自分用まとめ

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597 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:46:50.99 ID:a26gNns0 [2/37]

上条｢そういえば｣ﾐｺﾀﾝ

みこ｢むふ？｣ﾄｳﾓﾛｺｼﾏﾙｶｼﾞﾘ ﾁﾗﾘ

美琴｢あぁ…、ちょっと待っててね、みこちゃん｣ﾎﾗ､ｸﾁﾊﾅｼﾃ

みこ｢むぇ｣ﾊﾟｧ

美琴｢こう横にして食べるの｣ｸﾙﾘﾝﾄｳﾓﾛｺｼ

みこ｢ほー｣ｼﾞｰ ﾓｸﾞﾓｸﾞ

みこ｢おいしいー｣ｴﾍｰ

上条｢よしよし、んで。みこたん。貝殻ありがとな｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ｺﾚ

みこ｢えへー｣ﾃﾚﾃﾚ

美琴｢私も｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ｱﾘｶﾞﾄｳ

みこ｢えへへー｣ﾃﾚﾃﾚ

詩菜美鈴｢｣ｲｲﾅｧｰ

刀夜旅掛｢くっ…、さすが会長羨ましい事を…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ ﾁｶﾞｳ


598 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:48:15.97 ID:a26gNns0 [3/37]

んで―――



上条｢だ、第３回…｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

刀夜｢当麻！ 会長が恥ずかしがってどうするんだ！｣ｶﾞｧｧ

詩菜旅掛美鈴｢｣ｿｰﾀﾞｿｰﾀﾞ!

上条｢第３回、みこたんをこの上なく愛でようの会ー！｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

刀夜詩菜美鈴｢｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊｸｼｭ

みこ｢おー｣ｴﾍｰﾊﾟﾊﾟｧｰ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

美琴｢おー…って、あら？｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ､ﾊﾟﾁ?

旅掛｢会長、みこたんではなく、みこちゃん―――｣ｸﾄﾞｸﾄﾞ

みこ｢ふぇぇ…｣ｳﾙ

旅掛｢｣ｿﾞｸｯ

美鈴｢｣ｷﾞﾗｯ

旅掛｢…ま、まぁ言い方はそれぞれでいいですよね｣ｳﾝ ﾋﾞｸﾋﾞｸ

上条｢―――というわけで、スイカ割りをやりたいと思いますー｣

美琴みこ刀夜詩菜旅掛美鈴｢｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

上条｢しかし、みこたんを除く６人の誰かがスイカの隣に寝て、恐怖を味わってもらおうと思いますー｣ｶﾗﾀﾞｦｽﾅｶｹﾃｱﾀﾏﾀﾞｹｺﾝﾆﾁﾊ

刀夜詩菜旅掛美鈴｢｣ﾏｼﾞｶﾖ…

上条｢その人はジャンケンで決めたいと思いますー｣

美琴｢ちょ、ちょっと…。そんな事したら―――｣ｵﾛｵﾛ


599 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:49:51.47 ID:a26gNns0 [4/37]

上条｢…不幸だ｣ﾊｧ ｽｲｶﾉﾄﾅﾘﾃﾞﾈﾃﾙ ｶﾗﾀﾞﾆﾊｽﾅ

美鈴｢一番！ 御坂美鈴行きます！｣ﾃﾞｰﾝ ﾒｶｸｼ&ﾎﾞｸﾄｳ

旅掛｢右！ 右！｣

美琴｢行きすぎ！ 左よ、左！｣

刀夜｢うぅむ。あの腰―――｣

詩菜｢｣ﾌﾟｯ ｼｷﾝｷｮﾘﾌｷﾔ

刀夜｢｣ﾌﾟｽｯﾊﾞﾀﾝ

上条｢｣

みこ｢みすずちゃんー、そのままー｣ｴﾍｰ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝｦｳﾒﾃﾙｽﾅﾉｳｴﾆｽﾜｯﾃﾙ

美琴｢み、みこちゃん！ そんな所いたら危ないわよ！｣ｱｾｱｾ

みこ｢ぱぱがかわいそう…｣ｳﾙ

美琴｢｣ｷｭﾝ ﾅﾝﾃｶﾜｲｲｺ

美鈴｢任せて美琴ちゃん！ 一発でスイカをとらえればいいのよ！｣ｻﾞｯ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉﾒﾉﾏｴ

上条｢え。ちょ、美鈴―――｣ｵﾛ? ｽｹﾞｪﾑﾈﾀﾞ

美鈴｢チェストーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！！！｣ｽﾞﾄﾞﾝｯ












美鈴｢…あれ？｣ﾊｽﾞｼﾀ?

上条｢｣ﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸ ｱﾀﾏｶｽｯﾀ

美鈴｢あ、あはは…。ごめんごめん｣ｽｲｶｶﾄｵﾓｯﾀ


600 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:51:16.68 ID:a26gNns0 [5/37]

旅掛｢二番手の上条さんが気絶してるので三番手御坂旅掛、行かせて頂きます｣ｻﾞｯﾒｶｸｼ&ﾎﾞｸﾄｳ

美鈴｢パパー、そのままよー｣

旅掛｢おぉ｣ｽﾀｽﾀ

美琴｢え？｣ﾁﾗｯ

岩｢｣ﾃﾞｰﾝ

詩菜｢あらあら｣

上条｢俺は助かったけど、御坂の父さん大丈夫かなー｣ｼﾞｰ

みこ｢たびかけー｣ｵｼﾞﾁｬﾝ

旅掛｢むっ!? みこちゃんの声が背後から！｣ﾋﾟｸｯ

美鈴｢ちっ｣

美琴｢｣

旅掛｢そこだぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！！！｣ｺﾞｫｫｫ

みこ｢ふぇぇぇ…｣ｳﾙ

旅掛｢｣ﾋﾟﾀｧ

上条｢あ、あれ？｣

旅掛｢あ、危なかった…。もう少しでみこちゃんを―――｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

美琴｢何もないけど｣ｼﾞｰ

旅掛｢｣

美鈴｢おじちゃんにそこじゃないよって教えてあげたかったのよねー？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ｢うん｣ｺｸ

旅掛｢みこちゃん…｣ﾏｻﾆﾃﾝｼ

601 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:52:45.83 ID:a26gNns0 [6/37]

みこ｢わーい｣ﾃﾃﾃﾃﾃ ﾒｶｸｼ ﾎﾞｸﾄｳﾊｵﾓｸﾃﾓﾃﾅｲﾉﾃﾞ､ｽｲｶｦｻﾜｯﾀﾗｾｲｺｳｯﾃｺﾄﾆ

詩菜｢みこちゃーん、ちょっと右ですー｣ｵｰｲ

美鈴｢みこちゃーん｣ｵｰｲ

美琴｢…みこちゃん？｣ﾊﾃ

上条｢みこたーん、右だってばー｣ｵｰｲ

みこ｢えへー｣ﾃﾃﾃﾃﾃ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾆｲｯﾁｮｸｾﾝ ﾋﾟｺﾝﾋﾟｺﾝ ﾊﾟﾊﾟﾚｰﾀﾞｰﾆﾁｮｳﾊﾝﾉｳ

旅掛｢｣

みこ｢ぱぱー｣ﾃﾃﾃﾃﾃ

上条｢うおおおおおおっ!? み、みこたん！ ストップストップーーーーーッ！！！！！｣ﾋｨｨ

みこ｢むふ｣ﾋﾟﾄ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｶﾞﾝﾒﾝﾆｸｯﾂｲﾀ

上条｢むふー、ふぃほふぁーん｣ﾐｺﾀｰﾝ

みこ｢えへー｣ﾃﾚｰﾝ ｷﾞｭｯｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｱﾀﾏ

詩菜美鈴旅掛｢｣

美琴｢…はっ！｣ｺﾚﾖ! ﾋﾟｺｰﾝ ﾏﾒﾃﾞﾝｷｭｳ


602 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:54:39.98 ID:a26gNns0 [7/37]

美琴｢んー｣ﾃｸﾃｸ ﾒｶｸｼ&ﾎﾞｸﾄｳ

美鈴｢美琴ちゃーん、そのままよー｣

旅掛｢すごい！ 一直線だ！｣

詩菜｢あらあら。私まで回りそうにないですね｣ｼｭﾝ

みこ｢ままー、がんばってー｣ｴﾍｰ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｳｴ

上条｢いいぞー御坂ー｣ｿﾉﾏﾏｰ

美琴｢…｣ｽﾀｽﾀ

美琴｢(…うん。確かにあと２メートルくらいでスイカがあるわね。そしてその１メートル左に…)｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ ｾｲﾀｲﾃﾞﾝｷ

美鈴｢…ん？ あれ？｣

詩菜｢何か段々と左にずれちゃってますね｣ｼﾞｰ

旅掛｢美琴ちゃーん！ 左に行ってるぞー！ 右に行けー！｣ｵｰｲ

美琴｢きゃ、きゃぁぁぁぁ、つまづいちゃったー｣ﾖﾛﾖﾛｰ ﾎﾞｳﾖﾐ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾍﾀﾞｲﾌﾞ

上条｢ぐぇ｣

みこ｢ふぁ｣ｷﾞﾘｷﾞﾘ

詩菜旅掛美鈴｢｣

美琴｢あ、あははー。ごめんごめん。漁で疲れちゃってさー｣ｱﾊﾊ

上条｢いてて…って、大丈夫かよ。疲れてんなら休んどけよ？｣ﾀｵﾚﾀﾗﾀｲﾍﾝﾀﾞｼ ﾁｶｲ

美琴｢う、うん｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

詩菜旅掛美鈴｢｣


603 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:56:55.16 ID:a26gNns0 [8/37]

詩菜｢あらあら｣ﾒｶｸｼﾖﾛﾖﾛ

上条｢母さーん！ さっきからクルクル回ってるだけだぞー！｣ｵｰｲ

旅掛｢…｣ｼﾞｰ ｼｲﾅｻﾝ ｱﾉﾐｽﾞｷﾞ…

美鈴｢｣ﾌﾟｯ ｼｲﾅﾉﾌｷﾔ

旅掛｢｣ﾌﾟｽｯ ﾊﾞﾀﾝ

美琴｢｣

みこ｢しーなちゃーん｣ｵｰｲ

詩菜｢ん？ 見えました｣ﾋﾟｸｯ

上条美琴美鈴｢え？｣

みこ｢ほぇ？｣ﾊﾃ

詩菜｢そこですっ｣ﾋｭﾝ ﾎﾞｸﾄｳﾅｹﾞﾙ

スイカ　二世｢｣ｽﾞｶﾞﾝｯ ﾏｯﾌﾟﾀﾂ

上条｢かっ―――！｣ﾊﾟｸﾊﾟｸ ﾅｶﾅｶﾉﾊｸﾘｮｸ

美琴みこ美鈴｢…｣ﾊﾟﾁｸﾘ














美琴みこ美鈴｢おーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！！！｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

詩菜｢あら？ 当たりました？｣ﾊﾃ

上条｢えへ、えへへ？｣


604 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 21:58:06.56 ID:a26gNns0 [9/37]

