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唯「純ちゃんがいけないんだからね!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 21:26:51.31 ID:DY74CclP0 [1/16]
唯「純ちゃーん!」ダキッ
純「わっ!」
純「何してるんですかっ!?」
純「私は梓じゃ無いですよ」バタバタ
唯「いーじゃーん、たまにはぁー」ギュッ
純「ちょっと、離れてください!」
純(憂のお姉さんって、ほんとに変わってるなぁー)
唯「!!?」
唯(あれっ、何だろうこの感じ…?)
唯「純ちゃーん!」ダキッ
純「わっ!」
純「何してるんですかっ!?」
純「私は梓じゃ無いですよ」バタバタ
唯「いーじゃーん、たまにはぁー」ギュッ
純「ちょっと、離れてください!」
純(憂のお姉さんって、ほんとに変わってるなぁー)
唯「!!?」
唯(あれっ、何だろうこの感じ…?)
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:33:23.58 ID:DY74CclP0
純「はあ、もういいですかぁ?」
唯「」サワサワ
純「えっ!?」
純「ちょっと、先輩っ、どこ触ってるんですか!?」
唯「」チュッ
純「!!?」
純(えっ、何なの!?)
純(キス、された…!?)
梓「あっ、純と唯先輩だ」
憂「おねーちゃーん!」フリフリ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:40:41.43 ID:DY74CclP0
純「あっ、梓、憂っ、ちょっと先輩をなんとかしてよ!」
唯「」ギュッ
梓「まったく唯先輩ったら、純にまで抱きついてぇー」
憂「おねえちゃん、純ちゃん困っちゃってるよ」
唯「」ギュッ
梓「あれ?離れない…」
憂「どうしたのおねえちゃん?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:46:01.60 ID:DY74CclP0
唯「むうっ…///」
純「先輩…?」
唯「」ダッ
タッタッタッタ
梓「あれ?走って行っちゃった」
憂「おねえちゃん…」
憂「純ちゃん、おねえちゃんと何かあったの?」
純「へっ、いやっ、ただ抱き付かれただけっ」ビクッ
憂「ふーん、そうなんだぁー」
純「いやー、ビックリしたなぁー」ドキドキ
純(何で私がドギマギしなきゃならないのよー!)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:57:57.34 ID:DY74CclP0
純「あのさ、梓はさぁ?」
梓「ん、なに?」
純「唯先輩に、よく抱きつかれてるじゃん?」
梓「うん、そうだけどー」
純「その時ってどんな感じ?」
梓「まあ、後ろからガバーって感じかな?」
純「それだけ?」
梓「それだけって?」
純「触られたり、その、えっと、チューされたりは?」
梓「えーっ!?流石にそれは無いよー」
梓「冗談でチュッチュっとか言ってたりはするけど」
梓「いくら唯先輩でもそこまではしないよー」
純「あははっ、そっ、そーだよねー」
純(さっきのは一体何だったんだろ…?)
憂「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:12:38.64 ID:DY74CclP0
お昼休み!
梓「お昼食べよっか」
憂「うん!」
純「あー、もうお腹ペコペコだよー」
憂「純ちゃんったら、食いしん坊さん!」
純憂梓「あはははっ」キャッキャッ
梓「でもさぁ…」
純「ん?」
梓「唯先輩、どうしたんだろうね?」
梓「あの時、純から離れた途端に、急に走って行っちゃってー」
純「えっ、それはっ、お手洗いに行きたくなったとかっ」アセアセ
梓「そうかなー?」
憂「……」
憂「純ちゃん、ちょっといい?」
純「なっ、何?」ドキッ
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:20:14.15 ID:DY74CclP0
憂「純ちゃんはー…」
梓「あっ、唯先輩だ!」
純「えっ、あっ、本当だ!」
唯「」モジモジ
憂「おねーちゃーん、どうしたのぉー?」フリフリ
梓「私達に何かご用ですか?」
唯「あの、えっとね…」
唯「純ちゃんにね…」
純「!!?」
純「私に、何ですか?」
唯「///」
唯「ごめんっ、やっぱりいいよっ!」ダッ
タッタッタッ
梓「また走って行っちゃった」
憂「おねえちゃん…」ググッ
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:26:56.00 ID:DY74CclP0
純「……っ」
純「私、ちょっと行ってくるよ!」ダッ
梓「ちょっと、純!?」
タッタッタッ
梓「行っちゃった…」
梓「おかしな二人、一体何なんだろうね?」
梓「あれ?」
梓「う、憂?」
憂(おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃんっ!!!!!!!)ギリギリ
梓「うわぁ」ゾッ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:39:56.51 ID:DY74CclP0
純「唯先輩っ!」
唯「あっ、純ちゃん!?」
純「先輩どうしたんですか?」
純「私に何か用事があったんでしょ?」
唯「……」
純「そっ、それに、私に抱きついた時の事もっ!」
唯「純ちゃん…そうだね」
唯「じゃあね、二人だけでお話しようよ」ハアハア
純(あれ?唯先輩息が荒い、さっきまで走ってたから?)
唯「こっちに来て」ギュッ
純「先輩…?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:51:35.72 ID:DY74CclP0
唯「この辺りは誰も来ないからね」ハアハア
純「えっ、ええ…」
純(唯先輩、頬も赤くて眼が潤んでる)
唯「純ちゃん!」ダキッ
純「わわっ!」
純「ちょっと、止めて下さいっ!」バタバタ
唯「純ちゃん!純ちゃん!」スリスリ
純「そんなに体を…っ、ちょっと、やっ、だめっ!」
唯「お願い、ちょっとだけっ!」
純「だめっ、ダメですっ!こんなのおかしいですよ!」
純「わわっ、危ないっ!」
ステンッ
唯「純ちゃん、好きだよ純ちゃん!」
純(ひえっ、馬乗りになられた!?)
純(このままじゃ、ホントに…!!?)
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:03:18.01 ID:DY74CclP0
純「ちょっと、先輩、もう止めましょう!」
純「今日の所はもうお終い、お昼ご飯食べましょうよ」
純「ねっ?」ニコッ
唯「ご飯なんっていらないよ!」
唯「私は純ちゃんが食べたいんだよっ!」ガバッ
純「ひゃっ!!?」
唯「ああーっ、純ちゃん!!!!!」
純「んっ、あんっ、ああっ、ダメェ!」
唯「」ブチュッ
純「んーっ!!?」
クチュクチュ チュパチュパ
純(もうダメッ、犯されちゃう!!?)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:13:05.48 ID:DY74CclP0
純「ダメェーッ!!!!!!」バッ
ドンッ
唯「わっ!?」
純「離れてっ、あっちに行って!」
純「このっ、ケダモノっ!!!!」
唯「純ちゃん…」
純「早く行ってよ!そうじゃないと、この事みんなに言いふらしてやるんだから!」
純「憂にも、軽音部にもっ!!!」
唯「……」
唯「ごめんね純ちゃん」
スタスタ
純「ううっ…」
純「なんでぇ?なんでこんな事に」
憂「……」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:23:42.59 ID:DY74CclP0
憂「純ちゃん…」
純「えっ、憂!?」
純「何時からそこに…」
憂「純ちゃんは、お姉ちゃんに何したのかなぁ?」
純「何って…」
憂「何かしたんでしょ?教えてよー」
純「そんなっ、私の方が唯先輩から迫られてっ!?」
憂「そんなの嘘っ!!!!!」
純「ひっ!?」
憂「何も無いのにおねえちゃんがあんな事するわけ無いよ!」
憂「純ちゃんがおねえちゃんを誘惑したんでしょ!?」
純「違うよ憂!私は何もっ」
憂「よくもっ、よくもおねえちゃんをあんなにしてっ!」
憂「絶対に赦せないんだからっ!!!」ガバッ
純「!!?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:34:52.94 ID:DY74CclP0
憂「お友達だと思ってたのにっ!赦せないっ、赦せないっ!!!」
純「止めてよ憂っ、恐いよぉー」ポロポロ
憂「えっ!!?」
憂(あれ、何?この感じ…)
憂「」ポーッ
純「……憂?」
憂「ううっ…」ヨタッ
純「ちょっと、憂、どうしちゃったの?」
憂「はあっ、やっ!来ないでぇ!」
純「憂、具合でも悪いの?」
憂「何でも無いからほっといて!」
憂「すぐ…落ち着くからっ」ハアハア
純「そんなこと言われてもほっとけないよ」ヒシッ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:44:17.12 ID:DY74CclP0
憂「きゃっ!」ビクッ
純「どうしたの憂、やっぱり体調が悪いんじゃ…」
憂「はあっ、はあっ」
憂「私、なんだかおかしくって…」
純「じゃあ保健室に」
憂「純ちゃん…」チュッ
純「!!?」
純「ちょっと、何?まさか憂まで…」
憂「なんだか私、体が熱くて」
憂「助けてよ純ちゃん」
純(憂までおかしくなっちゃった)
純(もうっ、何がどうなってるのよ!?)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:53:07.21 ID:DY74CclP0
憂「」チュイッ
純「!!?」
純「ちょっと、憂っ、そんな所吸っちゃやだっ!」
憂「」ペロレロッ
純「はうっ」ビクッ
純「ダメだよ憂っ、正気に戻って!」
憂「じゃあ、純ちゃんが私の体を鎮めてよっ」ハアハア
純「鎮めるってどうしたら…」
憂「体にさわって!たくさんさわって!乱暴にしていいからっ!!!」
純(こんなの憂じゃない!誰かぁ、助けてぇ!!!)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:05:07.81 ID:6ZpoqSqG0 [1/5]
梓「だめーっ!!!」バッ
ドンッ
憂「きゃっ!!!」
純「梓っ!?」
梓「純、大丈夫?」
純「ありがとう梓、助かったよーっ」ダキッ
憂「梓ちゃん、邪魔しないでよ!」
梓「何言ってるの憂?二人が遅いから心配して来てみたら」
梓「まさか憂がこんな事をするなんてっ!?」
憂「梓ちゃん、純ちゃんを返してっ!」
憂「私達これからいい所だったのにっ!!!」
梓「嘘っ!純はこんなに震えてるじゃない!?」
純「梓ーっ」ブルブル
梓「今の憂に純はわたせないよっ!!!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:14:17.38 ID:6ZpoqSqG0 [2/5]
憂「仕方ないなー」
憂「じゃあ、梓ちゃんも一緒にしちゃおっか?」
梓「なっ、何言ってるの!?」
憂「さあっ!梓ちゃん!!!」
純「わーん、梓ーっ!」ヒシッ
梓「大丈夫だよ純、純は私が守ってあげる」ダキッ
梓「……!!?」
梓(あれ?これって…)
梓「はあっ、はあっ!」
純「えっ、梓っ!!?」
憂「えへへ、梓ちゃんも感じてきちゃったみたいだね」
梓「そんなっ、違うっ!!!」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:24:25.06 ID:6ZpoqSqG0 [3/5]
純「まさか梓まで…?」
梓「だ、大丈夫だよ…」
梓「私、わたしはっ」ハアハア
梓「んっ!」ガバァ
純「きゃあっ!?」
梓「はあっ、純っ、ごめんねっ」
純「ダメだよ梓っ、いやっ!!!」
梓「ごめんっ、ごめんっ!」
憂「梓ちゃんズルイっ!謝りながらこんなに激しいんだもん」
憂「私にもさせてっ!!!」ガバッ
純「だめっ、そこは触らないでっ、ダメだよそこだけはっ!!!」
梓「はあっ、可愛いよ純っ、じゅんっ!」
純(二人に押さえ込まれちゃった、もう逃げられないっ…)
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:42:50.64 ID:6ZpoqSqG0 [4/5]
純「いやっ、いやーっ!!!」グスグス
憂「純ちゃん、もう観念しなよー」ハアハア
梓「どうせもう逃げられないんだしさっ」
梓「一緒に気持ちよくなった方が楽だよ」ハアハア
純「いやだっ!こんなので気持ちよくなるはずないじゃないっ!!!」
憂「えーっ、純ちゃんにも私達を触って貰いたかったのになぁ」
梓「もう純ったら、強情なんだから」
梓「こうなったら無理やりにでも気持ちよくなって貰うからね!」
憂「えいえいっ」スリスリ
純「ひゃっ、ううっ、ぎもち良くなんかっ、んっ、ないもんっ!」ビクッ
梓「じゃあ、これはどうかなぁー」チュイチュイ
純「だめっ、そんなとこっ、汚いよっ!?」
純「んんっ、やだっ、ちょっとっ、あっ」ビクビク
憂「んー、もう少しかなぁー」サワサワ
