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ハルヒ「ナイトガンダムって何かしら?」長門「私の婿」1-2
今と違う時代どこかにあるというスダドアカワールド
ひょんなことに今そこで俺は冒険をしている。
仲間は非の打ち所のない模範的な勇者と
非の打ち所だらけの女勇者、
超能力者から魔法使い(法術士)に転職したインチキさわやか野郎だ。
その男の助言によってザコ狩りを開始した俺たちはあっという間にレベルも上昇、
まだ序盤だというのに全員40を超えてしまった。
ここで俺たちのステータスを紹介しよう。
78 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:41:33.72 ID:gW7koO0u0
騎士ハルヒ 装備 戦闘魔法 移動魔法
LV 43 E鋼の剣 ルフィラ ターン
HP 250 E魔除けのドレス ムービルフィラ ループ
MP 193 E黄金の盾 サーべ
ちから 148 E黄金の兜 ムービサーべ
わざ 146 ファン
つよさ 168 ファンネル
ぼうぎょ 195 バズ
すばやさ124 バズレイ
ソーラ
ソーラレイ
79 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:42:55.57 ID:gW7koO0u0
騎士ガンダム 装備 戦闘魔法 移動魔法
LV 43 E鋼の剣 なし なし
HP 225 Eナイトの鎧
MP 0 Eナイトの盾
ちから 108 Eナイトの兜
わざ 84
つよさ 143
ぼうぎょ 135
すばやさ 102
82 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:45:30.62 ID:gW7koO0u0
法術士古泉 装備 戦闘魔法 移動魔法
LV 45 E水の杖 ルフィラ ミディ
HP 145 E魔法のマント ムービルフィラ ミディア
MP 274 E皮の盾 サーべ キュアー
ちから 61 E皮の帽子 ムービサーべ メディカ
わざ 54 ファン リフレ
つよさ 76 ファンネル バーニア
ぼうぎょ 77 バズ ターン
すばやさ52 バズレイ ライト
ソーラ ループ
ソーラレイ
ビット
サイコ
ミノフス
ダミー
83 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:46:29.37 ID:gW7koO0u0
騎士キョン 装備 戦闘魔法 移動魔法
LV 48 E鋼の剣 なし なし
HP 80 Eナイトの鎧
MP 22 Eナイトの盾
ちから 48 Eナイトの兜
わざ 42
つよさ 83
ぼうぎょ 84
すばやさ42
84 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:48:38.47 ID:gW7koO0u0
なあ、ひどくないかこのステータス?
ハルヒが騎士ガンダムより強いというのもおかしいが、
魔法が全く使えない騎士の俺が古泉よりも弱いというのにも抗議の声をあげたい。
主人公補正なんて概念は一体誰が作ったのか知らんが俺には全く適用されないらしい。
戦力的には酒場の住人であるが、替える仲間もいないのでこのまま戦い続けるしかあるまい。
もっとも、ハルヒは事あるごとに騎士ガンダムの出自の秘密やこの先起こる出来事をぶちまけようとするので、
ストッパーの俺は常に配備されていなくちゃならんわけだが。
余計な混乱はこれ以上いらんぞ。
そんな俺たちの旅は石板の片割れを探すためダンジョンへと向かうのであった……。
85 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:50:21.68 ID:gW7koO0u0
ガンダム「……あの洞窟が石板の残りがあると言われるダンジョンか」
キョン(あのOVAでスライムアッザムの大群が出たところか)
ハルヒ「覚えた呪文を早く試したいわ!」
古泉「涼宮さんは攻撃魔法がお出来になりますからね」
キョン「攻撃魔法『のみ』覚えるところがハルヒらしいぜ」
ハルヒ「何よ、文句あんの?ソーラレイで焼き殺すわよ」
キョン「ないない全くないよー!」
キョン「……そういや魔法は使えるけど"使えない"器用貧乏なキャラがいたっけな」
古泉「そろそろ登場しそうですね」
86 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:50:53.49 ID:gW7koO0u0
ハルヒ「う……やっぱり中は暗いわね。古泉くん!」
古泉「お任せください。ライト!」 ポワァ~ン
ハルヒたちの周辺が明るく照らされた!
