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一方通行「……三下、よろこぶかな……」 4
一方通行「……三下、よろこぶかな……」 3 の続き
86 名前:だれもいない、少しだけ投下するなら今がチャンス…!?[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:52:13.43 ID:RpMsTBko
-とある日の夜-
一方通行「…」イライラ
打ち止め「一方通行どうしたのーってミサカはミサカは…」
一方通行「何でもねェよォ!」イライラ
打ち止め「ひゃぁ!?」ビクッ
芳川「子供になんてことを!」
一方通行「なンもしてねぇだろォ!!」イライラ
黄泉川「はっはぁ~ん…」ニヤニヤ
一方通行「アァン?」
黄泉川「さては平日に上条に会えないからイライラしてるんだろ?」ニヤッ
一方通行「なっ!?」
芳川「あーそういうことなの」
一方通行「ち、ちげェ!」アセアセ
打ち止め「そっか、好きな人と離れてるのはつらいよねーってミサカはミサカは一方通行と一緒に暮らしてることを喜んでみたりー」
一方通行「だ、だから…」モジモジ
87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:53:15.93 ID:RpMsTBko
黄泉川「…これじゃん!」
芳川「わっ、びっくりした…」
黄泉川「一方通行、うちの学校に転入すればいいじゃんか!」
一方通行「アァ!?」
黄泉川「うちの学校、できれば小萌先生のクラスに入れれば、上条と半日はずっといられるじゃん?」
一方通行「な、なンだとォ…」
一方通行(三下とずっと一緒ということは…)
一方通行(あれだな、教科書一緒に見せっこしたり…)
一方通行(ノート貸し借りしたりだァ…)
一方通行(運がよければ、一緒に昼飯くったり…)
一方通行(究極は一緒に帰ったりすンのかァ!?)
一方通行「……」ニヤッ
黄泉川「す、少し怖いじゃんか…」
芳川「でも、それが手っ取り早いわね」
黄泉川「それじゃ……連絡しとくじゃん、はやければ数日で手続き終わるはずだな」
88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:53:53.62 ID:RpMsTBko
一方通行「ってことはァ…」
黄泉川「たぶん、来週には一緒にかよえるじゃん?」
一方通行「ヒャホォオオォォォォォ!!」
黄泉川「え!?」
芳川「一方通行…?」
打ち止め「…?」
一方通行「あっ…」
ゴホンッ
黄泉川「へぇ~そうかいそうかい」ニヤニヤ
芳川「うふふ」クスクスクス
一方通行「わ、笑うンじゃねェ!!///」
打ち止め「ねーミサカも、学校にいってみたいってミサカもミサカも要求してみたりー」
黄泉川「もうちょっと大きくなったらじゃん」
芳川「そうね、あと少し大きくなったらね」
打ち止め「えー…ミサカも一緒に通いたいよ…」ぷぅー
90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:54:25.28 ID:RpMsTBko
-数日後-
小萌「はい、ホームルームはじめますよー」
青髪「今日も小萌せんせぇはかわええなぁー」ほわ~ん
上条「はぁ…」
青髪「かみやんはリア充なんやから、小萌せんせぇに手だしたらあかんで?」
上条「ださねぇよ!」
小萌「はいはい、上条ちゃん静かにしてくださいなのですよ?」
上条「なんで俺だけ…」
青髪「かみやん!ずるい!ずるいで!」
小萌「今日は皆にビッグニュースなのです」
上条「なんだ?」
青髪「なんやろう?まさか僕に愛の告白でも?
上条「ないから…」
土御門「…」ニヤッ
上条「土御門?なにかしってるのか?」
91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:55:14.79 ID:RpMsTBko
土御門「いや、しらんぜよ」ニヤニヤ
上条「…」
小萌「ほら!上条ちゃん静かにしてくださいなのです!」
上条「…また俺だけ……」
小萌「今日から転入生が追加なのです!」
生徒「おぉ!」
小萌「ちなみに…女の子なのですよ」
生徒(男子)「うぉおぉぉぉぉぉ!!」
吹寄「男子うるさい!」
小萌「おめでとう!野郎共!残念でした子猫ちゃん達~」
土御門「…」ニヤニヤ
小萌「さぁ、転入生ちゃん、どうぞ~」
スタスタ
上条「なっ!?」
生徒「ぉぉお!?」
92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:55:45.26 ID:RpMsTBko
小萌「はい、転入生ちゃん、自己紹介よろしくなのですよー」
一方通行「…はい」
カツカツカツ、コトッ
一方通行「す、鈴科百合子です」
上条(あ、一方通行!?)
一方通行「今日からこの教室で一緒に学ぶことになりました、よろしくお願いします」
男子生徒「アルビノ美少女キタァ!!!」
女子生徒「うわぁ…肌白くて細くて綺麗…」
土御門「…プッ」
青髪「ま、まさか…」
上条「…どうして…」
青髪「か、かみやんの彼女やないかぁああ!?」
上条「なっ!?///」
一方通行「///」
男子生徒「…上条当麻ぁぁぁああ!?」ギロッ
93 名前:一方通行転入編、冒頭はこんな感じで[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:02:55.56 ID:RpMsTBko
上条「ま、まてお前達!?話せばわかる!だから平和的な解決をだな…」
男子生徒「上条属性の結晶とは舐めてやがるな!上条当麻死すべし!死すべし!」
上条「ま、まて…な?な?」アセアセ
男子生徒「言い残すことはそれだけか…さらば!!!!」
一方通行「ま、待ちやがれェ!!!」
小萌「え?鈴科さん?」
青髪「おひょ?」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「鈴科…」
一方通行「こ、コイツに手をだしたら…お、俺じゃなかった、私は許しませんよ!」
男子生徒「…チッ」
上条「ふ、ふぅ…」
一方通行「ったく」
上条「鈴科、さんきゅーな、助かったよ…」
一方通行「べ、別にたいしたことしてねェから…///」プシュー
95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:09:27.48 ID:RpMsTBko
-休み時間-
青髪「なんや、かみやんの彼女さんは…元ヤンかなにかか?」
上条「ちげぇって…な?」
一方通行「ち、違います…」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「なんつーかな……実は隠してるけど高レベルの能力者で…一こいつにはいっていいか?」
一方通行「……信用できるかァ?」ボソッ
上条「こいつは俺の友達だしな、いっつもつるんでるし、いっておいたほうが面倒はないとおもうぞ」
一方通行「任せる…」
上条「そっか、えっと青髪、ちょっと耳かせ」
青髪「なんや、惚気ならおこるで?」
上条「ちげぇから!」
グイッ
青髪「いたっ!?」
上条「こいつはな、実は…」
97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:15:23.67 ID:RpMsTBko
青髪「え?まじ?」
上条「あぁ、本当だ」
青髪「へぇ、まさか、この学園都市1位の一方通行が…この女の子だとは…」
一方通行「おかしいかァ?」
青髪「いやぁ、男とばかりおもってたから…」
上条「実はつい最近まで俺も…」
一方通行「……チッ」
土御門「…プッ」クスクス
上条「さっきから土御門、お前感じ悪いぞ?」
土御門「ごめんごめんだにゃ、いやーかみやんがそこまでにぶにぶさんだとはおもってもいなかったにゃー」
上条「お前まさか…」
土御門「むかしっからきがついてたにゃ?」
上条「……」
土御門「俺の正体わすれたかにゃ?」ボソッ
上条「…まぁてめぇならしってて、不思議はねぇな…」
99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:22:30.43 ID:RpMsTBko
青髪「…うーん」
上条「どうした青髪、トイレなら今のうちだぞ?」
青髪「…うーん」
土御門「なんか変なものでもくったかにゃー?」
青髪「…うーん」ジロジロ
一方通行「なんだァ?人の面じろじろみて?」
青髪「…うーん、かみやん、鈴科さん、つかぬ事をお聞きにしますが」
上条「な、なんだよ、改まって…」
青髪「お二人はお付き合いしてるんですよね?」
一方通行「そ、そうだけどォ…///」
青髪「ってことは…もうキスとかも…」
上条「///」
一方通行「///」
青髪「はぁ…なるほどなるほど…」
土御門「かみやん、流石…幻想殺しだにゃ、あって数日でそこまでいくとは、高校生の幻想を完全に打ち砕いてるにゃー」
100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:26:57.36 ID:RpMsTBko
青髪「まさか……それ以上のことまではいってへんよな?」
上条「そ、それ以上って!?」
青髪「そりゃ……あれやろ…」
イヤらしい指の形
上条「ば、ばか…あるわけ…」
一方通行「あるわけねぇだろ!下着の中に手ぇ突っ込ませたまでだ!」
上条「一方通行!?」
土御門「ほほぉ~」ニヤニヤ
一方通行「あっ……///」
青髪「そか…かみやん大人の階段のぼりはじめたんやな…」
上条「あ、あのそのだな…」
一方通行「///」
青髪「かみやん、そんなあいまいな返事はいかん、そこまでいったんなら、責任とらなあかんよ?」
一方通行「責任…」
一方通行(け、結婚かァ!?)
101 名前:今夜はこのあたりで[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:32:44.30 ID:RpMsTBko
上条「なっ…!?」
青髪「だめやで…かみやん…逃げるなんてのは最悪やで」
土御門「そーだそーだにゃ!」
一方通行(ってことはだ……まずは同棲して、お互いのことを良く知って…から…)
上条「ば、馬鹿言うんじゃねーよ……そんな無責任なことするはずねーだろ…」
上条「ただ、鈴科が……ほら、俺のこといやだなんていったらそれまでだろ?」
青髪「まぁ、それもそうだけど…」
土御門「…」ニヤニヤ
一方通行(ってことは、一緒に飯くって…)
上条「だろ?俺が一人がんばったところで…」
一方通行(さらにだ、一緒に生活するってことはだ、その…)
一方通行(一緒に風呂はいっちまったり…一緒に寝たり…)
一方通行「///」ボンッ
パタッ
上条「鈴科!一方通行!しっかり!しっかりしろ!!!」
110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:26:10.67 ID:RpMsTBko
打ち止め「キスは大丈夫で自分からしたのに、なんでこういうのにはよわいかなーってミサカはミサカは本気で不思議がってみたり」
-とある学校の授業中-
小萌「で、ありますので――」
上条「うーん…」プスプス
一方通行「オイ、三下ァ」ボソッ
上条「な、なんだよ…今頭一杯一杯なんだよ…」プスプス
一方通行「この授業はなンだ?復習ってやつか?」
上条「え?いや…今日はじめてやるところだぞ?」
一方通行「…何の冗談だァ?」
上条「…まじなんですが」
一方通行「……アァ?」
上条「まさか…」
一方通行「こんなの3年くらい前にやっただろォ?」
上条「……」
一方通行「え?マジなのか!?」アセアセ
111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:27:16.97 ID:RpMsTBko
上条「これだから天才ってやつは…」
一方通行「…本気だと思わなかったンだよォ…」
上条「落ちこぼれを理解しろっていうのが間違いでしたね」
一方通行「そういうのやめてくれェ…」
上条「…ん?」
一方通行「俺の倒した男がァ…そんな卑屈なヤツだなンて思いたくねェ…」
上条「あっ…」
一方通行「三下ァ…テメェはすげェヤツなンだよォ…だから…俺は好きになったンだァ…」
上条「こ、こんなところで何をいいますか…///」
一方通行「ったく、お前が情けないこというからだろうがァ///」
青髪「せんせぇ~?かみやんと鈴やんが乳繰り合って授業まったくきいてませぇ~ん」
上条「青髪!」
一方通行「なっ!?///」
小萌「上条ちゃん!彼女が転入してきたからって、授業中にそんなことしたらだめなのですよー!」プンプン
上条「いや、いや、そんなことしてませんから!!!」
112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:28:19.77 ID:RpMsTBko
一方通行「ち、乳繰り合うだとォ…///」プシュー
小萌「でもぉ、こういうケジメは大切なのですよ?」
上条「ちょ、ちょっと授業のことで質問してただけですから!ね、ね!」
一方通行(つ、つまりだァ…周りからみたら俺らのやりとりはそンな風にみえてるって事なのかァ…)プスプス
小萌「もぉ、転校生に教わるなんてどういうことなのですか?自分でわかるようにちゃんと授業きいてたなのですよ、オーケーですかぁ?」
一方通行(……ってことはこの教室いや、この学校で俺たちの仲はもう公認ってことなのかァ!?)プスプスプス
上条「青髪、後で覚えておけよ!」
青髪「はぁ~て、なんのことかなぁ?」
土御門「…プッ」
上条「土御門、てめぇもわらってんじゃねぇよ!」
土御門「八つ当たりはやめてほしいにゃー」
一方通行(……これが事実婚ってやつか!?…結婚…つまり、あれしてこれして……)プシュー
ボンッ!パタッ
上条「おい、鈴科!大丈夫か!」
土御門(この二人いくらみてても飽きないにゃー)ニヤニヤ
113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:41:28.51 ID:RpMsTBko
-とある平日の昼休み-
キーンコーンカーンコーン
上条「ふぅ、これで午前の授業は終わったなぁ…」
土御門「まさか、一方通行が午前中だけで、2回もかみやんにK.Oされるとは…おもってもいなかったにゃー」
一方通行「テメェ…」プルプル
上条「おいおい、俺はなにもしてないだろ?」
青髪「でも鈴やんはそうはおもってないみたいやけど…」チラッ
一方通行「な、なンだよ///」
上条「へ?」
土御門「……まぁかみやんは知らず知らずにフラグたててるからにゃー」
青髪「直接話してなくても、その種(フラグ)が自然に育って芽吹くってこともまぁありうるっちゅーことやで」
上条「はぁ?なんのことだよ」
青髪「まぁそないな話はおいといでだ、かみやん、飯どうすんの?」
上条「どうするって?」
青髪「僕らといくわけにはいかんやろ?鈴やんおるし」
114 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:50:32.50 ID:RpMsTBko
土御門「そうぜよ、彼女いるのに、野郎を誘って飯くうなんて、ちょっと気の利かないやつだにゃー」
上条「あ…」
土御門「一方通行、かみやんと一緒に二人でたべたいだろ?」
一方通行「べ、別にそンなンじゃねェけど…よォ…」モジモジ
上条「あっ、でも俺何も持ってきてないから、結局食堂とかだぞ」
土御門「はぁ…」
青髪「あほや…」
土御門「かみやん、一方通行の手みてみるにゃー」
上条「あぁ?鈴科の手だぁ?」
一方通行「……べ、別にこれはァ、俺用の飯だ…」
土御門「そんな量一人で食べきれるのかにゃー」ニヤニヤ
一方通行「そ、そンときは残せばいいだけだろォ…」
上条「も、もしかして…俺のために……」
一方通行「か、勘違いすンなァ!」
上条「ですよね…はぁ……」
115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:55:29.77 ID:RpMsTBko
一方通行「…チッ」
土御門「かみやんはそこでなぜ信じるにゃ…」
上条「なにが?」
土御門「一方通行も一方通行にゃ…」
青髪「もぉ、こんなリア充のイチャイチャ見てると身体中かゆくてしかたないわ!土御門いくで!」
土御門「そういうことだ、お二人さん、ごゆっくりにゃー」ニヤッ
スタスタスタ
上条「なんなんだよ…」
一方通行「…///」
上条「さて、俺も何かかってこないと…」
一方通行「オィ、三下ァ…」
上条「なんだ、鈴科、オレ何かかってくるから待っててくれよ」
一方通行「別にいかなくていいぞォ…」
上条「でも、食うもんねーし」
一方通行「こ、これ一緒に食えばいいだろォ!!!」
116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:00:10.00 ID:RpMsTBko
上条「え?だってさっき…」
一方通行「ちょ、ちょっと多く作りすぎたからァ…少し分けてやるよォ…」
上条「でも、悪いし」
一方通行「お、オレは少食だから、大丈夫だァ!!」
上条「本当か…なら…」
一方通行「アァ…」
上条「それじゃ、分けて貰おうかな、ってことで何処でくうかな、教室?」
一方通行「できれば、人の居ないところがいいなァ…」
上条「っていうと……」
………
……
…
-屋上-
上条「ここくらいかな?」
一方通行(さ、最高のシチュエーションじゃねェかァ!!!)
117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:04:40.35 ID:RpMsTBko
上条「ちょっと、今日は風がつよいな…寒くないか?」
一方通行「……あァ…」
上条「でも、まぁこうやって壁によっかかって…よぉっと」
ストッ
一方通行「!?」
上条「こうやってくっつけば……寒さも少しは…だな///」
一方通行「///」
上条「///」
一方通行(…これは想定外だぞォォォ!?)
上条「と、ところで、何つくってきたんだ?」
一方通行「それは…」
上条「おぉ!うっまそぉ~!?」
一方通行「そ、そうかァ?」
上条「さっそくいただきま~っす」パクッ
一方通行「オイ、ちゃんと、手拭けよォ!!」
118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:11:45.22 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行「…」ドキドキ
ごくん
上条「う、美味い!」
一方通行「ほ、本当かァ!?」
上条「あぁ、その辺りでうってるものよりよっぽどうまいぜ!」
一方通行「そ、そっかァ…」
一方通行(よっしゃァァァ!!黄泉川と芳川たたき起こしてレシピきいて、朝4時から作った甲斐があったってもンだァ!)
上条「あれ?鈴科くわないのか?」
一方通行「あ、あァ…」パクッ
上条「もう1つ」パクッ
上条「やっぱうめェェ…こういう家庭的な料理に飢えてるんだよな~」
一方通行「そ、そっか…喜ンでくれてるなら…いいや…」
上条「ホント、最近コンビニ飯だったり、カップ麺ばっかりであきてたんだよなー」
一方通行「そ、そンなもンばっかり食べてると身体おかしくなるだろォ…」※缶コーヒー中毒にいわれたくありません
120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:16:06.73 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(こ、この状況なら…夢にまでみたあれいけるンじゃねェーかァ?)
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(で、でも失敗したら……いや恐れてどうする…!)
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(い、いくぞ…)
ゴクリッ
上条「本当に鈴科料理うまいな」
一方通行「…あ、あ~ン……」プルプル
上条「なっ!?」
一方通行「あ、あ~ン///」
一方通行(予想以上にはずかしいぞォ…!!)
上条「……あ、あ~ん///」
一方通行(おし!)
パクッ
121 名前:昼食編終わったので…ちょいと晩飯準備に[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:23:37.13 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ///」
一方通行「///」
上条「は、恥ずかしいな流石に///」
一方通行「///」
上条「オレだけ恥ずかしいのもあれだな…」
上条「ほら、鈴科…」
一方通行「あァン?」
上条「あ~ん…」
一方通行「ま、まてよォ!?」ドキッ
上条「ほら、お返しだよ」
一方通行(ちょ、ちょっと…こりゃ……『あ~ん返し』つゥー…究極奥義じゃねェかァ…!?)
上条「ほら、はやく!」
一方通行「……あ~ん///」
パクッ
一方通行(こ、これで……『あーん』は極めたなァこりゃ///)
124 名前:それじゃゆったりとしたペースですが続きを…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 19:59:48.88 ID:RpMsTBko
-放課後-
キーンコーンカーンコーン
小萌「今日はここまでです、ではまた今度なのですー」
ガヤガヤ
上条「なんとか補習は免れたな」
青髪「かみやんが午後の小テスト…合格点到達するなんて…」
上条「上条さんだってがんばればこれくらいいけるんですよ!」
上条(実は鈴科に、直前に要点だけ教えてもらってたんだけどな)
土御門「…」ニヤッ
青髪「まぁ今日は居残りは僕だけかなぁ?こりゃ小萌せんせぇと何かあるかもしれんなぁ~」クネクネ
上条「…おい」
土御門「そんで、かみやん、帰りどうするかにゃ?」
上条「え、えっとそれが…」チラッ
一方通行「…あ、あの…」モジモジ
土御門「そっか、それじゃ今日は一人でかえるかにゃー」
126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:05:38.94 ID:RpMsTBko
上条「わるいな」
土御門「いいって、そんじゃ一方通行、がんばれよ」ニッ
一方通行「!?」
上条「なにをがんばるんだか、帰るだけなのに…」
一方通行(あ、アイツ……///)
青髪「そいじゃかみやん、小萌ちゃんと進展あったらかみやんには一番におしえたるわ」
上条「せいぜい捕まらない程度にがんばってくれ…」
青髪「僕は犯罪になるギリギリが判る男やでー」
上条「……威張ることじゃないだろ」
青髪「僕らの世界の中じゃ重要なんやで?」
上条「はいはい……それじゃまたな」
青髪「またやで~」フリフリ
上条「お待たせ、それじゃ帰ろうか」
一方通行「あァ…」
上条「そういや、家どこだっけ?」
127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:12:45.02 ID:RpMsTBko
-某教員用マンション前-
上条「え…?ここって…」
一方通行「三下ァ、送ってくれてありがとうなァ…」
上条「ま、まぁオレが送ったりしなくても安全だろうけど…」
一方通行「…と、とにかく、ありがとうなァ」
上条「いやいや、どうしまして」
一方通行(あ、あの一言がでねェ…)
上条「それじゃ…オレは…その辺りフラフラして…」
一方通行「ひ、暇なのかァ?」
上条「まぁ補習逃れたんで、その分は…」
一方通行「暇なら、お、送ってくれた礼だァ…なにか出すからよってけよォ…」ドキドキ
上条「え!?鈴科の部屋にか…!?」
一方通行「べ、別に他意はねぇよォ…」ドキドキ
上条「そ、それじゃ…お言葉に甘えて」
一方通行(よしっ!!!)ガシッ
128 名前:こういうイチャイチャでいいんでしょうかね[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:20:34.77 ID:RpMsTBko
-黄泉川の部屋-
ガチャッ
一方通行「ただいまァ…」
-「あっ!」
トテテテ
上条「ん?一人暮らしじゃなくて誰かいるのか?」
一方通行「えっと…」
打ち止め「一方通行、おかえりなさいってミサカはミサカは…」
一方通行「ガキ、大人しくしてたかァ?」
打ち止め「うん!って…この人が……ミサカのパパになる人かな?ってミサカはミサカは意地悪そうに言ってみちゃう」
一方通行「ば、ばか///」
上条「ぱ、パパ!?」
打ち止め「えー、だって一方通行とお付き合いしてるんでしょ?ってことは…」
上条「鈴科…お前……こんな大きな子供がいたのか!?」
一方通行「ち、ちげぇ…オレは未婚だァ!!!!///」
129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:27:45.57 ID:RpMsTBko
上条「ってことは……未婚の母…」
一方通行「良く考えりゃわかンだろォ、オレの歳でこんなデカイ子供が出来るはずないだろォ!!」
一方通行(それにオレは…そ、そンなことしたことねェぞォ…///)
上条「でもパパって…」
打ち止め「ミサカはちょっと意地悪しちゃったかなって、ミサカはミサカは反省してみたりー」
上条「ん?ミサカ…まてよ……まさか」
打ち止め「にひひ」
一方通行「気がつくのがおせェ…」
上条「まさか、御坂妹か?」
打ち止め「あったりー、ミサカの検体番号は20001号、打ち止めだよってミサカはミサカは自己紹介してみるー」
上条「で、でも…なんで鈴科が……御坂妹を…」
一方通行「そ、それはだなァ……」
………
……
…
上条「なるほどな…鈴科がそんなことを…」
打ち止め「一方通行は本当はとっても、とっても優しいだよってミサカはミサカは褒めちぎってみたりー」
130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:36:38.88 ID:RpMsTBko
一方通行「は、恥ずかしいだろうがァ…///」
上条「お前も色々あったんだな…」
一方通行「べ、別にたいしたことねェよォ…」
打ち止め「ねー、お兄ちゃん」
上条「ん?上条か当麻でいいよ」
打ち止め「じゃあ…当麻パパ!」
ブーッ
上条「げほっげほっ」
一方通行(と、当麻だァ?ちゃっかり下の名前で呼びやがってェ…こいつ…やるなァ…)
上条「い、イキナリだな…」アセアセ
打ち止め「でもぉ~一方通行とお付き合いしてるんだから…」
打ち止め「最終的にはミサカのパパになってくれるんでしょ?ってミサカはミサカは確認してみたりー」
上条「そ、それは今後の展開しだいでだな…」アセアセ
打ち止め「えぇ~?ダメなのかなぁってミサカはミサカはちょっとがっかりしたー」
上条「だから、それは俺一人が決めることじゃなくてだな……あれなんで子供にこんな真面目に説明してるんだろ…」アセアセ
131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:45:32.38 ID:RpMsTBko
打ち止め「だったら、当麻パパはどうおもってるのかなぁ?ってミサカはミサカはパパの気持ちを確認してみるー」
上条「そりゃ……俺としては…」
一方通行(な、ナイスな誘導じゃねェかァ……口ではコイツの方が上なのかァ…!?)
打ち止め「うんうん」
上条「そりゃ、鈴科のことは好きだし……」
打ち止め「うんうん」
上条「でも俺まだガキだから…あんまりそういうこと考えたことがないけど」
一方通行「…」ショボーン
打ち止め「えぇ~」
上条「で、でも…!もちろん、全く考えないわけじゃなくてだな…」
一方通行「!?」シャキーン
打ち止め「ということはぁ~?」
上条「俺、個人の希望としては…できれば……ってことです」
一方通行(もう、俺死ンでもいい…)
打ち止め「だったら、パパってことでいいよね!ってミサカはミサカは未来のパパを予約したりー」
132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:50:41.10 ID:RpMsTBko
一方通行「そういえば三下ァ…時間大丈夫なのかァ?」
上条「うーん…そろそろ戻らないといけないな」
一方通行「そ、そっかァ…」
打ち止め「えー、もうかえっちゃうのかな?ってミサカはミサカは残念がって引き止めるそぶりしてみたりー」
上条「もうちょっといたいんだけど、うちに腹減らしがいるから…」
一方通行「あァ、なんか飼ってるんだっけかァ…」
上条「そ、そんな感じで…」
打ち止め「だったらうちにつれてきちゃえばーってミサカはミサカは提案してみるー」
一方通行「な、なんだとォ!?」
上条「でもなぁ…迷惑かけそうだし、すごく食うぞ?」
打ち止め「えー、今晩ミサカがはじめて料理するから食べて欲しいなぁーって」
一方通行「だ、だれがそんな事決めた!?」
打ち止め「ミサカだよーってミサカはミサカはしれっといってみるー」
一方通行「だ、だめだァ!こいつに料理をつくっていいのは俺だけだァ!」
打ち止め「えー、パパに料理つくりたいってミサカはミサカは…!?」
133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:55:18.58 ID:RpMsTBko
戦場ヶ原「それで、私はどうすればいいのかしら?」
阿良々木「頼む別れてくれ!」
戦場ヶ原「そう、その忍って子を始末すればいいのね」
阿良々木「そうはいってないだろ!」
戦場ヶ原「そう、貴方の知り合いの女性、私以外を全て始末してほしいのね」
134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:56:20.61 ID:RpMsTBko
誤爆(゚д゚)
vipの面白そうなところに投下しようとおもって…
135 名前:さて、何もなかったことのように…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:58:07.37 ID:RpMsTBko
上条「わ、わかったわかった、喧嘩しないでくれ」
一方通行「…ッ」
打ち止め「じゃぁ…」パァァ
上条「今日は打ち止めのご馳走になるよ」
一方通行「…チッ」
打ち止め「わーい」
上条「えっと、鈴科…」
一方通行「なンだよォ!」
上条「で、できればでいいんだけど、明日も…その先もずっと、お昼お弁当つくってきてくれると」
一方通行「なっ///」
上条「上条さん的には、とってもとってもうれしく思うんですけど…贅沢なおねがいでしょーか」
一方通行「……」
上条「…」チラッ
一方通行「わ、判った……これからもつくってやるよォ…」
上条「まじっすか!」
136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:59:32.37 ID:RpMsTBko
一方通行「ただし、まずくても文句いうなよォ?」
上条「ばーか、鈴科のつくってくれたものなら、何でも美味いに決まってるだろ」
一方通行「…そか///」
打ち止め(ぱ、パパって結構一方通行の扱いから上手かも…)
上条「それじゃ、うちの…つれてくるけど、その…」
一方通行「なンだァ?」
上条「お、驚かないでもらえるか?」
一方通行「別に大型犬だってかまわねェよォ」
一方通行(俺の部屋じゃねーし)
上条「そ、そっか…」
一方通行「入り口まで送ってくぞォ」
上条「さ、さんきゅーな、打ち止め、またな」
打ち止め「ご飯期待しててねーってミサカはミサカは再会を楽しみにしてるよー」
上条「それじゃ」
一方通行「あァ」
137 名前:初めて入った、彼女の部屋前編、終了[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 21:00:39.15 ID:RpMsTBko
-マンション前-
上条「それじゃここで」
一方通行「あァ…」
上条「ホント、びっくりしないでくれると助かる…」
一方通行「あ、まて…」
上条「ん?」
一方通行「ちょっと耳かせ」
上条「なんだよ」
一方通行「あのな……さっき言いそびれたけど…」
上条「だからなんだよ」
一方通行「俺は…し、しょ…処女だかンなァ!!!」
上条「お、お前!?///」
一方通行「アイツは俺が産ンだ訳じゃねーからなァ!///」
上条「わ、わかってるって///」
一方通行「お前のだけしか、触らせるつもりはねーからなァ……でも勘違いするンじゃねぇぞ…まだダメだかンなァ///」
140 名前:それでは彼女の部屋後編を[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:10:47.67 ID:RpMsTBko
上条「…インデックスつれていって本当に大丈夫かな」
上条「鈴科怒らなきゃいいけど…」
上条「……謝罪の言葉考えておくか」
-「こんなところで奇遇ですねとミサカは偶然の出会いを装います」
上条「ん?御坂…じゃなくて妹の方か」
御坂妹「はい、そうです」
上条「こんなところでどうした?」
御坂妹「実は、ミサカも一言、貴方にいいたいとおもいまして」
上条「なんだ?」
御坂妹「では…」
御坂妹「当麻パパ」
上条「な…なんでそれを!?」
御坂妹「打ち止め、検体番号20001号はミサカ達の上位個体にあたりますとミサカは打ち止めの説明をします」
上条「上位個体だ?」
御坂妹「つまり、打ち止めの言葉は絶対ですとミサカは打ち止めを説明をさらにします」
142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:14:33.70 ID:RpMsTBko
上条「どういう意味だ?」
御坂妹「わかりませんか?とミサカは少々当麻パパの理解の悪さに少々呆れ顔です」
上条「……すみません、もう少し理解できるようにお願いできますか」
御坂妹「はぁ、いいですか?」
御坂妹「打ち止めは私達の上位つまり、彼女からの指示は絶対です」
上条「それで…なんで今の呼び方に」
御坂妹「打ち止めが貴方をパパと認識してそれをミサカネットワークでミサカ達に伝えました」
上条「それで…?」
御坂妹「ですから、ミサカからも上条当麻、貴方はパパになるのです、厳密にはパパ候補ですがとミサカは補足説明をします」
上条「……はい?」
御坂妹「ミサカも貴方の正妻の地位を狙っていましたが、とりあえず娘になればいちゃいちゃできるかなという」
御坂妹「壮大な目的のために、ここは涙を飲んで打ち止めの指示にしたがいます」
上条「あのーそれって『絶対』ってところが矛盾してますよね?」
御坂妹「こまけぇことはいいんだよとミサカは某bbsで流行った言葉を口にします」
上条「……」
143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:16:53.76 ID:RpMsTBko
上条「とりあえず…これからインデックスつれて、また鈴科…っていうか一方通行のところいくから」
御坂妹「……それもいいですねと」
上条「とりあえず、帰るぞ」
御坂妹「ご一緒してもよろしいでしょうかとミサカは当麻パパに確認します」
上条「はぁ?俺が勝手に決められるはずないだろ!」
御坂妹「家主側にはミサカネットワークですでに確認をとりました、あとはパパの意思だけですとミサカは手際のよさを…」
上条「手際よすぎだろ!!!」
御坂妹「それで、どうなのでしょうか?とミサカは改めて許可を求めます」
上条「あぁ…もぉ……家主がいいっていってるなら、勝手にしろ!」
御坂妹「ありがとうございます」
上条「とにかく、インデックスをつれていくという大変な仕事があるんだから、邪魔するなよ!」
御坂妹「なるほど……それは一方通行に勘違いされないように注意しないといけませんねとミサカは笑みを浮かべます」ニヤッ
上条「お前楽しんでるだろ、絶対…」
御坂妹「いえ、まさか、ミサカは二人の中が破局をむかえればチャンスがくるなんて…」
上条「……」
144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:21:28.14 ID:RpMsTBko
-とある学生寮の一室-
ガチャッ
上条「ただいま…」
トテトテトテ
禁書「とーま!おなかすいた、おなかすいた!おなかすいた!」
上条「開口一番がそれかよ…」
禁書「あれ?」
御坂妹「こんばんはとミサカは一般的な夜の挨拶をします」
禁書「くーるびゅーてぃー?」
上条「インデックス、今日の飯な、ちょっと外いくぞ」
禁書「わぁぁ!れすとらん?和食?洋食?どっちかな!」
上条「いや、人の家でお呼ばれするんだよ」
禁書「え?くーるびゅーてぃーのうち?」
上条「いや、違う」
禁書「じゃ、どこなのかな?とりあえずおなか一杯食べさせてくれると嬉しいんだよ」ニコッ
145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:25:54.71 ID:RpMsTBko
-移動中-
トテトテトテ
禁書「ねぇーとーま?」
上条「ん?」
禁書「どうしてくーるびゅーてぃまで一緒にいるのかな」
上条「それはだな」
御坂妹「それはミサカも知っている共通の知り合いの家にいくからです」
禁書「それ、あまり理由になってない気がするんだよ…」
上条(インデックスにまでつっこまれる御坂妹…)
御坂妹「ここで、また先ほどの言葉をミサカは使います」
御坂妹「こまけぇことはいいんだよ!」
上条「それ気に入ってるのね…」
御坂妹「…」ニッ
禁書「…どういうことなのかな?」
上条「そういうことだろ…」
146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:28:05.44 ID:RpMsTBko
-某教員用マンション-
上条「えっと、部屋番号は…」
pipipi、ぴ~んぽ~ん
ザザッ
-「はい、だれじゃん?」
上条「あれ…そこ鈴科さんのお部屋じゃないんですか?」
-「鈴科…あぁ、一方通行か、ちょっとまつじゃん」
-一方通行「よ、よぉ、遅かったじゃねェか…」
上条「約束どおり、うちのあれつれてきたぞ…でも本当にいいのか?」
-一方通行「構いやしねェよォ」
上条「それと御坂妹がついてきれるけど…」
-一方通行「なんだとォ!?」
上条「家主に許可取ったとかいってたけどさ…」
-打ち止め「うん、ミサカが許可したよってミサカはミサカはいってみるー」
-一方通行「おい、何かってな事してンだよォ!!」
147 名前:ついてきれる>ついてきてる…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:29:33.50 ID:RpMsTBko
-打ち止め「えーやっぱり家族団らんしたいってミサカはミサカは…」
-一方通行「テメェ!そんな事いったら1万人近く集まるじゃねェかァ!!」
-打ち止め「だから10032号が代表なんだよってミサカはミサカは譲歩したことをつたえてみたりー」
-一方通行「…だからってェ!!」
-「もういいじゃん、きちゃったなら」
-打ち止め「わーい」
-一方通行「…チッ」
上条「な、なんかまずいなら帰るぞ?」
-一方通行「か、帰るンじゃねェよォォォォ!!!」
上条「!?」ビクッ
ウィーン
-「ほら、上条さっさとあがってくるじゃん」
上条「え?その声って」
-「立話もなんだし、とりあえず中にくるじゃんか」
上条「は、はい」
148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:36:04.52 ID:RpMsTBko
-とある聞き覚えある声の持ち主が居る部屋の前-
ピンポーン
-「あいてるじゃん」
上条「失礼します」
がちゃっ
トテテテ
打ち止め「いらっしゃーい」ニコニコ
一方通行「よ、よくきたなァ…」
上条「お邪魔します」
御坂妹「お邪魔します、とミサカも一緒に挨拶をします」
禁書「とーま、このちっこい短髪なにかな?」
一方通行「な…なんだとォ…女だァァ!?」
上条「鈴科、こ、これはだな…」
一方通行「オイ、詳しく説明してもらおうじゃねェかァ」
上条「…はい」
149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:43:37.99 ID:RpMsTBko
-室内-
上条「というわけなんです…」
一方通行「ったく、三下のその性格は昔からなンだなァ…」
禁書「とーまのこと悪く言うのは許さないんだよ!」
一方通行「馬鹿にしてねェよォ…馬鹿にするはずないだろうがァァァ!」ギロッ
禁書「わっ」ビクッ
禁書「と、とーま…」ビクビク
一方通行「テメェ、何三下の身体にしがみついてやがる!!」
上条「まぁ、鈴科、こいつはお前のおもうようなやつじゃないってことだけはわかってくれただろ…」
一方通行「でもよォ…」
上条「まぁ、色々あったけど、こいつは俺が守っていかなきゃいけないとおもう一人なんだよ」
一方通行「…チッ」
上条「もちろんお前もその一人そして女性としてお前が一番だ」
黄泉川「ひゅーひゅーじゃん」
一方通行「て、テメェ、恥ずかしげもなく…///」
上条「ただ…俺の守りは必要なさそうだけどな…」
150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:46:23.06 ID:RpMsTBko
禁書「むぅ…このあくせられーたっての子がとーまの大事な人なのはわかったけどぉ…」
上条「けど?」
禁書「わたしだって、そういう風に女性として扱って欲しかったというか…」
一方通行「…チッ」
上条「それについては気がつかなくてすまない、謝る、だけどお前を選ばなかったからといって今後態度が変わるって事はないぞ」
禁書「でもぉ…私だって……とーまにそういう風にみてほしかったんだよ…」
御坂妹「そこでミサカは提案します」
禁書「へ?」
御坂妹「打ち止めを含むシスターズは上条当麻と一方通行が結婚したら養子にしてもらう予定です」
一方通行「て、テメェ何勝手に!」
打ち止め「えー、もう結締事項だよ!ってミサカはミサカは」
御坂妹「続けますよ?とミサカは確認をとります」
御坂妹「そこでです、貴方もそのとき一緒に養子になってみたらいかがでしょうか?とミサカは提案します」
禁書「それにどういう意味があるのかな?」
御坂妹「親子なら……イチャイチャしても合法です…」
152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:20:35.82 ID:RpMsTBko
禁書「そ、それは…」
御坂妹「どうです?ミサカと姉妹になりませんかと言葉巧みに誘惑します」
禁書「ちょっと魅力的かも…、とーまといちゃいちゃかぁ…」ぽわわわん
御坂妹「はい、いちゃいちゃです」ぽわわわ~ん
打ち止め「えへへ、いちゃいちゃ」ぽわわわわ~ん
上条「ダメだこいつら…何とかしないと…」
一方通行「ま、まァ、子供は一杯いるってのも悪くねェかもなァ…できれば…野球を家族で…1チームとかよォ…」
上条(なんチーム作れるんだか…)
黄泉川「上条、お前しっかり稼がないとな」
芳川「そうよ、子供が多いって事はそれだけ出費が多いのよ」
上条「先生達まで…」
ぐぅ~う、ぎゅるるるる
禁書「おなかすいたぁ…」
上条「……」
一方通行「と、とりあえず、飯だなァ」アセアセ
153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:23:36.93 ID:RpMsTBko
-夕食中-
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「へぇ、このカレー美味しいな」
打ち止め「えへへぇ~ミサカがパパのために一生懸命つくったんだよってミサカはミサカは有能さをアピールしてみる」
一方通行「市販のルゥ使っただけだろォ…」
上条「いや、それでも十分美味いぞ」
一方通行「お、俺がやればもっと…」
上条「そりゃ、鈴科、お前がつくってくれたら俺には最高の味になるよ」
一方通行「そ、そっかァ…ならいい…///」
黄泉川「あついじゃんか」ニヤニヤ
芳川「この部屋暖房効きすぎかしら」
一方通行「て、テメェらァァァ///」
禁書「おかわり!」
一方通行「…チッ、待ってろォ」
禁書「ママ、大盛りがいいんだよ!」
154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:29:44.27 ID:RpMsTBko
一方通行「ま、ママだとォ!?」
禁書「そういったんだよ?だって、とーまと結婚して養子になるのならあくせられーたーはママになるはずだし…」
一方通行「ママかァ…悪くねェ…」
禁書「それよりも、早く大盛りほしいんだよ!」
一方通行「ま、待ってろ、特盛りしてやるよォ!」
禁書「やったー!それはとっても嬉しいんだよ!ママ!」
打ち止め「ママ!パパの前にすわりたいって、ミサカはミサカは要求してみる!」
一方通行「し、しかたねェなァ…///」
打ち止め「わーい」
ドスッ
上条「おい」
打ち止め「ぱぱのおひざの上、こんな感じなんだぁ~ってミサカはミサカはちょっと初体験」
一方通行「し、しまったァ…釣られちまっただとォ!!」
打ち止め「にひひ」
一方通行「ほ、ほら、どきやがれ!三下のひざの上は俺の特等席だァァァ!!!」
155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:34:40.84 ID:RpMsTBko
上条「なっ///」
黄泉川「へぇ~じゃん」ニヤ
芳川「あらあら」ニヤニヤ
一方通行「くっ///」
打ち止め「にひひひ」
御坂妹「…プッ」
禁書「むー」
一方通行「……///」
上条「と、とりあえず、飯は行儀良く食べような…」アセアセ
打ち止め「は~い」
御坂妹「はい、当麻パパとミサカは義父に従います」
禁書「やっぱり、私もお嫁さんがよかったかも…」
御坂妹「さっきみたいなこと、こっそりやればよいのですよとミサカは入れ知恵をします」ボソッ
禁書「そっか!そうだね!そうなんだよ!」
上条「……まぁ平和にまとまってくれてよかったのかな…」
157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:41:31.29 ID:RpMsTBko
-夕食後-
上条「ご馳走様でした」
打ち止め「お粗末さまでしたってミサカはミサカは満足げにいってみるー」
上条「打ち止め、美味しかったぞ」
打ち止め「わーい」
一方通行「お、俺のサラダはどうだったァ?」
上条「美味かったぞ」
一方通行「ま、まぁ当然だな…愛情込めてあるから……///」
禁書「あくせられーたー?それともすずしな?ゆりこ?」
一方通行「好きによべ…」
禁書「じゃあ、ゆりこで」
一方通行「それを選ぶのかよォ…」
禁書「だめ?」
一方通行「まァいいけど…」
上条「それじゃ、俺も…百合子、また遊びに来るよ」
158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:49:33.91 ID:RpMsTBko
一方通行「三下ァ…!?」ドキッ
一方通行(三下に下の名前で呼ばれたぞォ…これはもう結婚するしかねェだろ!?)
一方通行「うふうふ」ニヤニヤ
上条「あれ、なんだかトリップしてる…」
黄泉川「こいつ、どれだけ上条のこと好きなんだよ…」
芳川「まぁ、しかたないわよね、今まで無敗だったはじめて一方通行が負けた相手だし」
上条「それが理由ですか?」
芳川「その強さと、貴方の優しさで、こいつもう入院してるときもうわごとのように…」
一方通行「よ、余計なこというンじゃねェよォ!!」
芳川「あら、回復早かったわね」
一方通行「この尼ァァァ…」
上条「と、とりあえず、本当にお世話になりました」
一方通行「…チッ、覚えておけよォ…」
芳川「ごめん、もうわすれちゃったわ」
御坂妹「それでは、おやすみなさいと、ミサカは発言がなかった寂しさを伝えます」
160 名前:これで後編終了、続きはどうしよう[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:00:29.71 ID:.2rN0XAo
上条「美味かったなぁ」
禁書「ほんとだね、とーまパパ」
上条「そのパパはやめろよ…」
禁書「うー、いちいち注文が多いんだよ、とーまパパは」
御坂妹「そうですよ、諦めてください当麻パパとミサカも援護します」
上条「まだ結婚も養子にもなってないんだから、パパはやめてくれ!」
禁書「…むぅー」
御坂妹「ぶーぶーと打ち止めもいっているようです」
上条「この歳でパパとかそういう呼ばれ方してると世間にどんな目でみられるか!」
禁書「とーまは私達より世間体の方が大事なんだ?そうなんだ?ねぇとーまどうなのかな!」
御坂妹「ミサカは約1万の妹達全員で抗議活動を計画します」
上条「だぁぁあああ、お前たちのほうが大切だよ!これでいいだろ!」
上条「でもな、その世間体だって大事なんだぞ?これがわるければ就職とかにだって響くし」
上条「稼ぎがわるければ、養子なんてとても無理だぞ!」
禁書「…わかったよ、とりあえずまだ『とーま』で我慢するんだよ…」
御坂妹「それではミサカも『当麻』で我慢します」
上条「御坂妹の場合誤解を招きそうですが…」
162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:08:49.49 ID:.2rN0XAo
-翌日-
上条「ふぁぁ~昨日はつかれたから、今日はなんだか眠いな…」
土御門「かみやん、もうパパになるんだってにゃー?」ニヤニヤ
上条「なにぃぃ!?」
土御門「しかも歳もあんまりはなれてない養子とるんだってにゃー」
青髪「一晩でそんなに進んでしまうなんて…かみやんふけつやぁああああ」
上条「お前ら何を…」
土御門「だって黄泉川先生がいってたぜよ?」
上条「え…」
青髪「で、本当のところどうなんや?もうそういう関係なんか?義理の娘ともそういうことしちゃって…たりとか…せぇへんよな…」ジリジリ
上条「あ、あるはずないだろ!」
ガラガラッ
小萌「上条ちゃん!黄泉川先生からききましたよ!」
上条「……あちゃぁ…」
小萌「先生はあまり男女の仲に関してはとやかくいいたくないのですが…」モジモジ
163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:15:46.25 ID:.2rN0XAo
一方通行「///」
小萌「こ、子供とかはその、もうちょっとですね、せめて自分で稼げるようになってからだと先生は…おもうのですよ」カァァ
上条「はぃい?」
小萌「そ、そりゃ、好き合った二人が一緒に一晩過ごしてしまったら、仕方ないことなのかもしれないのですけれど…」
上条「いや、先生なにを…」
小萌「やっぱり、高校生なんですから、その節度ある行動をですね…」
上条「もしもーし小萌先生?」
小萌「せ、せめて、計画をたててやったほうがいいとおもうのですよ///」
土御門「かみやん、まさかそこまで…」
青髪「かみやん、一度その上条属性の元研究させてくれへん?」
上条「ご、誤解ですって!!」
一方通行「そ、そうだァ、三下ァ…計画たてて、やらないとだめだよなァ///」
上条「ゆ、百合子まで…」
小萌「とにかく、上条ちゃん!あとで職員室まできなさいなのです!」
上条「……ご、誤解だぁああ、不幸だぁああああ」
この誤解がとけるまで約3時間の小萌先生の説教が続いたという
165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:23:33.17 ID:.2rN0XAo
土御門「そういえばかみやん」
上条「ん?」
土御門「いつのまに一方通行のこと下の名前で呼ぶようになってるのかにゃ?」
上条「あっ…」
青髪「それは僕もきになってたところや」
一方通行「///」
上条「これはだな、インデックスが…」
土御門「かみやん、人のせいにするのはよくないぜよ」
青髪「そうやで、決めたのは自分やろ?」
一方通行「…」コクコクッ
上条「そ、そりゃそうだけど…」
上条「昨日夜飯ご馳走になって」
青髪「なにぃ?転校初日に彼女の家に遊びでご飯ご馳走になったやて!」
上条「その帰りからかな…」
土御門「つまり、その間になにかあったと…?」
166 名前:今夜はここまでで[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:33:07.30 ID:.2rN0XAo
上条「べ、別にねぇよ!!」アセアセ
青髪「なんかムキになるところがあやしいなぁ」
上条「だから…!」
土御門「かみやんじゃ埒あかないぜよ」
上条「百合子、いってやってくれよなにもなかったって」
一方通行「え?あァ」
青髪「どうなんや!本当のところは」
一方通行「飯くって…」
土御門「それで」
青髪「それでどうなんや!」
一方通行「子供は野球のチームができるくらいとか話してェ…」
青髪「な、なんだって…!?」
一方通行「そのあと…帰りに……名前呼ンでくれたァ」
上条「なにその誤解招きそうな説明は…色々説明不足っていうか独り言を会話のようにいうなんて」アセアセ
土御門「つまり、プロポーズ受けたと?」
一方通行「ば、ばかそンなンじゃねぇよ///」カァァ
一方通行「そンなンじゃねェけど…」
一方通行(名前で呼ばれて飯もほめられて、子供の計画も立てて、その他もろもろって事は…」
一方通行「///」プシュー
ふらぁ~パタッ
上条「またこのパターンか…///」
土御門(あの一方通行がここまで骨抜きになるとはにゃー)ニヤニヤ
167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:36:46.76 ID:.2rN0XAo
>>164
とりあえず、スレがもったいないので埋まるか終わるまでは続けようかと思ってます
173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:09:06.73 ID:.2rN0XAo
-とある三時限目の休み時間-
黄泉川「鈴科はいるかー?」
上条「おい、百合子、黄泉川先生が呼んでるぞ?」
一方通行「…チッ、たりィ…」
上条「あ、あんまり皆がいる前では素を出さない方がいいとおもうぞ」ボソッ
一方通行「め、めンどくせェ」
上条「ほら、俺とか青髪、土御門に先生はいいとおもうけど、他のヤツは知らないわけだし」
一方通行「いいじゃねェかァ…」
上条「それに、本当のお前をしってる人が少ない方が俺も…なんだか嬉しいっていうか…」
一方通行「な、何いいやがる…」
上条「まぁ、学校くらい大人しくな」ニコッ
一方通行「わ、判った、いや判りましたわ」
上条「がんばれ」
テクテク
一方通行「よ、黄泉川先生、何か御用ですか?」
174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:11:39.73 ID:.2rN0XAo
黄泉川「科目わかってるよな?」
一方通行「何のことでしょうか?」
黄泉川「次の授業体育じゃん」
一方通行「それがどうかしましたか」
黄泉川「お前、転入して、一度も体育の授業うけなかったよな?」
一方通行「そ、それは…」
一方通行「仕方ねェだろォ!お前が病弱設定で入学させたンだからよォォ」ボソッ
黄泉川「病弱っていったってほどがあるじゃんか」ボソボソ
一方通行「色々加減がむずかしいンだよォ」ボソッ
黄泉川「適当にやってりゃいいんだよ、な?次の授業はでるじゃんか」
一方通行「断る」
黄泉川「流石に丸々全部サボったら、単位あげられないじゃん?そうしたら上条と一緒に進級できないじゃんか」
一方通行「なっ…!?」
黄泉川「ほら、ここに体操服入ってるから、これをもってすぐ更衣室いって、授業うけるじゃん」
一方通行「チッ…」
175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:13:59.49 ID:.2rN0XAo
上条「百合子、どうしたぁー?」
一方通行「な、なんでもありませんよ」
黄泉川「ほら、上条と一緒に進級して卒業したいんだろ?」
一方通行「わ、わかった、いやわかりましたァ先生」
黄泉川「よし、ほらさっさと着替えて校庭いくじゃん」
一方通行「…はーい」
タッタタタッタ
黄泉川「ほら、男子も早く校庭にいくじゃん!もう休み時間残り少ないぞ!今日は私が合同で女子と一緒に男子も受け持つ!」
ガタッ
上条「先生、鈴科は?」
黄泉川「今、体操服にきがえてるじゃん」
上条「へぇ、アイツが体育でるんだ」
黄泉川「まぁ、お前と一緒にいたいからな、アイツも」
上条「え?」
黄泉川「まぁ、そういうことじゃん」
176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:15:50.89 ID:.2rN0XAo
黄泉川「合同授業だし、今日はグランドを走ってもらうじゃん!」
女子「えー」
男子「何週なんですか?」
黄泉川「体力の続く限りじゃん」
男子「せめて目標とか決めてくださいよ」
黄泉川「四の五の言わず走る!ほら!」バシンッ
上条「青髪、はぁこれはだるいで…」
土御門「ホント、走るのがすきなのはかみやんくらいだにゃー」
上条「俺だって走るのはあんまり好きじゃないぞ…」
土御門「だって、いっつも街中走り回ってたにゃー」
スタスタ
一方通行「よ、よォ…///」
上条「百合子!?その格好は///」
一方通行「あ、あいつがこれしかないって……///」
青髪「ブルマ女子高生キター!」
177 名前:10分気がつかれなかったら…私の勝利……[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:17:07.98 ID:.2rN0XAo
一方通行「子供みたいに、はしゃがないでください///」
青髪「しかも口調がかわいいー!!」
土御門「…」ニヤニヤ
一方通行「へ、へンかよォ、三下が…学校くらいはっていうからよォ///」
青髪「変やない!変やない!最高やで!」
上条「もともと、百合子はかわいいんだしそういう口調も似合うよな」
一方通行「///」
青髪「こういうほめ方が僕とかみやんの違いか…」
上条「なんだって?」
青髪「なんでもないで」
上条「…?」
土御門「それより、かみやん一方通行の格好についてなにかコメントはないかにゃー?」ニヤニヤ
上条「あっ…」
一方通行「べ、別に///」
上条「あのさ…すげぇ、新鮮で……なんつーか本当のところ俺以外の誰にも見せたくねぇ…」
178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:17:50.77 ID:.2rN0XAo
一方通行「!?」
上条「べ、別にブルマが好きっていってるわけじゃないからな!!」アセアセ
青髪「もうかみやん、カミングアウトの時やで」
上条「ちげぇ!!!百合子がはいたからいいんだよ!」
一方通行「///」ボンッ
キュィーン
上条「あっ…」
土御門「能力使ったにゃー」
青髪「ほんまに一方通行やったんやな」
ビューン
黄泉川「おっ、鈴科がんばってるな!」
一方通行(は、はずかしくて横にいられねぇ///)
女子「わー鈴科さん、あしはやーい」
男子「うぉぉ!」
上条「あれで、だれも気がつかないってうちの学校平和だよな…」
179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:18:40.60 ID:.2rN0XAo
きーんこーんかーんこーん
黄泉川「よし!ここまでじゃん!」
男子「やっとおわったぁ…」
女子「もう、足パンパン…」
上条「ふぅ…」
土御門「流石かみやん、息もあがってないにゃー」
上条「いや結構つかれたぜ」
青髪「僕だって、一年中いつ何があっても女の子を追いかけられるようにきたえてるんやでー」
上条「……」
土御門「……」
上条「さ、さーて飯飯」
土御門「なにくうかにゃー」
青髪「なにそのスルー?」
上条「そういえば百合子は?」
一方通行「さ、三下ァ…じゃなかった、上条くン」
181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:20:52.78 ID:.2rN0XAo
上条「まだ、着替えてなかったのか、昼休み減っちまうぞ」
一方通行「そ、それなんだけどォ…」
上条「ん、どうした?」
一方通行「上条くン、この格好気に入ってくれたンだよねェ?」モジモジ
上条「あぁ、そうだけど…」
一方通行「だったら、お昼の間、この格好でいてあげようかァ?///」
上条「なっ///」
一方通行「べ、別にいやだったらいいンだよォ?」
上条「その…お願いします…」
一方通行「わかりました///」
上条「///」
土御門(らぶらぶだにゃ、俺も舞夏に今度ブルマお願いするかにゃー)
青髪(かみやんに久しぶりに殺意を覚えたで…)
昼休み
一方通行「今日は…これ…つくってきたのォ…」
183 名前:173から5レス分の会話の一文字目をつなげると…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:26:47.46 ID:.2rN0XAo
上条「サンドウィッチに唐翌揚げ!」
一方通行「き、嫌いだったかなァ?」ドキドキ
上条「上条さんに嫌いなもんなんかありません!」
一方通行「そうだっけ…」
上条「強いて言うなら、肉類は大好物です、なんせ…貧乏だからあんまり食えなくて…」
一方通行「わ、わかった…覚えておくよォ…」
パクッ
上条「うめぇえ!」
一方通行「あと、今日は…」
上条「ん?ポット?」
一方通行「コーヒーいれてきたァ…」
上条「それじゃ一杯もらおうかな」
一方通行「まってねェ…」
コポコポッ
上条「いただきます」
186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:30:45.63 ID:.2rN0XAo
ゴクッ
上条「へぇ~」
一方通行「お、オリジナルブレンドなンだけどォ…」
上条「美味いなこれ!」
一方通行「よっ、よかったァ///」
上条「それと言い忘れてたけど、俺と二人きりの時はいつもの口調でいいからな」
一方通行「ど、どっちの方が好き?」
上条「そうだな……どっちも好きなんだけど、百合子のストレスにならないほうで」
一方通行「そ、そっかァ、判ったぞォ」
上条「やっぱり無理させてるか?」
一方通行「そ、そンなことはァ…ありませんよォ///」
上条「ま、混ざってる混ざってる」
一方通行「あっ…」
上条「あはっははは」
一方通行「///」
188 名前:sagaいれてないと唐揚げの揚があれになるのね…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:35:46.59 ID:.2rN0XAo
上条「ぷはぁ~くったくった」
一方通行「お粗末様だぞォ…」
上条「4時限目も走ってつかれたし、腹いっぱいくったから…なんだか眠くなってきたな」
一方通行「!?」
上条「少し寝てもいいか?」
一方通行「…そ、それならァ」ドキドキ
上条「ん?」
一方通行「お、オレのひざ使えよォ…///」
上条「それって、膝枕!?」
一方通行「お、オレの足じゃいやかァ?」
上条「いやじゃないいやじゃない!」
一方通行「だったらァ…」
上条「そ、それじゃお言葉に甘えて…」
ポスッ
一方通行「///」
189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:40:10.04 ID:.2rN0XAo
上条「はぁ、百合子の生足膝枕…」スリスリ
一方通行「なっ!?」
上条「ん?まさか、気がついてていったんじゃなかったのか?」
一方通行「ば、ばか気がついてたにきまってンだろォ…」ドキドキ
上条「だよなぁ、あぁ最高」スリスリ
一方通行(ち、畜生…体操服、しかもブルマなの忘れてたぜェ…///)
上条「やべぇ、そういってる間にねむ…く…」
一方通行「ね、寝ちまっていいぞォ、起こしてやるからァ…」
上条「そ、それじゃたのむ…ゆ…り…こ」パタッ
上条「すーすー」
一方通行「ね、寝たかァ…」
上条「すーすー」
一方通行「寝ちまったンだよな?」
上条「すーすー」
一方通行「……」ドキドキ
190 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:43:52.97 ID:.2rN0XAo
一方通行「こ、コイツの顔、こんな間近であんまり見つめたことなかったなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「結構コイツの顔、傷だらけだなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「ここの傷…」
ピタッ
上条「うーん…」
一方通行「あっ…」
上条「……すーすー」
一方通行「おきたかと…」ドキドキ
一方通行「この傷は…あンときのォ…」
上条「すーすー」
一方通行「これも…あン時のか…でもこれはしらねェなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「傷の分だけェ……誰か守ってきたァ…そういうことかなァ…」
191 名前:ブルマ編ここまで![sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:48:04.63 ID:.2rN0XAo
上条「……百合子、お前は絶対、俺が守るからな」
一方通行「!?」
上条「すーすー」
一方通行「ね、寝言かよォ…驚かせやがってェ…」ドキドキ
上条「すーすー」
一方通行「それにしても、ほンと気持ちよくねてやがるなァ…」
キーンコーンカーンコーン
一方通行「チャイムが…」
上条「すーすー」
一方通行「寝かしといてやるかァ…」
上条「すーすー」
一方通行「お、俺も眠く……」
上条「すーすー」
一方通行「すーすー」
この後の小萌先生の授業を二人でサボったため、1時間ほど説教食らうこととなったのはいうまでもなく…
192 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:14:29.68 ID:.2rN0XAo
-帰宅中-
上条「はぁ、小萌先生の説教の長さには参った…」
一方通行「さ、三下ァ…お前がいけないんだろうがァ…あンな事いうからァ…」
上条「だって、今まで何してたのですか?とか聞かれたら」
上条「寝てましたって正直いうしかないだろ!」
一方通行「馬鹿、だから状況考えろよォ!アイツは『二人して』なにしてやのですか?っていったンだぞォ?」
上条「だから寝てましただろ!」
一方通行「だ、だから…男女が二人でねるってことはだなァ…」
上条「なんだよ…」
一方通行「あ、れに決まってるだろうがァ///」
上条「あれって…だからなんだよ…わかんねぇ…」
一方通行「…わ、わかンねェのかァ?///」
上条「全く…見当も」
一方通行「あれっていったら…」
193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:23:14.36 ID:.2rN0XAo
一方通行(男女が一緒にねるっつったらあれだろうがァァァ!!)
一方通行「…パクパク」※言えません
上条「どうした?」
一方通行「///」プシュー
ふらぁ~、パタッ
上条「おい、百合子、百合子!」
………
……
…
一方通行「う、うーん…」
上条「急に倒れたからびっくりしたぞ、最近調子わるいのか?これで10回近く気を失ってるだろ」
一方通行「そ、そンなことねェけどさァ…」
上条「調子悪いなら、無理するなよ…な?お前にもしもの事があったら…俺は…」
一方通行「さ、三下ァ…」ドキッ
-「これから、今後いちゃいちゃできなくなっちゃうじゃねーかよとミサカは代理で答えてみます」
194 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:28:26.38 ID:.2rN0XAo
上条「そうそう、今後いちゃいちゃできなく…」
一方通行「い、イチャイチャだァ!!」
上条「じゃなくて!」
御坂妹「違うのですか?とミサカは予想が外れたことを少々信じられません」
上条「御坂妹!」
御坂妹「こんにちは、からこんばんはの境い目ですがこんにちは、当麻パパとミサカは挨拶の言葉を発します」
一方通行「て、テメェなンの用だよォ!」
御坂妹「何の用だとはきついですねとママの発言に対してミサカはちょっぴり心が痛みます」
一方通行「…チッ」
御坂妹「冗談はさておき、結婚の日取りは決まりましたか?とミサカは早く娘になりたいということを必死につたえます」
上条「だ、だから!年齢的にも無理だって!」
一方通行「だ、だよな…それに、お互いもっとよくしってからじゃねェとォ…」
御坂妹「年齢?それは身体的にですか?それでしたらミサカが成長するためにつかわれた培養え…」
上条「し、し、身体的にも、精神的にもだ!」アセアセ
一方通行(そういや、こいつらほとんどまだ0歳なんだよなァ…)
195 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:29:29.12 ID:.2rN0XAo
御坂妹「精神的にもですか…それは学習装置ではどうにかなりませんか?とミサカはさらに質問をします」
上条「て、学習装置だァ!?そんなもんなんかじゃ人の気持ちとかそういうもっと知識じゃなくて大切なものは理解できないぞ?」
御坂妹「なるほど、そういうものなのですか、とミサカは自分にたりないものがなんなのか少しわかった気がします」
上条「精神的に成長っていうとやっぱり、人と触れ合って、苦労を味わって、自分で何とかする心を育てるいうか…」
御坂妹「ミサカにも可能でしょうか?」
上条「そりゃ当然だろう?できない理由がどこにある」
御坂妹「……そうですか」
上条「それに、俺も百合子もまだまだ、子供なんだよ」
一方通行「…」
上条「だから、これからどんどん学んで、少しずつ大人になってだな」
上条「そうじゃないと、身体は大人でも心がガキ、そんな大人ばかりいるような社会になっちまう」
上条「そうならないためにも、がんばらないとな……まぁ学校の成績がわるい俺が言えるもんじゃないけどな…」
一方通行(や、やっぱりコイツ……俺なンかよりでけェなァ)
御坂妹「それなら、ミサカも…当麻パパと触れ合って……大人になりたいです…」
上条「そうだな、お互いがんばろう」
196 名前:説教後のイチャイチャ終了[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:30:39.52 ID:.2rN0XAo
一方通行(俺だけ…ガキだなァ…)
上条「まぁ、こんな生意気なことがいえるのも、今ここに百合子が一緒にいてくれるからなんだけどな」
一方通行「な、なにを…///」
上条「お前と付き合わなければ、こんなこと真剣に考えることもなかったと思うしさ…」
一方通行「さ、三下なら、自分で気がつくだろ…」
上条「気がついたとしてももっと、そうだなあと3年はだらだらした生活おくってたかもな」
一方通行「そ、そンなはずはねェだろォ…」
上条「いやいや、好きな人ができるってことはそれだけ人を成長させるんだよ」ニコッ
一方通行「て、てことはァ、俺も……成長するンかなァ?」
上条「あたりまえだろ、一緒に成長していこうな」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…」
御坂妹「でも肝心のバストのほうはいまいち成長が…とミサカはふたりのイチャイチャに水をさしてみます」
一方通行「て、テメェ!!」
上条「まぁ、俺は…そ、それくらいのサイズもい、いいとおもうぞ///」
一方通行「///」
197 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:56:51.20 ID:.2rN0XAo
-とあるマンション一室での夕食-
禁書「もぐもぐ」
上条「百合子、わるいな、毎晩ご馳走になっちゃって」
一方通行「き、気にすンなよォ、三下ァ…」
御坂妹「そうですよ、気にしないで食べないと時間のロスですとミサカはもくもくと食べ続けます」
一方通行「お前までなンで来てる」
御坂妹「ミサカはもはやここの家族の一員ではと、しれっとした顔でいいます」
一方通行「いつからそうなったンだよォ!」
御坂妹「どうせあと数年以内そうなるのですから、多少のことは気にしない方がいいとミサカは思ってます」
上条「悪かったな、またこっちくるときつかまっちゃって」
一方通行「どうせみはってたンだろ…こいつらァ…」
御坂妹「正解です」
黄泉川「ところでさ、一方通行?いつまで上条のことを三下扱いするんだ?」
一方通行「べ、別に三下は三下でいいだろーがァ!」
芳川「でもその『三下くん』に負けたのはだれかな?」ニヤニヤ
198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:05:03.59 ID:.2rN0XAo
一方通行「…チッ」
上条「まぁいいじゃないですか、俺がどうよばれたって気にしませんから」
黄泉川「上条、お前それでいいのか?それでも男か?」
芳川「そうよ、先を考えたらこの辺りはちゃんとしておかないとダメだと思うわよ?」
上条「だからいいんですよ、そういう一方通行、いや百合子を含めて俺が好きなんですから」
一方通行「三下ァ…」
上条「だから、無理に二人の時は治す必要ないぞ?ただ学校とかでは気をつけてくれればな」
黄泉川「はぁ、ちくしょぉおおおじゃん!」
芳川「もう、参っちゃうわね」
上条「せ、先生達なんですか?急に」
黄泉川「こうじゃんか…」
芳川「素で惚気てることに気がついてないわね」
上条「あっ///」
一方通行「///」
禁書「そんなことよりおかわり、いっぱいほしいんだよ!」
199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:13:50.49 ID:.2rN0XAo
上条「それにしても、先生のマンションって、広いですよね」
黄泉川「一応4LDKあるからな」
上条「へぇ、このリビングしかまともにみたことないけど、そんなにあるんですか」
黄泉川「でも4人で住むと結構手狭じゃん?」
芳川「そうね、一人一部屋とかになったら、足りないくらいよね」
上条「そっか、そっか…」
黄泉川「なんでそんなこときくんだ?上条」
上条「いや、なんでもないですよ?」
黄泉川「一方通行の部屋はそこだぞ?」
上条「え?まじですか!?」
一方通行「おい!」
黄泉川「それと下着はな、部屋にはいってたんすの三段目のちっちゃいケースの中じゃん」
上条「なるほどなるほど!」
一方通行「三下ァ///」
黄泉川「それと、いつも一方通行は寝るときな…」ニヤッ
200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:22:26.38 ID:.2rN0XAo
一方通行「や、やめろォォォ!!!」
黄泉川「もがもが」
打ち止め「一方通行はいっつもかわいいネグリジェだよってミサカはミサカは暴露してみたりー」
一方通行「このォ…///」
打ち止め「にはは」
上条「///」モンモン
芳川「うわ、顔まっかよ?上条くん」ニヤニヤ
黄泉川「一方通行もまっかじゃん」ニヤニヤ
一方通行「チクショウ///」
御坂妹「当麻さんは、古典的なものに弱いとミサカは好みのちぇっくをかかしません」
禁書「もぐもぐもぐ」
ごくんっ
禁書「おかわり!」
打ち止め「まったく話をきいてない人が一人ってミサカはミサカは…」
禁書「ん?どうしたのかな、みんな?もうご飯食べないの?だったらおかずもらうね」ニコッ
201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:34:58.76 ID:.2rN0XAo
-食後-
一方通行「ちょっとォ…」
スクッ、スタスタスタ、バタンッ
黄泉川「トイレじゃん?」
芳川「トイレね」
黄泉川「おい、上条、ほらくるじゃん?」
上条「ん?どうかしたんですか?」
黄泉川「一方通行の部屋まだみたことないんだろ?」
上条「ゆ、百合子の部屋!?」
芳川「見たくないの?」
上条「……みたいです///」
黄泉川「家主の私がいいっていってるんだ、ほらくるじゃん!」
上条「…」ソソソッ
ガチャッ、カチッ
上条「こ、ここが…」
203 名前:どこの言葉でしょうか…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:48:03.02 ID:.2rN0XAo
スンスン
上条(この香り、百合子の…)
芳川「いきなり、女の子の部屋のにおいを嗅ぐのは…」
黄泉川「良い趣味といえないじゃんか」
上条「す、すみません」
芳川「ただ、一方通行がトイレに言ってる隙に入ってる私達が言えた義理じゃないわよね」
黄泉川「まぁそういうことだけど、家主特権じゃん?」
芳川「それもそうね」
上条「…ほ、本当にいいんですか?勝手に入っちゃっても」
黄泉川「興味あるんだろ?」
上条「…かなり」
芳川「あの子のこともっと知りたいんでしょ?」
上条「…できれば」
黄泉川「このベッドでアイツは寝てるじゃん」ニヤニヤ
上条「……」ゴクリッ
204 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:55:30.94 ID:.2rN0XAo
黄泉川「飛び込みたいところだろうけど、ここはグッとこらえるじゃん」
芳川「そして、これが本命の…」
ガサッ
黄泉川「アイツのタンスの…あれじゃん…」
上条「お、おぉ…」
一方通行「お、お前ら何してンだよォォォォ!!!」
黄泉川「う、打ち止め…足止めに失敗したのか!?」
芳川「ちっ…しくじったわね」
一方通行「いいたいことはそれだけかァァァ!!」ビキビキ
上条「そ、その///」
一方通行「さ、三下ァ!!テメェまでどうしてここに!?」
黄泉川「そりゃ、男の子だし…好きな彼女の部屋に興味あるのはとうぜんじゃんか…」
一方通行「オイ!三下ァ!その手にもってるのは!!」
上条「あっ///」ササッ
芳川「わ、私達じゃないわよ?この子が勝手に、ねぇ?」
205 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:02:51.39 ID:.2rN0XAo
黄泉川「そ、そうじゃん、上条がお前の部屋に入りたいっていって私達の静止を振り切ってかってに、そのタンスまでたどり着いたじゃんか」
上条「…ゑ」
芳川「だから、ね、私達はわるくないのよ」ソソクサ
黄泉川「そ、そういうことじゃん」ソソクサ
バタンッ
上条「……」
一方通行「……」
上条(せ、先生、そりゃないですよ!!!、このままじゃ、こ、殺される!?)ビクビク
一方通行「三下ァ…」
上条「はひぃ…!?」
ジリジリ
上条「…」ガクブル
一方通行「そ、そンなに…下着が見たいのかよォ…」ボソッ
上条「!?」
一方通行「そ、そこまでいうなら……た、たまにだぞ?見せてやるから…で、できればこんなことすンなよォ?///」
206 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:12:47.53 ID:.2rN0XAo
上条「い、今なんと…」
一方通行「だ、だから……どうしても我慢できなくなったら言え…ぱ、パンツくらい見せてやるから…///」
上条「ななななな///」
一方通行「///」
上条「あ、ありがとう…というかこっちは勢いで、本当は百合子の部屋がみたかっただけなんだ…」
一方通行「そ、そうなのかよ…俺はてっきり…」
上条「そりゃ、興味はないって言ったら嘘になるけど…」モジモジ
一方通行「///」
上条「ゆ、百合子のことはなんでも知りたいんだよ…」
一方通行「お、俺も三下のこともっとしりてェ…」
上条「だ、だったら次は俺の部屋くるか?」
一方通行「さ、三下の部屋だァァァ!?」
上条「まぁ、汚い部屋だけど…よかったら…」
一方通行(さ、三下の部屋だとォ!?も、もしかしたら、そのまま流れで……押し倒されて……その…)
一方通行(そ、そういうことになる可能性もあるよな……ってことは、風呂も入ってェ……パンツもお気に入りに履き替えてだァ…)
209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:17:58.87 ID:.2rN0XAo
上条「今日勝手に百合子の部屋に入っちゃったし、そのお詫びってわけじゃなんだけど…」
一方通行(や、やっぱり、あれも用意しておいたほうがいいよなァ?でもあれって女がもっていくもンなのかァ?)
一方通行(あれはやっぱり男が準備するもンだよなァ?)
上条「だから、そうだな今度の休みの前の日でもどうだ?『準備しておくから』」
一方通行「!?」
上条「ど、どうした?百合子」
一方通行「…なっ///」
上条「ゆ、百合子!?」
一方通行「か、可能性が現実にだとォォ!?」
上条「オイ、しっかりしろ」
一方通行「///」ボンッ
バタッ
上条「百合子またか!無理するなって言っただろ!!」
一方通行(も、もう好きにしてくれェ///)
上条「百合子ォォォォ!」
211 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:39:24.93 ID:.2rN0XAo
-気絶から1時間後-
一方通行「あれ…俺また落ちちまって…」
ぎゅっ
上条「百合子…」ブワッ
一方通行「さ、三下ァ、な、なンでないてやがる…」
黄泉川「それはないじゃんか、上条はお前が最近よく気を失うんですごく心配してるんだぞ?」
芳川「そうそう、たとえ『ピー』な妄想が行き過ぎて『ピー』しすぎて倒れたといえどもね」ニッ
一方通行「よ、芳川ァァア!」
ガバッ
上条「おい、無理するなよ!」
一方通行「三下ァ、離せ離しやがれ!」
上条「だから、無理するんじゃねーよ!!!」
一方通行「!?」
上条「俺本当にお前が……心配なんだぞ…」
一方通行「わるかった……」
212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:43:47.77 ID:.2rN0XAo
上条「でも、良かった、身体に異常はないみたいって先生達が…」
一方通行「……」
上条「とりあえず、今夜は無理せずこのまま寝ろよ?」
一方通行「あァ…」
芳川「さて、私達もそろそろ、片付けて寝る準備を…」
黄泉川「上条も遅くならないうちに帰るじゃん」
上条「あ、はい、すみません遅くまで居座っちゃて」
黄泉川「まぁ、心配する気持ちはわかるじゃん」
一方通行「そ、そういえばあの白いのとかアイツは…」
上条「あぁ、御坂妹にインデックスは家までおくってもらってるよ」
一方通行「そっかァ…」
上条「打ち止めもほら、お前の横で」
打ち止め「すーすー」
一方通行「まァ、この時間じゃガキにはちょっときついかァ…」
上条「そうみたいだな」
213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:57:58.08 ID:.2rN0XAo
一方通行「三下ァ、お前もそろそろ…」
上条「あぁ、帰るよ」
一方通行「そ、そっかァ…」
上条「そういえば、ほらこの前の告白の日いったこと覚えてるか?」
一方通行「なんていったかァ…」
上条「ほら、キスくらいなら、いつでもしてやるとか…」
一方通行「そ、そンな事いったかァ?///」
上条「いったぞ!絶対いった!」
一方通行「あ、あンまりおぼえてねェ…///」
一方通行(おぼえてるけどなァ///)
上条「ち、ちくしょぉぉ、何か録音でもしておくべきだったか…!」
一方通行「そ、それがどうしンだよォ…」
上条「今日お前を看病したから、そのご褒美に…」
ちゅっ
一方通行「なっ!?///」
214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:58:29.73 ID:.2rN0XAo
上条「こういうこと、許してもらおうかなって///」
一方通行「……チッ、思い出したぞォ///」
上条「だったら、暫くしてくれてないから…」
ちゅっ
一方通行「オィ」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「やりすぎだろ///」
ちゅっちゅっちゅちゅ
一方通行「三下ァ///」
ちゅぅ~
一方通行「///」
上条「はい、満足、満足」
一方通行「ば、ばか野郎…流石にがっつきすぎだァ///」
上条「これで、暫くの…百合子成分は補充できたな」
一方通行「な、何が百合子成分だよォ!」
215 名前:はじめての百合子の部屋編おしまい[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:58:58.38 ID:.2rN0XAo
上条「お、俺だってな……できればもっともっといちゃいちゃしたいんだよ!」
一方通行「三下ァ…」
上条「だけどな、あまりにお前を求めすぎちゃうと……やっぱりその先も進みたくなっちまうから…」
上条「これでも我慢してる方なんだぞ!!///」
一方通行「わ、わるい…」
上条「お前が謝ることじゃないだろ…」
一方通行「いや…俺も…同じような気持ちなんだよォ…だから、それ以上のことはダメだからなって…」
上条「……そっか、俺だけじゃなかったんだな」
一方通行「俺だけでもなかったンだなァ…」
上条「それじゃ…最後にもう、一回」
一方通行「ばかァ、最後じゃねェよォ…」
上条「じゃあ、ご褒美にもう一回…」
ちゅぅ
一方通行「…その、週末お前の部屋いくの期待してるからなァ…?」
上条「まってる」ニコッ
224 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 00:32:28.12 ID:EwBl9jUo
みんな、鈴科百合子が好きなんですね…
228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:42:58.46 ID:EwBl9jUo
-とある自称不幸学生が帰宅した後-
黄泉川「一・方・通・行~」ニヤニヤ
一方通行「よ、黄泉川!?」
芳川「みちゃったわよー」ニヤニヤ
一方通行「な、なにをだよォ!」
黄泉川「百合子成分補充」
ガシッ
芳川「やりすぎだろ、三下ぁぁ、ばかやろう流石にがっつきすぎだぁー」ニヤニヤ
一方通行「て、テメェら///」
黄泉川「いや、まさかあそこまで上条が積極的だとはねぇー」
芳川「私も身体があつくなってきちゃったわ」クネクネ
一方通行「チッ///」
黄泉川「まぁ、よかったじゃん、お前もしたかったんだろ?」ニヤニヤ
芳川「私も学生時代はあれくらいは…」
黄泉川「……ミエをはるなじゃん」
229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:44:28.06 ID:EwBl9jUo
一方通行「話はそれだけかァ?///」
黄泉川「本題はまだじゃんか」
芳川「彼の部屋に遊びにいくのよね?」
一方通行「あ、あァ…その予定だけどォ……それがどうしたァ?」
黄泉川「お前、勝負下着はもってるか?」
一方通行「しょ、勝負下着だとォォォ!?」
芳川「ほら、彼の部屋にいくってことはねぇ…?」
黄泉川「まぁ、付き合って1ヶ月足らずで…まぁ早いとはおもうじゃん?でも……上条もあれで男だからな…」
芳川「一度スイッチ入れば……」
一方通行「…」ゴクリッ
黄泉川「がぉぉぉぉぉおおお!!」
芳川「獣になっちゃうかもしれないわよ?」
一方通行「さ、三下がァだとォ!?」
芳川「だって、彼さっきいってたじゃない、これでも我慢してるんだ、先に進みたくなっちまうって」
一方通行「そ、そこまで聞いてたのかよォ…ドアの隙間から…気配すらしなかったぞォ…///」
230 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:45:26.96 ID:EwBl9jUo
芳川「本当に…気がついてなかったの?」
一方通行「あァン?」
黄泉川「そこに寝ている打ち止め、カメラもって配信してたじゃんか」
一方通行「なっ!?」
打ち止め「ミサカはミサカは狸寝入りだったりー」ニカッ
一方通行「が、ガキィィィィ!!!」
打ち止め「ひゃ」ビクッ
芳川「やめなさい!子供に暴力振るったら彼に嫌われるわよ!」
黄泉川「そうじゃん、そうなってもいいのか?」
一方通行「そ、そンな事こいつにはするはずねェよォ…」
芳川「そう、よかった…」
打ち止め「ホッ…とミサカはミサカは安心してるー」
一方通行「ただ、悪い子にはお仕置きをだなァ…」
ガシッ
打ち止め「あわわわ」ジタバタ
231 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:46:15.17 ID:EwBl9jUo
一方通行「ほら、尻たたきだァ!!」
ぺしぺしっ
打ち止め「ご、ごめんなさいってミサカはミサカは…」
一方通行「だめだァ…」
ぺしぺしっ
打ち止め「うわぁぁぁん」
芳川「ちゃんと手加減してるみたいだし、これくらいは…まぁ」
黄泉川「しつけの一環じゃんか…」
打ち止め「わーん、わーん」
一方通行「これでお終いだァ」
ぱんっ
打ち止め「はううぅぅ」ヒリヒリ
一方通行「こンな事すンなよォ?」
打ち止め「わ、わかったってミサカはミサカは…」
一方通行「返事は、はいだァ!」
打ち止め「はい」ビクッ
232 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:46:49.07 ID:EwBl9jUo
黄泉川「もぉ、立派にお母さんじゃん」
芳川「そうね、この歳でお母さんね」
一方通行「さてェ…」ギロッ
黄泉川「ん?風呂でも入るのか、一方通行」
芳川「ちゃんとあれだけいちゃいちゃすれば汗かくわよね」
一方通行「なにを勘違いしてンだァ?」
黄泉川「ん?何がじゃん」
一方通行「お前たちへのお仕置きがまだおわってねェぞォォ?」
芳川「え?え?」
一方通行「お前たちがどうせェ…コイツを誑かして…カメラもたせたンだろうがァァ」
打ち止め「うん、そうだよってミサカはミサカは即答してみせたりー」
一方通行「そっか、素直なガキは俺は嫌いじゃねェぞォ」
打ち止め「わーいってミサカはミサカは喜んでみるー」
黄泉川「ま、まつじゃん!私おとなじゃん!」
芳川「もうお仕置きって歳でもないでしょ!!」
233 名前:一方通行の逆襲[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:47:25.92 ID:EwBl9jUo
一方通行「さーてなァ?お前らまだ若いわよっていってなかったかァ?」
芳川「そ、それは肉体的なもので…」
黄泉川「そ、そうじゃん、ほら」
ぷるんぷるん
黄泉川「こんなぷるんぷるんじゃんか」
一方通行「…」ブチッ
芳川「はぁ…ばか…」
一方通行「有罪だァァァァ!!」
黄泉川「な、なんでじゃんかぁああああ」
一方通行「歯は食いしばれやァァァァ!!」
芳川・黄泉川「GYAAAAAAAAAA!!」
………
……
…
一方通行「ったくこンなまね二度とすンなよォ…わかったなァ…」
235 名前:今日はおなかの調子がよくないから、ちょっとペース遅くなるよ……他のスレ読んでるからでもあるけど…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:22:59.09 ID:EwBl9jUo
-同じ週のとある昼休み-
上条「百合子ー」
一方通行「なーに、上条君」
上条「今日の弁当はなにかなって」
一方通行「それは屋上いっての、お・楽・し・みィ♪」
上条「わかった、楽しみにしてるぞ」
一方通行「うン、楽しみにしててェ!」
青髪「……なんやこれ」
土御門「いうにゃ」
青髪「なんで神様はこんなに不公平な世の中を…」
土御門(かみやんは神の加護なんかうけてないんだけどにゃー)
………
……
…
上条「それで……な・に・か・な!」
236 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:27:43.94 ID:EwBl9jUo
一方通行「そ、それはだなァ…」
上条「うぉ!俺の好物ばっかりキター」
一方通行「三下が…好きだっていってたからよォ…」
上条「そっか覚えてくれてたんだな、サンキュー百合子」
ちゅっ
一方通行「オイ///」
上条「大丈夫だって、誰もいないから」ニコッ
一方通行「…チッ///」
一方通行(コイツ…段々積極的に、大胆になっていくなァ…)
上条「美味い美味い」
一方通行(こ、このままのペースでいくとォ、ホントにホントに……しちまうンじゃねェかァ…?)
上条「本当に百合子のご飯はおいしいな」
一方通行(し、しちまうっていうよりィ……食われる?食われちまうって感じかァ?)
上条「『百合子、食べていいか…?』 そっちのカラアゲも」
一方通行「!?」ボンッ
237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:35:02.55 ID:EwBl9jUo
上条「百合子?顔赤いぞ」
一方通行「あ、あァ…///」
一方通行(や、ヤベェ飛びかけたぞォ…三下はカラアゲ食べていいかっていっただけで、俺をくっていいかァとはいってないんだァ…)
一方通行(落ち着け、落ち着け)
一方通行「…」パクパク
上条「おっ、それだけ食べられてれば大丈夫だな」
一方通行「だ、大丈夫にきまってンだろォ…」アセアセ
上条「でも無理はすんなよな」
一方通行「わかってンよォ…」
上条「そういえばさ、今日の放課後暇か?」
一方通行「ちょ、ちょっとまってろ…」
pipipi※携帯のスケジュール表で確認してる振り
一方通行「あ、あァ、何とか空いてるぞォ…」
上条「よかった、だったら帰りにちょっと寄りたいところあるんだけど、付き合ってもらえないか?」
一方通行「ど、どこにだァ?」
上条「セブンスミスト」
238 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:49:35.02 ID:EwBl9jUo
-そんなこんなでセブンスミスト-
上条「ひやぁ……平日なのに混んでるなぁ」
一方通行「そ、そうだなァ…」
上条「まぁ、買い物件デートってことで、今日はよろしくな」
一方通行「で、でーとかァ…」
一方通行(そういえば…あれ以降あンまりデートってした記憶がなかったなァ…)
上条「えーっと食器売り場はと…」
一方通行「食器?三下ァ、一体何を買うンだァ?」
上条「あぁ、いってなかったっけ?百合子が週末うちにくるだろ?」
一方通行「あ、あァ…」
上条「それでですね、上条さんのところはあの犬デックスじゃなかったインデックスが食器を散々わってしまって」
上条「コップもカップもろくに揃ってないんですよ」
一方通行「それはァ大変だなァ…まァうちもあのガキが……何枚も皿わってるけどォ…」
上条「それは手伝いか何かしようとしてだろォ?」
一方通行「そうだけどォ…なにかァ?」
241 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:02:04.11 ID:EwBl9jUo
上条「うちのは……電磁レンジで何かあっためようとして爆発させてわったり」
一方通行「はァ?」
上条「料理運んでる最中に待てずに皿ごと食べたり…」
一方通行「まじかよォ…」
上条「よそってる最中に(r」
一方通行「……な、なンかすげェ…」
上条「あぁ、すげぇだろ…」
一方通行「すげェな…」
-「おっとこれはこれは…とミサカはまたまた偶然を装います」
上条「御坂妹?」
一方通行「て、テメェ…」
御坂妹「二人でデートですか?とミサカはわかりきった質問をします」
上条「あ、あぁ、デートだ」
一方通行「わ、わりィかよォ…」
御坂妹「悪くありませんが…ミサカもついていってもいいですか?とミサカはずうずうしいお願いをします」
242 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:04:13.02 ID:EwBl9jUo
かすれるように伸ばしてるところだけァィゥェォつけたりしてますけど
百合子でもその癖が抜けないほうがいいかなと
244 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:15:31.63 ID:EwBl9jUo
一方通行「だ、ダメだダメだァ!!!」
御坂妹「ダメですか?とミサカは少々上目遣いにパパにお願いをしてみます」
上条「うっ…」
一方通行「オイ、せっかくのひさしぶりのデートなンだぞ!?三下ァ!!!」
御坂妹「ダメでしょうか…」ウルウル
上条「……百合子ごめん」
一方通行「なっ!?」
上条「い、良いよ…ついてきても…」
御坂妹「ありがと~とミサカは少々甘えた声をだします」
一方通行「三下ァァァ!!どういうことだァ!」
上条「……いや、だってああいうのはダメだろ…流石に女の子泣かせるほど上条さんは…」
一方通行「お、おれだって泣いちまうぞォ…」ウルウル
上条「…うぅ…///」
一方通行「三下ァァァ」ウルウル
上条「うっ…///」
245 名前:やっぱりキャラ崩しての甘甘はダメかな…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:20:07.17 ID:EwBl9jUo
一方通行「三下…」ウルウル
上条「が、が、が…」
一方通行「三下ァ?」
上条「我慢できないぃぃぃぃ!!」
がばっ
一方通行「に、にゃァああああ///」
上条「百合子カワイイヨ百合子」
ぐりぐり
一方通行「ゃ、やめろォ…///」
御坂妹「……さすがにママには魅力で勝てないのですねとミサカはショックを隠しきれません」
上条「百合子がそんな顔したら、我慢できるはずないだろぉぉぉぉ」
ぐりぐり
一方通行「や、やめてェェェ///」
ボンッ
一方通行「///」プシュー
247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:35:48.35 ID:EwBl9jUo
御坂妹「さて、そろそろらぶらぶいちゃいちゃは終わってくれませんかとミサカは惚気るんじゃないよという目で見ます」
上条「あははは///」
一方通行「///」
御坂妹「それで、食器でしたねとミサカは確認をとります」
上条「そうそう、百合子のコップ、カップとかその他もろもろそろえちゃおうかなって」
一方通行「なっ///」
上条「どうせ、うちには揃ったカップはないし、だったらこの際そろえるのもありかなって」
一方通行「そ、それは…俺専用のを…三下の部屋におくってことかァ…?」ドキドキ
上条「あぁ、そうだけど?」
一方通行「そ、そっかァ…」
一方通行(と、とうとう……三下の部屋に俺の場所が…)
御坂妹「歯ブラシもあった方がいいのでは?とミサカはナイスフォローします」
一方通行「は、歯ブラシィィィ!?」
一方通行(それって……お泊り前提ってことだよなァ…)
上条「あぁ、あったほうがいいかな?」
248 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:42:41.80 ID:EwBl9jUo
一方通行(これは……そういうのを予測してなンだよな?三下ァ…)
上条「何か食べたらちゃんと歯を磨かないとな、百合子の歯白くて綺麗なんだし、虫歯なんか作らせるわけにいかない!」
一方通行「…」ガクッ
上条「どうした?百合子そんなところにしゃがみこんで」
一方通行「な、なンでもねェよ…」
御坂妹(鈍感…とミサカは…)
上条「ほら、いくぞ」
………
……
…
上条「えーっと、ここだな」
御坂妹「あっ…」
上条「どうした、ん?カエルのカップ?」
御坂妹「…」じぃー
上条「欲しいのか?」
249 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:05:23.75 ID:EwBl9jUo
御坂妹「!?」
上条「それじゃ、一応遊びに来たときのために、御坂妹用はこれな」
一方通行「…俺用の買い物じゃなかったのかァ?」
上条「お前のは考えてあるんだよ、実は」
一方通行「……ン?」
上条「あったあった、これこれ」
一方通行「それは…」
上条「夫婦茶碗ならぬ、夫婦カップだ」
一方通行「ってことはァ…」
上条「俺とお前ので対でそろえたいなって///」
一方通行「そ、そうなのかァ…てっきりわすれてるのかと…」
上条「馬鹿、目的忘れるほど俺も馬鹿じゃないぞ」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…」
御坂「いちゃいちゃしているところすみませんが、20001号も同じカエルのカップかってといってますとミサカはわざわざ、割り込みます」
250 名前:語尾は少しずつ直していったほうがいいようで…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:24:32.05 ID:EwBl9jUo
-買い物終了後-
上条「これで、大体は揃ったな」
御坂妹「カエルのカップ…うふふふふ」ニヤニヤ
上条「無表情で笑うのやめてください」
一方通行「この後はどうすンだァ?」
上条「んー、俺は買い物おわったけど、百合子はみてまわりたいところあるか?」
一方通行「お、俺かァ?」
上条「なにかあればよっていったほうがまた来なくて済むと思うし」
一方通行「そ、そォだな…」
上条「そうだ、百合子の服!」
一方通行「服かァ…そォいや…あンまり私服もってねェし…」
上条「そうときまれば、よし俺が百合子の服選んでやるよ!」
一方通行「ほ、ほンとか、三下ァァ!?」
上条「上条さんの独断と偏見という完全な趣味でよければ!」
一方通行「そ、それでいいぞォ…」
252 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:44:47.76 ID:EwBl9jUo
-ティーン向けのお店-
上条「あんまりこんな場所にはこないからわからないんだけど…」キョロキョロ
御坂妹「ミサカも基本支給されたこの服だけです」
上条「はぁ~っこりゃすごいな…」
一方通行「で……俺の服選んでくれるンだよな!」
上条「わかってる、わかってる上条さんの独断と偏見で選ばせていただきますよ」
一方通行「なら、早く!」
ぐいっ
上条「そんなひっぱるなよ!」
一方通行「ほら、早く選ンでくれよォ!」キラキラ
上条「はいはい、えーっと…それじゃ」キョロキョロ
一方通行「ど、どンなのが好みなンだァ?」ワクワク
上条「こういうの…結構俺は好きかな?」
御坂妹「ほほぅ、まずはそれですか…攻めますねとミサカは解説をはじめます」
一方通行「こ、これを俺がかァ!?露出多すぎだろ…///」
253 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:54:47.97 ID:EwBl9jUo
上条「こういう一見すると肩とか胸元が開いてるものをきて、それに羽織るようにこういうのきてもらうと」
御坂妹「ナルホド…上品さと色気両方を兼ね備えるわけですねとミサカの解説は続きます」
一方通行「に、似合うとおもうかァ?」ドキドキ
上条「あぁ、お前の綺麗な白い肌にはこういうのがいいとおもうぞ!」
一方通行「そ、そっかァ、これ似合うかァ…」ニタァ
上条「俺の好みだけどな」
一方通行「よし!とりあえず、これにすンぞ!」
上条「おい、値段みないで買うのかよ?」
一方通行「あァン?たった○万だろうがァ?」
上条「たった…○万……」
一方通行「三下ァどうした?」
上条「いや、本当に同じ学生なのかなと…」
一方通行「変な三下だなァ…」
上条「気を取り直して…ほかにはだな…シンプルにこんなのとか」
御坂妹「はい、次のパパの好みにうつります」
254 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:06:03.02 ID:EwBl9jUo
一方通行「♪~♪~」ニコニコ
上条「…」ズーン
御坂妹「この対象的な二人はなんなのでしょうかとミサカは面白半分に解説を続けます」
一方通行「三下どうしたァ?」
上条「いや、あははっは…」
上条(一回の買い物に○十万とか……しかも最後はブランド物の店いったし…)
一方通行「今日は楽しかったなァ、三下の好みもしれたし」ニコニコ
上条「そ、そっか?よかったよかった…」
上条(ブランド物なんかまったくわからなかったんですが…)
一方通行「♪~♪~」
上条(まぁ、喜んでくれたしいいか…)
御坂妹「!?」ミサカネットワークにて受信中
御坂妹「あの、一方通行ママ」
一方通行「あァン?」
御坂妹「ちょっと耳を貸してくださいとミサカは内緒話をしたいと遠まわしにいいます」
256 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:29:39.00 ID:EwBl9jUo
一方通行「なンだァ?」
御坂妹「20001号からの伝言ですとあらかじめミサカはいっておきます」
一方通行「あのガキがか…で?」
御坂妹「勝負下着も買ってきたほうがいいとおもうよってミサカはミサカはアドバイスしてみたりーと」ポツリッ
一方通行「あ、あのガキィィィ!?」カァァ
上条「なんだなんだ?」
御坂妹「すみません、もう1件寄りたいところがあるのですがとミサカは伝えます」
上条「ん?買い忘れたのか」
御坂妹「そのようなものですとミサカはごまかしつつ、いやなんでもありません」
上条「ん?それで、そこにいけばいいんだな?」
御坂妹「そうしてもらえると助かりますとミサカは…」
上条「さっきから歯切れがわるいな…」
御坂妹「それは…仕方がないとミサカは正直に話せないもどかしさを懸命に表現します」
上条「…?」
一方通行(あ、あのガキがァァァァ///)
257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:42:59.33 ID:EwBl9jUo
-女性下着売り場-
上条「あのですね…///」
御坂妹「どうかしましたか?顔が赤いですよとミサカはわかっているのいじめたくなります」ニヤニヤ
上条「だから///」
御坂妹「だからなんですか?とミサカの追撃!」
上条「…///」
御坂妹「目標は完全に沈黙!さぁボス次の行動をとミサカは一方通行を煽ります」
一方通行「///」
御坂妹「これは、ダブルノックアウトのようですとミサカも予想していませんでした」
一方通行(三下の見てる前で買うのかァ…?いや恥ずかしすぎンぞ…)
上条「///」
一方通行(でも、見て貰えば、三下の好みの下着が帰るって訳だな…)
御坂妹「カウントいりますか?ミサカはレフリー気分でのりのりです」
一方通行(ここは、今後のためにも…三下に…選んでもらうしかァ…)
一方通行「さ、三下ァ…」
258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:49:50.45 ID:EwBl9jUo
上条「あ、あぁなんだ///」
一方通行「こ、ここも…選ンで欲しいンだけどォ…」
上条「えっ…?ええええええ///」
一方通行「これも衣服の1つだろォ?身につけるものだし…」
上条「そ、そりゃ…理屈から言えばそうだけど…///」ドキドキ
一方通行「選ンでくれねェのか、選ンでくれるのかはっきりしてくれよォ…」
上条「で、でも…」キョロキョロ
上条「ここ、男が入っていいのか?」
御坂妹「別段禁止されている区域ではありませんよ、とミサカは冷静な答えをだします」
上条「……ほ、本当に入っても大丈夫なんだな?」
御坂妹「なんならそこの店員にミサカが確認を求めましょうか」
上条「いやいやいや、いいです、わかりました」
一方通行「で、どォーすンだよォ…」
上条「わかった……俺でよければ…」
一方通行「なら…いくぞ…」グイッ
260 名前:今夜はレールガンの日か…忘れてた[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:55:03.29 ID:EwBl9jUo
上条「///」
一方通行「下向いてちゃ…わかンねェだろ…」
上条「だけどよ///」
一方通行「はやく、お前の好みの選らンでくれ…」
上条「///」
一方通行「早く!」
上条「そ、それじゃ…」キョロキョロ
上条「///」
一方通行「い、いちいち顔赤くすンなよ…こっちまで恥ずかしいだろォ…」
上条「ご、ごめん、じゃあこれ…」
一方通行「三下ァァ?なンか黒好きだな…」
上条「だ、だって俺の好みでいいっていったろ///」
一方通行「だから顔赤くすンなって!ほかには」
上条「あとはこれとかこれとか…これも…」
一方通行「ン、これは…?」
261 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:03:36.19 ID:dC.lHXwo
ずぃ
御坂妹「これは…ガーターベルトというものですねとミサカは使ったことがありませんが知っています」
一方通行「ガーターベルトか…三下ァ?」
上条「な、なんせうか…」ドキドキ
一方通行「こンなのつけてほしいのかァ?」
上条「…………できれば」ドキドキ
一方通行「……似合うとおもうかァ?」
上条「似合うに会わないじゃなくて、百合子だからつけてほしい…」
一方通行「…そっかァ…///」
御坂妹「まぁ似合うとは思いますとミサカは一般論でこたえます」
一方通行「それじゃ、これ全部買いだァ」
上条「///」
上条(今日一日でほとんど俺の趣味暴露したきがする…)
上条「はぁ…ふ…」
一方通行「不幸だァとかいったら、泣くぞォ?」ジトォー
263 名前:スレ的に不幸とかいったらボコボコにされますし、しますね[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:15:21.65 ID:dC.lHXwo
一方通行「♪~♪~」ニヤニヤ
御坂妹「さっきより遥かに上機嫌とミサカは一方通行の変化にいち早く気がつきます」
上条「///」
御坂妹「こっちもかなりの上機嫌というかあるいみ暴露して気持ちよかった的なマゾッ気をミサカは気がついてしまいました」
上条「ま、マゾじゃねぇーよ!!」
御坂妹「聞こえていましたかとミサカは予想外の反応で驚いています」
上条「そういうんじゃなくて、俺の趣味を受け入れてくれた百合子という女に…」
上条「最高に感動してるんだよ!!」
御坂妹「まぁ…」
一方通行「あ、当たり前だろォ?三下の趣味を聞きたくてたのンだンだからさァ…///」
御坂妹「……」
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
ハグッ
御坂妹「ばかっぷるですねとミサカは…」
264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:31:15.40 ID:dC.lHXwo
-黄泉川の部屋の前-
上条「それじゃ、これで」
一方通行「今日は…ありがとうな」
上条「いやいや、俺も楽しかったし」
一方通行「俺は楽しくて、嬉しかったぞォ…」
上条「俺も楽しくて嬉しくて可愛い百合子みれて最高だった」
一方通行「俺は俺は!」
黄泉川「はい、そこのバカップル近所迷惑だから玄関で騒ぐのやめるじゃん」
芳川「ホント、若いっていいわよね」
打ち止め「ミサカもばかっぷるしてみたいってミサカはミサカは駄々こねるー」
上条「///」
一方通行「ば、馬鹿…まだはぇぇよォ…///」
打ち止め「えぇーってミサカはミサカは残念がってみるー」
上条「明日、朝迎えにくるから」
一方通行「まってる…」
266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:39:34.84 ID:dC.lHXwo
-黄泉川の部屋-
一方通行「♪」ブンブンブン
バタンッ
一方通行「♪」ブンブン
黄泉川「いつまで手ふってるんだ?」
一方通行「別にいいだろォがァ!」
黄泉川「まぁ別にいいけどさ…、お前がやめないと」
打ち止め「♪」ブンブンブンブン
黄泉川「バカップルに憧れた打ち止めもやめないと思うじゃん」
一方通行「…チッ///」
打ち止め「もう、おわり?ってミサカはミサカはバカップルの行動をもうちょっと知りたかったりー」
一方通行「お前までバカップルとかいうンじゃねェ」
打ち止め「じゃあ、なにかな?ってミサカはミサカはきいてみたりー」
一方通行「それはだなァ…」
一方通行(何がいいか……別の呼び方は…)
267 名前:ネタの構想がんばるぞっと[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:54:10.89 ID:dC.lHXwo
一方通行「えーっと、えーっと…」
黄泉川「ばかっぷるはばかっぷるだろ?そのままでいいじゃん」
芳川「そうよね?ばかっぷるはばかっぷるよね」
一方通行「うっせェ!今いい呼び方考えてンだよォ!」
黄泉川「考えてるって…お前…」
芳川「……ここまでいくと病気ね…」
一方通行「うーン…」
芳川「バカップルの片割れはほっといて、ご飯にしましょう」
黄泉川「そうだな」
打ち止め「わーい、ごはんごはん」
一方通行「うーン、うーン」
………
……
…
打ち止め「おいしいー」
268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:57:49.22 ID:dC.lHXwo
黄泉川「たまには私だってこんなのつくるじゃんか」
芳川「最近あの子ががんばってたものね」
ダタタタッタ
一方通行「オイ!なに勝手に勝手にフェードアウトしてくれてるンですかァ?」
黄泉川「あれ?おもったより早いじゃん」
芳川「あのままずっと玄関で明日まで考えてるかと思ってたわ」
一方通行「///」プルプル
打ち止め「パクパク」
黄泉川「それで、バカップルにかわるいい呼び名は決まったのか?」
一方通行「…それはァ」
芳川「じゃあバカップルね、決まり」
一方通行「ふざけンなァ!」
芳川「だって決まらなかったんでしょ?考えても」
一方通行「それは…」
黄泉川「ほら、バカップルの片割れ、さっさと飯くうじゃんか」
269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:08:51.15 ID:dC.lHXwo
-夕食後-
ご馳走様でした
カチャカチャ
打ち止め「あー、ミサカが片付けするー」
黄泉川「おー?できるか?」
打ち止め「大丈夫もうお皿割らないよってミサカはミサカは練習の成果をひろいしてみたかったりー」
黄泉川「それじゃまかせるじゃん」
打ち止め「まかせてー」
芳川「それじゃ、あの子に片付けしてもらってる間に…」
黄泉川「一方通行の買ってきたものチェックじゃん」ニヤッ
一方通行「なンだとォ!?」
芳川「ほら、素直にみせるみせる」
黄泉川「ほらほら、アドバイスしてやるから四の五の言わずにみせるじゃんか」
一方通行「…チッ」
黄泉川「へぇーかなりかったなぁ…」
270 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:14:18.73 ID:dC.lHXwo
ガサゴソ
黄泉川「こ、これは…」
芳川「上条くんの趣味こういうのなんだ?」
一方通行「あ、あァ…」
黄泉川「結構いいセンスしてるじゃんか、上条のヤツ」
芳川「確かに、この子にあわせたいいチョイスね」
黄泉川「うん、わるくないじゃん」
一方通行「ったりまえだろォ…」
黄泉川「なにその、彼氏のセンスは絶対ですよみたいな顔…」
芳川「さすがに、イラッと来るわね」
一方通行「な、なンだよ!からンでくるならみせねェぞォ!」
黄泉川「まぁ、いいか」
芳川「服はこんな感じね、あれその袋は?」
一方通行「こ、これはだな///」
黄泉川「こっちもみせるじゃん」
271 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:23:16.65 ID:dC.lHXwo
ガサガサ
黄泉川「下着…?」
ピラッ
黄泉川「これは…」
一方通行「///」
芳川「これも上条くんの趣味なわけ?」
一方通行「あァ///」
黄泉川「流石に…これは…」
ピラッ
芳川「びっくりだわね、あんな顔して…こんなのが好みなんて…」
黄泉川「ま、まぁ人の趣味にごちゃごちゃいうつもりはないじゃんか」
芳川「これ一方通行、あなた本当に身につけるの?
一方通行「わるいかよォ…」
芳川「悪くはないけど…」
黄泉川「……みてて恥ずかしくなってきた///」
272 名前:もう誰もいないはず[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:07:42.78 ID:dC.lHXwo
-約束の日-
一方通行「一睡も出来なかった…」
打ち止め「すやすや」
一方通行「だァァァ!!ガシガシガシ
一方通行「ったく、三下のやつがァァ!!」
一方通行「なンでこンなに俺の悩ませやがンだよォォォォォ!」
打ち止め「贅沢な悩みだよってミサカはミサカはむにゃむにゃ…」
一方通行「!?」
打ち止め「すやすや」
一方通行「ねてるンだよなァ…」ドキドキ
打ち止め「すやすや」
一方通行「ど、どンな夢みてンだよ…タイムリーすぎるだろォ…」
一方通行「ごちゃごちゃ考えてもはじまらねェ…、アイツが選んでくれたこれ身に着けて」
一方通行「出たとこ勝負だァ!」
打ち止め「一方通行がんばれーってミサカはミサカはむにゃむにゃ…」
274 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:16:42.92 ID:dC.lHXwo
一方通行「…こいつの寝言……まさかな」
ガチャッ
一方通行「とりあえず…三下来るまでに…もって行く料理つくっとくかァ…」
………
……
…
黄泉川「ふあぁぁ…」
黄泉川「ん?いい匂いがするじゃん…」
テクテク
一方通行「こンなもンかな…」
黄泉川「あれ?一方通行早いじゃん、朝飯つくってくれてたのか?」
一方通行「黄泉川ァ…テメェの朝飯じゃねェぞォ、勝手に食うなよな?」
黄泉川「少しくらいいいじゃんか!」
一方通行「ダメだ!」
黄泉川「…ケチだな、一方通行は、上条もそういうけちなやつどうおもうかなー」
275 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:26:55.32 ID:dC.lHXwo
一方通行「なンだとォ…」
黄泉川「…」ニヤッ
一方通行「アイツそんな事いってたのかよォ!」
黄泉川「いやー、やっぱりケチな彼女だと、あれじゃん?男だってなぁ…」
一方通行「…チッ、少しだかンな…」
黄泉川「それじゃ、いっただきまーす」
一方通行「ば、馬鹿とりすぎだろォがァ!!」
黄泉川「おーうまいうまい」
一方通行「そうかァ?それはよかったなァ…」
黄泉川「褒めてやってるのにその反応はひどいじゃん」
一方通行「お前に褒めてもらってもなァ…」
黄泉川「……最近上条中心だな、もう」ニヤッ
一方通行「うっせェ///」
芳川「なに?朝からうるさいわね」
黄泉川「おー、丁度いいところにきたじゃん、一方通行が上条の所にもっていく弁当つくったから、試食を」
276 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:33:21.23 ID:dC.lHXwo
芳川「んー?」
黄泉川「ほら、ぼさっとしてないで食ってみろって」
一方通行「それ以上とるンじゃねェェ!!」
芳川「もぐもぐ」
黄泉川「どうだうまいだろ?」
芳川「確かに……でも朝からこんな重いものはちょっと…」
一方通行「文句いうなら食うンじゃねェよォ!!」
芳川「でも、本当に美味しいわね」
黄泉川「私のとるんじゃない!」
芳川「別にいいじゃないの、まだそっちに沢山あるんだし」
一方通行「ふざけンなァ!!」
黄泉川「ほら、ケチケチするなじゃん」
一方通行「…チッ」
芳川「おいしい」
黄泉川「美味いじゃん」
277 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:37:43.50 ID:dC.lHXwo
-そして空になった-
一方通行「…」プルプルプル
黄泉川「ご馳走様じゃん」
芳川「でもちょっと重かったわね」
黄泉川「お前も歳じゃん」
芳川「普通はこういう朝から食べないわよ!」
一方通行「ふ、ふ、ふ…」
黄泉川「ふふふ?」
芳川「腹式呼吸の練習?」
一方通行「ふざけンなァァ!!!全部くいやがってェ!!!」
芳川「だって、食べてよかったんでしょ?」
黄泉川「けちけちすんなじゃん」
一方通行「三下に何もっていくっつーんだよォ!空の弁当箱かァ!?」」
黄泉川「…あ…そういえば」
一方通行「…クソ、こンなヤツに食わせたのが間違いだった…」
278 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:41:41.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「アイツが来るまでに何とかもういっかい…」
ピーンポーン
一方通行「…終わった……はじめての三下の部屋に遊びに行く日…手ぶらかよォ…」ガクッ
黄泉川「ほら元気出すじゃん」
一方通行「テメェのせいだよォォォ!!」
芳川「あ、上条くん、うん今あけるわね」
………
……
…
ガチャッ
上条「おはようございます」
黄泉川「よぉ、おはようじゃん」
上条「黄泉川先生おはようございます、それで百合子は?」
百合子「お、おはよう…」モジモジ
上条「……か…」
279 名前:あれ一方通行が百合子になった…脳内で修正を… それじゃねます[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:50:29.43 ID:dC.lHXwo
一方通行「…か?」
上条「可愛い!!」
一方通行「///」
黄泉川「良かったじゃん、一方通行」
芳川「まぁ、好みの彼女が好みの服きてたら当然よね」
上条「いや、こいつだから…似合ってるというか…服もかわいいけど、こいつだからこそ…」
一方通行「///」プシュー
黄泉川「それ以上ほめると、こいつまた倒れるぞ?」
芳川「そうね、もう限界ね」
上条「へ?」
黄泉川「ほらほら、一方通行をもっていくじゃんか」ぐいぐい
上条「わ、わ、わ」
黄泉川「それじゃ、いってらっしゃい」
芳川「いってらっしゃい」
上条「おかりします」
バタンッ
トテテテテ
打ち止め「あ、一方通行もういっちゃったのかな?ってミサカはミサカは寝坊しちゃったー」
黄泉川「今いったところだけど…」
打ち止め「ミサカも一緒にいきたかったのにーってミサカはミサカは悔しがってみたりー」
282 名前:さて誰もいないこの時間にせこせこいきますよっと…[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:15:04.78 ID:dC.lHXwo
-移動中-
一方通行「ハァハァ…///」
上条「大丈夫か?さっきから顔まっかで息があらいけど」
一方通行「だ、大丈夫だァ…」
上条「無理だったら家で寝てたっていいんだぜ?」
一方通行「なっ…!?」
上条「百合子をうちに招待できないのもつらいけどさ、倒れられたりしたらもっとつらいし…」
一方通行(じょ、冗談だねェぞォォ…)
上条「だから…」
一方通行「…大丈夫」
上条「でも…」
一方通行「大丈夫だっていってンだよォ!それに…こ、ここ、こンな風になっちまうのは三下ァ…テメェのせいなンだかンなァ!!///」
上条「俺のせい?俺が何か悪いことしたのか!おい、どういうことだよ」
一方通行「悪いことじゃねェよォ…ただ…三下とこうして一緒にいるようになってからァ……興奮すると…こう自分で自分の」
一方通行「…恋のベクトルつーか…気持ちのべクトルがなァ…操作できないくらい暴走しちまうンだよォ…」
283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:18:48.47 ID:dC.lHXwo
上条「百合子…それってつまり…」
一方通行「笑っちまうだろォ?一方通行、一方通行だなンて、最強のベクトル操作の能力者なのになァ…」
一方通行「自分の感情のベクトルだけは操作できねェンだよォ…///」
上条「じゃあ、時々真っ赤になって気絶するのって…」
一方通行「三下の事で心がいっぱいになった時だよォ…///」
上条「そ、そっかそっか…それは…なんというか、ありがとう」
一方通行「ありがとうだァ?」
上条「だって、嬉しいじゃないか、百合子が俺のこと考えてそんなになってくれるなんて…男冥利につきるというか」
一方通行「///」
上条「そっかじゃあ、百合子の心のベクトルが暴走しそうなときは…」
ぎゅっ
一方通行「あっ、あっあっ///」
上条「こうして、ぎゅっと抱きしめてあげるからな///」
一方通行「///」カァァ
上条「俺の右手で、その百合子のベクトルという名の幻想をぶちこわしてやるから…」
284 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:28:07.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「///」
上条「百合子…」
ぎゅぅぅ
-「はぁーこんな道の真ん中でいちゃいちゃされると回りの人が困ってますよとミサカは、ガン見しながら話しかけます」
上条「あっ///」
パッ
一方通行「…チッ///」
御坂妹「あら、お邪魔でしたかぁ?とミサカは白々しい言葉を吐きます」
上条「い、いつから…!?」
一方通行(邪魔しやがってェ…まァいい、三下の部屋にいっちまえばァ…いちゃいちゃし放題なンだからなァ)
御坂妹「マンションをでたあたりからずーっと、とミサカずっとつけていたことを自白します」
上条「……」
御坂妹「打ち止め面白いことを考えていたので…」
一方通行「…ったく」
御坂妹「しかりミサカは打ち止めのようなヘマをするミサカではありません」
285 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:36:53.48 ID:dC.lHXwo
上条「はいぃ?」
御坂妹「ミサカは上条当麻に確認をとります」
上条「なんのことでしょうか?」
御坂妹「上条当麻と一方通行は本日この後、某学生寮の一室、上条当麻の部屋へ向かいますね」
上条「な、なんでそれを……」
御坂妹「やはり正しい情報でしたかとミサカは内心ほっとします」
上条「なんでほっとしているんでしょうか?上条さんはさっぱりですよ」
御坂妹「同じ時間帯に、上条当麻宅に居候している、歩くポリバケツのニートシスターとお茶をする約束をしていますとミサカは告げます」
上条「あ、インデックスと約束しているのか」
御坂妹「そうですとミサカは即答します」
上条「ってことはインデックスつれでしてくれるんだな、助かるよ…小萌先生か舞夏に頼もうかと思ってたくらいだったんだ」
一方通行「ってことは……二人っきりかァ…」
上条「そうみたいだな」
一方通行「……オィ、たまには気が利くじゃねェか…」
御坂妹「お二人とも何を勘違いしているのですか?とミサカはいいます」
286 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:45:25.62 ID:dC.lHXwo
上条「だって、インデックス連れ出してくれるんじゃないのか?」
御坂妹「それが勘違いですとミサカは少々意地悪そうに答えます」
上条「えっ…」
御坂妹「本日、寮の一室でミサカの紅茶の知識をフルにつかったお茶会をするのですよ?とミサカは少々残酷な現実を告げます」
一方通行「て、テメェそれじゃ…」
御坂妹「そういえば、お二人も同じ場所で…これは偶然ですねとミサカは白々しく…」
上条「偶然じゃないだろ…さっき確認もしてたし…」
一方通行「あァ…正しい情報でしたかとまでいってたしなァ…また…あのガキかァ…つまり…」
………
ヘックシュン
黄泉川「うぅー」
芳川「風邪かしらね…」
………
御坂妹「何のことだかわかりませんが…とミサカは…」
一方通行「だったらなんだァ?その手に持ってるカメラはァ!!」
287 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:36:44.05 ID:dC.lHXwo
-上条当麻の部屋-
禁書「紅茶、紅茶!クッキー、クッキー!」
御坂妹「ふん、ふん~♪」
上条「…」
一方通行「で…なンだこの状況はァ!!!」
御坂妹「少々まってください、正しい手順で淹れないと紅茶本来の味が損なわれます、とミサカは焦らすなと遠まわしに注意します」
一方通行「そうじゃなくてェェ!」
御坂妹「カップは先日買ったものをミサカは使用しますと」
一方通行「…チッ」
ガシッ
一方通行「三下ァァ…なンでコイツらここにいンだよォォ!!」
上条「だ、だって追い出すわけにもいかないし…それに御坂妹がせっかく本場のお茶もってきてくれたわけだしな」アセアセ
一方通行「…だからってェ!」
上条「まぁ、いいじゃねーか、俺は百合子と一緒だったらどんなところだって楽しいぞ」
一方通行「……さ、三下ァ…いってくれるじゃねェかァ…///」カァァ
288 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:41:06.57 ID:dC.lHXwo
上条「あっ…」
ぎゅっ
一方通行「///」
上条「ほら、暴走禁止」
一方通行「あ、あァ///」
禁書「むー!ゆりこいいなぁ……私だって抱っこされたいんだよ…」
御坂妹「ミサカもちょっとされてみたいです」
一方通行「ばーかァ!これはお、俺専用なんだよォ!///」
上条「人をモノみたいにいわないでもらえますか…」
一方通行「いいだろォ…三下は…俺のもンなンだからよォ…」
上条「はいはい」
ぎゅぅう
一方通行「へ、へへ…」ニコニコ
禁書「うー、やっぱり私も私も!とーま!わたしもぎゅっとしてほしいんだよ!」
御坂妹「だったらミサカも!」
290 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:56:03.98 ID:dC.lHXwo
ずずぅー
禁書「わぁ、イギリスの香りがするんだよ!」
上条「あれ…お前記憶がないとか…」
禁書「そういうつっこみはよくないとおもうんだよ?とーま」
御坂妹「ミサカの紅茶はそのあたりの店で出すものにまけませんとミサカは少々自慢げに…」
上条「紅茶なんてコンビニでくらいでしか買わないし…」
一方通行「コンビニで買うのは缶コーヒーだろォ?」
上条「そりゃ百合子がコーヒー中毒なのはしってるけどさ…それでさ…」
ずしっ、よりかかりー
上条「百合子がひざの上に座ってるのは判る、でなんで二人して俺の身体に寄りかかってるわけ!!!」
御坂妹「だって、ひざの上譲ってくれなかったからとミサカは悔しそうに語ります」
一方通行「ったりめェだろォ…三下のひざの上は俺の特等席なンだからァ…」
禁書「だってぇ…わたしだってとーまとくっつきたいんだよぉ?」
上条「三人でそんなにくっつかれますと、上条さんが紅茶もクッキーも口に出来ないんですけど…」
一方通行「なンだァ、そンなこときにしてンのかァ」
291 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:04:39.59 ID:dC.lHXwo
上条「そんなことって、せっかく美味そうなものが目の前にあってお預け状態なんだぞ?」
一方通行「ほらよォ」
ぐいっ
上条「もがもが」
一方通行「俺が食べさせりゃいいンだろォ?」
上条「もぐもぐもぐ」ゴックン
上条「そりゃ…結果的にはそうだけどさぁ…」
一方通行「何か不満かよォ?」
上条「いや、不満って言うか…人前でこいうのはさすがに…///」
一方通行「…あっ///」
御坂妹「ミサカのも食べてください」
ぐいっ
上条「あ、あぁ…」
一方通行「テメェ…まねすンじゃねェよ!」ギリッ
上条「もがもがもが」ゴックン
292 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:14:58.22 ID:dC.lHXwo
禁書「むぅ…」
上条「サンキューな御坂妹」
御坂妹「いえ」
禁書「とーま!わたしの紅茶も飲むといいんだよ!」
ぐいっ
上条「おい、それはまて!おい!」
禁書「とーま!とーま!」
ぐいぐい、ばちゃっ
禁書「あっ…」
上条「あ、あちちちちちちちちいちちちいぃ」
禁書「とーま、ごめんなさい」アセアセ
上条「か、顔があちぃぃぃぃぃいい」
一方通行「オイ、なンかひやすもの!」
御坂妹「冷すもの、冷すもの」あたふた
上条「あちぃぃぃぃぃぃいいいいい」
293 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:27:56.69 ID:dC.lHXwo
上条「とにかく…紅茶とか熱いものを無理矢理飲ませたりしないように」ヒリヒリ
禁書「……」シュン
一方通行「三下ァ…大丈夫かァ…?」
上条「まぁ、たいしたことはないよ」
一方通行「それならいいけどォ…」ギロッ
禁書「…」ビクッ
上条「ほら、百合子にらむなよ」
一方通行「…でもよォ…三下がァ…」
上条「さっき注意したからもう終わり、いいだろ?」
禁書「とうまぁ…」グスッ
一方通行「……ったく三下は甘ェな…」
上条「悪気もあったわけじゃないし、カリカリしてもしかたないだろ…ほらインデックスもなくな」
くしゃくしゃ
禁書「あぅぅ…」
一方通行「まァ……そういう三下も好きだぜ…」
294 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:37:32.79 ID:dC.lHXwo
ジィィ
御坂妹「…」
上条「さっきから気になってるんだけど…御坂妹さん?」
御坂妹「なんでしょうか?ミサカの頭もくしゃくしゃとなでてくれるのでしょうか?とミサカは淡い期待を…」
上条「頭くらいならなでてやるけどさぁ…そうじゃなくてさっきから何ずっと撮影してるわけ?」
御坂妹「ほ、本当ですかでしたら…その……優しく、時には激しく、そして繊細に、たっぷり愛情こめてなでていただけますか?」
一方通行「…あァン?」
上条「百合子も威嚇しない!それで撮影している目的は?」
御坂妹「…チッ、話をそらされましたねとミサカは少々残念がりながらも、撮影の目的はミサカネットワークで配信するためですよ?とミサカは」
上条「……まさか、妹達が今みてるわけ…?」
御坂妹「ほぼ全員が食いつくようにこの映像をみていますよとミサカの敏腕プロデューサっぷりをアピールします」
上条「…ちょ、ちょっと恥ずかしくなってきたんですけど///」
御坂妹「気にせずどんどん、いちゃいちゃしてください、それと早くミサカの頭もなでてください」
上条「いちゃいちゃとか、なぁ、百合子///」
一方通行「///」
297 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:36:59.14 ID:dC.lHXwo
-お昼頃-
ぐぅ~ぎゅるるるるる~
上条「おっ…」
禁書「おなかすいたぁ…」くたぁ
一方通行(なんつー腹の音だよォ…)
上条「あぁ、そろそろ昼か…百合子昼飯どうする?」
一方通行「それなら…」
スカスカ
一方通行「あっ…」
上条「ん?どうかしたか?」
一方通行(朝アイツらに根こそぎ食われて…なンも用意してねェ…仕方ねェ…)
一方通行「何か冷蔵庫にあるもので作るかァ?」
上条「おっ?期待しちゃうぞ」
一方通行「まァ任せろ…」
上条「何か手伝えることがあったらいってくれ」
298 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:43:02.22 ID:dC.lHXwo
-キッチン-
一方通行「ン、とりあえず飯は…炊いてあンな…」
一方通行「後は…冷蔵庫の中だが…」
ガチャッ
一方通行「……」
-上条「どうだ?何かつくれそうか?」
一方通行「オィ、三下ァ」
-上条「どうかしたか?」
一方通行「冷蔵庫、氷しかはいってねェぞォ?」
-上条「え……あっ、最近、昼夜百合子にご馳走になること多かったから、買出し忘れてたなぁ…」
一方通行「さすがにこれじゃ俺でも無理だぞォ…」
ドタドタ
上条「それなら、買い物いくか」
一方通行「それしかねェな…何がいるんだァ?買ってくるぞォ?」
上条「はぁ?なにいってんだよ百合子、一緒にいくにきまってるだろ」
299 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:55:26.64 ID:dC.lHXwo
-そんなこんなで買い物-
上条「お前ら留守番しててもよかったのに」
禁書「だってぇ…」
御坂妹「今日のミサカはカメラマンミサカです」
一方通行「さっさと買い物終わらせて飯にすンぞ」
上条「はぁ……まぁこれでお一人様1点限りが4つ買えるな」
一方通行「どこの買い物上手主婦だよォ!」
上条「こうやってやりくりしてるんですよ、上条さんは…」
一方通行「こ、この白いのが居るからかァ…?」
上条「……そんなところです」
………
……
…
一方通行「確か肉がいいんだよなァ?」
禁書「わたしもお肉をおなかいっぱいたべさせてもらえると…嬉しいかも」ニコッ
300 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:01:03.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「テメェの意見はきいてねェよ…」
禁書「うー…」
上条「そうだな、肉が1品あると俺は嬉しいかな」
一方通行「そっかァ…じゃあ…これ…」
上条「なっ!?」
一方通行「なンだァ?これ嫌いなのかァ?」
上条「そうじゃなくて…それ……国産高級和牛ですけど…」
一方通行「はァン?それくらいしってンよォ」
上条「だから、それ高いですよ?1パック2500円って書いてあるし、しかも1枚で」
一方通行「…普通だろォ?これくらい…」
上条「ふ、ふつう…」タラァ
一方通行「三下に作ってやってる弁当も、晩飯もこのクラスだぞォ?」
上条「あは、あはははは…」
禁書「じゅるり…」
一方通行「まぁ、いやならいいけどォ…」
301 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:09:33.54 ID:dC.lHXwo
上条「いや、ただ予算が…」
一方通行「ンなこと気にすンなよォ…これくらい俺が…」
上条「……なんだか上条さんすでにヒモなんですかね…」
御坂妹「ヒモ男…ミサカも餌付けしたい…と」
一方通行「なにさらりと問題発言してンですかねェ?」
御坂妹「…チッ」
一方通行「あとはァ…肉くったら野菜もだなァ…」
上条「百合子…お前いいお母さんになりそうだな、そうやってバランス考えた食事だなんて」
一方通行「そ、そうかァ?///」
上条「あとは、コーヒーの量減らせば、もう立派な主婦って感じもするな」
一方通行「……コーヒー飲みまくる女は嫌いかァ?」
上条「いや、そういうんじゃなくてだな…お前ももうちょっと自分の身体も気にした食事を」
一方通行「三下が健康だったらいいよォ…別に俺がどうだってよォ…」
上条「それじゃ困る!俺はお前にだって元気でいてほしい!」
一方通行「…ったよ…少しずつ減らしていく…///」
御坂妹「はい、また二人の世界、絶対空間が形成されましたよとミサカは実況開始」
302 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:16:34.54 ID:dC.lHXwo
チンッ
店員「全部で15,000円になります」
一方通行「カードで…」
上条「15,000円って…何日分いや何週間分の食費だ…」
一方通行「ん?三下どうした、青い顔してェ…」
上条「いや、なんでも…」
禁書「お肉~お肉~」
御坂妹「お肉、お肉とミサカも一緒に歌います、けれどこれは何の歌なんでしょうか」
上条「……食欲の歌だよ」
御坂妹「なるほど…」
一方通行「さてと…帰るかァ…」
上条「荷物は俺が持つよ」
御坂妹「さらっと、上条当麻の部屋なのに『帰るか』発言でました」
上条「ん?なにかおかしいか?」
一方通行「あっ///」
御坂妹「いえ、なんでもありませんよ、とミサカは一応ごまかしてあげます」クスクス
303 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:34:31.10 ID:dC.lHXwo
-再び上条当麻の部屋-
一方通行「それじゃ飯つくンぞォ」
上条「俺も手伝おうか?」
一方通行「さ、三下と共同作業かァ…」
上条「あと百合子、これつかったほうがいいぞ、綺麗な服きてるんだから」
一方通行「エプロン?お前こンなの持ってたのかァ?」
上条「普段はつかわねーけどな」
一方通行「そ、そっか…それじゃ借りるぞ…」
シュルシュル…キュッ
上条「う、うぉ…」
一方通行「ン~こンな感じかァ?」
上条(エプロン……最高…!)
一方通行「ン?どうした?」
上条「いやいやいやいや」
御坂妹「百合子のエプロン姿に見とれてただけだってとミサカはフォローします」
一方通行「オイ///」
上条「///」
御坂妹「やぶへびでしたかとミサカは少々しくじりました」
306 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 17:52:33.15 ID:dC.lHXwo
トントントン
一方通行「…よし、これで炒めて」
ジュワァ
一方通行「三下ァ、さっき買ってきたワイン取ってくれ」
上条「ん?百合子ワイン飲むのか?」
一方通行「ソース作るんだよォ」
上条「ソースならそこにブルドッ○が」
一方通行「……いいからよこせェ」
ガシッ
一方通行「アルコールを飛ばして…」
ジュジュジュジュ
上条「…偉く本格的なのね」
一方通行「べ、別に…三下のために覚えたンじゃないんだからなァ///」
上条「そっか…、まぁそうだよな」
御坂妹「ツンデレ来ました!とミカカはネットワークの負荷にたえつつ実況を続けます」
307 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 17:53:37.96 ID:dC.lHXwo
一方通行「よしっ、できたぞォ…そっちもってけェ」
禁書「とーま!お肉だよ!お肉!」
上条「おぉ……肉だな…」
禁書「しかも牛肉!牛だよ牛!鶏ムネ肉とかブタコマとかじゃないんだよ!」
上条「…だな」
禁書「しかもこんなぶあついステーキ…じゅるり」
上条「よだれ拭け」
禁書「もう食べて良い?」
上条「まて、今、百合子がこっちくるから」
禁書「わ、わかったんだよ…ゆりこがつくってくれたからまつ…」
テクテク
一方通行「あァン?まだ食べてなかったのかよォ」
禁書「だってとーまがゆりこまつって…」
一方通行「別にくっててもよかったのに…」
上条「いや、作ってくれた人に感謝しながら食べたいし、それにみんなでいただきますしたいからな」
一方通行「律儀だなァ…」
308 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:07:52.83 ID:dC.lHXwo
いただきます
禁書「がつがつがつ」
上条「落ち着いてくえよ…」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…おっ…美味い…」
一方通行「良い肉あったからなァ、そりゃ美味いだろォ…」
上条「いや、なんつーか、ヘタな店で食うより遥かに美味いぞこれ…」
一方通行「べ、別に普通だろォ」
上条「なんか違うんだよな、外で食うのと」
御坂妹「隠し味、愛情たっぷり」ポツリッ
一方通行「///」カァァ
御坂妹「そりゃ好きな人の作ったものなら補正かかりますからとミサカは」
上条「ほ、本当においしかったぞ///」
禁書「がつがつがつがつ」ごっくん
禁書「おかわり!」
309 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:20:17.95 ID:dC.lHXwo
ごちそうさまでした
上条「それじゃ片付けるか」
一方通行「俺もやる」
禁書「ぷはぁ~もう動けないかもぉ~」
御坂妹「お昼もご馳走になりましたし、ミサカはこれで失礼します」
上条「ん?なにか予定あるのか?」
御坂妹「とてもとても悔しいことに、定期健診ですとミサカは唇をかみ締めて答えます」
上条「あぁ、そっか…」
御坂妹「かわりにといってはなんですが」
コトッ
御坂妹「いちゃつくときはこのカメラの前でお願いしますとミサカは最後のお願いをして帰ります」
バタンッ
上条「だ、誰が…わざわざ…カメラの前で///」
一方通行「い、いちゃつくかっていうンだよォ…///」
上条「そ、それにアイツもいるしな…」ドキドキ
禁書「おなかいっぱい~」ニコニコ
310 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:30:30.48 ID:dC.lHXwo
キュッ
上条「これで洗い物は一通り終わったな」
百合子「お疲れさン」
上条「飯美味かったぞ」
百合子「あ、当たり前だろ…気持ちこもってるからなァ…///」
上条「そ、そうだな///」
禁書「…ぐがー」
ビクッ
禁書「ぐがーぐごー」
上条「い、いびきか?」ドキドキ
一方通行「そうみたいだなァ…」ドキドキ
上条「ね、ねてるのか…」
そぉーっと
つんつん
禁書「ぐーぐー」
一方通行「ぐっすりだなァ…」
312 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:38:09.20 ID:dC.lHXwo
上条「ったく、こんなところで寝て…よいしょっと」
ドスッ
禁書「むにゃむにゃ…もう食べられないんだよぉ…」
上条「これで少しは静かになったな」
一方通行「そ、そうだなァ…」
上条「ふぅ……」
一方通行「……」
上条「あれ…?」
上条(これって擬似的な部屋に二人きりってやつか?)
一方通行(二人きりみたいなもンだよなァ…?)
チラッ
上条(お、落ち着け……インデックスが寝てるんだぞ……いくらなんでも…)
チラッ
上条・一方通行「!?」
上条「あははっはは///」
一方通行「な、なンだよォ///」
313 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:42:42.55 ID:dC.lHXwo
上条「…」ドキドキ
一方通行「…」ドキドキ
禁書「すやすや」
上条「…」ドキドキ
一方通行「…」バックンバックン
上条「あ、あの…百合子…」
一方通行「にゃ、にゃンだァ!?」
上条「にゃ…?」
一方通行「ゴホンッ…なンだァ…?///」
上条「あの……き、キスしていいか…」
一方通行「…い、いちいち許可求めるなよォ…」
上条「わりぃ…じゃぁ…」
一方通行「…あァ…」
カメラ「ジィィィ」
上条・一方通行「あっ…」
314 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:48:05.76 ID:dC.lHXwo
pi!
上条「これでよしと…」
一方通行「壊しちまえばいいのに…」
上条「だってこれ高い機械だろ?上条さん弁償できませんよ?」
一方通行「…ったく」
上条「と、とりあえず…これで…邪魔者はいなくなったわけだし…」
一方通行「…」コクンッ
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
ちゅぅう
上条「百合子、百合子ぉぉ…」
一方通行「///」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ
禁書「とーま!ごはんまだかな!」
上条・一方通行「!?」ビクッ
315 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:52:55.18 ID:dC.lHXwo
禁書「とーま、ゆりこのごはんがいいんだよぉ…むにゃむにゃ…」
上条「…ね、寝言か…ふぅ…」
一方通行「///」ドキドキ
上条「すっかり、百合子の飯が気に入ったみたいだな」
一方通行「飯だけ気に入られてるってのもなァ…」
上条「それだけゆりこに気を許してる、認めてるってことだよ」
ちゅっ
一方通行「おい、三下ァ会話しながらキスすンなよ///」
ちゅっ
上条「百合子もだろ…」
ちゅっっちゅっ
一方通行「お前が先にしたからお返しだァ」
ちゅっちゅっちゅ
上条「一回多いぞ」
ちゅっちゅっちゅっちゅっ
316 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:00:55.90 ID:dC.lHXwo
一方通行「三下…三下ァァァ」
上条「百合子…百合子ぉ…」
一方通行「///」ビクッ
上条「…あっ」
一方通行「三下ァ…な、なに堅くしてンだよォ///」
上条「だ、だって…仕方ないだろ…///」
一方通行「説明になってねェぞォ」
上条「百合子がかわいすぎるからいけないんだよぉ…はぁはぁ」
一方通行「…ったく……その代わり、ちゃんと責任とってくれンだろうなァ?///」
上条「あったりまえだろ!何があろうが…お前を守り続けてやる…」
ちゅっ
一方通行「……はじめてだからなァ…優しくしろよォ///」
上条「…俺だってはじめてなんだよ…はぁはぁ///」
一方通行「チッ…つかえねェなァ///」
上条「すみませんでしたね///」
317 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:04:44.44 ID:dC.lHXwo
一方通行「///」
上条「…脱がすぞ」
一方通行「///」コクンッ
シュルッスルスル
ピンポンピンポンピンポーン
上条「だ、誰だよ…!?」
一方通行「ほ、ほっとけばいいだろォ…三下ァ早く///」
上条「でも…」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
ガチャッ
上条「やべぇ…鍵が…」
一方通行「ば、馬鹿やろう…!?///」
打ち止め「ねー、映像が途切れたんだけどってミサカはミサカは猛烈にクレームをいいにきたんだよ!!」
上条・一方通行「あっ……」
打ち止め「…・・・あれ?プロレス?」キョトン
318 名前:危なかった…[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:11:44.05 ID:dC.lHXwo
一方通行「こ、これはだな」アセアセ
打ち止め「ん~どうしたのかな?ってミサカはミサカはなんで慌ててるか知りたかったりー」
上条「な、なんでもないんだよ、な、百合子」アセアセ
一方通行「そ、そうだ、汗かいたから着替え用としてたンだよ!」
上条「そうそう、なんだか今日暑いな」アセアセ
打ち止め「そんなに暑いかなー?ってミサカはミサカは不思議そうに首を傾げてみたりー」
一方通行「オイ、三下ァ…流石にこいつの前ではNGだかンなァ?」ボソボソッ
上条「判ってるって、キスまではいいにしても、それ以上は教育上よくないって!」ボソボソッ
打ち止め「なにを内緒話してるのかなーってミサカはミサカは気になってみたりー」
上条「いや、なんでもないって、いやー汗かいたなー、俺もきがえよっかな」
脱ぎッ
一方通行「ば、ばか///」
上条「あっ…」
打ち止め「あっ…ぞうさん!ってミサカはミサカははしゃいでみたりー」
上条「///」
319 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:04:47.18 ID:dC.lHXwo
一方通行「…茶…入れてくる…」
タッタタ
上条「あーコホンッ、打ち止め…さっき見たことは黄泉川先生達にはいらないように」
打ち止め「えっ?プロレス?ぞーさん?ミサカはミサカはどっちかわからないって悩んでみたり」
上条「……できれば両方///」
打ち止め「えっーでも…」
上条「何かまずいことでもあるのか!?」
打ち止め「もう、ミサカネットワークでミサカ達が今の記憶うばいあってるってミサカはミサカは…」
上条「打ち止めは上位個体だよね?」
打ち止め「そうだけど、ってミサカはミサカは質問に答えてみたり」
上条「だったら、あいつらに口外するなって命令できるかな?」
打ち止め「どうしてー?ってミサカはミサカは聞き返してみたりー」
上条「お願いだ、頼むよ」
ナデナデ
打ち止め「わぁぁぁ」パァァ
320 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:08:13.48 ID:dC.lHXwo
上条「いいだろ?」ニコッ
打ち止め「うん!わかったよーってミサカはミサカは満面の笑みで了承してみるー」
上条「よし、良い子良い子」
ナデナデ
打ち止め「えへへへ」
一方通行「!?」
スタスタスタ
ドスンッ
上条「な、なんだよ、百合子…」
一方通行「俺もなでろ…」
上条「はぁ?」
一方通行「俺もなでろっていってンだよォ!」
上条「子供と張り合ってどうするんだよ…」
一方通行「いいから早くしろォ!三下ァ!」
上条「はいはい…」
322 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:19:31.53 ID:dC.lHXwo
ナデナデ
一方通行「///」
ナデナデ
打ち止め「えへへ~」
禁書「うーん…」モゾモゾ
上条「お、おきたのか?インデックス」
禁書「とーまぁ?おはよぉ…」
上条(唯一の救いは…コイツが、さっきの段階でおきてこなかったこと…だな)
打ち止め「おはよーってミサカもミサカも挨拶してみたりーってこんにちはかな?」
上条「良く眠れたか?」
禁書「うん、って…うー」
ナデナデ、ナデナデ
上条「ん?どうした、気分でも悪いのか?」
禁書「とーまぁ?わたしも頭なでてほしいかも…」
上条「生憎、俺の手は2本しかないもんでな」
323 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:26:59.45 ID:dC.lHXwo
禁書「うー」ギリギリ
上条「はい、インデックスさーん、枕をあんまりかまないでくださいね、食べ物じゃありません、中味がでちゃいまーす」
禁書「ずるい、ずるい、ずるい、ずるい!」
一方通行「仕方ねェだろォ!」
打ち止め「えへへへへ~」
禁書「むー」
上条「…はぁ~、百合子ごめんな」
一方通行「あっ、やめンなよォ!!」
上条「インデックス、ここにこい」トントン
禁書「わぁ」
トテトテ、ストンッ
上条「あんまり、お前までわがままいうなよ」
ナデナデ
一方通行「お、オイ!三下ァ、これはどういうことだァ!!!」
上条「あ、百合子!百合子はな…これで…」
324 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:30:17.01 ID:dC.lHXwo
ちゅっ
上条「これは百合子専用だからな」
打ち止め「あー、いいなぁってミサカはミサカは本気であこがれてみたりー」
禁書「うぅー、それにくらべるとなでられるのはあんまり嬉しくないかも…」
一方通行「こ、これは俺専用だァ!///」
上条「そういうこと」
一方通行「三下ァ///」
スリスリ
上条「おい、打ち止めがみてるんだから、ほどほどにな…」
一方通行「わかってンぞォ…///」
禁書・打ち止め「…むー」
ナデナデ
上条「お前達はこっち」
禁書「…ちぇっ…」
打ち止め「ミサカは今日のところは見逃してやるぜって捨て台詞をミサカはミサカは、吐いてみたりー」
325 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:42:57.23 ID:dC.lHXwo
ピンポンピンポンピンポーン
上条「やれやれ…また誰か来たのか、今日は千客万来だな…」
ガチャァ
御坂妹「ミサカも記憶を共有だけじゃなくて、直接なでてもらいたいですとミサカは要求してみます」
上条「……おい、お前定期健診じゃ…」
御坂妹「途中で抜けてきました」キリッ
上条「ダメだろ…」
御坂妹「いつも決まったことをやるだけですので、代わりに別のミサカをおいてきましたと、ミサカは影武者の用意が簡単であると告げます」
上条「そりゃ…打ち止め以外は同じだしな…」
御坂妹「ということで撫でて下さいとミサカは要求します」
上条「だから両手もふさがってるって」
一方通行「口はやらねーぞォ?」
御坂妹「だったら…」
テクテク
上条「まさか、二人を実力で排除するつもりか!」
326 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:47:23.18 ID:dC.lHXwo
御坂妹「いえ…」
上条「な、なにを…」
御坂妹「失礼します」
チィィ...
上条「お、オイ!」
御坂妹「両手と口がうまっているのでしたら…ミサカはこちらを…」
禁書「あ、クールビューティずるい…!」
一方通行「オイ、ふざけンなァ!まだ俺だって…」
ガンッ
御坂妹「…痛い」ヒリヒリ
上条「打ち止めがみてるまえでそんなことするな!!///」
一方通行「ゆ、油断も隙もねェ…」ドキドキ
禁書「…ほっ」
打ち止め「え?わたしがみてるまでなにをするつもりだったのかな?ってミサカはミサカは質問してみたりー」
御坂妹「実は…」
327 名前:打ち止めにこういう知識は無い設定で脳内補完お願いします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:53:59.12 ID:dC.lHXwo
御坂妹「人としての交b…もがもが」
上条「あっぶねぇ…」ドキドキ
打ち止め「今なんて?こう…」
上条「神戸ビーフくいてぇなぁーって」アセアセ
御坂妹「もがもがもが」
一方通行(…ある意味…コイツが一番手ごわいライバルなのかァ…?)ドキドキ
禁書「神戸ビーフ?わたしも食べたい!食べたい食べたい食べたい!」
打ち止め「ミサカも食べたい食べたい食べたい!」
上条「……高いから食べられないぞっと」
一方通行「ったく、今度食わせてやるから静かにしやがれ!」
禁書「ほ、ホントだよ!?ゆりこ約束できるのかな?」ワクワク
一方通行「約束だ、約束、ただし今後も俺らの邪魔すンじゃねェぞォ?」
禁書「うん、わかったんだよ!わがままは少し減らす!」
一方通行「少しだけかよ…まァいい…」
打ち止め「ミサカもミサカもー!」
329 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:11:53.27 ID:dC.lHXwo
-ナデナデしながら15分ほど-
打ち止め「すーすー」
上条「ありゃ、寝ちゃってるな…」
禁書「ぐーすか、ぐーすか」
上条「こっちもですかい…」
御坂妹「頭なでて欲しい…」
一方通行「…!」
一方通行「オイ」
御坂妹「ミサカですか?」
一方通行「打ち止めはもう昼ねの時間だから、黄泉川ンところつれていけェ…」
御坂妹「何故ミサカがとミサカは…」
上条「そうだな、インデックスが寝相わるいし、こいつをベッドに乗せたら、あとは…床だからなぁ…頼むよ御坂妹」
御坂妹「…上条当麻がそういうのでしたら…ミサカは…」
一方通行「あと…今日は戻ってこなくていいからなァ?」ギロッ
御坂妹(…クッ、ミサカは一方通行の作戦にまんまとはまってしまったようです…)
330 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:21:35.11 ID:dC.lHXwo
バタンッ
上条「それじゃ、インデックスをベッドにうつしてっと…」
禁書「むにゃむにゃ…」
一方通行「こいつ寝てるときは可愛い顔してやがンのに…食い物食ってるときは獣だよなァ…」
上条「確かに……夕方になって少し寒くなってきたし、タオルケットでももってくるわ」テクテク
一方通行「そうだな、少し涼しくなった感じがするなァ」
一方通行「…はぁ、まさかあンな邪魔が入るとはァ…」
一方通行「邪魔がはいらなきゃ、三下と今頃…」
一方通行「///」
一方通行「まぁ、これだけ三下が慕われてて、その中の俺が選ばれえた…」
一方通行「それだけで、十分幸せなことなンだけどなァ…でも…やっぱりそれに慣れると…」
一方通行「次の刺激を…もっと大きな幸せを求めたくなっちゃうのが……悪いとことだなァ…」
禁書「ゆりこ…とーまのこと少しだけ邪魔しないであげるから、こーべびーふわすれないでほしいんだよ…むにゃむにゃ…」
一方通行「…食い意地だけははってやがンなァ…」ニコッ
ナデナデ
331 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:42:09.61 ID:dC.lHXwo
上条「もってきたぞ、百合子かけてやってくれるか?」
上条「…って」
一方通行「すーすー」
禁書「すーすー」
ぎゅっ
上条「仲良く手を握っておやすみですか」
一方通行「すーすー、三下は渡さねェーぞォ…」
禁書「こーべびーふ約束なんだよぉ…むにゃむにゃ…」
上条「…寝言で会話とかどんだけ器用なんだ…」
上条「まぁ…仲がいいなら…いっか…」
上条「よいしょっと、百合子もベッドに載せて…」
一方通行「うーン、三下ァ、そンなトコさわンなよォォォ///」
上条「どんな夢みてるんだか///」
パサッ
上条「ふぁぁ…俺も少し寝よう…」
332 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:50:10.06 ID:dC.lHXwo
ポツポツ........ザァァァ
上条「う、うぅぅ…あれ…雨かぁ…?」
スクッ、テクテク
上条「あっちゃ、結構ふってるな…そういや夕方から雨だっていってたような…」
一方通行「ン?三下ァ?」ぼぉー
上条「おはよう、百合子」
一方通行「あァン?あれ…俺寝ちまってたのかァ…?」
上条「寝顔可愛かったぞ」ニコッ
一方通行「///」
上条「それはそうと、雨降ってきたけど、どうする?」
一方通行「傘もってきてねェ…」
上条「うちにあるのは……この前壊れたし…そもそも傘は使うこと少ないし…」
一方通行「予報があれだけあたればなァ…」
上条「で、どうする?って壊れかけた傘でかえるって選択肢しかないけど…」
一方通行「もう一つ選択肢あるじゃねェーかァ…」
333 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:54:36.06 ID:dC.lHXwo
上条「え?」
一方通行「…今夜ここに泊まるっていう選択肢が…」
上条「……」
一方通行「オイ、三下ァ?」
上条「……」
上条「……」
上条「……」
上条「えぇぇええええ!?」
一方通行「固まり過ぎだし!びっくりしすぎだろォ!!」
上条「だって…その…百合子が泊まるだなんていうから…」
一方通行「こ、恋人同士だし、あ、ありえるだろォ…///」
上条「だけど、男の部屋に泊まるって言うことはだな、一般的には…」
一方通行「それに、こいつもいるンだろ?」
禁書「むにゃむにゃ…」
上条「あっ…」
334 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:00:51.72 ID:sPYQvqwo
一方通行「コイツがお前とずっと一緒に生活してンのに…彼女が泊まるっていったくらいで…うろたえンなよ…」
上条「でも、こいつとお前は…意味が…」
一方通行「ちがわねェよ…こいつも女、俺も女…一緒だろう…」
上条「でも…」
一方通行「違いは彼女が彼女じゃないか、それだけだァ…」
上条「それが重要なんじゃないか!」
一方通行「三下ァ!」
上条「な、なんだよ…」
一方通行「か、彼女として言わせて貰うとだなァ……お前が女と一緒に生活してるのを我慢しているのがどれだけきついか…」
一方通行「お前はわかってるかァ?」
上条「…それは」
一方通行「お前がコイツと間違いおかさないってことは信じてるよォ…でもなァ…心配なんだよォ…」
上条「…すまない」
一方通行「責めてるわけじゃねェンだよ……ただ、たまには俺もここで、お前がそンなことしないやつなンだって証拠を」
一方通行「お前は俺の事を愛してるって証拠を…見せてくれると……俺だってずっと一緒にいなくても…安心できるンだけけどォ…」
335 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:10:00.93 ID:sPYQvqwo
上条「…わかった、でも、黄泉川先生達にはちゃんと電話で伝えろよ?心配するとおもうから」
一方通行「ありがとうな、三下ァ…それと……やっぱりお前は…俺を大事に考えてくれてるンだなァ」
上条「別に普通だろ?」
一方通行「そういう普通が俺には……貴重だったりするンだよなァ…」
上条「そんなもんなのか……」
一方通行「思い返せばクソッたれな生活送ってきたからなァ…」
一方通行「三下と会うまではァ…」
上条「百合子、大げさだよ、それに打ち止めと黄泉川先生、芳川さんのおかげだろ?」
一方通行「薄汚れた俺をだけどォ……諦めないでよかったよォ…」
上条「お前は汚れてなんかいない!!」
一方通行「三下ァ…?」
上条「お前は、汚れてない、大丈夫…綺麗なままだよ…」
一方通行「で、でもォ、俺は…」
上条「お前のせいじゃ、ない…だからだから…」
一方通行「……やめだァ、こンなくらい話はやめにしようぜェ」
336 名前:明日休日出勤なので、今日はこのあたりで[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:15:49.02 ID:sPYQvqwo
上条「百合子…」
一方通行「俺は三下の部屋に泊まれてラッキー、これでいいや」
上条「百合子、お前…」
一方通行「しけた面すンなよなァ!ちっとは俺が泊まるンだから、嬉しそうな顔しろってンだァ!」
上条「も、もももも、もちろん嬉しいさ、チャンスなんじゃないかっておもってる」
一方通行「チャンスってなにがだよォ」ニヤニヤ
上条「……昼間の続き?」
一方通行「ちょ、直球だなァ…///」
上条「お前がきいてきたんだろ」
一方通行「まぁ、俺もそのつもりなンだけどなァ///」
上条「///」
一方通行「///」
禁書「ねぇー話終わったのかなぁ?そろそろおなかがすいたんだよ?」
上条「…お、お前いつから」
禁書「えーっとね、ラッキーがどうとかそのあたりからかな?」
一方通行「///」カァァ
禁書「ゆりこ?ご飯をいっぱい食べさせてくれるとうれしいな」ニコッ
354 名前:ただいま、着替えたらぼちぼちはじめます[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:21:13.55 ID:sPYQvqwo
-百合子の○分クッキング-
一方通行「…」テキパキ
禁書「ごはん♪ごはん♪」
上条「これ、どうするんだっけ?」
一方通行「あァ、ザルにあけてェ水気を切ったらァ…適当にきってくれ」
上条「りょーかい」
禁書「ごはん♪ごはん♪」
一方通行「ったく、こいつあのガキと精神レベル一緒じゃねェーのかァ?」ボソッ
上条「まぁオカルトの方はすごいんだけどさ……その分機械?や一般常識は疎くてな」ボソボソ
一方通行「っていうか、思考がガキいや…動物?」ボソッ
禁書「むー?なにか私の悪口いっている気がするんだよぉ?」
上条「ん?気のせいだろ?」
上条「まぁどっちかというと小動物だけどな」ボソッ
一方通行「小動物があんなに食うかねェ…?」
上条「まぁ食欲に関しては…大型動物並?」
357 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:38:53.87 ID:sPYQvqwo
一方通行「それ以外はァ…小動物みたいなもンか…」ボソッ
上条「ご飯ご飯いうときのちょこまか動く感じはまるで小動物みたいで…なれちゃえばかわいいもんだぞ」ボソッ
一方通行「……三下ァ?」
上条「どうした、百合子」
一方通行「ちょっとヤキモチ妬いていいか?」
上条「おう!妬いてくれ!ガンガン妬いてくれ!」
一方通行「チッ///」
禁書「おもち!とーまとーま!私10個は食べたいんだよ!」
………
……
…
いただきます
禁書「ばくばくばくばく」
一方通行「どォーだァ?美味いかァ?」
禁書「うん!ゆりこのごはんおいしいから大好きなんだよ!」
359 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:47:56.73 ID:sPYQvqwo
一方通行「そォーかァ」ニコニコ
ワシャワシャ
禁書「わぁぷぁ…ゆりこぉ?食べてるときにあたまわしゃわしゃしないでほしいんだよ!」
一方通行「生意気いってンじゃねェーよォ」
ワシャワシャ
禁書「や、やめてほしいんだよ」
一方通行「オラオラァ」
ワシャワシャ
上条「……」
一方通行「ン?三下、どうしたァ?」
上条「いや…えーっとな間違いだったらあやまるけど…百合子ってさ」
一方通行「なンだァ?」
上条「実は子供好き?」
一方通行「なっ///」
上条「ほら、打ち止めを面倒見てたりするし、なんだかんだコイツらのわがまま許すし、思い当たる節が…」
360 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:54:21.96 ID:sPYQvqwo
一方通行「そ、そンなンじゃねェーよ…///」カァァ
上条「そうかな?俺の勘違いか」
禁書「むー、とーま?」
上条「インデックスさん、何そんな怒った顔をしていますか?」
禁書「その言い方だと私が子供みたいなんだよ!これでも立派なレディなんだからね!」
上条「……へ?」
禁書「うぅー」ギリギリ
上条「ま、まて、早まるな!」
禁書「ゆるさないんだよ!」グワァ
一方通行「オラァ!飯の時にあばれンな!!!!」
禁書「あぅ」ビクッ
上条「ゆ、百合子…?」
一方通行「ったく、そういうことばっかりすっからガキ扱いされンだろォーがァ…」ブツブツ
禁書「ぅぅぅ…」
一方通行「レディっていうなら、ちったァ慎ましさってのをだなァ」
上条「…プッ」
361 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:14:29.93 ID:sPYQvqwo
一方通行「さ、三下ァァ!なにわらってやがる!」
上条「だって、百合子が慎ましくとか」クスクス
一方通行「お、おかしいかよォ///」
上条「おかしくはないけど…プッ」クスクス
一方通行「わ、わらってンじゃねェーかよォォォ///」プルプル
禁書「とーま?今のはとーまがわるいんじゃないかな」
上条「え…」
一方通行「…オマエ」
禁書「ゆりこは、私のために注意してくれただけなんだよ?それを笑うなんて…」
上条「……わるかった百合子、笑っちゃって…」
一方通行「べ、別にィ…そこまで気にしてねェーから…自覚はあるしな…」
上条「それがオマエのいいところなんだってことはしってるけど…ついな、面白くて…」
一方通行「判ってくれてンならいいって事よォ…///」
禁書「はい、仲直り」
一方通行「喧嘩なンかしてねェーし…///」
362 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:27:05.01 ID:sPYQvqwo
-食後、片付け中-
上条「それにしてもさっきのインデックスにはびっくりしたな」
一方通行「ホントだなァ…まさか…あンな事言うなンて」
上条「やっぱり子供付きの百合子にもうなついてるって感じがするよな」
ガチャンッ
一方通行「なっ何いいやがるッ!!」
上条「え?だってそうだろ?打ち止めの面倒見てたりするし、実際打ち止めもインデックスもなついてるしさ」
一方通行「……そ、そンなンじゃねェーし、そンな事いったらァ…三下だって好かれてンじゃねェかよ…」
上条「そうか?」
一方通行「……」
一方通行(コイツもある意味天然なンだよなァ……これだけ好意寄せてる女が多いのに、気がつかねェーンだから…)
上条「俺は百合子とその周りの人に嫌われなきゃいいなとはおもってるけど…」
一方通行「嫌うはずねェーだろォ…むしろ嫌われるかもしンねェのは俺のほうだし…」
上条「それもないって、もうお前以外と付き合うのなんて考えられないからな…」
一方通行「お、オィ、さ、三下ァァァ!?///」カァァ
363 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:34:48.08 ID:sPYQvqwo
ぎゅっ
上条「はい、暴走禁止」
一方通行「ば、馬鹿、泡がつくだろォ…///」
上条「…大丈夫」ニコッ
ちゅっ
一方通行「///」
-禁書「とーま?ゆりこー?なにか飲み物ほしいんだよー」
一方通行「…チッ///」
上条「あははは///」
-禁書「ねー、なにか飲み物!」
一方通行「ったく、まってろォ……紅茶いれてやっからァ…」
-禁書「うん!でもできるだけ早くいれてほしいかも…」
一方通行「もう、洗い物おわっからもう少しだァ」
-禁書「わかった!まってる!」
上条「洗い物、さくっと片付けますか」
366 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:53:33.67 ID:sPYQvqwo
-禁書のリクエストでお茶の時間-
コポコポッ
禁書「うわぁ~いい香り~」
上条「確かに……御坂妹のもってきてくれた紅茶、いいやつなんだな」
一方通行「高級っていうかァ……淹れ方だなァ…」
上条「いいやつじゃなきゃ美味くないだろ?」
一方通行「ティーバッグでも淹れ方次第で美味くなンぞォ?」
上条「そうなのか?」
一方通行「ちなみに……これこの部屋にあったティーバッグだかンな」
上条「えっ?」
一方通行「クッククククク」
上条「し、仕方ねェだろ…うまいとおもったンだからァ…///」
一方通行「さっき笑ったお返しだぞォ…ックックク」
禁書「わ、私ははじめから気がついていたんだよ!と、とーまがしらないだけで…」
一方通行「だ、そォーだ」ニカッ
367 名前:お泊りだとこれじゃないとだめですよね…[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 20:16:27.70 ID:sPYQvqwo
上条「百合子、そういえばさ着替えとかないよな?どうする?」
一方通行「……し、下着だけ、もってきた」ポツリッ
上条「えっ?」
一方通行「下着だけあるぞォ…///」
上条「なんで…?下着だけ…」
一方通行「な、なンだっていいだろォ…///」
一方通行(あ、あのあと……血ィつくかもしンねェし…予備に…もってきただけなンだが…///)
上条「まぁ、それなら…あとは…パジャマだけだな」
一方通行「パジャマ…か…あっ…それなら」
上条「何か代用できそうなものあったか?」
一方通行「三下の…シャツかしてくれ…」
上条「俺のシャツか?身長は近いけどぶかぶかじゃねーか?」
一方通行「い、いいから貸すのかァ?貸さないのかァ?」
上条「いや、別にいいけどさ…、下は?やっぱり俺のスラックスでもはくか?」
一方通行「し、下はいらねェーよォ…///」
368 名前:ちょっとお風呂[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 20:34:06.04 ID:sPYQvqwo
上条「それじゃ、ぱ、パンツが!?///」
一方通行「べ、別に三下と…アイツしかいねェーしいいよ…///」
上条「それじゃ上条さんの理性が///」
一方通行「ばァーか……俺が泊まった時点でもう決まったことだろォ?///」
上条「///」
一方通行「ってことで///」
一方通行「オーィ、風呂入らねェーかァ?」
-禁書「ゆりこと一緒に?うんはいる!まっていまいくよー!」
一方通行「風呂はいってくるぞォ///」
上条「いってらっしゃい…///」
一方通行「何がいってらっしゃいだァ///」
上条「…だ、だって///」
トテテテ
禁書「準備完了!ん?とーまの一緒にはいるの?///」
上条「は、入るわけないだろ!!!///」
369 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:10:42.36 ID:sPYQvqwo
-バスルーム-
カポーン
禁書「…」じぃぃー
一方通行「な、なンだァ?」
禁書「本当に肌が白いんだね…」
一方通行「じ、ジロジロ見ンじゃねェよ!」
禁書「でも、こっちは…」
ぺたぺた
一方通行「ひゃう!?」
禁書「私とやっぱり大差ないかな…」
一方通行「て、テメェ…///」ピキピキ
禁書「それでも、こことか、ここは」
すっ、すっ
一方通行「あふン」ビクッ
禁書「私よりすらっとしててうらやましいかも…」
370 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:12:40.85 ID:sPYQvqwo
一方通行「さっきから人の身体さわってンじゃねェよ///」
禁書「だってぇ~」
一方通行「お前だってすげェじゃねェーか」
禁書「えっ?わたしのすごいところってどこかな!?」
一方通行「あンだけくったのに、腹が全くでてねェ…」
禁書「……あんまり嬉しくないんだよそれ…」
一方通行「俺だって、触られて嬉しくなンか…」
禁書「とーまだったら嬉しいくせに…」
一方通行「///」
禁書「私もとーまがそういう気持ちで触ってくれたなら嬉しいかも///」
一方通行「テメェ、ゆるさねェーぞォ!」
禁書「大丈夫、とーまはそんないい加減な人じゃないから」ニコッ
一方通行「オマエ…」
禁書「恋人でもない人の身体をそういう目的で触ったりしないんだよ…まぁ……偶然はあるかもしれないけど…」
一方通行「……ありそうだなァ」
371 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:17:31.63 ID:sPYQvqwo
ざっぱん
一方通行「そういえば、お前ら何処でねてるンだァ?ベッドは1つしかなかったけど…」
禁書「えっとね…」
一方通行「まさかァ…三下と二人でベッドで寝てるわけじゃ…」
禁書「うふふふ」
一方通行「さ、三下ァァァ!ちょっと来いやァァァ!!!」
禁書「ちょ、ちょっとゆりこ、今のは冗談なんだよ!まって」
-上条「ん?百合子よんだかぁ?」
禁書「とーま!なんでもないよ、なんでもないからあっちいっててほしいかも!覗いちゃだめなんだからね」
-上条「の、のぞかねーよ!!」
禁書「ごめんね、ゆりこ、ちょっといじわるすぎたかな」
一方通行「どういうことだよォ…」
禁書「確かにね私はあのベッドでねてるんだけど……それでね、いつもとーまが、いつきてもいいように」
禁書「ベッドを半分あけて寝ていたんだけど、とーまは一度も一緒に寝てくれたりはしなかったんだよ」
一方通行「おどかしやがってェ…」
372 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:24:51.52 ID:sPYQvqwo
禁書「だからね、私はベッド、とーまはここで寝てるんだよ」
一方通行「ここォ?」
禁書「うん、ここ」
一方通行「……」キョロキョロ
一方通行「風呂場だよなァ?」
禁書「そうだね、お風呂だね」
一方通行「三下がここでだァ?」
禁書「うん、ここで寝てるよ?」
一方通行「居候のオマエがベッドでかァ?」
禁書「そ、そういわれるとつらいんだけどぉ…」
一方通行「ハァ~あいつはどこまでお人よしなンだかァ…」
禁書「きっと死ぬまで、いや死んでも治らないかも、神様だってとーまを直すことはできないんだよ」ニコッ
一方通行「神でもかァ……確かに…アイツは頑固なところあるしなァ…」
-ヘクッシッ
上条「うぅ、少し冷えるなぁぁ」ブルブルッ
375 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:51:43.49 ID:sPYQvqwo
一方通行「そォーか…ここで寝てンのかァ…」
禁書「うん、そうなんだよ、ゆりこは今日どこでねるのかな?」
一方通行「お、俺はァ…」
禁書「私と一緒に寝ようよ!ね?ね?」
一方通行「オマエとォ?」
禁書「うん!」
一方通行「……まァそれしかねェみたいだなァ」
一方通行(コイツが寝たら…ここに……三下のところにもぐりこんでェ…昼間の続きを…)
禁書「枕は…今日だけゆりこにかしてあげるね!」
一方通行(でもォ…はじめては出来れば…ちゃんとしたところがいいよなァ…)
禁書「お布団は半分ずつでいいよね?」
一方通行(さ、三下にだ、抱いてもらえばァ、ど、どこでも一緒か…まァ…///)
禁書「ねー、ゆりこきいてるのかなぁ?あれ顔あかいよ?」
一方通行(さ、三下に、や、優しく抱いてもらえばァ…///)カァァ
ボンッ
376 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:02:04.65 ID:sPYQvqwo
禁書「ゆりこ、ゆりこ!どうしたのかな!」アタフタ
禁書「とーま!ゆりこがゆりこが!」
-上条「百合子がどうした!」
禁書「ゆりこが顔まっかにして倒れたんだよ!!」
-上条「またか、でもなんでインデックスと一緒の時に」
禁書「どうしたらいいかな?ねぇとーま!」
-上条「まってろ今いく」
禁書「えっ、えっ?」
ガチャッ
上条「百合子大丈夫か?」
禁書「///」プルプルプル
上条「おい、百合子、しっかりしろ」
禁書「キャァァァァァ」
上条「えっ…?あっ…///」
禁書「とりあえず、とーまでていって///」
377 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:11:40.03 ID:sPYQvqwo
上条「まてまて、百合子が先だ///」
ぼかぼか
禁書「とーまのえっち、ばか、へんたい!///」
上条「おい、待て、待てって///」
びゅーん、びゅーん
禁書「とーまのすけべ、むっつり、えろえろ!///」
上条「痛てっ、おい、モノなげるな」
びゅーんびゅーん
禁書「とーまの、甲斐性なし!大嫌い!好き!///」
上条「わー、わかったでていくから、早く百合子どうにかしてやってくれよ///」
バタンッ
禁書「とーまのえっち///」
禁書「///」
禁書「あっ、いけない…ゆりこしっかりして」
ゆさゆさ
378 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:20:49.56 ID:sPYQvqwo
一方通行「///」カァァ
ゆさゆさ
禁書「ゆりこ、ゆりこ!しっかりするんだよ」
ゆさゆさ
一方通行「う、うぅぅ…」
禁書「ゆりこ!」
一方通行「う、ぅぅ…また俺は落ちてたのかァ…」
禁書「よかったぁ…びっくりしたんだよ…」
一方通行「す、すまなかったなァ…」
禁書「ううん、いいよ、ゆりこが無事なんだし」
一方通行「ところでよォ…この惨状はなんだァ…?」
禁書「あっ…と、とーまがいけないんだよ!///」
一方通行「三下だァ?」
禁書「とーまが…お風呂に慌てて入ってきたりしたから…///」
一方通行「なっ!?///」
379 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:25:52.26 ID:sPYQvqwo
禁書「あっ、覗きってわけじゃないんだよ…」
一方通行「///」
禁書「ゆりこがね急に倒れたから、さけんだら、とーまが…あわてて…///」
一方通行「そ、そォーなのか…」
禁書「とーま、絶対私たちの裸みてたよ///」
一方通行「///」
禁書「顔まっかにして、チラチラゆりこのことも///」
一方通行「///」
一方通行(み、見られちまったのかァ……まァあの時みられちまうンだけどォ……三下…この身体みてがっかりしてないだろうなァ…」
-一方その頃-
上条「///」
上条「や、やべぇ…鼻血がとまんない///」
上条「百合子の身体…白くて…すらっとして……綺麗だったなぁ///」
上条「腰のあたりなんか、きゅっとしまってて、抱きしめたら折れちゃいそうで…///」
上条「あぁぁ、もうたまんねぇええ!!!」
382 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:39:55.21 ID:sPYQvqwo
-二人組みの入浴終了-
ホカホカ
一方通行「///」
禁書「///」
上条「あ、あがったのか///」
一方通行「三下ァ///」
上条「!?」ドキッ
上条(ワイシャツのみってこんなに破壊力あるのかよぉぉぉぉお!!!)
一方通行「に、似合ってるかァ?///」
上条「///」コクコクッ
一方通行「よ、よかった///」
禁書「さ、さてと私はベッドで二人で寝る準備してくるんだよ!」
上条「そ、そっかベッドで二人寝るのか」
禁書「うん!ゆりこと一緒にねるんだよ!」
上条「ふぅ~ん、そうなのか、じゃあ俺は風呂あがったら、いつもどおり風呂場で…」
383 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:47:11.60 ID:sPYQvqwo
禁書「それじゃ私いってくるんだよ、ゆりこはさっき倒れたばかりだから、そこで休んでいて」
トテテテ
上条「さ、さぁ、俺も風呂に…」
一方通行「三下ァ…」
上条「ゆ、百合子なんだ?」
一方通行「今オマエがっかりしただろォ?」
上条「……かなり」
一方通行「大丈夫だァ、アイツ寝たら、抜け出してきてお前のところいくからなァ…///」
上条「百合子///」
一方通行「せっかく泊まったンだし……一番の目的済まさないと…俺だってやだし…」
上条「お、俺だって…百合子と…」
一方通行「そんな事だからァ、できるだけ快適な場所つくってくれよなァ…はじめてなンだからな///」
上条「わ、わかった終わったら、綺麗に拭いておく!」
一方通行「それと…さっきみたかァ?///」
上条「み、見たってなにを…」ドキドキ
384 名前:たまには可愛い禁書がいてもいいとおもいます ということで休憩を・・・[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:52:30.44 ID:sPYQvqwo
一方通行「///」
上条「///」
ゴクリッ
一方通行「お、俺の裸だよォ…///」カァァ
上条「あの、その……みました、ばっちり///」
一方通行「さ、三下ァァ///」
上条「ご、ごめんなさい///」ビクッ
一方通行「…で、どうだったァ?がっかりしたかァ?///」
上条「むしろ、期待以上で……その、たまらなかった…」ポツリッ
一方通行「にゃァァァああああ!!!////」
上条「お、おちつけよ」
ぎゅっ
一方通行「///」
上条「今夜は暴走しないように、ずっとこうしてやるからな」
一方通行「は、離すンじゃねェぞ、絶対に///」
387 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:16:07.79 ID:sPYQvqwo
一方通行「と、とりあえず、早く風呂はいってこいよォ…」
上条「それじゃいってくる」
一方通行「それじゃさっきと一緒だろォがァ」
上条「あっ、それじゃあとで」
一方通行「あとでな」
バタンッ
一方通行「さ、さてと……俺も心の準備を」
トテテテ
禁書「準備できたよーあれ?ゆりこ…また顔赤いよ?」
一方通行「だ、大丈夫だァ…」
禁書「そう?」
一方通行「あァ…」
一方通行(三下と今夜……まではもう気絶なンかできねェぞ!)
禁書「それじゃ向こうにいこう?あっちで一緒にあそぶんだよ」
一方通行「はいはい、遊ンでやるから袖つかむなァ、三下のシャツ伸びるだろォ…」
388 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:17:48.29 ID:sPYQvqwo
-上条入浴中-
カポーン
上条「はぁ…今夜とうとう」
上条「……俺こそ、百合子に嫌われないかな…」
上条「…」チラッ
上条「ふ、普通よりかは大きいと思うんだけど…」
上条「……」
上条「…だ、大丈夫だよな」
上条「…それにしても百合子の格好、インデックスがいなかったら、あの場で襲ってたな///」
上条「あれは反則だろ…」
上条「白い肌に、ぶかぶかのシャツ…、そでからちょこっとでた指先…」
上条「下は下着のみで、動いたらその下着も見えそうな…」
上条「あっ///」
上条「落ち着け、まだ早いぞ…///」
上条「素数を数えるんだ…」
389 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:21:56.83 ID:sPYQvqwo
禁書「だからね!これがね」
一方通行「判ったわかったって」
ガチャァ
-上条「ふぅ…さっぱりした」
一方通行「でてきたかァ?」
禁書「とーまでてきたね」
テクテク
上条「あがったぞ」
一方通行「風呂はァ?」
上条「今換気扇フル稼働で乾かしてる、あと1時間も経てば布団敷けるとおもう」
一方通行「そォか、じゃあと1時間ここで何かするかァ」
上条「お前ら何してたの?」
禁書「トランプ!ねぇ、とーまきいて!ゆりこはとーまと違ってトランプすごいんだよ!」
上条「そりゃ……上条さんと違って不幸属性ないし…」
一方通行「そンなンじゃねェよ、これはコツがあンだよ……しゃーねェな、三下教えてやっからこい」
390 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:26:31.84 ID:sPYQvqwo
-トランプ中-
一方通行「オラ!俺がまた一番だァ!」
禁書「むぅー」
上条「おっ、俺が二番っと!」
禁書「えぇ!!!」
一方通行「なァ?コツだろォ?」
上条「そうだな、確かにコツだ」
禁書「とーまだけずるいんだよ!ゆりこ、私にも教えて欲しいかも!」
一方通行「どうする?」
上条「教えないと上条さんが噛み付かれるので教えてあげてください…」
禁書「とーま、話がはやんだね」ニコッ
一方通行「ホント、どっちが家主でどっちが居候だかわかンねェな…」
上条「だろ…はぁ~ふk…」
一方通行「不幸だァ…は禁止だって…」
禁書「そうだよ!二人に囲まれて不幸だとかゆるさないんだよ!」
391 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:33:40.96 ID:sPYQvqwo
一方通行「…三下ァ?」
禁書「とーまぁ?」
上条「…は、はい……し、幸せだぁああ」
一方通行「よし」
禁書「許してあげるんだよ!」
上条「ったく、なんだこの息のあった連携は」
一方通行(同じ三下を好きなモン同士の連携だなァ…)
禁書「なんでなんだろうね…」
上条「何か仕込んでたわけじゃないのか」」
一方通行「三下が風呂入ってる間ずっとこれだしなァ?」
禁書「うん、ずっとトランプで遊んでたんだよ」
上条「まぁ二人がこんなに仲良くなってくれて俺も嬉しいよ」
一方通行「三下の身内みたいなもンだし、俺にとっても身内だろォ?」
禁書「そうだね、ゆりことわたしは家族みたいモノだよね!」
上条「まぁ、いずれ本当にそうなるといいな」
393 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:39:41.47 ID:sPYQvqwo
上条「そろそろ、風呂場乾いたかな」
一方通行「もうそンなになるかァ」
禁書「楽しいと時間が経つのが早いんだね、ゆりこと一緒だと楽しいんだよ!」
一方通行「そォーか?」
禁書「ゆりこは楽しい?」
一方通行「まァ、楽しいな…」
禁書「よかった、ねぇーとーまも私と一緒で楽しいよね?」
上条「噛まないでくれたらな…」
禁書「うー」
上条「それじゃ風呂場みてくる、そっちもそろそろ寝る準備しておけよ」
一方通行「オウ」
禁書「わ、私だって、そんなに沢山噛み付いてるわけじゃ…」
一方通行「……あれで少ないとおもってンのかよ…」ソ
禁書「えぇーこれでも減ったほうだよ?」
一方通行「昔は一体…どンくらい三下噛まれてたンだかァ…」ゾクッ
394 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:43:21.25 ID:sPYQvqwo
上条「十分乾いたな、これなら布団を敷いてっと」
ガチャッ
上条「乾いてたから布団持ってくぞ」
一方通行「あ、あァ、こっちも準備できた…」
禁書「それじゃとーまおやすみ」
上条「おやすみ、ゆりこもおやすみ」
一方通行「三下、おやすみ」
上条「それじゃ」
カチッ
一方通行「さ、さーて寝るかァ」
禁書「ねー、ゆりこ」
一方通行「ン?」
禁書「誰かと寝るの久しぶりなんだよ、だからちょっと…もうちょっとそっちいっていいかな…」
一方通行「好きにしろ…」
禁書「ありがとね…」ピタッ
396 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:50:21.48 ID:sPYQvqwo
上条「準備おk…あとはインデックスが早く眠りにつくのを祈って待つだけだ…」ドキドキ
………
禁書「それでね、とーまがね」
一方通行「ほォー三下がかァ」
禁書「うん、すごかったんだよ?いつも病院いったりきたりで、数ヶ月前なんか病院居るほうが長かったくらい」
一方通行「よ、良く今まで生きのびれたなァ…いつも不幸だとか言ってるわりに…」
禁書「そうなんだよね、いつもはらはらさせられるんだよ」
一方通行「今後俺もそういう気持ちになるンだなァ…」
禁書「そうだね、大丈夫、とーまは必ず帰ってくるから、大丈夫なんだよ!」
一方通行「そうだなァ…アイツがそういう大事な約束はやぶらないってのは俺もしってるし…」
禁書「そうなんだよね、小さな約束、いっつもわすれちゃうんだけど…」
一方通行「そンな感じだなァ…」
禁書「でも最近はゆりこ、優先なんじゃないかな?」
一方通行「ンー、あンまり極端じゃないとおもうぞォ?」
禁書「そうかなぁ?」
398 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:56:50.58 ID:sPYQvqwo
一方通行「アイツはそんな小さいやつじゃねェ…ちゃンとその辺りは考えてるって…」
禁書「そうだよね…うん、そうなんだよね」
一方通行(それにしても、こいつ中々寝ないなァ、昼寝散々したせいかァ?)
禁書「でも、そういう風に気がつくゆりこってホントとーまとお似合いだよね…とーまが好きになるわけわかっちゃったかも…」
一方通行「そ、そンなたいしたもンじゃねェよ///」
禁書「悔しいけど、ゆりこだったら納得なんだよ、でもまだ……ちょっとだけ諦められないんだけどね///」
一方通行「まァ、そこまで俺も強くいえねェけどォ……」
一方通行「三下のことはまけねェーぞォ?絶対だァ」
禁書「あぅ…もうわかってるんだよ…」
一方通行「もうこンな時間かァ、そろそろ…」
禁書「そうだね、おやすみゆりこ」
一方通行「おやすみ」
禁書「あのね、寝てる間、もうちょっとくっついていいかな?」
一方通行「だから好きにしろって」
禁書「それじゃ……」抱きッ
399 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 00:01:02.21 ID:9jl5aRoo
一方通行「く、くっつくって…」
禁書「すーすー」
一方通行「抱きついて寝るって事かよォ!!」
禁書「すーすー」
一方通行「ぬ、抜けねェ…小さいのになンて力してンだァ!!」
禁書「すーすー」
一方通行「は、早く三下のところいきてェのに!!」
-その頃上条さんは-
上条「そ、そろそろかな?」ギンギン
上条「早くこないかな…」
上条「や、やっぱりはじめは、少し話して緊張をほぐしてから…」
上条「抱きしめてキスして……ゆっくり身体に触れて…」
上条「だよな、いきなり脱がしたりしたら、ムード壊れるよな…」
上条「よし、来るまでにイメージトレーニングしておこう…」
上条「百合子がきたら…こう、抱きしめて…」ブツブツ
400 名前:それじゃ今日はここまでで 禁書さんを怒らないでくださいね![sage] 投稿日:2010/03/08(月) 00:09:05.60 ID:9jl5aRoo
一方通行「く、クソォ」
禁書「むにゃむにゃ…」
一方通行「な、なンだよこれェええ」
禁書「すーぴ、すーぴ」
ぎゅうぅ
一方通行「ぐォォお、き、きつくなりがったァ」
一方通行「ふ、不幸だァァ!!」
………
上条「ん?何か聞こえたような…気のせいか?」
上条「今のはおかしいな、よしシーン32からやり直し」
上条「ゆっくり、シャツの中に手を入れて…」
上条「こう、じっくり、優しくなでるように…」
上条「ここで、すっと、ホックをはずして…」
上条「きゃぁって顔する、百合子にキスして…」
二人の努力もむなしく…
この夜、二人が顔をあわせることはなかった……
420 名前:vipにスレがたってた、規制復活してた、書き込めなかった、悲しい[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:41:32.76 ID:9jl5aRoo
-翌朝-
上条「百合子を…こう抱きしめながら……」
上条「完璧だ……これでイメージトレーニングは終わった…」
上条「あとは、実践だけ…だ…」
バタッ
上条「ぐー、ぐー」
-部屋の方-
一方通行「もうチョイだァ…」
禁書「すーぴー、すーぴー」
一方通行「三下とォ……今日こそ…」
バタッ
禁書「すーぴー、すーぴー」
一方通行「ふへへへ、三下ァ…そ、そンなにされると…俺はァ…」
一方通行「あ、ァン///」
禁書「すーぴー、すーぴー」
421 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:50:28.44 ID:9jl5aRoo
ぐぅ~ぎゅるぎゅる、ぐぅぅ~
禁書「…おなかすいた」ムクッ
一方通行「すー、すー、そンなとこなめンなよォ…」ニヤニヤ
禁書「……うー」
禁書「ゆりこ、ゆりこー、ご飯つくってほしいんだよ」
ゆさゆさ
一方通行「さ、三下ァ…激しすぎンぞォォォ///」
禁書「ゆりこ、そろそろおきてほしいんだよ、おなかすいたぁ~」
ゆさゆさ
一方通行「ン…」
禁書「ゆりこ、ゆりこ!」
ゆさゆさ
一方通行「ァァ?あれ、三下はどこだァ…」
禁書「とーまならきっとまだお風呂で寝ていると思うんだよ?」
一方通行「チッ、夢かよ……」
422 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:59:03.39 ID:9jl5aRoo
一方通行「ったく、取りあえず三下起こしてからだなァ…」
禁書「とーまおこしてくる!」
一方通行(まてよォ…)
一方通行「オイ、待てェ、俺が起こしてくる」
禁書「ごはんはぁ?」
一方通行「す、少しまってろォ…」
禁書「…ぶー」
一方通行(三下がァ、寝てるってことは……)
スタスタ
ガチャッ
一方通行「……」ゴクリッ
上条「ぐーが、ぐーが」
一方通行「こ、これはァ…キスとか三下の身体触るとかァ…やり放題だなァ」ニヤッ
スゥー、ピトッ
一方通行「三下ァ…///」
423 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:04:31.26 ID:9jl5aRoo
ちゅっ、ちゅちゅっ
一方通行「///」
上条「うへへへへ」
一方通行「昨日我慢したぶン、少し位いいよなァ…///」
ちゅぅ~~~
上条「…は…ぁ」
一方通行「三下、三下ァ~///」
スリスリ
上条「んぁ…」
一方通行「お、おきたのか?三下ァ…///」アセアセ
上条「…ゆ、り…こ?」ぼぉ~
一方通行「よ、よォ、おはよォー」
上条「ゆりこぉぉぉ」
だきっ
一方通行「オイ!!///」
424 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:09:31.10 ID:9jl5aRoo
上条「夢の続きかなぁ~」ニコニコ
一方通行「オイ、三下落ち着け///」
上条「それじゃ、シーン32からおさらいだ」
一方通行「シーンがなンだよォ///」アセアセ
上条「ゆっくり、シャツの中に手をいれて…」
すぅー
一方通行「さ、三下ァ…ね、ねぼけてるのかァ!?///」
上条「ここで、じっくり円を書くように撫でて…」
すすっ
一方通行「ば、ばか、やめ…ァッ」
上条「そして…」
プチッ
一方通行「ひゃあっ///」ビクッ
上条「百合子…」
ちゅぅ~
425 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:18:12.87 ID:9jl5aRoo
一方通行「///」とろ~ん
上条「そのあとに…」
もにゅっ
一方通行「…ッ」ビクッ
上条「優しく…包むようにもみあげて…」
はむっ
一方通行「はゥ…///」
一方通行(…や、やべェ、もうどうでもしてくれって感じだぞォ……///)
上条「この、夢リアルだな…」
はむはむ…かりっ
一方通行「ッ…ァァ!!」
-禁書「ゆりこぉ?とーままだおきないのかな、わたしがたたき起こすんだよ!」
一方通行「わ、忘れてた!!三下おきろォ!やべェぞ!!!」」アセアセ
上条「あとは……下のほうを…」
一方通行「起きろっつってンだよォォォ」
426 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:26:25.73 ID:9jl5aRoo
トテテテ
-禁書「もぉ、とーまはゆりこに迷惑かけちゃだめなんだよぉ?」
ガチャッ
一方通行「…あっ」
禁書「……」
上条「百合子ぉ~はぁはぁ」
禁書「あっ…あれ…?」
一方通行「も、もうおきるからな…///」カチコチ
上条「上条さんのここはもう起きてます!」エッヘン
一方通行「三下ァ、な、なにだしてンだよ///」
禁書「ご、ごめん///」
バタンッ
禁書「邪魔してご、ごめんなさい///」
一方通行「いや、流石に朝っぱらから風呂場でそれはねェーから///」アセアセ
一方通行「さ、三下も…いい加減目を覚しやがれッ!」ガンッ
427 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:35:23.05 ID:9jl5aRoo
-朝食中-
上条「…」ヒリヒリ
一方通行「…」
禁書「…」オドオド
上条「…」ヒリヒリ
一方通行「…」
禁書「ね、ねぇ、ゆりこ、わ、私の事、気にしないでつづけてもよかったんだよ…?」オドオド
一方通行「……そういいながらあの時、扉少しあけて…ガン見してたじゃねェーか…」
禁書「だ、だって…私だって……その…とーまのあれ興味あるし…///」モジモジ
上条「なっ///」
一方通行「テメェ顔赤らめてンじゃねェーよ///」ガンッ
上条「くぉぉ」
一方通行「オメェもさらりと危ない発言すンな!」
禁書「だ、だって……今後のために…私だって…///」モジモジ
一方通行「み、見られてできるはずねェーだろうがァァァァ!!///」
428 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:51:54.77 ID:9jl5aRoo
禁書「そ、そうだよね…だったらゆりこ、耳貸して」
一方通行「ン?」
上条「あれあえ、上条さんには秘密の話ですか?」
禁書「こ、これは女の子同士の内緒話なんだら、とーまあっちいっててほしいんだよ!」
上条「まだ飯くってんだけど…」
禁書「…とーま?」ギロッ
上条「な、なんだよ…」ソソクサ
タッタタタ
一方通行「で?」
禁書「ゆ、ゆりこ、もしかしてなんだけど……昨日私邪魔だったかな…?」
一方通行「なにを…」
禁書「とーまと…今朝みたいなことしたかったんだよね?///」
一方通行「お前、なにをいきなり」アセアセ
禁書「違うの…?」
一方通行「………いわなきゃダメか?///」
429 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:00:31.43 ID:9jl5aRoo
禁書「いってほしい、それ次第で私にも考えがあるんだよ?」
一方通行「……そうだ、三下としたかった」
禁書「そうなんだよね…」
一方通行「こ、これを聞いてお前何するってンだよ…」
禁書「昨日私がゆりこを抱きしめて寝たから…抜け出せなかった…そういうことだよね」
一方通行「…ン、まァそォいうことになるなァ…」
禁書「…」
一方通行「だから、これいったからって何が」
禁書「うん、わかったんだよ!ご飯たべたらあいさのところにでも遊んで来るんだよ!」
一方通行「ン?」
禁書「わ、私は夜まで帰らないから、だから…昨日のこと許してくれると嬉しいんだよ…?」
一方通行「お、お前…」
禁書「ごめんね、ゆりこ…せっかくの……邪魔しちゃって…」
一方通行「も、もォいいって、別にそンな気をつかわなくても」
禁書「でも…」
430 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:05:53.78 ID:9jl5aRoo
一方通行「夜はまぁそうかもしれねェけどォ……今朝のは三下が…寝ぼけてムードもなしに暴走しただけなンだしィ…」
禁書「それだけじゃなくてね、できれば…」
一方通行「あァン?」
禁書「ゆりこのあとで……一回だけ私にもとーまとさせてくれると…嬉しかったりするんだよ…」
一方通行「ば、馬鹿いうなァ!!そ、それだけはダメだ!ダメだ!ダメだァァァ!!///」
禁書「あぅぅ…」
一方通行「……当たり前だろォ///」
禁書「わかった…それじゃ、今夜ね、ゆりこととーまがが一緒に寝てね…」
一方通行「泊まるとはいってねェだろ!それに、もう着替えねェし…」
禁書「クールビューティにもってきてもらえばいいんだよ!」
一方通行「……」
禁書「話つづけるね、それでね、二人が一緒でいいから、くっついてていいから…私もとーまの背中にくっついて寝かせてくれないかな…」
一方通行「……」
禁書「ダメ?」
一方通行「判った、一緒に寝るだけだかンな!」
431 名前:禁書は良い子だとおもいます 休憩、ちょっと眠い[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:14:51.24 ID:9jl5aRoo
禁書「うん、それだけでいいんだよ」
一方通行「ったく、あとで着替えとりにいかねェと…」
禁書「それじゃ、交渉成立だね!」
一方通行「な、なンか、余計な気ィ使わせちまってわるかったな」
禁書「その分、夜楽しむからいいんだよ!それと…」
一方通行「それとなンだァ?」
禁書「養子になったらとーまと一緒にお風呂入ったりしちゃうんだよ!///」
一方通行「…オイ」
禁書「そういうわけだから、遊んで来るんだよ!ご馳走様」
トテテテ、ガチャッ
バタンッ
一方通行「ま、待て!爆弾発言してにげンじゃねェよ!!」
上条「ん?アイツどこかいったのか?」
一方通行「……」
上条「さて、飯の続きだ!」
436 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:33:33.65 ID:9jl5aRoo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1268038671/
ってミサカはできる女をアピールします
438 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:13:16.11 ID:9jl5aRoo
上条「むしゃむしゃ」
一方通行(ふ、二人きりかァ…)
上条「むしゃむしゃむしゃ」
一方通行(完全な二人きりって…初めてじゃねェか?)
上条「むしゃむしゃ」ゴックン
一方通行(学校の昼休みとか位だし…)
上条「はぁ~、くったくった、やっぱり百合子のつくるご飯はうまいな」
一方通行「…」
上条「百合子どうした、さっきから黙って」
一方通行「あ、あァ、なンでもねェ…」
上条「とにかくご馳走様でした」
一方通行「お粗末様でしただァ…」
一方通行(二人きりだって考えると……意識しちまう…)
上条「ごくごくごく、ぷはぁ~」
一方通行「…」ゴクリッ
440 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:29:25.32 ID:9jl5aRoo
上条「インデックスのヤツどこいったんだ?」
一方通行「どっか遊びにいくっていってたぞ…」
上条「飯も途中でか?今日嵐にならねーだろうな…」
一方通行「……」
上条「まぁすぐ戻ってくるだろ、腹へったら」
一方通行「いや、すぐじゃねェーとおもう…」
上条「なんでだ?」
一方通行「アイツがァ……夜まで帰らないって言い残していったからァ…」
上条「え?あいつが?まさか」
一方通行「本当だ…」
上条「って、ことは……夜まで…」
一方通行「二人きりだぞォ…」
上条「…マジ?」
一方通行「しつけェな」
上条「……百合子」ガタッ
441 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:37:38.70 ID:9jl5aRoo
一方通行「まてまて」アセアセ
上条「せ、せっかく二人きりなんだから…」
一方通行「二人きりだからっていきなりは…だなァ…///」モジモジ
上条「いいじゃんかよ!」
一方通行「…ちったァームードってもン考えやがれ!///」
上条「……あっ」
上条(イメージトレーニングでやったところだろ!馬鹿馬鹿俺!)
一方通行「だからな…」
上条「わるかった、とりあえず二人きりを満喫しようぜ」
一方通行「…三下ァ」
上条「まずは、この片付け終わったら俺の部屋で色々話そうぜ」
一方通行「…」コクンッ
上条「そうと決まれば片付け片付け!」
一方通行「だな!」
ガチャガチャ
442 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:41:58.54 ID:9jl5aRoo
-とあるバカップルが居る部屋-
上条「この写真がさ、この前家族で海に行ったときの写真で」
一方通行「ほォー」
上条「これがうちの父さんと母さん」
一方通行「…そっか」
上条「で、これが…」
一方通行「あの白いのが写ってンなァ…」
上条「あははは、一応アイツもついてきたから…」アセアセ
一方通行「別に怒りやしねェーよ」
上条「そ、そっかあはははは」
一方通行「だがァ…今度は俺と一緒にいこうなァ…///」
上条「も、もちろん」
一方通行「そン時は、三下の両親に挨拶できるといいなァ…」ポツリッ
上条「///」
一方通行「///」
443 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:50:26.77 ID:9jl5aRoo
ドサッ
上条「あ…宿題…忘れてた…」
一方通行「あァ?まだやってねェのかよォ…」
上条「だって、やる暇が…」
一方通行「復習とちょっとした予習なンだから、15分もありゃ終わるだろォ?」
上条「上条さんの頭をあまくみてませんか?」
一方通行「…ったよ、教えてやっから出してみろ」
上条「百合子、愛してるぅぅぅう」
一方通行「ば、馬鹿そンなことより早く終わらせるぞ!///」
上条「はいはい、えっとシャーペンは…」
ガサゴソ、カチカチッ
上条「それじゃお願いします、百合子先生」
一方通行「先生…」
上条「早くお願いしますよ、百合子せんせっ」ニコッ
一方通行「…ゴホンッ、あァ…よォーし、三下ァ生徒、先生が教えてやるからしっかりついてきやがれ!」
445 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:02:14.14 ID:9jl5aRoo
-女教師一方通行-
上条「うーん…」
一方通行「三下くン?ここはさっき教えたところでしょォがァー!」
上条「あっ、代入すればいいのか!」
一方通行「うン、正解!」ニコッ
上条「///」
一方通行「三下くン、はい次」
上条「は、はい!次は…これもここに代入してこの値を求めて…」
一方通行「やれば出来るじゃないかァー!」
上条「はい!先生のおかげです!」
一方通行「///」
上条「よーし、次もがんばるぞ!」
一方通行(い、いいじゃねェかァ…こういうのも…)
上条「…」カキカキ
一方通行(なンか……こういう主導権握るのは…こォ…ゾクゾクというかァ…)
447 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:08:16.27 ID:9jl5aRoo
-30分後-
上条「終わったぁああ!」
バタンッ
一方通行「終わったからってェ…寝転ばない!」
上条「はい、はーい」
一方通行「まってろォ、答えチェックするから」
上条「いいよ、宿題なんだし」
一方通行「俺が教えて間違ってたら、俺が凹むだろォーが」
上条「そんな気にしなくたって…」
一方通行「いいから少しまってろォ…」
一方通行(えーっとこれはァ…○っと)
一方通行(これも○だなァ…これもだ)
一方通行(ンー教えれば全部できるじゃねェーかァ…こいつ応用力はあるな…)
上条「それで、どうなんだ?」
一方通行「まァまァだな、全部正解だ、まァ俺が教えてンだし、当然だけどな」
448 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:14:02.27 ID:9jl5aRoo
上条(…よ~し)
上条「せんせっ!全部できてたんだよね?俺」
一方通行「だからそういってンだろォ?」
上条「だったら、ご褒美くれませんかね」ニカァ
一方通行「ご褒美だァ?」
上条「できれば…これで…」唇指差し
一方通行「…ったく、わがままな生徒だなァ///」
ちゅっ
一方通行「これでいいだろォ?///」
上条「足りないよ!先生!」
ガバッ
一方通行「お、オイ、三下ァ///」
上条「もっと、もっと…」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「…結局いつもと一緒じゃねェーか///」
449 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:26:59.62 ID:9jl5aRoo
上条「ごめん、でも…百合子がかわいくて…」
一方通行「せっかく、俺が主導権握って…せめようかとォ…って、しまった///」
上条「え?百合子が主導権とって…なんだって?」
一方通行(つい、口に出しちまった///)
上条「そっかそっか、それじゃ…さっきの設定のままで…」
上条「先生!俺先生のこと考えるだけで、心がこう…苦しくなっちゃって…」
一方通行「……」
上条「ごめんなさい、だから無理矢理こんなことを…」
一方通行「さ、三下くン…別に先生は…イヤってわけじゃないンですよォ…」
上条「先生、それって…」
一方通行「俺だってェ…三下くンの事…気になってましたしー」
上条「…」
一方通行「だけどォ、やっぱり、生徒と先生の関係だと…よくねェーと思ってしまって」
上条「先生!俺…本気なんです!」
一方通行「わ、判った…先生がァ…色々教えてあげる…///」
450 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:35:52.87 ID:9jl5aRoo
上条「百合子先生…?」
一方通行「三下くン、大人しくしてるンだぞォ?」
ちゅっ
一方通行「///」
ちゅっちゅっちゅ
上条「先生俺…」
一方通行「だ~め、まだ大人しくしてンのォ///」
ちゅっちゅっちゅっちゅ
一方通行「三下ァ///」
上条「百合子…先生…」
一方通行「……もう少し、もう少し…キスさせろ」
上条「今日はそういう設定だしな」
一方通行「///」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「三下ァ…好きだァ…///」
452 名前:暴走しすぎましたすみません[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:38:43.44 ID:9jl5aRoo
ちゅぅぅ~
上条「ゆ、百合子…ごめん、そろそろ限界」
一方通行「//」コクンッ
上条「ここからは…俺が…」
一方通行「///」ゴクリッ
上条「百合子…」
一方通行「…!?」
ガバッ、ドンッ
上条「な、なんだよ、いきなり」
一方通行「三下ァ…ごめン…」
一方通行「あれ、来ちまったァ…///」
454 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:42:28.72 ID:9jl5aRoo
上条「あれって…」
一方通行「…あれって言えばわかンだろォ///」
上条「あーあれか、あれね…」
一方通行「あァ…///」
上条「えっ…?えええええええええええ」
一方通行「だ、だからごめンって///」
上条「そ、そんなぁぁぁ」ガクッ
………
……
…
上条「…」ショボーン
一方通行「三下ァ…本当にごめンなァ…」
上条「…」
一方通行「その辺り俺がもっとしっかり把握しておけば…こンなことには…」ズーン
上条「いや、ごめん俺こそごめん、百合子のせいじゃないし、仕方ないことだよな」アセアセ
455 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:47:07.93 ID:9jl5aRoo
一方通行「でもよォ、三下…」
上条「いいんだよ、ホント」
一方通行「でも…」
上条「身体だけが目的じゃないからな、俺は百合子が好きなんだ、心も身体も」
一方通行「三下ァ…」ウルウル
上条「だから、今日はまぁ仕方ないよ」
一方通行「つ、つらくないのか…その、男って…色々///」
上条「あっ…まぁつらいっちゃつらいけど、死ぬわけじゃないし、今は百合子の身体の方が心配だからな」
一方通行「三下ァ」
だきっ
上条「百合子、大丈夫、今日だけってわけじゃないから」
一方通行「三下ァ~三下ァ~」
上条「ほら、俺達つきあってるんだろ?そしてこれからもずっと付き合っていくんだし」
一方通行「…あァ」
上条「だから、慌てないで、ゆっくり…そうゆっくりいけってことなんだよ今回の事は」
456 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:52:18.27 ID:9jl5aRoo
一方通行「俺本当に、三下でよかったと思う…」
上条「俺も百合子でよかったとおもうよ」
一方通行「三下ァ…好きだぞ…」
上条「俺も、百合子の事が好きだ」
一方通行「暫くこのまま、抱きしめててくれるか」
上条「イヤっていうまで抱きしめててやるよ」
一方通行「そっか…それなら、暫く…」
上条「あぁ…」
ぎゅぅぅ
一方通行「今日できなかったけど…幸せだぞォ…」
上条「幸せだな…もう不幸なんて気軽に口にできないな」
一方通行「あァ、不幸なンて言葉忘れてくれ…」
上条「努力する」
一方通行「努力じゃなくて、忘れろっていってンだろ…」
上条「…だから努力するって」
一方通行「…チッ、それで勘弁してやるよ」
458 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:57:07.40 ID:9jl5aRoo
-暫くして-
一方通行「そうだ!」
上条「どうした、急に」
一方通行「あの白いチビと約束があるンだった」
上条「インデックスと約束?」
一方通行「今夜もとまって……その…」
上条「え?また泊まってくれるのか?」
一方通行「それで、今日は…このベッドで…」
上条「またインデックスと寝る約束か、仲いいなお前ら」
一方通行「それと、三下と一緒に三人で寝るって約束を…したンだけどォ…」
上条「…え?」
一方通行「だからァ、このベッドで三下と俺とチビの3人で寝るって約束をだなァ…」
上条「さ、三人で寝るだと!?」
一方通行「そ、そうだけどォ…いやか?」
上条「イヤじゃないけど、せまいだろ…かなり…」
459 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:03:43.01 ID:U1YzmQAo
一方通行「お、俺と…三下がぴったりくっついてェ…チビが三下の背中にくっつけば…なンとかなンだろ…///」
上条「ぴ、ぴったりぃぃぃ?」
一方通行「今みたいに抱きしめて寝てくれればいいンだよ…///」
上条「そ、そっか…そっかそれならいけるよな…ってインデックスのいる前でかよ!!!」
一方通行「べ、別に何かするわけじゃねェーし、いいだろ///」
上条「俺が百合子を抱きしめて何もしないでいられるとおもいますか?」
一方通行「…おもわねェーな」
上条「でしょでしょ!絶対無理無理!絶対何かしちゃう!」
一方通行「でも、さっきアレきちまったし…」
上条「あ…」
一方通行「ち、チビが寝たら…キス…とちょっとだけ触る位なら許してやンよ…今日のお詫びに…///」
上条「べべべべべ、別にいいって///」
一方通行「期待してるって顔に書いてある…」
上条「う、嘘?」
一方通行「嘘だぞッ」
460 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:16:26.97 ID:U1YzmQAo
上条「ちっ、嘘かよ……それじゃ…キス位するかも…こっそり」
一方通行「我慢できなくなったら言えよ…」
上条「大丈夫、これでも上条さんはつよいんですよ?」
一方通行「知ってるよ…」
上条「ありがとうございます」
一方通行「余裕ぶりやがって、そのうち、俺の魅力で1分も我慢できないようにしてやるからな!」
上条「喜んで」ニカッ
一方通行「……面白くねェ///」
上条「それで、着替えとかはどうするんだ?流石に…同じのってわけにも」
一方通行「おっとそれだ、着替えとりに少し帰るから、こっちに戻るとき買い物したほうがいいンじゃねェかってな」
上条「そうだな、ちょっと食材も買い足さないと」
一方通行「それじゃ早めにでるかァ?」
上条「この感触を味わっていたいところだけど、そうするべきだな」
一方通行「…また味あわせてやるよ…いくらでも」
上条「学校でも味わいたいな…」
461 名前:この辺りで今日は[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:26:08.59 ID:U1YzmQAo
一方通行「ば、馬鹿、停学とか食らうかもしンねェーぞ」
上条「百合子と一緒なら…」
一方通行「ったく、お前休みただでさえ多いみたいなンだから、一緒に卒業できなくなったらどうするンだよ」
上条「冗談だって、間にうけるなよ」
一方通行「お前の場合、笑いながらやりそうで怖い」
上条「流石に俺だってTPOをわきまえてだな…」
一方通行「今朝寝ぼけて風呂場で襲い掛かってきた三下はどこの三下でしたっけェ?」
上条「……ごめんなさい私が悪かったです」
一方通行「とにかく、いくぞ」
上条「それじゃ戸締りしてくるわ」
一方通行「俺も持ってかえるものまとめてくる」
-一方その頃-
打ち止め「あーミサカも一方通行と一緒にあそこで遊びたい!てミサカはミサカは駄々こねてみるー」
黄泉川「ばかいうなじゃん!せっかくらぶらぶな雰囲気だしてそうなのに」
芳川「邪魔しちゃだめよ?あの子がやっと本気で行動してるんだから」
474 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:36:29.54 ID:U1YzmQAo
-黄泉川の部屋の前-
上条「えーっと…」
スッ
一方通行「押さなくてもいいだろ、俺がいるンだから」
上条「そういやそうだったな」
ガチャッ
一方通行「…誰かいるかァ?」
トテテテ
打ち止め「あれ?一方通行、もう帰ってきたのーってミサカはミサカは少し驚いてみたり」
一方通行「服とか…取りに来ただけだ」
打ち止め「えー?せっかくパパもきてるのに、またどこか出かけちゃうのかなってミサカはミサカはぬか喜びさせられたのかなー」
上条「ごめんな、また今度遊びにきたときゆっくりするから」
ナデナデ
打ち止め「…本当だよ?」ジトォー
上条「あぁ、本当だよ」
475 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:37:44.40 ID:U1YzmQAo
打ち止め「わかった、それならミサカはミサカは我慢してみるー」
-黄泉川「ん、なんだか騒がしいじゃん」
テクテク
上条「黄泉川先生、お邪魔してm…!?」
一方通行「よ、黄泉川、て、テメェなンて格好を…」
黄泉川「あ~、いままでシャワー浴びてたからな」
一方通行「は、早く服着やがれ!」
黄泉川「なに怒ってるんだ?私の下着姿なんて見飽きてるじゃん?」
一方通行「お、俺は良くても、三下も居るだろうがァァァ!!!」
上条「///」
黄泉川「おっと、上条も居たか、すまないじゃん」
ガチャッ
-芳川「ねぇーちょっとシャンプーきれてたわよ?最後の人ちゃんといれておいてよ…」
一方通行「…よ、芳川ァァァァ!!!!」
上条「///」ボッ
476 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:39:33.82 ID:U1YzmQAo
芳川「あら、上条くん、いらっしゃい…それと一方通行もお帰りなさい」
一方通行「そンなこたァいいから、さ、さっさと風呂に戻りやがれェ!!」
芳川「いいじゃないの、この家女しか居ないんだから…」
一方通行「お前もかァァァ!!!三下が居るだろうがァァァ!!」
芳川「あら、いけないわ、ごめんなさいね…」ソソクサ
バタンッ
一方通行「…ったくよォ」
上条「///」
一方通行「オイ三下ァ?いつまで顔赤くしてンだよォ!!!!」
上条「ご、ごめん///」
一方通行「お、俺以外のは、裸で欲情すンじゃねェよ…///」
上条「そ、それは…///」
ガチャァ
芳川「それは無理でしょ、彼高校生よ?そりゃ女性の裸みたら、興奮しちゃうのも当然でしょ?」
一方通行「芳川ァァァ!死にてェのかァァァ!!!」
477 名前:誤爆したorz[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:41:40.67 ID:U1YzmQAo
黄泉川「ほら、子供からかうんじゃないじゃん」
芳川「つまらないわね…」
バタンッ
上条「///」
一方通行「ハァハァハァ…チクショウ…」
………
……
…
-百合子の部屋前-
一方通行「三下ァ…?はいってくンなよ…?」
上条「え?ダメなのかよ、前にも入ったのに…」
一方通行「入ってくンなッつッたらくンなァ!///」
上条「わ、わかったよ……あーあ…百合子の部屋またみたかったのになぁ…」
一方通行(着替えの下着とか選ンでるところのあンまみられたくねェンだよォ///)
一方通行「す、すぐ終わるから、まってろ…な?」
478 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:42:12.56 ID:U1YzmQAo
-百合子の部屋-
バタンッ
一方通行「ど、どうせみられンだろうけどォ…」
ガサッ
一方通行「流石に、まだ恥ずかしいンだよォ…///」
ガサガサッ
一方通行「はァ…なンで三下と…しようとすると…こうついてないンだろォな…」
ガサゴソッ
一方通行「三下の不幸ってのがうつったかァ…?」
ゴソゴソッ
一方通行「いや、不幸じゃねェ…三下と付き合えてるだけで十分幸せだぞ…」
一方通行「たまたまだ…たまたま…」
一方通行「だ、大丈夫…またチャンスはあるさ…」
一方通行「……でも三下…がっかりさせちまったなァ…」
一方通行「今夜ベッドで…少し甘えさせてやるかァ///」
479 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:47:29.69 ID:U1YzmQAo
ガチャァ
上条「準備できたか、それじゃ…」
一方通行「あァ…」
黄泉川「ん?どうしたそんな荷物もって……」
上条「すみません、ちょっと百合子が着替え取りに戻っただけで」
黄泉川「なにー?まさか、またお泊りか?上条!」
上条「あははは、ごめんなさい」
一方通行「///」
黄泉川「ったく…とんでもねぇガキどもじゃん」
一方通行「が、ガキ扱いすンじゃねェよォ…///」
黄泉川「ほーぉ…ガキじゃないなら…昨日とまってナニしたかこと細かく説明してもらうじゃんか」ニヤニヤ
上条「///」
一方通行「こ、このォォ…」プルプル
黄泉川「で、上条は優しくしてくれたか?」コソッ
一方通行「…いいたくねェ」
480 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:51:05.01 ID:U1YzmQAo
黄泉川「いいじゃんか、もったいぶるなよ、なぁ?」
一方通行「……ねェ」ボソッ
黄泉川「はぁぁ?」
一方通行「やってねェ…」
黄泉川「え?マジ…?」
一方通行「マジで悪かったな!アレがきちまって出来なかったンだよォォォ!!!」
上条「お、おい百合子、大声でなんて事を///」
黄泉川「あっはははははははははははははは」
一方通行「わ、笑いたきゃ笑えばいいだろ…」
黄泉川「あははははっはは」
一方通行「…チッ///」
黄泉川「一方通行…」
一方通行「ま、まだ笑いたりねェのかァ?」
黄泉川「ってことはそこまでいったんだな?」ボソッ
一方通行「…あァ」
481 名前:ごめんなさい、また仕事いってきます 戻りは早くて明日の昼間[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:58:32.56 ID:U1YzmQAo
黄泉川「上条とうまくいったみたいで安心したじゃん」
一方通行「うまくいってねェだろォ…」
黄泉川「なに勘違いしてるんだか、そこまでいけたってことはもう十分お前たちうまくいってるじゃん?」
一方通行「あっ…」
黄泉川「男だとそれが目的のヤツが多いし、それができないと判った途端手のひら返すヤツも少なからずいるじゃん?」
一方通行「そ、そうなのか?」
黄泉川「それに比べて、上条みてみろ?」
一方通行「ン?」チラッ
上条「な、なに?」
黄泉川「アイツ、そのことがっかりはしただろうけど、そのあともお前と今までどおりじゃん?ってことは…」
黄泉川「十分お前たちうまくいってるってことじゃん」
一方通行「そ、そォいう見方あンのかァ…」
黄泉川「これでも私大人だぞ?それくらいは判るにきまってるじゃんか」
一方通行「そのわりに男いねェーくせに…」
黄泉川「そ、それは、私につりあう男がいないだけじゃんか!!///」
497 名前:眠い[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:36:59.80 ID:N2KP4Koo
一方通行「…テメェにつりあう男ねェ…」
黄泉川「一方通行…なんだその顔は…」
一方通行「こンなこと俺が言うのもなンだけど、テメェもチョット位は色気つけたらだどうだァ?普段着がジャージは…」
黄泉川「よ、余計なお世話じゃんか!ジャージは便利なんだぞ!」
一方通行「…便利でも…男がどう思うか]
黄泉川「それに私は教師なんだから生徒を誘惑するような格好はだめじゃんか!」
一方通行「服装を変えるだけで生徒が誘惑させるだァ?」
黄泉川「一方通行だって上条を誘惑できたし、私にもできるにきまってるじゃん」
一方通行「お、俺は…///」
黄泉川「ほら上条が待ってるぞ、早くいけいけ!」
ぐいぐい
一方通行「わ、判ってンだよ…押すンじゃねェよ!」
黄泉川「オーイ、上条!一方通行返すじゃん」
上条「返すだなんて…そんなまだ俺の百合子じゃ…///」
一方通行「三下ァァァ!顔赤くして愉快なこといってンじゃねェよ///」
499 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:44:50.59 ID:N2KP4Koo
黄泉川「あっはっははは」ケラケラ
一方通行「だァァァ、また笑われたじゃねェか!三下のせいだかンな!///」
上条「なんだよそれ……さっきのなんてしらねーよ…」
一方通行「口答えすンな///」
ガチャッ、バタンッ
芳川「あれ?一方通行と上条くんは?」
黄泉川「また出かけたじゃん、上条の家に今夜もお泊りだそうだ」
芳川「えぇー?せっかく昨夜のことを根掘り葉掘り聞き出そうかと思ってたのに…」
黄泉川「あーそれがな…一方通行のやつ…」
芳川「え?まさかそんなオチだなんて…それに上条くんもさぞがっかりしたでしょうね」」
黄泉川「それに関しては、大丈夫みたいじゃん」
芳川「どういうことかしら?」
黄泉川「まぁあとでゆっくり話すじゃん、それよりも…」
芳川「なぁーに?」
黄泉川「私が女らしい格好したら、男にもてると思うか」
500 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:52:28.83 ID:N2KP4Koo
芳川「貴方が女性らしい格好…?一体どういう心境の変化?」
黄泉川「じゃ、ジャージ以外も着てみようかなーって…」
芳川「ジャージだけで20着ある貴方が?ジャージ以外?」
黄泉川「20着くらい別に普通じゃんか!」
芳川「…ないわね」ブンブン
黄泉川「…えっ?」
芳川「とりあえずジャージを何着もってて普通とかいう体育教師理論は置いといて、貴方が女性らしい格好ね…」
黄泉川「なにを置いておくって?」
芳川「そうね、スタイルは…まぁ悪くないし…その重そうな胸を強調すれば結構いけるんじゃないの?」
黄泉川「…やっぱり胸か」
芳川「でも、そんな服もってるの?ジャージだけでクローゼット埋まってそうだけど…」
黄泉川「……20着で埋まるはずないじゃんか…」
芳川「冗談よ、ためしに私の着てみる?胸きついかもしれないけど」
黄泉川「…た、ためしてみようかな」
芳川「それじゃ…」
502 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:58:39.53 ID:N2KP4Koo
黄泉川「ど、どうじゃん…」
芳川「うーん…」じぃー
黄泉川「あんまりジロジロ見るのはやめるじゃん…」
芳川「改めてこうみると…でかいわね…」
黄泉川「ど、どこをみてるんだよ///」
芳川「だってそれ強調するための服選びでしょ?それにしても…でかいわね」
黄泉川「そ、それは聞き飽きたから、感想いうじゃん///」
芳川「ちなみに今いくつだっけ?」
黄泉川「…ゴニョゴニョ」
芳川「な…なんですって…」
黄泉川「べ、別にサイズはいいじゃんか///」
芳川「そのサイズ作るにはどうしたらいいわけ?運動?食事?」
黄泉川「別に普通に生活してたらこうなってたじゃんか///」
芳川「まさかあの炊飯器料理にこんな副作用が……?」ゴクリッ
黄泉川「そんなわけあるはずがないじゃんよ!それでなるなら一方通行とか打ち止めもでかくなってるじゃんかぁ!!」
503 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:10:03.14 ID:N2KP4Koo
-買い物中の上条さんと一方通行さん-
一方通行「三下ァ?」
上条「ん、百合子なんだ?」
一方通行「晩飯何がいい?」
上条「そうだな…昨日は結構ガッツリ食ったし…今日は昨日よりは軽いのがいいなぁ」
一方通行「さっぱりめのものかァ……魚はいけるか?」
上条「基本的に好き嫌いはありません」
一方通行「そォーか、そうだったな…よし、晩飯は魚料理だな…」
上条「魚なら焼き魚にお味噌汁セットでお願いしたいぞ」
一方通行「…わかった、それにする」
上条「百合子大好き」
ちゅっ
一方通行「馬鹿ですか?お前は///」
上条「なんでだよ、いいだろー周りに人が居なくて二人きりなんだし」
一方通行「周りに誰も居なくてもどこからみられてっかわかンねェだろうがァァァ///」
504 名前:ごはん[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:19:12.43 ID:N2KP4Koo
-上条さんの部屋の前-
カチッ
上条「あれ、開いてるな…インデックスのヤツもう帰ってきたのか…」
ガチャッ
上条「ただいま、インデックス帰ってきてるのか?」
上条「……この靴って…」
トテテテ
禁書「とーまおかえり、ゆりこいらっしゃい」
一方通行「あァ、邪魔すンぞ…」
上条「インデックス、この靴は誰か来てるのか?」
禁書「うん、クールビューティが…」
上条「…すっかりいついてるな」
一方通行「またアイツかよ…」
御坂妹「昨夜はお楽しみでしたね、とミサカは某RPGの宿屋の店主のセリフを使います」
上条「…なっ///」
505 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:50:00.18 ID:N2KP4Koo
一方通行「…チッ、テメェもかよ」
御坂妹「ミサカも、とは…?」
一方通行「なンでもねェよ…」
禁書「クールビューティ、それがね昨日は…」
………
……
…
御坂妹「なるほど、つまり先ほどまでここで、ミサカの未体験ゾーンの行為が行われていたのですねとミサカは少々興奮気味です」
禁書「そういうことになるのかな///」
御坂妹「てっきり昨日ミサカが帰った後に行われたと思ってがっかりしてたのですが…」
御坂妹「こんなことなら、今朝忍び込んだ際に隠しカメラを仕込んでおけばとミサカはしくじったという思い出いっぱいです」
一方通行「黙って聞いてれば…こいつらは…」
上条「あのな、インデックス、御坂妹……さっきもしてないんだよ」
一方通行「三下ァァァ、余計な事いうなァァァァ!!!」
上条「えっ…やべぇ…ついうっかり…」
506 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:56:21.79 ID:N2KP4Koo
一方通行「三下…やっぱり出来なかったこと…そンなに不満なのかよォ…」
上条「そんなことあるはずないだろ!」
一方通行「そっか、それならいいンだ…///」
上条「俺は百合子が好きなんだよ」
抱きっ
一方通行「三下ァ///」
上条「百合子」
オホンッ
上条・一方通行「あっ///」
御坂妹「ミサカは少々わざとらしく、二人を現実に引き戻します」
禁書「ゆりこいいなぁ…」ジトォー
御坂妹「つまり、まだパパは…いえ、上条当麻とはそういうことが行われていないということですね、ミサカは状況を冷静に把握します」
御坂妹「さらに、ここまでの情報から上条当麻は不完全燃焼で暴発寸前ということがミサカのデータからはじき出されました」
上条「暴発すんぜんって…」
御坂妹「…ようするに、これはチャンスですねとミサカは不敵な笑みを浮かべます」ニヤッ
507 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:01:56.58 ID:N2KP4Koo
上条「チャンスって…なにが…」
御坂妹「どういうことかというと…」
チラッ
上条「はぅ///」ドキンッ
一方通行「テメェ!!」
御坂妹「こういう風にミサカが誘惑すれば…上条当麻は…」
禁書「!!」
御坂妹「さらにミサカは…じりじりと上条当麻に近づき…」
ギュッ
上条「はいっ?///」
御坂妹「ミサカは上条当麻の腕を抱き…」
上条「あ、あたってますが///」
御坂妹「ミサカはあててんのよ、気がつきなさいよ///とお決まりのセリフとともに誘惑します」
上条「///」
一方通行「テメェ!!!三下から離れやがれ!!!」
508 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:05:11.14 ID:N2KP4Koo
バッ
御坂妹「あっ…」
一方通行「テメェ、俺の三下に何しやがる!」
上条「///」
一方通行「三下もいつまで顔赤くしてやがンだよォ!」
上条「ご、ごめん」
御坂妹「しくじりました、やるなら二人きりで仕掛けるべきでしたと、ミサカの今の作戦は失敗しました」
一方通行「俺の三下が…そ、そンな色仕掛けで落ちるわけねェだろうがァァァ!!」
上条「///」
禁書「…うんしょっ」セッセ
一方通行「オイ、チビィ…テメェも何服脱ごうとしてンだよォ!!!」
禁書「…」ビクッ
上条「百合子…そんなに怒るなよな」アセアセ
一方通行「三下が…はっきりさせないからだろうがァ…」
上条「判った、はっきりさせる…」
509 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:13:19.90 ID:N2KP4Koo
上条「あのな、インデックス、御坂妹…」
上条「俺は百合子とつきあっているんだよ、だからもうこういうことはしないでくれな?」
禁書「…ごめんなさい、つい…なんだよ…」
御坂妹「…申し訳ありません、とミサカは」
上条「それに、俺は今後も百合子としか…付き合うつもりもないし……百合子としかするつもりはないから…///」
一方通行「三下の馬鹿ァァァ!!そこまで言わなくてもいいンだよ…///」
上条「だって、はっきりしろって…///」
一方通行「そこまで言うとは…///」
上条「///」
一方通行「まァ、嬉しいンだけどな///」
上条「///」
………
……
…
御坂妹「それでは上位個体が邪魔するなと五月蝿い、いや命令してくるのでミサカはこれで失礼します」
510 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:19:09.95 ID:N2KP4Koo
上条「五月蝿いって…」
禁書「クールビューティまたね」
御坂妹「また、今度です」
バタンッ
一方通行「やっと帰ったか…」
禁書「…」モゾモゾ
一方通行「どうしたァ?チビ」
禁書「あのね……」
一方通行「言いたいことがあるなら、はっきり言いやがれ!俺は晩飯の準備をはじめたいンだよ」
禁書「その、さっきはごめんなさい」ペコッ
一方通行「…そンな事かよ…いいよ…三下もはっきりいってくれたしな…」
禁書「百合子もう怒ってない?」
一方通行「怒ってねェよ…」
禁書「だったら…今日約束した通り…一緒に3人で寝てくれるかな…?」
一方通行「あァ、そういう話だったな……オイ三下ァ?どうする」
511 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:25:42.30 ID:N2KP4Koo
上条「本当に3人で寝るのか…?」
禁書「本当なんだよ?ゆりことは約束したんだし」
上条「はぁ…わかったよ、ただしさっきもいったとおり、ああいう感じのことはNGだからな?」
禁書「うん、一緒に寝てくれるだけでいいんだよ!それだけで……我慢するんだよ…」
一方通行「……」
上条「そ、そうか…」
禁書「ご、ごめんね、ゆりこ、早くご飯つくってくれると嬉しいなぁ」ニコッ
一方通行「そ、そうだな…」
………
……
…
-3人で晩御飯-
いただきます
禁書「ガツガツガツ」
上条「お前、魚骨とらないのかよ…」
512 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:33:00.29 ID:N2KP4Koo
禁書「ふぇ?もしゃもしゃ」
上条「いや、いいんだ…別に…」
禁書「がつがつがつがつ」
一方通行「……」
………
……
…
ご馳走様でした
上条「百合子どうした?ほとんど食べてないじゃないか」
一方通行「あァ…」
上条「魚苦手だったのか?だったらこっちにあわせなくても」
一方通行「そンなンじゃねェーけど…」
禁書「たまには私も後片付け手伝うんだよ」
上条「……インデックス、そろそろカナミンがはじまるんじゃないか?片付けはいいぞ、やっとくから」
禁書「そうだった…危うく見逃すところだったんだよ!」
トテテテ
513 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:39:50.68 ID:N2KP4Koo
上条「で、何か悩み事でも?」
一方通行「三下ァ…」
上条「流石に付き合って1ヶ月足らずだけど、百合子の顔から多少はわかるよ俺でも…」
一方通行「…」
上条「さっきのことか?だから俺は百合子以外とは何もしないっていったろ?信じてくれよ」
一方通行「そうじゃなくてよォ…」
上条「じゃあなんだよ…?話してくれないとはじまらないだろ…な?」
一方通行「…俺…本当にこれでいいのかってよォ…考えちまって…」
上条「このままでいいってなにがだ?」
一方通行「あいつも、チビも…本気で三下のことねらってるし…」
上条「だから、それは俺が二人にあんなことさせないって」
一方通行「……あいつらだって本気だぞ…?それを俺が邪魔していいもンなのかァ…」
上条「俺は百合子が好きなんだ!」
一方通行「…あァ」
上条「他の誰でもない、百合子だけがいいんだよ!だから回りがどうおもっていようが関係ない!」
514 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:53:49.48 ID:N2KP4Koo
一方通行「…三下ァ」
上条「それにな、俺が普段、百合子と一緒に居る時、どんなこと考えてるかしってるか?」
一方通行「…何を考えてる?」
上条「こ、こんなこというと引かれるかとおもうけど…滅茶苦茶にしたい」
一方通行「なっ///」
上条「もちろん、想像通りの意味でだ、それくらい百合子のことで頭がいっぱいなんだよ」
一方通行「///」
上条「触りたい、キスしたい、抱きしめたい、脱がせたい、色んなところを撫で回したい、舐めたい…俺だけのものにしたい」
一方通行「ば、馬鹿、そこまで細かく説明すンなよ///」
上条「そして、ヤリたい…それこそ、何度でも」
一方通行「///」ボッ
上条「もちろん、そんな百合子が嫌がることはするつもりは無いけど…それくらい百合子が好きなんだよ…」
一方通行「な、なるほどな…///」
上条「引いたか?」
一方通行「ちょ、ちょっとびっくりしたけど…三下にだったら…その…されてもいいなって…///」カァァ
515 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:59:00.91 ID:N2KP4Koo
一方通行「俺、何をいってるンだ///」
上条「よかった……拒絶されるかと思った」
一方通行「そンなことするはずがねェだろ…///」
上条「ありがとう百合子、だから…」
一方通行「あァ…もう俺も迷わねェ…」
………
……
…
一方通行「そ、それじゃ…風呂借りるぞ…」
禁書「とーまお先」
上条「今日は風呂場で暴走するなよ?百合子」ニコッ
一方通行「ば、馬鹿…ンなこと忘れろよ///」
禁書「大丈夫、私がいるから安心なんだよ!」
上条「はいはい、それじゃインデックス?百合子を頼むぞ」
禁書「大船に乗ったつもりで私に任せてほしいんだよ!」
516 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:05:08.84 ID:N2KP4Koo
-就寝時間-
ドキドキドキ
上条「そ、それじゃ…入るぞ?」ドキドキ
一方通行「あァ…」ドキドキ
禁書「いつでもいいんだよ」ドキドキ
上条「それじゃ…真ん中に…」
ギシッ
上条「…結構せまいなぁ」
一方通行「こ、こうやってくっつけば何とかなるだろ…」ぎゅっ
上条「ま、まぁな…」
禁書「とーま、ゆりこ?とーまの背中に抱きつくだけなら許してもらえるかな…?」
一方通行「三下どうするンだ?」
上条「お前がいいなら」
一方通行「なら……好きにしろ」
禁書「ありがと」ニコッ
518 名前:やっぱり投下の間が開きすぎて話のつながり方が甘いかな…orz[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:13:02.71 ID:N2KP4Koo
一方通行「すーすー」
上条「…」
禁書「すーぴ、すーぴ」
上条(…ね、眠れない)
上条(健全な高校生が…彼女と…もう一人の女の子に挟まれて…)
一方通行「すーすー」
禁書「むにゃむにゃ」
上条(冷静に居られるはずが無い…)
一方通行「三下ァ…優しくしろよォ?」
ぎゅぅう
上条(だ、ダメそんなにくっつかれると…///)
ムクムクッ
上条(だぁぁぁあ!完全に起きちまったぞぉぉ///)
一方通行「…な、なンだこりゃ…」
上条「ゆ、百合子起きたのか…」アセアセ
519 名前:異論は色々あるとおもいますが、生暖かい目で流してください…orz[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:20:07.30 ID:N2KP4Koo
一方通行「オイ、三下…これは…」ドキドキ
上条「ごめんなさい///」
一方通行「…そ、そォいうことか///」
上条「これでも我慢した方なんです…」
一方通行「そ、そっか///」
上条「でも、もう少しで…落ち着くから…その」
一方通行「大丈夫なのかァ?」
上条「大丈夫、何とかなるって…まだ我慢できる…はず…」
一方通行「判った…」
上条「…ふぅ」
上条(落ち着け、落ち着け…)
禁書「う~ん」ドンッ
上条「うわぁ」
一方通行「な、なンだァ?」
むにゅん♪
521 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:32:18.85 ID:N2KP4Koo
上条「あっ///」
一方通行「///」
上条「ご、ごめん…///」
一方通行「三下のせいじゃないだろォ…これは」
上条「いやそっちじゃなくて…また…」
一方通行「そういうことか///」
上条「もう一度、がんばって鎮めるから…少しだけ、あたってるの我慢してくれよな///」
一方通行「き、気にしてねェから…///」
………
……
…
-翌朝-
上条(結局…朝までループで…)
一方通行(あれから眠れなかった…)
禁書「ふぁぁ…とーま、ゆりこ、おはようなんだよ」ニコッ
522 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:48:32.14 ID:N2KP4Koo
上条「おはよう…」
一方通行「あァ…」
禁書「どうしたのかな?二人とも目の下にクマできているんだよ?」
上条「ちょっと寝不足でな…はっは」
一方通行「三下がな…」
禁書「なんなのかな?とりあえず朝ごはん作ってくれるとうれしいかな」ニコッ
一方通行「…まってろすぐつくってやっから…」フラフラ
上条「おい、百合子…足元ふらついてんぞ…」フラフラ
禁書「二人ともどうしたのかな…」
禁書「あっ!!そういうことなんだね///」
禁書「とーま、ゆりこおめでとうなんだよ!」
シーン
上条「…ねみぃ…」
一方通行「…だりィ…」
禁書「あれ?照れてるのかな二人とも」
523 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:08:38.99 ID:N2KP4Koo
-朝食-
禁書「いただきます!」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「とーま、ゆりこ?それ食べないなら貰っていいかなぁ?」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「それじゃ貰うね、いただきますなんだよ」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「貰っておいてなんだけど…二人ともちゃんと食べないと身体にわるいんだよ?」
上条「…」
一方通行「…」
524 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:21:57.08 ID:N2KP4Koo
禁書「ごちそうさま」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「それじゃ二人の邪魔しないように、私はでかけてくるんだよ!」
トテテテ、バタンッ
二人が目を覚ましたのは夕方だった…
-その日の夕方-
テクテク
一方通行「…まさか寝てて一日潰れるとは…」ショボーン
上条「…予想してなかったな」
一方通行「でもまァ、楽しかった…」
上条「疲れたけど、俺も楽しかったよ」
一方通行「…それじゃまたな」
上条「あぁ、また明日学校で」
ちゅっ
525 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:32:12.54 ID:N2KP4Koo
ガチャッ
一方通行「…戻ったぞォ」
トテテ
打ち止め「一方通行ぁ…お腹すいたよぉってミサカはミサカは空腹を訴えてみる…」
一方通行「あァン?飯はどうした?」
打ち止め「昨日の夜はあるもの食べたんだけど」
一方通行「今朝は?どうしたァ?黄泉川居るだろ?靴あったぞ」
打ち止め「それが、部屋にこもってでてこないって、ミサカはミサカは異常事態を伝えてみる」
一方通行「…なンかあったのか?」
打ち止め「ドアに鍵が掛かって、わからないんだよねってミサカはミサカは空腹に耐えながら説明を…」
一方通行「仕方ねェな…なんかつくってやっから来い…」
打ち止め「やったーってミサカはフラフラになりながら、数時間ぶりの食事にあるつける喜びを全身で表現してみるー」
一方通行「…黄泉川のヤツ…何してンだか…」
-黄泉川の部屋-
黄泉川「こ、これもいけるんじゃないのか……やっぱり胸を強調するならこういう格好だよな」ドキドキ
526 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:44:40.69 ID:N2KP4Koo
-とある平日の学校-
女子「ねぇ?聞いた、黄泉川先生の話」
女子「うん、聞いた聞いた、なんだか今日はいつものあれじゃないみたいね」
一方通行(あァン、黄泉川のヤツなんかしたのかァ?)
ガラッ
小萌「えーっと皆さんにお伝えすることがあります、本日の体育はまた男女合同で行うこととなったのですよ」
男子「まじかよ…まさかまた終りまで走れってやつか?」
男子「うへぇ…また黄泉川のしごきかよ…」
一方通行「ってことはだァ…」チラッ
上条「はぁ…また黄泉川先生か…手加減してくれねーかな」
青髪「かみやん走るのはやいからいいやないか」
土御門「そうにゃーかみやんの唯一の得意分野だぜい」
上条「…てめぇらだって同じようなもんじゃねーか!!」
青髪「僕はセンセェに怒られるためにわざとこの成績なんやでー」
一方通行(三下と一緒かァ…またあの格好褒めてもらえンのかな…)
528 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:51:56.45 ID:N2KP4Koo
-校庭-
ゴクリッ
黄泉川「今日はまた男女合同で授業行う、それじゃ前回と同じように全員グランドを走るから、準備体操をするじゃん!」
男子「おい、先生ジャージじゃないぞ…?」
男子「あぁ、まさかあの黄泉川先生が…こんな服装で授業を行うとは…」
男子「どうみても、体育教師にみえないけど」
黄泉川「いっち、にー、さん、し」ボヨンボヨン
男子(あれは反則だろう///)
黄泉川(皆、こっちみてるな…私だってやればできるじゃんか///)
青髪「ぼかぁ…小萌先生から、黄泉川先生に乗り換えたくなってきたでー」
土御門「ほぉ~なかなかだにゃー、なぁ?かみやん」ニヤッ
上条「あ、あぁ///」
一方通行「なっ…!?」
上条「///」
一方通行(三下ァ…そ、その顔はどういうことだよォ!?)
529 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:59:16.91 ID:N2KP4Koo
黄泉川「にい、にー、さん、しっ」ポヨンポヨン
男子「///」
女子「男子さいてー」
青髪「つ、土御門、あ、あ、あれは僕をさそってるんだよねぇ?はぁはぁ」
土御門「いやーそれはないとおもうにゃー」
青神「ぼかぁ~もう我慢できなくなりそうやで、はぁはぁ」
土御門「…さすがにそれはやばいとおもうにゃ」
上条「///」
土御門「かみやんは彼女いるんだから、ああいうのみても顔赤くしちゃいけないとおもうぜよ?」
上条「べ、別にそんなんじゃねーよ///」
土御門「結構かみやんもむっつりだにゃー」ニヤニヤ
一方通行(ち、チクショォォォ!!)
一方通行(あンなの、ただの脂肪の塊じゃねェか!)
一方通行(三下ァァァ!こっちにもどってきてくれよォォォ!!)
黄泉川「さん、にー、さん、しっ」プルンプルン
530 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:04:11.69 ID:N2KP4Koo
-昼休み-
上条「百合子、今日の弁当はなにかな?」
一方通行「あァ…」サッ
上条「今日も美味そうだな、いただきまーす」
一方通行「…」
上条「うめぇええ」
一方通行「三下ァ?」
上条「どうした?百合子、そんな真面目な顔して」
一方通行「三下は…いや、三下もでかい胸好きなのかァ…?」
ブッ
上条「ゲホッゲホッ…いきなり何を…」
一方通行「体育の授業中、みんな黄泉川の胸に見とれてたじゃねェーか…」
上条「あ、あれはだな…」アセアセ
一方通行「どうなンだァ?やっぱりでかい胸が好きなのかァ?」
上条「いやいや、そういうわけじゃないんだけど…俺はでかいのが好きってわけじゃなんだけど…」
531 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:09:33.49 ID:N2KP4Koo
一方通行「だったらなンで…」
上条「いっても怒らない…?」
一方通行「内容によるぞ…」
上条「……あのな、男のサガってやつなんだよ…」
一方通行「あァ?」
上条「そりゃ大小どっちかの好みってのはあるだろうけど…」
上条「やっぱりああいうのは…男なら誰しも見とれちゃうってうか…」
一方通行「ってことは、お前がでかいのが好きってわけじゃねェーんだな?嫌いなのか?」
上条「嫌いじゃないけど…それに俺は百合子のそれが一番好きだし…///」
一方通行「そ、そンなことでごまかそうッたってそうはいかねェーぞ///」カァァ
上条「ごめんな、百合子」
一方通行「ったく、男ってやつは…」ブツブツ
上条「ごめん、ホント次から気をつけるからな、許してくれよ」
一方通行「こ、今回だけだかンな…」
上条「ありがとう、百合子愛してるよ」
532 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:19:00.95 ID:N2KP4Koo
-一方通行の苦悩-
一方通行(でも、男なら反応しちまうってことは…)
一方通行(三下だって…頭でわかってても身体が反応しちまうってことで…)
一方通行(…つまり、ああいうのがせまってきたら、♂としての本能が…)
ゴクリッ
一方通行(そ、そンなのはイヤだぞ!)
一方通行「俺も胸がでかくするしかねーのかな…」ポツリッ
ペタペタッ
一方通行「はぁ~」
一方通行(でも、どうすりゃ…いいンだァ?)
一方通行(手っ取り早いのはデカイやつらに聞くことだろうが…)
一方通行(…黄泉川には聞きたくねェ…)
一方通行(芳川も…絶対アイツ笑いやがるな…)
一方通行(…本屋でも寄って、それっぽい本でも探してみっか…)
一方通行(間違い起こす前になンとかしねェと…)
534 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:34:21.63 ID:N2KP4Koo
-放課後-
上条「百合子、帰ろうぜ」
土御門「かみやん、ホント彼女できてから付き合い悪くなったにゃー」
青髪「ホンマやで、僕らのことはもうどうでもいいんやね…」
上条(…うわ…めんどくせ…)
一方通行「ま、待たせたな…」
上条「それじゃ、帰ろうか」
一方通行「あァ…」
ぎゅっ
土御門「あ~、校門でたとたん手をつないでるにゃー」
青髪「…かみやん、僕も早くそっち側にいきたいんやで…」
………
……
…
上条「とりあえず、食材はこんなもんでいいかな…」ガサッ
535 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:39:41.65 ID:N2KP4Koo
一方通行「まだこの前かった肉とか残ってるしな」
上条「それじゃ百合子を送り届けたら、いったん禁書を呼びに戻ってと」
一方通行「あァ、今日はここでいいよ…」
上条「ん?どうした、急に」
一方通行「そ、その食材だけもってあとでうち来てくれよ、ちょっと俺は寄りたいところがあるからよ」
上条「付き合うぞ?別にこの後飯くいに行くだけだし、予定もないから」
一方通行「い、いいンだよ…」アセアセ
上条「ん?どうした、トイレでもいきたいのか?」
一方通行「な、何いってやがる!」
上条「ごめんごめん、なんか慌ててるようだったから」
一方通行「とにかく、俺はすこし寄りたいところあるからいくからな!」
タッタタタタ
上条「おい、百合子どこいくんだよ!まてって!
上条「なんだ、百合子のやつ慌てて…」
上条「はぁ…とりあえずインデックス迎えに帰りますか…」
536 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:43:59.48 ID:N2KP4Koo
-本屋-
一方通行「…」ソワソワ
一方通行(ど、どこにあるンだ…?)キョロキョロ
一方通行(こ、これか…)
ペラッ
一方通行(…なるほどォ、フムフム)
一方通行(これなら俺でも出来そうだなァ…)
一方通行(ォ…これを飲むといいのかァ…)
一方通行(ほォー、これ買っていくか…)
一方通行「…」キョロキョロ
一方通行(知り合いはだれもいねェーな)
一方通行「…」ドサッ
店員「いらっしゃいませ、お預かりいたします」
pi
店員「780円になります、1,000円お預かりいたします」
537 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:48:30.11 ID:N2KP4Koo
店員「ありがとうございました」
一方通行「…」
タイトル:今日からはじめる、バストアップ
一方通行(早くかえって試すぞ…そうだ、あれもかってかえらねェと…)
………
……
…
一方通行「オイ」
店員「なんでしょうか?」
一方通行「これを在庫あるだけくれ…」
店員「え?」
一方通行「店にあるだけよこせっていってンだよ!」
店員「し、しかし…」
一方通行「金はあるからさっさとよこしやがれ!」
武蔵野牛乳完売しました、次回の入荷は未定です
538 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:55:32.97 ID:N2KP4Koo
一方通行「ただいまだ…」
トテテテ
打ち止め「一方通行お帰りなさいってミサカはミサカは玄関まで走ってみたり」
一方通行「あァ、いたのか」
打ち止め「一方通行、その牛乳の山はなんなのかなーってミサカはミサカは驚いてみたり」
一方通行「こ、これはだなァ…」アセアセ
打ち止め「何か料理でもつくるのかなーってミサカはミサカは予想してみるー」
一方通行「そ、そンなンだ…」
打ち止め「そっかーわかったってミサカはミサカは納得してみたりー」
一方通行「これは全部俺が使うから、飲ンだりするンじゃねェぞ?」
打ち止め「1本くらい飲ませてくれたって罰はあたらないとおもうんだけどーってミサカはミサカはー」
一方通行「1本だけだぞ?在庫全部買い占めて20本しかなかったンだからな」
打ち止め「わーい、ありがとう、一方通行ー」
タタタッタ
一方通行「…俺も三下が来るまでに飲めるだけのンでおくか…」
539 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:02:43.83 ID:uGXFVfAo
ゴクゴクゴクゴクッ
一方通行「プハァァ」
ウップッ
一方通行「流石に5本も飲むと…キツイな」
一方通行「あとは…運動を…」
ペラッ
一方通行「胸の前で手を合わせて…」
ピタッ
一方通行「大きく息を吸って…とめて…息を吐きながら」
ググググッ
一方通行「手を押すように…」
一方通行「…ぷはァ」
一方通行「こ、こンな感じでいいのか?次はと…」
一方通行「マッサージか……」
一方通行「えーっと……ほうほう、これも簡単そうだな…」
540 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:08:21.21 ID:uGXFVfAo
コンコン
-打ち止め「一方通行ーそろそろ、パパきちゃうとおもうよって、ミサカはミサカはご飯の用意しないでいいのっていってみるー」
一方通行「いけねェ…忘れてた…」
一方通行「この本は…ここにベッドの下にしまってと…」
ガサゴソッ
一方通行「今、準備すっからな」
ピーンポーン
打ち止め「きたみたいだねー」
一方通行「あァ…」
スタスタスタ
ガチャッ
上条「百合子、今日もご馳走になりにきたぞ」
禁書「今日のご飯はなんなのかな?楽しみなんだよ!」
スンスン
禁書「ミルクの匂い…?くりーむしちゅー?」
541 名前:胸のサイズを気にする百合子さんが書いてみたかっただけで…[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:15:04.20 ID:uGXFVfAo
一方通行「ま、まだなンもつくってねェよ…」
一方通行(牛乳飲みすぎて臭うのか
上条「今日の買い物見る限りじゃそれの材料じゃなかったよな」
一方通行「あァ、一応カレーの予定なンだけどォ…」
禁書「あれ?鼻がおかしいのかな…でも確かにミルクの匂いが…」
スンスン
上条「確かに…」
打ち止め「それはねー一方通行が…モガモガ」
一方通行(余計なこというンじゃねェ!気がつかれたらどうすンだよォ///)
上条「ん?百合子がどしたって?」
一方通行「ちょ、ちょっと料理の練習で牛乳をな」アセアセ
上条「へぇ~またレパートリ増えるのか、試食させてくれよ」
禁書「試食なら私に任せたほうがいいとおもうんだよ!」
一方通行「ま、まだ食わせられるレベルじゃねェンだよ」アセアセ
打ち止め「えー、でも何もつくってなかったじゃないのってミサカはみさkモガモガ」
一方通行(だから、余計なこというンじゃねェって!!)
542 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:21:45.66 ID:uGXFVfAo
上条「ん…?それにしても百合子の試作品食べたかったなぁー」
禁書「とーまがもたもたしてたからいけないんだよ!」
一方通行「べ、別にそンなたいした出来じゃなかったからよ…」
上条「洗濯物も取り込んでくれない居候がそういうこといいますか」
禁書「わ、私の洗濯物じゃないんだから、私は片付けなくてもいいとおもうんだよ!!」
上条「……」
禁書「なにかなその顔は…」
上条「別にー」
禁書「むぅーなにかひっかかるんだよ…」
一方通行「それじゃ、飯つくるから、俺はあっちいくからな」
タタッタタ
上条「百合子、俺も手伝うよ」
タッタタタ
禁書「むー」
打ち止め「ねー、ご飯できるまでミサカと遊ぼうかってミサカはミサカは誘ってみるー」
543 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:31:23.86 ID:uGXFVfAo
-キッチン-
一方通行「俺は玉葱を切るから、三下は…ニンジンを切ってくれ」」
上条「任せろ」
トントントンッ
一方通行「…」
上条「…」
トントントッ
一方通行「これを少し炒めて…」
上条「そのベクトルって玉葱切るときも役にたつんだな」
一方通行「まァ、大抵のものは反射するからな、すげェ能力の無駄使いだけど…」
上条「はぁ、俺もそんな便利な能力欲しい…」
一方通行「三下が…その右手じゃなくて、別の能力だったら…今頃どうなってたンだろうな…」
上条「もしかしたら、会ってもいなかったかもな」
一方通行「…考えたくもねェ」
上条「そうだな、だったら、俺この右手に感謝すべきなんだな…」
544 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:42:42.53 ID:uGXFVfAo
一方通行「だったら、俺もその三下の右手に感謝しねェとな…」
スッ、チュッ
上条「手にかよ…口じゃなくても責めて頬にしてくれても…」
一方通行「…ニンジンの味するな…」
………
……
…
-夕飯-
禁書「ガツガツガツガツ」
一方通行「相変わらず、すげェl、食いっぷりだな」
上条「…本当にこの身体の何処にこれが入って言ってるのか不思議だよな」
禁書「二人とも…やっぱり私を化物かなにかと勘違いしてないかな?」
上条(いや、本当にその身体の何処に収まってるのか)
一方通行(化物以外のなンでもねェーから…)
禁書「ガツガツガツガツ、おかわり!大盛りお願いするんだよ!」
545 名前:本日はここまでで、胸の小ささに苦悩する百合子ってのもいいとおもうんです[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:52:39.81 ID:uGXFVfAo
上条「そういえば、百合子……今度の連休予定ある?」
一方通行「俺がコイツらかお前以外の用事をいれるとおもうかァ?」
上条「いや、一応…」
一方通行「で、なンだよ」
上条「今度の連休にプールでもいかないか?あのレジャー施設の」
一方通行「ぷ、プールだァ?」
打ち止め「わーミサカもいきたいー」
禁書「とーま?私もいきたい、いきたい!」
上条「もちろんみんなでなんだけど、できればあっちで百合子と二人きりの時間つくってくれよ?」
禁書「もちろんなんだよ!だから連れて行ってほしいんだよ!」
打ち止め「ミサカも邪魔しないって約束するーってミサカはミサカは全ての妹達にも邪魔するなっていっておくー」
一方通行「み、水着もってねェぞ?///」
上条「あーそっか…それじゃ今度学校帰りに買いにいくか…」
一方通行「そ、そォだなァ…」
一方通行(水着かァ……それまでに効果でねェかな…せめて1サイズアップくらい…)
547 名前:寝る前にもう1つ投下、愚痴言ってごめんなさい、すっきりするところまでいきます[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 01:35:38.50 ID:uGXFVfAo
上条「それじゃ俺はそろそろ」
一方通行「あァ、またなァ」
禁書「またくるねー、ゆりこ」
打ち止め「プール絶対つれていってねーってミサカはミサカはしつこく確認してみるー」
上条「はいはい、そうだ、打ち止めも水着ないよな?インデックスは…あのときのでいいとして…」
一方通行「ならァ…一度帰ってからだなァ?セブンスミストいくのは」
上条「そうだな、それじゃお互い荷物おいてセブンスミスト集合でいいか」
禁書「ねぇーとーま…?私も、新しい水着がほしいんだよ…」
上条「……もってるだろ、なんで新しいのが要るんだよ」
禁書「だって、私だってみんなと一緒に買い物したいんだもん…」
上条「俺は買わないぞ?…たく判ったよお前も買い物につれていくよ、だけど水着は買わないぞ?お金はあんまりないし」
禁書「うん!つれていってくれるなら前ので我慢できるんだよ!」
上条「それじゃ、明日の放課後、荷物おいてセブンスミストの前に集合ってことで」
一方通行「あァ、わかったぞ」
打ち止め「うん、ミサカもミサカも楽しみにしてるー」
556 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:37:38.13 ID:uGXFVfAo
-バストアップ体操中の一方通行さん-
パシッ
一方通行「…手を合わせて」
すぅ~
一方通行「…ふンッ」
一方通行「…ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅぅう」
一方通行「……はァ~、ハァハァハァ…」
一方通行「あとはアレを…」
ゴクゴクゴクッ…
一方通行「…っぷはァ、何日か続けてみたンだけど…本当に効果あるのかァ?ゲプッ」
一方通行「……まァ、今はこれにかけるしかねェな…」
ゴクゴクゴクッ…
一方通行「ぷハァ~」
一方通行「仕上げにマッサージだな…」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
557 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:56:39.10 ID:uGXFVfAo
-一方通行さんの○の中-
一方通行「オッ?オォォォ?」
ばいんっ
一方通行「こ、これはァ……デカクなってやがる…」
ぽよんぽよんっ
一方通行「オォ…オッ?」
タタタタタッタ
ばいんばいんばいんっ
一方通行「オォ、揺れまくンぞォォォ!!!」
一方通行「ヒィハァァァァ、カッカッカッカッカッカ…」
一方通行「三下ァァァ!どうだァ!!これで黄泉川なンかに負けねェーぞォォ!!」
上条「おぉ…」ゴクリッ
一方通行「さ、触ってみるかァ…?///」
上条「いいのかよ…」
一方通行「三下のためにでかくしたンだよォ///」
558 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:59:19.22 ID:uGXFVfAo
上条「そ、それじゃ遠慮なく…」
もにゅ…もにゅもにゅ
一方通行「あァふン…///」
上条「な、何だこの感触は…!!この世のものとは思えない気持ちよさだ…」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
一方通行「さ、三下ァ…もうすこしだけ優しく…たのm…」
上条「えぇ?無理だろ、こんなもの見せられて大人しくなんてできねーよ!」
みょ~ん、パッ、ぽよ~ん
一方通行「ば、馬鹿ァァ、つ、摘むなァァァァ///」
上条「おーすげぇすげぇ!」
こりこりっ
一方通行「そ、そこまで許してねェぞォォ///」
上条「そういえば百合子しってるか?」
一方通行「ハァハァハァ、何がだァ…」
上条「胸はもまれると…男にもまれるとでかくなるんだってよ、だったら百合子またデカくなっちゃうな///」
559 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:01:47.81 ID:uGXFVfAo
一方通行「ま、マジなのかァ…ハァハァハァ…」
上条「おっ?でかくなってきたぞ…」
ぐぃぐぃぐぃ
上条「こ、これは……もうメートル級か!」
一方通行「オッ?オォォォォォ!?」
-「ねー一方通行起きないと遅刻するよーってミサカはミサカは…」
一方通行「こ、こンなに俺の胸がァァァ!!」
-「一方通行はなに言ってるのミサアが見る限り、一方通行の胸はいつもどおりぺったんこだよ?ってミサカはミサカは冷静なツッコミを」
一方通行「だ、だれだァ?俺のこの胸を見てぺったンこだとォォ?」
-「一方通行、寝ぼけてないで起きてよーってミサカはミサカはめいいっぱいのゆすってみるー」
一方通行「ミサカ……まさかァ!?」
ガバッ
打ち止め「一方通行、やっとおきたーってミサカはミサカは今までの苦労が実った喜びをかみしめてみたりー」
一方通行「起きただとォ?」
打ち止め「もう、学校はじまっちゃうよ?ってミサカはミサカは早く着替えるように促してみたりー」
560 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:07:43.67 ID:uGXFVfAo
一方通行「…ガキィ?まさか…」
ぺたぺた
一方通行「ゆ、夢だっただとォォォ!?」
打ち止め「一方通行は何の夢をみていたのかなーってミサカはミサカは気になってみたりー」
一方通行「オイ、俺がなンかいってたかァ?」
打ち止め「胸が大きくなったとか、揺れるぞとか、三下ぁそこまで許してねぇぞーとかヨミカワにも負けないぞっていってたよ?」
一方通行「///」カァァ
打ち止め「一方通行、胸が大きくなるとどう負けないの?ってミサカはミサカはちょっと興味がわいてきたりするー」
一方通行「が、ガキにはまだはェーンだよ!///」
打ち止め「むー」
一方通行「き、着替えっから、部屋からでとけ!」
打ち止め「せっかく起こしてあげたのに、御礼の一つもないなんて一方通行は…ってミサカはミサカはなきそうに部屋をでてみる」
バタンッ
一方通行「……」
一方通行「クソォォォォォォォォォオオオ!!夢だっただよォォォ!!!」
561 名前:夢だっただよぉ>夢だっただとぉぉぉおで…[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:14:02.70 ID:uGXFVfAo
一方通行「……ま、まァ、半分はあきらめていたぜ…」
一方通行「こ、こンなときのために…秘密兵器が…」
きら~ん
一方通行「…これをブラに詰めれば……」
グイグイッ
一方通行「たちまちサイズアップだァァァァ!」
鏡を前にして
一方通行「おォ…結構…いけるじゃねェか…」
一方通行「こ、これで三下ァ…水着選びの時も悩殺してやンぞォ///」
一方通行「///」
一方通行「でも…むなしいなァ…」
一方通行「……」
ガチャッ
-打ち止め「一方通行遅刻するよ?ってミサカはミサカは本気で心配…あれ、ご飯食べないの?」
バタンッ
562 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:22:13.68 ID:uGXFVfAo
-学校-
一方通行「ハァ……こンな偽乳で三下…だませるはずねェよなァ…」
上条「よっ、百合子おはよ!」
一方通行「お、オゥ…」
上条「今日放課後だよな?」
一方通行「そ、そうだぞ…昨日言ったことをもう忘れたンかよォ?」
上条「いや、ただ確認だけだって…あれ…」
一方通行「そ、そっか……ン?何をみてやがる…」
上条「いや、百合子ってそんなに胸大きかったっけ…」じぃー
一方通行(ば、ばれるか!?)ドキッ
上条「前に見たときは…こう、手のひらにすっぽり収まるような…」モニュモニュ
一方通行「て、手がイヤらしいンだよォォォ///」
上条「まぁ、あの時は風呂に使ってたし……見間違えたかな?」
青髪「かみやん?今のきいたでぇ?きいてしもうたでぇ?」ジリジリ
上条「青髪!な、なんだよ…」
563 名前:風呂に使ってた>浸かってた[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:27:39.59 ID:uGXFVfAo
土御門「俺もきいたぜよ…かみやん…」
上条「だ、だからいったいなんだよ、お前たち」
青髪「前に見たときは、手のひらにすっぽり納まるような?」
土御門「あの時は風呂に浸かってたし、見間違えた?」
一方通行「///」
上条「そ、それはだな…」
青髪「かみやん、白状せんと…」
土御門「デルタフォースの裏切り者として…」
青髪「クラス男子の査問会議にかけてまうでぇ?」
上条「さ、査問会議だぁ?」
土御門「独り者が多いこのクラスで…査問会議にゃんかしたひにゃー」
青髪「うっかり、かみやんのそれ……つぶされてしまうかも…」
上条「ひぃぃぃ」ゾクッ
青髪「さぁ、かみやん、白状せぇー」
土御門「早い方が罪も軽くなるにゃー」
564 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:37:26.12 ID:uGXFVfAo
上条「わ、わかった…話すから…」アセアセ
一方通行「さ、三下…は、話すつもりk…もごもご」
土御門「はいはい、一方通行はちっとだまっててくれよ」ボソッ
一方通行「もがもがもげ(テメェ)もがもがもがもがぁあ(殺されてェのかァ?)」
上条「あのな…この前、百合子がうちに遊びに来たとき…」
青髪「ほぅほぅ、彼女をつれこんだとな…」
上条「連れ込んだとか、変な言い方するなよ、百合子の部屋かってにみちまったから、お詫びに招待して部屋を見せただけで…」
青髪「それがつれこんだっていうんやで…」
土御門「それでそれでにゃ?」
一方通行「もがもがもが(三下ァ、いうなァァ!!)」
土御門「もうちっと黙っててほしいな」ボソッ
上条「で……ちょっと色々あって…百合子がうちに泊まることになって…」
ピキッ
青髪「そ、それでどうなったんや…」ピキピキ
上条「あ、あぁ…それでインデックスと風呂入ってもらったんだけど…」
565 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:43:57.48 ID:uGXFVfAo
青髪「美少女二人の入浴キター!」
上条「なっ…!」ビクッ
小萌「そこ、静かにしれください!授業中なのですよ?」
青髪「す、すんません、小萌せんせェ」ペコペコ
小萌「次、大きな声あげたりしたら、コロンブスの卵なのですよ?」
土御門「そ、それでどうなったにゃー」
上条「あ、あぁ…百合子が風呂で倒れちゃって…インデックスが大声だすから…」
青髪「…ま、まさか…」ゴクリッ
一方通行「///」
上条「…あぁ」
土御門「ら、ラッキースケベの展開だにゃ…?」
上条「そ、そういうことだ…」
青髪「な、なんだって…」
上条「そのとき、百合子が気絶してて、すぐ追い出されたんだけど…」
青髪「さ、殺意がわいてきたで…」ピキピキ
566 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:53:15.09 ID:uGXFVfAo
上条「その時に見たよりも大きいようなと…」
一方通行「///」
一方通行(そ、そりゃァ…増量中だからなァ…///)
上条「そういうわけだよ」
青髪「そ、それはもういいんや…」
上条「だ、だから、それで終りだって」
青髪「何を抜かすんじゃああああ!泊まったいうたろ?いうたよな!だったらその後のお前ら二人の行動を事細かく説明するのが親友の義務や!!」
小萌「…ヒック」プルプル
土御門「あぁー…」
青髪「こ、小萌せんせェ…これは…・」
小萌「そんなに先生の授業はつまらないのですか?」グスングスン
青髪「そ、そんなことはありません、もぉ、最高です、はい」
小萌「だったらなんでそんなに大きな声で、先生の授業邪魔するのですか?」グスングスンッ
「あーぁ、なーかした…」「なーかした」「なかした」「なかしたな」「なかしたぜよ」「あぁなかせたな」「なかした」「なかせたわね」
青髪「そ、その…君達ちょっと僕がせんせェ困らせるはずないやろ…なぁ?」アセアセ
567 名前:飯[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:03:36.75 ID:uGXFVfAo
青髪「ま、まって、まってまってまって、っぎゃぁああああ」
ドカボカボコバキッ(青髪粛清中)
青髪(不幸やでぇ…)
………
……
…
青髪「……」ピクピク
上条「おーい青髪いきてるか?」
土御門「まぁ…自業自得ぜよ」ニヤニヤ
一方通行「オメェが一番殴ってンだろうが…」
土御門「気のせいだにゃー」ニヤニヤ
青髪「……」
一方通行「まァ、こいつ変態過ぎなンだよ、結局の原因は…」
上条(ま、まぁ今日は安らかに眠れ!)
青髪ピアス、志半ばで教室で倒れる
569 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:30:42.40 ID:uGXFVfAo
-放課後-
上条「かばん置いたら、直ぐいくから!」
一方通行「あァ…」
上条「それじゃ、またあとで」
一方通行「さ、三下ァ…また選んでくれるンだよな?」
上条「水着…俺の好みで選んでいいのか!」
一方通行「そ、そうして欲しいンだよ…///]
上条「趣味丸出しするぞ?」
一方通行「……下着とかァ…服で…なれたぞ…」
上条「な、慣れたって…///」
一方通行「ンなことで顔赤くしてねェーでいいから、ちゃんと選んでくれよ?俺に似合う水着を…」
上条「わかった、俺の趣味で全力で選ばせて貰うからな!」
一方通行「…期待してンぞ///」
タタタタッタタ
一方通行「……さ、三下のことだからァ…き、きわどいのくンのかなァ…」
570 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:50:45.03 ID:uGXFVfAo
-上条宅-
ガチャッ
上条「ただいま、おーいインデックス直ぐに出かけるぞ」
トテテテ
禁書「とーま!もう準備は完了してるよ、いつでもいけるんだよ!」
上条「それじゃいくか」
禁書「うん、皆でお出かけ楽しみなんだよ!」
-黄泉川宅-
一方通行「帰ったぞッ」
一方通行「…あれ?ガキがこねェな?」
スタスタ
一方通行「あァン?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「なンだねてやがンのかァ……ん?」
打ち止め「すーすー」ぎゅぅう
571 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:51:13.43 ID:uGXFVfAo
一方通行「なに握ってやがる…」
打ち止め「すーすー」
一方通行「なっ…!?」
タイトル:今日からはじめる、バストアップ
一方通行「ば、馬鹿な…ベッドの下にしまったはずだぞォ!?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「ガキが見つけだしただとォ?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「まァ…どういうことが理解できねェーとおもうけど…」
打ち止め「これでミサカもおっぱい大きくなるってミサカはミサカは…むにゃむにゃ」
一方通行「…」
………
……
…
打ち止め「一方通行まって、ちょっとはやいよってミサカはミサカは走る速度落としてっていってみたり…」
572 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:11:39.78 ID:uGXFVfAo
一方通行「このクソがきィ、テメェが寝てたせいで遅れたンだろうがァァァ!!」
打ち止め「はぁはぁはぁはぁ…」
上条「ほら、百合子もそんなカリカリするなよ、打ち止めだって悪気がわったわけじゃないんだし」
一方通行「ったく三下は甘いンだよ…」
上条「いいじゃないか、子供なんだし」
打ち止め「はぁはぁ…ミサカはミサカはもう限界」
上条「仕方ないな、ほら」スッ
打ち止め「え?」
上条「おんぶだろ?ほら」
一方通行「…」
打ち止め「それじゃ…」
上条「おっ、打ち止め結構重くなったな」
打ち止め「ミサカはミサカは発展途上なんだよ!」
一方通行「…チッ」
上条「百合子、拗ねるなよ…」
573 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:33:31.99 ID:uGXFVfAo
一方通行「す、拗ねたわけじゃねェし…」
上条「あとで百合子もしてあげるからな」
一方通行「な、なに言いやがる三下ァ!///」
………
……
…
上条「打ち止めはどんな水着が欲しいんだ?」
打ち止め「ミサカはミサカはゲコ太!」
上条「ゲコ太?あぁ、あのカエルのキャラクターな」
禁書「なんだか子供っぽいんだよ?」
上条「子供なんだから仕方ないだろ…はい、打ち止めこれだな」
一方通行「三下ァ?どンな水着を着て欲しいンだァ?」
上条「俺の希望は…」
キョロキョロ
上条「あった…これ…なんだけど…」
574 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:40:54.64 ID:uGXFVfAo
一方通行「……白の…ビキニだと…」
上条「ほら、百合子白いじゃん、で下着は黒にしてもらったなんだけど…」
一方通行「だったら黒でも…しかもビキニかよ…」
上条「百合子の白い肌を……その身体に似合うのは…水着ならこれかなって…」
一方通行「に、似合うとおもうかァ?」
上条「俺の脳内では…もうばっちり」
一方通行「……そォか///」
打ち止め「ねー一方通行、試着してみようよってミサカはミサカは」
一方通行「試着だとォ?」
上条「着て見せてくれよ、百合子」
一方通行「し、しかたねェな…///」ドキドキ
禁書「一人で着られるかな?」
打ち止め「ちょっと難しいかもってミサカはミサカははじめてで勝手がわからなかったりー」
上条「インデックス、打ち止めを手伝ってやってくれ、百合子も試着するし、俺が手伝うわけにいかないし」
禁書「わかったんだよ!今日初めて役にたった気がするかも!」
575 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:50:30.35 ID:uGXFVfAo
-試着中-
一方通行(…これ下着より…いやらしくねェか)
一方通行(なんでだろ…布地も下着より厚いのに…)
一方通行(このチョイス…やっぱ、三下…結構えっちだぞ…///)
クシュンッ
上条「うぅー、エアコン効きすぎだろ…」
-試着中(打ち止め)
打ち止め「これどうやってきるの?」
禁書「首を出すところから、履くんだよ!」
打ち止め「ここからかぁ…うんしょ、うんしょ」
禁書「私がもっててあげるから、ほら」
打ち止め「ありがとうってミサカはミサカは」
禁書「あとはこれをあげて…」
打ち止め「わぁぁ…ゲコ太可愛い…」ウットリ
禁書「…こ、これがかわいいのかな」
576 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:02:14.39 ID:uGXFVfAo
上条「そろそろどうだ?」
-一方通行「着替えおわったぞ…」
-禁書「こっちも終わったんだよ」
-打ち止め「ゲコ太かわいいよー」
上条「それじゃ見せてくれるかな」
シャァァ、シャァァ
上条「どれどれ……」
打ち止め「えへへ」クルクル
上条「えっと…そのなんだっけ…」
打ち止め「ゲコ太だよ?あれさっきしてったよね?ってミサカはミサカは不思議そうに首をかしげてみる」
上条(この水着の製作者つれてこい…)
上条(これはないわ…)
上条「う、打ち止めやっぱりこっちの方が似合うと俺は思うな…」アセアセ
打ち止め「えぇ?」
上条「こっちが絶対似合うって!」
577 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:06:43.08 ID:uGXFVfAo
上条「それで百合子は…」
一方通行「に、似合うかァ…///」
上条「!?」
一方通行「ど、どうした、三下ァ?」
上条「あははははは///」
一方通行「腹でもいてェのかァ?急に腹のあたり押さえて…」
上条「そ、そうかも、空調ちょっと効きすぎて寒いから!」アセアセ
一方通行「そ、そうかァ?別に寒いとはおもわねェが…三下顔も赤いぞォ?」
上条「か、風邪引いたのかなァ?よ、よかった俺は馬鹿じゃないんだな///」アセアセ
ヒタヒタ
一方通行「三下ァ?なんだか呼吸も荒いぞ?大丈夫かァ?」
ススッ、ピトッ
上条「だ、大丈夫だって///」ドキドキ
一方通行「熱はねェようだけど…って…オイ」
上条「ど、どうかしましたか、百合子さん///」
580 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:20:09.37 ID:uGXFVfAo
一方通行「こ、こンな所でそれどうなってンだよ!///」
上条「あはははは///」
一方通行「た、ただの水着だろ!俺の裸見てるくせにこンなのでおったてるなよ///」
上条「いやぁ…百合子の肌にマッチしすぎて…なんというか裸の百合子が容易に想像できちゃってだな、逆にエロい///」
一方通行「な、ななななんだとォォ?///」
上条「ごめん、ギブアップ…それ、強烈過ぎて上条さんじゃ太刀打ちできません///」
一方通行「///」カァァ
上条「///」
一方通行「あのよォ…三下…その、これ着てやっからァ…他の男にみられねェ様に守ってくれるか…?///」
上条「それを今の上条さんにいっちゃいますか?///」
一方通行「どうなンだよ?守ってくれるのかァ?///」
上条「ぶっちゃけ、他の男に見せたくないから、上下長袖着てください!///」
一方通行「それじゃ意味がねェだろ!!!///」
上条「だったら、移動するときは常に俺の後ろで…せめて上だけ何か羽織ってください…絶対他の男に見せたくありません//」
一方通行「守ってくれよなァ///」
581 名前:明日早いのでこのあたりで、少なくてごめんなさい[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:46:13.45 ID:uGXFVfAo
御坂妹「バカップル乙とミサカは少々ヤケクソ気味に声をかけます」
上条「み、御坂妹!?いつからそこに…」
御坂妹「いつからといわれると、上条当麻が一方通行に興奮してたところからですね、と唇をかみ締めながら答えます」
御坂妹「打ち止めからの命令がなければ…とミサカは…」
上条「…打ち止めってすげぇーな…」
一方通行「だなァ…」
………
……
…
上条「買い物終わったしあとは連休を待つだけと」
一方通行「だなァ…楽しみにしてンぞ?」
上条「こっちこそな」
一方通行(それまでになんとか偽乳の割合減らしてみせンぜ…)
御坂妹「ところで、ミサカもいってもいいですか?」
上条「まぁいいけど、邪魔はするなよ…できなそうだけど…」
588 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 21:47:00.00 ID:xDPeUiEo
-約束の日の朝-
一方通行「結局、全然でかくなンねェーし…」
一方通行「はァ…今日もこれをつけるンだな…」
○ーブラ
一方通行「…三下騙してる様でなンか…」
一方通行「まァ、最近三下の機嫌が良いし、これは…いい嘘だよなァ…」
一方通行「裏返してと…」
ピタッ
一方通行「後は…着替えるときにバレねェように、今から水着着とくか…」
モタモタ
一方通行「あァァァ!!このブラのヒモ結び難いから面倒なンだよォォォ!」
コンコンッ
一方通行「だ、誰だ!」
-「ミサカだよ」
一方通行「あァ、ガキか…どうしたァ?」
589 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 21:52:39.74 ID:xDPeUiEo
打ち止め「ねぇーミサカはミサカは今から水着きていこうとおもうんだけど」
一方通行「着ていけばいいじゃねェーか」
打ち止め「その水着が一人じゃ切れないからミサカはミサカ一方通行に手伝って欲しいよーって」
一方通行「…しゃーねェーな、ホラ入って来い」
ガチャッ
打ち止め「ここから難しい…」
一方通行「…な、なンだとォ?」
一方通行(こ、コイツの胸…デカクなってねェか?)
打ち止め「ちょっとここ引っ張って欲しいんだけどってミサカはミサカはもがきながらいってみたり」
一方通行「あ、あァ…引っ張ればいいンだなァ?」
グイッ
打ち止め「入った!わーい一方通行ありがとうってミサカはミサカはお礼いってみるー」
一方通行「…ガキ、ちょっとじっとしてろよォ?」
打ち止め「う?」
ぴとっ、もにゅもにゅ
590 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 22:01:17.46 ID:xDPeUiEo
打ち止め「あぁん///」
一方通行「変な声だすンじゃねェ!」
打ち止め「だ、だってェ///」
一方通行「…ガキの癖に、ところでよォ、胸デカクなってねェか?」
打ち止め「にししし」
一方通行「なンだァ?その笑いは」
打ち止め「実は、ミサカはミサカはこの2週間で3センチも大きくなったよー」ニコニコ
一方通行「バカなッ…」
打ち止め「一方通行のベッドの下にあった雑誌の体操と武蔵野牛乳飲んでたら、大きくなったんだよーってミサカはミサカは白状してみたりー」
一方通行「ありえねェ…お、俺は殆ど効果なかっていうのに…」
打ち止め「えー?でも一方通行、こんなに大きくなってるよってミサカはミサカはちょっとうらやましそうにつついてみたりー」
一方通行「お、オィやめねェーか///」
ぽよぽよっ
打ち止め「あれ…?」
一方通行(不味い…ばれたか…!?)ドキッ
591 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 23:42:45.01 ID:xDPeUiEo
一方通行「は、早くいかねェーと三下が、もう待ってるかもしれねェーな」アセアセ
打ち止め「なんか感触が変…」
一方通行「オラ、その上に早く服きて出かけッぞ!」
打ち止め「う、うん……でもミサカはミサカは違和感が気になってたり…」
一方通行(…や、やっぱ触れたらばれンな…こりゃ…)
………
……
…
上条「百合子遅いなー」ソワソワ
禁書「とーま、さっきからそればかりなんだよ?ちょっとは落ちついたら?」
上条「百合子が何か事故に巻き込まれたかもしれないだろ!落ち着けるか!」
御坂妹「一方通行は車にぶつかっても、ガス爆発に巻き込まれても絶対無傷だとミサカは思います」
上条「でもよ…万が一ってことがあるかもしれないだろ?変な男につかまったりとかも考えられるし」
-「誰が変な男に捕まるだってェ?」
上条「!?」
592 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 23:59:16.31 ID:xDPeUiEo
一方通行「俺が三下以外の男に捕まるはずねェだろォ…」
上条「ぶ、無事だったのか!」
一方通行「だからァ…ちょっと集合時間に遅れただけだろォ?」
上条「万が一ってことがあるだろ!」
御坂妹「一方通行が万が一だったら、一方通行に負けてるミサカなら一が一以上で確実にトラブルに巻き込まれますね」
一方通行「…万が一もねェーよ」
上条「そうか?ならいいんだが……それよりも百・合・子♪」
一方通行「急になンだァ?気持ちわりィ…ぞ…」
上条「気持ち悪い…」ズーン
一方通行「だァァァ、冗談で落ち込むンじゃねェ!」
御坂妹「バカップルのいちゃいちゃはまだ終わりませんか?ミサカは退屈です」
打ち止め「ミサカはミサカはもっとみたいー」
一方通行「…チッ///」
上条「///」
一方通行「で、なんだ?三下///」
593 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:06:55.23 ID:LGigj8Ao [1/15]
上条「約束どおり、あの時買った水着もってきてくれたよな?」ドキドキ
打ち止め「それなら、さっき一方通行が着てたよってミサカはミサカは余計なことをいってみるー」
一方通行「ガキィ!!///」
上条「……」ゴクリッ
そぉぉぉ、バッ
一方通行「はァ!?」
上条「確かに……履いてる///」
一方通行「はァァァァ!?///」
上条「あっ…やべぇ…っちゃた///」
一方通行「な、な、な、な…なンでこンなところで彼女のスカート捲りやがりますか、この三下はッ///」
上条「…いやーちょっと本当か気になっちゃって///」
一方通行「気になったらスカート捲るンですかァ?三下さンは///」
上条「…実いうと、上も見たかった…けど手っ取り早いスカートに逃げただけで…///」
一方通行「わ、訳わかンねェこといってンじゃねェーよ!!///」
上条「ごめん、つい、本音が///」わきわき
594 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:15:46.27 ID:LGigj8Ao [2/15]
一方通行「三下ァァァァ!!ゴメンとか言いながら、手が俺の身体に伸びようとしてンだけど…///」
上条「…百合子ぉ」ワキワキ
一方通行「め、目が怖ェーンだよ!!」
打ち止め「10032号」
ガンッ
御坂妹「すみません、緊急事態ですので」
上条「きゅ~う…」バタッ
一方通行「ハァハァハァ…」
打ち止め「ここまで暴走するなんて…とミサカはミサカは正直信じられない気持ちでいっぱいだったり…」
禁書「とーまがこんなに発情するだなんて、びっくりなんだよ…」
一方通行(三下ァ…今日はアグレッシブすぎじゃねェーかよ…///)
………
……
…
上条「あれ?どうして、もう中にいるんだ…?」
595 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:23:03.08 ID:LGigj8Ao [3/15]
御坂妹「もう目を覚ましたのですね、ミサカは自分の手加減の上手さに満足します」
上条「さっきまで、外にいて、そう百合子の上着を脱がせようとしたところまで覚えているんだけど…」
-「…ったくここに入ればいくらでもみれンだろうがァ」
上条「百合子…!?」
一方通行「ホ、ホラよ…三下が見たがってた俺の水着姿だぞ…///」
上条「…最高///」ニンマリ
一方通行「そ、そォーか?///」
上条「もう食べたいちゃいくらい///」
一方通行「なっ///」カァァ
上条「あ、暴走すんなよ!」
スッ
一方通行「あっ…」
パシッ
上条「いってぇ…百合子なんで叩くんだよ、抱きしめてあげようとしたのに…」
一方通行「ご、ゴメン…つい…」
596 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:28:34.52 ID:LGigj8Ao [4/15]
上条「ついって……」
上条(まさか、さっきのアレで警戒されてる?)
一方通行「だからゴメンって…」
一方通行(抱きつかれたら、偽乳がばれちまう…)
上条「…まぁいいけど、でも無理するなよ」
一方通行「あァ、大丈夫だ…」
上条「それじゃとりあえず…これ着ろよ…」
一方通行「パーカ?」
上条「お前の…その姿、他の男共に見せたくねェーから…」
一方通行「お前だってみれねェーぞ…」
上条「大丈夫、目に焼き付けたからな」
一方通行「そ、そォーか…わかった、借りンぞ…」
禁書「ところで、とーま?私たちの水着姿みて感想の1つもないのかな?」
上条「あっ…」
打ち止め「そうだよって、ミサカの水着もミサカはミサカは感想いってほしかったりー」
御坂妹「ミサカの大胆せくしー水着も感想をお願いします」
597 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:40:21.47 ID:LGigj8Ao [5/15]
打ち止め「きゃははははは」
バシャバシャ
御坂妹「やりましたね」
バシャバシャ
禁書「うわぁ、なんで私を狙うかなぁ~?」
バシャバシャ
上条「子供同士仲良くやってるなー」
一方通行「そォーだなァー」
上条「打ち止めは浮き輪が似合うなー」
一方通行「そォーだなァー」
上条「なぁ、百合子、お前は泳がないのか?」
一方通行「めンどくせェ…」
上条「…そっか」
上条(濡れた水着の百合子もみたかったんだけど…)
一方通行「…三下は泳がねェのかァ?」
598 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:50:50.43 ID:LGigj8Ao [6/15]
上条「だって百合子プールに入らないんだろ?」
一方通行「関係ねェーだろ…それは…」
上条「関係あるよ、俺は百合子とプールで遊びたいから誘ったんだし」
一方通行「…仕方ねェな///」
上条「それじゃ…?」
一方通行「プール入るときはこれ脱ぐぞ?」
ガバッ
「おぉぉ!!」「すげぇ!あの子綺麗じゃね?」「うひゃー真っ白な身体に真っ白なビキニかよ」「まるで裸みたいじゃね」
一方通行「な、なンなンだこいつらは…///」
上条「て、てめぇら俺の彼女をみるんじゃねぇ!!」
「うっせーよ、てめぇなんかみてねーからどけ」「色白美人の彼女がみえねーだろ」
一方通行「///」
一方通行「だったら水の中に入っちまえば…」
タタタッタッ、ドボンッ
上条「おい、百合子運動不足なんだから、準備運動くらいしろって!」
599 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:57:35.56 ID:LGigj8Ao [7/15]
一方通行「な、なめンな三下ァ!俺くらいになれば俺くらい…」
バシャバシャ
上条「バカ、そんなに急に動いたら…!」
一方通行「だから大丈夫だtt…ぐっ…いってェえええ!!」
上条「ほらいわんこっちゃない…」
一方通行「だ、大丈夫だから、もう、治ったからよォ…だから来ンなよォ!!」アセアセ
一方通行(だ、抱かれたらばれちまう…)
上条「無理するなっていってるだろ!」
バチンッ
上条「え…?」
「ざまぁあああああああ」「彼女に嫌われてやんのー」「ドサクサにまぎれて胸でもさわったんじゃね?」
一方通行「あっ…」
上条「な…んで…」
一方通行「…ッ」
ざぱっ
タタタッタタッタ
600 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:01:39.52 ID:LGigj8Ao [8/15]
禁書「あれ?ゆりこどこかいっちゃったよ?」
御坂妹「なにかチャンス…いやトラブルでしょうか」
打ち止め「ねーねーどうかしたのー?」
上条「…拒絶された」
禁書「…とーま?」
上条「…まさかやっぱりさっきの事怒って……」
打ち止め「あれ?顔に手の後が…ってミサカはミサカは気がついちゃったり…」
御坂妹「これは手のあと…平手ですねとミサカはチャンスの予感に心が…じゃなかったトラブルの予感に心が…」
上条「…謝らなきゃ」
ザパッ
上条「ゴメン、お前らちょっとそこで遊んでてくれるか」
禁書「え?え?とーまどこいくの?」
上条「ちょっと百合子探してくる!」
タタッタタタ
禁書「いっちゃった…」
601 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:07:16.95 ID:LGigj8Ao [9/15]
タタタッタタ
一方通行「な、殴っちまった…アイツを…」
一方通行「三下は心配してくれただけなのに…俺が…こンなのをしられたくないばかりに…」
一方通行「……アァァもうお終いだァ…」
ペタンッ
一方通行「三下に嫌われたなァ…」
一方通行「……」グスンッ
一方通行「…三下ァ」
………
タッタタタッタタ
上条「どこだ…百合子!」
上条「すみません、今ここを、色白の細い女の子が通りませんでしたか?」
「いや、みてないけど?」
上条「そうですか、ありがとうございました」
上条(百合子、どこだよ…謝らせてくれ…よ)
602 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:13:06.47 ID:LGigj8Ao [10/15]
一方通行「…ヒック」
………
上条「どこだ!百合子!返事してくれ!」
上条(せめて謝らせてくれ!いや、まだ終わりたくないんだ!)
上条(だから!だからどこにもいかないでくれよ!)
タタッタタッ
-「ヒック…ヒック…」
上条「…百合子!」
一方通行「…さ、三下ァ?」グスッ
上条「ゆ、百合子!」
ダッタタタ
一方通行「あっ…」ビクッ
上条「…あっ」ピタッ
一方通行「……」
上条「……」
603 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:17:54.08 ID:LGigj8Ao [11/15]
一方通行(三下なんで俺を探しにきたンだ…)
上条(謝る前に抱きついたら…またさっきと同じことになるだろうが…)
一方通行(まさか、やっぱり別れようとかいうつもりなのか…?)
上条「ゆ、百合子…そのさっきのことなんだけど」
一方通行「…聞きたくねェ!!!!」
上条「…え」
一方通行「いやだ、やだやだやだやだやだ、聞きたくねェ!!!」
上条「百合子…」
一方通行「絶対いやだぞ!絶対…絶対!!」
一方通行(三下から別れるだなンて言葉を聴いたら…俺しンじまうよ…)
上条「…」グッ
ガシッ
一方通行「なっ…」
上条「耳をふさがないで、俺の顔をみてきいてほしい…」
一方通行「いやだァ…やだァ、やだァ、いやだぞォォォ」ジタバタ
604 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:22:35.14 ID:LGigj8Ao [12/15]
上条「百合子聞いてくれ!!」
一方通行「ッ!?」ビクッ
上条「百合子…ごめん」
一方通行「…クッ」
一方通行(やっぱりかよ…)
上条「俺が悪かった…」
一方通行(悪いのは俺だろうがァ…)
上条「俺があんなことをしたから…お前は怒って…」
一方通行(俺がこの偽乳をばれたくなかったから…ビンタしただけで…三下を傷つけちまったンだな…なのに三下のヤツ…)
一方通行「…」
上条「でも、俺…俺…」
一方通行「ち、違うンだ」
上条「え?」
一方通行「お、俺が…こ、これがばれたくなかったから…」
スッ
605 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:29:22.08 ID:LGigj8Ao [13/15]
上条「えっ、○ーブラ?」
一方通行「三下が…黄泉川の乳に見とれてたからな…俺もでかくなろうとした努力したンだけど…」
一方通行「効果でなくて…ついこの前の水着買いにいくときもつけてて…三下が喜んでたからいえなくて…」
上条「え?え?どういうこと…」
一方通行「だから、俺は貧乳のままなンだよ!」
上条「え、えっっと…」
一方通行「ゴメンなそれが抱きつかれたりしたらばれちまうとおもって…つい、ひっぱたいちまって…」
上条「それじゃ、俺が無理矢理脱がそうとしたから怒ってるわけじゃなかったのか?」
一方通行「さ、三下にされて怒るはずがねェだろ!!」
上条「だったら…」
一方通行「…ちょっとまってってことは」
上条・一方通行「勘違いだったのか?」
上条「よ、よかったぁ…」
一方通行「ま、全くだァ…俺は三下怒らせて別れようて言われるのかと…ばかり…」
上条「それだけは死んでもいやだ!だってまだ…」
606 名前:貧乳の憂鬱編終了 そしてレールガンみるので休憩、というか見終わったらねないと…[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:34:29.95 ID:LGigj8Ao [14/15]
上条「まだ、やらせてもらってねーんだから!!!!!」
一方通行「なっ///」
上条「はぁはぁはぁ…あっ、俺はなんてことを///」
一方通行「///」ドキドキ
上条「///」ドキドキ
一方通行「…なァ三下…」
上条「は、はい…」
一方通行「…そろそろいいよなァ?///」
上条「な、なにがでしょう…」
一方通行「その…もうこれだけお互いが望んでたら…しちまっても…」
上条「…それって」
一方通行「今夜どうにか二人きりになって、三下の部屋で…な…///」
上条「///」カァァ
一方通行「テ、テメェが照れるんじゃねェよ///」
上条「そ、その…是非お願いします…///」
一方通行「こちらこそ///」
684 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:47:28.28 ID:1Q90j9go [3/20]
上条「…とりあえず戻ろうぜ、あいつらも心配してると思うから」
一方通行「だなァ…」
………
……
…
打ち止め「あっ!仲直りできたんだねってミサカはミサカは安心してみたり」
一方通行「あっ、あァ…っていうか別に喧嘩とかしてねェーし」アセアセ
上条「そうそう、俺たちは仲良しだぞ?」アセアセ
御坂妹「…チッ」
一方通行「オイ?今舌打ちしなかったかァァァ?」
御坂妹「ミサカはそんなことしていませんが、一方通行、あなたの勘違いではありませんか?」
一方通行「だとォ?テメェ喧嘩うってンのかァァァ!?」
上条「ほらほら、百合子まてまて」
一方通行「だ、だけどよォ…」
御坂妹「まぁ冗談ですとミサカはいいます、ミサカだってちょっと悔しいから意地悪してみたかっただけです」
685 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:50:31.88 ID:1Q90j9go [4/20]
上条「…ったく仕方ないな、百合子、手だして」
グイッ
一方通行「な、何すンだよ」
上条「御坂妹も」
グイッ
御坂妹「あっ…」
上条「はい、仲直りの握手、お前たちが喧嘩なんかしたら俺は悲しいぞ?」
御坂妹「…」チラッ
一方通行「…しゃァーねェーな」
ぎゅっ
上条「よしこれで終わりと」
ぎゅるるるるる、ぐぅ~
上条「……」
禁書「とーまぁ…運動したら、おなかすいたー」
上条「はぁ…それじゃ何か軽く食べにいきますか…」
686 名前:復活したことみんな知らない今なら…[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:51:58.72 ID:1Q90j9go [5/20]
-売店前-
上条「いっつもおもうんだけどさ…」
一方通行「あァン?」
上条「こういうところの値段ってかなりあれだよな…」
一方通行「まァ、この値段でも買うだろうからなァ、それに出店してる業者も場所代みたいなもン取られンだろ?」
上条「そういうことだよな…はぁ…」
禁書「とーま…」じぃー
上条「はいはい、食べたいものを頼んでください…」
禁書「わぁぁ」ぱぁぁ
禁書「それじゃね!これとこれとこれとこれとこれとこれと…あとね!」
上条「あ、あの…ある程度手加減を…」アセアセ
禁書「それとこれ、あとそこのも!」
上条「い、インデックスさーん?もしもーし?」
打ち止め「ミサカはこれとこれが食べたいっていってみたりー」
御坂妹「ミサカはこれとこれが食べたいです」
687 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:53:15.51 ID:1Q90j9go [6/20]
上条「……はぁ不幸だ」ずーん
一方通行「…さ、三下ァ…金ェ…大丈夫か?」ボソッ
上条「あははっはは…」
一方通行「お、俺も出すぞ…?」
上条「あはははは、今日はまぁ俺が…」
上条(百合子にご馳走になってばかりじゃ……さすがにかっこ悪いというか…)
一方通行「そ、そォーか…きつかったら言えよな?」
上条「大丈夫、大丈夫」
一方通行「それじゃ…俺はこれとこれを…」
上条「あの、コーラのSサイズ1つで…」
………
……
…
いただきまーす
禁書「がつがつがつがつ」
688 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:03:05.02 ID:1Q90j9go [7/20]
打ち止め「ぱくぱくぱく」
御坂妹「むしゃむしゃ」
上条「はぁ…」
ぎゅるぎゅるぎゅる~
一方通行「三下ァ…飲み物だけなのか…?」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「あ、あぁ…」
上条(もう、残金100円切ったからな…)
一方通行「こ、これ食うかァ?」
上条「あはははは、だ、大丈夫だから…」
ぎゅるるるる
一方通行「……三下、無理すンな」
上条「ん?どうした百合子…」
一方通行「三下…お前が無理して倒れたら俺どうすりゃいいンだよ…?またあれなのかァ?」ボソッ
上条「あれって?」
689 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:08:24.57 ID:1Q90j9go [8/20]
一方通行「今夜…してくれンだろ?」
上条「あっ!?…あぁ…///」
一方通行「だったら、しっかり食べてくれよ///」
上条「そ、そうだな…///」
打ち止め「今夜ってなにかなってミサカはミサカは興味津々だったりー」
一方通行「な、なンでもねェよ!///」
打ち止め「えぇー」
一方通行「い、いいからガキは飯くってろ!余所見してっと、そこの白いのに食われンぞ?」
打ち止め「えっ!?」
禁書「…じゅるじゅるじゅる」
打ち止め「あっ…」
禁書「それ、食べないなら私がたべてもいいのかな?」
打ち止め「だ、駄目!これはミサカのだから!」
禁書「うー……」チラッ
御坂妹「これはミサカの食べ物です」サッ
690 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:15:00.68 ID:1Q90j9go [9/20]
ごちそうさまでした
禁書「ふぅ~」
打ち止め「おなかいっぱーい」
御坂妹「ミサカは満足です」
禁書「さて、また泳ぐんだよ!」
上条「ほらほら、インデックス!食べてすぐは水に入っちゃ駄目だぞ」
禁書「えっーなんでかな、とーま!」
上条「さっきアナウンスでしっかりいってただろ、常識だぞ?」
禁書「…うぅー」
上条「少し休んでろって打ち止めだって御坂妹だってほら、まだ動けそうにないし」
禁書「わかったんだよ…」
上条「俺は食べたごみを片付けてくるから」
一方通行「俺も手伝う」
上条「サンキュー、百合子!それじゃそうだな…15分はここで休憩してること、いいな?」
禁書「15分だね、そのあとはまた遊ぶからね!」
691 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:27:04.81 ID:1Q90j9go [10/20]
一方通行「ところで三下ァ…」
上条「ん?なんだ、百合子」
一方通行「今夜の事なンだけどさァ…」
上条「な、なんだよ、いきなり…」
一方通行「今夜あいつらどうするか考えたか?」
上条「あっ…そうだな…」
一方通行「やっぱ何も考えてなかったかァ…」
上条「すまん…」
一方通行「それでだ考えたンだけどよォ…あいつら遊ばせるだけ遊ばせてだ…」
上条「あぁ…」
一方通行「泳ぎまくればそりゃ、疲れンだろ?」
上条「そうだな、泳ぐってかなりハードな運動だからな」
一方通行「その後だ…疲れたら、やっぱ眠くなンだろ?」
上条「プールの後の授業って眠かったなぁ…」
一方通行「だからよ…帰りうちによって、眠くなったガキどもを寝かせて……」
692 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:34:37.42 ID:1Q90j9go [11/20]
上条「そ、そうか…」
一方通行「なんとか理由つけて一人ずつ抜け出して、三下の部屋で…///」
上条「わ、わかった…それでいこう///」
一方通行「今度こそ…邪魔させねェーぞ///」
上条「お、俺、我慢の限界だよ…///」
一方通行「俺だって///」
上条「///」
禁書「とーま、15分経ったから泳いでいいよね?」
上条「あっ…いいぞ、夕方までたっぷり遊んで来い」
禁書「やったーじゃぁいってくるんだよ!」
一方通行「ガキ共ォ?折角だし、しっかり楽しめよ!」
打ち止め「…ミサカはミサカは、ちょっとまだおなかが苦しかったりー」
禁書「早くいこう!一緒に遊ぼう!」
ぐいっぐいっ
打ち止め「ちょ、ちょっとまだおなかが苦しいってミサカはミサカはー」
693 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:44:03.30 ID:1Q90j9go [12/20]
ばしゃばしゃ
禁書「あはははっは」
打ち止め「ぷわぁ、まっ、まって、ミサカはミサカは…」
禁書「えいえいっ!」
ばしゃばしゃ
御坂妹「ミサカ援護します」
ばしゃばしゃ
打ち止め「ちょ、ちょっと、10032号なんでミサカにかけるのってミサカはミサカは…」
上条「ほら、打ち止めばっかりいじめるんじゃないぞ!」
禁書「は~い」
ばしゃばしゃ
一方通行「なァ、三下ァ…俺たちも少し遊ばねェーか?」
上条「ん、そうだな…よし、折角だし」
一方通行「だ、だったら俺、あれやってみてェーンだけどよ…///」
上条「ウォータスライダー?」
694 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:48:00.05 ID:1Q90j9go [13/20]
一方通行「…だ、ダメかァ?///」
上条「いや~ダメって事はないけど、意外だったなと」
一方通行「そ、そォーか?」
上条「それじゃいこうか」
ぎゅっ
一方通行「あっ///」
上条「あの辺り人が多いからはぐれないようにしないとな」ニコッ
一方通行「こ、子供扱いすンじゃねェ…よ…///」
上条「おーい、インデックス!」
禁書「なーに?とーまー」
上条「ちょっと百合子と遊んでくるから二人のこと頼むな、っていうか御坂妹に頼んだほうがいいか」
禁書「ちょ、ちょっとそれどういうことかな!」
御坂妹「頼まれました」
禁書「くーるびゅーてぃちょっとなにそれ!」
打ち止め「いってらっしゃーい」フリフリ
695 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:56:47.19 ID:1Q90j9go [14/20]
-ウォータスライダー前-
上条「うひゃ、混んでるなぁ…」
一方通行「…だなァ」
上条「それにしても…」
キョロキョロ
上条「なんだかカップルが多いような…」
一方通行「…だなァ///」
………
……
…
上条「次が俺たちの番だな」
一方通行「///」
案内係「お二人ですね?それじゃこの浮き輪で一緒に滑ってください」
上条「はい?」
案内係「カップルのお客さんはこの浮き輪で一緒に滑ってもらっているんですよ」
696 名前:ところでvip側のスレって今どこなんでしょうね…[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:57:16.92 ID:1Q90j9go [15/20]
上条「この小さい浮き輪に二人ですか?」
案内係「そうですよ」
上条「これじゃかなり密着しないと…」
一方通行「///」
案内係「それじゃはじめは私が押さえていますので、お二人は座ってください」
上条「は、はい」どさっ
一方通行「///」どさっ
案内係「準備はいいですか?」
上条「準備っていったって…」
一方通行「三下ァ…ぎゅってして///」
上条「ば、ばか人前だぞ///」
一方通行「そ、そうしねェと落ちちまうだろ///」
案内係「後ろがつかえていますので早くしてください」
一方通行「は、はやく///」
上条「し、仕方ないな///」
697 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:02:16.69 ID:1Q90j9go [16/20]
ぎゅぅぅう
一方通行「///」
上条「///」
案内係「それじゃいきますよ、はい」
ずずずず…
ザァァア
上条「うぉぉお!」
一方通行「///」
ザァァァア
上条「うぉ!うぉ!うぉ!」
ぎゅぅぅう
一方通行(三下ァ…///)
上条「すげぇ!すげぇ!」
一方通行(三下の腕の中…///)
ザァァァア
698 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:07:52.06 ID:1Q90j9go [17/20]
上条「うぉぉぉお!!」
一方通行(最高だァ///)
ざっっぱぁぁああん
上条「ごぼごぼごぼ」
一方通行(もう、終わりかよ///)
ザバッ
上条「ぷはぁぁぁ」
一方通行「ぷはァァ」
上条「はぁ、すごかったな…」
一方通行「そ、そうだな…」
プカプカ
上条「あれ…なんか浮かんでるぞ…」
バシャッ
上条「…ん?水着…あれこれって…」
一方通行(さ、三下、身体と密着して…こう…もうぶるぶるっと///)
699 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:11:28.92 ID:1Q90j9go [18/20]
上条「ゆ、百合子のじゃ…」
チラッ
一方通行「あ、あと2回…いや3回は…」
上条「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ」アセアセ
一方通行「いや、終わりまでずっとってのも…」
上条「ゆゆゆゆ、百合子、こここここここ、これ」
一方通行「三下ァ、とりあえずもう一回いくぞォ?」
上条「そ、そそそそそうじゃなくて、みみみみみずみずみずみず…」
一方通行「あァ?なンだ?はっきりいいやがれ!」
上条「水着の上が取れてるぞ!!!///」
一方通行「…えっ」
上条「だ、だからここにお前の水着が…」
一方通行「…」ペタペタ
上条「///」
一方通行「…ニャァアアアアアア!?」
700 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:16:43.97 ID:1Q90j9go [19/20]
上条「と、とりあえず、周りに人がいるからこれを///」
むにゅっ
上条「あっ///」
一方通行「ニャァアアアアア!?///」
上条「ご、ごめんわざとじゃ///」
………
……
…
一方通行「///」
上条「///」
一方通行「さ、さっさとブラかえさねェから…///」
上条「だからごめんって…///」
一方通行「ゴメンとかいいながら、じっとみてたじゃねェーか…///」
上条「ごめん…///」
一方通行「べ、別に見たことを怒ったりしねェよ…///」
701 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:21:28.51 ID:1Q90j9go [20/20]
上条「///」
一方通行「お、俺はお前の彼女なンだよなァ?///」
上条「あ、あぁ///」
一方通行「だ、だったらその大事な彼女の胸を…いつまでも晒しておくンじゃねェよ///」
上条「そ、そうだな///」
一方通行「そ、そういうことだよォ///」
上条「次からは真っ先に俺の手で隠すから///」
一方通行「そ、そういうこといってンじゃねェよ///」
上条「あれ///」
一方通行「ドスケベが///」
上条「ゴメン///」
一方通行「お、俺以外にそンなことしようとかおもうンじゃねェぞ?///」
上条「もちろん!!」
一方通行「だ、だったら許してやるよ///」
上条「ありがとう///」
709 名前:さてエロはどうしようか…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 20:35:10.42 ID:Pkhd/QMo [1/22]
-帰路-
テクテク
禁書「ねーむーいー、そしておなかもすいたんだよ…」
一方通行「マンションまでもうすぐだろォ!」
御坂妹「そろそろ身体が、ミサカが睡眠を欲しています」
上条「もう少しだぞ」
打ち止め「すーすー」
御坂妹「上位固体だけ上条当麻におんぶしてもらってるのはミサカはずるいとおもいます」
上条「お前のがお姉さんだろ?だったら我慢してくれよ」
御坂妹「たった○日くらいですが、とミサカは冷静に突っ込みを入れます、でもまぁ姉と呼ばれるのも悪くはないかもとミサカは.・・・」
一方通行「お、俺だって三下の背中を断腸の思いで、ガキに貸してンだよォォォ!!」
打ち止め「すーぴー、すーぴー」
上条「…あっ、あの…///」
一方通行「///」
御坂妹「はいはい、ばかっぷるばかっぷる」
711 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:13:58.06 ID:Pkhd/QMo [2/22]
-黄泉川宅-
黄泉川「おっ、遅かったじゃんか」
一方通行「こいつらが、時間ぎりぎりまで遊ンだからなァ…」
芳川「そうみたいね…」
禁書「…うー」ウツラウツラ
禁書「すーぴーすーぴー」
御坂妹「…ミサカも……限…界で……す…」フラフラ
上条「黄泉川先生、ちょっとこいつ下ろしたいんで手伝ってもらえますか?」
黄泉川「ちょっとまってるじゃん、今布団だしてくるから」
芳川「それで、この二人はどうするの?寝ちゃいそうだけど…」
上条「少し休ませてあげてもらえますか?」
芳川「まぁ仕方ないわね、あの子寝かせてるからもうベッドは空いてないけど…まぁ適当に寝転がせておけばいいわよね」」
上条「十分です、助かります、ほらインデックス、御坂妹、もう少しがんばれ、靴脱いで『お邪魔します』をいってから寝て来い」
禁書「…おじゃましますなんだよ」ウツラウツラ
御坂妹「…お邪魔しますとミサカは……」フラフラ
712 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:18:12.81 ID:Pkhd/QMo [3/22]
一方通行「で、三下どうすンだ?」ボソッ
上条「そうだな、この水着を洗ってくるとかいって帰るから…少し時間あけてうちに来てくれるか?」ボソボソッ
一方通行「わかった…」
上条「それじゃ…」
上条「黄泉川先生、芳川さん、ちょっと俺水着を洗濯してくるので一旦戻ります」
-黄泉川「そんなのならそこの洗濯機で洗えばいいじゃんか、どうせこいつらのも洗うんだし」」
上条「そ、そんな女の人しかいない部屋の洗濯機に俺の汚いものを入れるなんて!」
-黄泉川「そんなこと気にしてどうするじゃんか、むしろ一方通行は喜ぶぞ?」
上条「…え?」
一方通行「う、うっせェな///」
上条「おい、百合子…」ボソッ
一方通行「あっ…」
上条「と、とりあえずそういうわけだから、そいつらお願いします」
-黄泉川「わかったじゃん」
上条「それでできるだけ早く戻るつもりですが、もしものときは申し訳ないんですけど、インデックスおきてすぐおなかすいたとかいうはずなんで…」
713 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:18:38.61 ID:Pkhd/QMo [4/22]
-黄泉川「確かに……寝てても食いそうだしな…」
上条「なんか適当にそいつの口につっこんでやってくれませんか」
-黄泉川「了解じゃん」
上条「お願いします、それじゃ…」
一方通行「さ、三十分位したら理由つけてそっちいくからな…」
上条「待ってるよ、百合子」
一方通行「あァ、待ってろ///」
ちゅっ
上条「またあとで」
バタンッ
………
……
…
タッタッタッタッ
上条「はぁはぁはぁ、今日は汗かいたから百合子来る前にシャワー浴びておかないと…」
714 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:19:10.85 ID:Pkhd/QMo [5/22]
-学生寮、上条の部屋-
ガチャッ
上条「ただいまっと…」
上条「とりあえず、水着を洗濯機にいれてと…」
ピッ
上条「それじゃ…着替えを用意して…」
ガサゴソ
バタンッ、キュッ、シャーァァァ
-教員寮、黄泉川の部屋-
一方通行「…」ソワソワ
黄泉川「一方通行、何そわそわしてるんだ?トイレでもいきたいのか?」
一方通行「ち、ちげェ!」
黄泉川「ほら、そこの出汁とってくれじゃん」
一方通行「お、オゥ…」
黄泉川「あの腹ペコシスターが起きる前に飯つくっておかないとな」
715 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:27:14.78 ID:Pkhd/QMo [6/22]
一方通行「だなァ…」
一方通行(な、何か抜け出す理由はねェか…)キョロキョロ
黄泉川「ん?本当に落ち着きないな…包丁持ちながらそんなキョロキョロしたら危ないじゃんか」
一方通行「な、なンでもねェよ…」アセアセ
黄泉川「ふー、もう今日はいいよ、ほらもう後は私がやるから…」
芳川「どうせ、彼の事でも考えていたんでしょ?」
一方通行「!?」
黄泉川「あーそうか、上条かえってから妙に落ち着きないとおもってたじゃんか」
一方通行「…」
芳川「それで、一方通行、何隠してるわけ?」
一方通行「…なンでもねェよ………」
黄泉川「一方通行~?事と次第によっちゃ、協力してあげてもいいかなとおもってるじゃんか~」ニヤァ
一方通行「きょ、協力だとォ?」
芳川「ほら、私たち大人の女性だから…まぁ察しはつくんだけどね…」ニコッ
一方通行「なっ…!?///」
716 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:33:42.47 ID:Pkhd/QMo [7/22]
黄泉川「…図星じゃんか」ニヤッ
一方通行「///」
芳川「本当に彼と出会ってから貴方嘘をがつくのが下手になったわね…」
一方通行「う、うるせェなァ…///」
黄泉川「まぁ…この前も失敗したみたいだし…今日こそってところなんだろうな」
一方通行「…わりィかよ…」
黄泉川「まぁ教師としては…あんまりよくないことなんだけど…」チラッ
一方通行「…チッ」
黄泉川「今日は同じ女として、応援してやるじゃんか」ニコッ
芳川「そうね、保護者としてというか姉としてここは背中おしてあげないとね…」ニコッ
一方通行「お、お前らァ…年増の癖していいやつだったンだなァァァ」ウルウル
ブチッ
黄泉川「だ、誰が年増だってぇぇぇぇ!?」
芳川「わ、私とジャージ女をを一緒にしないでくれるかしら?」
黄泉川「おい、誰がジャージ女じゃんか!」
717 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:40:07.99 ID:Pkhd/QMo [8/22]
芳川「ジャージ女をジャージ女っていってどこかおかしいわけ?」
黄泉川「わ、私の方が胸だって大きいし、生徒にだって人気あるじゃん!」
芳川「その人気だって私のアドバイスがあればこそでしょ!」
ギャーギャー
一方通行「…今のうちに」コソコソ
バタンッ
黄泉川「大体!いつもいつも!」
芳川「なによやるわけ!?」
………
……
…
タッタタタタ
一方通行「ハァハァハァハァ…三下…!」
一方通行「は、早く三下に会いたい…三下と一緒に…」
一方通行「///」
718 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:44:45.13 ID:Pkhd/QMo [9/22]
上条「…」スンスン
上条「シャワーで体臭よし!」
ササッ
上条「ベッドよし!」ビシッ
上条「あとは…」
ガサゴソ
上条「こ、近藤さんよし…///」
上条「……」
上条「はぁ…緊張するな…」
ピーンポーン
上条「き、来た!?」
タタタッタタ
ガチャッ
上条「ゆ、百合子!」
一方通行「わりィ、遅くなったぞォ…///」
720 名前:カットしても…きっと脳内補完してくれるはずだ…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:50:07.91 ID:Pkhd/QMo [10/22]
上条「い、いや、ぜ、ぜぜぜんぜんまってないぞ…///」
一方通行「そっか…///」
上条「まぁとりあえずあがれよ…」
一方通行「お、お邪魔します」
テクテク
一方通行「さ、三下あのなァ…」
上条「……はぁはぁ」
一方通行「ちょっと、シャワーを…」
上条「ゆ、百合子ぉぉぉ!」
がばっ
一方通行「さ、三下ァ!ま、まてよ!!」アセアセ
上条「百合子…百合子ぉぉ」
一方通行「だ、だからまてって!」
グイッ
一方通行「せ、せめてシャワー浴びさせてくれよなァ…///」
721 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:03:51.35 ID:Pkhd/QMo [11/22]
-浴室-
シャーァァァ
一方通行「三下のヤツ…あンなにがっつきやがってェ…///」
一方通行(まァ、嬉しかったンだけどな…)
一方通行「三下もやっぱりその気になってンだよなァ?」
一方通行「ってことはァ…」
一方通行(俺のココに…三下のが…とうとう…」
モゾモゾ
一方通行「///」
-ベッドの上-
上条「…あぁぁぁ、もう!!」
上条「ついに百合子は俺を……」
上条「うぅぅぅ、待ちきれないぞぉぉぉお!」
上条「…いやこういうときこそ冷静にこの前のようにイメージトレーニングをするべきだな…」
上条「まず、タオル一枚の百合子をやさしく抱きしめて…キスをして…」ブツブツ
722 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:09:33.88 ID:Pkhd/QMo [12/22]
ガチャッ
トンッテクテク
上条「…」ゴクリッ
一方通行「ま、待たせたなァ…」
上条「…あっ」
一方通行「な、何か言えよ、恥ずかしいだろォーが…」
上条「その……素敵だよ…百合子…」
一方通行「そ、そォーか///」
上条「百合子、こっちにきてくれないか?」
一方通行「…あァ」
テクテク
上条「横に座ってくれ」
ドサッ
一方通行「……」
上条「百合子……」ジー
724 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:15:20.95 ID:Pkhd/QMo [13/22]
一方通行「三下…」ジィー
上条「百合子、愛してる…」
一方通行「俺もだァ…」
上条「…」
ちゅっ
一方通行(さ、三下ァァァ!!)
ちゅぷ、ちゅちゅちゅ、ぢゅぅぅぅぅぅう
一方通行「はァふゥ…はァはァ…」
ろっ…れろれろれろっ
一方通行「…はッ…あッッ…」
…っぱ
一方通行「ハァハァハァハァ…」
上条「百合子…」
パサッ
一方通行「三下ァ…///」
725 名前:どこからごにょごにょしようかな…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:24:25.97 ID:Pkhd/QMo [14/22]
上条「……」
一方通行「///」
上条「……百合子先に謝っておくよ」
一方通行「な、なンだよ…///」
上条「百合子の身体みてたら、もう俺我慢できそうにない……とまらないかもしれない…」
一方通行「そ、そンなことかよォ…///」
上条「…責任は取るから」
一方通行「好きにしろよォ…もう俺はお前に惚れちまったンだよ!お前に触って欲しいンだよ!」
一方通行「お前に気持ちよくなって欲しいンだよ!俺はお前と一つになれたらそれで十分なンだよ!だから…」
上条「百合子…」
ちゅっ
上条「わかった、はじめてだからその……うまくできるか判らないけど…できるだけ…百合子も気持ちよくなれるように努力するから…」
一方通行「そ、そンなこと…三下に触れられるだけで俺はァ…///」
上条「いくぞ、百合子…」
一方通行「///」グッ
728 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:34:50.48 ID:Pkhd/QMo [15/22]
ちゅっ
一方通行「…ハァハァ」
もにゅっ
一方通行「はぅ…」ビクッ
もにゅもにゅ
一方通行「さ、三下ァ…お、俺の小さいの揉ンでも、あンまり面白くねェだろ…?///」
ぱくっ
一方通行「…クァァ」
ちゅぱっちゅぷっ
一方通行「そ、そンなに赤ン坊みたいに…」
ちゅぱちゅぱちゅぱ…ちゅぅぅぅ
一方通行「す、吸っちゃ…か……感じちまうだ…ろォ…///」
ちゅぷっ…かみっ
一方通行「…ン゛ン゛ン゛!!」
一方通行「さ、さ、三下ァ…なっ…なに…を……」
729 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:40:54.64 ID:Pkhd/QMo [16/22]
かみかみっ…
一方通行「ア゛ァァァァァ!!」
こりこり…こりっ
一方通行「―――!?」
ビクンビクンッ
一方通行「…ハァハァハァ」
上条「……」
一方通行「…ハァハァ…さ、三下ァ…」
上条「…」
ツツツゥー
一方通行「ま、まて!三下ァ!今、今はァァ!!」アセアセ
ぺろっ
一方通行「ひゃうっ!?」
ぺろぺろぺろ
一方通行「まだ、ちょ、ちょっとまってくれよォ…///」
730 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:46:26.56 ID:Pkhd/QMo [17/22]
ツツツツゥー
一方通行「アッ…アッ…」
ツツツツッー
一方通行「そ、そこはァァァ!///」
ちゅっ
一方通行「ヒャン!」ビクッ
ぺろっ、ぺろっ
一方通行「そ、そこはきたねェ…だ、ろ…ォ…が…ァ…///」
ぺろぺろぺろっ
一方通行「だ、だからァァァア!!」
ぢゅゅゅゅゅぅうう
一方通行「ァァァァアァァアアア…」
ぢゅぅぅぅっ…っぱぁ
一方通行「―――!?」ビクッ
一方通行「ハァハァハァ…き、きたねェっていったのによォ…///」
731 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:51:04.02 ID:Pkhd/QMo [18/22]
上条「百合子…そろそろ…」
一方通行「…あァ///」
ガサガサ
上条「それじゃ…」
ペリッ
一方通行「あっ…」
上条「やっぱり、使わないとまずいだろ?」
一方通行「……」
ペリペリッ
一方通行「なァ三下ァ…」
上条「な、なんだ?百合子…」
一方通行「三下は責任とってくれンだよなァ…?」
上条「当たり前だろ!むしろとらせてくださいとお願いしたいくらいだよ」
一方通行「だったらよ…それ…無くてもいいンだけどよォ…俺ァ…」
上条「…えっ?」
732 名前:さてと休憩休憩、どこまで書いておkなのかなっと[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:58:16.21 ID:Pkhd/QMo [19/22]
一方通行「べ、別に三下が使いたいってなら…止めはしねェーけどさ…///」
上条「ゆ、百合子、な何をいってるかわかってるか…?」アセアセ
一方通行「だってよォ…それ付けるとォ……三下との間に…それが入るンだろォ?」
上条「そりゃ…そうだけど…」
一方通行「俺はァ…できれば…直に三下を感じてェ…ンだよ…///」
上条「その…///」
一方通行「駄目かァ…?///」ジィー
上条「駄目じゃ…ないです…///」
一方通行「だったら無しで…頼む…///」
上条「わ、わかった…」ゴクリッ
一方通行「///」
上条「そ、その…もしもの時はさっきいったとおり責任取るから…」
一方通行「信じてンよ…///」
上条「そっか…///」
一方通行「ったりめェだろ…俺の見込んだ男なンだからァ///」
734 名前:脳内補完してもらえると嬉しいンですよ[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:37:30.35 ID:Pkhd/QMo [20/22]
一方通行「…」コクリッ
一方通行「―――痛ッ!?」
一方通行「だ、大丈夫だからァ…」
一方通行「三下の好きなように…」
一方通行「…ッ…」グッ
一方通行「はっ……はっ……はっ…あっ…」
一方通行「三下、三下、三下ァァァァアア!!」
一方通行「――――!?」ビクッ
735 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:46:03.29 ID:Pkhd/QMo [21/22]
上条「はぁはぁはぁはぁはぁ…」
一方通行「ハァハァハァハァ…」グッタリ
上条「百合子…」
一方通行「さ、三下ァ…このまま抱きしめてくれないか…」
上条「…あぁ」
ぎゅぅぅう
一方通行「…三下ァ…好きだぞォ?///」ニコッ
上条「俺も」
ちゅっ…ぢゅぅぅう
一方通行「はぁっふぅ…ん」
上条「百合子……その…」
一方通行「な、なんだ…よ…」
上条「あの…もう一回いいかな…?///」
一方通行「…仕方ねェな///」
上条「ごめん、こうやって抱きしめてるだけで、すぐ元気になっちゃって///」
736 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:56:14.19 ID:Pkhd/QMo [22/22]
-戦闘終了-
一方通行「はぁはぁはぁ…」
上条「はぁはぁはぁ…」
一方通行「け、結局…あれから…○回もしやがって…」
上条「だって…百合子が可愛過ぎるから…」
一方通行「ったく///」
上条「百合子だって2回目以降結構、気持ちよさそうに…」
一方通行「だからって、さすがに死ぬかとおもったぞ///」
上条「ごめん///」
一方通行「ま、まぁ…三下が満足したってなら…俺は良いンだけどさァ…///」
上条「それについては…まだまだ満足してないわけで…///」
一方通行「オイ!ちょっとまて!さすがに今日は!!」
上条「さすがに今日じゃなくても…な?また機会があったらで///」
一方通行「…考えておいてやる///]
上条「百合子愛してるよ」
ちゅっ
738 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:02:04.65 ID:k7xshUgo [1/27]
ガチャッ
-禁書「とーまー?ゆりこどこにいったかしらないかなー?」
上条「や、やべぇ鍵閉め忘れた」アセアセ
一方通行「ちょっと何してンだよ三下ァァ!!」オロオロ
上条「と、とにかく服をきてだな…」アセアセ
-禁書「あれ?とーまいないのかな?」
トテテテテ
上条「は、早くずぼんずぼん」
一方通行「馬鹿、ちゃんとパンツ履け!」
上条「こ、この際どうだっていいだろ!」
禁書「とーまー?」
上条「あっ…」
一方通行「…アチャー」
禁書「あれ?とーま?ゆりこ…?どうして…一緒に裸でいるのかな…」
上条「そ、それはだな…」
740 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:09:19.33 ID:k7xshUgo [2/27]
一方通行「///」
禁書「もしかして…」ジトォー
上条「あはっ…あははははは」
禁書「……とーまぁああ?」
上条「ひぃぃぃ」
禁書「なんてね…まぁうすうす想像してたんだよ…起きたら二人がいないから…」
一方通行「…お前」
禁書「……とーまが好きなのはゆりこなんだし、それでとーまが喜ぶなら私も嬉しいんだよ」
上条「インデックス…」
禁書「でも、少し嫉妬しちゃうかなぁ、今でも私とーまの事が大好きだし…」チラッ
上条「だ、だ、駄目だぞ、俺はもう百合子一筋って決めたんだから!」
禁書「大丈夫、ただ、わかっていたことだけど…ちょっとつらいだけなんだよ…」
一方通行「ゴメンな…」
禁書「謝らなくてもいいんだよ、私が勝手にとーまのこと好きになっただけなんだから…それに……」
ギュッ
741 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:14:43.68 ID:k7xshUgo [3/27]
上条「い、いんでくすぅ?」
禁書「とーまとゆりこが結婚したらみんなで仲良く暮らせるんだよね!」
一方通行「け、結婚///」
禁書「とーま?とーまがしたことは女の子にとってそういうことだよね?」
上条「ったりまえだ!」
禁書「だったらとーまとゆりこは一緒になるんだし、みんなで仲良く暮らせるね」
上条「そ、そうだな…///」
禁書「でもとーま?それまでゆりこに、嫌われないようにしなくちゃけないんだよ?」
一方通行「お、俺が三下嫌うなんて絶対あるわけねェだろォォォ!!」
禁書「だってとーま」ニコッ
上条「あははは///」
一方通行「///」
禁書「それじゃみんな待ってるし、向こうにいこうよ」
上条「そうだな、とりあえず着替えて…」
一方通行「そ、そうだ、とりあえず三下、早くそれしまえよ///」
743 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:20:31.27 ID:k7xshUgo [4/27]
-移動中-
ヒョッコ、ヒョッコ
一方通行「…ッ」
上条「百合子痛むのか?」
一方通行「なンか…まだ入ってるような感覚が…」
上条「痛みは?」
一方通行「痛みは、まァ我慢できンだけどォ…この感覚はまだだなァ…」
禁書「よっぽど、とーまが乱暴に扱ったんだね…?」ジトォー
上条「ら、乱暴だなんて…な?百合子」
一方通行「ちょっと乱暴だったかもしンねェな…」ジトォー
禁書「とーまー?」ジトォー
上条「わ、わるかったって」アセアセ
一方通行「アハハハ、冗談だよ、俺が好きにしてくれといったンだしな…///」
上条「百合子…」
スッ
744 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:24:28.90 ID:k7xshUgo [5/27]
一方通行「なンだァ?」
上条「ほら、おんぶ」
一方通行「お、おンぶだァァ?///」
上条「これも俺の責任だよ、だからほら」
一方通行「///」
スッ
上条「よっ」
一方通行「わ、わりィーな///」
上条「だから俺のせいなんだから…それにしても百合子…お前本当に軽いな」
一方通行「悪かったな…」
上条「女の子で軽いって言われて、そういう返事するのってお前だけだぞ…」
一方通行「俺だけ変で悪かったな…」
上条「まぁそういうところも好きなんだけどな」
一方通行「…チッ///」
禁書「ほら、とーま、ゆりこ?惚気てくれなくていいから、早くいくよー?」
745 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:32:57.20 ID:k7xshUgo [6/27]
ガチャッ
一方通行「戻ったぞォ…」
トテテテ
打ち止め「一方通行おかえりー」
ダタタタタ
黄泉川「せ、一方通行、結果はどうだった!?」
芳川「協力したんだから教えてくれるわよね!?」
一方通行「て、テメェらはァ…」プルプル
上条「え?え?先生たちしってるわけ?///」
黄泉川「はっはーん」キュピーン
一方通行「三下の馬鹿ァ///」
芳川「そうなんだ、へぇーで…上条くん…どうだった?うちの一方通行ちゃんは」
上条「その…とってもよかったです///」
芳川「そうそう、よかったのね…へぇー」ニヤニヤ
一方通行「クソッ///」
746 名前:こんなところで百合子の三度目の正直編おしまいです[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:38:17.88 ID:k7xshUgo [7/27]
黄泉川「よし、今から赤飯炊くじゃん!」
禁書「せきはんってなに!おいしいの?」
黄泉川「祝い事の時に炊く特別なご飯じゃん」
禁書「特別!食べたい食べたい!」
打ち止め「ミサカもたべるたべるー」
御坂妹「もちろんミサカも食べたいです、そして上条当麻に食べられた…ゲフンゲフンとミサカは思わず本音を口に出しそうになります」
一方通行「…ほとんど漏れてンだろォ……」
御坂妹「もちろん○的な意味でとミサカは補足説明しておきます」
一方通行「テメェ!!」ギリッ
上条「まぁまぁ、百合子、俺は百合子にしかしないって」
一方通行「チッ…///」
御坂妹「チッ…」
禁書「せきはんせきはん!ごちそうごちそう!」
打ち止め「赤飯赤飯!」
上条「こっちは世界が違うようで…」
749 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:28:16.18 ID:k7xshUgo [8/27]
帰宅
色々片付けたらはじめます
750 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:55:31.37 ID:k7xshUgo [9/27]
-翌日-
上条「…」ソワソワ
チラッ
上条「約束の時間まであと1時間か…」
タッタタタタ
一方通行「ハァハァハァ…」
上条「あっ、百合子」
一方通行「さ、三下…な、何でまだ時間でもねェのに…」
上条「二人きりでデートだと思ったら…な///」
一方通行「そ、そォーかよ…ま、まったかァ?」
上条「ぜ、ぜんぜん!いまきたところだから!!」
一方通行「それじゃ…いくか…」
ぎゅっ
上条「///」
一方通行「今日はずっとこうして手つないでてくれると、嬉しいぞォ…///」
751 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:10:18.08 ID:k7xshUgo [10/27]
上条「それにしても、黄泉川先生が気を利かせてインデックスの面倒みてくれるとはなぁ…」
一方通行「まァ、最近二人きりって時間なかったから、それは感謝だなァ…」
上条「そうだな、何か帰りお土産でも買っていこうか。それでどこに行きたい?」
一方通行「三下とならどこだっていいぞ…」
上条「そういわれると、つらいんだけど…」
一方通行「べ、別に三下の部屋で昨日と一緒の事でも……いいんだぞ///」
上条「ゆ、百合子!?」
一方通行「三下に触れてもらうと、こう気持ちがふわふわっとして…なンかいいンだよォ…///」
上条「だ、だからって///」
一方通行「し、仕方ねェだろ…三下が昨日そういう風に俺を躾けたンだからよォ…///」
上条「躾けたとか…上条さんなんかとっても変態チックなイメージに…」
一方通行「い、嫌なのかァ…?」ジトォー
上条「嫌じゃないけど…でもそれだとなんか俺、百合子の身体目当てみたいだし…」
一方通行「身体ごと心も愛してくれればいいンだよ…」
上条「そこまでいわれたら何があっても、百合子の事…手放さないからな!」
752 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:16:48.42 ID:k7xshUgo [11/27]
上条「ともかく、今日は楽しもうな?えーっととりあえず映画でも…」
一方通行「映画館かァ…」
上条「今は何を上映してるんだろうか…」
一方通行(映画館ていったら、やっぱ真っ暗になンよな?ってことは……)
一方通行「クフフフフフ…」ニヤニヤ
上条「百合子さーん?どうかしましたかー?」
一方通行「あっ、あァ…な、なンでもねェよ…」
………
……
…
-映画館前-
上条「えーっと…アニメ1本と…なんだかよくわからないな…これ…」
一方通行「まっ、まァいいじゃねェーか…取り合えず入ってみようぜ」
上条「そうだな、見ないことには判らないし…すみません、高校生2枚お願いします」
一方通行(つまんねェー映画なら人もすくねェだろうし……)ニヤッ
753 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:24:32.03 ID:k7xshUgo [12/27]
上条「百合子飲み物は、やっぱりコーヒーか?」
一方通行「あァ…そうだなァ…」
上条「それじゃ飲み物買ってくるから、適当に席とっておいてくれるか?」
一方通行「まかせておけ」
一方通行(あまり人目につかねェ良い場所とっておいてやるかよ…///)
上条「えーっと、自販機は…」
テクテク
一方通行「予想通り、ガラガラだなァ…こりゃ…三下とマジでイチャイチャできっかもしンねェな…」
一方通行「ウーン…」キョロキョロ
一方通行「この辺りか…」
ギシッ
一方通行「まァここなら、入り口からも見えにくいし…多分…///」
-「おいおい、マジでこんなつまんなそうな映画みるのか?」
-「何人の趣味に超ケチつけるてるんですか!」
-「そういうつもりじゃないけどさ…ほらほかにもうちょっと面白そうなのあっただろ…?」
754 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:31:50.67 ID:k7xshUgo [13/27]
一方通行(なンだァ?カップルかァ、まァこンなつまンなそうな映画だってそりゃ少しは客くるか…)
-「別に一緒に映画見てほしいだなんて私は超頼んでないわよ」
-「あーもうわかったわかった、好きにしろ、俺が勝手についてきてるだけだ」
-「浜面、なにか飲み物かってきて」
-「…ここでもパシリかよ……」
タタッタタタ
一方通行(なンだか三下とにてンなァ…あいつ…)
上条「お待たせ、探したぞ?こんな端っこに座ってるからさ」
一方通行「べ、別にいいだろ…」
上条「ほとんど客いないんだから、もっと見やすい場所でもいいんじゃないか?」
一方通行「こ、こだわりがあンだよ…」
上条「まぁいいけど…ほら、コーヒー」
一方通行「さ、サンキュー…」
上条「さてこれだけ客がいないとなると期待はできないだろうけど…まぁお金払った分は楽しませていただきましょうか!」
一方通行「そ、そうだな…」
一方通行(映画がつまらなくても、俺は三下と一緒にいられるなら…それだけで十分だぞ…)
755 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:41:37.04 ID:k7xshUgo [14/27]
-上映中-
上条「うへぇありえねー」
一方通行「…だなァ」
一方通行(意気込ンでみたものの)
上条「あはははは、この展開はすげぇ」
一方通行(ど、どうやるか考えてなかった…)
上条「百合子どうした?さっきから元気ないな?」
一方通行「あっ、大丈夫だ…」
上条「やっぱりつまらないか?」
一方通行「それほどでもねェとおもうけど」
上条「そっかならいいんだけど…」
一方通行(さ、三下に触れてェ…///)
-「ふんふんふん!」
-「これそんなに面白いのか?」
-「超うるさいです!今、超いいところだから黙っててください」
756 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:58:06.24 ID:k7xshUgo [15/27]
上条「ハハハハ…」
一方通行「…」ゴクッ
そぉー
上条「なぁ百合子、今のみたか?」クルッ
一方通行「あっ…」
上条「どうした、百合子?俺のコーラが飲みたいのか?」
一方通行「あ、あァ…」
上条「ほらっ」
一方通行「あ、ありがとう…」
上条「どういたしまして、アハハハハ」
一方通行(…コーラじゃなくて、三下の手が握りたかったンだよォォォォ!!)
上条「あっ…!」
すっ…ぎゅっ
一方通行「さ、三下ァ…?」ドキッ
上条「ごめん、鈍くて///」
757 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:08:42.07 ID:k7xshUgo [16/27]
一方通行「ど、どうして…手を…」
上条「よく考えたら、百合子がコーラ飲みたいとかいうはずないなぁと…」
上条「で、コーラじゃなければ…そこにあったのは俺の手だし…」
一方通行「///」
上条「違ったか?俺の自意識過剰かな…」
一方通行「ち、ちがわねェーよ…///」
上条「そうか、よかった」ニコッ
一方通行「三下ァ…」
「あぁぁん…」
上条・一方通行「!?」
「き、きてぇ…」
上条「び、B級映画につきもののあれだな…///」ドキドキ
一方通行「…たく、三下はこれが目的だったのかァ?///」ドキドキ
上条「い、いやそうじゃないけど、うぉすげぇ…///」ドキドキ
一方通行「あ、あンなのしたいのかァ…?」
758 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:22:01.84 ID:k7xshUgo [17/27]
上条「えっ…」
一方通行「どうなンだ?三下、したいのかァ?」
上条「その……したいです……///」
一方通行「…わかった、今度していいぞ///」
上条「///」
一方通行「いちいち照れてンじゃねェーよ…こっちのが恥ずかしいだろ、昨日はもっとすごいことしてくれてたのによ…///」
上条「だ、だって…百合子が可愛いから…」
一方通行「…仕方ねェな///」
-「浜面、何で超大きくしてるんですか!超最悪です!」
-「馬鹿、仕方ねぇだろ…///」
-「まさかその目は…私を超襲うつもりの目ですか?」
-「ば、馬鹿それはありえないぞ!」
-「超最悪です、超死んでほしいです、超くさいです」
-「おい最後、関係ないだろ!」
上条「な、何か騒がしいからでよっか…///」
一方通行「だなァ…///」
759 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:32:57.53 ID:k7xshUgo [18/27]
上条「それにしてもなんだったんだあのカップルは…」
一方通行「痴話喧嘩かァ?ったく場内でやるなってンだよ…」
上条「まぁバカップルってやつだろ?最近多いし」
一方通行「俺たちも十分バカップルらしいけどな…」
上条「そんなことないだろ!俺たちは普通のカップルだよ!」
一方通行「そ、そォか?そうだよな…///」
-「うわぁー兄貴ーバカップルがいるぞー」
-「バカップルだにゃーってかみやんじゃないか!!」
上条「えっ?土御門!?」
一方通行「て、テメェ何の用だァ!?」ギリッ
土御門「いや今日はただのデートしてるだけぜよ?」
舞夏「今日は兄貴とラブラブデートなのだー」
一方通行「あァ…?」
上条「あれ、お前ら兄妹だよな…?」
舞夏「そうだぞー?ただし義理のだけどなー」ニヤッ
760 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:45:20.38 ID:k7xshUgo [19/27]
上条「そ、そうですか…」
一方通行「そこまで落ちてたのかァ…」
土御門「二人とも失礼だにゃー、俺たちは純愛だぜよ?」
舞夏「そうだぞー!!」
上条「…わ、わかったわかった!土御門がどれだけ妹を愛してるかわかったから」
土御門「わかってもらえたならいいにゃー」
上条「でも、くれぐれも他の人にはそういうこというなよ?」
土御門「だ、だから血はつながっていないっていってるぜよ」
上条「それでもだ!」
土御門「……」
上条「それじゃ俺は百合子とデート中だから…」
土御門「俺らもデート中だから…」
上条「まぁがんばってくれ…」
土御門「かみやんもにゃ」
舞夏「らぶらぶデート続けてくるぞー!上条当麻またなー」フリフリ
761 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:00:37.57 ID:k7xshUgo [20/27]
上条「愛って…色々あるんだな…」
一方通行「そうだなァ…」
上条「そうだ…この後、この前の喫茶店行かないか…?」
一方通行「あァン?あそこになンかあったか?」
上条「まぁいってみてのお楽しみってことで…」
………
……
…
店員「いらっしゃいませ、お客様お二人でしょうか?」
上条「はい」
店員「こちらのテーブルへどうぞ」
スタスタスタ
店員「本日こちらのカップルのお客様限定の商品がお安くなっておりますが」
上条「それで」
一方通行「あっ…」
762 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:27:14.86 ID:k7xshUgo [21/27]
上条「この前きたとき、百合子気になってたみたいだったから…」
一方通行「お、覚えていたのかよ…」
上条「そりゃ大好きな百合子の事だしな、当然だろ?」
一方通行「そ、そォーかよ…///」プスプス
上条「それに、こうやって二人でデートなんて今後もあんまりなさそうだし、こういうときくらいしかな?」
一方通行「そォーだな…あいつらなンだかンだついてくるしな…」
上条「別についてくるなとはいわないけど、実際みんなで遊ぶのも楽しいから」
一方通行「お前は結構ああいうガキと遊ぶの好きだよな」
上条「百合子も面倒よくみてるよな」
一方通行「俺は…成り行きで…」
上条「俺はまぁ、今後百合子と一緒になってからも、みんな家族として生活したいなと思ってるから」
一方通行「家族かァ…」
上条「でもたまにはこうやって二人きりでデートしような?」
一方通行「そうだな…さすがに俺も三下とべたべたしてェし…」
上条「俺も百合子成分が足りなくなっちまうよ」ニコッ
763 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:41:33.00 ID:k7xshUgo [22/27]
一方通行「き、昨日あれだけしてまだたりねェのかよ…///」
上条「だから言ったろ?ぜんぜん足りないって、燃費悪いんだよ…」
一方通行「仕方ねェな…」
上条「だから…こうやって定期的に…」
ちゅっ
一方通行「なっ!?」
上条「百合子成分補充させてくれないと、おかしくなっちゃうかもしれないぞ」
一方通行「三下ァ!!こンな店の中で…き…キスすンなよな…///」
店員「あのーよろしいでしょうか…?」
上条「すみません」
店員「お待たせしました、本日のカップル限定メニュのパフェでございます」
一方通行「で、でけェ…」
上条「想像以上だな…」
店員「それではごゆっくりと」ペコッ
店員「あと…店内での先ほどのような行為はほどほどにお願いしますね」ニコッ
764 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:57:48.48 ID:k7xshUgo [23/27]
上条「…あっ///」
一方通行「ほら見ろ///」
上条「と、とりあえずこれ食おうぜ」
一方通行「そうだな…」
上条「百合子…あーん?」
一方通行「あァ…アーン」
パクッ
上条「どうだ、おいしい?」
一方通行「う、うまいぞ…つ、次は三下もあーんだ…///」
上条「ほい、あーん」
パクッ
上条「おっ、うまいなこれ…」モグモグ
一方通行「おい、三下ァ?回りの客がやけにこっちみてねェーか?」
上条「ん?どれどれ」キョロキョロ
上条「あっ…まぁ…いいだろ」
766 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:35:33.03 ID:k7xshUgo [24/27]
一方通行「なァ三下、昨日のことなンだけどよォ…」
上条「ん?どうかしたか?」
一方通行「き、昨日アレ、使わないでしちまったろ?」
上条「あぁ…そうだな…百合子、やっぱり後悔してるのか?」
一方通行「後悔なんかしてねェーよ!三下こそ後悔してねェーだろうな?」
上条「あんな気持ちいい思いさせてもらって後悔なんてするはずないだろ!」
一方通行「そ、そォーかよ…///」
上条「で、話は?」
一方通行「て、テメェが変なこといいから話がそれちまっただろうがァ…」
上条「ごめん、ごめん、つい」
一方通行「ついじゃねェよ…ったく……あのな…もしも、もしもだぞォ?あれで出来ちまってたら…」
上条「あぁ…そうだな…」
一方通行「もしもの時は、うンじまってもいいかァ?」
上条「なんだそんなことかよ…」
一方通行「だ、だってまだ俺らは…」
769 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:40:34.45 ID:k7xshUgo [25/27]
上条「確かにまだガキだよ、だけどな…新しい命が生まれるならそれは、とても嬉しいこと、喜ばしいことなんだ」
一方通行「……」
上条「周りは多分、反対すると思うけど…でも俺は…」
一方通行「…三下の覚悟はわかったよ」
上条「だから、その時は隠さず言ってほしい」
一方通行「判った、まず三下に報告すンよ…」
上条「約束だからな、百合子」
一方通行「あァ、約束だ…三下」
上条「あっ、そこ溶けて落ちそうだぞ」
一方通行「あっ…おっと」
上条「あーん」
一方通行「あーん///」
上条「とりあえず、一歩一歩確実に進んでいこうぜ」
一方通行「そうだな…やれるべきことからやっていくしかねェーな、難しく考えすぎてもしかたねェーし」
上条「そうそう、だから…いまは…今日はデートを楽しもうぜ」ニコッ
770 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:48:32.51 ID:k7xshUgo [26/27]
-とある公園のベンチ-
一方通行「結構うまかったなァ」
上条「カップル限定メニュだけあって安かったし、またいこうな」
一方通行「二人きりの時じゃねェーとゆっくりできねェな」
上条「インデックスなんかいたらゆっくり食べてる間に横取りされるな」
一方通行「間違いなくだな」
上条「こういう風にのんびりしたデートもいいなぁ…」
一方通行「だなァ…」
上条「なんだか眠たくなってきた…」
一方通行「ほら…俺の膝つかっていいぞ…」
上条「もちろんそのつもりだよ」
ボフッ
一方通行「そ、そォかよ///」
上条「なぁ、百合子、さっきの子供の話なんだけどさ」
一方通行「ガキがどうしたって?」
771 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:55:34.34 ID:k7xshUgo [27/27]
上条「もしも、出来るとしたら男と女どっちがいい?」
一方通行「そうだなァ…俺は…」
上条「俺は女の子がいいな、もちろん百合子に似た子で」
一方通行「俺似だァ?それは駄目だ駄目だ!それに俺は男がいいぞ…」
上条「なんでだよ?百合子似の女の子いいじゃないか?何が不満なんだよ」
一方通行「だ、だってよ、俺に似てるって事は三下…お前可愛がるだろ?その子を…」
上条「当たり前だろ!きっと目に入れても痛くないとおもうぞ!」
一方通行「ってことはだァ…きっとその子と俺とで愛情半分ずつになンだろ?」
上条「うーん…それは難しい話だな…」
一方通行「半分ずつならまァ許してやンけどよォ…もしも子供の方に愛情傾いたらきっと俺は…」
上条「ん?」
一方通行「きっと、子供に嫉妬しちまう…いや絶対嫉妬すンぞ…三下の愛情に対しては間違いなくだ…」
上条「子供に嫉妬って…百合子お前…」
一方通行「仕方ねェだろ!お前の愛情は俺のもンなンだよ!///」
上条「わかったこれも約束する、女の子ができたとしてもお前と均等に愛するだから…な?
773 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:00:07.30 ID:Ch6nay6o [1/49]
一方通行「絶対だかンな…」
上条「絶対だ、だからそうむくれるなよ」
一方通行「だってよォ…」
上条「まだ出来てもいないのに、幻想と戦うなんて、その幻想は俺がぶち壊さないと駄目か?」
一方通行「…だ、駄目だ壊さないでくれ…が、ガキはほしい」
上条「冗談だって、お前が考えすぎないようにってな」
一方通行「わかってンよ…///」
上条「それでお前が男がほしいってのはそれが原因か?」
一方通行「それもあンだけどよ、やっぱ三下みたいないい男になってほしいってのが…」
上条「百合子、俺も嫉妬していいか?」
一方通行「なンでだよォ?」
上条「だってお前もきっと…」
一方通行「ンなことはねェよ!俺の愛情のベクトルは常に三下に向かってンだよ!」
上条「それも困るな…」
一方通行「迷惑なのか…?」
775 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:04:34.73 ID:Ch6nay6o [2/49]
上条「子供ができたらそのベクトルは子供にも向けてくれないと…」
一方通行「嫉妬するか、しないのかはっきりしろよォォォ!!」
上条「あはははは、冗談だって、大丈夫俺はお前と一緒にいられるだけで十分だから」
一方通行「…調子くるうぜまったく///」
一方通行「でも、三下…お前でよかったよ…」
上条「俺もだ…」
一方通行「この幸せいつまでつつくかなァ…」
上条「大丈夫、俺がずっと守ってみせるから…」
一方通行「…あァ」
上条「とりあえず…今は百合子の膝の上で眠らせてく…れ…」
上条「すーすー」
一方通行「…」
ちゅっ
一方通行「俺も三下とのこの幸せを守ってみせるからなァ…」
上条「すーすー」
776 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:13:13.39 ID:Ch6nay6o [3/49]
一方通行「すーすー」ウトウト
上条「ぐーぐー」
一方通行「…うゥ…」
御坂妹「…」ジィィ
一方通行「はっ!?」
御坂妹「おはようございます、夕べはお楽しみでしたねとミサカはしれっと某RPGの宿屋のせりふを吐いてみます」
一方通行「て、テメェ、いつからそこにいやがる!」
御坂妹「いつからと問われればミサカは…えーっと映画館からでしょうかと」
一方通行「な、なんだとォ!?」
御坂妹「昨夜の何もつけずに行われたということをミサカは知り少々嫉妬の気持ちを持ちつつ撮影中です」
一方通行「…聞いてたのかァ///」
御坂妹「聞いていたどころかミサカは今日も実況配信中です」
一方通行「///」
御坂妹「もちろん、打ち止めを介してこの様子は黄泉川愛穂他2名にも伝わっているはずですよ?とミサカは止めをさしてみます」
一方通行「なななな…///」カァァ
777 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:18:26.24 ID:Ch6nay6o [4/49]
御坂妹「打ち止めも少々興奮気味です、弟か妹が出来ることを楽しみにしているようです」
一方通行「ま、まだ決まったわけじゃねェよ!!///」
御坂妹「ですが黄泉川愛穂他2名はやはりまだその辺りは、アレを使いなさいと起こっている様子ですとミサカはあちらの実況もおこないます」
一方通行「う、うせェよ///」
御坂妹「まぁその辺りはお二人の嗜好と計画にお任せするしかありませんがとミサカは嫉妬しながらも冷静にフォローします」
一方通行「こいつはァ///」
上条「う、う~ん…」
御坂妹「起こしてしまったようですねと、ミサカはロムじゃなかった傍観撮影モードに戻ります」
上条「百合子、誰と話してるんだ?」
一方通行「はァ?き、気のせいだろ?」
上条「おかしいな、話し声が聞こえたんだけど…」
一方通行「夢でもみたンじゃねェのか?」アセアセ
上条「まぁそうかもしれないな、百合子の膝の上気持ちいいからな」
一方通行「///」
上条「百合子、おはようの…」
ちゅっ
778 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:23:04.57 ID:Ch6nay6o [5/49]
上条「さて、そろそろ帰ろうか」
一方通行「いきなりキスすんじゃねェよ…外なのに///」
上条「そうか?だったら…百合子…キスするぞ?」
一方通行「お、オイ!」
ちゅっ
上条「これからはこうしようか?」ニコッ
一方通行「き、聞かなくてもいいや…///」
上条「そっか、これもいいとおもうんだけどなぁ…」
一方通行「宣言してたら、かえって目立つだろ…」
上条「それもそうか…そうだよな…」
ちゅっ
一方通行「だからってさっきからァァ!!」
上条「ごめんごめん、ほら帰ろうぜ、そうだお土産かっていかないとな…」
一方通行「ンなもン適当にコンビニで缶コーヒーでも買えばいいだろォが…」
上条「そうもいかないだろ、そうだ、さっきの店でケーキでも買って帰るか…ちょっと高くつくけど…」
780 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:27:57.02 ID:Ch6nay6o [6/49]
-教員マンション、黄泉川の部屋-
上条「先生、インデックス預かってもらってありがとうございました」
黄泉川「にひっ」
上条「な、なんですかその笑いは…」
芳川「なんでもないわよ…うふふふ」
一方通行「…チッ///」
上条「気になるなぁ…まぁいいやこれお土産です、みんなで食べてください」
禁書「わぁーケーキだぁ!」
上条「あれ?まだ袋から出してないのになんで判るんだ?」
禁書「に、においがしたんだよ!」
スンスン
上条「そんなににおうか?おかしいな…」
打ち止め「クスクスクスクス」
上条「打ち止めまで、どうしたんだ?」
打ち止め「なんでもないよーってミサカはミサカは…クスクスクスクス」
781 名前:監視されているデート編終了です、本日はここまでで[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:34:39.00 ID:Ch6nay6o [7/49]
御坂妹「超敏腕プロデューサ兼、カメラマンのミサカのテクニックを持ってすれば…」
上条「プロデューサ?カメラマン?なんのこっちゃ…」
一方通行「ち、チクショウ…///」
黄泉川「あはははははは」
芳川「うふふふふふ」
上条「な、なんなんだよ…?」オロオロ
黄泉川「ほら、玄関につったってないで早くあがるじゃんか、あはははっははは」
上条「気になるなぁ…おじゃまします」
芳川「私紅茶いれてくるわね、うふふふふ」
一方通行「…あとで覚えてろよ///」プルプル
打ち止め「一方通行?我慢だよ?我慢ってミサカはミサカは大人の発言をしてみたりー」
一方通行「……ハァ」
禁書「とーまとーま!早くケーキケーキ!私用のショートケーキ早く出してほしいんだよ!」
上条「開ける前に種類まで…それもにおいなのか…?」
禁書「そ、そうなんだよ!私のクラスのグルメだとにおいで種類も特定できるんだよ!!」アセアセ
788 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 19:07:52.71 ID:Ch6nay6o [8/49]
さて、また色々片付けたらはじめます
終わりも見えてきましたがもう少しお付き合いください
790 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 19:48:25.35 ID:Ch6nay6o [9/49]
-とある日常-
一方通行「三下ァ!テメェがこンなわからずやだとは思わなかったぞォォォ!!」
上条「いやいや、百合子お前の方こそこんな頭が固いとは思わなかった!」
一方通行「もうしらねェーよォ!」
上条「こっちこそ!」
打ち止め「二人とも、もうやめなよ、ってミサカはミサカは…」
一方通行「ガキは黙ってろ!」
打ち止め「ひゃん」ビクッ
黄泉川「二人は、何が原因で喧嘩してるんだ?」
芳川「それがね…」
黄泉川「はぁ?そんなことで…アホじゃんか」
芳川「まぁそこが若さって言うかね…」
一方通行「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…」
上条「むぅぅぅ…」
黄泉川「はぁ…仕方ないじゃんか…」
791 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:02:43.49 ID:Ch6nay6o [10/49]
上条「だから!この当たった商品券は百合子の服を買うために使うんだよ!」
一方通行「三下のために使うっていってンだよォ!!お前の服の方がボロボロだろうがァ!!」
上条「俺の服なんかどうでもいいンだよ!たとえ、外国だって制服でいってやるぜ!」
一方通行「俺の服だっていっぱいあるからもういらねェーよ!」
上条「百合子に似合う服を見つけたから、ぜひ来てもらいたいんだよ!」
一方通行「お、俺だって三下に似合う服見つけてきたンだぜェ?それ買うために使うに決まってンだよ!」
上条「ぐぬぅぅう」
一方通行「三下ァァァ…!!」
黄泉川「…バカップルじゃん」
芳川「お互いの気持ちは同じベクトルなのにね…」
上条・一方通行「同じじゃない!!」
芳川「ほら、一緒じゃない」
上条・一方通行「なっ…///」
打ち止め「まったく素直じゃないんだねってミサカはミサカは…」
黄泉川「よーし、この商品券はお前たちが結婚するときのための貯金として私が買い取ってやるじゃん」
芳川「それがいいわね、もうこの子達は変なところ頑固なんだから…」
打ち止め「ほんとほんと、ミサカはミサカはちょっとこのまま大人になっちゃうのか心配だよー」
上条・一方通行「///」カァァ
792 名前:あれ一方通行口調がうつった…[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:08:22.02 ID:Ch6nay6o [11/49]
芳川「ほら、もうこれで争う理由はなくなったわよ?この後どうするべきかわかるわよね」
上条「あっ…その…」
一方通行「…わかってンよ…」
上条「ゆ、百合子…」
一方通行「三下ァ…」
上条・一方通行「ゴメンなさい」
打ち止め「よくできました」パチパチ
一方通行「ガキィィィ、調子にのってンじゃねェぞ///」
黄泉川「ほら、子供に八つ当たりしない!あっ、お前らも十分子供か…あはははははは」
一方通行「テメェ…」プルプルプル
上条「百合子、本当にごめんな…」
一方通行「三下…も、もういいンだよ…俺も悪かったンだし…」
上条「百合子の可愛い姿みたくて、喜ぶ姿みたくて、つい…」
一方通行「だからいいンだよ…」
打ち止め「仲直りしてくれてミサカはミサカはとっても嬉しいよー」
793 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:14:05.81 ID:Ch6nay6o [12/49]
上条「ごめんな…」
ちゅっ
一方通行「///」
打ち止め「きゃっ///」
芳川「あちゃー、最後はやっぱりこれなの?」
黄泉川「打ち止めもいるんだし、あんまり教育上よろしくないじゃん…」
一方通行「い、嫌なら観るンじゃねェよ!///」
打ち止め「ミサカはミサカは嫌じゃないっていうか…むしろ私も当麻パパとしたいっていうか…」モジモジ
一方通行「だ、駄目だ!これは俺ンだ!」アセアセ
上条「あはははは…///」
打ち止め「えーちょっとくらい分けてくれてもいいとおもうんだよーってミサカはミサカはケチケチ一方通行にちょっとむっとしてみるー」
一方通行「ケチで結構!三下は俺のもンなんだ!俺専用なんだよ!手も口も顔も…身体も心もだ!」
打ち止め「だったらミサカはミサカは当麻パパに直接きいてみるんだよー」
打ち止め「当麻ぱぱぁ?ミサカにもミサカにもちゅーして?」じー
上条「あは、あはははは、ど、どうしようかな…」
794 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:24:40.89 ID:Ch6nay6o [13/49]
一方通行「三下ァァ…わかってンだろうなァ?」ギロッ
上条「ああはははは…」タラァー
打ち止め「ねぇ、ねぇ、ミサカにもミサカにもちゅーしてほしいよ!」グイグイ
上条「そ、それはだな…」チラッ
一方通行「…」ギリギリギリギリ
上条(ど、どうするべきか…)
黄泉川「なんだか面白いことになってきたじゃんか…」ニヤニヤ
芳川「うふふふ…彼がどう切り抜けるか見ものね」
上条(そうだ…!?)
打ち止め「ねぇーねぇーミサカもミサカもってばぁー」グイグイ
上条「ゴホンッ、あのな打ち止め」
打ち止め「なに!してくれるの?わーいやったー」
一方通行「なンだとォ!?」
上条「違う違う、打ち止めよく聞いてくれ」
打ち止め「してくれないなら、ストライキのようなものを起こすってミサカはミサカは暴れてみたり」ジタバタ
795 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:32:45.70 ID:Ch6nay6o [14/49]
上条「打ち止め、キスってのはだな…」
打ち止め「うっ…うん…」ドキッ
上条「本当に好きになった人とするものなんだぞ?」
打ち止め「だからミサカはミサカは当麻パパのこと好きだよーって何度も何度もいってるんだよー」
上条「その好きと俺のいってる好きは多分違うんだ」
打ち止め「好きなのに違うの?」キョトン
上条「俺の言う好きっていうのは、たとえば百合子、こいつじゃなきゃ絶対駄目だっていう好きで…」
上条「ある意味とても危ない状況なんだよ」
打ち止め「好きなのに危ないの?」
上条「そうだよ、こっちの好きって意味はもうこいつを愛してるだけじゃなくて、行き着く先は」
上条「俺だけのモノにしたい、俺がめちゃくちゃにしたい壊したい…こういう欲望、欲求の塊みたいなものがあるんだよ」
一方通行「三下///」
打ち止め「ちょっと…怖い…」
上条「そうだろ?もちろん俺は百合子にそんな欲求をぶつけないけど…それに俺から打ち止めに対する好きって意味はね、ただ家族として守りたいそういう意味なんだ」
打ち止め「ミサカもミサカも似たような気持ちだったかも…一緒にいると暖かくて…」
796 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:37:48.85 ID:Ch6nay6o [15/49]
上条「だからね、打ち止めも本当にそういう風に思える男の人ができたら、そのときまでキスはとっておくといいよ」
打ち止め「む、むずかしい…」プシュー
上条「そっかそっか、まだ難しすぎたか」
ワシャワシャ
打ち止め「でも…ミサカもミサカも…当麻パパをミサカだけのものにしたいとかちょっぴり思ってみたり///」
上条「えっ…?」
一方通行「なンだとォ!?」
打ち止め「だってミサカのミサカの理想の男の人なんだもん!」
抱きっ
上条「う、打ち止め!?」アセアセ
打ち止め「一方通行が怒るから今日はこれで我慢してあげるね」
ちゅっ
一方通行「ァァァァア゛ア゛ア゛!!」
上条「ほ、頬に…」
打ち止め「いひっ」ニコッ
797 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:43:42.55 ID:Ch6nay6o [16/49]
一方通行「が、が、が…ガキィッィッィィィィイ!!」
打ち止め「わ、わぁ!!一方通行が怒ったぁああああ!?」
ドタバタ
一方通行「こ、このガキがァァア!三下に気安くキ、キ、キスしやがってェ!!」
打ち止め「だ、だってミサカだってずっと見せ付けられてたらしたいよーってミサカはミサカは逃げ回りながら抵抗してみたりー」
ドタバタ
一方通行「さ、三下は、俺のもンだっていっただろうがァア!!」
打ち止め「だって、だって、まだ誰のものでもないんだよーってミサカはミサカは冷静に突っ込みをいれてみるー」
一方通行「俺のもンなンだよォォ!!昔から決まってたことなンだァアアア!」
ドタバタ
黄泉川「上条…どうするんだ?」ニヤッ
上条「ど、どうするって何をです…?」
芳川「もてもてねぇー相手は子供だから理屈は通じないわよ?」
上条「ちょ、ちょっと本気にしないでくださいよー」
黄泉川「でも、油断してると一方通行より猛烈にアタックしてくると思うじゃんか…」ニヤニヤ
798 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:45:51.96 ID:Ch6nay6o [17/49]
>>787
ということで却下です
>>789
このスレが1000までいけば終わりかなと
ちょっと休憩します
800 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:56:32.27 ID:Ch6nay6o [18/49]
-とある土曜日の上条当麻のベッドの上-
一方通行「…三下ァ…好きだぞォ…」
上条「……」
一方通行「三下?どうかしたか?」
上条「……」
一方通行「ま、まさか俺に飽きたのか!?」
上条「いや、そうじゃなくて…」
一方通行「三下、俺もっと努力するから!だから、だから、俺を捨てないでくれよ!」アセアセ
上条「だから違うって、百合子落ち着けよ!」
一方通行「だ、だってよォ…」
上条「百合子、明日暇?」
一方通行「明日…?暇だとおもうけどォ…っていうかお前の予定しかねェし…」
上条「だったら、ちょっと出かけたいところがあるんだけど、付き合ってくれないかな?」
一方通行「三下がいくところならどこでもいくけどよォ……一体どこに…」
上条「それはだな…」
801 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:03:02.44 ID:Ch6nay6o [19/49]
一方通行「な、なンだよ気になるなァ…」
上条「うちの両親に会ってくれないか?」
一方通行「さ、三下の両親だァ!?」
上条「この前電話で話したんだけど、その時に付き合ってる子がいるって言ったんだよ」
一方通行「それって俺のことだよなァ?」
上条「当たり前だろ?そしたら、父さんが百合子に会いたいっていいだして…明日、待ってるから来いって、急にな…」
一方通行「そ、そォーか…」
上条「嫌だっていうならいいんだけど、もちろん会ってはほしいけど…」
一方通行(三下のご両親に会うってことはだ…やっぱそういうことだよなァ?)
上条「ほら、もう付き合ってだいぶ経つし、そろそろ先のことも考えると…」
一方通行(先の事…やっぱりそっちだよなァ…となるとこれはほとんど婚約の挨拶みたいなもンかァ…)
上条「ただ、うちの両親ちょっと変わってるから、びっくりするかもしれないけど…」
一方通行「…何、着ていけばいいンだ?」
上条「あっ…ふ、普段着でいいとおもうけど…」
一方通行「やっぱ、派手な服装はマイナスだよなァ?」
802 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:07:17.77 ID:Ch6nay6o [20/49]
上条「そんなに気にしなくたっていいよ、うちの両親なんだし…」
一方通行「三下の両親だから気を使うンだよォォォ!!」
上条「は、はい…」
一方通行「こうしちゃいられねェ…美容院予約とらねェーと…」
ダタタタ
一方通行「三下、電話かりンぞ…」
上条「あ、あぁ…」
一方通行「もしもしィ?予約取りたいンですけどォ…」
上条「…あれ、ちょっと、なにそこまで気合入れてるわけ…」
………
……
…
一方通行「黄泉川、芳川、ちょっと服選んでくれ…」
黄泉川「ん?急にどうしたじゃん?」
芳川「なに、上条くんに服装のことで何かいわれたの?」
803 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:14:14.81 ID:Ch6nay6o [21/49]
一方通行「ちげェよ……明日三下のご両親と会うことになった…」
黄泉川「な、なにぃぃぃぃぃぃぃいい!?」
一方通行「!!」
黄泉川「ってことは、あれか?婚約か!?結納か!?おい!」
一方通行「急にでけェ声だすンじゃねェよ…」
芳川「まったく馬鹿ねぇ貴方は…この子がまだそんなすぐに結婚できるわけないじゃないの?」
黄泉川「で、でも、両親にあうって事はそういうことじゃん?」
芳川「考えてもみなさい、上条君の歳は?」
黄泉川「あっ…」
芳川「ちょっとは落ち着きなさいよ、まったく…」
黄泉川「……」
一方通行「それで…どういう格好していけばいいかわかンねェーンだけどよ…三下は普段着でいいっていうし…」
芳川「そうね、初めて会うわけだし…やっぱりそのあたりはしっかりしておいたほうが、第一印象がいいわよね」
一方通行「だろォ?俺も第一印象は大事だとおもうンだ…」
芳川「わかったわ、私に任せなさい、大人の私のセンスを見せてあげるから!」
804 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:19:27.25 ID:Ch6nay6o [22/49]
-一方通行のプライベートファッションショー-
一方通行「……」
芳川「これはどうかしら…?」
黄泉川「うーん、ちょっと地味すぎるないか?」
打ち止め「ミサカはいいとおもうなーってミサカはミサカは…」
一方通行「俺も地味すぎるおもう…」
芳川「そうかしら…」
黄泉川「これなんかどうじゃん?」
一方通行「……」
芳川「趣味少し変わった?やっぱりこの前のが刺激的すぎたのかしら…」
黄泉川「若さをアピールするにはこれくらい露出がないといけないじゃん!」
打ち止め「これ、なんだか派手すぎるよー」
一方通行「…俺も…そォーおもう…」
芳川「…結構難しいわね……」
黄泉川「そうだ、制服でいいじゃないか?」
805 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:30:52.03 ID:Ch6nay6o [23/49]
一方通行「そ、それだ…!?」
………
……
…
一方通行「服装は決まった…あとは…」チラッ
一方通行「やっぱりこれは、ある意味勝負だよなァ…?」
一方通行「勝負ってことは…」ゴクリッ
ピラッ
一方通行「こ、これを身に着けるべきだなァ…」
一方通行「三下と初めて……ときも…これだったし…」
一方通行「…これの方が気合も入るしな…」
一方通行「ヨォォシ!明日絶対気に入られンぞォォ!!」
-百合子の部屋の外-
打ち止め(ミサカもミサカもついていって当麻ぱぱのパパとママに挨拶しちゃおーっと…)
トテテテ
806 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:37:24.83 ID:Ch6nay6o [24/49]
-翌日、上条当麻の部屋-
上条「そろそろ約束の時間だけど…」
ピーンポーン
禁書「誰かきたよ?」
上条「きっと百合子だ…」
タッタタタタ
ガチャッ
上条「遅かったな百合子!」
一方通行「わ、わりィ…///」
上条「おっ、制服か…」
一方通行「へ、変かァ?」
上条「いや、変じゃないけど、まさか制服でくるとは思ってもいなかったもので…」
一方通行「やっぱこれが無難かなァと…」
上条「まぁ、学生らしい格好だな…、とりあえずいこうか」
一方通行「あ、あァ…ここから遠いのかァ?」
上条「そうだな、電車で…」
807 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:44:30.16 ID:Ch6nay6o [25/49]
-上条刀夜のマンション前-
一方通行「…ここが」ゴクリッ
上条「そんな緊張しないでも大丈夫だって」
ピンポーン
ガチャッ
上条「ただいまー」
ダッタタタタ
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「おぉ、来たか!」
上条「父さん、ただいま」
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「お帰り、当麻、それと横にいるのは…話にあった…」
一方通行「す、鈴科百合子です…」
上条「お、俺の彼女だよ…///」
打ち止め「ミサカはミサカはミサカです!」
刀夜「彼女が二人…?」
上条・一方通行「…えっ?」
809 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:52:12.44 ID:Ch6nay6o [26/49]
刀夜「あははは、当麻、まさかお前が二人の彼女をつれてくるとはな…」
上条「い、いやこれは…」アセアセ
一方通行「オィ!なンでテメェがいるンだよォ」ボソッ
打ち止め「だって当麻パパのパパとママにミサカもミサカも挨拶したいー!」ボソッ
刀夜「か、母さん?ちょっときてくれるか?」
-詩菜「なんですか~?」
トテテテ
刀夜「いやね、当麻が二人の女の子をつれてきて…」
詩菜「まぁまぁ、当麻さん?」
上条「か、母さんただいま…」
詩菜「当麻さん的には両手に花がすきなのかしらねぇ?」
上条「いや、違うんだけど…」
詩菜「でも、当麻さんにべったりじゃない…」
上条「えっ…」
一方通行「…お、俺が彼女だって!」ヒシッ
打ち止め「にひひひ」ヒシッ
811 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:53:01.77 ID:Ch6nay6o [27/49]
>>808
必要ならスレたてようか?規制されてなければ
812 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:58:00.93 ID:Ch6nay6o [28/49]
上条「だ、だから…」アセアセ
詩菜「当麻さん?女の子を弄んじゃお母さんは許しませんよ?」ゴゴゴゴゴ
刀夜「ひ、ひぃ…」ビクッ
詩菜「どうして貴方が驚いてるんですか…?もしかして何かやましいことでも…?」ゴゴゴゴ
刀夜「べ、別にそんなことはないぞ?なぁ、当麻!?」
上条「そうそう、俺も父さんもなにもやましいことしてませんよ!はい!」
詩菜「そうかしら…それならいいんですけど…」
刀夜「ほっ…」
上条「それに、俺の彼女はこっちの…」グイッ
一方通行「…あっ」
上条「鈴科百合子さんだよ」
一方通行「鈴科百合子です…はじめまして…」ペコッ
詩菜「あらあら、礼儀正しい子なのねー」
上条「あはははは…」
詩菜「とりあえず、皆さんお話は中で伺いますわ」
814 名前:それじゃ、スレタイと書き込めるかチェックしてきてください[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:02:44.76 ID:Ch6nay6o [29/49]
-上条刀夜宅-
一方通行「…」カチコチ
上条「え、えーと…」
打ち止め「ミサカだって…」ジトォー
コポコポッ
詩菜「どうぞ」
コトッ
一方通行「い、いただきます」
詩菜「熱いですから気をつけてね?」
コトッ
打ち止め「いただきまーすってミサカはミサカは元気よく返事してみるー」
上条「それで…」
刀夜「当麻の彼女はこの鈴科さんなんだな?」
上条「そ、そうです…」
打ち止め「うー…」
815 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:07:19.03 ID:Ch6nay6o [30/49]
刀夜「そうか…」スクッ
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「ふむ…」ジロジロ
一方通行「…あ、あのォ…///」
刀夜「なるほど、なるほど…」
上条「父さん!あんまり百合子をジロジロ見るなよ!」
詩菜「そうですよ、それ以上やると浮気とみなしますよ?」
刀夜「か、母さん、誤解だ誤解!」アセアセ
詩菜「そうですか?それならばいいんですけど…」
刀夜「ふぅ…それで当麻、鈴科さんとはどこまでいってるんだ…?」
ブッー
上条「ゲホッ、ゲホッ…」
刀夜「親に隠しても無駄だぞ?お前たちの雰囲気みてるだけで、親ってのはわかるもんなんだぞ?」
一方通行「///」
上条「ま、まじかよ…///」
817 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:13:57.20 ID:Ch6nay6o [31/49]
打ち止め「二人は…たまに一緒のお布団でねてるよーってミサカはミサカはさらりと爆弾発言!」
上条「なっ!?」
一方通行「バカガキィィィ!!」
刀夜「一緒の布団で寝てるだとぉぉぉ!?」ガタッ
詩菜「あらあら、当麻さんたら手の早いこと」
打ち止め「そんなにびっくりすることかな?だってたまにミサカとだって一緒にお昼寝してくれるよ?」
刀夜「あっ…そ、そいうことか…」
詩菜「あららいやだわ…あほほほほ」
上条「…あ、あぁ///」
一方通行「///」
打ち止め「それに、ミサカだってもう当麻ぱぱにちゅーしたんだから!」
刀夜「き、キスだとぉぉぉ!?しかも当麻パパ?と、父さんはそんなうらやま…けしからんプレイをする子に育てた覚えはないぞ!」
上条「あああ///」
詩菜「うらやましい…?」
刀夜「…ゴホンッ、当麻、正直に話しなさい…二人とはどういう関係なんだね…」
818 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:14:54.46 ID:Ch6nay6o [32/49]
>>816
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269263679/
820 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:21:12.06 ID:Ch6nay6o [33/49]
上条「その…彼女は百合子です…」
刀夜「それでこの子は?」
上条「この子は打ち止めっていって…そのわけあって、百合子が面倒みてて…」
一方通行「ちょっと、わけは話せないんですけど、こいつ身寄りがないンで、俺が預かってます…」
刀夜「ほぅ…それで…?さっきのキスっていうのか?」
打ち止め「それはねってミサカはミサカh…もがもが」
一方通行「ややこしくなるから少しだまってろ!」ぎゅぅぅ」
打ち止め「もがもが…」ジタバタ
上条「キスっていうのは頬にするやつで…その感謝の気持ちで…」
刀夜「ふむ…まぁそれは信じよう…でこの子はミサカ『だって』といっていたようだが?」
上条「そ、それは…」
刀夜「親にもいえないことなのか?」
上条「……ゆ、百合子ともキスしてます…」
一方通行「してます…」
刀夜「鈴科さん、別に怒ってるわけじゃないんだ、ただ当麻が親にもはっきりこういう付き合いしていますといえないようなら多少は…」
821 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:25:43.35 ID:Ch6nay6o [34/49]
一方通行「…」グッ
上条「ゆ、百合子…!?」
一方通行「三下…!」
ちゅぅう
刀夜「お、おぉ…」
詩菜「あらあら…///」
打ち止め「ずるーいー」
一方通行「っぱァ」
上条「はぁはぁはぁ…」
一方通行「お、俺は…」
上条「あっ…」グイッ
一方通行「三下ァ?なンだよ…」
上条「俺の口からじゃないと…ここは駄目だろ…な?」
一方通行「…」
上条「俺たち、今みたいに真剣に愛し合ってます」
822 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:31:58.75 ID:Ch6nay6o [35/49]
刀夜「当麻、軽々しく愛とか口にすると…」
上条「本気だ、俺はもう百合子しかいない…!」
詩菜「当麻さん?まだ貴方は子供だから、そういうことがいえるだけなのかもしれないんですよ?」
上条「確かにそうかもしれない、そうかもしれないけど…」
一方通行「さ、三下ァ…」
刀夜「そうだぞ?まだお前には人生の経験が足りない、だから」
上条「でも、もう俺は百合子と結婚を考えてつきあってるんだよ!」
刀夜「け、結婚!?」
一方通行「///」
詩菜「あらあら、この様子ただ事じゃないわね…」
刀夜「け、結婚といってもだな、当麻、お前はまだ…」
当麻「法的に結構出来ないのは百も承知だ!だけど、それでも俺は百合子と…」
当麻「百合子とずっと一緒にいたいんだ!」
一方通行「…///」ブワッ
刀夜「……母さん?」
823 名前:上条が当麻になってたけど誤差ですよね…[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:37:32.52 ID:Ch6nay6o [36/49]
詩菜「当麻さんは本気みたいですね」
上条「…」コクン
詩菜「私たちの負けですね」ニコッ
刀夜「…ったく誰に似たんだか」
詩菜「本当に誰に似たんでしょうねぇ…うふふふ」ニコッ
刀夜「母さん、まさか私だっていうんじゃないだろうなぁ?」
詩菜「私は何もいってませんわよ、うふふふ」
刀夜「やれやれ…」
上条「……」
一方通行「……」
打ち止め「っぱぁ!?」
打ち止め「ちょっと、ミサカは蚊帳の外?そとはちょっとミサカにミサカにひどいんじゃないかなー」
詩菜「そうですわね、打ち止めちゃんにも大事な話みたいですよねー」ニコニコ
打ち止め「こうなったら、一方通行に宣戦布告をミサカはミサカはしちゃうんだよー!」
ガバッ
825 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:43:44.88 ID:Ch6nay6o [37/49]
一方通行「な、何しやがる!?」
上条「あれ…真っ赤な…」
刀夜「ぱ、ンツ…?」
詩菜「刀夜さん…?当麻さん…?」ゴゴゴゴゴゴ
刀夜「こ、これは不可抗力だ!?」アセアセ
上条「お、俺は彼女のパンツくらいみたっていいじゃないか!いつもみてるんだし…!?」アセアセ
一方通行「三下ァ!?///」
上条「あっ…」
刀夜「おい、当麻今なんて言った?」
上条「あぅ…///」
詩菜「いつもみてる…?当麻さん?お母さんは当麻さんをそんな破廉恥な子に育てた覚えはありませんよ?」ゴゴゴゴ
上条「そ、それは…」アセアセ
打ち止め「ミサカも大きくなったら当麻パパに旨とか色々触ってもらうんだよって、ミサカはミサカはいってみたりー」
刀夜「……おい」
詩菜「…なるほど」
826 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:50:03.66 ID:Ch6nay6o [38/49]
-説教中-
刀夜「お前はまだ学生なのによそ様の娘さんになんて事を!」
上条「…」
詩菜「本当ですよ、当麻さん?女の子にとってそれがどういうことだか理解しているのですか?」
上条「もちろん…」
刀夜「お前はまだわかっていない!」
上条「…」ビクッ
刀夜「責任を取るとか簡単に考えているわけじゃあるまいな!」
上条「だ、だって…俺がしたことだし…」
刀夜「金も稼いだこともないお前がそんな生意気な口を聞くな!」
上条「で、でも…」
刀夜「でもじゃない!!そういうこといっていい人間は自分で稼げるようになった人間だ!それも一人がぎりぎり暮らせるレベルじゃない」
刀夜「家族全員養っていけるくらいになってやっと一人前というんだ!なのにお前は…!?」
上条(チクショウ…)グッ
827 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:55:20.62 ID:Ch6nay6o [39/49]
刀夜「だいたいお前は…」
詩菜「もういいじゃありませんか?」
刀夜「母さん、でも…こいつはだな…」
詩菜「当麻さんだって、そこまで考えなしにしたわけじゃないのでしょう?」
刀夜「しかしだな…」
詩菜「それに、ほら…」
一方通行「…」グスッ
打ち止め「わぁぁん」ボロボロ
詩菜「二人だって、これだけ心配してくれるくらい当麻さんのこと気にかけてくれてるみたいですし…」
刀夜「…むぅ」
詩菜「きっと当麻さんは本気で愛して、そして覚悟して、したことだと私は信じますわ」
刀夜「…うーむ」
上条「…」
一方通行「…」グスッ
打ち止め「ふわぁぁぁあん」ボロボロ
828 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:02:23.16 ID:Ch6nay6o [40/49]
刀夜「あぁああああ…」ガシガシ
刀夜「わかった、判った二人の仲を認める!これでいいだろ、母さん」
詩菜「はいっ」ニコッ
上条「そ、それじゃ…」
刀夜「ただし、こうなったら死ぬ気でがんばって鈴科さんを幸せにするんだぞ?」
上条「当たり前だろ!たとえ何があろうと絶対百合子を幸せにしてみせる!」
刀夜「うむ…それで、鈴科さん…」
一方通行「は、はい…」
刀夜「うちの馬鹿息子が本当に申し訳ないことをしたね、ここで謝って許してもらえることではないのだけれども…」
一方通行「そ、そンな…申し訳ないことなんて何も…」
刀夜「いや、これは当麻の父親として、謝らせてください」
一方通行「…」
刀夜「当麻、こっちにきなさい、そして一緒に頭を下げなさい」
上条「…」スッ
刀夜「鈴科百合子さん、本当にこの馬鹿息子がご迷惑をおかけしました」ペコッ
上条「申し訳ありませんでした」ペコッ
829 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:08:40.49 ID:Ch6nay6o [41/49]
刀夜「それと…この馬鹿息子を今度ともよろしくお願いします」
詩菜「よろしくお願いしますね」
一方通行「そ、そンな…」アワアワ
上条「百合子、よろしくな」ニコッ
一方通行「///」
一方通行「こ、こちらこそ、今後ともよろしくお願いします…」ペコッ
打ち止め「あっ…」グシグシ
打ち止め「ミサカもよろしくお願いしますってミサカもミサカもご挨拶ー」グズッ
刀夜「そうだった、打ち止めちゃんも当麻とよろしく」
詩菜「そうね、よろしくお願いしますね」ニコッ
打ち止め「にへへへへ」
刀夜「母さん、アレもってきてくれないか?」
詩菜「はいはい、ちょっと待ってくださいね」
トテテテ
上条「父さん、アレって?」
830 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:20:37.68 ID:Ch6nay6o [42/49]
刀夜「まぁ、お前が彼女連れてくるっていったから冗談のつもりだったんだけどな…」
トテテテ
詩菜「はい、もってきましたわよ」
刀夜「ちょっとまってろ」
上条「えっ?これって…」
刀夜「お前は未成年だから、卒業して結婚っていっても親の同意書がいるんだよ、知らなかったのか?」
上条「いや、少しは調べたけど…」
刀夜「まぁ戸籍謄本は、その時になったらとればいいとして…」
一方通行「///」
刀夜「ほら、これで父さん達の同意書だ」
上条「父さん…」
刀夜「おっと、まだ渡せないぞ?もう少しお前達を見届けさせてもらわないとな、それとお前の18の誕生日が来たら送ってやる」
刀夜「だから日付はまだ入れないほうがいいな」
上条「百合子…俺がんばるから…百合子を幸せに出来るくらい」
一方通行「三下…信じてるからな…」
831 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:26:14.93 ID:Ch6nay6o [43/49]
-家族団欒の時間-
刀夜「そうかそうか、こいつがそんなことをねー」
一方通行「け、結構かっこいいんですよ…それにもてるみたいだし…」
詩菜「あらあらそのあたりは刀夜さんに似たのかしらね?」
刀夜「そ、そうか?」アセアセ
詩菜「百合子ちゃん、お互い苦労するわね…」
一方通行「大丈夫です、俺は…当麻サン信じてますから…」
詩菜「これは惚気かしら?うふふふ」
上条「///」
打ち止め「ミサカだって当麻パパの恋人候補の一人なんだよーってミサカはミサカはお母様に猛烈アピール!」
詩菜「百合子ちゃん、だ、そうよ?」ニコッ
一方通行「ガキが!10年はェーンだよ…」
打ち止め「十年後にはもしかしたら一方通行よりも胸が大きくなってぼんきゅっぼんかもー」
一方通行「…チッ///」
上条「ぼんきゅっぼん…かぁ…」ホワワン
832 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:29:48.21 ID:Ch6nay6o [44/49]
一方通行「三下ァ!?何、鼻の下伸ばしてンだよォォォ///」
上条「いや、誤解だって誤解!!」
一方通行「誤解じゃねェだろ!絶対///」
上条「だから俺は百合子一筋だって!」アセアセ
ピタッ
一方通行「し、仕方ねェな…信じてやンよ…///」
上条「ありがとう、百合子」
ちゅっ
一方通行「馬鹿ァ、ここは…///」
上条「やっべぇ…」タラァー
刀夜「…オホンッ、母さん…」
詩菜「あらあら///」
刀夜「わ、私達もまだまだ息子達に負けてられないよな?」
詩菜「はいはい」
ちゅっ
上条「…」ポカーン
一方通行「///」
打ち止め「いいなー」
833 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:34:23.51 ID:Ch6nay6o [45/49]
-親子の入浴タイム-
カポーン
上条「…」バシャバシャ
刀夜「当麻…」
上条「あぁ?」
刀夜「百合子ちゃん、どうだった?」ニヤニヤ
上条「なっ!?///」
刀夜「あんなほっそりした華奢な身体、抱きしめたら折れちゃいそうだな…」ニヤニヤ
上条「…あぁ///」
刀夜「で…?」
上条「なにがだよ///」
刀夜「初めてはうまくできたのかって聞いてるんだよ」ニヤニヤ
上条「…///」
刀夜「まさか、○れる前に…ってわけじゃ…」
上条「そ、そんなわけないだろ!!!」
834 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:39:22.22 ID:Ch6nay6o [46/49]
上条「ちゃ、ちゃんとできたよ!」
刀夜「ぷっ…はははははははっは」
上条「あっ///」
刀夜「そうか、そうか、ちゃんと出来たかあははははははは」
上条「チクショウ///」
刀夜「それで…ちゃんと避○位はしてるんだろうな?」
上条「あっ…それが…」
刀夜「まさか…お前…」
上条「///」コクンッ
刀夜「なんて、うらやまけしからん…」
上条「だって百合子が…無い方がいいっていうから…」
刀夜「な、なんだって!!!!!」
上条「だから、はじめからずっと使ったことない…」
刀夜「…はぁ、信じられんな、今の世代はみんなそうなのか?」
上条「しらねぇ…俺百合子がはじめてだし…」
835 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:45:06.15 ID:Ch6nay6o [47/49]
刀夜「つまり、しょっぱなから国産高級和牛をたべてるようなもんか、某国の固い肉は食わずに…」
上条「何のたとえだよ…」
刀夜「…か、母さん!!」
-「なんですかぁ?」
刀夜「母さん、そろそろ当麻に弟か妹がいてもいいんじゃないかな!」
上条「…」アングリ
-「まぁまぁ、嫌ですわ、そんなこと大きな声で」
刀夜「いや、当麻の話をきいていたら…そのな…///」
-「…考えておきますわ」
刀夜「…是非前向きに検討してみてください///」
上条「…」パクパク
刀夜「どうした?いいだろ父さんだって、まだ若いんだから…?」
上条「……」
刀夜「さて、そろそろあがるか、飯の準備もできてるだろうし」
上条(すげぇ複雑な気分だ…)
836 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:51:24.36 ID:Ch6nay6o [48/49]
-夕食-
刀夜「おぉぉ、今日は一段と豪華だな…」
詩菜「今日はほとんど百合子ちゃんが作ってくれたんですよ」
刀夜「そうなのか?すごいな百合子ちゃんは」
一方通行「///」
刀夜「はぁ、見た目よし、性格よし、家事もできて、おまけに…」
上条「あはは///」
刀夜「あっちの方もお前と相性ばっちりか」ボソッ
上条「な、なにいいやがる!///」
刀夜「わははははは、父さんと母さんだってばっちりなんだぞ!」
上条「ったく///」
詩菜「今、何の話なのかしら、母さんだけ仲間はずれなんですか?当麻さん」
上条「あ、あの…」
刀夜「男同士の内緒話くらいいじゃないか、母さん」
詩菜「…ちょっと気になりますけど、まぁ今日は百合子ちゃんがうちの娘になる予約をしましたし…」
837 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:54:47.55 ID:Ch6nay6o [49/49]
刀夜「そうそう、百合子ちゃん、私のことお父さんって呼んで良いんだぞ」
上条「父さん!!」
刀夜「当麻は黙ってなさい」
一方通行「…お、お父様」
刀夜「…ふぁああ」ぞくぞくぞくっ
詩菜「…刀夜さん?」ゴゴゴゴ
刀夜「ご、誤解だ、こ、これから娘になるかもしれないわけだし、練習をだな…」アセアセ
詩菜「それじゃ、私も…お母さんってよんでくれますか?」
一方通行「お母様…」
詩菜「…!?」ぞくぞくっ
刀夜「ど、どうだ?」
詩菜「確かに///」
刀夜「なんだか娘がほしくなってきたなぁ…」
詩菜「わかりましたわ…今夜///」
刀夜「がんばるか///」
839 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 00:05:19.21 ID:KGQd6X2o [1/33]
-そして帰りの時間-
打ち止め「すーすー」
上条「それじゃ、父さん、母さんまたくるよ」
一方通行「お邪魔しました、お父様、お母様」
刀夜「百合子さん、また遊びにきてくださいね」
詩菜「いつでもまっていますから」
上条「息子は無視ですか…」
刀夜「まぁ適当に帰ってきたくなったらかえってきなさい」
詩菜「当麻さん?百合子ちゃん泣かせちゃいけませんよ?」
上条「泣かせるはずないよ」
一方通行「…アッチの時は結構泣かせてくれたくせに///」
刀夜「う、うらやま…」
ギュゥゥウ
刀夜「いてててて…」
詩菜「打ち止めちゃんねちゃってるけど、打ち止めちゃんにもまたきてねっていっておいてくださいね」
840 名前:両親に百合子を紹介したところで、今日はおしまいです[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 00:11:30.88 ID:KGQd6X2o [2/33]
打ち止め「すーぴ、すーぴー」
一方通行「…三下ァ…三下の家族いいな…」
上条「ちょっとかわってるけどな…」
一方通行「ああいう家庭俺も作りたいなァ…」
上条「あんなのがいいのか?」
一方通行「いいじゃねェーか…」
上条「そんなもんなのかねー、俺には変な一家にしかみえないんだけど…」
一方通行「三下は贅沢なンだよ、ったく…」
上条「まぁ百合子が傍にいる、これ以上の贅沢はないけどな」
一方通行「そうだなァ、俺も三下がいるから十分贅沢だな…」
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…その帰ったらいいかな?///」
一方通行「明日学校だろうがァ…///」
一方通行「…チッ……t1回だけだかンな…///」
845 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:22:48.04 ID:KGQd6X2o [3/33]
戻りました、観てくれている人も減ってきてるとは思いますが
片付けたらぼちぼちと
847 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:38:25.31 ID:KGQd6X2o [4/33]
-とある平日の教室-
上条「百合子、あれ持ってないか?」
一方通行「ったく、また忘れたのかよォ、ほらよ」
上条「サンキュー、百合子」
一方通行「昨日アレだけ散々忘れるなよっていったのに…」
上条「いやー、ごめんごめん」
一方通行「それより三下、この前のアレまだ持ってるか?」
上条「あるけど…?」
一方通行「ちょっと分けてくンねェーか?」
上条「オッケー、ほいっ」
青髪「なぁ、土御門…なんやあのふたりアレだのあれで通じ合う中になってるや?」
土御門「そうだにゃー、まるで長年連れ添った夫婦みたいだにゃー」
青髪「夫婦……くぉおおおお!かみやんずるい、ずるいで!」
上条「なんだよ、急に…!?」
青髪「かみやん、つい最近まで僕らと同じ側の人間やったのに…なんでなんでや!」
848 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:44:10.41 ID:KGQd6X2o [5/33]
上条「何、訳判らんこといってるんだか…」
青髪「つちみかどぉぉお」ブワッ
土御門「まぁまぁ、あきらめるぜよ…かみやんは元々フラグ建てのプロだったんだにゃー」
青髪「そ、そんな…僕らの友情はこんなことで終わってしまうんか!」
土御門「…えーっと」
青髪「違うやろ!な?土御門!!」
土御門「そのだにゃ…」
上条「そうだ、百合子週末、暇してないか?父さんがまだ遊びに来てくれないかなって、うるさくて」
一方通行「三下の実家かァ…そういや暫くいってなかったな…」
上条「今度はみんなで行こうかなと、インデックスと御坂妹もつれて」
一方通行「…面倒なことになりやしねェーか?」
上条「まぁ、母さんが何とかしてくれるだろ…」
一方通行「お母様は、ホント…すげェよな…あれで見た目は20代って感じなのによォ…」
上条「怒らせたら怖いぞ…」
一方通行「だなァ…なンかオーラが出てたから…」
849 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:50:42.45 ID:KGQd6X2o [6/33]
青髪「まぁ、奥さん聞きましたっ?実家ですって!お母様ですって、まぁまぁ高校生なのにそんなことまで…」
土御門「おい、何だそのキャラは…ショックでおかしくなったのかにゃ?」
青髪「…ウッウッッ」
土御門「…泣きたいときは泣くといいぜよ……」ポンポン
青髪「…かみやんが…かみやんが…僕ら置いてリア充の世界まっしぐらで…」ポロポロ
土御門「そうだな…」
青髪「土御門は、僕を裏切らないよな…?」
土御門「ギクッ…」
青髪「…ん、なんやその反応……」
土御門「え、えーっと…そのだにゃ…」
青髪「ま、まさか土御門までかみやんのようなリア充世界の住人に…!?」
土御門「…実は…舞夏と…しちゃいました///」
青髪「舞夏って、まさか…」
土御門「義理の妹だにゃー///」
青髪「くぉぉぉぉおお!?なんでや!なんでなんや!僕だって日夜そんなフラグを立てようと必死に、学園都市を徘徊してまわってるというのに!」
850 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:59:14.79 ID:KGQd6X2o [7/33]
一方通行(それが駄目なンじゃねェーか…)
土御門(馬鹿だ、馬鹿がいるにゃ…)
-「その情熱を少しは勉強に傾けてくれると、先生も嬉しいのですけどねー」
青髪「!?」
小萌「上条ちゃんは開発の単位はあれですけど、段々成績の方はよくなってきてますしー」
上条「百合子が教えてくれるから…」テレテレ
一方通行「三下が頑張ってンだよ…」テレテレ
小萌「土御門ちゃんも、最近はよくなってきてるのですよ」
土御門「最近舞夏が奉仕してくれるから、学業の方もやる気がでてきてるにゃー」
青髪「…なんや君達、僕だけ、僕だけ仲間はずれにして」
小萌「どうします?このままじゃ一人だけ先生と休日返上でマンツーマンの授業になるのですよ?」
青髪「小萌せんせぇと個人授業…!?」
小萌「はいーそうなのですよ、次の連休学校に一人だけ来てもらうことになっちゃいますよー?」
青髪「…先生!是非、お願いします!」
小萌「えっえっ?まだ確定じゃないのですれど…今からだす宿題をちゃんとやってきてくれれば…」
852 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:14:25.32 ID:KGQd6X2o [8/33]
青髪「つまりこれを白紙で提出すれば…」
小萌「個人授業確定なのですよ?」
青髪「こ、この機会を逃す手はないで…」
小萌「…機会?」
生徒「先生早く授業はじめてください」
小萌「あっ、はい、すぐはじめますねー」
トテテテ
小萌「えーっと今日は教科書の175ページから…」
………
……
…
小萌「それでは、宿題は明日の授業の時に回収しますので、必ずやってきてくださいねー」
トテテテ、バタンッ
青髪「土御門、かみやン…僕はやるで…個人授業受けて、せんせぇをゲットしたるで!」
土御門「そ、そうか、頑張るといいにゃ…」
853 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:24:00.88 ID:KGQd6X2o [9/33]
上条「そんなことより、まじめに授業うけてまず、お前の欠点を1つずつ直していく方がいいんじゃないのか?」
青髪「はぁ、まったくこれやから彼女ができた男は…すぐ上から目線になるんやね…」
上条「な、なんだよ…その言い方…」
青髪「まぁ、幸せなリア充の言うことなんか僕はもう気にしない男なんやで!」
土御門「それで、個人授業受けて小萌ちゃんにどうするんだにゃ?まさか告白でも…?」
青髪「チッチッチッ、ええか?この通り僕はクラスでも落ちこぼれの一人や」
土御門「落ちこぼれはお前だけになってる気がするんだけど…」ボソッ
青髪「なにか…?」
土御門「なんでもないにゃ、話を続けて…」
青髪「その落ちこぼれがせんせぇの個人授業でめきめき成績を上げるとする」
青髪「そうするとや!小萌『あら青髪ちゃんは、まじめに勉強すればできるこなのですねー』」
青髪「『そうなんです、でも僕…普段の授業だと人が多すぎて集中できないんです』」
上条「……」
青髪「そしたらな、小萌『で、でもそんなこといっても、学校では個人的に教えることはできないのですよ?』」
青髪「『だったら、僕、先生の家で毎週毎週勉強教えてもらいたい!実は勉強が好きなんです!』」
854 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:31:02.68 ID:KGQd6X2o [10/33]
青髪「ここで、きっと小萌ちゃんは…小萌『も、もしかして青髪ちゃんが今まで勉強できなかったのって私の教えた方がわるかったのかな?』」
青髪「とかおもっちゃうわけやな」
上条「百合子こういうのなんていうんだっけ…」ボソッ
一方通行「捕らぬ狸の皮算用だったかァ?」ボソッ
青髪「そこ、ここからが勝負なんやで!」
上条「あぁ…」
青髪「『違うんです、僕はただ、先生に教えてもらえれば…先生とこうやって一対一で教えてもらえれば…』」
青髪「小萌『そんなこといっても、先生が家に生徒をつれこんで授業をするわけには…』」
青髪「『僕は小萌先生のような立派な教師になりたいんです!だから!』」
青髪「小萌『青髪ちゃん…先生をそんな風に思ってくれているだなんて…』ウルウル」
青髪「こういう風になって、小萌『わかりました、そこまでいうなら、毎週個人授業してあげるのですよ…』」
青髪「あとはここまで持ち込めば、小萌ちゃんとのらぶらぶな関係に持ち込むのも容易になるわけや!」
土御門「……そ、そっか、がんばるといいにゃ…」
青髪「おう!がんばるで!」
上条「百合子帰ろうか…」
一方通行「あァ、なンだか疲れたぜ…」
855 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:38:55.24 ID:KGQd6X2o [11/33]
-放課後-
上条「なぁ百合子、青髪の計画どう思う?」
一方通行「どう思うもなにも…あンなの計画でもなンでもねェだろ…ただの妄想だ!」
上条「そうだよな…」
土御門「かみやん、やっぱり俺らが女の子紹介してあげないと、あいつ犯罪に走るんじゃないかにゃ…」
上条「俺、そんなに女の子の知り合いいないぞ…?」
一方通行(鈍感…)
土御門(これだから、旗建て名人は…)
上条「なんだ?二人してその顔は…?」
土御門「仕方ないにゃ…舞夏の友達少し聞いてもらうぜよ…」
上条「そっか、お前の妹…」
土御門「ただ、知り合い紹介してあいつが何か無茶したらとおもうと…」
上条「うかつに紹介できないよな…」
一方通行「…あの妄想癖が暴走したらやばいことなンぞ…」
土御門「そろそろガス抜きさせないとにゃ…」
856 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:45:52.38 ID:KGQd6X2o [12/33]
-週末、上条当麻の実家へ-
一方通行「はァ…緊張すンな…何度いっても…」
上条「そんな緊張するか?最近はいってないけど、結構な回数あってるだろ」
一方通行「三下のご両親だぞォ?緊張しないはずがないだろ…」
一方通行「なンか粗相しないだろうか、とか、飯の手伝いしてまずいとか言われないだろうかとか…」
上条「大丈夫だろ、そんなこといったらこいつらどうするんだ?」
禁書「なにかな、その振り方…私が無作法な人間に聞こえるんだよ?」
御坂妹「全く持って侵害ですとミサカは膨れ面で不快感をアピールします」
打ち止め「ぱぱのおうち!じいじとばあばのおうち!」
上条「…打ち止めは楽しそうだな」
打ち止め「だってじいじと、ばあばはミサカにとっても優しいからミサカはミサカは好きなんだよー!」
上条「はははは、俺だって優しいだろ、それにじいじはいいけど、ばあばは止めておけよ?」
打ち止め「そうだね、ばあばって歳にみえないよね…」
上条「そうそう、それいった日には…出入り禁止になるかも?」
打ち止め「ひゃぁあ、それだけは絶対いやだーってミサカはミサカは禁句ということを頭に叩き込んでみるー」
857 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:53:49.09 ID:KGQd6X2o [13/33]
-そんなこんなで実家-
ピンポーン
ガチャッ
上条「ただいまー」
禁書「ただいまなんだよ!」
上条「お前の家じゃないだろ…」
打ち止め「おっじゃましますーとミサカはミサカは元気いっぱいにいってみるー」
御坂妹「お邪魔しますとミサカは打ち止めとは違い大人らしさを強調」
一方通行「お前らなに争ってンだか…お邪魔します」
打ち止め「えーっと…」
御坂妹「上条当麻の本妻の座ですがとミサカは当たり前のことを当たり前にようにいいました」
一方通行「て、テメェら、まだあきらめてねェーのかよ!」
禁書「駄目なんだよ!二人とも!私だってとーまとゆりこが結婚するの応援してあげてるんだから!」
打ち止め「で、でもぉ…ミサカはぁー」
刀夜「あはははっは、相変わらずだな当麻」
859 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:01:58.44 ID:KGQd6X2o [14/33]
上条「父さん、ただいま」
一方通行「お、お久しぶりです」
刀夜「百合子さんも元気で何より、それにしても当麻、お前もてもてだな…父さんもちょっと羨ましいぞ…」ニッ
詩菜「刀夜さん…」ゴゴゴゴ
刀夜「っていうのは冗談で、当麻とにかくあがりなさい」アセアセ
詩菜「百合子ちゃんお久しぶりね、インデックスちゃん、打ち止めちゃん、ミサカちゃんもお久しぶり」
一方通行「お久しぶりですお母様」
打ち止め「しいなちゃんおひさーってミサカはミサカは禁句に気をつけつつ発言してみるー」
詩菜「禁句?なんのことでしょう?」
上条「いや、なんでもないよ…」アセアセ
御坂妹「お久しぶりです、お母様」
禁書「おひさしぶりなんだよー」
詩菜「なんだか、娘が急にできたみたいで嬉しいわね」ニコニコ
御坂妹「ミサカはいつでも貴方の娘になります、なれます、ならせてください」
一方通行「オイ、調子に乗るンじゃねェ…」ギロッ
860 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:07:34.43 ID:KGQd6X2o [15/33]
-居間-
刀夜「それにしても…」チラッ
一方通行「…」カチコチ
御坂妹「…」
禁書「えへへ」
打ち止め「にははは」
刀夜「こうやって、当麻の慕ってくっる娘さんがこんなにいるってのは、親として…いいもんだな」
詩菜「そうですね、当麻さんは刀夜さんみたいにもてもてなんですわね」
上条「べ、別にそれほどでもないとおもうけど…///」
一方通行「三下が気がついてないだけでお前は…もてもてだぞ…?」
上条「またまた、百合子もうまいんだから///」
一方通行(全く信用してねェな…)
刀夜「それで今日は泊まっていけるんだろ?当麻」
上条「んー?この人数このマンションで大丈夫か?」
刀夜「なーに、私と母さんが一緒の部屋で寝ればあとはなんとかなるだろう、まぁ当麻はソファーで寝ることになるとおもうがな」
861 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:14:44.65 ID:KGQd6X2o [16/33]
一方通行「だったら俺もソファーで…///」
打ち止め「ミサカもソファーってミサカはミサカはこれはチャンスとおもったりー!」
禁書「私もソファーでいいんだよ…///」ポツリッ
御坂妹「むしろミサカがソファー代わりで…」
上条「……」
刀夜「わっははははははは…こうなったら当麻、重婚おkの国に移住して国籍取得してみんなと結婚するしかないな」
打ち止め・禁書・御坂妹「!?」
上条「と、父さん…///」
禁書「重婚おkの国…」
打ち止め「それってミサカにもチャンスがあるんじゃ…」
御坂妹「夢のような生活の予感がしますと、ミサカはよだれをたらしつつ妄想します」
一方通行「駄目だ駄目だ!三下は俺ンだァアァァ!?」
ガシッ
一方通行「ハァハァハァ…///」
上条「ったく百合子は…父さんの冗談だろ///」
862 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:22:29.42 ID:KGQd6X2o [17/33]
刀夜「ははははっは、すまんすまん、冗談だ」
一方通行「///」
詩菜「インデックスちゃん、打ち止めちゃん、ミサカちゃん、そういうわけだから、百合子ちゃんを邪魔しちゃ駄目ですよ?」ニコッ
禁書「わ、私ははじめから冗談だってしってたんだよ///」
御坂妹「…冗談、残念」
打ち止め「えっ!そんなぁ…」
上条「ったく父さんも人が悪いんだから…」
刀夜「まさかここまで本気になるとは思ってなかったんだよ、まぁそれだけ当麻が慕われてるってことだな」
上条「はぁ…とりあえず寝る場所は…俺がソファー、インデックスと御坂妹が向こうの部屋」
上条「えっと打ち止めと百合子が向こうの部屋で布団敷いて寝ればいいか…」
詩菜「そうね、みんな泊まる思ってお布団は干してあるから、みんなふかふかよ」
上条「じゃそういうことで!」
禁書「わかったんだよ!」
御坂妹「残念…」
打ち止め「ぶーぶー」
863 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:29:50.25 ID:KGQd6X2o [18/33]
一方通行「さ、三下ァ?」ボソッ
上条「どうした、百合子?」
一方通行「み、皆寝たら…三下のところにいっていいかァ?」ボソッ
上条「ま、まずいって、親もいるんだし…///」
一方通行「だ、だってよ…こいつら絶対三下のことあきらめてねェーしよ…心配なンだよ…」
上条「だからって…俺百合子が来たら、スイッチ入っちゃうかもしれないだろ///」
一方通行「そン時は…そン時でいいじゃねェーか///」
上条「///」
一方通行「ともかく、そォいう事だからな…」
………
……
…
-その日の夜-
上条「百合子来たいっていったけど…来たら本当に我慢できなくなるぞ…」ドキドキ
ギシッ、タッ、タッ、タッ
864 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:35:45.73 ID:KGQd6X2o [19/33]
上条(…き、来た!?)
ギシッ
一方通行「さ、三下おきてるか…?」
上条「あぁ…おきてるぞ…」
一方通行「そ、そっちいっていいか…?」
上条「あぁ、来いよ」バサッ
一方通行「そ、それじゃ…」ドキドキ
上条「百合子、もう俺我慢できなくなってもしらねぇからな…」ドキドキ
一方通行「俺だって我慢できねェよ///」
抱きッ
上条「///」
一方通行「三下に抱かれると…落ち着くなァ…」
上条「ゆ、百合子…もう俺…///」
一方通行「あァ…///」コクンッ
上条「百合子ぉぉぉ…」ぐりぐり
865 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:40:07.87 ID:KGQd6X2o [20/33]
ギシッ…ギシッ……
上条「足音!?」
一方通行「だ、誰かおきてきたのかァ!?」
ギシッ…ギシッ…
上条「…」ドキドキ
一方通行(ご両親だったらなんて説明したら、あァ、こンなふしだらな嫁だと思われたら///)
ギシッ
-「一方通行、ミサカもミサカも一緒に寝たいよ…」
一方通行「が、ガキィ!?」
打ち止め「ミサカ置いて抜け駆けとか絶対駄目なんだよってミサカはミサカは不満をぶつけてみたり」
上条「…ホッ」
一方通行「さ、三下ァ…」
上条「仕方ないだろ…ほら、打ち止めおいで」
打ち止め「わぁあ」ぱぁぁ
ガサゴソッ
866 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:47:10.62 ID:KGQd6X2o [21/33]
打ち止め「あったかい…」ニコニコ
上条「そうか?」
上条(はぁ、これでアレはお預けだな…)
一方通行「まァこういうのも悪くねェな…」
打ち止め「一方通行の手はちょっと冷たいんだねってミサカはミサカはちょっとびっくり」
一方通行「そンなことはいいだろ…」
上条「打ち止め?手が冷たい人は他の人より心があったかいんだぞ?」
打ち止め「えっーそうなのー」
タタタタタ、ガサゴサ
上条「なにしてるんだ?」
打ち止め「ミサカもミサカも氷で手を冷やして冷たくすれば一方通行みたいにらぶらぶになれるんじゃないかなって」
上条「…あははは」
一方通行「ガキは安直だなァ…」
打ち止め「えっーなんなのかなーそれはーミサカはミサカはちょっと理解できなくて悔しかったりー」
上条「ほら、そんなことしなくても、打ち止めも心が暖かいのしってるから、おいで」
867 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:53:01.52 ID:KGQd6X2o [22/33]
打ち止め「ミサカ段々眠くなってきたよ…」コックリ
一方通行「ほら、無理しないで寝ちまえ」
上条「寝るまで頭撫でててあげるからな」
ナデナデ
打ち止め「わーいってミサカは…ミサ…カ…」
打ち止め「すーすー」
上条「寝ちゃったな、昼間アレだけはしゃいでたしな」
一方通行「よっぽど、三下のご両親に会うのが楽しみだったンだろうなァ…」
上条「ところで百合子…打ち止めも予想より早く寝たし…その、続きを…」
一方通行「ばッ…ガキが横でねてンだろうがァ///」
上条「大丈夫寝てるって…」
一方通行「…もォ…仕方ねェな…少しだけだぞォ?///」
上条「百合子ッ」
ちゅっ
一方通行「///」
868 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:57:55.62 ID:KGQd6X2o [23/33]
一方通行「さ、三下ァ…」
上条「百合子、百合子ぉ…」
ガタッ
上条・一方通行「!?」ビクッ
ギシッギシッ…ギシッギシッ…
-「とーま…」
-「ミサカと一緒に寝てくれませんか…」
上条「い、インデックス?御坂妹?」アセアセ
禁書「とーま…あれ…?ゆりこ?」
一方通行「よ、よォ…」アセアセ
御坂妹「やはりそうでしたか…とミサカは邪魔できたことが少し嬉しいです」
一方通行「テメェ///」
上条「そ、それでどうした?
禁書「あのね…もしよかったら…私も傍で一緒に寝たいんだよ…?だめ……かな?」
御坂妹「ミサカも…できれば上条当麻の上じゃなかった…横で寝たいとおもってます」
869 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:08:15.34 ID:KGQd6X2o [24/33]
一方通行「仕方ねェ、三下、今日は5人で寝るから、続きはなしだ」
上条「そんなぁ…」ガックリ
御坂妹「お困りなら…ミサカが…」ニギッ
上条「な、なにをなさいますかミサカさん///」アセアセ
一方通行「て、テメェそれは俺専用だぞォ!?」
御坂妹「苦しいようなので、ミサカが楽にして差し上げようかと…」
禁書「クールビューティ駄目!それだけは駄目なんだよ!」キッ
御坂妹「…ですが」
禁書「そ、それはゆりこの何だから…触っちゃだめなんだよ///」
上条「いや、俺の体の一部だし…///」
禁書「とにかく、とーまにべたべたするのはいいかもしれないけど、それ以上のことしたら駄目なんだからね!」
御坂妹「わ、わかりました…とミサカは少々悔しそうに返事します」
一方通行「それにそこのガキから邪魔すンなとか命令あったンじゃねェのかよ…」
御坂妹「その命令は上位固体が上条当麻に好意を抱いた時点で破棄されましたが?」
一方通行「このガキマジで、三下に惚れてやがンのかァ?」
871 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:13:35.24 ID:KGQd6X2o [25/33]
御坂妹「もう記憶のほとんどが上条当麻で埋まっていますとミサカは現実を突きつけます」
一方通行「マジかよ…」
上条「だ、大丈夫だって俺は百合子一筋なんだから…」
一方通行「それはわかってンだけど…ガキはある意味手段を選ぶって事がねェから、こえェなって…」
禁書「それなら、私がちゃんと言って聞かせるんだよ?」
上条「そんなことできるのか?」
禁書「これでも私はシスターなんだよ?忘れたかな?」
一方通行「コスプレじゃねェーのかと疑ってたわ…」
禁書「むぅーゆりこもちょっとひどいんだよ…」
一方通行「すまねェ…」
禁書「それでね、シスターとしては子供が間違った道にいかないように、導くって役割もあるわけだから…」
禁書「だからちゃんと私が『常識』というものを教え込むんだよ!」
上条「…家電の使い方とかの日常的なことはお前が教えるなよ…?」
禁書「むぅー、わかってるんだよ…その辺りは私がクラシックなのは…」
上条「とりあえず、インデックス、打ち止めの教育は頼む」
872 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:20:32.67 ID:KGQd6X2o [26/33]
-翌朝-
チュンチュン
刀夜「ふぁぁ、皆を起こさないとなぁ…」
テクテク
刀夜「…ぁ」
トテテ
詩菜「刀夜さん、当麻さんを起こしてくれますか?」
刀夜「母さん、しぃー」
詩菜「まぁまぁ…」ニコッ
上条「ぐーぐー」
一方通行「すーぴーすーぴー」
打ち止め「すー、ぴよよよ、すー」
禁書「ぐがー、ぐがー」
御坂妹「すー、すー」
詩菜「本当に当麻さんもてもてですね」
873 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:24:02.04 ID:KGQd6X2o [27/33]
刀夜「よし、当麻の携帯で…」
カシャッ
詩菜「まぁまぁ、刀夜さんったら」
刀夜「えーっと、こいつの携帯に入ってるアドレス全員に…」
刀夜「画像を添付して…送信っと」
ピッ
詩菜「そ、それは…」
刀夜「まぁこれで百合子ちゃんの気苦労の一つ、当麻ももてもての予防になるだろ」
詩菜「予防ですか?」
刀夜「そうだ、もうすでに当麻にはこれだけの彼女がいるんだぞって見せ付ければ、女も寄ってこないだろう」
詩菜「…そうですかねぇ」
刀夜「さて、皆を起こすか」
詩菜「そうですわね」
刀夜「ほら、当麻おきろ!朝だぞ!皆もおきたおきた!」
「ぅぅぅ…」
874 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:29:44.39 ID:KGQd6X2o [28/33]
ピロリン♪
土御門「メール?かみやんから…」
pi
土御門「ほぅほぅ…」ニヤッ
………
♪~♪~
姫神「当麻くんからメール?」
pi
姫神「…これは。破廉恥」
………
プルルル♪
青髪「なんや、メール?」
pi
青髪「かみやん…見せ付けてくれるやないかぁあああ!!!」
青髪「こないなことされたら、僕もなめられたままじゃ居れんで!」
875 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:35:55.79 ID:KGQd6X2o [29/33]
-月曜日-
上条「ふぁあ…おはよう…」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「なんだよ、その顔…」
土御門「かみやん、一方通行、黒板みてみるにゃー」
上条「黒板…?」チラッ
一方通行「なっ…!?」
上条「おい、これって…」
土御門「かみやんが送ってきてくれた画像をプリントアウトしてみたんだけどにゃー」
上条「お、俺がおくった?いつ!?」
土御門「日曜日の朝だけど…?」
上条「ま、まさか…父さんが…」
一方通行「///」
男子「なんだ、上条と鈴科さん、そういう関係だったのかよ…しかも他に可愛い子3人もはべらせて…」
女子「上条くん、さいてー」
876 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:42:23.38 ID:KGQd6X2o [30/33]
上条「///」
ダッタタタタ
バリッ、グシャグシャ
男子「羨ましいぜ!上条!一人紹介してくれよー!」
上条「そ、そんなんじゃねぇ!」
男子「だって5人で寝てる写真じゃねーか」
上条「だ、だから、こいつは知り合い、こいつは居候…それで、こっちは百合子が面倒みてる子供なんだよ…」
女子「じゃぁ、鈴科さんは認めるんだ?」
上条「…それは」
女子「それとも鈴科さんとも遊びとか?」
上条「そ、それはない!百合子とは本気…の!」
女子「へ、へぇ…」
男子「どっちにしても、お前は羨ましいよな、鈴科のような可愛い子と付き合えてるんだから」
一方通行「///」
土御門「そろそろはっきりしたらどうかにゃーかみやん!」
879 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:45:58.72 ID:KGQd6X2o [31/33]
上条「そうだよ、俺は百合子と付き合ってるよだから、それがどうしたよ!!///」
女子「別に何でもないけど…」
男子「…あぁ、そんなにムキになるなよな」
上条「はぁはぁはぁ…」
土御門「…」ニヤニヤ
………
……
…
土御門「かみやんがはっきりしないからいけないんぜよ」
上条「付き合ってるのなんか観てればわかるだろ…みんな…」
土御門「かみやん狙ってる女子どれくらいいるとおもうんだにゃ?」
上条「いねーだろ!そんなの…」
土御門「そういう子がすっぱり諦められるように、ああいう風にいわないと、その子達だって次の恋にいけないんぜよ?」
一方通行「まァ、俺としては嬉しいンだけどな…///」
土御門「まぁ結果オーライだにゃー」ニヤニヤ
880 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:51:03.32 ID:KGQd6X2o [32/33]
上条「そういえば青髪まだ、きてないのか?」
土御門「そーいえばみてないにゃー」
ガラッ
青髪「おはよぉー諸君!」
上条「なんだ、あの爽やかキャラは…」
一方通行「なンかきもい…」
土御門「小萌ちゃんに振られて自棄になったかにゃー」
青髪「お、かみやん!昨日のメールみたで!」
スタスタ
上条「あっ、まさかそっちにまで…?」
青髪「いやーハーレムなかみやんの現実見せ付けられて、僕ぁ、奮起したで?」
上条「奮起?」
青髪「小萌ちゃんとの個人授業だっただけど、そのとき先生に告白した!」
上条「なっ…」
土御門「なんだってぇえええ!?」
881 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:54:42.86 ID:KGQd6X2o [33/33]
上条「土御門、前にいったこと…」
土御門「そ、そうだにゃ…」
一方通行「こ、こっちも知り合いあたってみンぞ…」
青髪「なになに?その深刻そうな顔は?」
上条「青髪、まぁ次があるさ…」ポンポン
土御門「あぁ、俺が可愛い子紹介してやるからにゃー」
青髪「はぁ?なに二人ともいってるんだ?」
上条「なにってどうせ、小萌線先生に…」
土御門「かみやん、直球は駄目ぜよ…」
上条「あっ…すまん…」
青髪「そうそう、小萌ちゃんに告白したんやけど…なんと…」
上条「…」
青髪「条件付でオッケーもらっちゃいましたー」ニヤニヤ
上条「えっ…!?」
土御門「なんの冗談だにゃ?」
883 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:00:16.32 ID:d9gs47go [1/13]
青髪「いやぁ、僕の勉強に対するまじめな思い、教師という職業に対する憧れ、そして小萌ちゃんとの一対一の勉強での学力アップ」
青髪「これプラス小萌ちゃんへの僕の愛を直球で伝えたら…」
青髪「なんとなんと、考えて考えておきますって答えが!!」
上条「それってはぐらかされただけじゃないのか…」
土御門「それは幻覚だにゃ、きっと」
一方通行「俺、あの医者つれてくる…」
青髪「だぁぁああ!話をきけぇええ!」
ビクッ
青髪「だから条件つきいうたやろ…」
上条「条件って…のは…?」
青髪「T大に合格することや!」
土御門「はぁ…驚いてそんしたにゃ…」
一方通行「まったくだ…」
青髪「なんや、僕のことなめてませんか?それ」
上条「舐めるもなにも、お前、今クラスのびりじゃねーかよ…」
885 名前:青ピーもたまには報われないとね…、手抜きキャラといポジションらしいので[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:07:30.83 ID:d9gs47go [2/13]
青髪「はぁ、これをみるんや」
ピラッ
上条「なんだこれ…?」
土御門「模擬テストみたいだけど…」
青髪「去年の大学入試問題や」
上条「えーっと…あれ…うそだろ…」
青髪「やればできるのが僕なんやでぇ!」
土御門「だからといって、いきなりこの点数は…」
青髪「小萌ちゃんが、今は学生と教師の立場だから付き合えません、だけど卒業して、勉強への熱意が本物と判ったら…」
青髪「まじめに交際を考えてあげるのですよ、こういってくれたんだ」
青髪「こりゃ…本気出すしかないやろ!!」
上条(こ、こいつって…)
土御門(案外単純?)
一方通行(ある意味天才だな…今までやる気のなかっただけで…)
青髪「まぁ、大学合格と彼女ゲットの2つを達成してみせるからな!みててや!」
886 名前:ってことでおやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:15:26.61 ID:d9gs47go [3/13]
上条「あいつ本当に合格しそうで怖いな…」
土御門「切れた馬鹿は予想外の行動をするからにゃー」
一方通行「ばかっつーより、今まで才能の無駄遣いをしてたンだろうな…」
上条・土御門「なるほど…」
一方通行「三下は進路とか考えてあンのかァ?」
上条「うーん、でも百合子に教えてもらって成績があがってるとはいえ、元がこれだしな…」
一方通行「あきらめンなよ!俺を幸せにしてくれンだろ?」
上条「も、もちろん…」
一方通行「だったら、あの馬鹿みたいに頑張ってほしいぞォ…」
上条「わかった、やれるだけやってみる」
一方通行「一緒に大学いきてェな…」
上条「百合子と同じレベルの大学か…相当勉強しないと…」
一方通行「勉強なら俺がいつでも教えてやるからな…?」
上条「よろしくお願いします、百合子先生」
一方通行「また、その設定か///」
土御門「俺はまぁ、舞夏とイチャイチャできればどんな進路だって…」
889 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 20:54:32.19 ID:d9gs47go [4/13]
戻りました、片付けたら…
892 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:01:15.38 ID:d9gs47go [5/13]
-とある休日の一方通行の家庭教師-
カリカリ......ピタッ
上条「うーん…」
一方通行「…」ジィー
上条「むぅぅぅ…」
一方通行「その問題さっきの公式当てはめてみろ」
上条「あっ!そうか!」
カリカリカリ
一方通行「結局その辺りは応用なンだよォ…」
上条「なるほどなー」
一方通行「まァ、これで三下の弱点はわかったな」
一方通行「それじゃ、俺がみっちり、期末試験まで勉強教えてやるから、覚悟しておけよ!」
上条「お願いします、先生!」
一方通行「せ、先生かァ…わるくねェ響きだ…」
上条「百合子センセ、お手柔らかにお願いしますね」ニコッ
893 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:09:36.91 ID:d9gs47go [6/13]
一方通行「ここはだなァ…三下くン…」
上条「ふむふむ」
一方通行「こうなるわけなンだよ、ここまでいいかァ?三下くン」
上条「大丈夫です、百合子先生!」
一方通行「そ、そォーか…///」
一方通行(なンか先生とかいわれンの、癖になりそうな感じだぞ…)
上条「百合子先生、顔は赤いですよ?」
一方通行「な、な、なンでもねェーよ///」
一方通行(顔赤くなってンのか?)アセアセ
一方通行「アー、次は――の――だけど…」
上条「…」ジィー
一方通行「―から、これを用いて…って三下くン?何先生の顔じっとみてンですか、この野郎」
上条「だって、眼鏡(伊達)した教師百合子の顔が……可愛くて…」
一方通行「今は先生だ!ま、まじめに勉強しやがってください!」アセアセ
上条「はーい!」
894 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:24:59.40 ID:d9gs47go [7/13]
カリカリカリ
上条「なぁ百合子…お前勉強しなくて平気なのか?」
一方通行「今は先生だっつってンだろ…」
一方通行「まァ、俺はこっちに来る前に普通の高校の勉強なら終わってるからなァ、全部復習みたいなもンなンだよ」
上条「前もそんなこといってたよな、やっぱりLV5って違うんだな…」
一方通行「能力があっても、勉強ができても結局、器が小さきゃたいした人間にはなンねェーけどな」
上条「そんなもんかねぇー」
カリカリカリ
一方通行「ほら、三下く~ン?またそこ間違えてっぞ…」
上条「え?マジ?」
一方通行「はァ…こンだけ教えてやってンのに…」
上条「面目ない…」シュン
一方通行「仕方ねェな…もしも次の試験でまぁ開発は仕方ねェとする、それ以外で順位が学年で50上がったら、なンかご褒美やンぞ」
上条「!?」
一方通行「オッ?やる気でてきたかァ?それじゃその調子であと20ページいってみるか!三下く~ン」
895 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:45:00.21 ID:d9gs47go [8/13]
上条「で、ご褒美ってなに?」
一方通行「それは達成してからのお楽しみだ」
一方通行(勢いでいったのは良いが、なンも思い付かねェーぞ…)
上条「なにかぁ…あぁぁああ気になるなぁああ!!!」
一方通行「成績あがらなきゃ、やらねェーンだから、三下くンは勉強しててください」
上条「うぉぉぉお、がんばるぞ!」
一方通行(はァ、どうすっかな…年増の二人に相談してみっか…)
………
……
…
一方通行「そンなわけで、ちょっと意見聞きたいンだけどよ…」
芳川「ふーん、彼にご褒美ねぇ」
黄泉川「考え無しに、一方通行はいったのか?」
一方通行「…あァ、三下が少しでもやる気だしてくれりゃいいかなァ…って」
黄泉川「ふぅーん、まぁ成功するといいじゃんか」
897 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:01:45.80 ID:d9gs47go [9/13]
芳川「それで、貴方は何か考えたのかしら?」
一方通行「いや、なンも思い浮かばねェ…」
芳川「だったら、裸エプロンでもしてあげたら?彼きっと喜ぶわよ」ニヤニヤ
一方通行「裸エプロンだァ!?」
黄泉川「ほら、ふざけてるじゃないよ、まじめに一方通行が相談してきれるのに、ひどいじゃんか」
芳川「ごめん、ちょっと調子に乗りすぎたわ」
一方通行(裸エプロンかァ…エプロンかってこねェと…)
一方通行(待てよ?裸エプロンって事は下着も脱ぐのか?)
一方通行(ブラはまぁいいけど、下も脱いだら…尻から丸見えだろ///)
一方通行「///」カァァー
芳川「あれ…一方通行なんだか…」ニヤニヤ
黄泉川「まじめに裸エプロンのこと考えちゃってるみたいじゃん…」
芳川「色々やってるとおもったけど、結構、初心なのね」
黄泉川「初心っつーより、むっつりっぽい感じもするけど…」
一方通行「……三下、よろこぶかな……」
899 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:13:47.09 ID:d9gs47go [10/13]
芳川「一方通行、今のは冗談だからね?」
一方通行「エプロンはヒラヒラついてたほうがいいのか…?それともシンプルな…」ブツブツ
黄泉川「…もう頭の中では確定事項みたいじゃん」
………
……
…
-とある放課後-
一方通行「三下、このあとちょっと、買い物いいか?」
上条「ん?別にかまわないけど…」
一方通行「そォーか、それはこのままいっても…?」
上条「何かかさばるもの買うっていうなら、荷物置いてきたいところだけど」
一方通行「ちょ、ちょっとしたもンだからかさばらねェーとおもう…」
上条「オッケーそれじゃ、このままいこうか」
一方通行(で、できれば三下の好みのエプロンつけてェーし…)
上条「どうした、いかないのか?」
一方通行「あァ、なンでもねェ、今いく…」
900 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:25:18.63 ID:d9gs47go [11/13]
-いつものセブンスミスト-
上条「それで、試験前の今頃に何が必要なんだ?」
一方通行「あァ、ちょっとな、料理のために…」
上条「エプロン?」
一方通行「………」
上条「お前料理するときエプロンなんか、ほとんど使わないだろ」
一方通行「そォーなンだけどさ…」
上条「ふーん、まぁエプロン姿も似合いそうだけど」
一方通行「ほ、本当か?」
上条「俺のイメージだと、ばっちり」
一方通行「そ、そォーか…」ニヤリッ
上条「ってことは、俺にエプロンを選んでって事なのか?俺を連れてきたし」
一方通行「話がはえェーじゃねェーか…」
上条「付き合って大分経つし、それくらいは判るよ」
一方通行「///」
901 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:42:04.94 ID:d9gs47go [12/13]
上条「エプロンといっても結構種類あるもんだな…」
一方通行「三下の好みでいいからよ…」
上条「好みっていってもなぁ…」
一方通行「なンかあンだろ?ほら、ヒラヒラがあるほうがいいとかよ、こうシンプルなやつがいいとか…」
上条「そんな大雑把なのでいいのか?」
一方通行「とりあえず、そこから絞ってみてくれよ…」
上条「個人的にはヒラヒラついてると料理してるときに邪魔でいやだから却下だな…」
一方通行「ヒラヒラは駄目か」
一方通行(アブねェ…ヒラヒラ先走って買わないでよかったぞ…)
上条「これなんかどうかな?猫のキャラクター入ってるんだけど」
一方通行「…意外だな」
上条「そうか?結構似合うと思うんだけど」
一方通行「まァ、三下がいうならそれでいいや…」
上条「さぁ買い物終わったし、かえって勉強勉強!百合子のご褒美楽しみだなー」
一方通行(これがご褒美だなンて、まァ思いつかないだろうな…)
902 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:54:23.07 ID:d9gs47go [13/13]
-百合子試着中-
シュルシュル
一方通行「さすがに地肌にエプロンは…ちょっと抵抗あンな…」
シュッ
一方通行「……」チラッ
一方通行「これ、裸よりエロくねェーか…?///」
一方通行「…見えそうで見えないっつー感じがやべェぞ…」
トントン
一方通行「!?」
-打ち止め「一方通行、一方通行、どうしたのー帰ってきてすぐ部屋に篭って、ミサカはミサカはちょっと心配ー」
一方通行「だァァ、何でもねェって!」アセアセ
-打ち止め「本当かなーってミサカはミサカは喧嘩したんじゃないかなって本気で心配してるんだよー」
一方通行「三下と喧嘩なンかするはずがねェだろ!!」
-打ち止め「それじゃ、顔みせてもらおーっと」
一方通行「や、やめろ!今は!」
904 名前:あれ?卒業、そして…までかけるかなこれ…[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 00:07:33.62 ID:sblS7Qso [1/16]
ガチャッ
一方通行「やァめえェえええろォォォお!!」
打ち止め「一方通行ー?」
一方通行「///」
打ち止め「…えーっと、それって……」
一方通行「何も聞くな///」
打ち止め「うーん…お尻丸見えだよ…」
一方通行「何もいうな///」
打ち止め「変わったファッションだね」
一方通行「だから…」
打ち止め「…」
トテテテ、バタンッ
一方通行「打ち止めには理解できなかったか…今のうちに着替えねェと…」
-打ち止め「ねーよみかわー、よしかわー一方通行が、裸でエプロン着てるってミサカはミサカはびっくりしてみたりー!!」
一方通行「アァアアアアア!!!」
907 名前:ごめんなさい、少ないけど本日はここまででおやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 00:22:32.53 ID:sblS7Qso [2/16]
-試験当日-
一方通行「ったく、まさか写真までとられるとは思いもしなかったぜ…」ブツブツ
上条「百合子、どうしたんだブツブツ何かいって…」
一方通行「なンでもねェよ///」
上条「そうか?それより、約束忘れてないよな?俺が学年で50、成績上げたらって話」
一方通行「わ、わすれてねェよ、それより三下こそ50あげる自信あんのかァ?アレだけ勉強教えて成績下がってみろ?ただじゃおかねェーぞ」
上条「…大丈夫だとおもう…」
一方通行「だと思うじゃ駄目なンだよ!折角、恥ずかしい思いしてまでこっちも準備してンのに!!」
上条「恥ずかしい想い?え?」
一方通行「いいから、お前は少しでも点取れるように勉強しとけ!」
上条「な、なんだよもう…」
一方通行(三下が成功するという前提でもう準備しちゃってンだからな…)
一方通行(絶対成功してくれよ…じゃないと、あいつらに写真撮らせるために…)
一方通行(あんな、あんな格好したことに…///)
上条「百合子また、顔あかいぞ…?」
914 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 21:22:05.61 ID:sblS7Qso [3/16]
帰ってきたらvipがカオス…
片付けたら開始します
915 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:06:24.30 ID:sblS7Qso [4/16]
-テスト-
小萌「それでは開始してください」
青髪「ほわぁたぁああああ!!」
上条「!?」ビクッ
青髪「ほわぁ、ほわっ、ほわっ!」
カリカリカリカリッ
上条(なんだ、青髪のあの勢いは…」
青髪「見える見えるで!僕と小萌ちゃんとのらぶらぶな未来がぁああ!」
カリカリカリカリカリッ
上条「…まさか」
青髪「はぁあああああ!!」
カリカリカリカリッ
小萌「テスト中は静かにしてくださいなのです」
青髪「…」ブツブツブツ
カリカリカリカリ
916 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:19:34.98 ID:sblS7Qso [5/16]
上条(これは、俺も油断してられないな!)
カリカリカリカリッ
一方通行(三下ァ…絶対達成してくれよな…じゃないと、俺はただの変態扱いに…)
………
……
…
小萌「それでは時間ですので、手を止めてください」
上条「…ふうー」
土御門「かみやん、どうだったにゃー」
上条「今回はちょっと自信あるぜ!」
土御門「ほほぉーそりゃ楽しみだぜい」
上条「まぁ、クラス上位はもらったな、わりぃな土御門、お前だけ置いていく形にしちまって」
土御門「そこまで自信あるのかにゃ、はぁーどれだけ一方通行に手取り足取りおしえてもらったんだかー」
一方通行「て、手取り足取りなんかおしえてねェーぞ!」
土御門「そうかにゃー?」
918 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:28:03.64 ID:sblS7Qso [6/16]
上条「そうだそうだ!女教師姿で厳しく時には優しく教えてくれてるだけだ!」
土御門「ほぅほぅ…もちろん、眼鏡も装着かにゃ?」
上条「ったりまえだ!女教師に眼鏡はつきものに決まってるだろ!」
一方通行「…三下、い、イチイチそこまで説明しなくてもいいンだぞ…///」
土御門「それで、勉強が終わった後は?」
上条「スタッフがおいしくいただきました!」
土御門「…」ニヤッ
一方通行「バカァ///」
上条「あ、あれ…?俺、今変なこといったか…?」
土御門「いんや、ぜんぜん変なことなんかいってないぜよ…」ニヤニヤ
一方通行「///」
青髪「…」ブツブツブツ
土御門「そっちはどうだったにゃー?」
青髪「…小萌ちゃんとの、新婚生活が見えるで…」
土御門(いよいよ…)
せろり(限界だなァ…)
920 名前:せろりってなんだよ…orz せろりで一方通行を辞書登録してます…ごめんなさい[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:38:03.08 ID:sblS7Qso [7/16]
-下校中-
上条「なぁ百合子、そろそろご褒美の内容教えてくれてもいいころじゃないか?」
一方通行「ダメだダメだ!目標達成するまでお預けだ!」
上条「ちぇっ…今回は自信あるんだけどなぁ…」
一方通行「そ、そうだなァ…テストの結果が出る日の放課後にでも三下のうちでやってやンぞ・・・」
上条「えっ?百合子が何かしてくれるってことなのか?」
一方通行「まァ、そのようなもンだよ…」
上条「何かな、すげぇ楽しみだぞ!」
一方通行「あ、あンまり期待すンなよ?はじめてやるンだから…」
上条「初めて!?そりゃ期待するなって方が無理だよ、百合子!」
一方通行「期待されると、はずしたときが恥ずかしいンだよ…///」
上条「まぁ、たとえなんであっても、百合子が俺のためにしてくれることなら何でも嬉しいよ」
一方通行「そ、そォーか、それなら良いンだけどな…ただ、本当に期待しすぎンなよ?」
上条「わかった、わかった、俺だってまだ確実じゃないんだし、結果でるまでは過剰な期待をしないようにするよ」
一方通行「そ、それで良いンだよ…ったく…」
921 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:43:50.92 ID:sblS7Qso [8/16]
-結果発表-
ガヤガヤ
「マジかよ、今回どうなってんだこれ」
「うそ、私30位も落ちちゃったよ」
上条「なんだか騒がしいな」
一方通行「だなァ…」
上条「どきどきしてきた…」
一方通行「だ、大丈夫だ…俺がアレだけ教えたンだぞ?」
上条「そうだな、百合子先生がアレだけ教えてくれたんだし…」
テクテク
土御門「よぉーかみやん結果はみたかにゃ?」
上条「これからだけど…?」
土御門「そうか、まぁ結果みても、まぁ…」
スタスタ
上条「まさか、俺…そんなにひどかったのかぁ…!?」
922 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:48:33.19 ID:sblS7Qso [9/16]
上条「…」そぉぉ
上条「!?」
一方通行「三下ァ…」パァァ
上条「よっしゃぁああ!よしよし!」
一方通行「三下、100位はあがったンじゃねェーか?」
上条「そうだな、えーっと前回が○位だから、98あがったことになるのかな?」
一方通行「目標の倍だな!」
上条「これで百合子のご褒美!」
一方通行「そ、そォーだな///」
上条「…さてと、青髪はと…あれだけ頑張ってたんだし、結構良い順位いってるだろ…」
一方通行「最近人間捨てて勉強してたもンなァ…」
上条「うーん、ないな…」
一方通行「…えっ…!?」
上条「見つかったか?」
一方通行「これ…何かの間違いじゃねェよな…?」アセアセ
924 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:57:23.91 ID:sblS7Qso [10/16]
上条「ま、満点だと…」
一方通行「アイツ…」
ヌゥー
青髪「これで僕の実力、理解してもらえたとおもうんやけど…」ニヤッ
上条「青髪…お前…」
青髪「僕が本気出せば、こないな試験なんて満点なんて楽勝なんやで?」
一方通行「…」
青髪「まぁ今後の勉強には僕のいや、小萌ちゃんの将来がかかってるからもっともっとがんばるでー!」
小萌「青髪ちゃん!」
青髪「小萌せんせぇ!みてくれましたかぁ!?僕の実力!」
小萌「正直、本当に個人授業で効果があるのか、先生は半信半疑だったのですがぁ…」
青髪「実際効果は…」
小萌「そうですね、それは認めなくてはいけませんね」
青髪「そうなんやで、しかも僕は小萌センセェが指定した大学へ合格したら付き合ってくれるって話があるだけでぇ…これだけ頑張れるんやでー!!」
小萌「まさか、こんな物でつるようなやり方でこんな結果だされてしまうと…先生本当に青髪ちゃんの認識改めないといけませんね」
青髪「だから、僕ぁ、もっとがんばるから…」
小萌「そうですね、まじめに考えておきますね…その、でもあくまでも合格してから、なおかつ卒業してからですから…ね…」
青髪「よし、やるきでてきたでぇえ!!!」
925 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:05:47.07 ID:sblS7Qso [11/16]
-下校中-
一方通行「ハァ、あの変態に負けるとはァ…」
上条「まぁ百合子だってすごいじゃないか、間違えたのたった1問だろ?」
一方通行「満点と1問間違えには点数以上の差があンだよ…」
上条「そんなこといわれると、俺…素直に…今日の点数喜べないんだけど…」
一方通行「あっ…」
上条「やっぱり、ご褒美は無い方がいいのかな…」ショボーン
一方通行「さ、三下はよく頑張ったンだよ!」
上条「でも、青髪は満点、百合子は1問落としただけ…それに比べて俺は…」
一方通行「こ、これからだよ、俺みたいな点数はもう落ちるか現状維持しかねェンだし…」
上条「…」
一方通行「三下はトータルでかなりあがったじゃねェーか…もう上位だって見えてきてンだぞ?このまま俺が教えつづけりゃきっと三下だって」
一方通行「三下だって…お、俺と同じ位に…は無理だろうけど結構いいところまでは」
上条「あぁぁああああああああああああああああああああ!!」
一方通行「!?」ビクッ
927 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:18:25.63 ID:sblS7Qso [12/16]
上条「うじうじ悩むのやめた!こんなの俺に似合わない」
一方通行「そうだ!そうだぞ三下!」
上条「ってことで、早く帰ってご褒美を///」
一方通行「わ、わかってンよ…///」
………
……
…
ガチャッ
上条「ただいま、っと」
一方通行「お邪魔します」
トテテテテ
禁書「とーま、お帰り!ゆりこいらっしゃいなんだよ!」
一方通行(こいつ居ること忘れてた…)
禁書「とーま、私はクールビューティと遊んでくるね!」
上条「おう、気をつけろよ」
禁書「うん、ご飯までには帰ってくるから、ゆりこご飯お願いなんだよ!」
一方通行「お、オウ、判ったぞ」
バタンッ
928 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:24:19.81 ID:sblS7Qso [13/16]
一方通行「こ、これは好都合だぜ…」
上条「ん?インデックスいちゃまずいことだったのか?」
一方通行「な、なンでもねェーよ///」
上条「それじゃ、ご褒美の方、ひとつよろしくお願いします」
一方通行「…三下ァ、ちょっと、表でててくンねェーか?」
上条「えっ、なんで?今帰ってきたばかりなのに…」
一方通行「準備に色々手間が掛かンだよォ!つべこべ言わずに外でまってろ!電話でよンでやっからよ!///」
上条「…なんだよ、いきなり」ブツブツ
ガチャッ
一方通行「合図するまで絶対覗くンじゃねェーからな!」
上条「わかってるよ…」
バタンッ
一方通行「……」
シーン
一方通行「急いで準備しねェーと…」ドキドキ
930 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:30:21.11 ID:sblS7Qso [14/16]
一方通行「やっぱ下は履いておきてェーンだけど…三下が絶対なンかいいそうだしなァ…」
ヌギッ
一方通行「あとはこれつけて…」
シュルッ
一方通行「で、出来たぞォ…我ながら…エロ過ぎだとおもうぞ…」
一方通行「それじゃ、三下呼ンでと…」
pipi、trrrrrrrrrr
一方通行「三下かァ?準備できたから、すぐこい!あと入ったらすぐ扉の鍵閉め事、忘れンなよ!」
pi
一方通行「…三下なンていうかな」
ダタッタタタタ
ガチャッ
上条「ただいま…鍵を閉めてと…」
ガチャッ
上条「百合子~戻ったぞ~?」
931 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:34:31.55 ID:sblS7Qso [15/16]
一方通行「///」
上条「…えっ…」
一方通行「三下さ~ン…お帰りなさいませェ~///」チラッ
上条「ゆ、百合子…///」
一方通行「ご飯にするゥ?お風呂にするゥ?」
上条「こ、これって…もしや…///」ドキドキ
一方通行「それとも…ワ・タ・シ?(はぁと」
上条「…!?」
一方通行「…黙ってないで、な、何とか言えよ…///」
上条「ぁぁぁ…///」
一方通行「こういうの嫌いだったかァ?///」
上条「さ、さ…」
一方通行「さ?」
上条「最高です!!!」
一方通行「…よかったァ」ホッ
933 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:45:48.55 ID:sblS7Qso [16/16]
上条「それで、百合子…」
一方通行「な、なンだァ?」
上条「さっきの全部ってのはあり?///」
一方通行「さっきのって…?」
上条「まず百合子をいただいて…」
一方通行「なっ///」
上条「良い汗かいたら、一緒にお風呂はいって…」
一方通行「良い汗とか…なンだよ///」
上条「最後におなかがすいたころ百合子の手料理(その格好で)ってので」
一方通行「///」
上条「ダメかな///?」
一方通行「今回だけの…と、特別だかンな…」ポツリッ
上条「よっしゃぁあ!」
一方通行「ったく、あの白いのが帰ってくるまでに俺の事はは早く召し上がれだ…///」
上条「それじゃ、いただきまーっす」ルパンダーイブ
一方通行「キャッ><」
936 名前:ちょっとPCおかしいので再起動っと[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:05:35.41 ID:H1H8eqco [1/25]
-夕食中-
モグモグモグ
一方通行「…」
上条「…」
禁書「ねぇーゆりこ?」
一方通行「あァ?オカワリかァ?」
禁書「うん、そうなんだけど、はい…じゃなくて」スッ
一方通行「なンだ?じゃなくてとか言いながら結局茶碗だしてるじゃねェーか」
盛り盛り、パンパンッ
禁書「だから、そうじゃなくて…」
一方通行「ほらよォ、特盛り」
禁書「わーい、ありがとうね!ゆりこ」
モシャモシャ
禁書「そうじゃなくて!」バンッ
上条「おい、飯は落ち着いてくえよ」
禁書「ゆりこ?なんで裸にエプロンなのかな?」
一方通行「///」
上条「それはだな…」
937 名前:なんだか意味不明なタイミングでexplorer.exeが落ちたりする…[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:19:47.77 ID:H1H8eqco [2/25]
禁書「また、とーまが変なこといったんだね!」
一方通行「いや、その…」
禁書「とーま!えっちなことやりすぎちゃいけないとおもうんだよ?」
上条「だから…」
禁書「きいてるのかな、とーま?」ジトォー
上条「…ごめんなさい」
禁書「謝る相手が違うと思うんだけど?」
上条「百合子、ごめんなさい…」
一方通行「いや、別に…」
禁書「はい、これで仲直り、それじゃゆりこは服きたほうがいいよ、風邪ひいちゃうから」
一方通行「…あァ、そ、そうだな」
スクッ、タタタッ
上条「はぁ…」
禁書「とーま、ほどほどにしないと、ゆりこ怒ってどこかいっちゃうかもしれないんだよ?」ボソッ
上条「わ、わかりました…」
上条(元々は百合子の発案なんだけどな…)
939 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:28:40.33 ID:H1H8eqco [3/25]
上条「それじゃ俺は百合子、送ってくるからインデックスは早く寝ろよ?」
禁書「むぅー、私そんなに早く寝る子供じゃないんだよ…」
上条「はいはい」
禁書「ゆりこ、またねー」フリフリ
一方通行「あァ、またな」
上条「いってきます」
バタンッ
上条「ふぅ、今日は楽しかったなぁ…」
一方通行「三下が楽しンでくれたならよかったぞ…」
上条「何をいってんだよ、百合子だって楽しんでたじゃないか」
一方通行「そ、それは…///」
上条「結構ノリノリだったくせに」ニヤニヤ
一方通行「お、俺はご褒美だから、三下に喜んでもらおうとおもって…」
上条「ふーん、そいうことこにしておこうか」
一方通行「そンな事より、三下、ちょっと激しすぎだったぞォ!今日は」
940 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:34:36.63 ID:H1H8eqco [4/25]
上条「だから、それは百合子が可愛すぎるからいけないわけで…///」
一方通行「それじゃ、暫く可愛くない格好でもすっかなァ~」チラッ
上条「そんなぁ…」
一方通行「冗談だよ、三下が嫌がること、俺がするはずねぇーだろ?」
上条「百合子、愛してる」
ちゅっ
一方通行「ったく、お前調子いいンだから///」
上条「なぁ、百合子…今日のあれまたやってくれないか?」
一方通行「今日のかァ…そうだなァ…」
上条「たまにでいいから!な?」
一方通行「判ったよ、考えておいてやるから勉強次も頑張れよ?」
上条「よっしゃ!やる気でてきたぞ!」
一方通行「…お前も結局はエロが目的なのか」
上条「ち、違う違う!百合子だからだよ!百合子が好きだから、百合子のいろんな格好みたいだけで…それが目的じゃないって…」
一方通行「なンか説得力ねェーな…」
上条「信じてくれよぉー、百合子ぉ~」
一方通行「まぁ、惚れた男の言葉くらいは信じてやるか…」
941 名前:おやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:38:10.59 ID:H1H8eqco [5/25]
一方通行「それじゃ、三下帰り道気をつけろよ?」
上条「おう、それじゃおやすみ」
一方通行「またな」
ちゅっ
上条「また!」
タッタタタ
一方通行「はぁ、三下と離れると途端、さびしくなるなぁ…」
黄泉川「ふふふ、乙女発見じゃん」ニヤッ
芳川「乙女ね…それも恋する乙女…」
打ち止め「一方通行は乙女!」
一方通行「て、テメェら…観てたのか!」
黄泉川「そりゃ、玄関でやってたらばればれじゃんか」
芳川「アレ?見せ付けてたんじゃなかったのかしら?」
打ち止め「ミサカもあんなちゅーしたいなーってミサカはミサカは妄想してみたりー」
一方通行「…チッ///」
945 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 20:09:24.64 ID:H1H8eqco [6/25]
戻りました、さてどうしましょう
間違いなくこのスレに収まりきりません
ですが、次スレでも途中で終わるでしょう…
困った困ったorz
片付けたらはじめます
948 名前:酒を飲んだせいでエロばかり浮かぶので…自重しつつがんばります[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:04:37.38 ID:H1H8eqco [7/25]
-とある2年の教室-
一方通行「また三下と同じクラスだなァ…」
上条「そうだな、また今年もよろしく、百合子」
一方通行「別のクラスだったら、学校ブチ壊そうと思ってたところだぜ…」
上条「…それはさすがにやりすぎだろ……」タラー
一方通行「馬鹿、俺にとっては死活問題なンだよ…」
上条「それじゃずっと同じクラスでいないといけないじゃないか…進学しても」
一方通行「そォーだよ、だから三下、俺と同じ学校行こうな?」
上条「はぁ、百合子のレベルまで3年までに百合子と同じレベルにいかなきゃいけないのか…」
一方通行「三下は…俺と別々でもいいっていうのかよ…」
上条「うーん…そうなった……あれだな、学校で一緒じゃない分、うちで一緒に暮らすか?絶対許可下りないけど」
一方通行「さ、三下と一緒か…それも悪くねェーな…///」
上条「まぁ出来る限り百合子の学力に追いつきますよっと」
一方通行「べ、別に一緒に住ンでくれンなら…勉強しなくても…いいンだけどよォ…」
上条「そんなことしたら、俺は一生勉強しない人間になるだろうな…」
949 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:22:15.33 ID:H1H8eqco [8/25]
土御門「かみやん、いつまで二人の世界にはいってるのかにゃ?小萌ちゃんが怒ってるぜよ」
小萌「上条ちゃん!鈴科ちゃん!そろそろ先生の話をきいてほしいのですよ」プンプン
上条「す、すみません///」
一方通行「///」
小萌「いいですか?それでは今年一年このクラスを受け持ちます、月詠小萌です、みんなよろしくお願いしますなのです」
青髪「いよぉー小萌センセェ~!」
小萌「それでは皆さん自己紹介をしてください」
上条「なんだかんだいって、いつものメンバーなのね…」
………
……
…
-昼休み-
上条「百合子、屋上いこうぜ!」
一方通行「あァ…そォーだな」
土御門「かみやん、たまには皆でお昼してくれないかにゃ~?ちょっと話したいことあるしー」
950 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:32:21.30 ID:H1H8eqco [9/25]
-屋上-
一方通行「…」
上条「ほらほら、百合子もそんな不満そうな顔するなよ…」
一方通行「だってよォ…折角三下とのお昼の時間を…こいつが邪魔したからよ…」
上条「まぁまぁ、土御門から話があるなんて珍しいからいいじゃないか」
一方通行「三下はそいつの肩持つンだな?」
上条「そんなんじゃないって、俺はいつでも百合子の味方だぞ?」
ちゅっ
一方通行「…仕方ねェーな///」
土御門「かみやん、そろそろ話はじめていいかな?」
上条「あ、あぁ…」
一方通行「勝手にしやがれ…」
土御門(はぁ、このバカップル…とうとう人前でキスを恥かしがらなくなっちゃって…)
土御門「話ってのはにゃ…あの小萌先生ボケの青髪のとこだにゃ…」
上条「青髪が何かやらかしたのか?」
951 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:40:12.42 ID:H1H8eqco [10/25]
土御門「それが、試験が終わっても勉強してるみたいなんぜよ…」
上条「よかったじゃねーか」
土御門「馬鹿、よかったですまないからいってるんだにゃー、昨日だって…」
上条「昨日がどうしたよ、土御門」
土御門「最近かみやんが付き合い悪いし、舞夏もたまにしかうちに来てくれないし…暇で外をぶらぶらしてたんだにゃ…」
土御門「そしたら、参考書を読みながらぶつぶついってる青髪をみてにゃ…」
上条「ふむふむ」
土御門「そこで、俺は考えたにゃ、かみはんは一方通行にべたぼれで付き合ってるからまぁ諦めよう」
土御門「でもまだコイツは小萌先生を付き合ってるわけじゃないし、俺だけ舞夏に会えないという苦しみを味わってるのはどうしたもんかにゃと…」
上条「はぁ?」
土御門「そうだ、この勉強馬鹿を元のエロエロ系に戻せば…また彼女に相手にされないこのさびしい男の苦しみを分かちあえるかにゃーって」
上条「あの…全く意味が…わからないんですが…」
土御門「それだから、暇そうにしてるねーちんを呼びつけたんだにゃ」
上条「そんなことのために神裂を…?お前いつか殺されるぞ…?」
一方通行「オイ、三下?神裂って誰だよ?きいてねェ名前だぞォ?」ギロッ
952 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:45:52.06 ID:H1H8eqco [11/25]
土御門「あっ、一方通行は面識なかったかにゃ?」
一方通行「知らねェーな…」
土御門「えーっとねーちんこと、神裂火織はひそかにかみやんのを慕う爆乳黒髪和風美人だにゃー」
一方通行「さ、三下を慕うだァ!?しかも、爆乳だとォォォ!?」
一方通行「…三下ァ?どういうことだ!?」
上条「な、何がだよ…」
一方通行「そんな知り合いいるなんて聞いてねェーぞ!!!!!」
上条「そ、そんなに親しくないし…別に…」
一方通行「親しくねェーのに何で慕われてンだよ!!!!」
上条「それは、今しったわけで…っていうか土御門それ何かの冗談だろ?」
土御門「いんや、本当のことぜよ?」シレッ
上条「……」
一方通行「三下ァァァア!!俺というものがありながら、なンてことを!!」
上条「べ、別に俺はなんも思ってないって!!」
一方通行「そんなヤツがいンのに俺を抱いたのかよ!!」
953 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:53:28.47 ID:H1H8eqco [12/25]
上条「だ・か・ら!神裂とは何でもないっていってるだろ!」
一方通行「さ、三下の…バカァァァア!!」
バチンッ
上条「痛ッ…」
一方通行「…」ポロポロッ
タタッタタタタ
上条「ゆ、百合子まて!まてって!」
土御門「かみやん、どうしたんだにゃ?なんで一方通行は怒っているのかにゃ?」
上条「…お前、ここまで話ややこしくしといて……」
土御門「まぁまぁ、話はこれからだにゃ、取り合えず座って」
上条「…あとで絶対、そげぶしてやるからな……」
土御門「それで、かみやんにあわせてやるからって呼び出して」
上条「おい、土御門」
土御門「だから、落ち着くんだにゃ…呼び出してから、かみやんとデートさせてやるからアイツをこの衣装で誘惑してくれないかって」
土御門「ねーちんだまして…堕天使エロメイドを来てもらって青髪を誘惑してもらったんだにゃ」
954 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:03:25.09 ID:H1H8eqco [13/25]
上条「お前、絶対神裂に殺されるぞ…じゃなくても俺がやるけど…」
土御門「それなのに!アイツなんていったと思う?」
上条「…こいつ人の話きいてねぇ……まぁアイツなら…なにか訳わからないこといって神裂にナンパをしかけるだろうな…」
土御門「そうだろ?普通そうおもうよにゃー?」
上条「えっ?違うのか」
土御門「それがだにゃ…なんと…」
土御門「僕ぁ、もう一人の女性のために、この道を究めるってきめたんやで!だからそんな脂肪の塊を振り回しても意味はないんやで!」
上条「なっ、なんだって…神裂のあれを脂肪の塊だとぉ!?」
土御門「そうなんだよ、ねーちんのダイナマイトなあれを…ぜよ…」
上条「…それは異常だな」
土御門「そうだろ?絶対おかしいにゃー」
上条「でもまぁ、そこまで小萌先生に対して一途な想いをもって目標に一直線だと考えれば…いいことなのか」
土御門「それじゃつまらないぜよ!やっぱり一緒にふられて駄目人間になってくれないと、俺だけ駄目人間になってしまうんぜよ!」
上条「だったら、お前もまじめに生きればいいじゃないか」
土御門「…だって…舞夏が……秋葉系のメイド御奉仕プレイを頼んだら…激怒して…それから一度もうちにきてくれないんだもん…」
上条「…オイ、待て猫介…」
955 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:13:16.71 ID:H1H8eqco [14/25]
土御門「どうしたにゃ?かみやん」
上条「さっきから聞いてれば、お前が全部悪いんじゃねーか」
土御門「そんなことはないにゃ!」
上条「…妹に嫌われた理由も、百合子が怒って走り去った理由も全部お前のせいじゃねーか…」
土御門「ま、まてかみやん、その右手はなんだにゃ!?」
上条「いいぜ、お前のそんなアホな話で百合子と俺の仲を邪魔するっていうなら、ついでに小萌先生と青髪との仲も邪魔するっていうなら…」
土御門「そっちはやっぱりついでなのかにゃ…って待て!かみやん!かみやんは勘違いしてる」
上条「何が勘違いだってぇ!?あぁん?」
土御門「だって、お、男に生まれた以上は、好きな女の子に御奉仕的なプレイしてほしいだろ!」
上条「だからなにってやがる!」
土御門「お、俺はしってるんだにゃ、かみやんが一方通行に裸エプロンプレイを強要したってことを!」
上条「てめぇ、それをどこで…いやそれは違う強要はしてない、百合子が自主的にやってくれただけだ…!!」
土御門「そんなわけあるか!!俺は舞夏にちょっと御奉仕プレイを頼んだけで歯が折れるほど殴られて、嫌われたんぜよ!!」
上条「だからお前と一緒にするな!俺には俺にはな…百合子の百合子の…」
上条「そんなことより百合子だ!・・・お前の変態的な幻想を…ぶち壊してから、百合子を追いかけさせてもらう…」
956 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:20:20.69 ID:H1H8eqco [15/25]
土御門「かみやん、前に俺にコテンパンにされたこと忘れたのかにゃ…?」
上条「今日は負けないぜ…」
土御門「ほぉーなんか秘策でもあるのかにゃ?今は味方してくれる一方通行もいないみたいだけど…」
上条「百合子はいない…けどな、お前一人忘れてないか?」
土御門「な、なに!?」
上条「誰かこわーい人をだましたことを…」
-「…Salvare000」
土御門「…!?」
神裂「わ、私をだました罪…償ってもらいますよ!?」
土御門「ま、まつにゃ、今度こそかみやんをデートさせてあげるから…」アセアセ
上条「俺は百合子とつきあってるから、神裂とはデートできないぞ」
神裂「…クッ……だそうですが…またお得意の嘘ですか?」
土御門「う、嘘じゃないにゃ…」
神裂「言い残すことはそれだけでしょうか?ではそろそろ…」
土御門「ま、まいかぁあああああ!!!」
神裂「唯閃!!」
958 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:27:46.78 ID:H1H8eqco [16/25]
ダッタタタッ
上条「百合子どこだ!」キョロキョロ
上条「…そうだ携帯」
pi
上条「でてくれよ…」
trrrrrrrrrrrr......
ガチャッ
上条「百合子!」
-「三下…グスングスンッ」
上条「百合子、今どこにいるんだ!」
-「三下ァ…やっぱりお前は…」
上条「土御門のたわごと信じるのかよ!」
-「だって、神裂っていう女…三下のこと好きなンだろ?三下だって……だから俺にも言ってなかった…そういうことなんだろ…」
上条「だから、誤解だって、俺は神裂のことそういう気持ちで見たことなんかないんだって!信じてくれよ!」
一方通行「…信じてェよ…信じたい…だけど、不安なンだよ…そりゃ…白いのとかガキ達はまぁ直接あってるから何か企ンでてもわかる…」
959 名前:少し間違えた…orz[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:36:28.10 ID:H1H8eqco [17/25]
-「でもなァ…俺の知らない相手だとそうもいかねェーンだよ…しかもこの街の人間じゃないとなれば…」
上条「黙っていたのは謝る、でも本当に何でもないんだって…!」
-「…今回ばかりはちょっと…きついぞ…三下がどうおもっていようと、三下に好意をもってるやつがいるなンて…」
-「アイツでさえしてやがるのに…俺だけ知らないなンて…まだ三下隠してることあるンじゃねェーのか…?」
上条「だから、もう隠してることなんてないって!なんだったら電話だって、なんだってみせるだから…」
-「……」
上条「どうしたら信じてくれるんだよ…」
-「だったら、普段から俺の目の届くところで生活してくれ…」
上条「普段からってどうやって…」
-「さ、三下、朝、教室でいってたよな?」
上条「えっ…」
-「うちで一緒に暮らすかって…」
上条「それは…あくまで冗談で…」
-「だったら、今度は冗談じゃなくて…三下のことを疑わせないために…俺のために一緒にすンでくれよ…」
上条「…でも、学生同士でそんな許可下りるはずが……」
961 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:45:09.96 ID:H1H8eqco [18/25]
-「黄泉川脅してでも…俺が…」
上条「や、やめろ…そんなことしてなにになる!」
-「……」
上条「わかった、それじゃ一緒に住もう」
-「三下ァ…」
上条「ただし、絶対、学生同士で同棲の許可なんか下りるはずなんかないし、バレたら退学になることくらいは覚悟しろよ」
-「三下と一緒にいられるンなら退学だろうがかまわねェ…よ…」
上条「あのなぁ…それじゃ俺が百合子を幸せにできないだろ?」
-「だったら俺が三下の一人位食わしてやンよ!!」
上条「ダメだ!そんなことしたらうちの親絶対、結婚の許可なんかしてくれないぞ?そりゃ二十歳になれば親も関係なく結婚はできるけど…」
-「そ、そォーか…三下のご両親裏切りたくねェ…な」
上条「やっぱり、身内にも祝福されて結婚はしたいんだよ…俺だって…」
上条「百合子だって、これで退学になんかなってみろ?黄泉川先生や、芳川さん、打ち止めだってきっとインデックスだって心配するぞ?」
-「俺のことは誰も心配なンかしねェーよ…」
上条「だったら、俺が心配する!だから…一緒に暮らすなら周りにばれないように生活していくのが条件だ、もちろん俺はさらに百合子を幸せにできるように勉強することもだけど」
962 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:56:27.31 ID:H1H8eqco [19/25]
-引越し-
上条「ふぅーこれで百合子の荷物は全部か?」
一方通行「あァ…これでも結構服とか我慢したンだぞ…」
上条「去年まで女物なんかほとんど持ってなかった百合子が、ダンボールにして20箱分の服とはねー」
一方通行「し、仕方ねェーだろ、三下が似合うかもっていうから、買いたくなンだから……よ…///」
上条「駄目とはいわないけど、まぁ上条さんの部屋のどこにこれだけの荷物をおきましょうか…」
一方通行「…そ、そォーだったな」
上条「…何とかしないとな、そうだ、百合子…」
一方通行「ン?」
上条「その布団も買いにいかないとな、ほら布団二組しかねーし」
一方通行「俺と三下が一緒の布団で寝ればいいだろ…?」
上条「風呂場で、シングルで寝るんですか?二人で…」
一方通行「…そ、その方が密着して、三下も何かと便利だろ…///」
上条「ま、まぁ…その方がうれしいんだけど…///」
一方通行「だ、だろォ…?///」
963 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:03:07.13 ID:H1H8eqco [20/25]
禁書「あの、とーま?私もかってほしいものがあるんだけど…」
上条「な、なんだ?飯か?」
禁書「むぅ、それはゆりこがつくってくれるからいいんだよ、そうじゃなくて耳栓があると嬉しいんだよ?」
上条「耳栓?なんだ自分のいびきで眠れないのか?」
一方通行「そりゃすげェな…」
禁書「ちがうんだよ!」
上条「まぁ、高いものじゃないし、かってやるけどなんでまたこんなときに…」
禁書「…だってね、ゆりこ、とーまと一緒にねるんでしょ?」
一方通行「そのつもりだけどォ?」
禁書「だったら…その、夜ゆりこの声がうるさそうだから…できれば耳栓があったほうがお互いの精神衛生上いいんじゃないかな…///」
一方通行「ば、バカッ!?そ、そンなでけェー声なンかださねェーよ///」
禁書「ほ、本当かなぁ…///」
一方通行「ほ、本当だって!ナンだったら今度、じっくり聞いてみろ!!」
禁書「えっ…いいの…?」
上条「お、おい百合子…///」
一方通行「あっ…い、今のは冗談だ…なァ?本気にしてないだろ…?///」アセアセ
964 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:17:53.84 ID:H1H8eqco [21/25]
禁書「///」
一方通行「あゥ…ァァ…ウゥ…///」
上条「ほ、ほらぼさっとしてないで、ダンボール片付けるぞ!」
………
……
…
禁書「そろそろおなかすいた…」
一方通行「もうこンな時間か…よしッ、待ってろ…」
上条「今日のお昼はなんだ?」
一方通行「はァ?引越しのときは蕎麦にきまってンだろ!!」
上条「あっ、そうなのね…なんだかたまに百合子がわからなくなる…」
一方通行「だ、だったらこれから毎日俺を24時間観察しやがりなさい!!」
上条「学校の授業はともかく、24時間ってトイレとか風呂とかどうすんの?」
一方通行「…アッ…でも…三下がどうしてもっていうなら…いいンだぜ…?///」
上条「ま、まだそんな濃いのにはまだまだ早いです!///」カァァー
966 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:32:07.21 ID:H1H8eqco [22/25]
-同棲初日目の夜-
禁書「それじゃとーま、おやすみー、ゆりこもおやすみー」
上条「おやすみ」
一方通行「おやすみだ」
ガチャッ、バタンッ
上条「それで、本当にここで二人で寝るんですか…」
一方通行「だって三下はここでねてンだろ?」
上条「そりゃそうだけど…でもこんな狭いところで二人が寝なくったって…」
一方通行「三下の傍にいることが目的なのに、別の場所で寝たりしたら意味がねェよ…」
上条「それじゃ…寝ますか…」
一方通行「あァン?まさか、本当に寝るだけなのかよ…」
上条「…だ、だから…色々な意味で寝ますかってことで……」
一方通行「そォーいうことかよ…早く言えよ…」
上条「だ、ってインデックスもいるし、できるだけそういうことばを使いたくないなって…」
一方通行「大丈夫だって、聞こえやしねェって///」
967 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:38:46.51 ID:H1H8eqco [23/25]
-翌朝-
トントントントン
上条「う~ん、いいにおい…」
一方通行「三下ァ、やっとお目覚めか?」
上条「百合子、おはよう」
一方通行「あァ、おはよう」
上条「今朝は和食か…」
一方通行「そうだけど…嫌だったかァ?」
上条「ううん、嫌じゃないよ、百合子のつくるものなんでもおいしいもんな」
禁書「うー」
上条「!?」ビクッ
禁書「とーま、ゆりこ、おはようなんだよ…」
一方通行「おはよう」
上条「インデックス、その顔…どうした…」
禁書「昨日眠れなかったんだよ…」
968 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:44:57.55 ID:H1H8eqco [24/25]
上条「どうした?寝苦しかったのか、具合でもわるいのか?」
禁書「ねーゆりこ?昨日は2回?3回?」
一方通行「何のことだァ?」
禁書「やっぱり耳栓あったほうがいいとおもうんだよねー」チラッ
上条「あっ…///」
一方通行「まっ、まさか…聞こえてた…の…かァ…」
禁書「「大丈夫だって、聞こえやしねェって」ポツリッ
一方通行「///」
上条「///」
禁書「うーん、寝不足なんだよー」
一方通行「し、白いのお、俺の分まで鮭くっていいからな!」アセアセ
上条「お、俺の分もくっていいぞ!それと耳栓だったな!学校の帰りにかってくるからな!」
禁書「それと…玉子焼きも食べたいなあ…」チラッ
一方通行「待ってろ!今、すげェーウマイヤツをつくってやンから…」アセアセ
上条「インデックス、いい紅茶あるんだけど」アセアセ
禁書「やだなぁ、とーま、和食ならぐりーんてぃーなんだよ?」ニコニコ
977 名前:つまり、終わったときスレがあまってたら雑談で使ってくれるんですね![sage] 投稿日:2010/03/27(土) 20:37:46.73 ID:2r.Pqtso [1/22]
一方通行「三下…そろそろ時間だぞ?」
上条「そうだな、それじゃインデックスいってくる」
禁書「もぐもぐ、ひってひゃっしゃい」
一方通行「昼飯は冷蔵庫につくってあっから、チンして食べろよ?」
禁書「ひんはひがてはんだよ…」
一方通行「三下、こいつなンていってやがンだ?」
上条「きっとチンは苦手なんだよって、電子レンジは苦手だっていってるんだとおもう」
禁書「もぐもぐ」コクンコクン
一方通行「まぁ、だったら冷蔵庫から出しておけ、どうせ昼間では持つから」
禁書「わひゃったんだよ、もぐもぐ」
一方通行「それじゃなァ…」
バタンッ
禁書「もぐもぐ」
ゴックンッ
禁書「ご馳走様でした」
978 名前:ここって普通にスレたてしていいのかな?[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 20:53:49.64 ID:2r.Pqtso [2/22]
テクテク
上条「…まさか百合子とこうやって一緒に家から学校に通えるとはなぁ」
一方通行「あァ…悪くねェな…」
上条「これで朝起きるのも苦じゃないぞ、むしろ寝ないでずっと起きていたい位だし」
一方通行「俺にとっちゃ毎日が天国みたいなもンだなァ…」
姫神「あれ。上条くん?鈴科さん?」
上条「よぉ、姫神おはよう」
一方通行「おはよォー」
姫神「今朝は。仲良く登校?あれ。二人ってすんでるところ一緒の方角だった?」
上条「あっ、今朝はな百合子がうちまで迎えにきてくれて」
一方通行「あァ、そ、そうだよ…上条くンがァいつまでたっても待ち合わせの場所にこねェ…じゃなかった来てくれないからァ…」
姫神「そう?そうなんだ。へぇー」
一方通行「そ、そうですよォ…」アセアセ
上条「最近は百合子に甘えてばかりで、段々だらけてきちゃってるかなー」アセアセ
姫神「ふぅーん。らぶらぶなんだね…ちょっと妬けちゃう…」
979 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:01:37.07 ID:2r.Pqtso [3/22]
一方通行「い、いいでしょォー」ニコッ
上条「百合子///」
姫神「本当に。ちょっと羨ましい。でも鈴科さんと上条くんお似合い」
上条「あ、ありがとう…」テレテレ
一方通行「ど、どォーも…///」
姫神「それじゃ。私今日日直だから先いくね?」
タッタタタッ
上条「はぁー、いきなりあんなこと突っ込まれると思わなかった…」
一方通行「まァ大丈夫だろ?付き合ってることは皆しってるわけだし…」
上条「そりゃそうか…まぁ百合子が迎えに来てくれてることにすれば、次も大丈夫だな」
一方通行「だなァ…で、三下…姫神さンも三下の事ォ…興味ありそうだったンだけどよォ…どういうことなのか、説明してくれっか?」ジロッ
上条「大丈夫ちゃんと説明するから…ちょっと前にな…」
一方通行「ほぉ…三下の人助けはそンな前からかァ…」
上条「人助けというか、巻き込まれたというか…」
一方通行「その延長で俺も出会えたンだし、まぁその不幸体質には感謝してっけどな…」
981 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:16:28.05 ID:2r.Pqtso [4/22]
-「そうです、出会えたのはミサカのおかげということを忘れないでほしいとミサカは恩着せがましくいいます」
一方通行「…オィ、何でココにいンだよ…」
御坂妹「ミサカは案内を頼まれただけですが?と背後にいる依頼主を紹介します」
打ち止め「どーしてミサカをおいて一人だけどーせいってのをしちゃうのかなーってミサカはミサカはぷんぷん怒ってみたりー」
上条「だ、だって…俺の部屋狭いから、4人も一緒に生活は…」アセアセ
御坂妹「嘘ですねとミサカは見抜きます」
上条「…ギクッ」
御坂妹「二人は打ち止めがいると…イチャイチャする時間が減るという、考えから打ち止めを置いていったという的確な予想をミサカはします」
一方通行「…」
打ち止め「どうしてー?ミサカがいるとイチャイチャできないのってミサカはミサカはちょっと不満そうにいってみたりー」
一方通行「だ、だってよ…」
一方通行(ガキの前であンな事するわけにはいかねェーだろ、こいつ絶対三下の布団の中にもぐりこンでくるし…)
上条「なぁ…?」アセアセ
御坂妹「今回はさすがにミサカも出し抜かれたという想いで涙がでそうでしたと、言っておきます」
上条「出し抜くも何も、俺の彼女は百合子一人だし…別に問題ないんじゃないか…?」
982 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:25:35.45 ID:2r.Pqtso [5/22]
打ち止め「でもでも!ミサカだって当麻さんと一緒にいたいよーってミサカはミサカは駄々こねてみたりー」
上条「えっ…当麻さん?」
打ち止め「恋人だったら、下の名前で呼ぶのが当たり前だってテレビでいってたよーってミサカはミサカは学んだことをすぐ応用してみる」
御坂妹「なるほど、さすが上位固体…オッホン、当麻さん、ミサカも一緒にトウマさんと住みたいです」
上条「だから…お前達は恋人じゃないだろ……」
打ち止め「じゃぁ、恋人候補ってことで」ニコッ
一方通行「俺の三下なんだぞォ?」
打ち止め「だって一方通行は当麻さんのこと名前で呼ばないよーってミサカはミサカは矛盾をしてきしてみるー」
一方通行「…クッ」
御坂妹「それではミサカにもチャンスが…」
上条「おいおい、打ち止め、そんなテレビで恋人は名前で呼ぶっていったって、それは人そろぞれだろ?」
打ち止め「でもぉー」ジトォ
上条「呼ばなくたって百合子は俺の恋人だ、わかったか?」
打ち止め「うーん…わかりましたぁ…当麻さんがそういうならミサカはミサカは諦めます…」
御坂妹「…チッ」
983 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:36:33.87 ID:2r.Pqtso [6/22]
上条「そうだな、休みの日は遊びにきていいから、今日のところはおうちに帰りなさい」
打ち止め「はぁーい…」トボトボ
御坂妹「折角いいチャンスだとおもってたのにとミサカは捨て台詞をのこしていきます」トボトボ
上条「まったく、なんであのくらいの歳の子供ってのはテレビにすぐ影響されちゃうんだろうなー」
一方通行「なァ、三下…」
上条「どうした、百合子?」
一方通行「やっぱ、名前で呼びあわねェーと恋人同士っぽくみえねェーのかなァ…」
上条「いや、大丈夫だろ、俺達は立派な恋人同士だよ、テレビでいったことなんか気にするなよ」
一方通行「そォーいうけどさ…」
上条「お前の好きなように呼んでくれていいから、俺はそんな細かいところじゃなくて百合子という…女性が好きなんだから」
一方通行「俺も三下が好き…」
上条「だったらお互い好き同士つきあってりゃ恋人だろ?それにな百合子」
上条「三下なんて俺の事呼んでるのは百合子だけだぞ?」
一方通行「俺専用…?」
上条「そういうこと!三下と呼んでいいのはお前だけだよ、百合子……」
984 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:44:54.44 ID:2r.Pqtso [7/22]
一方通行「そ、そォーか、そォーか」ニコニコ
上条「ほら、そろそろいかないと、学校遅刻するぞ」グイッ
一方通行「三下ァ!」
上条「ん?」
一方通行「ただ呼ンだだけッ」ニコッ
上条「そっか」ニコッ
………
……
…
-放課後-
一方通行「三下ァ、帰り買い物いきてェーンだけど…」
上条「そうだな、食材がもうつきそうだったな」
一方通行「あァ、今朝白いのに奮発してつくりまくったせいだ…」
上条「あっ、そうだだったら…耳栓もかっていかないとな…」
一方通行「忘れるところだった///」
985 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:51:55.32 ID:2r.Pqtso [8/22]
一方通行「三下」
上条「なんだよ、さっきから」
一方通行「いや、三下んでいいのが俺だけって思ったらよ…何だか嬉しくなっちまって///」
上条「そうか、よかったな」ニコッ
一方通行「あァ…///」
ドンッ
チンピラ「いてぇー」
子分「兄貴大丈夫ですか!この、てめぇどこ見てやがる!」
上条「大丈夫ですか?」
一方通行「三下ほっとけ、どうせこいつら大げさにやってるだけなンだから…」ボソッ
上条「で、でもな…そうはいっても」
チンピラ「いてぇえええ、こりゃ折れたぞ…くそっ」
一方通行(肩かちょっとぶつかったくらいで折れるはずねェーだろ…)
一方通行「メンドくせェ…やっちまうか…」ボソッ
上条「まてまて、彼女にそんなことさせられるはずないだろ!」
986 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:58:04.94 ID:2r.Pqtso [9/22]
子分「よぉーよぉー兄ちゃん、どうしてくれるんだぁああ!?」
上条「ごめんなさい、とりあえず救急車呼びましょうか?」
子分「ふざけんなぁああ!」
上条「えっ…」
子分「兄貴を見知らぬ医者に診せるなんてお断りだ!」
上条「でも…痛いんでしょ?」
子分「お前馬鹿か?こういうときはあれだろ?」
上条「はい?あれ…?」
子分「金だ、金!慰謝料よこしやがれ!!」
チンピラ「い、いつもの医者だと…名医だから…大体一回通うたびに10万いや20万はとられたっけかな…いてててえ」
上条「そんな無茶な…保険利かないんですか?」
一方通行(はぁ、こんな猿芝居の馬鹿ども相手にすンなよな…)
子分「ほら、さっさと出しやがれ!この三下野郎がぁ!!女の前だからって調子こいてんじゃねぇーぞ!!」
一方通行「さ、三下だァァァ!?」
子分「こ、こいつ女だからって舐めた口きいたらただじゃおかねぇーぞ!」グワッ
987 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:04:25.79 ID:2r.Pqtso [10/22]
一方通行「三下と三下って呼んでいいのは俺だけなンだよォォォォォォ!?」
子分「あれ、このしゃべりかたって…」
チンピラ「どこかで聞いたことあるような、その顔も…」
一方通行「ハァーン?お前ら良く俺にちょっかいしてきたやつらだな…」
子分「ちょっかい…え、その顔、その声…その髪の色…まさか…」
一方通行「正解でェーす」
チンピラ「…て、テメェ女装してやがったのか!このホモ野郎が!!」
一方通行「…な、なンだとォォ!?」
チンピラ「そうじゃねーか!このオカマが!男と一緒に楽しそうにあるきやがって!」
一方通行「死にてェーらしいなァ…」
子分「ヘンッ、お前はもう最強じゃないんだろ?聞いたぞレベル0に負けたっていうじゃねーか!」
一方通行「だったら試してみっかァァァ!?」ギロッ
子分「おもしれぇ…」
チンピラ「今までの借り貸しててやるよ!」
上条「ふざけるな!俺の百合子を男だと?ホモだと…舐めた事いってんじゃねーよ!」
988 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:09:32.87 ID:2r.Pqtso [11/22]
上条「お前らの目は節穴ですか?こんな可愛いやつが男であるはずがないだろ!」
チンピラ「ふざけるな!こいつは男だ男にきまってる!」
子分「そうだそうだ!」
上条「はぁ…百合子ちょっとこっちきてくれ」
一方通行「な、なンだよ…」
上条「良く見ろ?ほら、このおしとやかな胸!きゅっと締まったウエスト!小さくてもぷりんとしたお尻!どこをみても女だろ!」
チンピラ「た、確かに…」
子分「女にみえるっちゃみえるな…」
一方通行「…///」プルプル
チンピラ「どうせこの胸だって作り物なんだろ?」
ムニュッ
一方通行「にゃぁああああ!!!!」
上条「おい、誰が触っていいっていった?」ゴゴゴ
チンピラ「ほ、本物だとぉ!?」
上条「お前らよほど命がいらないらしいな…」
子分「てめぇ、さっきから何わけわかんねぇーこといってやがる…」
989 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:17:17.42 ID:2r.Pqtso [12/22]
一方通行「さ、三下もふざけんじゃねェーよ///」
上条「ゆ、百合子…!?」
一方通行「テメェらァァァ……消えろ…」
チンピラ「あぁん!?」
一方通行「死にてェーのか?…ヤっちまうぞォ?」ギロッ
チンピラ・子分「ヒィィ!?」ビクッ
「失礼しましたぁあああ」
ビューン
一方通行「三下ァァァ!?」
上条「お、落ち着けだってあいつらが百合子のこと女って信じないから」
一方通行「それだからってェェェ!!」
バチーンッ
上条「…ッ!!」
一方通行「ハァハァハァ…」
上条「百合子…」
一方通行「お、俺の身体は……俺の身体に触れていいのは三下だけなンだよ!それが何でわかンねェーんだよ!」
一方通行「それを、俺が女だって証明するために、見世物にしやがって…しかも触らせやがって…」
上条「あっ、あれ…は…」
一方通行「俺は三下以外の男なンかに触らせたくなンかねェーンだよ!!」
990 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:26:10.50 ID:2r.Pqtso [13/22]
一方通行「ハァハァハァハァ…」
上条「百合子…ゴメン…」
一方通行「謝ったって…今の記憶はきえねェーンだよ…」
上条「…」
ガサゴソ
一方通行「な、何しやがる!…アッ///」
上条「直に触るのが俺専用!さっきのは服の上からだからノーカン!」
一方通行「///」
上条「っていうことで…一つ」
一方通行「わ、訳わかンねェーこといいやがって…///」
上条「ごめん…でも…」
一方通行「わ、わかったよ、今日から直に触るのが三下専用の特典だァ…」
一方通行「ただし、今日はさっきの分…精一杯愛してくれねェーと…ゆるさねェーからな?///」
上条「わ、わかった…」
一方通行「そうだなァ…記憶が飛ぶくらい…○時間はしてくれよな…///」
991 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:31:39.44 ID:2r.Pqtso [14/22]
さぁ建ててしまった以上、このような無茶振りのネタを交えつつ
イチャイチャしてもらおうとおもいます
次スレ 一方通行「俺の身体は三下専用だからな!」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1269696634/
992 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:37:09.68 ID:2r.Pqtso [15/22]
-上条当麻の部屋の前-
ガチャッ
上条「ただいまーって…この靴…」
一方通行「俺のでもねェーな」
上条「誰か来てるのか?」
-禁書「あっ、とーま!お帰りなんだよ」
トテテテ
上条「ただいま、ところで誰か来てるのか?」
禁書「とーまにお客さんなんだよ」
上条「俺に?一体誰だ?」
禁書「それがね…」
上条「とりあえず、買ってきたもの冷蔵庫しまったらそっちいくから」
一方通行「俺がやっとくからいいよ、三下の客なンだろ?待たせちゃわりィーだろ」
上条「そうか、それじゃ頼む…」
テクテク
993 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:44:04.37 ID:2r.Pqtso [16/22]
上条「ごめんなさい、お待たせしました」
舞夏「あっ…お邪魔してるぞぉ」
上条「舞夏?」
禁書「舞夏がとーまに相談したいことがあるって」
上条「俺に?一体何を…」
舞夏「それが…兄貴のことなんだぞぉ」
上条「土御門の事?何かやらかしたのか?」
舞夏「上条当麻はきいてないのか…兄貴と私が喧嘩したってこと…」
上条「あぁ…そういえばそんなこといってたな…」
舞夏「聞いてるのか、だったら話がはやいんだぞぉ…」
上条「えーっと確かメイドプレイを強要して怒られたとかなんとか…」
舞夏「あれはメイドじゃないんだぞぉ?」
上条「…違うのか?」
舞夏「あんな兄貴のいうメンドなんて、メイドなんかじゃないだぞ!」
-以下舞夏のメイドに対する熱い想い省略-
994 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:48:14.35 ID:2r.Pqtso [17/22]
上条「な、なるほど…」
舞夏「っというわけなんだぞ」
一方通行「なるほどなァ…」
禁書「なるほどなるほどなんだよ」
上条「それで、お前は何を相談しにきたんだ?」
舞夏「あっ、そうだった…それでなぁー」
舞夏「…」ドキドキ
上条「ん?どうした」
舞夏「あのなぁ…男の人ってやっぱり好きな人にはそういう風にご奉仕プレイとか…してほしかったりするのかぁ?///」
上条「えっ…」
一方通行「おォ…」
禁書「どうなの?とーま!とーまはしてほしかったりするの?」
上条「それを俺にききます?」
舞夏「他に相談できる男の人はいないんだぞぉ…///」
上条「ま、まいったなぁ…」
995 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:53:10.14 ID:2r.Pqtso [18/22]
一方通行「三下、答えてやれよォ…」
禁書「そうだよ、とーま!まいかはこれだけ真剣に悩んでるんだよ!」
上条「でもなぁ…」
舞夏「ど、どうなんだよぉ…」
上条「はぁー、俺個人の意見だぞ?」
舞夏「う、うん…」
上条「そりゃ、好きな子には色々してほしいよ」
一方通行「ふむふむ…」
禁書「そ、そーなんだ…」
上条「まぁ土御門は特にサブカル的なメイド…もどきにあこがれてるようだったからな…」
舞夏「やっぱりそうだよなぁ…いっつもそれっぽい雑誌ながめてたし…」
上条「ただ、好きな人にしてほしいのは当然だけど、相手が嫌がるなら俺は強要しないかな」
舞夏「どうしてだ?してほしんだろぉ?」
上条「だって、やっぱり好きな人につらい思いさせたくないじゃないか、好きな人にはいつでも笑ってほしいんだよ」
舞夏「そ、そっか…」
996 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:05:09.75 ID:2r.Pqtso [19/22]
上条「まぁそのあたりはお互いの気持ちを確認してからだよな、見切り発車はできないな」
舞夏「…でもやっぱりしてくれたら男はうれしいのかな…」
上条「一概にはいえないけど、俺は嬉しいかな好きな子が俺のためにしてくれることは大体」
一方通行(そ、そォーか…)メモメモ
禁書「へぇ…」
上条「そろそろ、こんな変態チックな話はやめないか…///」
舞夏「ありがとう、参考になったんだぞー」
上条「土御門許してやるのか?」
舞夏「う、うん…許してあげようかとおもう…それに私のこと好きでやったとおもえば少しは…」
上条(あいつは欲望のままに強要したとおもうがな…)
舞夏「最後に一つきいてもいいかー?」
上条「なんだ?」
舞夏「や、やっぱり義理の兄妹でこういう関係は…よくないとおもう?」
上条「うーん、世間はどうおもってるか知らないけど、好きになった相手にそういう理屈は通じないだろ?」
舞夏「そう…な…んだけど…」
997 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:13:56.77 ID:2r.Pqtso [20/22]
上条「俺だって百合子を好きになってからもう理屈じゃないぜ?」
一方通行「///」
舞夏「上条当麻がかぁー?」
上条「おう!もうな、人の目がなきゃなにしてるかわかったもんじゃないぞ?」
舞夏「そ、そーなのか///」
上条「脱線したけど、好きになるのに理由は要らないそういうことだな」
舞夏「そうだよなぁーわかった兄貴に謝ってみる…」
上条「やばくなったらまた相談にのってやるぞ」
舞夏「そうなったらまたたのむぞぉー」ニコッ
………
……
…
舞夏「それじゃお邪魔したぞー」
禁書「まいか、ばいばい」
舞夏「っていっても隣の兄貴の部屋にいくだけなんだけどぉー」テレテレ
998 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:22:29.66 ID:2r.Pqtso [21/22]
バタンッ
上条「これで土御門も少しは落ち着くかな」
一方通行「アイツはいっぺん死んでもいいとおもうンだけどなァ…」
上条「でも土御門って死すら偽りそうだよな…」
一方通行「神だって悪魔だって騙すだろうな…」
禁書「天にまします我らの父にそんなことを…」
上条「まぁ、舞夏が悲しまない結果になってくれればいいな」
一方通行「オイ三下ァ…彼女の前で他の女の話はすンじゃねェーよ…」
上条「あっ、わりぃ…」
一方通行「ピコーン、今夜のノルマが増えました」
上条「…の、望むところだ…///」
禁書「そーだ、とーま?耳栓は?」
上条「あ、あぁ、一番強力っていわれたやつかってきたぞ」
禁書「そっか、だったら学業に支障が出ない程度に…がんばってね」ニコッ
一方通行「が、学業に支障がでない程度にって…そんなァ///」
1000 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:32:17.02 ID:2r.Pqtso [22/22]
-その頃青ピーは-
小萌「ここはこれを用いて」
青髪「なるほど…」
カリカリカリ
小萌「もう青髪ちゃん、並の大学なら今の成績ではいれちゃいますよー」
青髪「あくまで目標はT大だけなんやで」
小萌「そ、それは私がいったからですか?」
青髪「当然やで!」
小萌「でもぉー先生と青髪ちゃんは結構歳ははなれてるのですよ?」
青髪「僕ぁ、先生がいいんや!年齢とか関係ない!」
小萌「そ、そうはいいますけどぉ…」
青髪「それより、先生この問題はどう解けばいいんですか?」
小萌「それはですね…」
小萌(青髪ちゃん、結構一途でいい子なんですね…これだったら…って私は何を考えてるのですか!!///)
青髪「センセぇ?続きは?」
続きます
-とある日の夜-
一方通行「…」イライラ
打ち止め「一方通行どうしたのーってミサカはミサカは…」
一方通行「何でもねェよォ!」イライラ
打ち止め「ひゃぁ!?」ビクッ
芳川「子供になんてことを!」
一方通行「なンもしてねぇだろォ!!」イライラ
黄泉川「はっはぁ~ん…」ニヤニヤ
一方通行「アァン?」
黄泉川「さては平日に上条に会えないからイライラしてるんだろ?」ニヤッ
一方通行「なっ!?」
芳川「あーそういうことなの」
一方通行「ち、ちげェ!」アセアセ
打ち止め「そっか、好きな人と離れてるのはつらいよねーってミサカはミサカは一方通行と一緒に暮らしてることを喜んでみたりー」
一方通行「だ、だから…」モジモジ
87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:53:15.93 ID:RpMsTBko
黄泉川「…これじゃん!」
芳川「わっ、びっくりした…」
黄泉川「一方通行、うちの学校に転入すればいいじゃんか!」
一方通行「アァ!?」
黄泉川「うちの学校、できれば小萌先生のクラスに入れれば、上条と半日はずっといられるじゃん?」
一方通行「な、なンだとォ…」
一方通行(三下とずっと一緒ということは…)
一方通行(あれだな、教科書一緒に見せっこしたり…)
一方通行(ノート貸し借りしたりだァ…)
一方通行(運がよければ、一緒に昼飯くったり…)
一方通行(究極は一緒に帰ったりすンのかァ!?)
一方通行「……」ニヤッ
黄泉川「す、少し怖いじゃんか…」
芳川「でも、それが手っ取り早いわね」
黄泉川「それじゃ……連絡しとくじゃん、はやければ数日で手続き終わるはずだな」
88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:53:53.62 ID:RpMsTBko
一方通行「ってことはァ…」
黄泉川「たぶん、来週には一緒にかよえるじゃん?」
一方通行「ヒャホォオオォォォォォ!!」
黄泉川「え!?」
芳川「一方通行…?」
打ち止め「…?」
一方通行「あっ…」
ゴホンッ
黄泉川「へぇ~そうかいそうかい」ニヤニヤ
芳川「うふふ」クスクスクス
一方通行「わ、笑うンじゃねェ!!///」
打ち止め「ねーミサカも、学校にいってみたいってミサカもミサカも要求してみたりー」
黄泉川「もうちょっと大きくなったらじゃん」
芳川「そうね、あと少し大きくなったらね」
打ち止め「えー…ミサカも一緒に通いたいよ…」ぷぅー
90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:54:25.28 ID:RpMsTBko
-数日後-
小萌「はい、ホームルームはじめますよー」
青髪「今日も小萌せんせぇはかわええなぁー」ほわ~ん
上条「はぁ…」
青髪「かみやんはリア充なんやから、小萌せんせぇに手だしたらあかんで?」
上条「ださねぇよ!」
小萌「はいはい、上条ちゃん静かにしてくださいなのですよ?」
上条「なんで俺だけ…」
青髪「かみやん!ずるい!ずるいで!」
小萌「今日は皆にビッグニュースなのです」
上条「なんだ?」
青髪「なんやろう?まさか僕に愛の告白でも?
上条「ないから…」
土御門「…」ニヤッ
上条「土御門?なにかしってるのか?」
91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:55:14.79 ID:RpMsTBko
土御門「いや、しらんぜよ」ニヤニヤ
上条「…」
小萌「ほら!上条ちゃん静かにしてくださいなのです!」
上条「…また俺だけ……」
小萌「今日から転入生が追加なのです!」
生徒「おぉ!」
小萌「ちなみに…女の子なのですよ」
生徒(男子)「うぉおぉぉぉぉぉ!!」
吹寄「男子うるさい!」
小萌「おめでとう!野郎共!残念でした子猫ちゃん達~」
土御門「…」ニヤニヤ
小萌「さぁ、転入生ちゃん、どうぞ~」
スタスタ
上条「なっ!?」
生徒「ぉぉお!?」
92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 01:55:45.26 ID:RpMsTBko
小萌「はい、転入生ちゃん、自己紹介よろしくなのですよー」
一方通行「…はい」
カツカツカツ、コトッ
一方通行「す、鈴科百合子です」
上条(あ、一方通行!?)
一方通行「今日からこの教室で一緒に学ぶことになりました、よろしくお願いします」
男子生徒「アルビノ美少女キタァ!!!」
女子生徒「うわぁ…肌白くて細くて綺麗…」
土御門「…プッ」
青髪「ま、まさか…」
上条「…どうして…」
青髪「か、かみやんの彼女やないかぁああ!?」
上条「なっ!?///」
一方通行「///」
男子生徒「…上条当麻ぁぁぁああ!?」ギロッ
93 名前:一方通行転入編、冒頭はこんな感じで[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:02:55.56 ID:RpMsTBko
上条「ま、まてお前達!?話せばわかる!だから平和的な解決をだな…」
男子生徒「上条属性の結晶とは舐めてやがるな!上条当麻死すべし!死すべし!」
上条「ま、まて…な?な?」アセアセ
男子生徒「言い残すことはそれだけか…さらば!!!!」
一方通行「ま、待ちやがれェ!!!」
小萌「え?鈴科さん?」
青髪「おひょ?」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「鈴科…」
一方通行「こ、コイツに手をだしたら…お、俺じゃなかった、私は許しませんよ!」
男子生徒「…チッ」
上条「ふ、ふぅ…」
一方通行「ったく」
上条「鈴科、さんきゅーな、助かったよ…」
一方通行「べ、別にたいしたことしてねェから…///」プシュー
95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:09:27.48 ID:RpMsTBko
-休み時間-
青髪「なんや、かみやんの彼女さんは…元ヤンかなにかか?」
上条「ちげぇって…な?」
一方通行「ち、違います…」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「なんつーかな……実は隠してるけど高レベルの能力者で…一こいつにはいっていいか?」
一方通行「……信用できるかァ?」ボソッ
上条「こいつは俺の友達だしな、いっつもつるんでるし、いっておいたほうが面倒はないとおもうぞ」
一方通行「任せる…」
上条「そっか、えっと青髪、ちょっと耳かせ」
青髪「なんや、惚気ならおこるで?」
上条「ちげぇから!」
グイッ
青髪「いたっ!?」
上条「こいつはな、実は…」
97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:15:23.67 ID:RpMsTBko
青髪「え?まじ?」
上条「あぁ、本当だ」
青髪「へぇ、まさか、この学園都市1位の一方通行が…この女の子だとは…」
一方通行「おかしいかァ?」
青髪「いやぁ、男とばかりおもってたから…」
上条「実はつい最近まで俺も…」
一方通行「……チッ」
土御門「…プッ」クスクス
上条「さっきから土御門、お前感じ悪いぞ?」
土御門「ごめんごめんだにゃ、いやーかみやんがそこまでにぶにぶさんだとはおもってもいなかったにゃー」
上条「お前まさか…」
土御門「むかしっからきがついてたにゃ?」
上条「……」
土御門「俺の正体わすれたかにゃ?」ボソッ
上条「…まぁてめぇならしってて、不思議はねぇな…」
99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:22:30.43 ID:RpMsTBko
青髪「…うーん」
上条「どうした青髪、トイレなら今のうちだぞ?」
青髪「…うーん」
土御門「なんか変なものでもくったかにゃー?」
青髪「…うーん」ジロジロ
一方通行「なんだァ?人の面じろじろみて?」
青髪「…うーん、かみやん、鈴科さん、つかぬ事をお聞きにしますが」
上条「な、なんだよ、改まって…」
青髪「お二人はお付き合いしてるんですよね?」
一方通行「そ、そうだけどォ…///」
青髪「ってことは…もうキスとかも…」
上条「///」
一方通行「///」
青髪「はぁ…なるほどなるほど…」
土御門「かみやん、流石…幻想殺しだにゃ、あって数日でそこまでいくとは、高校生の幻想を完全に打ち砕いてるにゃー」
100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:26:57.36 ID:RpMsTBko
青髪「まさか……それ以上のことまではいってへんよな?」
上条「そ、それ以上って!?」
青髪「そりゃ……あれやろ…」
イヤらしい指の形
上条「ば、ばか…あるわけ…」
一方通行「あるわけねぇだろ!下着の中に手ぇ突っ込ませたまでだ!」
上条「一方通行!?」
土御門「ほほぉ~」ニヤニヤ
一方通行「あっ……///」
青髪「そか…かみやん大人の階段のぼりはじめたんやな…」
上条「あ、あのそのだな…」
一方通行「///」
青髪「かみやん、そんなあいまいな返事はいかん、そこまでいったんなら、責任とらなあかんよ?」
一方通行「責任…」
一方通行(け、結婚かァ!?)
101 名前:今夜はこのあたりで[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 02:32:44.30 ID:RpMsTBko
上条「なっ…!?」
青髪「だめやで…かみやん…逃げるなんてのは最悪やで」
土御門「そーだそーだにゃ!」
一方通行(ってことはだ……まずは同棲して、お互いのことを良く知って…から…)
上条「ば、馬鹿言うんじゃねーよ……そんな無責任なことするはずねーだろ…」
上条「ただ、鈴科が……ほら、俺のこといやだなんていったらそれまでだろ?」
青髪「まぁ、それもそうだけど…」
土御門「…」ニヤニヤ
一方通行(ってことは、一緒に飯くって…)
上条「だろ?俺が一人がんばったところで…」
一方通行(さらにだ、一緒に生活するってことはだ、その…)
一方通行(一緒に風呂はいっちまったり…一緒に寝たり…)
一方通行「///」ボンッ
パタッ
上条「鈴科!一方通行!しっかり!しっかりしろ!!!」
110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:26:10.67 ID:RpMsTBko
打ち止め「キスは大丈夫で自分からしたのに、なんでこういうのにはよわいかなーってミサカはミサカは本気で不思議がってみたり」
-とある学校の授業中-
小萌「で、ありますので――」
上条「うーん…」プスプス
一方通行「オイ、三下ァ」ボソッ
上条「な、なんだよ…今頭一杯一杯なんだよ…」プスプス
一方通行「この授業はなンだ?復習ってやつか?」
上条「え?いや…今日はじめてやるところだぞ?」
一方通行「…何の冗談だァ?」
上条「…まじなんですが」
一方通行「……アァ?」
上条「まさか…」
一方通行「こんなの3年くらい前にやっただろォ?」
上条「……」
一方通行「え?マジなのか!?」アセアセ
111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:27:16.97 ID:RpMsTBko
上条「これだから天才ってやつは…」
一方通行「…本気だと思わなかったンだよォ…」
上条「落ちこぼれを理解しろっていうのが間違いでしたね」
一方通行「そういうのやめてくれェ…」
上条「…ん?」
一方通行「俺の倒した男がァ…そんな卑屈なヤツだなンて思いたくねェ…」
上条「あっ…」
一方通行「三下ァ…テメェはすげェヤツなンだよォ…だから…俺は好きになったンだァ…」
上条「こ、こんなところで何をいいますか…///」
一方通行「ったく、お前が情けないこというからだろうがァ///」
青髪「せんせぇ~?かみやんと鈴やんが乳繰り合って授業まったくきいてませぇ~ん」
上条「青髪!」
一方通行「なっ!?///」
小萌「上条ちゃん!彼女が転入してきたからって、授業中にそんなことしたらだめなのですよー!」プンプン
上条「いや、いや、そんなことしてませんから!!!」
112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:28:19.77 ID:RpMsTBko
一方通行「ち、乳繰り合うだとォ…///」プシュー
小萌「でもぉ、こういうケジメは大切なのですよ?」
上条「ちょ、ちょっと授業のことで質問してただけですから!ね、ね!」
一方通行(つ、つまりだァ…周りからみたら俺らのやりとりはそンな風にみえてるって事なのかァ…)プスプス
小萌「もぉ、転校生に教わるなんてどういうことなのですか?自分でわかるようにちゃんと授業きいてたなのですよ、オーケーですかぁ?」
一方通行(……ってことはこの教室いや、この学校で俺たちの仲はもう公認ってことなのかァ!?)プスプスプス
上条「青髪、後で覚えておけよ!」
青髪「はぁ~て、なんのことかなぁ?」
土御門「…プッ」
上条「土御門、てめぇもわらってんじゃねぇよ!」
土御門「八つ当たりはやめてほしいにゃー」
一方通行(……これが事実婚ってやつか!?…結婚…つまり、あれしてこれして……)プシュー
ボンッ!パタッ
上条「おい、鈴科!大丈夫か!」
土御門(この二人いくらみてても飽きないにゃー)ニヤニヤ
113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:41:28.51 ID:RpMsTBko
-とある平日の昼休み-
キーンコーンカーンコーン
上条「ふぅ、これで午前の授業は終わったなぁ…」
土御門「まさか、一方通行が午前中だけで、2回もかみやんにK.Oされるとは…おもってもいなかったにゃー」
一方通行「テメェ…」プルプル
上条「おいおい、俺はなにもしてないだろ?」
青髪「でも鈴やんはそうはおもってないみたいやけど…」チラッ
一方通行「な、なンだよ///」
上条「へ?」
土御門「……まぁかみやんは知らず知らずにフラグたててるからにゃー」
青髪「直接話してなくても、その種(フラグ)が自然に育って芽吹くってこともまぁありうるっちゅーことやで」
上条「はぁ?なんのことだよ」
青髪「まぁそないな話はおいといでだ、かみやん、飯どうすんの?」
上条「どうするって?」
青髪「僕らといくわけにはいかんやろ?鈴やんおるし」
114 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:50:32.50 ID:RpMsTBko
土御門「そうぜよ、彼女いるのに、野郎を誘って飯くうなんて、ちょっと気の利かないやつだにゃー」
上条「あ…」
土御門「一方通行、かみやんと一緒に二人でたべたいだろ?」
一方通行「べ、別にそンなンじゃねェけど…よォ…」モジモジ
上条「あっ、でも俺何も持ってきてないから、結局食堂とかだぞ」
土御門「はぁ…」
青髪「あほや…」
土御門「かみやん、一方通行の手みてみるにゃー」
上条「あぁ?鈴科の手だぁ?」
一方通行「……べ、別にこれはァ、俺用の飯だ…」
土御門「そんな量一人で食べきれるのかにゃー」ニヤニヤ
一方通行「そ、そンときは残せばいいだけだろォ…」
上条「も、もしかして…俺のために……」
一方通行「か、勘違いすンなァ!」
上条「ですよね…はぁ……」
115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 17:55:29.77 ID:RpMsTBko
一方通行「…チッ」
土御門「かみやんはそこでなぜ信じるにゃ…」
上条「なにが?」
土御門「一方通行も一方通行にゃ…」
青髪「もぉ、こんなリア充のイチャイチャ見てると身体中かゆくてしかたないわ!土御門いくで!」
土御門「そういうことだ、お二人さん、ごゆっくりにゃー」ニヤッ
スタスタスタ
上条「なんなんだよ…」
一方通行「…///」
上条「さて、俺も何かかってこないと…」
一方通行「オィ、三下ァ…」
上条「なんだ、鈴科、オレ何かかってくるから待っててくれよ」
一方通行「別にいかなくていいぞォ…」
上条「でも、食うもんねーし」
一方通行「こ、これ一緒に食えばいいだろォ!!!」
116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:00:10.00 ID:RpMsTBko
上条「え?だってさっき…」
一方通行「ちょ、ちょっと多く作りすぎたからァ…少し分けてやるよォ…」
上条「でも、悪いし」
一方通行「お、オレは少食だから、大丈夫だァ!!」
上条「本当か…なら…」
一方通行「アァ…」
上条「それじゃ、分けて貰おうかな、ってことで何処でくうかな、教室?」
一方通行「できれば、人の居ないところがいいなァ…」
上条「っていうと……」
………
……
…
-屋上-
上条「ここくらいかな?」
一方通行(さ、最高のシチュエーションじゃねェかァ!!!)
117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:04:40.35 ID:RpMsTBko
上条「ちょっと、今日は風がつよいな…寒くないか?」
一方通行「……あァ…」
上条「でも、まぁこうやって壁によっかかって…よぉっと」
ストッ
一方通行「!?」
上条「こうやってくっつけば……寒さも少しは…だな///」
一方通行「///」
上条「///」
一方通行(…これは想定外だぞォォォ!?)
上条「と、ところで、何つくってきたんだ?」
一方通行「それは…」
上条「おぉ!うっまそぉ~!?」
一方通行「そ、そうかァ?」
上条「さっそくいただきま~っす」パクッ
一方通行「オイ、ちゃんと、手拭けよォ!!」
118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:11:45.22 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行「…」ドキドキ
ごくん
上条「う、美味い!」
一方通行「ほ、本当かァ!?」
上条「あぁ、その辺りでうってるものよりよっぽどうまいぜ!」
一方通行「そ、そっかァ…」
一方通行(よっしゃァァァ!!黄泉川と芳川たたき起こしてレシピきいて、朝4時から作った甲斐があったってもンだァ!)
上条「あれ?鈴科くわないのか?」
一方通行「あ、あァ…」パクッ
上条「もう1つ」パクッ
上条「やっぱうめェェ…こういう家庭的な料理に飢えてるんだよな~」
一方通行「そ、そっか…喜ンでくれてるなら…いいや…」
上条「ホント、最近コンビニ飯だったり、カップ麺ばっかりであきてたんだよなー」
一方通行「そ、そンなもンばっかり食べてると身体おかしくなるだろォ…」※缶コーヒー中毒にいわれたくありません
120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:16:06.73 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(こ、この状況なら…夢にまでみたあれいけるンじゃねェーかァ?)
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(で、でも失敗したら……いや恐れてどうする…!)
上条「もぐもぐもぐ」
一方通行(い、いくぞ…)
ゴクリッ
上条「本当に鈴科料理うまいな」
一方通行「…あ、あ~ン……」プルプル
上条「なっ!?」
一方通行「あ、あ~ン///」
一方通行(予想以上にはずかしいぞォ…!!)
上条「……あ、あ~ん///」
一方通行(おし!)
パクッ
121 名前:昼食編終わったので…ちょいと晩飯準備に[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 18:23:37.13 ID:RpMsTBko
上条「もぐもぐもぐ///」
一方通行「///」
上条「は、恥ずかしいな流石に///」
一方通行「///」
上条「オレだけ恥ずかしいのもあれだな…」
上条「ほら、鈴科…」
一方通行「あァン?」
上条「あ~ん…」
一方通行「ま、まてよォ!?」ドキッ
上条「ほら、お返しだよ」
一方通行(ちょ、ちょっと…こりゃ……『あ~ん返し』つゥー…究極奥義じゃねェかァ…!?)
上条「ほら、はやく!」
一方通行「……あ~ん///」
パクッ
一方通行(こ、これで……『あーん』は極めたなァこりゃ///)
124 名前:それじゃゆったりとしたペースですが続きを…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 19:59:48.88 ID:RpMsTBko
-放課後-
キーンコーンカーンコーン
小萌「今日はここまでです、ではまた今度なのですー」
ガヤガヤ
上条「なんとか補習は免れたな」
青髪「かみやんが午後の小テスト…合格点到達するなんて…」
上条「上条さんだってがんばればこれくらいいけるんですよ!」
上条(実は鈴科に、直前に要点だけ教えてもらってたんだけどな)
土御門「…」ニヤッ
青髪「まぁ今日は居残りは僕だけかなぁ?こりゃ小萌せんせぇと何かあるかもしれんなぁ~」クネクネ
上条「…おい」
土御門「そんで、かみやん、帰りどうするかにゃ?」
上条「え、えっとそれが…」チラッ
一方通行「…あ、あの…」モジモジ
土御門「そっか、それじゃ今日は一人でかえるかにゃー」
126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:05:38.94 ID:RpMsTBko
上条「わるいな」
土御門「いいって、そんじゃ一方通行、がんばれよ」ニッ
一方通行「!?」
上条「なにをがんばるんだか、帰るだけなのに…」
一方通行(あ、アイツ……///)
青髪「そいじゃかみやん、小萌ちゃんと進展あったらかみやんには一番におしえたるわ」
上条「せいぜい捕まらない程度にがんばってくれ…」
青髪「僕は犯罪になるギリギリが判る男やでー」
上条「……威張ることじゃないだろ」
青髪「僕らの世界の中じゃ重要なんやで?」
上条「はいはい……それじゃまたな」
青髪「またやで~」フリフリ
上条「お待たせ、それじゃ帰ろうか」
一方通行「あァ…」
上条「そういや、家どこだっけ?」
127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:12:45.02 ID:RpMsTBko
-某教員用マンション前-
上条「え…?ここって…」
一方通行「三下ァ、送ってくれてありがとうなァ…」
上条「ま、まぁオレが送ったりしなくても安全だろうけど…」
一方通行「…と、とにかく、ありがとうなァ」
上条「いやいや、どうしまして」
一方通行(あ、あの一言がでねェ…)
上条「それじゃ…オレは…その辺りフラフラして…」
一方通行「ひ、暇なのかァ?」
上条「まぁ補習逃れたんで、その分は…」
一方通行「暇なら、お、送ってくれた礼だァ…なにか出すからよってけよォ…」ドキドキ
上条「え!?鈴科の部屋にか…!?」
一方通行「べ、別に他意はねぇよォ…」ドキドキ
上条「そ、それじゃ…お言葉に甘えて」
一方通行(よしっ!!!)ガシッ
128 名前:こういうイチャイチャでいいんでしょうかね[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:20:34.77 ID:RpMsTBko
-黄泉川の部屋-
ガチャッ
一方通行「ただいまァ…」
-「あっ!」
トテテテ
上条「ん?一人暮らしじゃなくて誰かいるのか?」
一方通行「えっと…」
打ち止め「一方通行、おかえりなさいってミサカはミサカは…」
一方通行「ガキ、大人しくしてたかァ?」
打ち止め「うん!って…この人が……ミサカのパパになる人かな?ってミサカはミサカは意地悪そうに言ってみちゃう」
一方通行「ば、ばか///」
上条「ぱ、パパ!?」
打ち止め「えー、だって一方通行とお付き合いしてるんでしょ?ってことは…」
上条「鈴科…お前……こんな大きな子供がいたのか!?」
一方通行「ち、ちげぇ…オレは未婚だァ!!!!///」
129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:27:45.57 ID:RpMsTBko
上条「ってことは……未婚の母…」
一方通行「良く考えりゃわかンだろォ、オレの歳でこんなデカイ子供が出来るはずないだろォ!!」
一方通行(それにオレは…そ、そンなことしたことねェぞォ…///)
上条「でもパパって…」
打ち止め「ミサカはちょっと意地悪しちゃったかなって、ミサカはミサカは反省してみたりー」
上条「ん?ミサカ…まてよ……まさか」
打ち止め「にひひ」
一方通行「気がつくのがおせェ…」
上条「まさか、御坂妹か?」
打ち止め「あったりー、ミサカの検体番号は20001号、打ち止めだよってミサカはミサカは自己紹介してみるー」
上条「で、でも…なんで鈴科が……御坂妹を…」
一方通行「そ、それはだなァ……」
………
……
…
上条「なるほどな…鈴科がそんなことを…」
打ち止め「一方通行は本当はとっても、とっても優しいだよってミサカはミサカは褒めちぎってみたりー」
130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:36:38.88 ID:RpMsTBko
一方通行「は、恥ずかしいだろうがァ…///」
上条「お前も色々あったんだな…」
一方通行「べ、別にたいしたことねェよォ…」
打ち止め「ねー、お兄ちゃん」
上条「ん?上条か当麻でいいよ」
打ち止め「じゃあ…当麻パパ!」
ブーッ
上条「げほっげほっ」
一方通行(と、当麻だァ?ちゃっかり下の名前で呼びやがってェ…こいつ…やるなァ…)
上条「い、イキナリだな…」アセアセ
打ち止め「でもぉ~一方通行とお付き合いしてるんだから…」
打ち止め「最終的にはミサカのパパになってくれるんでしょ?ってミサカはミサカは確認してみたりー」
上条「そ、それは今後の展開しだいでだな…」アセアセ
打ち止め「えぇ~?ダメなのかなぁってミサカはミサカはちょっとがっかりしたー」
上条「だから、それは俺一人が決めることじゃなくてだな……あれなんで子供にこんな真面目に説明してるんだろ…」アセアセ
131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:45:32.38 ID:RpMsTBko
打ち止め「だったら、当麻パパはどうおもってるのかなぁ?ってミサカはミサカはパパの気持ちを確認してみるー」
上条「そりゃ……俺としては…」
一方通行(な、ナイスな誘導じゃねェかァ……口ではコイツの方が上なのかァ…!?)
打ち止め「うんうん」
上条「そりゃ、鈴科のことは好きだし……」
打ち止め「うんうん」
上条「でも俺まだガキだから…あんまりそういうこと考えたことがないけど」
一方通行「…」ショボーン
打ち止め「えぇ~」
上条「で、でも…!もちろん、全く考えないわけじゃなくてだな…」
一方通行「!?」シャキーン
打ち止め「ということはぁ~?」
上条「俺、個人の希望としては…できれば……ってことです」
一方通行(もう、俺死ンでもいい…)
打ち止め「だったら、パパってことでいいよね!ってミサカはミサカは未来のパパを予約したりー」
132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:50:41.10 ID:RpMsTBko
一方通行「そういえば三下ァ…時間大丈夫なのかァ?」
上条「うーん…そろそろ戻らないといけないな」
一方通行「そ、そっかァ…」
打ち止め「えー、もうかえっちゃうのかな?ってミサカはミサカは残念がって引き止めるそぶりしてみたりー」
上条「もうちょっといたいんだけど、うちに腹減らしがいるから…」
一方通行「あァ、なんか飼ってるんだっけかァ…」
上条「そ、そんな感じで…」
打ち止め「だったらうちにつれてきちゃえばーってミサカはミサカは提案してみるー」
一方通行「な、なんだとォ!?」
上条「でもなぁ…迷惑かけそうだし、すごく食うぞ?」
打ち止め「えー、今晩ミサカがはじめて料理するから食べて欲しいなぁーって」
一方通行「だ、だれがそんな事決めた!?」
打ち止め「ミサカだよーってミサカはミサカはしれっといってみるー」
一方通行「だ、だめだァ!こいつに料理をつくっていいのは俺だけだァ!」
打ち止め「えー、パパに料理つくりたいってミサカはミサカは…!?」
133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:55:18.58 ID:RpMsTBko
戦場ヶ原「それで、私はどうすればいいのかしら?」
阿良々木「頼む別れてくれ!」
戦場ヶ原「そう、その忍って子を始末すればいいのね」
阿良々木「そうはいってないだろ!」
戦場ヶ原「そう、貴方の知り合いの女性、私以外を全て始末してほしいのね」
134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:56:20.61 ID:RpMsTBko
誤爆(゚д゚)
vipの面白そうなところに投下しようとおもって…
135 名前:さて、何もなかったことのように…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:58:07.37 ID:RpMsTBko
上条「わ、わかったわかった、喧嘩しないでくれ」
一方通行「…ッ」
打ち止め「じゃぁ…」パァァ
上条「今日は打ち止めのご馳走になるよ」
一方通行「…チッ」
打ち止め「わーい」
上条「えっと、鈴科…」
一方通行「なンだよォ!」
上条「で、できればでいいんだけど、明日も…その先もずっと、お昼お弁当つくってきてくれると」
一方通行「なっ///」
上条「上条さん的には、とってもとってもうれしく思うんですけど…贅沢なおねがいでしょーか」
一方通行「……」
上条「…」チラッ
一方通行「わ、判った……これからもつくってやるよォ…」
上条「まじっすか!」
136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 20:59:32.37 ID:RpMsTBko
一方通行「ただし、まずくても文句いうなよォ?」
上条「ばーか、鈴科のつくってくれたものなら、何でも美味いに決まってるだろ」
一方通行「…そか///」
打ち止め(ぱ、パパって結構一方通行の扱いから上手かも…)
上条「それじゃ、うちの…つれてくるけど、その…」
一方通行「なンだァ?」
上条「お、驚かないでもらえるか?」
一方通行「別に大型犬だってかまわねェよォ」
一方通行(俺の部屋じゃねーし)
上条「そ、そっか…」
一方通行「入り口まで送ってくぞォ」
上条「さ、さんきゅーな、打ち止め、またな」
打ち止め「ご飯期待しててねーってミサカはミサカは再会を楽しみにしてるよー」
上条「それじゃ」
一方通行「あァ」
137 名前:初めて入った、彼女の部屋前編、終了[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 21:00:39.15 ID:RpMsTBko
-マンション前-
上条「それじゃここで」
一方通行「あァ…」
上条「ホント、びっくりしないでくれると助かる…」
一方通行「あ、まて…」
上条「ん?」
一方通行「ちょっと耳かせ」
上条「なんだよ」
一方通行「あのな……さっき言いそびれたけど…」
上条「だからなんだよ」
一方通行「俺は…し、しょ…処女だかンなァ!!!」
上条「お、お前!?///」
一方通行「アイツは俺が産ンだ訳じゃねーからなァ!///」
上条「わ、わかってるって///」
一方通行「お前のだけしか、触らせるつもりはねーからなァ……でも勘違いするンじゃねぇぞ…まだダメだかンなァ///」
140 名前:それでは彼女の部屋後編を[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:10:47.67 ID:RpMsTBko
上条「…インデックスつれていって本当に大丈夫かな」
上条「鈴科怒らなきゃいいけど…」
上条「……謝罪の言葉考えておくか」
-「こんなところで奇遇ですねとミサカは偶然の出会いを装います」
上条「ん?御坂…じゃなくて妹の方か」
御坂妹「はい、そうです」
上条「こんなところでどうした?」
御坂妹「実は、ミサカも一言、貴方にいいたいとおもいまして」
上条「なんだ?」
御坂妹「では…」
御坂妹「当麻パパ」
上条「な…なんでそれを!?」
御坂妹「打ち止め、検体番号20001号はミサカ達の上位個体にあたりますとミサカは打ち止めの説明をします」
上条「上位個体だ?」
御坂妹「つまり、打ち止めの言葉は絶対ですとミサカは打ち止めを説明をさらにします」
142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:14:33.70 ID:RpMsTBko
上条「どういう意味だ?」
御坂妹「わかりませんか?とミサカは少々当麻パパの理解の悪さに少々呆れ顔です」
上条「……すみません、もう少し理解できるようにお願いできますか」
御坂妹「はぁ、いいですか?」
御坂妹「打ち止めは私達の上位つまり、彼女からの指示は絶対です」
上条「それで…なんで今の呼び方に」
御坂妹「打ち止めが貴方をパパと認識してそれをミサカネットワークでミサカ達に伝えました」
上条「それで…?」
御坂妹「ですから、ミサカからも上条当麻、貴方はパパになるのです、厳密にはパパ候補ですがとミサカは補足説明をします」
上条「……はい?」
御坂妹「ミサカも貴方の正妻の地位を狙っていましたが、とりあえず娘になればいちゃいちゃできるかなという」
御坂妹「壮大な目的のために、ここは涙を飲んで打ち止めの指示にしたがいます」
上条「あのーそれって『絶対』ってところが矛盾してますよね?」
御坂妹「こまけぇことはいいんだよとミサカは某bbsで流行った言葉を口にします」
上条「……」
143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:16:53.76 ID:RpMsTBko
上条「とりあえず…これからインデックスつれて、また鈴科…っていうか一方通行のところいくから」
御坂妹「……それもいいですねと」
上条「とりあえず、帰るぞ」
御坂妹「ご一緒してもよろしいでしょうかとミサカは当麻パパに確認します」
上条「はぁ?俺が勝手に決められるはずないだろ!」
御坂妹「家主側にはミサカネットワークですでに確認をとりました、あとはパパの意思だけですとミサカは手際のよさを…」
上条「手際よすぎだろ!!!」
御坂妹「それで、どうなのでしょうか?とミサカは改めて許可を求めます」
上条「あぁ…もぉ……家主がいいっていってるなら、勝手にしろ!」
御坂妹「ありがとうございます」
上条「とにかく、インデックスをつれていくという大変な仕事があるんだから、邪魔するなよ!」
御坂妹「なるほど……それは一方通行に勘違いされないように注意しないといけませんねとミサカは笑みを浮かべます」ニヤッ
上条「お前楽しんでるだろ、絶対…」
御坂妹「いえ、まさか、ミサカは二人の中が破局をむかえればチャンスがくるなんて…」
上条「……」
144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:21:28.14 ID:RpMsTBko
-とある学生寮の一室-
ガチャッ
上条「ただいま…」
トテトテトテ
禁書「とーま!おなかすいた、おなかすいた!おなかすいた!」
上条「開口一番がそれかよ…」
禁書「あれ?」
御坂妹「こんばんはとミサカは一般的な夜の挨拶をします」
禁書「くーるびゅーてぃー?」
上条「インデックス、今日の飯な、ちょっと外いくぞ」
禁書「わぁぁ!れすとらん?和食?洋食?どっちかな!」
上条「いや、人の家でお呼ばれするんだよ」
禁書「え?くーるびゅーてぃーのうち?」
上条「いや、違う」
禁書「じゃ、どこなのかな?とりあえずおなか一杯食べさせてくれると嬉しいんだよ」ニコッ
145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:25:54.71 ID:RpMsTBko
-移動中-
トテトテトテ
禁書「ねぇーとーま?」
上条「ん?」
禁書「どうしてくーるびゅーてぃまで一緒にいるのかな」
上条「それはだな」
御坂妹「それはミサカも知っている共通の知り合いの家にいくからです」
禁書「それ、あまり理由になってない気がするんだよ…」
上条(インデックスにまでつっこまれる御坂妹…)
御坂妹「ここで、また先ほどの言葉をミサカは使います」
御坂妹「こまけぇことはいいんだよ!」
上条「それ気に入ってるのね…」
御坂妹「…」ニッ
禁書「…どういうことなのかな?」
上条「そういうことだろ…」
146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:28:05.44 ID:RpMsTBko
-某教員用マンション-
上条「えっと、部屋番号は…」
pipipi、ぴ~んぽ~ん
ザザッ
-「はい、だれじゃん?」
上条「あれ…そこ鈴科さんのお部屋じゃないんですか?」
-「鈴科…あぁ、一方通行か、ちょっとまつじゃん」
-一方通行「よ、よぉ、遅かったじゃねェか…」
上条「約束どおり、うちのあれつれてきたぞ…でも本当にいいのか?」
-一方通行「構いやしねェよォ」
上条「それと御坂妹がついてきれるけど…」
-一方通行「なんだとォ!?」
上条「家主に許可取ったとかいってたけどさ…」
-打ち止め「うん、ミサカが許可したよってミサカはミサカはいってみるー」
-一方通行「おい、何かってな事してンだよォ!!」
147 名前:ついてきれる>ついてきてる…[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:29:33.50 ID:RpMsTBko
-打ち止め「えーやっぱり家族団らんしたいってミサカはミサカは…」
-一方通行「テメェ!そんな事いったら1万人近く集まるじゃねェかァ!!」
-打ち止め「だから10032号が代表なんだよってミサカはミサカは譲歩したことをつたえてみたりー」
-一方通行「…だからってェ!!」
-「もういいじゃん、きちゃったなら」
-打ち止め「わーい」
-一方通行「…チッ」
上条「な、なんかまずいなら帰るぞ?」
-一方通行「か、帰るンじゃねェよォォォォ!!!」
上条「!?」ビクッ
ウィーン
-「ほら、上条さっさとあがってくるじゃん」
上条「え?その声って」
-「立話もなんだし、とりあえず中にくるじゃんか」
上条「は、はい」
148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:36:04.52 ID:RpMsTBko
-とある聞き覚えある声の持ち主が居る部屋の前-
ピンポーン
-「あいてるじゃん」
上条「失礼します」
がちゃっ
トテテテ
打ち止め「いらっしゃーい」ニコニコ
一方通行「よ、よくきたなァ…」
上条「お邪魔します」
御坂妹「お邪魔します、とミサカも一緒に挨拶をします」
禁書「とーま、このちっこい短髪なにかな?」
一方通行「な…なんだとォ…女だァァ!?」
上条「鈴科、こ、これはだな…」
一方通行「オイ、詳しく説明してもらおうじゃねェかァ」
上条「…はい」
149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:43:37.99 ID:RpMsTBko
-室内-
上条「というわけなんです…」
一方通行「ったく、三下のその性格は昔からなンだなァ…」
禁書「とーまのこと悪く言うのは許さないんだよ!」
一方通行「馬鹿にしてねェよォ…馬鹿にするはずないだろうがァァァ!」ギロッ
禁書「わっ」ビクッ
禁書「と、とーま…」ビクビク
一方通行「テメェ、何三下の身体にしがみついてやがる!!」
上条「まぁ、鈴科、こいつはお前のおもうようなやつじゃないってことだけはわかってくれただろ…」
一方通行「でもよォ…」
上条「まぁ、色々あったけど、こいつは俺が守っていかなきゃいけないとおもう一人なんだよ」
一方通行「…チッ」
上条「もちろんお前もその一人そして女性としてお前が一番だ」
黄泉川「ひゅーひゅーじゃん」
一方通行「て、テメェ、恥ずかしげもなく…///」
上条「ただ…俺の守りは必要なさそうだけどな…」
150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 22:46:23.06 ID:RpMsTBko
禁書「むぅ…このあくせられーたっての子がとーまの大事な人なのはわかったけどぉ…」
上条「けど?」
禁書「わたしだって、そういう風に女性として扱って欲しかったというか…」
一方通行「…チッ」
上条「それについては気がつかなくてすまない、謝る、だけどお前を選ばなかったからといって今後態度が変わるって事はないぞ」
禁書「でもぉ…私だって……とーまにそういう風にみてほしかったんだよ…」
御坂妹「そこでミサカは提案します」
禁書「へ?」
御坂妹「打ち止めを含むシスターズは上条当麻と一方通行が結婚したら養子にしてもらう予定です」
一方通行「て、テメェ何勝手に!」
打ち止め「えー、もう結締事項だよ!ってミサカはミサカは」
御坂妹「続けますよ?とミサカは確認をとります」
御坂妹「そこでです、貴方もそのとき一緒に養子になってみたらいかがでしょうか?とミサカは提案します」
禁書「それにどういう意味があるのかな?」
御坂妹「親子なら……イチャイチャしても合法です…」
152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:20:35.82 ID:RpMsTBko
禁書「そ、それは…」
御坂妹「どうです?ミサカと姉妹になりませんかと言葉巧みに誘惑します」
禁書「ちょっと魅力的かも…、とーまといちゃいちゃかぁ…」ぽわわわん
御坂妹「はい、いちゃいちゃです」ぽわわわ~ん
打ち止め「えへへ、いちゃいちゃ」ぽわわわわ~ん
上条「ダメだこいつら…何とかしないと…」
一方通行「ま、まァ、子供は一杯いるってのも悪くねェかもなァ…できれば…野球を家族で…1チームとかよォ…」
上条(なんチーム作れるんだか…)
黄泉川「上条、お前しっかり稼がないとな」
芳川「そうよ、子供が多いって事はそれだけ出費が多いのよ」
上条「先生達まで…」
ぐぅ~う、ぎゅるるるる
禁書「おなかすいたぁ…」
上条「……」
一方通行「と、とりあえず、飯だなァ」アセアセ
153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:23:36.93 ID:RpMsTBko
-夕食中-
禁書「ガツガツガツガツ」
上条「へぇ、このカレー美味しいな」
打ち止め「えへへぇ~ミサカがパパのために一生懸命つくったんだよってミサカはミサカは有能さをアピールしてみる」
一方通行「市販のルゥ使っただけだろォ…」
上条「いや、それでも十分美味いぞ」
一方通行「お、俺がやればもっと…」
上条「そりゃ、鈴科、お前がつくってくれたら俺には最高の味になるよ」
一方通行「そ、そっかァ…ならいい…///」
黄泉川「あついじゃんか」ニヤニヤ
芳川「この部屋暖房効きすぎかしら」
一方通行「て、テメェらァァァ///」
禁書「おかわり!」
一方通行「…チッ、待ってろォ」
禁書「ママ、大盛りがいいんだよ!」
154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:29:44.27 ID:RpMsTBko
一方通行「ま、ママだとォ!?」
禁書「そういったんだよ?だって、とーまと結婚して養子になるのならあくせられーたーはママになるはずだし…」
一方通行「ママかァ…悪くねェ…」
禁書「それよりも、早く大盛りほしいんだよ!」
一方通行「ま、待ってろ、特盛りしてやるよォ!」
禁書「やったー!それはとっても嬉しいんだよ!ママ!」
打ち止め「ママ!パパの前にすわりたいって、ミサカはミサカは要求してみる!」
一方通行「し、しかたねェなァ…///」
打ち止め「わーい」
ドスッ
上条「おい」
打ち止め「ぱぱのおひざの上、こんな感じなんだぁ~ってミサカはミサカはちょっと初体験」
一方通行「し、しまったァ…釣られちまっただとォ!!」
打ち止め「にひひ」
一方通行「ほ、ほら、どきやがれ!三下のひざの上は俺の特等席だァァァ!!!」
155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:34:40.84 ID:RpMsTBko
上条「なっ///」
黄泉川「へぇ~じゃん」ニヤ
芳川「あらあら」ニヤニヤ
一方通行「くっ///」
打ち止め「にひひひ」
御坂妹「…プッ」
禁書「むー」
一方通行「……///」
上条「と、とりあえず、飯は行儀良く食べような…」アセアセ
打ち止め「は~い」
御坂妹「はい、当麻パパとミサカは義父に従います」
禁書「やっぱり、私もお嫁さんがよかったかも…」
御坂妹「さっきみたいなこと、こっそりやればよいのですよとミサカは入れ知恵をします」ボソッ
禁書「そっか!そうだね!そうなんだよ!」
上条「……まぁ平和にまとまってくれてよかったのかな…」
157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:41:31.29 ID:RpMsTBko
-夕食後-
上条「ご馳走様でした」
打ち止め「お粗末さまでしたってミサカはミサカは満足げにいってみるー」
上条「打ち止め、美味しかったぞ」
打ち止め「わーい」
一方通行「お、俺のサラダはどうだったァ?」
上条「美味かったぞ」
一方通行「ま、まぁ当然だな…愛情込めてあるから……///」
禁書「あくせられーたー?それともすずしな?ゆりこ?」
一方通行「好きによべ…」
禁書「じゃあ、ゆりこで」
一方通行「それを選ぶのかよォ…」
禁書「だめ?」
一方通行「まァいいけど…」
上条「それじゃ、俺も…百合子、また遊びに来るよ」
158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/03(水) 23:49:33.91 ID:RpMsTBko
一方通行「三下ァ…!?」ドキッ
一方通行(三下に下の名前で呼ばれたぞォ…これはもう結婚するしかねェだろ!?)
一方通行「うふうふ」ニヤニヤ
上条「あれ、なんだかトリップしてる…」
黄泉川「こいつ、どれだけ上条のこと好きなんだよ…」
芳川「まぁ、しかたないわよね、今まで無敗だったはじめて一方通行が負けた相手だし」
上条「それが理由ですか?」
芳川「その強さと、貴方の優しさで、こいつもう入院してるときもうわごとのように…」
一方通行「よ、余計なこというンじゃねェよォ!!」
芳川「あら、回復早かったわね」
一方通行「この尼ァァァ…」
上条「と、とりあえず、本当にお世話になりました」
一方通行「…チッ、覚えておけよォ…」
芳川「ごめん、もうわすれちゃったわ」
御坂妹「それでは、おやすみなさいと、ミサカは発言がなかった寂しさを伝えます」
160 名前:これで後編終了、続きはどうしよう[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:00:29.71 ID:.2rN0XAo
上条「美味かったなぁ」
禁書「ほんとだね、とーまパパ」
上条「そのパパはやめろよ…」
禁書「うー、いちいち注文が多いんだよ、とーまパパは」
御坂妹「そうですよ、諦めてください当麻パパとミサカも援護します」
上条「まだ結婚も養子にもなってないんだから、パパはやめてくれ!」
禁書「…むぅー」
御坂妹「ぶーぶーと打ち止めもいっているようです」
上条「この歳でパパとかそういう呼ばれ方してると世間にどんな目でみられるか!」
禁書「とーまは私達より世間体の方が大事なんだ?そうなんだ?ねぇとーまどうなのかな!」
御坂妹「ミサカは約1万の妹達全員で抗議活動を計画します」
上条「だぁぁあああ、お前たちのほうが大切だよ!これでいいだろ!」
上条「でもな、その世間体だって大事なんだぞ?これがわるければ就職とかにだって響くし」
上条「稼ぎがわるければ、養子なんてとても無理だぞ!」
禁書「…わかったよ、とりあえずまだ『とーま』で我慢するんだよ…」
御坂妹「それではミサカも『当麻』で我慢します」
上条「御坂妹の場合誤解を招きそうですが…」
162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:08:49.49 ID:.2rN0XAo
-翌日-
上条「ふぁぁ~昨日はつかれたから、今日はなんだか眠いな…」
土御門「かみやん、もうパパになるんだってにゃー?」ニヤニヤ
上条「なにぃぃ!?」
土御門「しかも歳もあんまりはなれてない養子とるんだってにゃー」
青髪「一晩でそんなに進んでしまうなんて…かみやんふけつやぁああああ」
上条「お前ら何を…」
土御門「だって黄泉川先生がいってたぜよ?」
上条「え…」
青髪「で、本当のところどうなんや?もうそういう関係なんか?義理の娘ともそういうことしちゃって…たりとか…せぇへんよな…」ジリジリ
上条「あ、あるはずないだろ!」
ガラガラッ
小萌「上条ちゃん!黄泉川先生からききましたよ!」
上条「……あちゃぁ…」
小萌「先生はあまり男女の仲に関してはとやかくいいたくないのですが…」モジモジ
163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:15:46.25 ID:.2rN0XAo
一方通行「///」
小萌「こ、子供とかはその、もうちょっとですね、せめて自分で稼げるようになってからだと先生は…おもうのですよ」カァァ
上条「はぃい?」
小萌「そ、そりゃ、好き合った二人が一緒に一晩過ごしてしまったら、仕方ないことなのかもしれないのですけれど…」
上条「いや、先生なにを…」
小萌「やっぱり、高校生なんですから、その節度ある行動をですね…」
上条「もしもーし小萌先生?」
小萌「せ、せめて、計画をたててやったほうがいいとおもうのですよ///」
土御門「かみやん、まさかそこまで…」
青髪「かみやん、一度その上条属性の元研究させてくれへん?」
上条「ご、誤解ですって!!」
一方通行「そ、そうだァ、三下ァ…計画たてて、やらないとだめだよなァ///」
上条「ゆ、百合子まで…」
小萌「とにかく、上条ちゃん!あとで職員室まできなさいなのです!」
上条「……ご、誤解だぁああ、不幸だぁああああ」
この誤解がとけるまで約3時間の小萌先生の説教が続いたという
165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:23:33.17 ID:.2rN0XAo
土御門「そういえばかみやん」
上条「ん?」
土御門「いつのまに一方通行のこと下の名前で呼ぶようになってるのかにゃ?」
上条「あっ…」
青髪「それは僕もきになってたところや」
一方通行「///」
上条「これはだな、インデックスが…」
土御門「かみやん、人のせいにするのはよくないぜよ」
青髪「そうやで、決めたのは自分やろ?」
一方通行「…」コクコクッ
上条「そ、そりゃそうだけど…」
上条「昨日夜飯ご馳走になって」
青髪「なにぃ?転校初日に彼女の家に遊びでご飯ご馳走になったやて!」
上条「その帰りからかな…」
土御門「つまり、その間になにかあったと…?」
166 名前:今夜はここまでで[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:33:07.30 ID:.2rN0XAo
上条「べ、別にねぇよ!!」アセアセ
青髪「なんかムキになるところがあやしいなぁ」
上条「だから…!」
土御門「かみやんじゃ埒あかないぜよ」
上条「百合子、いってやってくれよなにもなかったって」
一方通行「え?あァ」
青髪「どうなんや!本当のところは」
一方通行「飯くって…」
土御門「それで」
青髪「それでどうなんや!」
一方通行「子供は野球のチームができるくらいとか話してェ…」
青髪「な、なんだって…!?」
一方通行「そのあと…帰りに……名前呼ンでくれたァ」
上条「なにその誤解招きそうな説明は…色々説明不足っていうか独り言を会話のようにいうなんて」アセアセ
土御門「つまり、プロポーズ受けたと?」
一方通行「ば、ばかそンなンじゃねぇよ///」カァァ
一方通行「そンなンじゃねェけど…」
一方通行(名前で呼ばれて飯もほめられて、子供の計画も立てて、その他もろもろって事は…」
一方通行「///」プシュー
ふらぁ~パタッ
上条「またこのパターンか…///」
土御門(あの一方通行がここまで骨抜きになるとはにゃー)ニヤニヤ
167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00:36:46.76 ID:.2rN0XAo
>>164
とりあえず、スレがもったいないので埋まるか終わるまでは続けようかと思ってます
173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:09:06.73 ID:.2rN0XAo
-とある三時限目の休み時間-
黄泉川「鈴科はいるかー?」
上条「おい、百合子、黄泉川先生が呼んでるぞ?」
一方通行「…チッ、たりィ…」
上条「あ、あんまり皆がいる前では素を出さない方がいいとおもうぞ」ボソッ
一方通行「め、めンどくせェ」
上条「ほら、俺とか青髪、土御門に先生はいいとおもうけど、他のヤツは知らないわけだし」
一方通行「いいじゃねェかァ…」
上条「それに、本当のお前をしってる人が少ない方が俺も…なんだか嬉しいっていうか…」
一方通行「な、何いいやがる…」
上条「まぁ、学校くらい大人しくな」ニコッ
一方通行「わ、判った、いや判りましたわ」
上条「がんばれ」
テクテク
一方通行「よ、黄泉川先生、何か御用ですか?」
174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:11:39.73 ID:.2rN0XAo
黄泉川「科目わかってるよな?」
一方通行「何のことでしょうか?」
黄泉川「次の授業体育じゃん」
一方通行「それがどうかしましたか」
黄泉川「お前、転入して、一度も体育の授業うけなかったよな?」
一方通行「そ、それは…」
一方通行「仕方ねェだろォ!お前が病弱設定で入学させたンだからよォォ」ボソッ
黄泉川「病弱っていったってほどがあるじゃんか」ボソボソ
一方通行「色々加減がむずかしいンだよォ」ボソッ
黄泉川「適当にやってりゃいいんだよ、な?次の授業はでるじゃんか」
一方通行「断る」
黄泉川「流石に丸々全部サボったら、単位あげられないじゃん?そうしたら上条と一緒に進級できないじゃんか」
一方通行「なっ…!?」
黄泉川「ほら、ここに体操服入ってるから、これをもってすぐ更衣室いって、授業うけるじゃん」
一方通行「チッ…」
175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:13:59.49 ID:.2rN0XAo
上条「百合子、どうしたぁー?」
一方通行「な、なんでもありませんよ」
黄泉川「ほら、上条と一緒に進級して卒業したいんだろ?」
一方通行「わ、わかった、いやわかりましたァ先生」
黄泉川「よし、ほらさっさと着替えて校庭いくじゃん」
一方通行「…はーい」
タッタタタッタ
黄泉川「ほら、男子も早く校庭にいくじゃん!もう休み時間残り少ないぞ!今日は私が合同で女子と一緒に男子も受け持つ!」
ガタッ
上条「先生、鈴科は?」
黄泉川「今、体操服にきがえてるじゃん」
上条「へぇ、アイツが体育でるんだ」
黄泉川「まぁ、お前と一緒にいたいからな、アイツも」
上条「え?」
黄泉川「まぁ、そういうことじゃん」
176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:15:50.89 ID:.2rN0XAo
黄泉川「合同授業だし、今日はグランドを走ってもらうじゃん!」
女子「えー」
男子「何週なんですか?」
黄泉川「体力の続く限りじゃん」
男子「せめて目標とか決めてくださいよ」
黄泉川「四の五の言わず走る!ほら!」バシンッ
上条「青髪、はぁこれはだるいで…」
土御門「ホント、走るのがすきなのはかみやんくらいだにゃー」
上条「俺だって走るのはあんまり好きじゃないぞ…」
土御門「だって、いっつも街中走り回ってたにゃー」
スタスタ
一方通行「よ、よォ…///」
上条「百合子!?その格好は///」
一方通行「あ、あいつがこれしかないって……///」
青髪「ブルマ女子高生キター!」
177 名前:10分気がつかれなかったら…私の勝利……[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:17:07.98 ID:.2rN0XAo
一方通行「子供みたいに、はしゃがないでください///」
青髪「しかも口調がかわいいー!!」
土御門「…」ニヤニヤ
一方通行「へ、へンかよォ、三下が…学校くらいはっていうからよォ///」
青髪「変やない!変やない!最高やで!」
上条「もともと、百合子はかわいいんだしそういう口調も似合うよな」
一方通行「///」
青髪「こういうほめ方が僕とかみやんの違いか…」
上条「なんだって?」
青髪「なんでもないで」
上条「…?」
土御門「それより、かみやん一方通行の格好についてなにかコメントはないかにゃー?」ニヤニヤ
上条「あっ…」
一方通行「べ、別に///」
上条「あのさ…すげぇ、新鮮で……なんつーか本当のところ俺以外の誰にも見せたくねぇ…」
178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:17:50.77 ID:.2rN0XAo
一方通行「!?」
上条「べ、別にブルマが好きっていってるわけじゃないからな!!」アセアセ
青髪「もうかみやん、カミングアウトの時やで」
上条「ちげぇ!!!百合子がはいたからいいんだよ!」
一方通行「///」ボンッ
キュィーン
上条「あっ…」
土御門「能力使ったにゃー」
青髪「ほんまに一方通行やったんやな」
ビューン
黄泉川「おっ、鈴科がんばってるな!」
一方通行(は、はずかしくて横にいられねぇ///)
女子「わー鈴科さん、あしはやーい」
男子「うぉぉ!」
上条「あれで、だれも気がつかないってうちの学校平和だよな…」
179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:18:40.60 ID:.2rN0XAo
きーんこーんかーんこーん
黄泉川「よし!ここまでじゃん!」
男子「やっとおわったぁ…」
女子「もう、足パンパン…」
上条「ふぅ…」
土御門「流石かみやん、息もあがってないにゃー」
上条「いや結構つかれたぜ」
青髪「僕だって、一年中いつ何があっても女の子を追いかけられるようにきたえてるんやでー」
上条「……」
土御門「……」
上条「さ、さーて飯飯」
土御門「なにくうかにゃー」
青髪「なにそのスルー?」
上条「そういえば百合子は?」
一方通行「さ、三下ァ…じゃなかった、上条くン」
181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:20:52.78 ID:.2rN0XAo
上条「まだ、着替えてなかったのか、昼休み減っちまうぞ」
一方通行「そ、それなんだけどォ…」
上条「ん、どうした?」
一方通行「上条くン、この格好気に入ってくれたンだよねェ?」モジモジ
上条「あぁ、そうだけど…」
一方通行「だったら、お昼の間、この格好でいてあげようかァ?///」
上条「なっ///」
一方通行「べ、別にいやだったらいいンだよォ?」
上条「その…お願いします…」
一方通行「わかりました///」
上条「///」
土御門(らぶらぶだにゃ、俺も舞夏に今度ブルマお願いするかにゃー)
青髪(かみやんに久しぶりに殺意を覚えたで…)
昼休み
一方通行「今日は…これ…つくってきたのォ…」
183 名前:173から5レス分の会話の一文字目をつなげると…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:26:47.46 ID:.2rN0XAo
上条「サンドウィッチに唐翌揚げ!」
一方通行「き、嫌いだったかなァ?」ドキドキ
上条「上条さんに嫌いなもんなんかありません!」
一方通行「そうだっけ…」
上条「強いて言うなら、肉類は大好物です、なんせ…貧乏だからあんまり食えなくて…」
一方通行「わ、わかった…覚えておくよォ…」
パクッ
上条「うめぇえ!」
一方通行「あと、今日は…」
上条「ん?ポット?」
一方通行「コーヒーいれてきたァ…」
上条「それじゃ一杯もらおうかな」
一方通行「まってねェ…」
コポコポッ
上条「いただきます」
186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:30:45.63 ID:.2rN0XAo
ゴクッ
上条「へぇ~」
一方通行「お、オリジナルブレンドなンだけどォ…」
上条「美味いなこれ!」
一方通行「よっ、よかったァ///」
上条「それと言い忘れてたけど、俺と二人きりの時はいつもの口調でいいからな」
一方通行「ど、どっちの方が好き?」
上条「そうだな……どっちも好きなんだけど、百合子のストレスにならないほうで」
一方通行「そ、そっかァ、判ったぞォ」
上条「やっぱり無理させてるか?」
一方通行「そ、そンなことはァ…ありませんよォ///」
上条「ま、混ざってる混ざってる」
一方通行「あっ…」
上条「あはっははは」
一方通行「///」
188 名前:sagaいれてないと唐揚げの揚があれになるのね…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:35:46.59 ID:.2rN0XAo
上条「ぷはぁ~くったくった」
一方通行「お粗末様だぞォ…」
上条「4時限目も走ってつかれたし、腹いっぱいくったから…なんだか眠くなってきたな」
一方通行「!?」
上条「少し寝てもいいか?」
一方通行「…そ、それならァ」ドキドキ
上条「ん?」
一方通行「お、オレのひざ使えよォ…///」
上条「それって、膝枕!?」
一方通行「お、オレの足じゃいやかァ?」
上条「いやじゃないいやじゃない!」
一方通行「だったらァ…」
上条「そ、それじゃお言葉に甘えて…」
ポスッ
一方通行「///」
189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:40:10.04 ID:.2rN0XAo
上条「はぁ、百合子の生足膝枕…」スリスリ
一方通行「なっ!?」
上条「ん?まさか、気がついてていったんじゃなかったのか?」
一方通行「ば、ばか気がついてたにきまってンだろォ…」ドキドキ
上条「だよなぁ、あぁ最高」スリスリ
一方通行(ち、畜生…体操服、しかもブルマなの忘れてたぜェ…///)
上条「やべぇ、そういってる間にねむ…く…」
一方通行「ね、寝ちまっていいぞォ、起こしてやるからァ…」
上条「そ、それじゃたのむ…ゆ…り…こ」パタッ
上条「すーすー」
一方通行「ね、寝たかァ…」
上条「すーすー」
一方通行「寝ちまったンだよな?」
上条「すーすー」
一方通行「……」ドキドキ
190 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:43:52.97 ID:.2rN0XAo
一方通行「こ、コイツの顔、こんな間近であんまり見つめたことなかったなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「結構コイツの顔、傷だらけだなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「ここの傷…」
ピタッ
上条「うーん…」
一方通行「あっ…」
上条「……すーすー」
一方通行「おきたかと…」ドキドキ
一方通行「この傷は…あンときのォ…」
上条「すーすー」
一方通行「これも…あン時のか…でもこれはしらねェなァ…」
上条「すーすー」
一方通行「傷の分だけェ……誰か守ってきたァ…そういうことかなァ…」
191 名前:ブルマ編ここまで![sage] 投稿日:2010/03/04(木) 20:48:04.63 ID:.2rN0XAo
上条「……百合子、お前は絶対、俺が守るからな」
一方通行「!?」
上条「すーすー」
一方通行「ね、寝言かよォ…驚かせやがってェ…」ドキドキ
上条「すーすー」
一方通行「それにしても、ほンと気持ちよくねてやがるなァ…」
キーンコーンカーンコーン
一方通行「チャイムが…」
上条「すーすー」
一方通行「寝かしといてやるかァ…」
上条「すーすー」
一方通行「お、俺も眠く……」
上条「すーすー」
一方通行「すーすー」
この後の小萌先生の授業を二人でサボったため、1時間ほど説教食らうこととなったのはいうまでもなく…
192 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:14:29.68 ID:.2rN0XAo
-帰宅中-
上条「はぁ、小萌先生の説教の長さには参った…」
一方通行「さ、三下ァ…お前がいけないんだろうがァ…あンな事いうからァ…」
上条「だって、今まで何してたのですか?とか聞かれたら」
上条「寝てましたって正直いうしかないだろ!」
一方通行「馬鹿、だから状況考えろよォ!アイツは『二人して』なにしてやのですか?っていったンだぞォ?」
上条「だから寝てましただろ!」
一方通行「だ、だから…男女が二人でねるってことはだなァ…」
上条「なんだよ…」
一方通行「あ、れに決まってるだろうがァ///」
上条「あれって…だからなんだよ…わかんねぇ…」
一方通行「…わ、わかンねェのかァ?///」
上条「全く…見当も」
一方通行「あれっていったら…」
193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:23:14.36 ID:.2rN0XAo
一方通行(男女が一緒にねるっつったらあれだろうがァァァ!!)
一方通行「…パクパク」※言えません
上条「どうした?」
一方通行「///」プシュー
ふらぁ~、パタッ
上条「おい、百合子、百合子!」
………
……
…
一方通行「う、うーん…」
上条「急に倒れたからびっくりしたぞ、最近調子わるいのか?これで10回近く気を失ってるだろ」
一方通行「そ、そンなことねェけどさァ…」
上条「調子悪いなら、無理するなよ…な?お前にもしもの事があったら…俺は…」
一方通行「さ、三下ァ…」ドキッ
-「これから、今後いちゃいちゃできなくなっちゃうじゃねーかよとミサカは代理で答えてみます」
194 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:28:26.38 ID:.2rN0XAo
上条「そうそう、今後いちゃいちゃできなく…」
一方通行「い、イチャイチャだァ!!」
上条「じゃなくて!」
御坂妹「違うのですか?とミサカは予想が外れたことを少々信じられません」
上条「御坂妹!」
御坂妹「こんにちは、からこんばんはの境い目ですがこんにちは、当麻パパとミサカは挨拶の言葉を発します」
一方通行「て、テメェなンの用だよォ!」
御坂妹「何の用だとはきついですねとママの発言に対してミサカはちょっぴり心が痛みます」
一方通行「…チッ」
御坂妹「冗談はさておき、結婚の日取りは決まりましたか?とミサカは早く娘になりたいということを必死につたえます」
上条「だ、だから!年齢的にも無理だって!」
一方通行「だ、だよな…それに、お互いもっとよくしってからじゃねェとォ…」
御坂妹「年齢?それは身体的にですか?それでしたらミサカが成長するためにつかわれた培養え…」
上条「し、し、身体的にも、精神的にもだ!」アセアセ
一方通行(そういや、こいつらほとんどまだ0歳なんだよなァ…)
195 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:29:29.12 ID:.2rN0XAo
御坂妹「精神的にもですか…それは学習装置ではどうにかなりませんか?とミサカはさらに質問をします」
上条「て、学習装置だァ!?そんなもんなんかじゃ人の気持ちとかそういうもっと知識じゃなくて大切なものは理解できないぞ?」
御坂妹「なるほど、そういうものなのですか、とミサカは自分にたりないものがなんなのか少しわかった気がします」
上条「精神的に成長っていうとやっぱり、人と触れ合って、苦労を味わって、自分で何とかする心を育てるいうか…」
御坂妹「ミサカにも可能でしょうか?」
上条「そりゃ当然だろう?できない理由がどこにある」
御坂妹「……そうですか」
上条「それに、俺も百合子もまだまだ、子供なんだよ」
一方通行「…」
上条「だから、これからどんどん学んで、少しずつ大人になってだな」
上条「そうじゃないと、身体は大人でも心がガキ、そんな大人ばかりいるような社会になっちまう」
上条「そうならないためにも、がんばらないとな……まぁ学校の成績がわるい俺が言えるもんじゃないけどな…」
一方通行(や、やっぱりコイツ……俺なンかよりでけェなァ)
御坂妹「それなら、ミサカも…当麻パパと触れ合って……大人になりたいです…」
上条「そうだな、お互いがんばろう」
196 名前:説教後のイチャイチャ終了[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:30:39.52 ID:.2rN0XAo
一方通行(俺だけ…ガキだなァ…)
上条「まぁ、こんな生意気なことがいえるのも、今ここに百合子が一緒にいてくれるからなんだけどな」
一方通行「な、なにを…///」
上条「お前と付き合わなければ、こんなこと真剣に考えることもなかったと思うしさ…」
一方通行「さ、三下なら、自分で気がつくだろ…」
上条「気がついたとしてももっと、そうだなあと3年はだらだらした生活おくってたかもな」
一方通行「そ、そンなはずはねェだろォ…」
上条「いやいや、好きな人ができるってことはそれだけ人を成長させるんだよ」ニコッ
一方通行「て、てことはァ、俺も……成長するンかなァ?」
上条「あたりまえだろ、一緒に成長していこうな」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…」
御坂妹「でも肝心のバストのほうはいまいち成長が…とミサカはふたりのイチャイチャに水をさしてみます」
一方通行「て、テメェ!!」
上条「まぁ、俺は…そ、それくらいのサイズもい、いいとおもうぞ///」
一方通行「///」
197 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 21:56:51.20 ID:.2rN0XAo
-とあるマンション一室での夕食-
禁書「もぐもぐ」
上条「百合子、わるいな、毎晩ご馳走になっちゃって」
一方通行「き、気にすンなよォ、三下ァ…」
御坂妹「そうですよ、気にしないで食べないと時間のロスですとミサカはもくもくと食べ続けます」
一方通行「お前までなンで来てる」
御坂妹「ミサカはもはやここの家族の一員ではと、しれっとした顔でいいます」
一方通行「いつからそうなったンだよォ!」
御坂妹「どうせあと数年以内そうなるのですから、多少のことは気にしない方がいいとミサカは思ってます」
上条「悪かったな、またこっちくるときつかまっちゃって」
一方通行「どうせみはってたンだろ…こいつらァ…」
御坂妹「正解です」
黄泉川「ところでさ、一方通行?いつまで上条のことを三下扱いするんだ?」
一方通行「べ、別に三下は三下でいいだろーがァ!」
芳川「でもその『三下くん』に負けたのはだれかな?」ニヤニヤ
198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:05:03.59 ID:.2rN0XAo
一方通行「…チッ」
上条「まぁいいじゃないですか、俺がどうよばれたって気にしませんから」
黄泉川「上条、お前それでいいのか?それでも男か?」
芳川「そうよ、先を考えたらこの辺りはちゃんとしておかないとダメだと思うわよ?」
上条「だからいいんですよ、そういう一方通行、いや百合子を含めて俺が好きなんですから」
一方通行「三下ァ…」
上条「だから、無理に二人の時は治す必要ないぞ?ただ学校とかでは気をつけてくれればな」
黄泉川「はぁ、ちくしょぉおおおじゃん!」
芳川「もう、参っちゃうわね」
上条「せ、先生達なんですか?急に」
黄泉川「こうじゃんか…」
芳川「素で惚気てることに気がついてないわね」
上条「あっ///」
一方通行「///」
禁書「そんなことよりおかわり、いっぱいほしいんだよ!」
199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:13:50.49 ID:.2rN0XAo
上条「それにしても、先生のマンションって、広いですよね」
黄泉川「一応4LDKあるからな」
上条「へぇ、このリビングしかまともにみたことないけど、そんなにあるんですか」
黄泉川「でも4人で住むと結構手狭じゃん?」
芳川「そうね、一人一部屋とかになったら、足りないくらいよね」
上条「そっか、そっか…」
黄泉川「なんでそんなこときくんだ?上条」
上条「いや、なんでもないですよ?」
黄泉川「一方通行の部屋はそこだぞ?」
上条「え?まじですか!?」
一方通行「おい!」
黄泉川「それと下着はな、部屋にはいってたんすの三段目のちっちゃいケースの中じゃん」
上条「なるほどなるほど!」
一方通行「三下ァ///」
黄泉川「それと、いつも一方通行は寝るときな…」ニヤッ
200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:22:26.38 ID:.2rN0XAo
一方通行「や、やめろォォォ!!!」
黄泉川「もがもが」
打ち止め「一方通行はいっつもかわいいネグリジェだよってミサカはミサカは暴露してみたりー」
一方通行「このォ…///」
打ち止め「にはは」
上条「///」モンモン
芳川「うわ、顔まっかよ?上条くん」ニヤニヤ
黄泉川「一方通行もまっかじゃん」ニヤニヤ
一方通行「チクショウ///」
御坂妹「当麻さんは、古典的なものに弱いとミサカは好みのちぇっくをかかしません」
禁書「もぐもぐもぐ」
ごくんっ
禁書「おかわり!」
打ち止め「まったく話をきいてない人が一人ってミサカはミサカは…」
禁書「ん?どうしたのかな、みんな?もうご飯食べないの?だったらおかずもらうね」ニコッ
201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:34:58.76 ID:.2rN0XAo
-食後-
一方通行「ちょっとォ…」
スクッ、スタスタスタ、バタンッ
黄泉川「トイレじゃん?」
芳川「トイレね」
黄泉川「おい、上条、ほらくるじゃん?」
上条「ん?どうかしたんですか?」
黄泉川「一方通行の部屋まだみたことないんだろ?」
上条「ゆ、百合子の部屋!?」
芳川「見たくないの?」
上条「……みたいです///」
黄泉川「家主の私がいいっていってるんだ、ほらくるじゃん!」
上条「…」ソソソッ
ガチャッ、カチッ
上条「こ、ここが…」
203 名前:どこの言葉でしょうか…[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:48:03.02 ID:.2rN0XAo
スンスン
上条(この香り、百合子の…)
芳川「いきなり、女の子の部屋のにおいを嗅ぐのは…」
黄泉川「良い趣味といえないじゃんか」
上条「す、すみません」
芳川「ただ、一方通行がトイレに言ってる隙に入ってる私達が言えた義理じゃないわよね」
黄泉川「まぁそういうことだけど、家主特権じゃん?」
芳川「それもそうね」
上条「…ほ、本当にいいんですか?勝手に入っちゃっても」
黄泉川「興味あるんだろ?」
上条「…かなり」
芳川「あの子のこともっと知りたいんでしょ?」
上条「…できれば」
黄泉川「このベッドでアイツは寝てるじゃん」ニヤニヤ
上条「……」ゴクリッ
204 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 22:55:30.94 ID:.2rN0XAo
黄泉川「飛び込みたいところだろうけど、ここはグッとこらえるじゃん」
芳川「そして、これが本命の…」
ガサッ
黄泉川「アイツのタンスの…あれじゃん…」
上条「お、おぉ…」
一方通行「お、お前ら何してンだよォォォォ!!!」
黄泉川「う、打ち止め…足止めに失敗したのか!?」
芳川「ちっ…しくじったわね」
一方通行「いいたいことはそれだけかァァァ!!」ビキビキ
上条「そ、その///」
一方通行「さ、三下ァ!!テメェまでどうしてここに!?」
黄泉川「そりゃ、男の子だし…好きな彼女の部屋に興味あるのはとうぜんじゃんか…」
一方通行「オイ!三下ァ!その手にもってるのは!!」
上条「あっ///」ササッ
芳川「わ、私達じゃないわよ?この子が勝手に、ねぇ?」
205 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:02:51.39 ID:.2rN0XAo
黄泉川「そ、そうじゃん、上条がお前の部屋に入りたいっていって私達の静止を振り切ってかってに、そのタンスまでたどり着いたじゃんか」
上条「…ゑ」
芳川「だから、ね、私達はわるくないのよ」ソソクサ
黄泉川「そ、そういうことじゃん」ソソクサ
バタンッ
上条「……」
一方通行「……」
上条(せ、先生、そりゃないですよ!!!、このままじゃ、こ、殺される!?)ビクビク
一方通行「三下ァ…」
上条「はひぃ…!?」
ジリジリ
上条「…」ガクブル
一方通行「そ、そンなに…下着が見たいのかよォ…」ボソッ
上条「!?」
一方通行「そ、そこまでいうなら……た、たまにだぞ?見せてやるから…で、できればこんなことすンなよォ?///」
206 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:12:47.53 ID:.2rN0XAo
上条「い、今なんと…」
一方通行「だ、だから……どうしても我慢できなくなったら言え…ぱ、パンツくらい見せてやるから…///」
上条「ななななな///」
一方通行「///」
上条「あ、ありがとう…というかこっちは勢いで、本当は百合子の部屋がみたかっただけなんだ…」
一方通行「そ、そうなのかよ…俺はてっきり…」
上条「そりゃ、興味はないって言ったら嘘になるけど…」モジモジ
一方通行「///」
上条「ゆ、百合子のことはなんでも知りたいんだよ…」
一方通行「お、俺も三下のこともっとしりてェ…」
上条「だ、だったら次は俺の部屋くるか?」
一方通行「さ、三下の部屋だァァァ!?」
上条「まぁ、汚い部屋だけど…よかったら…」
一方通行(さ、三下の部屋だとォ!?も、もしかしたら、そのまま流れで……押し倒されて……その…)
一方通行(そ、そういうことになる可能性もあるよな……ってことは、風呂も入ってェ……パンツもお気に入りに履き替えてだァ…)
209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:17:58.87 ID:.2rN0XAo
上条「今日勝手に百合子の部屋に入っちゃったし、そのお詫びってわけじゃなんだけど…」
一方通行(や、やっぱり、あれも用意しておいたほうがいいよなァ?でもあれって女がもっていくもンなのかァ?)
一方通行(あれはやっぱり男が準備するもンだよなァ?)
上条「だから、そうだな今度の休みの前の日でもどうだ?『準備しておくから』」
一方通行「!?」
上条「ど、どうした?百合子」
一方通行「…なっ///」
上条「ゆ、百合子!?」
一方通行「か、可能性が現実にだとォォ!?」
上条「オイ、しっかりしろ」
一方通行「///」ボンッ
バタッ
上条「百合子またか!無理するなって言っただろ!!」
一方通行(も、もう好きにしてくれェ///)
上条「百合子ォォォォ!」
211 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:39:24.93 ID:.2rN0XAo
-気絶から1時間後-
一方通行「あれ…俺また落ちちまって…」
ぎゅっ
上条「百合子…」ブワッ
一方通行「さ、三下ァ、な、なンでないてやがる…」
黄泉川「それはないじゃんか、上条はお前が最近よく気を失うんですごく心配してるんだぞ?」
芳川「そうそう、たとえ『ピー』な妄想が行き過ぎて『ピー』しすぎて倒れたといえどもね」ニッ
一方通行「よ、芳川ァァア!」
ガバッ
上条「おい、無理するなよ!」
一方通行「三下ァ、離せ離しやがれ!」
上条「だから、無理するんじゃねーよ!!!」
一方通行「!?」
上条「俺本当にお前が……心配なんだぞ…」
一方通行「わるかった……」
212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:43:47.77 ID:.2rN0XAo
上条「でも、良かった、身体に異常はないみたいって先生達が…」
一方通行「……」
上条「とりあえず、今夜は無理せずこのまま寝ろよ?」
一方通行「あァ…」
芳川「さて、私達もそろそろ、片付けて寝る準備を…」
黄泉川「上条も遅くならないうちに帰るじゃん」
上条「あ、はい、すみません遅くまで居座っちゃて」
黄泉川「まぁ、心配する気持ちはわかるじゃん」
一方通行「そ、そういえばあの白いのとかアイツは…」
上条「あぁ、御坂妹にインデックスは家までおくってもらってるよ」
一方通行「そっかァ…」
上条「打ち止めもほら、お前の横で」
打ち止め「すーすー」
一方通行「まァ、この時間じゃガキにはちょっときついかァ…」
上条「そうみたいだな」
213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:57:58.08 ID:.2rN0XAo
一方通行「三下ァ、お前もそろそろ…」
上条「あぁ、帰るよ」
一方通行「そ、そっかァ…」
上条「そういえば、ほらこの前の告白の日いったこと覚えてるか?」
一方通行「なんていったかァ…」
上条「ほら、キスくらいなら、いつでもしてやるとか…」
一方通行「そ、そンな事いったかァ?///」
上条「いったぞ!絶対いった!」
一方通行「あ、あンまりおぼえてねェ…///」
一方通行(おぼえてるけどなァ///)
上条「ち、ちくしょぉぉ、何か録音でもしておくべきだったか…!」
一方通行「そ、それがどうしンだよォ…」
上条「今日お前を看病したから、そのご褒美に…」
ちゅっ
一方通行「なっ!?///」
214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:58:29.73 ID:.2rN0XAo
上条「こういうこと、許してもらおうかなって///」
一方通行「……チッ、思い出したぞォ///」
上条「だったら、暫くしてくれてないから…」
ちゅっ
一方通行「オィ」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「やりすぎだろ///」
ちゅっちゅっちゅちゅ
一方通行「三下ァ///」
ちゅぅ~
一方通行「///」
上条「はい、満足、満足」
一方通行「ば、ばか野郎…流石にがっつきすぎだァ///」
上条「これで、暫くの…百合子成分は補充できたな」
一方通行「な、何が百合子成分だよォ!」
215 名前:はじめての百合子の部屋編おしまい[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 23:58:58.38 ID:.2rN0XAo
上条「お、俺だってな……できればもっともっといちゃいちゃしたいんだよ!」
一方通行「三下ァ…」
上条「だけどな、あまりにお前を求めすぎちゃうと……やっぱりその先も進みたくなっちまうから…」
上条「これでも我慢してる方なんだぞ!!///」
一方通行「わ、わるい…」
上条「お前が謝ることじゃないだろ…」
一方通行「いや…俺も…同じような気持ちなんだよォ…だから、それ以上のことはダメだからなって…」
上条「……そっか、俺だけじゃなかったんだな」
一方通行「俺だけでもなかったンだなァ…」
上条「それじゃ…最後にもう、一回」
一方通行「ばかァ、最後じゃねェよォ…」
上条「じゃあ、ご褒美にもう一回…」
ちゅぅ
一方通行「…その、週末お前の部屋いくの期待してるからなァ…?」
上条「まってる」ニコッ
224 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 00:32:28.12 ID:EwBl9jUo
みんな、鈴科百合子が好きなんですね…
228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:42:58.46 ID:EwBl9jUo
-とある自称不幸学生が帰宅した後-
黄泉川「一・方・通・行~」ニヤニヤ
一方通行「よ、黄泉川!?」
芳川「みちゃったわよー」ニヤニヤ
一方通行「な、なにをだよォ!」
黄泉川「百合子成分補充」
ガシッ
芳川「やりすぎだろ、三下ぁぁ、ばかやろう流石にがっつきすぎだぁー」ニヤニヤ
一方通行「て、テメェら///」
黄泉川「いや、まさかあそこまで上条が積極的だとはねぇー」
芳川「私も身体があつくなってきちゃったわ」クネクネ
一方通行「チッ///」
黄泉川「まぁ、よかったじゃん、お前もしたかったんだろ?」ニヤニヤ
芳川「私も学生時代はあれくらいは…」
黄泉川「……ミエをはるなじゃん」
229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:44:28.06 ID:EwBl9jUo
一方通行「話はそれだけかァ?///」
黄泉川「本題はまだじゃんか」
芳川「彼の部屋に遊びにいくのよね?」
一方通行「あ、あァ…その予定だけどォ……それがどうしたァ?」
黄泉川「お前、勝負下着はもってるか?」
一方通行「しょ、勝負下着だとォォォ!?」
芳川「ほら、彼の部屋にいくってことはねぇ…?」
黄泉川「まぁ、付き合って1ヶ月足らずで…まぁ早いとはおもうじゃん?でも……上条もあれで男だからな…」
芳川「一度スイッチ入れば……」
一方通行「…」ゴクリッ
黄泉川「がぉぉぉぉぉおおお!!」
芳川「獣になっちゃうかもしれないわよ?」
一方通行「さ、三下がァだとォ!?」
芳川「だって、彼さっきいってたじゃない、これでも我慢してるんだ、先に進みたくなっちまうって」
一方通行「そ、そこまで聞いてたのかよォ…ドアの隙間から…気配すらしなかったぞォ…///」
230 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:45:26.96 ID:EwBl9jUo
芳川「本当に…気がついてなかったの?」
一方通行「あァン?」
黄泉川「そこに寝ている打ち止め、カメラもって配信してたじゃんか」
一方通行「なっ!?」
打ち止め「ミサカはミサカは狸寝入りだったりー」ニカッ
一方通行「が、ガキィィィィ!!!」
打ち止め「ひゃ」ビクッ
芳川「やめなさい!子供に暴力振るったら彼に嫌われるわよ!」
黄泉川「そうじゃん、そうなってもいいのか?」
一方通行「そ、そンな事こいつにはするはずねェよォ…」
芳川「そう、よかった…」
打ち止め「ホッ…とミサカはミサカは安心してるー」
一方通行「ただ、悪い子にはお仕置きをだなァ…」
ガシッ
打ち止め「あわわわ」ジタバタ
231 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:46:15.17 ID:EwBl9jUo
一方通行「ほら、尻たたきだァ!!」
ぺしぺしっ
打ち止め「ご、ごめんなさいってミサカはミサカは…」
一方通行「だめだァ…」
ぺしぺしっ
打ち止め「うわぁぁぁん」
芳川「ちゃんと手加減してるみたいだし、これくらいは…まぁ」
黄泉川「しつけの一環じゃんか…」
打ち止め「わーん、わーん」
一方通行「これでお終いだァ」
ぱんっ
打ち止め「はううぅぅ」ヒリヒリ
一方通行「こンな事すンなよォ?」
打ち止め「わ、わかったってミサカはミサカは…」
一方通行「返事は、はいだァ!」
打ち止め「はい」ビクッ
232 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:46:49.07 ID:EwBl9jUo
黄泉川「もぉ、立派にお母さんじゃん」
芳川「そうね、この歳でお母さんね」
一方通行「さてェ…」ギロッ
黄泉川「ん?風呂でも入るのか、一方通行」
芳川「ちゃんとあれだけいちゃいちゃすれば汗かくわよね」
一方通行「なにを勘違いしてンだァ?」
黄泉川「ん?何がじゃん」
一方通行「お前たちへのお仕置きがまだおわってねェぞォォ?」
芳川「え?え?」
一方通行「お前たちがどうせェ…コイツを誑かして…カメラもたせたンだろうがァァ」
打ち止め「うん、そうだよってミサカはミサカは即答してみせたりー」
一方通行「そっか、素直なガキは俺は嫌いじゃねェぞォ」
打ち止め「わーいってミサカはミサカは喜んでみるー」
黄泉川「ま、まつじゃん!私おとなじゃん!」
芳川「もうお仕置きって歳でもないでしょ!!」
233 名前:一方通行の逆襲[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 19:47:25.92 ID:EwBl9jUo
一方通行「さーてなァ?お前らまだ若いわよっていってなかったかァ?」
芳川「そ、それは肉体的なもので…」
黄泉川「そ、そうじゃん、ほら」
ぷるんぷるん
黄泉川「こんなぷるんぷるんじゃんか」
一方通行「…」ブチッ
芳川「はぁ…ばか…」
一方通行「有罪だァァァァ!!」
黄泉川「な、なんでじゃんかぁああああ」
一方通行「歯は食いしばれやァァァァ!!」
芳川・黄泉川「GYAAAAAAAAAA!!」
………
……
…
一方通行「ったくこンなまね二度とすンなよォ…わかったなァ…」
235 名前:今日はおなかの調子がよくないから、ちょっとペース遅くなるよ……他のスレ読んでるからでもあるけど…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:22:59.09 ID:EwBl9jUo
-同じ週のとある昼休み-
上条「百合子ー」
一方通行「なーに、上条君」
上条「今日の弁当はなにかなって」
一方通行「それは屋上いっての、お・楽・し・みィ♪」
上条「わかった、楽しみにしてるぞ」
一方通行「うン、楽しみにしててェ!」
青髪「……なんやこれ」
土御門「いうにゃ」
青髪「なんで神様はこんなに不公平な世の中を…」
土御門(かみやんは神の加護なんかうけてないんだけどにゃー)
………
……
…
上条「それで……な・に・か・な!」
236 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:27:43.94 ID:EwBl9jUo
一方通行「そ、それはだなァ…」
上条「うぉ!俺の好物ばっかりキター」
一方通行「三下が…好きだっていってたからよォ…」
上条「そっか覚えてくれてたんだな、サンキュー百合子」
ちゅっ
一方通行「オイ///」
上条「大丈夫だって、誰もいないから」ニコッ
一方通行「…チッ///」
一方通行(コイツ…段々積極的に、大胆になっていくなァ…)
上条「美味い美味い」
一方通行(こ、このままのペースでいくとォ、ホントにホントに……しちまうンじゃねェかァ…?)
上条「本当に百合子のご飯はおいしいな」
一方通行(し、しちまうっていうよりィ……食われる?食われちまうって感じかァ?)
上条「『百合子、食べていいか…?』 そっちのカラアゲも」
一方通行「!?」ボンッ
237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:35:02.55 ID:EwBl9jUo
上条「百合子?顔赤いぞ」
一方通行「あ、あァ…///」
一方通行(や、ヤベェ飛びかけたぞォ…三下はカラアゲ食べていいかっていっただけで、俺をくっていいかァとはいってないんだァ…)
一方通行(落ち着け、落ち着け)
一方通行「…」パクパク
上条「おっ、それだけ食べられてれば大丈夫だな」
一方通行「だ、大丈夫にきまってンだろォ…」アセアセ
上条「でも無理はすんなよな」
一方通行「わかってンよォ…」
上条「そういえばさ、今日の放課後暇か?」
一方通行「ちょ、ちょっとまってろ…」
pipipi※携帯のスケジュール表で確認してる振り
一方通行「あ、あァ、何とか空いてるぞォ…」
上条「よかった、だったら帰りにちょっと寄りたいところあるんだけど、付き合ってもらえないか?」
一方通行「ど、どこにだァ?」
上条「セブンスミスト」
238 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 20:49:35.02 ID:EwBl9jUo
-そんなこんなでセブンスミスト-
上条「ひやぁ……平日なのに混んでるなぁ」
一方通行「そ、そうだなァ…」
上条「まぁ、買い物件デートってことで、今日はよろしくな」
一方通行「で、でーとかァ…」
一方通行(そういえば…あれ以降あンまりデートってした記憶がなかったなァ…)
上条「えーっと食器売り場はと…」
一方通行「食器?三下ァ、一体何を買うンだァ?」
上条「あぁ、いってなかったっけ?百合子が週末うちにくるだろ?」
一方通行「あ、あァ…」
上条「それでですね、上条さんのところはあの犬デックスじゃなかったインデックスが食器を散々わってしまって」
上条「コップもカップもろくに揃ってないんですよ」
一方通行「それはァ大変だなァ…まァうちもあのガキが……何枚も皿わってるけどォ…」
上条「それは手伝いか何かしようとしてだろォ?」
一方通行「そうだけどォ…なにかァ?」
241 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:02:04.11 ID:EwBl9jUo
上条「うちのは……電磁レンジで何かあっためようとして爆発させてわったり」
一方通行「はァ?」
上条「料理運んでる最中に待てずに皿ごと食べたり…」
一方通行「まじかよォ…」
上条「よそってる最中に(r」
一方通行「……な、なンかすげェ…」
上条「あぁ、すげぇだろ…」
一方通行「すげェな…」
-「おっとこれはこれは…とミサカはまたまた偶然を装います」
上条「御坂妹?」
一方通行「て、テメェ…」
御坂妹「二人でデートですか?とミサカはわかりきった質問をします」
上条「あ、あぁ、デートだ」
一方通行「わ、わりィかよォ…」
御坂妹「悪くありませんが…ミサカもついていってもいいですか?とミサカはずうずうしいお願いをします」
242 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:04:13.02 ID:EwBl9jUo
かすれるように伸ばしてるところだけァィゥェォつけたりしてますけど
百合子でもその癖が抜けないほうがいいかなと
244 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:15:31.63 ID:EwBl9jUo
一方通行「だ、ダメだダメだァ!!!」
御坂妹「ダメですか?とミサカは少々上目遣いにパパにお願いをしてみます」
上条「うっ…」
一方通行「オイ、せっかくのひさしぶりのデートなンだぞ!?三下ァ!!!」
御坂妹「ダメでしょうか…」ウルウル
上条「……百合子ごめん」
一方通行「なっ!?」
上条「い、良いよ…ついてきても…」
御坂妹「ありがと~とミサカは少々甘えた声をだします」
一方通行「三下ァァァ!!どういうことだァ!」
上条「……いや、だってああいうのはダメだろ…流石に女の子泣かせるほど上条さんは…」
一方通行「お、おれだって泣いちまうぞォ…」ウルウル
上条「…うぅ…///」
一方通行「三下ァァァ」ウルウル
上条「うっ…///」
245 名前:やっぱりキャラ崩しての甘甘はダメかな…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:20:07.17 ID:EwBl9jUo
一方通行「三下…」ウルウル
上条「が、が、が…」
一方通行「三下ァ?」
上条「我慢できないぃぃぃぃ!!」
がばっ
一方通行「に、にゃァああああ///」
上条「百合子カワイイヨ百合子」
ぐりぐり
一方通行「ゃ、やめろォ…///」
御坂妹「……さすがにママには魅力で勝てないのですねとミサカはショックを隠しきれません」
上条「百合子がそんな顔したら、我慢できるはずないだろぉぉぉぉ」
ぐりぐり
一方通行「や、やめてェェェ///」
ボンッ
一方通行「///」プシュー
247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:35:48.35 ID:EwBl9jUo
御坂妹「さて、そろそろらぶらぶいちゃいちゃは終わってくれませんかとミサカは惚気るんじゃないよという目で見ます」
上条「あははは///」
一方通行「///」
御坂妹「それで、食器でしたねとミサカは確認をとります」
上条「そうそう、百合子のコップ、カップとかその他もろもろそろえちゃおうかなって」
一方通行「なっ///」
上条「どうせ、うちには揃ったカップはないし、だったらこの際そろえるのもありかなって」
一方通行「そ、それは…俺専用のを…三下の部屋におくってことかァ…?」ドキドキ
上条「あぁ、そうだけど?」
一方通行「そ、そっかァ…」
一方通行(と、とうとう……三下の部屋に俺の場所が…)
御坂妹「歯ブラシもあった方がいいのでは?とミサカはナイスフォローします」
一方通行「は、歯ブラシィィィ!?」
一方通行(それって……お泊り前提ってことだよなァ…)
上条「あぁ、あったほうがいいかな?」
248 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 21:42:41.80 ID:EwBl9jUo
一方通行(これは……そういうのを予測してなンだよな?三下ァ…)
上条「何か食べたらちゃんと歯を磨かないとな、百合子の歯白くて綺麗なんだし、虫歯なんか作らせるわけにいかない!」
一方通行「…」ガクッ
上条「どうした?百合子そんなところにしゃがみこんで」
一方通行「な、なンでもねェよ…」
御坂妹(鈍感…とミサカは…)
上条「ほら、いくぞ」
………
……
…
上条「えーっと、ここだな」
御坂妹「あっ…」
上条「どうした、ん?カエルのカップ?」
御坂妹「…」じぃー
上条「欲しいのか?」
249 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:05:23.75 ID:EwBl9jUo
御坂妹「!?」
上条「それじゃ、一応遊びに来たときのために、御坂妹用はこれな」
一方通行「…俺用の買い物じゃなかったのかァ?」
上条「お前のは考えてあるんだよ、実は」
一方通行「……ン?」
上条「あったあった、これこれ」
一方通行「それは…」
上条「夫婦茶碗ならぬ、夫婦カップだ」
一方通行「ってことはァ…」
上条「俺とお前ので対でそろえたいなって///」
一方通行「そ、そうなのかァ…てっきりわすれてるのかと…」
上条「馬鹿、目的忘れるほど俺も馬鹿じゃないぞ」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…」
御坂「いちゃいちゃしているところすみませんが、20001号も同じカエルのカップかってといってますとミサカはわざわざ、割り込みます」
250 名前:語尾は少しずつ直していったほうがいいようで…[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:24:32.05 ID:EwBl9jUo
-買い物終了後-
上条「これで、大体は揃ったな」
御坂妹「カエルのカップ…うふふふふ」ニヤニヤ
上条「無表情で笑うのやめてください」
一方通行「この後はどうすンだァ?」
上条「んー、俺は買い物おわったけど、百合子はみてまわりたいところあるか?」
一方通行「お、俺かァ?」
上条「なにかあればよっていったほうがまた来なくて済むと思うし」
一方通行「そ、そォだな…」
上条「そうだ、百合子の服!」
一方通行「服かァ…そォいや…あンまり私服もってねェし…」
上条「そうときまれば、よし俺が百合子の服選んでやるよ!」
一方通行「ほ、ほンとか、三下ァァ!?」
上条「上条さんの独断と偏見という完全な趣味でよければ!」
一方通行「そ、それでいいぞォ…」
252 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:44:47.76 ID:EwBl9jUo
-ティーン向けのお店-
上条「あんまりこんな場所にはこないからわからないんだけど…」キョロキョロ
御坂妹「ミサカも基本支給されたこの服だけです」
上条「はぁ~っこりゃすごいな…」
一方通行「で……俺の服選んでくれるンだよな!」
上条「わかってる、わかってる上条さんの独断と偏見で選ばせていただきますよ」
一方通行「なら、早く!」
ぐいっ
上条「そんなひっぱるなよ!」
一方通行「ほら、早く選ンでくれよォ!」キラキラ
上条「はいはい、えーっと…それじゃ」キョロキョロ
一方通行「ど、どンなのが好みなンだァ?」ワクワク
上条「こういうの…結構俺は好きかな?」
御坂妹「ほほぅ、まずはそれですか…攻めますねとミサカは解説をはじめます」
一方通行「こ、これを俺がかァ!?露出多すぎだろ…///」
253 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22:54:47.97 ID:EwBl9jUo
上条「こういう一見すると肩とか胸元が開いてるものをきて、それに羽織るようにこういうのきてもらうと」
御坂妹「ナルホド…上品さと色気両方を兼ね備えるわけですねとミサカの解説は続きます」
一方通行「に、似合うとおもうかァ?」ドキドキ
上条「あぁ、お前の綺麗な白い肌にはこういうのがいいとおもうぞ!」
一方通行「そ、そっかァ、これ似合うかァ…」ニタァ
上条「俺の好みだけどな」
一方通行「よし!とりあえず、これにすンぞ!」
上条「おい、値段みないで買うのかよ?」
一方通行「あァン?たった○万だろうがァ?」
上条「たった…○万……」
一方通行「三下ァどうした?」
上条「いや、本当に同じ学生なのかなと…」
一方通行「変な三下だなァ…」
上条「気を取り直して…ほかにはだな…シンプルにこんなのとか」
御坂妹「はい、次のパパの好みにうつります」
254 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:06:03.02 ID:EwBl9jUo
一方通行「♪~♪~」ニコニコ
上条「…」ズーン
御坂妹「この対象的な二人はなんなのでしょうかとミサカは面白半分に解説を続けます」
一方通行「三下どうしたァ?」
上条「いや、あははっは…」
上条(一回の買い物に○十万とか……しかも最後はブランド物の店いったし…)
一方通行「今日は楽しかったなァ、三下の好みもしれたし」ニコニコ
上条「そ、そっか?よかったよかった…」
上条(ブランド物なんかまったくわからなかったんですが…)
一方通行「♪~♪~」
上条(まぁ、喜んでくれたしいいか…)
御坂妹「!?」ミサカネットワークにて受信中
御坂妹「あの、一方通行ママ」
一方通行「あァン?」
御坂妹「ちょっと耳を貸してくださいとミサカは内緒話をしたいと遠まわしにいいます」
256 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:29:39.00 ID:EwBl9jUo
一方通行「なンだァ?」
御坂妹「20001号からの伝言ですとあらかじめミサカはいっておきます」
一方通行「あのガキがか…で?」
御坂妹「勝負下着も買ってきたほうがいいとおもうよってミサカはミサカはアドバイスしてみたりーと」ポツリッ
一方通行「あ、あのガキィィィ!?」カァァ
上条「なんだなんだ?」
御坂妹「すみません、もう1件寄りたいところがあるのですがとミサカは伝えます」
上条「ん?買い忘れたのか」
御坂妹「そのようなものですとミサカはごまかしつつ、いやなんでもありません」
上条「ん?それで、そこにいけばいいんだな?」
御坂妹「そうしてもらえると助かりますとミサカは…」
上条「さっきから歯切れがわるいな…」
御坂妹「それは…仕方がないとミサカは正直に話せないもどかしさを懸命に表現します」
上条「…?」
一方通行(あ、あのガキがァァァァ///)
257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:42:59.33 ID:EwBl9jUo
-女性下着売り場-
上条「あのですね…///」
御坂妹「どうかしましたか?顔が赤いですよとミサカはわかっているのいじめたくなります」ニヤニヤ
上条「だから///」
御坂妹「だからなんですか?とミサカの追撃!」
上条「…///」
御坂妹「目標は完全に沈黙!さぁボス次の行動をとミサカは一方通行を煽ります」
一方通行「///」
御坂妹「これは、ダブルノックアウトのようですとミサカも予想していませんでした」
一方通行(三下の見てる前で買うのかァ…?いや恥ずかしすぎンぞ…)
上条「///」
一方通行(でも、見て貰えば、三下の好みの下着が帰るって訳だな…)
御坂妹「カウントいりますか?ミサカはレフリー気分でのりのりです」
一方通行(ここは、今後のためにも…三下に…選んでもらうしかァ…)
一方通行「さ、三下ァ…」
258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:49:50.45 ID:EwBl9jUo
上条「あ、あぁなんだ///」
一方通行「こ、ここも…選ンで欲しいンだけどォ…」
上条「えっ…?ええええええ///」
一方通行「これも衣服の1つだろォ?身につけるものだし…」
上条「そ、そりゃ…理屈から言えばそうだけど…///」ドキドキ
一方通行「選ンでくれねェのか、選ンでくれるのかはっきりしてくれよォ…」
上条「で、でも…」キョロキョロ
上条「ここ、男が入っていいのか?」
御坂妹「別段禁止されている区域ではありませんよ、とミサカは冷静な答えをだします」
上条「……ほ、本当に入っても大丈夫なんだな?」
御坂妹「なんならそこの店員にミサカが確認を求めましょうか」
上条「いやいやいや、いいです、わかりました」
一方通行「で、どォーすンだよォ…」
上条「わかった……俺でよければ…」
一方通行「なら…いくぞ…」グイッ
260 名前:今夜はレールガンの日か…忘れてた[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23:55:03.29 ID:EwBl9jUo
上条「///」
一方通行「下向いてちゃ…わかンねェだろ…」
上条「だけどよ///」
一方通行「はやく、お前の好みの選らンでくれ…」
上条「///」
一方通行「早く!」
上条「そ、それじゃ…」キョロキョロ
上条「///」
一方通行「い、いちいち顔赤くすンなよ…こっちまで恥ずかしいだろォ…」
上条「ご、ごめん、じゃあこれ…」
一方通行「三下ァァ?なンか黒好きだな…」
上条「だ、だって俺の好みでいいっていったろ///」
一方通行「だから顔赤くすンなって!ほかには」
上条「あとはこれとかこれとか…これも…」
一方通行「ン、これは…?」
261 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:03:36.19 ID:dC.lHXwo
ずぃ
御坂妹「これは…ガーターベルトというものですねとミサカは使ったことがありませんが知っています」
一方通行「ガーターベルトか…三下ァ?」
上条「な、なんせうか…」ドキドキ
一方通行「こンなのつけてほしいのかァ?」
上条「…………できれば」ドキドキ
一方通行「……似合うとおもうかァ?」
上条「似合うに会わないじゃなくて、百合子だからつけてほしい…」
一方通行「…そっかァ…///」
御坂妹「まぁ似合うとは思いますとミサカは一般論でこたえます」
一方通行「それじゃ、これ全部買いだァ」
上条「///」
上条(今日一日でほとんど俺の趣味暴露したきがする…)
上条「はぁ…ふ…」
一方通行「不幸だァとかいったら、泣くぞォ?」ジトォー
263 名前:スレ的に不幸とかいったらボコボコにされますし、しますね[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:15:21.65 ID:dC.lHXwo
一方通行「♪~♪~」ニヤニヤ
御坂妹「さっきより遥かに上機嫌とミサカは一方通行の変化にいち早く気がつきます」
上条「///」
御坂妹「こっちもかなりの上機嫌というかあるいみ暴露して気持ちよかった的なマゾッ気をミサカは気がついてしまいました」
上条「ま、マゾじゃねぇーよ!!」
御坂妹「聞こえていましたかとミサカは予想外の反応で驚いています」
上条「そういうんじゃなくて、俺の趣味を受け入れてくれた百合子という女に…」
上条「最高に感動してるんだよ!!」
御坂妹「まぁ…」
一方通行「あ、当たり前だろォ?三下の趣味を聞きたくてたのンだンだからさァ…///」
御坂妹「……」
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
ハグッ
御坂妹「ばかっぷるですねとミサカは…」
264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:31:15.40 ID:dC.lHXwo
-黄泉川の部屋の前-
上条「それじゃ、これで」
一方通行「今日は…ありがとうな」
上条「いやいや、俺も楽しかったし」
一方通行「俺は楽しくて、嬉しかったぞォ…」
上条「俺も楽しくて嬉しくて可愛い百合子みれて最高だった」
一方通行「俺は俺は!」
黄泉川「はい、そこのバカップル近所迷惑だから玄関で騒ぐのやめるじゃん」
芳川「ホント、若いっていいわよね」
打ち止め「ミサカもばかっぷるしてみたいってミサカはミサカは駄々こねるー」
上条「///」
一方通行「ば、馬鹿…まだはぇぇよォ…///」
打ち止め「えぇーってミサカはミサカは残念がってみるー」
上条「明日、朝迎えにくるから」
一方通行「まってる…」
266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:39:34.84 ID:dC.lHXwo
-黄泉川の部屋-
一方通行「♪」ブンブンブン
バタンッ
一方通行「♪」ブンブン
黄泉川「いつまで手ふってるんだ?」
一方通行「別にいいだろォがァ!」
黄泉川「まぁ別にいいけどさ…、お前がやめないと」
打ち止め「♪」ブンブンブンブン
黄泉川「バカップルに憧れた打ち止めもやめないと思うじゃん」
一方通行「…チッ///」
打ち止め「もう、おわり?ってミサカはミサカはバカップルの行動をもうちょっと知りたかったりー」
一方通行「お前までバカップルとかいうンじゃねェ」
打ち止め「じゃあ、なにかな?ってミサカはミサカはきいてみたりー」
一方通行「それはだなァ…」
一方通行(何がいいか……別の呼び方は…)
267 名前:ネタの構想がんばるぞっと[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:54:10.89 ID:dC.lHXwo
一方通行「えーっと、えーっと…」
黄泉川「ばかっぷるはばかっぷるだろ?そのままでいいじゃん」
芳川「そうよね?ばかっぷるはばかっぷるよね」
一方通行「うっせェ!今いい呼び方考えてンだよォ!」
黄泉川「考えてるって…お前…」
芳川「……ここまでいくと病気ね…」
一方通行「うーン…」
芳川「バカップルの片割れはほっといて、ご飯にしましょう」
黄泉川「そうだな」
打ち止め「わーい、ごはんごはん」
一方通行「うーン、うーン」
………
……
…
打ち止め「おいしいー」
268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00:57:49.22 ID:dC.lHXwo
黄泉川「たまには私だってこんなのつくるじゃんか」
芳川「最近あの子ががんばってたものね」
ダタタタッタ
一方通行「オイ!なに勝手に勝手にフェードアウトしてくれてるンですかァ?」
黄泉川「あれ?おもったより早いじゃん」
芳川「あのままずっと玄関で明日まで考えてるかと思ってたわ」
一方通行「///」プルプル
打ち止め「パクパク」
黄泉川「それで、バカップルにかわるいい呼び名は決まったのか?」
一方通行「…それはァ」
芳川「じゃあバカップルね、決まり」
一方通行「ふざけンなァ!」
芳川「だって決まらなかったんでしょ?考えても」
一方通行「それは…」
黄泉川「ほら、バカップルの片割れ、さっさと飯くうじゃんか」
269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:08:51.15 ID:dC.lHXwo
-夕食後-
ご馳走様でした
カチャカチャ
打ち止め「あー、ミサカが片付けするー」
黄泉川「おー?できるか?」
打ち止め「大丈夫もうお皿割らないよってミサカはミサカは練習の成果をひろいしてみたかったりー」
黄泉川「それじゃまかせるじゃん」
打ち止め「まかせてー」
芳川「それじゃ、あの子に片付けしてもらってる間に…」
黄泉川「一方通行の買ってきたものチェックじゃん」ニヤッ
一方通行「なンだとォ!?」
芳川「ほら、素直にみせるみせる」
黄泉川「ほらほら、アドバイスしてやるから四の五の言わずにみせるじゃんか」
一方通行「…チッ」
黄泉川「へぇーかなりかったなぁ…」
270 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:14:18.73 ID:dC.lHXwo
ガサゴソ
黄泉川「こ、これは…」
芳川「上条くんの趣味こういうのなんだ?」
一方通行「あ、あァ…」
黄泉川「結構いいセンスしてるじゃんか、上条のヤツ」
芳川「確かに、この子にあわせたいいチョイスね」
黄泉川「うん、わるくないじゃん」
一方通行「ったりまえだろォ…」
黄泉川「なにその、彼氏のセンスは絶対ですよみたいな顔…」
芳川「さすがに、イラッと来るわね」
一方通行「な、なンだよ!からンでくるならみせねェぞォ!」
黄泉川「まぁ、いいか」
芳川「服はこんな感じね、あれその袋は?」
一方通行「こ、これはだな///」
黄泉川「こっちもみせるじゃん」
271 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 01:23:16.65 ID:dC.lHXwo
ガサガサ
黄泉川「下着…?」
ピラッ
黄泉川「これは…」
一方通行「///」
芳川「これも上条くんの趣味なわけ?」
一方通行「あァ///」
黄泉川「流石に…これは…」
ピラッ
芳川「びっくりだわね、あんな顔して…こんなのが好みなんて…」
黄泉川「ま、まぁ人の趣味にごちゃごちゃいうつもりはないじゃんか」
芳川「これ一方通行、あなた本当に身につけるの?
一方通行「わるいかよォ…」
芳川「悪くはないけど…」
黄泉川「……みてて恥ずかしくなってきた///」
272 名前:もう誰もいないはず[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:07:42.78 ID:dC.lHXwo
-約束の日-
一方通行「一睡も出来なかった…」
打ち止め「すやすや」
一方通行「だァァァ!!ガシガシガシ
一方通行「ったく、三下のやつがァァ!!」
一方通行「なンでこンなに俺の悩ませやがンだよォォォォォ!」
打ち止め「贅沢な悩みだよってミサカはミサカはむにゃむにゃ…」
一方通行「!?」
打ち止め「すやすや」
一方通行「ねてるンだよなァ…」ドキドキ
打ち止め「すやすや」
一方通行「ど、どンな夢みてンだよ…タイムリーすぎるだろォ…」
一方通行「ごちゃごちゃ考えてもはじまらねェ…、アイツが選んでくれたこれ身に着けて」
一方通行「出たとこ勝負だァ!」
打ち止め「一方通行がんばれーってミサカはミサカはむにゃむにゃ…」
274 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:16:42.92 ID:dC.lHXwo
一方通行「…こいつの寝言……まさかな」
ガチャッ
一方通行「とりあえず…三下来るまでに…もって行く料理つくっとくかァ…」
………
……
…
黄泉川「ふあぁぁ…」
黄泉川「ん?いい匂いがするじゃん…」
テクテク
一方通行「こンなもンかな…」
黄泉川「あれ?一方通行早いじゃん、朝飯つくってくれてたのか?」
一方通行「黄泉川ァ…テメェの朝飯じゃねェぞォ、勝手に食うなよな?」
黄泉川「少しくらいいいじゃんか!」
一方通行「ダメだ!」
黄泉川「…ケチだな、一方通行は、上条もそういうけちなやつどうおもうかなー」
275 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:26:55.32 ID:dC.lHXwo
一方通行「なンだとォ…」
黄泉川「…」ニヤッ
一方通行「アイツそんな事いってたのかよォ!」
黄泉川「いやー、やっぱりケチな彼女だと、あれじゃん?男だってなぁ…」
一方通行「…チッ、少しだかンな…」
黄泉川「それじゃ、いっただきまーす」
一方通行「ば、馬鹿とりすぎだろォがァ!!」
黄泉川「おーうまいうまい」
一方通行「そうかァ?それはよかったなァ…」
黄泉川「褒めてやってるのにその反応はひどいじゃん」
一方通行「お前に褒めてもらってもなァ…」
黄泉川「……最近上条中心だな、もう」ニヤッ
一方通行「うっせェ///」
芳川「なに?朝からうるさいわね」
黄泉川「おー、丁度いいところにきたじゃん、一方通行が上条の所にもっていく弁当つくったから、試食を」
276 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:33:21.23 ID:dC.lHXwo
芳川「んー?」
黄泉川「ほら、ぼさっとしてないで食ってみろって」
一方通行「それ以上とるンじゃねェェ!!」
芳川「もぐもぐ」
黄泉川「どうだうまいだろ?」
芳川「確かに……でも朝からこんな重いものはちょっと…」
一方通行「文句いうなら食うンじゃねェよォ!!」
芳川「でも、本当に美味しいわね」
黄泉川「私のとるんじゃない!」
芳川「別にいいじゃないの、まだそっちに沢山あるんだし」
一方通行「ふざけンなァ!!」
黄泉川「ほら、ケチケチするなじゃん」
一方通行「…チッ」
芳川「おいしい」
黄泉川「美味いじゃん」
277 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:37:43.50 ID:dC.lHXwo
-そして空になった-
一方通行「…」プルプルプル
黄泉川「ご馳走様じゃん」
芳川「でもちょっと重かったわね」
黄泉川「お前も歳じゃん」
芳川「普通はこういう朝から食べないわよ!」
一方通行「ふ、ふ、ふ…」
黄泉川「ふふふ?」
芳川「腹式呼吸の練習?」
一方通行「ふざけンなァァ!!!全部くいやがってェ!!!」
芳川「だって、食べてよかったんでしょ?」
黄泉川「けちけちすんなじゃん」
一方通行「三下に何もっていくっつーんだよォ!空の弁当箱かァ!?」」
黄泉川「…あ…そういえば」
一方通行「…クソ、こンなヤツに食わせたのが間違いだった…」
278 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:41:41.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「アイツが来るまでに何とかもういっかい…」
ピーンポーン
一方通行「…終わった……はじめての三下の部屋に遊びに行く日…手ぶらかよォ…」ガクッ
黄泉川「ほら元気出すじゃん」
一方通行「テメェのせいだよォォォ!!」
芳川「あ、上条くん、うん今あけるわね」
………
……
…
ガチャッ
上条「おはようございます」
黄泉川「よぉ、おはようじゃん」
上条「黄泉川先生おはようございます、それで百合子は?」
百合子「お、おはよう…」モジモジ
上条「……か…」
279 名前:あれ一方通行が百合子になった…脳内で修正を… それじゃねます[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 02:50:29.43 ID:dC.lHXwo
一方通行「…か?」
上条「可愛い!!」
一方通行「///」
黄泉川「良かったじゃん、一方通行」
芳川「まぁ、好みの彼女が好みの服きてたら当然よね」
上条「いや、こいつだから…似合ってるというか…服もかわいいけど、こいつだからこそ…」
一方通行「///」プシュー
黄泉川「それ以上ほめると、こいつまた倒れるぞ?」
芳川「そうね、もう限界ね」
上条「へ?」
黄泉川「ほらほら、一方通行をもっていくじゃんか」ぐいぐい
上条「わ、わ、わ」
黄泉川「それじゃ、いってらっしゃい」
芳川「いってらっしゃい」
上条「おかりします」
バタンッ
トテテテテ
打ち止め「あ、一方通行もういっちゃったのかな?ってミサカはミサカは寝坊しちゃったー」
黄泉川「今いったところだけど…」
打ち止め「ミサカも一緒にいきたかったのにーってミサカはミサカは悔しがってみたりー」
282 名前:さて誰もいないこの時間にせこせこいきますよっと…[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:15:04.78 ID:dC.lHXwo
-移動中-
一方通行「ハァハァ…///」
上条「大丈夫か?さっきから顔まっかで息があらいけど」
一方通行「だ、大丈夫だァ…」
上条「無理だったら家で寝てたっていいんだぜ?」
一方通行「なっ…!?」
上条「百合子をうちに招待できないのもつらいけどさ、倒れられたりしたらもっとつらいし…」
一方通行(じょ、冗談だねェぞォォ…)
上条「だから…」
一方通行「…大丈夫」
上条「でも…」
一方通行「大丈夫だっていってンだよォ!それに…こ、ここ、こンな風になっちまうのは三下ァ…テメェのせいなンだかンなァ!!///」
上条「俺のせい?俺が何か悪いことしたのか!おい、どういうことだよ」
一方通行「悪いことじゃねェよォ…ただ…三下とこうして一緒にいるようになってからァ……興奮すると…こう自分で自分の」
一方通行「…恋のベクトルつーか…気持ちのべクトルがなァ…操作できないくらい暴走しちまうンだよォ…」
283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:18:48.47 ID:dC.lHXwo
上条「百合子…それってつまり…」
一方通行「笑っちまうだろォ?一方通行、一方通行だなンて、最強のベクトル操作の能力者なのになァ…」
一方通行「自分の感情のベクトルだけは操作できねェンだよォ…///」
上条「じゃあ、時々真っ赤になって気絶するのって…」
一方通行「三下の事で心がいっぱいになった時だよォ…///」
上条「そ、そっかそっか…それは…なんというか、ありがとう」
一方通行「ありがとうだァ?」
上条「だって、嬉しいじゃないか、百合子が俺のこと考えてそんなになってくれるなんて…男冥利につきるというか」
一方通行「///」
上条「そっかじゃあ、百合子の心のベクトルが暴走しそうなときは…」
ぎゅっ
一方通行「あっ、あっあっ///」
上条「こうして、ぎゅっと抱きしめてあげるからな///」
一方通行「///」カァァ
上条「俺の右手で、その百合子のベクトルという名の幻想をぶちこわしてやるから…」
284 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:28:07.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「///」
上条「百合子…」
ぎゅぅぅ
-「はぁーこんな道の真ん中でいちゃいちゃされると回りの人が困ってますよとミサカは、ガン見しながら話しかけます」
上条「あっ///」
パッ
一方通行「…チッ///」
御坂妹「あら、お邪魔でしたかぁ?とミサカは白々しい言葉を吐きます」
上条「い、いつから…!?」
一方通行(邪魔しやがってェ…まァいい、三下の部屋にいっちまえばァ…いちゃいちゃし放題なンだからなァ)
御坂妹「マンションをでたあたりからずーっと、とミサカずっとつけていたことを自白します」
上条「……」
御坂妹「打ち止め面白いことを考えていたので…」
一方通行「…ったく」
御坂妹「しかりミサカは打ち止めのようなヘマをするミサカではありません」
285 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:36:53.48 ID:dC.lHXwo
上条「はいぃ?」
御坂妹「ミサカは上条当麻に確認をとります」
上条「なんのことでしょうか?」
御坂妹「上条当麻と一方通行は本日この後、某学生寮の一室、上条当麻の部屋へ向かいますね」
上条「な、なんでそれを……」
御坂妹「やはり正しい情報でしたかとミサカは内心ほっとします」
上条「なんでほっとしているんでしょうか?上条さんはさっぱりですよ」
御坂妹「同じ時間帯に、上条当麻宅に居候している、歩くポリバケツのニートシスターとお茶をする約束をしていますとミサカは告げます」
上条「あ、インデックスと約束しているのか」
御坂妹「そうですとミサカは即答します」
上条「ってことはインデックスつれでしてくれるんだな、助かるよ…小萌先生か舞夏に頼もうかと思ってたくらいだったんだ」
一方通行「ってことは……二人っきりかァ…」
上条「そうみたいだな」
一方通行「……オィ、たまには気が利くじゃねェか…」
御坂妹「お二人とも何を勘違いしているのですか?とミサカはいいます」
286 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 12:45:25.62 ID:dC.lHXwo
上条「だって、インデックス連れ出してくれるんじゃないのか?」
御坂妹「それが勘違いですとミサカは少々意地悪そうに答えます」
上条「えっ…」
御坂妹「本日、寮の一室でミサカの紅茶の知識をフルにつかったお茶会をするのですよ?とミサカは少々残酷な現実を告げます」
一方通行「て、テメェそれじゃ…」
御坂妹「そういえば、お二人も同じ場所で…これは偶然ですねとミサカは白々しく…」
上条「偶然じゃないだろ…さっき確認もしてたし…」
一方通行「あァ…正しい情報でしたかとまでいってたしなァ…また…あのガキかァ…つまり…」
………
ヘックシュン
黄泉川「うぅー」
芳川「風邪かしらね…」
………
御坂妹「何のことだかわかりませんが…とミサカは…」
一方通行「だったらなんだァ?その手に持ってるカメラはァ!!」
287 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:36:44.05 ID:dC.lHXwo
-上条当麻の部屋-
禁書「紅茶、紅茶!クッキー、クッキー!」
御坂妹「ふん、ふん~♪」
上条「…」
一方通行「で…なンだこの状況はァ!!!」
御坂妹「少々まってください、正しい手順で淹れないと紅茶本来の味が損なわれます、とミサカは焦らすなと遠まわしに注意します」
一方通行「そうじゃなくてェェ!」
御坂妹「カップは先日買ったものをミサカは使用しますと」
一方通行「…チッ」
ガシッ
一方通行「三下ァァ…なンでコイツらここにいンだよォォ!!」
上条「だ、だって追い出すわけにもいかないし…それに御坂妹がせっかく本場のお茶もってきてくれたわけだしな」アセアセ
一方通行「…だからってェ!」
上条「まぁ、いいじゃねーか、俺は百合子と一緒だったらどんなところだって楽しいぞ」
一方通行「……さ、三下ァ…いってくれるじゃねェかァ…///」カァァ
288 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:41:06.57 ID:dC.lHXwo
上条「あっ…」
ぎゅっ
一方通行「///」
上条「ほら、暴走禁止」
一方通行「あ、あァ///」
禁書「むー!ゆりこいいなぁ……私だって抱っこされたいんだよ…」
御坂妹「ミサカもちょっとされてみたいです」
一方通行「ばーかァ!これはお、俺専用なんだよォ!///」
上条「人をモノみたいにいわないでもらえますか…」
一方通行「いいだろォ…三下は…俺のもンなンだからよォ…」
上条「はいはい」
ぎゅぅう
一方通行「へ、へへ…」ニコニコ
禁書「うー、やっぱり私も私も!とーま!わたしもぎゅっとしてほしいんだよ!」
御坂妹「だったらミサカも!」
290 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:56:03.98 ID:dC.lHXwo
ずずぅー
禁書「わぁ、イギリスの香りがするんだよ!」
上条「あれ…お前記憶がないとか…」
禁書「そういうつっこみはよくないとおもうんだよ?とーま」
御坂妹「ミサカの紅茶はそのあたりの店で出すものにまけませんとミサカは少々自慢げに…」
上条「紅茶なんてコンビニでくらいでしか買わないし…」
一方通行「コンビニで買うのは缶コーヒーだろォ?」
上条「そりゃ百合子がコーヒー中毒なのはしってるけどさ…それでさ…」
ずしっ、よりかかりー
上条「百合子がひざの上に座ってるのは判る、でなんで二人して俺の身体に寄りかかってるわけ!!!」
御坂妹「だって、ひざの上譲ってくれなかったからとミサカは悔しそうに語ります」
一方通行「ったりめェだろォ…三下のひざの上は俺の特等席なンだからァ…」
禁書「だってぇ…わたしだってとーまとくっつきたいんだよぉ?」
上条「三人でそんなにくっつかれますと、上条さんが紅茶もクッキーも口に出来ないんですけど…」
一方通行「なンだァ、そンなこときにしてンのかァ」
291 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:04:39.59 ID:dC.lHXwo
上条「そんなことって、せっかく美味そうなものが目の前にあってお預け状態なんだぞ?」
一方通行「ほらよォ」
ぐいっ
上条「もがもが」
一方通行「俺が食べさせりゃいいンだろォ?」
上条「もぐもぐもぐ」ゴックン
上条「そりゃ…結果的にはそうだけどさぁ…」
一方通行「何か不満かよォ?」
上条「いや、不満って言うか…人前でこいうのはさすがに…///」
一方通行「…あっ///」
御坂妹「ミサカのも食べてください」
ぐいっ
上条「あ、あぁ…」
一方通行「テメェ…まねすンじゃねェよ!」ギリッ
上条「もがもがもが」ゴックン
292 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:14:58.22 ID:dC.lHXwo
禁書「むぅ…」
上条「サンキューな御坂妹」
御坂妹「いえ」
禁書「とーま!わたしの紅茶も飲むといいんだよ!」
ぐいっ
上条「おい、それはまて!おい!」
禁書「とーま!とーま!」
ぐいぐい、ばちゃっ
禁書「あっ…」
上条「あ、あちちちちちちちちいちちちいぃ」
禁書「とーま、ごめんなさい」アセアセ
上条「か、顔があちぃぃぃぃぃいい」
一方通行「オイ、なンかひやすもの!」
御坂妹「冷すもの、冷すもの」あたふた
上条「あちぃぃぃぃぃぃいいいいい」
293 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:27:56.69 ID:dC.lHXwo
上条「とにかく…紅茶とか熱いものを無理矢理飲ませたりしないように」ヒリヒリ
禁書「……」シュン
一方通行「三下ァ…大丈夫かァ…?」
上条「まぁ、たいしたことはないよ」
一方通行「それならいいけどォ…」ギロッ
禁書「…」ビクッ
上条「ほら、百合子にらむなよ」
一方通行「…でもよォ…三下がァ…」
上条「さっき注意したからもう終わり、いいだろ?」
禁書「とうまぁ…」グスッ
一方通行「……ったく三下は甘ェな…」
上条「悪気もあったわけじゃないし、カリカリしてもしかたないだろ…ほらインデックスもなくな」
くしゃくしゃ
禁書「あぅぅ…」
一方通行「まァ……そういう三下も好きだぜ…」
294 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:37:32.79 ID:dC.lHXwo
ジィィ
御坂妹「…」
上条「さっきから気になってるんだけど…御坂妹さん?」
御坂妹「なんでしょうか?ミサカの頭もくしゃくしゃとなでてくれるのでしょうか?とミサカは淡い期待を…」
上条「頭くらいならなでてやるけどさぁ…そうじゃなくてさっきから何ずっと撮影してるわけ?」
御坂妹「ほ、本当ですかでしたら…その……優しく、時には激しく、そして繊細に、たっぷり愛情こめてなでていただけますか?」
一方通行「…あァン?」
上条「百合子も威嚇しない!それで撮影している目的は?」
御坂妹「…チッ、話をそらされましたねとミサカは少々残念がりながらも、撮影の目的はミサカネットワークで配信するためですよ?とミサカは」
上条「……まさか、妹達が今みてるわけ…?」
御坂妹「ほぼ全員が食いつくようにこの映像をみていますよとミサカの敏腕プロデューサっぷりをアピールします」
上条「…ちょ、ちょっと恥ずかしくなってきたんですけど///」
御坂妹「気にせずどんどん、いちゃいちゃしてください、それと早くミサカの頭もなでてください」
上条「いちゃいちゃとか、なぁ、百合子///」
一方通行「///」
297 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:36:59.14 ID:dC.lHXwo
-お昼頃-
ぐぅ~ぎゅるるるるる~
上条「おっ…」
禁書「おなかすいたぁ…」くたぁ
一方通行(なんつー腹の音だよォ…)
上条「あぁ、そろそろ昼か…百合子昼飯どうする?」
一方通行「それなら…」
スカスカ
一方通行「あっ…」
上条「ん?どうかしたか?」
一方通行(朝アイツらに根こそぎ食われて…なンも用意してねェ…仕方ねェ…)
一方通行「何か冷蔵庫にあるもので作るかァ?」
上条「おっ?期待しちゃうぞ」
一方通行「まァ任せろ…」
上条「何か手伝えることがあったらいってくれ」
298 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:43:02.22 ID:dC.lHXwo
-キッチン-
一方通行「ン、とりあえず飯は…炊いてあンな…」
一方通行「後は…冷蔵庫の中だが…」
ガチャッ
一方通行「……」
-上条「どうだ?何かつくれそうか?」
一方通行「オィ、三下ァ」
-上条「どうかしたか?」
一方通行「冷蔵庫、氷しかはいってねェぞォ?」
-上条「え……あっ、最近、昼夜百合子にご馳走になること多かったから、買出し忘れてたなぁ…」
一方通行「さすがにこれじゃ俺でも無理だぞォ…」
ドタドタ
上条「それなら、買い物いくか」
一方通行「それしかねェな…何がいるんだァ?買ってくるぞォ?」
上条「はぁ?なにいってんだよ百合子、一緒にいくにきまってるだろ」
299 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 15:55:26.64 ID:dC.lHXwo
-そんなこんなで買い物-
上条「お前ら留守番しててもよかったのに」
禁書「だってぇ…」
御坂妹「今日のミサカはカメラマンミサカです」
一方通行「さっさと買い物終わらせて飯にすンぞ」
上条「はぁ……まぁこれでお一人様1点限りが4つ買えるな」
一方通行「どこの買い物上手主婦だよォ!」
上条「こうやってやりくりしてるんですよ、上条さんは…」
一方通行「こ、この白いのが居るからかァ…?」
上条「……そんなところです」
………
……
…
一方通行「確か肉がいいんだよなァ?」
禁書「わたしもお肉をおなかいっぱいたべさせてもらえると…嬉しいかも」ニコッ
300 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:01:03.21 ID:dC.lHXwo
一方通行「テメェの意見はきいてねェよ…」
禁書「うー…」
上条「そうだな、肉が1品あると俺は嬉しいかな」
一方通行「そっかァ…じゃあ…これ…」
上条「なっ!?」
一方通行「なンだァ?これ嫌いなのかァ?」
上条「そうじゃなくて…それ……国産高級和牛ですけど…」
一方通行「はァン?それくらいしってンよォ」
上条「だから、それ高いですよ?1パック2500円って書いてあるし、しかも1枚で」
一方通行「…普通だろォ?これくらい…」
上条「ふ、ふつう…」タラァ
一方通行「三下に作ってやってる弁当も、晩飯もこのクラスだぞォ?」
上条「あは、あはははは…」
禁書「じゅるり…」
一方通行「まぁ、いやならいいけどォ…」
301 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:09:33.54 ID:dC.lHXwo
上条「いや、ただ予算が…」
一方通行「ンなこと気にすンなよォ…これくらい俺が…」
上条「……なんだか上条さんすでにヒモなんですかね…」
御坂妹「ヒモ男…ミサカも餌付けしたい…と」
一方通行「なにさらりと問題発言してンですかねェ?」
御坂妹「…チッ」
一方通行「あとはァ…肉くったら野菜もだなァ…」
上条「百合子…お前いいお母さんになりそうだな、そうやってバランス考えた食事だなんて」
一方通行「そ、そうかァ?///」
上条「あとは、コーヒーの量減らせば、もう立派な主婦って感じもするな」
一方通行「……コーヒー飲みまくる女は嫌いかァ?」
上条「いや、そういうんじゃなくてだな…お前ももうちょっと自分の身体も気にした食事を」
一方通行「三下が健康だったらいいよォ…別に俺がどうだってよォ…」
上条「それじゃ困る!俺はお前にだって元気でいてほしい!」
一方通行「…ったよ…少しずつ減らしていく…///」
御坂妹「はい、また二人の世界、絶対空間が形成されましたよとミサカは実況開始」
302 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:16:34.54 ID:dC.lHXwo
チンッ
店員「全部で15,000円になります」
一方通行「カードで…」
上条「15,000円って…何日分いや何週間分の食費だ…」
一方通行「ん?三下どうした、青い顔してェ…」
上条「いや、なんでも…」
禁書「お肉~お肉~」
御坂妹「お肉、お肉とミサカも一緒に歌います、けれどこれは何の歌なんでしょうか」
上条「……食欲の歌だよ」
御坂妹「なるほど…」
一方通行「さてと…帰るかァ…」
上条「荷物は俺が持つよ」
御坂妹「さらっと、上条当麻の部屋なのに『帰るか』発言でました」
上条「ん?なにかおかしいか?」
一方通行「あっ///」
御坂妹「いえ、なんでもありませんよ、とミサカは一応ごまかしてあげます」クスクス
303 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:34:31.10 ID:dC.lHXwo
-再び上条当麻の部屋-
一方通行「それじゃ飯つくンぞォ」
上条「俺も手伝おうか?」
一方通行「さ、三下と共同作業かァ…」
上条「あと百合子、これつかったほうがいいぞ、綺麗な服きてるんだから」
一方通行「エプロン?お前こンなの持ってたのかァ?」
上条「普段はつかわねーけどな」
一方通行「そ、そっか…それじゃ借りるぞ…」
シュルシュル…キュッ
上条「う、うぉ…」
一方通行「ン~こンな感じかァ?」
上条(エプロン……最高…!)
