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妹「お兄ちゃーんチンポ舐めさせてー」2
妹「お兄ちゃーんチンポ舐めさせてー」
の続きです。
の続きです。
403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:37:48.16 ID:IPPr3jQwO [20/25]
山田「いや、ごめんなさい(処女じゃないとか)」
非処女「えっ?」
山田「君とはそういう関係になるつもりはない、ごめんね」
非処女「うっ・・・わ、わかった・・・」ポタポタ
ダッ
山田「あ、行ってしまった・・・」
その通り、彼は超絶イケメン処女厨の山田太郎
高校一年にして入学してから現在までに
彼は既に30を越える女性から告白を受けたほどの超絶イケメン
しかし、重度の処女厨
そして、彼には秘密があった
非処女「どいて!!」
バッ
佐藤「あ!!す・・・すいません・・・」
佐藤「あの人・・・どうしたんだろう・・・」スタスタ
鋭いね。そのとおり彼女は学校一の根暗少女、佐藤花子
磨けば光る的な女は必ず学校に一人はいる
その一人だ。まともに男の人と話したのは小4の時以来皆無
そして、彼女にもまた大きな秘密があった
405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:41:42.46 ID:IPPr3jQwO [21/25]
佐藤「・・・」ツカツカ
山田「・・・」
佐藤「あっ!」
山田「ん?」
佐藤(か、隠れなきゃ!)ササッ
山田(あれ?誰もいない・・・何だ?)
佐藤(山田君だ!山田君だ!か・・・カッコイイなぁ・・・///)コソコソ
佐藤(でも、私みたいな暗い女には縁がないよね・・・)
407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:44:20.37 ID:IPPr3jQwO [22/25]
放課後
「佐藤さん、ごめん!私今からバイトがあるんだ!」
佐藤「え・・・?」
「だからさ、今日掃除ちょっとさ・・・」
佐藤「あ・・・え、うん、いいよ私がちゃんとやっとくね、仕方ないよ」
「ごめんね!じゃ!」
佐藤「うん」
「おーい!早く行くぞ!!」
「あ、バカ!アンタ今話かけないでよ!」
「え?何?一緒に帰ろうつったのお前じゃん」
「そ、そうだけど今は・・・」チラッ
佐藤「・・・」
「あはは・・・じゃ、じゃあね、佐藤さん」
佐藤「うん・・・またね」
佐藤「・・・」
408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:48:35.56 ID:IPPr3jQwO [23/25]
佐藤(入学してまだ半年もたってないのに、やっぱり高校でも私こんな感じ・・・)
佐藤(一層思いきってデビューしちゃおっかな・・・でも、恐い人から目を付けられたらイヤだしな・・・)
佐藤(そしてなにより、今更そんな事しても恥ずかしいよね・・・)
佐藤(でも、コンタクトに変えるくらいなら・・・無いか)
ガラッ
佐藤「えっ」
山田「あれ?」
佐藤「あ、はわわわわ、や、山田クン!えっと・・・」ドキドキ
山田「・・・何してんの?」
佐藤「掃除・・・だけど」ドキドキ
山田「・・・一人で?」
佐藤「・・・うん」
山田「ふーん・・・」
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:55:27.62 ID:IPPr3jQwO [24/25]
佐藤「や、山田君はどうしたの?」ドキドキ
山田「え?忘れ物取りにきただけ・・・」
佐藤「・・・そ、そっか・・・」
山田「あ、あったあった・・・じゃあねー」
佐藤「あ・・・うん、じゃあ・・・気をつけて」
山田「うん、ありがと・・・」
ピタ・・・
佐藤「・・・どうしたの?」
410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:58:43.34 ID:IPPr3jQwO [25/25]
ツカツカ
山田「・・・一緒にやろっか」
佐藤「え?」ドキドキ
山田「どうせ、押し付けられて一人でやってるんだろ?」
佐藤「え、えっと・・・」ドキドキ
山田「ほら、そんな俯いてたらまた、ナメられるよ?一緒に掃除してあげるから元気だしな」
サッサ
佐藤「あ・・・あの」ドキドキ
山田「んー?」
佐藤「ありがとう・・・」ドキドキ
山田「んー」
411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:03:48.85 ID:4BP/gFhaO [1/64]
佐藤「や、山田クンって優しいんだね」
山田「なんでー?掃除手伝ってるから?」
佐藤「え?・・・う、うん」
山田「別に・・・普通でしょ?」
佐藤「い、いやそんな・・・」
山田「・・・とかさ、カッコつけた事は言わないよ・・・」
佐藤「・・・え?」
山田「優しいだろ?俺(ニコッ)」
佐藤「う、うううっうん///」バクバクバクバク
412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:07:31.92 ID:4BP/gFhaO [2/64]
山田「佐藤さんはさ・・・」
佐藤「な、何?(名前覚えてくれてるんだ・・・嬉しい)」
山田「よくこんな感じで一人で掃除とかさせられてるの?」
佐藤「え・・・う、うん・・・」
山田「そっか・・・」
佐藤「うん・・・でも、他の人達もいろいろ事情があるみたいだし・・・」
山田「・・・」
佐藤「仕方ないかな・・・って」
山田「ふーん・・・」
佐藤「うん・・・(あ、ダメだ、やっぱり会話が続かない・・・幻滅されたかな・・・?)」
佐藤(私なんかに幻滅も何もないか・・・)
416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:17:25.85 ID:4BP/gFhaO [3/64]
山田「ふぅ・・・もうこんな感じでいいだろ」
佐藤「あ、うん・・・ありがとう」
山田「あれ、掃除って終わったら先生呼びに行かなくちゃダメなんだっけ?」
佐藤「あ、あ、うん、そうだけど、それは私が出来るから!もういいよ、ホントにありがとう!」
山田「そっか、じゃあもう帰るね」
ガラン
佐藤「あ、はい・・・」
山田「ばいばい」
佐藤「あ、うん、ホントにありがとう」
山田「はいよー」
ガラガラ
417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:19:26.78 ID:4BP/gFhaO [4/64]
山田「・・・・」
山田「・・・」ドクン
山田「・・・」ドクンドクンドクン
山田「・・・・ぷはーっ!!!」
山田(無理無理無理!!やべーぜ、こりゃ!ドキドキが収まらない!)
山田(あぁ・・・佐藤、可愛いよ佐藤)
山田(この俺の彼女になるのは佐藤花子!キミしかいない!なぜなら)
なぜなら彼は、明るく元気な女の子は苦手
理由は簡単だ、見事に彼は高校デビューに成功した元根暗少年
さらにはイケメンというステータスを抜いたら
処女厨で童貞のお喋りも冴えないどうしようもない気持ちの悪いクズ野郎だから
山田太郎には佐藤花子くらい根暗、良く言えば物静かな女の子の方があっているのだ
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:26:33.21 ID:4BP/gFhaO [5/64]
山田「佐藤さん可愛いかったな・・・やけに話す時どもってたけど」
山田「・・・俺を意識してるから、と考えたいが、あの子は誰と話してもどもってる」
山田太郎は許さない
非処女を許さない
自分は童貞なのに、非処女どもにそれを渡す分けがない!
そんな誰とも知らない奴に股を開いた尻軽ガバマン女、汚らわしくて付き合える分けがない!
初体験はお互いが初体験でないと!
これが
山田太郎の思考回路
山田「やっぱり俺からアピールしていかないとダメだよな」
普通の人間からしたらこの少年の考えは、気持ち悪いの一言に尽きるだろう
しかし、彼は彼で真剣
山田「よし!頑張るぞ!」
決して人間として腐ってるわけではない
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:32:01.42 ID:4BP/gFhaO [6/64]
数日後
佐藤「はぁ・・・また一人で掃除・・・これで何回目だろ」
ガラガラ
山田「あっ」
佐藤「あ、あ」
山田「また一人で掃除させられてんの?(もちろん知ってたぜ)」
佐藤「うん・・・」
山田「はぁー、しょうがないなw」
佐藤「え?」
山田「また、手伝ってあげるよw」
佐藤「え!?い、いいよ!!そんな何度も!!」
山田「・・・ふーん(あ、、何これフラれた?死ねばいいの?何がいけなかったの?上からっぽかったのがダメだった?)」
佐藤「あ、あ・・・」
山田(まぁ何にせよ・・・死 に た い)
山田太郎は脆い、元根暗だから
山田太郎は早とちる、童貞だから
423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:36:36.65 ID:4BP/gFhaO [7/64]
佐藤「や、山田クンが迷惑じゃなかったら・・・その」
山田「え?」
佐藤「私は手伝ってくれたら・・・凄く嬉しい」
山田「あ・・・うん!仕方ないなぁ!」パァーッ
佐藤「!!」ドキン!
佐藤(え、何今の笑顔!!す、凄く可愛い!!ま、まずい!呼吸が!)バクバクバクバク
山田「で・・・何したらいいの?」
佐藤「え、ほ・・・ハァハァ、ほうき、を使うってばよ・・・ハッ!ハッ!」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
山田「過呼吸だ!息をゆっくりしろ!佐藤!」
424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:42:08.48 ID:4BP/gFhaO [8/64]
山田「だ、大丈夫・・・?落ち着いた?」
佐藤「うん、もう大分マシになったよ・・・ごめんね」
山田「いや、別に気にしないで・・・」
佐藤「・・・う、うん」
その後二人は若干の気まずさはあったものの
掃除を早々と済ませ初めて二人で帰る事になった
430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:48:50.84 ID:4BP/gFhaO [9/64]
山田「あ、そうだ!せっかくだからそこのゲーセン寄ってく?」
佐藤「え?ううう、うん!寄ってく!」
ウイーン
山田(ゲーセンに好きな女の子と来たなら多分コレだよな)
佐藤(・・・UFOキャッチャー?)ドキドキ
佐藤「これ・・・するの?」
山田「どれか欲しいものある?」
佐藤「え!?取ってくれるの!?」ドキドキ
山田「おう、まぁ下手だけど頑張る」
佐藤「あ、ありがとう・・・じゃあ、アレがいいな・・・」
山田「お、チョ〇パーかwわかった!」
佐藤「・・・」ドキドキ
432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:52:56.31 ID:4BP/gFhaO [10/64]
~20分後~
ポロン
山田「あ゛ぁああ!!何でだよくそー!!」
佐藤「や、山田クン、もういいよ・・・その・・・気持ちだけで十分嬉しいから・・・」
山田「佐藤さん・・・」
佐藤「・・・(ニコッ)」
山田「可愛い!!」ドキン!