ハルヒ「便利なもんね」
???「誰だそこにいるのは!?」
キョン「あの甘い声は……」
87 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 01:51:44.09 ID:gW7koO0u0
アムロ「私はラクロア騎士団の騎士アムロ。石板を探している。そちらも名を名乗ってもらおうか」
ガンダム「ラクロア騎士団の方か。私は騎士ガンダム、こちらの方は……」
アムロ「ガンダムだと!?」
アムロ「ラクロアに伝わる勇者の名を汚す悪魔め……覚悟!」
ガンダム「待て!勘違いだっ!私は貴方の……」
アムロ「問答無用!」
ハルヒ「バズレイ」 ズドーン……!
大きな爆発がアムロを襲う!
アムロ「ぐああ……」
90 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:10:33.26 ID:gW7koO0u0
ガンダム「騎士アムロ、大丈夫か?」
ガンダム「私はジオン族ではありません。レビル王からサタンガンダムを倒すために遣わされた騎士ガンダムです」
アムロ「すまなかった……勘違いしていたようだ」
ハルヒ「バズレイ一発でやられるとかやる気あんのあんた?」
古泉「アムロの身で一人旅とは感心しませんな。第三章では本当に詰むから困ったものです」
アムロ「……」
ガンダム「まあハルヒ殿、彼も悪気があったわけじゃないですし……」
アムロ「うっ……ひぐぅっ……私だって……(´;ω;`)」
キョン(精神的にも打たれよわいのかよ!)
91 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:12:04.83 ID:gW7koO0u0
ガンダム「騎士アムロ、それで石板はどちらに?」
アムロ「ぐす……。いや、私もまだ……。洞窟の奥の方に人懐こいスライムアッザムがいたのが気になりましたが」
ハルヒ「それよ、それ。あんたが今フラグをたてたのよ」
アムロ「フラグ……?」
ガンダム「SOS団の勇者たちは我々には到底考え及ばぬことまで知っているのだ」
キョン「ああ、できれば気にしないでおいてほしいぜ」
古泉「とにかく行ってみましょう。そちらに石板があるようですね」
92 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:13:11.25 ID:gW7koO0u0
アムロ「確かこっちの方に……」
スライムアッザム「ピー!ピー!」
アムロ「いた!」
ハルヒ「その子が石板の在処まで案内してくれるはずよ」
スライムアッザム「ピー!」 ピョンピョン!
アムロ「どうしてわかるのですか?」
ハルヒ「だってFC版もSFC版もOVAも同じて……モガっ」
キョン「……えーとつまりだな、SOS団の勇者は色々詳しいんだよ」
ハルヒ(あーもう知ってること全部ぶちまけたいわ!!!!!)
キョン(我慢しろ!変に混乱するだろう!)
ギャーギャー!
