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唯「つるぺた!」前半

1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:31:43.10 ID:6sve7Rs0 [1/37]
突然だが、私には一つの趣味がある。

いや、趣味というには少し偏りすぎか。趣味というよりは性癖だ。
普段は天然まったりドジっ子てへっ☆なオーラをこれでもかというほどかもしだしている私だが、
ある一点において、常人にはおそらく理解しがたいであろうレベルの興奮を覚えるのだ。


澪「唯、何してるんだ?」

唯「あ、澪ちゃん~ちょっと考え事してたんだよぉ」

紬「お菓子ならもうすぐ用意できるから、待っててね」

2 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:32:10.77 ID:6sve7Rs0 [2/37]
例えばこの二人。薄い生地の夏服に、それはくっきりと二つのラインを現している。
私よりもそのラインは綺麗な曲線を描き、大人っぽい雰囲気の元になっていると言ってもいい。

男性ならば魅力を感じるであろうそれ。
だが私に言わせれば適正期を過ぎたただの熟れすぎだ。
バナナのスイートスポットのように見苦しく、過度の甘さが不快にさせる。


紬「唯ちゃん、どうかした?そんなにじーっと見て」

唯「いやいや、気にしないでよ~」

3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:32:36.80 ID:6sve7Rs0
ムギちゃんと澪ちゃんには申し訳ないが、はっきり言ってこんなものに興奮するのは、
ただの童貞か、下心のあるオッサンだけであろう。

二人とも可哀想に。
お茶を運ぶ二人に笑いかけながら、ひっそりとそんなことを思っていた。


律「おーっす!」

梓「遅れてすいません」


と、そこに残りの部員が顔をそろえる。

4 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:34:01.08 ID:6sve7Rs0
ぴっちりと夏服を着こなす後輩と、だらしなく着崩すクラスメイト。
そのまな板具合に、私は思わず顔をほころばせた。


律「おっ、どうしたんだー唯、いいことでもあった?」

唯「りっちゃんに会えて嬉しいからだよぉ~」

律「嬉しいこと言ってくれるねーこのこの!」


ノリの良いクラスメイトは肩に手を回し、ぐりぐりと私のほっぺをいじる。

私はというと、やめてよーとじゃれ合うふりをしてそのまな板に腕を押し付け、感触の確認。

5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:35:23.73 ID:6sve7Rs0
うん、今日もいい具合にぺったんこ。相変わらずブラはワイヤーなしかぁ。
りっちゃんにはぴったりだね。ああ可愛い。

梓「もう……この暑いのに何やってるんですか」

唯「あずにゃ~ん!心配しなくてもあずにゃんにも会えて嬉しいよ~!」

梓「わっ、だから暑いですって……もう……」

そして真面目な後輩にも抱きついて、りっちゃんと同じようにまな板の確認。
よかった、相変わらず育ってない。

6 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:46:17.31 ID:6sve7Rs0
私がこの部活で見つけた二人の天使は、今日も絶好調にぺったんこだった。

そう、私はいわゆるつるぺた萌えなのである。
萌えというよりはフェチというか、ぶっちゃけおかずにもしている。

巨乳がもてはやされることの多い現代で、しかも私自身女であることも踏まえると、奇特であると言えるのかも知れない。

でもそんなことは関係なくて、とりあえず私はこの二人のつるぺたが毎日見れればそれでいい。

唯(りっちゃんもあずにゃんも、ぺったんこで可愛いなぁ……)ハァハァ

7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:47:02.84 ID:6sve7Rs0
律「おーい、どうした唯?」

梓「暑さでおかしくなったんでしょうか」

毒舌、勝気のコンビはすごくイイ。興奮する。
かたや気の毒そうに、かたや変なものを見るかのように私を見つめる。二人の貧乳が私をずっと見ている。なんという快感。
けれど私はMではないので、どうやって調教してやろうかと妄想する。

うっかりよだれを垂らしそうになって、慌ててハンカチで拭いた。

9 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:56:17.09 ID:6sve7Rs0
唯「なんでもないよ!さーてムギちゃん、今日のお菓子を食べようよー」

澪「いつもの唯みただいな」

律「やっぱり唯は唯だな!悩みがなさそうで羨ましいぜ」

梓「まったくです」

紬「あらあら」

みんな好き勝手に言ってくれちゃってる。

10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 17:57:34.78 ID:6sve7Rs0
失礼だなぁ、私にだって悩みはあるんだから。
たとえば、あずにゃんの生意気な口をふさいで無理やりひんぬーをさわさわしたいなぁー、とか。
嫌がるりっちゃんを無理やり押さえつけてまな板をさわさわしたいなぁー、とか。

二人を見るたびムラムラして大変なんだよ!


梓「食べたら練習しましょうね」

律「わかってるってー」

梓「律先輩のわかってるは信用できません」

律「言ったなー!」

わいわい


11 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:26:40.82 ID:6sve7Rs0
うわぁ、二人がにゃんにゃん……じゃなくてじゃれ合ってる。なんという至福……
私この光景だけで3回イけそう。

律「唯!何とか言ってくれよー」

梓「唯先輩も律先輩と同じくらい信用できないのでダメです」

じゃれながら二人同時に、私に同意を求める。
その無邪気に、不覚にもじゅんときてしまった。

12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:27:34.85 ID:6sve7Rs0
あずにゃんのぴこぴこゆれるツインテとりっちゃんのてかてかのおでこがとても美味しそう。
今日は前々から計画していた野望を実行するにふさわしいかも知れない。いや、ただ単にこれ以上我慢できないだけだけど。

よし、前言撤回。やっぱり毎日見ているだけで満足なんて、そんなおあずけはまっぴらごめんだ。
お菓子に夢中になるふりをして、まずは二つの触覚を盗み見るのだった。



―――――――――――――――――――――――
練習後!

澪「今日はなかなか良かったな」

紬「とってもいい感じがしたわ」

律「よーしっ!じゃあそろそろ帰るかぁ」

13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:41:45.98 ID:6sve7Rs0
だいぶ日が傾いてきた時間になり、それぞれ楽器の手入れをはじめる。
あずにゃんもそれに倣おうとしているのを見て、慌てて声をかけた。

唯「あ、あずにゃん!私もうちょっと練習したいんだけど……付き合ってもらえないかなぁ」

ちょっと申し訳なさそうに、それでいて恥ずかしそうに。照れながらも努力家っぽさを前面にアピール。
努力する人が好きで、かつ私にだいぶ懐いているであろうあずにゃんなら、絶対に食いついてくるはず。

梓「先輩……!はい!もう少し練習しましょうっ」

唯「やった!ありがとーあずにゃ~ん」


思ったとおり、感激したっぽい笑顔のあずにゃん。
みんなは先に帰っててと言い、これから練習するかのように振舞う。

15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:45:57.84 ID:6sve7Rs0
ムギちゃんも澪ちゃんもりっちゃんも、私を温かく見守りながら部室を後にした。
なんかむず痒いな。練習なんてこれっぽっちもする気はないのに。

私は人畜無害に微笑みながら、警戒心ゼロのあずにゃんに近寄った。

唯「まずね、ここの調子がおかしいんだけど……」

梓「えっ!そうなんですか。そういうのは練習の前に言ってくださいよ」

唯「ごめんごめん」

ギー太の調子をみる。今や距離はほとんどなく、このまま目的を果たすのはいとも簡単。
だが焦ってはいけない。まずは相手の感度チェックからだ。

16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:50:14.87 ID:6sve7Rs0
>>14
そうです



梓「あー、ここですか……ちょっと変ですね」

唯「だよね!さすがあずにゃんだよー」

緩く笑いかけながら抱きつく。スキンシップの初めはハグからだ。そこから徐々に移行していく。そのステップさえもが楽しいのだ。

梓「ここをこうし……て!?」

唯「どーしたのあずにゃん」

梓「え、いや、何でも……」

唯「もう、変なあずにゃん!」

17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 18:56:27.61 ID:6sve7Rs0
かする程度に私が撫でた首筋を不思議そうにさする。
ぞくぞくする。はやる気持ちを笑顔の下に押し込めながら、抱きしめる手に力をこめた。


梓「先輩……真面目に聞いてますか?」

唯「もっちろんだよ!」

梓「まったく……それで、ここが……」

唯「ふむふむ」さわり

梓「ひゃっ!」

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:03:21.27 ID:6sve7Rs0
唯「どうしたの?」

梓「先輩……今、触りましたよね?」

唯「何のこと?」

一ミリも表情を崩さずにとぼける。
でも今度こそ気のせいじゃないと確信したのか、あずにゃんはキッと睨みあげた。

梓「今っ!私の胸……触りましたよね?」

唯「何のことかな」

梓「とぼけないでください!」

19 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:03:59.72 ID:6sve7Rs0
唯「とぼけてないよー。仕方ないな、あずにゃんにいいこと教えてあげるよ」

梓「え……?」

あずにゃんが後ずさろうとしたが、背後にいる私には何の意味もない。

唯「触るっていうのはね、こういうやつの事をいうんだよ」さわわ

梓「ひえっ!」

唯「さっきと全然違うでしょ?どっちの方が好かったぁ?」

梓「そりゃ今のほうが……って違います!そういうことじゃなくて……」

20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:07:32.72 ID:6sve7Rs0
ふむふむ、あずにゃんは結構敏感。それでいて快楽に流されやすい傾向ってとこかな。
これはもしかしたら調教の必要がなさそうかも。