佐藤「え!?///」ドキン!
山田「あぁ!!(声に出してしまった!しまった!童貞だから動転して声に出てしまった!!)」
店員「・・・(ニコニコ)」
433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:55:26.52 ID:4BP/gFhaO [11/64]
店員「あの、よかったら出しましょうか?」
佐藤「え?」
山田「え?」
店員「・・・?」
山田「あ・・・」
店員「はい」
山田「・・・」チラ
佐藤「・・・?」
山田「いいです、自分で取りたいんです・・・すいません」
佐藤「え?」ドキドキ
店員「そうですか(ニコッ)失礼しました・・・では」
スタスタ
店員(あの二人可愛いすぎる!!少年頑張れ!!)
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:01:43.11 ID:4BP/gFhaO [12/64]
~40分後~
ウイーン
山田「カマーン!!チョッパーカマーン!!」
佐藤「あ・・・あ!」
ストン
山田「と、取れたぁあああ!!」
佐藤「凄い!!凄いよ山田クン!!」
山田「ははっ・・・じゃあ佐藤さん・・・」
佐藤「あ、はい・・・///」ドキドキ
山田「コレ・・・ごめんね、時間かかって・・・はい」
佐藤「・・・ありがとう・・・嬉しい・・・大切にします」ジワッ
山田「へへっ」
佐藤「あははっ」
山田「ちょっと暗くなってきたし今日はもう帰ろっかw」
佐藤「う、うんw」
店員(あーなんか人肌恋しくなってきた・・・今日は左手でシよう)
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:03:44.07 ID:4BP/gFhaO [13/64]
>>435
奇遇だな俺も今書いてて物凄く欝になってきた
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:07:01.95 ID:4BP/gFhaO [14/64]
佐藤「じゃあ私はこっちだから」
山田「おう、気をつけてね」
佐藤「うん、ありがとう、山田クンも」
山田「うんwじゃあね」
佐藤「あ、山田クン・・・」
山田「え?」
佐藤「今日は本当にありがとう!凄く楽しかった!///(ニコニコ)」
山田「うんw俺も!w///」
佐藤「コレ大事にするね!それと・・・」
山田「ん?」
佐藤「また・・・よかったら一緒に遊んでね///」
山田「おおおお、おう!勿論!///」
佐藤「楽しみにしてる!///じゃあね!!」
山田「うん、バイバイ!」
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:10:25.42 ID:4BP/gFhaO [15/64]
その夜
山田「やったぁあ!!俺グッジョブ!!wwww」
山田「イケメンすぎるだろ俺!!wwww」
山田「佐藤・・・君はもう俺のものだ!!」
山田「へへっw」
山田太郎は童貞が故、行動や考え方が早漏気味である
444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:14:22.77 ID:4BP/gFhaO [16/64]
翌日教室にて
キーンコーンカーンコーン
山田(ああ、昨日は最高だったな・・・佐藤ホント可愛かった)
山田(このクラスにも可愛い子はいっぱいいる)
山田(俺は自分と同じように高校デビューしちゃった奴が見ただけで分かる)
山田(デビュー数ヶ月の可愛いドキドキ処女もみれば分かる)
山田(でも俺は佐藤じゃなきゃダメだ!!佐藤は・・・)チラ
佐藤「・・・」
山田(最高だ・・・)ドキドキ
445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:17:48.18 ID:4BP/gFhaO [17/64]
クラスメイト「清姫おはよ~!!」
清姫「おはよう!w」
山田「・・・」チラ
山田(あれは学年一の美少女と言われている清姫さんか・・・確かに可愛い)
山田(・・・ああいうのって何て言うんだっけ?・・・アルビノ?だっけ?)
山田(透き通るような白い肌、神秘的な髪と目の色、そして整った顔立ち)
山田(もはや常軌を逸した可愛いさだ・・・そして小柄な体格、気さくな人柄)
山田(まさにモテる要素の全てを備えた女)
クラスメイト「□★★●□◇◆www」
清姫「◆◇●★□▲?www」
山田(しかし俺には分かる!お前は完璧すぎる!何かとんでもない闇を持ってると見る!)キリッ
清姫「▲□★●◇◆w」
清姫(あぁ・・・お兄ちゃんのバカチンポしゃぶりたい)
450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:21:42.93 ID:4BP/gFhaO [18/64]
山田「・・・」ジーッ
佐藤(あ・・・あ、山田クンが清姫さんを凝視してる・・)
佐藤(まさか山田クン、清姫さんを!?)
佐藤(・・・そうだよね、私なんかが山田クンとは釣り合わない・・・)
佐藤(やっぱり・・・清姫さんみたいな可愛い子がいいよね・・・)
佐藤(・・・でも)
佐藤(私は山田クンが好き!!)
佐藤(だから!諦めたくない!!)
451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:27:01.51 ID:4BP/gFhaO [19/64]
~昼休み~
クラスメイト「◆◇●★□w」
清姫「□★●◇◆w」
佐藤「あ、ああ・・・あの」
清姫「・・・え?」
クラスメイト「?」
佐藤「ちょっとお話がしたいんですけどいいですか?」
佐藤(うう・・・近くでみたらますます可愛い・・・目でかい・・・まつ毛なが・・・)
清姫「えっと・・・私に?」
佐藤「・・・はい、急にごめんなさい」
清姫「あー、うん・・・どうしたの?」
佐藤「あの、ここではちょっと・・・」
清姫「あ・・・そっか・・・じゃあ・・・」チラ
クラスメイト「?・・・あ、あぁどうぞ」
清姫「すまんね・・・では」
452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:32:31.30 ID:4BP/gFhaO [20/64]
~そして二人は人通りの少ない廊下へ~
清姫「・・・どうしたの?佐藤さん」
佐藤「あ、うん、えっと・・・」
佐藤(あっ清姫さんが私の名前覚えてくれてた!嬉しい!・・・じゃなくて!)
佐藤「清姫さんは・・・その、好きな人とかいますか?」
清姫「え、えっと・・まぁ・・・はい」
佐藤「そう・・・ですか・・・」
清姫(え!?なになにこれ!?告られるの!?さすがにこれは経験ないわよ!?)アタフタアタフタ
佐藤「あの・・・それって」
清姫(おっおおお落ち着くのよ清姫!!あたふたしちゃってみっともない!)
清姫(アナタは皮余りチンポ・・・じゃなかったお兄ちゃん一筋!その事実だけで切り抜けれるじゃないの!!)
佐藤「それって・・・山田クンの事・・・ですか?」
清姫「いやWhat?」
454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:38:44.92 ID:4BP/gFhaO [21/64]
佐藤「えっ!?(なんだか知らないけど発音凄くよかったような・・・)」
清姫(ど、どうやら杞憂だったみたいね・・・あぶねー!)
清姫「あ、ああ山田君?あの人がどうしたの?」
佐藤「えっと・・・ごめんなさい、こんなの言われても迷惑なのは分かってるんですけど・・・」
清姫「うん、なぁに」
清姫(なるほどw恋する乙女って素敵ねw佐藤さん今凄く可愛いw一瞬ちょっとだけ恐かったけど)
佐藤「私、今山田クンの事が凄く・・・好きなんです・・・」
清姫「・・・そっか」
佐藤「で、その・・・清姫さんって凄くモテるから・・・」
清姫「佐藤さん・・・」
佐藤「・・・は、はい」
清姫「安心してw(ニコッ)」
佐藤「・・・え?」
462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 02:50:05.26 ID:4BP/gFhaO [23/64]
清姫「私にはもう彼氏がいるからw」
佐藤「え!?」
清姫「ずーっとね、好きだったの・・・何年も」
佐藤「・・・」
清姫「その人にね、この前やっと彼女にしてもらえたんだ・・・」
佐藤「清姫さん・・・」
清姫「凄く嬉しかったなぁ・・・」
佐藤「・・・」
清姫「その人だけをずっと見てきて・・・やっと実った大切な恋なの・・・だか」
キーンコーン!!カーンコーン!!!!
清姫「これお笑いじゃねーがら!」クワッ
佐藤「!!」ビクッ!
463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 02:55:42.24 ID:4BP/gFhaO [24/64]
清姫「お、おほん!だからね、私はその人以外の男の人にはなんにも興味ないからさw」
佐藤「・・・」
清姫「だから山田君の事も私は何とも思ってないからw安心してw」
佐藤「清姫さん・・・」
464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:01:10.03 ID:4BP/gFhaO [25/64]
清姫「ごめんねw佐藤さんの相談だったのに私の惚気話ばっかりでw」
佐藤「ううん!そんな事ない!とても素敵な話だったよ」
清姫「そ、そうかな・・・///」
佐藤「うん!凄く羨ましい!w私も清姫さんみたいに・・・」
清姫「w・・・付き合えるといいね・・・」
佐藤「うん・・・」
清姫「大丈夫だよw佐藤さんは可愛いからw」
佐藤「え!?」
清姫「いこっwもうチャイム鳴ったしwまた相談だったらいつでも聞くからねw」
佐藤「う、うん!ありがとう!」
清姫「どーいたしましてっw」
佐藤「wでも清姫さんがそこまで好きになるってよっぽど素敵な人なんですね!」
清姫「うん!wすっごくねw」
兄「ぶぇえっくしょい!!!ぉらあ!!」
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:16:50.47 ID:4BP/gFhaO [26/64]
~数日後の放課後~
あの後何度か山田クンと一緒に放課後に掃除をした
そして今は山田クンと掃除を終わらせたとこ
それは早過ぎるかもしれない
山田「さて先生にも報告したし帰るか・・・」
でも恐い!他の誰かに山田クンが取られてしまうのが恐い!