一方通行「ン?どうした?」
上条「いやいやいやいや」
御坂妹「百合子のエプロン姿に見とれてただけだってとミサカはフォローします」
一方通行「オイ///」
上条「///」
御坂妹「やぶへびでしたかとミサカは少々しくじりました」
306 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 17:52:33.15 ID:dC.lHXwo
トントントン
一方通行「…よし、これで炒めて」
ジュワァ
一方通行「三下ァ、さっき買ってきたワイン取ってくれ」
上条「ん?百合子ワイン飲むのか?」
一方通行「ソース作るんだよォ」
上条「ソースならそこにブルドッ○が」
一方通行「……いいからよこせェ」
ガシッ
一方通行「アルコールを飛ばして…」
ジュジュジュジュ
上条「…偉く本格的なのね」
一方通行「べ、別に…三下のために覚えたンじゃないんだからなァ///」
上条「そっか…、まぁそうだよな」
御坂妹「ツンデレ来ました!とミカカはネットワークの負荷にたえつつ実況を続けます」
307 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 17:53:37.96 ID:dC.lHXwo
一方通行「よしっ、できたぞォ…そっちもってけェ」
禁書「とーま!お肉だよ!お肉!」
上条「おぉ……肉だな…」
禁書「しかも牛肉!牛だよ牛!鶏ムネ肉とかブタコマとかじゃないんだよ!」
上条「…だな」
禁書「しかもこんなぶあついステーキ…じゅるり」
上条「よだれ拭け」
禁書「もう食べて良い?」
上条「まて、今、百合子がこっちくるから」
禁書「わ、わかったんだよ…ゆりこがつくってくれたからまつ…」
テクテク
一方通行「あァン?まだ食べてなかったのかよォ」
禁書「だってとーまがゆりこまつって…」
一方通行「別にくっててもよかったのに…」
上条「いや、作ってくれた人に感謝しながら食べたいし、それにみんなでいただきますしたいからな」
一方通行「律儀だなァ…」
308 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:07:52.83 ID:dC.lHXwo
いただきます
禁書「がつがつがつ」
上条「落ち着いてくえよ…」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…おっ…美味い…」
一方通行「良い肉あったからなァ、そりゃ美味いだろォ…」
上条「いや、なんつーか、ヘタな店で食うより遥かに美味いぞこれ…」
一方通行「べ、別に普通だろォ」
上条「なんか違うんだよな、外で食うのと」
御坂妹「隠し味、愛情たっぷり」ポツリッ
一方通行「///」カァァ
御坂妹「そりゃ好きな人の作ったものなら補正かかりますからとミサカは」
上条「ほ、本当においしかったぞ///」
禁書「がつがつがつがつ」ごっくん
禁書「おかわり!」
309 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:20:17.95 ID:dC.lHXwo
ごちそうさまでした
上条「それじゃ片付けるか」
一方通行「俺もやる」
禁書「ぷはぁ~もう動けないかもぉ~」
御坂妹「お昼もご馳走になりましたし、ミサカはこれで失礼します」
上条「ん?なにか予定あるのか?」
御坂妹「とてもとても悔しいことに、定期健診ですとミサカは唇をかみ締めて答えます」
上条「あぁ、そっか…」
御坂妹「かわりにといってはなんですが」
コトッ
御坂妹「いちゃつくときはこのカメラの前でお願いしますとミサカは最後のお願いをして帰ります」
バタンッ
上条「だ、誰が…わざわざ…カメラの前で///」
一方通行「い、いちゃつくかっていうンだよォ…///」
上条「そ、それにアイツもいるしな…」ドキドキ
禁書「おなかいっぱい~」ニコニコ
310 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:30:30.48 ID:dC.lHXwo
キュッ
上条「これで洗い物は一通り終わったな」
百合子「お疲れさン」
上条「飯美味かったぞ」
百合子「あ、当たり前だろ…気持ちこもってるからなァ…///」
上条「そ、そうだな///」
禁書「…ぐがー」
ビクッ
禁書「ぐがーぐごー」
上条「い、いびきか?」ドキドキ
一方通行「そうみたいだなァ…」ドキドキ
上条「ね、ねてるのか…」
そぉーっと
つんつん
禁書「ぐーぐー」
一方通行「ぐっすりだなァ…」
312 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:38:09.20 ID:dC.lHXwo
上条「ったく、こんなところで寝て…よいしょっと」
ドスッ
禁書「むにゃむにゃ…もう食べられないんだよぉ…」
上条「これで少しは静かになったな」
一方通行「そ、そうだなァ…」
上条「ふぅ……」
一方通行「……」
上条「あれ…?」
上条(これって擬似的な部屋に二人きりってやつか?)
一方通行(二人きりみたいなもンだよなァ…?)
チラッ
上条(お、落ち着け……インデックスが寝てるんだぞ……いくらなんでも…)
チラッ
上条・一方通行「!?」
上条「あははっはは///」
一方通行「な、なンだよォ///」
313 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:42:42.55 ID:dC.lHXwo
上条「…」ドキドキ
一方通行「…」ドキドキ
禁書「すやすや」
上条「…」ドキドキ
一方通行「…」バックンバックン
上条「あ、あの…百合子…」
一方通行「にゃ、にゃンだァ!?」
上条「にゃ…?」
一方通行「ゴホンッ…なンだァ…?///」
上条「あの……き、キスしていいか…」
一方通行「…い、いちいち許可求めるなよォ…」
上条「わりぃ…じゃぁ…」
一方通行「…あァ…」
カメラ「ジィィィ」
上条・一方通行「あっ…」
314 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:48:05.76 ID:dC.lHXwo
pi!
上条「これでよしと…」
一方通行「壊しちまえばいいのに…」
上条「だってこれ高い機械だろ?上条さん弁償できませんよ?」
一方通行「…ったく」
上条「と、とりあえず…これで…邪魔者はいなくなったわけだし…」
一方通行「…」コクンッ
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
ちゅぅう
上条「百合子、百合子ぉぉ…」
一方通行「///」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ
禁書「とーま!ごはんまだかな!」
上条・一方通行「!?」ビクッ
315 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18:52:55.18 ID:dC.lHXwo
禁書「とーま、ゆりこのごはんがいいんだよぉ…むにゃむにゃ…」
上条「…ね、寝言か…ふぅ…」
一方通行「///」ドキドキ
上条「すっかり、百合子の飯が気に入ったみたいだな」
一方通行「飯だけ気に入られてるってのもなァ…」
上条「それだけゆりこに気を許してる、認めてるってことだよ」
ちゅっ
一方通行「おい、三下ァ会話しながらキスすンなよ///」
ちゅっ
上条「百合子もだろ…」
ちゅっっちゅっ
一方通行「お前が先にしたからお返しだァ」
ちゅっちゅっちゅ
上条「一回多いぞ」
ちゅっちゅっちゅっちゅっ
316 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:00:55.90 ID:dC.lHXwo
一方通行「三下…三下ァァァ」
上条「百合子…百合子ぉ…」
一方通行「///」ビクッ
上条「…あっ」
一方通行「三下ァ…な、なに堅くしてンだよォ///」
上条「だ、だって…仕方ないだろ…///」
一方通行「説明になってねェぞォ」
上条「百合子がかわいすぎるからいけないんだよぉ…はぁはぁ」
一方通行「…ったく……その代わり、ちゃんと責任とってくれンだろうなァ?///」
上条「あったりまえだろ!何があろうが…お前を守り続けてやる…」
ちゅっ
一方通行「……はじめてだからなァ…優しくしろよォ///」
上条「…俺だってはじめてなんだよ…はぁはぁ///」
一方通行「チッ…つかえねェなァ///」
上条「すみませんでしたね///」
317 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:04:44.44 ID:dC.lHXwo
一方通行「///」
上条「…脱がすぞ」
一方通行「///」コクンッ
シュルッスルスル
ピンポンピンポンピンポーン
上条「だ、誰だよ…!?」
一方通行「ほ、ほっとけばいいだろォ…三下ァ早く///」
上条「でも…」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
ガチャッ
上条「やべぇ…鍵が…」
一方通行「ば、馬鹿やろう…!?///」
打ち止め「ねー、映像が途切れたんだけどってミサカはミサカは猛烈にクレームをいいにきたんだよ!!」
上条・一方通行「あっ……」
打ち止め「…・・・あれ?プロレス?」キョトン
318 名前:危なかった…[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 19:11:44.05 ID:dC.lHXwo
一方通行「こ、これはだな」アセアセ
打ち止め「ん~どうしたのかな?ってミサカはミサカはなんで慌ててるか知りたかったりー」
上条「な、なんでもないんだよ、な、百合子」アセアセ
一方通行「そ、そうだ、汗かいたから着替え用としてたンだよ!」
上条「そうそう、なんだか今日暑いな」アセアセ
打ち止め「そんなに暑いかなー?ってミサカはミサカは不思議そうに首を傾げてみたりー」
一方通行「オイ、三下ァ…流石にこいつの前ではNGだかンなァ?」ボソボソッ
上条「判ってるって、キスまではいいにしても、それ以上は教育上よくないって!」ボソボソッ
打ち止め「なにを内緒話してるのかなーってミサカはミサカは気になってみたりー」
上条「いや、なんでもないって、いやー汗かいたなー、俺もきがえよっかな」
脱ぎッ
一方通行「ば、ばか///」
上条「あっ…」
打ち止め「あっ…ぞうさん!ってミサカはミサカははしゃいでみたりー」
上条「///」
319 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:04:47.18 ID:dC.lHXwo
一方通行「…茶…入れてくる…」
タッタタ
上条「あーコホンッ、打ち止め…さっき見たことは黄泉川先生達にはいらないように」
打ち止め「えっ?プロレス?ぞーさん?ミサカはミサカはどっちかわからないって悩んでみたり」
上条「……できれば両方///」
打ち止め「えっーでも…」
上条「何かまずいことでもあるのか!?」
打ち止め「もう、ミサカネットワークでミサカ達が今の記憶うばいあってるってミサカはミサカは…」
上条「打ち止めは上位個体だよね?」
打ち止め「そうだけど、ってミサカはミサカは質問に答えてみたり」
上条「だったら、あいつらに口外するなって命令できるかな?」
打ち止め「どうしてー?ってミサカはミサカは聞き返してみたりー」
上条「お願いだ、頼むよ」
ナデナデ
打ち止め「わぁぁぁ」パァァ
320 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:08:13.48 ID:dC.lHXwo
上条「いいだろ?」ニコッ
打ち止め「うん!わかったよーってミサカはミサカは満面の笑みで了承してみるー」
上条「よし、良い子良い子」
ナデナデ
打ち止め「えへへへ」
一方通行「!?」
スタスタスタ
ドスンッ
上条「な、なんだよ、百合子…」
一方通行「俺もなでろ…」
上条「はぁ?」
一方通行「俺もなでろっていってンだよォ!」
上条「子供と張り合ってどうするんだよ…」
一方通行「いいから早くしろォ!三下ァ!」
上条「はいはい…」
322 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:19:31.53 ID:dC.lHXwo
ナデナデ
一方通行「///」
ナデナデ
打ち止め「えへへ~」
禁書「うーん…」モゾモゾ
上条「お、おきたのか?インデックス」
禁書「とーまぁ?おはよぉ…」
上条(唯一の救いは…コイツが、さっきの段階でおきてこなかったこと…だな)
打ち止め「おはよーってミサカもミサカも挨拶してみたりーってこんにちはかな?」
上条「良く眠れたか?」
禁書「うん、って…うー」
ナデナデ、ナデナデ
上条「ん?どうした、気分でも悪いのか?」
禁書「とーまぁ?わたしも頭なでてほしいかも…」
上条「生憎、俺の手は2本しかないもんでな」
323 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:26:59.45 ID:dC.lHXwo
禁書「うー」ギリギリ
上条「はい、インデックスさーん、枕をあんまりかまないでくださいね、食べ物じゃありません、中味がでちゃいまーす」
禁書「ずるい、ずるい、ずるい、ずるい!」
一方通行「仕方ねェだろォ!」
打ち止め「えへへへへ~」
禁書「むー」
上条「…はぁ~、百合子ごめんな」
一方通行「あっ、やめンなよォ!!」
上条「インデックス、ここにこい」トントン
禁書「わぁ」
トテトテ、ストンッ
上条「あんまり、お前までわがままいうなよ」
ナデナデ
一方通行「お、オイ!三下ァ、これはどういうことだァ!!!」
上条「あ、百合子!百合子はな…これで…」
324 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:30:17.01 ID:dC.lHXwo
ちゅっ
上条「これは百合子専用だからな」
打ち止め「あー、いいなぁってミサカはミサカは本気であこがれてみたりー」
禁書「うぅー、それにくらべるとなでられるのはあんまり嬉しくないかも…」
一方通行「こ、これは俺専用だァ!///」
上条「そういうこと」
一方通行「三下ァ///」
スリスリ
上条「おい、打ち止めがみてるんだから、ほどほどにな…」
一方通行「わかってンぞォ…///」
禁書・打ち止め「…むー」
ナデナデ
上条「お前達はこっち」
禁書「…ちぇっ…」
打ち止め「ミサカは今日のところは見逃してやるぜって捨て台詞をミサカはミサカは、吐いてみたりー」
325 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:42:57.23 ID:dC.lHXwo
ピンポンピンポンピンポーン
上条「やれやれ…また誰か来たのか、今日は千客万来だな…」
ガチャァ
御坂妹「ミサカも記憶を共有だけじゃなくて、直接なでてもらいたいですとミサカは要求してみます」
上条「……おい、お前定期健診じゃ…」
御坂妹「途中で抜けてきました」キリッ
上条「ダメだろ…」
御坂妹「いつも決まったことをやるだけですので、代わりに別のミサカをおいてきましたと、ミサカは影武者の用意が簡単であると告げます」
上条「そりゃ…打ち止め以外は同じだしな…」
御坂妹「ということで撫でて下さいとミサカは要求します」
上条「だから両手もふさがってるって」
一方通行「口はやらねーぞォ?」
御坂妹「だったら…」
テクテク
上条「まさか、二人を実力で排除するつもりか!」
326 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:47:23.18 ID:dC.lHXwo
御坂妹「いえ…」
上条「な、なにを…」
御坂妹「失礼します」
チィィ...
上条「お、オイ!」
御坂妹「両手と口がうまっているのでしたら…ミサカはこちらを…」
禁書「あ、クールビューティずるい…!」
一方通行「オイ、ふざけンなァ!まだ俺だって…」
ガンッ
御坂妹「…痛い」ヒリヒリ
上条「打ち止めがみてるまえでそんなことするな!!///」
一方通行「ゆ、油断も隙もねェ…」ドキドキ
禁書「…ほっ」
打ち止め「え?わたしがみてるまでなにをするつもりだったのかな?ってミサカはミサカは質問してみたりー」
御坂妹「実は…」
327 名前:打ち止めにこういう知識は無い設定で脳内補完お願いします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:53:59.12 ID:dC.lHXwo
御坂妹「人としての交b…もがもが」
上条「あっぶねぇ…」ドキドキ
打ち止め「今なんて?こう…」
上条「神戸ビーフくいてぇなぁーって」アセアセ
御坂妹「もがもがもが」
一方通行(…ある意味…コイツが一番手ごわいライバルなのかァ…?)ドキドキ
禁書「神戸ビーフ?わたしも食べたい!食べたい食べたい食べたい!」
打ち止め「ミサカも食べたい食べたい食べたい!」
上条「……高いから食べられないぞっと」
一方通行「ったく、今度食わせてやるから静かにしやがれ!」
禁書「ほ、ホントだよ!?ゆりこ約束できるのかな?」ワクワク
一方通行「約束だ、約束、ただし今後も俺らの邪魔すンじゃねェぞォ?」
禁書「うん、わかったんだよ!わがままは少し減らす!」
一方通行「少しだけかよ…まァいい…」
打ち止め「ミサカもミサカもー!」
329 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:11:53.27 ID:dC.lHXwo
-ナデナデしながら15分ほど-
打ち止め「すーすー」
上条「ありゃ、寝ちゃってるな…」
禁書「ぐーすか、ぐーすか」
上条「こっちもですかい…」
御坂妹「頭なでて欲しい…」
一方通行「…!」
一方通行「オイ」
御坂妹「ミサカですか?」
一方通行「打ち止めはもう昼ねの時間だから、黄泉川ンところつれていけェ…」
御坂妹「何故ミサカがとミサカは…」
上条「そうだな、インデックスが寝相わるいし、こいつをベッドに乗せたら、あとは…床だからなぁ…頼むよ御坂妹」
御坂妹「…上条当麻がそういうのでしたら…ミサカは…」
一方通行「あと…今日は戻ってこなくていいからなァ?」ギロッ
御坂妹(…クッ、ミサカは一方通行の作戦にまんまとはまってしまったようです…)
330 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:21:35.11 ID:dC.lHXwo
バタンッ
上条「それじゃ、インデックスをベッドにうつしてっと…」
禁書「むにゃむにゃ…」
一方通行「こいつ寝てるときは可愛い顔してやがンのに…食い物食ってるときは獣だよなァ…」
上条「確かに……夕方になって少し寒くなってきたし、タオルケットでももってくるわ」テクテク
一方通行「そうだな、少し涼しくなった感じがするなァ」
一方通行「…はぁ、まさかあンな邪魔が入るとはァ…」
一方通行「邪魔がはいらなきゃ、三下と今頃…」
一方通行「///」
一方通行「まぁ、これだけ三下が慕われてて、その中の俺が選ばれえた…」
一方通行「それだけで、十分幸せなことなンだけどなァ…でも…やっぱりそれに慣れると…」
一方通行「次の刺激を…もっと大きな幸せを求めたくなっちゃうのが……悪いとことだなァ…」
禁書「ゆりこ…とーまのこと少しだけ邪魔しないであげるから、こーべびーふわすれないでほしいんだよ…むにゃむにゃ…」
一方通行「…食い意地だけははってやがンなァ…」ニコッ
ナデナデ
331 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:42:09.61 ID:dC.lHXwo
上条「もってきたぞ、百合子かけてやってくれるか?」
上条「…って」
一方通行「すーすー」
禁書「すーすー」
ぎゅっ
上条「仲良く手を握っておやすみですか」
一方通行「すーすー、三下は渡さねェーぞォ…」
禁書「こーべびーふ約束なんだよぉ…むにゃむにゃ…」
上条「…寝言で会話とかどんだけ器用なんだ…」
上条「まぁ…仲がいいなら…いっか…」
上条「よいしょっと、百合子もベッドに載せて…」
一方通行「うーン、三下ァ、そンなトコさわンなよォォォ///」
上条「どんな夢みてるんだか///」
パサッ
上条「ふぁぁ…俺も少し寝よう…」
332 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:50:10.06 ID:dC.lHXwo
ポツポツ........ザァァァ
上条「う、うぅぅ…あれ…雨かぁ…?」
スクッ、テクテク
上条「あっちゃ、結構ふってるな…そういや夕方から雨だっていってたような…」
一方通行「ン?三下ァ?」ぼぉー
上条「おはよう、百合子」
一方通行「あァン?あれ…俺寝ちまってたのかァ…?」
上条「寝顔可愛かったぞ」ニコッ
一方通行「///」
上条「それはそうと、雨降ってきたけど、どうする?」
一方通行「傘もってきてねェ…」
上条「うちにあるのは……この前壊れたし…そもそも傘は使うこと少ないし…」
一方通行「予報があれだけあたればなァ…」
上条「で、どうする?って壊れかけた傘でかえるって選択肢しかないけど…」
一方通行「もう一つ選択肢あるじゃねェーかァ…」
333 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:54:36.06 ID:dC.lHXwo
上条「え?」
一方通行「…今夜ここに泊まるっていう選択肢が…」
上条「……」
一方通行「オイ、三下ァ?」
上条「……」
上条「……」
上条「……」
上条「えぇぇええええ!?」
一方通行「固まり過ぎだし!びっくりしすぎだろォ!!」
上条「だって…その…百合子が泊まるだなんていうから…」
一方通行「こ、恋人同士だし、あ、ありえるだろォ…///」
上条「だけど、男の部屋に泊まるって言うことはだな、一般的には…」
一方通行「それに、こいつもいるンだろ?」
禁書「むにゃむにゃ…」
上条「あっ…」
334 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:00:51.72 ID:sPYQvqwo
一方通行「コイツがお前とずっと一緒に生活してンのに…彼女が泊まるっていったくらいで…うろたえンなよ…」
上条「でも、こいつとお前は…意味が…」
一方通行「ちがわねェよ…こいつも女、俺も女…一緒だろう…」
上条「でも…」
一方通行「違いは彼女が彼女じゃないか、それだけだァ…」
上条「それが重要なんじゃないか!」
一方通行「三下ァ!」
上条「な、なんだよ…」
一方通行「か、彼女として言わせて貰うとだなァ……お前が女と一緒に生活してるのを我慢しているのがどれだけきついか…」
一方通行「お前はわかってるかァ?」
上条「…それは」
一方通行「お前がコイツと間違いおかさないってことは信じてるよォ…でもなァ…心配なんだよォ…」
上条「…すまない」
一方通行「責めてるわけじゃねェンだよ……ただ、たまには俺もここで、お前がそンなことしないやつなンだって証拠を」
一方通行「お前は俺の事を愛してるって証拠を…見せてくれると……俺だってずっと一緒にいなくても…安心できるンだけけどォ…」
335 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:10:00.93 ID:sPYQvqwo
上条「…わかった、でも、黄泉川先生達にはちゃんと電話で伝えろよ?心配するとおもうから」
一方通行「ありがとうな、三下ァ…それと……やっぱりお前は…俺を大事に考えてくれてるンだなァ」
上条「別に普通だろ?」
一方通行「そういう普通が俺には……貴重だったりするンだよなァ…」
上条「そんなもんなのか……」
一方通行「思い返せばクソッたれな生活送ってきたからなァ…」
一方通行「三下と会うまではァ…」
上条「百合子、大げさだよ、それに打ち止めと黄泉川先生、芳川さんのおかげだろ?」
一方通行「薄汚れた俺をだけどォ……諦めないでよかったよォ…」
上条「お前は汚れてなんかいない!!」
一方通行「三下ァ…?」
上条「お前は、汚れてない、大丈夫…綺麗なままだよ…」
一方通行「で、でもォ、俺は…」
上条「お前のせいじゃ、ない…だからだから…」
一方通行「……やめだァ、こンなくらい話はやめにしようぜェ」
336 名前:明日休日出勤なので、今日はこのあたりで[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:15:49.02 ID:sPYQvqwo
上条「百合子…」
一方通行「俺は三下の部屋に泊まれてラッキー、これでいいや」
上条「百合子、お前…」
一方通行「しけた面すンなよなァ!ちっとは俺が泊まるンだから、嬉しそうな顔しろってンだァ!」
上条「も、もももも、もちろん嬉しいさ、チャンスなんじゃないかっておもってる」
一方通行「チャンスってなにがだよォ」ニヤニヤ
上条「……昼間の続き?」
一方通行「ちょ、直球だなァ…///」
上条「お前がきいてきたんだろ」
一方通行「まぁ、俺もそのつもりなンだけどなァ///」
上条「///」
一方通行「///」
禁書「ねぇー話終わったのかなぁ?そろそろおなかがすいたんだよ?」
上条「…お、お前いつから」
禁書「えーっとね、ラッキーがどうとかそのあたりからかな?」
一方通行「///」カァァ
禁書「ゆりこ?ご飯をいっぱい食べさせてくれるとうれしいな」ニコッ
354 名前:ただいま、着替えたらぼちぼちはじめます[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:21:13.55 ID:sPYQvqwo
-百合子の○分クッキング-
一方通行「…」テキパキ
禁書「ごはん♪ごはん♪」
上条「これ、どうするんだっけ?」
一方通行「あァ、ザルにあけてェ水気を切ったらァ…適当にきってくれ」
上条「りょーかい」
禁書「ごはん♪ごはん♪」
一方通行「ったく、こいつあのガキと精神レベル一緒じゃねェーのかァ?」ボソッ
上条「まぁオカルトの方はすごいんだけどさ……その分機械?や一般常識は疎くてな」ボソボソ
一方通行「っていうか、思考がガキいや…動物?」ボソッ
禁書「むー?なにか私の悪口いっている気がするんだよぉ?」
上条「ん?気のせいだろ?」
上条「まぁどっちかというと小動物だけどな」ボソッ
一方通行「小動物があんなに食うかねェ…?」
上条「まぁ食欲に関しては…大型動物並?」
357 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:38:53.87 ID:sPYQvqwo
一方通行「それ以外はァ…小動物みたいなもンか…」ボソッ
上条「ご飯ご飯いうときのちょこまか動く感じはまるで小動物みたいで…なれちゃえばかわいいもんだぞ」ボソッ
一方通行「……三下ァ?」
上条「どうした、百合子」
一方通行「ちょっとヤキモチ妬いていいか?」
上条「おう!妬いてくれ!ガンガン妬いてくれ!」
一方通行「チッ///」
禁書「おもち!とーまとーま!私10個は食べたいんだよ!」
………
……
…
いただきます
禁書「ばくばくばくばく」
一方通行「どォーだァ?美味いかァ?」
禁書「うん!ゆりこのごはんおいしいから大好きなんだよ!」
359 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:47:56.73 ID:sPYQvqwo
一方通行「そォーかァ」ニコニコ
ワシャワシャ
禁書「わぁぷぁ…ゆりこぉ?食べてるときにあたまわしゃわしゃしないでほしいんだよ!」
一方通行「生意気いってンじゃねェーよォ」
ワシャワシャ
禁書「や、やめてほしいんだよ」
一方通行「オラオラァ」
ワシャワシャ
上条「……」
一方通行「ン?三下、どうしたァ?」
上条「いや…えーっとな間違いだったらあやまるけど…百合子ってさ」
一方通行「なンだァ?」
上条「実は子供好き?」
一方通行「なっ///」
上条「ほら、打ち止めを面倒見てたりするし、なんだかんだコイツらのわがまま許すし、思い当たる節が…」
360 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 18:54:21.96 ID:sPYQvqwo
一方通行「そ、そンなンじゃねェーよ…///」カァァ
上条「そうかな?俺の勘違いか」
禁書「むー、とーま?」
上条「インデックスさん、何そんな怒った顔をしていますか?」
禁書「その言い方だと私が子供みたいなんだよ!これでも立派なレディなんだからね!」
上条「……へ?」
禁書「うぅー」ギリギリ
上条「ま、まて、早まるな!」
禁書「ゆるさないんだよ!」グワァ
一方通行「オラァ!飯の時にあばれンな!!!!」
禁書「あぅ」ビクッ
上条「ゆ、百合子…?」
一方通行「ったく、そういうことばっかりすっからガキ扱いされンだろォーがァ…」ブツブツ
禁書「ぅぅぅ…」
一方通行「レディっていうなら、ちったァ慎ましさってのをだなァ」
上条「…プッ」
361 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:14:29.93 ID:sPYQvqwo
一方通行「さ、三下ァァ!なにわらってやがる!」
上条「だって、百合子が慎ましくとか」クスクス
一方通行「お、おかしいかよォ///」
上条「おかしくはないけど…プッ」クスクス
一方通行「わ、わらってンじゃねェーかよォォォ///」プルプル
禁書「とーま?今のはとーまがわるいんじゃないかな」
上条「え…」
一方通行「…オマエ」
禁書「ゆりこは、私のために注意してくれただけなんだよ?それを笑うなんて…」
上条「……わるかった百合子、笑っちゃって…」
一方通行「べ、別にィ…そこまで気にしてねェーから…自覚はあるしな…」
上条「それがオマエのいいところなんだってことはしってるけど…ついな、面白くて…」
一方通行「判ってくれてンならいいって事よォ…///」
禁書「はい、仲直り」
一方通行「喧嘩なンかしてねェーし…///」
362 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:27:05.01 ID:sPYQvqwo
-食後、片付け中-
上条「それにしてもさっきのインデックスにはびっくりしたな」
一方通行「ホントだなァ…まさか…あンな事言うなンて」
上条「やっぱり子供付きの百合子にもうなついてるって感じがするよな」
ガチャンッ
一方通行「なっ何いいやがるッ!!」
上条「え?だってそうだろ?打ち止めの面倒見てたりするし、実際打ち止めもインデックスもなついてるしさ」
一方通行「……そ、そンなンじゃねェーし、そンな事いったらァ…三下だって好かれてンじゃねェかよ…」
上条「そうか?」
一方通行「……」
一方通行(コイツもある意味天然なンだよなァ……これだけ好意寄せてる女が多いのに、気がつかねェーンだから…)
上条「俺は百合子とその周りの人に嫌われなきゃいいなとはおもってるけど…」
一方通行「嫌うはずねェーだろォ…むしろ嫌われるかもしンねェのは俺のほうだし…」
上条「それもないって、もうお前以外と付き合うのなんて考えられないからな…」
一方通行「お、オィ、さ、三下ァァァ!?///」カァァ
363 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:34:48.08 ID:sPYQvqwo
ぎゅっ
上条「はい、暴走禁止」
一方通行「ば、馬鹿、泡がつくだろォ…///」
上条「…大丈夫」ニコッ
ちゅっ
一方通行「///」
-禁書「とーま?ゆりこー?なにか飲み物ほしいんだよー」
一方通行「…チッ///」
上条「あははは///」
-禁書「ねー、なにか飲み物!」
一方通行「ったく、まってろォ……紅茶いれてやっからァ…」
-禁書「うん!でもできるだけ早くいれてほしいかも…」
一方通行「もう、洗い物おわっからもう少しだァ」
-禁書「わかった!まってる!」
上条「洗い物、さくっと片付けますか」
366 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19:53:33.67 ID:sPYQvqwo
-禁書のリクエストでお茶の時間-
コポコポッ
禁書「うわぁ~いい香り~」
上条「確かに……御坂妹のもってきてくれた紅茶、いいやつなんだな」
一方通行「高級っていうかァ……淹れ方だなァ…」
上条「いいやつじゃなきゃ美味くないだろ?」
一方通行「ティーバッグでも淹れ方次第で美味くなンぞォ?」
上条「そうなのか?」
一方通行「ちなみに……これこの部屋にあったティーバッグだかンな」
上条「えっ?」
一方通行「クッククククク」
上条「し、仕方ねェだろ…うまいとおもったンだからァ…///」
一方通行「さっき笑ったお返しだぞォ…ックックク」
禁書「わ、私ははじめから気がついていたんだよ!と、とーまがしらないだけで…」
一方通行「だ、そォーだ」ニカッ
367 名前:お泊りだとこれじゃないとだめですよね…[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 20:16:27.70 ID:sPYQvqwo
上条「百合子、そういえばさ着替えとかないよな?どうする?」
一方通行「……し、下着だけ、もってきた」ポツリッ
上条「えっ?」
一方通行「下着だけあるぞォ…///」
上条「なんで…?下着だけ…」
一方通行「な、なンだっていいだろォ…///」
一方通行(あ、あのあと……血ィつくかもしンねェし…予備に…もってきただけなンだが…///)
上条「まぁ、それなら…あとは…パジャマだけだな」
一方通行「パジャマ…か…あっ…それなら」
上条「何か代用できそうなものあったか?」
一方通行「三下の…シャツかしてくれ…」
上条「俺のシャツか?身長は近いけどぶかぶかじゃねーか?」
一方通行「い、いいから貸すのかァ?貸さないのかァ?」
上条「いや、別にいいけどさ…、下は?やっぱり俺のスラックスでもはくか?」
一方通行「し、下はいらねェーよォ…///」
368 名前:ちょっとお風呂[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 20:34:06.04 ID:sPYQvqwo
上条「それじゃ、ぱ、パンツが!?///」
一方通行「べ、別に三下と…アイツしかいねェーしいいよ…///」
上条「それじゃ上条さんの理性が///」
一方通行「ばァーか……俺が泊まった時点でもう決まったことだろォ?///」
上条「///」
一方通行「ってことで///」
一方通行「オーィ、風呂入らねェーかァ?」
-禁書「ゆりこと一緒に?うんはいる!まっていまいくよー!」
一方通行「風呂はいってくるぞォ///」
上条「いってらっしゃい…///」
一方通行「何がいってらっしゃいだァ///」
上条「…だ、だって///」
トテテテ
禁書「準備完了!ん?とーまの一緒にはいるの?///」
上条「は、入るわけないだろ!!!///」
369 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:10:42.36 ID:sPYQvqwo
-バスルーム-
カポーン
禁書「…」じぃぃー
一方通行「な、なンだァ?」
禁書「本当に肌が白いんだね…」
一方通行「じ、ジロジロ見ンじゃねェよ!」
禁書「でも、こっちは…」
ぺたぺた
一方通行「ひゃう!?」
禁書「私とやっぱり大差ないかな…」
一方通行「て、テメェ…///」ピキピキ
禁書「それでも、こことか、ここは」
すっ、すっ
一方通行「あふン」ビクッ
禁書「私よりすらっとしててうらやましいかも…」
370 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:12:40.85 ID:sPYQvqwo
一方通行「さっきから人の身体さわってンじゃねェよ///」
禁書「だってぇ~」
一方通行「お前だってすげェじゃねェーか」
禁書「えっ?わたしのすごいところってどこかな!?」
一方通行「あンだけくったのに、腹が全くでてねェ…」
禁書「……あんまり嬉しくないんだよそれ…」
一方通行「俺だって、触られて嬉しくなンか…」
禁書「とーまだったら嬉しいくせに…」
一方通行「///」
禁書「私もとーまがそういう気持ちで触ってくれたなら嬉しいかも///」
一方通行「テメェ、ゆるさねェーぞォ!」
禁書「大丈夫、とーまはそんないい加減な人じゃないから」ニコッ
一方通行「オマエ…」
禁書「恋人でもない人の身体をそういう目的で触ったりしないんだよ…まぁ……偶然はあるかもしれないけど…」
一方通行「……ありそうだなァ」
371 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:17:31.63 ID:sPYQvqwo
ざっぱん
一方通行「そういえば、お前ら何処でねてるンだァ?ベッドは1つしかなかったけど…」
禁書「えっとね…」
一方通行「まさかァ…三下と二人でベッドで寝てるわけじゃ…」
禁書「うふふふ」
一方通行「さ、三下ァァァ!ちょっと来いやァァァ!!!」
禁書「ちょ、ちょっとゆりこ、今のは冗談なんだよ!まって」
-上条「ん?百合子よんだかぁ?」
禁書「とーま!なんでもないよ、なんでもないからあっちいっててほしいかも!覗いちゃだめなんだからね」
-上条「の、のぞかねーよ!!」
禁書「ごめんね、ゆりこ、ちょっといじわるすぎたかな」
一方通行「どういうことだよォ…」
禁書「確かにね私はあのベッドでねてるんだけど……それでね、いつもとーまが、いつきてもいいように」
禁書「ベッドを半分あけて寝ていたんだけど、とーまは一度も一緒に寝てくれたりはしなかったんだよ」
一方通行「おどかしやがってェ…」
372 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:24:51.52 ID:sPYQvqwo
禁書「だからね、私はベッド、とーまはここで寝てるんだよ」
一方通行「ここォ?」
禁書「うん、ここ」
一方通行「……」キョロキョロ
一方通行「風呂場だよなァ?」
禁書「そうだね、お風呂だね」
一方通行「三下がここでだァ?」
禁書「うん、ここで寝てるよ?」
一方通行「居候のオマエがベッドでかァ?」
禁書「そ、そういわれるとつらいんだけどぉ…」
一方通行「ハァ~あいつはどこまでお人よしなンだかァ…」
禁書「きっと死ぬまで、いや死んでも治らないかも、神様だってとーまを直すことはできないんだよ」ニコッ
一方通行「神でもかァ……確かに…アイツは頑固なところあるしなァ…」
-ヘクッシッ
上条「うぅ、少し冷えるなぁぁ」ブルブルッ
375 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21:51:43.49 ID:sPYQvqwo
一方通行「そォーか…ここで寝てンのかァ…」
禁書「うん、そうなんだよ、ゆりこは今日どこでねるのかな?」
一方通行「お、俺はァ…」
禁書「私と一緒に寝ようよ!ね?ね?」
一方通行「オマエとォ?」
禁書「うん!」
一方通行「……まァそれしかねェみたいだなァ」
一方通行(コイツが寝たら…ここに……三下のところにもぐりこんでェ…昼間の続きを…)
禁書「枕は…今日だけゆりこにかしてあげるね!」
一方通行(でもォ…はじめては出来れば…ちゃんとしたところがいいよなァ…)
禁書「お布団は半分ずつでいいよね?」
一方通行(さ、三下にだ、抱いてもらえばァ、ど、どこでも一緒か…まァ…///)
禁書「ねー、ゆりこきいてるのかなぁ?あれ顔あかいよ?」
一方通行(さ、三下に、や、優しく抱いてもらえばァ…///)カァァ
ボンッ
376 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:02:04.65 ID:sPYQvqwo
禁書「ゆりこ、ゆりこ!どうしたのかな!」アタフタ
禁書「とーま!ゆりこがゆりこが!」
-上条「百合子がどうした!」
禁書「ゆりこが顔まっかにして倒れたんだよ!!」
-上条「またか、でもなんでインデックスと一緒の時に」
禁書「どうしたらいいかな?ねぇとーま!」
-上条「まってろ今いく」
禁書「えっ、えっ?」
ガチャッ
上条「百合子大丈夫か?」
禁書「///」プルプルプル
上条「おい、百合子、しっかりしろ」
禁書「キャァァァァァ」
上条「えっ…?あっ…///」
禁書「とりあえず、とーまでていって///」
377 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:11:40.03 ID:sPYQvqwo
上条「まてまて、百合子が先だ///」
ぼかぼか
禁書「とーまのえっち、ばか、へんたい!///」
上条「おい、待て、待てって///」
びゅーん、びゅーん
禁書「とーまのすけべ、むっつり、えろえろ!///」
上条「痛てっ、おい、モノなげるな」
びゅーんびゅーん
禁書「とーまの、甲斐性なし!大嫌い!好き!///」
上条「わー、わかったでていくから、早く百合子どうにかしてやってくれよ///」
バタンッ
禁書「とーまのえっち///」
禁書「///」
禁書「あっ、いけない…ゆりこしっかりして」
ゆさゆさ
378 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:20:49.56 ID:sPYQvqwo
一方通行「///」カァァ
ゆさゆさ
禁書「ゆりこ、ゆりこ!しっかりするんだよ」
ゆさゆさ
一方通行「う、うぅぅ…」
禁書「ゆりこ!」
一方通行「う、ぅぅ…また俺は落ちてたのかァ…」
禁書「よかったぁ…びっくりしたんだよ…」
一方通行「す、すまなかったなァ…」
禁書「ううん、いいよ、ゆりこが無事なんだし」
一方通行「ところでよォ…この惨状はなんだァ…?」
禁書「あっ…と、とーまがいけないんだよ!///」
一方通行「三下だァ?」
禁書「とーまが…お風呂に慌てて入ってきたりしたから…///」
一方通行「なっ!?///」
379 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:25:52.26 ID:sPYQvqwo
禁書「あっ、覗きってわけじゃないんだよ…」
一方通行「///」
禁書「ゆりこがね急に倒れたから、さけんだら、とーまが…あわてて…///」
一方通行「そ、そォーなのか…」
禁書「とーま、絶対私たちの裸みてたよ///」
一方通行「///」
禁書「顔まっかにして、チラチラゆりこのことも///」
一方通行「///」
一方通行(み、見られちまったのかァ……まァあの時みられちまうンだけどォ……三下…この身体みてがっかりしてないだろうなァ…」
-一方その頃-
上条「///」
上条「や、やべぇ…鼻血がとまんない///」
上条「百合子の身体…白くて…すらっとして……綺麗だったなぁ///」
上条「腰のあたりなんか、きゅっとしまってて、抱きしめたら折れちゃいそうで…///」
上条「あぁぁ、もうたまんねぇええ!!!」
382 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:39:55.21 ID:sPYQvqwo
-二人組みの入浴終了-
ホカホカ
一方通行「///」
禁書「///」
上条「あ、あがったのか///」
一方通行「三下ァ///」
上条「!?」ドキッ
上条(ワイシャツのみってこんなに破壊力あるのかよぉぉぉぉお!!!)
一方通行「に、似合ってるかァ?///」
上条「///」コクコクッ
一方通行「よ、よかった///」
禁書「さ、さてと私はベッドで二人で寝る準備してくるんだよ!」
上条「そ、そっかベッドで二人寝るのか」
禁書「うん!ゆりこと一緒にねるんだよ!」
上条「ふぅ~ん、そうなのか、じゃあ俺は風呂あがったら、いつもどおり風呂場で…」
383 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:47:11.60 ID:sPYQvqwo
禁書「それじゃ私いってくるんだよ、ゆりこはさっき倒れたばかりだから、そこで休んでいて」
トテテテ
上条「さ、さぁ、俺も風呂に…」
一方通行「三下ァ…」
上条「ゆ、百合子なんだ?」
一方通行「今オマエがっかりしただろォ?」
上条「……かなり」
一方通行「大丈夫だァ、アイツ寝たら、抜け出してきてお前のところいくからなァ…///」
上条「百合子///」
一方通行「せっかく泊まったンだし……一番の目的済まさないと…俺だってやだし…」
上条「お、俺だって…百合子と…」
一方通行「そんな事だからァ、できるだけ快適な場所つくってくれよなァ…はじめてなンだからな///」
上条「わ、わかった終わったら、綺麗に拭いておく!」
一方通行「それと…さっきみたかァ?///」
上条「み、見たってなにを…」ドキドキ
384 名前:たまには可愛い禁書がいてもいいとおもいます ということで休憩を・・・[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 22:52:30.44 ID:sPYQvqwo
一方通行「///」
上条「///」
ゴクリッ
一方通行「お、俺の裸だよォ…///」カァァ
上条「あの、その……みました、ばっちり///」
一方通行「さ、三下ァァ///」
上条「ご、ごめんなさい///」ビクッ
一方通行「…で、どうだったァ?がっかりしたかァ?///」
上条「むしろ、期待以上で……その、たまらなかった…」ポツリッ
一方通行「にゃァァァああああ!!!////」
上条「お、おちつけよ」
ぎゅっ
一方通行「///」
上条「今夜は暴走しないように、ずっとこうしてやるからな」
一方通行「は、離すンじゃねェぞ、絶対に///」
387 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:16:07.79 ID:sPYQvqwo
一方通行「と、とりあえず、早く風呂はいってこいよォ…」
上条「それじゃいってくる」
一方通行「それじゃさっきと一緒だろォがァ」
上条「あっ、それじゃあとで」
一方通行「あとでな」
バタンッ
一方通行「さ、さてと……俺も心の準備を」
トテテテ
禁書「準備できたよーあれ?ゆりこ…また顔赤いよ?」
一方通行「だ、大丈夫だァ…」
禁書「そう?」
一方通行「あァ…」
一方通行(三下と今夜……まではもう気絶なンかできねェぞ!)
禁書「それじゃ向こうにいこう?あっちで一緒にあそぶんだよ」
一方通行「はいはい、遊ンでやるから袖つかむなァ、三下のシャツ伸びるだろォ…」
388 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:17:48.29 ID:sPYQvqwo
-上条入浴中-
カポーン
上条「はぁ…今夜とうとう」
上条「……俺こそ、百合子に嫌われないかな…」
上条「…」チラッ
上条「ふ、普通よりかは大きいと思うんだけど…」
上条「……」
上条「…だ、大丈夫だよな」
上条「…それにしても百合子の格好、インデックスがいなかったら、あの場で襲ってたな///」
上条「あれは反則だろ…」
上条「白い肌に、ぶかぶかのシャツ…、そでからちょこっとでた指先…」
上条「下は下着のみで、動いたらその下着も見えそうな…」
上条「あっ///」
上条「落ち着け、まだ早いぞ…///」
上条「素数を数えるんだ…」
389 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:21:56.83 ID:sPYQvqwo
禁書「だからね!これがね」
一方通行「判ったわかったって」
ガチャァ
-上条「ふぅ…さっぱりした」
一方通行「でてきたかァ?」
禁書「とーまでてきたね」
テクテク
上条「あがったぞ」
一方通行「風呂はァ?」
上条「今換気扇フル稼働で乾かしてる、あと1時間も経てば布団敷けるとおもう」
一方通行「そォか、じゃあと1時間ここで何かするかァ」
上条「お前ら何してたの?」
禁書「トランプ!ねぇ、とーまきいて!ゆりこはとーまと違ってトランプすごいんだよ!」
上条「そりゃ……上条さんと違って不幸属性ないし…」
一方通行「そンなンじゃねェよ、これはコツがあンだよ……しゃーねェな、三下教えてやっからこい」
390 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:26:31.84 ID:sPYQvqwo
-トランプ中-
一方通行「オラ!俺がまた一番だァ!」
禁書「むぅー」
上条「おっ、俺が二番っと!」
禁書「えぇ!!!」
一方通行「なァ?コツだろォ?」
上条「そうだな、確かにコツだ」
禁書「とーまだけずるいんだよ!ゆりこ、私にも教えて欲しいかも!」
一方通行「どうする?」
上条「教えないと上条さんが噛み付かれるので教えてあげてください…」
禁書「とーま、話がはやんだね」ニコッ
一方通行「ホント、どっちが家主でどっちが居候だかわかンねェな…」
上条「だろ…はぁ~ふk…」
一方通行「不幸だァ…は禁止だって…」
禁書「そうだよ!二人に囲まれて不幸だとかゆるさないんだよ!」
391 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:33:40.96 ID:sPYQvqwo
一方通行「…三下ァ?」
禁書「とーまぁ?」
上条「…は、はい……し、幸せだぁああ」
一方通行「よし」
禁書「許してあげるんだよ!」
上条「ったく、なんだこの息のあった連携は」
一方通行(同じ三下を好きなモン同士の連携だなァ…)
禁書「なんでなんだろうね…」
上条「何か仕込んでたわけじゃないのか」」
一方通行「三下が風呂入ってる間ずっとこれだしなァ?」
禁書「うん、ずっとトランプで遊んでたんだよ」
上条「まぁ二人がこんなに仲良くなってくれて俺も嬉しいよ」
一方通行「三下の身内みたいなもンだし、俺にとっても身内だろォ?」
禁書「そうだね、ゆりことわたしは家族みたいモノだよね!」
上条「まぁ、いずれ本当にそうなるといいな」
393 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:39:41.47 ID:sPYQvqwo
上条「そろそろ、風呂場乾いたかな」
一方通行「もうそンなになるかァ」
禁書「楽しいと時間が経つのが早いんだね、ゆりこと一緒だと楽しいんだよ!」
一方通行「そォーか?」
禁書「ゆりこは楽しい?」
一方通行「まァ、楽しいな…」
禁書「よかった、ねぇーとーまも私と一緒で楽しいよね?」
上条「噛まないでくれたらな…」
禁書「うー」
上条「それじゃ風呂場みてくる、そっちもそろそろ寝る準備しておけよ」
一方通行「オウ」
禁書「わ、私だって、そんなに沢山噛み付いてるわけじゃ…」
一方通行「……あれで少ないとおもってンのかよ…」ソ
禁書「えぇーこれでも減ったほうだよ?」
一方通行「昔は一体…どンくらい三下噛まれてたンだかァ…」ゾクッ
394 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:43:21.25 ID:sPYQvqwo
上条「十分乾いたな、これなら布団を敷いてっと」
ガチャッ
上条「乾いてたから布団持ってくぞ」
一方通行「あ、あァ、こっちも準備できた…」
禁書「それじゃとーまおやすみ」
上条「おやすみ、ゆりこもおやすみ」
一方通行「三下、おやすみ」
上条「それじゃ」
カチッ
一方通行「さ、さーて寝るかァ」
禁書「ねー、ゆりこ」
一方通行「ン?」
禁書「誰かと寝るの久しぶりなんだよ、だからちょっと…もうちょっとそっちいっていいかな…」
一方通行「好きにしろ…」
禁書「ありがとね…」ピタッ
396 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:50:21.48 ID:sPYQvqwo
上条「準備おk…あとはインデックスが早く眠りにつくのを祈って待つだけだ…」ドキドキ
………
禁書「それでね、とーまがね」
一方通行「ほォー三下がかァ」
禁書「うん、すごかったんだよ?いつも病院いったりきたりで、数ヶ月前なんか病院居るほうが長かったくらい」
一方通行「よ、良く今まで生きのびれたなァ…いつも不幸だとか言ってるわりに…」
禁書「そうなんだよね、いつもはらはらさせられるんだよ」
一方通行「今後俺もそういう気持ちになるンだなァ…」
禁書「そうだね、大丈夫、とーまは必ず帰ってくるから、大丈夫なんだよ!」
一方通行「そうだなァ…アイツがそういう大事な約束はやぶらないってのは俺もしってるし…」
禁書「そうなんだよね、小さな約束、いっつもわすれちゃうんだけど…」
一方通行「そンな感じだなァ…」
禁書「でも最近はゆりこ、優先なんじゃないかな?」
一方通行「ンー、あンまり極端じゃないとおもうぞォ?」
禁書「そうかなぁ?」
398 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23:56:50.58 ID:sPYQvqwo
一方通行「アイツはそんな小さいやつじゃねェ…ちゃンとその辺りは考えてるって…」
禁書「そうだよね…うん、そうなんだよね」
一方通行(それにしても、こいつ中々寝ないなァ、昼寝散々したせいかァ?)
禁書「でも、そういう風に気がつくゆりこってホントとーまとお似合いだよね…とーまが好きになるわけわかっちゃったかも…」
一方通行「そ、そンなたいしたもンじゃねェよ///」
禁書「悔しいけど、ゆりこだったら納得なんだよ、でもまだ……ちょっとだけ諦められないんだけどね///」
一方通行「まァ、そこまで俺も強くいえねェけどォ……」
一方通行「三下のことはまけねェーぞォ?絶対だァ」
禁書「あぅ…もうわかってるんだよ…」
一方通行「もうこンな時間かァ、そろそろ…」
禁書「そうだね、おやすみゆりこ」
一方通行「おやすみ」
禁書「あのね、寝てる間、もうちょっとくっついていいかな?」
一方通行「だから好きにしろって」
禁書「それじゃ……」抱きッ
399 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 00:01:02.21 ID:9jl5aRoo
一方通行「く、くっつくって…」
禁書「すーすー」
一方通行「抱きついて寝るって事かよォ!!」
禁書「すーすー」
一方通行「ぬ、抜けねェ…小さいのになンて力してンだァ!!」
禁書「すーすー」
一方通行「は、早く三下のところいきてェのに!!」
-その頃上条さんは-
上条「そ、そろそろかな?」ギンギン
上条「早くこないかな…」
上条「や、やっぱりはじめは、少し話して緊張をほぐしてから…」
上条「抱きしめてキスして……ゆっくり身体に触れて…」
上条「だよな、いきなり脱がしたりしたら、ムード壊れるよな…」
上条「よし、来るまでにイメージトレーニングしておこう…」
上条「百合子がきたら…こう、抱きしめて…」ブツブツ
400 名前:それじゃ今日はここまでで 禁書さんを怒らないでくださいね![sage] 投稿日:2010/03/08(月) 00:09:05.60 ID:9jl5aRoo
一方通行「く、クソォ」
禁書「むにゃむにゃ…」
一方通行「な、なンだよこれェええ」
禁書「すーぴ、すーぴ」
ぎゅうぅ
一方通行「ぐォォお、き、きつくなりがったァ」
一方通行「ふ、不幸だァァ!!」
………
上条「ん?何か聞こえたような…気のせいか?」
上条「今のはおかしいな、よしシーン32からやり直し」
上条「ゆっくり、シャツの中に手を入れて…」
上条「こう、じっくり、優しくなでるように…」
上条「ここで、すっと、ホックをはずして…」
上条「きゃぁって顔する、百合子にキスして…」
二人の努力もむなしく…
この夜、二人が顔をあわせることはなかった……
420 名前:vipにスレがたってた、規制復活してた、書き込めなかった、悲しい[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:41:32.76 ID:9jl5aRoo
-翌朝-
上条「百合子を…こう抱きしめながら……」
上条「完璧だ……これでイメージトレーニングは終わった…」
上条「あとは、実践だけ…だ…」
バタッ
上条「ぐー、ぐー」
-部屋の方-
一方通行「もうチョイだァ…」
禁書「すーぴー、すーぴー」
一方通行「三下とォ……今日こそ…」
バタッ
禁書「すーぴー、すーぴー」
一方通行「ふへへへ、三下ァ…そ、そンなにされると…俺はァ…」
一方通行「あ、ァン///」
禁書「すーぴー、すーぴー」
421 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:50:28.44 ID:9jl5aRoo
ぐぅ~ぎゅるぎゅる、ぐぅぅ~
禁書「…おなかすいた」ムクッ
一方通行「すー、すー、そンなとこなめンなよォ…」ニヤニヤ
禁書「……うー」
禁書「ゆりこ、ゆりこー、ご飯つくってほしいんだよ」
ゆさゆさ
一方通行「さ、三下ァ…激しすぎンぞォォォ///」
禁書「ゆりこ、そろそろおきてほしいんだよ、おなかすいたぁ~」
ゆさゆさ
一方通行「ン…」
禁書「ゆりこ、ゆりこ!」
ゆさゆさ
一方通行「ァァ?あれ、三下はどこだァ…」
禁書「とーまならきっとまだお風呂で寝ていると思うんだよ?」
一方通行「チッ、夢かよ……」
422 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 19:59:03.39 ID:9jl5aRoo
一方通行「ったく、取りあえず三下起こしてからだなァ…」
禁書「とーまおこしてくる!」
一方通行(まてよォ…)
一方通行「オイ、待てェ、俺が起こしてくる」
禁書「ごはんはぁ?」
一方通行「す、少しまってろォ…」
禁書「…ぶー」
一方通行(三下がァ、寝てるってことは……)
スタスタ
ガチャッ
一方通行「……」ゴクリッ
上条「ぐーが、ぐーが」
一方通行「こ、これはァ…キスとか三下の身体触るとかァ…やり放題だなァ」ニヤッ
スゥー、ピトッ
一方通行「三下ァ…///」
423 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:04:31.26 ID:9jl5aRoo
ちゅっ、ちゅちゅっ
一方通行「///」
上条「うへへへへ」
一方通行「昨日我慢したぶン、少し位いいよなァ…///」
ちゅぅ~~~
上条「…は…ぁ」
一方通行「三下、三下ァ~///」
スリスリ
上条「んぁ…」
一方通行「お、おきたのか?三下ァ…///」アセアセ
上条「…ゆ、り…こ?」ぼぉ~
一方通行「よ、よォ、おはよォー」
上条「ゆりこぉぉぉ」
だきっ
一方通行「オイ!!///」
424 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:09:31.10 ID:9jl5aRoo
上条「夢の続きかなぁ~」ニコニコ
一方通行「オイ、三下落ち着け///」
上条「それじゃ、シーン32からおさらいだ」
一方通行「シーンがなンだよォ///」アセアセ
上条「ゆっくり、シャツの中に手をいれて…」
すぅー
一方通行「さ、三下ァ…ね、ねぼけてるのかァ!?///」
上条「ここで、じっくり円を書くように撫でて…」
すすっ
一方通行「ば、ばか、やめ…ァッ」
上条「そして…」
プチッ
一方通行「ひゃあっ///」ビクッ
上条「百合子…」
ちゅぅ~
425 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:18:12.87 ID:9jl5aRoo
一方通行「///」とろ~ん
上条「そのあとに…」
もにゅっ
一方通行「…ッ」ビクッ
上条「優しく…包むようにもみあげて…」
はむっ
一方通行「はゥ…///」
一方通行(…や、やべェ、もうどうでもしてくれって感じだぞォ……///)
上条「この、夢リアルだな…」
はむはむ…かりっ
一方通行「ッ…ァァ!!」
-禁書「ゆりこぉ?とーままだおきないのかな、わたしがたたき起こすんだよ!」
一方通行「わ、忘れてた!!三下おきろォ!やべェぞ!!!」」アセアセ
上条「あとは……下のほうを…」
一方通行「起きろっつってンだよォォォ」
426 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:26:25.73 ID:9jl5aRoo
トテテテ
-禁書「もぉ、とーまはゆりこに迷惑かけちゃだめなんだよぉ?」
ガチャッ
一方通行「…あっ」
禁書「……」
上条「百合子ぉ~はぁはぁ」
禁書「あっ…あれ…?」
一方通行「も、もうおきるからな…///」カチコチ
上条「上条さんのここはもう起きてます!」エッヘン
一方通行「三下ァ、な、なにだしてンだよ///」
禁書「ご、ごめん///」
バタンッ
禁書「邪魔してご、ごめんなさい///」
一方通行「いや、流石に朝っぱらから風呂場でそれはねェーから///」アセアセ
一方通行「さ、三下も…いい加減目を覚しやがれッ!」ガンッ
427 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:35:23.05 ID:9jl5aRoo
-朝食中-
上条「…」ヒリヒリ
一方通行「…」
禁書「…」オドオド
上条「…」ヒリヒリ
一方通行「…」
禁書「ね、ねぇ、ゆりこ、わ、私の事、気にしないでつづけてもよかったんだよ…?」オドオド
一方通行「……そういいながらあの時、扉少しあけて…ガン見してたじゃねェーか…」
禁書「だ、だって…私だって……その…とーまのあれ興味あるし…///」モジモジ
上条「なっ///」
一方通行「テメェ顔赤らめてンじゃねェーよ///」ガンッ
上条「くぉぉ」
一方通行「オメェもさらりと危ない発言すンな!」
禁書「だ、だって……今後のために…私だって…///」モジモジ
一方通行「み、見られてできるはずねェーだろうがァァァァ!!///」
428 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 20:51:54.77 ID:9jl5aRoo
禁書「そ、そうだよね…だったらゆりこ、耳貸して」
一方通行「ン?」
上条「あれあえ、上条さんには秘密の話ですか?」
禁書「こ、これは女の子同士の内緒話なんだら、とーまあっちいっててほしいんだよ!」
上条「まだ飯くってんだけど…」
禁書「…とーま?」ギロッ
上条「な、なんだよ…」ソソクサ
タッタタタ
一方通行「で?」
禁書「ゆ、ゆりこ、もしかしてなんだけど……昨日私邪魔だったかな…?」
一方通行「なにを…」
禁書「とーまと…今朝みたいなことしたかったんだよね?///」
一方通行「お前、なにをいきなり」アセアセ
禁書「違うの…?」
一方通行「………いわなきゃダメか?///」
429 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:00:31.43 ID:9jl5aRoo
禁書「いってほしい、それ次第で私にも考えがあるんだよ?」
一方通行「……そうだ、三下としたかった」
禁書「そうなんだよね…」
一方通行「こ、これを聞いてお前何するってンだよ…」
禁書「昨日私がゆりこを抱きしめて寝たから…抜け出せなかった…そういうことだよね」
一方通行「…ン、まァそォいうことになるなァ…」
禁書「…」
一方通行「だから、これいったからって何が」
禁書「うん、わかったんだよ!ご飯たべたらあいさのところにでも遊んで来るんだよ!」
一方通行「ン?」
禁書「わ、私は夜まで帰らないから、だから…昨日のこと許してくれると嬉しいんだよ…?」
一方通行「お、お前…」
禁書「ごめんね、ゆりこ…せっかくの……邪魔しちゃって…」
一方通行「も、もォいいって、別にそンな気をつかわなくても」
禁書「でも…」
430 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:05:53.78 ID:9jl5aRoo
一方通行「夜はまぁそうかもしれねェけどォ……今朝のは三下が…寝ぼけてムードもなしに暴走しただけなンだしィ…」
禁書「それだけじゃなくてね、できれば…」
一方通行「あァン?」
禁書「ゆりこのあとで……一回だけ私にもとーまとさせてくれると…嬉しかったりするんだよ…」
一方通行「ば、馬鹿いうなァ!!そ、それだけはダメだ!ダメだ!ダメだァァァ!!///」
禁書「あぅぅ…」
一方通行「……当たり前だろォ///」
禁書「わかった…それじゃ、今夜ね、ゆりこととーまがが一緒に寝てね…」
一方通行「泊まるとはいってねェだろ!それに、もう着替えねェし…」
禁書「クールビューティにもってきてもらえばいいんだよ!」
一方通行「……」
禁書「話つづけるね、それでね、二人が一緒でいいから、くっついてていいから…私もとーまの背中にくっついて寝かせてくれないかな…」
一方通行「……」
禁書「ダメ?」
一方通行「判った、一緒に寝るだけだかンな!」
431 名前:禁書は良い子だとおもいます 休憩、ちょっと眠い[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:14:51.24 ID:9jl5aRoo
禁書「うん、それだけでいいんだよ」
一方通行「ったく、あとで着替えとりにいかねェと…」
禁書「それじゃ、交渉成立だね!」
一方通行「な、なンか、余計な気ィ使わせちまってわるかったな」
禁書「その分、夜楽しむからいいんだよ!それと…」
一方通行「それとなンだァ?」
禁書「養子になったらとーまと一緒にお風呂入ったりしちゃうんだよ!///」
一方通行「…オイ」
禁書「そういうわけだから、遊んで来るんだよ!ご馳走様」
トテテテ、ガチャッ
バタンッ
一方通行「ま、待て!爆弾発言してにげンじゃねェよ!!」
上条「ん?アイツどこかいったのか?」
一方通行「……」
上条「さて、飯の続きだ!」
436 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 21:33:33.65 ID:9jl5aRoo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1268038671/
ってミサカはできる女をアピールします
438 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:13:16.11 ID:9jl5aRoo
上条「むしゃむしゃ」
一方通行(ふ、二人きりかァ…)
上条「むしゃむしゃむしゃ」
一方通行(完全な二人きりって…初めてじゃねェか?)
上条「むしゃむしゃ」ゴックン
一方通行(学校の昼休みとか位だし…)
上条「はぁ~、くったくった、やっぱり百合子のつくるご飯はうまいな」
一方通行「…」
上条「百合子どうした、さっきから黙って」
一方通行「あ、あァ、なンでもねェ…」
上条「とにかくご馳走様でした」
一方通行「お粗末様でしただァ…」
一方通行(二人きりだって考えると……意識しちまう…)
上条「ごくごくごく、ぷはぁ~」
一方通行「…」ゴクリッ
440 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:29:25.32 ID:9jl5aRoo
上条「インデックスのヤツどこいったんだ?」
一方通行「どっか遊びにいくっていってたぞ…」
上条「飯も途中でか?今日嵐にならねーだろうな…」
一方通行「……」
上条「まぁすぐ戻ってくるだろ、腹へったら」
一方通行「いや、すぐじゃねェーとおもう…」
上条「なんでだ?」
一方通行「アイツがァ……夜まで帰らないって言い残していったからァ…」
上条「え?あいつが?まさか」
一方通行「本当だ…」
上条「って、ことは……夜まで…」
一方通行「二人きりだぞォ…」
上条「…マジ?」
一方通行「しつけェな」
上条「……百合子」ガタッ
441 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:37:38.70 ID:9jl5aRoo
一方通行「まてまて」アセアセ
上条「せ、せっかく二人きりなんだから…」
一方通行「二人きりだからっていきなりは…だなァ…///」モジモジ
上条「いいじゃんかよ!」
一方通行「…ちったァームードってもン考えやがれ!///」
上条「……あっ」
上条(イメージトレーニングでやったところだろ!馬鹿馬鹿俺!)
一方通行「だからな…」
上条「わるかった、とりあえず二人きりを満喫しようぜ」
一方通行「…三下ァ」
上条「まずは、この片付け終わったら俺の部屋で色々話そうぜ」
一方通行「…」コクンッ
上条「そうと決まれば片付け片付け!」
一方通行「だな!」
ガチャガチャ
442 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:41:58.54 ID:9jl5aRoo
-とあるバカップルが居る部屋-
上条「この写真がさ、この前家族で海に行ったときの写真で」
一方通行「ほォー」
上条「これがうちの父さんと母さん」
一方通行「…そっか」
上条「で、これが…」
一方通行「あの白いのが写ってンなァ…」
上条「あははは、一応アイツもついてきたから…」アセアセ
一方通行「別に怒りやしねェーよ」
上条「そ、そっかあはははは」
一方通行「だがァ…今度は俺と一緒にいこうなァ…///」
上条「も、もちろん」
一方通行「そン時は、三下の両親に挨拶できるといいなァ…」ポツリッ
上条「///」
一方通行「///」
443 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 22:50:26.77 ID:9jl5aRoo
ドサッ
上条「あ…宿題…忘れてた…」
一方通行「あァ?まだやってねェのかよォ…」
上条「だって、やる暇が…」
一方通行「復習とちょっとした予習なンだから、15分もありゃ終わるだろォ?」
上条「上条さんの頭をあまくみてませんか?」
一方通行「…ったよ、教えてやっから出してみろ」
上条「百合子、愛してるぅぅぅう」
一方通行「ば、馬鹿そンなことより早く終わらせるぞ!///」
上条「はいはい、えっとシャーペンは…」
ガサゴソ、カチカチッ
上条「それじゃお願いします、百合子先生」
一方通行「先生…」
上条「早くお願いしますよ、百合子せんせっ」ニコッ
一方通行「…ゴホンッ、あァ…よォーし、三下ァ生徒、先生が教えてやるからしっかりついてきやがれ!」
445 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:02:14.14 ID:9jl5aRoo
-女教師一方通行-
上条「うーん…」
一方通行「三下くン?ここはさっき教えたところでしょォがァー!」
上条「あっ、代入すればいいのか!」
一方通行「うン、正解!」ニコッ
上条「///」
一方通行「三下くン、はい次」
上条「は、はい!次は…これもここに代入してこの値を求めて…」
一方通行「やれば出来るじゃないかァー!」
上条「はい!先生のおかげです!」
一方通行「///」
上条「よーし、次もがんばるぞ!」
一方通行(い、いいじゃねェかァ…こういうのも…)
上条「…」カキカキ
一方通行(なンか……こういう主導権握るのは…こォ…ゾクゾクというかァ…)
447 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:08:16.27 ID:9jl5aRoo
-30分後-
上条「終わったぁああ!」
バタンッ
一方通行「終わったからってェ…寝転ばない!」
上条「はい、はーい」
一方通行「まってろォ、答えチェックするから」
上条「いいよ、宿題なんだし」
一方通行「俺が教えて間違ってたら、俺が凹むだろォーが」
上条「そんな気にしなくたって…」
一方通行「いいから少しまってろォ…」
一方通行(えーっとこれはァ…○っと)
一方通行(これも○だなァ…これもだ)
一方通行(ンー教えれば全部できるじゃねェーかァ…こいつ応用力はあるな…)
上条「それで、どうなんだ?」
一方通行「まァまァだな、全部正解だ、まァ俺が教えてンだし、当然だけどな」
448 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:14:02.27 ID:9jl5aRoo
上条(…よ~し)
上条「せんせっ!全部できてたんだよね?俺」
一方通行「だからそういってンだろォ?」
上条「だったら、ご褒美くれませんかね」ニカァ
一方通行「ご褒美だァ?」
上条「できれば…これで…」唇指差し
一方通行「…ったく、わがままな生徒だなァ///」
ちゅっ
一方通行「これでいいだろォ?///」
上条「足りないよ!先生!」
ガバッ
一方通行「お、オイ、三下ァ///」
上条「もっと、もっと…」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「…結局いつもと一緒じゃねェーか///」
449 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:26:59.62 ID:9jl5aRoo
上条「ごめん、でも…百合子がかわいくて…」
一方通行「せっかく、俺が主導権握って…せめようかとォ…って、しまった///」
上条「え?百合子が主導権とって…なんだって?」
一方通行(つい、口に出しちまった///)
上条「そっかそっか、それじゃ…さっきの設定のままで…」
上条「先生!俺先生のこと考えるだけで、心がこう…苦しくなっちゃって…」
一方通行「……」
上条「ごめんなさい、だから無理矢理こんなことを…」
一方通行「さ、三下くン…別に先生は…イヤってわけじゃないンですよォ…」
上条「先生、それって…」
一方通行「俺だってェ…三下くンの事…気になってましたしー」
上条「…」
一方通行「だけどォ、やっぱり、生徒と先生の関係だと…よくねェーと思ってしまって」
上条「先生!俺…本気なんです!」
一方通行「わ、判った…先生がァ…色々教えてあげる…///」
450 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:35:52.87 ID:9jl5aRoo
上条「百合子先生…?」
一方通行「三下くン、大人しくしてるンだぞォ?」
ちゅっ
一方通行「///」
ちゅっちゅっちゅ
上条「先生俺…」
一方通行「だ~め、まだ大人しくしてンのォ///」
ちゅっちゅっちゅっちゅ
一方通行「三下ァ///」
上条「百合子…先生…」
一方通行「……もう少し、もう少し…キスさせろ」
上条「今日はそういう設定だしな」
一方通行「///」
ちゅっちゅっちゅ
一方通行「三下ァ…好きだァ…///」
452 名前:暴走しすぎましたすみません[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:38:43.44 ID:9jl5aRoo
ちゅぅぅ~
上条「ゆ、百合子…ごめん、そろそろ限界」
一方通行「//」コクンッ
上条「ここからは…俺が…」
一方通行「///」ゴクリッ
上条「百合子…」
一方通行「…!?」
ガバッ、ドンッ
上条「な、なんだよ、いきなり」
一方通行「三下ァ…ごめン…」
一方通行「あれ、来ちまったァ…///」
454 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:42:28.72 ID:9jl5aRoo
上条「あれって…」
一方通行「…あれって言えばわかンだろォ///」
上条「あーあれか、あれね…」
一方通行「あァ…///」
上条「えっ…?えええええええええええ」
一方通行「だ、だからごめンって///」
上条「そ、そんなぁぁぁ」ガクッ
………
……
…
上条「…」ショボーン
一方通行「三下ァ…本当にごめンなァ…」
上条「…」
一方通行「その辺り俺がもっとしっかり把握しておけば…こンなことには…」ズーン
上条「いや、ごめん俺こそごめん、百合子のせいじゃないし、仕方ないことだよな」アセアセ
455 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:47:07.93 ID:9jl5aRoo
一方通行「でもよォ、三下…」
上条「いいんだよ、ホント」
一方通行「でも…」
上条「身体だけが目的じゃないからな、俺は百合子が好きなんだ、心も身体も」
一方通行「三下ァ…」ウルウル
上条「だから、今日はまぁ仕方ないよ」
一方通行「つ、つらくないのか…その、男って…色々///」
上条「あっ…まぁつらいっちゃつらいけど、死ぬわけじゃないし、今は百合子の身体の方が心配だからな」
一方通行「三下ァ」
だきっ
上条「百合子、大丈夫、今日だけってわけじゃないから」
一方通行「三下ァ~三下ァ~」
上条「ほら、俺達つきあってるんだろ?そしてこれからもずっと付き合っていくんだし」
一方通行「…あァ」
上条「だから、慌てないで、ゆっくり…そうゆっくりいけってことなんだよ今回の事は」
456 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:52:18.27 ID:9jl5aRoo
一方通行「俺本当に、三下でよかったと思う…」
上条「俺も百合子でよかったとおもうよ」
一方通行「三下ァ…好きだぞ…」
上条「俺も、百合子の事が好きだ」
一方通行「暫くこのまま、抱きしめててくれるか」
上条「イヤっていうまで抱きしめててやるよ」
一方通行「そっか…それなら、暫く…」
上条「あぁ…」
ぎゅぅぅ
一方通行「今日できなかったけど…幸せだぞォ…」
上条「幸せだな…もう不幸なんて気軽に口にできないな」
一方通行「あァ、不幸なンて言葉忘れてくれ…」
上条「努力する」
一方通行「努力じゃなくて、忘れろっていってンだろ…」
上条「…だから努力するって」
一方通行「…チッ、それで勘弁してやるよ」
458 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23:57:07.40 ID:9jl5aRoo
-暫くして-
一方通行「そうだ!」
上条「どうした、急に」
一方通行「あの白いチビと約束があるンだった」
上条「インデックスと約束?」
一方通行「今夜もとまって……その…」
上条「え?また泊まってくれるのか?」
一方通行「それで、今日は…このベッドで…」
上条「またインデックスと寝る約束か、仲いいなお前ら」
一方通行「それと、三下と一緒に三人で寝るって約束を…したンだけどォ…」
上条「…え?」
一方通行「だからァ、このベッドで三下と俺とチビの3人で寝るって約束をだなァ…」
上条「さ、三人で寝るだと!?」
一方通行「そ、そうだけどォ…いやか?」
上条「イヤじゃないけど、せまいだろ…かなり…」
459 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:03:43.01 ID:U1YzmQAo
一方通行「お、俺と…三下がぴったりくっついてェ…チビが三下の背中にくっつけば…なンとかなンだろ…///」
上条「ぴ、ぴったりぃぃぃ?」
一方通行「今みたいに抱きしめて寝てくれればいいンだよ…///」
上条「そ、そっか…そっかそれならいけるよな…ってインデックスのいる前でかよ!!!」
一方通行「べ、別に何かするわけじゃねェーし、いいだろ///」
上条「俺が百合子を抱きしめて何もしないでいられるとおもいますか?」
一方通行「…おもわねェーな」
上条「でしょでしょ!絶対無理無理!絶対何かしちゃう!」
一方通行「でも、さっきアレきちまったし…」
上条「あ…」
一方通行「ち、チビが寝たら…キス…とちょっとだけ触る位なら許してやンよ…今日のお詫びに…///」
上条「べべべべべ、別にいいって///」
一方通行「期待してるって顔に書いてある…」
上条「う、嘘?」
一方通行「嘘だぞッ」
460 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:16:26.97 ID:U1YzmQAo
上条「ちっ、嘘かよ……それじゃ…キス位するかも…こっそり」
一方通行「我慢できなくなったら言えよ…」
上条「大丈夫、これでも上条さんはつよいんですよ?」
一方通行「知ってるよ…」
上条「ありがとうございます」
一方通行「余裕ぶりやがって、そのうち、俺の魅力で1分も我慢できないようにしてやるからな!」
上条「喜んで」ニカッ
一方通行「……面白くねェ///」
上条「それで、着替えとかはどうするんだ?流石に…同じのってわけにも」
一方通行「おっとそれだ、着替えとりに少し帰るから、こっちに戻るとき買い物したほうがいいンじゃねェかってな」
上条「そうだな、ちょっと食材も買い足さないと」
一方通行「それじゃ早めにでるかァ?」
上条「この感触を味わっていたいところだけど、そうするべきだな」
一方通行「…また味あわせてやるよ…いくらでも」
上条「学校でも味わいたいな…」
461 名前:この辺りで今日は[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 00:26:08.59 ID:U1YzmQAo
一方通行「ば、馬鹿、停学とか食らうかもしンねェーぞ」
上条「百合子と一緒なら…」
一方通行「ったく、お前休みただでさえ多いみたいなンだから、一緒に卒業できなくなったらどうするンだよ」
上条「冗談だって、間にうけるなよ」
一方通行「お前の場合、笑いながらやりそうで怖い」
上条「流石に俺だってTPOをわきまえてだな…」
一方通行「今朝寝ぼけて風呂場で襲い掛かってきた三下はどこの三下でしたっけェ?」
上条「……ごめんなさい私が悪かったです」
一方通行「とにかく、いくぞ」
上条「それじゃ戸締りしてくるわ」
一方通行「俺も持ってかえるものまとめてくる」
-一方その頃-
打ち止め「あーミサカも一方通行と一緒にあそこで遊びたい!てミサカはミサカは駄々こねてみるー」
黄泉川「ばかいうなじゃん!せっかくらぶらぶな雰囲気だしてそうなのに」
芳川「邪魔しちゃだめよ?あの子がやっと本気で行動してるんだから」
474 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:36:29.54 ID:U1YzmQAo
-黄泉川の部屋の前-
上条「えーっと…」
スッ
一方通行「押さなくてもいいだろ、俺がいるンだから」
上条「そういやそうだったな」
ガチャッ
一方通行「…誰かいるかァ?」
トテテテ
打ち止め「あれ?一方通行、もう帰ってきたのーってミサカはミサカは少し驚いてみたり」
一方通行「服とか…取りに来ただけだ」
打ち止め「えー?せっかくパパもきてるのに、またどこか出かけちゃうのかなってミサカはミサカはぬか喜びさせられたのかなー」
上条「ごめんな、また今度遊びにきたときゆっくりするから」
ナデナデ
打ち止め「…本当だよ?」ジトォー
上条「あぁ、本当だよ」
475 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:37:44.40 ID:U1YzmQAo
打ち止め「わかった、それならミサカはミサカは我慢してみるー」
-黄泉川「ん、なんだか騒がしいじゃん」
テクテク
上条「黄泉川先生、お邪魔してm…!?」
一方通行「よ、黄泉川、て、テメェなンて格好を…」
黄泉川「あ~、いままでシャワー浴びてたからな」
一方通行「は、早く服着やがれ!」
黄泉川「なに怒ってるんだ?私の下着姿なんて見飽きてるじゃん?」
一方通行「お、俺は良くても、三下も居るだろうがァァァ!!!」
上条「///」
黄泉川「おっと、上条も居たか、すまないじゃん」
ガチャッ
-芳川「ねぇーちょっとシャンプーきれてたわよ?最後の人ちゃんといれておいてよ…」
一方通行「…よ、芳川ァァァァ!!!!」
上条「///」ボッ
476 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:39:33.82 ID:U1YzmQAo
芳川「あら、上条くん、いらっしゃい…それと一方通行もお帰りなさい」
一方通行「そンなこたァいいから、さ、さっさと風呂に戻りやがれェ!!」
芳川「いいじゃないの、この家女しか居ないんだから…」
一方通行「お前もかァァァ!!!三下が居るだろうがァァァ!!」
芳川「あら、いけないわ、ごめんなさいね…」ソソクサ
バタンッ
一方通行「…ったくよォ」
上条「///」
一方通行「オイ三下ァ?いつまで顔赤くしてンだよォ!!!!」
上条「ご、ごめん///」
一方通行「お、俺以外のは、裸で欲情すンじゃねェよ…///」
上条「そ、それは…///」
ガチャァ
芳川「それは無理でしょ、彼高校生よ?そりゃ女性の裸みたら、興奮しちゃうのも当然でしょ?」
一方通行「芳川ァァァ!死にてェのかァァァ!!!」
477 名前:誤爆したorz[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:41:40.67 ID:U1YzmQAo
黄泉川「ほら、子供からかうんじゃないじゃん」
芳川「つまらないわね…」
バタンッ
上条「///」
一方通行「ハァハァハァ…チクショウ…」
………
……
…
-百合子の部屋前-
一方通行「三下ァ…?はいってくンなよ…?」
上条「え?ダメなのかよ、前にも入ったのに…」
一方通行「入ってくンなッつッたらくンなァ!///」
上条「わ、わかったよ……あーあ…百合子の部屋またみたかったのになぁ…」
一方通行(着替えの下着とか選ンでるところのあンまみられたくねェンだよォ///)
一方通行「す、すぐ終わるから、まってろ…な?」
478 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:42:12.56 ID:U1YzmQAo
-百合子の部屋-
バタンッ
一方通行「ど、どうせみられンだろうけどォ…」
ガサッ
一方通行「流石に、まだ恥ずかしいンだよォ…///」
ガサガサッ
一方通行「はァ…なンで三下と…しようとすると…こうついてないンだろォな…」
ガサゴソッ
一方通行「三下の不幸ってのがうつったかァ…?」
ゴソゴソッ
一方通行「いや、不幸じゃねェ…三下と付き合えてるだけで十分幸せだぞ…」
一方通行「たまたまだ…たまたま…」
一方通行「だ、大丈夫…またチャンスはあるさ…」
一方通行「……でも三下…がっかりさせちまったなァ…」
一方通行「今夜ベッドで…少し甘えさせてやるかァ///」
479 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:47:29.69 ID:U1YzmQAo
ガチャァ
上条「準備できたか、それじゃ…」
一方通行「あァ…」
黄泉川「ん?どうしたそんな荷物もって……」
上条「すみません、ちょっと百合子が着替え取りに戻っただけで」
黄泉川「なにー?まさか、またお泊りか?上条!」
上条「あははは、ごめんなさい」
一方通行「///」
黄泉川「ったく…とんでもねぇガキどもじゃん」
一方通行「が、ガキ扱いすンじゃねェよォ…///」
黄泉川「ほーぉ…ガキじゃないなら…昨日とまってナニしたかこと細かく説明してもらうじゃんか」ニヤニヤ
上条「///」
一方通行「こ、このォォ…」プルプル
黄泉川「で、上条は優しくしてくれたか?」コソッ
一方通行「…いいたくねェ」
480 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:51:05.01 ID:U1YzmQAo
黄泉川「いいじゃんか、もったいぶるなよ、なぁ?」
一方通行「……ねェ」ボソッ
黄泉川「はぁぁ?」
一方通行「やってねェ…」
黄泉川「え?マジ…?」
一方通行「マジで悪かったな!アレがきちまって出来なかったンだよォォォ!!!」
上条「お、おい百合子、大声でなんて事を///」
黄泉川「あっはははははははははははははは」
一方通行「わ、笑いたきゃ笑えばいいだろ…」
黄泉川「あははははっはは」
一方通行「…チッ///」
黄泉川「一方通行…」
一方通行「ま、まだ笑いたりねェのかァ?」
黄泉川「ってことはそこまでいったんだな?」ボソッ
一方通行「…あァ」
481 名前:ごめんなさい、また仕事いってきます 戻りは早くて明日の昼間[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 17:58:32.56 ID:U1YzmQAo
黄泉川「上条とうまくいったみたいで安心したじゃん」
一方通行「うまくいってねェだろォ…」
黄泉川「なに勘違いしてるんだか、そこまでいけたってことはもう十分お前たちうまくいってるじゃん?」
一方通行「あっ…」
黄泉川「男だとそれが目的のヤツが多いし、それができないと判った途端手のひら返すヤツも少なからずいるじゃん?」
一方通行「そ、そうなのか?」
黄泉川「それに比べて、上条みてみろ?」
一方通行「ン?」チラッ
上条「な、なに?」
黄泉川「アイツ、そのことがっかりはしただろうけど、そのあともお前と今までどおりじゃん?ってことは…」
黄泉川「十分お前たちうまくいってるってことじゃん」
一方通行「そ、そォいう見方あンのかァ…」
黄泉川「これでも私大人だぞ?それくらいは判るにきまってるじゃんか」
一方通行「そのわりに男いねェーくせに…」
黄泉川「そ、それは、私につりあう男がいないだけじゃんか!!///」
497 名前:眠い[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:36:59.80 ID:N2KP4Koo
一方通行「…テメェにつりあう男ねェ…」
黄泉川「一方通行…なんだその顔は…」
一方通行「こンなこと俺が言うのもなンだけど、テメェもチョット位は色気つけたらだどうだァ?普段着がジャージは…」
黄泉川「よ、余計なお世話じゃんか!ジャージは便利なんだぞ!」
一方通行「…便利でも…男がどう思うか]
黄泉川「それに私は教師なんだから生徒を誘惑するような格好はだめじゃんか!」
一方通行「服装を変えるだけで生徒が誘惑させるだァ?」
黄泉川「一方通行だって上条を誘惑できたし、私にもできるにきまってるじゃん」
一方通行「お、俺は…///」
黄泉川「ほら上条が待ってるぞ、早くいけいけ!」
ぐいぐい
一方通行「わ、判ってンだよ…押すンじゃねェよ!」
黄泉川「オーイ、上条!一方通行返すじゃん」
上条「返すだなんて…そんなまだ俺の百合子じゃ…///」
一方通行「三下ァァァ!顔赤くして愉快なこといってンじゃねェよ///」
499 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:44:50.59 ID:N2KP4Koo
黄泉川「あっはっははは」ケラケラ
一方通行「だァァァ、また笑われたじゃねェか!三下のせいだかンな!///」
上条「なんだよそれ……さっきのなんてしらねーよ…」
一方通行「口答えすンな///」
ガチャッ、バタンッ
芳川「あれ?一方通行と上条くんは?」
黄泉川「また出かけたじゃん、上条の家に今夜もお泊りだそうだ」
芳川「えぇー?せっかく昨夜のことを根掘り葉掘り聞き出そうかと思ってたのに…」
黄泉川「あーそれがな…一方通行のやつ…」
芳川「え?まさかそんなオチだなんて…それに上条くんもさぞがっかりしたでしょうね」」
黄泉川「それに関しては、大丈夫みたいじゃん」
芳川「どういうことかしら?」
黄泉川「まぁあとでゆっくり話すじゃん、それよりも…」
芳川「なぁーに?」
黄泉川「私が女らしい格好したら、男にもてると思うか」
500 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:52:28.83 ID:N2KP4Koo
芳川「貴方が女性らしい格好…?一体どういう心境の変化?」
黄泉川「じゃ、ジャージ以外も着てみようかなーって…」
芳川「ジャージだけで20着ある貴方が?ジャージ以外?」
黄泉川「20着くらい別に普通じゃんか!」
芳川「…ないわね」ブンブン
黄泉川「…えっ?」
芳川「とりあえずジャージを何着もってて普通とかいう体育教師理論は置いといて、貴方が女性らしい格好ね…」
黄泉川「なにを置いておくって?」
芳川「そうね、スタイルは…まぁ悪くないし…その重そうな胸を強調すれば結構いけるんじゃないの?」
黄泉川「…やっぱり胸か」
芳川「でも、そんな服もってるの?ジャージだけでクローゼット埋まってそうだけど…」
黄泉川「……20着で埋まるはずないじゃんか…」
芳川「冗談よ、ためしに私の着てみる?胸きついかもしれないけど」
黄泉川「…た、ためしてみようかな」
芳川「それじゃ…」
502 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 18:58:39.53 ID:N2KP4Koo
黄泉川「ど、どうじゃん…」
芳川「うーん…」じぃー
黄泉川「あんまりジロジロ見るのはやめるじゃん…」
芳川「改めてこうみると…でかいわね…」
黄泉川「ど、どこをみてるんだよ///」
芳川「だってそれ強調するための服選びでしょ?それにしても…でかいわね」
黄泉川「そ、それは聞き飽きたから、感想いうじゃん///」
芳川「ちなみに今いくつだっけ?」
黄泉川「…ゴニョゴニョ」
芳川「な…なんですって…」
黄泉川「べ、別にサイズはいいじゃんか///」
芳川「そのサイズ作るにはどうしたらいいわけ?運動?食事?」
黄泉川「別に普通に生活してたらこうなってたじゃんか///」
芳川「まさかあの炊飯器料理にこんな副作用が……?」ゴクリッ
黄泉川「そんなわけあるはずがないじゃんよ!それでなるなら一方通行とか打ち止めもでかくなってるじゃんかぁ!!」
503 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:10:03.14 ID:N2KP4Koo
-買い物中の上条さんと一方通行さん-
一方通行「三下ァ?」
上条「ん、百合子なんだ?」
一方通行「晩飯何がいい?」
上条「そうだな…昨日は結構ガッツリ食ったし…今日は昨日よりは軽いのがいいなぁ」
一方通行「さっぱりめのものかァ……魚はいけるか?」
上条「基本的に好き嫌いはありません」
一方通行「そォーか、そうだったな…よし、晩飯は魚料理だな…」
上条「魚なら焼き魚にお味噌汁セットでお願いしたいぞ」
一方通行「…わかった、それにする」
上条「百合子大好き」
ちゅっ
一方通行「馬鹿ですか?お前は///」
上条「なんでだよ、いいだろー周りに人が居なくて二人きりなんだし」
一方通行「周りに誰も居なくてもどこからみられてっかわかンねェだろうがァァァ///」
504 名前:ごはん[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:19:12.43 ID:N2KP4Koo
-上条さんの部屋の前-
カチッ
上条「あれ、開いてるな…インデックスのヤツもう帰ってきたのか…」
ガチャッ
上条「ただいま、インデックス帰ってきてるのか?」
上条「……この靴って…」
トテテテ
禁書「とーまおかえり、ゆりこいらっしゃい」
一方通行「あァ、邪魔すンぞ…」
上条「インデックス、この靴は誰か来てるのか?」
禁書「うん、クールビューティが…」
上条「…すっかりいついてるな」
一方通行「またアイツかよ…」
御坂妹「昨夜はお楽しみでしたね、とミサカは某RPGの宿屋の店主のセリフを使います」
上条「…なっ///」
505 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:50:00.18 ID:N2KP4Koo
一方通行「…チッ、テメェもかよ」
御坂妹「ミサカも、とは…?」
一方通行「なンでもねェよ…」
禁書「クールビューティ、それがね昨日は…」
………
……
…
御坂妹「なるほど、つまり先ほどまでここで、ミサカの未体験ゾーンの行為が行われていたのですねとミサカは少々興奮気味です」
禁書「そういうことになるのかな///」
御坂妹「てっきり昨日ミサカが帰った後に行われたと思ってがっかりしてたのですが…」
御坂妹「こんなことなら、今朝忍び込んだ際に隠しカメラを仕込んでおけばとミサカはしくじったという思い出いっぱいです」
一方通行「黙って聞いてれば…こいつらは…」
上条「あのな、インデックス、御坂妹……さっきもしてないんだよ」
一方通行「三下ァァァ、余計な事いうなァァァァ!!!」
上条「えっ…やべぇ…ついうっかり…」
506 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:56:21.79 ID:N2KP4Koo
一方通行「三下…やっぱり出来なかったこと…そンなに不満なのかよォ…」
上条「そんなことあるはずないだろ!」
一方通行「そっか、それならいいンだ…///」
上条「俺は百合子が好きなんだよ」
抱きっ
一方通行「三下ァ///」
上条「百合子」
オホンッ
上条・一方通行「あっ///」
御坂妹「ミサカは少々わざとらしく、二人を現実に引き戻します」
禁書「ゆりこいいなぁ…」ジトォー
御坂妹「つまり、まだパパは…いえ、上条当麻とはそういうことが行われていないということですね、ミサカは状況を冷静に把握します」
御坂妹「さらに、ここまでの情報から上条当麻は不完全燃焼で暴発寸前ということがミサカのデータからはじき出されました」
上条「暴発すんぜんって…」
御坂妹「…ようするに、これはチャンスですねとミサカは不敵な笑みを浮かべます」ニヤッ
507 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:01:56.58 ID:N2KP4Koo
上条「チャンスって…なにが…」
御坂妹「どういうことかというと…」
チラッ
上条「はぅ///」ドキンッ
一方通行「テメェ!!」
御坂妹「こういう風にミサカが誘惑すれば…上条当麻は…」
禁書「!!」
御坂妹「さらにミサカは…じりじりと上条当麻に近づき…」
ギュッ
上条「はいっ?///」
御坂妹「ミサカは上条当麻の腕を抱き…」
上条「あ、あたってますが///」
御坂妹「ミサカはあててんのよ、気がつきなさいよ///とお決まりのセリフとともに誘惑します」
上条「///」
一方通行「テメェ!!!三下から離れやがれ!!!」
508 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:05:11.14 ID:N2KP4Koo
バッ
御坂妹「あっ…」
一方通行「テメェ、俺の三下に何しやがる!」
上条「///」
一方通行「三下もいつまで顔赤くしてやがンだよォ!」
上条「ご、ごめん」
御坂妹「しくじりました、やるなら二人きりで仕掛けるべきでしたと、ミサカの今の作戦は失敗しました」
一方通行「俺の三下が…そ、そンな色仕掛けで落ちるわけねェだろうがァァァ!!」
上条「///」
禁書「…うんしょっ」セッセ
一方通行「オイ、チビィ…テメェも何服脱ごうとしてンだよォ!!!」
禁書「…」ビクッ
上条「百合子…そんなに怒るなよな」アセアセ
一方通行「三下が…はっきりさせないからだろうがァ…」
上条「判った、はっきりさせる…」
509 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:13:19.90 ID:N2KP4Koo
上条「あのな、インデックス、御坂妹…」
上条「俺は百合子とつきあっているんだよ、だからもうこういうことはしないでくれな?」
禁書「…ごめんなさい、つい…なんだよ…」
御坂妹「…申し訳ありません、とミサカは」
上条「それに、俺は今後も百合子としか…付き合うつもりもないし……百合子としかするつもりはないから…///」
一方通行「三下の馬鹿ァァァ!!そこまで言わなくてもいいンだよ…///」
上条「だって、はっきりしろって…///」
一方通行「そこまで言うとは…///」
上条「///」
一方通行「まァ、嬉しいンだけどな///」
上条「///」
………
……
…
御坂妹「それでは上位個体が邪魔するなと五月蝿い、いや命令してくるのでミサカはこれで失礼します」
510 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:19:09.95 ID:N2KP4Koo
上条「五月蝿いって…」
禁書「クールビューティまたね」
御坂妹「また、今度です」
バタンッ
一方通行「やっと帰ったか…」
禁書「…」モゾモゾ
一方通行「どうしたァ?チビ」
禁書「あのね……」
一方通行「言いたいことがあるなら、はっきり言いやがれ!俺は晩飯の準備をはじめたいンだよ」
禁書「その、さっきはごめんなさい」ペコッ
一方通行「…そンな事かよ…いいよ…三下もはっきりいってくれたしな…」
禁書「百合子もう怒ってない?」
一方通行「怒ってねェよ…」
禁書「だったら…今日約束した通り…一緒に3人で寝てくれるかな…?」
一方通行「あァ、そういう話だったな……オイ三下ァ?どうする」
511 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:25:42.30 ID:N2KP4Koo
上条「本当に3人で寝るのか…?」
禁書「本当なんだよ?ゆりことは約束したんだし」
上条「はぁ…わかったよ、ただしさっきもいったとおり、ああいう感じのことはNGだからな?」
禁書「うん、一緒に寝てくれるだけでいいんだよ!それだけで……我慢するんだよ…」
一方通行「……」
上条「そ、そうか…」
禁書「ご、ごめんね、ゆりこ、早くご飯つくってくれると嬉しいなぁ」ニコッ
一方通行「そ、そうだな…」
………
……
…
-3人で晩御飯-
いただきます
禁書「ガツガツガツ」
上条「お前、魚骨とらないのかよ…」
512 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:33:00.29 ID:N2KP4Koo
禁書「ふぇ?もしゃもしゃ」
上条「いや、いいんだ…別に…」
禁書「がつがつがつがつ」
一方通行「……」
………
……
…
ご馳走様でした
上条「百合子どうした?ほとんど食べてないじゃないか」
一方通行「あァ…」
上条「魚苦手だったのか?だったらこっちにあわせなくても」
一方通行「そンなンじゃねェーけど…」
禁書「たまには私も後片付け手伝うんだよ」
上条「……インデックス、そろそろカナミンがはじまるんじゃないか?片付けはいいぞ、やっとくから」
禁書「そうだった…危うく見逃すところだったんだよ!」
トテテテ
513 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:39:50.68 ID:N2KP4Koo
上条「で、何か悩み事でも?」
一方通行「三下ァ…」
上条「流石に付き合って1ヶ月足らずだけど、百合子の顔から多少はわかるよ俺でも…」
一方通行「…」
上条「さっきのことか?だから俺は百合子以外とは何もしないっていったろ?信じてくれよ」
一方通行「そうじゃなくてよォ…」
上条「じゃあなんだよ…?話してくれないとはじまらないだろ…な?」
一方通行「…俺…本当にこれでいいのかってよォ…考えちまって…」
上条「このままでいいってなにがだ?」
一方通行「あいつも、チビも…本気で三下のことねらってるし…」
上条「だから、それは俺が二人にあんなことさせないって」
一方通行「……あいつらだって本気だぞ…?それを俺が邪魔していいもンなのかァ…」
上条「俺は百合子が好きなんだ!」
一方通行「…あァ」
上条「他の誰でもない、百合子だけがいいんだよ!だから回りがどうおもっていようが関係ない!」
514 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:53:49.48 ID:N2KP4Koo
一方通行「…三下ァ」
上条「それにな、俺が普段、百合子と一緒に居る時、どんなこと考えてるかしってるか?」
一方通行「…何を考えてる?」
上条「こ、こんなこというと引かれるかとおもうけど…滅茶苦茶にしたい」
一方通行「なっ///」
上条「もちろん、想像通りの意味でだ、それくらい百合子のことで頭がいっぱいなんだよ」
一方通行「///」
上条「触りたい、キスしたい、抱きしめたい、脱がせたい、色んなところを撫で回したい、舐めたい…俺だけのものにしたい」
一方通行「ば、馬鹿、そこまで細かく説明すンなよ///」
上条「そして、ヤリたい…それこそ、何度でも」
一方通行「///」ボッ
上条「もちろん、そんな百合子が嫌がることはするつもりは無いけど…それくらい百合子が好きなんだよ…」
一方通行「な、なるほどな…///」
上条「引いたか?」
一方通行「ちょ、ちょっとびっくりしたけど…三下にだったら…その…されてもいいなって…///」カァァ
515 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 20:59:00.91 ID:N2KP4Koo
一方通行「俺、何をいってるンだ///」
上条「よかった……拒絶されるかと思った」
一方通行「そンなことするはずがねェだろ…///」
上条「ありがとう百合子、だから…」
一方通行「あァ…もう俺も迷わねェ…」
………
……
…
一方通行「そ、それじゃ…風呂借りるぞ…」
禁書「とーまお先」
上条「今日は風呂場で暴走するなよ?百合子」ニコッ
一方通行「ば、馬鹿…ンなこと忘れろよ///」
禁書「大丈夫、私がいるから安心なんだよ!」
上条「はいはい、それじゃインデックス?百合子を頼むぞ」
禁書「大船に乗ったつもりで私に任せてほしいんだよ!」
516 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:05:08.84 ID:N2KP4Koo
-就寝時間-
ドキドキドキ
上条「そ、それじゃ…入るぞ?」ドキドキ
一方通行「あァ…」ドキドキ
禁書「いつでもいいんだよ」ドキドキ
上条「それじゃ…真ん中に…」
ギシッ
上条「…結構せまいなぁ」
一方通行「こ、こうやってくっつけば何とかなるだろ…」ぎゅっ
上条「ま、まぁな…」
禁書「とーま、ゆりこ?とーまの背中に抱きつくだけなら許してもらえるかな…?」
一方通行「三下どうするンだ?」
上条「お前がいいなら」
一方通行「なら……好きにしろ」
禁書「ありがと」ニコッ
518 名前:やっぱり投下の間が開きすぎて話のつながり方が甘いかな…orz[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:13:02.71 ID:N2KP4Koo
一方通行「すーすー」
上条「…」
禁書「すーぴ、すーぴ」
上条(…ね、眠れない)
上条(健全な高校生が…彼女と…もう一人の女の子に挟まれて…)
一方通行「すーすー」
禁書「むにゃむにゃ」
上条(冷静に居られるはずが無い…)
一方通行「三下ァ…優しくしろよォ?」
ぎゅぅう
上条(だ、ダメそんなにくっつかれると…///)
ムクムクッ
上条(だぁぁぁあ!完全に起きちまったぞぉぉ///)
一方通行「…な、なンだこりゃ…」
上条「ゆ、百合子起きたのか…」アセアセ
519 名前:異論は色々あるとおもいますが、生暖かい目で流してください…orz[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:20:07.30 ID:N2KP4Koo
一方通行「オイ、三下…これは…」ドキドキ
上条「ごめんなさい///」
一方通行「…そ、そォいうことか///」
上条「これでも我慢した方なんです…」
一方通行「そ、そっか///」
上条「でも、もう少しで…落ち着くから…その」
一方通行「大丈夫なのかァ?」
上条「大丈夫、何とかなるって…まだ我慢できる…はず…」
一方通行「判った…」
上条「…ふぅ」
上条(落ち着け、落ち着け…)
禁書「う~ん」ドンッ
上条「うわぁ」
一方通行「な、なンだァ?」
むにゅん♪
521 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:32:18.85 ID:N2KP4Koo
上条「あっ///」
一方通行「///」
上条「ご、ごめん…///」
一方通行「三下のせいじゃないだろォ…これは」
上条「いやそっちじゃなくて…また…」
一方通行「そういうことか///」
上条「もう一度、がんばって鎮めるから…少しだけ、あたってるの我慢してくれよな///」
一方通行「き、気にしてねェから…///」
………
……
…
-翌朝-
上条(結局…朝までループで…)
一方通行(あれから眠れなかった…)
禁書「ふぁぁ…とーま、ゆりこ、おはようなんだよ」ニコッ
522 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 21:48:32.14 ID:N2KP4Koo
上条「おはよう…」
一方通行「あァ…」
禁書「どうしたのかな?二人とも目の下にクマできているんだよ?」
上条「ちょっと寝不足でな…はっは」
一方通行「三下がな…」
禁書「なんなのかな?とりあえず朝ごはん作ってくれるとうれしいかな」ニコッ
一方通行「…まってろすぐつくってやっから…」フラフラ
上条「おい、百合子…足元ふらついてんぞ…」フラフラ
禁書「二人ともどうしたのかな…」
禁書「あっ!!そういうことなんだね///」
禁書「とーま、ゆりこおめでとうなんだよ!」
シーン
上条「…ねみぃ…」
一方通行「…だりィ…」
禁書「あれ?照れてるのかな二人とも」
523 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:08:38.99 ID:N2KP4Koo
-朝食-
禁書「いただきます!」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「とーま、ゆりこ?それ食べないなら貰っていいかなぁ?」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「それじゃ貰うね、いただきますなんだよ」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「貰っておいてなんだけど…二人ともちゃんと食べないと身体にわるいんだよ?」
上条「…」
一方通行「…」
524 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:21:57.08 ID:N2KP4Koo
禁書「ごちそうさま」
上条「…」
一方通行「…」
禁書「それじゃ二人の邪魔しないように、私はでかけてくるんだよ!」
トテテテ、バタンッ
二人が目を覚ましたのは夕方だった…
-その日の夕方-
テクテク
一方通行「…まさか寝てて一日潰れるとは…」ショボーン
上条「…予想してなかったな」
一方通行「でもまァ、楽しかった…」
上条「疲れたけど、俺も楽しかったよ」
一方通行「…それじゃまたな」
上条「あぁ、また明日学校で」
ちゅっ
525 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:32:12.54 ID:N2KP4Koo
ガチャッ
一方通行「…戻ったぞォ」
トテテ
打ち止め「一方通行ぁ…お腹すいたよぉってミサカはミサカは空腹を訴えてみる…」
一方通行「あァン?飯はどうした?」
打ち止め「昨日の夜はあるもの食べたんだけど」
一方通行「今朝は?どうしたァ?黄泉川居るだろ?靴あったぞ」
打ち止め「それが、部屋にこもってでてこないって、ミサカはミサカは異常事態を伝えてみる」
一方通行「…なンかあったのか?」
打ち止め「ドアに鍵が掛かって、わからないんだよねってミサカはミサカは空腹に耐えながら説明を…」
一方通行「仕方ねェな…なんかつくってやっから来い…」
打ち止め「やったーってミサカはフラフラになりながら、数時間ぶりの食事にあるつける喜びを全身で表現してみるー」
一方通行「…黄泉川のヤツ…何してンだか…」
-黄泉川の部屋-
黄泉川「こ、これもいけるんじゃないのか……やっぱり胸を強調するならこういう格好だよな」ドキドキ
526 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:44:40.69 ID:N2KP4Koo
-とある平日の学校-
女子「ねぇ?聞いた、黄泉川先生の話」
女子「うん、聞いた聞いた、なんだか今日はいつものあれじゃないみたいね」
一方通行(あァン、黄泉川のヤツなんかしたのかァ?)
ガラッ
小萌「えーっと皆さんにお伝えすることがあります、本日の体育はまた男女合同で行うこととなったのですよ」
男子「まじかよ…まさかまた終りまで走れってやつか?」
男子「うへぇ…また黄泉川のしごきかよ…」
一方通行「ってことはだァ…」チラッ
上条「はぁ…また黄泉川先生か…手加減してくれねーかな」
青髪「かみやん走るのはやいからいいやないか」
土御門「そうにゃーかみやんの唯一の得意分野だぜい」
上条「…てめぇらだって同じようなもんじゃねーか!!」
青髪「僕はセンセェに怒られるためにわざとこの成績なんやでー」
一方通行(三下と一緒かァ…またあの格好褒めてもらえンのかな…)
528 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:51:56.45 ID:N2KP4Koo
-校庭-
ゴクリッ
黄泉川「今日はまた男女合同で授業行う、それじゃ前回と同じように全員グランドを走るから、準備体操をするじゃん!」
男子「おい、先生ジャージじゃないぞ…?」
男子「あぁ、まさかあの黄泉川先生が…こんな服装で授業を行うとは…」
男子「どうみても、体育教師にみえないけど」
黄泉川「いっち、にー、さん、し」ボヨンボヨン
男子(あれは反則だろう///)
黄泉川(皆、こっちみてるな…私だってやればできるじゃんか///)
青髪「ぼかぁ…小萌先生から、黄泉川先生に乗り換えたくなってきたでー」
土御門「ほぉ~なかなかだにゃー、なぁ?かみやん」ニヤッ
上条「あ、あぁ///」
一方通行「なっ…!?」
上条「///」
一方通行(三下ァ…そ、その顔はどういうことだよォ!?)
529 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:59:16.91 ID:N2KP4Koo
黄泉川「にい、にー、さん、しっ」ポヨンポヨン
男子「///」
女子「男子さいてー」
青髪「つ、土御門、あ、あ、あれは僕をさそってるんだよねぇ?はぁはぁ」
土御門「いやーそれはないとおもうにゃー」
青神「ぼかぁ~もう我慢できなくなりそうやで、はぁはぁ」
土御門「…さすがにそれはやばいとおもうにゃ」
上条「///」
土御門「かみやんは彼女いるんだから、ああいうのみても顔赤くしちゃいけないとおもうぜよ?」
上条「べ、別にそんなんじゃねーよ///」
土御門「結構かみやんもむっつりだにゃー」ニヤニヤ
一方通行(ち、チクショォォォ!!)
一方通行(あンなの、ただの脂肪の塊じゃねェか!)
一方通行(三下ァァァ!こっちにもどってきてくれよォォォ!!)
黄泉川「さん、にー、さん、しっ」プルンプルン
530 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:04:11.69 ID:N2KP4Koo
-昼休み-
上条「百合子、今日の弁当はなにかな?」
一方通行「あァ…」サッ
上条「今日も美味そうだな、いただきまーす」
一方通行「…」
上条「うめぇええ」
一方通行「三下ァ?」
上条「どうした?百合子、そんな真面目な顔して」
一方通行「三下は…いや、三下もでかい胸好きなのかァ…?」
ブッ
上条「ゲホッゲホッ…いきなり何を…」
一方通行「体育の授業中、みんな黄泉川の胸に見とれてたじゃねェーか…」
上条「あ、あれはだな…」アセアセ
一方通行「どうなンだァ?やっぱりでかい胸が好きなのかァ?」
上条「いやいや、そういうわけじゃないんだけど…俺はでかいのが好きってわけじゃなんだけど…」
531 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:09:33.49 ID:N2KP4Koo
一方通行「だったらなンで…」
上条「いっても怒らない…?」
一方通行「内容によるぞ…」
上条「……あのな、男のサガってやつなんだよ…」
一方通行「あァ?」
上条「そりゃ大小どっちかの好みってのはあるだろうけど…」
上条「やっぱりああいうのは…男なら誰しも見とれちゃうってうか…」
一方通行「ってことは、お前がでかいのが好きってわけじゃねェーんだな?嫌いなのか?」
上条「嫌いじゃないけど…それに俺は百合子のそれが一番好きだし…///」
一方通行「そ、そンなことでごまかそうッたってそうはいかねェーぞ///」カァァ
上条「ごめんな、百合子」
一方通行「ったく、男ってやつは…」ブツブツ
上条「ごめん、ホント次から気をつけるからな、許してくれよ」
一方通行「こ、今回だけだかンな…」
上条「ありがとう、百合子愛してるよ」
532 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:19:00.95 ID:N2KP4Koo
-一方通行の苦悩-
一方通行(でも、男なら反応しちまうってことは…)
一方通行(三下だって…頭でわかってても身体が反応しちまうってことで…)
一方通行(…つまり、ああいうのがせまってきたら、♂としての本能が…)
ゴクリッ
一方通行(そ、そンなのはイヤだぞ!)
一方通行「俺も胸がでかくするしかねーのかな…」ポツリッ
ペタペタッ
一方通行「はぁ~」
一方通行(でも、どうすりゃ…いいンだァ?)
一方通行(手っ取り早いのはデカイやつらに聞くことだろうが…)
一方通行(…黄泉川には聞きたくねェ…)
一方通行(芳川も…絶対アイツ笑いやがるな…)
一方通行(…本屋でも寄って、それっぽい本でも探してみっか…)
一方通行(間違い起こす前になンとかしねェと…)
534 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:34:21.63 ID:N2KP4Koo
-放課後-
上条「百合子、帰ろうぜ」
土御門「かみやん、ホント彼女できてから付き合い悪くなったにゃー」
青髪「ホンマやで、僕らのことはもうどうでもいいんやね…」
上条(…うわ…めんどくせ…)
一方通行「ま、待たせたな…」
上条「それじゃ、帰ろうか」
一方通行「あァ…」
ぎゅっ
土御門「あ~、校門でたとたん手をつないでるにゃー」
青髪「…かみやん、僕も早くそっち側にいきたいんやで…」
………
……
…
上条「とりあえず、食材はこんなもんでいいかな…」ガサッ
535 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:39:41.65 ID:N2KP4Koo
一方通行「まだこの前かった肉とか残ってるしな」
上条「それじゃ百合子を送り届けたら、いったん禁書を呼びに戻ってと」
一方通行「あァ、今日はここでいいよ…」
上条「ん?どうした、急に」
一方通行「そ、その食材だけもってあとでうち来てくれよ、ちょっと俺は寄りたいところがあるからよ」
上条「付き合うぞ?別にこの後飯くいに行くだけだし、予定もないから」
一方通行「い、いいンだよ…」アセアセ
上条「ん?どうした、トイレでもいきたいのか?」
一方通行「な、何いってやがる!」
上条「ごめんごめん、なんか慌ててるようだったから」
一方通行「とにかく、俺はすこし寄りたいところあるからいくからな!」
タッタタタタ
上条「おい、百合子どこいくんだよ!まてって!