純(いやっ、こんなのに負けたくないっ!)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:51:58.47 ID:6ZpoqSqG0 [5/5]
唯「待って二人とも!」
憂「あっ、おねーちゃん!」
梓「先輩も一緒に純を気持ちよくさせてあげましょうよ!」
梓「純はなかなか頑固で」
唯「えへへ、私も、純ちゃんにその気になって欲しくて」
唯「助っ人を呼んだんだ!」
憂「スケット?」
澪「……」
純「えっ!?澪先輩!!?」
純「何で澪先輩が…!?」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:03:13.02 ID:6ZpoqSqG0
純「澪先輩っ、何やってるんですか!?」
純「早くみんなを止めてください!」
澪「ごめんっ」
澪「私も、純ちゃんを…」
純「そんなっ!?」
純「澪先輩までおかしくなっちゃったんですか!?」
唯「私達だけじゃないよっ」
ワラワラ
純「!!?」
純「いつの間にかこんなに大勢!?」
純「和先輩っ、さわ子先生まで!?」
純「私に抱きついた人だけが、おかしくなるんじゃ無かったの!?」
唯「みんなだよ」
唯「この学校全ての人が、純ちゃんと一緒に気持ちよくなりたがってるんだよっ」
純「!!?」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:17:05.63 ID:6ZpoqSqG0
純「嘘っ…」
憂「だからもう観念してね」
梓「はじめは純の大好きな澪先輩なんだから、喜びなよ!」
澪「私も、どうしたらいいかよく分んないんだけど///」
純「お願いですっ、止めてくださいっ!」
澪「こんな感じかな?」キュッ
純「っはう!!!」ビクビクッ
憂「すごいすごいっ!私達と感じ方が全然違うよ」
唯「澪ちゃんも脱いでさ、裸で抱き合いなよー」
澪「そっそうか///」ヌギヌギ
純「だめっ、私っ、そんなことされたらぁっ!!!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:31:21.70 ID:6ZpoqSqG0
澪「じゃあ行くぞ」スッ
純「!!?」
純「はっ、はぁぁああぁあああ!!!!」
澪「ああっ、純ちゃん…」チュッ
クチャッ チュパッ
純(もうダメ、憧れの澪先輩にこんな事されたらっ)
純(私っ、もうっ!!!)
純「あっ、あんっ、きっ、気持ちいぃっ!!!」
憂「ついに純ちゃんが堕ちたよ!」
梓「これで無理やりじゃないよね?合意だよね?」
唯「やったーっ!全校のみんなで純ちゃんを犯しまくろうっ!!!!」
澪「純ちゃん、どう?ここ気持ちいい?」
純「ああっ、いいっ、いいっ!!!」
純(私もうらめぇ、どうにでもなってぇー)
唯「まあ、この人数に犯されたら、純ちゃんは衰弱ししちゃうだろうけどね」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:42:34.76 ID:6ZpoqSqG0
唯「でもそれは、可愛すぎる純ちゃんがいけないんだからね!」
?「ちょっと待ったぁーっ!!!」
唯「何者だ!?」
純「えっ、りつ…先輩?」
律「純君、大丈夫かい?」
律「みんなは悪霊に取り付かれているんだ!」
純「ええっ!?」
律「そうだよな、悪霊ども?」
淫魔唯「へっ、バレちゃあしょうが無いぜっ!」
淫魔唯「死ねっ!!!」
律「甘いぜっ!!!!」
律「破ぁぁあああああーーーーーっ!!!!!!!!」ドキューン
淫魔唯「ぎゃぁぁああああああああ!!!!!」ドカーン
純「律さん、貴方は一体…」
律「人呼んで寺生まれのT!地獄寺生まれ田井中律とは俺の事だっ!!!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:58:23.71 ID:6ZpoqSqG0
淫魔憂「だがな寺生まれ、俺たちが一体何人いると思ってるんだ?」
淫魔梓「いくら寺生まれであっても、この人数相手に霊力が持つとは思えんな」
淫魔憂「多勢に無勢、なぶり殺しにしてくれるわっ!!!」
律「果たしてそうかな?」ニヤリ
律「貴様らが遊んでいた間、俺はこの学校全体に結界をはったっ!」
淫魔憂「なん…だと!?」
律「一撃で終わらせてやるぜっ!!!!」
律「いっけーっ!!!!!」
律「破ぁぁああああああああ!!!!!!!」ドキューン
巨大な半球状の光が学校全体を包む!
淫魔達「ぎゃぁあああああああああ!!!!!!」ドカーン
律「いくら雑魚が集まろうが、寺生まれのてきでは無い」
純「まさか…、律先輩があの寺生まれのTさんだったなんて!?」
律「純君、隠していてすまない」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:10:58.42 ID:6ZpoqSqG0
律「うっ!」ガクッ
純「律先輩!?」
律「はは、流石に今回ばかりは霊力を使い果たしちまった様だぜ」
律「かっこつけた割には情けねえなぁ…」ハアハア
澪「……」ムクリ
純「あれ?澪先輩、気が付いたんですか?」
澪?「……この時を待っていたぞ寺生まれ」
邪悪な瘴気が澪の周りに渦巻く
律「なっ!!?」
律「バカなっ、なんて事だ!?」
純「へっ、悪霊はさっき退治したはずじゃ…?」
律「こいつはっ、悪霊なんて生易しいもんじゃねえ!」
律「そいつらの親玉『大邪気王』っ!!!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:28:32.02 ID:6ZpoqSqG0
純「何で澪先輩にそんなのが取り付いているんですかっ!?」
律「実は、澪は代々この大邪気王をその体に封印する巫女の一族、その末裔!」
純「みっ、澪先輩が!?」
律「そして俺はそれを監視する役目としていつも澪の傍に居たんだ」
純「幼馴染の二人に、そんな因縁がっ!?」
律「俺たちの周りで頻繁に起こる霊現象も、この大邪気王が誘き寄せていたもの」
律「それを退治することが寺生まれの宿命だったんだ!」
律「俺はなんとか澪を一族の因縁から解放するために、この大邪気王を倒す方法を探っていたのだが」
律「奴さん、最悪なタイミングでのお出ましだぜ」
大邪澪「ぐははっ、お前の霊力が尽きるのを待っていたまでよ!」
大邪澪「霊力が無ければ寺生まれもタダの人間も同じ、バラバラに切り裂いて食ってくれるわ!」
律「くそっ、タダでやられるか!!!」
純「律先輩っ!?」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:42:52.52 ID:6ZpoqSqG0
大邪澪「無駄な事をっ」シュバッ
ズバッ
律「ぐはぁッ!!!」
純「ああっ、律先輩っ!!!」
バタリ
律「くそっ、情けねえ、結局俺は仲間を救えねえのか…」
律「みん、な…」
邪気澪「他愛も無いな、死ねっ!!!」
律(だがっ、俺が守らなければ、みんながっ!)
律(大切な仲間がっ!!!)
律「くっそーっ!!!、負けてたまるかよーっ!!!!」
律「うぁあああああぁああああっぁあああああ!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
邪気澪「なっ、なんだと!?」
邪気澪「どこにこんな力が残っているというんだ!?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:52:23.96 ID:6ZpoqSqG0
律「これが、俺の最後の力だっ!!!!」
律「この命尽きてもいい、俺の全てをこの一撃へっ!!!!」
律「うぉぉぉおおぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」
律「くらえぇぇええええ!!!!!!」
律「破ぁぁああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
ドギューン!!!!!!
邪気澪「これほどの力が…何故!?」
律「お前にはわからんだろうな、大切なものを守る時っ」
律「人は自分の限界を超えた力を発揮出来るんだ!!!」
邪気澪「この、大邪気王様がっ!?ば…か…なっ」
邪気澪「ぐわぁあぁああああああああ!!!!!!!!!」
ドガーン!!!!!
律「はあっ、はあっ」
純「やりましたね、律先輩っ!」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:06:10.04 ID:6ZpoqSqG0
澪「」グッタリ
純「澪先輩っ!」
澪「んっ、純、ちゃん?」
純「よかったー、澪先輩も無事だぁ!」
律「永年にわたる呪われの宿命に終止符が付いた」
律「これで澪も…解放された!」
律「終わりだな…」
?「ぐははははっ!!!!」
大邪気王「まだだぞ寺生まれぇーっ!!!!!!!!」
律「そっ、そんなっ!?」
純「えっ?嘘でしょ!?」
澪「あれはっ、大邪気王!?」
大邪気王「俺様を倒すとは流石だな」
大邪気王「だがタダでは死なんっ!!!」
大邪気王「俺様の最後の力でこの世界を破滅に導いてくれるわっ!!!」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:29:35.60 ID:6ZpoqSqG0
澪「いけないっ、大邪気王は自分もろとも世界を滅ぼすつもりだっ!」
純「ひえっ、そんな事まで出来るんですか!?」
澪「大邪気王は人の悪しき心の集合体」
澪「人の憎しみの心を増大させて、争いを起こさせる気だ!」
澪「おそらく狙いは第三次世界大戦っ、それで人類は滅亡…!?」
純「そんなっ!?」
律「さっ、させるかよーっ!」ヨロッ
大邪気王「ふははっ、今回ばかりはどうし様も無いな寺生まれ!」
大邪気王「人類同士お互いに争い、憎しみ合い、殺し合い、滅ぶがよいっ!」
律「くっそーっ!!!!」
大邪気王「さらばだ寺生まれ!!!!」
大邪気王は禍々しい瘴気となってなって、世界中に飛散した
律「ダメだった…結局俺はみんなを救えなかった」
律「世界は、これで終わりだっ!!!」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:00:36.74 ID:6ZpoqSqG0
和「大丈夫よ、人類は滅びないわ」
律「えっ、和!?」
憂「きっと人類は大邪気王に打ち勝ちます!」
律「憂ちゃん?」
律「どうしてそんな事が分るんだっ!?」
唯「私達、これまでの事で分ったんだよ、悪霊は外から来るんじゃ無いの」
唯「私達自身が作り出していたんだよ!」
梓「残虐性も、性欲だって、元々私達の中にあるものです」
紬「大邪気王だって、憎しみの心も本来私達の中にあるものよ」
紬「それを一人一人が自覚して、闘っていけたなら、きっと今回だって…」
律「みんな…」
律「俺は、今まで悪霊が現われる度にただ倒していたが」
律「本当は、その出処が分らなければ、結局は何も解決しないんだ」
律「俺のやっていた事はその場しのぎでしか無かった」
律「その事が、最近になってようやく分かりはじめてきたんだ…」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:17:33.73 ID:6ZpoqSqG0
澪「確かに人間はどうしようもないほど愚かかもしれない」
澪「でも、その愚かさを知る事は出切る」
澪「人類は大邪気王なんかに負けたりしないっ!」
澪「人類は滅んだりしないよっ!」
律「そうか…そうだなっ!」
寺生まれと大邪気王の闘いから数ヶ月経ったが、人類は滅亡していない
大邪気王の力が、人類を滅ぼすに至らなかったのか?
人類が大邪気王、己の憎しみの心に打ち勝ったのか?
それとも、既に人類は滅亡の道を辿っているのか?
その答えは、まだ出ていない…
駅のホーム
澪「本当に行っちゃうのか?」
律「ああ…」
紬「寂しくなるわね」
唯「いつでも電話してね!」
梓「体に気をつけて、元気でいてくださいね!」
律「わかってるって!」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:27:42.26 ID:6ZpoqSqG0
澪「やっぱりヤダっ!」
澪「行かないでよ律っ」ダキッ
律「おいおい、大げさだな、永遠の別れじゃあるまいし」
澪「でもーっ」グスグス
律「前の闘いで霊力を使い切っちゃったからな」
律「霊力をためる為に、ちょっとの間修行に出るだけだよ」
律「大丈夫さ、またすぐに会える」
澪「ううっ、早く帰って来いよ」
律「ああ…」
梓「そろそろドアが閉まりますよ」
紬「じゃあ、またねりっちゃん」
唯「お土産いっぱいよろしくね!」
梓「もう唯先輩ったら!」
一同「あはははっ」
律「それじゃ、ちょっと行ってくるよ!」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:49:33.33 ID:6ZpoqSqG0
律(ごめんなみんな、おそらくもう会うことも無いだろう)
律(宿命は解かれた)
律(もはや俺が澪の傍に止まる必要は無い)
律(俺はこれから、旅をしながらできるだけ多くの人々の心を、闇から救って生きるよ)
律(世界的に見たら些細な事だろうけど、それが人類を救う一歩だと信じてる)
律(俺の出切る限りで、世界に散らばった大邪気王と闘いたいんだ)
律(澪、みんな…)
律(どうか幸せにな…)
人の心に悪霊が巣食うとき、きっと奴は現われる
その名も 地獄寺生まれ田井中律!!!!
律「破ーっ!!!!」
地獄寺生まれ田井中律第七話 『さらば寺生まれまた会う日まで』 完
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 05:03:25.69 ID:6ZpoqSqG0
読んで下さった方
レスして下さった方
ありがとうございました
最近書いたのは
唯「愛しているとつたえて欲しい!」
唯「お葬式なんてする意味無いよ!」
すいません、平沢家はちゃんとします
純「はあ、もういいですかぁ?」
唯「」サワサワ
純「えっ!?」
純「ちょっと、先輩っ、どこ触ってるんですか!?」
唯「」チュッ
純「!!?」
純(えっ、何なの!?)
純(キス、された…!?)
梓「あっ、純と唯先輩だ」
憂「おねーちゃーん!」フリフリ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:40:41.43 ID:DY74CclP0
純「あっ、梓、憂っ、ちょっと先輩をなんとかしてよ!」
唯「」ギュッ
梓「まったく唯先輩ったら、純にまで抱きついてぇー」
憂「おねえちゃん、純ちゃん困っちゃってるよ」
唯「」ギュッ
梓「あれ?離れない…」
憂「どうしたのおねえちゃん?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:46:01.60 ID:DY74CclP0
唯「むうっ…///」
純「先輩…?」
唯「」ダッ
タッタッタッタ
梓「あれ?走って行っちゃった」
憂「おねえちゃん…」
憂「純ちゃん、おねえちゃんと何かあったの?」
純「へっ、いやっ、ただ抱き付かれただけっ」ビクッ
憂「ふーん、そうなんだぁー」
純「いやー、ビックリしたなぁー」ドキドキ
純(何で私がドギマギしなきゃならないのよー!)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:57:57.34 ID:DY74CclP0
純「あのさ、梓はさぁ?」
梓「ん、なに?」
純「唯先輩に、よく抱きつかれてるじゃん?」
梓「うん、そうだけどー」
純「その時ってどんな感じ?」
梓「まあ、後ろからガバーって感じかな?」
純「それだけ?」
梓「それだけって?」
純「触られたり、その、えっと、チューされたりは?」
梓「えーっ!?流石にそれは無いよー」
梓「冗談でチュッチュっとか言ってたりはするけど」
梓「いくら唯先輩でもそこまではしないよー」
純「あははっ、そっ、そーだよねー」
純(さっきのは一体何だったんだろ…?)
憂「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:12:38.64 ID:DY74CclP0
お昼休み!
梓「お昼食べよっか」
憂「うん!」
純「あー、もうお腹ペコペコだよー」
憂「純ちゃんったら、食いしん坊さん!」
純憂梓「あはははっ」キャッキャッ
梓「でもさぁ…」
純「ん?」
梓「唯先輩、どうしたんだろうね?」
梓「あの時、純から離れた途端に、急に走って行っちゃってー」
純「えっ、それはっ、お手洗いに行きたくなったとかっ」アセアセ
梓「そうかなー?」
憂「……」
憂「純ちゃん、ちょっといい?」
純「なっ、何?」ドキッ
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:20:14.15 ID:DY74CclP0
憂「純ちゃんはー…」
梓「あっ、唯先輩だ!」
純「えっ、あっ、本当だ!」
唯「」モジモジ
憂「おねーちゃーん、どうしたのぉー?」フリフリ
梓「私達に何かご用ですか?」
唯「あの、えっとね…」
唯「純ちゃんにね…」
純「!!?」
純「私に、何ですか?」
唯「///」
唯「ごめんっ、やっぱりいいよっ!」ダッ
タッタッタッ
梓「また走って行っちゃった」
憂「おねえちゃん…」ググッ
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:26:56.00 ID:DY74CclP0
純「……っ」
純「私、ちょっと行ってくるよ!」ダッ
梓「ちょっと、純!?」
タッタッタッ
梓「行っちゃった…」
梓「おかしな二人、一体何なんだろうね?」
梓「あれ?」
梓「う、憂?」
憂(おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃんっ!!!!!!!)ギリギリ
梓「うわぁ」ゾッ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:39:56.51 ID:DY74CclP0
純「唯先輩っ!」
唯「あっ、純ちゃん!?」
純「先輩どうしたんですか?」
純「私に何か用事があったんでしょ?」
唯「……」
純「そっ、それに、私に抱きついた時の事もっ!」
唯「純ちゃん…そうだね」
唯「じゃあね、二人だけでお話しようよ」ハアハア
純(あれ?唯先輩息が荒い、さっきまで走ってたから?)
唯「こっちに来て」ギュッ
純「先輩…?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:51:35.72 ID:DY74CclP0
唯「この辺りは誰も来ないからね」ハアハア
純「えっ、ええ…」
純(唯先輩、頬も赤くて眼が潤んでる)
唯「純ちゃん!」ダキッ
純「わわっ!」
純「ちょっと、止めて下さいっ!」バタバタ
唯「純ちゃん!純ちゃん!」スリスリ
純「そんなに体を…っ、ちょっと、やっ、だめっ!」
唯「お願い、ちょっとだけっ!」
純「だめっ、ダメですっ!こんなのおかしいですよ!」
純「わわっ、危ないっ!」
ステンッ
唯「純ちゃん、好きだよ純ちゃん!」
純(ひえっ、馬乗りになられた!?)
純(このままじゃ、ホントに…!!?)