だから!今!
佐藤「山田クン!」
山田「え?」
佐藤「好きです!!」
山田「うぅん・・・」
山田「ん゛!!?」
佐藤「///」
466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:19:25.05 ID:4BP/gFhaO [27/64]
山田「お・・・おr」
佐藤「へ、返事は今日はやめて!ごめんなさい・・・」
山田「え、でも俺h」
佐藤「明日以降いつでもいいから、返事・・・待ってます!」
山田「いやだかr」
佐藤「じゃ、じゃあ帰るね!!」
ダッ!
山田「こ、この喋る隙のなさ・・・」
468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:21:52.09 ID:4BP/gFhaO [28/64]
その夜
山田(何て返事したらいいかなぁ~)
山田(やっぱりカッコイイセリフ言わないとダメかな??)
山田(オッケーサイドの返事は初めてだからなぁ・・・)
山田(なんにせよ!明日すぐにでも返事を!!)
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:28:54.87 ID:4BP/gFhaO [29/64]
翌日
一時間目の授業中
「えーマジでー!?」ヒソヒソ
佐藤「・・・」カリカリ
「山田君ってそんなだったんだー」ヒソヒソ
佐藤「・・・」ピクッ
「そう、だからY子もフラれたんだってー」ヒソヒソ
佐藤「・・・」
「でもさー処女としか付き合わないってどーなの?」ヒソヒソ
佐藤「っ!!」
佐藤(えっ?・・・え?・・・)
470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:30:21.53 ID:4BP/gFhaO [30/64]
休憩時間中
山田「さ、佐藤さん!」
佐藤「!・・・山田・・・クン」
山田「ごめん、ちゃんと時間ある時に返事したかったんだけどさ・・・」
佐藤「・・・はい」
山田「逸る気持ちが抑えられなくてw」
佐藤「・・・」
山田「昨日の返事だけどさ・・・俺も・・・佐藤さんの事好きです」
佐藤「!!」
472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:31:13.51 ID:4BP/gFhaO [31/64]
山田「俺と付き合ってください・・・」
佐藤「・・・私が」
山田「え?」
佐藤「私が・・・処女じゃなくてもですか?」
山田「・・・え?」
佐藤「ごめんなさい!グスッ」ダッ
山田「あ、ちょっ!え!?えっ!?」
山田「・・・え?」
474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:39:37.62 ID:4BP/gFhaO [32/64]
~昼休み~
クラスメイト「清姫~食堂いこ~」
清姫「あ・・・うん、ごめん、ちょっと今日本気で眠たいから寝るw」
クラスメイト「マジ?wなんで?w」
清姫「いや昨日三時間くらいしか寝てなくてw」
クラスメイト「でたw寝てないアピールwまぁいいやwじゃあ一人でバカみたいに眠り姫やっときなw」
清姫「うむwすまんねw」
クラスメイト「はいよーw」
清姫「あ・・・ヤバイ、寝そう・・・(さすがに徹夜で睡眠兄ちゃんチンポモミモミオナニーはやり過ぎたかな・・・)」
清姫「あ・・・寝る・・・ねる・・・」
清姫「・・・zzZZ」
A「え、マジで!?」
B「それやばくない!?www」
C「いや、それがマジなんだって!」
D「マジかよ!w」
475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:47:11.34 ID:4BP/gFhaO [33/64]
A「あ!佐藤さん!w」
C「ちょ!おいおい」
佐藤「え、あ、何ですか?」
A「佐藤さんってさ、中学ん時にね!」
佐藤「え・・・」
A「 レ イ プ さ れ た っ て マ ジ ! ? 」
478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:53:36.69 ID:4BP/gFhaO [34/64]
佐藤「!!!」
C「ちょ、おいやめろって」
A「えーいいじゃん別に気になるしw」
B「アンタありえねーわww」
佐藤「・・・」
483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:18:48.18 ID:4BP/gFhaO [35/64]
A「で、どうなの?w」
佐藤「・・・あ・・・の」
D「うわっ!この反応マジじゃん?w」
B「うわぁ・・・ねぇ、どんなんだった?やっぱり恐かったの?」
佐藤「・・・」
C「お、おい・・・やめてやれよ」
A「いや、そもそもお前が俺らに言ったんじゃんw」
佐藤「・・・」
山田(購買から帰ってみると、佐藤さんが男二人に女二人のグループに溶けこんどる・・・死のうか)
山田(ちょっとだけ内容聞いてみよ・・・死ぬのはそれからでも遅くない)
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:23:00.71 ID:4BP/gFhaO [36/64]
山田(よし、この辺なら怪しまれず、会話も聞こえる!完璧だ!なになに・・・?)
A「え・・・じゃあ佐藤さんってさw」
A「もう初体験済ませてんだw」
山田(何!?さっきに続いてまたそれ聞かされんの!?どういうこと!?何!?何で!?しねばいいの!?どこがどうなってチョメチョメで誰が相手でどこ出身でオケケケケケ)
佐藤「・・・」
山田(・・・)
山田(よし死のう)
佐藤「・・・グスッ」
山田(・・・ん?)
485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:24:10.20 ID:4BP/gFhaO [37/64]
A「やっぱ無理矢理でも感じたりすんの?w」
B「ねーよwアンタマジ死ねばー」
佐藤「・・・」
山田(・・・無理矢理?)
D「どんな奴だったの!?wその佐藤さんをレイプした奴って!w」
山田(佐藤を・・・レイプ・・・?)
佐藤「うぅ・・・グスッ」
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:28:48.43 ID:4BP/gFhaO [38/64]
C「おいおい泣いてんじゃん・・・可哀相に」
D「いやwだから発端アンタじゃんw」
佐藤「うぅ・・・」
C「もう可哀相だろ・・・相手はなんかキモイおっさんだったみたいよ
A「マジで!?wwww最悪!!wwww」
山田(・・・)
佐藤「うっ・・・グスッ」
C「これでいいだろ、もうやめてやろうぜ」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:31:45.70 ID:4BP/gFhaO [39/64]
B「うわぁ初めてがキモイおっさんのレイプって死ねるわぁ」
D「佐藤さんよく見たら可愛いしねw佐藤さんみたいな清純っぽそうな子はおっさん好きそうだねww」
A「マジで可哀相www大丈夫?www」
佐藤「・・・うぅ」ポタポタ
C「あーあ・・・ほらしらね・・・」
D「いや、だから言ったのアンタだしww」
山田(・・・)
清姫「・・・zzZZ」
488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:36:34.81 ID:4BP/gFhaO [40/64]
A「まぁこの際だから逆に吹っ切れてヤリまくっちゃうのもありじゃね!?ww」
A「よかったら俺がさ・・・w」
佐藤「・・・!」ビクッ
山田「!」ブチッ
D「アンタそれが目的かよww・・・マジサイテーwww」
B「だから男ってキモイんだよ」
C「おいおい・・・」
スッ
山田「何やってんだよ・・・」
ABCD「えっ!?」
清姫「・・・ZZZZ」
489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:37:53.59 ID:4BP/gFhaO [41/64]
山田「何やって゛んだよて゛めぇえらぁああ゛!!!!」ガタン!!
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:41:28.02 ID:4BP/gFhaO [42/64]
佐藤「っ!!」
ABCD「!!」
清姫「はっ!!!!」ビクッ!!!
その他「!!」
山田「お前ら頭おかしいんじゃね!!!??」
佐藤「や、山田くん・・・」
492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:43:48.56 ID:4BP/gFhaO [43/64]
清姫「なななな、何!?何!?」
シーン・・・
山田「・・・」
佐藤「・・・うぅっ」ポタポタ
シーン・・・
清姫「え?」
山田(・・・うぜぇ・・・いや待て、この子には悪気はない、多分)
山田(この子にあたるのはかえって立場悪くするだけだ・・・スルースルー)
清姫(やっば、これ絶対空気よめてない!)
494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:49:05.24 ID:4BP/gFhaO [44/64]
清姫(恥ずかしい!早く家に帰って布団にくるまって)
清姫(くるまってお兄ちゃんのチンポ・・・いやチンポ今関係ない!落ち着け!)
山田「お前ら有り得ねーだろ!!大人しい佐藤さんなら何言っても許されると思ってんの!?」
ABCD「・・・」
佐藤「山田クン!も、もういいよぉ、十分だよぉ・・・グスッ」
一同「・・・」
511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 12:54:01.25 ID:4BP/gFhaO [46/64]
清姫(落ち着きなさい私、何の話かは全く分からないけど)
山田「マジでダサいんだけど!!恥ずかしくねーの!?」
ABCD「・・・」
佐藤「・・・グスッ」ポタポタ
清姫(佐藤さんが泣いてて山田君は周りの人に怒ってる・・・この怒りは多分)
清姫(佐藤さんの為の怒り・・・)
山田「▽△●◆★□◇▲!!」
清姫(私は・・・佐藤さんの味方になる・・・そのつもりだったのに)
山田「▽□■△▲★▽◆●っ!!」
清姫(寝てたなんて・・・・)
512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 12:59:17.23 ID:4BP/gFhaO [47/64]
山田「考えられねー!!お前ら人間じゃねーわ!」
ABCD「・・・」
山田「佐藤さん!コイツらクズだから何も気にしないでいいからな!!」
佐藤「うっ、うぅ・・・や、山田クン・・・」ポタポタ
清姫(大丈夫!今ならまだ力になれる!!)
山田「▲□★◇●△▽!!」
清姫(全くなんの話か分からないけど、おそらくこの場で山田君をフォローする事が佐藤さんへの助けに繋がるはず!)