古泉「平和ですねえ」
ガンダム「まさにレクリエーションですね」
93 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:13:58.55 ID:gW7koO0u0
………………
ハルヒ「あったわね、隠し部屋が」
ガンダム「これが残された石板の欠片……」
古泉「さっそく石板を一つにしてみましょう」
???「クックックッ……わざわざ石板の在処を教えてくれるとは……」
???「そいつを渡してもらおうか!」
ガンダム「何者だ!?」
ギャン「ジオン族の騎士ギャンだ……サタンガンダム様に楯突くゴミどもが」
グフ「同じく騎士グフ!」
ギャン「さあ、死にたくなければ石板を渡してもらおう」
94 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:15:11.79 ID:gW7koO0u0
アムロ「たったの二人か……消えろ、ぶっとばされんうちにな」
ハルヒ「アムロ、あいつらあんた一人で何とかしなさい」
アムロ「え?」
ハルヒ「あれはジオン族でも中位の騎士よ。ここから先はあんな奴らがぞろぞろ湧いてくる」
アムロ「……」
ハルヒ「戦闘中はいちいちあんたを回復する暇なんかないわ。
ここであいつらを倒せないようならラクロアに帰りなさい」
ハルヒ「邪魔だから」
アムロ「マジ?」
ハルヒ「大マジよ」
ガンダム「……何故ハルヒ殿は騎士アムロに対してああまで厳しいのですか?」
キョン「きっと苦労させられたからじゃないか?」
95 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:15:30.51 ID:gW7koO0u0
96 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:16:15.84 ID:gW7koO0u0
アムロ「い、言っただろハルヒ殿……私だってラクロアの騎士だ」
アムロ「ザコ扱いするな!」
……………
アムロ「ぜぇぜぇ……、な、なかなかやるなジオン族め……」
ハルヒ「こらー!やる気あんのあんた!?」
古泉「アムロさん、キャラまでヤムチャになる必要はありませんよ」
アムロ「く……ヤムチャって誰ですか……」
グフ「なんか可哀想に思えてきたな……」
ギャン「ユニオン族も人使い荒いんだな……」
グフ「だが石板は頂くぞ!」
98 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:17:47.55 ID:gW7koO0u0
グフ「とどめだー!」
アムロ(……! もうかわす体力もない……ここは……)
アムロ「ビット!」 ブゥゥゥン
グフ・ギャン「!」
グフ・ギャン「ぬかった…………」 クラッ
グフとギャンは気絶した!
アムロ「チャンス!」
アムロの攻撃!
グフ・ギャン「ぐあ!」
グフとギャンは光となって消えた!
アムロ(な、なんとか勝った……)
99 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:18:55.57 ID:gW7koO0u0
アムロ「大した事なかったかな」 ゼーハーゼーハー
ハルヒ「そう、じゃあ次もよろしくね」
アムロ「えっ……」
ハルヒ「第三章までに最低レベル40は必要だから♪」
キョン「なんか人事と思えんな……ていうかメタ発言やめろっての」
ハルヒ「ふん、そいつの為に言ってやってるんだからね!」
ガンダム「とにかく、これで石板が揃いましたね。一つにするとどうなるのか……」
ガンダム「文字が浮かび上がってきた!……『選ばれし者の許に三つの星が集う時大いなる力が十の分身を生むだろう』……どういう意味だ?」
その時石板から光が走った!
シュワシュワシュワ……
なんとスライムアッザムは騎士セイラだった!
キョン(かわええwww)
100 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:19:45.12 ID:gW7koO0u0
セイラ「呪いを解いて頂いてありがとうございます。私は三神器の守護をしている騎士セイラと申します」
セイラ「サタンガンダムを倒すためには三種の神器が必要です。私が案内いたします」
キョン(なんという急展開!でも可愛いから許す!)
ハルヒ「何鼻の下伸ばしてんのよ。ムービサーべで斬り殺すわよ?」
キョン「古泉、ミノフスかけてくれ」
古泉「おやおや、レクリエーションの間に新たなお客が来たようです」
キョン「え?」
???「その石板を渡してもらおうか……」
101 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:21:02.45 ID:gW7koO0u0
ハルヒ「何よあんた!」
シャア「その石板は貴様らに扱えるものではない……ビット!」
シャアはビットを唱えた!
一同「う……」 クラッ
ガンダムたちは気絶した!
