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とある魔術の左方殺し
591 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/07/24(土) 15:08:38.29 ID:UjhfHuM0 [1/3]
>>478を見て何かが目覚めたかもしれない。
ということで二レス程投下。
後悔はしないと思う。
タイトルは『とある魔術の左方殺し』
>>478を見て何かが目覚めたかもしれない。
ということで二レス程投下。
後悔はしないと思う。
タイトルは『とある魔術の左方殺し』
592 名前:とある魔術の左方殺し[sage saga] 投稿日:2010/07/24(土) 15:09:26.54 ID:UjhfHuM0 [2/3]
テッ/ラ「ですからねー、貴方の存在感の薄さは仕方ないことなんですねー?」
■■「そんなことは。ない。努力すれば。夢はいつか叶う」
テッ/ラ「人の夢と書いて儚いと詠むらしいですねー。私達外国人にとっては漢字は意味不明なんですけどもー」
■■「しかし。本当に。わからない」
テッ/ラ「わかってないのは貴方ですねー」
■■「こんなにも美少女で。胸もそこそこあって。巫女服で。家事もできる。人気がないわけがない」
テッ/ラ「まぁメインが一巻分しかないですしねー」
■■「あなたも。同じ。でもなんであなたは。ネタにされるの」
テッ/ラ「インパクト強かったですからねー。個人的には一回死んで蘇った貴方の方が凄いんですけどねー
」
■■「わからない」
テッ/ラ「まぁわかる気がするんですよ。
顔は御坂条に負けてますし、胸は吹寄嬢に、巫女服は安全ピン修道服に負けてますし、家事は五和さんに負けてますしねー。
結局、地味というわけですねー」
■■「そこまで言われると。つらい」
テッ/ラ「イギリス清教の庇護下に入ってるのも原因だと推測しますねー」
■■「なん……だと……?」
テッ/ラ「まぁ一つ魔法をかけますかねー……――優先する。周囲の存在を下位へ、姫神嬢の存在を上位へ」
■■「今なら。なにかできそうな気がしてきた。行ってくる」
593 名前:とある魔術の左方殺し[sage saga] 投稿日:2010/07/24(土) 15:10:24.13 ID:UjhfHuM0 [3/3]
――学校――
喧騒に包まれた教室の扉が、音を立てて開く。そこには、美しい顔立ちをした大和撫子風美女の姿が。
通常、扉の音は喧騒に掻き消され、いつの間にか自分の席に着くのだが、今日は違った。
一瞬、静寂。彼女の美しさが、喧騒を呑み込んだ。普段なら空気な彼女も、改めてみると美しいのだ。
青ピ「おお! 姫神ちゃんが何時もより輝いて見えるッッッ!!」
土御門「おお、舞花の次ぐらいにかわいいにゃー!!」
姫神「……フフッ」
人々が、姫神を取り囲み、色々と聞く。人の中心に初めて立った姫神は、若干恍惚な表情を浮かべていた。
しかし、閉まったはずの扉が再び開く。入ってきたのは、黒いツンツン頭の少年。
その生徒の右腕が、姫神の肩に置かれた。
上条ェ「おはよう!」
瞬間、その幻想は粉々に殺された。
姫神から離れていく生徒達。あとには、姫神と上条が立っていた。
■■「君の右手は。危険」
少し涙を流した姫神を見た吹寄が、「また貴様はーー!!」とか言いながら上条のデコに頭突きを喰らわせたのは、言うまでもない。
テッ/ラ「やっぱり幻想(ゆめ)は儚いですねー」
テッ/ラ「ですからねー、貴方の存在感の薄さは仕方ないことなんですねー?」
■■「そんなことは。ない。努力すれば。夢はいつか叶う」
テッ/ラ「人の夢と書いて儚いと詠むらしいですねー。私達外国人にとっては漢字は意味不明なんですけどもー」
■■「しかし。本当に。わからない」
テッ/ラ「わかってないのは貴方ですねー」
■■「こんなにも美少女で。胸もそこそこあって。巫女服で。家事もできる。人気がないわけがない」
テッ/ラ「まぁメインが一巻分しかないですしねー」
■■「あなたも。同じ。でもなんであなたは。ネタにされるの」
テッ/ラ「インパクト強かったですからねー。個人的には一回死んで蘇った貴方の方が凄いんですけどねー
」
■■「わからない」
テッ/ラ「まぁわかる気がするんですよ。
顔は御坂条に負けてますし、胸は吹寄嬢に、巫女服は安全ピン修道服に負けてますし、家事は五和さんに負けてますしねー。
結局、地味というわけですねー」
■■「そこまで言われると。つらい」
テッ/ラ「イギリス清教の庇護下に入ってるのも原因だと推測しますねー」
■■「なん……だと……?」
テッ/ラ「まぁ一つ魔法をかけますかねー……――優先する。周囲の存在を下位へ、姫神嬢の存在を上位へ」
■■「今なら。なにかできそうな気がしてきた。行ってくる」
593 名前:とある魔術の左方殺し[sage saga] 投稿日:2010/07/24(土) 15:10:24.13 ID:UjhfHuM0 [3/3]
――学校――
喧騒に包まれた教室の扉が、音を立てて開く。そこには、美しい顔立ちをした大和撫子風美女の姿が。
通常、扉の音は喧騒に掻き消され、いつの間にか自分の席に着くのだが、今日は違った。
一瞬、静寂。彼女の美しさが、喧騒を呑み込んだ。普段なら空気な彼女も、改めてみると美しいのだ。
青ピ「おお! 姫神ちゃんが何時もより輝いて見えるッッッ!!」
土御門「おお、舞花の次ぐらいにかわいいにゃー!!」
姫神「……フフッ」
人々が、姫神を取り囲み、色々と聞く。人の中心に初めて立った姫神は、若干恍惚な表情を浮かべていた。
しかし、閉まったはずの扉が再び開く。入ってきたのは、黒いツンツン頭の少年。
その生徒の右腕が、姫神の肩に置かれた。
上条ェ「おはよう!」
瞬間、その幻想は粉々に殺された。
姫神から離れていく生徒達。あとには、姫神と上条が立っていた。
■■「君の右手は。危険」
少し涙を流した姫神を見た吹寄が、「また貴様はーー!!」とか言いながら上条のデコに頭突きを喰らわせたのは、言うまでもない。
テッ/ラ「やっぱり幻想(ゆめ)は儚いですねー」
Tag : とあるSS総合スレ
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コメント
姫神大好きの私にはまさに"私得"なお話でしたー^^………上条ェ。。。
姫神大好きの私にはまさに"私得"なお話でしたー^^………上条ェ。。。
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