2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

憂「お姉ちゃんがドーパント!?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:41:37.17 ID:RG01PiU+0 [1/55]
「Aがいない/いつも隣にアイツがいてくれた」
これまでの、仮面ライダーWは・・・
フィリップ「僕たちは永遠に相棒だ・・・この地球が無くならない限り」

フィリップ「泣いているのかい?翔太郎」
翔太郎「馬鹿言うな・・・閉じるぜ・・・・」
フィリップ「さよなら・・・」
ガチャン
(エクストリームの鳴き声)

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:42:14.60 ID:RG01PiU+0 [2/55]
翔太郎「夢か・・・」

俺は左翔太郎、ハードボイルドを志す(ホントはハーフボイルド)、この「風都」の私立探偵だ。

この街にはかつて「地球の記憶」を内包し、人間を超人へと変化させる特殊なメモリ「ガイアメモリ」をばらまいていた「ミュージアム」という組織が存在していた。

だが、俺と相棒のフィリップは「仮面ライダーW」に変身し、仲間達と共に奴らの野望を打ち砕いた。

最高の相棒、フィリップの「消滅」という大きな代償と引き換えに・・・・


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:43:22.11 ID:RG01PiU+0
亜樹子「翔太郎君起きた?だったらさっさと調査行ってきて!!」

ドサァ!!(ペット関係の依頼書の山を机に置く音)

翔太郎「またペット探しかよ~」

亜樹子「こういう地味な仕事も、依頼人を得るためには大切なのよ!!分かったら行った!!」

翔太郎「へぇへぇ」

亜樹子(フィリップ君が消えて、一時期はホントにボロボロだったけど、なんとかいつもの翔太郎君に戻ったわね)

翔太郎「んじゃ、行ってくるわ・・・・」

(ドアノックの音)

?「あ、あの~!!」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:43:53.93 ID:RG01PiU+0
亜樹子「もしかして依頼人!?」

ドアが開き、ボロ泣きしている少女が入ってくる

?「お姉ちゃんを捜してください!!」

澪「う、憂ちゃん!!」

翔太郎(人は誰でも一人では生きていけない、そして誰も完璧ではない・・・)

翔太郎(この依頼人もまた、俺のように隣にいてくれる大切な奴を失っていた・・・)

翔太郎(この出会いは、風都の風とお前が招いてくれたのか?相棒・・・)


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:44:24.18 ID:RG01PiU+0
仮面ライダーW OP  WBX ~w boiled extreme~



翔太郎「とりあえずコーヒーでも、どうぞ」

澪「どうも・・・」

亜樹子「えっと、平沢憂さんと秋山澪さん、田井中律さん、琴吹紬さん・・・ね」

翔太郎「で、依頼の方だが・・・」

憂「お姉ちゃんを・・・お姉ちゃんを捜してください!!」

律「落ち着け、憂ちゃん!!」

紬「それと梓ちゃんも!!」

亜樹子「とりあえずみんな、落ち着いて、落ち着いて~」

翔太郎「お前が落ち着け」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:46:17.54 ID:RG01PiU+0



翔太郎「なるほど、で警察に行ったら刃野さんにココを紹介された・・・のか」

律「そういうことです」

澪「唯と梓を・・・」

憂「私、お姉ちゃんが心配で・・・心配で!!」

翔太郎「任せとけ、この街に訪れた人なら、立派にこの街の住人だ・・・誰一人泣かせはしねぇ」

(帽子をかぶり、泣いている憂の頭に手を乗せ、撫でる)

紬「お礼はいくらでも、ですからよろしくお願いします!!」

翔太郎「任せな」

亜樹子(ふふ、久々の高額依頼~)

翔太郎は外へ

憂「よろしくお願いします!!」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:47:04.93 ID:RG01PiU+0
翔太郎(依頼者は行方不明の二人とは高校時代同じ軽音部で、同級生の四人は同じ大学)

翔太郎(現在も高校に在学している一つ下の二人も同じクラスで軽音部、依頼人の一人は行方不明の一人の妹・・・)

翔太郎(高校卒業後、GWを利用し、ここ風都の別荘に六人でバンドの合宿&遊びに来ていたが)

翔太郎(コンビニへアイスを買いに行った二人が昨日から戻らない、携帯も繋がらず、警察に通報したところ、刃野さんにウチを紹介された・・・と)

翔太郎(ややこしいな・・・)

補足説明

・唯澪律紬は同じ大学で、現在もバンド(HTT)を組んでいる(もちろん梓も)

