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姉「・・・・・・」弟「・・・・・・」2

345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 21:05:30.83 ID:dORVh8Hc0
弟「・・・あ、姉ちゃんからメール」

弟「なになに、『会社の飲み会で遅くなる』?」

弟「・・・・・・うわ・・・嫌な予感しかしねぇ」

チ「にゃー」

弟「チビにもきっと被害が及ぶな・・・」

チ「にゃー?」




ガチャッ バタン
姉「たらいま~!!」

弟「お、おかえり。思ったより早かったね(きたー!!)」

姉「思ったよりってなんだよぉ!!そんなに早く帰ってきてほしくなかったのかこらー!」

弟「いや、滅相もございません・・」

姉「あれか?もしかして、私に隠れてやらしいことでもしようとしてたんだな!?」

346 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:10:53.49 ID:dORVh8Hc0
弟「は?」

姉「さてはお前、慌ててどこかに女かエロ本かAVでも隠したな!?」

弟「ねーよ!!」

姉「・・・まぁ、いいけど。さーて、チビちゃん。ねーちゃんと遊ぼうね~」

チ「うにゃー!?」

弟「チビ!」

姉「むふー。いい触りごこちだねぇ~。毛皮にしたいよ~」

チ「!?」

弟「姉ちゃん、それは絶対にだめ!!」

姉「じゃあ、お前を毛皮にしてやる」

弟「とばっちり食らった!」

姉「それとも燻製にして食ってやろうか!!わっはっはー」

弟「もう意味がわからない・・・」

姉「あぅいー、なんか小腹すいたぞー。作れー」

弟「はいはい。作りますよーっと」


347 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:14:35.26 ID:dORVh8Hc0
弟「はい。できたよ。っていっても夕飯の残り物だけど」

姉「残り物だと!!」

弟「え、そうだよ?」

姉「・・・・・そうか。私も売れ残ってるからなぁ・・・共食いか」

弟「何言ってんの、姉ちゃんまだ若いでしょ」

姉「慰めにもならん!」

弟「えー。どうすりゃいいんだよ」

姉「彼氏ほしい」

弟「・・・どうぞご勝手にー」

姉「・・・・・お、今妬いたか?私が彼氏欲しいって言ったから妬いちゃったか!?うりうり」ツンツン

弟「う、うるさいなぁ!そんなわけ無いって!」

姉「ほほーう。どうだかなぁー?ねぇ、チビ」

チ「にゃー?」


348 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:18:04.07 ID:dORVh8Hc0
姉「まぁー私にはもう許婚がいるからな!!」

弟「はいはい。言っててください」

姉「あれー?驚かないのか?」

弟「どうせ冗談でしょ」

姉「いや、マジ」

弟「マジ?」

姉「マジ」

弟「本気と書いて?」

姉「マジ」

弟「鯵?」

姉「それはアジ」

弟「・・・・え?誰と?」

姉「むふー。聞きたい?聞きたい?」

弟「・・・・あ、はい。聞きたいです(なんかうぜぇ)」


352 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:21:57.18 ID:dORVh8Hc0
姉「それはねぇ・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・・お」

弟「・・・お?」

姉「お前だぁぁぁ!!」ドン

弟「うわっ!!!」バタン

弟「いたたたた・・・姉ちゃん何するん・・・」

姉「・・・・・」

弟「・・・あの、姉ちゃん?」

姉「・・・・憶えてないの?」

弟「・・・え?」

姉「・・・・子供の頃に・・・結婚しようって言ってくれたじゃん」

弟「・・・・はぇ?」


354 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:24:53.22 ID:dORVh8Hc0
姉「ほんとに・・・憶えてない?」

弟「・・・・ご、ごめん。全くもって」

姉「・・・そっか」

弟「・・・・あの、そろそろ・・・どいていただけますか?」

姉「・・・・・・」

弟「あの、姉ちゃん?・・・って」

姉「・・・・・ん」

弟「・・・(ちょっ、コレはどういう展開ですか?!姉ちゃんの顔が近づいてくる
  アトラクションなんて必要ないんですけど!!)」

姉「・・・・・」

弟「・・・ね、ねえちゃ」


359 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:28:37.49 ID:dORVh8Hc0
姉「・・・・」

弟「だ、だめだって」

姉「・・・・・」

弟「ね、ねえち」
ピンポーン
弟・姉「!!」

『ごめんくださーい』

弟「・・・・・」

姉「・・・・・」

弟「ぼ、僕、出てくるよ」

姉「あ、・・・うん」



姉「だ、誰だったの?」

弟「ん、新聞の勧誘。こんな時間に迷惑だよね」

姉「あ、あはは、そ、そうだね」

弟「あはは・・・・」


363 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:31:56.85 ID:dORVh8Hc0
弟「ふぅ。昨日の姉ちゃん酔ってたにしてもなんかおかしかったな」

弟「ん・・・・よし。味噌汁完成。姉ちゃん起こしてこよーっと」

弟「・・・・ねーちゃ・・・あ。そういえば姉ちゃんって記憶残る人なんだっけ」

弟「・・・・じゃあしばらくはそっとしておいたほうが良いかな」



姉「・・・・うぅ・・・。頭痛い」

姉「・・・・・・・」

姉「・・・・私・・・なんで昨日あんなこと・・・」

姉「・・・・いいや・・・。起きる」


364 :姉泥酔:2010/02/21(日) 21:36:35.58 ID:dORVh8Hc0
弟「あ、姉ちゃんおはよう、二日酔いじゃない?」

姉「・・・・・・・」

弟「ん、その様子だと大丈夫そうだね」

姉「・・・・・・・風呂」

弟「あぁ、うん。入りたいだろうから、もう沸かしてあるよー」

姉「・・・・・・・」スタスタスタ

弟「・・・・顔赤いな。姉ちゃん。やっぱり記憶残ってるんだ」



姉「・・・・・まともに顔合わせられない」



弟「・・・まぁ、結論から言いますと」

姉「・・・・」

弟「酒を飲んでも飲まれるなってことで」

姉「・・・・・///」コクン

チ「にゃ」


380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 21:49:17.23 ID:A/Jvib9u0
見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬


390 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 22:23:58.89 ID:dORVh8Hc0
姉「・・・・あいつから・・・?」

『今日友達と遊んで行く故に帰りが遅くなると思うからよろしく。
 あ、夕飯は食べると思うから準備しなくて良いよー』

姉「・・・・・・・」



姉「・・・・・」テクテクテク

姉「・・・・・・」テクテクテク

姉「・・・・・・!」

弟「―――――。」
?「―――――!」

姉「・・・・・・」

姉「・・・・・・」テクテクテク...テクテク...テク...

弟「――――!」キャッキャ
?「――――?」キャッキャ

姉「・・・・・・」トボトボトボ...トボトボ...


392 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 22:33:16.67 ID:dORVh8Hc0
弟「ただいまー」

弟「・・・あれ?電気ついてない・・・。姉ちゃん帰ってないのかな」

弟「・・・・・あ、いた。ただいま姉ちゃん。どうしたの」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・?」

姉「・・・・・・・」グスッ

弟「・・・・・え、泣いてたの?」

姉「・・・・・・・っ」ブン

弟「おわっ・・・クッション投げないでよ」

姉「・・・・・・」

弟「ど、どうしたの?」

姉「・・・・さっき」

弟「うん」

姉「お前が・・・・女の子・・と・・・」

弟「あ」


393 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 22:45:04.18 ID:dORVh8Hc0
弟「あちゃー・・・あれかぁ」

姉「・・・・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・誰・・・・あの子」

弟「・・・・いや・・・何というか・・・」

姉「・・・・・・か、・・・彼女?」

弟「いや・・・・・そういうわけじゃ」

姉「・・・・じゃ、じゃあ何!」

弟「・・・・・えっと・・・」

姉「・・・・・正直に」

弟「・・・・やっぱり、彼女ってことにしてもらうってことは・・・無理ですよね」

姉「・・・・・・・」


397 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 23:00:21.59 ID:dORVh8Hc0
姉「・・・誰なの」

弟「・・・・えっと・・・」

姉「・・・・・名前は・・・」

弟「・・・・あ、えっと・・・女ちゃん」

姉「・・・・クラスの子?」

弟「・・・・・うん」

姉「・・・・・今からその子の家に電話する」

弟「いや、まってそれだけは!!!!!」

姉「うるさい」バシッ

弟「いたい!」

姉「・・・・・」

弟「いや、待って!!話すから!!!もう話しますから!!」

姉「・・・・・・」

弟「・・・・・話します・・・」


401 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 23:20:24.25 ID:dORVh8Hc0
弟「・・・・・・」

姉「・・・・早く」

弟「・・・・はい。・・・・あんまり言いたくなかったけど・・・」

弟「・・・単刀直入に言います」

姉「・・・・・・」

弟「女ちゃんと一緒に姉ちゃんの誕生日プレゼント選んでました!!」

姉「・・・・・・・・・ぇ」

弟「・・・・・・ほんとはサプライズでプレゼントしようと思ってたんだけど・・・
  ばれちゃったかぁ・・・」

姉「・・・・・・・ぇ・・・え?」

弟「まぁ、・・・・そういうわけだから、心配しないで。姉ちゃん」

姉「・・・・・・な、何の」

弟「彼女じゃないよってこと」


412 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 23:41:34.23 ID:dORVh8Hc0
姉「だ、誰が・・・そ、そんな」

弟「いや、さっきの電話するって言うのはマジでビビリました」

姉「・・・あ、あれは・・・その・・・///」

弟「あぁ、因みに女ちゃんには姉ちゃんの話をよくするから、相談に乗ってもらってた
  だけだからね。デートじゃございません」

姉「・・・・・・」

弟「・・・ま、とにかく。誕生日は楽しみにしててね。姉ちゃん」

姉「・・・・・・ん///」

チ「にゃ?」

姉「・・・・・・」ナデナデ

チ「にゃぁ~」


413 :見知らぬ女とデートする弟に姉が嫉妬:2010/02/21(日) 23:48:23.99 ID:dORVh8Hc0
弟「姉ちゃん、誕生日、おめでとう!!!!!!!!!」

姉「・・・・あ、・・りが・・とう///」

弟「さぁさぁ。こちらが噂のプレゼントです」

姉「・・・・後で・・・」

弟「うん。いつあけてくれても良いからね」

弟「じゃあ今はこの用意したご馳走たちを食べようじゃないか!!」

姉「・・・・・・ん」




姉「・・・・・・」パカッ

姉「・・・・・あぁ・・・」

姉「・・・オルゴール・・・」

姉「・・・いい音・・・」

姉「・・・・ありがとう」


488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:15:01.22 ID:+aHVRLWz0
弟「・・・・・・」
ガチャッ
姉「・・・・・・」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・・・おい」

弟「・・・・・」

姉「・・・・・・おい」ポンポン

弟「・・・・・っ!?」ビクッ

弟「・・・あ、ね、姉ちゃんか・・・びっくりした」

姉「・・・・・」

弟「あぁ、えっと、お帰り。・・・うわっ、もうこんな時間?今から夕飯作るからまってて」

姉「・・・・・テスト?」

弟「うん。そう。テスト勉強してたんだー。そんで音楽聴きながらやってたから
  姉ちゃんが帰ってきたのに気づかないし、夕飯作るのも忘れちゃったし。ごめんねー」

姉「・・・・・・」


489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:19:39.45 ID:+aHVRLWz0
弟「・・・・・はい。できたよー。ごめんね、遅くなっちゃって」

姉「・・・・・・いい」

弟「・・・・よっし。じゃあ食べよっか。いただきます」

姉「・・・・・」

弟「・・・・食べないの?」

姉「・・・・・・・食う」

弟「・・・・? ならいいけど」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・・た、・・・食べ終わったら」

弟「ん?」

姉「・・・・・勉強・・・・みて・・・やる」

弟「えっ、ほんと?」

姉「・・・・・///」コク

弟「おぉ、それは助かるなぁー。姉ちゃんならわかりやすいし」


491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:25:35.44 ID:+aHVRLWz0
弟「よし。食べ終わったしそろそろ勉強見てもらおっかな」

姉「・・・・・・」

弟「因みに数学Ⅱと物理なんだけど」

姉「・・・・・・ん」

弟「まずここがわからないんですよ。先生」

姉「・・・・ど、どこ(せ、先生///)」

弟「この数学の問題なんだけど・・・」

姉「・・・・・・そこは左辺に―――」




姉「・・・ち、違う!!何度言ったら!!」

弟「・・・うぅ・・・だって・・わかんないんだもん」

姉「ここは左辺が!!――――」





492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:28:27.68 ID:+aHVRLWz0
弟「もう無理ー」

姉「おい」

弟「・・・・姉ちゃんならわかりやすいと思ったのになぁ」

姉「・・・・私の所為にするか」

弟「・・・・う・・・。いえ、しません。僕の実力不足です」

姉「・・・・はぁ・・・」

弟「・・じゃ、じゃあ次は物理のほうを・・・」

姉「・・・・・・・・」

弟「こ、今度は大丈夫だって!!」

姉「・・・・・はぁ・・・・どこ」

弟「ここなんだけどね」

姉「・・・ここは重力加速度を――――」



弟「・・・・・ごめんなさい。わかりません」

姉「・・・・・・・ちっ」


494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:31:35.77 ID:+aHVRLWz0
弟「・・・・」

姉「・・・・なんでわからない」

弟「・・・・・ごめんなさい」

姉「・・・・・」

弟「・・・・なんちゃって」

姉「・・・・・あ?」

弟「・・・・・あ、ですよね。やっぱり怒りますよね」

姉「・・・・・」

弟「いや、実は、わかんないフリをしてただけなんです」

姉「・・・・・・・」

弟「いや、まってやめて。姉ちゃんは教えるのうまかったから!!うん!!うまかったから
  まってその持ち上げた椅子を下ろして!!!!」


497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:35:24.24 ID:+aHVRLWz0
弟「いや・・・その・・・ハイ。・・・ほんとに申し訳ありませんでした」

姉「・・・・・・・・」

弟「でも、その・・・あの・・・姉ちゃんに教えてもらって理解できたわけだから、
  姉ちゃんが教えてくれたのは無駄じゃ・・・ないですよ?」

姉「・・・・・」

弟「・・・・あと時折あたる姉ちゃんの胸がいだだだだだだだだ!!!」

姉「・・・・っ!///」


弟「いや、でも何だかんだいってほんとにわかりやすかったから、100点取れそうだよ」

姉「・・・・それで取らなかったら・・・」

弟「・・・・ハイ。言い過ぎました。90以上でお願いします」

姉「・・・・・・だめ。100」

弟「・・・はい」


498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:39:32.69 ID:+aHVRLWz0
弟「ね、姉ちゃん、姉ちゃん姉ちゃん!!!」

姉「うるせぇな」

弟「100点取ったよ!!!」ギュッ

姉「・・・・っつ!?///」

弟「コレも姉ちゃんのおかげだよ!!」

姉「当たり前・・・こ、こら、離れろ!///」

弟「姉ちゃんありがとう!大好き!!」

姉「~~~~~っ!」ドン

弟「うお」

姉「つ、次も100点取らなかったら承知しない!」

弟「はい!」



姉「・・・・・///」ナデナデ

チ「にゃー?」


511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:56:19.55 ID:oB0nrmu90
姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる


518 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:05:11.97 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・・・」

姉「・・・・・・よし」

カチャ

姉「・・・・起きて・・・無い」コソコソ

弟「・・・・・」スースー

姉「・・・・・・・そのまま・・・・」コソコソ

弟「・・・・・・んぁっ」

姉「っ!?」ビクッ

弟「・・・・ふにゃ・・・」スースー

姉「・・・・・ふぅ」

姉「・・・・・・」コソコソ

姉「・・・・・弟・・・」

姉「・・・・・・・・・寝顔・・・・・・・・・・可愛い」

弟「・・・・・ふにゃー・・・」

姉「・・・・・・・・ふふっ」


520 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:09:30.71 ID:+aHVRLWz0
チ「にゃー?」

姉「!?」ビクッ ガタッ

姉「・・・しまっ・・・あ、時計が落ちる・・・」


ガシャ


姉「!!!!!!!!!!!!!!!!」

姉「・・・・・・」チラ

弟「・・・・・んぅ・・・・・」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・ん?・・・・なんか落ちた・・・?」

姉「・・・!」ドゴッ

弟「おぶっ!!!?」

姉「・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

弟「・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・・せ、セーフ」


522 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:14:59.18 ID:+aHVRLWz0
チ「にゃ?」

姉「しーっ」

チ「にゃ」

姉「・・・・・」

姉「・・・・・・侵入・・・開始」モゾモゾ

姉「・・・・・・・」モゾモゾ

姉「・・・・・・・」モゾモゾ

姉「・・・・ふぅ」

姉「成功」

姉「・・・・・・暖かい」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・弟・・・」ギシッ

弟「・・・・・・」

姉「・・・・・・・ん」

弟「・・・・・・んぅ・・・・」


523 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:18:28.26 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・・・・!!」

弟「・・・・うぅ・・う゛・・・ううー?」

姉「ど、どうしy」

弟「・・・・・・・」パチクリ

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・姉ちゃん」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・・僕の上で何やってんすか」

姉「・・・・・・・じょ、乗馬・・・マシーン」ユサユサ

弟「オウフwwヤメロww」

姉「・・・・・・・あっん・・・」ユサユサ

弟「やめて!!それ以上されたら何かが抑えきれなくなる!!」

姉「・・・・・んっ・・・」ユサユサ

弟「やめろーーーーい!!」ドカッ


525 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:21:52.94 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・・むぅ」

弟「・・・・・・何が『むぅ』だ!・・・って酒くせぇ!!おとなしいから素面かと思ったら
  酔ってんじゃねぇか!!!!!!」

姉「酔ってない・・・」

弟「酔ってんじゃん」

姉「寄ってない?」

弟「何が」

姉「ブラ」

弟「いや、意味わかんねぇ」

姉「・・・・・ん」

弟「まてまてまてまて!!その勢いでキスしようと迫ってくるな!!」


526 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:26:38.59 ID:+aHVRLWz0
弟「くそっ、うるさくなる酔い方だけかと思ってたけど、この酔い方は盲点だった!」

弟「こっちの酔い方のほうが性質わりぃ!!!」

姉「・・・・・・えっちしたい」

弟「ふざくんぬぁ!」

姉「・・・・・・」ガシッ

弟「無言で僕のズボンを下ろそうとするな!!!!!!!!!!!」

姉「・・・・失礼します?」

弟「断りいれてから下げろって意味じゃねえ!!!!」

姉「もう、どうしてほしいの」

弟「それはこっちのせりふだあああああああああ」


528 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:33:23.66 ID:+aHVRLWz0
姉「えっちしてほしい」

弟「僕のセリフに律儀に反応するなぁぁぁ!」

姉「・・・・だって」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・だめなの?」

弟「・・・・・・だ、だめだよ」

姉「・・・・・・口ではそうでも、・・・・ここは・・・?」サワッ

弟「ちょっ、・・・ね、姉ちゃん待って」

姉「・・・・すごいね・・・・こんなになっちゃうんだ」サワサワ

弟「うっ、・・・姉ちゃん(やばいやばいやばいやばい)」

姉「・・・・ふふ・・・すごい」サワサワ

弟「・・・・っ・・・ぁ(やばいって!まじで!!)」

姉「・・・・・・///」サワサワ

弟「・・・・だっ・・・・・やめ・・・」


529 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:35:55.96 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・?」

弟「だめだっ!!!!」ドンッ

姉「・・・・・っ!?」

弟「うわああああん僕の貞操の危機っ!!」ダダダッ

姉「・・・・ぁ」

姉「・・・・・」

姉「・・・・・だめなの?」




弟「やばい。最近の姉ちゃんは酔うと歯止めがきかなくなってる。コレは一大事だ」

弟「・・・・どうにかして対策を・・・」

弟「・・・・・・・・・・・・」


532 :姉ちゃん夜這い→直前で弟に気付かれる:2010/02/22(月) 15:39:41.72 ID:+aHVRLWz0
弟「・・・・・・・・だぁーーーー!だめだっ!!何にも思いつかない!」

弟「・・・・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・でも・・・・僕は・・・あんなことを姉ちゃんにされて・・・・
  うれしかったのか・・・?・・・だからあんなに・・・」

弟「いや、それは流石にまずい。残念ながらエロ同人誌のようにはいかないんだぜ」

弟「僕はコレを乗り切ってみせる!!」



弟「で、やっぱり記憶は残っていると」

姉「・・・・・///」

弟「・・・・今後お酒は控えてください」

姉「・・・・・・わかった・・・」コクン


550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 16:32:59.73 ID:YOiFYK/+0
姉が悪質なストーカー被害にあう


553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 16:39:48.19 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・・・・」
ピロピロリン♪
姉「ん」

姉「・・・・弟からメール」

『ちょっと帰りにプリン買ってきて欲しいなぁー なんて』

姉「・・・・・・ちっ」




「ありがとうございましたー」

姉「・・・・・」トコトコトコ

姉「・・・・・」トコトコトコ

姉「・・・・・はぁ」トコトコトコ コツ...

姉「・・・・・疲れた」トコトコトコ コツ...コツ...

姉「・・・・・・」トコトコトコ コツ...コツ...コツ...

姉「・・・・・あっ」ドサッ  コツ...

姉「・・・・・・・・プリンが」 コ...


556 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 16:44:07.00 ID:+aHVRLWz0
?「だ、大丈夫ですか!」ダダダダッ

姉「・・・!」ビクッ

?「・・・あ、すいません。驚かせてしまって。何か落し物をされたようだったので」

姉「・・・え、・・・あ・・・だい・・・丈夫」

?「そうですか。よかったです。では、私はこれで」

姉「・・・・はぁ」



弟「お帰り姉ちゃん。プリンは?」

姉「・・・・・・」ポイッ

弟「おぉ。ありが・・・ってどうしたのこれ。なんか泥ついてるけど」

姉「道に落とした」


557 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 16:52:36.29 ID:+aHVRLWz0
弟「え?道に?ビニール袋に入れてなかったの?」

姉「・・・・切れた」」

弟「・・・・・?・・・なんかよくわかんないけどそうなら仕方ない」




弟「姉ちゃんいってらっしゃーい」

姉「・・・・・」
ガチャ バタン

姉「・・・・・」テクテクテク

姉「・・・・・・」テクテクテク

?「あ、昨日は大丈夫でしたか?」

姉「・・・・・?」

?「おっと、これは失礼しました。私、須藤火(すとうか)と申します。昨日の夜の
  帰り道にお会いしましたよね?」

姉「・・・・・・・あぁ」

須藤「これから会社へ向かわれるんですか?」

姉「・・・・・・・・まぁ」


558 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 16:57:24.15 ID:+aHVRLWz0
須藤「どちらにお勤めで?」

姉「・・・・・えっと」

須藤「あ、待ってください。当てさせてください」

姉「・・・・・・・」

須藤「・・・・・株式会社○○とか!」

姉「・・・・・・!」ビクッ

姉「・・・・・え」

須藤「お、その反応は当たりですかね」

姉「・・・・・・・あ・・・はい」

須藤「ふふふ、すごいでしょう?」

姉「・・・・・・・・」


588 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:34:35.87 ID:+aHVRLWz0
須藤「おっと、それでは私はこちらなので。失礼」

姉「・・・・・・・」




姉「・・・・・・」テクテク

須藤「あ、また会いましたね」

姉「・・・・・・どうも」テクテク

須藤「今日はお仕事どうでした?」

姉「・・・・・・・・・特に何も」

須藤「そうですか」

須藤「ところで、ご兄弟っていらっしゃいます?」

姉「・・・・・弟が」

須藤「そうなんですか!うらやましいです。私、一人っ子なんですよ」

姉「・・・・・・・そうですか」


590 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:37:29.57 ID:+aHVRLWz0
須藤「―――へぇ。そんなかわいらしい弟さんが居るんですか。姉さんうらやましいですね」

姉「・・・・・///」

須藤「・・・・・・・・」

須藤「あ、ではここで失礼します」

姉「・・・・・・」テクテク

姉「・・・・・・」テクテク

姉「・・・・・・」テクテ...

姉「・・・・・?」

姉「・・・・・私・・・名前・・・・教えたか?」

姉「・・・・・・」


594 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:41:04.53 ID:+aHVRLWz0
弟「んじゃ、いってきまーす」

姉「・・・・・・ん」

チ「にゃ」



弟「~~~~♪」トコトコ

須藤「・・・・・・・・」

弟「~~~~~~~~♪」トコトコ

須藤「・・・・・・・・」

弟「~~~・・・ん?」

須藤「・・・・・・」

弟「・・・・・なんだろあの人」

弟「・・・・・ずっとこっち見てるような・・・」

須藤「・・・・・・・・・・」


597 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:44:41.23 ID:+aHVRLWz0
弟「・・・・・・・なんか・・・・怖いな・・・」

須藤「・・・・・・・・・」

弟「・・・・は、はやく学校いこう!」タッタッタッタ...

須藤「・・・・・・・」




姉「・・・・・・・」テクテク

姉「・・・・・・・」テクテク

須藤「あ、こんばんわ。また会いましたね」

姉「・・・・・・・・どうも」

須藤「あ、多分なんですけど、今朝弟君らしき子を見かけましたよー」

姉「・・・・・・・」

須藤「かわいらしい子ですねー」

姉「・・・・・・・」

須藤「・・・まぁ、姉さんのほうが可愛いですけどね」

姉「・・・・・・っ?」ゾクゾクッ


602 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:51:25.28 ID:+aHVRLWz0
須藤「どうされました?」

姉「・・・・・いや・・・別に」

須藤「帰り道、もう十分に暗いですからお送りしましょうか?」

姉「・・・・・・結構だ」タッタッタッタッ

須藤「・・・・・・」

須藤「・・・・・・・・・・・」



弟「姉ちゃん、姉ちゃん宛に手紙が届いてるよ」

姉「・・・・・・・・・誰」

弟「差出人は・・・書いてないねぇ・・・はい」

姉「・・・・・・・・」カサカサ

弟「なんて書いてあるの?」

姉「・・・・・・・・・・」

弟「んー?『貴女を見ていると、僕はおかしくなってしまいそうだ。僕は貴女の
  すべてを知りたい。朝起きるときも、ご飯を食べるときも、』え゛・・何コレ」


604 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/22(月) 20:55:58.92 ID:+aHVRLWz0
姉「・・・・・・・」

弟「うわ、まだ続くよ『僕は貴女を知り尽くしたい。お風呂の着替えのときも、お風呂の中も
  トイレの中も、貴女の排泄されるものも・・・。すべてを知り尽くしたい。そうすれば私は
  貴女を独り占めできるから』・・・・うわ・・・気持ち悪・・・」

姉「・・・・・・」

弟「・・・一人称がはっきりしないなぁ。僕だったり私だったり」

弟「って、どうでもいいか。どうしよう、これ。捨てたほうが良いよね?」

姉「・・・・・うん」

弟「ん。じゃあ捨てとくね」



弟「姉ちゃん、また姉ちゃん宛の手紙が届いてる」

姉「・・・・・・・誰」


651 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:24:29.42 ID:8fvu4fP70
弟「また・・・差出人は不明・・・」

姉「・・・・・・」

弟「あけるの怖いね」

姉「・・・・・・」カサカサ

姉「・・・・・・・!!!!」バサバサッ

弟「どうした・・・の・・・・うわ」

姉「・・・・・」

弟「・・・・これ・・・写真?」

姉「・・・・・」ブルブルブルブル

弟「・・・・全部・・・姉ちゃんが写ってる・・・」

姉「・・・・・ぁ・・・ぅ」

弟「・・・・・っ!!」ビリビリィ

姉「・・・・・・」

弟「誰なんだ!!!こんなことするやつは!!」


655 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:32:41.82 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・・・も、もしかして」

姉「・・・・・・?」

弟「あいつ・・・かも」

姉「・・・・・・・・誰」

弟「こないだ朝学校に行こうとして家を出てちょっとあるったところの塀の影から
  僕の家のほうをずっと見てた怪しい人が居たんだけど・・・」

姉「・・・・ど、どういうやつだ」

弟「んーっと・・・・ちょっと背は小さめで・・・割と痩せてたかな。・・・で、髪は
  ・・・・ちょっと長かったかな」

姉「・・・・・・そうか」

姉「・・・・!・・・もしかして」サラサラサラ

弟「・・・・何かいてるの?」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・」


656 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:36:53.44 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・こいつか・・・?」

弟「・・・・・・・・・・っ!!そ、そいつ!!」

姉「・・・・・・・・・・」

弟「姉ちゃん絵うまいね・・・じゃなくて!!姉ちゃんも知ってるの?」

姉「・・・・・・ここ数日・・・会社の行き帰りに話しかけられる」

弟「・・・・・・・・あやしいね」

姉「・・・・・・・・・」

弟「今度見つけたら問い詰めよう」

姉「・・・・・いや、・・・危ない」

弟「えー?」

姉「・・・・こういう人間は・・・・逆上すると・・・何するかわからない」

弟「・・・うーん。確かに・・・そんな気はする」

姉「・・・・・」

弟「じゃあどうする?」


657 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:41:47.38 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・私が」

弟「いやいやいや、そっちのほうが何されるかわからないよ!」

姉「・・・・・私に付きまとってるから・・・私が」

弟「・・・・・で、でも・・・・」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・はぁ。わかったよ。ただし、条件付ね」

姉「・・・・・・・?」

弟「きっと会社の行き帰りに遭遇するんだから、その時に
  どうにかするよね?」

姉「・・・・・・」コクン

弟「で、まぁ、姉ちゃん一人じゃ危ないから、ちょっと離れた
  ところから僕がそれを監視する形で」

姉「・・・・・・」


658 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:46:32.12 ID:8fvu4fP70
弟「それが条件ね」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・いざとなったら僕が姉ちゃんを守る」

姉「・・・・・・・わ、わかった」

弟「よし。じゃあ・・・明日の・・・・帰りとか、どう?」

姉「・・・・・」コクン



姉「・・・・・」テクテクテク

弟「・・・・(僕がストーカー扱いされても困るからね。
  あくまで自然を装いつつ後ろからついていこう)」

姉「・・・・」テクテクテク ...コツ

姉「・・・・・・」テクテクテク ...コツコツ

姉「・・・・・・」テクテクテク ...コツ...コツコツコツ

須藤「どうもー、こんばんわ」

姉「・・・・・・・・どうも」

弟「(きた!あれがそうか!)」


660 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:54:26.18 ID:8fvu4fP70
須藤「今日も寒かったですねぇ――――」

弟「(果たして・・・姉ちゃんはどう出るのだろうか)」



須藤「では、ここで失礼」

姉「おい」

須藤「・・・はい?」

姉「お前か」

須藤「・・・と、いいますと?」

姉「・・・・これを送りつけたのはお前かと聞いている」

須藤「・・・え、なんですか、それ。写真?」

姉「とぼけるな」

須藤「・・・・・いえ、とぼけるもなにも」

姉「・・・ふざけるな!!・・・私が・・・どんなに・・・悩まされたか」

須藤「・・・・」

姉「・・・・ふざけるな・・・」


663 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 01:59:25.97 ID:8fvu4fP70
須藤「・・・えぇ」

姉「・・!」

須藤「まぁ、もちろん。ふざけてはいませんよ。私も本気ですからね」

姉「・・・・・!!」ゾクゾクッ

須藤「あぁ・・・貴女のそのおびえたような表情・・・・たまらないです」

姉「・・・・ひっ」

須藤「あぁ・・・その小さく漏れ出る悲鳴もまた可愛い・・・」

姉「・・・・・・っ」

須藤「・・・・もう・・・貴女の全てを私のものにしたい・・・!」

姉「・・・・・・ぃ・・・・ぃゃ」

須藤「・・・・さぁ・・・・一緒に」ガシッ

姉「・・・っい・・・いやああああああああああああああ!!!」

弟「っ!?ね、姉ちゃん!!」

須藤「・・・君は確か・・・弟君か・・・。どうしたの?」


668 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 02:33:56.71 ID:8fvu4fP70
弟「どうしたのじゃねえええええええええええええええ!!」ブン

姉「・・・・やめろ!!!!!」

弟「・・・!?な、なんで!」

姉「・・・・・・暴力は・・・だめ」

弟「姉ちゃんらしくないよ・・・!」

姉「私が・・・やる」

弟「・・・!」

須藤「・・・・私を殴ってくれるんですか?あぁ・・・それもまたいいですねぇ」

弟「うわ・・・」

姉「・・・・・・」ピッ

弟「・・・・・・?」

須藤「・・・・え?」

姉「・・・・・・・・・警察ですか」


669 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 02:37:29.52 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・」

弟「・・・・・」

警察「・・・はい、逮捕」

須藤「ちょっ」

姉「・・・・・あぁ・・・」ペタン

弟「大丈夫?姉ちゃん」

姉「・・・・ん」

弟「・・・よかった・・・一時はどうなることかと思ったけど」

姉「・・・・・」

弟「・・・・これから事情聴取とかはあるんですか?」

警察「そうですねー。あることはありますが今日は遅いので後日また改めて」


671 :姉が悪質なストーカー被害にあう:2010/02/23(火) 02:42:00.69 ID:8fvu4fP70
弟「・・・そうですか。・・・姉ちゃん。帰ろう」

姉「・・・・・ん」

弟「・・・・でも・・・ほんとによかった」

姉「・・・・」

弟「・・・・」

姉「・・・怖かった」

弟「・・・・うん」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・」



弟「それにしても珍しいね?」

姉「・・・・・・ん」

弟「女で女にあれだけのストーキングするなんて」

姉「・・・・・」

チ「え?!女?!」 弟・姉「!?」


720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 15:05:09.51 ID:FZE4TqZN0
弟鬼畜化姉レイプ


733 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:14:33.52 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・!」

姉「・・・・なんだ・・・・これ」

姉「・・・・・・エロ・・・同人誌・・・///」

姉「・・・・・どんな・・・内容・・・かな///」


以下同人誌の内容。フィクションです。


姉「・・・・・・・っ!!!」

弟「・・・姉ちゃん・・・僕、もう我慢できないよ」

姉「だ、・・・・・やめ・・・」

弟「・・・・・ほら。もう、こんなになっちゃった・・・」

姉「・・・・・ぁ・・ぅ」

弟「・・・なんで目をそらすのさ。前は自分から触ってきたじゃん」

姉「・・・・・・あれ・・・は・・酔ってたから・・・」

弟「・・・・・酔ってても・・・どこか、心の中でしたいって思ってたからでしょ?」


734 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:18:41.97 ID:8fvu4fP70
姉「・・・違っ」

弟「ほんとかな?」ヌルッ

姉「・・・あっ」

弟「・・・・ここ・・・こんなに濡れてるよ。・・・説得力無いねぇ」

姉「・・・・・っ」

弟「・・・・素直になろうよ・・・姉ちゃん」

姉「・・・・・・いやだ」

弟「・・・・・・あ?」

姉「・・・・・いま、お前・・・お前じゃないみたいだ・・・」

弟「・・・・・・」

姉「私は・・・・弟としたい・・・・お前じゃない・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・・・・・そう」


738 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:22:56.05 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・! じゃ、じゃあ」

弟「で?っていう」

姉「・・・・・・・・!」

弟「だから何なのって話。僕には姉ちゃんの意思なんてもうどうでもいいんだ」

姉「・・・・・・・っ?!」

弟「だからさ・・・・」

姉「・・・・・・」

弟「・・・・・おとなしくしてろよ!!」ドカッ

姉「・・・・・っ!?・・・・げほっ・・・」

弟「・・・・・・こっち向けよ!」グイッ

姉「・・・・・っ!?・・・・・んぅ・・・ん・・・んーんんー!!」

弟「・・・・・どう?姉ちゃん。ファーストキスのお味は」

姉「・・・・・うっ・・・・・うぅ・・」

弟「・・・・まぁ、いまさら泣いてもどうにもならないけどね」


741 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:28:59.25 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・さて。次はこれを咥えて貰おうかなぁー」ボロン

姉「・・・・・っ!?」

弟「びっくりした?初めてでしょ。こんなになったの生で見るの」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・口あけて」

姉「・・・・・・」

弟「ほら」

姉「・・・・・・」

弟「あけろっつってんだろ!!!」バシッ

姉「・・・・っ!」

弟「ほら・・・あけろよ」

姉「・・・・・ぁ・・・・・・んぐっぅ!?」

姉「・・・・うぶっ・・・・かはっ・・・・う゛っ・・・」

弟「すぐ口を開けなかった罰だ。もっと奥まで突っ込んでやるよ」ズン

姉「!?・・・・・~~!!!げはっ・・・う゛っ・・・う゛う゛う゛」


742 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:33:04.23 ID:8fvu4fP70
パタン(強制終了)

姉「・・・・・・」プルプルプルプル

弟「たっだいまぁ~♪」

姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい」

弟「あ、姉ちゃん帰ってたん・・・・・え?」

姉「これはなんだ」

弟「!!!!!!前にも似たような展開が!!!」

姉「・・・・これは何だと聞いている!!!」

弟「・・・・・・・・・・・・同人誌です」

姉「そういうことじゃない!」

弟「・・・ハイ。・・・あの。また、友達から借りました」

姉「・・・・・・・それと・・・・内容」

弟「・・・いや、・・・あの・・・。友達が・・・・そういうの好きで・・・・」

姉「・・・・・誰だ」

弟「・・・・・クラスの・・・」


743 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:37:20.61 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・今からそいつの家に行って母親にこれを見せてくる」

弟「!!!!!!!!! ちょっ、それだけはやめてあげて!!!!!!!」

姉「・・・・・・・・・じゃあ今すぐ捨てるか燃やせ」

弟「えぇ?!これ一応人のだよ!?」

姉「関係ない。後でお前が金を払っておけばいい」

弟「ひどい」

姉「借りてきたお前が悪い」

弟「・・・はい」

姉「・・・・あと・・・・・その・・・登場人物が・・・・」

弟「・・・・あ、・・・はい。似てますよね。僕らに。」

姉「・・・・・・どういうことだ」

弟「・・・・・・・えっと・・・・・」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・実はそれ書いたのその友達で。・・・僕らがモデルにされました」

姉「やっぱり家に行ってくる」


744 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:41:09.49 ID:8fvu4fP70
弟「やめて!!!!!!」

姉「・・・・・・じゃあ今すぐ燃やせ。いや、燃やす」

弟「・・・・・はい。しょうがないですよね・・・」

姉「・・・・・・お前が燃やせ」

弟「ハイ」




弟「あぁ・・・燃えてゆく・・・。ごめんよ、友よ」

姉「・・・・・・・・」

弟「すいませんでした・・・。あとで友達にはキツク言っておきますので」

姉「・・・・・・・・」

弟「どうか機嫌を直してくださいませっ」

姉「・・・・・・・・」

弟「こ、このとおりですから!!」


746 :弟鬼畜化姉レイプ:2010/02/23(火) 15:43:25.01 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・・・・・・・だめですか」

姉「・・・・・・・・アイス」

弟「・・・へ?」

姉「・・・・・・アイス買って来い」

弟「・・・・・はい!!!」




弟「一時期はどうなるかと思ったけど、あぶなかったねぇ」

チ「にゃー?」

弟「よしよし」ナデナデ

チ「にゃ~」


748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 15:46:44.23 ID:Xb2hFiYn0
姉痴女化弟逆レイプ


759 :姉痴女化弟逆レイプ:2010/02/23(火) 15:58:50.84 ID:8fvu4fP70
弟「あ、姉ちゃんお帰り」

姉「・・・・・・・・」ガサッ

弟「って・・・何持ってるの?ビニール袋いっぱいじゃん」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・うわっ。それ酒じゃん!」

姉「・・・・・・・」

弟「この間酒は控えるよう言いましたよね?二の舞・・・いえ、三の舞を演じますか!?」

姉「・・・・・・・・もらったから・・・・仕方ない」

弟「そっかー、ならしょうがなくねぇ!!」

姉「・・・・・・」

弟「とにかく。だめです。捨てましょうそれ」

姉「・・・・・・だめ」

弟「だめって言ったって、捨てずに飲まずに家にずっと放置するわけにはいかないでしょ?」

姉「・・・・・・」サッ

弟「アッ」


761 :姉痴女化弟逆レイプ:2010/02/23(火) 16:03:02.75 ID:8fvu4fP70
プシュ ゴクゴクゴク
姉「・・・・・・」

弟「あーーー!!あーーー!!あーーーーーーー!!」

姉「・・・・・・・」

弟「の、飲みやがりましたね!!!!!!!!!」

姉「・・・・・・・うるさい」

弟「こんなに言っても聞かないなんて!!なんて悪い子むちゅ」

姉「・・・・・ん・・・ちゅっ」

弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

姉「・・・・・えへへ///」

弟「あの・・・いま、何しました?」

姉「弟君の初ちゅー奪っちゃいましたっ!」

弟「・・・・・・・・」

姉「およ?どうしたの。固まっちゃって。あ、こっちも硬くなったかなぁ」サワサワ

弟「おおおおおおおおお!!やりやがったな!!!そして触るなぁああ!!!!!!!
  あと酔うのはえええんだよ!!」


763 :姉痴女化弟逆レイプ:2010/02/23(火) 16:09:06.19 ID:8fvu4fP70
姉「むふー」サワサワ

弟「無視して触り続けてんじゃねえ!!」

姉「うーるさーいよっ」ジィィィ...

弟「下ろすなっ!!ファスナー下ろすな!!僕の蒼穹のファスナー下ろさないで!!」

姉「えいっ」ボロン

弟「あひぃ」

姉「あむっ」

弟「!?く、咥えやがった!!あれ!?ここはもっとためてシリアスな雰囲気にするんじゃないの!?」

姉「ん~・・んっ」ジュプジュプ

弟「あれ!?気持ちいい!?」

姉「ん~・・・んふっ・・・ちゅぅ~」

弟「うおおおおおおお!気持ちいい!!」


764 :姉痴女化弟逆レイプ:2010/02/23(火) 16:14:00.54 ID:8fvu4fP70
姉「んっ、んっ、んっ・・・」

弟「ああああああああああでるううううううううう」

姉「ん・・・いいよ、いっぱい出してね」

弟「ぬあああああああああああああ」ドクン

姉「・・・・・んっ・・・・ん~~~っ・・・・」

弟「はぁ・・・はぁ・・・・」

姉「・・・・んっ。飲んじゃった。いっぱい出たね」

弟「じゃあこれで失礼します」

姉「え!?賢者タイム!?」

弟「僕もう疲れたんですよ」

姉「・・・っだ、だめぇ!」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・・ほら。・・・姉ちゃんのここ触って・・・こんなに濡れちゃった・・・」

弟「・・・・ぅ」

姉「・・・・・だから・・・しよ?」


767 :姉痴女化弟逆レイプ:2010/02/23(火) 16:16:59.25 ID:8fvu4fP70
      ・
      ・
      ・

弟「・・・・っ・・はっ?!」ガバッ

弟「・・・・し、しまった・・・。パンツを汚してしまった・・・」

弟「しかしいよいよ夢にまで酔った姉ちゃんが登場してくるとは。」

弟「これは今後一切姉ちゃんに酒飲ましたらだめだ!」




弟「・・・・・・・・・とりあえずパンツ穿き替えて二度寝しよう」






790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 16:39:40.27 ID:Q7ETenyH0
2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント)


796 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 16:48:56.86 ID:8fvu4fP70
弟「姉ちゃん姉ちゃん」

姉「・・・・・・・・・」

弟「遊園地のチケット2枚もらったんだけどどう?」

姉「・・・・・・・・・・いい」

弟「えー、いこうよー」

姉「・・・・・・・・」

弟「ねぇ、ねぇ。いこうよー」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・そっか。行かないか。じゃあ、女ちゃんと行って来ようかな」

姉「・・・・・!!」

弟「よっし。早速電話してこようかな~」

姉「・・・・・・っ」

弟「してこようかなぁ~」チラッ

姉「・・・・・・・っ・・・・///」

弟「よいしょ・・・えーっと、電話番号はっと・・・」


797 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 16:52:05.69 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・い。・・・・行く」

弟「・・・・・・・んー?」ニマニマ

姉「・・・・・・///」

弟「姉ちゃんなんか言った?」ニヤニヤ

姉「・・・・・・い・・・」

弟「い?」

姉「い・・・・・・く」

弟「・・・どこに?」

姉「・・・・・ゆ・・」

弟「ゆ?」

姉「・・・・・ゆ、遊園地・・・・」

弟「誰と?」

姉「・・・・・っ!!」ドカッ

弟「おうふ」


799 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 16:54:31.83 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・」

弟「すいません。調子に乗りました」

姉「・・・・・・・ちっ」

弟「ゆるしてくだちい」

姉「・・・・・・・」イラッ

弟「あああああ、うううう、嘘です!!ごめんなさい、ゆるしてください!」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・・」

姉「・・・・・・ふん」

弟「・・・・・?」

姉「チケット」

弟「・・・・チケット?」

姉「見せろ」

弟「あぁ、はい」


800 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 16:56:41.57 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・・」

姉「・・・・・10時」

弟「はい?」

姉「明日朝10時に行くぞ」

弟「・・・・あ、はい!」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・うわーなんか楽しみになってきたよ」

チ「にゃー?」

弟「あ、明日はチビ留守番頼むよ~」

チ「にゃっ」


801 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 16:59:39.47 ID:8fvu4fP70
弟「おぉ!!」

姉「・・・・・・」

弟「やっぱ休日は混んでるね!」

姉「・・・・・・」

弟「よっし、じゃあもういきなり乗り物に乗りまくろっか!!」

姉「・・・・・ん」

弟「姉ちゃんどれ乗りたい?」

姉「・・・・・・」スッ

弟「・・・・おぉ、ジェットコースターね。いいよ」



弟「よし、次何乗る?」

姉「・・・・・・」スッ

弟「ゴーカートか。オッケー」


804 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:02:29.56 ID:8fvu4fP70
弟「次は?」

姉「・・・・・」

弟「おぉ。カ○ブの海賊か!・・・ん?」

姉「細かいことは・・・」

弟「ですよね」



弟「ふぃー今何時かな?」

姉「・・・・13時」

弟「うわっ、もう13時か。早いねぇ」

姉「・・・・・・・・」

弟「おなかすかない?」

姉「・・・・・・ん」

弟「じゃあそこのお店で食べよ」ガシッ

弟「ん?」


805 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:08:11.84 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・」

弟「・・・・・どしたの、姉ちゃん」

姉「・・・・・」

弟「・・・・具合でもわr」

姉「弁当」

弟「・・・・?」

姉「・・・・弁当・・・作って・・・きた」

弟「・・・え、ほんと?」

姉「・・・・・・ん」

弟「おぉ、それはありがたい!!じゃあどこかで座って食べようか」

姉「・・・・・」

弟「あ、そこのベンチがよさそうだね」

姉「・・・・・ん」


806 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:11:57.48 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・」

弟「じゃあ開けてもいい?」

姉「・・・・・」

弟「いくよー・・・」
パカッ

弟「・・・・おぉ!!!!豪華だね!」

姉「・・・・・・・」

弟「よし。じゃあいただきます・・・。まずはこの卵焼きから」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・うん・・・おいしい」

姉「・・・・・・・」ホッ

弟「・・・・まぁ、いつも食べてる味っていったらそれで終わりだけど、こういうところで
  食べるとまた違ったおいしさがあるね」

姉「・・・・・・・・・」

弟「姉ちゃんも食べようよ」

姉「・・・・ん」


807 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:16:39.94 ID:8fvu4fP70
弟「ところで、姉ちゃん」

姉「・・・・・・・・・」

弟「もしかして、ちょっと遅めに行く予定だったのってこれのため?」

姉「・・・・・・・まぁ」

弟「そっか。なんかうれしいな」

姉「・・・・・・・///」

弟「・・・・・・・」

姉「・・・・・」

弟「・・・あ」

姉「・・・・・?」

弟「いっぱい食べたら眠くなってきちゃった」

姉「・・・・・・はぁ」

弟「えへへ。まぁ、そろそろ移動しようか」

姉「・・・・・あ・・・」

弟「・・・・・ん?」


808 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:19:53.09 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・いい」

弟「・・・・いいの?」

姉「・・・・なんでもない」

弟「・・・・? まぁ、移動しようよ」

姉「・・・・・・・・」



弟「よし、姉ちゃん、お化け屋敷入ろう!」

姉「!?」

弟「・・・って、あぁ、姉ちゃんお化け嫌いなんだっけ」

姉「・・・・・・いや」

弟「・・・・え、でも」

姉「・・・・入る」

弟「無理しなくても」

姉「入る」

弟「むきになってません?」


809 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:23:58.66 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・・」ガクブルガクブル

弟「だから、無理しなくて良いって言ったのに・・・」

姉「ふ、震えてない」

弟「いや、そこ指摘してないし」

姉「・・・・・・」

弟「まぁ、しがみついてて」

姉「・・・・・・」ギュッ


「ぎゃあああああああああああああ」


弟「うおっ、びっくりした」

姉「・・・・・・・~~~!!!!」ギュウウウウウウウ

弟「姉ちゃん痛い痛い」

姉「・・・・・・・こ、怖くなんか」

弟「それは流石に通用しないな」


815 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:28:13.13 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・・・」

弟「うーん、結構歩いたけど出口見えないねぇ。どれくらいあるんだろうね?」

姉「・・・・・・・・」

弟「ねぇ」

姉「・・・・・・・・」

弟「ねぇっ」ポン

姉「・・・・うひっ!?」

弟「・・・・いや、あの。何で耳塞いでるんですか」

姉「・・・・べ、別に怖く」

弟「いやだから、無理あるって」

姉「・・・・・・」



「きょきょきょきょきょきょきょきょきょっ!!!!」


819 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:31:01.67 ID:8fvu4fP70
弟「うわーーーー!!・・・・びっくりしたぁ」

姉「・・・・・・・・・」

弟「ん?今回はしがみつかないね」

姉「・・・・・・・」

弟「え?うそ、立ったまま気絶してる!?」

姉「・・・・・・」

弟「ちょ、姉ちゃん、起きて!!!」



姉「・・・・・・」

弟「大丈夫?」

姉「・・・・・・ん」

弟「びっくりしたよ。いきなり動かなくなるからさー」

姉「・・・・・///」



820 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:34:58.42 ID:8fvu4fP70
弟「さーて、まぁ、時間も時間だし、そろそろ帰ろっか。そういえば電車できたから
  間に合わなくなっちゃうかもね」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・あ」

姉「・・・・・?」

弟「観覧車乗るの忘れた」

姉「・・・・・・」

弟「一番最後に乗ろうとしてたのにぃ・・・」

姉「・・・・・・今度」

弟「だねー」



ガタンゴトンガタンゴトン
姉「・・・・」

弟「ふぃー。疲れたねー」


821 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:39:38.89 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・」

弟「でも楽しかったねぇ~」

姉「・・・・・」コクン

弟「・・・姉ちゃんの弁当もおいしかったし」

姉「・・・・・///」

弟「・・・・ほんと・・・よかっ・・・・」ポフッ

姉「・・・!」

弟「・・・・・・」スースー

姉「・・・・・・まったく」

姉「・・・・・・・」ナデナデ

弟「・・・・・・」スースー

姉「・・・・・///」


822 :2人で遊園地(オプション:姉の手作り弁当イベント):2010/02/23(火) 17:43:29.54 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・」

弟「・・・・・・」スースー

姉「・・・・・・来て、よかった」

弟「・・・・・・」スースー

姉「・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・」スースー



弟「その後、二人して寝ていたため終点駅まで行ってしまったとさ」

弟「いや、気付いたらそこでびっくりした」

姉「・・・・・・ん」

チ「にゃー?」

弟「お、チビただいま~」

チ「にゃ~」

姉「・・・ただいま」

チ「にゃぁ~」


827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:56:55.38 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・は?」

弟「いや、だからひな祭り」

姉「・・・・・・・・」

弟「ちょっと押入れ整理してたらひな飾りがでてきたからさー」

姉「・・・・・・・やるのか」

弟「・・・・もちろん。だってそれしかネタが思い浮かばないんだもん」

姉「?」

弟「ごめん。こっちの話」

弟「とにかく、僕はひな飾りセットしてくるから姉ちゃんはその間にご馳走の準備を」

姉「・・・・・食べたいだけだろ」

弟「あ、ばれた?」

姉「・・・・・・・はぁ」

弟「じゃあお願いします」

姉「・・・・・・ちっ」


831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:13:23.82 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・んー?お内裏様とお雛様ってどっちにどっちを並べればいいんだ?」

弟「・・・・・いいか、適当で」



姉「・・・・・・」トントントントン



弟「・・・・っよし!後は~」ガンッ 

弟「ああああああ!!五人囃子バンド隊ふっ飛ばしちゃった!!」



姉「・・・・~~♪」グツグツ



弟「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・こ、こいつ・・・なかなかやるなぁ」

弟「覚悟っ、三人官女!!!・・・・みぎゃああああ」



姉「~~~~♪」ジャー


832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:18:09.79 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・できた・・・」

弟「・・・っ!これでも食らえ!!ひなあられマシンガン!!」

姉「・・・・・・・・・」

弟「ちぃっ、避けられたか。だが次はただじゃすまないぞ!!」

姉「・・・・・・・・」

弟「もう一度!ひなあられm・・・・・・・あ」

姉「・・・・・・何やってる」

弟「あ、あははは・・・」



弟「おぉ、流石姉ちゃん。豪華なメニューですね」

姉「・・・・・・・・」

弟「・・・・・酒は無いよね?」

姉「・・・・・」ビクッ

弟「ほう。何故反応したんでしょうかね」

姉「・・・・・・き、気のせい」


833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:22:18.94 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・ほんとに持ってない?」

姉「・・・・・・・・」コクン

弟「・・・ま、良いけど」

姉「・・・・・・・・」

弟「じゃあ、食べようか」

姉「・・・・・・・・・」



弟「ふぃ~、食べた食べたぁ~」

姉「・・・・・・」

弟「あ、片付けは後にしない?」

姉「・・・・・?」

弟「ちょっと待ってて」

姉「・・・・・・・・・・・・?」


834 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:28:13.75 ID:8fvu4fP70
弟「じゃーん」

姉「・・・・・・」

弟「ひな飾りと一緒に見つけたんだぁ」

姉「・・・・・・・」

弟「THE・日本の伝統 KIMONO!」

姉「・・・・・・・・・で」

弟「・・・・・?」

姉「・・・・・どうしろと」

弟「もちろん着てもらいます。いえ、着てください」

姉「・・・・・・」

弟「姉ちゃん確か自分で着付けできたよね?」

姉「・・・・・まぁ」

弟「じゃあお願いしやす」

姉「・・・・・・ちっ」


836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:31:44.77 ID:8fvu4fP70
弟「まだかなー」

チ「にゃー?」

弟「姉ちゃん着物着てくるぞ。きっとすっごい綺麗だよ」

チ「・・・にゃ?」

弟「・・・まだかなー?」

チ「にゃ~?」



姉「・・・・おい」

弟「お、まってまし・・・・ってなんで隠れてるの」

姉「・・・・・わ、笑うなよ」

弟「笑うわけ無いじゃん!」

姉「・・・・・ほ、ほんとうか?」

弟「もちろん!!いや、もろちん!」

姉「・・・・・・・」

弟「すいません」


838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:35:00.61 ID:8fvu4fP70
弟「と、とにかく、笑わないから。絶対」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・」

姉「・・・・・」スッ




弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




姉「・・・・・・見てないでなんか言えっ///」

弟「・・・あ、ごめん。あまりにも綺麗で・・・つい」

姉「・・・えっ・・・・///」

弟「姉ちゃん。すげー綺麗だよ」

姉「・・・・う、うるさい!」

弟「えー、ほめてるのにー」

姉「・・・・・///」


839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:37:37.52 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・・・・」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・・」

姉「・・・・・・で」

弟「ん?」

姉「これ着て・・・・どうするんだ?」

弟「・・・しまった・・・・ただ見たいだけでその先を考えてなかった・・・!」

姉「・・・・・・・はぁ」

弟「ごめんなさい」

姉「・・・・・・」

弟「と、とりあえずはしばらくそのままでいない?」

姉「・・・・・・・」

弟「ね?」

姉「・・・まぁ、お前が・・・・そういうなら///」


843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:43:10.53 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・・・」

姉「・・・・・・」

弟「こうやって・・・まったりしてるのも良いね」

姉「・・・・・ん」

弟「・・・・・・ふと思ったんだけどさ」

姉「・・・・・」

弟「僕、姉ちゃんの弟でよかったよ」

姉「・・・・・・!」

弟「・・・・姉ちゃんと一緒に居るとなんていうか・・・・やっぱり、落ち着くって言うか・・・。まぁ、
  家族だからかな」

姉「・・・・・・」

弟「姉ちゃんはどうなの?僕の姉で」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・・・」

姉「・・・・・・私だって・・・・・よかった」

弟「・・・そっか。ありがとう」


844 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:46:34.16 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・・じゃあ」

姉「・・・・・?」

弟「これからも一緒だね」

姉「・・・・ん」

チ「にゃー」

弟「あ、もちろんチビも一緒だよ」

チ「にゃ~」

姉「・・・・・」ナデナデ

チ「んにゃ~」



弟「姉ちゃん」

姉「・・・・・・?」

弟「呼んだだけ」

姉「・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・・・・弟」

弟「ん?」


845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:47:16.98 ID:8fvu4fP70









姉「呼んだだけ」










860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 19:14:16.38 ID:uwbIR7ns0
チビが消える


865 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:26:09.88 ID:8fvu4fP70
弟「今日姉ちゃんが夕食作る日だからね」

姉「・・・・・・・・・・」

弟「よろしくー。できるまでチビと遊んでよーっと」

チ「にゃー?」

弟「ほらほら。猫じゃらしだぞ~」

チ「にゃっ!・・・・・」ゴロゴロ

弟「相変わらずかわいいなