「さっきより、大きいよ?」

ああ、そうだな。

785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:30:40.59 ID:ccqTLK0BP [41/43]
男「悪いな」

女「う、ううん、気にしないよ」

そそり立ってるね。

と、お茶目に笑う。

うるせえ。

お前もエロティック行動に出てるくせに。

787 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:34:26.26 ID:ccqTLK0BP [42/43]
女「ボクの体洗いがそんなにいいのかい?」

……。

まあ、そうだな。

女「これちゃんと洗えてるかわからないけどね」

男「そうだな」

そう、だな。

なんかちょっと、頭が回らん。

興奮状態だ。

791 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 23:42:24.79 ID:ccqTLK0BP [43/43]
女「そうだ」

やつが何かを閃いた。

女「前も、洗おうか?」

男「!」

ま、マジですか?

798 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:04:03.48 ID:FBbgbfoSP [1/23]
女「うん、しようか?」

もちろん。

お願いする。

というわけで、頷く。

女「ふふっ、了解」

後ろから胸をスリスリ。

泡がツルツル。

801 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:09:22.01 ID:FBbgbfoSP [2/23]
胸はいいから。

もっと下にこい。

女「ふふっ」

無邪気に笑う。

腹を触ってきた。

もっとだ、もっと下だ!

803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:13:38.18 ID:FBbgbfoSP [3/23]
女「ふふふ」

そーっと。

下にやってくる。

これはきたああああああああああ!!

俺の息子も呼吸が荒い。

動きが活発だ。

女「凄いね……」

息を呑むやつ。

807 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:31:58.47 ID:FBbgbfoSP [4/23]
しかし。

下に移動していた手は。

急に止まった。

女「怖くて触れないよ」

何言ってんだ。

触れよ。

握れよ。

扱けよ。

手は、股関節で止まる。

これは、これで。

やばい。

809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:39:14.01 ID:FBbgbfoSP [5/23]
女「今、どんな気分?」

男「紀国屋文左衛門」

女「紀文だね」

男「最悪だ」

女「おや、どうしてだい?」

そりゃそうだ。

期待して損した。

美味しそうなプリンに、ウ○コが振ってきたような。

好きなキャラに、嫌いな声優が当てられてような。

そんな気分だ。

810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:42:31.44 ID:FBbgbfoSP [6/23]
女「恥ずかしいよ」

君のコレ……大きすぎる。

と、言う。

そんなこと言われると。

俺の息子は。

もっともっと、大きくなる。

この木なんの木、気になる木。

812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:50:34.73 ID:FBbgbfoSP [7/23]
女「うひゃあ……」

初めて聞く、驚きの声。

女「どうすれば治まるんだい?」

もちろん、一つしかない。

触ってくれ。

握ってくれ。

そして。

扱いてくれ。

814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 00:54:45.24 ID:FBbgbfoSP [8/23]
女「やっぱり……」

男「おう」

悟ったか。

俺の考えを。

女「……いいよ」

そして。

ゆっくりと。

やつは俺の息子を握った。

ガチガチの、力の抜けない息子に。

816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 01:01:47.93 ID:FBbgbfoSP [9/23]
女「これを、上下に擦ればいいんだね?」

そうだ。

ささ、早くやっちゃってくれ。

口もいいけどさ。

手でもやって欲しいわけさ。

女「それじゃあ……」

そして、ゆっくりと。

息子が上下に揺さぶられる。

818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 01:06:06.15 ID:FBbgbfoSP [10/23]
男「あ……」

思いっきり声が漏れる。

初めての感覚。

人にされる、感覚。

そして。

やつの下手な手コキ。

逆に、そそる。

820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 01:11:10.13 ID:FBbgbfoSP [11/23]
それに。

泡のせいで。

ニュルニュルする。

女「やりづらいなぁ。ちょっと、ボクの方を向いてくれるかい?」

そう言ったので、すかさず向く。

くそ、もうタオル巻いてやがる。早業。

821 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 01:14:36.77 ID:FBbgbfoSP [12/23]
女「ふふっ」

いきなりぬるま湯を俺の息子にすこしずつかける。

女「これで、ぬるぬるしないよ。だから……」

さっきより少し強く、擦られる。

すげえ、やばい。

さっきより感じる気持ちよさ。

898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 22:44:11.21 ID:FBbgbfoSP [14/23]
俺の息子はそろそろ。

絶頂に到達する。

どうすればいい。

なんか。

俺は、こいつに。

ぶっかけようと考えている。

ちゃんと言ってからのほうがいいのだろうか。どうだろう。

900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 22:47:05.53 ID:FBbgbfoSP [15/23]
女「……」

何も言わずに、しごき続けるやつ。

しかし、何かうずうずしている様子。

男「どうした?」

女「ああ、いや、なんでもないよ」

嘘つけ。何か、あるだろ。

女「手より口のほうがやりやすいから、さ」

変態め。

901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 22:52:38.50 ID:FBbgbfoSP [16/23]
男「お前のしたいようにすればいい」

女「本当かい?」

できれば俺は。

……いや、やめておこう。

女「じゃあ、いただきます」

噛むなよ。

902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 22:59:00.17 ID:FBbgbfoSP [17/23]
そして。

ハムリと。

口に咥えた。

男「おお……」

さっきと同じ感覚。

気持ち良い。

さらに、上目遣い。

下手糞なテクニックも、逆にいい。

906 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:09:00.12 ID:FBbgbfoSP [18/23]
男「うおっ……」

絶頂を通り越す。

どういう意味だかわからんが。

気持ち良さが、有頂天。

なんだこれ、なんだこれ!?

出そうなのに。

なんか、出ないんだけど。

908 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:15:35.33 ID:FBbgbfoSP [19/23]
女「へふはひ?」

変な動かし方するな。

気持ち良いし、可愛い。

男「何言ってるかわからん」

女「はふはひはほ?」

可愛い。けど、何言ってるんだよ。

わからん。

女「……」

少し、甘噛みされた。

911 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:21:56.99 ID:FBbgbfoSP [20/23]
男「やべ……」

さっきの甘噛みで。

なんか、出そう。

男「そ、そろそろ……」

女「……」

クチュリクチュリと。

口がいやらしい音をたてる。

913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:34:42.52 ID:FBbgbfoSP [21/23]
女「ひいよ、らひて」

唾のせいで、ちゃんと言葉が出てないようだ。

また、可愛い。

女「はひ」

目を閉じる。覚悟を決めたように。

やばい。この顔にぶっかけたい。

俺も変態だな。

916 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:49:06.80 ID:FBbgbfoSP [22/23]
俺は性欲に忠実だった。

だから。

口に咥えられた俺の息子をゆっくりと抜き、そのまま。

女「!」

ピュッと。

ピュッピュッと。

ピュッピュッピュッと。

顔にぶっかけた。

918 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/12(火) 23:53:06.25 ID:FBbgbfoSP [23/23]
女「……ふふ、マーキングかい?」

俺は犬か。

女「こんなベトベトしたものを、ボクの顔にぶっかけるとは……」

本当に、良い趣味してるね。

と、ニッコリと微笑む。

女「凄い量だ」

顔にかかった俺のを、舐める。

女「うん、苦い」

なんか、興奮するぞ、このやろう。

924 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:06:23.38 ID:SiZkbDC6P [1/13]
続き。

続きがしたいぞ。

続かないのか。

この後こいつはタオルを脱いで。

俺に全てを晒してくれるんだろう?

そうだろう?

そうだと言ってくれ。

925 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:11:10.79 ID:SiZkbDC6P [2/13]
女「顔、洗わなきゃ」

軽く舐めまわした後。

やつは顔を洗い始めた。

畜生。

終わりか。

女「ねえ」

なんだよ。

男「あん?」

女「体、洗ってもらえるかな?」

きたああああああ!!

929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:36:32.03 ID:SiZkbDC6P [3/13]
女「背中だけ」

……来てなかった。

背中だけタオルをとり。

前は完全に防御。

すげえよ。

なんで見せてくれねえんだよ。

931 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:46:58.44 ID:SiZkbDC6P [4/13]
男「前はいいのか」

女「恥ずかしいよ」

……むう。

そんなもんかなぁ。

女「それにさ」

男「おう」

女「見せたら、軽いおんなだと、思うだろう?」

軽いとは思わないが。

それでも、いいか。

932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:49:21.97 ID:SiZkbDC6P [5/13]
なんか。

神秘的な感じがするし。

男「じゃあ、背中洗うぞー」

女「よろしく頼む」

小さな背中を。

俺は、一生懸命洗った。

同じところをスリスリと。

一所懸命に。

933 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:51:52.65 ID:SiZkbDC6P [6/13]
女「くすぐったいよ」

くすくすと笑う。

男「うるさい」

女「体で洗ってくれるかい?」

誰がするかよ。

934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:55:37.27 ID:SiZkbDC6P [7/13]
そして。

風呂を出て。

一緒に手を腰にあてて牛乳を飲み。

テレビ番組を観て。

一緒に寝て。

一つには、なれず。

一日が終了した。

935 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 00:59:56.45 ID:SiZkbDC6P [8/13]
男「おい、まだか?」

女「待っておくれよ」

充分待った。

男「何やってんだよ」

女「もう少し待ってくれ」

俺をいきなり部屋から出しやがって。

いい加減に、しろ。

男「何やってんだよ」

ドアを開けて、部屋に入る。

936 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 01:01:21.15 ID:SiZkbDC6P [9/13]
女「あ」

男「あ」

着替え中だった。

男「すまんっ!」

女「ふふっ、不可抗力さ、仕方ない。でも……彼氏さんに着替えを見られるのは恥ずかしいから」

俺はすぐに部屋から出た。

恥ずかしい。

937 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 01:03:02.51 ID:SiZkbDC6P [10/13]
今日は約束通り、やつと出かける。

どこに行くかわからないけど、まあ、どこかに。

女「お待たせ」

ほほう、なかなか可愛い服じゃないか。

女「じゃあ、行こうか」

と、ニッコリと笑う。

938 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 01:06:08.66 ID:SiZkbDC6P [11/13]
俺は自転車にまたがる。

そして、その後ろの席に横向きに座るやつ。

男「どこ行くんだ?」

女「んー……行きたいところまで」

どこだ。

男「まあ、適当に行くか」

女「適当なところに行くんだね」

そうだ。適当かつ、適当に。

男「それじゃあ……」

女「出発進行ー」

俺は自転車のペダルを踏み込んだ。

End

948 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 01:08:30.53 ID:SiZkbDC6P [12/13]
無事終了。
こんなにたくさんの人に見てもらってるとは思わなかった。

ボクッ娘は正義だと証明できた。
保守ばっかりさせて申し訳なかった。

そして、見てくれてありがとう。

956 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/13(水) 01:13:17.95 ID:SiZkbDC6P [13/13]
次スレっていう作りには絶対にしない。
でも、またボクッ娘SSは書く。

ハロウィンやらクリスマスに会いましょう。


コメント

No title

何故か知らんが、感動した
面白かった

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