シャア「ハッハッハッ、石板は頂いたぞ!」 ダッ
ハルヒ「待ちなさいよ!」
シャア「!?」
シャア「貴様……ビットが効かなかったようだな」
ハルヒ「そんなもん効かないわよ!あんたねえ、いつもいつも勝手に石板奪っていって……!」
シャア「何を……なぜ私のことを知っている?」
ハルヒ「ロリコンでシスコンでマザコンのくせに!」 バッ
シャア「やめろ!マスクをとるなあああああああああ」
102 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:21:55.07 ID:gW7koO0u0
ハルヒ「ほーら!マスクの下は猫耳だってことあたし知ってんのよ!」
ゴロゴロゴロ……
シャア「うにゃあ!やめろにゃあ!」///////
セイラ「う……」
セイラ「……! あなたは兄さん!」
シャア「アルテ……いやセイラか」
セイラ「兄さん、私にはわかるのです、この方……騎士ガンダムは選ばれし伝説の勇者なのです」
セイラ「だから、戦うのはやめてください!」
シャア「セイラよ……これが戦っているように見えるかにゃあ?」//////
ハルヒ「うらうらうらー!」
セイラ「……」
103 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:23:22.38 ID:gW7koO0u0
……………………
シャア「……私は思い違いをしていたようだ。石板は貴様らに譲ってやろう」
シャア「力と霞と炎……今言えるのはこれだけだ。さらばだ!」
ハルヒ「また会ったら撫でてあげるわよー!」
シャア「だ……黙れ!」//////
キョン(一体何をしたんだこいつ?)
ガンダム「石板も揃ったことですし、早速探しに行きましょう」
アムロ「それなら私の天馬ホワイトベースを呼びましょう。飛んで行ったほうが早い」
アムロ「ペガサスー!」
ハルヒ「流星拳!」
バコッ!
アムロ「な、何をするのですか……(´;ω;`)」
キョン「そりゃその声で言われたらなあ……」
古泉「困ったものです……」
104 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:23:56.37 ID:gW7koO0u0
こうして騎士ガンダムとハルヒたちは三種の神器を探す旅に出たのであった。
(省略するけど)
105 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:24:55.16 ID:gW7koO0u0
~補足3~
みくる「補足コーナー三回目ですね」
長門「まずは魔法について説明する」
みくる「実は、魔法の大部分が原作のガンダムの兵器名からとられているんですね。以下、魔法のリストです」
サーべ系 空気の剣で切り裂く(ビームサーベルから)
ガン、ルフィラ系 光の弾を放つ(ビームガン、ビームライフルから)
バズ系 爆発で攻撃(バズーカから)
ファン系 電撃を放つ(ファンネルから)
ソーラ系 光で焼き殺す即死呪文 (ソーラレイから)
長門「その他にもビット(気絶させる)、サイコミュ(混乱させる)、ミノフス(魔法封じ)などもある」
みくる「全部は紹介しきれないのでごめんなさいね」
108 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:28:58.52 ID:gW7koO0u0
長門「次はキャラクター紹介をする」
長門「騎士ガンダムは私の婿」
みくる「ええと、長門さん他の情報もお願いします……」
長門「……彼は心優しく正義感が強い模範的な性格。非の打ち所のない真の勇者と言える」
長門「ただしそれはOVAの設定であり、ゲームや漫画ではややラフな言動もある」
長門「特にコミックボンボンで連載されていたほしの竜一版はボンガロやVガン程ではないものの独自色が強かった」
長門「また、ゲームでは魔法も使えるが今回はカードダスの設定に則り魔法は使えないものとする」
109 : ◆QsSJKY1uE. :2010/08/27(金) 02:29:52.66 ID:gW7koO0u0
みくる「次に、騎士アムロですが」
長門「一言で言うとヘタレ。ラクロアの勇者(笑)」
みくる「ゲームでもカードダスでも騎士セイラより弱くて、特にゲームでは『ミノフス要員』とまで呼ばれるほど弱かったのです」
長門「それにも関わらずSFC版では彼は一人旅をする時期がある。マジキチ」
みくる「騎士シャア、彼はとある呪いによって姿を半獣半人に変えられています」
長門「元の姿に戻るため石板を探していて、ゲームでもOVAでも石板を勝手に奪っていく迷惑キャラ」
みくる「その他にも目的はありそうですが……禁則事項です」
みくる「次はいよいよサタンガンダムとの対決です。見てください!」
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