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サーニャ「もう止めよう、宮藤さん……」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:08:54.67 ID:zFTYA8Vt0 [1/36]

サーニャ「こんな関係ダメだよ……私にはエイラがいるし、宮藤さんだってリネットさんが……」

宮藤「なんでそんな事言うの? 私の事嫌いになっちゃったの?」

サーニャ「ううん、違うの。でも浮気なんてやっぱり駄目……」

宮藤「じゃあ浮気じゃなければいいんでしょ? 私、サーニャちゃんの為ならリーネちゃんと別れる」

サーニャ「だ、ダメだよそんなの……リネットさんにも、エイラにも悪いよ」

宮藤「ふーん、まぁ私は構わないけど、サーニャちゃんはいいんだ。最近エイラさんとはセックスレスなんでしょ?」

サーニャ「そ、それは……」

宮藤「ねぇ、エイラさんなんかより私とする方が気持ちいいよ?」

サーニャ「…………」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:12:06.85 ID:zFTYA8Vt0 [2/36]

宮藤「……サーニャちゃん。私サーニャちゃんの事好きだよ」

サーニャ「私も、宮藤さんの事好き……」

宮藤「だったら……それじゃ、駄目なの?」

サーニャ「…………」

コンコン

エイラ「サーニャ、いるカ?」

サーニャ「!?」

宮藤「チッ……」

サーニャ「う、うん! ちょっと待ってね、今手が離せないから! ……宮藤さん」

宮藤「はぁ……分かったよ。私窓から出るから」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:15:01.77 ID:zFTYA8Vt0

サーニャ「うん、ごめんね?」

宮藤「いいよ、気にしないで。それじゃ」チュッ

サーニャ「うん……/// またね」

 ガチャ ガサゴソ

エイラ「サーニャ、まだカー?」

サーニャ「今開けるよ!」

 ガチャ

エイラ「はぁ、久々の訓練は疲れたヨ」

サーニャ「お疲れ様。今お茶淹れるね」

エイラ「ありがとナ、サーニャ」ニコッ

サーニャ「うん、いいの」キュン

サーニャ(私、宮藤さんも好きだけど、やっぱりエイラの事も好き……)コポコポ

サーニャ(どうしたらいいの……わかんないよ)



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:18:29.17 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「はぁ、まるで間男だよ。しょうがない、リーネちゃんとはみっちゃんとの事で喧嘩中だし、今日はバルクホルンさんでも泣かせてこようかな」


宮藤「バルクホルンさん」

ゲルト「宮藤か、どうしたんだ急に」

宮藤「…………」

ゲルト「宮藤?」

宮藤「二人の時は芳佳って呼ぶ約束……ですよね?」

ゲルト「あっ……す、すまん芳佳。それじゃあ、私の事も」

宮藤「うん、お姉ちゃん♪」

ゲルト「芳佳っ!」ガバッ

宮藤「きゃっ……」

ゲルト「芳佳! 芳佳……っ!」スリスリ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:21:54.38 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「もう、お姉ちゃんてば、本当に私の太もも好きだよね」

ゲルト「だって、芳佳の太もも、スベスベで……」

宮藤「ふふ、いいんだよお姉ちゃん。好きなだけスリスリして」

ゲルト「ハァハァ、芳佳っ!」スリスリ

宮藤「…………」

宮藤「お姉ちゃんって本当に変態さんだよねぇ」

ゲルト「よ、芳佳?」

宮藤「私に自分のことお姉ちゃんって呼ばせて、自分よりも年下の女の子の太ももなんかスリスリして、それに――」ドンッ 

ゲルト「うっ……」ドサ

宮藤「こうして、私に踏まれるのが好きなんて」グリッ

ゲルト「あぁっ……///」ビクビク

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:25:15.03 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「お姉ちゃんって、本当におっぱいの張りいいよね」グリグリ

ゲルト「む、胸をっ……」

宮藤「形もいいし、大きさだって申し分ないし……」プチプチ

ゲルト「ぼ、ボタン外すなぁ……///」

宮藤「踏まれて! 感じて! このド変態!」

ゲルト「んあああああっ!!」ゾクゾク

宮藤「ふふ、お姉ちゃん可愛い」

宮藤「今日は、寝かさないからね、お姉ちゃん……」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:29:38.57 ID:zFTYA8Vt0

その頃 サーニャの部屋


エイラ「ふぅ、サーニャと居ると癒されるヨ」

サーニャ「私もエイラと居ると楽しい」

サーニャ「……エイラ、久しぶりに今日は」

エイラ「あー、悪いなサーニャ。今日は疲れてるんダ」

サーニャ「そう…… じゃあしかたないね」

エイラ「それじゃ、私は寝るゾ」モゾモゾ

サーニャ「うん、おやすみ、エイラ」

エイラ「オヤスミー」

サーニャ「…………」



サーニャ「……」ピッピッ プルルルル プルルルル

サーニャ「あ、宮藤さん。あの、今から……」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:32:07.66 ID:zFTYA8Vt0
ゲルト「あっ……んっ……あぁっ! もっと! もっと踏んでっ!」

宮藤「ふふ、無様なお姉ちゃん」プルルル プルルル

ゲルト「あんっ あんっ!」

宮藤「通信機が…… もしもし?」 パンパン

ゲルト「あぁっ! 激しいっ///」

宮藤「うん……うん。分かった、私の部屋で待ってて」ピッ

宮藤「…………」

ゲルト「よ、芳佳?」

宮藤「今日はこれで終わりです、バルクホルンさん」

ゲルト「そんなっ! こんな中途半端で……酷いじゃないか」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:37:54.00 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「何勘違いしてるんですか?」

ゲルト「えっ」

宮藤「私は『仕方なく』バルクホルンさんに付き合ってあげてるんですよ?
    バルクホルンさんがあまりにも変態で、可哀相だから」

ゲルト「あっ……」ジュン

宮藤「私はこれっきりでもいいんですよ?」

ゲルト「!? い、嫌だ! 芳佳、謝るからっ! 捨てないで……」

宮藤「ふふっ 嘘ですよ。私がバルクホルンさんの事を見捨てるわけないじゃないですか」

ゲルト「芳佳っ」パァァ

宮藤「それじゃあ、またね。お姉ちゃん」

ガチャ



ゲルト「……オナニーして寝よう」グス



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:40:56.22 ID:zFTYA8Vt0

ガチャ

宮藤「ごめんね、サーニャちゃん。待った?」

サーニャ「ううん、私こそごめんね、宮藤さん」

宮藤「今夜もエイラさんは相手してくれなかったの?」

サーニャ「………」

宮藤「ねぇ、こんな事言いたくないけど、エイラさんの何処がいいの?」

サーニャ「エイラは……私に優しくてくれて、でも寂しがり屋で……私がいてあげないと駄目だから」

宮藤「それって依存だよね?」

サーニャ「っ!?」

宮藤「そういうの、私良くないと思うな」

サーニャ「…………」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:45:08.59 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「少しの間エイラさんと距離を置こうよ。大丈夫、寂しくなったら私が一緒に居てあげるから」

サーニャ「でも……」

宮藤「このままじゃ二人とも不幸になるだけだよ?」

宮藤「大丈夫。私が居るよ。サーニャちゃんは一人じゃないよ」

サーニャ「宮藤……さん」

宮藤「サーニャちゃんは優しいから、エイラさんの事が心配なんだよね」

サーニャ「……」コクリ

宮藤「いいんだよ、サーニャちゃんは私が守るから……」

サーニャ「宮藤さん///」

宮藤「芳佳って呼んで」

サーニャ「うん、芳佳……」ポッ

宮藤「サーニャちゃん……」ニヤ

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:54:31.32 ID:zFTYA8Vt0

次の日


エイラ「ウーン、良く寝タ」

エイラ「あれ? サーニャ?」

エイラ「今日は早起きなのかナ」

エイラ「まあいいや。歯磨いたら散歩でもいこーっト」


テクテク

エイラ「ン? あそこに居るのはサーニャカ?」

サーニャ「      」

宮藤「        」

エイラ「宮藤と一緒ニ…… テカ、今宮藤の部屋から出てきたよナ」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 21:59:12.60 ID:zFTYA8Vt0

