スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
シンジ「やめてよカヲル君!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:40:29.48 ID:nsbYImn20 [1/25]
シンジ「なにするんだよ!そんなとこ触らないで!」
カヲル「ふふ、そんなこと言って、こっちは喜んでるみたいだけど?」
シンジ「そんな・・・」
カヲル「さあ力を抜いて。怖くないから」
シンジ「やめてよカヲル君!僕は男なんだよ!」
カヲル「それがどうかしたのかい?さあいくよ・・・!」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
レイ「ふふふふふふふふ・・・」ニヤニヤ
アスカ「なにニヤついてんのよ、ファースト」
シンジ「なにするんだよ!そんなとこ触らないで!」
カヲル「ふふ、そんなこと言って、こっちは喜んでるみたいだけど?」
シンジ「そんな・・・」
カヲル「さあ力を抜いて。怖くないから」
シンジ「やめてよカヲル君!僕は男なんだよ!」
カヲル「それがどうかしたのかい?さあいくよ・・・!」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
レイ「ふふふふふふふふ・・・」ニヤニヤ
アスカ「なにニヤついてんのよ、ファースト」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:41:13.32 ID:nsbYImn20
レイ「なんでもないわ」ニヤニヤ
アスカ(ニヤついてるファーストって不気味ね・・・)
アスカ「じゃ、じゃあ私はもう上がるから」
レイ「ふふふふふ・・・」ニヤニヤ
アスカ(まだニヤついてる・・・)
プシューバタン
レイ「ふぅ・・・やっぱりカヲル×シンジは至高」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:41:54.76 ID:nsbYImn20
同日夜、葛城邸内
アスカ「ねえシンジ、今日ファーストがなんか変だったんだけど心当たり無い?」
シンジ「え・・・べつにないけど・・・」
アスカ「けどなによ」
シンジ「アスカが綾波のこと気にするなんて珍しいなーて思って」
アスカ「・・・不気味だったのよ」
シンジ「えっ」
アスカ「あのファーストがずっとニヤニヤ笑ってたのよ」
シンジ「うわぁ・・・それは確かに不気味かも・・・」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:42:37.44 ID:nsbYImn20
アスカ「でしょう?ファーストがああなったのにはきっと訳があるわ。アンタなにか心当たり無い?」
シンジ「う~ん、あ、そう言えば今日学校で委員長からなにか受け取ってたみたいだけど・・・」
アスカ「ヒカリから?」
シンジ「うん。多分本だと思うけど」
アスカ「そっか。センキュシンジ!おやすみ!」バタバタ
シンジ「おやすみアスカ。・・・それにしても綾波がニヤニヤ笑うなんて考えただけで」ゾクッ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:43:39.23 ID:nsbYImn20
ピッ
アスカ「もしもしヒカリ?あのさ、ファーストのことなんだけど・・・」
アスカ「そうそう今日一日ずぅーーーーっとニヤニヤ笑ってたのよ、学校じゃそんなこと無かったのに」
アスカ「でシンジに聞いたらヒカリからなにか貰ってたっていうから・・・
アスカ「ファーストのことはほんとによく見てんのよねあいつ・・・」
アスカ「そうそう、でなにか知らない?」
アスカ「明日学校で教える?わかったわアリガトヒカリ。おやすみ」
ピッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:50:20.94 ID:nsbYImn20
翌日、第壱中学校放課後
アスカ「な、なによこれ・・・」
ヒカリ「怖がらないでアスカ」
レイ「そうよセカンド。怖がってはだめ」
アスカ「な、なんでシンジとフィフスがくんずほぐれつしてんのよ・・・」
ヒカリ「アスカ・・・」
レイ「セカンド・・・」
アスカ(で、でもこれちょっといいかも・・・)
ヒカリ「・・・アスカ?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:51:36.32 ID:nsbYImn20
アスカ(あ・・・ここすごい・・・!なにかしらこの胸を締め付けられるような感情は・・・)
レイ「・・・セカンド?」
ヒカリ「・・・綾波さん、アスカもやっぱり私達の・・・」
レイ「仲間だった、という訳ね」
アスカ(きゃあ~~~!す、すごすぎるわ!)