上条「なんだ、百合子のやつ慌てて…」
上条「はぁ…とりあえずインデックス迎えに帰りますか…」
536 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:43:59.48 ID:N2KP4Koo
-本屋-
一方通行「…」ソワソワ
一方通行(ど、どこにあるンだ…?)キョロキョロ
一方通行(こ、これか…)
ペラッ
一方通行(…なるほどォ、フムフム)
一方通行(これなら俺でも出来そうだなァ…)
一方通行(ォ…これを飲むといいのかァ…)
一方通行(ほォー、これ買っていくか…)
一方通行「…」キョロキョロ
一方通行(知り合いはだれもいねェーな)
一方通行「…」ドサッ
店員「いらっしゃいませ、お預かりいたします」
pi
店員「780円になります、1,000円お預かりいたします」
537 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:48:30.11 ID:N2KP4Koo
店員「ありがとうございました」
一方通行「…」
タイトル:今日からはじめる、バストアップ
一方通行(早くかえって試すぞ…そうだ、あれもかってかえらねェと…)
………
……
…
一方通行「オイ」
店員「なんでしょうか?」
一方通行「これを在庫あるだけくれ…」
店員「え?」
一方通行「店にあるだけよこせっていってンだよ!」
店員「し、しかし…」
一方通行「金はあるからさっさとよこしやがれ!」
武蔵野牛乳完売しました、次回の入荷は未定です
538 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 23:55:32.97 ID:N2KP4Koo
一方通行「ただいまだ…」
トテテテ
打ち止め「一方通行お帰りなさいってミサカはミサカは玄関まで走ってみたり」
一方通行「あァ、いたのか」
打ち止め「一方通行、その牛乳の山はなんなのかなーってミサカはミサカは驚いてみたり」
一方通行「こ、これはだなァ…」アセアセ
打ち止め「何か料理でもつくるのかなーってミサカはミサカは予想してみるー」
一方通行「そ、そンなンだ…」
打ち止め「そっかーわかったってミサカはミサカは納得してみたりー」
一方通行「これは全部俺が使うから、飲ンだりするンじゃねェぞ?」
打ち止め「1本くらい飲ませてくれたって罰はあたらないとおもうんだけどーってミサカはミサカはー」
一方通行「1本だけだぞ?在庫全部買い占めて20本しかなかったンだからな」
打ち止め「わーい、ありがとう、一方通行ー」
タタタッタ
一方通行「…俺も三下が来るまでに飲めるだけのンでおくか…」
539 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:02:43.83 ID:uGXFVfAo
ゴクゴクゴクゴクッ
一方通行「プハァァ」
ウップッ
一方通行「流石に5本も飲むと…キツイな」
一方通行「あとは…運動を…」
ペラッ
一方通行「胸の前で手を合わせて…」
ピタッ
一方通行「大きく息を吸って…とめて…息を吐きながら」
ググググッ
一方通行「手を押すように…」
一方通行「…ぷはァ」
一方通行「こ、こンな感じでいいのか?次はと…」
一方通行「マッサージか……」
一方通行「えーっと……ほうほう、これも簡単そうだな…」
540 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:08:21.21 ID:uGXFVfAo
コンコン
-打ち止め「一方通行ーそろそろ、パパきちゃうとおもうよって、ミサカはミサカはご飯の用意しないでいいのっていってみるー」
一方通行「いけねェ…忘れてた…」
一方通行「この本は…ここにベッドの下にしまってと…」
ガサゴソッ
一方通行「今、準備すっからな」
ピーンポーン
打ち止め「きたみたいだねー」
一方通行「あァ…」
スタスタスタ
ガチャッ
上条「百合子、今日もご馳走になりにきたぞ」
禁書「今日のご飯はなんなのかな?楽しみなんだよ!」
スンスン
禁書「ミルクの匂い…?くりーむしちゅー?」
541 名前:胸のサイズを気にする百合子さんが書いてみたかっただけで…[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:15:04.20 ID:uGXFVfAo
一方通行「ま、まだなンもつくってねェよ…」
一方通行(牛乳飲みすぎて臭うのか
上条「今日の買い物見る限りじゃそれの材料じゃなかったよな」
一方通行「あァ、一応カレーの予定なンだけどォ…」
禁書「あれ?鼻がおかしいのかな…でも確かにミルクの匂いが…」
スンスン
上条「確かに…」
打ち止め「それはねー一方通行が…モガモガ」
一方通行(余計なこというンじゃねェ!気がつかれたらどうすンだよォ///)
上条「ん?百合子がどしたって?」
一方通行「ちょ、ちょっと料理の練習で牛乳をな」アセアセ
上条「へぇ~またレパートリ増えるのか、試食させてくれよ」
禁書「試食なら私に任せたほうがいいとおもうんだよ!」
一方通行「ま、まだ食わせられるレベルじゃねェンだよ」アセアセ
打ち止め「えー、でも何もつくってなかったじゃないのってミサカはみさkモガモガ」
一方通行(だから、余計なこというンじゃねェって!!)
542 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:21:45.66 ID:uGXFVfAo
上条「ん…?それにしても百合子の試作品食べたかったなぁー」
禁書「とーまがもたもたしてたからいけないんだよ!」
一方通行「べ、別にそンなたいした出来じゃなかったからよ…」
上条「洗濯物も取り込んでくれない居候がそういうこといいますか」
禁書「わ、私の洗濯物じゃないんだから、私は片付けなくてもいいとおもうんだよ!!」
上条「……」
禁書「なにかなその顔は…」
上条「別にー」
禁書「むぅーなにかひっかかるんだよ…」
一方通行「それじゃ、飯つくるから、俺はあっちいくからな」
タタッタタ
上条「百合子、俺も手伝うよ」
タッタタタ
禁書「むー」
打ち止め「ねー、ご飯できるまでミサカと遊ぼうかってミサカはミサカは誘ってみるー」
543 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:31:23.86 ID:uGXFVfAo
-キッチン-
一方通行「俺は玉葱を切るから、三下は…ニンジンを切ってくれ」」
上条「任せろ」
トントントンッ
一方通行「…」
上条「…」
トントントッ
一方通行「これを少し炒めて…」
上条「そのベクトルって玉葱切るときも役にたつんだな」
一方通行「まァ、大抵のものは反射するからな、すげェ能力の無駄使いだけど…」
上条「はぁ、俺もそんな便利な能力欲しい…」
一方通行「三下が…その右手じゃなくて、別の能力だったら…今頃どうなってたンだろうな…」
上条「もしかしたら、会ってもいなかったかもな」
一方通行「…考えたくもねェ」
上条「そうだな、だったら、俺この右手に感謝すべきなんだな…」
544 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:42:42.53 ID:uGXFVfAo
一方通行「だったら、俺もその三下の右手に感謝しねェとな…」
スッ、チュッ
上条「手にかよ…口じゃなくても責めて頬にしてくれても…」
一方通行「…ニンジンの味するな…」
………
……
…
-夕飯-
禁書「ガツガツガツガツ」
一方通行「相変わらず、すげェl、食いっぷりだな」
上条「…本当にこの身体の何処にこれが入って言ってるのか不思議だよな」
禁書「二人とも…やっぱり私を化物かなにかと勘違いしてないかな?」
上条(いや、本当にその身体の何処に収まってるのか)
一方通行(化物以外のなンでもねェーから…)
禁書「ガツガツガツガツ、おかわり!大盛りお願いするんだよ!」
545 名前:本日はここまでで、胸の小ささに苦悩する百合子ってのもいいとおもうんです[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 00:52:39.81 ID:uGXFVfAo
上条「そういえば、百合子……今度の連休予定ある?」
一方通行「俺がコイツらかお前以外の用事をいれるとおもうかァ?」
上条「いや、一応…」
一方通行「で、なンだよ」
上条「今度の連休にプールでもいかないか?あのレジャー施設の」
一方通行「ぷ、プールだァ?」
打ち止め「わーミサカもいきたいー」
禁書「とーま?私もいきたい、いきたい!」
上条「もちろんみんなでなんだけど、できればあっちで百合子と二人きりの時間つくってくれよ?」
禁書「もちろんなんだよ!だから連れて行ってほしいんだよ!」
打ち止め「ミサカも邪魔しないって約束するーってミサカはミサカは全ての妹達にも邪魔するなっていっておくー」
一方通行「み、水着もってねェぞ?///」
上条「あーそっか…それじゃ今度学校帰りに買いにいくか…」
一方通行「そ、そォだなァ…」
一方通行(水着かァ……それまでに効果でねェかな…せめて1サイズアップくらい…)
547 名前:寝る前にもう1つ投下、愚痴言ってごめんなさい、すっきりするところまでいきます[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 01:35:38.50 ID:uGXFVfAo
上条「それじゃ俺はそろそろ」
一方通行「あァ、またなァ」
禁書「またくるねー、ゆりこ」
打ち止め「プール絶対つれていってねーってミサカはミサカはしつこく確認してみるー」
上条「はいはい、そうだ、打ち止めも水着ないよな?インデックスは…あのときのでいいとして…」
一方通行「ならァ…一度帰ってからだなァ?セブンスミストいくのは」
上条「そうだな、それじゃお互い荷物おいてセブンスミスト集合でいいか」
禁書「ねぇーとーま…?私も、新しい水着がほしいんだよ…」
上条「……もってるだろ、なんで新しいのが要るんだよ」
禁書「だって、私だってみんなと一緒に買い物したいんだもん…」
上条「俺は買わないぞ?…たく判ったよお前も買い物につれていくよ、だけど水着は買わないぞ?お金はあんまりないし」
禁書「うん!つれていってくれるなら前ので我慢できるんだよ!」
上条「それじゃ、明日の放課後、荷物おいてセブンスミストの前に集合ってことで」
一方通行「あァ、わかったぞ」
打ち止め「うん、ミサカもミサカも楽しみにしてるー」
556 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:37:38.13 ID:uGXFVfAo
-バストアップ体操中の一方通行さん-
パシッ
一方通行「…手を合わせて」
すぅ~
一方通行「…ふンッ」
一方通行「…ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅぅう」
一方通行「……はァ~、ハァハァハァ…」
一方通行「あとはアレを…」
ゴクゴクゴクッ…
一方通行「…っぷはァ、何日か続けてみたンだけど…本当に効果あるのかァ?ゲプッ」
一方通行「……まァ、今はこれにかけるしかねェな…」
ゴクゴクゴクッ…
一方通行「ぷハァ~」
一方通行「仕上げにマッサージだな…」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
557 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:56:39.10 ID:uGXFVfAo
-一方通行さんの○の中-
一方通行「オッ?オォォォ?」
ばいんっ
一方通行「こ、これはァ……デカクなってやがる…」
ぽよんぽよんっ
一方通行「オォ…オッ?」
タタタタタッタ
ばいんばいんばいんっ
一方通行「オォ、揺れまくンぞォォォ!!!」
一方通行「ヒィハァァァァ、カッカッカッカッカッカ…」
一方通行「三下ァァァ!どうだァ!!これで黄泉川なンかに負けねェーぞォォ!!」
上条「おぉ…」ゴクリッ
一方通行「さ、触ってみるかァ…?///」
上条「いいのかよ…」
一方通行「三下のためにでかくしたンだよォ///」
558 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 19:59:19.22 ID:uGXFVfAo
上条「そ、それじゃ遠慮なく…」
もにゅ…もにゅもにゅ
一方通行「あァふン…///」
上条「な、何だこの感触は…!!この世のものとは思えない気持ちよさだ…」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
一方通行「さ、三下ァ…もうすこしだけ優しく…たのm…」
上条「えぇ?無理だろ、こんなもの見せられて大人しくなんてできねーよ!」
みょ~ん、パッ、ぽよ~ん
一方通行「ば、馬鹿ァァ、つ、摘むなァァァァ///」
上条「おーすげぇすげぇ!」
こりこりっ
一方通行「そ、そこまで許してねェぞォォ///」
上条「そういえば百合子しってるか?」
一方通行「ハァハァハァ、何がだァ…」
上条「胸はもまれると…男にもまれるとでかくなるんだってよ、だったら百合子またデカくなっちゃうな///」
559 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:01:47.81 ID:uGXFVfAo
一方通行「ま、マジなのかァ…ハァハァハァ…」
上条「おっ?でかくなってきたぞ…」
ぐぃぐぃぐぃ
上条「こ、これは……もうメートル級か!」
一方通行「オッ?オォォォォォ!?」
-「ねー一方通行起きないと遅刻するよーってミサカはミサカは…」
一方通行「こ、こンなに俺の胸がァァァ!!」
-「一方通行はなに言ってるのミサアが見る限り、一方通行の胸はいつもどおりぺったんこだよ?ってミサカはミサカは冷静なツッコミを」
一方通行「だ、だれだァ?俺のこの胸を見てぺったンこだとォォ?」
-「一方通行、寝ぼけてないで起きてよーってミサカはミサカはめいいっぱいのゆすってみるー」
一方通行「ミサカ……まさかァ!?」
ガバッ
打ち止め「一方通行、やっとおきたーってミサカはミサカは今までの苦労が実った喜びをかみしめてみたりー」
一方通行「起きただとォ?」
打ち止め「もう、学校はじまっちゃうよ?ってミサカはミサカは早く着替えるように促してみたりー」
560 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:07:43.67 ID:uGXFVfAo
一方通行「…ガキィ?まさか…」
ぺたぺた
一方通行「ゆ、夢だっただとォォォ!?」
打ち止め「一方通行は何の夢をみていたのかなーってミサカはミサカは気になってみたりー」
一方通行「オイ、俺がなンかいってたかァ?」
打ち止め「胸が大きくなったとか、揺れるぞとか、三下ぁそこまで許してねぇぞーとかヨミカワにも負けないぞっていってたよ?」
一方通行「///」カァァ
打ち止め「一方通行、胸が大きくなるとどう負けないの?ってミサカはミサカはちょっと興味がわいてきたりするー」
一方通行「が、ガキにはまだはェーンだよ!///」
打ち止め「むー」
一方通行「き、着替えっから、部屋からでとけ!」
打ち止め「せっかく起こしてあげたのに、御礼の一つもないなんて一方通行は…ってミサカはミサカはなきそうに部屋をでてみる」
バタンッ
一方通行「……」
一方通行「クソォォォォォォォォォオオオ!!夢だっただよォォォ!!!」
561 名前:夢だっただよぉ>夢だっただとぉぉぉおで…[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:14:02.70 ID:uGXFVfAo
一方通行「……ま、まァ、半分はあきらめていたぜ…」
一方通行「こ、こンなときのために…秘密兵器が…」
きら~ん
一方通行「…これをブラに詰めれば……」
グイグイッ
一方通行「たちまちサイズアップだァァァァ!」
鏡を前にして
一方通行「おォ…結構…いけるじゃねェか…」
一方通行「こ、これで三下ァ…水着選びの時も悩殺してやンぞォ///」
一方通行「///」
一方通行「でも…むなしいなァ…」
一方通行「……」
ガチャッ
-打ち止め「一方通行遅刻するよ?ってミサカはミサカは本気で心配…あれ、ご飯食べないの?」
バタンッ
562 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:22:13.68 ID:uGXFVfAo
-学校-
一方通行「ハァ……こンな偽乳で三下…だませるはずねェよなァ…」
上条「よっ、百合子おはよ!」
一方通行「お、オゥ…」
上条「今日放課後だよな?」
一方通行「そ、そうだぞ…昨日言ったことをもう忘れたンかよォ?」
上条「いや、ただ確認だけだって…あれ…」
一方通行「そ、そっか……ン?何をみてやがる…」
上条「いや、百合子ってそんなに胸大きかったっけ…」じぃー
一方通行(ば、ばれるか!?)ドキッ
上条「前に見たときは…こう、手のひらにすっぽり収まるような…」モニュモニュ
一方通行「て、手がイヤらしいンだよォォォ///」
上条「まぁ、あの時は風呂に使ってたし……見間違えたかな?」
青髪「かみやん?今のきいたでぇ?きいてしもうたでぇ?」ジリジリ
上条「青髪!な、なんだよ…」
563 名前:風呂に使ってた>浸かってた[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:27:39.59 ID:uGXFVfAo
土御門「俺もきいたぜよ…かみやん…」
上条「だ、だからいったいなんだよ、お前たち」
青髪「前に見たときは、手のひらにすっぽり納まるような?」
土御門「あの時は風呂に浸かってたし、見間違えた?」
一方通行「///」
上条「そ、それはだな…」
青髪「かみやん、白状せんと…」
土御門「デルタフォースの裏切り者として…」
青髪「クラス男子の査問会議にかけてまうでぇ?」
上条「さ、査問会議だぁ?」
土御門「独り者が多いこのクラスで…査問会議にゃんかしたひにゃー」
青髪「うっかり、かみやんのそれ……つぶされてしまうかも…」
上条「ひぃぃぃ」ゾクッ
青髪「さぁ、かみやん、白状せぇー」
土御門「早い方が罪も軽くなるにゃー」
564 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:37:26.12 ID:uGXFVfAo
上条「わ、わかった…話すから…」アセアセ
一方通行「さ、三下…は、話すつもりk…もごもご」
土御門「はいはい、一方通行はちっとだまっててくれよ」ボソッ
一方通行「もがもがもげ(テメェ)もがもがもがもがぁあ(殺されてェのかァ?)」
上条「あのな…この前、百合子がうちに遊びに来たとき…」
青髪「ほぅほぅ、彼女をつれこんだとな…」
上条「連れ込んだとか、変な言い方するなよ、百合子の部屋かってにみちまったから、お詫びに招待して部屋を見せただけで…」
青髪「それがつれこんだっていうんやで…」
土御門「それでそれでにゃ?」
一方通行「もがもがもが(三下ァ、いうなァァ!!)」
土御門「もうちっと黙っててほしいな」ボソッ
上条「で……ちょっと色々あって…百合子がうちに泊まることになって…」
ピキッ
青髪「そ、それでどうなったんや…」ピキピキ
上条「あ、あぁ…それでインデックスと風呂入ってもらったんだけど…」
565 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:43:57.48 ID:uGXFVfAo
青髪「美少女二人の入浴キター!」
上条「なっ…!」ビクッ
小萌「そこ、静かにしれください!授業中なのですよ?」
青髪「す、すんません、小萌せんせェ」ペコペコ
小萌「次、大きな声あげたりしたら、コロンブスの卵なのですよ?」
土御門「そ、それでどうなったにゃー」
上条「あ、あぁ…百合子が風呂で倒れちゃって…インデックスが大声だすから…」
青髪「…ま、まさか…」ゴクリッ
一方通行「///」
上条「…あぁ」
土御門「ら、ラッキースケベの展開だにゃ…?」
上条「そ、そういうことだ…」
青髪「な、なんだって…」
上条「そのとき、百合子が気絶してて、すぐ追い出されたんだけど…」
青髪「さ、殺意がわいてきたで…」ピキピキ
566 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 20:53:15.09 ID:uGXFVfAo
上条「その時に見たよりも大きいようなと…」
一方通行「///」
一方通行(そ、そりゃァ…増量中だからなァ…///)
上条「そういうわけだよ」
青髪「そ、それはもういいんや…」
上条「だ、だから、それで終りだって」
青髪「何を抜かすんじゃああああ!泊まったいうたろ?いうたよな!だったらその後のお前ら二人の行動を事細かく説明するのが親友の義務や!!」
小萌「…ヒック」プルプル
土御門「あぁー…」
青髪「こ、小萌せんせェ…これは…・」
小萌「そんなに先生の授業はつまらないのですか?」グスングスン
青髪「そ、そんなことはありません、もぉ、最高です、はい」
小萌「だったらなんでそんなに大きな声で、先生の授業邪魔するのですか?」グスングスンッ
「あーぁ、なーかした…」「なーかした」「なかした」「なかしたな」「なかしたぜよ」「あぁなかせたな」「なかした」「なかせたわね」
青髪「そ、その…君達ちょっと僕がせんせェ困らせるはずないやろ…なぁ?」アセアセ
567 名前:飯[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:03:36.75 ID:uGXFVfAo
青髪「ま、まって、まってまってまって、っぎゃぁああああ」
ドカボカボコバキッ(青髪粛清中)
青髪(不幸やでぇ…)
………
……
…
青髪「……」ピクピク
上条「おーい青髪いきてるか?」
土御門「まぁ…自業自得ぜよ」ニヤニヤ
一方通行「オメェが一番殴ってンだろうが…」
土御門「気のせいだにゃー」ニヤニヤ
青髪「……」
一方通行「まァ、こいつ変態過ぎなンだよ、結局の原因は…」
上条(ま、まぁ今日は安らかに眠れ!)
青髪ピアス、志半ばで教室で倒れる
569 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:30:42.40 ID:uGXFVfAo
-放課後-
上条「かばん置いたら、直ぐいくから!」
一方通行「あァ…」
上条「それじゃ、またあとで」
一方通行「さ、三下ァ…また選んでくれるンだよな?」
上条「水着…俺の好みで選んでいいのか!」
一方通行「そ、そうして欲しいンだよ…///]
上条「趣味丸出しするぞ?」
一方通行「……下着とかァ…服で…なれたぞ…」
上条「な、慣れたって…///」
一方通行「ンなことで顔赤くしてねェーでいいから、ちゃんと選んでくれよ?俺に似合う水着を…」
上条「わかった、俺の趣味で全力で選ばせて貰うからな!」
一方通行「…期待してンぞ///」
タタタタッタタ
一方通行「……さ、三下のことだからァ…き、きわどいのくンのかなァ…」
570 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:50:45.03 ID:uGXFVfAo
-上条宅-
ガチャッ
上条「ただいま、おーいインデックス直ぐに出かけるぞ」
トテテテ
禁書「とーま!もう準備は完了してるよ、いつでもいけるんだよ!」
上条「それじゃいくか」
禁書「うん、皆でお出かけ楽しみなんだよ!」
-黄泉川宅-
一方通行「帰ったぞッ」
一方通行「…あれ?ガキがこねェな?」
スタスタ
一方通行「あァン?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「なンだねてやがンのかァ……ん?」
打ち止め「すーすー」ぎゅぅう
571 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 21:51:13.43 ID:uGXFVfAo
一方通行「なに握ってやがる…」
打ち止め「すーすー」
一方通行「なっ…!?」
タイトル:今日からはじめる、バストアップ
一方通行「ば、馬鹿な…ベッドの下にしまったはずだぞォ!?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「ガキが見つけだしただとォ?」
打ち止め「すーすー」
一方通行「まァ…どういうことが理解できねェーとおもうけど…」
打ち止め「これでミサカもおっぱい大きくなるってミサカはミサカは…むにゃむにゃ」
一方通行「…」
………
……
…
打ち止め「一方通行まって、ちょっとはやいよってミサカはミサカは走る速度落としてっていってみたり…」
572 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:11:39.78 ID:uGXFVfAo
一方通行「このクソがきィ、テメェが寝てたせいで遅れたンだろうがァァァ!!」
打ち止め「はぁはぁはぁはぁ…」
上条「ほら、百合子もそんなカリカリするなよ、打ち止めだって悪気がわったわけじゃないんだし」
一方通行「ったく三下は甘いンだよ…」
上条「いいじゃないか、子供なんだし」
打ち止め「はぁはぁ…ミサカはミサカはもう限界」
上条「仕方ないな、ほら」スッ
打ち止め「え?」
上条「おんぶだろ?ほら」
一方通行「…」
打ち止め「それじゃ…」
上条「おっ、打ち止め結構重くなったな」
打ち止め「ミサカはミサカは発展途上なんだよ!」
一方通行「…チッ」
上条「百合子、拗ねるなよ…」
573 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:33:31.99 ID:uGXFVfAo
一方通行「す、拗ねたわけじゃねェし…」
上条「あとで百合子もしてあげるからな」
一方通行「な、なに言いやがる三下ァ!///」
………
……
…
上条「打ち止めはどんな水着が欲しいんだ?」
打ち止め「ミサカはミサカはゲコ太!」
上条「ゲコ太?あぁ、あのカエルのキャラクターな」
禁書「なんだか子供っぽいんだよ?」
上条「子供なんだから仕方ないだろ…はい、打ち止めこれだな」
一方通行「三下ァ?どンな水着を着て欲しいンだァ?」
上条「俺の希望は…」
キョロキョロ
上条「あった…これ…なんだけど…」
574 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:40:54.64 ID:uGXFVfAo
一方通行「……白の…ビキニだと…」
上条「ほら、百合子白いじゃん、で下着は黒にしてもらったなんだけど…」
一方通行「だったら黒でも…しかもビキニかよ…」
上条「百合子の白い肌を……その身体に似合うのは…水着ならこれかなって…」
一方通行「に、似合うとおもうかァ?」
上条「俺の脳内では…もうばっちり」
一方通行「……そォか///」
打ち止め「ねー一方通行、試着してみようよってミサカはミサカは」
一方通行「試着だとォ?」
上条「着て見せてくれよ、百合子」
一方通行「し、しかたねェな…///」ドキドキ
禁書「一人で着られるかな?」
打ち止め「ちょっと難しいかもってミサカはミサカははじめてで勝手がわからなかったりー」
上条「インデックス、打ち止めを手伝ってやってくれ、百合子も試着するし、俺が手伝うわけにいかないし」
禁書「わかったんだよ!今日初めて役にたった気がするかも!」
575 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 22:50:30.35 ID:uGXFVfAo
-試着中-
一方通行(…これ下着より…いやらしくねェか)
一方通行(なんでだろ…布地も下着より厚いのに…)
一方通行(このチョイス…やっぱ、三下…結構えっちだぞ…///)
クシュンッ
上条「うぅー、エアコン効きすぎだろ…」
-試着中(打ち止め)
打ち止め「これどうやってきるの?」
禁書「首を出すところから、履くんだよ!」
打ち止め「ここからかぁ…うんしょ、うんしょ」
禁書「私がもっててあげるから、ほら」
打ち止め「ありがとうってミサカはミサカは」
禁書「あとはこれをあげて…」
打ち止め「わぁぁ…ゲコ太可愛い…」ウットリ
禁書「…こ、これがかわいいのかな」
576 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:02:14.39 ID:uGXFVfAo
上条「そろそろどうだ?」
-一方通行「着替えおわったぞ…」
-禁書「こっちも終わったんだよ」
-打ち止め「ゲコ太かわいいよー」
上条「それじゃ見せてくれるかな」
シャァァ、シャァァ
上条「どれどれ……」
打ち止め「えへへ」クルクル
上条「えっと…そのなんだっけ…」
打ち止め「ゲコ太だよ?あれさっきしてったよね?ってミサカはミサカは不思議そうに首をかしげてみる」
上条(この水着の製作者つれてこい…)
上条(これはないわ…)
上条「う、打ち止めやっぱりこっちの方が似合うと俺は思うな…」アセアセ
打ち止め「えぇ?」
上条「こっちが絶対似合うって!」
577 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:06:43.08 ID:uGXFVfAo
上条「それで百合子は…」
一方通行「に、似合うかァ…///」
上条「!?」
一方通行「ど、どうした、三下ァ?」
上条「あははははは///」
一方通行「腹でもいてェのかァ?急に腹のあたり押さえて…」
上条「そ、そうかも、空調ちょっと効きすぎて寒いから!」アセアセ
一方通行「そ、そうかァ?別に寒いとはおもわねェが…三下顔も赤いぞォ?」
上条「か、風邪引いたのかなァ?よ、よかった俺は馬鹿じゃないんだな///」アセアセ
ヒタヒタ
一方通行「三下ァ?なんだか呼吸も荒いぞ?大丈夫かァ?」
ススッ、ピトッ
上条「だ、大丈夫だって///」ドキドキ
一方通行「熱はねェようだけど…って…オイ」
上条「ど、どうかしましたか、百合子さん///」
580 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:20:09.37 ID:uGXFVfAo
一方通行「こ、こンな所でそれどうなってンだよ!///」
上条「あはははは///」
一方通行「た、ただの水着だろ!俺の裸見てるくせにこンなのでおったてるなよ///」
上条「いやぁ…百合子の肌にマッチしすぎて…なんというか裸の百合子が容易に想像できちゃってだな、逆にエロい///」
一方通行「な、ななななんだとォォ?///」
上条「ごめん、ギブアップ…それ、強烈過ぎて上条さんじゃ太刀打ちできません///」
一方通行「///」カァァ
上条「///」
一方通行「あのよォ…三下…その、これ着てやっからァ…他の男にみられねェ様に守ってくれるか…?///」
上条「それを今の上条さんにいっちゃいますか?///」
一方通行「どうなンだよ?守ってくれるのかァ?///」
上条「ぶっちゃけ、他の男に見せたくないから、上下長袖着てください!///」
一方通行「それじゃ意味がねェだろ!!!///」
上条「だったら、移動するときは常に俺の後ろで…せめて上だけ何か羽織ってください…絶対他の男に見せたくありません//」
一方通行「守ってくれよなァ///」
581 名前:明日早いのでこのあたりで、少なくてごめんなさい[sage] 投稿日:2010/03/11(木) 23:46:13.45 ID:uGXFVfAo
御坂妹「バカップル乙とミサカは少々ヤケクソ気味に声をかけます」
上条「み、御坂妹!?いつからそこに…」
御坂妹「いつからといわれると、上条当麻が一方通行に興奮してたところからですね、と唇をかみ締めながら答えます」
御坂妹「打ち止めからの命令がなければ…とミサカは…」
上条「…打ち止めってすげぇーな…」
一方通行「だなァ…」
………
……
…
上条「買い物終わったしあとは連休を待つだけと」
一方通行「だなァ…楽しみにしてンぞ?」
上条「こっちこそな」
一方通行(それまでになんとか偽乳の割合減らしてみせンぜ…)
御坂妹「ところで、ミサカもいってもいいですか?」
上条「まぁいいけど、邪魔はするなよ…できなそうだけど…」
588 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 21:47:00.00 ID:xDPeUiEo
-約束の日の朝-
一方通行「結局、全然でかくなンねェーし…」
一方通行「はァ…今日もこれをつけるンだな…」
○ーブラ
一方通行「…三下騙してる様でなンか…」
一方通行「まァ、最近三下の機嫌が良いし、これは…いい嘘だよなァ…」
一方通行「裏返してと…」
ピタッ
一方通行「後は…着替えるときにバレねェように、今から水着着とくか…」
モタモタ
一方通行「あァァァ!!このブラのヒモ結び難いから面倒なンだよォォォ!」
コンコンッ
一方通行「だ、誰だ!」
-「ミサカだよ」
一方通行「あァ、ガキか…どうしたァ?」
589 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 21:52:39.74 ID:xDPeUiEo
打ち止め「ねぇーミサカはミサカは今から水着きていこうとおもうんだけど」
一方通行「着ていけばいいじゃねェーか」
打ち止め「その水着が一人じゃ切れないからミサカはミサカ一方通行に手伝って欲しいよーって」
一方通行「…しゃーねェーな、ホラ入って来い」
ガチャッ
打ち止め「ここから難しい…」
一方通行「…な、なンだとォ?」
一方通行(こ、コイツの胸…デカクなってねェか?)
打ち止め「ちょっとここ引っ張って欲しいんだけどってミサカはミサカはもがきながらいってみたり」
一方通行「あ、あァ…引っ張ればいいンだなァ?」
グイッ
打ち止め「入った!わーい一方通行ありがとうってミサカはミサカはお礼いってみるー」
一方通行「…ガキ、ちょっとじっとしてろよォ?」
打ち止め「う?」
ぴとっ、もにゅもにゅ
590 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 22:01:17.46 ID:xDPeUiEo
打ち止め「あぁん///」
一方通行「変な声だすンじゃねェ!」
打ち止め「だ、だってェ///」
一方通行「…ガキの癖に、ところでよォ、胸デカクなってねェか?」
打ち止め「にししし」
一方通行「なンだァ?その笑いは」
打ち止め「実は、ミサカはミサカはこの2週間で3センチも大きくなったよー」ニコニコ
一方通行「バカなッ…」
打ち止め「一方通行のベッドの下にあった雑誌の体操と武蔵野牛乳飲んでたら、大きくなったんだよーってミサカはミサカは白状してみたりー」
一方通行「ありえねェ…お、俺は殆ど効果なかっていうのに…」
打ち止め「えー?でも一方通行、こんなに大きくなってるよってミサカはミサカはちょっとうらやましそうにつついてみたりー」
一方通行「お、オィやめねェーか///」
ぽよぽよっ
打ち止め「あれ…?」
一方通行(不味い…ばれたか…!?)ドキッ
591 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 23:42:45.01 ID:xDPeUiEo
一方通行「は、早くいかねェーと三下が、もう待ってるかもしれねェーな」アセアセ
打ち止め「なんか感触が変…」
一方通行「オラ、その上に早く服きて出かけッぞ!」
打ち止め「う、うん……でもミサカはミサカは違和感が気になってたり…」
一方通行(…や、やっぱ触れたらばれンな…こりゃ…)
………
……
…
上条「百合子遅いなー」ソワソワ
禁書「とーま、さっきからそればかりなんだよ?ちょっとは落ちついたら?」
上条「百合子が何か事故に巻き込まれたかもしれないだろ!落ち着けるか!」
御坂妹「一方通行は車にぶつかっても、ガス爆発に巻き込まれても絶対無傷だとミサカは思います」
上条「でもよ…万が一ってことがあるかもしれないだろ?変な男につかまったりとかも考えられるし」
-「誰が変な男に捕まるだってェ?」
上条「!?」
592 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/12(金) 23:59:16.31 ID:xDPeUiEo
一方通行「俺が三下以外の男に捕まるはずねェだろォ…」
上条「ぶ、無事だったのか!」
一方通行「だからァ…ちょっと集合時間に遅れただけだろォ?」
上条「万が一ってことがあるだろ!」
御坂妹「一方通行が万が一だったら、一方通行に負けてるミサカなら一が一以上で確実にトラブルに巻き込まれますね」
一方通行「…万が一もねェーよ」
上条「そうか?ならいいんだが……それよりも百・合・子♪」
一方通行「急になンだァ?気持ちわりィ…ぞ…」
上条「気持ち悪い…」ズーン
一方通行「だァァァ、冗談で落ち込むンじゃねェ!」
御坂妹「バカップルのいちゃいちゃはまだ終わりませんか?ミサカは退屈です」
打ち止め「ミサカはミサカはもっとみたいー」
一方通行「…チッ///」
上条「///」
一方通行「で、なんだ?三下///」
593 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:06:55.23 ID:LGigj8Ao [1/15]
上条「約束どおり、あの時買った水着もってきてくれたよな?」ドキドキ
打ち止め「それなら、さっき一方通行が着てたよってミサカはミサカは余計なことをいってみるー」
一方通行「ガキィ!!///」
上条「……」ゴクリッ
そぉぉぉ、バッ
一方通行「はァ!?」
上条「確かに……履いてる///」
一方通行「はァァァァ!?///」
上条「あっ…やべぇ…っちゃた///」
一方通行「な、な、な、な…なンでこンなところで彼女のスカート捲りやがりますか、この三下はッ///」
上条「…いやーちょっと本当か気になっちゃって///」
一方通行「気になったらスカート捲るンですかァ?三下さンは///」
上条「…実いうと、上も見たかった…けど手っ取り早いスカートに逃げただけで…///」
一方通行「わ、訳わかンねェこといってンじゃねェーよ!!///」
上条「ごめん、つい、本音が///」わきわき
594 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:15:46.27 ID:LGigj8Ao [2/15]
一方通行「三下ァァァァ!!ゴメンとか言いながら、手が俺の身体に伸びようとしてンだけど…///」
上条「…百合子ぉ」ワキワキ
一方通行「め、目が怖ェーンだよ!!」
打ち止め「10032号」
ガンッ
御坂妹「すみません、緊急事態ですので」
上条「きゅ~う…」バタッ
一方通行「ハァハァハァ…」
打ち止め「ここまで暴走するなんて…とミサカはミサカは正直信じられない気持ちでいっぱいだったり…」
禁書「とーまがこんなに発情するだなんて、びっくりなんだよ…」
一方通行(三下ァ…今日はアグレッシブすぎじゃねェーかよ…///)
………
……
…
上条「あれ?どうして、もう中にいるんだ…?」
595 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:23:03.08 ID:LGigj8Ao [3/15]
御坂妹「もう目を覚ましたのですね、ミサカは自分の手加減の上手さに満足します」
上条「さっきまで、外にいて、そう百合子の上着を脱がせようとしたところまで覚えているんだけど…」
-「…ったくここに入ればいくらでもみれンだろうがァ」
上条「百合子…!?」
一方通行「ホ、ホラよ…三下が見たがってた俺の水着姿だぞ…///」
上条「…最高///」ニンマリ
一方通行「そ、そォーか?///」
上条「もう食べたいちゃいくらい///」
一方通行「なっ///」カァァ
上条「あ、暴走すんなよ!」
スッ
一方通行「あっ…」
パシッ
上条「いってぇ…百合子なんで叩くんだよ、抱きしめてあげようとしたのに…」
一方通行「ご、ゴメン…つい…」
596 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:28:34.52 ID:LGigj8Ao [4/15]
上条「ついって……」
上条(まさか、さっきのアレで警戒されてる?)
一方通行「だからゴメンって…」
一方通行(抱きつかれたら、偽乳がばれちまう…)
上条「…まぁいいけど、でも無理するなよ」
一方通行「あァ、大丈夫だ…」
上条「それじゃとりあえず…これ着ろよ…」
一方通行「パーカ?」
上条「お前の…その姿、他の男共に見せたくねェーから…」
一方通行「お前だってみれねェーぞ…」
上条「大丈夫、目に焼き付けたからな」
一方通行「そ、そォーか…わかった、借りンぞ…」
禁書「ところで、とーま?私たちの水着姿みて感想の1つもないのかな?」
上条「あっ…」
打ち止め「そうだよって、ミサカの水着もミサカはミサカは感想いってほしかったりー」
御坂妹「ミサカの大胆せくしー水着も感想をお願いします」
597 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:40:21.47 ID:LGigj8Ao [5/15]
打ち止め「きゃははははは」
バシャバシャ
御坂妹「やりましたね」
バシャバシャ
禁書「うわぁ、なんで私を狙うかなぁ~?」
バシャバシャ
上条「子供同士仲良くやってるなー」
一方通行「そォーだなァー」
上条「打ち止めは浮き輪が似合うなー」
一方通行「そォーだなァー」
上条「なぁ、百合子、お前は泳がないのか?」
一方通行「めンどくせェ…」
上条「…そっか」
上条(濡れた水着の百合子もみたかったんだけど…)
一方通行「…三下は泳がねェのかァ?」
598 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:50:50.43 ID:LGigj8Ao [6/15]
上条「だって百合子プールに入らないんだろ?」
一方通行「関係ねェーだろ…それは…」
上条「関係あるよ、俺は百合子とプールで遊びたいから誘ったんだし」
一方通行「…仕方ねェな///」
上条「それじゃ…?」
一方通行「プール入るときはこれ脱ぐぞ?」
ガバッ
「おぉぉ!!」「すげぇ!あの子綺麗じゃね?」「うひゃー真っ白な身体に真っ白なビキニかよ」「まるで裸みたいじゃね」
一方通行「な、なンなンだこいつらは…///」
上条「て、てめぇら俺の彼女をみるんじゃねぇ!!」
「うっせーよ、てめぇなんかみてねーからどけ」「色白美人の彼女がみえねーだろ」
一方通行「///」
一方通行「だったら水の中に入っちまえば…」
タタタッタッ、ドボンッ
上条「おい、百合子運動不足なんだから、準備運動くらいしろって!」
599 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 00:57:35.56 ID:LGigj8Ao [7/15]
一方通行「な、なめンな三下ァ!俺くらいになれば俺くらい…」
バシャバシャ
上条「バカ、そんなに急に動いたら…!」
一方通行「だから大丈夫だtt…ぐっ…いってェえええ!!」
上条「ほらいわんこっちゃない…」
一方通行「だ、大丈夫だから、もう、治ったからよォ…だから来ンなよォ!!」アセアセ
一方通行(だ、抱かれたらばれちまう…)
上条「無理するなっていってるだろ!」
バチンッ
上条「え…?」
「ざまぁあああああああ」「彼女に嫌われてやんのー」「ドサクサにまぎれて胸でもさわったんじゃね?」
一方通行「あっ…」
上条「な…んで…」
一方通行「…ッ」
ざぱっ
タタタッタタッタ
600 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:01:39.52 ID:LGigj8Ao [8/15]
禁書「あれ?ゆりこどこかいっちゃったよ?」
御坂妹「なにかチャンス…いやトラブルでしょうか」
打ち止め「ねーねーどうかしたのー?」
上条「…拒絶された」
禁書「…とーま?」
上条「…まさかやっぱりさっきの事怒って……」
打ち止め「あれ?顔に手の後が…ってミサカはミサカは気がついちゃったり…」
御坂妹「これは手のあと…平手ですねとミサカはチャンスの予感に心が…じゃなかったトラブルの予感に心が…」
上条「…謝らなきゃ」
ザパッ
上条「ゴメン、お前らちょっとそこで遊んでてくれるか」
禁書「え?え?とーまどこいくの?」
上条「ちょっと百合子探してくる!」
タタッタタタ
禁書「いっちゃった…」
601 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:07:16.95 ID:LGigj8Ao [9/15]
タタタッタタ
一方通行「な、殴っちまった…アイツを…」
一方通行「三下は心配してくれただけなのに…俺が…こンなのをしられたくないばかりに…」
一方通行「……アァァもうお終いだァ…」
ペタンッ
一方通行「三下に嫌われたなァ…」
一方通行「……」グスンッ
一方通行「…三下ァ」
………
タッタタタッタタ
上条「どこだ…百合子!」
上条「すみません、今ここを、色白の細い女の子が通りませんでしたか?」
「いや、みてないけど?」
上条「そうですか、ありがとうございました」
上条(百合子、どこだよ…謝らせてくれ…よ)
602 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:13:06.47 ID:LGigj8Ao [10/15]
一方通行「…ヒック」
………
上条「どこだ!百合子!返事してくれ!」
上条(せめて謝らせてくれ!いや、まだ終わりたくないんだ!)
上条(だから!だからどこにもいかないでくれよ!)
タタッタタッ
-「ヒック…ヒック…」
上条「…百合子!」
一方通行「…さ、三下ァ?」グスッ
上条「ゆ、百合子!」
ダッタタタ
一方通行「あっ…」ビクッ
上条「…あっ」ピタッ
一方通行「……」
上条「……」
603 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:17:54.08 ID:LGigj8Ao [11/15]
一方通行(三下なんで俺を探しにきたンだ…)
上条(謝る前に抱きついたら…またさっきと同じことになるだろうが…)
一方通行(まさか、やっぱり別れようとかいうつもりなのか…?)
上条「ゆ、百合子…そのさっきのことなんだけど」
一方通行「…聞きたくねェ!!!!」
上条「…え」
一方通行「いやだ、やだやだやだやだやだ、聞きたくねェ!!!」
上条「百合子…」
一方通行「絶対いやだぞ!絶対…絶対!!」
一方通行(三下から別れるだなンて言葉を聴いたら…俺しンじまうよ…)
上条「…」グッ
ガシッ
一方通行「なっ…」
上条「耳をふさがないで、俺の顔をみてきいてほしい…」
一方通行「いやだァ…やだァ、やだァ、いやだぞォォォ」ジタバタ
604 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:22:35.14 ID:LGigj8Ao [12/15]
上条「百合子聞いてくれ!!」
一方通行「ッ!?」ビクッ
上条「百合子…ごめん」
一方通行「…クッ」
一方通行(やっぱりかよ…)
上条「俺が悪かった…」
一方通行(悪いのは俺だろうがァ…)
上条「俺があんなことをしたから…お前は怒って…」
一方通行(俺がこの偽乳をばれたくなかったから…ビンタしただけで…三下を傷つけちまったンだな…なのに三下のヤツ…)
一方通行「…」
上条「でも、俺…俺…」
一方通行「ち、違うンだ」
上条「え?」
一方通行「お、俺が…こ、これがばれたくなかったから…」
スッ
605 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:29:22.08 ID:LGigj8Ao [13/15]
上条「えっ、○ーブラ?」
一方通行「三下が…黄泉川の乳に見とれてたからな…俺もでかくなろうとした努力したンだけど…」
一方通行「効果でなくて…ついこの前の水着買いにいくときもつけてて…三下が喜んでたからいえなくて…」
上条「え?え?どういうこと…」
一方通行「だから、俺は貧乳のままなンだよ!」
上条「え、えっっと…」
一方通行「ゴメンなそれが抱きつかれたりしたらばれちまうとおもって…つい、ひっぱたいちまって…」
上条「それじゃ、俺が無理矢理脱がそうとしたから怒ってるわけじゃなかったのか?」
一方通行「さ、三下にされて怒るはずがねェだろ!!」
上条「だったら…」
一方通行「…ちょっとまってってことは」
上条・一方通行「勘違いだったのか?」
上条「よ、よかったぁ…」
一方通行「ま、全くだァ…俺は三下怒らせて別れようて言われるのかと…ばかり…」
上条「それだけは死んでもいやだ!だってまだ…」
606 名前:貧乳の憂鬱編終了 そしてレールガンみるので休憩、というか見終わったらねないと…[sage] 投稿日:2010/03/13(土) 01:34:29.95 ID:LGigj8Ao [14/15]
上条「まだ、やらせてもらってねーんだから!!!!!」
一方通行「なっ///」
上条「はぁはぁはぁ…あっ、俺はなんてことを///」
一方通行「///」ドキドキ
上条「///」ドキドキ
一方通行「…なァ三下…」
上条「は、はい…」
一方通行「…そろそろいいよなァ?///」
上条「な、なにがでしょう…」
一方通行「その…もうこれだけお互いが望んでたら…しちまっても…」
上条「…それって」
一方通行「今夜どうにか二人きりになって、三下の部屋で…な…///」
上条「///」カァァ
一方通行「テ、テメェが照れるんじゃねェよ///」
上条「そ、その…是非お願いします…///」
一方通行「こちらこそ///」
684 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:47:28.28 ID:1Q90j9go [3/20]
上条「…とりあえず戻ろうぜ、あいつらも心配してると思うから」
一方通行「だなァ…」
………
……
…
打ち止め「あっ!仲直りできたんだねってミサカはミサカは安心してみたり」
一方通行「あっ、あァ…っていうか別に喧嘩とかしてねェーし」アセアセ
上条「そうそう、俺たちは仲良しだぞ?」アセアセ
御坂妹「…チッ」
一方通行「オイ?今舌打ちしなかったかァァァ?」
御坂妹「ミサカはそんなことしていませんが、一方通行、あなたの勘違いではありませんか?」
一方通行「だとォ?テメェ喧嘩うってンのかァァァ!?」
上条「ほらほら、百合子まてまて」
一方通行「だ、だけどよォ…」
御坂妹「まぁ冗談ですとミサカはいいます、ミサカだってちょっと悔しいから意地悪してみたかっただけです」
685 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:50:31.88 ID:1Q90j9go [4/20]
上条「…ったく仕方ないな、百合子、手だして」
グイッ
一方通行「な、何すンだよ」
上条「御坂妹も」
グイッ
御坂妹「あっ…」
上条「はい、仲直りの握手、お前たちが喧嘩なんかしたら俺は悲しいぞ?」
御坂妹「…」チラッ
一方通行「…しゃァーねェーな」
ぎゅっ
上条「よしこれで終わりと」
ぎゅるるるるる、ぐぅ~
上条「……」
禁書「とーまぁ…運動したら、おなかすいたー」
上条「はぁ…それじゃ何か軽く食べにいきますか…」
686 名前:復活したことみんな知らない今なら…[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:51:58.72 ID:1Q90j9go [5/20]
-売店前-
上条「いっつもおもうんだけどさ…」
一方通行「あァン?」
上条「こういうところの値段ってかなりあれだよな…」
一方通行「まァ、この値段でも買うだろうからなァ、それに出店してる業者も場所代みたいなもン取られンだろ?」
上条「そういうことだよな…はぁ…」
禁書「とーま…」じぃー
上条「はいはい、食べたいものを頼んでください…」
禁書「わぁぁ」ぱぁぁ
禁書「それじゃね!これとこれとこれとこれとこれとこれと…あとね!」
上条「あ、あの…ある程度手加減を…」アセアセ
禁書「それとこれ、あとそこのも!」
上条「い、インデックスさーん?もしもーし?」
打ち止め「ミサカはこれとこれが食べたいっていってみたりー」
御坂妹「ミサカはこれとこれが食べたいです」
687 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 21:53:15.51 ID:1Q90j9go [6/20]
上条「……はぁ不幸だ」ずーん
一方通行「…さ、三下ァ…金ェ…大丈夫か?」ボソッ
上条「あははっはは…」
一方通行「お、俺も出すぞ…?」
上条「あはははは、今日はまぁ俺が…」
上条(百合子にご馳走になってばかりじゃ……さすがにかっこ悪いというか…)
一方通行「そ、そォーか…きつかったら言えよな?」
上条「大丈夫、大丈夫」
一方通行「それじゃ…俺はこれとこれを…」
上条「あの、コーラのSサイズ1つで…」
………
……
…
いただきまーす
禁書「がつがつがつがつ」
688 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:03:05.02 ID:1Q90j9go [7/20]
打ち止め「ぱくぱくぱく」
御坂妹「むしゃむしゃ」
上条「はぁ…」
ぎゅるぎゅるぎゅる~
一方通行「三下ァ…飲み物だけなのか…?」
禁書「がつがつがつがつ」
上条「あ、あぁ…」
上条(もう、残金100円切ったからな…)
一方通行「こ、これ食うかァ?」
上条「あはははは、だ、大丈夫だから…」
ぎゅるるるる
一方通行「……三下、無理すンな」
上条「ん?どうした百合子…」
一方通行「三下…お前が無理して倒れたら俺どうすりゃいいンだよ…?またあれなのかァ?」ボソッ
上条「あれって?」
689 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:08:24.57 ID:1Q90j9go [8/20]
一方通行「今夜…してくれンだろ?」
上条「あっ!?…あぁ…///」
一方通行「だったら、しっかり食べてくれよ///」
上条「そ、そうだな…///」
打ち止め「今夜ってなにかなってミサカはミサカは興味津々だったりー」
一方通行「な、なンでもねェよ!///」
打ち止め「えぇー」
一方通行「い、いいからガキは飯くってろ!余所見してっと、そこの白いのに食われンぞ?」
打ち止め「えっ!?」
禁書「…じゅるじゅるじゅる」
打ち止め「あっ…」
禁書「それ、食べないなら私がたべてもいいのかな?」
打ち止め「だ、駄目!これはミサカのだから!」
禁書「うー……」チラッ
御坂妹「これはミサカの食べ物です」サッ
690 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:15:00.68 ID:1Q90j9go [9/20]
ごちそうさまでした
禁書「ふぅ~」
打ち止め「おなかいっぱーい」
御坂妹「ミサカは満足です」
禁書「さて、また泳ぐんだよ!」
上条「ほらほら、インデックス!食べてすぐは水に入っちゃ駄目だぞ」
禁書「えっーなんでかな、とーま!」
上条「さっきアナウンスでしっかりいってただろ、常識だぞ?」
禁書「…うぅー」
上条「少し休んでろって打ち止めだって御坂妹だってほら、まだ動けそうにないし」
禁書「わかったんだよ…」
上条「俺は食べたごみを片付けてくるから」
一方通行「俺も手伝う」
上条「サンキュー、百合子!それじゃそうだな…15分はここで休憩してること、いいな?」
禁書「15分だね、そのあとはまた遊ぶからね!」
691 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:27:04.81 ID:1Q90j9go [10/20]
一方通行「ところで三下ァ…」
上条「ん?なんだ、百合子」
一方通行「今夜の事なンだけどさァ…」
上条「な、なんだよ、いきなり…」
一方通行「今夜あいつらどうするか考えたか?」
上条「あっ…そうだな…」
一方通行「やっぱ何も考えてなかったかァ…」
上条「すまん…」
一方通行「それでだ考えたンだけどよォ…あいつら遊ばせるだけ遊ばせてだ…」
上条「あぁ…」
一方通行「泳ぎまくればそりゃ、疲れンだろ?」
上条「そうだな、泳ぐってかなりハードな運動だからな」
一方通行「その後だ…疲れたら、やっぱ眠くなンだろ?」
上条「プールの後の授業って眠かったなぁ…」
一方通行「だからよ…帰りうちによって、眠くなったガキどもを寝かせて……」
692 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:34:37.42 ID:1Q90j9go [11/20]
上条「そ、そうか…」
一方通行「なんとか理由つけて一人ずつ抜け出して、三下の部屋で…///」
上条「わ、わかった…それでいこう///」
一方通行「今度こそ…邪魔させねェーぞ///」
上条「お、俺、我慢の限界だよ…///」
一方通行「俺だって///」
上条「///」
禁書「とーま、15分経ったから泳いでいいよね?」
上条「あっ…いいぞ、夕方までたっぷり遊んで来い」
禁書「やったーじゃぁいってくるんだよ!」
一方通行「ガキ共ォ?折角だし、しっかり楽しめよ!」
打ち止め「…ミサカはミサカは、ちょっとまだおなかが苦しかったりー」
禁書「早くいこう!一緒に遊ぼう!」
ぐいっぐいっ
打ち止め「ちょ、ちょっとまだおなかが苦しいってミサカはミサカはー」
693 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:44:03.30 ID:1Q90j9go [12/20]
ばしゃばしゃ
禁書「あはははっは」
打ち止め「ぷわぁ、まっ、まって、ミサカはミサカは…」
禁書「えいえいっ!」
ばしゃばしゃ
御坂妹「ミサカ援護します」
ばしゃばしゃ
打ち止め「ちょ、ちょっと、10032号なんでミサカにかけるのってミサカはミサカは…」
上条「ほら、打ち止めばっかりいじめるんじゃないぞ!」
禁書「は~い」
ばしゃばしゃ
一方通行「なァ、三下ァ…俺たちも少し遊ばねェーか?」
上条「ん、そうだな…よし、折角だし」
一方通行「だ、だったら俺、あれやってみてェーンだけどよ…///」
上条「ウォータスライダー?」
694 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:48:00.05 ID:1Q90j9go [13/20]
一方通行「…だ、ダメかァ?///」
上条「いや~ダメって事はないけど、意外だったなと」
一方通行「そ、そォーか?」
上条「それじゃいこうか」
ぎゅっ
一方通行「あっ///」
上条「あの辺り人が多いからはぐれないようにしないとな」ニコッ
一方通行「こ、子供扱いすンじゃねェ…よ…///」
上条「おーい、インデックス!」
禁書「なーに?とーまー」
上条「ちょっと百合子と遊んでくるから二人のこと頼むな、っていうか御坂妹に頼んだほうがいいか」
禁書「ちょ、ちょっとそれどういうことかな!」
御坂妹「頼まれました」
禁書「くーるびゅーてぃちょっとなにそれ!」
打ち止め「いってらっしゃーい」フリフリ
695 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:56:47.19 ID:1Q90j9go [14/20]
-ウォータスライダー前-
上条「うひゃ、混んでるなぁ…」
一方通行「…だなァ」
上条「それにしても…」
キョロキョロ
上条「なんだかカップルが多いような…」
一方通行「…だなァ///」
………
……
…
上条「次が俺たちの番だな」
一方通行「///」
案内係「お二人ですね?それじゃこの浮き輪で一緒に滑ってください」
上条「はい?」
案内係「カップルのお客さんはこの浮き輪で一緒に滑ってもらっているんですよ」
696 名前:ところでvip側のスレって今どこなんでしょうね…[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 22:57:16.92 ID:1Q90j9go [15/20]
上条「この小さい浮き輪に二人ですか?」
案内係「そうですよ」
上条「これじゃかなり密着しないと…」
一方通行「///」
案内係「それじゃはじめは私が押さえていますので、お二人は座ってください」
上条「は、はい」どさっ
一方通行「///」どさっ
案内係「準備はいいですか?」
上条「準備っていったって…」
一方通行「三下ァ…ぎゅってして///」
上条「ば、ばか人前だぞ///」
一方通行「そ、そうしねェと落ちちまうだろ///」
案内係「後ろがつかえていますので早くしてください」
一方通行「は、はやく///」
上条「し、仕方ないな///」
697 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:02:16.69 ID:1Q90j9go [16/20]
ぎゅぅぅう
一方通行「///」
上条「///」
案内係「それじゃいきますよ、はい」
ずずずず…
ザァァア
上条「うぉぉお!」
一方通行「///」
ザァァァア
上条「うぉ!うぉ!うぉ!」
ぎゅぅぅう
一方通行(三下ァ…///)
上条「すげぇ!すげぇ!」
一方通行(三下の腕の中…///)
ザァァァア
698 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:07:52.06 ID:1Q90j9go [17/20]
上条「うぉぉぉお!!」
一方通行(最高だァ///)
ざっっぱぁぁああん
上条「ごぼごぼごぼ」
一方通行(もう、終わりかよ///)
ザバッ
上条「ぷはぁぁぁ」
一方通行「ぷはァァ」
上条「はぁ、すごかったな…」
一方通行「そ、そうだな…」
プカプカ
上条「あれ…なんか浮かんでるぞ…」
バシャッ
上条「…ん?水着…あれこれって…」
一方通行(さ、三下、身体と密着して…こう…もうぶるぶるっと///)
699 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:11:28.92 ID:1Q90j9go [18/20]
上条「ゆ、百合子のじゃ…」
チラッ
一方通行「あ、あと2回…いや3回は…」
上条「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ」アセアセ
一方通行「いや、終わりまでずっとってのも…」
上条「ゆゆゆゆ、百合子、こここここここ、これ」
一方通行「三下ァ、とりあえずもう一回いくぞォ?」
上条「そ、そそそそそうじゃなくて、みみみみみずみずみずみず…」
一方通行「あァ?なンだ?はっきりいいやがれ!」
上条「水着の上が取れてるぞ!!!///」
一方通行「…えっ」
上条「だ、だからここにお前の水着が…」
一方通行「…」ペタペタ
上条「///」
一方通行「…ニャァアアアアアア!?」
700 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:16:43.97 ID:1Q90j9go [19/20]
上条「と、とりあえず、周りに人がいるからこれを///」
むにゅっ
上条「あっ///」
一方通行「ニャァアアアアア!?///」
上条「ご、ごめんわざとじゃ///」
………
……
…
一方通行「///」
上条「///」
一方通行「さ、さっさとブラかえさねェから…///」
上条「だからごめんって…///」
一方通行「ゴメンとかいいながら、じっとみてたじゃねェーか…///」
上条「ごめん…///」
一方通行「べ、別に見たことを怒ったりしねェよ…///」
701 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/19(金) 23:21:28.51 ID:1Q90j9go [20/20]
上条「///」
一方通行「お、俺はお前の彼女なンだよなァ?///」
上条「あ、あぁ///」
一方通行「だ、だったらその大事な彼女の胸を…いつまでも晒しておくンじゃねェよ///」
上条「そ、そうだな///」
一方通行「そ、そういうことだよォ///」
上条「次からは真っ先に俺の手で隠すから///」
一方通行「そ、そういうこといってンじゃねェよ///」
上条「あれ///」
一方通行「ドスケベが///」
上条「ゴメン///」
一方通行「お、俺以外にそンなことしようとかおもうンじゃねェぞ?///」
上条「もちろん!!」
一方通行「だ、だったら許してやるよ///」
上条「ありがとう///」
709 名前:さてエロはどうしようか…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 20:35:10.42 ID:Pkhd/QMo [1/22]
-帰路-
テクテク
禁書「ねーむーいー、そしておなかもすいたんだよ…」
一方通行「マンションまでもうすぐだろォ!」
御坂妹「そろそろ身体が、ミサカが睡眠を欲しています」
上条「もう少しだぞ」
打ち止め「すーすー」
御坂妹「上位固体だけ上条当麻におんぶしてもらってるのはミサカはずるいとおもいます」
上条「お前のがお姉さんだろ?だったら我慢してくれよ」
御坂妹「たった○日くらいですが、とミサカは冷静に突っ込みを入れます、でもまぁ姉と呼ばれるのも悪くはないかもとミサカは.・・・」
一方通行「お、俺だって三下の背中を断腸の思いで、ガキに貸してンだよォォォ!!」
打ち止め「すーぴー、すーぴー」
上条「…あっ、あの…///」
一方通行「///」
御坂妹「はいはい、ばかっぷるばかっぷる」
711 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:13:58.06 ID:Pkhd/QMo [2/22]
-黄泉川宅-
黄泉川「おっ、遅かったじゃんか」
一方通行「こいつらが、時間ぎりぎりまで遊ンだからなァ…」
芳川「そうみたいね…」
禁書「…うー」ウツラウツラ
禁書「すーぴーすーぴー」
御坂妹「…ミサカも……限…界で……す…」フラフラ
上条「黄泉川先生、ちょっとこいつ下ろしたいんで手伝ってもらえますか?」
黄泉川「ちょっとまってるじゃん、今布団だしてくるから」
芳川「それで、この二人はどうするの?寝ちゃいそうだけど…」
上条「少し休ませてあげてもらえますか?」
芳川「まぁ仕方ないわね、あの子寝かせてるからもうベッドは空いてないけど…まぁ適当に寝転がせておけばいいわよね」」
上条「十分です、助かります、ほらインデックス、御坂妹、もう少しがんばれ、靴脱いで『お邪魔します』をいってから寝て来い」
禁書「…おじゃましますなんだよ」ウツラウツラ
御坂妹「…お邪魔しますとミサカは……」フラフラ
712 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:18:12.81 ID:Pkhd/QMo [3/22]
一方通行「で、三下どうすンだ?」ボソッ
上条「そうだな、この水着を洗ってくるとかいって帰るから…少し時間あけてうちに来てくれるか?」ボソボソッ
一方通行「わかった…」
上条「それじゃ…」
上条「黄泉川先生、芳川さん、ちょっと俺水着を洗濯してくるので一旦戻ります」
-黄泉川「そんなのならそこの洗濯機で洗えばいいじゃんか、どうせこいつらのも洗うんだし」」
上条「そ、そんな女の人しかいない部屋の洗濯機に俺の汚いものを入れるなんて!」
-黄泉川「そんなこと気にしてどうするじゃんか、むしろ一方通行は喜ぶぞ?」
上条「…え?」
一方通行「う、うっせェな///」
上条「おい、百合子…」ボソッ
一方通行「あっ…」
上条「と、とりあえずそういうわけだから、そいつらお願いします」
-黄泉川「わかったじゃん」
上条「それでできるだけ早く戻るつもりですが、もしものときは申し訳ないんですけど、インデックスおきてすぐおなかすいたとかいうはずなんで…」
713 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:18:38.61 ID:Pkhd/QMo [4/22]
-黄泉川「確かに……寝てても食いそうだしな…」
上条「なんか適当にそいつの口につっこんでやってくれませんか」
-黄泉川「了解じゃん」
上条「お願いします、それじゃ…」
一方通行「さ、三十分位したら理由つけてそっちいくからな…」
上条「待ってるよ、百合子」
一方通行「あァ、待ってろ///」
ちゅっ
上条「またあとで」
バタンッ
………
……
…
タッタッタッタッ
上条「はぁはぁはぁ、今日は汗かいたから百合子来る前にシャワー浴びておかないと…」
714 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:19:10.85 ID:Pkhd/QMo [5/22]
-学生寮、上条の部屋-
ガチャッ
上条「ただいまっと…」
上条「とりあえず、水着を洗濯機にいれてと…」
ピッ
上条「それじゃ…着替えを用意して…」
ガサゴソ
バタンッ、キュッ、シャーァァァ
-教員寮、黄泉川の部屋-
一方通行「…」ソワソワ
黄泉川「一方通行、何そわそわしてるんだ?トイレでもいきたいのか?」
一方通行「ち、ちげェ!」
黄泉川「ほら、そこの出汁とってくれじゃん」
一方通行「お、オゥ…」
黄泉川「あの腹ペコシスターが起きる前に飯つくっておかないとな」
715 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:27:14.78 ID:Pkhd/QMo [6/22]
一方通行「だなァ…」
一方通行(な、何か抜け出す理由はねェか…)キョロキョロ
黄泉川「ん?本当に落ち着きないな…包丁持ちながらそんなキョロキョロしたら危ないじゃんか」
一方通行「な、なンでもねェよ…」アセアセ
黄泉川「ふー、もう今日はいいよ、ほらもう後は私がやるから…」
芳川「どうせ、彼の事でも考えていたんでしょ?」
一方通行「!?」
黄泉川「あーそうか、上条かえってから妙に落ち着きないとおもってたじゃんか」
一方通行「…」
芳川「それで、一方通行、何隠してるわけ?」
一方通行「…なンでもねェよ………」
黄泉川「一方通行~?事と次第によっちゃ、協力してあげてもいいかなとおもってるじゃんか~」ニヤァ
一方通行「きょ、協力だとォ?」
芳川「ほら、私たち大人の女性だから…まぁ察しはつくんだけどね…」ニコッ
一方通行「なっ…!?///」
716 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:33:42.47 ID:Pkhd/QMo [7/22]
黄泉川「…図星じゃんか」ニヤッ
一方通行「///」
芳川「本当に彼と出会ってから貴方嘘をがつくのが下手になったわね…」
一方通行「う、うるせェなァ…///」
黄泉川「まぁ…この前も失敗したみたいだし…今日こそってところなんだろうな」
一方通行「…わりィかよ…」
黄泉川「まぁ教師としては…あんまりよくないことなんだけど…」チラッ
一方通行「…チッ」
黄泉川「今日は同じ女として、応援してやるじゃんか」ニコッ
芳川「そうね、保護者としてというか姉としてここは背中おしてあげないとね…」ニコッ
一方通行「お、お前らァ…年増の癖していいやつだったンだなァァァ」ウルウル
ブチッ
黄泉川「だ、誰が年増だってぇぇぇぇ!?」
芳川「わ、私とジャージ女をを一緒にしないでくれるかしら?」
黄泉川「おい、誰がジャージ女じゃんか!」
717 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:40:07.99 ID:Pkhd/QMo [8/22]
芳川「ジャージ女をジャージ女っていってどこかおかしいわけ?」
黄泉川「わ、私の方が胸だって大きいし、生徒にだって人気あるじゃん!」
芳川「その人気だって私のアドバイスがあればこそでしょ!」
ギャーギャー
一方通行「…今のうちに」コソコソ
バタンッ
黄泉川「大体!いつもいつも!」
芳川「なによやるわけ!?」
………
……
…
タッタタタタ
一方通行「ハァハァハァハァ…三下…!」
一方通行「は、早く三下に会いたい…三下と一緒に…」
一方通行「///」
718 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:44:45.13 ID:Pkhd/QMo [9/22]
上条「…」スンスン
上条「シャワーで体臭よし!」
ササッ
上条「ベッドよし!」ビシッ
上条「あとは…」
ガサゴソ
上条「こ、近藤さんよし…///」
上条「……」
上条「はぁ…緊張するな…」
ピーンポーン
上条「き、来た!?」
タタタッタタ
ガチャッ
上条「ゆ、百合子!」
一方通行「わりィ、遅くなったぞォ…///」
720 名前:カットしても…きっと脳内補完してくれるはずだ…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 21:50:07.91 ID:Pkhd/QMo [10/22]
上条「い、いや、ぜ、ぜぜぜんぜんまってないぞ…///」
一方通行「そっか…///」
上条「まぁとりあえずあがれよ…」
一方通行「お、お邪魔します」
テクテク
一方通行「さ、三下あのなァ…」
上条「……はぁはぁ」
一方通行「ちょっと、シャワーを…」
上条「ゆ、百合子ぉぉぉ!」
がばっ
一方通行「さ、三下ァ!ま、まてよ!!」アセアセ
上条「百合子…百合子ぉぉ」
一方通行「だ、だからまてって!」
グイッ
一方通行「せ、せめてシャワー浴びさせてくれよなァ…///」
721 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:03:51.35 ID:Pkhd/QMo [11/22]
-浴室-
シャーァァァ
一方通行「三下のヤツ…あンなにがっつきやがってェ…///」
一方通行(まァ、嬉しかったンだけどな…)
一方通行「三下もやっぱりその気になってンだよなァ?」
一方通行「ってことはァ…」
一方通行(俺のココに…三下のが…とうとう…」
モゾモゾ
一方通行「///」
-ベッドの上-
上条「…あぁぁぁ、もう!!」
上条「ついに百合子は俺を……」
上条「うぅぅぅ、待ちきれないぞぉぉぉお!」
上条「…いやこういうときこそ冷静にこの前のようにイメージトレーニングをするべきだな…」
上条「まず、タオル一枚の百合子をやさしく抱きしめて…キスをして…」ブツブツ
722 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:09:33.88 ID:Pkhd/QMo [12/22]
ガチャッ
トンッテクテク
上条「…」ゴクリッ
一方通行「ま、待たせたなァ…」
上条「…あっ」
一方通行「な、何か言えよ、恥ずかしいだろォーが…」
上条「その……素敵だよ…百合子…」
一方通行「そ、そォーか///」
上条「百合子、こっちにきてくれないか?」
一方通行「…あァ」
テクテク
上条「横に座ってくれ」
ドサッ
一方通行「……」
上条「百合子……」ジー
724 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:15:20.95 ID:Pkhd/QMo [13/22]
一方通行「三下…」ジィー
上条「百合子、愛してる…」
一方通行「俺もだァ…」
上条「…」
ちゅっ
一方通行(さ、三下ァァァ!!)
ちゅぷ、ちゅちゅちゅ、ぢゅぅぅぅぅぅう
一方通行「はァふゥ…はァはァ…」
ろっ…れろれろれろっ
一方通行「…はッ…あッッ…」
…っぱ
一方通行「ハァハァハァハァ…」
上条「百合子…」
パサッ
一方通行「三下ァ…///」
725 名前:どこからごにょごにょしようかな…[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:24:25.97 ID:Pkhd/QMo [14/22]
上条「……」
一方通行「///」
上条「……百合子先に謝っておくよ」
一方通行「な、なンだよ…///」
上条「百合子の身体みてたら、もう俺我慢できそうにない……とまらないかもしれない…」
一方通行「そ、そンなことかよォ…///」
上条「…責任は取るから」
一方通行「好きにしろよォ…もう俺はお前に惚れちまったンだよ!お前に触って欲しいンだよ!」
一方通行「お前に気持ちよくなって欲しいンだよ!俺はお前と一つになれたらそれで十分なンだよ!だから…」
上条「百合子…」
ちゅっ
上条「わかった、はじめてだからその……うまくできるか判らないけど…できるだけ…百合子も気持ちよくなれるように努力するから…」
一方通行「そ、そンなこと…三下に触れられるだけで俺はァ…///」
上条「いくぞ、百合子…」
一方通行「///」グッ
728 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:34:50.48 ID:Pkhd/QMo [15/22]
ちゅっ
一方通行「…ハァハァ」
もにゅっ
一方通行「はぅ…」ビクッ
もにゅもにゅ
一方通行「さ、三下ァ…お、俺の小さいの揉ンでも、あンまり面白くねェだろ…?///」
ぱくっ
一方通行「…クァァ」
ちゅぱっちゅぷっ
一方通行「そ、そンなに赤ン坊みたいに…」
ちゅぱちゅぱちゅぱ…ちゅぅぅぅ
一方通行「す、吸っちゃ…か……感じちまうだ…ろォ…///」
ちゅぷっ…かみっ
一方通行「…ン゛ン゛ン゛!!」
一方通行「さ、さ、三下ァ…なっ…なに…を……」
729 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:40:54.64 ID:Pkhd/QMo [16/22]
かみかみっ…
一方通行「ア゛ァァァァァ!!」
こりこり…こりっ
一方通行「―――!?」
ビクンビクンッ
一方通行「…ハァハァハァ」
上条「……」
一方通行「…ハァハァ…さ、三下ァ…」
上条「…」
ツツツゥー
一方通行「ま、まて!三下ァ!今、今はァァ!!」アセアセ
ぺろっ
一方通行「ひゃうっ!?」
ぺろぺろぺろ
一方通行「まだ、ちょ、ちょっとまってくれよォ…///」
730 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:46:26.56 ID:Pkhd/QMo [17/22]
ツツツツゥー
一方通行「アッ…アッ…」
ツツツツッー
一方通行「そ、そこはァァァ!///」
ちゅっ
一方通行「ヒャン!」ビクッ
ぺろっ、ぺろっ
一方通行「そ、そこはきたねェ…だ、ろ…ォ…が…ァ…///」
ぺろぺろぺろっ
一方通行「だ、だからァァァア!!」
ぢゅゅゅゅゅぅうう
一方通行「ァァァァアァァアアア…」
ぢゅぅぅぅっ…っぱぁ
一方通行「―――!?」ビクッ
一方通行「ハァハァハァ…き、きたねェっていったのによォ…///」
731 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:51:04.02 ID:Pkhd/QMo [18/22]
上条「百合子…そろそろ…」
一方通行「…あァ///」
ガサガサ
上条「それじゃ…」
ペリッ
一方通行「あっ…」
上条「やっぱり、使わないとまずいだろ?」
一方通行「……」
ペリペリッ
一方通行「なァ三下ァ…」
上条「な、なんだ?百合子…」
一方通行「三下は責任とってくれンだよなァ…?」
上条「当たり前だろ!むしろとらせてくださいとお願いしたいくらいだよ」
一方通行「だったらよ…それ…無くてもいいンだけどよォ…俺ァ…」
上条「…えっ?」
732 名前:さてと休憩休憩、どこまで書いておkなのかなっと[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:58:16.21 ID:Pkhd/QMo [19/22]
一方通行「べ、別に三下が使いたいってなら…止めはしねェーけどさ…///」
上条「ゆ、百合子、な何をいってるかわかってるか…?」アセアセ
一方通行「だってよォ…それ付けるとォ……三下との間に…それが入るンだろォ?」
上条「そりゃ…そうだけど…」
一方通行「俺はァ…できれば…直に三下を感じてェ…ンだよ…///」
上条「その…///」
一方通行「駄目かァ…?///」ジィー
上条「駄目じゃ…ないです…///」
一方通行「だったら無しで…頼む…///」
上条「わ、わかった…」ゴクリッ
一方通行「///」
上条「そ、その…もしもの時はさっきいったとおり責任取るから…」
一方通行「信じてンよ…///」
上条「そっか…///」
一方通行「ったりめェだろ…俺の見込んだ男なンだからァ///」
734 名前:脳内補完してもらえると嬉しいンですよ[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:37:30.35 ID:Pkhd/QMo [20/22]
一方通行「…」コクリッ
一方通行「―――痛ッ!?」
一方通行「だ、大丈夫だからァ…」
一方通行「三下の好きなように…」
一方通行「…ッ…」グッ
一方通行「はっ……はっ……はっ…あっ…」
一方通行「三下、三下、三下ァァァァアア!!」
一方通行「――――!?」ビクッ
735 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:46:03.29 ID:Pkhd/QMo [21/22]
上条「はぁはぁはぁはぁはぁ…」
一方通行「ハァハァハァハァ…」グッタリ
上条「百合子…」
一方通行「さ、三下ァ…このまま抱きしめてくれないか…」
上条「…あぁ」
ぎゅぅぅう
一方通行「…三下ァ…好きだぞォ?///」ニコッ
上条「俺も」
ちゅっ…ぢゅぅぅう
一方通行「はぁっふぅ…ん」
上条「百合子……その…」
一方通行「な、なんだ…よ…」
上条「あの…もう一回いいかな…?///」
一方通行「…仕方ねェな///」
上条「ごめん、こうやって抱きしめてるだけで、すぐ元気になっちゃって///」
736 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 23:56:14.19 ID:Pkhd/QMo [22/22]
-戦闘終了-
一方通行「はぁはぁはぁ…」
上条「はぁはぁはぁ…」
一方通行「け、結局…あれから…○回もしやがって…」
上条「だって…百合子が可愛過ぎるから…」
一方通行「ったく///」
上条「百合子だって2回目以降結構、気持ちよさそうに…」
一方通行「だからって、さすがに死ぬかとおもったぞ///」
上条「ごめん///」
一方通行「ま、まぁ…三下が満足したってなら…俺は良いンだけどさァ…///」
上条「それについては…まだまだ満足してないわけで…///」
一方通行「オイ!ちょっとまて!さすがに今日は!!」
上条「さすがに今日じゃなくても…な?また機会があったらで///」
一方通行「…考えておいてやる///]
上条「百合子愛してるよ」
ちゅっ
738 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:02:04.65 ID:k7xshUgo [1/27]
ガチャッ
-禁書「とーまー?ゆりこどこにいったかしらないかなー?」
上条「や、やべぇ鍵閉め忘れた」アセアセ
一方通行「ちょっと何してンだよ三下ァァ!!」オロオロ
上条「と、とにかく服をきてだな…」アセアセ
-禁書「あれ?とーまいないのかな?」
トテテテテ
上条「は、早くずぼんずぼん」
一方通行「馬鹿、ちゃんとパンツ履け!」
上条「こ、この際どうだっていいだろ!」
禁書「とーまー?」
上条「あっ…」
一方通行「…アチャー」
禁書「あれ?とーま?ゆりこ…?どうして…一緒に裸でいるのかな…」
上条「そ、それはだな…」
740 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:09:19.33 ID:k7xshUgo [2/27]
一方通行「///」
禁書「もしかして…」ジトォー
上条「あはっ…あははははは」
禁書「……とーまぁああ?」
上条「ひぃぃぃ」
禁書「なんてね…まぁうすうす想像してたんだよ…起きたら二人がいないから…」
一方通行「…お前」
禁書「……とーまが好きなのはゆりこなんだし、それでとーまが喜ぶなら私も嬉しいんだよ」
上条「インデックス…」
禁書「でも、少し嫉妬しちゃうかなぁ、今でも私とーまの事が大好きだし…」チラッ
上条「だ、だ、駄目だぞ、俺はもう百合子一筋って決めたんだから!」
禁書「大丈夫、ただ、わかっていたことだけど…ちょっとつらいだけなんだよ…」
一方通行「ゴメンな…」
禁書「謝らなくてもいいんだよ、私が勝手にとーまのこと好きになっただけなんだから…それに……」
ギュッ
741 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:14:43.68 ID:k7xshUgo [3/27]
上条「い、いんでくすぅ?」
禁書「とーまとゆりこが結婚したらみんなで仲良く暮らせるんだよね!」
一方通行「け、結婚///」
禁書「とーま?とーまがしたことは女の子にとってそういうことだよね?」
上条「ったりまえだ!」
禁書「だったらとーまとゆりこは一緒になるんだし、みんなで仲良く暮らせるね」
上条「そ、そうだな…///」
禁書「でもとーま?それまでゆりこに、嫌われないようにしなくちゃけないんだよ?」
一方通行「お、俺が三下嫌うなんて絶対あるわけねェだろォォォ!!」
禁書「だってとーま」ニコッ
上条「あははは///」
一方通行「///」
禁書「それじゃみんな待ってるし、向こうにいこうよ」
上条「そうだな、とりあえず着替えて…」
一方通行「そ、そうだ、とりあえず三下、早くそれしまえよ///」
743 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:20:31.27 ID:k7xshUgo [4/27]
-移動中-
ヒョッコ、ヒョッコ
一方通行「…ッ」
上条「百合子痛むのか?」
一方通行「なンか…まだ入ってるような感覚が…」
上条「痛みは?」
一方通行「痛みは、まァ我慢できンだけどォ…この感覚はまだだなァ…」
禁書「よっぽど、とーまが乱暴に扱ったんだね…?」ジトォー
上条「ら、乱暴だなんて…な?百合子」
一方通行「ちょっと乱暴だったかもしンねェな…」ジトォー
禁書「とーまー?」ジトォー
上条「わ、わるかったって」アセアセ
一方通行「アハハハ、冗談だよ、俺が好きにしてくれといったンだしな…///」
上条「百合子…」
スッ
744 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:24:28.90 ID:k7xshUgo [5/27]
一方通行「なンだァ?」
上条「ほら、おんぶ」
一方通行「お、おンぶだァァ?///」
上条「これも俺の責任だよ、だからほら」
一方通行「///」
スッ
上条「よっ」
一方通行「わ、わりィーな///」
上条「だから俺のせいなんだから…それにしても百合子…お前本当に軽いな」
一方通行「悪かったな…」
上条「女の子で軽いって言われて、そういう返事するのってお前だけだぞ…」
一方通行「俺だけ変で悪かったな…」
上条「まぁそういうところも好きなんだけどな」
一方通行「…チッ///」
禁書「ほら、とーま、ゆりこ?惚気てくれなくていいから、早くいくよー?」
745 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:32:57.20 ID:k7xshUgo [6/27]
ガチャッ
一方通行「戻ったぞォ…」
トテテテ
打ち止め「一方通行おかえりー」
ダタタタタ
黄泉川「せ、一方通行、結果はどうだった!?」
芳川「協力したんだから教えてくれるわよね!?」
一方通行「て、テメェらはァ…」プルプル
上条「え?え?先生たちしってるわけ?///」
黄泉川「はっはーん」キュピーン
一方通行「三下の馬鹿ァ///」
芳川「そうなんだ、へぇーで…上条くん…どうだった?うちの一方通行ちゃんは」
上条「その…とってもよかったです///」
芳川「そうそう、よかったのね…へぇー」ニヤニヤ
一方通行「クソッ///」
746 名前:こんなところで百合子の三度目の正直編おしまいです[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 00:38:17.88 ID:k7xshUgo [7/27]
黄泉川「よし、今から赤飯炊くじゃん!」
禁書「せきはんってなに!おいしいの?」
黄泉川「祝い事の時に炊く特別なご飯じゃん」
禁書「特別!食べたい食べたい!」
打ち止め「ミサカもたべるたべるー」
御坂妹「もちろんミサカも食べたいです、そして上条当麻に食べられた…ゲフンゲフンとミサカは思わず本音を口に出しそうになります」
一方通行「…ほとんど漏れてンだろォ……」
御坂妹「もちろん○的な意味でとミサカは補足説明しておきます」
一方通行「テメェ!!」ギリッ
上条「まぁまぁ、百合子、俺は百合子にしかしないって」
一方通行「チッ…///」
御坂妹「チッ…」
禁書「せきはんせきはん!ごちそうごちそう!」
打ち止め「赤飯赤飯!」
上条「こっちは世界が違うようで…」
749 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:28:16.18 ID:k7xshUgo [8/27]
帰宅
色々片付けたらはじめます
750 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 19:55:31.37 ID:k7xshUgo [9/27]
-翌日-
上条「…」ソワソワ
チラッ
上条「約束の時間まであと1時間か…」
タッタタタタ
一方通行「ハァハァハァ…」
上条「あっ、百合子」
一方通行「さ、三下…な、何でまだ時間でもねェのに…」
上条「二人きりでデートだと思ったら…な///」
一方通行「そ、そォーかよ…ま、まったかァ?」
上条「ぜ、ぜんぜん!いまきたところだから!!」
一方通行「それじゃ…いくか…」
ぎゅっ
上条「///」
一方通行「今日はずっとこうして手つないでてくれると、嬉しいぞォ…///」
751 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:10:18.08 ID:k7xshUgo [10/27]
上条「それにしても、黄泉川先生が気を利かせてインデックスの面倒みてくれるとはなぁ…」
一方通行「まァ、最近二人きりって時間なかったから、それは感謝だなァ…」
上条「そうだな、何か帰りお土産でも買っていこうか。それでどこに行きたい?」
一方通行「三下とならどこだっていいぞ…」
上条「そういわれると、つらいんだけど…」
一方通行「べ、別に三下の部屋で昨日と一緒の事でも……いいんだぞ///」
上条「ゆ、百合子!?」
一方通行「三下に触れてもらうと、こう気持ちがふわふわっとして…なンかいいンだよォ…///」
上条「だ、だからって///」
一方通行「し、仕方ねェだろ…三下が昨日そういう風に俺を躾けたンだからよォ…///」
上条「躾けたとか…上条さんなんかとっても変態チックなイメージに…」
一方通行「い、嫌なのかァ…?」ジトォー
上条「嫌じゃないけど…でもそれだとなんか俺、百合子の身体目当てみたいだし…」
一方通行「身体ごと心も愛してくれればいいンだよ…」
上条「そこまでいわれたら何があっても、百合子の事…手放さないからな!」
752 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:16:48.42 ID:k7xshUgo [11/27]
上条「ともかく、今日は楽しもうな?えーっととりあえず映画でも…」
一方通行「映画館かァ…」
上条「今は何を上映してるんだろうか…」
一方通行(映画館ていったら、やっぱ真っ暗になンよな?ってことは……)
一方通行「クフフフフフ…」ニヤニヤ
上条「百合子さーん?どうかしましたかー?」
一方通行「あっ、あァ…な、なンでもねェよ…」
………
……
…
-映画館前-
上条「えーっと…アニメ1本と…なんだかよくわからないな…これ…」
一方通行「まっ、まァいいじゃねェーか…取り合えず入ってみようぜ」
上条「そうだな、見ないことには判らないし…すみません、高校生2枚お願いします」
一方通行(つまんねェー映画なら人もすくねェだろうし……)ニヤッ
753 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:24:32.03 ID:k7xshUgo [12/27]
上条「百合子飲み物は、やっぱりコーヒーか?」
一方通行「あァ…そうだなァ…」
上条「それじゃ飲み物買ってくるから、適当に席とっておいてくれるか?」
一方通行「まかせておけ」
一方通行(あまり人目につかねェ良い場所とっておいてやるかよ…///)
上条「えーっと、自販機は…」
テクテク
一方通行「予想通り、ガラガラだなァ…こりゃ…三下とマジでイチャイチャできっかもしンねェな…」
一方通行「ウーン…」キョロキョロ
一方通行「この辺りか…」
ギシッ
一方通行「まァここなら、入り口からも見えにくいし…多分…///」
-「おいおい、マジでこんなつまんなそうな映画みるのか?」
-「何人の趣味に超ケチつけるてるんですか!」
-「そういうつもりじゃないけどさ…ほらほかにもうちょっと面白そうなのあっただろ…?」
754 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:31:50.67 ID:k7xshUgo [13/27]
一方通行(なンだァ?カップルかァ、まァこンなつまンなそうな映画だってそりゃ少しは客くるか…)
-「別に一緒に映画見てほしいだなんて私は超頼んでないわよ」
-「あーもうわかったわかった、好きにしろ、俺が勝手についてきてるだけだ」
-「浜面、なにか飲み物かってきて」
-「…ここでもパシリかよ……」
タタッタタタ
一方通行(なンだか三下とにてンなァ…あいつ…)
上条「お待たせ、探したぞ?こんな端っこに座ってるからさ」
一方通行「べ、別にいいだろ…」
上条「ほとんど客いないんだから、もっと見やすい場所でもいいんじゃないか?」
一方通行「こ、こだわりがあンだよ…」
上条「まぁいいけど…ほら、コーヒー」
一方通行「さ、サンキュー…」
上条「さてこれだけ客がいないとなると期待はできないだろうけど…まぁお金払った分は楽しませていただきましょうか!」
一方通行「そ、そうだな…」
一方通行(映画がつまらなくても、俺は三下と一緒にいられるなら…それだけで十分だぞ…)
755 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:41:37.04 ID:k7xshUgo [14/27]
-上映中-
上条「うへぇありえねー」
一方通行「…だなァ」
一方通行(意気込ンでみたものの)
上条「あはははは、この展開はすげぇ」
一方通行(ど、どうやるか考えてなかった…)
上条「百合子どうした?さっきから元気ないな?」
一方通行「あっ、大丈夫だ…」
上条「やっぱりつまらないか?」
一方通行「それほどでもねェとおもうけど」
上条「そっかならいいんだけど…」
一方通行(さ、三下に触れてェ…///)
-「ふんふんふん!」
-「これそんなに面白いのか?」
-「超うるさいです!今、超いいところだから黙っててください」
756 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 20:58:06.24 ID:k7xshUgo [15/27]
上条「ハハハハ…」
一方通行「…」ゴクッ
そぉー
上条「なぁ百合子、今のみたか?」クルッ
一方通行「あっ…」
上条「どうした、百合子?俺のコーラが飲みたいのか?」
一方通行「あ、あァ…」
上条「ほらっ」
一方通行「あ、ありがとう…」
上条「どういたしまして、アハハハハ」
一方通行(…コーラじゃなくて、三下の手が握りたかったンだよォォォォ!!)
上条「あっ…!」
すっ…ぎゅっ
一方通行「さ、三下ァ…?」ドキッ
上条「ごめん、鈍くて///」
757 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:08:42.07 ID:k7xshUgo [16/27]
一方通行「ど、どうして…手を…」
上条「よく考えたら、百合子がコーラ飲みたいとかいうはずないなぁと…」
上条「で、コーラじゃなければ…そこにあったのは俺の手だし…」
一方通行「///」
上条「違ったか?俺の自意識過剰かな…」
一方通行「ち、ちがわねェーよ…///」
上条「そうか、よかった」ニコッ
一方通行「三下ァ…」
「あぁぁん…」
上条・一方通行「!?」
「き、きてぇ…」
上条「び、B級映画につきもののあれだな…///」ドキドキ
一方通行「…たく、三下はこれが目的だったのかァ?///」ドキドキ
上条「い、いやそうじゃないけど、うぉすげぇ…///」ドキドキ
一方通行「あ、あンなのしたいのかァ…?」
758 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:22:01.84 ID:k7xshUgo [17/27]
上条「えっ…」
一方通行「どうなンだ?三下、したいのかァ?」
上条「その……したいです……///」
一方通行「…わかった、今度していいぞ///」
上条「///」
一方通行「いちいち照れてンじゃねェーよ…こっちのが恥ずかしいだろ、昨日はもっとすごいことしてくれてたのによ…///」
上条「だ、だって…百合子が可愛いから…」
一方通行「…仕方ねェな///」
-「浜面、何で超大きくしてるんですか!超最悪です!」
-「馬鹿、仕方ねぇだろ…///」
-「まさかその目は…私を超襲うつもりの目ですか?」
-「ば、馬鹿それはありえないぞ!」
-「超最悪です、超死んでほしいです、超くさいです」
-「おい最後、関係ないだろ!」
上条「な、何か騒がしいからでよっか…///」
一方通行「だなァ…///」
759 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:32:57.53 ID:k7xshUgo [18/27]
上条「それにしてもなんだったんだあのカップルは…」
一方通行「痴話喧嘩かァ?ったく場内でやるなってンだよ…」
上条「まぁバカップルってやつだろ?最近多いし」
一方通行「俺たちも十分バカップルらしいけどな…」
上条「そんなことないだろ!俺たちは普通のカップルだよ!」
一方通行「そ、そォか?そうだよな…///」
-「うわぁー兄貴ーバカップルがいるぞー」
-「バカップルだにゃーってかみやんじゃないか!!」
上条「えっ?土御門!?」
一方通行「て、テメェ何の用だァ!?」ギリッ
土御門「いや今日はただのデートしてるだけぜよ?」
舞夏「今日は兄貴とラブラブデートなのだー」
一方通行「あァ…?」
上条「あれ、お前ら兄妹だよな…?」
舞夏「そうだぞー?ただし義理のだけどなー」ニヤッ
760 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 21:45:20.38 ID:k7xshUgo [19/27]
上条「そ、そうですか…」
一方通行「そこまで落ちてたのかァ…」
土御門「二人とも失礼だにゃー、俺たちは純愛だぜよ?」
舞夏「そうだぞー!!」
上条「…わ、わかったわかった!土御門がどれだけ妹を愛してるかわかったから」
土御門「わかってもらえたならいいにゃー」
上条「でも、くれぐれも他の人にはそういうこというなよ?」
土御門「だ、だから血はつながっていないっていってるぜよ」
上条「それでもだ!」
土御門「……」
上条「それじゃ俺は百合子とデート中だから…」
土御門「俺らもデート中だから…」
上条「まぁがんばってくれ…」
土御門「かみやんもにゃ」
舞夏「らぶらぶデート続けてくるぞー!上条当麻またなー」フリフリ
761 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:00:37.57 ID:k7xshUgo [20/27]
上条「愛って…色々あるんだな…」
一方通行「そうだなァ…」
上条「そうだ…この後、この前の喫茶店行かないか…?」
一方通行「あァン?あそこになンかあったか?」
上条「まぁいってみてのお楽しみってことで…」
………
……
…
店員「いらっしゃいませ、お客様お二人でしょうか?」
上条「はい」
店員「こちらのテーブルへどうぞ」
スタスタスタ
店員「本日こちらのカップルのお客様限定の商品がお安くなっておりますが」
上条「それで」
一方通行「あっ…」
762 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:27:14.86 ID:k7xshUgo [21/27]
上条「この前きたとき、百合子気になってたみたいだったから…」
一方通行「お、覚えていたのかよ…」
上条「そりゃ大好きな百合子の事だしな、当然だろ?」
一方通行「そ、そォーかよ…///」プスプス
上条「それに、こうやって二人でデートなんて今後もあんまりなさそうだし、こういうときくらいしかな?」
一方通行「そォーだな…あいつらなンだかンだついてくるしな…」
上条「別についてくるなとはいわないけど、実際みんなで遊ぶのも楽しいから」
一方通行「お前は結構ああいうガキと遊ぶの好きだよな」
上条「百合子も面倒よくみてるよな」
一方通行「俺は…成り行きで…」
上条「俺はまぁ、今後百合子と一緒になってからも、みんな家族として生活したいなと思ってるから」
一方通行「家族かァ…」
上条「でもたまにはこうやって二人きりでデートしような?」
一方通行「そうだな…さすがに俺も三下とべたべたしてェし…」
上条「俺も百合子成分が足りなくなっちまうよ」ニコッ
763 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:41:33.00 ID:k7xshUgo [22/27]
一方通行「き、昨日あれだけしてまだたりねェのかよ…///」
上条「だから言ったろ?ぜんぜん足りないって、燃費悪いんだよ…」
一方通行「仕方ねェな…」
上条「だから…こうやって定期的に…」
ちゅっ
一方通行「なっ!?」
上条「百合子成分補充させてくれないと、おかしくなっちゃうかもしれないぞ」
一方通行「三下ァ!!こンな店の中で…き…キスすンなよな…///」
店員「あのーよろしいでしょうか…?」
上条「すみません」
店員「お待たせしました、本日のカップル限定メニュのパフェでございます」
一方通行「で、でけェ…」
上条「想像以上だな…」
店員「それではごゆっくりと」ペコッ
店員「あと…店内での先ほどのような行為はほどほどにお願いしますね」ニコッ
764 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 22:57:48.48 ID:k7xshUgo [23/27]
上条「…あっ///」
一方通行「ほら見ろ///」
上条「と、とりあえずこれ食おうぜ」
一方通行「そうだな…」
上条「百合子…あーん?」
一方通行「あァ…アーン」
パクッ
上条「どうだ、おいしい?」
一方通行「う、うまいぞ…つ、次は三下もあーんだ…///」
上条「ほい、あーん」
パクッ
上条「おっ、うまいなこれ…」モグモグ
一方通行「おい、三下ァ?回りの客がやけにこっちみてねェーか?」
上条「ん?どれどれ」キョロキョロ
上条「あっ…まぁ…いいだろ」
766 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:35:33.03 ID:k7xshUgo [24/27]
一方通行「なァ三下、昨日のことなンだけどよォ…」
上条「ん?どうかしたか?」
一方通行「き、昨日アレ、使わないでしちまったろ?」
上条「あぁ…そうだな…百合子、やっぱり後悔してるのか?」
一方通行「後悔なんかしてねェーよ!三下こそ後悔してねェーだろうな?」
上条「あんな気持ちいい思いさせてもらって後悔なんてするはずないだろ!」
一方通行「そ、そォーかよ…///」
上条「で、話は?」
一方通行「て、テメェが変なこといいから話がそれちまっただろうがァ…」
上条「ごめん、ごめん、つい」
一方通行「ついじゃねェよ…ったく……あのな…もしも、もしもだぞォ?あれで出来ちまってたら…」
上条「あぁ…そうだな…」
一方通行「もしもの時は、うンじまってもいいかァ?」
上条「なんだそんなことかよ…」
一方通行「だ、だってまだ俺らは…」
769 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:40:34.45 ID:k7xshUgo [25/27]
上条「確かにまだガキだよ、だけどな…新しい命が生まれるならそれは、とても嬉しいこと、喜ばしいことなんだ」
一方通行「……」
上条「周りは多分、反対すると思うけど…でも俺は…」
一方通行「…三下の覚悟はわかったよ」
上条「だから、その時は隠さず言ってほしい」
一方通行「判った、まず三下に報告すンよ…」
上条「約束だからな、百合子」
一方通行「あァ、約束だ…三下」
上条「あっ、そこ溶けて落ちそうだぞ」
一方通行「あっ…おっと」
上条「あーん」
一方通行「あーん///」
上条「とりあえず、一歩一歩確実に進んでいこうぜ」
一方通行「そうだな…やれるべきことからやっていくしかねェーな、難しく考えすぎてもしかたねェーし」
上条「そうそう、だから…いまは…今日はデートを楽しもうぜ」ニコッ
770 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:48:32.51 ID:k7xshUgo [26/27]
-とある公園のベンチ-
一方通行「結構うまかったなァ」
上条「カップル限定メニュだけあって安かったし、またいこうな」
一方通行「二人きりの時じゃねェーとゆっくりできねェな」
上条「インデックスなんかいたらゆっくり食べてる間に横取りされるな」
一方通行「間違いなくだな」
上条「こういう風にのんびりしたデートもいいなぁ…」
一方通行「だなァ…」
上条「なんだか眠たくなってきた…」
一方通行「ほら…俺の膝つかっていいぞ…」
上条「もちろんそのつもりだよ」
ボフッ
一方通行「そ、そォかよ///」
上条「なぁ、百合子、さっきの子供の話なんだけどさ」
一方通行「ガキがどうしたって?」
771 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/21(日) 23:55:34.34 ID:k7xshUgo [27/27]
上条「もしも、出来るとしたら男と女どっちがいい?」
一方通行「そうだなァ…俺は…」
上条「俺は女の子がいいな、もちろん百合子に似た子で」
一方通行「俺似だァ?それは駄目だ駄目だ!それに俺は男がいいぞ…」
上条「なんでだよ?百合子似の女の子いいじゃないか?何が不満なんだよ」
一方通行「だ、だってよ、俺に似てるって事は三下…お前可愛がるだろ?その子を…」
上条「当たり前だろ!きっと目に入れても痛くないとおもうぞ!」
一方通行「ってことはだァ…きっとその子と俺とで愛情半分ずつになンだろ?」
上条「うーん…それは難しい話だな…」
一方通行「半分ずつならまァ許してやンけどよォ…もしも子供の方に愛情傾いたらきっと俺は…」
上条「ん?」
一方通行「きっと、子供に嫉妬しちまう…いや絶対嫉妬すンぞ…三下の愛情に対しては間違いなくだ…」
上条「子供に嫉妬って…百合子お前…」
一方通行「仕方ねェだろ!お前の愛情は俺のもンなンだよ!///」
上条「わかったこれも約束する、女の子ができたとしてもお前と均等に愛するだから…な?
773 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:00:07.30 ID:Ch6nay6o [1/49]
一方通行「絶対だかンな…」
上条「絶対だ、だからそうむくれるなよ」
一方通行「だってよォ…」
上条「まだ出来てもいないのに、幻想と戦うなんて、その幻想は俺がぶち壊さないと駄目か?」
一方通行「…だ、駄目だ壊さないでくれ…が、ガキはほしい」
上条「冗談だって、お前が考えすぎないようにってな」
一方通行「わかってンよ…///」
上条「それでお前が男がほしいってのはそれが原因か?」
一方通行「それもあンだけどよ、やっぱ三下みたいないい男になってほしいってのが…」
上条「百合子、俺も嫉妬していいか?」
一方通行「なンでだよォ?」
上条「だってお前もきっと…」
一方通行「ンなことはねェよ!俺の愛情のベクトルは常に三下に向かってンだよ!」
上条「それも困るな…」
一方通行「迷惑なのか…?」
775 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:04:34.73 ID:Ch6nay6o [2/49]
上条「子供ができたらそのベクトルは子供にも向けてくれないと…」
一方通行「嫉妬するか、しないのかはっきりしろよォォォ!!」
上条「あはははは、冗談だって、大丈夫俺はお前と一緒にいられるだけで十分だから」
一方通行「…調子くるうぜまったく///」
一方通行「でも、三下…お前でよかったよ…」
上条「俺もだ…」
一方通行「この幸せいつまでつつくかなァ…」
上条「大丈夫、俺がずっと守ってみせるから…」
一方通行「…あァ」
上条「とりあえず…今は百合子の膝の上で眠らせてく…れ…」
上条「すーすー」
一方通行「…」
ちゅっ
一方通行「俺も三下とのこの幸せを守ってみせるからなァ…」
上条「すーすー」
776 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:13:13.39 ID:Ch6nay6o [3/49]
一方通行「すーすー」ウトウト
上条「ぐーぐー」
一方通行「…うゥ…」
御坂妹「…」ジィィ
一方通行「はっ!?」
御坂妹「おはようございます、夕べはお楽しみでしたねとミサカはしれっと某RPGの宿屋のせりふを吐いてみます」
一方通行「て、テメェ、いつからそこにいやがる!」
御坂妹「いつからと問われればミサカは…えーっと映画館からでしょうかと」
一方通行「な、なんだとォ!?」
御坂妹「昨夜の何もつけずに行われたということをミサカは知り少々嫉妬の気持ちを持ちつつ撮影中です」
一方通行「…聞いてたのかァ///」
御坂妹「聞いていたどころかミサカは今日も実況配信中です」
一方通行「///」
御坂妹「もちろん、打ち止めを介してこの様子は黄泉川愛穂他2名にも伝わっているはずですよ?とミサカは止めをさしてみます」
一方通行「なななな…///」カァァ
777 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:18:26.24 ID:Ch6nay6o [4/49]
御坂妹「打ち止めも少々興奮気味です、弟か妹が出来ることを楽しみにしているようです」
一方通行「ま、まだ決まったわけじゃねェよ!!///」
御坂妹「ですが黄泉川愛穂他2名はやはりまだその辺りは、アレを使いなさいと起こっている様子ですとミサカはあちらの実況もおこないます」
一方通行「う、うせェよ///」
御坂妹「まぁその辺りはお二人の嗜好と計画にお任せするしかありませんがとミサカは嫉妬しながらも冷静にフォローします」
一方通行「こいつはァ///」
上条「う、う~ん…」
御坂妹「起こしてしまったようですねと、ミサカはロムじゃなかった傍観撮影モードに戻ります」
上条「百合子、誰と話してるんだ?」
一方通行「はァ?き、気のせいだろ?」
上条「おかしいな、話し声が聞こえたんだけど…」
一方通行「夢でもみたンじゃねェのか?」アセアセ
上条「まぁそうかもしれないな、百合子の膝の上気持ちいいからな」
一方通行「///」
上条「百合子、おはようの…」
ちゅっ
778 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:23:04.57 ID:Ch6nay6o [5/49]
上条「さて、そろそろ帰ろうか」
一方通行「いきなりキスすんじゃねェよ…外なのに///」
上条「そうか?だったら…百合子…キスするぞ?」
一方通行「お、オイ!」
ちゅっ
上条「これからはこうしようか?」ニコッ
一方通行「き、聞かなくてもいいや…///」
上条「そっか、これもいいとおもうんだけどなぁ…」
一方通行「宣言してたら、かえって目立つだろ…」
上条「それもそうか…そうだよな…」
ちゅっ
一方通行「だからってさっきからァァ!!」
上条「ごめんごめん、ほら帰ろうぜ、そうだお土産かっていかないとな…」
一方通行「ンなもン適当にコンビニで缶コーヒーでも買えばいいだろォが…」
上条「そうもいかないだろ、そうだ、さっきの店でケーキでも買って帰るか…ちょっと高くつくけど…」
780 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:27:57.02 ID:Ch6nay6o [6/49]
-教員マンション、黄泉川の部屋-
上条「先生、インデックス預かってもらってありがとうございました」
黄泉川「にひっ」
上条「な、なんですかその笑いは…」
芳川「なんでもないわよ…うふふふ」
一方通行「…チッ///」
上条「気になるなぁ…まぁいいやこれお土産です、みんなで食べてください」
禁書「わぁーケーキだぁ!」
上条「あれ?まだ袋から出してないのになんで判るんだ?」
禁書「に、においがしたんだよ!」
スンスン
上条「そんなににおうか?おかしいな…」
打ち止め「クスクスクスクス」
上条「打ち止めまで、どうしたんだ?」
打ち止め「なんでもないよーってミサカはミサカは…クスクスクスクス」
781 名前:監視されているデート編終了です、本日はここまでで[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 00:34:39.00 ID:Ch6nay6o [7/49]
御坂妹「超敏腕プロデューサ兼、カメラマンのミサカのテクニックを持ってすれば…」
上条「プロデューサ?カメラマン?なんのこっちゃ…」
一方通行「ち、チクショウ…///」
黄泉川「あはははははは」
芳川「うふふふふふ」
上条「な、なんなんだよ…?」オロオロ
黄泉川「ほら、玄関につったってないで早くあがるじゃんか、あはははっははは」
上条「気になるなぁ…おじゃまします」
芳川「私紅茶いれてくるわね、うふふふふ」
一方通行「…あとで覚えてろよ///」プルプル
打ち止め「一方通行?我慢だよ?我慢ってミサカはミサカは大人の発言をしてみたりー」
一方通行「……ハァ」
禁書「とーまとーま!早くケーキケーキ!私用のショートケーキ早く出してほしいんだよ!」
上条「開ける前に種類まで…それもにおいなのか…?」
禁書「そ、そうなんだよ!私のクラスのグルメだとにおいで種類も特定できるんだよ!!」アセアセ
788 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 19:07:52.71 ID:Ch6nay6o [8/49]
さて、また色々片付けたらはじめます
終わりも見えてきましたがもう少しお付き合いください
790 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 19:48:25.35 ID:Ch6nay6o [9/49]
-とある日常-
一方通行「三下ァ!テメェがこンなわからずやだとは思わなかったぞォォォ!!」
上条「いやいや、百合子お前の方こそこんな頭が固いとは思わなかった!」
一方通行「もうしらねェーよォ!」
上条「こっちこそ!」
打ち止め「二人とも、もうやめなよ、ってミサカはミサカは…」
一方通行「ガキは黙ってろ!」
打ち止め「ひゃん」ビクッ
黄泉川「二人は、何が原因で喧嘩してるんだ?」
芳川「それがね…」
黄泉川「はぁ?そんなことで…アホじゃんか」
芳川「まぁそこが若さって言うかね…」
一方通行「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…」
上条「むぅぅぅ…」
黄泉川「はぁ…仕方ないじゃんか…」
791 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:02:43.49 ID:Ch6nay6o [10/49]
上条「だから!この当たった商品券は百合子の服を買うために使うんだよ!」
一方通行「三下のために使うっていってンだよォ!!お前の服の方がボロボロだろうがァ!!」
上条「俺の服なんかどうでもいいンだよ!たとえ、外国だって制服でいってやるぜ!」
一方通行「俺の服だっていっぱいあるからもういらねェーよ!」
上条「百合子に似合う服を見つけたから、ぜひ来てもらいたいんだよ!」
一方通行「お、俺だって三下に似合う服見つけてきたンだぜェ?それ買うために使うに決まってンだよ!」
上条「ぐぬぅぅう」
一方通行「三下ァァァ…!!」
黄泉川「…バカップルじゃん」
芳川「お互いの気持ちは同じベクトルなのにね…」
上条・一方通行「同じじゃない!!」
芳川「ほら、一緒じゃない」
上条・一方通行「なっ…///」
打ち止め「まったく素直じゃないんだねってミサカはミサカは…」
黄泉川「よーし、この商品券はお前たちが結婚するときのための貯金として私が買い取ってやるじゃん」
芳川「それがいいわね、もうこの子達は変なところ頑固なんだから…」
打ち止め「ほんとほんと、ミサカはミサカはちょっとこのまま大人になっちゃうのか心配だよー」
上条・一方通行「///」カァァ
792 名前:あれ一方通行口調がうつった…[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:08:22.02 ID:Ch6nay6o [11/49]
芳川「ほら、もうこれで争う理由はなくなったわよ?この後どうするべきかわかるわよね」
上条「あっ…その…」
一方通行「…わかってンよ…」
上条「ゆ、百合子…」
一方通行「三下ァ…」
上条・一方通行「ゴメンなさい」
打ち止め「よくできました」パチパチ
一方通行「ガキィィィ、調子にのってンじゃねェぞ///」
黄泉川「ほら、子供に八つ当たりしない!あっ、お前らも十分子供か…あはははははは」
一方通行「テメェ…」プルプルプル
上条「百合子、本当にごめんな…」
一方通行「三下…も、もういいンだよ…俺も悪かったンだし…」
上条「百合子の可愛い姿みたくて、喜ぶ姿みたくて、つい…」
一方通行「だからいいンだよ…」
打ち止め「仲直りしてくれてミサカはミサカはとっても嬉しいよー」
793 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:14:05.81 ID:Ch6nay6o [12/49]
上条「ごめんな…」
ちゅっ
一方通行「///」
打ち止め「きゃっ///」
芳川「あちゃー、最後はやっぱりこれなの?」
黄泉川「打ち止めもいるんだし、あんまり教育上よろしくないじゃん…」
一方通行「い、嫌なら観るンじゃねェよ!///」
打ち止め「ミサカはミサカは嫌じゃないっていうか…むしろ私も当麻パパとしたいっていうか…」モジモジ
一方通行「だ、駄目だ!これは俺ンだ!」アセアセ
上条「あはははは…///」
打ち止め「えーちょっとくらい分けてくれてもいいとおもうんだよーってミサカはミサカはケチケチ一方通行にちょっとむっとしてみるー」
一方通行「ケチで結構!三下は俺のもンなんだ!俺専用なんだよ!手も口も顔も…身体も心もだ!」
打ち止め「だったらミサカはミサカは当麻パパに直接きいてみるんだよー」
打ち止め「当麻ぱぱぁ?ミサカにもミサカにもちゅーして?」じー
上条「あは、あはははは、ど、どうしようかな…」
794 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:24:40.89 ID:Ch6nay6o [13/49]
一方通行「三下ァァ…わかってンだろうなァ?」ギロッ
上条「ああはははは…」タラァー
打ち止め「ねぇ、ねぇ、ミサカにもミサカにもちゅーしてほしいよ!」グイグイ
上条「そ、それはだな…」チラッ
一方通行「…」ギリギリギリギリ
上条(ど、どうするべきか…)
黄泉川「なんだか面白いことになってきたじゃんか…」ニヤニヤ
芳川「うふふふ…彼がどう切り抜けるか見ものね」
上条(そうだ…!?)
打ち止め「ねぇーねぇーミサカもミサカもってばぁー」グイグイ
上条「ゴホンッ、あのな打ち止め」
打ち止め「なに!してくれるの?わーいやったー」
一方通行「なンだとォ!?」
上条「違う違う、打ち止めよく聞いてくれ」
打ち止め「してくれないなら、ストライキのようなものを起こすってミサカはミサカは暴れてみたり」ジタバタ
795 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:32:45.70 ID:Ch6nay6o [14/49]
上条「打ち止め、キスってのはだな…」
打ち止め「うっ…うん…」ドキッ
上条「本当に好きになった人とするものなんだぞ?」
打ち止め「だからミサカはミサカは当麻パパのこと好きだよーって何度も何度もいってるんだよー」
上条「その好きと俺のいってる好きは多分違うんだ」
打ち止め「好きなのに違うの?」キョトン
上条「俺の言う好きっていうのは、たとえば百合子、こいつじゃなきゃ絶対駄目だっていう好きで…」
上条「ある意味とても危ない状況なんだよ」
打ち止め「好きなのに危ないの?」
上条「そうだよ、こっちの好きって意味はもうこいつを愛してるだけじゃなくて、行き着く先は」
上条「俺だけのモノにしたい、俺がめちゃくちゃにしたい壊したい…こういう欲望、欲求の塊みたいなものがあるんだよ」
一方通行「三下///」
打ち止め「ちょっと…怖い…」
上条「そうだろ?もちろん俺は百合子にそんな欲求をぶつけないけど…それに俺から打ち止めに対する好きって意味はね、ただ家族として守りたいそういう意味なんだ」
打ち止め「ミサカもミサカも似たような気持ちだったかも…一緒にいると暖かくて…」
796 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:37:48.85 ID:Ch6nay6o [15/49]
上条「だからね、打ち止めも本当にそういう風に思える男の人ができたら、そのときまでキスはとっておくといいよ」
打ち止め「む、むずかしい…」プシュー
上条「そっかそっか、まだ難しすぎたか」
ワシャワシャ
打ち止め「でも…ミサカもミサカも…当麻パパをミサカだけのものにしたいとかちょっぴり思ってみたり///」
上条「えっ…?」
一方通行「なンだとォ!?」
打ち止め「だってミサカのミサカの理想の男の人なんだもん!」
抱きっ
上条「う、打ち止め!?」アセアセ
打ち止め「一方通行が怒るから今日はこれで我慢してあげるね」
ちゅっ
一方通行「ァァァァア゛ア゛ア゛!!」
上条「ほ、頬に…」
打ち止め「いひっ」ニコッ
797 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:43:42.55 ID:Ch6nay6o [16/49]
一方通行「が、が、が…ガキィッィッィィィィイ!!」
打ち止め「わ、わぁ!!一方通行が怒ったぁああああ!?」
ドタバタ
一方通行「こ、このガキがァァア!三下に気安くキ、キ、キスしやがってェ!!」
打ち止め「だ、だってミサカだってずっと見せ付けられてたらしたいよーってミサカはミサカは逃げ回りながら抵抗してみたりー」
ドタバタ
一方通行「さ、三下は、俺のもンだっていっただろうがァア!!」
打ち止め「だって、だって、まだ誰のものでもないんだよーってミサカはミサカは冷静に突っ込みをいれてみるー」
一方通行「俺のもンなンだよォォ!!昔から決まってたことなンだァアアア!」
ドタバタ
黄泉川「上条…どうするんだ?」ニヤッ
上条「ど、どうするって何をです…?」
芳川「もてもてねぇー相手は子供だから理屈は通じないわよ?」
上条「ちょ、ちょっと本気にしないでくださいよー」
黄泉川「でも、油断してると一方通行より猛烈にアタックしてくると思うじゃんか…」ニヤニヤ
798 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:45:51.96 ID:Ch6nay6o [17/49]
>>787
ということで却下です
>>789
このスレが1000までいけば終わりかなと
ちょっと休憩します
800 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 20:56:32.27 ID:Ch6nay6o [18/49]
-とある土曜日の上条当麻のベッドの上-
一方通行「…三下ァ…好きだぞォ…」
上条「……」
一方通行「三下?どうかしたか?」
上条「……」
一方通行「ま、まさか俺に飽きたのか!?」
上条「いや、そうじゃなくて…」
一方通行「三下、俺もっと努力するから!だから、だから、俺を捨てないでくれよ!」アセアセ
上条「だから違うって、百合子落ち着けよ!」
一方通行「だ、だってよォ…」
上条「百合子、明日暇?」
一方通行「明日…?暇だとおもうけどォ…っていうかお前の予定しかねェし…」
上条「だったら、ちょっと出かけたいところがあるんだけど、付き合ってくれないかな?」
一方通行「三下がいくところならどこでもいくけどよォ……一体どこに…」
上条「それはだな…」
801 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:03:02.44 ID:Ch6nay6o [19/49]
一方通行「な、なンだよ気になるなァ…」
上条「うちの両親に会ってくれないか?」
一方通行「さ、三下の両親だァ!?」
上条「この前電話で話したんだけど、その時に付き合ってる子がいるって言ったんだよ」
一方通行「それって俺のことだよなァ?」
上条「当たり前だろ?そしたら、父さんが百合子に会いたいっていいだして…明日、待ってるから来いって、急にな…」
一方通行「そ、そォーか…」
上条「嫌だっていうならいいんだけど、もちろん会ってはほしいけど…」
一方通行(三下のご両親に会うってことはだ…やっぱそういうことだよなァ?)