唯「そっか、こっちがよかったんだね」さわわわ

梓「……!やめ、て……ください」

唯「本当にそう思ってる?」

梓「どういう事ですか」

唯「本当は期待しちゃってるんじゃないかなぁ……?」

唯「この先を……続きを」

21 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:11:23.39 ID:6sve7Rs0
梓「そんなことあるわけないじゃないですか!」

唯「じゃあ振りほどいてみなよ。嫌ならね」

掴む腕が抗おうと力をこめる。私は力が強いわけじゃないけど、その私でも余裕に押さえ込める。
もう隠す必要のなくなった欲望が、じわじわと偽りの笑顔を塗りつぶしてゆく。

梓「くっ……」

唯「本当に嫌がる人間って言うのは、こんなもんじゃないよ。火事場の馬鹿力って言うでしょ」

触るというよりは撫でる、と言ったほうが正しいかもしれない手つきで、ほとんど丘のない胸を楽しむ。
最初からなかったも同然だった抵抗は、次第に皆無になった。

22 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:13:43.99 ID:6sve7Rs0
梓「せ、先輩」

唯「どうしたのかな?」

梓「何か、物足りない……です」


おやまぁ。抵抗が弱かったのは思ったとおりだったが、流されやすさは想像以上だった。
いや、流されやすいというよりは、快楽に従順なだけかもしれない。
いいね。がっつり調教してやろうと思っていたけど、こうやって素直になられるのも悪くはない。

夏服のセーターを捲り上げ、ブラウスのボタンを胸元まで外す。あずにゃんがびくっと震えた。

唯「寒いの?今に熱くなるから。ちょっと待っててね~」

23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:19:39.28 ID:6sve7Rs0
自分で言うのも何だが、私のフェチに対するこだわりは強い……と思う。
思うというのは、今まで私よりフェチが強い人間に出会ったことがないから。
比べようがないけど、きっと一般の女子高生よりはこだわりがあるという私の想像である。

語りだしたらキリがないけど、一番は、愛を持って慈しむ。これ大事。
というわけで傷つけないよう丁寧にりっちゃんと同じワイヤーのないブラを取っ払い、ゆっくり丁寧に肌に手を滑らせる。

梓「ん……ぅ」

唯「好くなってきたみたいだね。じゃあちょっとペースを速めようか」


この、首筋から鎖骨をとおり、おっぱいに至るまでの流れ。
最初は指先で、やがて手のひら全体で味わう瞬間は最高だ。

24 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:22:16.67 ID:6sve7Rs0
特に、

梓「ひあっ!」

平らな表面を滑っていた手のひらが、突起に引っかかる、この感触は筆舌尽くしがたい。
巨乳だとこうはいかないからね。


梓「せんぱ……そこ、ばっかり……」

唯「乱暴にしたくないから。丁寧にやろうと思ってね」

梓「先輩……」

26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:33:29.35 ID:6sve7Rs0
順調に私のものになり始めている。もちろん私の言葉に嘘はない。おっぱいもあずにゃんも大好きだから、丁寧に丁寧に可愛がりたいのだ。


唯「……」こねっ

梓「はぅっ」ビクッ

唯「あははは!あずにゃんって本当敏感!いい子だね。もっと強くてもいいかもしれないねー」こねこね

梓「先……ぱぁい……」

唯「可愛いよ、あずにゃん」


27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:38:31.08 ID:6sve7Rs0
手のひらで上下してこするだけだった乳首を、つまんでみる。
いきなりやったから痛いはずなのに、あずにゃんの反応はどう見ても痛みによるものではない。

もう完全に抵抗しないだろうと判断し、後ろから回していたてを緩め、こちらを向かせる。
あずにゃんの顔は赤く、目は潤んでいた。


唯「うん、やっぱり目でも堪能しなきゃね」

梓「は、恥ずかしいです」

唯「それが見たいからいいんだよ」

場違いな運動部の掛け声がグラウンドから聞こえてくる。早くしないと最終下校時刻になって、見回りが来るだろう。
ちょっと性急に事を進めることにした。

29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:45:09.96 ID:6sve7Rs0
梓「んぁあ……!」

唯「……」ぺろぺろ

梓「先輩っ、それ、ダメです……」


ダメじゃないくせに。
そう呟くとびくりとあずにゃんの肩が跳ねた。さらに顔を赤くしていることだろう。


唯「思ったとおり、あずにゃんのおっぱいは小さくて可愛いね」ぺろぺろぺ

梓「ふぁ……」もじっ


30 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:49:54.49 ID:6sve7Rs0
唯「ん?あずにゃんどうしたのかな」

不自然に身をよじる。ああ、これはもしかしてキちゃったかな?
あずにゃんは敏感だから仕方ないのかもしれない。

唯「足りないみたいだね?」

梓「そ、そんなことは……」

唯「困ったなぁ……私はおっぱいしか触るつもりはなかったんだけど」

梓「ごめんなさい……」

31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:55:38.84 ID:6sve7Rs0
いつも真面目だったり、ツンツンしてたりする子ほど、やるときはやるものだ。
すっかりしおらしくなったあずにゃんは、大きな目をさらに潤わせて、私の手を、そっと掴む。

梓「お願いします先輩……触って、ください」

これはどう焦らしたものかと考えていると、あずにゃんは私の手を掴んだまま自分の股間へ。
これには私も驚いた。

100%私がリードするつもりだったから、こんな風に誘われるなんて思ってもみなかった。


梓「何でも……言うこと、ききますから」

唯「あずにゃん……」

32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 19:59:30.23 ID:6sve7Rs0
そして、ここにきてあずにゃんがただの快楽に従順なだけではないことを知った。
思うに、私が堕ちたとか思う前から、あずにゃんは私のことが好きだったのではないか。
これが勘違いだったらとんだお笑い種だが、この素直っぷりを見ると疑う余地はないだろう。


唯「悪い子だね。私がやろうとしたことを自分からさせるなんて」

梓「ごめんなさい……」

唯「いいよ。その代わり、一度誘ったなら後悔なんてしないでね」


頷くあずにゃんの頭を撫でると、首筋に顔をうめた。
誘われたほうの手で、しっとりと濡れるそこをパンツの上からさする。

33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:02:36.15 ID:6sve7Rs0
つるぺた第一、つるぺたこそ人類の宝と謳う私でも、やっぱり下をいじるのは興奮する。
けれどうかうかしていられない。時計の針はもうすぐ最終下校時刻を示そうとしている。


唯「丁寧にやるつもりだったけど、ちょっと急ぐよ」

梓「んぁ……!ひゃぁ……っん」がくがく

唯「あずにゃん、かーわいい!」くちゅくちゅ

梓「せんぱ……!いきなり速くしちゃ、ダメ……ですぅっ」

唯「どうダメなの?イきたいなら無理しないでイっちゃいなよ!」ぐちゅぐちゅ

いつのまにか直に触れていた。自分でも気づかないうちに、それが当たり前であるかのように。

34 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:08:49.51 ID:6sve7Rs0
唯「ふふ、ここいじるとすごくびくんってするね。ここがいいのかなぁ~」ぐっちゅ

梓「きゃひぃっ!いいです!そ、そこがいいんですっ!!」

唯「そ。じゃあそのままイっちゃうといいよ!」ぐちゅちゅ

梓「ひああ……!っ……」プシャアア


ツインテが跳ねる。あずにゃんは背中をぴんと張ると、盛大に絶頂へのぼりつめた。

唯「あはは!潮吹くなんてね。あずにゃん、日頃から自分でココいじってるでしょぉ」

35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:11:14.87 ID:6sve7Rs0
梓「う、あ…………は、い……」

唯「あずにゃんがこんなにインランだったなんてね!びっくりだよ」


濡らした床を雑巾で拭く。万が一感づかれると面倒だから、水拭きしておく。
あずにゃんが申し訳なさそうに誤ってるけど、最初にしたのは私だし、あずにゃんはまだぐったりしているからいいよと言っておいた。

それにしても、さすがの私も後半には驚いた。
あずにゃんが結構積極的なことや、最初から私に好意があったことなど、色々見当違いだったみたいだ。
決して悪い見当違いではないので、これはこれでアリだと思う。


36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:14:09.52 ID:6sve7Rs0
今度はもっとおっぱいで感じることができるよう開発しなくちゃ。



―――――――――――――――――――――――
帰り道!