ヒカリ「アスカ?」
アスカ「な、なにヒカリ!」
ヒカリ「それ、貸してあげようか?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:53:02.94 ID:nsbYImn20
アスカ「え、い、いいわよ別に」
レイ「セカンド。逃げてはだめ」
アスカ「べ、べつに逃げてなんか無いわよ」
ヒカリ「アスカ、恥ずかしがることじゃないのよ」
レイ「そう。私も昨日かりたわ」
アスカ「そこまで言うんなら、か、借りてあげてもいいわよ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:53:48.32 ID:nsbYImn20
夜、葛城邸 アスカの部屋
アスカ(こ、これは・・・!)ハァハァ
シンジ「アスカー」ゴンゴン
アスカ「きゃあっ!」ビクッ
シンジ「!アスカッ!大丈夫!」ガラッ
アスカ「入るな馬鹿シンジッ!」
シンジ「え、うぁっ、ご、ごめん!」ヒュッ サッ
アスカ「何しにきたのよ馬鹿シンジ!」
シンジ「ご、ご飯だから呼びに来ただけだよ!」
アスカ「へ?ご飯?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:55:14.14 ID:nsbYImn20
シンジ「そうだよ!そしたらアスカが急に悲鳴上げるから・・・」
アスカ「あ・・・そうだったの・・・」
シンジ「そうだよ・・・。ひょっとしてごはんいらなかった?」
アスカ「違うわ!・・・シンジ、ごめんなさい」
シンジ「別にいいよ。さあ、ごはんたべよう?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:56:50.61 ID:nsbYImn20
夕食後、再びアスカの部屋
アスカ(さっきのシンジ、ちょっとかっこよかったな・・・)チラッ
同人誌『ああんっ!カヲル君もっともっと突いて!』
アスカ(こんなの・・・こんなのシンジじゃないっ!)バッ
アスカ(シンジは、私のシンジは・・・!)カキカキ
アスカ(フィフスなんかにやられたりなんかしない・・・!)カキカキ
アスカ(フィフスなんか返り討ちにしてやる・・・!)
アスカ(いえ、フィフスだけじゃないわ・・・!シンジが受けに回るなんてあるはずがない・・・!)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:58:18.07 ID:nsbYImn20
アスカ(そうよ!シンジは無敵のスーパーシンジ様なんだからっ!)
アスカ「ふふふふふふふふふ・・・」
同時刻、リビング
シンジ「ミサトさん、アスカの部屋から不気味な笑い声が聞こえるんですけど・・・」
ミサト「まあアスカも微妙なお年頃だし、しかたないんじゃない?」
シンジ「微妙なお年頃って・・・」
ミサト「はしかみたいなモンよ。すぐに直るわ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:01:07.31 ID:nsbYImn20
シンジの部屋
シンジ「大丈夫かなあ、アスカ。お風呂にも入らないなんてどうしたんだろう」
シンジ「結局綾波がなんでニヤニヤ笑っていたのかも解らないし・・・」
シンジ「明日委員長に聞いてみるか」
アスカの部屋『ふふふふふふっふっふ・・・』
シンジ「不気味だ・・・」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:02:12.34 ID:nsbYImn20
翌日、朝 通学路にて
アスカ「ああっもう!遅れちゃうじゃない!」バタバタ
シンジ「ごめんアスカ。僕が寝坊したから・・・」バタバタ
アスカ「あやまっちゃだめ!」
シンジ「えっ?」
アスカ「無敵のスーパーシンジはあやまっちゃだめなの!」
シンジ「む、無敵のスーパーシンジって・・・」
アスカ(はっ!しまった!私としたことが!)
アスカ「な、なんでもないわよ!」
シンジ「ならいいけど・・・あ、カヲル君だ!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:03:13.64 ID:nsbYImn20
カヲル「おや、シンジ君。どうしたんだい、そんなに慌てて」
シンジ「もうすこしで遅刻しそうなんだよ!カヲル君も走らないと!」
カヲル「ありがとうシンジ君。気にかけてくれて。でも僕はいいんだ。出席と欠席は僕にとって等価だからね」
シンジ「なにを言っているのか解らないよカヲル君!」
カヲル「僕は後から行くってことさ・・・」
アスカ「シンジ!そんな奴ほっといて早く行きましょっ!」グイッ
シンジ「うん!じゃあね!カヲル君!」
アスカ(あいつはやっぱりスーパー化したシンジの足をなめる係りね)
アスカ「ふふふふふふふふふ・・・」
シンジ(うわ・・・またあの笑いだ・・・)
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:05:04.63 ID:nsbYImn20
ネルフ、パイロット待機室
レイ「碇君総攻め?」
アスカ「そうよ!フィフスなんかにやられるなんて冗談じゃないわ!」
レイ「それはないわ」
アスカ「何でよ!」
レイ「まずあなたはよく碇君を見るべき彼はどこからどう見ても受けじゃないあのオドオドした態度や犬みたいな目
アレを見て彼が総攻めなんていえるのかしら?しかもフィフスが受け?ありえないわそんなの彼はどこからどう見ても攻めじゃない彼が碇君の足
をなめるなんてありえないわ逆ならありえるでしょうけどフィフスは鬼畜タイプよそんな彼が足をなめるなんて無い」
アスカ「あんたそんなにシンジを受けに回したいわけ?シンジが受けな訳ないじゃないアンタあいつがどれだけすごい
奴か知ってていってんの?あいつああ見えて切れると凄いんだからフィフスなんかせいぜい誘い受けがいいとこじゃない
どう見てもシンジが攻めだわシンジの足を舐めているのがお似合いよそれに鬼畜だったら普段おとなしそうな奴がなるのが一番じゃない」
レイ「言いたいことはそれだけかしら?」
アスカ「そっちこそそれだけ?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:05:57.33 ID:nsbYImn20
アスカ「このままじゃ埒が明かないわ。誰か第三者に判定してもらいましょ」
レイ「それなら私に心当たりがある」
アスカ「・・・ヒカリじゃだめなの?」
レイ「だめ。彼女は鈴原×相田萌えだから」
アスカ「そう。で、アンタの心当たりってのは?」
レイ「・・・実は今ネルフ内では801が大流行中なの」
アスカ「・・・私ぜんぜん知らなかったんだけど」
レイ「私もある人から聞いただけだから詳しくは知らない」
アスカ「そっか、じゃあそのある人に会いにいきましょうか」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:10:36.38 ID:nsbYImn20
アスカ「・・・で、何でここに来る訳?」
赤木リツコの研究室
アスカ「まあなんとなく予想できてたけど・・・」
レイ「そう?ならいいじゃない」プシュー
リツコ「あらレイにアスカじゃない。どうしたの?」
マヤ「わあ、珍しいですね二人でいるなんて」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:11:59.42 ID:nsbYImn20
アスカ「ちょっとレイ、なんでマヤがいんのよ」ヒソヒソ
レイ「問題ないわ、アスカ」ヒソヒソ
リツコ「二人で何を話しているの?」
アスカ「えっとあのリツコに相談があるんだけど・・・」
レイ「カヲル×シンジかシンジ×カヲルかどっちだと思いますか」
アスカ「アンタバカッ!マヤがいるのに・・・!」
レイ「問題ないわ」
マヤ「そうよアスカ。私も仲間なの。といっても私はマコト×シゲル萌えだけどね」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:12:56.85 ID:nsbYImn20
