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唯「あずにゃんギターうまいねー」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:15:42.02 ID:8CtbVX/W0 [1/39]
唯「特にこの弦なんてパリパリしてて最高だよ」モグモグ

梓「あっ私のむったんが!!!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:18:14.01 ID:8CtbVX/W0 [2/39]
梓「吐き出せよ!!吐き出せよ!!」ドカドカッ

唯「お腹を重点的に殴るのはやめて!!」

ジャラーン

梓「!?」

唯「えっ」

梓「も、もしかして」ドカッ

唯「うっ」

ジャラーン

梓「やっぱりそうだ」

梓「唯先輩を殴るとギターの音色がする!!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:21:14.33 ID:8CtbVX/W0
梓「こうなったら唯先輩ごと演奏してやるです!!」

唯「やめて!!!!」

ボカッ

唯「うっ」

ボカボカドカッ

ジャランジャランシ゛ャラーン

梓「楽しい!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:24:33.33 ID:8CtbVX/W0
唯「うええーんうええーん」

紬「まあ、素敵な音色」

梓「ムギ先輩、いらしたんですか」

紬「私も演奏してみたい!」ドキドキ

梓「いいですよ」

唯「えっ、ムギちゃん嘘だよね…」フルフル

紬「そーれっ♪」

ドカッ

唯「ぎゃ」

ジャラー…

紬「あれ…」シュン

梓「もうちょっと力を入れたほうがいい音が鳴りますよ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:27:07.56 ID:8CtbVX/W0
梓「貸してください」

紬「はい」

唯「きゅ~…」クルクル

梓「位置的にはそうですね」

梓「胃より下を意識するといいかも」

唯「あっ、そこは子宮だよ」

唯「そこで演奏したら赤ちゃんが出来なくなっちゃう!!」

唯「やめて!!!!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:29:03.13 ID:8CtbVX/W0
梓「大丈夫です、唯先輩」

梓「唯先輩はお腹を痛めて、音楽と言う概念を産み出すんです」

梓「いうなれば、それは演奏する私と唯先輩の子供みたいなもの」

梓「それでよしとしませんか?」

紬「きましたわー!!」

唯「あずにゃん…」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:31:07.01 ID:8CtbVX/W0
唯「いいわけないでしょ!!」バッ

梓「あっ!」

紬「ゆったんが逃げるわ!!」

唯「かってに名前つけないで!」

梓「唯先輩、待ってくださいー、殴らせてー」

唯「そりゃ逃げるよ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:34:03.41 ID:8CtbVX/W0
梓「ああ…私の楽器が逃げた、もうおしまいだ…」

紬「しっ、しずかに!」

梓「えっ?」


ジャラーン…ジャラーン…ジャラーン…

梓「ハッ、唯先輩が走るたびにギターの音色が」

紬「これを追いかければ、ゆったんを捕まえることが出来るわ」

梓「さすがムギ先輩」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:36:09.84 ID:8CtbVX/W0
唯「はやく、うんうんをしてあずにゃんのギターをお腹から出さないとやばい!」

唯「殴られるのは痛いから嫌だもんね」


澪「うえーんうえーん」

唯「おや、澪ちゃんが泣いているよ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:40:52.34 ID:8CtbVX/W0
唯「どうしたの、澪ちゃん」

澪「ううぅぅ…澪のね、大事なオルゴールがこわれちゃったの…」グスッ

澪「お気に入りの音楽だったのに…うえーん…」

唯(澪ちゃんかわいそう…)

唯「そうだ!」

ボカッ

唯「うっ」

ジャラーン

澪「え…」

唯「私はお腹から音楽を生み出すことが出来るんだよ」

唯「澪ちゃんの大好きな曲を演奏してあげるよ」

澪「わっほんとう?」パアァァッ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:43:39.50 ID:8CtbVX/W0
澪「じゃあねじゃあね、三波春夫の東京音頭が聞きたいな!!」

唯「わかんないからCagayake!GIRLSを演奏するね」

自らのお腹を殴る唯

ボカッボカッ

唯「ぐ…」

ジャジャジャジャ♪

澪「わあー」キャッキャッ

唯(えへへ澪ちゃんすごく笑ってる…)