みこ｢おいしいー｣ｽｲｶﾑｼｬﾑｼｬ

美鈴｢ホントねー｣ｼｬﾘｼｬﾘ

上条｢父さん達は…｣ｼﾞｰ

刀夜旅掛｢｣ｼｰﾝ

詩菜｢残しておけば大丈夫ですよ｣ｳﾝ

美琴｢｣

みこ｢かぷとにあげたい｣ｽｲｶ

詩菜｢カブトムシにスイカはダメなんですよ。水分が多すぎるみたいで｣ｳﾝ

みこ｢ふぇぇぇ…｣ｳﾙ

美琴｢カブトムシには買っておいたゼリーが一番いいの｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ｢…うん｣ｺｸ

美鈴｢あ、そういえばビーチボールがあるんだけど、これ食べたらバレーしない？｣ﾋｮｲｻｯｶｰﾋﾞｰﾁﾎﾞｰﾙ

上条｢お。いいですね｣ﾔﾙﾔﾙ

美琴｢ふっふっふっ。私の超電磁サーブを止められ―――｣ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

上条｢やめなさい｣ﾋﾟﾄ ｲﾏｼﾞﾝﾌﾞﾚｲｸ

美琴｢ふにゃ…｣ﾌﾟｽﾝ


605 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:00:42.96 ID:a26gNns0 [10/37]

御坂母娘vs上条父娘、審判詩菜さん―――



上条｢ばっちこーい！｣ｻｧ

みこ｢こーい！｣ｴﾍｰ

美琴｢あうあう｣ｵﾛｵﾛ

美鈴｢くっ…、なんという不利な相手なの…｣

詩菜｢サーブは美琴さんで｣ﾎﾟﾛ

美琴｢あ、相手がアイツとみこちゃんでも勝ちに行くわよ！｣ｸﾞｯ

美鈴｢よっしゃー！ かましちゃえ美琴ちゃん！｣

美琴｢うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！！！！｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

上条｢おまっ…！ それはやめなさいって―――｣ﾋｨｨ

みこ｢ままー｣

美琴｢｣ﾋﾟﾀｧ

美鈴｢｣

美琴｢あ｣ﾎﾟｰﾝ ﾕﾙｲｻｰﾌﾞ

上条｢チャンス！｣ﾐｺﾀｰﾝ

みこ｢おー…、おー…んぁ｣ﾃｦｱｹﾞﾃｳｴﾑｲﾃﾌﾗﾌﾗ ｱﾀﾏﾆﾎﾞｰﾙﾎﾟｰﾝ ﾎﾟﾃｯ ｼﾘﾓﾁ

上条美琴美鈴｢あ｣

みこ｢…｣ﾊﾟﾁｸﾘ

上条｢…はっ！ よ、よしよし｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞｼﾃ ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢ふぇぇぇ……、え？ …えへ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


606 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:02:50.59 ID:a26gNns0 [11/37]

母親ズvs上琴、審判みこたん―――




美琴｢はっ！｣ｻｰﾌﾞｦﾎﾟｰﾝﾚｼﾞｰﾌﾞ

上条｢よっしゃあ！ 行ったれ御坂！｣ﾄｰｽ

美琴｢ナー…イス、ボーーーーッ！！！！｣ｽﾞｶﾞﾝ

美鈴｢うおおっ｣ｷｮｳﾚﾂ

詩菜｢ビーチボールが…｣ｽﾅﾆｳﾏｯﾀ

みこ｢まますごいー｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

上条｢ナイス御坂ー｣ﾊｲﾀｯﾁ

美琴｢ま、まぁこんなもんよ｣ｷﾞｭｯ ﾀｯﾁｼﾞｬﾅｸﾃﾆｷﾞﾙ

上条｢｣

美鈴｢んー…、詩菜さん。ちょっと作戦を｣

詩菜｢はい｣

詩菜美鈴｢｣ﾅｲｼｮﾅｲｼｮ

美琴｢ふん。今更作戦なんて｣ﾜﾀｼﾀﾁﾉｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝﾉﾏｴﾆﾊ ﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾃﾆｷﾞﾘｯﾊﾟﾅｼ

上条｢｣

みこ｢ままー、みこもみこもー｣ﾃﾃﾃﾃ


607 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:04:46.99 ID:a26gNns0 [12/37]

詩菜｢そーれっ｣ｻｰﾌﾞﾎﾟｰﾝ

上条｢取れる！｣ﾀﾞｯ ﾄﾝ

美琴｢ナイス、レシーブ！｣ﾀﾞｯ

美鈴｢美琴ちゃーん｣

美琴｢ふぇ？｣ﾁﾗｯ

美鈴｢好きな男の子がいるってー？｣

美琴｢///｣ﾎﾞﾝｯ

上条｢｣

美琴｢///｣ﾃｰﾝ ｱﾀﾏﾆﾎﾞｰﾙ

上条｢お、おい御坂―――｣ﾀﾞｯ ﾏﾀﾞﾏﾆｱｳ

美琴｢ふ、ふにゃーーーっ！！！！｣ﾊﾞﾁｰﾝ ｺﾉｵﾓｲ､ｱﾝﾀﾆﾄﾄﾞｹ

上条｢ぶふっ！！？？？｣ｶﾞﾝﾒﾝﾁｮｸｹﾞｷ

みこ｢ぱぱー！｣ﾌｪｪｪ

美鈴｢効果は抜群ね｣ｳﾝ

詩菜｢｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


608 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:06:49.64 ID:a26gNns0 [13/37]

上条母子vs美鈴&みこたん、審判美琴たん―――



上条｢御坂と美鈴さんは姉妹みたいに見えるけど、みこたんとだと親子っぽく見えるなー｣ｼﾞｰ

美鈴｢あら、やだぁ当麻くん♪ パパは当麻くんでしょ？｣ｷｬｯ

上条｢え｣

美琴｢｣ﾋﾞｷﾘｯ

上条｢え？｣ﾁﾗﾘﾐｺﾄﾀﾝ

詩菜｢っ｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ ﾀｲﾋ

みこ｢あぅ｣

美鈴｢…わ、私ちょっとトイレ…｣ｱﾊﾊｰ ﾋﾟｭｰ

美琴｢｣ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

上条｢ま、待て御坂。一体どうしたって―――｣ｵﾛｵﾛ

みこ詩菜美鈴｢｣ｼﾞｰ ｲﾜﾉｶｹﾞ

美琴｢どういう事？｣ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

上条｢な、なにが｣ｵﾛｵﾛ

美琴｢ホントなの？ 母とアンタの子がみこちゃんって――――｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ ﾐｺﾁｬﾝｶｵｶﾗｼﾃｶﾉｳｾｲﾊ0ﾃﾞﾊﾅｲﾜ

上条｢は、はい？ 俺と御坂の子だろ？｣ｵﾛｵﾛ

美琴｢…！｣ﾄﾞｷﾝ ｶｧｧ ﾓｼﾞﾓｼﾞ

美鈴｢(当麻くん、やるなー)｣ｼﾞｰ

詩菜｢(すみません。多分無自覚です)｣ﾍﾟｺﾍﾟｺ ｳﾁﾉﾄｳﾏｻﾝｶﾞ

みこ｢ぱぱー、ままー｣ﾃﾃﾃﾃﾃ

上条｢おぉ、みこたん。どこ行ってたの｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢えへー｣ﾆｺﾆｺ

美琴｢///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾝﾁｬﾝ


609 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:08:42.83 ID:a26gNns0 [14/37]

美鈴｢次はドッジボールよ！｣ﾃﾞｰﾝ

みこ｢わーい｣ｴﾍｰ

美琴｢何でもどんと来いよ！｣ﾄﾞﾝ

詩菜｢あらあら｣ｳﾌﾌ

上条｢まぁ、全然OKなんですが…｣



　　女性陣vs男性陣―――



上条｢こっち俺一人じゃないですか！｣ﾋｨｨ

美琴｢男は細かい事気にしないの！｣ｶﾞﾐｶﾞﾐ

上条｢細かくねぇ細かくねぇ！ ５対１な上に女の子に向かってボールを放るなんて…｣ｶﾞｸｶﾞｸ

美琴｢(お、女の子…)｣ﾄﾞｷﾝ

詩菜｢｣

美鈴｢(一番戦力になりそうな美琴ちゃんが当麻くん相手だと一番先にやられそうね。そして一番残りそうなのは―――)｣ｳﾝ ﾁﾗｯ

みこ｢ぱぱー！ がんばってー｣ｴﾍｰ

上条｢…こうなったらやるしかねぇ｣ｸﾞｯ


610 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:10:37.71 ID:a26gNns0 [15/37]

美琴｢あ、アンタが可哀相だからアンタボールからでいいわよ｣ﾂﾝﾃﾞﾚ

上条｢ふっ。その余裕と優しさが時には命取りって事を教えてやるぜ！｣ﾎﾞｰﾙﾑﾝｽﾞ

詩菜美鈴｢｣ｸﾞｯ

上条｢まずはっ―――！｣ｶｯ

みこ｢こーい｣ﾊﾟﾊﾟｧｰ ﾒﾉﾏｴ

上条｢｣

美琴｢み、みこちゃん！｣ﾁｶｲ

上条｢……え、えーい｣ｿﾛｰ ﾌﾜﾌﾜ

みこ｢んっ｣ﾎﾟﾌｯ ﾄﾚﾀ

上条美琴詩菜美鈴｢おー｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢えへー｣ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

みこ｢まま、はい｣ﾄﾞｳｿﾞ ﾃﾃﾃﾃﾐｺﾄﾀﾝﾉﾏｴ

美琴｢ふぇ？ いいの？｣

みこ｢うん｣ｺｸ

美琴｢……にや｣ﾁﾗﾘ

上条｢｣ｿﾞｸｯ


611 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:12:16.32 ID:a26gNns0 [16/37]

美琴｢ねぇ。レールガンって知ってる？｣

上条｢｣

美琴｢別名『超電磁砲』｣

上条｢｣

美琴｢フレミングの法則であーだのこーだの｣

上条｢｣

美琴｢こういうのをいうらしいのよねっ！｣ｶｯ

ボ　　　　　ー　ル｢｣ﾊﾟﾝｯ!!! ﾊﾚﾂ

美琴｢｣

上条｢まぁ、そうなりますよね｣ｳﾝ

みこ｢……ふぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

美琴｢あうあうあうあう｣ｵﾛｵﾛｵﾛ

上条｢お前破裂させるの好きだなー｣ｼﾞﾄｰ

美琴｢うぅ…｣ｺﾞﾒﾝ

みこ｢うぅ｣ｸﾞｽﾝ


612 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:15:04.73 ID:a26gNns0 [17/37]

んで―――



上条｢空も赤くなってきたなー｣ｻﾞｻﾞｰﾝ ﾕｳﾋｼﾞｰ

美琴｢うぅ…｣ｵﾛｵﾛ

みこ｢ままぁー…、げんきだして｣ﾈ?

美琴｢みこちゃん…｣ｷﾞｭｯﾐｺﾀﾝ

みこ｢むふー｣

詩菜｢そういえば明日で帰りなんですねー｣ｼﾞｰ

美鈴｢２泊３日なんてあっという間ですね｣ｼﾞｰ

上条｢じゃあ今夜は花火でもやりますか｣ﾅﾂﾀﾞｼ

美鈴｢お。ナイスアイデアね！｣ﾄｳﾏｸﾝ

美琴｢…花火あるの？｣ｸﾞｽﾝ

詩菜｢１家族に花火が入った袋が貰えるみたいですよ｣ｳﾝ

美鈴｢私達は１家族で予約したから美琴ちゃん達と合わせて２家族分ね｣ﾊﾅﾋﾞ

みこ｢みこ、ぱちぱちはなびがいいー｣

上条｢ぱちぱち？｣ﾊﾃ

詩菜｢…線香花火？｣ﾓｼｶｼﾃ

上条｢なるほど｣ﾀｼｶﾆﾊﾟﾁﾊﾟﾁｽﾙﾅ

美鈴｢じゃあお風呂入ってご飯食べたらまたここに集合ね！｣

美琴｢おっけー｣


613 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:16:35.27 ID:a26gNns0 [18/37]



　　……。



旅掛｢ゆぅやぁ～け、こやけぇ～のぉ、赤とぉ～んん～ぼぉ～｣ｼｬﾘｯｽｲｶ

刀夜｢何たぁ～ら、かんんんたぁ～あ～ら、何たらかんた～らぁ～｣ｼｬﾘｯ ｽｲｶ ｶｼｼﾗﾅｲ

旅掛｢スイカ美味しいですな｣ﾑｼｬﾑｼｬ

刀夜｢ですな｣ｼｬﾘｼｬﾘ

旅掛｢おやおや、見てください上条さん。夕日が沈みますよ｣

刀夜｢幻想的ですな｣

旅掛｢…｣

刀夜｢…｣

刀夜旅掛｢……はぁ｣

刀夜｢バーベキューの後片付けでもしますか｣ﾖｯｺﾗｼｮ

旅掛｢ですね。父親は陰でサポートするもんです｣ﾖｯｺﾗｼｮ

刀夜旅掛｢…｣ｶﾀｼｶﾀｼ

刀夜旅掛｢｣ﾎﾛﾘ


614 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:18:41.76 ID:a26gNns0 [19/37]

上条さん達の部屋―――



上条｢じゃあ俺先行って来るわー｣ｽﾀｽﾀ

みこ｢ぱぱ、いってらっしゃーい｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

美琴｢私たちも行こうね｣ｷｶﾞｴｼﾞｭﾝﾋﾞ

みこ｢うん｣ｺｸ

美琴｢みこちゃんはゲコ太着ぐるみパジャマと浴衣どっちがいい？｣ｻｯ

みこ｢げこたー｣ｴﾍｰ

美琴｢よしよし｣ｼﾞｭﾝﾋﾞ ﾐｺﾀﾝｹﾞｺﾀ､ﾐｺﾄﾀﾝﾕｶﾀ

みこ｢…ふぇ？ ままげこたじゃない…｣ｳﾙ

美琴｢ふぇ？ じゃ、じゃあお揃いにしよっか｣ｻｯ ｹﾞｺﾀﾊﾟｼﾞｬﾏ

みこ｢えへー｣ﾊﾟｧｧ

美琴｢よし！ お風呂にレッツゴーよ！｣ｽﾀﾀﾀ

みこ｢わーい｣ﾃﾃﾃﾃﾃ ｺｹｯ ﾎﾟﾃﾝ ﾊﾟﾁｸﾘ …ﾌｪｪｪ

美琴｢よしよし｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢…えへー｣ﾃﾚ


615 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:20:16.93 ID:a26gNns0 [20/37]

大浴場女湯脱衣所―――



詩菜｢あら｣

美鈴｢おー、美琴ちゃん。みこちゃん｣

みこ｢しーなちゃん、みすずちゃーん｣ﾐｺﾄﾀﾝﾁｭｳ

美琴｢やっぱりお風呂は広い方がいいもんね｣ｽﾀﾀ ﾐｺﾀﾝｵﾛｽ

美鈴｢部屋で済ませるより大浴場に来た方が面倒がなくていいのよね｣ﾖｸｿｳﾆﾕｦﾊﾙﾉﾄｶ ｾｯｶｸﾉﾘｮｺｳﾀﾞｼ

みこ｢んん～～～…｣ﾌｸｦﾇｺﾞｳﾄｼﾃﾙﾝﾀﾞｹﾄﾞ､ｱﾀﾏｶﾞﾋｯｶｶｯﾃﾇｹﾞﾅｲ ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

詩菜｢あらあら。ちょっと待ってね｣ｻｻｻｯ

みこ｢ふぇぇぇぇ…｣ﾅﾝﾄﾓｲｴﾅｲｶｯｺ ﾀﾌﾞﾝﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

詩菜｢はい｣ﾄﾞｳｿﾞ

みこ｢しーなちゃん｣ｴﾍｰ ﾐｴﾙ

美琴｢すみません｣ﾍﾟｺﾘ

詩菜｢いいんですよ｣ﾎﾟﾜ


617 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:21:38.30 ID:a26gNns0 [21/37]

詩菜｢｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ ｳﾂｸｼｲﾅﾆｶ

美鈴｢｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ ｲｷｦﾉﾑﾅﾆｶ

美琴｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

みこ｢…まま？｣ﾁﾝﾁｸﾘﾝ

美琴｢…みこちゃん｣ｷﾞｭｯﾐｺﾀﾝ

みこ｢ふぇー？｣ﾊﾃ

詩菜｢美琴さん、どうしたんでしょう？｣ﾊﾃ

美鈴｢…美琴ちゃん。まだ中学生なんだし―――｣ﾌｫﾛｰ

美琴｢うぅ…｣ｳﾙ

















美鈴｢大きいと肩凝るだけよ｣ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞｰﾝ ｾﾞｲﾀｸﾅﾅﾔﾐ

美琴｢ぐっはっ!?｣ｻﾞｸﾘｯ ﾄﾄﾞﾒ

みこ｢ままーーーーっ！！！｣ﾌｪｪｪ


618 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:22:40.05 ID:a26gNns0 [22/37]

その頃の男湯―――



　　かぽーんっ



上条｢あー…｣ﾎﾜｰﾝ

上条｢生き返るぜ…｣ﾄﾛｰﾝ

上条｢…｣ｷｮﾛｷｮﾛ



　　ちゃぽんっ ﾓｸﾞﾙ



　　……。



上条｢…ぱぁ、やっぱやめた｣ｼﾞｬﾌﾞﾝ ﾅﾆｦｼﾖｳﾄｼﾀｶﾊｲﾜﾅｲ

上条｢あ、そうだ。露天風呂があったんだ｣ｲｺｳｲｺｳ ｽﾀﾀﾀﾝ


619 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:24:31.27 ID:a26gNns0 [23/37]

露天風呂、女湯―――




美琴詩菜美鈴｢ふぇー…｣ﾄﾛｰﾝ ﾕﾆﾂｶｯﾃﾏｽ

みこ｢すいー…、すいー…｣ｵﾖｷﾞﾀｲｹﾄﾞﾏﾀﾞｵﾖｹﾞﾅｲﾉﾃﾞ ｵﾖｸﾞﾌﾘｼﾃｱﾙｲﾃﾙ

美琴詩菜美鈴｢(温泉とみこちゃんで癒されるー)｣ﾄﾛﾛﾛｰﾝ


上条『おぉー、今日は誰もいないー』ﾔｯﾀｾﾞ


美琴｢…ん？ この声｣ﾋﾟｸｯ

みこ｢ぱぱー！｣ﾁｬﾌﾟﾁｬﾌﾟ ﾋﾟﾄ ｼｷﾘﾊﾞﾝ


上条『おや？ みこたん？』ﾂｰｺﾄﾊﾐｻｶﾓｲﾙﾉｶ


美鈴｢私たちもいるわよー｣ｼｲﾅｻﾝﾓ

詩菜｢あらあら｣ｳﾌﾌ


620 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:25:41.75 ID:a26gNns0 [24/37]

みこ｢ぱぱー、いるー？｣


上条『いるよー』


みこ｢…いるー？｣


上条『いるよー』


みこ｢えへー｣ﾃﾚﾃﾚ

美琴｢アンタ、変な事考えてるんじゃないでしょうね？｣


上条『…何だよ変な事って』


美琴｢そ、それは…その…、のっのののの…｣ﾉｯｸ

美鈴｢美琴ちゃんのはまだ見ても面白くないわよねー｣ｷﾞｬｰﾝ

美琴｢｣


621 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:27:56.97 ID:a26gNns0 [25/37]

美鈴｢｣ﾌﾟｶｰ ｲﾔ､ﾅﾆｶﾞﾄﾊｲｲﾏｾﾝｹﾄﾞﾈ?

みこ｢おー｣ｼﾞｰ

詩菜｢｣ﾌﾖﾘ

みこ｢おー｣ｼﾞｰ

美琴｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ ﾑﾈﾊｯﾃﾙ

みこ｢…ふぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

美琴｢な、何で泣くのよ｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢まま、おっぱい…むぐっ｣ｸﾁﾆﾃ

美琴｢///｣ｷｺｴﾁｬｳ

みこ｢んもももも…｣ｶｸｶｸ

美琴｢え？ みこちゃんのぼせたって？ じゃ、じゃあもうあがらないとねー｣ｱﾊﾊｰ

美鈴｢美琴ちゃん。当麻くんならちょっと前にあがったみたいよ？｣ﾛﾃﾝﾌﾞﾛ

美琴｢｣


622 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:29:17.70 ID:a26gNns0 [26/37]

ちょっとして―――



美琴｢はい、いいわよ｣ﾐｺﾀﾝ

みこ｢わーい｣ﾃﾃﾃﾃﾃﾃ ｹﾞｺﾀｷｸﾞﾙﾐ ﾀﾞﾂｲｼﾞｮﾃﾞﾃｲｸ

美琴｢あ！ い、いいって行っていいって事じゃないのよ！｣ﾜﾀﾜﾀ ﾏﾀﾞﾀｵﾙｲﾁﾏｲ


みこ｢ぱぱー｣ﾃﾃﾃﾃﾃ


美琴｢は、早く追わないと！｣ｱｾｱｾ ｼﾀｷﾞ

美鈴｢…急いでても短パンを穿くあたりは流石ね｣ｼﾞｰ

詩菜｢パジャマのボタンもしっかりとしてますし｣ｼﾞｰ ｽﾞﾚﾅｲﾃﾞ

美琴｢も、もし途中でアイツに会ったら…｣ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

詩菜美鈴｢(可愛いかも…)｣ｷｭﾝ

美琴｢よし完璧！｣ﾋﾟｶｰﾝ

詩菜美鈴｢｣ｵｫ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ TIME35ﾋﾞｮｳ

美琴｢じゃあ花火の時にね！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

詩菜美鈴｢はーい｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ﾃｦﾌﾙ


623 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:32:42.07 ID:a26gNns0 [27/37]

ホテルの某部屋――――



　　ｼｰﾝ… ﾍﾔﾏｯｸﾗ ﾃｰﾌﾞﾙﾆﾀﾞｹﾗｲﾄ

　　ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ…



麦野｢ちっ｣ｸｿﾃｶﾖ ﾏｰｼﾞｬﾝ

フレンダ｢んー｣ﾌﾂｳ

絹旗｢うん｣ﾁｮｳﾌﾂｳﾃﾞｽ

浜面｢(まさかの好配牌…！)｣ｿﾞｸﾘｯ

滝壺｢…｣ﾑｷﾞﾉﾝﾉｾﾅｶ ﾂﾝﾂﾝ

麦野｢ん？｣ﾄﾞｼﾀﾀｷﾂﾎﾞ

滝壺｢｣ﾊﾏﾂﾞﾗﾉﾃ､ｷｹﾝ

麦野｢…ほぉ～｣ﾆﾔﾘ ﾊｰﾏﾂﾞﾗｧ…

浜面｢な、なんだよ｣ｵﾛﾘ


624 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:35:41.73 ID:a26gNns0 [28/37]