アスカ「ああそうなの。びっくりしたじゃない。・・・ひょっとしてネルフに801を流行らせたのはマヤ?」
リツコ「それは違うわアスカ。流行らせたのはマギよ。マギがこっそり作っていた同人誌をこの前の使途戦で見つけてね」
アスカ「・・・マギってそんな趣味があったの?」
レイ「初耳・・・」
リツコ「私も知らなかったわ。母さんにそんな趣味があったなんて。でもやっぱり血はあらそえないのね・・・」
マヤ「先輩・・・」
リツコ「そしていまや全ネルフ女子職員の中に801本を読んだことの無いものは存在しないといって良いわ」
レイ「カップリングはどんなものがあるんですか」
リツコ「色々よ・・・中にはアスカ男体化総受け本なんていうのもあるわ」
アスカ「げ・・・」
レイ「くすくす・・・」
リツコ「そうそう、たしかレイバージョンもあったわ」
レイ「・・・」
アスカ ニヤニヤ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:17:42.48 ID:nsbYImn20
リツコ「でカヲル×シンジかシンジ×カヲルかどっちがいいかっていう話だっけ?」
アスカ「そう!忘れかけてたわ!それよそれ!」
レイ「どっちですか」
リツコ「そうねえ・・・ねえあなた達、カップリングに大事なものは何か考えたことある?」
アスカ「う~ん、そうねえ、やっぱり相性じゃない?」
レイ「同感」
リツコ「・・・マヤ、あなたは?」
マヤ「私はキャラクターへの愛だと思っています」
アスカ・レイ「「愛?」」
リツコ「さすがマヤね。そのとおり。一番大事なのは愛よ。どちらが攻めでどちらが受けかなんて同でもいいことだわ」
リツコ「逆に言えば愛がなければ即刻やめるべきね。キャラクターがあまりにかわいそうだわ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:18:12.00 ID:nsbYImn20
アスカ「愛、か・・・」
レイ「愛・・・」
アスカ「それもそうかもね。アリガト、リツコ」
レイ「ありがとう、赤木博士」
アスカ「さ、行くわよレイ!」プシュー
レイ「待ってアスカ」バタン
リツコ「・・・気づいたかしらマヤ。あの二人名前で呼び合ってたわ」
マヤ「はい先輩。二人とも仲良くなったみたいで良かったですね」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:19:13.47 ID:nsbYImn20
アスカ「愛か・・・。考えたことも無かったわね」
レイ「・・・」
アスカ「でもキャラクターへの愛って・・・この場合シンジに対する?」
レイ「・・・」
アスカ「・・・レイ、相槌ぐらい打ってよ。寂しいじゃない」
レイ「アスカ、同人誌、作らない?」
アスカ「同人誌?・・・実はもう作っちゃったのよね。シンジ総攻めで」
レイ「そう、だめなのね。もう」
アスカ「別にだめってことは無いわよ?さっきリツコも言ってたじゃん、『愛が大事』って」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:20:00.80 ID:nsbYImn20
レイ「そうね。じゃあ、私はあなたに対抗してシンジ総受け本を作るわ」
アスカ「・・・手伝うって言っても無駄よね」
レイ「キャラクターへの愛は共有しても、妄想の内容は別物だから」
アスカ「大事なのは相手がキャラクターに愛情を持っていると理解すること。・・・そうよね?」
レイ「ええ、その通りだわ。・・・アスカ、あなたの作った本、見せてもらえない?」
アスカ「え?・・・まあいいわ。そのかわりアンタの本も見せなさいよね」
レイ「もちろん」ニコッ
アスカ ニコッ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:21:35.08 ID:nsbYImn20
翌日
レイ「碇君があんなに強気なわけ無いでしょあなたいったい何を見てきたのなんで碇君が『カヲル、貴様は俺のモノだ』なんて言っちゃってるわけ?考えられないわ