上条「ほら、もう付き合ってだいぶ経つし、そろそろ先のことも考えると…」
一方通行(先の事…やっぱりそっちだよなァ…となるとこれはほとんど婚約の挨拶みたいなもンかァ…)
上条「ただ、うちの両親ちょっと変わってるから、びっくりするかもしれないけど…」
一方通行「…何、着ていけばいいンだ?」
上条「あっ…ふ、普段着でいいとおもうけど…」
一方通行「やっぱ、派手な服装はマイナスだよなァ?」
802 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:07:17.77 ID:Ch6nay6o [20/49]
上条「そんなに気にしなくたっていいよ、うちの両親なんだし…」
一方通行「三下の両親だから気を使うンだよォォォ!!」
上条「は、はい…」
一方通行「こうしちゃいられねェ…美容院予約とらねェーと…」
ダタタタ
一方通行「三下、電話かりンぞ…」
上条「あ、あぁ…」
一方通行「もしもしィ?予約取りたいンですけどォ…」
上条「…あれ、ちょっと、なにそこまで気合入れてるわけ…」
………
……
…
一方通行「黄泉川、芳川、ちょっと服選んでくれ…」
黄泉川「ん?急にどうしたじゃん?」
芳川「なに、上条くんに服装のことで何かいわれたの?」
803 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:14:14.81 ID:Ch6nay6o [21/49]
一方通行「ちげェよ……明日三下のご両親と会うことになった…」
黄泉川「な、なにぃぃぃぃぃぃぃいい!?」
一方通行「!!」
黄泉川「ってことは、あれか?婚約か!?結納か!?おい!」
一方通行「急にでけェ声だすンじゃねェよ…」
芳川「まったく馬鹿ねぇ貴方は…この子がまだそんなすぐに結婚できるわけないじゃないの?」
黄泉川「で、でも、両親にあうって事はそういうことじゃん?」
芳川「考えてもみなさい、上条君の歳は?」
黄泉川「あっ…」
芳川「ちょっとは落ち着きなさいよ、まったく…」
黄泉川「……」
一方通行「それで…どういう格好していけばいいかわかンねェーンだけどよ…三下は普段着でいいっていうし…」
芳川「そうね、初めて会うわけだし…やっぱりそのあたりはしっかりしておいたほうが、第一印象がいいわよね」
一方通行「だろォ?俺も第一印象は大事だとおもうンだ…」
芳川「わかったわ、私に任せなさい、大人の私のセンスを見せてあげるから!」
804 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:19:27.25 ID:Ch6nay6o [22/49]
-一方通行のプライベートファッションショー-
一方通行「……」
芳川「これはどうかしら…?」
黄泉川「うーん、ちょっと地味すぎるないか?」
打ち止め「ミサカはいいとおもうなーってミサカはミサカは…」
一方通行「俺も地味すぎるおもう…」
芳川「そうかしら…」
黄泉川「これなんかどうじゃん?」
一方通行「……」
芳川「趣味少し変わった?やっぱりこの前のが刺激的すぎたのかしら…」
黄泉川「若さをアピールするにはこれくらい露出がないといけないじゃん!」
打ち止め「これ、なんだか派手すぎるよー」
一方通行「…俺も…そォーおもう…」
芳川「…結構難しいわね……」
黄泉川「そうだ、制服でいいじゃないか?」
805 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:30:52.03 ID:Ch6nay6o [23/49]
一方通行「そ、それだ…!?」
………
……
…
一方通行「服装は決まった…あとは…」チラッ
一方通行「やっぱりこれは、ある意味勝負だよなァ…?」
一方通行「勝負ってことは…」ゴクリッ
ピラッ
一方通行「こ、これを身に着けるべきだなァ…」
一方通行「三下と初めて……ときも…これだったし…」
一方通行「…これの方が気合も入るしな…」
一方通行「ヨォォシ!明日絶対気に入られンぞォォ!!」
-百合子の部屋の外-
打ち止め(ミサカもミサカもついていって当麻ぱぱのパパとママに挨拶しちゃおーっと…)
トテテテ
806 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:37:24.83 ID:Ch6nay6o [24/49]
-翌日、上条当麻の部屋-
上条「そろそろ約束の時間だけど…」
ピーンポーン
禁書「誰かきたよ?」
上条「きっと百合子だ…」
タッタタタタ
ガチャッ
上条「遅かったな百合子!」
一方通行「わ、わりィ…///」
上条「おっ、制服か…」
一方通行「へ、変かァ?」
上条「いや、変じゃないけど、まさか制服でくるとは思ってもいなかったもので…」
一方通行「やっぱこれが無難かなァと…」
上条「まぁ、学生らしい格好だな…、とりあえずいこうか」
一方通行「あ、あァ…ここから遠いのかァ?」
上条「そうだな、電車で…」
807 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:44:30.16 ID:Ch6nay6o [25/49]
-上条刀夜のマンション前-
一方通行「…ここが」ゴクリッ
上条「そんな緊張しないでも大丈夫だって」
ピンポーン
ガチャッ
上条「ただいまー」
ダッタタタタ
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「おぉ、来たか!」
上条「父さん、ただいま」
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「お帰り、当麻、それと横にいるのは…話にあった…」
一方通行「す、鈴科百合子です…」
上条「お、俺の彼女だよ…///」
打ち止め「ミサカはミサカはミサカです!」
刀夜「彼女が二人…?」
上条・一方通行「…えっ?」
809 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:52:12.44 ID:Ch6nay6o [26/49]
刀夜「あははは、当麻、まさかお前が二人の彼女をつれてくるとはな…」
上条「い、いやこれは…」アセアセ
一方通行「オィ!なンでテメェがいるンだよォ」ボソッ
打ち止め「だって当麻パパのパパとママにミサカもミサカも挨拶したいー!」ボソッ
刀夜「か、母さん?ちょっときてくれるか?」
-詩菜「なんですか~?」
トテテテ
刀夜「いやね、当麻が二人の女の子をつれてきて…」
詩菜「まぁまぁ、当麻さん?」
上条「か、母さんただいま…」
詩菜「当麻さん的には両手に花がすきなのかしらねぇ?」
上条「いや、違うんだけど…」
詩菜「でも、当麻さんにべったりじゃない…」
上条「えっ…」
一方通行「…お、俺が彼女だって!」ヒシッ
打ち止め「にひひひ」ヒシッ
811 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:53:01.77 ID:Ch6nay6o [27/49]
>>808
必要ならスレたてようか?規制されてなければ
812 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 21:58:00.93 ID:Ch6nay6o [28/49]
上条「だ、だから…」アセアセ
詩菜「当麻さん?女の子を弄んじゃお母さんは許しませんよ?」ゴゴゴゴゴ
刀夜「ひ、ひぃ…」ビクッ
詩菜「どうして貴方が驚いてるんですか…?もしかして何かやましいことでも…?」ゴゴゴゴ
刀夜「べ、別にそんなことはないぞ?なぁ、当麻!?」
上条「そうそう、俺も父さんもなにもやましいことしてませんよ!はい!」
詩菜「そうかしら…それならいいんですけど…」
刀夜「ほっ…」
上条「それに、俺の彼女はこっちの…」グイッ
一方通行「…あっ」
上条「鈴科百合子さんだよ」
一方通行「鈴科百合子です…はじめまして…」ペコッ
詩菜「あらあら、礼儀正しい子なのねー」
上条「あはははは…」
詩菜「とりあえず、皆さんお話は中で伺いますわ」
814 名前:それじゃ、スレタイと書き込めるかチェックしてきてください[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:02:44.76 ID:Ch6nay6o [29/49]
-上条刀夜宅-
一方通行「…」カチコチ
上条「え、えーと…」
打ち止め「ミサカだって…」ジトォー
コポコポッ
詩菜「どうぞ」
コトッ
一方通行「い、いただきます」
詩菜「熱いですから気をつけてね?」
コトッ
打ち止め「いただきまーすってミサカはミサカは元気よく返事してみるー」
上条「それで…」
刀夜「当麻の彼女はこの鈴科さんなんだな?」
上条「そ、そうです…」
打ち止め「うー…」
815 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:07:19.03 ID:Ch6nay6o [30/49]
刀夜「そうか…」スクッ
一方通行「……」ドキドキ
刀夜「ふむ…」ジロジロ
一方通行「…あ、あのォ…///」
刀夜「なるほど、なるほど…」
上条「父さん!あんまり百合子をジロジロ見るなよ!」
詩菜「そうですよ、それ以上やると浮気とみなしますよ?」
刀夜「か、母さん、誤解だ誤解!」アセアセ
詩菜「そうですか?それならばいいんですけど…」
刀夜「ふぅ…それで当麻、鈴科さんとはどこまでいってるんだ…?」
ブッー
上条「ゲホッ、ゲホッ…」
刀夜「親に隠しても無駄だぞ?お前たちの雰囲気みてるだけで、親ってのはわかるもんなんだぞ?」
一方通行「///」
上条「ま、まじかよ…///」
817 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:13:57.20 ID:Ch6nay6o [31/49]
打ち止め「二人は…たまに一緒のお布団でねてるよーってミサカはミサカはさらりと爆弾発言!」
上条「なっ!?」
一方通行「バカガキィィィ!!」
刀夜「一緒の布団で寝てるだとぉぉぉ!?」ガタッ
詩菜「あらあら、当麻さんたら手の早いこと」
打ち止め「そんなにびっくりすることかな?だってたまにミサカとだって一緒にお昼寝してくれるよ?」
刀夜「あっ…そ、そいうことか…」
詩菜「あららいやだわ…あほほほほ」
上条「…あ、あぁ///」
一方通行「///」
打ち止め「それに、ミサカだってもう当麻ぱぱにちゅーしたんだから!」
刀夜「き、キスだとぉぉぉ!?しかも当麻パパ?と、父さんはそんなうらやま…けしからんプレイをする子に育てた覚えはないぞ!」
上条「あああ///」
詩菜「うらやましい…?」
刀夜「…ゴホンッ、当麻、正直に話しなさい…二人とはどういう関係なんだね…」
818 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:14:54.46 ID:Ch6nay6o [32/49]
>>816
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269263679/
820 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:21:12.06 ID:Ch6nay6o [33/49]
上条「その…彼女は百合子です…」
刀夜「それでこの子は?」
上条「この子は打ち止めっていって…そのわけあって、百合子が面倒みてて…」
一方通行「ちょっと、わけは話せないんですけど、こいつ身寄りがないンで、俺が預かってます…」
刀夜「ほぅ…それで…?さっきのキスっていうのか?」
打ち止め「それはねってミサカはミサカh…もがもが」
一方通行「ややこしくなるから少しだまってろ!」ぎゅぅぅ」
打ち止め「もがもが…」ジタバタ
上条「キスっていうのは頬にするやつで…その感謝の気持ちで…」
刀夜「ふむ…まぁそれは信じよう…でこの子はミサカ『だって』といっていたようだが?」
上条「そ、それは…」
刀夜「親にもいえないことなのか?」
上条「……ゆ、百合子ともキスしてます…」
一方通行「してます…」
刀夜「鈴科さん、別に怒ってるわけじゃないんだ、ただ当麻が親にもはっきりこういう付き合いしていますといえないようなら多少は…」
821 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:25:43.35 ID:Ch6nay6o [34/49]
一方通行「…」グッ
上条「ゆ、百合子…!?」
一方通行「三下…!」
ちゅぅう
刀夜「お、おぉ…」
詩菜「あらあら…///」
打ち止め「ずるーいー」
一方通行「っぱァ」
上条「はぁはぁはぁ…」
一方通行「お、俺は…」
上条「あっ…」グイッ
一方通行「三下ァ?なンだよ…」
上条「俺の口からじゃないと…ここは駄目だろ…な?」
一方通行「…」
上条「俺たち、今みたいに真剣に愛し合ってます」
822 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:31:58.75 ID:Ch6nay6o [35/49]
刀夜「当麻、軽々しく愛とか口にすると…」
上条「本気だ、俺はもう百合子しかいない…!」
詩菜「当麻さん?まだ貴方は子供だから、そういうことがいえるだけなのかもしれないんですよ?」
上条「確かにそうかもしれない、そうかもしれないけど…」
一方通行「さ、三下ァ…」
刀夜「そうだぞ?まだお前には人生の経験が足りない、だから」
上条「でも、もう俺は百合子と結婚を考えてつきあってるんだよ!」
刀夜「け、結婚!?」
一方通行「///」
詩菜「あらあら、この様子ただ事じゃないわね…」
刀夜「け、結婚といってもだな、当麻、お前はまだ…」
当麻「法的に結構出来ないのは百も承知だ!だけど、それでも俺は百合子と…」
当麻「百合子とずっと一緒にいたいんだ!」
一方通行「…///」ブワッ
刀夜「……母さん?」
823 名前:上条が当麻になってたけど誤差ですよね…[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:37:32.52 ID:Ch6nay6o [36/49]
詩菜「当麻さんは本気みたいですね」
上条「…」コクン
詩菜「私たちの負けですね」ニコッ
刀夜「…ったく誰に似たんだか」
詩菜「本当に誰に似たんでしょうねぇ…うふふふ」ニコッ
刀夜「母さん、まさか私だっていうんじゃないだろうなぁ?」
詩菜「私は何もいってませんわよ、うふふふ」
刀夜「やれやれ…」
上条「……」
一方通行「……」
打ち止め「っぱぁ!?」
打ち止め「ちょっと、ミサカは蚊帳の外?そとはちょっとミサカにミサカにひどいんじゃないかなー」
詩菜「そうですわね、打ち止めちゃんにも大事な話みたいですよねー」ニコニコ
打ち止め「こうなったら、一方通行に宣戦布告をミサカはミサカはしちゃうんだよー!」
ガバッ
825 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:43:44.88 ID:Ch6nay6o [37/49]
一方通行「な、何しやがる!?」
上条「あれ…真っ赤な…」
刀夜「ぱ、ンツ…?」
詩菜「刀夜さん…?当麻さん…?」ゴゴゴゴゴゴ
刀夜「こ、これは不可抗力だ!?」アセアセ
上条「お、俺は彼女のパンツくらいみたっていいじゃないか!いつもみてるんだし…!?」アセアセ
一方通行「三下ァ!?///」
上条「あっ…」
刀夜「おい、当麻今なんて言った?」
上条「あぅ…///」
詩菜「いつもみてる…?当麻さん?お母さんは当麻さんをそんな破廉恥な子に育てた覚えはありませんよ?」ゴゴゴゴ
上条「そ、それは…」アセアセ
打ち止め「ミサカも大きくなったら当麻パパに旨とか色々触ってもらうんだよって、ミサカはミサカはいってみたりー」
刀夜「……おい」
詩菜「…なるほど」
826 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:50:03.66 ID:Ch6nay6o [38/49]
-説教中-
刀夜「お前はまだ学生なのによそ様の娘さんになんて事を!」
上条「…」
詩菜「本当ですよ、当麻さん?女の子にとってそれがどういうことだか理解しているのですか?」
上条「もちろん…」
刀夜「お前はまだわかっていない!」
上条「…」ビクッ
刀夜「責任を取るとか簡単に考えているわけじゃあるまいな!」
上条「だ、だって…俺がしたことだし…」
刀夜「金も稼いだこともないお前がそんな生意気な口を聞くな!」
上条「で、でも…」
刀夜「でもじゃない!!そういうこといっていい人間は自分で稼げるようになった人間だ!それも一人がぎりぎり暮らせるレベルじゃない」
刀夜「家族全員養っていけるくらいになってやっと一人前というんだ!なのにお前は…!?」
上条(チクショウ…)グッ
827 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 22:55:20.62 ID:Ch6nay6o [39/49]
刀夜「だいたいお前は…」
詩菜「もういいじゃありませんか?」
刀夜「母さん、でも…こいつはだな…」
詩菜「当麻さんだって、そこまで考えなしにしたわけじゃないのでしょう?」
刀夜「しかしだな…」
詩菜「それに、ほら…」
一方通行「…」グスッ
打ち止め「わぁぁん」ボロボロ
詩菜「二人だって、これだけ心配してくれるくらい当麻さんのこと気にかけてくれてるみたいですし…」
刀夜「…むぅ」
詩菜「きっと当麻さんは本気で愛して、そして覚悟して、したことだと私は信じますわ」
刀夜「…うーむ」
上条「…」
一方通行「…」グスッ
打ち止め「ふわぁぁぁあん」ボロボロ
828 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:02:23.16 ID:Ch6nay6o [40/49]
刀夜「あぁああああ…」ガシガシ
刀夜「わかった、判った二人の仲を認める!これでいいだろ、母さん」
詩菜「はいっ」ニコッ
上条「そ、それじゃ…」
刀夜「ただし、こうなったら死ぬ気でがんばって鈴科さんを幸せにするんだぞ?」
上条「当たり前だろ!たとえ何があろうと絶対百合子を幸せにしてみせる!」
刀夜「うむ…それで、鈴科さん…」
一方通行「は、はい…」
刀夜「うちの馬鹿息子が本当に申し訳ないことをしたね、ここで謝って許してもらえることではないのだけれども…」
一方通行「そ、そンな…申し訳ないことなんて何も…」
刀夜「いや、これは当麻の父親として、謝らせてください」
一方通行「…」
刀夜「当麻、こっちにきなさい、そして一緒に頭を下げなさい」
上条「…」スッ
刀夜「鈴科百合子さん、本当にこの馬鹿息子がご迷惑をおかけしました」ペコッ
上条「申し訳ありませんでした」ペコッ
829 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:08:40.49 ID:Ch6nay6o [41/49]
刀夜「それと…この馬鹿息子を今度ともよろしくお願いします」
詩菜「よろしくお願いしますね」
一方通行「そ、そンな…」アワアワ
上条「百合子、よろしくな」ニコッ
一方通行「///」
一方通行「こ、こちらこそ、今後ともよろしくお願いします…」ペコッ
打ち止め「あっ…」グシグシ
打ち止め「ミサカもよろしくお願いしますってミサカもミサカもご挨拶ー」グズッ
刀夜「そうだった、打ち止めちゃんも当麻とよろしく」
詩菜「そうね、よろしくお願いしますね」ニコッ
打ち止め「にへへへへ」
刀夜「母さん、アレもってきてくれないか?」
詩菜「はいはい、ちょっと待ってくださいね」
トテテテ
上条「父さん、アレって?」
830 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:20:37.68 ID:Ch6nay6o [42/49]
刀夜「まぁ、お前が彼女連れてくるっていったから冗談のつもりだったんだけどな…」
トテテテ
詩菜「はい、もってきましたわよ」
刀夜「ちょっとまってろ」
上条「えっ?これって…」
刀夜「お前は未成年だから、卒業して結婚っていっても親の同意書がいるんだよ、知らなかったのか?」
上条「いや、少しは調べたけど…」
刀夜「まぁ戸籍謄本は、その時になったらとればいいとして…」
一方通行「///」
刀夜「ほら、これで父さん達の同意書だ」
上条「父さん…」
刀夜「おっと、まだ渡せないぞ?もう少しお前達を見届けさせてもらわないとな、それとお前の18の誕生日が来たら送ってやる」
刀夜「だから日付はまだ入れないほうがいいな」
上条「百合子…俺がんばるから…百合子を幸せに出来るくらい」
一方通行「三下…信じてるからな…」
831 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:26:14.93 ID:Ch6nay6o [43/49]
-家族団欒の時間-
刀夜「そうかそうか、こいつがそんなことをねー」
一方通行「け、結構かっこいいんですよ…それにもてるみたいだし…」
詩菜「あらあらそのあたりは刀夜さんに似たのかしらね?」
刀夜「そ、そうか?」アセアセ
詩菜「百合子ちゃん、お互い苦労するわね…」
一方通行「大丈夫です、俺は…当麻サン信じてますから…」
詩菜「これは惚気かしら?うふふふ」
上条「///」
打ち止め「ミサカだって当麻パパの恋人候補の一人なんだよーってミサカはミサカはお母様に猛烈アピール!」
詩菜「百合子ちゃん、だ、そうよ?」ニコッ
一方通行「ガキが!10年はェーンだよ…」
打ち止め「十年後にはもしかしたら一方通行よりも胸が大きくなってぼんきゅっぼんかもー」
一方通行「…チッ///」
上条「ぼんきゅっぼん…かぁ…」ホワワン
832 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:29:48.21 ID:Ch6nay6o [44/49]
一方通行「三下ァ!?何、鼻の下伸ばしてンだよォォォ///」
上条「いや、誤解だって誤解!!」
一方通行「誤解じゃねェだろ!絶対///」
上条「だから俺は百合子一筋だって!」アセアセ
ピタッ
一方通行「し、仕方ねェな…信じてやンよ…///」
上条「ありがとう、百合子」
ちゅっ
一方通行「馬鹿ァ、ここは…///」
上条「やっべぇ…」タラァー
刀夜「…オホンッ、母さん…」
詩菜「あらあら///」
刀夜「わ、私達もまだまだ息子達に負けてられないよな?」
詩菜「はいはい」
ちゅっ
上条「…」ポカーン
一方通行「///」
打ち止め「いいなー」
833 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:34:23.51 ID:Ch6nay6o [45/49]
-親子の入浴タイム-
カポーン
上条「…」バシャバシャ
刀夜「当麻…」
上条「あぁ?」
刀夜「百合子ちゃん、どうだった?」ニヤニヤ
上条「なっ!?///」
刀夜「あんなほっそりした華奢な身体、抱きしめたら折れちゃいそうだな…」ニヤニヤ
上条「…あぁ///」
刀夜「で…?」
上条「なにがだよ///」
刀夜「初めてはうまくできたのかって聞いてるんだよ」ニヤニヤ
上条「…///」
刀夜「まさか、○れる前に…ってわけじゃ…」
上条「そ、そんなわけないだろ!!!」
834 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:39:22.22 ID:Ch6nay6o [46/49]
上条「ちゃ、ちゃんとできたよ!」
刀夜「ぷっ…はははははははっは」
上条「あっ///」
刀夜「そうか、そうか、ちゃんと出来たかあははははははは」
上条「チクショウ///」
刀夜「それで…ちゃんと避○位はしてるんだろうな?」
上条「あっ…それが…」
刀夜「まさか…お前…」
上条「///」コクンッ
刀夜「なんて、うらやまけしからん…」
上条「だって百合子が…無い方がいいっていうから…」
刀夜「な、なんだって!!!!!」
上条「だから、はじめからずっと使ったことない…」
刀夜「…はぁ、信じられんな、今の世代はみんなそうなのか?」
上条「しらねぇ…俺百合子がはじめてだし…」
835 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:45:06.15 ID:Ch6nay6o [47/49]
刀夜「つまり、しょっぱなから国産高級和牛をたべてるようなもんか、某国の固い肉は食わずに…」
上条「何のたとえだよ…」
刀夜「…か、母さん!!」
-「なんですかぁ?」
刀夜「母さん、そろそろ当麻に弟か妹がいてもいいんじゃないかな!」
上条「…」アングリ
-「まぁまぁ、嫌ですわ、そんなこと大きな声で」
刀夜「いや、当麻の話をきいていたら…そのな…///」
-「…考えておきますわ」
刀夜「…是非前向きに検討してみてください///」
上条「…」パクパク
刀夜「どうした?いいだろ父さんだって、まだ若いんだから…?」
上条「……」
刀夜「さて、そろそろあがるか、飯の準備もできてるだろうし」
上条(すげぇ複雑な気分だ…)
836 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:51:24.36 ID:Ch6nay6o [48/49]
-夕食-
刀夜「おぉぉ、今日は一段と豪華だな…」
詩菜「今日はほとんど百合子ちゃんが作ってくれたんですよ」
刀夜「そうなのか?すごいな百合子ちゃんは」
一方通行「///」
刀夜「はぁ、見た目よし、性格よし、家事もできて、おまけに…」
上条「あはは///」
刀夜「あっちの方もお前と相性ばっちりか」ボソッ
上条「な、なにいいやがる!///」
刀夜「わははははは、父さんと母さんだってばっちりなんだぞ!」
上条「ったく///」
詩菜「今、何の話なのかしら、母さんだけ仲間はずれなんですか?当麻さん」
上条「あ、あの…」
刀夜「男同士の内緒話くらいいじゃないか、母さん」
詩菜「…ちょっと気になりますけど、まぁ今日は百合子ちゃんがうちの娘になる予約をしましたし…」
837 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/22(月) 23:54:47.55 ID:Ch6nay6o [49/49]
刀夜「そうそう、百合子ちゃん、私のことお父さんって呼んで良いんだぞ」
上条「父さん!!」
刀夜「当麻は黙ってなさい」
一方通行「…お、お父様」
刀夜「…ふぁああ」ぞくぞくぞくっ
詩菜「…刀夜さん?」ゴゴゴゴ
刀夜「ご、誤解だ、こ、これから娘になるかもしれないわけだし、練習をだな…」アセアセ
詩菜「それじゃ、私も…お母さんってよんでくれますか?」
一方通行「お母様…」
詩菜「…!?」ぞくぞくっ
刀夜「ど、どうだ?」
詩菜「確かに///」
刀夜「なんだか娘がほしくなってきたなぁ…」
詩菜「わかりましたわ…今夜///」
刀夜「がんばるか///」
839 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 00:05:19.21 ID:KGQd6X2o [1/33]
-そして帰りの時間-
打ち止め「すーすー」
上条「それじゃ、父さん、母さんまたくるよ」
一方通行「お邪魔しました、お父様、お母様」
刀夜「百合子さん、また遊びにきてくださいね」
詩菜「いつでもまっていますから」
上条「息子は無視ですか…」
刀夜「まぁ適当に帰ってきたくなったらかえってきなさい」
詩菜「当麻さん?百合子ちゃん泣かせちゃいけませんよ?」
上条「泣かせるはずないよ」
一方通行「…アッチの時は結構泣かせてくれたくせに///」
刀夜「う、うらやま…」
ギュゥゥウ
刀夜「いてててて…」
詩菜「打ち止めちゃんねちゃってるけど、打ち止めちゃんにもまたきてねっていっておいてくださいね」
840 名前:両親に百合子を紹介したところで、今日はおしまいです[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 00:11:30.88 ID:KGQd6X2o [2/33]
打ち止め「すーぴ、すーぴー」
一方通行「…三下ァ…三下の家族いいな…」
上条「ちょっとかわってるけどな…」
一方通行「ああいう家庭俺も作りたいなァ…」
上条「あんなのがいいのか?」
一方通行「いいじゃねェーか…」
上条「そんなもんなのかねー、俺には変な一家にしかみえないんだけど…」
一方通行「三下は贅沢なンだよ、ったく…」
上条「まぁ百合子が傍にいる、これ以上の贅沢はないけどな」
一方通行「そうだなァ、俺も三下がいるから十分贅沢だな…」
上条「百合子…」
一方通行「三下ァ…」
上条「百合子…その帰ったらいいかな?///」
一方通行「明日学校だろうがァ…///」
一方通行「…チッ……t1回だけだかンな…///」
845 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:22:48.04 ID:KGQd6X2o [3/33]
戻りました、観てくれている人も減ってきてるとは思いますが
片付けたらぼちぼちと
847 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:38:25.31 ID:KGQd6X2o [4/33]
-とある平日の教室-
上条「百合子、あれ持ってないか?」
一方通行「ったく、また忘れたのかよォ、ほらよ」
上条「サンキュー、百合子」
一方通行「昨日アレだけ散々忘れるなよっていったのに…」
上条「いやー、ごめんごめん」
一方通行「それより三下、この前のアレまだ持ってるか?」
上条「あるけど…?」
一方通行「ちょっと分けてくンねェーか?」
上条「オッケー、ほいっ」
青髪「なぁ、土御門…なんやあのふたりアレだのあれで通じ合う中になってるや?」
土御門「そうだにゃー、まるで長年連れ添った夫婦みたいだにゃー」
青髪「夫婦……くぉおおおお!かみやんずるい、ずるいで!」
上条「なんだよ、急に…!?」
青髪「かみやん、つい最近まで僕らと同じ側の人間やったのに…なんでなんでや!」
848 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:44:10.41 ID:KGQd6X2o [5/33]
上条「何、訳判らんこといってるんだか…」
青髪「つちみかどぉぉお」ブワッ
土御門「まぁまぁ、あきらめるぜよ…かみやんは元々フラグ建てのプロだったんだにゃー」
青髪「そ、そんな…僕らの友情はこんなことで終わってしまうんか!」
土御門「…えーっと」
青髪「違うやろ!な?土御門!!」
土御門「そのだにゃ…」
上条「そうだ、百合子週末、暇してないか?父さんがまだ遊びに来てくれないかなって、うるさくて」
一方通行「三下の実家かァ…そういや暫くいってなかったな…」
上条「今度はみんなで行こうかなと、インデックスと御坂妹もつれて」
一方通行「…面倒なことになりやしねェーか?」
上条「まぁ、母さんが何とかしてくれるだろ…」
一方通行「お母様は、ホント…すげェよな…あれで見た目は20代って感じなのによォ…」
上条「怒らせたら怖いぞ…」
一方通行「だなァ…なンかオーラが出てたから…」
849 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:50:42.45 ID:KGQd6X2o [6/33]
青髪「まぁ、奥さん聞きましたっ?実家ですって!お母様ですって、まぁまぁ高校生なのにそんなことまで…」
土御門「おい、何だそのキャラは…ショックでおかしくなったのかにゃ?」
青髪「…ウッウッッ」
土御門「…泣きたいときは泣くといいぜよ……」ポンポン
青髪「…かみやんが…かみやんが…僕ら置いてリア充の世界まっしぐらで…」ポロポロ
土御門「そうだな…」
青髪「土御門は、僕を裏切らないよな…?」
土御門「ギクッ…」
青髪「…ん、なんやその反応……」
土御門「え、えーっと…そのだにゃ…」
青髪「ま、まさか土御門までかみやんのようなリア充世界の住人に…!?」
土御門「…実は…舞夏と…しちゃいました///」
青髪「舞夏って、まさか…」
土御門「義理の妹だにゃー///」
青髪「くぉぉぉぉおお!?なんでや!なんでなんや!僕だって日夜そんなフラグを立てようと必死に、学園都市を徘徊してまわってるというのに!」
850 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20:59:14.79 ID:KGQd6X2o [7/33]
一方通行(それが駄目なンじゃねェーか…)
土御門(馬鹿だ、馬鹿がいるにゃ…)
-「その情熱を少しは勉強に傾けてくれると、先生も嬉しいのですけどねー」
青髪「!?」
小萌「上条ちゃんは開発の単位はあれですけど、段々成績の方はよくなってきてますしー」
上条「百合子が教えてくれるから…」テレテレ
一方通行「三下が頑張ってンだよ…」テレテレ
小萌「土御門ちゃんも、最近はよくなってきてるのですよ」
土御門「最近舞夏が奉仕してくれるから、学業の方もやる気がでてきてるにゃー」
青髪「…なんや君達、僕だけ、僕だけ仲間はずれにして」
小萌「どうします?このままじゃ一人だけ先生と休日返上でマンツーマンの授業になるのですよ?」
青髪「小萌せんせぇと個人授業…!?」
小萌「はいーそうなのですよ、次の連休学校に一人だけ来てもらうことになっちゃいますよー?」
青髪「…先生!是非、お願いします!」
小萌「えっえっ?まだ確定じゃないのですれど…今からだす宿題をちゃんとやってきてくれれば…」
852 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:14:25.32 ID:KGQd6X2o [8/33]
青髪「つまりこれを白紙で提出すれば…」
小萌「個人授業確定なのですよ?」
青髪「こ、この機会を逃す手はないで…」
小萌「…機会?」
生徒「先生早く授業はじめてください」
小萌「あっ、はい、すぐはじめますねー」
トテテテ
小萌「えーっと今日は教科書の175ページから…」
………
……
…
小萌「それでは、宿題は明日の授業の時に回収しますので、必ずやってきてくださいねー」
トテテテ、バタンッ
青髪「土御門、かみやン…僕はやるで…個人授業受けて、せんせぇをゲットしたるで!」
土御門「そ、そうか、頑張るといいにゃ…」
853 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:24:00.88 ID:KGQd6X2o [9/33]
上条「そんなことより、まじめに授業うけてまず、お前の欠点を1つずつ直していく方がいいんじゃないのか?」
青髪「はぁ、まったくこれやから彼女ができた男は…すぐ上から目線になるんやね…」
上条「な、なんだよ…その言い方…」
青髪「まぁ、幸せなリア充の言うことなんか僕はもう気にしない男なんやで!」
土御門「それで、個人授業受けて小萌ちゃんにどうするんだにゃ?まさか告白でも…?」
青髪「チッチッチッ、ええか?この通り僕はクラスでも落ちこぼれの一人や」
土御門「落ちこぼれはお前だけになってる気がするんだけど…」ボソッ
青髪「なにか…?」
土御門「なんでもないにゃ、話を続けて…」
青髪「その落ちこぼれがせんせぇの個人授業でめきめき成績を上げるとする」
青髪「そうするとや!小萌『あら青髪ちゃんは、まじめに勉強すればできるこなのですねー』」
青髪「『そうなんです、でも僕…普段の授業だと人が多すぎて集中できないんです』」
上条「……」
青髪「そしたらな、小萌『で、でもそんなこといっても、学校では個人的に教えることはできないのですよ?』」
青髪「『だったら、僕、先生の家で毎週毎週勉強教えてもらいたい!実は勉強が好きなんです!』」
854 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:31:02.68 ID:KGQd6X2o [10/33]
青髪「ここで、きっと小萌ちゃんは…小萌『も、もしかして青髪ちゃんが今まで勉強できなかったのって私の教えた方がわるかったのかな?』」
青髪「とかおもっちゃうわけやな」
上条「百合子こういうのなんていうんだっけ…」ボソッ
一方通行「捕らぬ狸の皮算用だったかァ?」ボソッ
青髪「そこ、ここからが勝負なんやで!」
上条「あぁ…」
青髪「『違うんです、僕はただ、先生に教えてもらえれば…先生とこうやって一対一で教えてもらえれば…』」
青髪「小萌『そんなこといっても、先生が家に生徒をつれこんで授業をするわけには…』」
青髪「『僕は小萌先生のような立派な教師になりたいんです!だから!』」
青髪「小萌『青髪ちゃん…先生をそんな風に思ってくれているだなんて…』ウルウル」
青髪「こういう風になって、小萌『わかりました、そこまでいうなら、毎週個人授業してあげるのですよ…』」
青髪「あとはここまで持ち込めば、小萌ちゃんとのらぶらぶな関係に持ち込むのも容易になるわけや!」
土御門「……そ、そっか、がんばるといいにゃ…」
青髪「おう!がんばるで!」
上条「百合子帰ろうか…」
一方通行「あァ、なンだか疲れたぜ…」
855 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:38:55.24 ID:KGQd6X2o [11/33]
-放課後-
上条「なぁ百合子、青髪の計画どう思う?」
一方通行「どう思うもなにも…あンなの計画でもなンでもねェだろ…ただの妄想だ!」
上条「そうだよな…」
土御門「かみやん、やっぱり俺らが女の子紹介してあげないと、あいつ犯罪に走るんじゃないかにゃ…」
上条「俺、そんなに女の子の知り合いいないぞ…?」
一方通行(鈍感…)
土御門(これだから、旗建て名人は…)
上条「なんだ?二人してその顔は…?」
土御門「仕方ないにゃ…舞夏の友達少し聞いてもらうぜよ…」
上条「そっか、お前の妹…」
土御門「ただ、知り合い紹介してあいつが何か無茶したらとおもうと…」
上条「うかつに紹介できないよな…」
一方通行「…あの妄想癖が暴走したらやばいことなンぞ…」
土御門「そろそろガス抜きさせないとにゃ…」
856 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:45:52.38 ID:KGQd6X2o [12/33]
-週末、上条当麻の実家へ-
一方通行「はァ…緊張すンな…何度いっても…」
上条「そんな緊張するか?最近はいってないけど、結構な回数あってるだろ」
一方通行「三下のご両親だぞォ?緊張しないはずがないだろ…」
一方通行「なンか粗相しないだろうか、とか、飯の手伝いしてまずいとか言われないだろうかとか…」
上条「大丈夫だろ、そんなこといったらこいつらどうするんだ?」
禁書「なにかな、その振り方…私が無作法な人間に聞こえるんだよ?」
御坂妹「全く持って侵害ですとミサカは膨れ面で不快感をアピールします」
打ち止め「ぱぱのおうち!じいじとばあばのおうち!」
上条「…打ち止めは楽しそうだな」
打ち止め「だってじいじと、ばあばはミサカにとっても優しいからミサカはミサカは好きなんだよー!」
上条「はははは、俺だって優しいだろ、それにじいじはいいけど、ばあばは止めておけよ?」
打ち止め「そうだね、ばあばって歳にみえないよね…」
上条「そうそう、それいった日には…出入り禁止になるかも?」
打ち止め「ひゃぁあ、それだけは絶対いやだーってミサカはミサカは禁句ということを頭に叩き込んでみるー」
857 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21:53:49.09 ID:KGQd6X2o [13/33]
-そんなこんなで実家-
ピンポーン
ガチャッ
上条「ただいまー」
禁書「ただいまなんだよ!」
上条「お前の家じゃないだろ…」
打ち止め「おっじゃましますーとミサカはミサカは元気いっぱいにいってみるー」
御坂妹「お邪魔しますとミサカは打ち止めとは違い大人らしさを強調」
一方通行「お前らなに争ってンだか…お邪魔します」
打ち止め「えーっと…」
御坂妹「上条当麻の本妻の座ですがとミサカは当たり前のことを当たり前にようにいいました」
一方通行「て、テメェら、まだあきらめてねェーのかよ!」
禁書「駄目なんだよ!二人とも!私だってとーまとゆりこが結婚するの応援してあげてるんだから!」
打ち止め「で、でもぉ…ミサカはぁー」
刀夜「あはははっは、相変わらずだな当麻」
859 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:01:58.44 ID:KGQd6X2o [14/33]
上条「父さん、ただいま」
一方通行「お、お久しぶりです」
刀夜「百合子さんも元気で何より、それにしても当麻、お前もてもてだな…父さんもちょっと羨ましいぞ…」ニッ
詩菜「刀夜さん…」ゴゴゴゴ
刀夜「っていうのは冗談で、当麻とにかくあがりなさい」アセアセ
詩菜「百合子ちゃんお久しぶりね、インデックスちゃん、打ち止めちゃん、ミサカちゃんもお久しぶり」
一方通行「お久しぶりですお母様」
打ち止め「しいなちゃんおひさーってミサカはミサカは禁句に気をつけつつ発言してみるー」
詩菜「禁句?なんのことでしょう?」
上条「いや、なんでもないよ…」アセアセ
御坂妹「お久しぶりです、お母様」
禁書「おひさしぶりなんだよー」
詩菜「なんだか、娘が急にできたみたいで嬉しいわね」ニコニコ
御坂妹「ミサカはいつでも貴方の娘になります、なれます、ならせてください」
一方通行「オイ、調子に乗るンじゃねェ…」ギロッ
860 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:07:34.43 ID:KGQd6X2o [15/33]
-居間-
刀夜「それにしても…」チラッ
一方通行「…」カチコチ
御坂妹「…」
禁書「えへへ」
打ち止め「にははは」
刀夜「こうやって、当麻の慕ってくっる娘さんがこんなにいるってのは、親として…いいもんだな」
詩菜「そうですね、当麻さんは刀夜さんみたいにもてもてなんですわね」
上条「べ、別にそれほどでもないとおもうけど…///」
一方通行「三下が気がついてないだけでお前は…もてもてだぞ…?」
上条「またまた、百合子もうまいんだから///」
一方通行(全く信用してねェな…)
刀夜「それで今日は泊まっていけるんだろ?当麻」
上条「んー?この人数このマンションで大丈夫か?」
刀夜「なーに、私と母さんが一緒の部屋で寝ればあとはなんとかなるだろう、まぁ当麻はソファーで寝ることになるとおもうがな」
861 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:14:44.65 ID:KGQd6X2o [16/33]
一方通行「だったら俺もソファーで…///」
打ち止め「ミサカもソファーってミサカはミサカはこれはチャンスとおもったりー!」
禁書「私もソファーでいいんだよ…///」ポツリッ
御坂妹「むしろミサカがソファー代わりで…」
上条「……」
刀夜「わっははははははは…こうなったら当麻、重婚おkの国に移住して国籍取得してみんなと結婚するしかないな」
打ち止め・禁書・御坂妹「!?」
上条「と、父さん…///」
禁書「重婚おkの国…」
打ち止め「それってミサカにもチャンスがあるんじゃ…」
御坂妹「夢のような生活の予感がしますと、ミサカはよだれをたらしつつ妄想します」
一方通行「駄目だ駄目だ!三下は俺ンだァアァァ!?」
ガシッ
一方通行「ハァハァハァ…///」
上条「ったく百合子は…父さんの冗談だろ///」
862 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:22:29.42 ID:KGQd6X2o [17/33]
刀夜「ははははっは、すまんすまん、冗談だ」
一方通行「///」
詩菜「インデックスちゃん、打ち止めちゃん、ミサカちゃん、そういうわけだから、百合子ちゃんを邪魔しちゃ駄目ですよ?」ニコッ
禁書「わ、私ははじめから冗談だってしってたんだよ///」
御坂妹「…冗談、残念」
打ち止め「えっ!そんなぁ…」
上条「ったく父さんも人が悪いんだから…」
刀夜「まさかここまで本気になるとは思ってなかったんだよ、まぁそれだけ当麻が慕われてるってことだな」
上条「はぁ…とりあえず寝る場所は…俺がソファー、インデックスと御坂妹が向こうの部屋」
上条「えっと打ち止めと百合子が向こうの部屋で布団敷いて寝ればいいか…」
詩菜「そうね、みんな泊まる思ってお布団は干してあるから、みんなふかふかよ」
上条「じゃそういうことで!」
禁書「わかったんだよ!」
御坂妹「残念…」
打ち止め「ぶーぶー」
863 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:29:50.25 ID:KGQd6X2o [18/33]
一方通行「さ、三下ァ?」ボソッ
上条「どうした、百合子?」
一方通行「み、皆寝たら…三下のところにいっていいかァ?」ボソッ
上条「ま、まずいって、親もいるんだし…///」
一方通行「だ、だってよ…こいつら絶対三下のことあきらめてねェーしよ…心配なンだよ…」
上条「だからって…俺百合子が来たら、スイッチ入っちゃうかもしれないだろ///」
一方通行「そン時は…そン時でいいじゃねェーか///」
上条「///」
一方通行「ともかく、そォいう事だからな…」
………
……
…
-その日の夜-
上条「百合子来たいっていったけど…来たら本当に我慢できなくなるぞ…」ドキドキ
ギシッ、タッ、タッ、タッ
864 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:35:45.73 ID:KGQd6X2o [19/33]
上条(…き、来た!?)
ギシッ
一方通行「さ、三下おきてるか…?」
上条「あぁ…おきてるぞ…」
一方通行「そ、そっちいっていいか…?」
上条「あぁ、来いよ」バサッ
一方通行「そ、それじゃ…」ドキドキ
上条「百合子、もう俺我慢できなくなってもしらねぇからな…」ドキドキ
一方通行「俺だって我慢できねェよ///」
抱きッ
上条「///」
一方通行「三下に抱かれると…落ち着くなァ…」
上条「ゆ、百合子…もう俺…///」
一方通行「あァ…///」コクンッ
上条「百合子ぉぉぉ…」ぐりぐり
865 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:40:07.87 ID:KGQd6X2o [20/33]
ギシッ…ギシッ……
上条「足音!?」
一方通行「だ、誰かおきてきたのかァ!?」
ギシッ…ギシッ…
上条「…」ドキドキ
一方通行(ご両親だったらなんて説明したら、あァ、こンなふしだらな嫁だと思われたら///)
ギシッ
-「一方通行、ミサカもミサカも一緒に寝たいよ…」
一方通行「が、ガキィ!?」
打ち止め「ミサカ置いて抜け駆けとか絶対駄目なんだよってミサカはミサカは不満をぶつけてみたり」
上条「…ホッ」
一方通行「さ、三下ァ…」
上条「仕方ないだろ…ほら、打ち止めおいで」
打ち止め「わぁあ」ぱぁぁ
ガサゴソッ
866 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:47:10.62 ID:KGQd6X2o [21/33]
打ち止め「あったかい…」ニコニコ
上条「そうか?」
上条(はぁ、これでアレはお預けだな…)
一方通行「まァこういうのも悪くねェな…」
打ち止め「一方通行の手はちょっと冷たいんだねってミサカはミサカはちょっとびっくり」
一方通行「そンなことはいいだろ…」
上条「打ち止め?手が冷たい人は他の人より心があったかいんだぞ?」
打ち止め「えっーそうなのー」
タタタタタ、ガサゴサ
上条「なにしてるんだ?」
打ち止め「ミサカもミサカも氷で手を冷やして冷たくすれば一方通行みたいにらぶらぶになれるんじゃないかなって」
上条「…あははは」
一方通行「ガキは安直だなァ…」
打ち止め「えっーなんなのかなーそれはーミサカはミサカはちょっと理解できなくて悔しかったりー」
上条「ほら、そんなことしなくても、打ち止めも心が暖かいのしってるから、おいで」
867 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:53:01.52 ID:KGQd6X2o [22/33]
打ち止め「ミサカ段々眠くなってきたよ…」コックリ
一方通行「ほら、無理しないで寝ちまえ」
上条「寝るまで頭撫でててあげるからな」
ナデナデ
打ち止め「わーいってミサカは…ミサ…カ…」
打ち止め「すーすー」
上条「寝ちゃったな、昼間アレだけはしゃいでたしな」
一方通行「よっぽど、三下のご両親に会うのが楽しみだったンだろうなァ…」
上条「ところで百合子…打ち止めも予想より早く寝たし…その、続きを…」
一方通行「ばッ…ガキが横でねてンだろうがァ///」
上条「大丈夫寝てるって…」
一方通行「…もォ…仕方ねェな…少しだけだぞォ?///」
上条「百合子ッ」
ちゅっ
一方通行「///」
868 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22:57:55.62 ID:KGQd6X2o [23/33]
一方通行「さ、三下ァ…」
上条「百合子、百合子ぉ…」
ガタッ
上条・一方通行「!?」ビクッ
ギシッギシッ…ギシッギシッ…
-「とーま…」
-「ミサカと一緒に寝てくれませんか…」
上条「い、インデックス?御坂妹?」アセアセ
禁書「とーま…あれ…?ゆりこ?」
一方通行「よ、よォ…」アセアセ
御坂妹「やはりそうでしたか…とミサカは邪魔できたことが少し嬉しいです」
一方通行「テメェ///」
上条「そ、それでどうした?
禁書「あのね…もしよかったら…私も傍で一緒に寝たいんだよ…?だめ……かな?」
御坂妹「ミサカも…できれば上条当麻の上じゃなかった…横で寝たいとおもってます」
869 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:08:15.34 ID:KGQd6X2o [24/33]
一方通行「仕方ねェ、三下、今日は5人で寝るから、続きはなしだ」
上条「そんなぁ…」ガックリ
御坂妹「お困りなら…ミサカが…」ニギッ
上条「な、なにをなさいますかミサカさん///」アセアセ
一方通行「て、テメェそれは俺専用だぞォ!?」
御坂妹「苦しいようなので、ミサカが楽にして差し上げようかと…」
禁書「クールビューティ駄目!それだけは駄目なんだよ!」キッ
御坂妹「…ですが」
禁書「そ、それはゆりこの何だから…触っちゃだめなんだよ///」
上条「いや、俺の体の一部だし…///」
禁書「とにかく、とーまにべたべたするのはいいかもしれないけど、それ以上のことしたら駄目なんだからね!」
御坂妹「わ、わかりました…とミサカは少々悔しそうに返事します」
一方通行「それにそこのガキから邪魔すンなとか命令あったンじゃねェのかよ…」
御坂妹「その命令は上位固体が上条当麻に好意を抱いた時点で破棄されましたが?」
一方通行「このガキマジで、三下に惚れてやがンのかァ?」
871 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:13:35.24 ID:KGQd6X2o [25/33]
御坂妹「もう記憶のほとんどが上条当麻で埋まっていますとミサカは現実を突きつけます」
一方通行「マジかよ…」
上条「だ、大丈夫だって俺は百合子一筋なんだから…」
一方通行「それはわかってンだけど…ガキはある意味手段を選ぶって事がねェから、こえェなって…」
禁書「それなら、私がちゃんと言って聞かせるんだよ?」
上条「そんなことできるのか?」
禁書「これでも私はシスターなんだよ?忘れたかな?」
一方通行「コスプレじゃねェーのかと疑ってたわ…」
禁書「むぅーゆりこもちょっとひどいんだよ…」
一方通行「すまねェ…」
禁書「それでね、シスターとしては子供が間違った道にいかないように、導くって役割もあるわけだから…」
禁書「だからちゃんと私が『常識』というものを教え込むんだよ!」
上条「…家電の使い方とかの日常的なことはお前が教えるなよ…?」
禁書「むぅー、わかってるんだよ…その辺りは私がクラシックなのは…」
上条「とりあえず、インデックス、打ち止めの教育は頼む」
872 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:20:32.67 ID:KGQd6X2o [26/33]
-翌朝-
チュンチュン
刀夜「ふぁぁ、皆を起こさないとなぁ…」
テクテク
刀夜「…ぁ」
トテテ
詩菜「刀夜さん、当麻さんを起こしてくれますか?」
刀夜「母さん、しぃー」
詩菜「まぁまぁ…」ニコッ
上条「ぐーぐー」
一方通行「すーぴーすーぴー」
打ち止め「すー、ぴよよよ、すー」
禁書「ぐがー、ぐがー」
御坂妹「すー、すー」
詩菜「本当に当麻さんもてもてですね」
873 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:24:02.04 ID:KGQd6X2o [27/33]
刀夜「よし、当麻の携帯で…」
カシャッ
詩菜「まぁまぁ、刀夜さんったら」
刀夜「えーっと、こいつの携帯に入ってるアドレス全員に…」
刀夜「画像を添付して…送信っと」
ピッ
詩菜「そ、それは…」
刀夜「まぁこれで百合子ちゃんの気苦労の一つ、当麻ももてもての予防になるだろ」
詩菜「予防ですか?」
刀夜「そうだ、もうすでに当麻にはこれだけの彼女がいるんだぞって見せ付ければ、女も寄ってこないだろう」
詩菜「…そうですかねぇ」
刀夜「さて、皆を起こすか」
詩菜「そうですわね」
刀夜「ほら、当麻おきろ!朝だぞ!皆もおきたおきた!」
「ぅぅぅ…」
874 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:29:44.39 ID:KGQd6X2o [28/33]
ピロリン♪
土御門「メール?かみやんから…」
pi
土御門「ほぅほぅ…」ニヤッ
………
♪~♪~
姫神「当麻くんからメール?」
pi
姫神「…これは。破廉恥」
………
プルルル♪
青髪「なんや、メール?」
pi
青髪「かみやん…見せ付けてくれるやないかぁあああ!!!」
青髪「こないなことされたら、僕もなめられたままじゃ居れんで!」
875 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:35:55.79 ID:KGQd6X2o [29/33]
-月曜日-
上条「ふぁあ…おはよう…」
土御門「…」ニヤニヤ
上条「なんだよ、その顔…」
土御門「かみやん、一方通行、黒板みてみるにゃー」
上条「黒板…?」チラッ
一方通行「なっ…!?」
上条「おい、これって…」
土御門「かみやんが送ってきてくれた画像をプリントアウトしてみたんだけどにゃー」
上条「お、俺がおくった?いつ!?」
土御門「日曜日の朝だけど…?」
上条「ま、まさか…父さんが…」
一方通行「///」
男子「なんだ、上条と鈴科さん、そういう関係だったのかよ…しかも他に可愛い子3人もはべらせて…」
女子「上条くん、さいてー」
876 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:42:23.38 ID:KGQd6X2o [30/33]
上条「///」
ダッタタタタ
バリッ、グシャグシャ
男子「羨ましいぜ!上条!一人紹介してくれよー!」
上条「そ、そんなんじゃねぇ!」
男子「だって5人で寝てる写真じゃねーか」
上条「だ、だから、こいつは知り合い、こいつは居候…それで、こっちは百合子が面倒みてる子供なんだよ…」
女子「じゃぁ、鈴科さんは認めるんだ?」
上条「…それは」
女子「それとも鈴科さんとも遊びとか?」
上条「そ、それはない!百合子とは本気…の!」
女子「へ、へぇ…」
男子「どっちにしても、お前は羨ましいよな、鈴科のような可愛い子と付き合えてるんだから」
一方通行「///」
土御門「そろそろはっきりしたらどうかにゃーかみやん!」
879 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:45:58.72 ID:KGQd6X2o [31/33]
上条「そうだよ、俺は百合子と付き合ってるよだから、それがどうしたよ!!///」
女子「別に何でもないけど…」
男子「…あぁ、そんなにムキになるなよな」
上条「はぁはぁはぁ…」
土御門「…」ニヤニヤ
………
……
…
土御門「かみやんがはっきりしないからいけないんぜよ」
上条「付き合ってるのなんか観てればわかるだろ…みんな…」
土御門「かみやん狙ってる女子どれくらいいるとおもうんだにゃ?」
上条「いねーだろ!そんなの…」
土御門「そういう子がすっぱり諦められるように、ああいう風にいわないと、その子達だって次の恋にいけないんぜよ?」
一方通行「まァ、俺としては嬉しいンだけどな…///」
土御門「まぁ結果オーライだにゃー」ニヤニヤ
880 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:51:03.32 ID:KGQd6X2o [32/33]
上条「そういえば青髪まだ、きてないのか?」
土御門「そーいえばみてないにゃー」
ガラッ
青髪「おはよぉー諸君!」
上条「なんだ、あの爽やかキャラは…」
一方通行「なンかきもい…」
土御門「小萌ちゃんに振られて自棄になったかにゃー」
青髪「お、かみやん!昨日のメールみたで!」
スタスタ
上条「あっ、まさかそっちにまで…?」
青髪「いやーハーレムなかみやんの現実見せ付けられて、僕ぁ、奮起したで?」
上条「奮起?」
青髪「小萌ちゃんとの個人授業だっただけど、そのとき先生に告白した!」
上条「なっ…」
土御門「なんだってぇえええ!?」
881 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 23:54:42.86 ID:KGQd6X2o [33/33]
上条「土御門、前にいったこと…」
土御門「そ、そうだにゃ…」
一方通行「こ、こっちも知り合いあたってみンぞ…」
青髪「なになに?その深刻そうな顔は?」
上条「青髪、まぁ次があるさ…」ポンポン
土御門「あぁ、俺が可愛い子紹介してやるからにゃー」
青髪「はぁ?なに二人ともいってるんだ?」
上条「なにってどうせ、小萌線先生に…」
土御門「かみやん、直球は駄目ぜよ…」
上条「あっ…すまん…」
青髪「そうそう、小萌ちゃんに告白したんやけど…なんと…」
上条「…」
青髪「条件付でオッケーもらっちゃいましたー」ニヤニヤ
上条「えっ…!?」
土御門「なんの冗談だにゃ?」
883 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:00:16.32 ID:d9gs47go [1/13]
青髪「いやぁ、僕の勉強に対するまじめな思い、教師という職業に対する憧れ、そして小萌ちゃんとの一対一の勉強での学力アップ」
青髪「これプラス小萌ちゃんへの僕の愛を直球で伝えたら…」
青髪「なんとなんと、考えて考えておきますって答えが!!」
上条「それってはぐらかされただけじゃないのか…」
土御門「それは幻覚だにゃ、きっと」
一方通行「俺、あの医者つれてくる…」
青髪「だぁぁああ!話をきけぇええ!」
ビクッ
青髪「だから条件つきいうたやろ…」
上条「条件って…のは…?」
青髪「T大に合格することや!」
土御門「はぁ…驚いてそんしたにゃ…」
一方通行「まったくだ…」
青髪「なんや、僕のことなめてませんか?それ」
上条「舐めるもなにも、お前、今クラスのびりじゃねーかよ…」
885 名前:青ピーもたまには報われないとね…、手抜きキャラといポジションらしいので[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:07:30.83 ID:d9gs47go [2/13]
青髪「はぁ、これをみるんや」
ピラッ
上条「なんだこれ…?」
土御門「模擬テストみたいだけど…」
青髪「去年の大学入試問題や」
上条「えーっと…あれ…うそだろ…」
青髪「やればできるのが僕なんやでぇ!」
土御門「だからといって、いきなりこの点数は…」
青髪「小萌ちゃんが、今は学生と教師の立場だから付き合えません、だけど卒業して、勉強への熱意が本物と判ったら…」
青髪「まじめに交際を考えてあげるのですよ、こういってくれたんだ」
青髪「こりゃ…本気出すしかないやろ!!」
上条(こ、こいつって…)
土御門(案外単純?)
一方通行(ある意味天才だな…今までやる気のなかっただけで…)
青髪「まぁ、大学合格と彼女ゲットの2つを達成してみせるからな!みててや!」
886 名前:ってことでおやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 00:15:26.61 ID:d9gs47go [3/13]
上条「あいつ本当に合格しそうで怖いな…」
土御門「切れた馬鹿は予想外の行動をするからにゃー」
一方通行「ばかっつーより、今まで才能の無駄遣いをしてたンだろうな…」
上条・土御門「なるほど…」
一方通行「三下は進路とか考えてあンのかァ?」
上条「うーん、でも百合子に教えてもらって成績があがってるとはいえ、元がこれだしな…」
一方通行「あきらめンなよ!俺を幸せにしてくれンだろ?」
上条「も、もちろん…」
一方通行「だったら、あの馬鹿みたいに頑張ってほしいぞォ…」
上条「わかった、やれるだけやってみる」
一方通行「一緒に大学いきてェな…」
上条「百合子と同じレベルの大学か…相当勉強しないと…」
一方通行「勉強なら俺がいつでも教えてやるからな…?」
上条「よろしくお願いします、百合子先生」
一方通行「また、その設定か///」
土御門「俺はまぁ、舞夏とイチャイチャできればどんな進路だって…」
889 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 20:54:32.19 ID:d9gs47go [4/13]
戻りました、片付けたら…
892 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:01:15.38 ID:d9gs47go [5/13]
-とある休日の一方通行の家庭教師-
カリカリ......ピタッ
上条「うーん…」
一方通行「…」ジィー
上条「むぅぅぅ…」
一方通行「その問題さっきの公式当てはめてみろ」
上条「あっ!そうか!」
カリカリカリ
一方通行「結局その辺りは応用なンだよォ…」
上条「なるほどなー」
一方通行「まァ、これで三下の弱点はわかったな」
一方通行「それじゃ、俺がみっちり、期末試験まで勉強教えてやるから、覚悟しておけよ!」
上条「お願いします、先生!」
一方通行「せ、先生かァ…わるくねェ響きだ…」
上条「百合子センセ、お手柔らかにお願いしますね」ニコッ
893 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:09:36.91 ID:d9gs47go [6/13]
一方通行「ここはだなァ…三下くン…」
上条「ふむふむ」
一方通行「こうなるわけなンだよ、ここまでいいかァ?三下くン」
上条「大丈夫です、百合子先生!」
一方通行「そ、そォーか…///」
一方通行(なンか先生とかいわれンの、癖になりそうな感じだぞ…)
上条「百合子先生、顔は赤いですよ?」
一方通行「な、な、なンでもねェーよ///」
一方通行(顔赤くなってンのか?)アセアセ
一方通行「アー、次は――の――だけど…」
上条「…」ジィー
一方通行「―から、これを用いて…って三下くン?何先生の顔じっとみてンですか、この野郎」
上条「だって、眼鏡(伊達)した教師百合子の顔が……可愛くて…」
一方通行「今は先生だ!ま、まじめに勉強しやがってください!」アセアセ
上条「はーい!」
894 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:24:59.40 ID:d9gs47go [7/13]
カリカリカリ
上条「なぁ百合子…お前勉強しなくて平気なのか?」
一方通行「今は先生だっつってンだろ…」
一方通行「まァ、俺はこっちに来る前に普通の高校の勉強なら終わってるからなァ、全部復習みたいなもンなンだよ」
上条「前もそんなこといってたよな、やっぱりLV5って違うんだな…」
一方通行「能力があっても、勉強ができても結局、器が小さきゃたいした人間にはなンねェーけどな」
上条「そんなもんかねぇー」
カリカリカリ
一方通行「ほら、三下く~ン?またそこ間違えてっぞ…」
上条「え?マジ?」
一方通行「はァ…こンだけ教えてやってンのに…」
上条「面目ない…」シュン
一方通行「仕方ねェな…もしも次の試験でまぁ開発は仕方ねェとする、それ以外で順位が学年で50上がったら、なンかご褒美やンぞ」
上条「!?」
一方通行「オッ?やる気でてきたかァ?それじゃその調子であと20ページいってみるか!三下く~ン」
895 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 22:45:00.21 ID:d9gs47go [8/13]
上条「で、ご褒美ってなに?」
一方通行「それは達成してからのお楽しみだ」
一方通行(勢いでいったのは良いが、なンも思い付かねェーぞ…)
上条「なにかぁ…あぁぁああ気になるなぁああ!!!」
一方通行「成績あがらなきゃ、やらねェーンだから、三下くンは勉強しててください」
上条「うぉぉぉお、がんばるぞ!」
一方通行(はァ、どうすっかな…年増の二人に相談してみっか…)
………
……
…
一方通行「そンなわけで、ちょっと意見聞きたいンだけどよ…」
芳川「ふーん、彼にご褒美ねぇ」
黄泉川「考え無しに、一方通行はいったのか?」
一方通行「…あァ、三下が少しでもやる気だしてくれりゃいいかなァ…って」
黄泉川「ふぅーん、まぁ成功するといいじゃんか」
897 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:01:45.80 ID:d9gs47go [9/13]
芳川「それで、貴方は何か考えたのかしら?」
一方通行「いや、なンも思い浮かばねェ…」
芳川「だったら、裸エプロンでもしてあげたら?彼きっと喜ぶわよ」ニヤニヤ
一方通行「裸エプロンだァ!?」
黄泉川「ほら、ふざけてるじゃないよ、まじめに一方通行が相談してきれるのに、ひどいじゃんか」
芳川「ごめん、ちょっと調子に乗りすぎたわ」
一方通行(裸エプロンかァ…エプロンかってこねェと…)
一方通行(待てよ?裸エプロンって事は下着も脱ぐのか?)
一方通行(ブラはまぁいいけど、下も脱いだら…尻から丸見えだろ///)
一方通行「///」カァァー
芳川「あれ…一方通行なんだか…」ニヤニヤ
黄泉川「まじめに裸エプロンのこと考えちゃってるみたいじゃん…」
芳川「色々やってるとおもったけど、結構、初心なのね」
黄泉川「初心っつーより、むっつりっぽい感じもするけど…」
一方通行「……三下、よろこぶかな……」
899 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:13:47.09 ID:d9gs47go [10/13]
芳川「一方通行、今のは冗談だからね?」
一方通行「エプロンはヒラヒラついてたほうがいいのか…?それともシンプルな…」ブツブツ
黄泉川「…もう頭の中では確定事項みたいじゃん」
………
……
…
-とある放課後-
一方通行「三下、このあとちょっと、買い物いいか?」
上条「ん?別にかまわないけど…」
一方通行「そォーか、それはこのままいっても…?」
上条「何かかさばるもの買うっていうなら、荷物置いてきたいところだけど」
一方通行「ちょ、ちょっとしたもンだからかさばらねェーとおもう…」
上条「オッケーそれじゃ、このままいこうか」
一方通行(で、できれば三下の好みのエプロンつけてェーし…)
上条「どうした、いかないのか?」
一方通行「あァ、なンでもねェ、今いく…」
900 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:25:18.63 ID:d9gs47go [11/13]
-いつものセブンスミスト-
上条「それで、試験前の今頃に何が必要なんだ?」
一方通行「あァ、ちょっとな、料理のために…」
上条「エプロン?」
一方通行「………」
上条「お前料理するときエプロンなんか、ほとんど使わないだろ」
一方通行「そォーなンだけどさ…」
上条「ふーん、まぁエプロン姿も似合いそうだけど」
一方通行「ほ、本当か?」
上条「俺のイメージだと、ばっちり」
一方通行「そ、そォーか…」ニヤリッ
上条「ってことは、俺にエプロンを選んでって事なのか?俺を連れてきたし」
一方通行「話がはえェーじゃねェーか…」
上条「付き合って大分経つし、それくらいは判るよ」
一方通行「///」
901 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:42:04.94 ID:d9gs47go [12/13]
上条「エプロンといっても結構種類あるもんだな…」
一方通行「三下の好みでいいからよ…」
上条「好みっていってもなぁ…」
一方通行「なンかあンだろ?ほら、ヒラヒラがあるほうがいいとかよ、こうシンプルなやつがいいとか…」
上条「そんな大雑把なのでいいのか?」
一方通行「とりあえず、そこから絞ってみてくれよ…」
上条「個人的にはヒラヒラついてると料理してるときに邪魔でいやだから却下だな…」
一方通行「ヒラヒラは駄目か」
一方通行(アブねェ…ヒラヒラ先走って買わないでよかったぞ…)
上条「これなんかどうかな?猫のキャラクター入ってるんだけど」
一方通行「…意外だな」
上条「そうか?結構似合うと思うんだけど」
一方通行「まァ、三下がいうならそれでいいや…」
上条「さぁ買い物終わったし、かえって勉強勉強!百合子のご褒美楽しみだなー」
一方通行(これがご褒美だなンて、まァ思いつかないだろうな…)
902 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23:54:23.07 ID:d9gs47go [13/13]
-百合子試着中-
シュルシュル
一方通行「さすがに地肌にエプロンは…ちょっと抵抗あンな…」
シュッ
一方通行「……」チラッ
一方通行「これ、裸よりエロくねェーか…?///」
一方通行「…見えそうで見えないっつー感じがやべェぞ…」
トントン
一方通行「!?」
-打ち止め「一方通行、一方通行、どうしたのー帰ってきてすぐ部屋に篭って、ミサカはミサカはちょっと心配ー」
一方通行「だァァ、何でもねェって!」アセアセ
-打ち止め「本当かなーってミサカはミサカは喧嘩したんじゃないかなって本気で心配してるんだよー」
一方通行「三下と喧嘩なンかするはずがねェだろ!!」
-打ち止め「それじゃ、顔みせてもらおーっと」
一方通行「や、やめろ!今は!」
904 名前:あれ?卒業、そして…までかけるかなこれ…[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 00:07:33.62 ID:sblS7Qso [1/16]
ガチャッ
一方通行「やァめえェえええろォォォお!!」
打ち止め「一方通行ー?」
一方通行「///」
打ち止め「…えーっと、それって……」
一方通行「何も聞くな///」
打ち止め「うーん…お尻丸見えだよ…」
一方通行「何もいうな///」
打ち止め「変わったファッションだね」
一方通行「だから…」
打ち止め「…」
トテテテ、バタンッ
一方通行「打ち止めには理解できなかったか…今のうちに着替えねェと…」
-打ち止め「ねーよみかわー、よしかわー一方通行が、裸でエプロン着てるってミサカはミサカはびっくりしてみたりー!!」
一方通行「アァアアアアア!!!」
907 名前:ごめんなさい、少ないけど本日はここまででおやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 00:22:32.53 ID:sblS7Qso [2/16]
-試験当日-
一方通行「ったく、まさか写真までとられるとは思いもしなかったぜ…」ブツブツ
上条「百合子、どうしたんだブツブツ何かいって…」
一方通行「なンでもねェよ///」
上条「そうか?それより、約束忘れてないよな?俺が学年で50、成績上げたらって話」
一方通行「わ、わすれてねェよ、それより三下こそ50あげる自信あんのかァ?アレだけ勉強教えて成績下がってみろ?ただじゃおかねェーぞ」
上条「…大丈夫だとおもう…」
一方通行「だと思うじゃ駄目なンだよ!折角、恥ずかしい思いしてまでこっちも準備してンのに!!」
上条「恥ずかしい想い?え?」
一方通行「いいから、お前は少しでも点取れるように勉強しとけ!」
上条「な、なんだよもう…」
一方通行(三下が成功するという前提でもう準備しちゃってンだからな…)
一方通行(絶対成功してくれよ…じゃないと、あいつらに写真撮らせるために…)
一方通行(あんな、あんな格好したことに…///)
上条「百合子また、顔あかいぞ…?」
914 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 21:22:05.61 ID:sblS7Qso [3/16]
帰ってきたらvipがカオス…
片付けたら開始します
915 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:06:24.30 ID:sblS7Qso [4/16]
-テスト-
小萌「それでは開始してください」
青髪「ほわぁたぁああああ!!」
上条「!?」ビクッ
青髪「ほわぁ、ほわっ、ほわっ!」
カリカリカリカリッ
上条(なんだ、青髪のあの勢いは…」
青髪「見える見えるで!僕と小萌ちゃんとのらぶらぶな未来がぁああ!」
カリカリカリカリカリッ
上条「…まさか」
青髪「はぁあああああ!!」
カリカリカリカリッ
小萌「テスト中は静かにしてくださいなのです」
青髪「…」ブツブツブツ
カリカリカリカリ
916 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:19:34.98 ID:sblS7Qso [5/16]
上条(これは、俺も油断してられないな!)
カリカリカリカリッ
一方通行(三下ァ…絶対達成してくれよな…じゃないと、俺はただの変態扱いに…)
………
……
…
小萌「それでは時間ですので、手を止めてください」
上条「…ふうー」
土御門「かみやん、どうだったにゃー」
上条「今回はちょっと自信あるぜ!」
土御門「ほほぉーそりゃ楽しみだぜい」
上条「まぁ、クラス上位はもらったな、わりぃな土御門、お前だけ置いていく形にしちまって」
土御門「そこまで自信あるのかにゃ、はぁーどれだけ一方通行に手取り足取りおしえてもらったんだかー」
一方通行「て、手取り足取りなんかおしえてねェーぞ!」
土御門「そうかにゃー?」
918 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:28:03.64 ID:sblS7Qso [6/16]
上条「そうだそうだ!女教師姿で厳しく時には優しく教えてくれてるだけだ!」
土御門「ほぅほぅ…もちろん、眼鏡も装着かにゃ?」
上条「ったりまえだ!女教師に眼鏡はつきものに決まってるだろ!」
一方通行「…三下、い、イチイチそこまで説明しなくてもいいンだぞ…///」
土御門「それで、勉強が終わった後は?」
上条「スタッフがおいしくいただきました!」
土御門「…」ニヤッ
一方通行「バカァ///」
上条「あ、あれ…?俺、今変なこといったか…?」
土御門「いんや、ぜんぜん変なことなんかいってないぜよ…」ニヤニヤ
一方通行「///」
青髪「…」ブツブツブツ
土御門「そっちはどうだったにゃー?」
青髪「…小萌ちゃんとの、新婚生活が見えるで…」
土御門(いよいよ…)
せろり(限界だなァ…)
920 名前:せろりってなんだよ…orz せろりで一方通行を辞書登録してます…ごめんなさい[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:38:03.08 ID:sblS7Qso [7/16]
-下校中-
上条「なぁ百合子、そろそろご褒美の内容教えてくれてもいいころじゃないか?」
一方通行「ダメだダメだ!目標達成するまでお預けだ!」
上条「ちぇっ…今回は自信あるんだけどなぁ…」
一方通行「そ、そうだなァ…テストの結果が出る日の放課後にでも三下のうちでやってやンぞ・・・」
上条「えっ?百合子が何かしてくれるってことなのか?」
一方通行「まァ、そのようなもンだよ…」
上条「何かな、すげぇ楽しみだぞ!」
一方通行「あ、あンまり期待すンなよ?はじめてやるンだから…」
上条「初めて!?そりゃ期待するなって方が無理だよ、百合子!」
一方通行「期待されると、はずしたときが恥ずかしいンだよ…///」
上条「まぁ、たとえなんであっても、百合子が俺のためにしてくれることなら何でも嬉しいよ」
一方通行「そ、そォーか、それなら良いンだけどな…ただ、本当に期待しすぎンなよ?」
上条「わかった、わかった、俺だってまだ確実じゃないんだし、結果でるまでは過剰な期待をしないようにするよ」
一方通行「そ、それで良いンだよ…ったく…」
921 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:43:50.92 ID:sblS7Qso [8/16]
-結果発表-
ガヤガヤ
「マジかよ、今回どうなってんだこれ」
「うそ、私30位も落ちちゃったよ」
上条「なんだか騒がしいな」
一方通行「だなァ…」
上条「どきどきしてきた…」
一方通行「だ、大丈夫だ…俺がアレだけ教えたンだぞ?」
上条「そうだな、百合子先生がアレだけ教えてくれたんだし…」
テクテク
土御門「よぉーかみやん結果はみたかにゃ?」
上条「これからだけど…?」
土御門「そうか、まぁ結果みても、まぁ…」
スタスタ
上条「まさか、俺…そんなにひどかったのかぁ…!?」
922 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:48:33.19 ID:sblS7Qso [9/16]
上条「…」そぉぉ
上条「!?」
一方通行「三下ァ…」パァァ
上条「よっしゃぁああ!よしよし!」
一方通行「三下、100位はあがったンじゃねェーか?」
上条「そうだな、えーっと前回が○位だから、98あがったことになるのかな?」
一方通行「目標の倍だな!」
上条「これで百合子のご褒美!」
一方通行「そ、そォーだな///」
上条「…さてと、青髪はと…あれだけ頑張ってたんだし、結構良い順位いってるだろ…」
一方通行「最近人間捨てて勉強してたもンなァ…」
上条「うーん、ないな…」
一方通行「…えっ…!?」
上条「見つかったか?」
一方通行「これ…何かの間違いじゃねェよな…?」アセアセ
924 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:57:23.91 ID:sblS7Qso [10/16]
上条「ま、満点だと…」
一方通行「アイツ…」
ヌゥー
青髪「これで僕の実力、理解してもらえたとおもうんやけど…」ニヤッ
上条「青髪…お前…」
青髪「僕が本気出せば、こないな試験なんて満点なんて楽勝なんやで?」
一方通行「…」
青髪「まぁ今後の勉強には僕のいや、小萌ちゃんの将来がかかってるからもっともっとがんばるでー!」
小萌「青髪ちゃん!」
青髪「小萌せんせぇ!みてくれましたかぁ!?僕の実力!」
小萌「正直、本当に個人授業で効果があるのか、先生は半信半疑だったのですがぁ…」
青髪「実際効果は…」
小萌「そうですね、それは認めなくてはいけませんね」
青髪「そうなんやで、しかも僕は小萌センセェが指定した大学へ合格したら付き合ってくれるって話があるだけでぇ…これだけ頑張れるんやでー!!」
小萌「まさか、こんな物でつるようなやり方でこんな結果だされてしまうと…先生本当に青髪ちゃんの認識改めないといけませんね」
青髪「だから、僕ぁ、もっとがんばるから…」
小萌「そうですね、まじめに考えておきますね…その、でもあくまでも合格してから、なおかつ卒業してからですから…ね…」
青髪「よし、やるきでてきたでぇえ!!!」
925 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:05:47.07 ID:sblS7Qso [11/16]
-下校中-
一方通行「ハァ、あの変態に負けるとはァ…」
上条「まぁ百合子だってすごいじゃないか、間違えたのたった1問だろ?」
一方通行「満点と1問間違えには点数以上の差があンだよ…」
上条「そんなこといわれると、俺…素直に…今日の点数喜べないんだけど…」
一方通行「あっ…」
上条「やっぱり、ご褒美は無い方がいいのかな…」ショボーン
一方通行「さ、三下はよく頑張ったンだよ!」
上条「でも、青髪は満点、百合子は1問落としただけ…それに比べて俺は…」
一方通行「こ、これからだよ、俺みたいな点数はもう落ちるか現状維持しかねェンだし…」
上条「…」
一方通行「三下はトータルでかなりあがったじゃねェーか…もう上位だって見えてきてンだぞ?このまま俺が教えつづけりゃきっと三下だって」
一方通行「三下だって…お、俺と同じ位に…は無理だろうけど結構いいところまでは」
上条「あぁぁああああああああああああああああああああ!!」
一方通行「!?」ビクッ
927 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:18:25.63 ID:sblS7Qso [12/16]
上条「うじうじ悩むのやめた!こんなの俺に似合わない」
一方通行「そうだ!そうだぞ三下!」
上条「ってことで、早く帰ってご褒美を///」
一方通行「わ、わかってンよ…///」
………
……
…
ガチャッ
上条「ただいま、っと」
一方通行「お邪魔します」
トテテテテ
禁書「とーま、お帰り!ゆりこいらっしゃいなんだよ!」
一方通行(こいつ居ること忘れてた…)
禁書「とーま、私はクールビューティと遊んでくるね!」
上条「おう、気をつけろよ」
禁書「うん、ご飯までには帰ってくるから、ゆりこご飯お願いなんだよ!」
一方通行「お、オウ、判ったぞ」
バタンッ
928 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:24:19.81 ID:sblS7Qso [13/16]
一方通行「こ、これは好都合だぜ…」
上条「ん?インデックスいちゃまずいことだったのか?」
一方通行「な、なンでもねェーよ///」
上条「それじゃ、ご褒美の方、ひとつよろしくお願いします」
一方通行「…三下ァ、ちょっと、表でててくンねェーか?」
上条「えっ、なんで?今帰ってきたばかりなのに…」
一方通行「準備に色々手間が掛かンだよォ!つべこべ言わずに外でまってろ!電話でよンでやっからよ!///」
上条「…なんだよ、いきなり」ブツブツ
ガチャッ
一方通行「合図するまで絶対覗くンじゃねェーからな!」
上条「わかってるよ…」
バタンッ
一方通行「……」
シーン
一方通行「急いで準備しねェーと…」ドキドキ
930 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:30:21.11 ID:sblS7Qso [14/16]
一方通行「やっぱ下は履いておきてェーンだけど…三下が絶対なンかいいそうだしなァ…」
ヌギッ
一方通行「あとはこれつけて…」
シュルッ
一方通行「で、出来たぞォ…我ながら…エロ過ぎだとおもうぞ…」
一方通行「それじゃ、三下呼ンでと…」
pipi、trrrrrrrrrr
一方通行「三下かァ?準備できたから、すぐこい!あと入ったらすぐ扉の鍵閉め事、忘れンなよ!」
pi
一方通行「…三下なンていうかな」
ダタッタタタタ
ガチャッ
上条「ただいま…鍵を閉めてと…」
ガチャッ
上条「百合子~戻ったぞ~?」
931 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:34:31.55 ID:sblS7Qso [15/16]
一方通行「///」
上条「…えっ…」
一方通行「三下さ~ン…お帰りなさいませェ~///」チラッ
上条「ゆ、百合子…///」
一方通行「ご飯にするゥ?お風呂にするゥ?」
上条「こ、これって…もしや…///」ドキドキ
一方通行「それとも…ワ・タ・シ?(はぁと」
上条「…!?」
一方通行「…黙ってないで、な、何とか言えよ…///」
上条「ぁぁぁ…///」
一方通行「こういうの嫌いだったかァ?///」
上条「さ、さ…」
一方通行「さ?」
上条「最高です!!!」
一方通行「…よかったァ」ホッ
933 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23:45:48.55 ID:sblS7Qso [16/16]
上条「それで、百合子…」
一方通行「な、なンだァ?」
上条「さっきの全部ってのはあり?///」
一方通行「さっきのって…?」
上条「まず百合子をいただいて…」
一方通行「なっ///」
上条「良い汗かいたら、一緒にお風呂はいって…」
一方通行「良い汗とか…なンだよ///」
上条「最後におなかがすいたころ百合子の手料理(その格好で)ってので」
一方通行「///」
上条「ダメかな///?」
一方通行「今回だけの…と、特別だかンな…」ポツリッ
上条「よっしゃぁあ!」
一方通行「ったく、あの白いのが帰ってくるまでに俺の事はは早く召し上がれだ…///」
上条「それじゃ、いただきまーっす」ルパンダーイブ
一方通行「キャッ><」
936 名前:ちょっとPCおかしいので再起動っと[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:05:35.41 ID:H1H8eqco [1/25]
-夕食中-
モグモグモグ
一方通行「…」
上条「…」
禁書「ねぇーゆりこ?」
一方通行「あァ?オカワリかァ?」
禁書「うん、そうなんだけど、はい…じゃなくて」スッ
一方通行「なンだ?じゃなくてとか言いながら結局茶碗だしてるじゃねェーか」
盛り盛り、パンパンッ
禁書「だから、そうじゃなくて…」
一方通行「ほらよォ、特盛り」
禁書「わーい、ありがとうね!ゆりこ」
モシャモシャ
禁書「そうじゃなくて!」バンッ
上条「おい、飯は落ち着いてくえよ」
禁書「ゆりこ?なんで裸にエプロンなのかな?」
一方通行「///」
上条「それはだな…」
937 名前:なんだか意味不明なタイミングでexplorer.exeが落ちたりする…[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:19:47.77 ID:H1H8eqco [2/25]
禁書「また、とーまが変なこといったんだね!」
一方通行「いや、その…」
禁書「とーま!えっちなことやりすぎちゃいけないとおもうんだよ?」
上条「だから…」
禁書「きいてるのかな、とーま?」ジトォー
上条「…ごめんなさい」
禁書「謝る相手が違うと思うんだけど?」
上条「百合子、ごめんなさい…」
一方通行「いや、別に…」
禁書「はい、これで仲直り、それじゃゆりこは服きたほうがいいよ、風邪ひいちゃうから」
一方通行「…あァ、そ、そうだな」
スクッ、タタタッ
上条「はぁ…」
禁書「とーま、ほどほどにしないと、ゆりこ怒ってどこかいっちゃうかもしれないんだよ?」ボソッ
上条「わ、わかりました…」
上条(元々は百合子の発案なんだけどな…)
939 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:28:40.33 ID:H1H8eqco [3/25]
上条「それじゃ俺は百合子、送ってくるからインデックスは早く寝ろよ?」
禁書「むぅー、私そんなに早く寝る子供じゃないんだよ…」
上条「はいはい」
禁書「ゆりこ、またねー」フリフリ
一方通行「あァ、またな」
上条「いってきます」
バタンッ
上条「ふぅ、今日は楽しかったなぁ…」
一方通行「三下が楽しンでくれたならよかったぞ…」
上条「何をいってんだよ、百合子だって楽しんでたじゃないか」
一方通行「そ、それは…///」
上条「結構ノリノリだったくせに」ニヤニヤ
一方通行「お、俺はご褒美だから、三下に喜んでもらおうとおもって…」
上条「ふーん、そいうことこにしておこうか」
一方通行「そンな事より、三下、ちょっと激しすぎだったぞォ!今日は」
940 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:34:36.63 ID:H1H8eqco [4/25]
上条「だから、それは百合子が可愛すぎるからいけないわけで…///」
一方通行「それじゃ、暫く可愛くない格好でもすっかなァ~」チラッ
上条「そんなぁ…」
一方通行「冗談だよ、三下が嫌がること、俺がするはずねぇーだろ?」
上条「百合子、愛してる」
ちゅっ
一方通行「ったく、お前調子いいンだから///」
上条「なぁ、百合子…今日のあれまたやってくれないか?」
一方通行「今日のかァ…そうだなァ…」
上条「たまにでいいから!な?」
一方通行「判ったよ、考えておいてやるから勉強次も頑張れよ?」
上条「よっしゃ!やる気でてきたぞ!」
一方通行「…お前も結局はエロが目的なのか」
上条「ち、違う違う!百合子だからだよ!百合子が好きだから、百合子のいろんな格好みたいだけで…それが目的じゃないって…」
一方通行「なンか説得力ねェーな…」
上条「信じてくれよぉー、百合子ぉ~」
一方通行「まぁ、惚れた男の言葉くらいは信じてやるか…」
941 名前:おやすみなさい[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 00:38:10.59 ID:H1H8eqco [5/25]
一方通行「それじゃ、三下帰り道気をつけろよ?」
上条「おう、それじゃおやすみ」
一方通行「またな」
ちゅっ
上条「また!」
タッタタタ
一方通行「はぁ、三下と離れると途端、さびしくなるなぁ…」
黄泉川「ふふふ、乙女発見じゃん」ニヤッ
芳川「乙女ね…それも恋する乙女…」
打ち止め「一方通行は乙女!」
一方通行「て、テメェら…観てたのか!」
黄泉川「そりゃ、玄関でやってたらばればれじゃんか」
芳川「アレ?見せ付けてたんじゃなかったのかしら?」
打ち止め「ミサカもあんなちゅーしたいなーってミサカはミサカは妄想してみたりー」
一方通行「…チッ///」
945 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 20:09:24.64 ID:H1H8eqco [6/25]
戻りました、さてどうしましょう
間違いなくこのスレに収まりきりません
ですが、次スレでも途中で終わるでしょう…
困った困ったorz
片付けたらはじめます
948 名前:酒を飲んだせいでエロばかり浮かぶので…自重しつつがんばります[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:04:37.38 ID:H1H8eqco [7/25]
-とある2年の教室-
一方通行「また三下と同じクラスだなァ…」
上条「そうだな、また今年もよろしく、百合子」
一方通行「別のクラスだったら、学校ブチ壊そうと思ってたところだぜ…」
上条「…それはさすがにやりすぎだろ……」タラー
一方通行「馬鹿、俺にとっては死活問題なンだよ…」
上条「それじゃずっと同じクラスでいないといけないじゃないか…進学しても」
一方通行「そォーだよ、だから三下、俺と同じ学校行こうな?」
上条「はぁ、百合子のレベルまで3年までに百合子と同じレベルにいかなきゃいけないのか…」
一方通行「三下は…俺と別々でもいいっていうのかよ…」
上条「うーん…そうなった……あれだな、学校で一緒じゃない分、うちで一緒に暮らすか?絶対許可下りないけど」
一方通行「さ、三下と一緒か…それも悪くねェーな…///」
上条「まぁ出来る限り百合子の学力に追いつきますよっと」
一方通行「べ、別に一緒に住ンでくれンなら…勉強しなくても…いいンだけどよォ…」
上条「そんなことしたら、俺は一生勉強しない人間になるだろうな…」
949 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:22:15.33 ID:H1H8eqco [8/25]
土御門「かみやん、いつまで二人の世界にはいってるのかにゃ?小萌ちゃんが怒ってるぜよ」
小萌「上条ちゃん!鈴科ちゃん!そろそろ先生の話をきいてほしいのですよ」プンプン
上条「す、すみません///」
一方通行「///」
小萌「いいですか?それでは今年一年このクラスを受け持ちます、月詠小萌です、みんなよろしくお願いしますなのです」
青髪「いよぉー小萌センセェ~!」
小萌「それでは皆さん自己紹介をしてください」
上条「なんだかんだいって、いつものメンバーなのね…」
………
……
…
-昼休み-
上条「百合子、屋上いこうぜ!」
一方通行「あァ…そォーだな」
土御門「かみやん、たまには皆でお昼してくれないかにゃ~?ちょっと話したいことあるしー」
950 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:32:21.30 ID:H1H8eqco [9/25]
-屋上-
一方通行「…」
上条「ほらほら、百合子もそんな不満そうな顔するなよ…」
一方通行「だってよォ…折角三下とのお昼の時間を…こいつが邪魔したからよ…」
上条「まぁまぁ、土御門から話があるなんて珍しいからいいじゃないか」
一方通行「三下はそいつの肩持つンだな?」
上条「そんなんじゃないって、俺はいつでも百合子の味方だぞ?」
ちゅっ
一方通行「…仕方ねェーな///」
土御門「かみやん、そろそろ話はじめていいかな?」
上条「あ、あぁ…」
一方通行「勝手にしやがれ…」
土御門(はぁ、このバカップル…とうとう人前でキスを恥かしがらなくなっちゃって…)
土御門「話ってのはにゃ…あの小萌先生ボケの青髪のとこだにゃ…」
上条「青髪が何かやらかしたのか?」
951 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:40:12.42 ID:H1H8eqco [10/25]
土御門「それが、試験が終わっても勉強してるみたいなんぜよ…」
上条「よかったじゃねーか」
土御門「馬鹿、よかったですまないからいってるんだにゃー、昨日だって…」
上条「昨日がどうしたよ、土御門」
土御門「最近かみやんが付き合い悪いし、舞夏もたまにしかうちに来てくれないし…暇で外をぶらぶらしてたんだにゃ…」
土御門「そしたら、参考書を読みながらぶつぶついってる青髪をみてにゃ…」
上条「ふむふむ」
土御門「そこで、俺は考えたにゃ、かみはんは一方通行にべたぼれで付き合ってるからまぁ諦めよう」
土御門「でもまだコイツは小萌先生を付き合ってるわけじゃないし、俺だけ舞夏に会えないという苦しみを味わってるのはどうしたもんかにゃと…」
上条「はぁ?」
土御門「そうだ、この勉強馬鹿を元のエロエロ系に戻せば…また彼女に相手にされないこのさびしい男の苦しみを分かちあえるかにゃーって」
上条「あの…全く意味が…わからないんですが…」
土御門「それだから、暇そうにしてるねーちんを呼びつけたんだにゃ」
上条「そんなことのために神裂を…?お前いつか殺されるぞ…?」
一方通行「オイ、三下?神裂って誰だよ?きいてねェ名前だぞォ?」ギロッ
952 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:45:52.06 ID:H1H8eqco [11/25]
土御門「あっ、一方通行は面識なかったかにゃ?」
一方通行「知らねェーな…」
土御門「えーっとねーちんこと、神裂火織はひそかにかみやんのを慕う爆乳黒髪和風美人だにゃー」
一方通行「さ、三下を慕うだァ!?しかも、爆乳だとォォォ!?」
一方通行「…三下ァ?どういうことだ!?」
上条「な、何がだよ…」
一方通行「そんな知り合いいるなんて聞いてねェーぞ!!!!!」
上条「そ、そんなに親しくないし…別に…」
一方通行「親しくねェーのに何で慕われてンだよ!!!!」
上条「それは、今しったわけで…っていうか土御門それ何かの冗談だろ?」
土御門「いんや、本当のことぜよ?」シレッ
上条「……」
一方通行「三下ァァァア!!俺というものがありながら、なンてことを!!」
上条「べ、別に俺はなんも思ってないって!!」
一方通行「そんなヤツがいンのに俺を抱いたのかよ!!」
953 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21:53:28.47 ID:H1H8eqco [12/25]
上条「だ・か・ら!神裂とは何でもないっていってるだろ!」
一方通行「さ、三下の…バカァァァア!!」
バチンッ
上条「痛ッ…」
一方通行「…」ポロポロッ
タタッタタタタ
上条「ゆ、百合子まて!まてって!」
土御門「かみやん、どうしたんだにゃ?なんで一方通行は怒っているのかにゃ?」
上条「…お前、ここまで話ややこしくしといて……」
土御門「まぁまぁ、話はこれからだにゃ、取り合えず座って」
上条「…あとで絶対、そげぶしてやるからな……」
土御門「それで、かみやんにあわせてやるからって呼び出して」
上条「おい、土御門」
土御門「だから、落ち着くんだにゃ…呼び出してから、かみやんとデートさせてやるからアイツをこの衣装で誘惑してくれないかって」
土御門「ねーちんだまして…堕天使エロメイドを来てもらって青髪を誘惑してもらったんだにゃ」
954 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:03:25.09 ID:H1H8eqco [13/25]
上条「お前、絶対神裂に殺されるぞ…じゃなくても俺がやるけど…」
土御門「それなのに!アイツなんていったと思う?」
上条「…こいつ人の話きいてねぇ……まぁアイツなら…なにか訳わからないこといって神裂にナンパをしかけるだろうな…」
土御門「そうだろ?普通そうおもうよにゃー?」
上条「えっ?違うのか」
土御門「それがだにゃ…なんと…」
土御門「僕ぁ、もう一人の女性のために、この道を究めるってきめたんやで!だからそんな脂肪の塊を振り回しても意味はないんやで!」
上条「なっ、なんだって…神裂のあれを脂肪の塊だとぉ!?」
土御門「そうなんだよ、ねーちんのダイナマイトなあれを…ぜよ…」
上条「…それは異常だな」
土御門「そうだろ?絶対おかしいにゃー」
上条「でもまぁ、そこまで小萌先生に対して一途な想いをもって目標に一直線だと考えれば…いいことなのか」
土御門「それじゃつまらないぜよ!やっぱり一緒にふられて駄目人間になってくれないと、俺だけ駄目人間になってしまうんぜよ!」
上条「だったら、お前もまじめに生きればいいじゃないか」
土御門「…だって…舞夏が……秋葉系のメイド御奉仕プレイを頼んだら…激怒して…それから一度もうちにきてくれないんだもん…」
上条「…オイ、待て猫介…」
955 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:13:16.71 ID:H1H8eqco [14/25]
土御門「どうしたにゃ?かみやん」
上条「さっきから聞いてれば、お前が全部悪いんじゃねーか」
土御門「そんなことはないにゃ!」
上条「…妹に嫌われた理由も、百合子が怒って走り去った理由も全部お前のせいじゃねーか…」
土御門「ま、まてかみやん、その右手はなんだにゃ!?」
上条「いいぜ、お前のそんなアホな話で百合子と俺の仲を邪魔するっていうなら、ついでに小萌先生と青髪との仲も邪魔するっていうなら…」
土御門「そっちはやっぱりついでなのかにゃ…って待て!かみやん!かみやんは勘違いしてる」
上条「何が勘違いだってぇ!?あぁん?」
土御門「だって、お、男に生まれた以上は、好きな女の子に御奉仕的なプレイしてほしいだろ!」
上条「だからなにってやがる!」
土御門「お、俺はしってるんだにゃ、かみやんが一方通行に裸エプロンプレイを強要したってことを!」
上条「てめぇ、それをどこで…いやそれは違う強要はしてない、百合子が自主的にやってくれただけだ…!!」
土御門「そんなわけあるか!!俺は舞夏にちょっと御奉仕プレイを頼んだけで歯が折れるほど殴られて、嫌われたんぜよ!!」
上条「だからお前と一緒にするな!俺には俺にはな…百合子の百合子の…」
上条「そんなことより百合子だ!・・・お前の変態的な幻想を…ぶち壊してから、百合子を追いかけさせてもらう…」
956 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:20:20.69 ID:H1H8eqco [15/25]
土御門「かみやん、前に俺にコテンパンにされたこと忘れたのかにゃ…?」
上条「今日は負けないぜ…」
土御門「ほぉーなんか秘策でもあるのかにゃ?今は味方してくれる一方通行もいないみたいだけど…」
上条「百合子はいない…けどな、お前一人忘れてないか?」
土御門「な、なに!?」
上条「誰かこわーい人をだましたことを…」
-「…Salvare000」
土御門「…!?」
神裂「わ、私をだました罪…償ってもらいますよ!?」
土御門「ま、まつにゃ、今度こそかみやんをデートさせてあげるから…」アセアセ
上条「俺は百合子とつきあってるから、神裂とはデートできないぞ」
神裂「…クッ……だそうですが…またお得意の嘘ですか?」
土御門「う、嘘じゃないにゃ…」
神裂「言い残すことはそれだけでしょうか?ではそろそろ…」
土御門「ま、まいかぁあああああ!!!」
神裂「唯閃!!」
958 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:27:46.78 ID:H1H8eqco [16/25]
ダッタタタッ
上条「百合子どこだ!」キョロキョロ
上条「…そうだ携帯」
pi
上条「でてくれよ…」
trrrrrrrrrrrr......
ガチャッ
上条「百合子!」
-「三下…グスングスンッ」
上条「百合子、今どこにいるんだ!」
-「三下ァ…やっぱりお前は…」
上条「土御門のたわごと信じるのかよ!」
-「だって、神裂っていう女…三下のこと好きなンだろ?三下だって……だから俺にも言ってなかった…そういうことなんだろ…」
上条「だから、誤解だって、俺は神裂のことそういう気持ちで見たことなんかないんだって!信じてくれよ!」
一方通行「…信じてェよ…信じたい…だけど、不安なンだよ…そりゃ…白いのとかガキ達はまぁ直接あってるから何か企ンでてもわかる…」
959 名前:少し間違えた…orz[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:36:28.10 ID:H1H8eqco [17/25]
-「でもなァ…俺の知らない相手だとそうもいかねェーンだよ…しかもこの街の人間じゃないとなれば…」
上条「黙っていたのは謝る、でも本当に何でもないんだって…!」
-「…今回ばかりはちょっと…きついぞ…三下がどうおもっていようと、三下に好意をもってるやつがいるなンて…」
-「アイツでさえしてやがるのに…俺だけ知らないなンて…まだ三下隠してることあるンじゃねェーのか…?」
上条「だから、もう隠してることなんてないって!なんだったら電話だって、なんだってみせるだから…」
-「……」
上条「どうしたら信じてくれるんだよ…」
-「だったら、普段から俺の目の届くところで生活してくれ…」
上条「普段からってどうやって…」
-「さ、三下、朝、教室でいってたよな?」
上条「えっ…」
-「うちで一緒に暮らすかって…」
上条「それは…あくまで冗談で…」
-「だったら、今度は冗談じゃなくて…三下のことを疑わせないために…俺のために一緒にすンでくれよ…」
上条「…でも、学生同士でそんな許可下りるはずが……」
961 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:45:09.96 ID:H1H8eqco [18/25]
-「黄泉川脅してでも…俺が…」
上条「や、やめろ…そんなことしてなにになる!」
-「……」
上条「わかった、それじゃ一緒に住もう」
-「三下ァ…」
上条「ただし、絶対、学生同士で同棲の許可なんか下りるはずなんかないし、バレたら退学になることくらいは覚悟しろよ」
-「三下と一緒にいられるンなら退学だろうがかまわねェ…よ…」
上条「あのなぁ…それじゃ俺が百合子を幸せにできないだろ?」
-「だったら俺が三下の一人位食わしてやンよ!!」
上条「ダメだ!そんなことしたらうちの親絶対、結婚の許可なんかしてくれないぞ?そりゃ二十歳になれば親も関係なく結婚はできるけど…」
-「そ、そォーか…三下のご両親裏切りたくねェ…な」
上条「やっぱり、身内にも祝福されて結婚はしたいんだよ…俺だって…」
上条「百合子だって、これで退学になんかなってみろ?黄泉川先生や、芳川さん、打ち止めだってきっとインデックスだって心配するぞ?」
-「俺のことは誰も心配なンかしねェーよ…」
上条「だったら、俺が心配する!だから…一緒に暮らすなら周りにばれないように生活していくのが条件だ、もちろん俺はさらに百合子を幸せにできるように勉強することもだけど」
962 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22:56:27.31 ID:H1H8eqco [19/25]
-引越し-
上条「ふぅーこれで百合子の荷物は全部か?」
一方通行「あァ…これでも結構服とか我慢したンだぞ…」
上条「去年まで女物なんかほとんど持ってなかった百合子が、ダンボールにして20箱分の服とはねー」
一方通行「し、仕方ねェーだろ、三下が似合うかもっていうから、買いたくなンだから……よ…///」
上条「駄目とはいわないけど、まぁ上条さんの部屋のどこにこれだけの荷物をおきましょうか…」
一方通行「…そ、そォーだったな」
上条「…何とかしないとな、そうだ、百合子…」
一方通行「ン?」
上条「その布団も買いにいかないとな、ほら布団二組しかねーし」
一方通行「俺と三下が一緒の布団で寝ればいいだろ…?」
上条「風呂場で、シングルで寝るんですか?二人で…」
一方通行「…そ、その方が密着して、三下も何かと便利だろ…///」
上条「ま、まぁ…その方がうれしいんだけど…///」
一方通行「だ、だろォ…?///」
963 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:03:07.13 ID:H1H8eqco [20/25]
禁書「あの、とーま?私もかってほしいものがあるんだけど…」
上条「な、なんだ?飯か?」
禁書「むぅ、それはゆりこがつくってくれるからいいんだよ、そうじゃなくて耳栓があると嬉しいんだよ?」
上条「耳栓?なんだ自分のいびきで眠れないのか?」
一方通行「そりゃすげェな…」
禁書「ちがうんだよ!」
上条「まぁ、高いものじゃないし、かってやるけどなんでまたこんなときに…」
禁書「…だってね、ゆりこ、とーまと一緒にねるんでしょ?」
一方通行「そのつもりだけどォ?」
禁書「だったら…その、夜ゆりこの声がうるさそうだから…できれば耳栓があったほうがお互いの精神衛生上いいんじゃないかな…///」
一方通行「ば、バカッ!?そ、そンなでけェー声なンかださねェーよ///」
禁書「ほ、本当かなぁ…///」
一方通行「ほ、本当だって!ナンだったら今度、じっくり聞いてみろ!!」
禁書「えっ…いいの…?」
上条「お、おい百合子…///」
一方通行「あっ…い、今のは冗談だ…なァ?本気にしてないだろ…?///」アセアセ
964 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:17:53.84 ID:H1H8eqco [21/25]
禁書「///」
一方通行「あゥ…ァァ…ウゥ…///」
上条「ほ、ほらぼさっとしてないで、ダンボール片付けるぞ!」
………
……
…
禁書「そろそろおなかすいた…」
一方通行「もうこンな時間か…よしッ、待ってろ…」
上条「今日のお昼はなんだ?」
一方通行「はァ?引越しのときは蕎麦にきまってンだろ!!」
上条「あっ、そうなのね…なんだかたまに百合子がわからなくなる…」
一方通行「だ、だったらこれから毎日俺を24時間観察しやがりなさい!!」
上条「学校の授業はともかく、24時間ってトイレとか風呂とかどうすんの?」
一方通行「…アッ…でも…三下がどうしてもっていうなら…いいンだぜ…?///」
上条「ま、まだそんな濃いのにはまだまだ早いです!///」カァァー
966 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:32:07.21 ID:H1H8eqco [22/25]
-同棲初日目の夜-
禁書「それじゃとーま、おやすみー、ゆりこもおやすみー」
上条「おやすみ」
一方通行「おやすみだ」
ガチャッ、バタンッ
上条「それで、本当にここで二人で寝るんですか…」
一方通行「だって三下はここでねてンだろ?」
上条「そりゃそうだけど…でもこんな狭いところで二人が寝なくったって…」
一方通行「三下の傍にいることが目的なのに、別の場所で寝たりしたら意味がねェよ…」
上条「それじゃ…寝ますか…」
一方通行「あァン?まさか、本当に寝るだけなのかよ…」
上条「…だ、だから…色々な意味で寝ますかってことで……」
一方通行「そォーいうことかよ…早く言えよ…」
上条「だ、ってインデックスもいるし、できるだけそういうことばを使いたくないなって…」
一方通行「大丈夫だって、聞こえやしねェって///」
967 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:38:46.51 ID:H1H8eqco [23/25]
-翌朝-
トントントントン
上条「う~ん、いいにおい…」
一方通行「三下ァ、やっとお目覚めか?」
上条「百合子、おはよう」
一方通行「あァ、おはよう」
上条「今朝は和食か…」
一方通行「そうだけど…嫌だったかァ?」
上条「ううん、嫌じゃないよ、百合子のつくるものなんでもおいしいもんな」
禁書「うー」
上条「!?」ビクッ
禁書「とーま、ゆりこ、おはようなんだよ…」
一方通行「おはよう」
上条「インデックス、その顔…どうした…」
禁書「昨日眠れなかったんだよ…」
968 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 23:44:57.55 ID:H1H8eqco [24/25]
上条「どうした?寝苦しかったのか、具合でもわるいのか?」
禁書「ねーゆりこ?昨日は2回?3回?」
一方通行「何のことだァ?」
禁書「やっぱり耳栓あったほうがいいとおもうんだよねー」チラッ
上条「あっ…///」
一方通行「まっ、まさか…聞こえてた…の…かァ…」
禁書「「大丈夫だって、聞こえやしねェって」ポツリッ
一方通行「///」
上条「///」
禁書「うーん、寝不足なんだよー」
一方通行「し、白いのお、俺の分まで鮭くっていいからな!」アセアセ
上条「お、俺の分もくっていいぞ!それと耳栓だったな!学校の帰りにかってくるからな!」
禁書「それと…玉子焼きも食べたいなあ…」チラッ
一方通行「待ってろ!今、すげェーウマイヤツをつくってやンから…」アセアセ
上条「インデックス、いい紅茶あるんだけど」アセアセ
禁書「やだなぁ、とーま、和食ならぐりーんてぃーなんだよ?」ニコニコ
977 名前:つまり、終わったときスレがあまってたら雑談で使ってくれるんですね![sage] 投稿日:2010/03/27(土) 20:37:46.73 ID:2r.Pqtso [1/22]
一方通行「三下…そろそろ時間だぞ?」
上条「そうだな、それじゃインデックスいってくる」
禁書「もぐもぐ、ひってひゃっしゃい」
一方通行「昼飯は冷蔵庫につくってあっから、チンして食べろよ?」
禁書「ひんはひがてはんだよ…」
一方通行「三下、こいつなンていってやがンだ?」
上条「きっとチンは苦手なんだよって、電子レンジは苦手だっていってるんだとおもう」
禁書「もぐもぐ」コクンコクン
一方通行「まぁ、だったら冷蔵庫から出しておけ、どうせ昼間では持つから」
禁書「わひゃったんだよ、もぐもぐ」
一方通行「それじゃなァ…」
バタンッ
禁書「もぐもぐ」
ゴックンッ
禁書「ご馳走様でした」
978 名前:ここって普通にスレたてしていいのかな?[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 20:53:49.64 ID:2r.Pqtso [2/22]
テクテク
上条「…まさか百合子とこうやって一緒に家から学校に通えるとはなぁ」
一方通行「あァ…悪くねェな…」
上条「これで朝起きるのも苦じゃないぞ、むしろ寝ないでずっと起きていたい位だし」
一方通行「俺にとっちゃ毎日が天国みたいなもンだなァ…」
姫神「あれ。上条くん?鈴科さん?」
上条「よぉ、姫神おはよう」
一方通行「おはよォー」
姫神「今朝は。仲良く登校?あれ。二人ってすんでるところ一緒の方角だった?」
上条「あっ、今朝はな百合子がうちまで迎えにきてくれて」
一方通行「あァ、そ、そうだよ…上条くンがァいつまでたっても待ち合わせの場所にこねェ…じゃなかった来てくれないからァ…」
姫神「そう?そうなんだ。へぇー」
一方通行「そ、そうですよォ…」アセアセ
上条「最近は百合子に甘えてばかりで、段々だらけてきちゃってるかなー」アセアセ
姫神「ふぅーん。らぶらぶなんだね…ちょっと妬けちゃう…」
979 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:01:37.07 ID:2r.Pqtso [3/22]
一方通行「い、いいでしょォー」ニコッ
上条「百合子///」
姫神「本当に。ちょっと羨ましい。でも鈴科さんと上条くんお似合い」
上条「あ、ありがとう…」テレテレ
一方通行「ど、どォーも…///」
姫神「それじゃ。私今日日直だから先いくね?」
タッタタタッ
上条「はぁー、いきなりあんなこと突っ込まれると思わなかった…」
一方通行「まァ大丈夫だろ?付き合ってることは皆しってるわけだし…」
上条「そりゃそうか…まぁ百合子が迎えに来てくれてることにすれば、次も大丈夫だな」
一方通行「だなァ…で、三下…姫神さンも三下の事ォ…興味ありそうだったンだけどよォ…どういうことなのか、説明してくれっか?」ジロッ
上条「大丈夫ちゃんと説明するから…ちょっと前にな…」
一方通行「ほぉ…三下の人助けはそンな前からかァ…」
上条「人助けというか、巻き込まれたというか…」
一方通行「その延長で俺も出会えたンだし、まぁその不幸体質には感謝してっけどな…」
981 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:16:28.05 ID:2r.Pqtso [4/22]
-「そうです、出会えたのはミサカのおかげということを忘れないでほしいとミサカは恩着せがましくいいます」
一方通行「…オィ、何でココにいンだよ…」
御坂妹「ミサカは案内を頼まれただけですが?と背後にいる依頼主を紹介します」
打ち止め「どーしてミサカをおいて一人だけどーせいってのをしちゃうのかなーってミサカはミサカはぷんぷん怒ってみたりー」
上条「だ、だって…俺の部屋狭いから、4人も一緒に生活は…」アセアセ
御坂妹「嘘ですねとミサカは見抜きます」
上条「…ギクッ」
御坂妹「二人は打ち止めがいると…イチャイチャする時間が減るという、考えから打ち止めを置いていったという的確な予想をミサカはします」
一方通行「…」
打ち止め「どうしてー?ミサカがいるとイチャイチャできないのってミサカはミサカはちょっと不満そうにいってみたりー」
一方通行「だ、だってよ…」
一方通行(ガキの前であンな事するわけにはいかねェーだろ、こいつ絶対三下の布団の中にもぐりこンでくるし…)
上条「なぁ…?」アセアセ
御坂妹「今回はさすがにミサカも出し抜かれたという想いで涙がでそうでしたと、言っておきます」
上条「出し抜くも何も、俺の彼女は百合子一人だし…別に問題ないんじゃないか…?」
982 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:25:35.45 ID:2r.Pqtso [5/22]
打ち止め「でもでも!ミサカだって当麻さんと一緒にいたいよーってミサカはミサカは駄々こねてみたりー」
上条「えっ…当麻さん?」
打ち止め「恋人だったら、下の名前で呼ぶのが当たり前だってテレビでいってたよーってミサカはミサカは学んだことをすぐ応用してみる」
御坂妹「なるほど、さすが上位固体…オッホン、当麻さん、ミサカも一緒にトウマさんと住みたいです」
上条「だから…お前達は恋人じゃないだろ……」
打ち止め「じゃぁ、恋人候補ってことで」ニコッ
一方通行「俺の三下なんだぞォ?」
打ち止め「だって一方通行は当麻さんのこと名前で呼ばないよーってミサカはミサカは矛盾をしてきしてみるー」
一方通行「…クッ」
御坂妹「それではミサカにもチャンスが…」
上条「おいおい、打ち止め、そんなテレビで恋人は名前で呼ぶっていったって、それは人そろぞれだろ?」
打ち止め「でもぉー」ジトォ
上条「呼ばなくたって百合子は俺の恋人だ、わかったか?」
打ち止め「うーん…わかりましたぁ…当麻さんがそういうならミサカはミサカは諦めます…」
御坂妹「…チッ」
983 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:36:33.87 ID:2r.Pqtso [6/22]
上条「そうだな、休みの日は遊びにきていいから、今日のところはおうちに帰りなさい」
打ち止め「はぁーい…」トボトボ
御坂妹「折角いいチャンスだとおもってたのにとミサカは捨て台詞をのこしていきます」トボトボ
上条「まったく、なんであのくらいの歳の子供ってのはテレビにすぐ影響されちゃうんだろうなー」
一方通行「なァ、三下…」
上条「どうした、百合子?」
一方通行「やっぱ、名前で呼びあわねェーと恋人同士っぽくみえねェーのかなァ…」
上条「いや、大丈夫だろ、俺達は立派な恋人同士だよ、テレビでいったことなんか気にするなよ」
一方通行「そォーいうけどさ…」
上条「お前の好きなように呼んでくれていいから、俺はそんな細かいところじゃなくて百合子という…女性が好きなんだから」
一方通行「俺も三下が好き…」
上条「だったらお互い好き同士つきあってりゃ恋人だろ?それにな百合子」
上条「三下なんて俺の事呼んでるのは百合子だけだぞ?」
一方通行「俺専用…?」
上条「そういうこと!三下と呼んでいいのはお前だけだよ、百合子……」
984 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:44:54.44 ID:2r.Pqtso [7/22]
一方通行「そ、そォーか、そォーか」ニコニコ
上条「ほら、そろそろいかないと、学校遅刻するぞ」グイッ
一方通行「三下ァ!」
上条「ん?」
一方通行「ただ呼ンだだけッ」ニコッ
上条「そっか」ニコッ
………
……
…
-放課後-
一方通行「三下ァ、帰り買い物いきてェーンだけど…」
上条「そうだな、食材がもうつきそうだったな」
一方通行「あァ、今朝白いのに奮発してつくりまくったせいだ…」
上条「あっ、そうだだったら…耳栓もかっていかないとな…」
一方通行「忘れるところだった///」
985 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:51:55.32 ID:2r.Pqtso [8/22]
一方通行「三下」
上条「なんだよ、さっきから」
一方通行「いや、三下んでいいのが俺だけって思ったらよ…何だか嬉しくなっちまって///」
上条「そうか、よかったな」ニコッ
一方通行「あァ…///」
ドンッ
チンピラ「いてぇー」
子分「兄貴大丈夫ですか!この、てめぇどこ見てやがる!」
上条「大丈夫ですか?」
一方通行「三下ほっとけ、どうせこいつら大げさにやってるだけなンだから…」ボソッ
上条「で、でもな…そうはいっても」
チンピラ「いてぇえええ、こりゃ折れたぞ…くそっ」
一方通行(肩かちょっとぶつかったくらいで折れるはずねェーだろ…)
一方通行「メンドくせェ…やっちまうか…」ボソッ
上条「まてまて、彼女にそんなことさせられるはずないだろ!」
986 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 21:58:04.94 ID:2r.Pqtso [9/22]
子分「よぉーよぉー兄ちゃん、どうしてくれるんだぁああ!?」
上条「ごめんなさい、とりあえず救急車呼びましょうか?」
子分「ふざけんなぁああ!」
上条「えっ…」
子分「兄貴を見知らぬ医者に診せるなんてお断りだ!」
上条「でも…痛いんでしょ?」
子分「お前馬鹿か?こういうときはあれだろ?」
上条「はい?あれ…?」
子分「金だ、金!慰謝料よこしやがれ!!」
チンピラ「い、いつもの医者だと…名医だから…大体一回通うたびに10万いや20万はとられたっけかな…いてててえ」
上条「そんな無茶な…保険利かないんですか?」
一方通行(はぁ、こんな猿芝居の馬鹿ども相手にすンなよな…)
子分「ほら、さっさと出しやがれ!この三下野郎がぁ!!女の前だからって調子こいてんじゃねぇーぞ!!」
一方通行「さ、三下だァァァ!?」
子分「こ、こいつ女だからって舐めた口きいたらただじゃおかねぇーぞ!」グワッ
987 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:04:25.79 ID:2r.Pqtso [10/22]
一方通行「三下と三下って呼んでいいのは俺だけなンだよォォォォォォ!?」
子分「あれ、このしゃべりかたって…」
チンピラ「どこかで聞いたことあるような、その顔も…」
一方通行「ハァーン?お前ら良く俺にちょっかいしてきたやつらだな…」
子分「ちょっかい…え、その顔、その声…その髪の色…まさか…」
一方通行「正解でェーす」
チンピラ「…て、テメェ女装してやがったのか!このホモ野郎が!!」
一方通行「…な、なンだとォォ!?」
チンピラ「そうじゃねーか!このオカマが!男と一緒に楽しそうにあるきやがって!」
一方通行「死にてェーらしいなァ…」
子分「ヘンッ、お前はもう最強じゃないんだろ?聞いたぞレベル0に負けたっていうじゃねーか!」
一方通行「だったら試してみっかァァァ!?」ギロッ
子分「おもしれぇ…」
チンピラ「今までの借り貸しててやるよ!」
上条「ふざけるな!俺の百合子を男だと?ホモだと…舐めた事いってんじゃねーよ!」
988 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:09:32.87 ID:2r.Pqtso [11/22]
上条「お前らの目は節穴ですか?こんな可愛いやつが男であるはずがないだろ!」
チンピラ「ふざけるな!こいつは男だ男にきまってる!」
子分「そうだそうだ!」
上条「はぁ…百合子ちょっとこっちきてくれ」
一方通行「な、なンだよ…」
上条「良く見ろ?ほら、このおしとやかな胸!きゅっと締まったウエスト!小さくてもぷりんとしたお尻!どこをみても女だろ!」
チンピラ「た、確かに…」
子分「女にみえるっちゃみえるな…」
一方通行「…///」プルプル
チンピラ「どうせこの胸だって作り物なんだろ?」
ムニュッ
一方通行「にゃぁああああ!!!!」
上条「おい、誰が触っていいっていった?」ゴゴゴ
チンピラ「ほ、本物だとぉ!?」
上条「お前らよほど命がいらないらしいな…」
子分「てめぇ、さっきから何わけわかんねぇーこといってやがる…」
989 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:17:17.42 ID:2r.Pqtso [12/22]
一方通行「さ、三下もふざけんじゃねェーよ///」
上条「ゆ、百合子…!?」
一方通行「テメェらァァァ……消えろ…」
チンピラ「あぁん!?」
一方通行「死にてェーのか?…ヤっちまうぞォ?」ギロッ
チンピラ・子分「ヒィィ!?」ビクッ
「失礼しましたぁあああ」
ビューン
一方通行「三下ァァァ!?」
上条「お、落ち着けだってあいつらが百合子のこと女って信じないから」
一方通行「それだからってェェェ!!」
バチーンッ
上条「…ッ!!」
一方通行「ハァハァハァ…」
上条「百合子…」
一方通行「お、俺の身体は……俺の身体に触れていいのは三下だけなンだよ!それが何でわかンねェーんだよ!」
一方通行「それを、俺が女だって証明するために、見世物にしやがって…しかも触らせやがって…」
上条「あっ、あれ…は…」
一方通行「俺は三下以外の男なンかに触らせたくなンかねェーンだよ!!」
990 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:26:10.50 ID:2r.Pqtso [13/22]
一方通行「ハァハァハァハァ…」
上条「百合子…ゴメン…」
一方通行「謝ったって…今の記憶はきえねェーンだよ…」
上条「…」
ガサゴソ
一方通行「な、何しやがる!…アッ///」
上条「直に触るのが俺専用!さっきのは服の上からだからノーカン!」
一方通行「///」
上条「っていうことで…一つ」
一方通行「わ、訳わかンねェーこといいやがって…///」
上条「ごめん…でも…」
一方通行「わ、わかったよ、今日から直に触るのが三下専用の特典だァ…」
一方通行「ただし、今日はさっきの分…精一杯愛してくれねェーと…ゆるさねェーからな?///」
上条「わ、わかった…」
一方通行「そうだなァ…記憶が飛ぶくらい…○時間はしてくれよな…///」
991 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:31:39.44 ID:2r.Pqtso [14/22]
さぁ建ててしまった以上、このような無茶振りのネタを交えつつ
イチャイチャしてもらおうとおもいます
次スレ 一方通行「俺の身体は三下専用だからな!」
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1269696634/
992 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:37:09.68 ID:2r.Pqtso [15/22]
-上条当麻の部屋の前-
ガチャッ
上条「ただいまーって…この靴…」
一方通行「俺のでもねェーな」
上条「誰か来てるのか?」
-禁書「あっ、とーま!お帰りなんだよ」
トテテテ
上条「ただいま、ところで誰か来てるのか?」
禁書「とーまにお客さんなんだよ」
上条「俺に?一体誰だ?」
禁書「それがね…」
上条「とりあえず、買ってきたもの冷蔵庫しまったらそっちいくから」
一方通行「俺がやっとくからいいよ、三下の客なンだろ?待たせちゃわりィーだろ」
上条「そうか、それじゃ頼む…」
テクテク
993 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:44:04.37 ID:2r.Pqtso [16/22]
上条「ごめんなさい、お待たせしました」
舞夏「あっ…お邪魔してるぞぉ」
上条「舞夏?」
禁書「舞夏がとーまに相談したいことがあるって」
上条「俺に?一体何を…」
舞夏「それが…兄貴のことなんだぞぉ」
上条「土御門の事?何かやらかしたのか?」
舞夏「上条当麻はきいてないのか…兄貴と私が喧嘩したってこと…」
上条「あぁ…そういえばそんなこといってたな…」
舞夏「聞いてるのか、だったら話がはやいんだぞぉ…」
上条「えーっと確かメイドプレイを強要して怒られたとかなんとか…」
舞夏「あれはメイドじゃないんだぞぉ?」
上条「…違うのか?」
舞夏「あんな兄貴のいうメンドなんて、メイドなんかじゃないだぞ!」
-以下舞夏のメイドに対する熱い想い省略-
994 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:48:14.35 ID:2r.Pqtso [17/22]
上条「な、なるほど…」
舞夏「っというわけなんだぞ」
一方通行「なるほどなァ…」
禁書「なるほどなるほどなんだよ」
上条「それで、お前は何を相談しにきたんだ?」
舞夏「あっ、そうだった…それでなぁー」
舞夏「…」ドキドキ
上条「ん?どうした」
舞夏「あのなぁ…男の人ってやっぱり好きな人にはそういう風にご奉仕プレイとか…してほしかったりするのかぁ?///」
上条「えっ…」
一方通行「おォ…」
禁書「どうなの?とーま!とーまはしてほしかったりするの?」
上条「それを俺にききます?」
舞夏「他に相談できる男の人はいないんだぞぉ…///」
上条「ま、まいったなぁ…」
995 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:53:10.14 ID:2r.Pqtso [18/22]
一方通行「三下、答えてやれよォ…」
禁書「そうだよ、とーま!まいかはこれだけ真剣に悩んでるんだよ!」
上条「でもなぁ…」
舞夏「ど、どうなんだよぉ…」
上条「はぁー、俺個人の意見だぞ?」
舞夏「う、うん…」
上条「そりゃ、好きな子には色々してほしいよ」
一方通行「ふむふむ…」
禁書「そ、そーなんだ…」
上条「まぁ土御門は特にサブカル的なメイド…もどきにあこがれてるようだったからな…」
舞夏「やっぱりそうだよなぁ…いっつもそれっぽい雑誌ながめてたし…」
上条「ただ、好きな人にしてほしいのは当然だけど、相手が嫌がるなら俺は強要しないかな」
舞夏「どうしてだ?してほしんだろぉ?」
上条「だって、やっぱり好きな人につらい思いさせたくないじゃないか、好きな人にはいつでも笑ってほしいんだよ」
舞夏「そ、そっか…」
996 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:05:09.75 ID:2r.Pqtso [19/22]
上条「まぁそのあたりはお互いの気持ちを確認してからだよな、見切り発車はできないな」
舞夏「…でもやっぱりしてくれたら男はうれしいのかな…」
上条「一概にはいえないけど、俺は嬉しいかな好きな子が俺のためにしてくれることは大体」
一方通行(そ、そォーか…)メモメモ
禁書「へぇ…」
上条「そろそろ、こんな変態チックな話はやめないか…///」
舞夏「ありがとう、参考になったんだぞー」
上条「土御門許してやるのか?」
舞夏「う、うん…許してあげようかとおもう…それに私のこと好きでやったとおもえば少しは…」
上条(あいつは欲望のままに強要したとおもうがな…)
舞夏「最後に一つきいてもいいかー?」
上条「なんだ?」
舞夏「や、やっぱり義理の兄妹でこういう関係は…よくないとおもう?」
上条「うーん、世間はどうおもってるか知らないけど、好きになった相手にそういう理屈は通じないだろ?」
舞夏「そう…な…んだけど…」
997 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:13:56.77 ID:2r.Pqtso [20/22]
上条「俺だって百合子を好きになってからもう理屈じゃないぜ?」
一方通行「///」
舞夏「上条当麻がかぁー?」
上条「おう!もうな、人の目がなきゃなにしてるかわかったもんじゃないぞ?」
舞夏「そ、そーなのか///」
上条「脱線したけど、好きになるのに理由は要らないそういうことだな」
舞夏「そうだよなぁーわかった兄貴に謝ってみる…」
上条「やばくなったらまた相談にのってやるぞ」
舞夏「そうなったらまたたのむぞぉー」ニコッ
………
……
…
舞夏「それじゃお邪魔したぞー」
禁書「まいか、ばいばい」
舞夏「っていっても隣の兄貴の部屋にいくだけなんだけどぉー」テレテレ
998 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:22:29.66 ID:2r.Pqtso [21/22]
バタンッ
上条「これで土御門も少しは落ち着くかな」
一方通行「アイツはいっぺん死んでもいいとおもうンだけどなァ…」
上条「でも土御門って死すら偽りそうだよな…」
一方通行「神だって悪魔だって騙すだろうな…」
禁書「天にまします我らの父にそんなことを…」
上条「まぁ、舞夏が悲しまない結果になってくれればいいな」
一方通行「オイ三下ァ…彼女の前で他の女の話はすンじゃねェーよ…」
上条「あっ、わりぃ…」
一方通行「ピコーン、今夜のノルマが増えました」
上条「…の、望むところだ…///」
禁書「そーだ、とーま?耳栓は?」
上条「あ、あぁ、一番強力っていわれたやつかってきたぞ」
禁書「そっか、だったら学業に支障が出ない程度に…がんばってね」ニコッ
一方通行「が、学業に支障がでない程度にって…そんなァ///」
1000 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:32:17.02 ID:2r.Pqtso [22/22]
-その頃青ピーは-
小萌「ここはこれを用いて」
青髪「なるほど…」
カリカリカリ
小萌「もう青髪ちゃん、並の大学なら今の成績ではいれちゃいますよー」
青髪「あくまで目標はT大だけなんやで」
小萌「そ、それは私がいったからですか?」
青髪「当然やで!」
小萌「でもぉー先生と青髪ちゃんは結構歳ははなれてるのですよ?」
青髪「僕ぁ、先生がいいんや!年齢とか関係ない!」
小萌「そ、そうはいいますけどぉ…」
青髪「それより、先生この問題はどう解けばいいんですか?」
小萌「それはですね…」
小萌(青髪ちゃん、結構一途でいい子なんですね…これだったら…って私は何を考えてるのですか!!///)
青髪「センセぇ?続きは?」
続きます
Tag : 鈴科百合子系スレ
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