山田「▽△●◇★□▲ーっ!!」
清姫(あたかも内容を把握してるように、浮足立たないように・・・よし)スッ
514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:20:01.23 ID:4BP/gFhaO [48/64]
山田「こんなクズ見たことねーわ!お前らマジで二度と佐藤さんに話かけるな!!」
ABCD「・・・」
山田「分かったな!!」
佐藤「や、山田クン・・・」ポタポタ
清姫「・・・」スタスタ
スッ
山田「・・・え?」
佐藤「グスッ・・・(清姫さん?)」
ABCD「・・・?」
清姫「・・・」クルッ
清姫「なるほど続けて」
山田「あらかた終ったわ」
515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:28:07.42 ID:4BP/gFhaO [49/64]
清姫(な、なんだって!?やっちまった!)アタフタ
清姫「・・・そうでしたか」
山田「・・・?」
清姫(どうする!?どうする!?)アタフタアタフタ
清姫「ついにこれを言う時が来たみたいね」キリッ
清姫(も、もう分けがわからないわ!やらなきゃよかった!)アタフタアタフタ
山田「な、何を」
清姫「・・・」
山田(お、おいマジで!?まさか俺このタイミングでこの最強美少女に告られるの!?)
清姫「一度しか言わない、よく聞いてね・・・」
山田(いや!この有り得ないタイミングだからこそ敢えて割って入ってきたという考えも!!まつげなげぇ!)
516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:37:57.58 ID:4BP/gFhaO [50/64]
清姫「・・・アナタの」
山田「・・・」ゴクッ
清姫「・・・前世は」
山田「え・・・前世・・・?」
清姫「・・・ただのリボン」
山田「・・・え!?」
清姫「しかも女の子が髪を結ぶ時に使うアレとかじゃなくて」
山田「・・・」
清姫「漫画雑誌のリボンよ!!」クワッ
山田「!!」ガーン!!
519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:44:26.09 ID:4BP/gFhaO [51/64]
清姫「6月号よ!」クワッ
山田「!!!!」ガーン!!ガーン!!
清姫「・・・」
山田「そ・・・?お・・・」
清姫「フッ・・・通してもらえるかしら?」
山田「え・・・?あ、」
清姫「・・・」スタスタ
山田「え?・・・あ、あの?」
山田(ど、どこ行くの?)
清姫「・・・」スタスタ
清姫「・・・」スッ
着☆席
山田(コイツだけは手を出したらダメだ!コイツは違う!何か違う!)
521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:47:37.22 ID:4BP/gFhaO [52/64]
山田(ダメだ完全にペース乱れた)
山田(清姫?邪姫だろ!どう考えても)
清姫「・・・」キリッ
清姫(分けがわからない!消えろ自分!!お前はクズだ!!すぐに消えろ!!)アタフタアタフタ
A「お、おい」
山田「・・・なんだよ、クズ野郎」
A「何でお前が佐藤さんなんか庇うの?必死こいてさ」
山田「おめーらがクズ過ぎて腹立ったから言っただけだよ」
A「違うだろ・・・」
山田「・・・は?」
524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:55:28.04 ID:4BP/gFhaO [53/64]
A「お前、佐藤さんの事好きなんだろ?」
山田「なっ!」
佐藤「!!!!!!!」ビクッ!!!
クラス女子「!!!!!!」ガタッ!!!
清姫(こ、今度は何!?とにかくもう遅れは許されない!よく分からないけど、とりあえず私も!!)
清姫「!!!!」ガタッ!!!
山田(おい、分かってんだよ、明らかに一人遅れたよなそこのお前)
清姫「ふ、ふぅ・・・」
山田(いや出来てねーし、何安心してんだよ)
山田(あ、そうだダメだ、この子だけは一生手に負えない、相手するな絶対)
山田「・・・だったら何だよ・・・」
A「はっ、やっぱりそうかよ・・・」
526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:06:40.65 ID:4BP/gFhaO [54/64]
A「何ってほどでもねーけどさ・・・」
山田「・・・」
A「お前の噂も結構流れてるの知ってる?」
山田「は?」
A「お前、処女じゃないとダメなんだろ?w」
山田「!!!!」
佐藤「!!!!」ビクッ
A「で、さっきの俺らの話聞いてたよな・・・」
A「もうさ、佐藤の前でカッコつける意味ねーんじゃねーの?w」
佐藤「・・・うぅ」ポタポタ
山田「・・・」
山田「そうだよ・・・処女がいいよ、付き合うなら汚れてない女の子がいい」
A「ほらな!w残念だったなw」
佐藤「ぅぐっ!」ポタポタポタポタ
527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:10:44.73 ID:4BP/gFhaO [55/64]
山田「でもな・・・薄々気付いてた・・・」
ABCD「・・・?」
佐藤「・・・?」ポタポタ
山田「マジで惚れてしまったら処女か非処女かなんてどうでもよくなってしまうんだよ」
山田「そして初めから気付いていた・・・」
佐藤「うぅ・・・」ポタポタポタポタ
山田「佐藤花子は汚れてなんかいない」
佐藤「や・・・やま゛た゛ぐん・・・」ポタポタ
530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:12:48.30 ID:4BP/gFhaO [56/64]
山田「汚れてるのはお前らみたいな奴で・・・」
山田「佐藤花子は今でも純粋な女の子だ」
ABCD「・・・」
山田「俺は・・・」
山田「今の佐藤花子が好きなんだよ!」
ABCD「!!!!」
クラス女子「!!!!」
清姫「・・・」
536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:18:15.18 ID:4BP/gFhaO [57/64]
佐藤「やまた゛ぐん・・・」ポタポタ
山田「それだけは絶対に変わらねーよ」
佐藤「やま゛た゛ぐ・・・ん!!」ポタポタポタポタ
パチン・・・
全員「・・・?」クルッ
清姫「・・・」パチン・・・
537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:26:41.88 ID:4BP/gFhaO [58/64]
清姫「・・・」パチン・・・パチン
先日、自分の兄にその本心をさらけ出し、自分の中で
「兄が童貞でなければいけない」
そう考えていたはずの意志を貫き、さらにその奥にあった最も純粋な
「お兄ちゃんが好き」
その気持ちを全身全霊で伝える事によって兄に受け止めてもらえた
「愛」
この時の感情が山田の強い想いと重なり、彼に心から共感する事が出来た
538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:28:49.94 ID:4BP/gFhaO [59/64]
パチパチ・・・
そして、佐藤から聞かされた山田への気持ち、これらが清姫の中で化学反応を起こし
それが彼女に二人に向けての称賛の拍手を放たせた
パチパチパチパチ
それはクラスの人間の心にも響き
やがてクラス中を巻き込み
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
山田「み・・・みんな」
佐藤「うっ・・・グスッ」ポタポタ
声なき慈愛の大喝采となって山田と佐藤を温かく包み込んだ
山田「いや、むしろコレ晒されてる気分なんだけど」
清姫「えっ?」
543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:04:06.68 ID:4BP/gFhaO [60/64]
イケメン潰し
それは文字通りそのイケメンフェイスを外的衝撃によって破壊するわけでも
安易に想像されるその妖艶なる美貌で身も心もボロボロにするわけでもない
イケメンにしか扱いきれない、女性を一撃で落としこむ比類無き言動を
邪気を微塵も放たず
眉一つ動かさず
全く心情を読み取れないポーカーフェイスと無限の自由さで
彼女の目の届く範囲にあるその全てを
根こそぎ台なしにする反撃の一撃!!
これによりイケメンは彼女に対して
もしくは彼女の目の届く範囲でのイケメン言動を完封される
彼女が在学しているこの学校でも、この一撃で潰されたイケメンが多数おり
最強と言われたイケメン
山田すらもこれに潰された
さらに本人にそのつもりは全く無い事から
逆にそれが手に負えない程の凶悪さを示しており
この日を境に
「イケメン潰し」
その際限なき馬鹿な異名を清姫は欲しいままにした
545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:09:43.34 ID:4BP/gFhaO [61/64]
放課後
ガラッ
佐藤「あっ・・・」
山田「まーた一人で掃除させられてんの?w」
佐藤「う・・・うん」
山田「あははw」
佐藤「う・・・」
山田「そう・・・キミはいつも通り一人で掃除させられてる」
佐藤「・・・?」
山田「だから俺は・・・」
山田「いつも通り忘れ物を取りに来る」
佐藤「?」
山田「またそういう口実でキミに会いに来る」
佐藤「え?こう・・・じつ?」
546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:14:47.95 ID:4BP/gFhaO [62/64]
山田「そ、口実w今まで一度も忘れ物なんかした事ねーよw」
佐藤「え、じゃあ・・・」
山田「うんw初めて一緒に掃除した時には既にキミの事好きだったw」
佐藤「!!」
山田「だからあれはキミと一緒に居たいが為についた嘘」
佐藤「あ・・・あ」ジワッ
山田「昼休みにさ、既に言ってしまったけど」
山田「俺は・・・キミの処女がどうとかじゃなくてキミが好きだから・・・」
山田「俺と付き合っ・・・」
佐藤「・・・?」ウルウル
山田「・・・つ、つべこべ言わんと俺と付き合えぇえ!!頼むからぁあ!!めっちゃ好きなんじゃああああ!!!」
佐藤「!!やま゛た゛ぐん゛っ!!」
ダッ!