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:03:18.01 ID:DY74CclP0
純「ちょっと、先輩、もう止めましょう!」
純「今日の所はもうお終い、お昼ご飯食べましょうよ」
純「ねっ?」ニコッ
唯「ご飯なんっていらないよ!」
唯「私は純ちゃんが食べたいんだよっ!」ガバッ
純「ひゃっ!!?」
唯「ああーっ、純ちゃん!!!!!」
純「んっ、あんっ、ああっ、ダメェ!」
唯「」ブチュッ
純「んーっ!!?」
クチュクチュ チュパチュパ
純(もうダメッ、犯されちゃう!!?)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:13:05.48 ID:DY74CclP0
純「ダメェーッ!!!!!!」バッ
ドンッ
唯「わっ!?」
純「離れてっ、あっちに行って!」
純「このっ、ケダモノっ!!!!」
唯「純ちゃん…」
純「早く行ってよ!そうじゃないと、この事みんなに言いふらしてやるんだから!」
純「憂にも、軽音部にもっ!!!」
唯「……」
唯「ごめんね純ちゃん」
スタスタ
純「ううっ…」
純「なんでぇ?なんでこんな事に」
憂「……」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:23:42.59 ID:DY74CclP0
憂「純ちゃん…」
純「えっ、憂!?」
純「何時からそこに…」
憂「純ちゃんは、お姉ちゃんに何したのかなぁ?」
純「何って…」
憂「何かしたんでしょ?教えてよー」
純「そんなっ、私の方が唯先輩から迫られてっ!?」
憂「そんなの嘘っ!!!!!」
純「ひっ!?」
憂「何も無いのにおねえちゃんがあんな事するわけ無いよ!」
憂「純ちゃんがおねえちゃんを誘惑したんでしょ!?」
純「違うよ憂!私は何もっ」
憂「よくもっ、よくもおねえちゃんをあんなにしてっ!」
憂「絶対に赦せないんだからっ!!!」ガバッ
純「!!?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:34:52.94 ID:DY74CclP0
憂「お友達だと思ってたのにっ!赦せないっ、赦せないっ!!!」
純「止めてよ憂っ、恐いよぉー」ポロポロ
憂「えっ!!?」
憂(あれ、何?この感じ…)
憂「」ポーッ
純「……憂?」
憂「ううっ…」ヨタッ
純「ちょっと、憂、どうしちゃったの?」
憂「はあっ、やっ!来ないでぇ!」
純「憂、具合でも悪いの?」
憂「何でも無いからほっといて!」
憂「すぐ…落ち着くからっ」ハアハア
純「そんなこと言われてもほっとけないよ」ヒシッ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:44:17.12 ID:DY74CclP0
憂「きゃっ!」ビクッ
純「どうしたの憂、やっぱり体調が悪いんじゃ…」
憂「はあっ、はあっ」
憂「私、なんだかおかしくって…」
純「じゃあ保健室に」
憂「純ちゃん…」チュッ
純「!!?」
純「ちょっと、何?まさか憂まで…」
憂「なんだか私、体が熱くて」
憂「助けてよ純ちゃん」
純(憂までおかしくなっちゃった)
純(もうっ、何がどうなってるのよ!?)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:53:07.21 ID:DY74CclP0
憂「」チュイッ
純「!!?」
純「ちょっと、憂っ、そんな所吸っちゃやだっ!」
憂「」ペロレロッ
純「はうっ」ビクッ
純「ダメだよ憂っ、正気に戻って!」
憂「じゃあ、純ちゃんが私の体を鎮めてよっ」ハアハア
純「鎮めるってどうしたら…」
憂「体にさわって!たくさんさわって!乱暴にしていいからっ!!!」
純(こんなの憂じゃない!誰かぁ、助けてぇ!!!)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:05:07.81 ID:6ZpoqSqG0 [1/5]
梓「だめーっ!!!」バッ
ドンッ
憂「きゃっ!!!」
純「梓っ!?」
梓「純、大丈夫?」
純「ありがとう梓、助かったよーっ」ダキッ
憂「梓ちゃん、邪魔しないでよ!」
梓「何言ってるの憂?二人が遅いから心配して来てみたら」
梓「まさか憂がこんな事をするなんてっ!?」
憂「梓ちゃん、純ちゃんを返してっ!」
憂「私達これからいい所だったのにっ!!!」
梓「嘘っ!純はこんなに震えてるじゃない!?」
純「梓ーっ」ブルブル
梓「今の憂に純はわたせないよっ!!!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:14:17.38 ID:6ZpoqSqG0 [2/5]
憂「仕方ないなー」
憂「じゃあ、梓ちゃんも一緒にしちゃおっか?」
梓「なっ、何言ってるの!?」
憂「さあっ!梓ちゃん!!!」
純「わーん、梓ーっ!」ヒシッ
梓「大丈夫だよ純、純は私が守ってあげる」ダキッ
梓「……!!?」
梓(あれ?これって…)
梓「はあっ、はあっ!」
純「えっ、梓っ!!?」
憂「えへへ、梓ちゃんも感じてきちゃったみたいだね」
梓「そんなっ、違うっ!!!」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:24:25.06 ID:6ZpoqSqG0 [3/5]
純「まさか梓まで…?」
梓「だ、大丈夫だよ…」
梓「私、わたしはっ」ハアハア
梓「んっ!」ガバァ
純「きゃあっ!?」
梓「はあっ、純っ、ごめんねっ」
純「ダメだよ梓っ、いやっ!!!」
梓「ごめんっ、ごめんっ!」
憂「梓ちゃんズルイっ!謝りながらこんなに激しいんだもん」
憂「私にもさせてっ!!!」ガバッ
純「だめっ、そこは触らないでっ、ダメだよそこだけはっ!!!」
梓「はあっ、可愛いよ純っ、じゅんっ!」
純(二人に押さえ込まれちゃった、もう逃げられないっ…)
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:42:50.64 ID:6ZpoqSqG0 [4/5]
純「いやっ、いやーっ!!!」グスグス
憂「純ちゃん、もう観念しなよー」ハアハア
梓「どうせもう逃げられないんだしさっ」
梓「一緒に気持ちよくなった方が楽だよ」ハアハア
純「いやだっ!こんなので気持ちよくなるはずないじゃないっ!!!」
憂「えーっ、純ちゃんにも私達を触って貰いたかったのになぁ」
梓「もう純ったら、強情なんだから」
梓「こうなったら無理やりにでも気持ちよくなって貰うからね!」
憂「えいえいっ」スリスリ
純「ひゃっ、ううっ、ぎもち良くなんかっ、んっ、ないもんっ!」ビクッ
梓「じゃあ、これはどうかなぁー」チュイチュイ
純「だめっ、そんなとこっ、汚いよっ!?」
純「んんっ、やだっ、ちょっとっ、あっ」ビクビク
憂「んー、もう少しかなぁー」サワサワ
純(いやっ、こんなのに負けたくないっ!)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:51:58.47 ID:6ZpoqSqG0 [5/5]
唯「待って二人とも!」
憂「あっ、おねーちゃん!」
梓「先輩も一緒に純を気持ちよくさせてあげましょうよ!」
梓「純はなかなか頑固で」
唯「えへへ、私も、純ちゃんにその気になって欲しくて」
唯「助っ人を呼んだんだ!」
憂「スケット?」
澪「……」
純「えっ!?澪先輩!!?」
純「何で澪先輩が…!?」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:03:13.02 ID:6ZpoqSqG0
純「澪先輩っ、何やってるんですか!?」
純「早くみんなを止めてください!」
澪「ごめんっ」
澪「私も、純ちゃんを…」
純「そんなっ!?」
純「澪先輩までおかしくなっちゃったんですか!?」
唯「私達だけじゃないよっ」
ワラワラ
純「!!?」
純「いつの間にかこんなに大勢!?」
純「和先輩っ、さわ子先生まで!?」
純「私に抱きついた人だけが、おかしくなるんじゃ無かったの!?」
唯「みんなだよ」
唯「この学校全ての人が、純ちゃんと一緒に気持ちよくなりたがってるんだよっ」
純「!!?」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:17:05.63 ID:6ZpoqSqG0
純「嘘っ…」
憂「だからもう観念してね」
梓「はじめは純の大好きな澪先輩なんだから、喜びなよ!」
澪「私も、どうしたらいいかよく分んないんだけど///」
純「お願いですっ、止めてくださいっ!」
澪「こんな感じかな?」キュッ
純「っはう!!!」ビクビクッ
憂「すごいすごいっ!私達と感じ方が全然違うよ」
唯「澪ちゃんも脱いでさ、裸で抱き合いなよー」
澪「そっそうか///」ヌギヌギ
純「だめっ、私っ、そんなことされたらぁっ!!!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:31:21.70 ID:6ZpoqSqG0
澪「じゃあ行くぞ」スッ
純「!!?」
純「はっ、はぁぁああぁあああ!!!!」
澪「ああっ、純ちゃん…」チュッ
クチャッ チュパッ
純(もうダメ、憧れの澪先輩にこんな事されたらっ)
純(私っ、もうっ!!!)
