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澪「練習で疲れただろ?皆の食器は私が朝洗って片づけておくよ」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 01:44:30.03 ID:uaVHrxYf0 [1/49]
―早朝―
生徒の登校
禁が解かれた その刹那 部室の前にたたずむ
女が一人
「梓」ボソ
否・・・二人
梓「ティーカップ 4」
梓「皿 4」
梓「フォーク 4」
梓「ムギ 1」
梓「どっち側かは、不明」
「!?」
澪「ム、ムギ!」
―早朝―
生徒の登校
禁が解かれた その刹那 部室の前にたたずむ
女が一人
「梓」ボソ
否・・・二人
梓「ティーカップ 4」
梓「皿 4」
梓「フォーク 4」
梓「ムギ 1」
梓「どっち側かは、不明」
「!?」
澪「ム、ムギ!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 01:50:08.14 ID:uaVHrxYf0
紬「おはよう、澪ちゃん梓ちゃん」
梓「・・・おはようございます」
澪「あぁ、おはよう。・・・なんでムギがここにいるんだ?なにか用事でもあったのか?」
紬「えぇ、特にたいした用じゃないんだけど・・・用といえば、梓ちゃんも朝から係の用事があったの?」
梓「えっええ、そうです。だから澪先輩と一緒に食器洗いに来たんです」
紬「ふーんそうだったの」
澪「で、ムギはどうしてここに?」
紬「私は自分の使った食器を片づけに来ただけよ」
澪「っておいおい、いつも世話になってる皆に恩返ししたくてきたのに意味ないじゃないか。はは」
梓「そうですよ。とくにムギ先輩はお茶やお菓子持ってきてくれたりしてかなり感謝してるのに」
紬「ふふ、ありがとう・・・でも二人の本当の狙いは違うでしょ?」
澪梓「!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 01:56:28.07 ID:uaVHrxYf0
澪「な、なにいってるんだよムギ!」
梓「そ、そうですよ!変なこと言わないで下さい!」
紬「悪かったわね、変なこと言って。でもついでだから言わせてもらうわ」
紬「なんかね・・ほら、あなたたちが来てからするのよ、強烈なにおいが」
紬「繕い飾ってはいてもその皮膚からどうしようもなく分泌される」
紬「百合のにおいが」
澪梓「は?」
紬「駄目よ、とぼけちゃ。あなたたちカップやフォークを・・・」
紬「唯ちゃん達が使って洗っていない食器を、舐めに来たでしょ。百合らしくね」
澪梓「なっ!?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:12:53.52 ID:uaVHrxYf0
梓「な、なな何を根拠にっ!!」
紬「澪ちゃんの狙いはりっちゃんので梓ちゃんは唯ちゃんのってとこかしら?」
澪「私は唯狙いだ」キリッ
梓「私は律先輩です」キリッ
紬「へぇそうなんだ~」ニヤニヤ
澪「いっいまのは冗談だっ!」
梓「っていうか変な言いがかりはやめてください!証拠はあるん――――」カチッ
『というわけで明日の朝決行する』
『朝ですか。練習終わった後でもいいんじゃないですか?』
『誰かが忘れものして取りに来るかもしれないからな。万が一ということも考えられる』
『・・そうですね。朝なら部室に来る人なんてまずいないでしょうし』
『カップやフォークを舐めてるとこを見られるわけにはいかないからな。慎重にいかないと』カチッ
澪梓「」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:24:32.14 ID:uaVHrxYf0
澪「・・・何が狙いだ?」
紬「ふふ、話が早くて助かるわ。ちょっとゲームにつきあってもらいたいのよ」
澪「ゲーム?」
紬「ええ。まだ準備中で詳しいことは言えないんだけど。参加してくれるなら黙っていてあげるわ」
紬「一応聞いておくけど、参加してくれるわよね?」
澪「・・・それ以外の選択肢がないからな」
梓「私もいいですよ」
紬「そう、良かったわ」
紬「じゃあ私の事は気にしないでいいから食器好きなようにしていいわよ、それが目的だったんでしょ?」
澪「いや、この状況じゃさすがにできないから・・・ペロ」
梓「そうですよペロ気にしなくてペロペロいいからってチュパチュパ言われてもバリバリ気になっちゃいますよレロレロ」
紬「・・・(これはこれでアリね。いい絵だわ)」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:36:43.97 ID:uaVHrxYf0
―後日、帰り道―
律「ん、なんだこの箱?」
律「なんだ、ペンか。にしてはでかい箱だな・・ん?ペン型盗聴発信器?」
律「ってこれ盗聴器なのか!うぅーん届けなきゃいけないんだろうけど・・」
律「部室においときゃいろいろ聞けて面白そうだな」
律「よし、拾っちゃえ!」
紬「ふふ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:46:54.82 ID:uaVHrxYf0
―翌日、放課後。女子トイレ―
律(さて、ペン置いてきたしあとは待つだけだな)
律(はは、なんかワクワクしてきたな)ガチャ
『ガチャ』
律「きた!最初は誰だ?澪か梓かそれともムギだったり――っ」
律(って声出してたや。あぶねぇあぶねぇ)
『・・・ビンゴ!!私よ』
律「!!」ビクッガタッ
『・・・・・どうしたの?分からない?』
『私よ、私・・・』
律(ム、ムギ・・まさか、いま入ってきたのって・・)
コンコン『コンコン』「『開けてくれないかしらりっちゃん』」
律「!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:54:09.05 ID:uaVHrxYf0
紬「ふーん、なるほどね。で、試しに使ってみようと思ったわけね」
律「そ、そうそうちょっとしたいたずらのつもりで・・」
紬「いたずらとはいえ流石にこれはやりすぎじゃないかしら?」
紬「これでも私かなりショック受けてるのよ」
律「うぅ、ごめんなさい」
紬「他の子、とくに付き合いの長い澪ちゃんが知ったら相当ショック受けるんじゃないかしら」
律「っ!そ、そのさ、もうこんなことしないから・・このことは・・・」
紬「そうね、りっちゃんがゲームに参加してくれるなら黙っていてあげてもいいわよ」
律「どんなゲームなんだ?」
紬「いまはまだ言えないわ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:06:59.12 ID:uaVHrxYf0
律「・・内容が分からないなら返事は出来ないぞ」
紬「だったらこのこと他のみんなにしゃべっちゃうかも」
律「・・よく考えたらこのペンが私のものだっていう証拠や私が仕掛けたっていう証拠がないんだよな」
律「それに・・ペンを返したのは間違いだったなムギ」
律「おまえの話を受けなくてもペンを捨てちまえばそれでこの話は終わりだ」
紬「受けるわ、必ず」ピピッ
紬「なぜなら既に私は手にしているもの。あなたが言った証拠をね」
律「えっ!」
紬「この携帯の中に少し前の部室と今の会話を撮った動画が入っているわ。これ、誰かに送――」
律「まっ待て!!分かった。やるっ!やるよ!!」
紬「ふふ、ほらね」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:15:24.28 ID:uaVHrxYf0
―部活後―
唯「ねぇムギちゃん、話ってなに?」
紬「ちょっと唯ちゃんに聞きたいことがあるのよ」
唯「わたしに?なにムギちゃん」
紬「この動画の女の子って唯ちゃんよね?」カチカチピッ
『んっ・・はぁっ・・あぁっ・・んぁっ・・』
唯「!!!!!」
『はぁ・・はぁ・・っ・・んぁっ・・』
紬「さすがに部室でするのは不用心すぎだと思うの」
『はぁんっ・・ギ―太ぁ・・んっあぁっ・・』
唯「ち、ちがっ///こっこれはっ///そのっえと///あぁうあうあぁ」
『はぁん・・・んあぁ・・あっあんっ・・』
紬「とりあえず落ち着きましょ、唯ちゃん」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:26:12.14 ID:uaVHrxYf0
唯「そっその、このことは・・・///」
『あああぁぁっんはぁぁっあっああっ』
紬「唯ちゃんが私のお願い聞いてくれるなら二人だけの秘密にするわ」
『いいっいいよぉっ・・・ギ―太のがこすれて気持ちいいのぉ・・』
唯「お願い?」
『おういぇっはあぁぁんっいぇあっ』
紬「今度の休みに私の家でゲームをするから参加してほしいの」
『ああぁぁくるっきちゃうよぉっ』
唯「ゲームするだけでいいの?うん!いいよっ!」
『しゅごいぃっギ―太のかどしゅごぃのおぉぉっ』
紬「いいの?ありがとう。ちなみにその日は制服で来てね」ピッ
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:36:41.43 ID:uaVHrxYf0
―日曜日、琴吹家地下―
律「すげーな、ムギん家は。こんな地下まであるのか」
唯「・・で、こんなところでゲームするの?テレビは?」
紬「今日してもらうのはTVゲームじゃないわ。ゲーム名は迷宮、ラビリンスよ」
澪「ラビリンス?どんなゲームなんだ?」
紬「ゲームの詳しい説明の前にまずはこの地下の説明からね」
紬「ここの地下には部屋が36部屋あって6×6のマス状になってるの」
梓「36部屋ってどんだけ広いんですか」
紬「部屋の名称はA~F,1~6のアルファベットと数字で表しているの。そこに書いてあるけどこの部屋はA3ね」
紬「すべての部屋には四つの扉があるの。ちなみに外に面する扉は開いても壁があるだけよ」
紬「そして部屋の天井にカメラが付いてるの。ゲーム中はこれで皆の行動を監視するわ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:48:43.48 ID:uaVHrxYf0
紬「次にゲームの説明ね。ラビリンスっていうのは迷路を解くゲームよ」