サーニャ「      」クスクス

エイラ「何話てるんだロ……サーニャの奴、あんなにデレデレしテ」

エイラ「ていうか、何で私は隠れてるんダ?」

サーニャ「      」

宮藤「        」チュ

エイラ「!?」

エイラ「今、キスしなかったカ? いや、サーニャに限ってそんな事……」

エイラ「あはは、見間違いだよナ。きっと疲れてるんダ。一度、部屋に戻ろう……」



サーニャ「それじゃあね、芳佳」

宮藤「また何時でも来ていいから」

サーニャ「うん、ありがと」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:06:54.52 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「ふぅ、やっぱサーニャちゃんは上手いなぁ。エイラさんとのレズプレイで慣れてるだけあるよ」

リーネ「芳佳ちゃん」

宮藤「あ、リーネちゃんおはよう」

リーネ「……」

宮藤「リーネちゃん?」

リーネ「昨日、サーニャさんとエッチしてたでしょ」

宮藤「あ、聞こえちゃってたぁ? サーニャちゃんって意外と喘ぎ声激しいんだよね」ニヤニヤ

リーネ「ねぇ、なんで?」

宮藤「ん?」

リーネ「私たち、付き合ってるんだよね? なのに芳佳ちゃんは、なんで他の人とそういうことするのかな? 
    この前だって、知らない女から手紙もらってたよね?」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:12:05.30 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「はぁ……みっちゃんの事は誤解だって言ったよね? ただの友達だって」

リーネ「じゃあこれからは文通しないで。サーニャちゃんとも会っちゃだめ」

宮藤「……なんでリーネちゃんにそんな事指図されないといけないの?」

リーネ「そんなの決まってるよ、芳佳ちゃん。芳佳ちゃんは私の『恋人』だからだよ」

宮藤「ホント、面倒くさい女だよね、リーネちゃんって」

リーネ「そうだよ。もしかして嫌だったかな?」

宮藤「嫌いじゃないよ、そういうの。ただし、好きな相手ならね」

リーネ「じゃあ問題ないね」

宮藤「問題あるよ。私、サーニャちゃんの事が好きだから」

リーネ「っ!?」

宮藤「別れよう、リーネちゃん」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:19:11.30 ID:zFTYA8Vt0


リーネ「なっ……なな、なん……で」

宮藤「飽きちゃった。リーネちゃんって、セックス下手だし」

リーネ「セックスなら私頑張るから! 勉強だってするし! スタイルだってもう少し痩せるよう

頑張る! 前に嫌がったお尻だって使わせてあげるよ!?」

宮藤「そういう問題じゃないんだ。リーネちゃんより、サーニャちゃんの方が相性いいんだよね」

リーネ「そん……な……」

宮藤「じゃあね、リーネちゃん」

 ツカツカツカ

リーネ「あっ……あぁっ!……」

リーネ「うっ……えぐ」

リーネ「くそっ! くそくそくそ! あの女……許さない!」ギリッ



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:24:14.05 ID:zFTYA8Vt0
      ・
      ・
      ・
      ・


坂本「それでは編隊訓練を行う。二人一組になれ」

宮藤「サーニャちゃん、一緒に組もっ♪」

サーニャ「あ、でも……」チラ

宮藤「どうしたの?」

サーニャ「えっと、うん。いいよ、宮藤さん」

エイラ「おーいサーニャ。一緒に組もうヨ」

サーニャ「ごめんねエイラ。私宮藤さんと組むから」

エイラ「え? あ、うん。そっか……あはは、残念だナ!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:28:13.84 ID:zFTYA8Vt0

ルッキーニ「シャーリー! 一緒にやろっ」

シャーリー「オーケー 私に任せな」

ゲルト「ハルトマン、行くぞ」

エーリカ「アイアイマム まっかせてー」

ペリーヌ「しょ、少佐。私と組んでくださいますか?」

坂本「はっはっは! いいぞ、教官に自分から教えを乞う姿、積極的で良いな!」

リーネ「…………」

エイラ「…………」

エイラ「組むカ?」

リーネ「…………あの売女め」ブツブツ

エイラ「リーネ?」

リーネ「ううん、なんでも無いの。いいよ、組もう」ニコ

エイラ「あ、ああ……」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:31:06.73 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「はぁ、訓練の後はお腹がすくナ」

エイラ「そうだ、サーニャとご飯でも食べに行こう」

エイラ「おーい、サーny」

宮藤「サーニャちゃん、お腹すいたでしょ? 私お弁当作ってきたの」

サーニャ「宮藤さんの料理、私大好き」

宮藤「遠慮しないで食べて」

サーニャ「うん。いただきます」

エイラ「………たまには一人で食うのもいいかもナ」

リーネ「…………」ギリッ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:35:01.54 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「最近サーニャの奴、宮藤と仲が良すぎやしないカ?」

エイラ「でも元々サーニャは私にべったりだったし、いい機会かもナ! アハハハ」ズキッ

エイラ「何故だろう……なんだか胸が苦しい……」

サーニャ「      」

宮藤「        」

エイラ「あっ……」ズキズキ

エイラ「って、また隠れちゃっタ。くそう、サーニャの奴ぅ」

リーネ「…………」ギリギリ

エイラ「ン? あそこにいるのはリネットじゃないカー」

エイラ「何してるんだ?」

エイラ「ま、いっか。今日はさっさとネヨーっト」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:39:53.66 ID:zFTYA8Vt0
 夜

エイラ「むにゃむにゃ」zzz

サーニャ「…………」ガチャ

サーニャ「…………」バタン

エイラ「ウワッ!?」

エイラ「さ、サーニャ?」ホッ

エイラ「って、何安心してるんダ、私。ほらサーニャ起きろヨー、また部屋間違えてるゾ」

サーニャ「うーん……」

エイラ「モー、キョウダケダカンナー……」

サーニャ「ん……」ギュッ

エイラ「さ、サーニャ!?///」


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:43:52.13 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「ね、寝ぼけてるからって抱きついてくるなヨー」

エイラ(サーニャの身体、柔らかくて気持ちイイ……)

エイラ「きょ、今日だけ――」

サーニャ「芳佳……」ムニャムニャ

エイラ「えっ?」

エイラ「おいサーニャ、今なんて……」

サーニャ「…………」

エイラ「……き、気のせい、だよナ……」

エイラ(本当に、気のせいなのカ?……)



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:50:34.09 ID:zFTYA8Vt0
エイラ「というわけデ、今日はサーニャを尾行しようと思う」

エイラ「まぁ別に心配なんかしてないけどナ、好きな人の日常が気になるのは恋人として当然ダシ……」

サーニャ「     」~♪

エイラ「お、サーニャだ。なんだかご機嫌だナ。ご機嫌なサーニャ可愛い……」

サーニャ「     」キョロキョロ

エイラ「ん? 誰かと待ち合わせカ?」

宮藤「       」

サーニャ「     !」パァ

エイラ「ま、また宮藤…… サーニャの奴、すごく嬉しそう……」

宮藤「       」テクテク

サーニャ「     」テクテク

エイラ「くそぅ、会話がきになるナ」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:53:55.40 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「         」ガチャ

エイラ「ん? 二人して宮藤の部屋へ……タロットでもするのカ?」

エイラ「気になる……ちょっとだけ、声を聞くだけダカラ……いいよナ?」

 コソコソ ピト

宮藤「サーニャちゃんのここ、もう湿ってきてる」

サーニャ「や、やだ。恥ずかしいよ……」

宮藤「恥ずかしくないよ、もっと、私に身を委ねて」


エイラ「な、何の話ダ? ま、まさかサーニャ……」

エイラ「ちょっとだけ、覗いてミヨウ」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:56:38.33 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「サーニャちゃん……」クチュクチュ