・唯達卒業後、軽音部には誰も新入部員が入らなかったため、約束通り純が入部。そして憂も唯達の勧めで入部

・部員三名しかいないが、なんとか退部を免れている(さわちゃんの努力のおかげ)

・今回はどっちかっていうと風都に遊びに来ていた、さわちゃんと純は用事があってパス


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/03(金) 13:47:47.56 ID:RG01PiU+0
翔太郎(平沢唯、依頼人の一人平沢憂の姉でパートはギター。妹とは瓜二つ)

翔太郎(中野梓、現軽音部の部長でパートは同じくギター。黒髪のツインテールが特徴・・・か)

翔太郎「流石に昨日の話じゃ、情報屋は当てにならないな」

フィリップ(さあ、検索を始めよう)

翔太郎「キーワードは・・・って、馬鹿か俺は」

フィリップ(アイスを買いに行った少女が連絡を絶った?ゾクゾクするねぇ?)

翔太郎「あー!!何を考えてんだ俺は!!探偵は足だ!!街をバイクで何周してでも調べるしかねぇ!!」

(スタッグフォンのコール音)

翔太郎「ん?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:48:38.28 ID:RG01PiU+0
翔太郎「もしもし」

竜「左、俺だ」

翔太郎「照井か、どうした」

竜「ああ、一応お前の耳に入れておきたい話があってな」

翔太郎「ん?」

竜「最近『ミュージアム』のセールスマンの残党が、私的にメモリを売買しているのは知ってるな」

翔太郎「ああ」

翔太郎(確かに、メモリをばら撒いていたミュージアム、その中枢たる園崎家は滅びた)

翔太郎(だが、この風都にガイアメモリは存在し続けている)

翔太郎(もしかしたら、園崎家が存在していたころより状況は悪くなったかもしれない)


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:49:13.87 ID:RG01PiU+0
翔太郎(ミュージアムが滅んだことにより、管理される事が無くなったメモリ達は以前以上に個人的に悪用されるようになった)

翔太郎(かつての『風都タワー占領事件』においても、金に目がくらんでNEVERへメモリを届けにいった人間は多数いた)

翔太郎(メモリの毒は人の負の感情を増幅する)

翔太郎(この街は約十年かけて、メモリの毒に侵され続けた)

翔太郎(街の危機は終わる気配がねぇ)

翔太郎(なあ、フィリップ・・・お前はそれでも『この街が好きだ』言ってくれた)

翔太郎(だから俺は戦い続ける、俺と相棒と、おやっさん、多くの仲間達が愛するこの町を守るために)

翔太郎(相棒が与えてくれた、この街の『切り札』の力で)


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:50:12.04 ID:RG01PiU+0
竜「おい左」

翔太郎「ウェ!?」

竜「ちゃんと聞いていたのか」

翔太郎「すまねぇ、ぼーっとしてた」

竜「しっかりしろ、もう一回言うぞ」


翔太郎(照井の話によると、ミュージアム解体によってメモリのデータが失われ為、残党セールスマンが無差別に市民にメモリを差し、メモリのデータを取っているらしい)

翔太郎「メモリのデータを取って、同型メモリを売る際の顧客の判断材料にする・・・か」

翔太郎(すでに照井は被害にあった人たちにメモリブレイクをしたそうだが・・・)

翔太郎(最近は今回の依頼人と同じ、もしくはそれ以下の歳でメモリを使う奴もいる)

翔太郎(キリがねぇな・・・)


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:50:55.02 ID:RG01PiU+0
翔太郎「って、ここは・・・」

翔太郎「またココに来ちまったか・・・」

風都海岸(U編で翔太郎とフィリップがキャッチボールをした所)

翔太郎「そろそろ探偵ごっこは終わりにしたらどうだ?」

憂「え?いつから気が付いてたんですか」

翔太郎「探偵を尾行しようだなんて百年早いぜ」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:52:35.25 ID:RG01PiU+0
翔太郎「アイス、食べるかい?」

憂「いただきます・・・・」

憂「お姉ちゃん・・・アイス食べたいって泣いてないかな・・・」

(スタッグフォンのコール)

翔太郎「亜樹子?俺だ、憂ちゃんならここにいる」

亜樹子「ホント?よかった・・・みんな憂ちゃんまでいなくなったって心配してたんだよ」

律「亜樹子さん、変わってもらえますか?」

亜樹子「わかった、翔太郎君、憂ちゃんに代わって」

翔太郎「わかった」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:53:09.73 ID:RG01PiU+0
憂「もしもし」