紬「本来は紙に書いたりして遊ぶんだけど、今回はこの地下の部屋を使って実際に動きながら解いてもらうわ」
紬「実物の迷路は部屋の扉の鍵を操作して作るわ」
律「ずいぶんと大掛かりだな」
紬「4人にはそれぞれに私の作った個別の迷路に挑んでもらうわ」
紬「同時に、同場所にてね」
紬「当然プレイ中にプレイヤー同士がはち合わせることもあるでしょうね・・・」
紬「その時はどちらかが迷宮に潜むミノタウロスの」
紬「供物になってもらうわ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:00:59.31 ID:uaVHrxYf0
唯「ミノタウロス?」
紬「神話に登場する架空にいきものよ。迷宮を徘徊する人肉を喰らう怪物なの」
澪「かっ怪物ぅ」ガタガタ
紬「今からプレイするゲームも迷宮の中。私の考えたこのゲームの中では4人のプレイヤーの誰もがその・・」
紬「ミノタウロスになりえるわ」
律「どういうことだ?」
紬「まぁこれについてはゲームを説明する中で順を追って説明するわね」
紬「まずプレイヤーは36部屋のいずれかからスタートしてもらうわ」
紬「まずプレイする順番を決め鍵のかかった扉にぶつかった時点で交代とするターン制よ」
紬「扉選択の制限時間は1部屋5分。扉のロックはプレイヤーが交代の度に私のほうで切り替えるわ」
紬「扉を開き迷路を進む度にプレイヤーには・・1Eというポイントが加算されるの」
梓「・・・E?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:10:16.09 ID:uaVHrxYf0
紬「例えば迷宮で敵プレイヤーに出会った場合・・」
紬「その敵を目前にしながら素通りするのではお互い釈然としないでしょう?」
紬「私の言ったこのEは、ゲームの要素として迷路のなぞ解き以外に駆け引きの部分を生むものなの」
唯「駆け引き?」
紬「プレイヤー同士出会った時両プレイヤーは自分の所持しているE」
紬「今までためたEP(Eポイント)の中から使用したいポイント数を・・」
紬「プレイ前に配給するインカムでこちらに伝えてもらうわ」
紬「相手に勝るEPを提示したプレイヤーはEタイムに突入。一方的に相手を凌辱できるわ」
唯澪律梓「・・・(これが狙いか)」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:23:52.91 ID:uaVHrxYf0
紬「Eタイムは一分。逃げ回るのは自由だけど反撃は禁止!」
律「おい」
紬「つまり相手に勝るEPを提示したプレイヤーが・・・この迷宮の怪物ミノタウロスになるの!!」
梓「ちゃっとムギ先輩」
紬「EとはすなわちエロのEよ!」
澪「流石にそれはない」
紬「・・・しゃべっちゃうわよ」ボソ
唯澪律梓「!!」
唯「ささ、続けてムギちゃん」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:40:49.31 ID:uaVHrxYf0
紬「さっき4人の内その誰もがミノタウロスになりえると言ったのはこういうことよ」
紬「皆の中で・・性的なことの苦手な人は他の人より早く扉を通ってEPを稼ぎ」
紬「何としてもこの駆け引きに勝つ必要があるわ」チラ
律「・・・私を見るな」
紬「Eタイムの敗者は一回休み。敗者のターンの時はそこで次のプレイヤーのターンになるわ」
紬「EPが同数の場合はお互いが相手を攻められる仕組みよ」
紬「怪物になり怪物から逃れ迷路を進み。より速くゴールに到達した人が勝者よ」
律「勝ったら何かあるのか?」
紬「いえ、むしろ負けたらあるわ・・・私が知ってる秘密をばらす」
律「なっ!!」
澪「ちょっおい!それはっ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:59:29.63 ID:uaVHrxYf0
紬「まぁまぁ勝てばいいのよ勝てば」
律「っていわれてもなぁ」
梓「そうですよ!こんなの酷いです!」
紬「澪ちゃんや梓ちゃんにはこのゲームはおいしいはずよ」ボソボソ
梓「!!そ、それは・・そうですけど」ボソボソ
紬「うまくいけば間接キス以上の事も・・・・ね?」ボソボソ
澪梓「・・・ふふ」
紬「もしかしたら快楽堕ちでルート直行なんてことも」ボソボソ
澪「おまえら!せっかくムギが用意してくれたんだこのゲーム楽しもうじゃないか!!」
梓「そうです!やってやるです!!」
律唯「・・・え~」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 05:32:59.96 ID:uaVHrxYf0
律「・・・まぁいいよ別に」
律「それよりもムギ。このパイプってなんだ?」ゴソゴソ
紬「水用のパイプよ。全部の部屋につながっているわ」
澪「・・・」
律「・・・なぁ荷物や財布預かってもらってもいいか?」
紬「えぇ、そこのメイドに渡して。ちなみに今日は男の人いないから安心してね」
唯「あ!私のもあずかって~」
澪「梓ちょっといいか」ボソ
梓「なんですか澪先輩」ボソ
澪「二人で組まないか?私が律にポイント使わせたりしとけば梓も助かるだろ?」ボソボソ
梓「そうですね。先にいっときますけど私は勝敗よりも律先輩とチュッチュすることを優先させるので」ボソボソ
梓「ゴールは澪先輩に譲ります。ただ律先輩とチュッチュするまでゴールしないでもらえますか?」ボソボソ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 06:00:15.51 ID:uaVHrxYf0
澪「あぁそのためには連絡とり合わないといけないな」ボソボソ
梓「そうですね」ボソボソ
律「澪!梓!お前らも携帯はずしておけよ」
澪梓「ひゃい!」ビク
律「ん?どした?」
澪「いや、なんでもない。それより携帯使っちゃいけないのか?」
律「いや、それがさっきムギに持ってていいか聞いたら外してほしいって言われてさ」
律「あそこにいるメイドに言えば預かってくれるぞ」
澪「あぁ渡しておくよ」
梓「どうするんですか?」ボソボソ
澪「部屋のパイプを使って音で伝える」ボソボソ
梓「音で?」ボソ
澪「あぁ暗号みたいなものだな。まず・・・」ボソボソ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 06:42:05.16 ID:uaVHrxYf0
紬『それじゃそろそろ始めるわよ?』
紬『聞こえてる皆?』
律「ああ、聞こえてるぜ」
紬『迷路のヒントをいっておくわ。十字は一つ。すべての部屋を最短でとる仕組みよ』
紬『それじゃ最初のプレイヤーに進んでもらうわね』
律「・・はじまったか」
律「ここはA6か・・・ラッキーだな、角部屋だから2択だ」
律「とりあえず早いとこポイントためないとな」
律「今だれがやってるんだろ」
律「私が最後だったりして」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:07:19.50 ID:uaVHrxYf0
紬『それじゃりっちゃんいいわよ』
律「おっ!私の番か。さて、いくか」
律「悩んでもしょうがないし、適当にっと」ガチャ
律「よし」
紬『おめでとう。これで1EP加算されたわ』
律「次か・・・」
律「こっちだ!」ガチャ
律「よし・・次は」
律「こっちでいいかな」ガコ
律「あ、駄目だったか」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:27:35.88 ID:uaVHrxYf0
律「ふぅ、何ターンか経ったけどまだ思うように進めないな」
律「それにこの部屋の扉二つともロックがかかってた」
律「のこりは入ってきた扉と一度入ったことのある部屋の扉」
律「迷路は一本道だと思ってたんだがな」
律「ここはいきどまりか?それとも何回か同じ部屋に入ることになるのかね」
律「三つ目の扉を開けるか戻って他の道を探すべきか」
律「うーむ」
紬『りっちゃんのターンよ』
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:45:36.66 ID:uaVHrxYf0
ガチャ
律「やっぱり何回か同じ部屋を通ることになるのか」
律「三つ目の扉を開けて正解だったな」
律「そしてこの部屋は入口出口合わせて三つもう開けている」
律「残りのこの扉が正解のはずだ」ガチャ
律「やっぱり」
律「!」
澪「・・・律か」
メイド『敵プレイヤー遭遇。それではお互いEPを提示していただきます』
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:03:31.46 ID:uaVHrxYf0
メイド『EPが決まりしだいお知らせください。長考は認めません。時間は一分とさせて頂きます』
澪「まず10秒で律を捕まえる。律の事は色々知ってるからな」
澪「1分きっちり使ってお前にはここで動けなくなってもらう」
律「っ・・・」
メイド『時間です。ポイントを教えてください』
澪「」ボソ
律「」ボソ
メイド『EPを確認しました。相手に勝るEPを提示したのは・・・』
メイド『律様です。Eタイムスタート!』
澪「!!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:22:41.05 ID:uaVHrxYf0
律「覚悟しろよ澪!」
澪「ふふ、必死だな・・」
律「え?」
澪「いや、なんでもないよ」
律「・・・あっ!メイドさん!澪が使ったEP教えてくれないか?」
メイド『総EP、使用EP共にお教えすることはできません』
律「くっ」
澪「・・・ふっ」
律「・・・」
メイド『Eタイム終了です』
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:45:55.57 ID:uaVHrxYf0
澪「あーぁせっかく勝ったのに。もったいなかったな。EPとか」
紬『次はりっちゃんの番よ』
律「あぁ」ガチャ
紬(澪ちゃんの使用EP1、りっちゃんが2。すごいわりっちゃん)
律「ふふうまくいったな」ニヤ
律「あ、この部屋」ガサゴソ
紬(あれは・・携帯!)