貴様ってなに?貴様っていったい何なのよ?ひょっとしてこんな事碇君が言うとでも思った?だとしたらあなたどうかしてるわ」
アスカ「アンタのこれこそなによ何でシンジが亀甲縛りさせられてろうそく背中にたらされて喘いでんのよアンタシンジを
どっかの度変体と一緒にしないでもらえる?シンジがこんなことされて喜ぶわけ無いじゃないあんたこそ頭の中に使途でもいるんじゃないの?」
シンジ「アスカと綾波いったい何を話してるんだろう?でも、」二人が仲良くなったみたいでよかったな」
カヲル「シンジ君、これが頼まれてたファーストとセカンドの百合同人だよ。しかしまさか君にこんな趣味があったとはねぇ」
シンジ「ありがとうカヲル君。わざわざ二次元でまで男を見たくないからね。で、これはどっちが攻めでどっちが受け?」
終劇
レイ「なんでもないわ」ニヤニヤ
アスカ(ニヤついてるファーストって不気味ね・・・)
アスカ「じゃ、じゃあ私はもう上がるから」
レイ「ふふふふふ・・・」ニヤニヤ
アスカ(まだニヤついてる・・・)
プシューバタン
レイ「ふぅ・・・やっぱりカヲル×シンジは至高」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:41:54.76 ID:nsbYImn20
同日夜、葛城邸内
アスカ「ねえシンジ、今日ファーストがなんか変だったんだけど心当たり無い?」
シンジ「え・・・べつにないけど・・・」
アスカ「けどなによ」
シンジ「アスカが綾波のこと気にするなんて珍しいなーて思って」
アスカ「・・・不気味だったのよ」
シンジ「えっ」
アスカ「あのファーストがずっとニヤニヤ笑ってたのよ」
シンジ「うわぁ・・・それは確かに不気味かも・・・」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:42:37.44 ID:nsbYImn20
アスカ「でしょう?ファーストがああなったのにはきっと訳があるわ。アンタなにか心当たり無い?」
シンジ「う~ん、あ、そう言えば今日学校で委員長からなにか受け取ってたみたいだけど・・・」
アスカ「ヒカリから?」
シンジ「うん。多分本だと思うけど」
アスカ「そっか。センキュシンジ!おやすみ!」バタバタ
シンジ「おやすみアスカ。・・・それにしても綾波がニヤニヤ笑うなんて考えただけで」ゾクッ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:43:39.23 ID:nsbYImn20
ピッ
アスカ「もしもしヒカリ?あのさ、ファーストのことなんだけど・・・」
アスカ「そうそう今日一日ずぅーーーーっとニヤニヤ笑ってたのよ、学校じゃそんなこと無かったのに」
アスカ「でシンジに聞いたらヒカリからなにか貰ってたっていうから・・・
アスカ「ファーストのことはほんとによく見てんのよねあいつ・・・」
アスカ「そうそう、でなにか知らない?」
アスカ「明日学校で教える?わかったわアリガトヒカリ。おやすみ」
ピッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:50:20.94 ID:nsbYImn20
翌日、第壱中学校放課後
アスカ「な、なによこれ・・・」
ヒカリ「怖がらないでアスカ」
レイ「そうよセカンド。怖がってはだめ」
アスカ「な、なんでシンジとフィフスがくんずほぐれつしてんのよ・・・」
ヒカリ「アスカ・・・」
レイ「セカンド・・・」
アスカ(で、でもこれちょっといいかも・・・)
ヒカリ「・・・アスカ?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:51:36.32 ID:nsbYImn20
アスカ(あ・・・ここすごい・・・!なにかしらこの胸を締め付けられるような感情は・・・)
レイ「・・・セカンド?」
ヒカリ「・・・綾波さん、アスカもやっぱり私達の・・・」
レイ「仲間だった、という訳ね」
アスカ(きゃあ~~~!す、すごすぎるわ!)
ヒカリ「アスカ?」
アスカ「な、なにヒカリ!」
ヒカリ「それ、貸してあげようか?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:53:02.94 ID:nsbYImn20
アスカ「え、い、いいわよ別に」
レイ「セカンド。逃げてはだめ」
アスカ「べ、べつに逃げてなんか無いわよ」
ヒカリ「アスカ、恥ずかしがることじゃないのよ」
レイ「そう。私も昨日かりたわ」
アスカ「そこまで言うんなら、か、借りてあげてもいいわよ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:53:48.32 ID:nsbYImn20
夜、葛城邸 アスカの部屋
アスカ(こ、これは・・・!)ハァハァ
シンジ「アスカー」ゴンゴン
アスカ「きゃあっ!」ビクッ
シンジ「!アスカッ!大丈夫!」ガラッ
アスカ「入るな馬鹿シンジッ!」
シンジ「え、うぁっ、ご、ごめん!」ヒュッ サッ
アスカ「何しにきたのよ馬鹿シンジ!」
シンジ「ご、ご飯だから呼びに来ただけだよ!」
アスカ「へ?ご飯?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:55:14.14 ID:nsbYImn20
シンジ「そうだよ!そしたらアスカが急に悲鳴上げるから・・・」
アスカ「あ・・・そうだったの・・・」
シンジ「そうだよ・・・。ひょっとしてごはんいらなかった?」
アスカ「違うわ!・・・シンジ、ごめんなさい」
シンジ「別にいいよ。さあ、ごはんたべよう?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:56:50.61 ID:nsbYImn20
夕食後、再びアスカの部屋
アスカ(さっきのシンジ、ちょっとかっこよかったな・・・)チラッ
同人誌『ああんっ!カヲル君もっともっと突いて!』
アスカ(こんなの・・・こんなのシンジじゃないっ!)バッ
アスカ(シンジは、私のシンジは・・・!)カキカキ
アスカ(フィフスなんかにやられたりなんかしない・・・!)カキカキ
アスカ(フィフスなんか返り討ちにしてやる・・・!)
アスカ(いえ、フィフスだけじゃないわ・・・!シンジが受けに回るなんてあるはずがない・・・!)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 12:58:18.07 ID:nsbYImn20
アスカ(そうよ!シンジは無敵のスーパーシンジ様なんだからっ!)
アスカ「ふふふふふふふふふ・・・」
同時刻、リビング
シンジ「ミサトさん、アスカの部屋から不気味な笑い声が聞こえるんですけど・・・」
ミサト「まあアスカも微妙なお年頃だし、しかたないんじゃない?」
シンジ「微妙なお年頃って・・・」
ミサト「はしかみたいなモンよ。すぐに直るわ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:01:07.31 ID:nsbYImn20
シンジの部屋
シンジ「大丈夫かなあ、アスカ。お風呂にも入らないなんてどうしたんだろう」
シンジ「結局綾波がなんでニヤニヤ笑っていたのかも解らないし・・・」
シンジ「明日委員長に聞いてみるか」
アスカの部屋『ふふふふふふっふっふ・・・』
シンジ「不気味だ・・・」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:02:12.34 ID:nsbYImn20
翌日、朝 通学路にて
アスカ「ああっもう!遅れちゃうじゃない!」バタバタ
シンジ「ごめんアスカ。僕が寝坊したから・・・」バタバタ
アスカ「あやまっちゃだめ!」
シンジ「えっ?」
アスカ「無敵のスーパーシンジはあやまっちゃだめなの!」
シンジ「む、無敵のスーパーシンジって・・・」
アスカ(はっ!しまった!私としたことが!)