唯「うーん!運動の後のアイスは美味しいね」

梓「は、はい」

部室を元通りにして、今は帰宅の途中である。
なんだかお腹がすいたのでアイスを買う。憂には怒られるかもしれないけど今日はいっぱい働いたからいいんだ。

37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:20:44.97 ID:6sve7Rs0
梓「あ、あの、先輩」

唯「んー?」

梓「先輩は私のこと好きですか?」

唯「うん、好きだよー。じゃなきゃあんなことしないよ」

梓「私も……唯先輩のこと、ずっと好きだったんです」

唯「そっか」

梓「でも、私知ってます。唯先輩がどういう人なのか」

唯「うん」

38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:22:21.00 ID:6sve7Rs0
梓「よ、よければ……私を……」

この後どう来るか。あずにゃんにとっては大きな分岐となるはずだ。



梓「私を、唯先輩のお気に入りの一人にしてくれませんか!」

梓「私だけを愛してなんて言いません……愛してくれればそれで満足なんです」ぽろぽろ

唯「あずにゃん……ありがとう……!でも、一つだけ勘違いしてるよ」

梓「え……」

39 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:24:00.74 ID:6sve7Rs0
唯「私はつるぺたなら誰でもいいわけじゃない。あずにゃんという人間と、つるぺたであるという点が一致したから好きなんだよ」

唯「お気に入りなんて言い方しないで……あずにゃんも私の恋人の一人だよ」


あずにゃんの告白は、こう言うのも何だが満点だった。

自分でも嫌な性格だと思うが、私は束縛が大嫌いだ。
誰かだけをずっと愛し続けるなんて無理。
それが原因で恋仲に至れなかったこともある。

40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:24:28.35 ID:6sve7Rs0
唯「あずにゃんと同じくらい好きな人は他にもいる。でもあずにゃんよりも好きになる人はいないから」

梓「わかってます……それくらいっ!ありがとうございます」


浮気な私だけど、一度愛した人はずっと愛し続ける自信がある。
私を理解してくれるような可愛い子は、大切にすると誓える。
その人が束縛しない限り、ずっとずっと。


41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/02(木) 20:27:44.90 ID:6sve7Rs0 [37/37]
唯「こちらこそ、こんな私を好きになってくれてありがとね」


こうして、私は欲しかった人のうち、一人を手に入れた。
あと一人は少し難関だ。あずにゃんに手伝ってもらうことになるかもしれない。
それでも私は、あずにゃんの言葉を信じている。

その日は手をつないで帰った。

43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:41:35.30 ID:qe09kG60 [1/119]
―――――――――――――――――――――――
翌朝!

憂「お姉ちゃん、今日も遅くなるの……?」

唯「うーん、今日は部活のあと普通に帰るよ~」

憂「ほ、ほんと!じゃあ、今日は……」

唯「んー?」

憂「今日は、私にもして欲しい……」

44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:43:59.12 ID:qe09kG60 [2/119]
唯「そうだなぁ、憂がいい子にしてたらね」

憂「うんっ!私、いい子にしてるよ!」


頭を撫でると憂は嬉しそうに笑った。
最近憂にしてあげられなかったから、今日は思う存分してあげよう。

憂「じゃあね、お姉ちゃん!」

憂がげたばこで手を振る。可愛いなぁとしみじみ思った。

45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:47:10.51 ID:qe09kG60 [3/119]
昔は、私の欲の矛先は憂だった。
その頃からもう私はつるぺたフェチだったし、憂もまだつるぺただった。

だが、私があまりにも愛ですぎたため……今では私より育ってしまった。複雑だ。
別に私より大きいのが複雑なんじゃなくて、あんなに可愛かったおっぱいが育ってしまったのが複雑なのだ。


澪「お、唯おはよう」

律「おはよーん!」

ぼーっと立ち尽くしていると、りっちゃんと澪ちゃんに出会った。
教室に行くとムギちゃんがもう居て、私たちはいつも通りの朝を過ごすのであった。

46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:48:55.87 ID:qe09kG60 [4/119]
―――――――――――――――――――――――
その夜!

憂「ひあぁん!お姉ちゃん!好きだよぅ……」

唯「私も、憂が好きだよ。ふふ、相変わらずおっぱいが弱いねぇ」ぺろぺろろ

憂「そ、そんな風にしたのは、お姉ちゃんだ、よぉ」びくっ


育ちすぎて複雑とは言ったものの、憂は私の恋人第一号である。
以前はしょっちゅう私の恋人候補にやきもちをやいていたが、今ではすっかり私を理解し、影で応援してくれる。

47 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:54:27.19 ID:qe09kG60 [5/119]
文句や不満なんてもっての外で、私のすることを全力で支える。

理想の妹だ。


唯「ふふ、久しぶりだから手加減を間違えるかもね」

憂「えっ…………くふぅん?!」

唯「……」ぐちゅぺろ

憂「やっ、おねえちゃ、激しい……っ」


48 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 00:57:21.53 ID:qe09kG60 [6/119]
唯「……」ぐちゅ!

憂「も、だめっ……イく……イっちゃうよぉっ!」

唯「どーぞ!」にこっ

憂「ひあぁああん!!」びくびくっ


私に従い、私の与える快楽を全身で感じる可愛い妹は、あずにゃんのように吹いたりしなかったけど、満足したらしい。

49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:00:00.90 ID:qe09kG60 [7/119]
教えたとおり、私の手を舐めて綺麗にする。

憂「はぁ……はぁ……」

唯「えへへ、ちょっとやりすぎちゃった?」

憂「ううん、もっと強くても大丈夫だよお姉ちゃん」

照れくさそうに笑う憂が可愛くて、私はもう少し意地悪する。

50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:03:58.87 ID:qe09kG60 [8/119]
唯「う~い~、アイスぅ~」

憂「う、うん。今もってくるね……」フラッ

唯「待って、これ入れながら持ってきてよー」つブルブル

憂「!?……わ、わかったよ」

バイブはやりすぎかなぁと思ったのでローターで我慢。
憂は私の手からそれを受け取ると、恥ずかしそうに目の前で自分の中に入れる。

憂「んくぅ……」ぐちゅ


51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:06:50.83 ID:qe09kG60 [9/119]
遠隔じゃないからリモコンはポケットに入れて、憂は階段を降りていった。

憂の私好きっぷりは相変わらずでひとまず安心。このあいだムギちゃんに、
「憂ちゃんはヤンデレの素質あるわ」って言われてから少し心配だったけど、何も問題ないようだ。
そりゃそうか、昔から私が手塩にかけて育てたんだもの。

これで安心して残りの目的を果たせるよ!


52 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:11:52.19 ID:qe09kG60 [10/119]
―――――――――――――――――――――――
また翌朝!

唯「おはよー」

律「お、唯おはよ!」

澪「おはよう」

紬「おはよう唯ちゃん」


昨日と変わらない朝。今日もみんな元気そうだ。


53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:14:22.61 ID:qe09kG60 [11/119]
律「そういえば唯、昨日は部活の後やけに早く帰ったなー。何かあったのか?」

唯「えー、何でもないよ!ただ憂に、たまには早く帰って欲しいって言われちゃってさ~」

嘘はついていない。
りっちゃんは心配そうな表情を一変させ、仲いいなお前らと茶化す。

りっちゃんの、人を気遣うことができる点は大きな長所だ。
あずにゃんにも言ったように私はただのつるぺたが好きなんじゃなくて、可愛くてつるぺたの子が好き。

54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:16:14.02 ID:qe09kG60 [12/119]
勝気なのにどこか繊細というりっちゃんの性格はとても私の好みであり、調教のし甲斐を感じさせる。


澪「ほら律、席ついたほうがいいぞ」

紬「唯ちゃんも、先生来たわよ」

促されるまま席に着くが、頭のなかはりっちゃんの攻略方法を練るのでいっぱいだった。
いつのまにかHRが終わり、授業に入り、休み時間に入り……と進んでいく。
今日はテスト前の半日授業なので、お昼ご飯の前にはもう帰りのHRだった。

55 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:17:54.23 ID:qe09kG60 [13/119]
澪「ふう……半日は楽でいいな」

唯「本当だねぇ……みんなこれからどうするの?」

紬「テスト勉強でもしようかしら……」

律「えー、遊び行こうよー」


りっちゃんが文句を言ったが、成績があまりよろしくない私とりっちゃんのために、今日は早く帰って勉強することになった。
思ったとおり。好都合。

56 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:20:25.24 ID:qe09kG60 [14/119]
私はポケットに手を入れ、携帯であらかじめ用意しておいたメール画面の送信ボタンを押した。
それからすぐ後。


プルルルルル

律「ん?私のだ。はいもしもーし」

律「え!まじで!?ごめん、今行くって言っといて!うん、ありがと!またなー」ツーツー

澪「どうしたんだ?」

57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:22:58.26 ID:qe09kG60 [15/119]
律「てへっ!また書類間違ってたみたーい」

唯「もー、何してるのりっちゃん!」

紬「ということは電話は和ちゃんから?」

律「おーそうだよ。わざわざかけさせて悪かったよなぁ」

唯「和ちゃんとこ行くの?私も行きたいな!」

律「よし、いい覚悟だ唯隊員!ちょっくら行ってこようぜ」

58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:25:12.16 ID:qe09kG60 [16/119]
まさに計画通り。協力者の和ちゃんに感謝!
ちなみに幼馴染の和ちゃんがこの私の性癖を知らないはずがなく、早くからカミングアウト済だ。
同意こそ得られなかったものの、和ちゃんとは良き友人として仲良くしている。

今回も、みんなに知られたくない大事な話がりっちゃんにあるって言ったら、快く協力してくれた。
あとは、あずにゃんの私への忠誠に頼るのみ。


澪「全く……待っててやるから早く行って来いよ」

紬「そうね、行ってらっしゃい」

唯「行ってきまーす!」

59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:30:00.09 ID:qe09kG60 [17/119]
りっちゃんとじゃれあいながら、私は嬉々として階段を昇る。

唯「そういえばどこに行くの?」

律「ん?ああ、部室に書類置いといたからって言われたな」


そんなことはもちろん知ってるのだが、聞く前に知っていたらおかしいので聞いておく。
和ちゃんは頼んだ仕事をきちとんとやってくれる人だというのは知っている。
私がボロを出さなければまずりっちゃんに感づかれないだろう。


60 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:32:26.80 ID:qe09kG60 [18/119]
ガチャ

律「えーと……、あっこれか」

ご丁寧に本当に書き損じがある。おそらくりっちゃんが書いたものに細工したんだろう。
さっすが和ちゃん!


律「ふでペン~ボールペン~っと」

ブルルル

律「お?今度はメールか」


61 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:34:51.03 ID:qe09kG60 [19/119]
きた。りっちゃんの背後でその様子をまじまじと見ながら、自分の欲望が隠せずににじみ出てくるのがわかる。


律「なになに……梓に呼ばれたから澪とムギは帰ってるってさ。なんだよー」

唯「あずにゃん何の用だろね」

律「梓は心配性だからな~。私らのこととかだったらちょっと反省しなきゃなぁ」

りっちゃんは後ろ向きで私にしゃべりかけながら、書類を仕上げる。
これから何をされるのかもわからずに後輩の心配をしてるりっちゃん……もうだめだ、やっちまおう。

62 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:36:37.75 ID:qe09kG60 [20/119]
律「よーし、でき……たっ!?」

唯「りっちゃーん!」

しつこいようだけど、スキンシップの初めはハグから。
ハグはいつも和ちゃんやあずにゃんにしているので、得に不審には思われないだろう。
この隙に、私は制服のリボンを素早く解く。

律「ゆ、唯っ!」じたばた

唯「えへへ、痛かったらごめんね」

63 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:40:54.26 ID:qe09kG60 [21/119]
ぎゅっぎゅっ
ここでこうして、完成。これで両手は塞いだ……と。

律「なんのつもりだよ!唯っ」

唯「こういうつもりだよ」

律「ふぐっ!?」


状況を理解したりっちゃんが両足を使って暴れようとするけど、私はその間に回り込む。
頭を打たないようにスクールバッグをクッションにしながら、床に押し倒した。


64 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:45:48.96 ID:qe09kG60 [22/119]
激しく暴れるから隙をついて唇を奪うと、驚いたのか一瞬完全に抵抗を忘れたようだ。

唯「隙あり~」

律「うわっ、何するんだよ!」


両足も塞いでしまう。膝を曲げてテープを巻きつけると、あんなに暴れていた両足はおとなしくなった。
剥がすとき痛そうだな……舐めて慰めてあげよう。


律「……っ!」


65 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:47:59.47 ID:qe09kG60 [23/119]
唯「おっと」

それでも体全体で暴れようとしたから、両足を掴んで動けなくした。
こういうのは私のモットーに反するんじゃないかって言われそうだけど、ちがう。
憂は戸惑いつつも簡単に私のものになってくれたし、あずにゃんは私がどうこうする前から私のものだった。
けれどりっちゃんは違う。おそらくまったくのノンケ。かつ、強気で勝気で手を焼く子。

だからこそこうして、丁寧さを多少放棄してでも手に入れたい。
そしてその過程すらとても楽しいのだ。

66 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:52:33.02 ID:qe09kG60 [24/119]
唯「痛いかもだけど我慢してね」

律「何だよこれ……唯……」

むしろ愛が溢れてちょっと無理やりになっちゃった感が否めない。
でもいいや、そのうち無理やりしなくても足を開くようになってくれるよ。


唯「えへへ」くすくす

律「何がおかしいんだよ……」

唯「おかしくないよ?嬉しいんだよ」

67 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 01:58:11.32 ID:qe09kG60 [25/119]
ふむ、こうして多少無理にやってみるのも結構興奮する。
憂やあずにゃんとは違う新たな反応に、私は熱情を隠せない。


唯「思ったとおり、りっちゃんはやりがいがありそうだよ」

律「は……?」

唯「ゆっくり、じっくりと私のものにしてあげるね」ニコッ

律「……!」ぞくっ

68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:02:03.80 ID:qe09kG60 [26/119]
私としては本心からの笑顔を見せたつもりなのだが、りっちゃんはびくっと震える。
怖がらせちゃったかな。まぁいいや、恐怖は快感への近道だよ、りっちゃん。

唯「そんなに怯えないでよ……」なでり

律「……怯えてねぇよ」

唯「そう、それは頼もしいな」


お言葉に甘えて、遠慮はしない。最初からするつもりもないが。


69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:08:14.98 ID:qe09kG60 [27/119]
唯「りっちゃんはヤりやすくていいね」

よくさわちゃんに注意されるシャツ。その裾から手を入れると、そこはもう素肌だ。
まずははだけさせずに手だけ入れて撫で回す。

あずにゃんほど敏感じゃないのか、あまり大した反応は見られない。


唯「りっちゃんはあずにゃんと同じくらいすべすべしてるね」

律「……!?お前、まさか梓を……」


70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:12:55.73 ID:qe09kG60 [28/119]
唯「うん。でもあずにゃんは抵抗なんかまったくしなかったけどね。可愛かったよぉ、従順で」

律「まさか、澪やムギにメールを入れたのも……」

唯「察しがいいね。澪ちゃんに来られると困るから、遠ざけてもらったんだよ」


そう、りっちゃん攻略の上で最大の障害は澪ちゃん。
たぶん澪ちゃんはりっちゃんの些細な変化にも目ざとく反応するはず。
そのせいで、こうして二人きりになるにも一工夫が必要なのだ。


72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:20:15.50 ID:qe09kG60 [29/119]
律「澪……?なんで澪が」

唯「なんでだろね」

そんなの、澪ちゃんもりっちゃん狙いだからに決まってる。
じゃなきゃ、こんなに苦労してない。
だが、私が普段から頑張って天然キャラを維持する努力のおかげか、マークはされていない。
だからこうして、ちょっとの工夫で簡単に事が運ぶ。

73 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:22:43.79 ID:qe09kG60 [30/119]
唯「さ、あまり間が空くとしらけちゃうよ。どんどんいこうか」

りっちゃんが意味わからなそうにしてるけど、無視してシャツの中でブラだけたくしあげる。
いくら鈍感なりっちゃんでもこの先の展開が読めてきたみたいで、慌てて身をよじろうとするが無視。

唯「だめ」ぺろ

律「!!」

唯「あれ、すごい反応したね。ただ撫でてたときはこんなに好い反応しなかったよねぇ」ぺろぺろ

律「ん……っ……」

74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:23:10.36 ID:qe09kG60 [31/119]
りっちゃんは必死に声を抑えようとしているが、私が乳首を舐めたことにすごく反応したのは事実。
しかもシャツの上からなのに。これは面白い展開だ。


唯「……」ぺろぺろぴちゃ

律「くふぅ、ん」

唯「…………」ぺろぴちゃぺろ

律「くっ……ふぁあっ」

思ったよりも乳首が敏感で意外で、無言で攻め続ける。


75 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:26:38.78 ID:qe09kG60 [32/119]
耐えようとしているのに思わず声が漏れる様子がとても可愛くて、もっともっと快楽を与えたくなる。
どこまでいけるのだろうか。

律「やめ、ろよ……なぁ唯」

唯「やめないよ」


まだもう片方をいじってあげることはしない。
もしかして、というある一つの仮定があるからだ。

律「やめろ……って、ば……」びくっ


76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:30:58.03 ID:qe09kG60 [33/119]
唯「…………」ちゅうう

律「あっ……ん……!!」カァア

唯「こういうのが好いみたいだねぇ」ちゅうちゅう

律「いい加減に……っ!ひぁん!」

どうやらりっちゃんは少し強めに吸われるのがいいみたいだ。
ただちに路線を変更。
舌先でくすぐるより、唇で吸い上げる方向へ。

唯「もっとよくしてあげるね!」


77 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:36:31.31 ID:qe09kG60 [34/119]
律「唯、それ以上はマジでやめろ……」

こんなに乳首を硬くして涙目で言われましても~。

律「だ、だめだってばぁ……!」

唯「どこがダメなの?」くりり

律「うぁっ!!」びくっ

唯「待ち遠しかったでしょ?」

78 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:38:25.64 ID:qe09kG60 [35/119]
暇をしてたもう片方の乳首にも刺激を与えてあげる。
同時に、というのはさすがに耐えられなかったのか、途端に喘ぐりっちゃん。
シャツの生地がほどよくこすれるように、つねる。

律「やぁあ……!こす、れる……」

唯「…………」ちゅるるる

いきなり強く手と唇で攻めた。
すると、りっちゃんの背筋がぴんとのびる。

79 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:40:16.93 ID:qe09kG60 [36/119]
唯「りっちゃん!遠慮しなくていいんだよ!」

律「ひああ……あぁん!」びくびく


ひときわ強くしたとき、りっちゃんはイってしまったようだ。
私の仮定が正しかったことを知り、感動で涙が出そうになった。

律「うぅっ……」ぐったり

唯「りっちゃん!素晴らしいよ!」

律「え……」

唯「りっちゃんはおっぱいだけでイける子だったんだね!最高だよ!」


80 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:42:57.63 ID:qe09kG60 [37/119]
りっちゃんは意味がわからなそうにぐったりしてるけど、この感動を伝えずにはいられなかった。
だって憂は長年かけておっぱいを開発したけどやっぱり下でイくほうが好きみたいだし、
あずにゃんはこの間のとおりだ。