律「外せとは言われたが使うの禁止って言われてないからな」
紬(・・・でも他の子は持ってないしどうする気なのかしら)
律「さて」カチカチピッ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:58:05.21 ID:uaVHrxYf0
唯「うぅーん結構時間たったなぁ」
唯「はぁ待つの長いなぁ。お菓子食べたい」
唯「ムギちゃん!お菓子を所望する!!」
紬『終わってからね』
唯「え~そんなぁ~」
ガチャ
唯「うわぁ!?」
澪「っ!唯か・・」
澪(チャンス!)
メイド『敵プレイヤー遭遇。一分後ポイント提示してください』
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:11:30.72 ID:uaVHrxYf0
澪「ここはお互い同じポイントを出さないか」
唯「わたしは10EPだすよ」
澪「そんなにか?もっと少なくても・・まぁいいか。じゃあそれで」
メイド『ポイントを提示してください』
澪唯「」ボソ
メイド『勝者澪様です!Eタイムスタート!』
唯「え!?」
澪「あはは、悪いなもしかしたら言い間違えたかも」
唯「そんな・・」
澪「でもせっかく勝ったしな・・・それじゃ遠慮なく」サワ
唯「んひゃぁ」ビク
澪「悪いな。これもゲームに勝つために必要なことなんだ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:15:59.41 ID:uaVHrxYf0
メイド『Eタイム終了です』
唯「」ハァハァグッタリ
澪(幸せだ)テカテカ
澪「まだ私のターンだったな」
澪「ここでいいか」ガチャ
澪「ふふ、今日の私はかなりツイてるな」
しかし次の部屋でミスしストップとなる
澪「あっ指に唯のがついてる」ペロペロ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:30:38.48 ID:uaVHrxYf0
澪「もう何ターン目か覚えてないな。今だれのターンなんだろ」
ガチャ
澪「うぉ」ビク
唯「ハァハァ・・・またあったね澪ちゃん」
澪「ゆっ唯!」
唯「このままやられっ放しじゃ済まさないんだから」フンス
メイド『敵プレイヤー遭遇。一分後使用EPを知らせてください』
唯「私は10EP使うよ!澪ちゃんは私との勝負受けるっ?!」
澪「あぁ私も10EP使う(このまま唯に攻めてもらうのもいいが堕とすためには私も攻めなきゃな)」
メイド『使用EPを教えてください』
唯澪「10EP」
メイド『ポイントを確認』
メイド『両者同ポイント。澪様、唯様Mタイムスタートです』
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:38:42.47 ID:uaVHrxYf0
唯「ん・・ああぁっ」
澪「はぁんっあっんあぁ」
互いにノーガードで下半身をまさぐり合う
先のEタイムでのダメージもある唯はすぐに堕とせると澪は考えていたが・・
澪「んっあっああんっはあぁっ(こ、こいつ。意外と!)」
唯「はあっはぁんっまっまけないんだからっ」
日頃ギ―太で慰めている唯はそう簡単に堕とせる相手ではなかった
とはいえノーガードでのまさぐり合い、互いに容赦のない手の動きで二人は限界に達そうとしていた
しかし・・
メイド『Mタイム終了です』
澪唯「―――あ」ハァハァ
澪(っく・・これじゃ生殺しだ)
唯(こんなとこでなんて・・あとちょっとだったのに)
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:46:59.49 ID:uaVHrxYf0
紬「みんな結構進んだわね・・・ん?」
紬「あれは・・・なにかしら?」
さわ子「あぁそれ私がやったのよムギちゃん」
紬「先生!?どうしてここに?!」
さわ子「ふふ、実は最初のほうからいたのよ私」
紬「・・・場所を変えましょう」
さわ子「えぇ、いいわよ」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:06:32.93 ID:uaVHrxYf0
紬「どうしてここに?」
さわ子「ムギちゃんが何か企んでたのに気付いてね、メイドさんに私もこの件に協力してるって言ったらすんなり来れたわ」
紬「・・・で何したんですか?」
さわ子「そんなに変なことなんてしてないわよ。C2・・だったかしら?そこに媚薬効果のある芳香剤を置いただけ」
さわ子「こういうのがあるほうがこのゲーム盛り上がるでしょ?」
紬「・・・何も分かってないですね。シラフだからいいんですよ先生」
さわ子「ふーん。でもやっぱりあったほうがってどこ行くの?」
紬「撤去してきます」
さわ子「させると思う?」
紬「思っていません。力づくで押し通ります」
さわ子「ふっまさか一年の時のこと忘れたの?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:23:48.47 ID:uaVHrxYf0
―2年前―
紬「私、大人の女性を屈服させるのが夢なの~」
さわ子「・・・ふふ、あなたに出来るかしら。試してみる?」
紬「いいんですか?本気で行きますよ?」
さわ子「えぇいらっしゃい。可愛がってあげる」
紬「っ・・っ・・」ピクピク
さわ子「ま、経験や歳の差の違いね。こうなるのもしょうがないわ」
さわ子「しかも年齢っていう差は埋めることが出来ないもの」
さわ子「私はね、ムギちゃん。あなたにとってどうあがいても勝てない存在なのよ」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:34:27.68 ID:uaVHrxYf0
紬「・・あれからかなりたってますから」
さわ子「無理よ。差は埋まらない・・わよっ!」バッ
さわ子が下腹部に向け放った左手は紬の手でパリィされさわ子はバランスを崩した
そして致命の一撃、紬の左手がさわ子のスカートを上げると同時に下着をずらし右手の指をねじ込み―――
―――そして一気に引き抜いた
さわ子「はあああああぁぁぁぁん!!」プシャアアァァァ!ビクンビクン
紬「覚えておいてください。先生、あなたにとって私はもう・・」
紬「どうあがいても勝てない存在なんですよ」キリッ
紬「いそがなきゃ・・誰か入っちゃうかも」
メイド『唯様がC2に入室しました』
紬「・・くっ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:46:54.90 ID:uaVHrxYf0
紬「ようやくB3。待ってて唯ちゃん!!」ガチャッ
唯「きゃっ!ってムギちゃんどうしたの?」
紬「え・・・あれ?なんともないの?(顔が少し赤いわね)」
唯「なにが?」
紬「え、ああ。こっちの話。何もないならいいのよ(効果が弱かったのかしら?)」
唯「私いまここ開けようとしたんだけど・・ここって正解なの?」
紬「あ、ごめんなさい。ここ違うわ。残念だったわね」
唯「え~」
紬(まぁ問題ないようだしいいかしら)
紬「私はここから迷宮内にて行動するわ。このインカムは生かしておいて」
メイド『了解』
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:58:37.29 ID:uaVHrxYf0
―律ターン―
ガチャ
メイド『プレイヤー遭遇。一分後に使用EPをお知らせください』
律「・・梓」
梓「・・・」
梓(どうしよう。勝とうかな)
律(澪となに企んでるのか分からんが勝てば問題ないだろ)
梓「負けませんから律先輩」
律「こっちこそ」
メイド『使用EPをお知らせください』
梓(勝っても負けてもどっちでもいいや)ボソ
律「」ボソ
メイド『勝者、律様。Eタイムスタートです』
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 11:14:39.19 ID:uaVHrxYf0
紬(澪ちゃんと梓ちゃんのパイプをつかってのやりとり)
紬(携帯のボイスレコーダーを使ってりっちゃんも聞いていた)
紬(あの暗号。おそらくりっちゃんと昔使っていたものね。澪ちゃんもまさか聞かれてるなんておもってないでしょうね)
紬(でもいくら二人のやり取りを聞いて色々知っていたとしても・・また1ポイント差で勝つなんて・・)
梓「くっ」
律「さて、いくぞ」モミモミ
梓「んはぁっ・・っ・・」
律(後輩のくせにもしかしたら私より・・)モミモミ
律「これで勝ったと思うなよ!」パッ
梓「へ?」
梓「もう・・いいんですか?」
律「え?あぁ、あんま嫌がることしたくないしな」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:21:08.15 ID:uaVHrxYf0
梓「そんなっお願い!なんでもしますから」ガバッレロレロレロレロレロ
律「・・うゎ・・いや・・そんなこと・・靴舐められても・・しない、から」
梓(くうぅぅでもそんな優しい律先輩が好き!!ポイント使わせたし次会ったときは私が可愛がってあげますからね!!)レロレロ
梓「!!(え?あの手に持ってるメモ・・まずい律先輩は迷路を解きかけてる?)」レロレロレロ