唯(演奏してよかったあー)ズキズキ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:45:34.02 ID:8CtbVX/W0
澪「唯ちゃんありがとおー」キャッキャッ

唯「いいってことですよ…」ズキズキ

唯「それじゃ、私は急いでるから澪ちゃんまたねー」

澪「うん、唯ちゃんまたねー!」


唯「さすがに無理しすぎたかなあ…」ズキズキ

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:48:44.91 ID:8CtbVX/W0
律「やべーぜやべーぜ」アタフタ


唯「あれれ、りっちゃんが焦っているよ」

律「やべーぜ」

唯「どうしたのりっちゃん」

律「おう、唯か」

律「私の誕生日なのに誰も祝ってくれなくてやべーぜ」

唯(りっちゃんかわいそう…)

唯「そうだ!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:50:45.54 ID:8CtbVX/W0
ジャラーン♪

律「おっ?」

唯「バッビバスデートゥ゛ーユ゛ー」ドカドカッ

ジャラランジャララーン


お腹をたたきながら、うなるような声でバースデーソングを歌ってあげる唯ちゃん

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:52:06.92 ID:8CtbVX/W0
律「ゆ、ゆい…」フルフル

唯「えへへ」

律「あはははは、なんだそれ、自分のお腹叩いてるし」ゲラゲラ

唯「」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 04:54:43.05 ID:8CtbVX/W0
律「あははははマヌケだー、マヌケだーww」

律「自分のお腹たたきながら、必死に私のバースデーソング歌ってくれてるしww」

律「あはははww」ジワァ

律「うれしーしww本当にうれしーしww」ぽろぽろ

律「あははははーあははははーww」ぽろぽろ

唯(りっちゃん、本当にお誕生日おめでとうね)ニッコリ


唯(ぐっ…だけど私のお腹も限界かも…)ズキズキ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:00:41.50 ID:8CtbVX/W0
唯「ううう、私のお腹は青あざだらけ…」ズキズキ

唯「こんなの憂に見られちゃったら心配されちゃうね…」ヨタヨタ


モクモク

唯「おや、なんだか煙たいなあ…」

ボボーッ!

唯「なんだろう騒がしい」



ピンポンパンポーン

唯「あっ、校内放送だ」


和「大変です」

和「調理実習室でドジッ娘がレンジを爆発させて火事になりました」

和「逃げないとやばいわよ」

和「それじゃ私、生徒会行くね」


唯「逃げなきゃ!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:03:40.17 ID:8CtbVX/W0
バチバチバチッ

唯「ごほっごほっ」ヨタヨタ

唯「はやく逃げなきゃ…」

唯「も…もうすぐ出口…」




タスケテー

唯「!」

唯「こっちから声がするよ!?」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:08:38.83 ID:8CtbVX/W0
唯「この教室からだ」

ガララッ

唯「誰かいるんですかー?」

ココダヨー

唯「あっ!」

そこには崩れた柱にはさまれて脱出できなくなった鈴木純の姿

純「あっ唯先輩!」ゴッゴホッ

唯「純ちゃん大丈夫!?」

純「わ、私だけ逃げ送れちゃって…」

唯「いますぐ助けるよ!」ぐぬぬっ

しかし柱はびくともしません

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:13:42.25 ID:8CtbVX/W0
唯(うぅぅぅ…ただでさえか弱い私が、お腹が痛くてさらに力が出ない…)ガクッ

純「やっいやだ…し、死にたくない…死にたくないよおおー」

純「まだセックスもしたことない!」

純「というか、セックスって卑猥な単語を口にしたことすらあまりない!」

純「今際の際だし言っとこう」

純「セックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックス!!」

唯「うぅぅ…」ズキズキ

唯は薄れ行く意識の中でこう思った

唯(私、こんな変な子と一緒に死ぬのかなあ…)

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:19:18.50 ID:8CtbVX/W0
唯「そうだ!」