唯「でも……おかしいよね」

りっちゃんは最初、ただ肌を撫でただけじゃ全然反応しなかったのに。
おっぱいだけあんなに反応するなんて……
作為を感じる。


81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:46:32.24 ID:qe09kG60 [38/119]
喜んだり考え込んだりしてると、りっちゃんがじっとこっちを見ていた。
ごめんごめん、忘れてないよ。


唯「だいじょうぶ?りっちゃん」

律「……」


無言の涙目で睨まれる。
可愛いなぁもう。

82 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:49:35.71 ID:qe09kG60 [39/119]
唯「可愛かったよ、りっちゃん」

律「は、はぁ?何いってんだよ……」


慈しみを込めて頭を撫でると、顔を赤くしながらそっぽを向いた。
普段のキャラのせいか、優しくされ慣れてないのかもしれない。初々しい反応だった。


律「どうせ今あんま動く気しないしさ……これとってくれないか」

唯「いいよ。逃げようとしたら追いかけるだけだし……っと」

83 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 02:55:59.68 ID:qe09kG60 [40/119]
いささか強く巻いてしまったためか、テープがはがれにくい。
予定していたとおり、舐めながらはがすとやりやすかった。

律「な、何してるんだよ!」

唯「え、だってばりばり剥がしたら痛いじゃん。そんなのりっちゃんが可哀想だよ」

律「意味わかんね……そんなの今更だし……」

唯「りっちゃんはまだわかってないみたいだね」

さっきのは全然可哀想じゃないよ。だってあんなに気持ちよがってたじゃない。
そう言うとりっちゃんはかちんときたのか、ムッとする。でも言い返さない。言い返せないようだ。

84 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 03:02:57.17 ID:qe09kG60 [41/119]
唯「これでよし……と。りっちゃんはもうちょっと休んでてよ。ちょっと跡あるけど、スカートと靴下で隠れると思うから。」

律「あ、ああ」

唯「ところでりっちゃん、澪ちゃんとお泊りとかしたことある?」

律「あるけど……それがどうかしたか?」

88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:29:01.72 ID:qe09kG60 [43/119]
やっぱり。

唯「それで、澪ちゃんとお泊りしてると変わったこととかあったりしない?」

律「何だそりゃ……別に何も…………あ」

唯「なに?なにかあったの?」

律「いや……別に」

唯「答えようか、りっちゃん」

律「…………なんだか、澪が泊まりにきたときだけ、その……変な夢を見るんだよ」

89 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:32:19.91 ID:qe09kG60 [44/119]
唯「変?えっちな?」

律「ばっ……」


赤くなってうろたえる。図星らしい。

唯「それ、どんな内容!」

律「そこまで言う必要ないだろ!」

唯「もしかしておっぱいいじられたりしてた!?」

90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:38:24.00 ID:qe09kG60 [45/119]
律「!!なんでお前が」

確信した。りっちゃん、それ夢じゃないよ……現実だよ!
どんだけ鈍いんだ!

それにしても澪ちゃん……恐ろしい子。
りっちゃんすら気づかない間に、りっちゃんを開発するなんて!

唯「たなぼたに感謝」

律「は?」

唯「何でもないよ。それよりりっちゃん、ここ結構濡れちゃってるよねぇ」

律「わっ!いきなりそんなとこ触るなっ」

91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:40:41.63 ID:qe09kG60 [46/119]
唯「いまさらだよ、りっちゃん~」

律「だからってそこはシャレにならないだろぉっ」


スカートの中に手を滑り込ませると、必死で押し返してくる。
よしきた、こっちはおそらく未開だ。

唯「りっちゃん」

唯「好きだよ」

律「!!」

92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:42:09.22 ID:qe09kG60 [47/119]
唯「りっちゃんも好きだよ」

律「なんだそりゃ……」

唯「りっちゃんも私の恋人の一人になってよ……大切にするよ?」

律「ばか!そんなのいいわけないだろ!」

りっちゃんは基本的に普通の人だったからなぁ……考えが堅い。

93 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:46:01.23 ID:qe09kG60 [48/119]
唯「気持ちよければいいと思わない?」

律「いや、なんかおかしいだろ……」

唯「りっちゃんは真面目だなぁ」

律「ふぐっ」

もう唇を塞ぐことにした。
今度は丁寧に、私が表せる愛のすべてを込めて。
これで伝わらなきゃ……ばかだ。そう思えるほど愛を込めた。

舌をぴちゃぴちゃと絡ませながら、ふとももの内側を撫でる。

94 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:53:02.82 ID:qe09kG60 [49/119]
律「んんん!」ぞくぞく

唯「中途半端に濡れてるままじゃあれだし、歩けなくなるくらいにやっちゃおうか」

唇を離し、口を伝う唾液を舌でぬぐう。
ちなみに今言った言葉は自分でもどういう理屈かよくわかってない。
りっちゃんから反論があるかとも思ったが、どうやら聞く余裕がなかったようだ。

唯「未開でもこれくらいは濡れるんだね」

律「やだ、そこ、変だ……よ……」

唯「あはは、りっちゃんもノってきた?最初が嘘みたいだよ!」

95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 16:58:59.56 ID:qe09kG60 [50/119]
強気なりっちゃんに弱々しくそう言われると、がぜんやる気がでてくる。

よし、目的だったおっぱいは堪能したし、今度こそ愛に満ちた私のプレイの本領発揮だ!
そう意気込み、指がたどり着こうとしたときだった。


ガチャ



澪「…………」

律「…………」

唯「…………」

96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:06:48.25 ID:qe09kG60 [51/119]
律「…………」

唯「…………」

澪「…………何してるんだ?」

うわぁ……一瞬現実逃避しかけてしまった。
何で澪ちゃんがここに?
今からいいところだったのに……

律「みみみみ澪!これはだな、その、プロレスごっk」

澪「唯」

98 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:13:54.19 ID:qe09kG60 [52/119]
唯「なーにー?澪ちゃん」

澪「何を、してるんだ?」

唯「何って……えっち?」

律「唯いー!」

澪「おい律、なんだそれは」

律「え……?」

99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:16:33.11 ID:qe09kG60 [53/119]
澪ちゃんが不快そうに目を向けるのは、乱れたスカートからのぞくテープの跡。
目ざといなぁ。私が思ったとおり、澪ちゃんのりっちゃんに対する観察力は軒並み以上だ。

律「え、いや、これは……」

澪「唯にやられたんだな?」

律「あ……その……」

澪「そ う な ん だ な ?」

律「う……ん……」

100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:21:14.05 ID:qe09kG60 [54/119]
りっちゃんはおずおずと肯定しながらも、泣き喚いたり澪ちゃんに助けを求めたりはしなかった。
行為を始めた頃を思い出せば、違いは一目瞭然。
にたりと勝ち誇った笑みが浮かぶのを、誰が止められよう。

澪「律!行くぞ!」

律「わ、ちょ、待っ!」

唯「ばいばい、二人とも」

102 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:32:01.97 ID:qe09kG60 [55/119]
澪ちゃんがりっちゃんを引っ張って部室を後にする。
りっちゃんはまだこっちを見ていたので、また明日ねと声をかけてウインクしておいた。

澪ちゃん、必死で可愛かったなぁ。でも、まさか自分がじっくりと手塩にかけて開発してきた子を、
出会ってまだちょっとしかたってない私に奪われるなんてね。きっと想像してなかっただろう。
まぁやることはやった。
あとはりっちゃんを信じるのみ……って、あずにゃんのときにもこんなこと言ってたかな私。

103 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:42:49.78 ID:qe09kG60 [56/119]
―――――――――――――――――――――――
澪と律!

澪「…………」

律「…………」

澪「…………」

律「…………み、澪はなんでここにいるんだ?」

澪「ここにいちゃ悪いのか?」

104 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:48:41.44 ID:qe09kG60 [57/119]
律「い、いやそういうんじゃなくてさ……梓と居たはずだろ?」

澪「梓がちょっと不自然だったからさ。途中で抜け出してお前の家に行ったらまだ帰ってないって言うし」

律「そうなんだ」

澪「なぁ、律」

律「ん?」

澪「さっきの……このままじゃよくないよ」

律「え?」

105 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:53:47.34 ID:qe09kG60 [58/119]
澪「これは、ちゃんと先生に言ったほうがいいと思うんだ」

澪「また同じようなことになるかもしれないし、唯には家が知られてる。学校側と連携して、守ってもらおうよ」

律「な、何言ってんだよ、そんなことしたら唯は……」

澪「律こそ何言ってるんだ?無理やりしたんだから当然の報いだろ」

律「だからって、なにもそこまで……」

澪「こういうのははっきりさせておいた方がいいんだ」

106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 17:57:59.18 ID:qe09kG60 [59/119]
律「……それが、通報ってこと……?」

澪「大丈夫、その後のことはずっと私が面倒見るよ」

澪「2人だけになってから、ずっとね」

律「澪、なんかおかしいぞ……?」

澪「安心して。律が怖がらないように、ゆっくりと時間をかけて、私だけしか見えないようにしてあげる」

律「…………!」びくっ

107 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:02:16.67 ID:qe09kG60 [60/119]
律(同じセリフなのに、唯に言われたのとは全然違う……!なんだか今日の澪は怖い)

律「い、色々ありがとな。とりあえず色々あったし今日は帰って寝るよ!」

澪「ふぅん?まぁそうだね」

律「じゃあ、また明日な」ダダダ

澪「うん、また」

108 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:03:16.20 ID:qe09kG60 [61/119]
>>107
失敗



律(同じセリフなのに、唯に言われたのとは全然違う……!なんだか今日の澪は怖い)

律「い、色々ありがとな。とりあえず色々あったし今日は帰って寝るよ!」

澪「ふぅん?まぁそうだね」

律「じゃあ、また明日な」ダダダ

澪「うん、また」







澪「……今夜に」

109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:07:36.35 ID:qe09kG60 [62/119]
―――――――――――――――――――――――
唯と梓!

