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ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」実質3スレ目14

893 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:05:51.83 ID:6kTzkIAO [40/56]
《初号機ケージ・そのころあの人は》

シュボッ

長谷川「ふーっ…」

作業員A「…静かになりましたね」

長谷川「終わったのか?」

作業員B「…かもしれません」

長谷川「…うっし」パンパン

長谷川「これでアンタらもメンツは立つだろ。あとは俺を捕まえるなりなんなり好きにしな」



作業員A「全員、集合!」

ゾロゾロゾロ

作業員A「敬礼!」

全員「「「「お疲れ様でした!“碇司令”!」」」」

長谷川「オメーら…!?」

作業員A「早く行って下さい、マダオさん…!」

作業員B「貴男には、男の戦いを教わりました!」

作業員C「マダオ!貴男がナンバーワンだ!」

長谷川「…」

長谷川「すまねえ…!」タッタッタッタッ…

894 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:06:43.77 ID:6kTzkIAO [41/56]
作業員A「マダオ万歳!」

作業員B「お気をつけて!

マジェスティック!
ダンディーな!
男!

略してマダオに栄光あれ!」

作業員C「男たちよマダオであれ!」

マーダーオ!!マーダーオ!!マーダーオ!!







タッタッタッタッタッタッ……

長谷川「…(…何でだろ…何か…イマイチ嬉しくない……)」

896 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:08:12.06 ID:6kTzkIAO [42/56]
《銀さん一行もジオフロントに到着していたようです》

ドオオオォォォォォォォォォォォォ………

星海坊主「…!」

新八「…アスカ、ちゃん…!?」

アスカ「パチモンんんん!!!?」

銀時「…クソッ!?」

綾波「そんな…!?」


星海坊主「…オイおめーら。手ェ引くんなら今しかねーぞ」

銀時「あ?」

星海坊主「こっから先は、まともな神経で立ち入れる場所じゃねェって事だ」

銀時「へっ、バカ言ってんじゃねーよハゲ。ここまで来て引き下がれるか。今さら何が起ころーとびびりゃしねーよ。
オメーの方こそびびってんじゃねーの?」

星星海坊主「ああ?誰に物言ってんだ天パ。この星海坊主様が何にびびるってんだ殺すぞ」

銀時「いやいや、そうやって強がってんのがいかにもごまかしてますって感じじゃない?
別にお前のことなんて何とも思ってないんだから勘違いしないでよねー的な?」

星海坊主「ああ!?調子に乗ってんじゃねーぞ誰がツンデレだ!?んなことあるわけねーだろ!?」

神楽「え、何アルかお前ら?二人は実は仲良しアルか?悟空とベジータばりにライバル関係アルか?」

897 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:12:26.91 ID:6kTzkIAO [43/56]
星海坊主「ちょっやめろ神楽ちゃん!?お父さんは昔っから夜兎族孤高のエリート戦士…アレ?俺ベジータ?
いやいやいやそれはない!?」

銀時「オイオイ冗談キツいぞ神楽ァ!?何で俺がこんな脂ぎったオッサンベジータとライバル関係!?
どーせだったらピッコロさんのがいいんですけどォ!?」

神楽「二人ともムキになるのがかえって怪しいアル。

アッチッチ~アッチッチ~、パピーと銀ちゃんアッチッチ~♪」

天パゲ「「ちょっやーめーろ!やーめーろーよー!?」」

新八「…お前らはもう精神と時の部屋から出てくんな」

898 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:13:46.59 ID:6kTzkIAO [44/56]
クイクイ

新八「…どしたのレイちゃん」

綾波「…。何か降ってくるわ」

新八「え…

アレ…何かこっちに…ちょっとみんな!?」

銀時「よーし!じゃ先にびびったほうが負けだかんな!?」
星海坊主「上等だ!?吠え面かかせてやらぁ若僧が!?」

ヒュルルルル……ドォォンンン!!

天パゲ「「たわばぁぁぁァァァ!!!?」」

899 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:14:18.03 ID:6kTzkIAO [45/56]


銀時「…」パンパン

星海坊主「…」サッサッ

銀時「いや…今のは違うよ…びびるっていうか?びっくりしたってだけだし…びびってないし。なァ?」

星海坊主「ああ…びびるの質が違うし…そういうびびるとは違うアレだし…つかびびってないし。なァ?」

神楽「わかったわかった、もうどっちでもいいよクソが」

新八「いい加減にしろお前らァァァ!?それよりこれェ!?
エントリープラグでしょコレ!?」

綾波「…02…!?弐号機の!?」

900 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:17:17.68 ID:6kTzkIAO [46/56]
《弐号機・エントリープラグ内》

アスカ「…うぇっ…うええっ………ママ…ぁ…」ポロポロ

プシュゥッ

綾波「…セカ…!?」

新八「アスカちゃん大丈夫!?」

銀時「しっかりしろオイッ!?何があった!?」

アスカ「ママが…えぐっ……」

銀時「あ…?」

アスカ「ママが…ママが、護ってくれた…」



綾波「…」

アスカ「ママが助けてくれなかったら…私…!本当に化け物になってた…!」

アスカ「私の…私の代わりに…!アイツを…!」

アスカ「私を…!もう一度……産んで…!うわあぁぁぁぁぁんんん…!!!!」ポロポロ…

神楽「…」

901 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:18:38.40 ID:6kTzkIAO [47/56]
神楽「…ホレ、顔上げろヨ」

アスカ「…ふっ…えぐっ…?」

フキフキ

アスカ「んっ…」

神楽「下向いたまんまじゃ涙拭けねーアル」

アスカ「…」

神楽「オイアスカ…お前の母ちゃん、泣いてたアルか。笑ってたアルか」

アスカ「…。

笑って、た。泣きながら、笑ってた…」

神楽「なら、お前も笑えヨ。
私のマミー言ってたネ。最後に笑って逝けたならそれ上々の人生って。お前が泣きっぱなしじゃ、母ちゃん心配して逝けないまんまアル」

銀時「…。
オメーは…母ちゃんの“魂”受け継いだんだなァ…。
うらやましいぜ。俺ァ欲しかったよ、そんな立派な母ちゃんが…」

アスカ「…たま、しい…」

新八「…大丈夫だよアスカちゃん。その涙が…魂があれば。
また一つ、強くなれる」

アスカ「…」

綾波「…」ギュッ

アスカ「ファース…」

綾波「…大丈夫…あなたのお母さんは…最後まで幸せだった。
ね…そうでしょ、アスカ…」

アスカ「…」

アスカ「…レイ…」

アスカ「…私」

レイ「…お帰り、アスカ」ギュッ

アスカ「…うん…ただ、いまっ…!」ギュゥッ

902 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:22:19.81 ID:6kTzkIAO [48/56]
《ミサトさんたちと合流したようです》

ミサト「アスカ、アスカぁ!?」ギュムッ

アスカ「んむっ!?ちょっとミサt…」

ミサト「良かった…良かったぁ…!」

アスカ「…もう…」

リツコ「…」フッ

キョロキョロ

銀時「…いねーなシンジのヤツ」

神楽「ホントどこ行ったアルか」

新八「あの…シンジ君を見てませんか?」

リツコ「…シンジ君は初号機の中よ」

新八「ええ!?」

リツコ「私たちを助けるために戻って来てくれたのね…今救護班が回収に向かっているわ」

新八「シンジ君…」

銀時「ったく、どーりでいねーハズだぜあのヤロー」

アスカ「シンジは…シンジは無事なの…!?」

ミサト「リツコ…」

リツコ「ええ…」

prrrr…ガチャ

リツコ「私よ。サードチルドレ…いえ、シンジ君は無事?」

『それどころではありません赤木博士!そちらでは確認していないのですか!?
退避!退避ぃっ!』

リツコ「…は…?」



初号機『…』グググ…

ムクリ…

904 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:23:40.19 ID:6kTzkIAO [49/56]
…!?

ミサト「…何で…何で初号機が立ってるの…!?」

初号機『…』

マヤ「初号機…再起動…」

リツコ「パ、パイロットの状況は…?シンジ君が動かしてるってことは…」

マヤ「…」カタカタ…

マヤ「…ダメです、データほか一切の回線が開きません…!?」

初号機『…』ガキン

初号機『…ォォオオォォォ……オオォォォ……』



ミサト「あれ……暴走?」

ギター「それにしては…」

リツコ「…あまりにも弱々しい……」

アスカ「あれって…」

銀時「…」

神楽「何か…泣いてるみたいアル……」

ミサト「エヴァが…泣いてる?」

初号機『オオォォォ…ォォォオオオオォォォ……!』


ズーン ズーン ズーン…

新八「移動し始めた…」

銀時「…どこ行く気だ?」

綾波「…もしかして」

905 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:24:34.64 ID:6kTzkIAO [50/56]
《メインシャフト直上・セントラルドグマへの大穴》

初号機『…』

ミサト「あれって、使徒があけた…」

初号機『…』

ミサト「!?地下のアダムのところへ降りる気!?」

星海坊主「っ!?おいアンタ、アダムとリリスの場所知ってんのか!?」

ミサト「え、ええ…このネルフ本部の最奥部に…」

リツコ「は!?ミサトあなた…もしかしてリリスの事を言ってるの!?」

ミサト「え?…リリス…って?」

リツコ「あの地下の巨人よ!」

ミサト「は!?アレってアダムじゃないの!?加持がアダムって…」

リツコ「…リョウちゃん!肝心なところで間違えてるじゃないっ!?
あれはアダムじゃなくてリリス!?」

星海坊主「細けェ事ァ後だ!?母体のオスメスは間違いなくここにあるんだな!?」

リツコ「え、ええ…リリスは地下に、アダムは…おそらく碇司令が所持している」

星海坊主「案内しろっ!このまんまじゃ全員スライムなのはわかってんだろ!?」

ミサト「そういえば司令と副司令は…?



…ていうかオジサン誰?」

906 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:28:13.62 ID:6kTzkIAO [51/56]
《司令室》

初号機『…オオォォォ…』

冬月「ついに…ついに、ユイ君が…」

ゲンドウ「…」ガタッ

冬月「…碇、どこへ?」

ゲンドウ「ユイのところへだ」

冬月「…まだ最後の使徒が残っている。ゼーレも直接動き出すだろう。
それに、欠けている要素が余りに多すぎる…それでも今行くのか?」

ゲンドウ「ユイが目覚め、リリスに向かった今しかチャンスはない。
問題ない…最後のシ者は、すぐそこまで来ている」



バラララララララ…

《ヘリ内部》

カヲル「…?」

桂「む?どうしたカヲル殿?」

カヲル「ううん、ちょっと呼ばれた気がしただけだよ、桂さん」

「桂さん!間もなく第三新東京市上空…あれは!?」

桂「どうした!」

「街に火の手が!?かなりの規模です!?」

桂「何だと!?」

カヲル「…始まってるんだな」

桂「戦か…?とにかく、急いでくれ!」

「はっ!」

バラララララララ…

907 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:29:09.39 ID:6kTzkIAO [52/56]
新八「星海坊主さん…さっき言ってたアダムとリリスって…」

星海坊主「アダムとリリスは使徒の母体…オスとメスだ。
2つを潰さなきゃまた同じことの繰り返しだ」

神楽「ブラストインパルス起きるアルか」

新八「いや無理矢理すぎるでしょその間違い。原型とどめてないじゃん!?」

星海坊主「あの人型が向かった先がリリスなら…厄介なことになりかねねェ」

銀時「どーやら、もう一仕事しなきゃならねーらしいな」ボリボリ

星海坊主「フン、やっぱりついて来る気かよ」

銀時「シンジのやつがあん中に入ったまんまだからなァ」

神楽「デスティニープラン起こさせるわけにはいかないネ」

新八「おいィィィ!?なんか間違いの方向おかしなことになってんぞぉ!?」

アスカ「私たちも行くわよ」

綾波「…」コク

星海坊主「…好きにしな」

908 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 22:30:43.02 ID:6kTzkIAO [53/56]
ミサト「総員、第二種警戒配置。みんなにそう伝えて」ジャキッ

メガネ「葛城三佐も行かれるのですか!?」

リツコ「青葉君、日向君、マヤ。あなた達は第二発令所の準備を」

マヤ「先輩も!?」

リツコ「MAGIの損傷を確認、回線を第二に回して。何かあった時はすぐに使えるように」

ギター「りょ、了解…!」

銀時「…(アレ?何だこのロン毛の声?なんか無性にイラッとくんだけど。無性にたたっ斬りたくなるんだけど?)」

ギター「…?あの、何か?」

銀時「いや、何かちょっと俺の中の獣がのた打ち回った気がして」

ギター「え?」

銀時「何でもねーよ。
よーし行くぞオメーらァ!!もうそろそろここらでお終ェにしようや!!」


ゲンドウ「冬月先生」

冬月「…」

ゲンドウ「あとを頼みます」

冬月「…本気なのだな。
ユイ君と会えるよう、祈っている」




シンジ「(何だ、これ…?どこだ、ここ…?
エントリープラグ?初号機の?でも誰もいない…僕もいない…)」

シンジ「(何だこれ…何だこれ…何だこれ…?

…よくわかんないや…)」



916 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/08/13(金) 23:45:46.72 ID:6kTzkIAO [56/56]
《おまけ》

沖田「ふぁ…ふぁ…ふぇ…

ぶえっくしねェェェ土方ァァァ!!!!」ヒュウンッ

土方「なんでだァァァ!!!?」



沖田「チッ」

土方「てめっ総悟ォォ!?オメー何いきなり斬りかかってんだああ!!!?」

沖田「いやぁすいやせん、何かムカっ腹の立つ噂された気がしてつい抜いちまいやした」

土方「くしゃみついでに殺されてたまるかァァァ!!!?」

コメント

No title

このシリーズの作者はいい物作るよな
他のシリーズも纏められるとうれしいな

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