律「憂ちゃんの馬鹿!!ほんとに心配したんだよ」

澪「唯や梓がいなくなって・・・・」

紬「憂ちゃんまでいなくなったら、私達唯ちゃんに顔向けできないよ・・・」

律(ムギ・・・)

憂「すみません、でもお姉ちゃんや梓ちゃんが心配で・・・私」

憂「特にお姉ちゃんは・・・私がいないと何も出来ないし・・・」

翔太郎「ん?」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:54:11.33 ID:RG01PiU+0
>>15
これの参考にさせてもらったSSとネタが被るので止めました

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:54:50.71 ID:RG01PiU+0
律「翔太郎さんに代わってくれない?」

憂「はい・・・」

翔太郎「どうした?」

律「やっぱり私達も唯達を捜しにいきます!!」

翔太郎「ん?」

澪「私達も」

紬「じっとしてられません!!」

翔太郎「分かった、だが街は危険だ・・・亜樹子と一緒に行動しろ、それが条件だ」

律「わかりました」

亜樹子「任せといて~」

翔太郎「何かあったら連絡してくれ」

亜樹子「無茶しないでね、翔太郎君」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:55:29.95 ID:RG01PiU+0


翔太郎「さっき、お姉ちゃんは私がいないと何も出来ないって言ってたよな?」

憂「お姉ちゃん、いっつもダラダラしてて、勉強もあんま得意じゃないし、料理もできないし・・・」

憂「ウチは両親が家にいないことが多いので・・・家事全般は私が」

翔太郎(姉妹逆に生まれてねぇか?)

憂「でも、いつもダラダラしてるところが可愛いいんですけどね・・・それに」

翔太郎「それに?」

憂「お姉ちゃん、高校生になって、軽音部に入って変わったんです」

憂「ギター買って、バンド組んで、大切な仲間が出来て・・・」

憂「今のお姉ちゃんは、すっごく輝いてます!!」

憂「私から離れ行っちゃって・・・ちょっと寂しいですけどね」

翔太郎「そうでもないさ」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:57:22.86 ID:RG01PiU+0
憂「え?」

翔太郎「大切な奴ほど、たとえどんなに離れても・・・心はいつも近くにいるものさ」

翔太郎「憂ちゃんは、きっとそんな輝いてるお姉ちゃんを見て、元気を、勇気を貰っていたんだろ?」

翔太郎「そして、唯ちゃんもきっと、いつも憂ちゃんに感謝してたさ」

憂「翔太郎さん・・・」

憂「確かにお姉ちゃん、私への感謝の心をこめて、曲を作ってくれた事があったんです」

翔太郎「まさしく、二人で一人だな」

憂「えっ?」

翔太郎「いや、こっちの話だ」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:58:09.12 ID:RG01PiU+0
憂「翔太郎さんにも、兄弟がいたんですか?」

翔太郎「え?」

憂「そんな口ぶりだったので」

翔太郎「いや、でも家族同然の『相棒』がいたけどな」

翔太郎「そいつとは、今の君達姉妹みたいに離れてるけど・・・」

翔太郎「心はいつも近くにある、傍にいてくれるんだ」

翔太郎「君もハードボイルドなのかもな・・・」

憂「はーどぼいるど?」

翔太郎「今の君みたいに、たとえ一人でも、どんな時でも耐え抜く、男の流儀さ」

憂(私、女ですけど・・・)

翔太郎「おしゃべりが長くなったな・・・さて、二人を捜しに行くぞ!!」

憂「はい!!」

憂「じゃあ、今日は私が、翔太郎さんの相棒です」

翔太郎「分かった・・・行くぜ、相棒!!」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 13:59:14.51 ID:RG01PiU+0
亜樹子「というわけなの、サンタちゃん何か知らない?」

サンタちゃん「店長って言ってよ~あ、ミックちゃん元気?」

亜樹子「元気元気!!ってそれじゃなくて・・・」

サンタちゃん「流石の僕でも分からないね~」

亜樹子「そっか・・・ありがとう、なにか分かったら教えて」

サンタちゃん「あ、これ持ってって、新商品、ミックちゃんで試してみて」

亜樹子「了解~」





23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:01:57.67 ID:RG01PiU+0
クイーン「流石のあたしたちでも」

