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上条「ここが楽園都市かー」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 19:46:40.77 ID:CaYgYNDbO
立ったら書く

未完

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 19:53:43.91 ID:CaYgYNDbO
俺、上条当麻は今年からここ「楽園都市」の高校に通うことになった
親元を離れる不安と同時に、新生活への期待も募る
上条「引っ越しも済んだし、近所を探索しようかなー」

俺はスニーカーを履くと、意気揚々と出掛けた

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:13:19.35 ID:CaYgYNDbO
上条「やっぱり都市って言うだけあるなー」
俺の住んでたところも田舎って程じゃないが、楽園都市に比べると遥かに遅れている
上条「お掃除ロボなんか初めてみたぜ」
上条「…ん?」

お掃除ロボが何やら集まっている
どうやら大きすぎて吸い込めないらしい

上条「…仕方ないなぁ」
見て見ぬ振りの出来ない律儀な性格
俺の生来の長所であり短所であった

上条「まさか動物の死骸じゃないだろうな…」
上条「って、シスターさん…?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:18:05.12 ID:CaYgYNDbO
上条「お、おい!しっかり!」
小柄なシスターさんを抱き上げる
上条「息は…あるな」
ひとまずは安心だが、経緯がわからない以上油断出来ない
上条「救急車か…」
「た…た…」
上条「!どうしました!」

『助けて』、そう言われると思っていた俺は

「た…たべ…もの……ちょうだい」

上条「は、はぁ」
拍子抜けしてしまった

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:30:39.62 ID:CaYgYNDbO
「助けてくれてありがとうなんだよ!」パクパク
上条「はは…どういたしまして」
さっきまでかろうじて息をしていたような状態だったシスターさんは、マクドナルドに連れて行くやい包装紙ごと食べる勢いで食事を始めた
俺はというとさっきから包装紙を開ける役割に回っていた

「ふー、とりあえず晩御飯までは保つかな」
上条「いやいやいや!チーズバーガー8コ、テリヤキ6コ、ビッグマック11コ、チキンフィレオ8コ、ポテトL10コ、それにナゲットとドリンクを6つずつ平らげて晩飯までしか保たないのかよ!」
「おやつはいらない感じかも」
上条「普通明日の朝食にも響くわっ」
「成長期だからね」
フフン、と胸を張るシスターさん
楽園都市の子供はこんなに食うのだろうか…

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:41:13.19 ID:CaYgYNDbO
上条「じゃ、じゃあ元気になったみたいだし、俺はこれで…」
「待って!」
上条「はいっ」ビクッ
まさか飲み食いした代金を出してくれとか言わないだろうな…
「あなたの名前、まだ聞いてなかったんだよ」
上条「いや、名乗る程の者じゃあ…」
「ううん、行き倒れてた私に無償の親切をしてくれたんだもん。恩人の名前を聞かない訳にはいかないよ」
上条「(今無償とか言った!?気のせいだよな!)」
上条「上条…上条当麻だ」
禁書「私の名前はインデックスだよ。今日はありがとう、とーま」
上条「はは…どういたしまして」
禁書「またいつか会えるといいね」
上条「…そうだな」
インデックスの笑顔は無垢ですごく輝いてた
俺もいつの間にか笑っていた
本当にまた…会えたらいいな



ちなみにワリカンだった

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:55:11.47 ID:CaYgYNDbO
夕方
俺は近所で見つけたスーパーで買い物をしていた
一人暮らしをさせてもらっている身としては、せめて節約orバイトをしないと申し訳ない
上条「へー、このスーパー結構安いなぁ」「そうでしょう。さらにタイムセール時には半額、閉店間際には八割引きにもなるのです」
上条「そりゃすげぇ!一人暮らしには助かるなぁ!」
「ふふ…嬉しそうですね」
上条「あ…すみません、一人で盛り上がっt」

隣でアドバイスしてくれてた人を見た
そこにはスタイル抜群のお姉さんが俺に微笑みかけてた

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 21:08:00.72 ID:CaYgYNDbO
「どうかしましたか?」
上条「い、いえ…お恥ずかしいところを」
「恥ずかしくなんてありませんよ。それだけ真面目に自炊の事を考えているんです。立派ですよ」
上条「あ、はは…」
美人さんに優しい笑みを向けられ、俺は照れ笑いする他なかった