山田「おっ、ちょ!抱き着っ」
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:17:57.33 ID:4BP/gFhaO [63/64]
佐藤「私も゛!!私も゛大好き゛ですっ!!」
山田「・・・ははっwよかった!!」
佐藤「う゛ぅ・・・」ポタポタ
山田「これから二人でさ・・・」
佐藤「・・・?」
山田「いっぱいいろんな・・・」
佐藤「・・・」
山田「二人でしか出来ない初めてを経験しようなw(ニコッ)」
佐藤「・・・うん!!(ニコッ)」ポタポタ
超絶イケメン処女厨山田編完
551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 16:12:07.36 ID:4BP/gFhaO [64/64]
あれ書き込み出来てなかった・・・
次は兄と妹に話しを戻すわ。それで最後にする予定
ただ今回は全く話の流れ考えてないからちょっと話練る時間ください
山田「いや、ごめんなさい(処女じゃないとか)」
非処女「えっ?」
山田「君とはそういう関係になるつもりはない、ごめんね」
非処女「うっ・・・わ、わかった・・・」ポタポタ
ダッ
山田「あ、行ってしまった・・・」
その通り、彼は超絶イケメン処女厨の山田太郎
高校一年にして入学してから現在までに
彼は既に30を越える女性から告白を受けたほどの超絶イケメン
しかし、重度の処女厨
そして、彼には秘密があった
非処女「どいて!!」
バッ
佐藤「あ!!す・・・すいません・・・」
佐藤「あの人・・・どうしたんだろう・・・」スタスタ
鋭いね。そのとおり彼女は学校一の根暗少女、佐藤花子
磨けば光る的な女は必ず学校に一人はいる
その一人だ。まともに男の人と話したのは小4の時以来皆無
そして、彼女にもまた大きな秘密があった
405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:41:42.46 ID:IPPr3jQwO [21/25]
佐藤「・・・」ツカツカ
山田「・・・」
佐藤「あっ!」
山田「ん?」
佐藤(か、隠れなきゃ!)ササッ
山田(あれ?誰もいない・・・何だ?)
佐藤(山田君だ!山田君だ!か・・・カッコイイなぁ・・・///)コソコソ
佐藤(でも、私みたいな暗い女には縁がないよね・・・)
407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:44:20.37 ID:IPPr3jQwO [22/25]
放課後
「佐藤さん、ごめん!私今からバイトがあるんだ!」
佐藤「え・・・?」
「だからさ、今日掃除ちょっとさ・・・」
佐藤「あ・・・え、うん、いいよ私がちゃんとやっとくね、仕方ないよ」
「ごめんね!じゃ!」
佐藤「うん」
「おーい!早く行くぞ!!」
「あ、バカ!アンタ今話かけないでよ!」
「え?何?一緒に帰ろうつったのお前じゃん」
「そ、そうだけど今は・・・」チラッ
佐藤「・・・」
「あはは・・・じゃ、じゃあね、佐藤さん」
佐藤「うん・・・またね」
佐藤「・・・」
408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:48:35.56 ID:IPPr3jQwO [23/25]
佐藤(入学してまだ半年もたってないのに、やっぱり高校でも私こんな感じ・・・)
佐藤(一層思いきってデビューしちゃおっかな・・・でも、恐い人から目を付けられたらイヤだしな・・・)
佐藤(そしてなにより、今更そんな事しても恥ずかしいよね・・・)
佐藤(でも、コンタクトに変えるくらいなら・・・無いか)
ガラッ
佐藤「えっ」
山田「あれ?」
佐藤「あ、はわわわわ、や、山田クン!えっと・・・」ドキドキ
山田「・・・何してんの?」
佐藤「掃除・・・だけど」ドキドキ
山田「・・・一人で?」
佐藤「・・・うん」
山田「ふーん・・・」
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:55:27.62 ID:IPPr3jQwO [24/25]
佐藤「や、山田君はどうしたの?」ドキドキ
山田「え?忘れ物取りにきただけ・・・」
佐藤「・・・そ、そっか・・・」
山田「あ、あったあった・・・じゃあねー」
佐藤「あ・・・うん、じゃあ・・・気をつけて」
山田「うん、ありがと・・・」
ピタ・・・
佐藤「・・・どうしたの?」
410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/12(木) 23:58:43.34 ID:IPPr3jQwO [25/25]
ツカツカ
山田「・・・一緒にやろっか」
佐藤「え?」ドキドキ
山田「どうせ、押し付けられて一人でやってるんだろ?」
佐藤「え、えっと・・・」ドキドキ
山田「ほら、そんな俯いてたらまた、ナメられるよ?一緒に掃除してあげるから元気だしな」
サッサ
佐藤「あ・・・あの」ドキドキ
山田「んー?」
佐藤「ありがとう・・・」ドキドキ
山田「んー」
411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:03:48.85 ID:4BP/gFhaO [1/64]
佐藤「や、山田クンって優しいんだね」
山田「なんでー?掃除手伝ってるから?」
佐藤「え?・・・う、うん」
山田「別に・・・普通でしょ?」
佐藤「い、いやそんな・・・」
山田「・・・とかさ、カッコつけた事は言わないよ・・・」
佐藤「・・・え?」
山田「優しいだろ?俺(ニコッ)」
佐藤「う、うううっうん///」バクバクバクバク
412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:07:31.92 ID:4BP/gFhaO [2/64]
山田「佐藤さんはさ・・・」
佐藤「な、何?(名前覚えてくれてるんだ・・・嬉しい)」
山田「よくこんな感じで一人で掃除とかさせられてるの?」
佐藤「え・・・う、うん・・・」
山田「そっか・・・」
佐藤「うん・・・でも、他の人達もいろいろ事情があるみたいだし・・・」
山田「・・・」
佐藤「仕方ないかな・・・って」
山田「ふーん・・・」
佐藤「うん・・・(あ、ダメだ、やっぱり会話が続かない・・・幻滅されたかな・・・?)」
佐藤(私なんかに幻滅も何もないか・・・)
416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:17:25.85 ID:4BP/gFhaO [3/64]
山田「ふぅ・・・もうこんな感じでいいだろ」
佐藤「あ、うん・・・ありがとう」
山田「あれ、掃除って終わったら先生呼びに行かなくちゃダメなんだっけ?」
佐藤「あ、あ、うん、そうだけど、それは私が出来るから!もういいよ、ホントにありがとう!」
山田「そっか、じゃあもう帰るね」
ガラン
佐藤「あ、はい・・・」
山田「ばいばい」
佐藤「あ、うん、ホントにありがとう」
山田「はいよー」
ガラガラ
417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:19:26.78 ID:4BP/gFhaO [4/64]
山田「・・・・」
山田「・・・」ドクン
山田「・・・」ドクンドクンドクン
山田「・・・・ぷはーっ!!!」
山田(無理無理無理!!やべーぜ、こりゃ!ドキドキが収まらない!)
山田(あぁ・・・佐藤、可愛いよ佐藤)
山田(この俺の彼女になるのは佐藤花子!キミしかいない!なぜなら)
なぜなら彼は、明るく元気な女の子は苦手
理由は簡単だ、見事に彼は高校デビューに成功した元根暗少年
さらにはイケメンというステータスを抜いたら
処女厨で童貞のお喋りも冴えないどうしようもない気持ちの悪いクズ野郎だから
山田太郎には佐藤花子くらい根暗、良く言えば物静かな女の子の方があっているのだ
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:26:33.21 ID:4BP/gFhaO [5/64]
山田「佐藤さん可愛いかったな・・・やけに話す時どもってたけど」
山田「・・・俺を意識してるから、と考えたいが、あの子は誰と話してもどもってる」
山田太郎は許さない
非処女を許さない
自分は童貞なのに、非処女どもにそれを渡す分けがない!
そんな誰とも知らない奴に股を開いた尻軽ガバマン女、汚らわしくて付き合える分けがない!
初体験はお互いが初体験でないと!
これが
山田太郎の思考回路
山田「やっぱり俺からアピールしていかないとダメだよな」
普通の人間からしたらこの少年の考えは、気持ち悪いの一言に尽きるだろう
しかし、彼は彼で真剣
山田「よし!頑張るぞ!」
決して人間として腐ってるわけではない
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:32:01.42 ID:4BP/gFhaO [6/64]
数日後
佐藤「はぁ・・・また一人で掃除・・・これで何回目だろ」
ガラガラ
山田「あっ」
佐藤「あ、あ」
山田「また一人で掃除させられてんの?(もちろん知ってたぜ)」
佐藤「うん・・・」
山田「はぁー、しょうがないなw」
佐藤「え?」
山田「また、手伝ってあげるよw」
佐藤「え!?い、いいよ!!そんな何度も!!」
山田「・・・ふーん(あ、、何これフラれた?死ねばいいの?何がいけなかったの?上からっぽかったのがダメだった?)」
佐藤「あ、あ・・・」
山田(まぁ何にせよ・・・死 に た い)
山田太郎は脆い、元根暗だから
山田太郎は早とちる、童貞だから
423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:36:36.65 ID:4BP/gFhaO [7/64]
佐藤「や、山田クンが迷惑じゃなかったら・・・その」
山田「え?」
佐藤「私は手伝ってくれたら・・・凄く嬉しい」
山田「あ・・・うん!仕方ないなぁ!」パァーッ
佐藤「!!」ドキン!
佐藤(え、何今の笑顔!!す、凄く可愛い!!ま、まずい!呼吸が!)バクバクバクバク
山田「で・・・何したらいいの?」
佐藤「え、ほ・・・ハァハァ、ほうき、を使うってばよ・・・ハッ!ハッ!」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
山田「過呼吸だ!息をゆっくりしろ!佐藤!」
424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:42:08.48 ID:4BP/gFhaO [8/64]
山田「だ、大丈夫・・・?落ち着いた?」
佐藤「うん、もう大分マシになったよ・・・ごめんね」
山田「いや、別に気にしないで・・・」
佐藤「・・・う、うん」
その後二人は若干の気まずさはあったものの
掃除を早々と済ませ初めて二人で帰る事になった
430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:48:50.84 ID:4BP/gFhaO [9/64]
山田「あ、そうだ!せっかくだからそこのゲーセン寄ってく?」
佐藤「え?ううう、うん!寄ってく!」
ウイーン
山田(ゲーセンに好きな女の子と来たなら多分コレだよな)
佐藤(・・・UFOキャッチャー?)ドキドキ
佐藤「これ・・・するの?」
山田「どれか欲しいものある?」
佐藤「え!?取ってくれるの!?」ドキドキ
山田「おう、まぁ下手だけど頑張る」
佐藤「あ、ありがとう・・・じゃあ、アレがいいな・・・」
山田「お、チョ〇パーかwわかった!」
佐藤「・・・」ドキドキ
432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:52:56.31 ID:4BP/gFhaO [10/64]
~20分後~
ポロン
山田「あ゛ぁああ!!何でだよくそー!!」
佐藤「や、山田クン、もういいよ・・・その・・・気持ちだけで十分嬉しいから・・・」
山田「佐藤さん・・・」
佐藤「・・・(ニコッ)」
山田「可愛い!!」ドキン!