憂「お帰り、お姉ちゃん」

唯「ただいま憂~。あずにゃんもただいま」

梓「せんぱ……ごめんなさい、失敗……しちゃ」

唯「そんなこといいんだよ、あずにゃん。それに失敗じゃないしね」

梓「でも、最後までちゃんとできなかっ……」

唯「私はあずにゃんが頑張ってくれただけで嬉しいよぉ」

110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:11:27.00 ID:qe09kG60 [63/119]
梓「先輩……」


帰ったら案の定あずにゃんがいて、憂の前で泣きじゃくっていた。
失敗して私に嫌われると思ったのだろうか……そんな事あるわけないのに。

憂はそっとあずにゃんの側について、なぐさめていたらしい。
可愛い恋人二人がこうして寄り添っていると、とても和む。


唯「あとはりっちゃん次第。やれることはやったよ」

梓「そうですね……早く憂と律先輩と4人で遊びたいです」

111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:13:32.45 ID:qe09kG60 [64/119]
憂「大丈夫だよ、お姉ちゃんだもん。きっと律さんも好きになるよ」

唯「そうだね、私も早く3人を可愛がりたいなぁ。ってことでまずは……」

梓「わっ、先輩!いきなりすぎますよ」

唯「私のために頑張ってくれたあずにゃん可愛いよぉ~」ぺろぺろ

憂「いいな、梓ちゃん……」じゅん

唯「憂は私がしなくてももう濡れてるでしょ~?ふふ、私なしで頑張ってみてよ」にこっ

112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:16:00.04 ID:qe09kG60 [65/119]
憂「わかったよぉ……」くちゅくちゅ

ああ幸せすぎる。が、あと1人足りない。

問題はやっぱり澪ちゃん。


その慎重で臆病な性格が本物か偽者かはわからないけど、
りっちゃん本人にも気づかれないようにそーっと自分のものにしようとしていた。

113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:19:36.40 ID:qe09kG60 [66/119]
でも、私がこういう行動に出た今、同じように慎重でいられるのだろうか。
私だったら……是が非でも奪い返したいと思うよ。
だから今夜はきっと一波乱おこるだろうね。

どっちに転ぶのかはわからないけど。
選ぶのはりっちゃんだから、文句なしだよ。澪ちゃん。


114 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:26:59.77 ID:qe09kG60 [67/119]
―――――――――――――――――――――――
その夜!

律「むにゃ……」

律「ぐごー」

律「キャベジンうめ…ぇ……」

律「ん……」

律「ひっ……」


115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:27:27.34 ID:qe09kG60 [68/119]
律「ひゃぁっ!?」がばっ

澪「あーあ、起きちゃった」

律「み、み、み、澪……?何して……」

澪「何って、いつも通りだよ。でも今までで気づいたのなんて初めてだな。やっぱり唯のせいか」イライラ

律「意味わかんねぇよ!お前、家は!?何でここにいるんだ!?」

澪「ほら、あまり大声出すと聞こえちゃうぞ。隣、聡くんだろ」

116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:30:53.63 ID:qe09kG60 [69/119]
律「……!し、質問に答えろよ」

澪「ふぅ。家には律の家に泊まるって言ってある。律のご両親にも話はつけてあるよ。律が疲れて寝てる間にね」

澪「気はすんだか?じゃあ続けるぞ」

律「やめ……」

澪「何でだ?私は唯みたいに縛ったりしないから、安心していいよ」

律「押えつけてたら同じことだろ!」

117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:50:50.23 ID:qe09kG60 [70/119]
澪「律……可哀想に。そんなに無理やりされたのが傷ついたんだな」

律「澪ぉ!」

澪「大丈夫、私が戻してあげる。安心して」

律(縛んなくても十分怖い……!唯のときなんか比じゃない。この澪は、変だ!!)

律「やだぁああっ」ばっ

澪「律」

118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 18:52:52.96 ID:qe09kG60 [71/119]
律「んむっ!」

澪「……」ぴちゃ

律(私、一日のうちにキス奪われすぎだろ……)

律(ってそうじゃなくて……なんか違和感がある)

律(さっきの澪の目……とても怖かった。私のことなんか見てない、何かに妄執してるような目……)

律(苦しい……息ができない……!)

119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 19:30:10.18 ID:qe09kG60 [72/119]
律(怖い)

澪「…………律?」

律「…………」ぜーぜー

澪「律、大丈夫か?」

律「…………み、お」

澪「大丈夫そうだな」

律「や……だ……」がたがた

121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:13:15.70 ID:qe09kG60 [73/119]
澪「やだじゃないよ。だってここはもう」

律「やだよおおおおおおおおおお!!!」どんっ!がちゃ!だだっ

澪「律!!!」

澪「待っ…………、もう間に合わないか」

澪「はぁ……律にも困ったものだ」

澪「……」プルルル

ツッ

122 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:14:16.02 ID:qe09kG60 [74/119]
紬『あら澪ちゃん、どうしたの?』

澪「律に逃げられたよ。たぶんありゃ唯んとこ行っちゃったな」

紬『あらまぁ……それは失敗ってことかしら?』

澪「そうだな。律を手に入れて2人でじっくり調教する計画は水の泡だ」

澪「せっかく必死に気弱なふりしてたのになぁ」

123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:17:08.79 ID:qe09kG60 [75/119]
紬『あら澪ちゃん、どうしたの?』

澪「律に逃げられたよ。たぶんありゃ唯んとこ行っちゃったな」

紬『あらまぁ……それは失敗ってことかしら?』

澪「そうだな。律を手に入れて2人でじっくり調教する計画は水の泡だ」

澪「せっかく必死に気弱なふりしてたのになぁ」

124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:19:00.92 ID:qe09kG60 [76/119]
紬『そうね、残念だわ……』

澪「まぁ仕方ない。今から行くよ。2人で楽しもう」

紬『うふ、楽しみにしてるわ。今夜は寝かさないわよぉ、なんちゃって~』

澪「ふふ、それはこっちのセリフだよ。じゃあまた」

紬『またね、澪ちゃん』

125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:20:23.19 ID:qe09kG60 [77/119]
ツッ

紬「唯ちゃんもやるわねぇ。まぁいいわ、計画は失敗しちゃったけどうまく収まりそうでよかった」

紬「でも澪ちゃん、なんだかんだ言って本当にりっちゃんのこと好きだったみたいだし心配ね」

紬「今夜くらいは好きにさせてあげましょ」ふふ


126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:24:12.27 ID:qe09kG60 [78/119]
―――――――――――――――――――――――

唯「ふわぁ~、もう食べられないよぅ」

梓「憂のご飯はほんとに美味しいね」

憂「えへへ、ありがとう」

唯「2人ともお風呂入ってきちゃいなよ~」

127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:27:30.11 ID:qe09kG60 [79/119]
憂「お姉ちゃんは一緒に入らないの?」

梓「先輩も一緒がいいです……」

唯「少しは私がいなくても我慢しなきゃダメだよ。それに、2人で親睦を深めるのもいいと思うんだぁ」

梓「親睦って……」カァア

憂「うん!わかったよお姉ちゃん」

128 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:31:15.75 ID:qe09kG60 [80/119]
唯「いってらっしゃい~」


憂は2人分の着替えとタオルを持ってお風呂場に行く。
赤面していたあずにゃんも慌ててその後を追った。

さて、私にはやることがある。
というより、待つべき人がいる。
きっとくるはずと信じて……というよりは確信。
自分が伝えた愛を信じて。うわ、くっさ。

……りっちゃん来るかなぁ。

129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:39:16.99 ID:qe09kG60 [81/119]
―――――――――――――――――――――――
一方その頃お風呂場!

梓「うちよりお風呂広いね」

憂「そう?確かに、これなら4人くらいで入れそうかもだね!」

梓「そのうちそれやりたいね……あ、ボディーソープどれ?」

憂「洗ってあげるね、梓ちゃん」ワシャワシャ

130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:41:26.57 ID:qe09kG60 [82/119]
梓「う、うん……(憂ってやっぱり胸大きいなぁ……)」

憂「えいっ」

梓「!?」

憂「梓ちゃんはおっぱい小さいね」

梓「う、憂は大きいよね」

憂「うん。お姉ちゃんに育てられたんだぁ」

131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:46:04.96 ID:qe09kG60 [83/119]
梓「(個人的には羨ましいけど唯先輩のことを考えると複雑だなぁ)私もそのうち大きくなっちゃうのかな……」

憂「大丈夫だと思うよ?もう高校生だし……揉んでもあまり育たない思うよ」むにゅ

梓「ひゃぁっ!?」

憂「いいなぁ、ぺったんこで……こりゃお姉ちゃんが気に入るはずだよ」

梓「ん……、そう、かな」

132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:51:13.54 ID:qe09kG60 [84/119]
憂「えへへ、お姉ちゃんの気持ちもわかるよ。おっぱいって可愛いねぇ」むにゅり

梓「う、うい……」

憂「お姉ちゃんほどじゃないけど、頑張るよ」

梓「ふああっ!」ぬる

憂「ふふ、梓ちゃんは私と一緒で、下が弱点なんだよね」ぐちゅ

梓「だ、だめ、憂……泡、入ってきちゃうよぉ」

133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:56:11.99 ID:qe09kG60 [85/119]
憂「しみる?ごめんね、あとで舐めてあげるね」ぬちゅ

梓「んぅっ、きもち……いいよ」

憂「えへへ、嬉しいな」

梓「はひぃ……憂、うま、いね」

憂「そりゃ、何年お姉ちゃんに鍛えられたと思ってるのっ」えっへん

梓「む……私だって……!」ずちゅ

134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 21:59:13.16 ID:qe09kG60 [86/119]
憂「きゃっ!いきなりそんな深く……」

梓「私だってずっと先輩のことを想ってしてたもん!負けないもん!」にゅるずちゅ

憂「あぁぅ!も、梓ちゃん……たらっ!」ぐち

梓「ひぁ……憂、いいよぉ」

憂「梓ちゃんも、いいよっ!」ぐっちゅ

135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:00:04.62 ID:qe09kG60 [87/119]
梓「憂……」

憂「梓ちゃん、顔真っ赤だよ」

梓「憂だって」

憂「ふふ、そろそろイこう?」

梓「う、憂」

憂「なぁに?」

136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:02:50.08 ID:qe09kG60 [88/119]
梓「い、一緒に……」

憂「!そうだね、一緒にイこう!」きゅん

ぬる ぐちゅ

憂「くふぁ……っん!」びくびく

梓「ひぁああっ!」がくがく

137 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:05:41.28 ID:qe09kG60 [89/119]
唯「2人とも、うまくやってるみたいだねぇ」

お風呂場の前を通ると、2人の声がここまで聞こえてきた。
言ったとおりに親睦を深めているらしい。
よきかなよきかな、私はこっそり覗こうとしたが、野暮な真似をやめて廊下を引き返す。

唯「さーて、部屋に戻ろっと」ぺたぺた

139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:07:54.56 ID:qe09kG60 [90/119]
部屋に戻りテレビを点ける。
壁掛け時計はもう夜10時をすぎていて、今頃りっちゃんは何をしてるのだろうかとぼんやり思い描く。


想像その1。澪ちゃんがりっちゃんを最後まで開発、その後恋仲に。
想像その2。なぜかムギちゃんも一緒にりっちゃんを開発。
想像その3。涙目のりっちゃんが私にすがって助けを……


ピンポーン

140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:10:52.69 ID:qe09kG60 [91/119]
唯「まさか3!?」ダダッ ガチャ!

律「……よお」

唯「りっちゃーん!!いらっしゃい、上がってよ~」

律「お邪魔します……」

りっちゃんはおずおずと家にあがると、私の後をついてくる。
なんだか足音が小さい。
いつもなら、どかどかとあがってリビングだって教えなくても入って行くのに。
仮に私に文句を言いに来たなら尚更、怒鳴って殴りかかるくらいはするだろう。

141 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:13:28.73 ID:qe09kG60 [92/119]
これはもしや……本格的に私に惚れちゃったかな!?

唯「麦茶入れるから待っててね~」

律「うん……」

作り置きの麦茶を2つ用意しリビングに戻ると、りっちゃんはテレビを見るでもなく、
ぼんやりと座っていた。

私の置いた麦茶に手もつけない。なんだかおかしい。

142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:15:03.42 ID:qe09kG60 [93/119]
唯「りっちゃん、もしかして何かあった?」

律「え?いやー、別に」

唯「じゃあ何で来たの?それにその服、どうしたの?」

玄関では浮かれててよく見てなかったけど、こうして落ち着いてみると色々おかしい。
Tシャツは首元が濡れてるし、伸びてる。

それに何より目が赤い。


143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:17:21.70 ID:qe09kG60 [94/119]
律「いや……走って来たからさ」

唯「それだけじゃないでしょ?……澪ちゃんだよね」

りっちゃんがこんな風になるとしたら、澪ちゃん以外に考えられない。
これは、1とか3とか惚れたとか、そんなことを言っている場合じゃない。

唯「何があったの……?」

優しく、なだめるように言うと、りっちゃんはしばらくうつむき、それからゆっくりと話し始めた。

144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:18:32.56 ID:qe09kG60 [95/119]
律「目が覚めたら……澪が上にいたんだ」

唯「oh...」

律「それで、その、唯にされたのと同じようなことをされて」

律「でも唯にされたときとは何かちがくて……」

律「何ていうか、すごく怖かったんだ」

145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:24:35.34 ID:qe09kG60 [96/119]
そうか、澪ちゃんは衝動にはしっちゃったんだ。
私がいきなり行動に出たから、焦っちゃったんだね。
でも、それでりっちゃんは逆に怖がってしまった。

律「もう、わけわかんなくて……。澪は大切な友達で、いつも私が守ってやらなきゃって思ってたのに」

律「その澪を怖いと思うこと自体も怖くて、わけわかんなくなったんだ」

146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:26:30.13 ID:qe09kG60 [97/119]
うつむいたりっちゃんの目に涙がたまる。
こんなときにこんなことを思うのはとても最低なのかもしれないんだけど……
舐めたい。

唯「そっか……それで私のところに来てくれたんだ?」

律「あ!いや、まぁそうなんだけど……だって、他のところ行こうにも……」

確かに、ムギちゃんの家は遠いし、なんというか気が引けるだろう。
ただ単に、私の家が一番近かっただけなのかもしれない。

147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:30:28.27 ID:qe09kG60 [98/119]
それでもいい。傷ついたあと、最初に来てくれるのが私のところだなんて、素直に嬉しいのだ。

唯「りっちゃん、ここに来たのは正解だよ。ずっとここに居ていいよ」

律「ありがとな…………そういえば憂ちゃんはどうしたんだ?」

唯「今あずにゃんと一緒にお風呂入ってるよ」

律「そっかー……って、え!一緒に?」

148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:32:11.19 ID:qe09kG60 [99/119]
唯「何驚いてるの?合宿とかみんな一緒だったじゃん」

律「いや、家の風呂で一緒ってなんか……」

唯「えっちい?」

律「そんなこと言ってねーだろ!」

考えることがよくわかる。その上あまり慣れてないのか、面白い反応を返してくれる。
零れそうだった涙をぬぐい、ちょっとだけ笑みを見せてくれた。
可愛いな。

149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:33:37.22 ID:qe09kG60 [100/119]
律「唯、ありがとう」

唯「いいっていいって。好きな子が泣いてたらなんとかしたいって思うのは当たり前だよ」

律「お前、それ梓にも言ってるんだろ」

唯「うん。憂にもね」

律「憂ちゃんもなのか……」

150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:38:26.16 ID:qe09kG60 [101/119]
唯「でも、わかって欲しいんだ。あずにゃんや憂と同じくらいりっちゃんが好きなの」

唯「1番好きな子が3人居るだけで、みんな1番好きなの」

律「そういう考え方はよくわかんないけど……でも、唯といると落ち着くよ」


伝わったのだろうか。

私の本気を、りっちゃんはわかってくれたのだろうか。

151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 22:39:35.78 ID:qe09kG60 [102/119]
もしかしたらりっちゃんはまだ、色々なことで先に進めないのかもしれない。
これは賭けだけど、すべてを考えなくて済むようにしてあげたらいいんじゃないのだろうか。
ならば、女同士だとか一夫多妻とか夜這いとか、そんなのどうでもよくなるほどに

唯「忘れさせてあげるよ」

律「え……?うおっ!」

麦茶がかたんと倒れる。私の分は飲みきっていたからいいけど、りっちゃんの分は零れてしまった。
本人にかかってしまったかもしれない。

152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:24:43.10 ID:qe09kG60 [103/119]
けれどもそんなこと気にせずに、りっちゃんの顔を寄せると、優しく唇を舐めてから軽く触れるだけのキスをした。

律「ゆ、唯」

唯「りっちゃんは全てを私に預けてくれればいいよ」

邪魔なテーブルを足でどかし、ソファーにりっちゃんを横たえる。

昼間の反応とは違い、その表情からにじみ出ているのは、無知ではなくなったことによる色気。
これから何をされるかわかっている子だけができる、誘いの顔。

153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:26:15.94 ID:qe09kG60 [104/119]
唯「いいね。やっぱり愛がなくちゃね。私はもちろん、りっちゃんにも」