サーニャ「ああっ……すごいよ宮藤さん」

宮藤「芳佳、でしょ?」クリッ

サーニャ「あぁぁああ!! 芳佳っ 芳佳ぁ」

エイラ「あ……あ……」

宮藤「ふふ、こんなによがっちゃって、はしたないなぁ、サーニャちゃん」

サーニャ「だって、芳佳が上手だから……」

宮藤「ふふ、もっと気持よくしてあげる」

エイラ「そんな、サーニャ……サーニャっ!」ギッ

サーニャ「……!?」

エイラ「あっ……」

宮藤「あれぇ? エイラさん、もしかして覗いてたんですかぁ?」ニマニマ

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 22:59:38.14 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「いやっ……その……」

サーニャ「最低……」

エイラ「っ! そんな、最低なのはどっちだヨ! なんで、さーにゃ……」

サーニャ「それは……」

宮藤「サーニャちゃんはね、もう私の物なんだよ。ほら、その証拠に」ズブリ

サーニャ「あぁあああんっ!!////」

エイラ「サーニャ!」

宮藤「こんなに、私の指で感じてるんだよ?」ズブズブ

サーニャ「あんっ あんっ!」

エイラ「やめろ……やめてクレ……」


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:05:24.82 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「私のキスだけでオマンコ濡らして、こうされるのを朝から期待してたんだよね?」

サーニャ「んっ……そんなっ ことっ!」

宮藤「嘘」ピタ

サーニャ「あっ……」

宮藤「嘘つく子にはもうしてあげない」

サーニャ「いや、止めないで……」

エイラ「さー……にゃ?」

宮藤「じゃあ、言えるよね?」ニヤ

サーニャ「わ、私はぁ……よしかとぉ、セックスしたいって、指でズコズコして欲しいっていっつも思ってる、淫乱ですぅっ」

エイラ「嫌だ……サーニャ」


サーニャ「だからっ! よしかっ よしかのぉ! よしかの指で気持よくしてぇっ!」


エイラ「あ、あぁァァァあああぁぁ……」


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:10:44.26 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「よく、出来ました」ズボッ

サーニャ「あぁぁああん!」

宮藤「ふふ、よくできたサーニャちゃんには特別に、エロ大国扶桑の特別製ペニバンでズコズコしてあげる」パンパン

サーニャ「すごいっ! よしかちゃんすごいっ!」

宮藤「あはは、そういえばエイラさん――いや、ストーカーさんはいつまで見てるのかな?」

エイラ「えっ……あ」

サーニャ「あんっ 最低なストーカーは お呼びじゃないのっ! 私もう芳佳のものなのっ バイバイ、エイラ」

エイラ「うっ……あぁぁ……うわあああああああ!!」ガチャ バタン

宮藤「ふふふふ……」

サーニャ「あんっ あんっ」 



エイラ「そんな……サーニャ……サーニャぁ……」ブツブツ

リーネ「くそっ 淫売め 許せない……」ブツブツ


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:17:02.17 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「はぁ、気持よかったね。やっぱり私たちって、身体の相性いいのかな?」

サーニャ「うん……ねぇ、またシてくれる?」

宮藤「もちろんだよ、いつでも来ていいから」チュ

サーニャ「ん………」

宮藤「そろそろ部屋に戻ったほうがいいかもね。送ろうか?」

サーニャ「ううん、大丈夫。やっぱり宮藤さんは優しいね」

宮藤「そんな事ないよ。好きな人のためなら当然だよ?」

サーニャ「うん、私も宮藤さんの事好き……それじゃあ」

宮藤「本当に送っていかなくて大丈夫?」

サーニャ「宮藤さんってば、心配性。エイラみたい」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:21:04.58 ID:zFTYA8Vt0

宮藤「……エイラさんみたい、か」

サーニャ「あっ……そういうことじゃ」

宮藤「うん、分かってるよ。それじゃおやすみ」

サーニャ「うん、おやすみなさい」

ガチャ バタン


リーネ「…………」

サーニャ「あ……リネットさん」

リーネ「こんばんは、サーニャさん」

サーニャ「こ、こんばんは……」

サーニャ(なんだか今日のリネットさん、怖い……)

リーネ「少し、お話したい事があるの。いいかな?」

サーニャ「う、うん。少しなら……」

リーネ「そう、じゃ、付いてきて」

サーニャ「うん……」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:26:30.14 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「ダメだ、あの光景が頭に焼き付いて眠れナイ……」

エイラ「うぅ……サーニャぁ……」

エイラ「サーニャがいないと、私……」

リーネ「          」

サーニャ「          」

エイラ「さ、サーニャ? それにリーネ……」

エイラ「そんな、宮藤だけでなくリーネとまデ……」

エイラ「そんなっ 嘘ダロ……」

エイラ「確かめなきゃ……」ツカツカ


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:30:53.12 ID:zFTYA8Vt0

サーニャ「ねぇ、リネットさん。こんな所で、何の話なの?」

リーネ「サーニャちゃん、最近芳佳ちゃんと仲いいよね」

サーニャ「!? ……そ、そんな事」

リーネ「誤魔化さないで、私もう知ってるの」

サーニャ「えっ……」

リーネ「この泥棒猫」

サーニャ「リネットさん……」

リーネ「可哀想な芳佳ちゃん。貴女みたいな女に騙されて……」

サーニャ「騙してなんて!」

リーネ「だってそうでしょう? 私と芳佳ちゃんは愛し合っていたのに」

サーニャ「…………」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:49:32.51 ID:zFTYA8Vt0

リーネ「芳佳ちゃんは私のもの。芳佳ちゃんの指も、腕も、足も、身体も、瞳も、声も、吐息も、視線も、すべて私のもの」

サーニャ「り、リネットさん」

リーネ「他の女になんか渡さない。芳佳ちゃんはずっとずっと私だけを見ていればいいんだから」

リーネ「他の女の事を見るなんて、絶対あっちゃいけないの」

サーニャ「いや、来ないで……」

リーネ「ふふ、でもそれも今日で終わり。芳佳ちゃん、貴女を誑かす悪い魔女から救ってあげる」チャキ

サーニャ「ほ、包丁……」

リーネ「うふ、あはは! あはははははは!!」

サーニャ「い、いや……たすけて」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:52:56.57 ID:zFTYA8Vt0

リーネ「だめだよ、貴女はここで死ぬの」

サーニャ「助けて……助けてよぉ……」

リーネ「ふふふ……  死ねぇ!」ブン

サーニャ「助けて! エイラ!」


エイラ「アイヨ」


ザシュッ

サーニャ「えっ……エイラ? なんで……」

エイラ「ナハハ……これじゃあ本当に……ストーカー、ダナ」ポタ… ポタ…

サーニャ「え、エイラ……血が……」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:56:24.55 ID:zFTYA8Vt0

エイラ「あー、思ったより……深く刺さったナ。あはは、助かんない……カモ」

サーニャ「なんで、エイラ……」

エイラ「サーニャの事が大好きナラ、呼ばれて助けに行くのは……当然ダロ?」

サーニャ「でも……私エイラにあんな酷い事……」

エイラ「ナンテコトナイッテ。私はアレくらいじゃ、諦めない……ヨ。案外しつこいんダ、私っテ……」

リーネ「チッ…… 邪魔しやがって」

エイラ「悪いけど、やらせない。……私がサーニャを……守る」

サーニャ「エイラ……」

リーネ「それじゃ、エイラさんを殺してからサーニャちゃんを殺すわ」チャキ

エイラ「…………」


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/03(火) 23:59:25.19 ID:zFTYA8Vt0 [36/36]
リーネ「死ね!」シュッ

 キィン

坂本「そこまでだ、リーネ」

リーネ「さ、坂本少佐!」

坂本「魔法力のこもったなかなか良い一撃だな。烈風丸が刃こぼれするとは」

リーネ「…………」

坂本「拘束する」


エイラ「うっ……」ドサ

サーニャ「エイラ!」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:02:33.94 ID:4a7/8GWi0 [1/11]

エイラ「あはは、格好悪いナ」

サーニャ「そんな事ない! エイラは格好良かったよ!」

エイラ「ありがとナ、サーニャ……でも私は、もう、駄目みたいダ」

サーニャ「すぐに宮藤さんを呼ぶから!」

エイラ「ムリダナ。私の身体の事は、私が一番良く分かってる」

サーニャ「エイラ……」

エイラ「そんな悲しい顔しないでくれヨ…… 死にたく、なくなる……」

サーニャ「死なないで! エイラっ!」

エイラ「ごめんナァ……サーニャ。ごめん」

サーニャ「な、何を……」

エイラ「サーニャの両親、もう、一緒に探せそうにない……」

サーニャ「……っ」

エイラ「駄目な恋人でごめんナ……って、もう振られたんだっけ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:06:29.78 ID:4a7/8GWi0 [2/11]

エイラ「宮藤に、幸せにしてもらえヨ、サーニャ」

サーニャ「エイラ……エイラぁっ!」

エイラ「あぁ、顔を、顔を見せてくれヨ、サーニャ。もう、何も見えない……」

サーニャ「私はここだよ! ここにいるよ! エイラ!」

エイラ「好きだ、サーニャ……」

サーニャ「私も好き! エイラが好きだった!」

エイラ「あは……そっか、よか……た」

サーニャ「エイラぁ……」

エイラ「がん……ば……れ、サー……ニャ。お前は、一人じゃ……な……い」

サーニャ「エイ……ラ」

エイラ「………」

サーニャ「う、うぁ……あううう……」ポロポロ

サーニャ「あ……あぁぁぁぁぁぁ……」


宮藤「…………」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:13:53.56 ID:4a7/8GWi0 [3/11]

坂本「リーネは殺人罪で軍法会議。ミーナ中佐は今回の責任をとって転属。そしてお前は遠因として、数日間の謹慎というわけだが……
    ふふ、なんならその謹慎も解いてやっていいんだぞ?」

宮藤「結構ですよ、坂本さん。私も暫く休みが欲しいと思っていたところです」

坂本「はは、言うじゃないか」

宮藤「……これで、この第501統合航空戦闘団は貴女のものです。少佐」

坂本「邪魔な中佐の首を飛ばし、目障りなスオムスの小娘を始末した……素晴らしい作戦だったぞ、宮藤。
    まぁ、忠犬を一匹保健所に送ることとなったが、仕方あるまい」

宮藤「たしかにリネット曹長は忠犬でしたが、狂犬でもありました。早めに処分できて良かったとも思いますよ」

坂本「クク……」

宮藤「残る隊員ですが、バルクホルン大尉はすでに私の虜。ハルトマン中尉も大尉が従うならば付いてくるでしょう。
    クロステルマン中尉は言わずもがな、シャーリー大尉についても既に手は打ってあります」

坂本「ルッキーニか?」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:17:13.29 ID:4a7/8GWi0 [4/11]
宮藤「ええ、彼女を人質に取ればすぐでしたよ。それで、サーニャ・∨・リトヴャク中尉については……」

坂本「あの様子では戦闘でも役に立つまい。私のウィッチ隊には不要だ、こちらで処分する」

宮藤「……そうですか」

坂本「なんだ、不服そうだな」

宮藤「いえ、ただ彼女は名器でしたので」

坂本「ハッハッハ! お前らしいなぁ、宮藤」




坂本「それで――」

宮藤「…………」カチリ

坂本「――その拳銃は、どういうつもりだ?」

宮藤「…………」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:24:33.55 ID:4a7/8GWi0 [5/11]

坂本「忘れたのか? 山川美千子は私の部下が人質にとっているんだぞ?」

宮藤「みっちゃんについては、既に開放されたと連絡が来ました」

坂本「なに?」

宮藤「土方さんが頑張ってくれたそうで。貴女に対して、結構不満が溜まってたみたいですよ?」

坂本「土方ァ……」ギリ

宮藤「今の貴女はシールドも貼れない。烈風丸も砥ぎに出している。私の弾丸を防ぐ術はない」

坂本「その通りだ」

宮藤「……随分冷静なんですね」

坂本「これだけ黒いことに手を染めて、自分だけ長生きしようとは思っておらんさ。
    まぁ、三日すら天下を維持できないとは、夢にも思っていなかったが」ニヤッ


168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:29:11.37 ID:4a7/8GWi0 [6/11]
宮藤「何か、言い残す事は?」

坂本「無い。だが、最後に一つ……いや、二つだけ教えてくれ」

宮藤「なんですか?」

坂本「何故、私を裏切った」

宮藤「明瞭ですよ。私の愛する人を人質に取り、あまつさえ傷つけた貴女を許すことは出来ない」

坂本「傷つけた? 少し味見しただけだろう。それに、彼女も喜んでいたぞ?『芳佳ちゃんよりイイ』とな」

宮藤「黙れ!」

坂本「はいはい。それじゃあ最後の質問だ」

宮藤「…………」

坂本「何故お前は、山川美千子が開放されたという報をうけながら、計画を実行した?」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:33:16.93 ID:4a7/8GWi0 [7/11]

宮藤「………………」

坂本「あの時の手紙がそうなんだろう? 全く、ロクに検閲もしなかったのが裏目に出たよ」

坂本「答えろ、宮藤」

宮藤「……確かめたかったんです」

坂本「ん?」

宮藤「私の事をみっちゃんが裏切ったのと同じように、他の人間も愛してるだの何だの言いながら、最終的には相手を裏切るのかどうか」

坂本「要するに八つ当たりか」

宮藤「ええそうですよ! 悔しかったんです! 隊の中でイチャイチャイチャしやがって! だからぶっ壊してやりたかった!」

坂本「くだらんな」

宮藤「っ!!?」

坂本「実にくだらん。そんな理由で、お前は何人もの人間を陥れたのか」

宮藤「お前にだけは言われたくない!」

坂本「はっはっは! そうだな、そのとおりだ。いやすまん。私も悔しくてな、意地悪を言ってやりたかっただけだ」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:37:10.26 ID:4a7/8GWi0 [8/11]

宮藤「くっ!」

坂本「以上で質問は終わりだ。さあ、殺せ宮藤」

宮藤「…………」

坂本「どうした? 恐れているのか?」

宮藤「…………」

坂本「そこからだと当てる自信が無いか? ならば近づいてやろうか?」ツカツカ

宮藤「!? うごくな!」

坂本「撃てよ、宮藤」

坂本「覚悟を見せろォ! 宮藤ィ!!」

宮藤「…………」

坂本「…………」

宮藤「…………」



宮藤「撃ちます」                                   パァン


180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/04(水) 00:41:47.30 ID:4a7/8GWi0 [9/11]

宮藤「…………」

宮藤「どうして、こうなっちゃったのかな?」

宮藤「ねぇサーニャちゃん。私、本当にサーニャちゃんの事好きだったんだ」

宮藤「ずっとずっと、誕生日を一緒に祝った日から、ずっと……」

宮藤「でも、傷つけちゃったね。守るって、大丈夫だって、言ったのにね」

宮藤「ごめんね、サーニャちゃん……」スチャ

宮藤「生きて、貴女だけは、幸せになってね……」カチ

宮藤「さようなら、サーニャちゃん……」



 3人の死亡者と、一人の犯罪者を出したこの事件の後、第501統合航空戦闘団は解散。
 残ったメンバーは自国の軍隊へと再編入される事となった。
 だがその中で一人、軍への帰環を望まなかった人物がいる。

 その人物は後にオラーシャへと渡り、音楽家として大成。死の間際まで、演奏を続けたという。 


             レクイエム
 愛する人へと捧ぐ、鎮魂歌を――

コメント

No title

期待してた結果これだよ!
もっとほんわかにできないのかな!?

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