佐藤「え!?///」ドキン!
山田「あぁ!!(声に出してしまった!しまった!童貞だから動転して声に出てしまった!!)」
店員「・・・(ニコニコ)」
433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 00:55:26.52 ID:4BP/gFhaO [11/64]
店員「あの、よかったら出しましょうか?」
佐藤「え?」
山田「え?」
店員「・・・?」
山田「あ・・・」
店員「はい」
山田「・・・」チラ
佐藤「・・・?」
山田「いいです、自分で取りたいんです・・・すいません」
佐藤「え?」ドキドキ
店員「そうですか(ニコッ)失礼しました・・・では」
スタスタ
店員(あの二人可愛いすぎる!!少年頑張れ!!)
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:01:43.11 ID:4BP/gFhaO [12/64]
~40分後~
ウイーン
山田「カマーン!!チョッパーカマーン!!」
佐藤「あ・・・あ!」
ストン
山田「と、取れたぁあああ!!」
佐藤「凄い!!凄いよ山田クン!!」
山田「ははっ・・・じゃあ佐藤さん・・・」
佐藤「あ、はい・・・///」ドキドキ
山田「コレ・・・ごめんね、時間かかって・・・はい」
佐藤「・・・ありがとう・・・嬉しい・・・大切にします」ジワッ
山田「へへっ」
佐藤「あははっ」
山田「ちょっと暗くなってきたし今日はもう帰ろっかw」
佐藤「う、うんw」
店員(あーなんか人肌恋しくなってきた・・・今日は左手でシよう)
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:03:44.07 ID:4BP/gFhaO [13/64]
>>435
奇遇だな俺も今書いてて物凄く欝になってきた
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:07:01.95 ID:4BP/gFhaO [14/64]
佐藤「じゃあ私はこっちだから」
山田「おう、気をつけてね」
佐藤「うん、ありがとう、山田クンも」
山田「うんwじゃあね」
佐藤「あ、山田クン・・・」
山田「え?」
佐藤「今日は本当にありがとう!凄く楽しかった!///(ニコニコ)」
山田「うんw俺も!w///」
佐藤「コレ大事にするね!それと・・・」
山田「ん?」
佐藤「また・・・よかったら一緒に遊んでね///」
山田「おおおお、おう!勿論!///」
佐藤「楽しみにしてる!///じゃあね!!」
山田「うん、バイバイ!」
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:10:25.42 ID:4BP/gFhaO [15/64]
その夜
山田「やったぁあ!!俺グッジョブ!!wwww」
山田「イケメンすぎるだろ俺!!wwww」
山田「佐藤・・・君はもう俺のものだ!!」
山田「へへっw」
山田太郎は童貞が故、行動や考え方が早漏気味である
444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:14:22.77 ID:4BP/gFhaO [16/64]
翌日教室にて
キーンコーンカーンコーン
山田(ああ、昨日は最高だったな・・・佐藤ホント可愛かった)
山田(このクラスにも可愛い子はいっぱいいる)
山田(俺は自分と同じように高校デビューしちゃった奴が見ただけで分かる)
山田(デビュー数ヶ月の可愛いドキドキ処女もみれば分かる)
山田(でも俺は佐藤じゃなきゃダメだ!!佐藤は・・・)チラ
佐藤「・・・」
山田(最高だ・・・)ドキドキ
445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:17:48.18 ID:4BP/gFhaO [17/64]
クラスメイト「清姫おはよ~!!」
清姫「おはよう!w」
山田「・・・」チラ
山田(あれは学年一の美少女と言われている清姫さんか・・・確かに可愛い)
山田(・・・ああいうのって何て言うんだっけ?・・・アルビノ?だっけ?)
山田(透き通るような白い肌、神秘的な髪と目の色、そして整った顔立ち)
山田(もはや常軌を逸した可愛いさだ・・・そして小柄な体格、気さくな人柄)
山田(まさにモテる要素の全てを備えた女)
クラスメイト「□★★●□◇◆www」
清姫「◆◇●★□▲?www」
山田(しかし俺には分かる!お前は完璧すぎる!何かとんでもない闇を持ってると見る!)キリッ
清姫「▲□★●◇◆w」
清姫(あぁ・・・お兄ちゃんのバカチンポしゃぶりたい)
450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:21:42.93 ID:4BP/gFhaO [18/64]
山田「・・・」ジーッ
佐藤(あ・・・あ、山田クンが清姫さんを凝視してる・・)
佐藤(まさか山田クン、清姫さんを!?)
佐藤(・・・そうだよね、私なんかが山田クンとは釣り合わない・・・)
佐藤(やっぱり・・・清姫さんみたいな可愛い子がいいよね・・・)
佐藤(・・・でも)
佐藤(私は山田クンが好き!!)
佐藤(だから!諦めたくない!!)
451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:27:01.51 ID:4BP/gFhaO [19/64]
~昼休み~
クラスメイト「◆◇●★□w」
清姫「□★●◇◆w」
佐藤「あ、ああ・・・あの」
清姫「・・・え?」
クラスメイト「?」
佐藤「ちょっとお話がしたいんですけどいいですか?」
佐藤(うう・・・近くでみたらますます可愛い・・・目でかい・・・まつ毛なが・・・)
清姫「えっと・・・私に?」
佐藤「・・・はい、急にごめんなさい」
清姫「あー、うん・・・どうしたの?」
佐藤「あの、ここではちょっと・・・」
清姫「あ・・・そっか・・・じゃあ・・・」チラ
クラスメイト「?・・・あ、あぁどうぞ」
清姫「すまんね・・・では」
452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:32:31.30 ID:4BP/gFhaO [20/64]
~そして二人は人通りの少ない廊下へ~
清姫「・・・どうしたの?佐藤さん」
佐藤「あ、うん、えっと・・・」
佐藤(あっ清姫さんが私の名前覚えてくれてた!嬉しい!・・・じゃなくて!)
佐藤「清姫さんは・・・その、好きな人とかいますか?」
清姫「え、えっと・・まぁ・・・はい」
佐藤「そう・・・ですか・・・」
清姫(え!?なになにこれ!?告られるの!?さすがにこれは経験ないわよ!?)アタフタアタフタ
佐藤「あの・・・それって」
清姫(おっおおお落ち着くのよ清姫!!あたふたしちゃってみっともない!)
清姫(アナタは皮余りチンポ・・・じゃなかったお兄ちゃん一筋!その事実だけで切り抜けれるじゃないの!!)
佐藤「それって・・・山田クンの事・・・ですか?」
清姫「いやWhat?」
454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:38:44.92 ID:4BP/gFhaO [21/64]
佐藤「えっ!?(なんだか知らないけど発音凄くよかったような・・・)」
清姫(ど、どうやら杞憂だったみたいね・・・あぶねー!)
清姫「あ、ああ山田君?あの人がどうしたの?」
佐藤「えっと・・・ごめんなさい、こんなの言われても迷惑なのは分かってるんですけど・・・」
清姫「うん、なぁに」
清姫(なるほどw恋する乙女って素敵ねw佐藤さん今凄く可愛いw一瞬ちょっとだけ恐かったけど)
佐藤「私、今山田クンの事が凄く・・・好きなんです・・・」
清姫「・・・そっか」
佐藤「で、その・・・清姫さんって凄くモテるから・・・」
清姫「佐藤さん・・・」
佐藤「・・・は、はい」
清姫「安心してw(ニコッ)」
佐藤「・・・え?」
462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 02:50:05.26 ID:4BP/gFhaO [23/64]
清姫「私にはもう彼氏がいるからw」
佐藤「え!?」
清姫「ずーっとね、好きだったの・・・何年も」
佐藤「・・・」
清姫「その人にね、この前やっと彼女にしてもらえたんだ・・・」
佐藤「清姫さん・・・」
清姫「凄く嬉しかったなぁ・・・」
佐藤「・・・」
清姫「その人だけをずっと見てきて・・・やっと実った大切な恋なの・・・だか」
キーンコーン!!カーンコーン!!!!
清姫「これお笑いじゃねーがら!」クワッ
佐藤「!!」ビクッ!
463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 02:55:42.24 ID:4BP/gFhaO [24/64]
清姫「お、おほん!だからね、私はその人以外の男の人にはなんにも興味ないからさw」
佐藤「・・・」
清姫「だから山田君の事も私は何とも思ってないからw安心してw」
佐藤「清姫さん・・・」
464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:01:10.03 ID:4BP/gFhaO [25/64]
清姫「ごめんねw佐藤さんの相談だったのに私の惚気話ばっかりでw」
佐藤「ううん!そんな事ない!とても素敵な話だったよ」
清姫「そ、そうかな・・・///」
佐藤「うん!凄く羨ましい!w私も清姫さんみたいに・・・」
清姫「w・・・付き合えるといいね・・・」
佐藤「うん・・・」
清姫「大丈夫だよw佐藤さんは可愛いからw」
佐藤「え!?」
清姫「いこっwもうチャイム鳴ったしwまた相談だったらいつでも聞くからねw」
佐藤「う、うん!ありがとう!」
清姫「どーいたしましてっw」
佐藤「wでも清姫さんがそこまで好きになるってよっぽど素敵な人なんですね!」
清姫「うん!wすっごくねw」
兄「ぶぇえっくしょい!!!ぉらあ!!」
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:16:50.47 ID:4BP/gFhaO [26/64]
~数日後の放課後~
あの後何度か山田クンと一緒に放課後に掃除をした
そして今は山田クンと掃除を終わらせたとこ
それは早過ぎるかもしれない
山田「さて先生にも報告したし帰るか・・・」
でも恐い!他の誰かに山田クンが取られてしまうのが恐い!
だから!今!
佐藤「山田クン!」
山田「え?」
佐藤「好きです!!」
山田「うぅん・・・」
山田「ん゛!!?」
佐藤「///」
466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:19:25.05 ID:4BP/gFhaO [27/64]
山田「お・・・おr」
佐藤「へ、返事は今日はやめて!ごめんなさい・・・」
山田「え、でも俺h」
佐藤「明日以降いつでもいいから、返事・・・待ってます!」
山田「いやだかr」
佐藤「じゃ、じゃあ帰るね!!」
ダッ!
山田「こ、この喋る隙のなさ・・・」
468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:21:52.09 ID:4BP/gFhaO [28/64]
その夜
山田(何て返事したらいいかなぁ~)
山田(やっぱりカッコイイセリフ言わないとダメかな??)
山田(オッケーサイドの返事は初めてだからなぁ・・・)
山田(なんにせよ!明日すぐにでも返事を!!)
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:28:54.87 ID:4BP/gFhaO [29/64]
翌日
一時間目の授業中
「えーマジでー!?」ヒソヒソ
佐藤「・・・」カリカリ
「山田君ってそんなだったんだー」ヒソヒソ
佐藤「・・・」ピクッ
「そう、だからY子もフラれたんだってー」ヒソヒソ
佐藤「・・・」
「でもさー処女としか付き合わないってどーなの?」ヒソヒソ
佐藤「っ!!」
佐藤(えっ?・・・え?・・・)
470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:30:21.53 ID:4BP/gFhaO [30/64]
休憩時間中
山田「さ、佐藤さん!」
佐藤「!・・・山田・・・クン」
山田「ごめん、ちゃんと時間ある時に返事したかったんだけどさ・・・」
佐藤「・・・はい」
山田「逸る気持ちが抑えられなくてw」
佐藤「・・・」
山田「昨日の返事だけどさ・・・俺も・・・佐藤さんの事好きです」
佐藤「!!」
472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:31:13.51 ID:4BP/gFhaO [31/64]
山田「俺と付き合ってください・・・」
佐藤「・・・私が」
山田「え?」
佐藤「私が・・・処女じゃなくてもですか?」
山田「・・・え?」
佐藤「ごめんなさい!グスッ」ダッ
山田「あ、ちょっ!え!?えっ!?」
山田「・・・え?」
474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:39:37.62 ID:4BP/gFhaO [32/64]
~昼休み~
クラスメイト「清姫~食堂いこ~」
清姫「あ・・・うん、ごめん、ちょっと今日本気で眠たいから寝るw」
クラスメイト「マジ?wなんで?w」
清姫「いや昨日三時間くらいしか寝てなくてw」
クラスメイト「でたw寝てないアピールwまぁいいやwじゃあ一人でバカみたいに眠り姫やっときなw」
清姫「うむwすまんねw」
クラスメイト「はいよーw」
清姫「あ・・・ヤバイ、寝そう・・・(さすがに徹夜で睡眠兄ちゃんチンポモミモミオナニーはやり過ぎたかな・・・)」
清姫「あ・・・寝る・・・ねる・・・」
清姫「・・・zzZZ」
A「え、マジで!?」
B「それやばくない!?www」
C「いや、それがマジなんだって!」
D「マジかよ!w」
475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:47:11.34 ID:4BP/gFhaO [33/64]
A「あ!佐藤さん!w」
C「ちょ!おいおい」
佐藤「え、あ、何ですか?」
A「佐藤さんってさ、中学ん時にね!」
佐藤「え・・・」
A「 レ イ プ さ れ た っ て マ ジ ! ? 」
478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 03:53:36.69 ID:4BP/gFhaO [34/64]
佐藤「!!!」
C「ちょ、おいやめろって」
A「えーいいじゃん別に気になるしw」
B「アンタありえねーわww」
佐藤「・・・」
483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:18:48.18 ID:4BP/gFhaO [35/64]
A「で、どうなの?w」
佐藤「・・・あ・・・の」
D「うわっ!この反応マジじゃん?w」
B「うわぁ・・・ねぇ、どんなんだった?やっぱり恐かったの?」
佐藤「・・・」
C「お、おい・・・やめてやれよ」
A「いや、そもそもお前が俺らに言ったんじゃんw」
佐藤「・・・」
山田(購買から帰ってみると、佐藤さんが男二人に女二人のグループに溶けこんどる・・・死のうか)
山田(ちょっとだけ内容聞いてみよ・・・死ぬのはそれからでも遅くない)
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:23:00.71 ID:4BP/gFhaO [36/64]
山田(よし、この辺なら怪しまれず、会話も聞こえる!完璧だ!なになに・・・?)
A「え・・・じゃあ佐藤さんってさw」
A「もう初体験済ませてんだw」
山田(何!?さっきに続いてまたそれ聞かされんの!?どういうこと!?何!?何で!?しねばいいの!?どこがどうなってチョメチョメで誰が相手でどこ出身でオケケケケケ)
佐藤「・・・」
山田(・・・)
山田(よし死のう)
佐藤「・・・グスッ」
山田(・・・ん?)
485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:24:10.20 ID:4BP/gFhaO [37/64]
A「やっぱ無理矢理でも感じたりすんの?w」
B「ねーよwアンタマジ死ねばー」
佐藤「・・・」
山田(・・・無理矢理?)
D「どんな奴だったの!?wその佐藤さんをレイプした奴って!w」
山田(佐藤を・・・レイプ・・・?)
佐藤「うぅ・・・グスッ」
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:28:48.43 ID:4BP/gFhaO [38/64]
C「おいおい泣いてんじゃん・・・可哀相に」
D「いやwだから発端アンタじゃんw」
佐藤「うぅ・・・」
C「もう可哀相だろ・・・相手はなんかキモイおっさんだったみたいよ
A「マジで!?wwww最悪!!wwww」
山田(・・・)
佐藤「うっ・・・グスッ」
C「これでいいだろ、もうやめてやろうぜ」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:31:45.70 ID:4BP/gFhaO [39/64]
B「うわぁ初めてがキモイおっさんのレイプって死ねるわぁ」
D「佐藤さんよく見たら可愛いしねw佐藤さんみたいな清純っぽそうな子はおっさん好きそうだねww」
A「マジで可哀相www大丈夫?www」
佐藤「・・・うぅ」ポタポタ
C「あーあ・・・ほらしらね・・・」
D「いや、だから言ったのアンタだしww」
山田(・・・)
清姫「・・・zzZZ」
488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:36:34.81 ID:4BP/gFhaO [40/64]
A「まぁこの際だから逆に吹っ切れてヤリまくっちゃうのもありじゃね!?ww」
A「よかったら俺がさ・・・w」
佐藤「・・・!」ビクッ
山田「!」ブチッ
D「アンタそれが目的かよww・・・マジサイテーwww」
B「だから男ってキモイんだよ」
C「おいおい・・・」
スッ
山田「何やってんだよ・・・」
ABCD「えっ!?」
清姫「・・・ZZZZ」
489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:37:53.59 ID:4BP/gFhaO [41/64]
山田「何やって゛んだよて゛めぇえらぁああ゛!!!!」ガタン!!
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:41:28.02 ID:4BP/gFhaO [42/64]
佐藤「っ!!」
ABCD「!!」
清姫「はっ!!!!」ビクッ!!!
その他「!!」
山田「お前ら頭おかしいんじゃね!!!??」
佐藤「や、山田くん・・・」
492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:43:48.56 ID:4BP/gFhaO [43/64]
清姫「なななな、何!?何!?」
シーン・・・
山田「・・・」
佐藤「・・・うぅっ」ポタポタ
シーン・・・
清姫「え?」
山田(・・・うぜぇ・・・いや待て、この子には悪気はない、多分)
山田(この子にあたるのはかえって立場悪くするだけだ・・・スルースルー)
清姫(やっば、これ絶対空気よめてない!)
494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 05:49:05.24 ID:4BP/gFhaO [44/64]
清姫(恥ずかしい!早く家に帰って布団にくるまって)
清姫(くるまってお兄ちゃんのチンポ・・・いやチンポ今関係ない!落ち着け!)
山田「お前ら有り得ねーだろ!!大人しい佐藤さんなら何言っても許されると思ってんの!?」
ABCD「・・・」
佐藤「山田クン!も、もういいよぉ、十分だよぉ・・・グスッ」
一同「・・・」
511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 12:54:01.25 ID:4BP/gFhaO [46/64]
清姫(落ち着きなさい私、何の話かは全く分からないけど)
山田「マジでダサいんだけど!!恥ずかしくねーの!?」
ABCD「・・・」
佐藤「・・・グスッ」ポタポタ
清姫(佐藤さんが泣いてて山田君は周りの人に怒ってる・・・この怒りは多分)
清姫(佐藤さんの為の怒り・・・)
山田「▽△●◆★□◇▲!!」
清姫(私は・・・佐藤さんの味方になる・・・そのつもりだったのに)
山田「▽□■△▲★▽◆●っ!!」
清姫(寝てたなんて・・・・)
512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 12:59:17.23 ID:4BP/gFhaO [47/64]
山田「考えられねー!!お前ら人間じゃねーわ!」
ABCD「・・・」
山田「佐藤さん!コイツらクズだから何も気にしないでいいからな!!」
佐藤「うっ、うぅ・・・や、山田クン・・・」ポタポタ
清姫(大丈夫!今ならまだ力になれる!!)
山田「▲□★◇●△▽!!」
清姫(全くなんの話か分からないけど、おそらくこの場で山田君をフォローする事が佐藤さんへの助けに繋がるはず!)