数巡後―――



麦野｢(ちっ…、浜面の手がいいのは分かったけど、こっちの手も全然進まないわね)｣ﾁｬｯﾁｬｯ

フレンダ｢(おっ。カンチャンずっぽり♪)｣ﾗｯｷｰ ﾂﾅｶﾞｯﾀ

絹旗｢(超無難な手ですが…、フレンダも手が早そうですね。しかし超危険なのは…)｣ﾁﾗﾘ

浜面｢(へへへ…、麻雀ならこいつらに負ける気がしねぇ。俺強ぇ)｣ﾆﾔﾆﾔ

滝壺｢…｣ｼﾞｰ

麦野｢(滝壺が何もしてこないところからするとまだ浜面はテンパってない)｣ﾁｬｯ

浜面｢それだ｣ﾊﾟﾀﾝ

麦野｢｣

浜面｢メンホン、白、ドラドラで１２０００｣

麦野｢はっ…、はーまづらぁ！｣ﾀﾞｯﾃﾀｷﾂﾎﾞﾊ ﾁﾗﾘ

滝壺｢｣ﾔｯﾀﾈ､ﾊﾏﾂﾞﾗ ﾎﾟｯ

麦野｢｣ｸﾞﾙｶ


626 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:39:15.23 ID:a26gNns0 [29/37]

オーラス―――



　　浜面　　　　４２０００

　　絹旗　　　　２９０００

　　フレンダ　　２４０００

　　麦野　　　　　５０００



麦野｢｣ｶﾀｶﾀｶﾀ

フレンダ｢(あちゃー、オーラスでこの点差は…)｣ｵﾔｼﾞｬﾅｲｼ 2ｲﾈﾗｲﾆｼﾖｳ

絹旗｢(親ですし、一位との差は１３０００)｣7800ﾁｮｸｹﾞｷｶ11600ﾂﾓﾃﾞｷﾞｬｸﾃﾝﾃﾞｷﾏｽﾈ ﾚﾝﾁｬﾝﾃﾞﾓｲｲﾃﾞｽｼ

浜面｢(来てるぜぇ…、後は１０００点でもあがれば勝ちだぜぇ…)｣

滝壺｢｣ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾀﾞﾖ､ﾑｷﾞﾉ ﾜﾀｼﾊｿﾝﾅﾑｷﾞﾉｦｵｳｴﾝｼﾃﾙ

麦野｢(…たーきつぼぉ)｣ｷﾞﾘｷﾞﾘ

フレンダ｢(大丈夫大丈夫。結局は普段の行いなワケ―――)｣








絹旗｢超ダブリーです｣ｶﾝｶﾗｰﾝ 1000ﾃﾝﾎﾞｳ

浜面フレンダ｢｣

麦野｢あははー｣ﾊﾟﾘｨﾊﾟﾘｨ


627 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:41:33.95 ID:a26gNns0 [30/37]

浜面｢(やべぇやべぇ、超危険じゃねぇか)｣ｲﾁｲｶﾝﾗｸﾉｷｷ ﾄﾘｱｴｽﾞｵﾅｼﾞﾊｲ

フレンダ｢(だうー…)｣ﾀﾞﾗｰ

滝壺｢フレンダ、血｣ﾃﾞﾃﾙ

フレンダ｢おっと…｣ｽﾞｽﾞｰ

麦野｢ふん｣ﾀﾞﾝｯ ﾄﾞﾗｷﾞﾘ

浜面フレンダ｢ぶっ！｣ﾅﾝﾃﾊｲｦ

絹旗｢親ダブリーの一巡目にドラ切りとは超見上げたものですが｣

浜面｢(諦めただけじゃねぇのか？)｣ﾋﾞﾘﾀﾞｼ ｵﾚﾊﾀｽｶﾙｹﾄﾞ

絹旗｢私の手は―――｣ﾕﾗﾘ



　　がらっ ﾍﾔﾉﾄﾋﾞﾗｶﾞｱｸ



みこ｢ほぇー？｣ｷｮﾛｷｮﾛ

浜面滝壺絹旗フレンダ｢ん？｣ﾀﾞﾚ?

麦野｢あは？｣ﾁｮｳﾁｮ


628 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:44:38.10 ID:a26gNns0 [31/37]

みこ｢ぱぱー？｣ｷｮﾛｷｮﾛﾃﾃﾃﾃ

浜面｢な、なんだ？｣ｵﾛｵﾛ ｺﾉｶｴﾙ

絹旗｢超迷子じゃないですか？｣ｼﾞｰ

滝壺｢｣ｼﾞｰ

フレンダ｢何かこの子、誰かに似てるような…｣ｼﾞｰ

麦野｢誰か…？｣ﾋｮｲｶｴﾙﾐｺﾀﾝ ｼﾞｰ

みこ｢ほぇー｣ｼﾞｰ

麦野｢…！｣ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ ﾁｰﾝ

滝壺｢常盤台の超電磁砲｣ﾆﾃﾙ

フレンダ｢あーーーーーっ！ そうだそうだ！｣ｼﾞｰ

麦野｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

絹旗｢麦野…？｣ﾄﾞｼﾀ?

麦野｢わ、私をオバサン呼ばわりした売女かァ…｣ﾆﾀｧ ｺﾜｲｶｵ

みこ｢……ふぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ ｺﾜｲ


629 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:47:47.59 ID:a26gNns0 [32/37]

みこ｢ふぇぇぇぇぇぇんふぇぇぇぇぇぇん｣ｴｰﾝｴｰﾝﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

浜面｢おいおい。泣かすなよ｣ｼﾞﾄｰ

麦野｢あァ？｣ｷﾞﾗｯ ﾁｮｳｺﾜｲｶｵ

浜面｢｣ﾋﾞｸｯ　ﾊﾏﾂﾞﾗ ﾉ ﾎﾞｳｷﾞｮﾘｮｸ ﾊ ﾓｳ ｻｶﾞﾗﾅｲ !

滝壺｢でも似てるってだけで子供のハズがない｣ﾏﾀﾞﾁｭｳｶﾞｸｾｲﾀﾞｼ

フレンダ｢そうだよねー｣ｼﾞｰ

みこ｢えぐっ…、えぐっ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

絹旗｢麦野、どうぞ｣ｻｯ ｱﾒﾀﾞﾏ

麦野｢はぁ？ 私があやすのかよ｣ｼﾞｰ

絹旗｢その子を超泣かしたのは麦野じゃないですか｣

麦野｢…わーったよ。やりゃあいいでしょ｣ﾎﾗﾖ ｻｯ ｶｴﾙﾐｺﾀﾝｵｲﾃｱﾒﾀﾞﾏｱｹﾞﾙ

みこ｢ぐすんっ…、……くれるの？｣ｳﾙｳﾙ

麦野｢あげるわよ｣ｳﾝ

みこ｢…えへ。ありがと、おねーちゃん｣ﾆﾊﾟ

麦野｢おねっ！｣ﾄﾞｷﾝ


630 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 22:50:25.28 ID:a26gNns0 [33/37]

上条さん達の部屋―――




みこ｢ぱぱー｣ﾃﾃﾃﾃ

上条｢おぉおかえりー｣ﾐｺﾀﾝ ｱﾚ?ﾐｺﾀﾝﾋﾄﾘ?

みこ｢えへー｣ﾘｮｳﾃﾆｱﾒﾀﾞﾏｲｯﾊﾟｲ

上条｢お？ どーしたんだ、そんな沢山の飴｣ｼﾞｰ

みこ｢やさしいおねーちゃんたちにもらったー｣ｴﾍｰ

上条｢そっかー。よかったなー｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ｢えへー｣ﾆｺﾆｺ ﾊﾟﾊﾟ､ｱｹﾃ

上条｢これからご飯だから一個だけな｣ﾊｲ ﾓﾓｱｼﾞ

みこ｢うん。…あむっ。ふぇへへー｣ｺｸ ﾊﾟｸ ｳﾏｳﾏ ｺﾛｺﾛ



　　┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ッ！！！！ ﾊﾞﾝｯ！！！



美琴｢みこちゃん！｣ﾊｧﾊｧ ｶｴﾙﾐｺﾄﾀﾝ

みこ｢あ、ままー｣ﾃﾃﾃﾃ

美琴｢よかったぁー。部屋に戻ってたのね｣ﾋｮｲｶｴﾙﾐｺﾀﾝ

上条｢みこたんはともかく、お前もカエルのパジャマかよ｣ｼﾞﾄｰ

美琴｢な、何よ。いいでしょ何だって｣ｽｷﾅﾝﾀﾞｶﾗ ｶｴﾙ

みこ｢まま、かわいいね｣ｴﾍ ｶｴﾙ

美琴｢ほら｣ﾂﾝ ｶｴﾙ

上条｢｣


632 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 23:00:12.79 ID:a26gNns0 [34/37]

夕食―――



美琴｢おいしいね、みこちゃん｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

みこ｢うん！｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

上条｢…あのな｣

美琴｢なによ｣ｲﾏ､ｼｮｸｼﾞﾁｭｳﾅﾝﾀﾞｹﾄﾞ

みこ｢ふぇ？｣ﾊﾃ

上条｢何で食事の時にはテーブルの一辺しか使わねぇのか｣ｾﾏｲ

美琴｢だ、だからみこちゃんのお世話…｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉﾄﾅﾘ

みこ｢うまうま｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｱｸﾞﾗﾉｳｴ

上条｢…まぁ、いっか｣ﾊｧ

美琴｢///｣ﾓｼﾞﾓｼﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ


虫かご｢｣ｺﾞｿｺﾞｿ

みこ｢あ！ かぷとおきた！｣ﾋﾟｮﾝ ﾃﾃﾃﾃﾃ ﾑｼｶｺﾞﾍ


上条｢…｣ｼﾞｰ ﾐｺﾀﾝﾐﾀｱﾄﾆﾐｺﾄﾀﾝ

美琴｢う、うまうま｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ ｷﾂﾞｲﾃﾅｲﾌﾘ


633 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 23:08:00.95 ID:a26gNns0 [35/37]

かぷと｢｣ﾁｭｰ ｾﾞﾘｰ

みこ｢えへー｣ｵｲｼｲ?

