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ドドリアさん「さぁて、今日もアマガミやるか!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 23:36:50.45 ID:dtQPS/2H0 [1/4]
フリーザ宇宙船内

ドドリア「よう、アプール」

アプール「ド、ドドリア様!?一体どういったご用件で!?」ドキドキ

ドドリア「やけに機嫌がよさそうだから気になってよ。それより…」チラ

ドドリア「その袋には何が入ってんだ?」

アプール「こっ、これは…アレですよ!ナメック星に関する資料です!」

ドドリア「ほぅ、関心なこった。じゃあ俺も目ェ通しておくぜ」バッ

アプール「あっ…」

ドドリア「じゃあな」

アプール「あ…あぁ…(お…俺の森島先輩がぁぁぁぁぁぁぁ!!)」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 23:45:11.06 ID:dtQPS/2H0 [2/4]
ドドリア「なんだこりゃ?書類じゃねーぞ?『アマガミ』?ゲームか?」

ドドリア「アプールの野郎、こんなモン買ってやがったのか・・・」

ドドリア(後でこれをネタにユスってやるぜ…へへへ…)

ドドリア「しかし、ちょっと面白そうだな…けどPS2専用か」

ドドリア「ゲームなんてPCエンジンのベラボーマン以来触ってねーよ…」

ドドリア「ん、そういやキュイがPS2持ってたっけな」

ドドリア「仕方ねぇ、借りに行くか」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 23:52:40.01 ID:dtQPS/2H0 [3/4]
ドドリア「なあキュイ、PS2貸してくれよ」

キュイ「はぁ、構いませんが、何をプレイなさるのですか?」

ドドリア「うっ…それはだな…」

ドドリア(ギャルゲやるから貸してくれなんて言える訳ねーぞ…)

ドドリア「あー、アレだ、ゲームじゃねぇ。ビーストウォーズのDVD見るんだよ」

キュイ「え!?本当ですか!!」

ドドリア「お、おぅ…」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/04(土) 23:58:57.12 ID:dtQPS/2H0 [4/4]
キュイ「いやー、ガキの頃大好きだったんですよ、ビーストウォーズ」

キュイ「本家はもちろんですが、セルアニメの方もなかなか魅力的でしてね」

ドドリア「そ、そうか…」

キュイ「それで!!おもちゃの出来がまた神懸かってるんですよ!!」

キュイ「特にネオのマグマトロンが欲しくて欲しくて…」

キュイ「でも、買ってもらえなくて泣いたなぁ…」

ドドリア「…」

キュイ「そうだ!俺にも見せてくださいよビーストウォーズ!」

ドドリア「えっ!?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:04:51.80 ID:6oxyemB70 [1/19]
キュイ「シリーズは何ですか!?無印?Ⅱ?ネオ?メタルス?それともリターンズですか?」

ドドリア「わ、悪いなキュイ、このDVD一人用なんだ!!」ボゴォ

キュイ「ぐはぁ!?」

ドドリア「それじゃPS2は借りてくぜ!永遠にな!!」ダッ

キュイ「バナナはねぇ…冷蔵庫に入れとくと…黒くなっちゃうんだよぉ…」ガクッ


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:08:59.23 ID:6oxyemB70 [2/19]
ドドリア「ハァハァ…危ねぇ危ねぇ、あやうくバレる所だったぜ」

ドドリア「さて、早速プレイしてみるか…」

『あなたの苗字を入力してもらえるかな?』

ドドリア「名前入力ねぇ…俺らに苗字なんてねぇからな…」

怒弩 璃亜

ドドリア「ま、コレでいいだろ」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:14:39.86 ID:6oxyemB70
美也『にぃに、入るよ~』

美也『にぃにっ!』ガラッ

ドドリア「うおっ!?」ドキッ

美也『…また、嫌な事でもあったの?』

璃亜『べ…別にそんなんじゃないよ』

美也『でも…』

ドドリア「…」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:18:45.24 ID:6oxyemB70
璃亜『だいたい美也は分かってないんだよ…押し入れがいかに優れているか』