メイド『Mタイム終了。律様のターン続行です』
律「・その・・・・じゃあな・・梓」ガチャ
梓(やっぱり一発で!まずい負けてる場合じゃなかった。早く律先輩に会わないと)
梓「はぁ。でも律先輩の手気持ちよかったなぁ。靴もおいしかった・・」
梓「ん・・はぁ・・」モミモミ
紬『次は梓ちゃんの番よ』
梓「・・・ふぅ。今の私は誰よりも冴えてますよ」ガチャ
梓「!?って澪先輩ですか」
澪「・・い・きっ・・・・い・・てぇ・・」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:23:44.18 ID:uaVHrxYf0
メイド『プレイヤー遭遇。1分後にEPを提示してください』
梓「澪先輩、もうすぐ律先輩がクリアしそうなんでここは私に負けてもらえませんか?」
梓「もう唯先輩としたんですからいいですよね?1ポイント使ってください」
澪「・・はぁ・・てぇ」
梓「大丈夫ですか?かなり激しくやり合ったんですね。早く私も・・ふふ」
澪「・・い・・てぇ・・ふっ・・いてぇ・・」
メイド『ポイント提示してください』
梓「」ボソ
澪「・い・きっ・・ふっ・・」ボソ
メイド『勝者、澪様、Eタイムスタートです』
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:26:14.35 ID:uaVHrxYf0
梓「・・・・・」
梓「澪先輩なにやってるんですか?」
梓「まぁいいです。律先輩が行った部屋教えますから足止めとP消費お願いします」
梓「さっきのメモから察するにたぶんこの辺に・・」
梓「澪先輩聞いてますか?」
澪「・・・い・・てぇ・・」
梓「あの・・澪・・先輩?」
澪「いてぇっいっ・・き・・てえっ!」
梓「なっなにを―――」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:28:39.09 ID:uaVHrxYf0
―律ターン―
律「さてと」ガチャ
唯「!!」
メイド『プレイヤー遭遇』
律「まさか唯がいるとはな・・」
唯「あはは・・久しぶりだねぇりっちゃん・・」
律「大丈夫か?なんか疲れてるようだけど?」
唯「う、うん、平気だよ」
メイド『ポイントを教えてください』
唯「」ボソ
律「」ボソ
メイド『勝者唯様。Eタイムスタートです』
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:31:56.78 ID:uaVHrxYf0
唯「よかったぁ。ほんとうはちょっと疲れてるんだ。あんまり動きたくなかったんだよね」
律「だろうな。見りゃわかる(まさかポイントあんなに使うとは。けど無理して勝たなくて正解だったな)」
律「次の部屋がおそらくゴールだってのに足止め喰らっちまったな」
律「私のターンまでに誰かがゴールしなきゃ私の勝ちだ」
律「早く私のターンにならないかなー」
ガチャ
律「っ!」
澪「・っ・・てぇ・」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:41:46.46 ID:uaVHrxYf0
メイド『プレイヤー遭遇。1分後ポイントを提示してください』
ガチャ
律「ムギ!?どうしてここに?」
紬「おそらくはこれが最後の勝負になるでしょうね」
律澪「!」
紬「琴吹紬、立ち合わせていただくわ」
紬(さわ子先生が持ち込んだ芳香剤。これが仕掛けられてたのはC2じゃなくD2だった)
紬(そしてその部屋に入ったのは澪ちゃん・・媚薬効果と唯ちゃんとのバトルの高ぶりで・・)
紬(今・・なった。秋山澪・・彼女はこの迷宮のミノ・・いえ、ミオタウロスに!)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:52:36.60 ID:uaVHrxYf0
澪「ふっ・・・ふっ・・・」
律「・・・・」
メイド『時間です。ポイントを提示していただきます』
澪「」ボソ
律「」ボソ
紬「!(また1ポイント差)」
メイド『勝者、律様―――』
澪「い・・きてぇっ!!」ガバ
律に襲いかかろうとする澪、しかし紬がそれを止めた
紬「ぐっ」ザザ
メイド『紬様!!』
紬「手を出さないで私がやるわ」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:56:17.75 ID:uaVHrxYf0
紬(何の因果か、私の提案したこのラビリンスにさまよう・・怪物)
紬(まさか私自身が退治するハメになるなんてね)
紬「澪ちゃん、悪質なルール違反によりあなたを・・・粛清するわ!」
紬の右手が澪の胸を捕え左手は下腹部にのびる。下着を身につけていなかったため直に触れ
そして左手の指が肉の壁をかき分け奥へと進む。澪はバランスを崩し倒れそうになる
澪がとっさに前に出した手で紬ははじかれる形になり澪からはがされた
紬(あと1撃。唯ちゃんの刻んだ楔は深い。あと1撃でイカせる!)
澪「イき・・てぇ」
律(いきたいって言ってるくせになんでお前が襲うんだよ)
紬(目の前のりっちゃんに反応したか・・このままりっちゃんに向かえば、終わりよ澪ちゃん)
紬「!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:59:53.60 ID:uaVHrxYf0
紬(コード?いつの間に・・一体何の・・まさか、いやでもそれなら・・)
紬(りっちゃんが預けた荷物の中におそらく入っていたんだわ。あのペンが)
紬(それを聞いていたから1ポイント差で勝つことが出来たのね)
紬「!!」
紬が律に気を取られた一瞬の隙をつき澪の指が紬の下着をずらす。そして更に奥に侵入し中を掻き回した
紬「んはぁっ!あぁっ!」ビクン
メイド『紬様!』
紬(何をしよるんか・・それは私に・・)フラ
澪が紬に追い打ちをかけようとしたが紬に防がれた。そして紬の手が澪の下腹部へ向かい
紬(売っとるんか)
澪の中を掻き回し素早いピストンで攻めながら壁に叩きつけた
メキッ
澪「はあぁぁんっ」プシャァァァビクンビクン
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:04:03.51 ID:uaVHrxYf0
メイド『これにて粛清終了。律様のターンとなります』
紬「」ガクガクガタン
膝をつく紬。しかし使用人たちからは紬に対する言葉は発せられない
彼女らは知っているのだ
今・・・紬にとって何が最も優先されるのかを・・・
律「・・・・・・」ガチャ
紬「ラ、ビ・・リ・・ンス・・勝・・負・・・」ガクガク
紬「勝者、田井中・・・りっちゃああぁぁぁんはあぁぁん」プシャアァァァ
メイドA「紬様!」
メイドB「紬お嬢様!」
律「」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:06:36.21 ID:uaVHrxYf0
―客間―
律「ふぅ・・ようやく終わったか」
ガチャ
唯「あっりっちゃんだ。勝ったんだってね、おめでとぉ」
律「おっす、ほれお茶あるぞ」
唯「ありがと。あれ?りっちゃんだけ?ムギちゃんもまだなの?」
律「ムギと澪と梓はまだしばらくこないぞ」
唯「え?なんかあったの?」
律「梓については知らないな・・けど途中あったけどあいつちょっとおかしくなってた」
唯「・・・そう」
律「・・・ムギと澪は・・なんか酷いことになってた」
唯「ひどいこと?」
律「うん。目の前でな・・・色々あったんだよ。正直引いた」
唯「・・・ふぅん」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:07:53.17 ID:uaVHrxYf0
―琴吹家前―
紬「今日は来てくれてありがとね」
唯「こっちこそ。今日は楽しかったよ」
澪「大変な目にあったけどな・・・まぁ楽しかったな」
梓「・・・私は不完全燃焼です」
紬「じゃあまたやりましょうか?」
律「それは無理だ!」
唯「ね、ねぇムギちゃん・・・負けた時のことなんだけど・・あれって・・」
紬「あぁアレね。元から言う気なんてないわよ?だってゲームに参加してくれたら黙っとくって約束だからねっ」
梓「・・もうっ!ムギ先輩は」
律澪「嘘つき」
唯「だねっ」
嘘喰い最新18巻発売中
おわり
紬「おはよう、澪ちゃん梓ちゃん」
梓「・・・おはようございます」
澪「あぁ、おはよう。・・・なんでムギがここにいるんだ?なにか用事でもあったのか?」
紬「えぇ、特にたいした用じゃないんだけど・・・用といえば、梓ちゃんも朝から係の用事があったの?」
梓「えっええ、そうです。だから澪先輩と一緒に食器洗いに来たんです」
紬「ふーんそうだったの」
澪「で、ムギはどうしてここに?」
紬「私は自分の使った食器を片づけに来ただけよ」
澪「っておいおい、いつも世話になってる皆に恩返ししたくてきたのに意味ないじゃないか。はは」
梓「そうですよ。とくにムギ先輩はお茶やお菓子持ってきてくれたりしてかなり感謝してるのに」
紬「ふふ、ありがとう・・・でも二人の本当の狙いは違うでしょ?」
澪梓「!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 01:56:28.07 ID:uaVHrxYf0
澪「な、なにいってるんだよムギ!」
梓「そ、そうですよ!変なこと言わないで下さい!」
紬「悪かったわね、変なこと言って。でもついでだから言わせてもらうわ」
紬「なんかね・・ほら、あなたたちが来てからするのよ、強烈なにおいが」
紬「繕い飾ってはいてもその皮膚からどうしようもなく分泌される」
紬「百合のにおいが」
澪梓「は?」
紬「駄目よ、とぼけちゃ。あなたたちカップやフォークを・・・」
紬「唯ちゃん達が使って洗っていない食器を、舐めに来たでしょ。百合らしくね」
澪梓「なっ!?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:12:53.52 ID:uaVHrxYf0
梓「な、なな何を根拠にっ!!」
紬「澪ちゃんの狙いはりっちゃんので梓ちゃんは唯ちゃんのってとこかしら?」
澪「私は唯狙いだ」キリッ
梓「私は律先輩です」キリッ
紬「へぇそうなんだ~」ニヤニヤ
澪「いっいまのは冗談だっ!」
梓「っていうか変な言いがかりはやめてください!証拠はあるん――――」カチッ
『というわけで明日の朝決行する』
『朝ですか。練習終わった後でもいいんじゃないですか?』
『誰かが忘れものして取りに来るかもしれないからな。万が一ということも考えられる』
『・・そうですね。朝なら部室に来る人なんてまずいないでしょうし』
『カップやフォークを舐めてるとこを見られるわけにはいかないからな。慎重にいかないと』カチッ
澪梓「」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:24:32.14 ID:uaVHrxYf0
澪「・・・何が狙いだ?」
紬「ふふ、話が早くて助かるわ。ちょっとゲームにつきあってもらいたいのよ」
澪「ゲーム?」
紬「ええ。まだ準備中で詳しいことは言えないんだけど。参加してくれるなら黙っていてあげるわ」
紬「一応聞いておくけど、参加してくれるわよね?」
澪「・・・それ以外の選択肢がないからな」
梓「私もいいですよ」
紬「そう、良かったわ」
紬「じゃあ私の事は気にしないでいいから食器好きなようにしていいわよ、それが目的だったんでしょ?」
澪「いや、この状況じゃさすがにできないから・・・ペロ」
梓「そうですよペロ気にしなくてペロペロいいからってチュパチュパ言われてもバリバリ気になっちゃいますよレロレロ」
紬「・・・(これはこれでアリね。いい絵だわ)」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:36:43.97 ID:uaVHrxYf0
―後日、帰り道―
律「ん、なんだこの箱?」
律「なんだ、ペンか。にしてはでかい箱だな・・ん?ペン型盗聴発信器?」
律「ってこれ盗聴器なのか!うぅーん届けなきゃいけないんだろうけど・・」
律「部室においときゃいろいろ聞けて面白そうだな」
律「よし、拾っちゃえ!」
紬「ふふ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:46:54.82 ID:uaVHrxYf0
―翌日、放課後。女子トイレ―
律(さて、ペン置いてきたしあとは待つだけだな)
律(はは、なんかワクワクしてきたな)ガチャ
『ガチャ』
律「きた!最初は誰だ?澪か梓かそれともムギだったり――っ」
律(って声出してたや。あぶねぇあぶねぇ)
『・・・ビンゴ!!私よ』
律「!!」ビクッガタッ
『・・・・・どうしたの?分からない?』
『私よ、私・・・』
律(ム、ムギ・・まさか、いま入ってきたのって・・)
コンコン『コンコン』「『開けてくれないかしらりっちゃん』」
律「!?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 02:54:09.05 ID:uaVHrxYf0
紬「ふーん、なるほどね。で、試しに使ってみようと思ったわけね」
律「そ、そうそうちょっとしたいたずらのつもりで・・」
紬「いたずらとはいえ流石にこれはやりすぎじゃないかしら?」
紬「これでも私かなりショック受けてるのよ」
律「うぅ、ごめんなさい」
紬「他の子、とくに付き合いの長い澪ちゃんが知ったら相当ショック受けるんじゃないかしら」
律「っ!そ、そのさ、もうこんなことしないから・・このことは・・・」
紬「そうね、りっちゃんがゲームに参加してくれるなら黙っていてあげてもいいわよ」
律「どんなゲームなんだ?」
紬「いまはまだ言えないわ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:06:59.12 ID:uaVHrxYf0
律「・・内容が分からないなら返事は出来ないぞ」
紬「だったらこのこと他のみんなにしゃべっちゃうかも」
律「・・よく考えたらこのペンが私のものだっていう証拠や私が仕掛けたっていう証拠がないんだよな」
律「それに・・ペンを返したのは間違いだったなムギ」
律「おまえの話を受けなくてもペンを捨てちまえばそれでこの話は終わりだ」
紬「受けるわ、必ず」ピピッ
紬「なぜなら既に私は手にしているもの。あなたが言った証拠をね」
律「えっ!」
紬「この携帯の中に少し前の部室と今の会話を撮った動画が入っているわ。これ、誰かに送――」
律「まっ待て!!分かった。やるっ!やるよ!!」
紬「ふふ、ほらね」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:15:24.28 ID:uaVHrxYf0
―部活後―
唯「ねぇムギちゃん、話ってなに?」
紬「ちょっと唯ちゃんに聞きたいことがあるのよ」
唯「わたしに?なにムギちゃん」
紬「この動画の女の子って唯ちゃんよね?」カチカチピッ
『んっ・・はぁっ・・あぁっ・・んぁっ・・』
唯「!!!!!」
『はぁ・・はぁ・・っ・・んぁっ・・』
紬「さすがに部室でするのは不用心すぎだと思うの」
『はぁんっ・・ギ―太ぁ・・んっあぁっ・・』
唯「ち、ちがっ///こっこれはっ///そのっえと///あぁうあうあぁ」
『はぁん・・・んあぁ・・あっあんっ・・』
紬「とりあえず落ち着きましょ、唯ちゃん」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:26:12.14 ID:uaVHrxYf0
唯「そっその、このことは・・・///」
『あああぁぁっんはぁぁっあっああっ』
紬「唯ちゃんが私のお願い聞いてくれるなら二人だけの秘密にするわ」
『いいっいいよぉっ・・・ギ―太のがこすれて気持ちいいのぉ・・』
唯「お願い?」
『おういぇっはあぁぁんっいぇあっ』
紬「今度の休みに私の家でゲームをするから参加してほしいの」
『ああぁぁくるっきちゃうよぉっ』
唯「ゲームするだけでいいの?うん!いいよっ!」
『しゅごいぃっギ―太のかどしゅごぃのおぉぉっ』
紬「いいの?ありがとう。ちなみにその日は制服で来てね」ピッ
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:36:41.43 ID:uaVHrxYf0
―日曜日、琴吹家地下―
律「すげーな、ムギん家は。こんな地下まであるのか」
唯「・・で、こんなところでゲームするの?テレビは?」
紬「今日してもらうのはTVゲームじゃないわ。ゲーム名は迷宮、ラビリンスよ」
澪「ラビリンス?どんなゲームなんだ?」
紬「ゲームの詳しい説明の前にまずはこの地下の説明からね」
紬「ここの地下には部屋が36部屋あって6×6のマス状になってるの」
梓「36部屋ってどんだけ広いんですか」
紬「部屋の名称はA~F,1~6のアルファベットと数字で表しているの。そこに書いてあるけどこの部屋はA3ね」
紬「すべての部屋には四つの扉があるの。ちなみに外に面する扉は開いても壁があるだけよ」
紬「そして部屋の天井にカメラが付いてるの。ゲーム中はこれで皆の行動を監視するわ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 03:48:43.48 ID:uaVHrxYf0
紬「次にゲームの説明ね。ラビリンスっていうのは迷路を解くゲームよ」
紬「本来は紙に書いたりして遊ぶんだけど、今回はこの地下の部屋を使って実際に動きながら解いてもらうわ」
紬「実物の迷路は部屋の扉の鍵を操作して作るわ」
律「ずいぶんと大掛かりだな」
紬「4人にはそれぞれに私の作った個別の迷路に挑んでもらうわ」
紬「同時に、同場所にてね」
紬「当然プレイ中にプレイヤー同士がはち合わせることもあるでしょうね・・・」
紬「その時はどちらかが迷宮に潜むミノタウロスの」
紬「供物になってもらうわ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:00:59.31 ID:uaVHrxYf0
唯「ミノタウロス?」
紬「神話に登場する架空にいきものよ。迷宮を徘徊する人肉を喰らう怪物なの」
澪「かっ怪物ぅ」ガタガタ
紬「今からプレイするゲームも迷宮の中。私の考えたこのゲームの中では4人のプレイヤーの誰もがその・・」
紬「ミノタウロスになりえるわ」
律「どういうことだ?」
紬「まぁこれについてはゲームを説明する中で順を追って説明するわね」
紬「まずプレイヤーは36部屋のいずれかからスタートしてもらうわ」
紬「まずプレイする順番を決め鍵のかかった扉にぶつかった時点で交代とするターン制よ」
紬「扉選択の制限時間は1部屋5分。扉のロックはプレイヤーが交代の度に私のほうで切り替えるわ」
紬「扉を開き迷路を進む度にプレイヤーには・・1Eというポイントが加算されるの」
梓「・・・E?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:10:16.09 ID:uaVHrxYf0
紬「例えば迷宮で敵プレイヤーに出会った場合・・」
紬「その敵を目前にしながら素通りするのではお互い釈然としないでしょう?」
紬「私の言ったこのEは、ゲームの要素として迷路のなぞ解き以外に駆け引きの部分を生むものなの」
唯「駆け引き?」
紬「プレイヤー同士出会った時両プレイヤーは自分の所持しているE」
紬「今までためたEP(Eポイント)の中から使用したいポイント数を・・」
紬「プレイ前に配給するインカムでこちらに伝えてもらうわ」
紬「相手に勝るEPを提示したプレイヤーはEタイムに突入。一方的に相手を凌辱できるわ」
唯澪律梓「・・・(これが狙いか)」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:23:52.91 ID:uaVHrxYf0
紬「Eタイムは一分。逃げ回るのは自由だけど反撃は禁止!」
律「おい」
紬「つまり相手に勝るEPを提示したプレイヤーが・・・この迷宮の怪物ミノタウロスになるの!!」
梓「ちゃっとムギ先輩」
紬「EとはすなわちエロのEよ!」
澪「流石にそれはない」
紬「・・・しゃべっちゃうわよ」ボソ
唯澪律梓「!!」
唯「ささ、続けてムギちゃん」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:40:49.31 ID:uaVHrxYf0
紬「さっき4人の内その誰もがミノタウロスになりえると言ったのはこういうことよ」
紬「皆の中で・・性的なことの苦手な人は他の人より早く扉を通ってEPを稼ぎ」
紬「何としてもこの駆け引きに勝つ必要があるわ」チラ
律「・・・私を見るな」
紬「Eタイムの敗者は一回休み。敗者のターンの時はそこで次のプレイヤーのターンになるわ」
紬「EPが同数の場合はお互いが相手を攻められる仕組みよ」
紬「怪物になり怪物から逃れ迷路を進み。より速くゴールに到達した人が勝者よ」
律「勝ったら何かあるのか?」
紬「いえ、むしろ負けたらあるわ・・・私が知ってる秘密をばらす」
律「なっ!!」
澪「ちょっおい!それはっ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 04:59:29.63 ID:uaVHrxYf0
紬「まぁまぁ勝てばいいのよ勝てば」
律「っていわれてもなぁ」
梓「そうですよ!こんなの酷いです!」
紬「澪ちゃんや梓ちゃんにはこのゲームはおいしいはずよ」ボソボソ
梓「!!そ、それは・・そうですけど」ボソボソ
紬「うまくいけば間接キス以上の事も・・・・ね?」ボソボソ
澪梓「・・・ふふ」
紬「もしかしたら快楽堕ちでルート直行なんてことも」ボソボソ
澪「おまえら!せっかくムギが用意してくれたんだこのゲーム楽しもうじゃないか!!」
梓「そうです!やってやるです!!」
律唯「・・・え~」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 05:32:59.96 ID:uaVHrxYf0
律「・・・まぁいいよ別に」
律「それよりもムギ。このパイプってなんだ?」ゴソゴソ
紬「水用のパイプよ。全部の部屋につながっているわ」
澪「・・・」
律「・・・なぁ荷物や財布預かってもらってもいいか?」
紬「えぇ、そこのメイドに渡して。ちなみに今日は男の人いないから安心してね」
唯「あ!私のもあずかって~」
澪「梓ちょっといいか」ボソ
梓「なんですか澪先輩」ボソ
澪「二人で組まないか?私が律にポイント使わせたりしとけば梓も助かるだろ?」ボソボソ
梓「そうですね。先にいっときますけど私は勝敗よりも律先輩とチュッチュすることを優先させるので」ボソボソ
梓「ゴールは澪先輩に譲ります。ただ律先輩とチュッチュするまでゴールしないでもらえますか?」ボソボソ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 06:00:15.51 ID:uaVHrxYf0
澪「あぁそのためには連絡とり合わないといけないな」ボソボソ
梓「そうですね」ボソボソ
律「澪!梓!お前らも携帯はずしておけよ」
澪梓「ひゃい!」ビク
律「ん?どした?」
澪「いや、なんでもない。それより携帯使っちゃいけないのか?」
律「いや、それがさっきムギに持ってていいか聞いたら外してほしいって言われてさ」
律「あそこにいるメイドに言えば預かってくれるぞ」
澪「あぁ渡しておくよ」
梓「どうするんですか?」ボソボソ
澪「部屋のパイプを使って音で伝える」ボソボソ
梓「音で?」ボソ
澪「あぁ暗号みたいなものだな。まず・・・」ボソボソ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 06:42:05.16 ID:uaVHrxYf0
紬『それじゃそろそろ始めるわよ?』
紬『聞こえてる皆?』
律「ああ、聞こえてるぜ」
紬『迷路のヒントをいっておくわ。十字は一つ。すべての部屋を最短でとる仕組みよ』
紬『それじゃ最初のプレイヤーに進んでもらうわね』
律「・・はじまったか」
律「ここはA6か・・・ラッキーだな、角部屋だから2択だ」
律「とりあえず早いとこポイントためないとな」
律「今だれがやってるんだろ」
律「私が最後だったりして」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:07:19.50 ID:uaVHrxYf0
紬『それじゃりっちゃんいいわよ』
律「おっ!私の番か。さて、いくか」
律「悩んでもしょうがないし、適当にっと」ガチャ
律「よし」
紬『おめでとう。これで1EP加算されたわ』
律「次か・・・」
律「こっちだ!」ガチャ
律「よし・・次は」
律「こっちでいいかな」ガコ
律「あ、駄目だったか」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:27:35.88 ID:uaVHrxYf0
律「ふぅ、何ターンか経ったけどまだ思うように進めないな」
律「それにこの部屋の扉二つともロックがかかってた」
律「のこりは入ってきた扉と一度入ったことのある部屋の扉」
律「迷路は一本道だと思ってたんだがな」
律「ここはいきどまりか?それとも何回か同じ部屋に入ることになるのかね」
律「三つ目の扉を開けるか戻って他の道を探すべきか」
律「うーむ」
紬『りっちゃんのターンよ』
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 07:45:36.66 ID:uaVHrxYf0
ガチャ
律「やっぱり何回か同じ部屋を通ることになるのか」
律「三つ目の扉を開けて正解だったな」
律「そしてこの部屋は入口出口合わせて三つもう開けている」
律「残りのこの扉が正解のはずだ」ガチャ
律「やっぱり」
律「!」
澪「・・・律か」
メイド『敵プレイヤー遭遇。それではお互いEPを提示していただきます』
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:03:31.46 ID:uaVHrxYf0
メイド『EPが決まりしだいお知らせください。長考は認めません。時間は一分とさせて頂きます』
澪「まず10秒で律を捕まえる。律の事は色々知ってるからな」
澪「1分きっちり使ってお前にはここで動けなくなってもらう」
律「っ・・・」
メイド『時間です。ポイントを教えてください』
澪「」ボソ
律「」ボソ
メイド『EPを確認しました。相手に勝るEPを提示したのは・・・』
メイド『律様です。Eタイムスタート!』
澪「!!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:22:41.05 ID:uaVHrxYf0
律「覚悟しろよ澪!」
澪「ふふ、必死だな・・」
律「え?」
澪「いや、なんでもないよ」
律「・・・あっ!メイドさん!澪が使ったEP教えてくれないか?」
メイド『総EP、使用EP共にお教えすることはできません』
律「くっ」
澪「・・・ふっ」
律「・・・」
メイド『Eタイム終了です』
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:45:55.57 ID:uaVHrxYf0
澪「あーぁせっかく勝ったのに。もったいなかったな。EPとか」
紬『次はりっちゃんの番よ』
律「あぁ」ガチャ
紬(澪ちゃんの使用EP1、りっちゃんが2。すごいわりっちゃん)
律「ふふうまくいったな」ニヤ
律「あ、この部屋」ガサゴソ
紬(あれは・・携帯!)
律「外せとは言われたが使うの禁止って言われてないからな」
紬(・・・でも他の子は持ってないしどうする気なのかしら)
律「さて」カチカチピッ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 08:58:05.21 ID:uaVHrxYf0
唯「うぅーん結構時間たったなぁ」
唯「はぁ待つの長いなぁ。お菓子食べたい」
唯「ムギちゃん!お菓子を所望する!!」
紬『終わってからね』
唯「え~そんなぁ~」
ガチャ
唯「うわぁ!?」
澪「っ!唯か・・」
澪(チャンス!)
メイド『敵プレイヤー遭遇。一分後ポイント提示してください』
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:11:30.72 ID:uaVHrxYf0
澪「ここはお互い同じポイントを出さないか」
唯「わたしは10EPだすよ」
澪「そんなにか?もっと少なくても・・まぁいいか。じゃあそれで」
メイド『ポイントを提示してください』
澪唯「」ボソ
メイド『勝者澪様です!Eタイムスタート!』
唯「え!?」
澪「あはは、悪いなもしかしたら言い間違えたかも」
唯「そんな・・」
澪「でもせっかく勝ったしな・・・それじゃ遠慮なく」サワ
唯「んひゃぁ」ビク
澪「悪いな。これもゲームに勝つために必要なことなんだ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:15:59.41 ID:uaVHrxYf0
メイド『Eタイム終了です』
唯「」ハァハァグッタリ
澪(幸せだ)テカテカ
澪「まだ私のターンだったな」
澪「ここでいいか」ガチャ
澪「ふふ、今日の私はかなりツイてるな」
しかし次の部屋でミスしストップとなる
澪「あっ指に唯のがついてる」ペロペロ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:30:38.48 ID:uaVHrxYf0
澪「もう何ターン目か覚えてないな。今だれのターンなんだろ」
ガチャ
澪「うぉ」ビク
唯「ハァハァ・・・またあったね澪ちゃん」
澪「ゆっ唯!」
唯「このままやられっ放しじゃ済まさないんだから」フンス
メイド『敵プレイヤー遭遇。一分後使用EPを知らせてください』
唯「私は10EP使うよ!澪ちゃんは私との勝負受けるっ?!」
澪「あぁ私も10EP使う(このまま唯に攻めてもらうのもいいが堕とすためには私も攻めなきゃな)」
メイド『使用EPを教えてください』
唯澪「10EP」
メイド『ポイントを確認』
メイド『両者同ポイント。澪様、唯様Mタイムスタートです』
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:38:42.47 ID:uaVHrxYf0
唯「ん・・ああぁっ」
澪「はぁんっあっんあぁ」
互いにノーガードで下半身をまさぐり合う
先のEタイムでのダメージもある唯はすぐに堕とせると澪は考えていたが・・
澪「んっあっああんっはあぁっ(こ、こいつ。意外と!)」
唯「はあっはぁんっまっまけないんだからっ」
日頃ギ―太で慰めている唯はそう簡単に堕とせる相手ではなかった
とはいえノーガードでのまさぐり合い、互いに容赦のない手の動きで二人は限界に達そうとしていた
しかし・・
メイド『Mタイム終了です』
澪唯「―――あ」ハァハァ
澪(っく・・これじゃ生殺しだ)
唯(こんなとこでなんて・・あとちょっとだったのに)
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 09:46:59.49 ID:uaVHrxYf0
紬「みんな結構進んだわね・・・ん?」
紬「あれは・・・なにかしら?」
さわ子「あぁそれ私がやったのよムギちゃん」
紬「先生!?どうしてここに?!」
さわ子「ふふ、実は最初のほうからいたのよ私」
紬「・・・場所を変えましょう」
さわ子「えぇ、いいわよ」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:06:32.93 ID:uaVHrxYf0
紬「どうしてここに?」
さわ子「ムギちゃんが何か企んでたのに気付いてね、メイドさんに私もこの件に協力してるって言ったらすんなり来れたわ」
紬「・・・で何したんですか?」
さわ子「そんなに変なことなんてしてないわよ。C2・・だったかしら?そこに媚薬効果のある芳香剤を置いただけ」
さわ子「こういうのがあるほうがこのゲーム盛り上がるでしょ?」
紬「・・・何も分かってないですね。シラフだからいいんですよ先生」
さわ子「ふーん。でもやっぱりあったほうがってどこ行くの?」
紬「撤去してきます」
さわ子「させると思う?」
紬「思っていません。力づくで押し通ります」
さわ子「ふっまさか一年の時のこと忘れたの?」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:23:48.47 ID:uaVHrxYf0
―2年前―
紬「私、大人の女性を屈服させるのが夢なの~」
さわ子「・・・ふふ、あなたに出来るかしら。試してみる?」
紬「いいんですか?本気で行きますよ?」
さわ子「えぇいらっしゃい。可愛がってあげる」
紬「っ・・っ・・」ピクピク
さわ子「ま、経験や歳の差の違いね。こうなるのもしょうがないわ」
さわ子「しかも年齢っていう差は埋めることが出来ないもの」
さわ子「私はね、ムギちゃん。あなたにとってどうあがいても勝てない存在なのよ」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:34:27.68 ID:uaVHrxYf0
紬「・・あれからかなりたってますから」
さわ子「無理よ。差は埋まらない・・わよっ!」バッ
さわ子が下腹部に向け放った左手は紬の手でパリィされさわ子はバランスを崩した
そして致命の一撃、紬の左手がさわ子のスカートを上げると同時に下着をずらし右手の指をねじ込み―――
―――そして一気に引き抜いた
さわ子「はあああああぁぁぁぁん!!」プシャアアァァァ!ビクンビクン
紬「覚えておいてください。先生、あなたにとって私はもう・・」
紬「どうあがいても勝てない存在なんですよ」キリッ
紬「いそがなきゃ・・誰か入っちゃうかも」
メイド『唯様がC2に入室しました』
紬「・・くっ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:46:54.90 ID:uaVHrxYf0
紬「ようやくB3。待ってて唯ちゃん!!」ガチャッ
唯「きゃっ!ってムギちゃんどうしたの?」
紬「え・・・あれ?なんともないの?(顔が少し赤いわね)」
唯「なにが?」
紬「え、ああ。こっちの話。何もないならいいのよ(効果が弱かったのかしら?)」
唯「私いまここ開けようとしたんだけど・・ここって正解なの?」
紬「あ、ごめんなさい。ここ違うわ。残念だったわね」
唯「え~」
紬(まぁ問題ないようだしいいかしら)
紬「私はここから迷宮内にて行動するわ。このインカムは生かしておいて」
メイド『了解』
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 10:58:37.29 ID:uaVHrxYf0
―律ターン―
ガチャ
メイド『プレイヤー遭遇。一分後に使用EPをお知らせください』
律「・・梓」
梓「・・・」
梓(どうしよう。勝とうかな)
律(澪となに企んでるのか分からんが勝てば問題ないだろ)
梓「負けませんから律先輩」
律「こっちこそ」
メイド『使用EPをお知らせください』
梓(勝っても負けてもどっちでもいいや)ボソ
律「」ボソ
メイド『勝者、律様。Eタイムスタートです』
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 11:14:39.19 ID:uaVHrxYf0
紬(澪ちゃんと梓ちゃんのパイプをつかってのやりとり)
紬(携帯のボイスレコーダーを使ってりっちゃんも聞いていた)
紬(あの暗号。おそらくりっちゃんと昔使っていたものね。澪ちゃんもまさか聞かれてるなんておもってないでしょうね)
紬(でもいくら二人のやり取りを聞いて色々知っていたとしても・・また1ポイント差で勝つなんて・・)
梓「くっ」
律「さて、いくぞ」モミモミ
梓「んはぁっ・・っ・・」
律(後輩のくせにもしかしたら私より・・)モミモミ
律「これで勝ったと思うなよ!」パッ
梓「へ?」
梓「もう・・いいんですか?」
律「え?あぁ、あんま嫌がることしたくないしな」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:21:08.15 ID:uaVHrxYf0
梓「そんなっお願い!なんでもしますから」ガバッレロレロレロレロレロ
律「・・うゎ・・いや・・そんなこと・・靴舐められても・・しない、から」
梓(くうぅぅでもそんな優しい律先輩が好き!!ポイント使わせたし次会ったときは私が可愛がってあげますからね!!)レロレロ
梓「!!(え?あの手に持ってるメモ・・まずい律先輩は迷路を解きかけてる?)」レロレロレロ
メイド『Mタイム終了。律様のターン続行です』
律「・その・・・・じゃあな・・梓」ガチャ
梓(やっぱり一発で!まずい負けてる場合じゃなかった。早く律先輩に会わないと)
梓「はぁ。でも律先輩の手気持ちよかったなぁ。靴もおいしかった・・」
梓「ん・・はぁ・・」モミモミ
紬『次は梓ちゃんの番よ』
梓「・・・ふぅ。今の私は誰よりも冴えてますよ」ガチャ
梓「!?って澪先輩ですか」
澪「・・い・きっ・・・・い・・てぇ・・」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:23:44.18 ID:uaVHrxYf0
メイド『プレイヤー遭遇。1分後にEPを提示してください』
梓「澪先輩、もうすぐ律先輩がクリアしそうなんでここは私に負けてもらえませんか?」
梓「もう唯先輩としたんですからいいですよね?1ポイント使ってください」
澪「・・はぁ・・てぇ」
梓「大丈夫ですか?かなり激しくやり合ったんですね。早く私も・・ふふ」
澪「・・い・・てぇ・・ふっ・・いてぇ・・」
メイド『ポイント提示してください』
梓「」ボソ
澪「・い・きっ・・ふっ・・」ボソ
メイド『勝者、澪様、Eタイムスタートです』
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:26:14.35 ID:uaVHrxYf0
梓「・・・・・」
梓「澪先輩なにやってるんですか?」
梓「まぁいいです。律先輩が行った部屋教えますから足止めとP消費お願いします」
梓「さっきのメモから察するにたぶんこの辺に・・」
梓「澪先輩聞いてますか?」
澪「・・・い・・てぇ・・」
梓「あの・・澪・・先輩?」
澪「いてぇっいっ・・き・・てえっ!」
梓「なっなにを―――」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:28:39.09 ID:uaVHrxYf0
―律ターン―
律「さてと」ガチャ
唯「!!」
メイド『プレイヤー遭遇』
律「まさか唯がいるとはな・・」
唯「あはは・・久しぶりだねぇりっちゃん・・」
律「大丈夫か?なんか疲れてるようだけど?」
唯「う、うん、平気だよ」
メイド『ポイントを教えてください』
唯「」ボソ
律「」ボソ
メイド『勝者唯様。Eタイムスタートです』
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:31:56.78 ID:uaVHrxYf0
唯「よかったぁ。ほんとうはちょっと疲れてるんだ。あんまり動きたくなかったんだよね」
律「だろうな。見りゃわかる(まさかポイントあんなに使うとは。けど無理して勝たなくて正解だったな)」
律「次の部屋がおそらくゴールだってのに足止め喰らっちまったな」
律「私のターンまでに誰かがゴールしなきゃ私の勝ちだ」
律「早く私のターンにならないかなー」
ガチャ
律「っ!」
澪「・っ・・てぇ・」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:41:46.46 ID:uaVHrxYf0
メイド『プレイヤー遭遇。1分後ポイントを提示してください』
ガチャ
律「ムギ!?どうしてここに?」
紬「おそらくはこれが最後の勝負になるでしょうね」
律澪「!」
紬「琴吹紬、立ち合わせていただくわ」
紬(さわ子先生が持ち込んだ芳香剤。これが仕掛けられてたのはC2じゃなくD2だった)
紬(そしてその部屋に入ったのは澪ちゃん・・媚薬効果と唯ちゃんとのバトルの高ぶりで・・)
紬(今・・なった。秋山澪・・彼女はこの迷宮のミノ・・いえ、ミオタウロスに!)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:52:36.60 ID:uaVHrxYf0
澪「ふっ・・・ふっ・・・」
律「・・・・」
メイド『時間です。ポイントを提示していただきます』
澪「」ボソ
律「」ボソ
紬「!(また1ポイント差)」
メイド『勝者、律様―――』
澪「い・・きてぇっ!!」ガバ
律に襲いかかろうとする澪、しかし紬がそれを止めた
紬「ぐっ」ザザ
メイド『紬様!!』
紬「手を出さないで私がやるわ」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:56:17.75 ID:uaVHrxYf0
紬(何の因果か、私の提案したこのラビリンスにさまよう・・怪物)
紬(まさか私自身が退治するハメになるなんてね)
紬「澪ちゃん、悪質なルール違反によりあなたを・・・粛清するわ!」
紬の右手が澪の胸を捕え左手は下腹部にのびる。下着を身につけていなかったため直に触れ
そして左手の指が肉の壁をかき分け奥へと進む。澪はバランスを崩し倒れそうになる
澪がとっさに前に出した手で紬ははじかれる形になり澪からはがされた
紬(あと1撃。唯ちゃんの刻んだ楔は深い。あと1撃でイカせる!)
澪「イき・・てぇ」
律(いきたいって言ってるくせになんでお前が襲うんだよ)
紬(目の前のりっちゃんに反応したか・・このままりっちゃんに向かえば、終わりよ澪ちゃん)
紬「!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 12:59:53.60 ID:uaVHrxYf0
紬(コード?いつの間に・・一体何の・・まさか、いやでもそれなら・・)
紬(りっちゃんが預けた荷物の中におそらく入っていたんだわ。あのペンが)
紬(それを聞いていたから1ポイント差で勝つことが出来たのね)
紬「!!」
紬が律に気を取られた一瞬の隙をつき澪の指が紬の下着をずらす。そして更に奥に侵入し中を掻き回した
紬「んはぁっ!あぁっ!」ビクン
メイド『紬様!』
紬(何をしよるんか・・それは私に・・)フラ
澪が紬に追い打ちをかけようとしたが紬に防がれた。そして紬の手が澪の下腹部へ向かい
紬(売っとるんか)
澪の中を掻き回し素早いピストンで攻めながら壁に叩きつけた
メキッ
澪「はあぁぁんっ」プシャァァァビクンビクン
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:04:03.51 ID:uaVHrxYf0
メイド『これにて粛清終了。律様のターンとなります』
紬「」ガクガクガタン
膝をつく紬。しかし使用人たちからは紬に対する言葉は発せられない
彼女らは知っているのだ
今・・・紬にとって何が最も優先されるのかを・・・
律「・・・・・・」ガチャ
紬「ラ、ビ・・リ・・ンス・・勝・・負・・・」ガクガク
紬「勝者、田井中・・・りっちゃああぁぁぁんはあぁぁん」プシャアァァァ
メイドA「紬様!」
メイドB「紬お嬢様!」
律「」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:06:36.21 ID:uaVHrxYf0
―客間―
律「ふぅ・・ようやく終わったか」
ガチャ
唯「あっりっちゃんだ。勝ったんだってね、おめでとぉ」
律「おっす、ほれお茶あるぞ」
唯「ありがと。あれ?りっちゃんだけ?ムギちゃんもまだなの?」
律「ムギと澪と梓はまだしばらくこないぞ」
唯「え?なんかあったの?」
律「梓については知らないな・・けど途中あったけどあいつちょっとおかしくなってた」
唯「・・・そう」
律「・・・ムギと澪は・・なんか酷いことになってた」
唯「ひどいこと?」
律「うん。目の前でな・・・色々あったんだよ。正直引いた」
唯「・・・ふぅん」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:07:53.17 ID:uaVHrxYf0
―琴吹家前―
紬「今日は来てくれてありがとね」
唯「こっちこそ。今日は楽しかったよ」
澪「大変な目にあったけどな・・・まぁ楽しかったな」
梓「・・・私は不完全燃焼です」
紬「じゃあまたやりましょうか?」
律「それは無理だ!」
唯「ね、ねぇムギちゃん・・・負けた時のことなんだけど・・あれって・・」
紬「あぁアレね。元から言う気なんてないわよ?だってゲームに参加してくれたら黙っとくって約束だからねっ」
梓「・・もうっ!ムギ先輩は」
律澪「嘘つき」
唯「だねっ」
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