イマカラータマゴヒトパック10コイリガナントー
「!タイムセールが…では、私はこれで」
上条「あ、あの!」
「なんでしょう?」
上条「俺、上条当麻です。貴女は」
神裂「神裂火織です、また機会があれば」
そう言うと神裂さんは人集りに消えていった
…タイムセールの楽しみが増えたな

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 21:18:33.81 ID:CaYgYNDbO
上条「そういえば持ち合わせがなかったんだ…」
俺はスーパーを手ぶらで後にし、一路ATMのあるコンビニを目指していた
上条「UFJだけ使えないとか勘弁してくれよ…」ウィン

『イラッシャイマセ』
上条「キャッシュ機能…と」ピッ
「くっ…くくっ」
上条「1万円…と」ピッピッピッ
「ぷっ…ククク」
上条「領収書不要…と」ピッ
「クククッ…ゼェゼェ」
『オテツヅキヲシテオリマス』
上条「(さっきから何読んで笑ってんだ?)」
上条「(ふぁ…ファミ通町内会だと…? こいつ、できるッ)」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 21:26:28.90 ID:CaYgYNDbO
現金を取り出し、俺はコンビニを後にしようとした
その時だった
「ぷふっ!アハハハハ!駄目!町レポ最高!」
立ち読みしていた女子が思い切り笑い出した
上条「(…っくそ!読まざるを得ないじゃないか!)」
俺は出口を向いていた足を反転させ、雑誌コーナーに向かった…


10分後
「追い出されちゃったね」
上条「あんだけ爆笑したら当たり前だよな」

21 名前:帰宅PC[] 投稿日:2010/03/02(火) 21:41:46.60 ID:jLj4urUaP
「そ、それよりさ、あれ虚無僧のやつ・・・」
上条「ああ、集団下校とか・・・ブフッ」
「ククク・・・おなかが・・・ヒィヒィ」
上条「それと、あの島流し・・・ククッ」
「プフッ・・・あれはないよね・・・クク」
上条「ゼェゼェ・・・お前、先週の読んだか?」
「あー!あの4コマでしょ!あれ最高だった」
上条「お前もそう思うか!・・・


「アンタとは気が合いそうね」ガシッ
上条「ああ、こんなに話し込んだの初めてだ」ガシッ
美琴「美琴よ、御坂美琴」
上条「上条当麻だ。今日は楽しかったぜ」
美琴「じゃあね、またどこかで」
上条「おう!」

いやー、あんなマニアックな話できるやついないからなー
なんだかもっと仲良くなれる気がするな

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 22:01:51.81 ID:jLj4urUaP
美琴と別れて再びスーパーに来た俺
タイムセールはとっくに終了し、スーパーは平穏を取り戻していた
上条「タイムセールも安いらしいけど、大型量販店に比べたら既に十分安いんだよなあ」
「そうですよね!」
突然自分の隣で品定めをしていた少女がガッツポーズを取った
「通常時でも十分安いんです!・・・だからタイムセールに乗り遅れたことなんか気にしちゃいけないんです・・・」
今度は力なくワゴンに手をつく少女
どうやらこの娘も乗り遅れたクチらしい
「はあ・・・」
半額を逃したのが相当堪えているらく、ため息をついてばかりで顔を上げない
上条「・・・」

上条「さーて、たまには豪勢に焼肉でもしようかなー」
「・・・」
上条「安く商品を売ってくれるのは嬉しいけど、このご時勢だ。時々還元してあげないとー」
「・・・」
上条「お、魚なんか捌いたばっかりだってよ。こういうのが嬉しいよねー」
「・・・クス」
上条「それからー、えーと」
「ふふ、そうですね。私、大事なことを忘れてました」
上条「・・・」
「ここのスーパーは品質もいいんです。私、目先の問題に囚われていました」
上条「・・・少しは気が紛れたかな」
「ええ、ありがとうございます。お陰様で立ち直れました」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 22:14:10.97 ID:jLj4urUaP
上条「へえ・・・五和さんも自炊を?」
五和「五和でいいですよ。一人暮らしなもので、できるだけ節約したいんです」
上条「へー、偉いなぁ」
五和「上条さんも自炊しているんですよね?おあいこですよ」
上条「いやあ、男料理だからなあ。五和は料理得意そうだし」
五和「えへへ、料理にはちょっと自信あるんですよ」
上条「スーパーいたときなんか割安の商品からレシピ考えてたもんな」
五和「貧乏くさくないですか・・・?」
上条「全然。なかなかできないことだって」
五和「・・・えへへ」

五和「あ、私寄るところがあるんでした」
上条「そっか。じゃあ、ここで」
五和「上条さん、ありがとうございました」
上条「こちらこそ、新鮮な野菜の選び方教えてくれて助かったよ」
五和「またどこかで・・・!」
上条「ああ・・・!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 22:31:43.81 ID:jLj4urUaP
買い物袋を手に寮へと戻る
落ち込んでいる五和を元気付ける為とはいえ、わざとらしく陽気に振舞うのはちょっと恥ずかしかったなあ
五和ちょっと・・・いやかなり可愛かったし

上条「えーと、カギカギ・・・」
ガチャ・・・カンカンカン
上条「あった」ガチャ
「・・・こんにちわ」
上条「あ、こんにちわ」
「貴方。今日引っ越してきた寮生?」
上条「ああ、君も?」
姫神「そう。私は昨日入寮した。姫神秋沙」
上条「同学年か・・・上条当麻、よろしく」
姫神「私は一つ上の階。301号室に住んでる」
上条「俺はここ、203だ。他の寮生にはもう会ったか?」
姫神「そこそこ。まだ春休みだから疎らにしかいないみたい」
上条「そっか」

姫神とはそんなやりとりをした
初対面なのに話をしていて緊張するってことがなかった
上条「あれが癒し系ってやつなのかな」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 22:48:20.44 ID:jLj4urUaP
上条「ただいまっと」
姫神と別れ、自室に戻ってきた
昼過ぎから夕方までで随分新しい出会いがあった
上条「インデックスに、神裂さん、美琴に五和、それに姫神」
行く先々で女の子と知り合う数奇な一日だったなぁ
上条「姫神は同じ寮生だからいいとして、その他で女の子と知り合う機会なんてそうそう・・・」
「ねーひょうかー!夕日がきれいだよー!」

何気なく眺めていたベランダに突如インデックスが現れた
上条「・・・はあ?」
ここは俺の部屋・・・だよな
一旦部屋を出て部屋カギの番号と表札を見比べる
うん、どちらも203だ

気を取り直して部屋に入ると
禁書「あ!とーまだ!」
インデックスがガラス越しに手を振っていた

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 22:49:33.66 ID:jLj4urUaP
ちょっと休憩

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 23:21:06.42 ID:jLj4urUaP
禁書「とーまも寮生だったんだね!しかも隣の部屋だなんてよっぽど強い縁があるんだよ!」
上条「そーだな、そーかもな」
俺の部屋にはインデックスとその友達「風斬氷華」が来訪していた
どうやらインデックスは俺と同じ学校、同じ学年らしい
ごめんインデックス。俺お前のことよくて中学生くらいに思ってた・・・

風斬「あのー」
上条「ん?」
風斬「ご迷惑じゃないではありませんか・・・?」
不安に揺れる風斬の瞳はインデックスの爛々と輝くそれとは正反対だった
風斬は少し引っ込み思案みたいだな。インデックスと足して2で割れば丁度よくなるんじゃないだろうか
上条「全然そんなことないって。そうだ、この際懇親会をやるのもいいかなー、なんて」

これだ、いつもこの軽口で失敗するんだ

禁書「いいなー!パーティいいなー!」
上条「ギクッ」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 23:28:24.00 ID:jLj4urUaP
風斬「ご迷惑じゃないではありませんか・・・?」

風斬「ご迷惑ではありませんか・・・?」

でお願いします


禁書「ねー!ひょーかもやりたいよね!」
風斬「で、でも上条さんの迷惑に・・・」
禁書「だいじょーぶなんだよ!とーまが提案したことなんだもん!」
風斬「で、でも・・・」
俺のことを気遣う風斬。どうやら空気を読むスキルを持ち合わせているらしい

上条「風斬、よかったら手伝ってくれないか?」
風斬「・・・はい」
ようやく笑みを見せてくれた風斬
風斬を引っ込み思案にさせているのは俺を含め、周囲の人間なのかもしれないな

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 23:36:38.92 ID:jLj4urUaP
上条「じゃあ俺と風斬で買出しに行ってくるわ」
禁書「じゃあ私はあいさ呼んで来るね」
上条「姫神と会ったのか?」
禁書「うん、私が越してきたのは昨日だからね」
上条「そっか、あんまり無理に誘うなよー」


上条「・・・」
風斬「・・・」
二人黙ってスーパーへ向かう
・・・気まずい
上条「なあ」風斬「あの」

上条「あ・・・」風斬「あ・・・」

インデックス・・・助けてくれ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/02(火) 23:55:58.44 ID:jLj4urUaP
上条「風斬からどうぞ・・・」
風斬「・・・」
しまった、逆に気をつかわせてしまったかな

風斬「先ほどは・・・ありがとうございました」
上条「・・・?」
俺、何か礼を言われるようなことしたっけか?
風斬「上条さんがパーティしようっていってくれたから・・・インデックスちゃん、よろこんでました」
上条「ああ・・・」

その時の風斬の表情はとても穏やかで、慈愛に満ちた柔らかい表情だった
上条「俺がやりたかったことだ。礼はいらねーよ」
風斬「ふふ・・・でも、ありがとうございます」
上条「それに・・・」
風斬「?」
上条「俺は風斬にも楽しんで欲しいな」
風斬「!」
風斬「・・・それなら大丈夫ですよ」

風斬「本当は、私からもお願いしたかったんです」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 00:02:59.32 ID:jLj4urUaP
二人で買い物してちょっぴり距離の縮まった俺たち
まだまだ引っ込み思案な風斬だけど、さっきみたいにいろんな表情を見せてくれるといいな

とか思ってるうちに自室に帰ってきた
上条「ただいまー」
風斬「おじゃまします」
上条「あれ?インデックスー?」

シーン

風斬「いないみたいですね」
上条「姫神んところか? あれ、書置き?」

『談話室で待ってるんだよ!』

上条「どうやら談話室にいるらしいな・・・」
風斬「みたいですね」

50 名前:フラグ立てれそうなあたりでとりあえず・・・[] 投稿日:2010/03/03(水) 00:27:18.66 ID:He0O+ok3P
上条「談話室・・・ここか」
上条「インデックス、いるか?」ガチャ

神裂「おや、貴方は」
五和「あ!あの時の」
美琴「また会ったわね」
ツインテールの女子「お姉さまのおっしゃってた面白い殿方とは、あの方ですの?」
黒髪ロングの女子「あれ?ここって女子寮じゃないの?」
花を頭に乗せた女子「私達中等部は女子と男子がありますけど、高等部はないみたいです」
美琴に良く似た女子「高校生になるとアルバイトで生活費を稼ぎ、アパートを借りる生徒も
少なくないので男女共用になったといわれています、とミサカは長々と辻褄あわせをします」
小萌「まあ共用といっても私達教師も住んでいるのでー」
黄泉川「そう簡単にニャンニャンさせないじゃん」

上条「ど、どうなっているんだ・・・?」
禁書「あ!とーま!」
姫神「おそかった」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 00:32:52.14 ID:He0O+ok3P
>>54
単純にミスりました・・・

よく考えたら明日夜間作業で明け方まで帰ってこないんだった死にたい

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 01:06:07.01 ID:He0O+ok3P
上条さん達が買い物に行った後

禁書「あいさー、あいさー」ガンガンガン
神裂「・・・騒がしいですよ、インデックス」
禁書「あ、かおり。あいさしらない?」
神裂「姫神秋沙なら寮職員室に行きましたが・・・何か急ぎの用ですか?」
禁書「あのね、親睦会をするから呼びに行くんだよ」
神裂「親睦会ですか、いい案ですね」
禁書「かおりも来ると嬉しいな」
神裂「勿論参加させてもらいます。そうだ、どうせなら今寮に居る生徒みんなを集めましょう」
禁書「わー!それすごくいいかも!」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 01:14:19.28 ID:He0O+ok3P
寮職員室

禁書「あいさー」ガチャ
すごく小柄な女性「あら、シスターちゃん。どうしたの?」
禁書「こもえー、あいさいる?」
姫神「いる」
禁書「懇親会やるんだけど、参加する?」
姫神「する」
小萌「懇親会ですか?」
禁書「うん。とーま達とやろうって決めて、かおり達も参加するって」
黄泉川「へー、楽しそうじゃん」
小萌「生徒と生徒の触れ合い、いいじゃないですか」
禁書「こもえたちも来るといいんだよ」
黄泉川「じゃあ遠慮しないじゃん」

65 名前:また黄泉川先生を・・・[] 投稿日:2010/03/03(水) 01:23:04.99 ID:He0O+ok3P
小萌先生が車で買出しに行った帰り

美琴「あ、小萌先生」
小萌「美琴ちゃん、こんにちわ」
美琴「どうしたんですか?そんなに大量の買い物袋」
小萌「新しく入寮した生徒さんの懇親会の買出しです」
美琴「一人じゃ大変ですよね、手伝いますよ」
小萌「ありがとうなのです。先生とっても嬉しいですよ」
美琴「その代わり、懇親会私達も参加していいですか?」
小萌「いいのですよ。大歓迎です」
美琴「ありがとうございます。いやー、寮に人がいなくてちょっと退屈だったんですよ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 01:42:20.40 ID:He0O+ok3P
上条「そうして雪だるま式に増えてったって訳か」
禁書「・・・駄目だった?」
上条「・・・いーや、にぎやかな方がパーティは楽しいもんだぜ」
禁書「とーま!」

一瞬しょぼんとしたのが次の瞬間にはヒマワリみたいに笑っていた
ころころ変わる表情にこちらも笑みが零れる

美琴「はいはい、ちんかもはその辺にして、自己紹介してない人がいるでしょ」
上条「あ、そうか」

黒子「白井黒子ですの。学校では風紀委員をしていますの。以後お見知りおきを」
上条「(変わった口調だな。いいところのお嬢様なのかな)」
初春「初春飾利です。白井さんと同じく風紀委員をしています。よろしくお願いします」
上条「(すごい髪飾りだな。小柄だけどあれならどこに居ても見つけられそうだ)」
佐天「佐天涙子でーす。初春と同級生でーす。よろしくおねがいします」
上条「(美琴やインデックスとは違った明るさを持った娘だな)」
ミサカ「ミサカは美琴お姉さまの妹です、・・・とミサカは簡潔に自己紹介を終えます」
上条「(外見はすごく似ているけど、口調とか雰囲気とかは全然違うな)」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 01:56:29.89 ID:He0O+ok3P
小萌「そして寮の監督官をしている月詠小萌と」
黄泉川「黄泉川愛穂じゃん。よろしくするじゃん」
小萌「私達はそれぞれ101、102号室で生活しています。何かあればそちらに来てください」
黄泉川「それ以外は寮職員室にもいるじゃん」

禁書「最後はとーまの番だよ」
上条「ああ」

上条「上条当麻です。今日楽園都市に引っ越してきました。新しい環境で苦労すろこともあると思います。
でも、それ以上の喜びが必ず訪れるでしょう。だって、引越し初日から新しい仲間達とこういう会を開けたんだから・・・」


上条「みんな、これからよろしくお願いします」


序章 完

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/03(水) 02:16:12.96 ID:He0O+ok3P
というわけで導入部まで書けましたが先ほど言ったとおり4日の明け方まで続き書けません
残っていれば続き必ず書きますが、無理っすよね
引き継いでくれる方いれば幸いです

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