璃亜『癒し効果抜群なんだ!』

美也『ふ~ん…じゃあ、みゃーも入ろ!』

ドドリア「へっ!?」

美也『にしししし。癒しだ癒しだ』

ドドリア「…////」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:22:29.66 ID:6oxyemB70
璃亜『こ、こら!勝手に入るな!』

美也『いーじゃん、みゃーも癒されたいもん』

ドドリア「癒されてんのはどっちだよ…///」ボソ

中略

ドドリア(さて、一通りキャラは出たみてーだが誰を攻略するか…)

ドドリア(ホントはみゃーを攻略したいんだが…しょうがねぇよな、妹だもんな(´;ω;`))

ドドリア(となると狙いは森島先輩か…天然っていいよな…あと、カチューシャ)

ドドリア(…ん?イベントか?まだ出してねぇキャラがいたのか)ピロン♪


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:30:44.43 ID:6oxyemB70
璃亜(お、校庭前のベンチが空いてるぞ、ラッキー!)

璃亜(よし、ここはすばっと生垣をショートカットだ)

璃亜『よっ…と』

梨穂子『うみゃぁ!』

ドドリア「っ!?」

梨穂子『うっ…が~~~っ!』

梨穂子『ひどい、ひどいよぉ~~~!』

梨穂子『おなか、ぎゅぅ~って踏まれた~っ』

ドドリア「…」ドキドキ

梨穂子『梨穂子ですよ、桜井梨穂子!』




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:34:51.21 ID:6oxyemB70
梨穂子『そういえば、璃亜はどうしてここに』

璃亜『日向ぼっこでもしようと思ってさ』

梨穂子『あはは、それじゃ私と同じだ』

梨穂子『ぼーっとしてたらこのベンチが目に入って…』

梨穂子『お昼ごはんの後だったから眠くなっちゃって…えへへ』

璃亜『仕方ないなぁ…』

梨穂子『えへへへ…』

ドドリア「りっ…」

ドドリア「梨穂子はかわいいなあ!!!」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:40:17.06 ID:6oxyemB70
ザーボン「おいドドリア、入るぞ」

ドドリア(やべぇ、ザーボンだ!入力切り替えしねぇと!!)ピッ

ウィーン

ザーボン「どうした?随分慌てているようだったが?」

ドドリア「別にな、何でもねぇよ、…あははは…」

ザーボン「…そうか。まあそんな事はいい。新型のスカウターが完成した。」

ザーボン「大至急これをクウラ様の所まで運んでくれ」

ドドリア「お、俺が行くのか!?」

ドドリア(これから梨穂子とのパラダイスが待ってるってのに!)


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:46:19.08 ID:6oxyemB70
ザーボン「そうだ。私はこれから兵士の訓練が…ん?」チラッ

ザーボン「何だこれは?」ヒョイ

ドドリア(や…やっべーーー!ケース出しっぱなしだった!!)

ザーボン「…ドドリア、以前から貴様は醜い奴だと思っていたが…こんな趣味まであったとはな」

ドドリア「ま、待ってくれ」

ザーボン「やはり貴様のような奴はフリーザ様の側近には相応しくないな」

ドドリア「待てっつてんだろ!!やってみれば絶対テメーにも良さが分かるハズだ!!」

ザーボン「くだらん。これは没収するぞ。それからフリーザ様に貴様の解任を要請しておこう」

ウィーン

ドドリア「お…終わった…」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:54:17.82 ID:6oxyemB70
ザーボン「ふん…こんな物の何が面白いのか…」

ザーボン「醜いドドリアに相応しいゲスな趣味だな」

ザーボン「…しかしこのまま処分するのも勿体ない気がするな」

ザーボン「…一回だけ、一回だけだ」

七咲『あの…』

ザーボン「ん?」

座阿盆『あ…あぁっ…!』

ザーボン「何ぃっ!?」

座阿盆『く…黒!?』

ザーボン「何だと!?」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:59:05.07 ID:6oxyemB70
七咲『何してるんですか?』

座阿盆『え?あ…いや、えっと…』

七咲『別にいいですよ…見られたところで、私何とも思いませんから』

ザーボン・座阿盆「『な、何ともっ!?』」

座阿盆『…じゃなくて、それは誤解なんだってば!』

七咲『……はぁ』

座阿盆『なんだかものすごく見られてて気まずいなぁ…』

ザーボン「…」ゾクゾク

座阿盆『そ、それじゃあ、僕はそろそろ帰らないと!!』

七咲『……はぁ』

ザーボン「まさかこの宇宙で私より美しい者が存在するとはな…」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:06:45.72 ID:6oxyemB70
数日後

ザーボン「何でしょう、フリーザ様。大事な話というのは」

ドドリア「はぁぁぁ…」

ドドリア(終わった…絶対クビ宣告だ…)

フリーザ「ザーボンさん、何か私に隠し事をしているのではありませんか?」

ザーボン「っ!?な、何の事でしょう…」

ドドリア(?ザーボンの奴、何慌ててんだ?)

フリーザ『君のためならフリーザ様の持つ全ての惑星を献上してもいい』キリッ

ザーボン「はうぁっ!?」

ドドリア「!?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:10:05.09 ID:6oxyemB70
フリーザ「これは一体誰とお話していたのですか?」

ザーボン「そ、それは…」

フリーザ「あなたにそこまで言わせるほどお方…」

フリーザ「是非一度お会いしてみたいものですねぇ…ホッホッホッ」

ズイッ

フリーザ「正直におっしゃいなさいザーボンさん!」

フリーザ「今言えば命ばかりは見逃してあげましょう…アイさんというのは誰なのです!?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:13:55.36 ID:6oxyemB70
ドドリア「アイ!?ザーボン、テメーもしかして七咲 逢を攻略してたのか!?」

ザーボン「うぅ…それがどうした…」

ドドリア「…プッ」

ザーボン「ぎゃはははははは!!七咲 逢?あんな根暗のどこがいいんだよ!!」

ドドリア「貴様…自分が何を言っているのか分かっているのか!?」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:20:50.24 ID:6oxyemB70
ドドリア「あー、分かってるよ。梨穂子が最高って事がな」

ザーボン「梨穂子…?フッwww」

ドドリア「テメー、何笑ってやがる!?」

ザーボン「いや、貴様のような醜いクズにはあのバカな女がお似合いだと思ってな…」

ドドリア「ザーボン、テメー…俺はともかく梨穂子の悪口をそれ以上言うんじゃねぇ!」

フリーザ「あ、あの・・・お二人共…?」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:29:17.42 ID:6oxyemB70
ザーボン「なら貴様から先に謝ったらどうだ?」

ザーボン「逢は美しさと冷静さ、そして優しさを兼ね備えた女性だ。貴様の梨穂子など…」

フリーザ「デスビーム!」

ザーボン・ドドリア「うおっ!?」

フリーザ「さっきから何を話しているのです?私にわかるように話しなさい」

ドドリア「はぁ…実は…」


アプール(俺の森島先輩いつ戻ってくるのかな…)

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:38:43.25 ID:6oxyemB70
さらに数日後

フリーザ「ザーボンさん、ドドリアさん、今すぐ地球に向かいますよ!」

ドドリア「い、いきなりどうしたんですフリーザ様!?」

フリーザ「決まっているでしょう!紗江さんに会いに行くんですよ!!」

ザーボン「しかしフリーザ様、ナメック星のドラゴンボールは…」

フリーザ「そんな物は後回しです!この際父上や兄上、ギニュー特戦隊も呼びましょう!」

フリーザ「我が一族…いいえ、全宇宙にアマガミを布教するのですよ!」

フリーザ「さぁ、付いていらっしゃい!!」

ドドリア・ザーボン「は…はいっ!(喜)」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:48:48.86 ID:6oxyemB70
ナレーション「こうしてナメック星は救われた。」

ナレーション「しかし、本来よりフリーザ一味の地球襲来が早まった事により
      トランクスが到着する事なく人類は滅亡したのだった…」

アプール「森島先輩…」
キュイ「マグマトロン様…」

fin

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 01:50:36.57 ID:6oxyemB70 [19/19]
投下終了
内容の割りに随分時間がかかってしまった…
付き合ってくれた皆ありがとう

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