純「あっ、あんっ、きっ、気持ちいぃっ!!!」
憂「ついに純ちゃんが堕ちたよ!」
梓「これで無理やりじゃないよね?合意だよね?」
唯「やったーっ!全校のみんなで純ちゃんを犯しまくろうっ!!!!」
澪「純ちゃん、どう?ここ気持ちいい?」
純「ああっ、いいっ、いいっ!!!」
純(私もうらめぇ、どうにでもなってぇー)
唯「まあ、この人数に犯されたら、純ちゃんは衰弱ししちゃうだろうけどね」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:42:34.76 ID:6ZpoqSqG0
唯「でもそれは、可愛すぎる純ちゃんがいけないんだからね!」
?「ちょっと待ったぁーっ!!!」
唯「何者だ!?」
純「えっ、りつ…先輩?」
律「純君、大丈夫かい?」
律「みんなは悪霊に取り付かれているんだ!」
純「ええっ!?」
律「そうだよな、悪霊ども?」
淫魔唯「へっ、バレちゃあしょうが無いぜっ!」
淫魔唯「死ねっ!!!」
律「甘いぜっ!!!!」
律「破ぁぁあああああーーーーーっ!!!!!!!!」ドキューン
淫魔唯「ぎゃぁぁああああああああ!!!!!」ドカーン
純「律さん、貴方は一体…」
律「人呼んで寺生まれのT!地獄寺生まれ田井中律とは俺の事だっ!!!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:58:23.71 ID:6ZpoqSqG0
淫魔憂「だがな寺生まれ、俺たちが一体何人いると思ってるんだ?」
淫魔梓「いくら寺生まれであっても、この人数相手に霊力が持つとは思えんな」
淫魔憂「多勢に無勢、なぶり殺しにしてくれるわっ!!!」
律「果たしてそうかな?」ニヤリ
律「貴様らが遊んでいた間、俺はこの学校全体に結界をはったっ!」
淫魔憂「なん…だと!?」
律「一撃で終わらせてやるぜっ!!!!」
律「いっけーっ!!!!!」
律「破ぁぁああああああああ!!!!!!!」ドキューン
巨大な半球状の光が学校全体を包む!
淫魔達「ぎゃぁあああああああああ!!!!!!」ドカーン
律「いくら雑魚が集まろうが、寺生まれのてきでは無い」
純「まさか…、律先輩があの寺生まれのTさんだったなんて!?」
律「純君、隠していてすまない」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:10:58.42 ID:6ZpoqSqG0
律「うっ!」ガクッ
純「律先輩!?」
律「はは、流石に今回ばかりは霊力を使い果たしちまった様だぜ」
律「かっこつけた割には情けねえなぁ…」ハアハア
澪「……」ムクリ
純「あれ?澪先輩、気が付いたんですか?」
澪?「……この時を待っていたぞ寺生まれ」
邪悪な瘴気が澪の周りに渦巻く
律「なっ!!?」
律「バカなっ、なんて事だ!?」
純「へっ、悪霊はさっき退治したはずじゃ…?」
律「こいつはっ、悪霊なんて生易しいもんじゃねえ!」
律「そいつらの親玉『大邪気王』っ!!!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:28:32.02 ID:6ZpoqSqG0
純「何で澪先輩にそんなのが取り付いているんですかっ!?」
律「実は、澪は代々この大邪気王をその体に封印する巫女の一族、その末裔!」
純「みっ、澪先輩が!?」
律「そして俺はそれを監視する役目としていつも澪の傍に居たんだ」
純「幼馴染の二人に、そんな因縁がっ!?」
律「俺たちの周りで頻繁に起こる霊現象も、この大邪気王が誘き寄せていたもの」
律「それを退治することが寺生まれの宿命だったんだ!」
律「俺はなんとか澪を一族の因縁から解放するために、この大邪気王を倒す方法を探っていたのだが」
律「奴さん、最悪なタイミングでのお出ましだぜ」
大邪澪「ぐははっ、お前の霊力が尽きるのを待っていたまでよ!」
大邪澪「霊力が無ければ寺生まれもタダの人間も同じ、バラバラに切り裂いて食ってくれるわ!」
律「くそっ、タダでやられるか!!!」
純「律先輩っ!?」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:42:52.52 ID:6ZpoqSqG0
大邪澪「無駄な事をっ」シュバッ
ズバッ
律「ぐはぁッ!!!」
純「ああっ、律先輩っ!!!」
バタリ
律「くそっ、情けねえ、結局俺は仲間を救えねえのか…」
律「みん、な…」
邪気澪「他愛も無いな、死ねっ!!!」
律(だがっ、俺が守らなければ、みんながっ!)
律(大切な仲間がっ!!!)
律「くっそーっ!!!、負けてたまるかよーっ!!!!」
律「うぁあああああぁああああっぁあああああ!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
邪気澪「なっ、なんだと!?」
邪気澪「どこにこんな力が残っているというんだ!?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:52:23.96 ID:6ZpoqSqG0
律「これが、俺の最後の力だっ!!!!」
律「この命尽きてもいい、俺の全てをこの一撃へっ!!!!」
律「うぉぉぉおおぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」
律「くらえぇぇええええ!!!!!!」
律「破ぁぁああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
ドギューン!!!!!!
邪気澪「これほどの力が…何故!?」
律「お前にはわからんだろうな、大切なものを守る時っ」
律「人は自分の限界を超えた力を発揮出来るんだ!!!」
邪気澪「この、大邪気王様がっ!?ば…か…なっ」
邪気澪「ぐわぁあぁああああああああ!!!!!!!!!」
ドガーン!!!!!
律「はあっ、はあっ」
純「やりましたね、律先輩っ!」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:06:10.04 ID:6ZpoqSqG0
澪「」グッタリ
純「澪先輩っ!」
澪「んっ、純、ちゃん?」
純「よかったー、澪先輩も無事だぁ!」
律「永年にわたる呪われの宿命に終止符が付いた」
律「これで澪も…解放された!」
律「終わりだな…」
?「ぐははははっ!!!!」
大邪気王「まだだぞ寺生まれぇーっ!!!!!!!!」
律「そっ、そんなっ!?」
純「えっ?嘘でしょ!?」
澪「あれはっ、大邪気王!?」
大邪気王「俺様を倒すとは流石だな」
大邪気王「だがタダでは死なんっ!!!」
大邪気王「俺様の最後の力でこの世界を破滅に導いてくれるわっ!!!」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:29:35.60 ID:6ZpoqSqG0
澪「いけないっ、大邪気王は自分もろとも世界を滅ぼすつもりだっ!」
純「ひえっ、そんな事まで出来るんですか!?」
澪「大邪気王は人の悪しき心の集合体」
澪「人の憎しみの心を増大させて、争いを起こさせる気だ!」
澪「おそらく狙いは第三次世界大戦っ、それで人類は滅亡…!?」
純「そんなっ!?」
律「さっ、させるかよーっ!」ヨロッ
大邪気王「ふははっ、今回ばかりはどうし様も無いな寺生まれ!」
大邪気王「人類同士お互いに争い、憎しみ合い、殺し合い、滅ぶがよいっ!」
律「くっそーっ!!!!」
大邪気王「さらばだ寺生まれ!!!!」
大邪気王は禍々しい瘴気となってなって、世界中に飛散した
律「ダメだった…結局俺はみんなを救えなかった」
律「世界は、これで終わりだっ!!!」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:00:36.74 ID:6ZpoqSqG0
和「大丈夫よ、人類は滅びないわ」
律「えっ、和!?」
憂「きっと人類は大邪気王に打ち勝ちます!」
律「憂ちゃん?」
律「どうしてそんな事が分るんだっ!?」
唯「私達、これまでの事で分ったんだよ、悪霊は外から来るんじゃ無いの」
唯「私達自身が作り出していたんだよ!」
梓「残虐性も、性欲だって、元々私達の中にあるものです」
紬「大邪気王だって、憎しみの心も本来私達の中にあるものよ」
紬「それを一人一人が自覚して、闘っていけたなら、きっと今回だって…」
律「みんな…」
律「俺は、今まで悪霊が現われる度にただ倒していたが」
律「本当は、その出処が分らなければ、結局は何も解決しないんだ」
律「俺のやっていた事はその場しのぎでしか無かった」
律「その事が、最近になってようやく分かりはじめてきたんだ…」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:17:33.73 ID:6ZpoqSqG0
澪「確かに人間はどうしようもないほど愚かかもしれない」
澪「でも、その愚かさを知る事は出切る」
澪「人類は大邪気王なんかに負けたりしないっ!」
澪「人類は滅んだりしないよっ!」
律「そうか…そうだなっ!」
寺生まれと大邪気王の闘いから数ヶ月経ったが、人類は滅亡していない
大邪気王の力が、人類を滅ぼすに至らなかったのか?
人類が大邪気王、己の憎しみの心に打ち勝ったのか?
それとも、既に人類は滅亡の道を辿っているのか?
その答えは、まだ出ていない…
駅のホーム
澪「本当に行っちゃうのか?」
律「ああ…」
紬「寂しくなるわね」
唯「いつでも電話してね!」
梓「体に気をつけて、元気でいてくださいね!」
律「わかってるって!」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:27:42.26 ID:6ZpoqSqG0
澪「やっぱりヤダっ!」
澪「行かないでよ律っ」ダキッ
律「おいおい、大げさだな、永遠の別れじゃあるまいし」
澪「でもーっ」グスグス
律「前の闘いで霊力を使い切っちゃったからな」
律「霊力をためる為に、ちょっとの間修行に出るだけだよ」
律「大丈夫さ、またすぐに会える」
澪「ううっ、早く帰って来いよ」
律「ああ…」
梓「そろそろドアが閉まりますよ」
紬「じゃあ、またねりっちゃん」
唯「お土産いっぱいよろしくね!」
梓「もう唯先輩ったら!」
一同「あはははっ」
律「それじゃ、ちょっと行ってくるよ!」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 04:49:33.33 ID:6ZpoqSqG0
律(ごめんなみんな、おそらくもう会うことも無いだろう)
律(宿命は解かれた)
律(もはや俺が澪の傍に止まる必要は無い)
律(俺はこれから、旅をしながらできるだけ多くの人々の心を、闇から救って生きるよ)
律(世界的に見たら些細な事だろうけど、それが人類を救う一歩だと信じてる)
律(俺の出切る限りで、世界に散らばった大邪気王と闘いたいんだ)
律(澪、みんな…)
律(どうか幸せにな…)
人の心に悪霊が巣食うとき、きっと奴は現われる
その名も 地獄寺生まれ田井中律!!!!
律「破ーっ!!!!」
地獄寺生まれ田井中律第七話 『さらば寺生まれまた会う日まで』 完
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 05:03:25.69 ID:6ZpoqSqG0
読んで下さった方
レスして下さった方
ありがとうございました
最近書いたのは
唯「愛しているとつたえて欲しい!」
唯「お葬式なんてする意味無いよ!」
すいません、平沢家はちゃんとします
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