純「セックス!?(どうしました!?)」

唯「純ちゃん、私のお腹を叩いて」

純「セックス!(そんなことをしたら、唯先輩が!)」

唯「いいから!」

唯「きっとギターの音色に気がついて、誰かが助けてくれるから…」


唯のお腹のギターは唯の内臓をアンプ代わりにして音を増幅させることが出来る
そうすれば、大声を出すよりはるかに回りに音を響かせることが出来るのだ
唯の命を犠牲に…

純「セックス!(セックス!)」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:22:36.08 ID:8CtbVX/W0
純「それじゃ失礼します!」

ドカッ

唯「うッ・・・」

ジャラララアーーーン♪



唯(えへへ…)

唯(大好きな音楽を奏でながら死ねたら…)

唯(私は本望だよ)ニコニコ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:25:25.05 ID:8CtbVX/W0
純「うぅぅ…うぅぅぅ…」ポロポロ

純は叩き続けた
唯のお腹を泣きながら叩き続けたのだ

ガララララッ

純「!」

梓「唯先輩、純!」

紬「ギターの音色を辿ってみたら、これはダイナミックね!」

純「やった!」

純「助かったんだ!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:28:41.16 ID:8CtbVX/W0
梓「ムギ先輩、お願いします」

紬「私の怪力で柱をどかすわ!」ザザッ


純「はあっはあっ…」



純「唯先輩、助かりましたよ!」

純「唯先輩のおかげです!」

唯「…」

純「唯…先輩…?」

ユサユサ

純「唯先輩…目を覚ましてよ…」ポロポロ

純「ねえ…私達助かったんだよ…」

純「ゆい・・・せんぱい・・・」

純「ゆいせんぱあああああああい!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:33:12.11 ID:8CtbVX/W0



唯「あれれ~ここはどこかな~」

さわデビル「お前は死んだんだぜ~」

ムギてんし「どんまいよ~」

唯「わわっさわちゃんにそっくりな悪魔とムギちゃんにそっくりな天使が!」

さわデビル「生前にお前と親しくて悪魔と天使のイメージに近い奴が選ばれるんだぜ」

ムギてんし「そういうことよ~」

唯「なるほどね!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:37:18.54 ID:8CtbVX/W0
唯「そっかあ~、私死んじゃったのかあ~」

唯は目を閉じてみた


澪「ゆいちゃんありがとお」パアァァッ

律「唯ありがとうだしww」ポロポロ

梓「唯先輩、楽しいです!」ニコニコ

紬「^^」

純「セックス!」


唯(私、お腹のギターは不幸だと思ってたけど…)

唯(お腹のギターのおかげでみんなを幸せにすることが出来たんだよね…)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:42:55.67 ID:8CtbVX/W0
唯「私、なんの心残りもないよ!」

唯「大好きな音楽で皆を幸せにして死ねたもん!」

唯「天国でも地獄でもどこにでも連れて行ってください!」

唯「できればお菓子がいっぱいあるほうで!」



さわデビル「グスッ…いい話じゃないの、私はそういう話に弱いのよ」ポロポロ

ムギてんし「うふふ、唯ちゃんまだ話は終わってないわ」

唯「?」

ムギてんし「確かにあなたは死んだ、だけどね・・・」

唯「え?」

ムギてんし「唯ちゃんみたいな池沼は、人間の魂だとは認められてないの」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:46:58.11 ID:8CtbVX/W0
ムギてんし「だから唯ちゃんみたいな池沼は天国にも地獄にも居場所がないわけ」

ムギてんし「だから、人間界に帰るのね!」

唯「なんかめちゃくちゃひどいこといわれてるよね」

唯「悪魔!」

ムギてんし「なんとでもいいなさい、ばいばい!」クイッ

ボッシュート

唯「あーれー」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:51:27.33 ID:8CtbVX/W0
さわデビル「あなたも言うようになったじゃない」

さわデビル「天使と悪魔が双方納得した場合に限り、人間の魂を人の世に戻すことが出来る」

さわデビル「あなたはなんだかんだ言って唯って子を人間界に戻してやりたかったんでしょ」

ムギてんし「ちがうわ、あんな池沼こっちにこられると迷惑だもの」

さわデビル「素直じゃないわねえ」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:54:05.33 ID:8CtbVX/W0
憂「おねーちゃあああん」ズビズビ

純「校庭まで連れ出してきたけど、手遅れだったみたいで・・・」グスッ

憂「どうして・・・どうしてえええええ」ズビズビ

梓「やったのは純です、純がお腹を殴って殺しました」

紬「私も見てました」

純「!!!!!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 05:59:27.94 ID:8CtbVX/W0
律「うえーんだしww唯死んじゃ嫌だしww」ポロポロ

澪「唯ちゃああん・・・」ポロポロ

和「唯が死んだら桜高が責任を追求されるわ、唯、死なないで」ポロポロ

梓「純がやりました」

紬「有罪ね!」

純「唯先輩起きて!!じゃないと私結局憂に殺される!!」


憂「おねーちゃーん」ズビズビ

唯の胸で咽び泣く憂

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:02:18.87 ID:8CtbVX/W0
ギュイーン・・・

憂「え・・・」

憂「お姉ちゃんの胸からギターの音…?」

ギュイーン…



ギュイーン・・・



ギュイーン!!!

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:09:03.79 ID:8CtbVX/W0
憂「心臓の鼓動が…」

憂「まるでギターみたいに!」


人間の鼓動と音楽は、不思議な関係に包まれている

音の高さを表すHz(ヘルツ)は人間のハートを語源としているし

鼓動の周波数は人間に安らぎを与えると言う

憂「そんな事いまどうだっていいでしょ!」




唯「えへへ、みんなおはよー…」ニッコリ


憂「お姉ちゃん!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:15:29.41 ID:8CtbVX/W0
梓「唯先輩、なぜ生きている!?」

唯「音楽のビートがね、私に魂を吹き込んでくれたんだよ!」

憂「おねえちゃああああん」ギュギューッ

唯「ぎゃ、お腹を抱きしめるのはやめて!!」ズキズキ

澪「わあー良かったー」ポロポロ

純「本当に良かった!」

和「生徒会に行くね!」

紬「これでまた後で唯ちゃんを演奏出来るわー」

律「どうでもいいけど、今日私の誕生日なんだけどww」チラッ



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:24:29.19 ID:8CtbVX/W0
唯「それじやみんなでりっちゃんの誕生日パーティをしよっかー」

憂「わあー」

律「あっ照れるしww別に催促してるわけじゃなかったんだけどなーww」チラッチラッ

澪「りっちゃんには、澪の壊れたオルゴールあげるね!」

律「うわいらねww」

紬「めでたしめでたしね」

純「よかったよかった」

和「学校燃えたけどよかったよかった」


梓「いや、待てよ」

梓「私はむったんを食べられた」

梓「何がめでたいっ・・・・・・!?」

梓「どこがめでたいっ・・・・・・・・!?」

梓「ふざけるなっ・・・・・・・・・・!」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:46:03.04 ID:8CtbVX/W0
・・・

唯「あーずにゃん!」

梓「むうっ私のむったんを食べちゃった唯先輩なんてもう知らないもん!」ベッ

唯「あずにゃん、私のお腹を触ってみて…」ギュッ

梓「え?」プニ

ギュイーン

梓「わ!」

唯「さっきいろいろ試してるうちに気がついたんだけど」

唯「別に殴らなくても軽く押すだけで十分ギターの音がするんだよ!」

梓「そうだったのか」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:48:36.55 ID:8CtbVX/W0
唯「あずにゃん、むったんを食べちゃってごめんね」

唯「うんうんをしてもお腹のギターは治らなかった、どうやら私むったんを消化して融合しちゃったみたい」

梓「はい…」

唯「だけど!」

唯「これからは私があずにゃんのむったんになるよ!!」

梓「え!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:51:53.41 ID:8CtbVX/W0
梓「でも、最初ムギ先輩が殴ったときはろくに音が鳴らなかったじゃないですか…」

唯「殴った場所が悪かったんだよ!そして私がむったんを消化したことにより、よりいっそう軽い力で鳴りやすくなったというわけさ」

梓「なーるほど!!」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/20(金) 06:55:02.64 ID:8CtbVX/W0
唯「あずにゃん、よかったらだけど…」

唯「これからは私で演奏してくれる!?」

梓「…」





ギュイーンギュイーンギュイーン




唯「あずにゃんギターうまいねー」

おしまい

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