山田「▽△●◇★□▲ーっ!!」
清姫(あたかも内容を把握してるように、浮足立たないように・・・よし)スッ
514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:20:01.23 ID:4BP/gFhaO [48/64]
山田「こんなクズ見たことねーわ!お前らマジで二度と佐藤さんに話かけるな!!」
ABCD「・・・」
山田「分かったな!!」
佐藤「や、山田クン・・・」ポタポタ
清姫「・・・」スタスタ
スッ
山田「・・・え?」
佐藤「グスッ・・・(清姫さん?)」
ABCD「・・・?」
清姫「・・・」クルッ
清姫「なるほど続けて」
山田「あらかた終ったわ」
515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:28:07.42 ID:4BP/gFhaO [49/64]
清姫(な、なんだって!?やっちまった!)アタフタ
清姫「・・・そうでしたか」
山田「・・・?」
清姫(どうする!?どうする!?)アタフタアタフタ
清姫「ついにこれを言う時が来たみたいね」キリッ
清姫(も、もう分けがわからないわ!やらなきゃよかった!)アタフタアタフタ
山田「な、何を」
清姫「・・・」
山田(お、おいマジで!?まさか俺このタイミングでこの最強美少女に告られるの!?)
清姫「一度しか言わない、よく聞いてね・・・」
山田(いや!この有り得ないタイミングだからこそ敢えて割って入ってきたという考えも!!まつげなげぇ!)
516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:37:57.58 ID:4BP/gFhaO [50/64]
清姫「・・・アナタの」
山田「・・・」ゴクッ
清姫「・・・前世は」
山田「え・・・前世・・・?」
清姫「・・・ただのリボン」
山田「・・・え!?」
清姫「しかも女の子が髪を結ぶ時に使うアレとかじゃなくて」
山田「・・・」
清姫「漫画雑誌のリボンよ!!」クワッ
山田「!!」ガーン!!
519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:44:26.09 ID:4BP/gFhaO [51/64]
清姫「6月号よ!」クワッ
山田「!!!!」ガーン!!ガーン!!
清姫「・・・」
山田「そ・・・?お・・・」
清姫「フッ・・・通してもらえるかしら?」
山田「え・・・?あ、」
清姫「・・・」スタスタ
山田「え?・・・あ、あの?」
山田(ど、どこ行くの?)
清姫「・・・」スタスタ
清姫「・・・」スッ
着☆席
山田(コイツだけは手を出したらダメだ!コイツは違う!何か違う!)
521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:47:37.22 ID:4BP/gFhaO [52/64]
山田(ダメだ完全にペース乱れた)
山田(清姫?邪姫だろ!どう考えても)
清姫「・・・」キリッ
清姫(分けがわからない!消えろ自分!!お前はクズだ!!すぐに消えろ!!)アタフタアタフタ
A「お、おい」
山田「・・・なんだよ、クズ野郎」
A「何でお前が佐藤さんなんか庇うの?必死こいてさ」
山田「おめーらがクズ過ぎて腹立ったから言っただけだよ」
A「違うだろ・・・」
山田「・・・は?」
524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 13:55:28.04 ID:4BP/gFhaO [53/64]
A「お前、佐藤さんの事好きなんだろ?」
山田「なっ!」
佐藤「!!!!!!!」ビクッ!!!
クラス女子「!!!!!!」ガタッ!!!
清姫(こ、今度は何!?とにかくもう遅れは許されない!よく分からないけど、とりあえず私も!!)
清姫「!!!!」ガタッ!!!
山田(おい、分かってんだよ、明らかに一人遅れたよなそこのお前)
清姫「ふ、ふぅ・・・」
山田(いや出来てねーし、何安心してんだよ)
山田(あ、そうだダメだ、この子だけは一生手に負えない、相手するな絶対)
山田「・・・だったら何だよ・・・」
A「はっ、やっぱりそうかよ・・・」
526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:06:40.65 ID:4BP/gFhaO [54/64]
A「何ってほどでもねーけどさ・・・」
山田「・・・」
A「お前の噂も結構流れてるの知ってる?」
山田「は?」
A「お前、処女じゃないとダメなんだろ?w」
山田「!!!!」
佐藤「!!!!」ビクッ
A「で、さっきの俺らの話聞いてたよな・・・」
A「もうさ、佐藤の前でカッコつける意味ねーんじゃねーの?w」
佐藤「・・・うぅ」ポタポタ
山田「・・・」
山田「そうだよ・・・処女がいいよ、付き合うなら汚れてない女の子がいい」
A「ほらな!w残念だったなw」
佐藤「ぅぐっ!」ポタポタポタポタ
527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:10:44.73 ID:4BP/gFhaO [55/64]
山田「でもな・・・薄々気付いてた・・・」
ABCD「・・・?」
佐藤「・・・?」ポタポタ
山田「マジで惚れてしまったら処女か非処女かなんてどうでもよくなってしまうんだよ」
山田「そして初めから気付いていた・・・」
佐藤「うぅ・・・」ポタポタポタポタ
山田「佐藤花子は汚れてなんかいない」
佐藤「や・・・やま゛た゛ぐん・・・」ポタポタ
530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:12:48.30 ID:4BP/gFhaO [56/64]
山田「汚れてるのはお前らみたいな奴で・・・」
山田「佐藤花子は今でも純粋な女の子だ」
ABCD「・・・」
山田「俺は・・・」
山田「今の佐藤花子が好きなんだよ!」
ABCD「!!!!」
クラス女子「!!!!」
清姫「・・・」
536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:18:15.18 ID:4BP/gFhaO [57/64]
佐藤「やまた゛ぐん・・・」ポタポタ
山田「それだけは絶対に変わらねーよ」
佐藤「やま゛た゛ぐ・・・ん!!」ポタポタポタポタ
パチン・・・
全員「・・・?」クルッ
清姫「・・・」パチン・・・
537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:26:41.88 ID:4BP/gFhaO [58/64]
清姫「・・・」パチン・・・パチン
先日、自分の兄にその本心をさらけ出し、自分の中で
「兄が童貞でなければいけない」
そう考えていたはずの意志を貫き、さらにその奥にあった最も純粋な
「お兄ちゃんが好き」
その気持ちを全身全霊で伝える事によって兄に受け止めてもらえた
「愛」
この時の感情が山田の強い想いと重なり、彼に心から共感する事が出来た
538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 14:28:49.94 ID:4BP/gFhaO [59/64]
パチパチ・・・
そして、佐藤から聞かされた山田への気持ち、これらが清姫の中で化学反応を起こし
それが彼女に二人に向けての称賛の拍手を放たせた
パチパチパチパチ
それはクラスの人間の心にも響き
やがてクラス中を巻き込み
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
山田「み・・・みんな」
佐藤「うっ・・・グスッ」ポタポタ
声なき慈愛の大喝采となって山田と佐藤を温かく包み込んだ
山田「いや、むしろコレ晒されてる気分なんだけど」
清姫「えっ?」
543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:04:06.68 ID:4BP/gFhaO [60/64]
イケメン潰し
それは文字通りそのイケメンフェイスを外的衝撃によって破壊するわけでも
安易に想像されるその妖艶なる美貌で身も心もボロボロにするわけでもない
イケメンにしか扱いきれない、女性を一撃で落としこむ比類無き言動を
邪気を微塵も放たず
眉一つ動かさず
全く心情を読み取れないポーカーフェイスと無限の自由さで
彼女の目の届く範囲にあるその全てを
根こそぎ台なしにする反撃の一撃!!
これによりイケメンは彼女に対して
もしくは彼女の目の届く範囲でのイケメン言動を完封される
彼女が在学しているこの学校でも、この一撃で潰されたイケメンが多数おり
最強と言われたイケメン
山田すらもこれに潰された
さらに本人にそのつもりは全く無い事から
逆にそれが手に負えない程の凶悪さを示しており
この日を境に
「イケメン潰し」
その際限なき馬鹿な異名を清姫は欲しいままにした
545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:09:43.34 ID:4BP/gFhaO [61/64]
放課後
ガラッ
佐藤「あっ・・・」
山田「まーた一人で掃除させられてんの?w」
佐藤「う・・・うん」
山田「あははw」
佐藤「う・・・」
山田「そう・・・キミはいつも通り一人で掃除させられてる」
佐藤「・・・?」
山田「だから俺は・・・」
山田「いつも通り忘れ物を取りに来る」
佐藤「?」
山田「またそういう口実でキミに会いに来る」
佐藤「え?こう・・・じつ?」
546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:14:47.95 ID:4BP/gFhaO [62/64]
山田「そ、口実w今まで一度も忘れ物なんかした事ねーよw」
佐藤「え、じゃあ・・・」
山田「うんw初めて一緒に掃除した時には既にキミの事好きだったw」
佐藤「!!」
山田「だからあれはキミと一緒に居たいが為についた嘘」
佐藤「あ・・・あ」ジワッ
山田「昼休みにさ、既に言ってしまったけど」
山田「俺は・・・キミの処女がどうとかじゃなくてキミが好きだから・・・」
山田「俺と付き合っ・・・」
佐藤「・・・?」ウルウル
山田「・・・つ、つべこべ言わんと俺と付き合えぇえ!!頼むからぁあ!!めっちゃ好きなんじゃああああ!!!」
佐藤「!!やま゛た゛ぐん゛っ!!」
ダッ!
山田「おっ、ちょ!抱き着っ」
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 15:17:57.33 ID:4BP/gFhaO [63/64]
佐藤「私も゛!!私も゛大好き゛ですっ!!」
山田「・・・ははっwよかった!!」
佐藤「う゛ぅ・・・」ポタポタ
山田「これから二人でさ・・・」
佐藤「・・・?」
山田「いっぱいいろんな・・・」
佐藤「・・・」
山田「二人でしか出来ない初めてを経験しようなw(ニコッ)」
佐藤「・・・うん!!(ニコッ)」ポタポタ
超絶イケメン処女厨山田編完
551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 16:12:07.36 ID:4BP/gFhaO [64/64]
あれ書き込み出来てなかった・・・
次は兄と妹に話しを戻すわ。それで最後にする予定
ただ今回は全く話の流れ考えてないからちょっと話練る時間ください
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