かぷと｢｣ｺｸｯ

みこ｢えへ｣ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


上条｢みこたーん。ご飯あげたらみこたんも食べちゃいなー｣ｵｰｲ


みこ｢はーい｣ｼﾞｬｱﾏﾀﾈ､ｶﾌﾟﾄ ﾃﾃﾃﾃ

かぷと｢｣ﾌﾘﾌﾘ ﾂﾉﾌﾙ

みこ｢ぱぱー｣ﾃﾃﾃﾃ

上条｢ほい、来た｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ ｱｸﾞﾗﾉｳｴ

みこ｢えへー｣ﾃﾚｰﾝ

美琴｢｣ｼﾞｰ ｲｲﾅｧ

みこ｢…ふぇ？ …ぱぱぁ、ままもぱぱの…むぐっ｣ｸﾁﾆｺﾞﾊﾝ

美琴｢///｣ｶｧｧ

上条｢？｣ﾊﾃ

みこ｢うまうま｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ


634 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/21(土) 23:17:45.62 ID:a26gNns0 [36/37]

食後―――



上条｢一応虫除けしておけよー｣

美琴｢分かってるわよ。ってか花火するんならパジャマに着替える必要なかったわね｣ｹﾞｺﾀ

みこ｢みこ、げこたのままがいいー｣

美琴｢ゲコ太の私？｣ﾊﾃ

上条｢みこたんがカエルのままがいいって事じゃないか？｣

みこ｢うん｣ｺｸ

美琴｢あぁ、そういう事ね。うーん…、でも汚れたらゲコ太じゃ寝れなくなっちゃうよ？｣ｲｲﾉ?

みこ｢……ふぇぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢花火の時は着替えような｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ｢…うん｣ｺｸ

美琴｢そ、それじゃあ着替えるから｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

上条｢おーう。じゃあ俺先に行って…｣ﾖｯｺｲｼｮ､ﾀﾁｱｶﾞﾙ

みこ｢ふぇぇぇ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条美琴｢｣

みこ｢みこ、ぱぱとままといくー…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢…お、俺トイレにいるな｣

美琴｢…お願い｣

674 名前：（ ・・｀[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:19:13.18 ID:7wzxeKk0 [2/34]

上条さんの部屋～花火やる所までの道っつか何つーか―――




上条美琴｢そーれっ｣ﾐｺﾀﾝﾉｳﾃﾞｦﾘｮｳｻｲﾄﾞｶﾗﾓﾁｱｹﾞﾃﾌﾞﾗﾝﾌﾞﾗｰﾝ

みこ｢きゃっきゃっ♪｣ｴﾍﾍｰ ﾐﾄﾞﾘﾉﾜﾝﾋﾟｰｽ

上条美琴｢ほっ｣ﾐｺﾀﾝｲﾅｽ

みこ｢えへー｣ﾙﾝﾙﾝ

美琴｢花火楽しみだねー｣ﾃ､ﾂﾅｲﾃﾞﾙﾝﾙﾝ ｸﾛﾉTｼｬﾂﾆﾀﾝﾊﾟﾝ

みこ｢うん｣ｺｸ ｴﾍﾍｰ ﾙﾝﾙﾝ

上条｢うーん…｣ｽﾀｽﾀ

みこ｢ぱぱ？｣ﾐｱｹﾞﾙ

美琴｢ちょっとどうしたのよ｣ｸﾗｲﾜﾈ

上条｢いや、だって…｣ﾁﾗﾘ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉﾂﾝﾂﾝｱﾀﾏﾆｲﾙ

みこ｢かぷと、ぱぱのあたまがいいって｣ｴﾍ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ

上条｢落ち着かねぇ…｣ﾊｧ ﾑｽﾞﾑｽﾞｽﾙｼ

美琴｢あはは…｣ﾄﾞﾝﾏｲ
さげ

676 名前：一番下のさげは気にしないでほしいんだよ…orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:20:27.97 ID:7wzxeKk0 [3/34]

美鈴｢おーい、こっちこっちー！｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾃｦﾌﾙ

みこ｢みすずちゃーん！｣ﾃﾃﾃﾃ

美琴｢みこちゃーん！ 暗いから足元に気をつけ―――｣

みこ｢｣ｺｹｯ ﾅﾆｶﾆﾂﾏﾂﾞｸ ﾄﾞｼｬｯ

上条美琴｢あ｣

美鈴｢み、みこちゃん！｣ﾀｲﾍﾝ

みこ｢…ふぇぇぇぇ｣ｺﾛﾝﾀﾞﾏﾏﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢だ、大丈夫か？ みこたん｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ ﾀﾀｾﾙ ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｽﾅﾊﾀｸ

みこ｢ぱぱぁー…｣ﾌｪｪｪｪ

かぷと｢｣ﾌﾞﾝｯ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｱﾀﾏｶﾗﾐｺﾀﾝﾉﾌｸﾍ

みこ｢かぷとー…｣ｳﾙｳﾙ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ

みこ｢…えへ｣ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

上条｢｣ﾎｯ

美琴｢何につまづいたの？｣ｼﾞｰ

上条｢何か砂地がちょっと凹んでたみたいだな｣ｼﾞｰ


677 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:22:01.62 ID:7wzxeKk0 [4/34]

刀夜｢おー、当麻｣ｷﾀｶｰ

詩菜｢こんばんは当麻さん。美琴さん、みこちゃん｣

みこ｢おじちゃんー、しーなちゃんー｣ﾙﾝﾙﾝ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾆｶﾀｸﾞﾙﾏﾁｭｳ

美琴｢こんばんは｣ﾍﾟｺﾘ

上条｢あれ、父さん達どこに行ってたんだよ｣ﾊﾃ

刀夜｢打ち上げ用の花火をセットしてきたんだ。私達のは最初に打ち上げようと思ってね｣

美琴｢…お父さんは？｣ｷｮﾛｷｮﾛ

美鈴｢パパが打ち上げてくれるのよ｣ｳﾝ

詩菜｢そろそろのはずですけど…｣ﾐｺﾁｬﾝﾉｺｴｶﾞｷｺｴﾀｶﾗｯﾃ

上条｢んー…、お｣



　　ﾋﾟｭｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ…、ﾊﾟﾝｯ! ﾊﾟﾗﾗﾗﾗﾗ…



上条美琴みこ刀夜詩菜美鈴｢おー｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


678 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:23:05.53 ID:7wzxeKk0 [5/34]



　　ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ!! ﾊﾟﾗﾗﾗﾗﾗﾗ…



詩菜｢綺麗ですね｣ｳﾄ

刀夜｢そうだな｣ｳﾄ

旅掛｢…ふぅ｣ｶﾞﾝﾊﾞｯﾀ

美鈴｢あら？ 終わりなの？｣

旅掛｢いやいや、打ち上げ花火が１０個くらい繋がってるやつで、一回火をつければ連続であがるようになってるようだ｣ｳﾝ

美鈴｢そっか｣ｷﾚｲﾈ

旅掛｢うむ｣ｳﾄ

上条｢おー…｣ｷﾚｲ ﾐｱｹﾞﾙ

みこ｢ほぇー…｣ｷﾚｲ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾆｶﾀｸﾞﾙﾏﾁｭｳ ｵﾁﾅｲﾖｳﾆｷﾞｭｯ

美琴｢///｣ｻｻｻｯ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉﾄﾅﾘ

美琴｢き、綺麗ね｣ﾊﾅﾋﾞ

上条｢そうだな。綺麗だ｣ｳﾄ

美琴｢ふ、ふにゃ…｣ﾄﾛﾘｯﾁ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ


679 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:24:20.15 ID:7wzxeKk0 [6/34]

上条｢手持ちの花火も色が変わっていいな｣ｼｭｰ

美琴｢ホントね｣ｼｭｰ

みこ｢ぱちぱちー｣ｺﾞｿｺﾞｿ ﾊﾅﾋﾞﾉﾌｸﾛ

上条｢お、線香花火か。ちょっと待ってな｣ﾐｻｶﾊﾅﾋﾞﾊﾟｽ ｺﾞｿｺﾞｿ ﾊﾅﾋﾞﾉﾌｸﾛ

美琴｢｣ｼｭｼｭｰ

詩菜｢みこちゃんは何で線香花火が？｣ｽｷﾅﾉ?

みこ｢きれいー｣ｴﾍ

刀夜旅掛｢｣ﾓﾝﾓﾝ

上条｢あったぞ、みこたーん！｣ｻｯｾﾝｺｳﾊﾅﾋﾞ

みこ｢ぱぱー｣ｴﾍｰ

美琴｢よしよし｣ﾅﾃﾞﾙ

みこ｢んにゅー…、みんなでぱちぱちするー｣ｻｯ ﾊﾅﾋﾞｸﾊﾞﾙ

美鈴｢いいの？｣ｳｹﾄﾙ

みこ｢うん｣ｺｸ


680 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:25:32.80 ID:7wzxeKk0 [7/34]

みこ｢えへー｣ﾎﾟﾜｰﾝ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾅﾋﾞ

美琴詩菜美鈴｢えへー｣ﾎﾟﾜｰﾝ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾅﾋﾞ

上条刀夜旅掛｢おー｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾅﾋﾞ

みこ｢えへへー…、あ｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁｰ ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢…ふぇぇぇぇ｣ｳﾙｳﾙ

美鈴｢みこちゃん。私達の分の線香花火あげるわよ｣ｻｯ ｱﾀﾗｼｲﾔﾂ

みこ｢…ふぇ？｣ﾋﾟﾀﾘ

美琴｢いいの？｣

詩菜｢いいですよね？｣ﾁﾗﾘ

刀夜旅掛｢全然OKです｣ｺｸﾘ

みこ｢ありがとー｣ｴﾍｰ

刀夜詩菜旅掛美鈴｢｣ﾓｴｰﾝ

上条｢(何か父さんと御坂の父さん、辞表出してから変わったな)｣ｼﾞｰ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ


681 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:27:27.78 ID:7wzxeKk0 [8/34]
みこ｢えへー｣ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢あ｣ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

上条｢はい、みこたん｣ｻｯ ｾﾝｺｳﾊﾅﾋﾞ

みこ｢ありがとー、ぱぱー｣ｴﾍｰ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢…あ｣ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

美琴｢はい、みこちゃん｣ｻｯ ｾﾝｺｳﾊﾅﾋﾞ

みこ｢ありがとー、ままー｣ｴﾍｰ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢…ふぇ｣ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

詩菜｢どうぞ。みこちゃん｣ｻｯ ｾﾝｺｳﾊﾅﾋﾞ

みこ｢ありがとー、しーなちゃん｣ｴﾍｰ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢…うぅ｣ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

美鈴｢よし行け、みこちゃん｣ｻｯ ｾﾝｺｳﾊﾅﾋﾞ ﾃﾞﾓﾗｽﾄ

みこ｢ありがとー、みすずちゃん｣ｴﾍｰ ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

みこ｢…ふぇぇ｣ﾎﾟﾛﾘｵﾜｯﾀ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

刀夜｢(やばい、もう花火がない！)｣ｷﾞｬｰｽ

旅掛｢(１日に２回もみこちゃんを泣かすワケには…)｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

上条｢花火無くなっちゃったなー。また今度やろうな｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢…うん｣ｺｸ ｷﾞｭｯｶﾐｼﾞｮｳｻﾝ

詩菜｢(当麻さん、やりますね)｣ｳｰﾝ

美鈴｢(ちゃんとパパの務めをはたしてるわね、美琴ちゃん)｣ﾁﾗﾘﾆﾔﾘ

美琴｢(な、何で私に振るのよ)｣ｵﾛｵﾛ ﾏ､ﾏｧﾀｼｶﾆｲｲﾊﾟﾊﾟｼﾃﾙｹﾄﾞ ﾂﾏﾘﾊｼｱﾜｾﾅｶﾃｲﾌﾆｬｰ

683 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:28:39.20 ID:7wzxeKk0 [9/34]

刀夜｢たまにはこういう時間もなくてはなー｣ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾀﾁﾉｳﾁｱｹﾞﾊﾅﾋﾞ ｷﾚｲ

詩菜｢そうですね｣ｳﾌﾌ

刀夜詩菜｢｣ｲﾁｬｲﾁｬ

美琴｢…｣ｼﾞｰ

旅掛｢こうして花火を見てると昔を思い出すな｣ﾅﾂﾏﾂﾘﾄｶ

美鈴｢懐かしいわね｣ｱﾊﾊ

旅掛美鈴｢｣ｲﾁｬｲﾁｬ

美琴｢…｣ｼﾞｰ

美琴｢///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾂﾏﾘﾊ､ｴﾍﾍ

上条｢これも綺麗だなー｣ｼﾞｰ

みこ｢うん。えへー｣ｺｸ ﾃﾚﾃﾚ

上条みこ｢｣ｲﾁｬｲﾁｬ?

美琴｢｣

美琴｢……う、うぅ｣ｸﾞｽﾝ

上条｢御坂？｣ﾄﾞｼﾀ?

みこ｢ままー｣ﾊﾅﾋﾞｷﾚｲﾀﾞﾖｰ

美琴｢…そ、そうね｣ﾏ､ﾏｧｲﾏﾊｺﾚｶﾞｼｱﾜｾ


684 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:30:13.93 ID:7wzxeKk0 [10/34]

花火後―――




刀夜｢それじゃあ、また明日な｣ﾋｮｲﾊﾅﾋﾞﾊｲｯﾀﾊﾞｹﾂ

詩菜｢おやすみなさい。当麻さん、美琴さん、みこちゃん｣

上条｢おやすみー、父さん、母さん｣ｽﾐﾏｾﾝﾈｪ､ｶﾀﾂﾞｹ

みこ｢おやすみー｣ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾆｵﾝﾌﾞﾁｭｳ

旅掛｢明日は最後のイベントとしてホテルの前で皆で記念写真を―――｣

美鈴｢パパもう会長じゃないでしょ｣

旅掛｢｣

美琴｢まぁでもいいアイデアじゃない。記念になるわ｣ｳﾝ

旅掛｢美琴ちゃん…｣ﾊﾟｧｧ

みこ｢おやすみー、みすずちゃんー、たびかけー｣ｵｼﾞﾁｬﾝ ｴﾍｰ

刀夜詩菜旅掛美鈴｢｣ﾓﾝﾓﾝﾓｴ


685 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:31:57.15 ID:7wzxeKk0 [11/34]

色々して上条さん達の部屋―――




美琴｢はい。いいわよ、みこちゃん｣ﾊﾟｼﾞｬﾏ

みこ｢えへー…｣ｶｴﾙﾐｺﾀﾝ

上条｢布団も敷いといたぜー｣ﾃｸﾃｸ

美琴｢それじゃ、歯磨きして寝ましょ｣ｳﾝ

上条｢そうだな。みこたんも…｣ﾁﾗﾘ

みこ｢んにゅー…｣ｺｸｺｸ ﾌﾗﾌﾗ

上条｢とりあえずカブトは虫かごに戻して…｣ｶﾓｰﾝﾑｼｶｺﾞﾍ

かぷと｢｣ﾜｷﾜｷ

上条｢よし、じゃあ行くか｣ﾋｮｲｶｴﾙﾐｺﾀﾝ ｽﾀﾀﾀ

みこ｢ぱぱぁー…｣ｳﾄﾘｰﾝ ｷﾞｭｯｶﾐｼﾞｮｳｻﾝ

美琴｢(可愛い…)｣ﾎﾟｯ


686 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:32:36.56 ID:7wzxeKk0 [12/34]

洗面所とトイレとお風呂がある場所―――




上条｢んー｣ﾊ､ﾐｶﾞｷﾐｶﾞｷ

美琴｢んー｣ﾊ､ﾐｶﾞｷﾐｶﾞｷ

みこ｢んー…｣ﾊ､ﾐｶﾞｷﾐｶﾞｷ…

上条｢んー｣ｺﾞｼｺﾞｼ

美琴｢んー｣ｺﾞｼｺﾞｼ

みこ｢んぁー…｣ｺﾞｼ

上条｢んっ、んばぁ｣ﾐｽﾞﾌｸﾝﾃﾞﾊﾞｧ

美琴｢んっ、んばぁ｣ﾐｽﾞﾌｸﾝﾃﾞﾊﾞｧ

みこ｢んっ…｣ﾐｽﾞﾌｸﾝﾃﾞ

上条｢ほいっ｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ ﾄﾄﾞｶﾅｲﾉﾃﾞ

みこ｢ぱぁ｣ﾝﾊﾞｧ

上条｢よし、寝るか｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝｼﾀﾏﾏ ｽﾀﾀﾀ

美琴｢ふぁ～～…、私も眠っ｣ｱｸﾋﾞ

みこ｢えへー…｣ﾊﾟﾊﾟｧｰ ﾊﾝﾌﾞﾝﾈﾃﾙ


687 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:33:22.35 ID:7wzxeKk0 [13/34]

上条｢じゃあ電気消すぞー｣

美琴みこ｢はーい｣ﾌﾄﾝﾆIN

上条｢はい。ぽちっとな｣ﾃﾞﾝｷOFF

みこ｢ぱぱぁー…｣ｳﾙｳﾙ

上条｢はいはい。ほい｣ﾋｮｲｶｴﾙﾐｺﾀﾝ ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｳｴﾍ ﾝﾃﾞ､ﾈﾙ

みこ｢えへー｣ｳﾄﾘｰﾝ

美琴｢アンタそういえば明日補習あるんだっけ？｣

上条｢明日は無いな｣ｱｻｯﾃｶﾗ

美琴｢はぁ。一体どんな風にすれば補習受ける成績になるのかしらね｣ｼﾞﾄｰ

上条｢しょうがねぇだろ。授業だってテストだって分かんねぇもんは分かんねぇんだから｣

美琴｢ま、まぁ？ 去年みたいに補習出まくってまた勉強した気になって、夏休み終わり頃に焦って課題やるんじゃ大変そうだから私が家庭教師してあげなくもないわよ？｣ﾂﾝﾃﾞﾚ

上条｢マジか｣ｷﾗﾘ

美琴｢み、みこちゃんの面倒も見れて一石二鳥だからね｣ﾂﾝﾃﾞﾚ

上条｢すみませんねぇ｣

美琴｢べ、別に｣ｵ､ｵｯﾄﾉﾒﾝﾄﾞｳﾊｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ ｺｺﾞｴ

みこ｢んにゅー｣ﾀﾚｰﾝ

上条｢よしよし｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾐｺﾀﾝ

みこ｢えへー。ぱぱぁー、ままぁー｣ｱﾝｼﾝ


688 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:34:14.97 ID:7wzxeKk0 [14/34]

上条御坂両家の部屋―――





美鈴｢明日美琴ちゃん達は学園都市に帰るって事は｣ｳｰﾝ

詩菜｢私達も第７学区のホテルにでも泊まりたいですけど｣ｳｰﾝ

刀夜旅掛｢すみません。仕事が明後日からです｣ﾍﾟｺﾍﾟｺ

美鈴｢まぁ、いっか。あんまり親子の邪魔しちゃ悪いしね｣ｳﾝ

詩菜｢またお休みの時にでも遊びに来ましょう｣

刀夜｢私たちの実家が近所なんだから神奈川に来てもらうのもアリだ｣ｳﾝ

旅掛｢(仕事は海外…)｣ｳｩ

刀夜｢｣

美鈴｢そういえばパパ、記念撮影はいいけどカメラなんて持ってたっけ？｣ﾊﾃ

旅掛｢はっはっはっ。俺はココに来るまでは『みこちゃんをこの上なく愛でようの会』の会長だったんだぞ？ カメラの一つや二つ！｣ｼﾞｬｰﾝ ﾃﾞｼﾞｶﾒ&ｲﾁｶﾞﾝﾚﾌ

刀夜｢さすが元会長！ やっはり孫の写真は収めておきたいですもんね！｣ｼﾞｬｰﾝ ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾋﾞﾃﾞｵｶﾒﾗ

詩菜美鈴｢(完全に虜に…。しかしみこちゃんならそれも…)｣ｼｮｳｶﾞﾅｲ ｳﾝ


689 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:36:25.01 ID:7wzxeKk0 [15/34]

ホテル某室―――




打ち止め｢疲れたねー｣ｯﾃﾐｻｶﾊﾐｻｶﾊ ｷｮｳｶﾗﾄﾏﾘﾆｷﾏｼﾀｰ

一方通行｢オマエがカブトムシどうしても欲しいっつーからこンな時間になったんじゃねェか｣ﾊｧ

打ち止め｢むぅー。だってカッコいいんだもん｣ｯﾃﾐｻｶﾊﾐｻｶﾊﾎｯﾍﾟｦﾌﾟｸｰ

一方通行｢ったく｣ｶﾜｲｲｼﾞｬﾈｪｶ

打ち止め｢でもあなたが３分で捕まえてやンよって｣ﾁﾗﾘ

一方通行｢｣

打ち止め｢木の上にいるンならベクトル操作で根元を蹴れば落ちてくンだよって言ってもカブトムシはビックリして飛んでっちゃうし｣ｯﾃﾐｻｶﾊ

一方通行｢｣

打ち止め｢でも取れたから｣ｴﾍ ﾑｼｶｺﾞ

カブト｢｣ﾜｷﾜｷ

一方通行｢ま、まァな｣ｳﾝ

打ち止め｢うーん…、でもこの子、いつになったら角生えてくるんだろう｣ｯﾃﾐｻｶﾊﾐｻｶﾊ

カブト♀｢｣ﾜｷﾜｷ ﾒｽﾅﾉﾃﾞﾊｴﾏｾｰﾝ

一方通行｢そ、そりゃあもうちょっとしたら生えてくンだよ｣ｵﾛｵﾛ

打ち止め｢楽しみー｣ｴﾍｰ ｯﾃﾐｻｶﾊﾐｻｶﾊ

一方通行｢｣ｽﾞｷｽﾞｷ ｺｺﾛｶﾞｲﾀｲ


妹達『(…教えた方がいいのでしょうか)』ﾄ､ﾐｻｶﾊﾅﾔﾐﾏｽ ﾈｯﾄﾜｰｸ




690 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:39:34.18 ID:7wzxeKk0 [16/34]

ホテル某室その２―――




フレンダ｢ところで麦野。随分と大きいバッグで来たんだね｣ｼﾞｰ

浜面｢そうだよな。２泊３日なんだから少なくて済むと思うけど｣ｼﾞｰ

滝壺｢…｣ｼﾞｰ ﾀｰｹﾞｯﾄﾉAIMｦ

麦野｢あぁ、中身はこれよ｣ｼﾞｰｯ ｼﾞｯﾊﾟｰｱｹﾙ ｻｯ

ボロぐるみ｢｣ﾃﾃｰﾝ

浜面フレンダ｢｣

絹旗｢麦野。麦野もそろそろ超いい年なんですからそういう―――｣ﾀｲｲｸｽﾜﾘ

麦野｢あら絹旗。アンタもいい年してパンツ見せびらかすのはどうかと思うわよ｣ｻｯｷｶﾗﾊﾏﾂﾞﾗﾁﾗﾐｼﾃﾙｼ

絹旗｢え｣ﾁﾗﾘ

浜面｢な、なんの事だか…｣ﾋﾟｭｰﾋﾟｭｰ ｸﾁﾌﾞｴ

滝壺｢｣ｺﾞｿｺﾞｿ ﾅﾆｶｼﾖｳﾄｽﾙ

フレンダ｢やめい｣ｸﾞｲ

滝壺｢あぅ｣

浜面｢｣ﾎｯ ﾅﾝﾄｶﾑｻﾞｲﾆ

麦野｢まぁ、とりあえず｣ﾀﾁｱｶﾞﾙ

滝壺絹旗フレンダ｢｣ｽｯ ﾀﾁｱｶﾞﾙ ﾊﾏﾂﾞﾗｶｺﾑ

浜面｢え？｣ｶｸﾃｲ?