エリザベス「この町の子じゃないとわかんないや・・・」

亜樹子「そっか・・・」

クイーン「でも、友達とかに聞いてみるね」

亜希子「分かった、お願いね」

エリザベス「そういえば・・・最近フィリップ君から連絡あった?」

亜希子「はは・・・それが全然~忙しいみたいで~」

エリザベス「そっかー」

亜希子(危ない危ない・・・)

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:03:49.15 ID:RG01PiU+0
ウォッチマン「流石の僕チンでも分かんないよ~いくらカワイ子ちゃんでもね」

律「なんかこの人」

澪「昔TVでみたような・・・」

紬(風都って面白い人が多いのね・・・)

亜希子「ありがとね、なんかあったら連絡よろしく!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:04:35.38 ID:RG01PiU+0
澪「これで最後ですか?」

亜樹子「だね・・・流石のみんなの情報も風都の人じゃなきゃ駄目か」

紬「私が風都の別荘に行こうだなんて言わなければ・・・」

律「ムギのせいじゃないよ」

澪「律は『仮面ライダーを見れるかも~』とか言ってノリノリだったけどな」

律「そういう澪こそ『Labor Day』や『Wilma Sidr』 に会えるかもとか言ってたじゃないか!!」

亜樹子「まあまあ、その辺にして、二人を捜そうよ、ね」

澪「は、はい」

律「すみません・・・」



梓「ほんと、卒業しても相変わらずですね・・・みなさんは」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:05:46.05 ID:RG01PiU+0
紬「嘘・・・梓ちゃん!!」

梓「ムギ先輩、抱きつかないで下さいよ~びっくりするじゃないですか」

澪「ホントに心配したんだぞ、怪我とかしてないか!?」

律「今までどうしたんだ?携帯にも連絡しないで!!」

梓「すみません、つい夢中になっちゃって・・・」

亜樹子「よかった・・・見つかって・・・」

澪「そうだ、唯は?」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:06:28.06 ID:RG01PiU+0
梓「唯先輩だったら、その辺で遊んでると思いますよ?」

律「遊んでるって・・・・」

梓「ホントにこの街面白いですね、まさかギターより楽しいものがこの世に存在してるなんて思いませんでしたよ」

紬「梓・・・ちゃん?」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:08:44.43 ID:RG01PiU+0
ムギ、梓から離れる

梓「正直、みなさんが卒業して、私寂しかったんです」

梓「でも、憂や純、先生のおかげで楽しく過ごせてましたけど」

梓「それでも、何かが足らなかった・・・」

梓「私は、もっとみなさんと一緒にバンドして、お茶して、遊びたかった」

梓「だから、これから遊びません?」

梓「これを使って」

亜樹子「嘘・・・ガイアメモリ!?」




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:10:29.12 ID:RG01PiU+0
梓「命がけですから・・・きっと楽しいですよ」

ガイアメモリ 「ブラックキャット!!」

ガイアメモリ解説

ブラックキャット (不幸の記憶)

ドーパント体は黒猫で、その瞳から相手を不幸にする光を放つ (精神干渉系、テラーやオールドと同じ)

メモリのイニシャルはB、Bの間にネコの瞳が書いてあるのをイメージしてください

外見はネコヤミーのスマート版

ブラックキャット「先輩達、遊びましょう・・・・」

律「嘘、だろ」

澪「これがドーパント、噂はホントだったんだ!!」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:11:13.66 ID:RG01PiU+0
亜樹子「みんな、振り向かないで逃げて!!」

ギジメモリ 「フロッグ」

ブラックキャット「こんなもの!!」

フロッグポット吹っ飛ばされる

亜樹子「あの子たちは私の依頼人よ、手は出させない!!」

梓「じゃあ、あなたも不幸になってください」

亜樹子「手足が動かない・・・・」




35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:12:03.95 ID:RG01PiU+0
紬「私が・・・私が遊びに行くのを提案しなければ・・・」

ブラックキャット「感謝してますよ・・・ムギ先輩。私がこの力を得るきっかけをくれて」

紬「えっ!!」

紬、ブラックキャットの目の光を浴びる
ブラックキャット「ですから・・・不幸になってください」

紬「キャ!!」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:14:06.11 ID:RG01PiU+0
紬「て、手足が動かない」

澪「ムギ!!」

律「止めろ梓ぁぁぁぁ!!」

律、落ちていた鉄パイプを持ってブラックキャットに突進する

ブラックキャット「やっぱカッコいいですね、律先輩は・・・でも」

律と澪、ブラックキャットの目の光を浴びる

澪「しまった・・・」

律「私達もか・・・」

ブラックキャット「ハハァ!!・・・手足動かないんじゃ、バンドなんて出来ませんね・・・」




38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:14:53.64 ID:RG01PiU+0
ブラックキャット「つまんないですよ~もっと楽しく遊びましょうよ・・・先輩方~」

ブラックキャット「遊ばないなら・・・殺しちゃいますよ?」

紬「違う!!」

ブラックキャット「何がですか?ムギ先輩?」

紬「私達の知っている梓ちゃんは・・・こんな子じゃない」

律「そうだ!!梓は頑張り屋で、ギターが好きで」

澪「誰より軽音部を大事にしていた」

紬「今の梓ちゃんは・・・私達が大好きな・・・何より唯ちゃんが大好きだった」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:16:26.19 ID:RG01PiU+0
紬律澪「『あずにゃん』じゃない!!」

ブラックキャット「あずにゃん・・・・唯先輩・・・」

ブラックキャット「黙れ・・・黙れ!!黙れ!!黙れ!!」

ブラックキャット「お前達なんて消えろ!!」

ブラックキャット「私の爪で・・・ギターの弾けないこんな爪に貫かれてで消えろ!!」

亜樹子「みんな!!逃げて!!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:16:57.04 ID:RG01PiU+0




ブロロォロォロ・・・・(バイクの音)

ブラックキャット「何、この耳障りな音は!!」

?「そこまでだ・・・ドーパント!!」

?「風都を泣かせる奴は、俺達が許さねぇ」

亜樹子「翔太郎君!!竜君!!」

憂「みなさん!!大丈夫ですか」

澪「憂ちゃん・・・あれ」

憂「梓ちゃん・・・なんですね・・・」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:18:29.35 ID:RG01PiU+0
ブラックキャット「なんでここが!!」

翔太郎「亜樹子のおかげさ」

亜樹子「フロッグポッドが起動すると、二人にメールが行くようになってるのよ!!」

フィリップ(『こうしておけば、アキちゃん一人でも安心でしょ?』)

竜「俺達が近くにいたのが、お前の不幸だったようだな」




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:19:06.78 ID:RG01PiU+0

仮面ライダーW ED Leave all Behind



翔太郎「行くぜ!!フィリ・・・じゃなくて照井!!」

竜「ああ・・・」

ガイアメモリ「ジョーカー!!」「アクセル!!」

翔太郎「変身!!」

竜「変・・・身!!」

ガイアメモリ「ジョーカー!!」「アクセル!!」

ジョーカー「俺は仮面ライダー・・・ジョーカー」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:19:39.78 ID:RG01PiU+0
律「あれが・・・仮面ライダー!?」

憂「翔太郎さんが・・・・翔太郎さん!!梓ちゃんを助けてください!!」

ジョーカー「任せな」

ブラックキャット「仮面ライダー・・・上等です、やってやるです!!」

ジョーカー「おっと!!」

ブラックキャット「これでも食らえです!!」




44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:20:25.24 ID:RG01PiU+0
亜樹子「竜君、翔太郎君を庇って!!」

竜「? 任せろ所長!!」

ブラックキャット「なんで・・・なんで私の不幸光線が効かないんですか!!」

亜樹子「あなたの攻撃は精神干渉系、竜君にその攻撃は効かないのよ!!」

竜「俺が前衛で攻める、後衛で援護しろ左」

翔太郎「まかせな、俺達でダブルライダーだ」

ブラックキャット「調子に乗るなです!!」

ジョーカー「あぶねぇ」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:21:12.20 ID:RG01PiU+0
ブラックキャット「どうやらあなたには不幸光線が効くみたいですね」

ジョーカー「どうかな?来なよキャットガール」

ブラックキャット「子供扱いするな!!食らえ!!」

ブラックキャット「これでお前も不幸に・・・」

周りが煙で包まれる

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:22:33.07 ID:RG01PiU+0
憂「翔太郎さん!!」

ジョーカー「ハードボイルドな男の足は、不幸なんかじゃ止められないぜ・・・・」

ブラックキャット「黒い帽子・・・・いつの間に!!」

ジョーカー「男の目元の冷たさと優しさを隠し、外界の眩しさから真実を見通す目を守るのが・・・こいつの役目さ」

ブラックキャット「カッコつけるなです!!」

ジョーカー「決めるぜ、照井!!」

アクセル「メモリブレイクだ!!」




48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:23:09.19 ID:RG01PiU+0
ガイアメモリ「ジョーカー!!マキシマムドライブ!!」

ガイアメモリ「アクセル!!マキシマムドライブ!!」

ジョーカー「ライダー・・・ダブルパンチ!!」

アクセル「振り切るぜ!!」

二人「おりゃぁぁぁぁ!!」

ブラックキャット「にゃぁぁぁぁぁ!!」

パリン(メモリが割れた音)

憂律澪紬「やったぁ!!





49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:25:09.63 ID:RG01PiU+0
梓「私・・・皆さんとバンドが出来て・・・軽音部に入れて・・・幸せでした・・・」 バタ

澪「そんなの当たり前だろ・・・」

律「それに、『でした』じゃなくて」

紬「『です』ね、これからも一緒に楽しくやりましょ・・・」

憂「梓ちゃん!!」

亜樹子「大丈夫・・・メモリブレイクされて、眠ってるだけだから」

律「やった、体が動くぞ!!」

翔太郎と竜、変身解除



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:25:55.69 ID:RG01PiU+0
翔太郎「さてと・・・あの子どうなるんだ?照井?」

竜「とりあえずは事情聴取だな」

紬「やっぱり、逮捕されちゃうんですか?」

澪「どうか、それだけは!!」

竜「大丈夫だ、メモリを差したのはおそらく残党セールスマンだろうし、今回の行動もメモリの毒に呑まれたせいだ・・・彼女に罪はない」

憂「よかった・・・」

翔太郎「だが、彼女がメモリを持ってたってことは・・・・」

?「あ、あずにゃん倒されちゃったんだ・・・つまんないな~」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:26:41.41 ID:RG01PiU+0
憂「え、この声は・・・・」

唯「憂~も~やっと会えた~」

憂「お姉ちゃん!!」




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:27:30.19 ID:RG01PiU+0
亜樹子「あれが唯ちゃん?やった!!一気に事件解決じゃん」

翔太郎「ああ」

唯「憂~アイス~」

憂「それどころじゃないよ!!梓ちゃんが!!」

唯「アイス~アイス~アイス~」

律「まったくこの緊急事態に」

澪「どんだけアイス好きなんだお前は」

紬「唯ちゃんらしいけどね」

唯「アイス~アイス~アイス~」

唯「アイス~アイス~アイス~」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:29:14.57 ID:RG01PiU+0



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:30:54.14 ID:RG01PiU+0
憂「お姉ちゃん、いい加減にして!!わがままは駄目だよ!!」

唯「アイス~アイス~アイス~アイス~」

憂「お姉ちゃん!!みなさんどれだけ心配してくれたか分かってるの!!」

憂「紬さんなんて、翔太郎さんを雇ってまで探そうとしてくれたのに!!」

唯「アイス~アイス~アイス~アイス~」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:31:47.07 ID:RG01PiU+0
唯「アイス~アイス~アイス~」

唯「アイス~アイス~アイス~」

唯「アイス~アイス~アイス~」

唯「アイス~アイス~アイス~」


竜「なんか彼女おかしくないか?」

翔太郎「ああ・・・話には聞いてはいたがここまでとは」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:34:08.97 ID:RG01PiU+0
憂「お姉ちゃん?ちょっとおかしいよ?」

唯「ちぇ・・・いいもん、憂がアイスくれないなら」

唯「憂をアイスにして食べちゃうもん」

憂「えっ?」

ガイアメモリ「アイス!!」

唯「アイス~アイス~アイス~」


竜「ガイアメモリ!?」

翔太郎「離れるんだ!!憂ちゃん!!」

「Aがいない/いつも隣にアイツがいてくれた」END




59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:35:13.91 ID:RG01PiU+0
仮面ライダーW

憂「お願い!!止めてお姉ちゃん!!」

翔太郎「俺があの子たちのために出来る事・・・」

澪「私達は五人で放課後ティータイム」

律「唯だけ見捨てるなんて無理に決まってるじゃん」

紬「またみんなでお茶したいですから」

梓「もちろん憂も一緒だよ」

?「それをどうするかは君達次第さ!!」

憂「お願い・・・届いて!!」

「Aがいない/翼をください」

これで決まりだ!!



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/03(金) 14:38:04.02 ID:RG01PiU+0
はい、というわけでうp主人生初SS
処女作
仮面ライダーW×けいおん!!
「Aがいない/いつも隣にアイツがいてくれた」
いかがだったでしょうか

初作品なので、至らない点多々ありましたことをお許しください
仮面ライダーW・けいおん!!終わっていく名作たちへの思いを止められず
キーボードを叩いてみました

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)