律「私に……愛?」

唯「そう。あるでしょ?今は。だってりっちゃん私のこと好きだもんね」

律「そんなこと、一言も」

唯「全部を言葉にしなくたって伝わることはあるよ」

反論は無意味だ。

154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:26:51.66 ID:qe09kG60 [105/119]
りっちゃんの感情なんて火を見るより明らか。
だってあんなことがあったのに私にこうされて、それでも逃げずにねだるような目で誘うんだもん。

唯「今度こそ、いっぱい愛してあげるね」ちゅうう

律「くあぁん!ゆい、いきなりは、卑怯……だっ……」

唯「えへ、なんかおもらししたみたいだね」

麦茶が零れて濡れてしまったショートパンツを脱がし、パンツの上から唇を寄せる。
薄い生地のショートパンツの下も濡れてしまっていて、本当に漏らしたみたいだ。

155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:31:07.56 ID:qe09kG60 [106/119]
唯「ま、濡れてるのは麦茶のせいだけじゃないみたいだけど」

律「い、言うなよっ……」

唯「…………」れろれろじゅるる

律「舐める、なぁ……」

唯「そっか、ごめんね。りっちゃんは舐められるより吸われるほうが好きだっけ」ぢゅうう

156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:33:44.65 ID:qe09kG60 [107/119]
律「ひぃあっ!」

舌を動かしながら吸い上げると、今まで以上に声が溢れる。やっぱり吸うのは弱点のようだ。
舌や指で、一枚の布越しに秘部の感触を味わう。

たまに強くすると、その度にびくりと震えた。

律「ゆ、ゆいぃ」

唯「どーしたの?」こね

157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:35:47.16 ID:qe09kG60 [108/119]
律「や、やだ」

唯「どうして嫌なの?嘘つきはやだなぁ」

律「ぱんつの……上からじゃ、やだよぉっ」

唯「……ふぅん?」

だから何だと言わんばかりに、無反応を徹する。
りっちゃんみたいな子には、ちょっと意地悪して乱れさせるくらいが丁度いい。

158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:37:17.45 ID:qe09kG60 [109/119]
律「ゆい、頼む……」

唯「……」

律「お願い……直接、触って、ほしい、の……!」

唯「どこを?」

律「ゆいが、今触ってるところだよ……!」

唯「だから、それってどこ?何て名前?」

159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:40:21.18 ID:qe09kG60 [110/119]
律「名前?名前なんてあるのか……?」




その衝撃はすさまじかった。
こいつぁ、本気だ。本気でわかってねぇ……!

どうしようか……ここで教えてしまって言わせるか……

いや、そうだ、今はやめておこう。
お楽しみはとっておくべき。いいネタはここぞというとき使うべき。

160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:42:52.12 ID:qe09kG60 [111/119]
唯「ふふ、そっか。『ここ』だね。わかったよ」するっ ぷちゅ

律「んああっ」

そういえばりっちゃんが女の子向けの雑誌とか見るのは想像できないし、ネットをよくやるようなイメージもない。
だから、知る機会がなかったといえば当然なのだが……

澪ちゃんって情報操作とかもやってたのかな……まさかね。

161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:44:33.75 ID:qe09kG60 [112/119]
唯「りっちゃんってすごい子だったんだね……」

律「え……?」

唯「何でもない。今回は最初だしね。お望みどおりにしてあげるよ!」れろり

律「だ、だめだ!いきなり吸っちゃ……!」

唯「…………」くちゅ ぬちゅ こね

162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:46:12.92 ID:qe09kG60 [113/119]
律「も、だめ……なんかおかしくなる、よ」

唯「イっちゃいなよ。遠慮しなくていいよ~」

律「ひゃんっ、イく、よ……っ」ぶるっ


ソファーの背もたれをぎゅっと握り締め、ぶるぶると震える。
イったみたいだ。これはおそらく、下で初めてイったんじゃないか……?

163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:47:57.30 ID:qe09kG60 [114/119]
唯「ふふ、お疲れ様」

律「はぁ…はぁ……」

唯「さて、もうそろそろ憂たち出てくる頃だし……」

律「そう、だな……唯、ごめん、ちょっと起こし、」

唯「おっぱいでもイっとこうかぁ」ぺろん

律「!?」

164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:49:05.12 ID:qe09kG60 [115/119]
唯「だって困るんだよさっきから」

Tシャツをめくるとそこはもう素肌だ。
りっちゃんも驚いたのか、何でと自問している。

唯「来たときから思ったんだけどね、何でブラしてないの?いくら胸無いからって、たってるの見えて困っちゃったよ」

律「し、知ってるなら早く……!」

165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:53:43.97 ID:qe09kG60 [116/119]
唯「いや、家の中なら別にいいじゃん?でも、私の我慢が限界でさぁ」なでなで

唯「やっぱ私の本命だしね~」こねこね

律「なっ、おま、みんな来ちゃったらどうするんだよ!」

唯「そのときは見てもらえばいいんじゃない?」

どうせもうすぐに見られることになる。別に今ここに2人が入ってきても、私は何とも思わない。
でもりっちゃんは違うみたいで、おでこまで真っ赤にしてぶんぶんと手を振って否定。

166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:54:25.30 ID:qe09kG60 [117/119]
律「そんなのだめだ!恥ずかしいだろ!」

唯「いまさら~」きゅっ

律「痛っ!?」

唯「ほれほれ」きゅっきゅきゅっ

律「い、痛いって……!」

167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:57:09.13 ID:qe09kG60 [118/119]
唯「ごめんね」れろ

強くつねったあとに優しく舐める。うって変わって大人しくなり、素直に快楽に身を任せようとする。
その変化が愛しくて、思わず左右で同時につねったり舐めたりしてみると、抗いようがないのか甘く喘いだ。

律「ふぁっ、ん」

唯「そうそうその調子。忘れちゃお、他の事なんて。りっちゃんの瞳に映るのは私だけで十分なんだよ」

先ほどからの行為のせいか、黄色いカチューシャがずれておでこにかかっていた。
私はそれを外すと、乱れた前髪をかき上げてきちんと付け直す。


168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 23:58:46.26 ID:qe09kG60 [119/119]
唯「りっちゃんのトレードマークはおでこだもんね」

律「ゆい、ぃ」

唯「はいはい、ちゃんとやるよ」

強弱をつけて吸ったり舐めたり転がしたり。
そして与えられる甘い感覚にだいぶ浸かってきた頃、歯を立てて甘噛みする。

169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:00:41.28 ID:FlUVzo20 [1/59]
律「きゃひぁっ!」

唯「…………」ちゅぷ かみ

律「うあぁ……っん」

唯「…………」かみ ちゅぷ くに

律「また、変になる……っ」

唯「イくんでしょ?さっきはちゃんと言えたよね」

170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:05:54.02 ID:FlUVzo20 [2/59]
ぼろぼろと涙を溢れさせながら、こくりと頷く。

そして同じようにびくりと震えて、本日3回目の絶頂へと昇る。
りっちゃんも結構ハードだね。

律「っ……もうイきたくない……」

唯「そっか、それならいくらイっても足りなくなるようにするまで!」

律「無理だろ……死んじまうよ」

171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:09:14.75 ID:FlUVzo20 [3/59]
涙のあとをぺろりと舌でぬぐい、よく頑張ったねと撫でる。
すると、クッションに顔をそむけ、クッションにうめてしまった。
こういう反応するから澪ちゃんや私に目をつけられるんじゃないかなぁ……

私がくすくすと笑い、りっちゃんがふてくされてさらにクッションを握り締める甘い時間の中、
同じように甘い時間を過ごしたのであろう2人が帰ってきた。

梓「律先輩!」

憂「ふふ、よかったねお姉ちゃん」

172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:11:27.64 ID:FlUVzo20 [4/59]
唯「うん!今日という日ほど幸せなときはないよ!」

梓「先輩の願いがかなって、私も嬉しいです」

唯「ありがとあずにゃん」なでなで

憂「お姉ちゃん、私も……」

唯「いい子いい子~」なでなで

173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:11:55.62 ID:FlUVzo20 [5/59]
こうしていると2人とも妹のようだ。
そういえば静かだなぁと思ったら、りっちゃんはそのままソファーで寝てしまったらしい。すやすやと寝息をたてていた。
色々あって疲れたんだろうなぁ。

梓「私もそろそろ寝ようかと思います」

憂「そうだね、ちょっと疲れちゃったよ」

174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:15:14.16 ID:FlUVzo20 [6/59]
今日はあずにゃんも憂も充実したみたいだし、このままみんな寝ることにした。
丁度日付も変わり、私も眠くなってきたし。

私と憂でりっちゃんを運び、ベッドに寝かせる。
あずにゃんは憂のところで寝るらしく、私はりっちゃんの隣にもぞもぞともぐり込んだ。

ギー太に今日は一緒に寝れなくてごめんねと謝ってから、壁に立てかける。
あれ、これじゃフリとかじゃなくて本当に天然ぽわぽわな子じゃないかとも思ったがまぁいいや。

175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 00:17:18.84 ID:FlUVzo20 [7/59]
唯「おやすみ、りっちゃん」


カチューシャを外して脇に置いておく。
夢みたいだなぁと思いつつ、起きたらりっちゃんが忘れてるなんてことがないように願いながら、私も眠りについた。

唯「つるぺた!」後半
に続きます

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