　　ﾊｰﾏﾂﾞﾗｧ ｷﾞｬｰ





691 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:41:07.23 ID:7wzxeKk0 [17/34]

翌朝、上条さん達の部屋―――



　　ﾁｭﾝﾁｭﾝ､ﾁﾁﾁ…



美琴｢んぁ？｣ﾊｯ､ﾒｻﾞﾒﾙ

美琴｢んー…｣ﾒ､ｺﾞｼｺﾞｼ

美琴｢…ん？｣ﾁﾗﾘ ﾄﾅﾘ

上条｢すかー｣ﾃﾞﾃﾞﾝ ﾁｮｳｶｵﾁｶｲ

美琴｢///｣ﾎﾞﾝｯ ﾌﾟｼｭｰ ﾌﾆｬﾌﾆｬ

上条｢んー…｣ｽｶｰｽｶｰ

美琴｢///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ ｼﾞｰ､ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｸﾁﾋﾞﾙ

上条｢んー｣ｽｰｽｰ

美琴｢……すぅ｣ｼﾝｺｷｭｳ

美琴｢｣ｶｯ! ｲｦｹｯｼﾃ

みこ｢ほぇー｣ｼﾞｰ ﾒﾉﾏｴ

美琴｢み、みこっ!?｣ｲﾙ

みこ｢えへー、ままおはよー｣ﾆﾊﾟ

美琴｢お、おはよ。みこちゃん｣ｵﾛｵﾛ

みこ｢…？｣ﾊﾃ


692 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:43:12.62 ID:7wzxeKk0 [18/34]

上条｢帰る準備は出来ましたかー？｣

みこ｢はーい｣ｶｴﾙﾐｺﾀﾝ

上条｢｣ﾀｼｶﾆ ｶｴﾙ ﾀﾞｹﾄﾞ

美琴｢みこちゃん、ゲコ太は寝る時だけでしょ｣ﾋｮｲｶｴﾙﾐｺﾀﾝ

みこ｢あぅ｣

上条｢ホテルの前でもう父さん達が待ってるみたいだぜ｣ｳﾝ

美琴｢すぐに着替えさせるからちょっと待ってて｣ｾｯｾ

上条｢おぉ｣

みこ｢ままごめんね…｣ｼｭﾝ

美琴｢いいの。みこちゃんはゲコ太が好きなんだもんねー？｣

みこ｢うん｣ｺｸ ｹﾞｺﾀｼﾝｼ

上条｢…｣ｼﾞｰ

美琴｢…よし出来た！｣ｼﾞｬｰﾝ

みこ｢えへー｣ﾊﾟﾝﾊﾟｶﾘｰﾝ ﾜﾝﾋﾟｰｽ&ｹﾞｺﾀﾉｸﾂｼﾀ&ｹﾞｺﾀﾊﾞｯｸﾞ

上条｢(どっちにしろカエルか)｣ｳﾝ

美琴｢よっしゃー！ じゃあレッツゴーよ！｣ﾐｺﾀﾝﾆﾑｷﾞﾗﾜ

みこ｢ごー｣ﾃﾃﾃﾃ


693 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:44:24.95 ID:7wzxeKk0 [19/34]

ホテル前―――




刀夜｢当麻動くんじゃない！｣ｶﾞｧｧ

上条｢す、すみません…｣ｵﾛｵﾛ

旅掛｢美琴ちゃんも！ 納まりきらないからもっと寄って！｣ｶﾞｧｧ

美琴｢わ、分かってるわよ…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾋﾟﾄｶﾐｼﾞｮｳｻﾝ

美琴｢(あ、あぅ…)｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

美鈴｢美琴ちゃん落ち着いて｣

詩菜｢あらあら｣ｳﾌﾌ

刀夜旅掛｢よっしゃー！ タイマーセット完了！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ ﾅﾗﾌﾞ

カメラ｢｣ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ ﾃﾝﾒﾂﾊﾔｲ

刀夜｢来るぞ！｣

旅掛｢しっかり笑って！｣ｻｧ

みこ｢えへー｣


　　ｶｼｬｶｼｬｯ
　


　　旅掛さん 美鈴さん 美琴たん 上条さん 詩菜さん 刀夜さん
　　　　　　　　　　　　　　みこたん




694 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:45:53.63 ID:7wzxeKk0 [20/34]
あ…、みこたんの位置が…
あ、あれなんだよ？ ホントは美琴と上条さんの間だったんだからね？ ｱｾｱｾ

695 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:49:09.83 ID:7wzxeKk0 [21/34]

上条｢そしていつの間にか学園都市に戻ってきましたー｣ﾌｨｰ

美琴｢もう慣れたわね｣ｺﾉｼｭﾝｶﾝｲﾄﾞｳﾆﾓ ｳﾝ

みこ｢ほぇー？｣ｷｮﾛｷｮﾛ

刀夜｢それじゃあ私達は実家に帰るとするよ｣ｱｼﾀｶﾗｼｺﾞﾄﾀﾞｼｻ

上条｢そっか。駅まで送ろうか？｣ﾊﾃ

詩菜｢いえいえ。当麻さんはこれからスーパーへお買い物でしょ？｣

上条｢まぁ…｣ﾘｮｺｳﾆｲｸﾏｴﾆｾﾞﾝﾌﾞﾂｶｲｷｯﾀｼ

美鈴｢じゃあいいわよん。あんまり連れ回すと怒られそうだしね｣ﾈｰ､ﾐｺﾄﾁｬﾝ

美琴｢な、何のことよ｣ｵﾛｵﾛ

旅掛｢しかし心残りはみこちゃん｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢たびかけー｣ｵｼﾞﾁｬﾝ ﾋｹﾞｸｲｸｲ

旅掛｢いててててて…｣

刀夜｢(私も引っ張れるくらいの髭生やそうかな)｣ｳｰﾝ

詩菜｢ふふ。それじゃあね、みこちゃん｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ﾏﾀﾈ

美鈴｢またね、みこちゃん｣ﾅﾃﾞﾙ

みこ｢……ふぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢また遊びに来てもらおうな｣ﾅﾃﾞﾙ

みこ｢……うん。またあそぼうね、しーちゃん、みすずちゃん｣ｳﾙｳﾙ

詩菜美鈴｢もちろん｣ﾆｺ

みこ｢…えへ｣


696 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:50:25.09 ID:7wzxeKk0 [22/34]

スーパー―――




上条｢へ？ お前も今日俺んち泊まんの？｣ｱｾ

美琴｢な、何よ。いいでしょ別に。どーせあの子いないんだし｣ﾂﾝﾂﾝ

上条｢だってなぁ…、シングルベッドで３人はキツ――｣

みこ｢うっ｣ｳﾙ

上条｢―――くないよな、うん。あははー｣ｱｾｱｾ

美琴｢そ、そうよ！ あははー｣ﾐｺﾁｬﾝﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ｢えへー｣ﾏﾏﾉｹｲｶｸﾄﾞｵﾘ

美琴｢まぁ泊めて貰うかわりに夕食作ってあげるわよ｣ｳﾝ

上条｢マジですか。御坂さん｣ﾎﾛﾘ

美琴｢何が食べたいの？｣ﾊﾃ

上条｢んー…｣

みこ｢みこ、ままのたまごやきたべたいー｣ｴﾍｰ

美琴｢おっけー。じゃあ…、オムライスとかでいい？｣ﾁﾗ

上条｢全然OKっす｣ﾏｼﾞﾃﾞ

美琴｢みこちゃんは玉子焼き付きね｣ﾅﾃﾞ

みこ｢やったー｣ｴﾍｰ

上条｢よし。じゃあまずは卵だな、みこたんはカートに…｣ｼﾞｰﾐｺﾀﾝ

みこ｢｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

上条｢…ほっ｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝﾀﾞｯｺ

みこ｢……えへー｣ﾙﾝﾙﾝ

美琴｢(…何か、このままでは近い将来―――)｣ｿﾞｸｯ


697 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:51:29.30 ID:7wzxeKk0 [23/34]

上条｢卵安かったー｣ｴﾍｰ ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢えへー｣

美琴｢ね、ねぇ。帰る前にセブンスミストに寄りたいんだけど…、いい？｣ｳﾜﾒ

上条｢セブンスミスト？ 別にいいけど｣ﾁｮｯﾄﾏｯﾃﾃﾅ ﾐｺﾀﾝﾊﾟｽｼﾃｽﾀﾀﾀﾀ

みこ｢ふぇ？｣ｳﾙ

美琴｢？｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

上条｢保冷する氷貰っていかないとなー｣ﾅﾂﾊﾞﾀﾞｼｻ､ｳﾝ

美琴｢…何か、アンタの方がママっぽいわね｣ｼﾞｰ

みこ｢……ふぇぇぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条美琴｢｣

みこ｢ぱぱぁー…｣ｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾆﾃｦﾉﾊﾞｽ ﾀﾞｯｺｻﾚﾀｲ

上条｢ど、どしたみこたん｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢ぱぱはぱぱぁー…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢よしよし｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ﾊﾟﾊﾟﾃﾞｽﾖ

みこ｢…ふにゃー｣ﾃﾛﾛｰﾝ


698 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:53:09.35 ID:7wzxeKk0 [24/34]

セブンスミスト―――





上条｢おもちゃ屋？｣ｼﾞｰ

美琴｢日本の最大級おもちゃメーカーが学園都市にもチェーン店を出したトイ○ラスよ！｣ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

上条｢何買うんだよ｣

美琴｢えっと…｣ｽﾀｽﾀ

上条｢｣ｽﾀｽﾀ

美琴｢あ、あった！ これよ！｣ﾋｮｲ ﾊﾞｯ

ゲコ太人形(大)｢｣ｼﾞｬｼﾞｬｰｰﾝ

上条｢こ、これは…！ …ん？｣ﾃﾞｰﾝ ｳｹﾄﾙ ﾁﾗﾘ

みこ｢えへー｣ｷﾞｭｯｹﾞｺﾀﾆﾝｷﾞｮｳ ｸｯﾂｲﾃﾀ

上条美琴｢｣

上条｢…お前の買う物にみこたんがくっついてるんですが｣ﾋｮｲｹﾞｺﾀﾆﾝｷﾞｮｳ&ﾐｺﾀﾝ

美琴｢……や、やっぱりあれよ！ ゲコ太は超人気あるからよ！｣ｱﾊﾊ

上条｢…｣ｼﾞﾄｰ

美琴｢な、なによ｣ｵﾛｵﾛ

みこ｢えへー｣ﾊﾟﾊﾟｧｰ ｹﾞｺﾀｰ

上条｢ま、いいか｣ｳﾝ


699 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:54:58.10 ID:7wzxeKk0 [25/34]

その頃の常盤台女子寮208号室―――




黒子｢むっ！｣ﾋﾟｸﾝ

黒子｢｣ｸﾝｶｸﾝｶ

黒子｢｣ﾋﾟｸﾝﾋﾟｸﾝ ｵﾈｴｻﾏﾚｰﾀﾞｰ

黒子｢感じる…、感じますわ！ 昨日までは反応が無かったお姉さまレーダーもビンビンですわ！｣ｷﾞﾗｷﾞﾗ

黒子｢そしてお姉さまの隣にいる小さい反応…、これはみこちゃん！｣ｷﾗﾘｰﾝ

黒子｢はぁ…、はぁ…黒子はっ！ 黒子はもう我慢出来ませんわーーーーっ！！！！！｣ｶﾞｧｧｧ

黒子｢お姉さま！ 許して下さいましっ！ 泣き出して止まらなく病が―――｣ﾀﾞｯ

寮監｢白井｣ﾇｯ

黒子｢｣ﾋﾞｸｯ

寮監｢し・ず・か・に｣ｺﾞｷﾝ

黒子｢｣ﾊﾞﾀﾝ


701 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:56:57.25 ID:7wzxeKk0 [26/34]

その頃のIndexさんとスフィンクス―――




Index｢私の絶対記憶能力はついに舌にまで影響を及ぼしたんだよ｣ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

ｽﾌｨﾝｸｽ｢にゃー？｣ﾊﾃ

Index｢つまりは作り方と材料さえあれば一流レストランと限りなく近い料理が出来るんだよ｣ﾘｮｳﾘﾉﾃｸﾊﾑﾘﾅﾉﾃﾞ

ｽﾌｨﾝｸｽ｢にゃー｣ｽｹﾞｪ

Index｢それより｣ﾁﾗﾘ

料理長｢｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

Index｢昨日と料理の味が違うんだよ！ 全体的に安い食材で仕上げてあるんだよ！｣ｶﾞｧｧ

料理長｢(ば、馬鹿な！ 美食家でもなかなか見破れない仕上げにしたのに…！)｣ｿﾞｸｯ

店員｢(りょ、料理長…)｣ｶﾞｸｶﾞｸ

Index｢食べ放題だからって質を下げちゃダメなんだよ！｣ｶﾞｧｧ

料理長｢し、失礼しました。お詫びにこれを｣ｻｯ ﾅｽﾉﾂｹﾓﾉ

Index｢ありがとうなんだよ！｣ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

料理長｢｣ﾎｯ

ｽﾌｨﾝｸｽ｢にゃー…｣ﾔﾙﾅ


702 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 22:59:42.47 ID:7wzxeKk0 [27/34]

上条さんの寮―――





みこ｢げーこた、げこたー♪｣ﾙﾝﾙﾝ ﾆﾝｷﾞｮｳﾜｷﾜｷ

ゲコ太｢｣ﾜｷﾜｷ

上条｢今更だけど、ちょっと大きすぎやしませんかねぇ？｣ｼﾞｰ ﾐｺﾀﾝﾖﾘｵｵｷｲ

美琴｢それ寄りかかれるのよ｣ﾐｺﾁｬﾝｸﾗｲﾅﾗ

上条｢寄りかかれる？｣ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢あぅ｣

上条｢ほい｣ｻｯｹﾞｺﾀﾍ

みこ｢えへー｣ｼﾞｬﾝｼﾞｬﾗﾗｰﾝ ｹﾞｺﾀﾆﾝｷﾞｮｳｻﾞｲｽﾐﾀｲﾆ

美琴｢あぁ…｣ｺﾉｴｶﾞﾎｼｶｯﾀﾉ ｷｭﾝｷｭﾝ

上条｢｣

美琴｢えへ、えへへ…｣ｶｼｬｶｼｬ ｹｲﾀｲﾃﾞｼｬｼﾝﾄﾙ

みこ｢えへー｣ﾙﾝﾙﾝ

美琴｢それじゃあ私料理始めるわねー♪｣ﾙﾝﾙﾝ ﾏﾝｿﾞｸ


703 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:01:15.56 ID:7wzxeKk0 [28/34]

美琴｢｣ｼｭｰｼｭｰ ﾘｮｳﾘﾁｭｳ

みこ｢えへー｣ﾙﾝﾙﾝ

上条｢んー…｣ｼﾞｰ

美琴｢｣ｼｭｰｼｭｰ

みこ｢えへー｣ﾙﾝﾙﾝ

上条｢…風呂でも入るか。布団もベッドに戻さないと―――｣ﾖｯｺﾗｼｮ

みこ｢｣ﾋﾟｸｯ ﾀﾁｱｶﾞｯﾃ､ﾃﾃﾃﾃ ｷﾞｭｯｶﾐｼﾞｮｳｻﾝﾉｱｼ

上条｢ん？ みこたんも入るの？｣ｵﾌﾛ ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ｢はいるー｣ｴﾍｰ

上条｢よし、じゃあ行くか。パジャマの準備だ｣ｲｯｶｲｵﾛｽ

みこ｢はーい｣ﾃﾃﾃﾃ ｹﾞｺﾀﾊﾞｯｸﾞｺﾞｿｺﾞｿ

上条｢(まぁ、例のカエルになるんだろうけど)｣ｳﾝ


704 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:03:17.46 ID:7wzxeKk0 [29/34]

美琴｢ふんふんふーん♪｣ﾊﾅｳﾀ ﾘｮｳﾘﾁｭｳ


上条『くらえ、みこたーん』ｵﾕｦﾋﾟｭｰ ﾌﾛﾊﾞｶﾗﾉｺｴ

みこ『むふー』ｶｵﾆｸﾗｳ

上条『よーし、今度はみこたんの番だ』ｺｲ､ﾐｺﾀｰﾝ

みこ『ぱぱー』ｴﾍｰ ｷﾞｭｯｶﾐｼﾞｮｳｻﾝ

上条『おぉぉ？』ﾋｮｲﾐｺﾀﾝ

みこ『えへー。…すきあり―――』ﾙﾝﾙﾝ ｵﾕｦ…

上条『よしよし』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

みこ『ふにゃー』ﾃﾚｰ ｼｯﾊﾟｲ


美琴｢えへ、えへへ｣ﾙﾝﾙﾝ

美琴｢…ほっ。ほっ｣ｸﾙｸﾙｯ ﾀﾏｺﾞﾔｷ

美琴｢完成ー｣ｴﾍｰ


705 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:04:37.38 ID:7wzxeKk0 [30/34]

オムライス&玉子焼き｢｣ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

上条みこ｢おー｣ｽｺﾞｲ

美琴｢仕上げはこれよ｣ｻｯ ｹﾁｬｯﾌﾟ

上条｢ん？ あぁ、何か書くのか｣ｼﾞｰ

みこ｢ぱぱー、みこのにかいてー｣ｴﾍｰ

上条｢あれ？ みこたんは字書けるんじゃ―――｣ﾐｺﾀﾞｹ

みこ｢ぱぱのー｣ｴﾍｰ

上条｢俺の？ いいの？｣ｼﾞﾌﾞﾝﾉﾅﾏｴｼﾞｬﾅｸﾃ

みこ｢うん｣ｺｸ

上条｢よしよし。…ん？｣ﾁﾗﾘ

美琴｢｣ｵﾑﾗｲｽｻｼﾀﾞｼﾃﾙ

上条｢…お前も？｣ｵﾚﾉﾅﾏｴ?

美琴｢///｣ｺｸﾘ

上条｢……、じゃあ俺は―――｣


706 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:06:33.25 ID:7wzxeKk0 [31/34]

美琴みこ｢いただきますー｣ｴﾍｰ ｵﾑﾗｲｽﾆ｢ﾄｳﾏ｣

上条｢ますー｣ｵﾑﾗｲｽﾆ｢ﾐｺﾐｺﾄ｣

みこ｢あー…むっ。えへー、おいしい｣ﾊﾟｧｧｧ ｻｲｼｮﾊﾔｯﾊﾟﾁﾀﾏｺﾞﾔｷ

美琴｢ありがとー｣ｴﾍｰ

上条｢よし、じゃあ俺も…｣ｽｯ ｢ﾐｺ｣ﾉﾎｳｶﾗ

みこ｢……ふぇぇぇ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条｢｣

上条｢じゃ、じゃあこっちかなー｣ｽｯ ｢ﾐｺﾄ｣ﾉﾎｳｶﾗ

美琴｢うぅ…｣

上条｢｣

上条｢(…食えねぇ)｣ﾎﾛﾘ


707 名前：orz[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:09:54.41 ID:7wzxeKk0 [32/34]

何とか食後―――




上条｢ご馳走様でした｣ﾍﾟｺﾘ ﾄﾞｳﾔｯﾃﾀﾍﾞﾀｶﾊﾅｲｼｮ

みこ｢でしたー｣ｴﾍｰ ｹﾌﾟｯ

美琴｢お粗末さまでしたー｣ﾍﾟｺﾘ

虫かご｢｣ｺﾞｿｺﾞｿ

みこ｢あ、かぷとおきたー｣ｴﾍｰ ﾃﾃﾃﾃﾑｼｶｺﾞﾍ

上条｢みこたんはホントにカブト好きだなー｣ｼﾞｰ

美琴｢可愛くていいじゃない｣ｷｭﾝｷｭﾝ



　　ぴんぽーん♪



上条｢…ん？ 誰だろ、こんな時間に｣ﾃｸﾃｸ













上条｢はいはいはーい。どちら様でしょう―――｣ｶﾞﾁｬﾘﾄﾞｱﾋﾗｸ

上条美琴夫妻(未来)『こんばんはー』

上条｢か？｣ｱﾗ


708 名前：（； ・３・）～♪[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:11:37.88 ID:7wzxeKk0 [33/34]
to be continueなんだよ。
あうあうなんだよ。

710 名前：（； ・３・）～♪[sage] 投稿日：2010/08/24(火) 23:15:55.28 ID:7wzxeKk0 [34/34]

ちょっとだけ次回予告なんだよー。



上条『おいでー、みこたーん』ｻｧ

みこ｢ぱぱー｣ｴﾍｰ ﾃﾃﾃﾃ

上条｢カモーン、みこたーん｣ｻｧ

みこ｢ぱぱー｣ｴﾍｰ ﾃﾃﾃﾃ

上条『みこたーん』

上条｢みこたーん｣

みこ｢ぱぱー、ぱぱー｣ｴﾍﾍｰ ﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃ ﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃ ｲｯﾀﾘｷﾀﾘ




ついにやってきた未来の上条さん夫妻！
もちろん愛娘みこたんを迎えに来た！
未来に帰ろうと言われたみこたん！
そのみこたんと今まで楽しかった夏休みを過ごしていた過去の上条さんと美琴たん！
物語はとうとうクライマックスなんだよ！！！
次回の投下は…、出来次第なんだよ！ あうあうなんだよ！！！