アスカ「な、なんでもないわよ!」
シンジ「ならいいけど・・・あ、カヲル君だ!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:03:13.64 ID:nsbYImn20
カヲル「おや、シンジ君。どうしたんだい、そんなに慌てて」
シンジ「もうすこしで遅刻しそうなんだよ!カヲル君も走らないと!」
カヲル「ありがとうシンジ君。気にかけてくれて。でも僕はいいんだ。出席と欠席は僕にとって等価だからね」
シンジ「なにを言っているのか解らないよカヲル君!」
カヲル「僕は後から行くってことさ・・・」
アスカ「シンジ!そんな奴ほっといて早く行きましょっ!」グイッ
シンジ「うん!じゃあね!カヲル君!」
アスカ(あいつはやっぱりスーパー化したシンジの足をなめる係りね)
アスカ「ふふふふふふふふふ・・・」
シンジ(うわ・・・またあの笑いだ・・・)
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:05:04.63 ID:nsbYImn20
ネルフ、パイロット待機室
レイ「碇君総攻め?」
アスカ「そうよ!フィフスなんかにやられるなんて冗談じゃないわ!」
レイ「それはないわ」
アスカ「何でよ!」
レイ「まずあなたはよく碇君を見るべき彼はどこからどう見ても受けじゃないあのオドオドした態度や犬みたいな目
アレを見て彼が総攻めなんていえるのかしら?しかもフィフスが受け?ありえないわそんなの彼はどこからどう見ても攻めじゃない彼が碇君の足
をなめるなんてありえないわ逆ならありえるでしょうけどフィフスは鬼畜タイプよそんな彼が足をなめるなんて無い」
アスカ「あんたそんなにシンジを受けに回したいわけ?シンジが受けな訳ないじゃないアンタあいつがどれだけすごい
奴か知ってていってんの?あいつああ見えて切れると凄いんだからフィフスなんかせいぜい誘い受けがいいとこじゃない
どう見てもシンジが攻めだわシンジの足を舐めているのがお似合いよそれに鬼畜だったら普段おとなしそうな奴がなるのが一番じゃない」
レイ「言いたいことはそれだけかしら?」
アスカ「そっちこそそれだけ?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:05:57.33 ID:nsbYImn20
アスカ「このままじゃ埒が明かないわ。誰か第三者に判定してもらいましょ」
レイ「それなら私に心当たりがある」
アスカ「・・・ヒカリじゃだめなの?」
レイ「だめ。彼女は鈴原×相田萌えだから」
アスカ「そう。で、アンタの心当たりってのは?」
レイ「・・・実は今ネルフ内では801が大流行中なの」
アスカ「・・・私ぜんぜん知らなかったんだけど」
レイ「私もある人から聞いただけだから詳しくは知らない」
アスカ「そっか、じゃあそのある人に会いにいきましょうか」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:10:36.38 ID:nsbYImn20
アスカ「・・・で、何でここに来る訳?」
赤木リツコの研究室
アスカ「まあなんとなく予想できてたけど・・・」
レイ「そう?ならいいじゃない」プシュー
リツコ「あらレイにアスカじゃない。どうしたの?」
マヤ「わあ、珍しいですね二人でいるなんて」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:11:59.42 ID:nsbYImn20
アスカ「ちょっとレイ、なんでマヤがいんのよ」ヒソヒソ
レイ「問題ないわ、アスカ」ヒソヒソ
リツコ「二人で何を話しているの?」
アスカ「えっとあのリツコに相談があるんだけど・・・」
レイ「カヲル×シンジかシンジ×カヲルかどっちだと思いますか」
アスカ「アンタバカッ!マヤがいるのに・・・!」
レイ「問題ないわ」
マヤ「そうよアスカ。私も仲間なの。といっても私はマコト×シゲル萌えだけどね」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:12:56.85 ID:nsbYImn20
アスカ「ああそうなの。びっくりしたじゃない。・・・ひょっとしてネルフに801を流行らせたのはマヤ?」
リツコ「それは違うわアスカ。流行らせたのはマギよ。マギがこっそり作っていた同人誌をこの前の使途戦で見つけてね」
アスカ「・・・マギってそんな趣味があったの?」
レイ「初耳・・・」
リツコ「私も知らなかったわ。母さんにそんな趣味があったなんて。でもやっぱり血はあらそえないのね・・・」
マヤ「先輩・・・」
リツコ「そしていまや全ネルフ女子職員の中に801本を読んだことの無いものは存在しないといって良いわ」
レイ「カップリングはどんなものがあるんですか」
リツコ「色々よ・・・中にはアスカ男体化総受け本なんていうのもあるわ」
アスカ「げ・・・」
レイ「くすくす・・・」
リツコ「そうそう、たしかレイバージョンもあったわ」
レイ「・・・」
アスカ ニヤニヤ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:17:42.48 ID:nsbYImn20
リツコ「でカヲル×シンジかシンジ×カヲルかどっちがいいかっていう話だっけ?」
アスカ「そう!忘れかけてたわ!それよそれ!」
レイ「どっちですか」
リツコ「そうねえ・・・ねえあなた達、カップリングに大事なものは何か考えたことある?」
アスカ「う~ん、そうねえ、やっぱり相性じゃない?」
レイ「同感」
リツコ「・・・マヤ、あなたは?」
マヤ「私はキャラクターへの愛だと思っています」
アスカ・レイ「「愛?」」
リツコ「さすがマヤね。そのとおり。一番大事なのは愛よ。どちらが攻めでどちらが受けかなんて同でもいいことだわ」
リツコ「逆に言えば愛がなければ即刻やめるべきね。キャラクターがあまりにかわいそうだわ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:18:12.00 ID:nsbYImn20
アスカ「愛、か・・・」
レイ「愛・・・」
アスカ「それもそうかもね。アリガト、リツコ」
レイ「ありがとう、赤木博士」
アスカ「さ、行くわよレイ!」プシュー
レイ「待ってアスカ」バタン
リツコ「・・・気づいたかしらマヤ。あの二人名前で呼び合ってたわ」
マヤ「はい先輩。二人とも仲良くなったみたいで良かったですね」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:19:13.47 ID:nsbYImn20
アスカ「愛か・・・。考えたことも無かったわね」
レイ「・・・」
アスカ「でもキャラクターへの愛って・・・この場合シンジに対する?」
レイ「・・・」
アスカ「・・・レイ、相槌ぐらい打ってよ。寂しいじゃない」
レイ「アスカ、同人誌、作らない?」
アスカ「同人誌?・・・実はもう作っちゃったのよね。シンジ総攻めで」
レイ「そう、だめなのね。もう」
アスカ「別にだめってことは無いわよ?さっきリツコも言ってたじゃん、『愛が大事』って」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:20:00.80 ID:nsbYImn20
レイ「そうね。じゃあ、私はあなたに対抗してシンジ総受け本を作るわ」
アスカ「・・・手伝うって言っても無駄よね」
レイ「キャラクターへの愛は共有しても、妄想の内容は別物だから」
アスカ「大事なのは相手がキャラクターに愛情を持っていると理解すること。・・・そうよね?」
レイ「ええ、その通りだわ。・・・アスカ、あなたの作った本、見せてもらえない?」
アスカ「え?・・・まあいいわ。そのかわりアンタの本も見せなさいよね」
レイ「もちろん」ニコッ
アスカ ニコッ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 13:21:35.08 ID:nsbYImn20
翌日
レイ「碇君があんなに強気なわけ無いでしょあなたいったい何を見てきたのなんで碇君が『カヲル、貴様は俺のモノだ』なんて言っちゃってるわけ?考えられないわ
貴様ってなに?貴様っていったい何なのよ?ひょっとしてこんな事碇君が言うとでも思った?だとしたらあなたどうかしてるわ」
アスカ「アンタのこれこそなによ何でシンジが亀甲縛りさせられてろうそく背中にたらされて喘いでんのよアンタシンジを
どっかの度変体と一緒にしないでもらえる?シンジがこんなことされて喜ぶわけ無いじゃないあんたこそ頭の中に使途でもいるんじゃないの?」
シンジ「アスカと綾波いったい何を話してるんだろう?でも、」二人が仲良くなったみたいでよかったな」
カヲル「シンジ君、これが頼まれてたファーストとセカンドの百合同人だよ。しかしまさか君にこんな趣味があったとはねぇ」
シンジ「ありがとうカヲル君。わざわざ二次元でまで男を見たくないからね。で、これはどっちが攻めでどっちが受け?」
終劇
<<唯「え?私は一人っ子だよ??」 | ホーム | とある街角の窒素装甲>>
コメント
No title
みんな腐ってやがる・・・。
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |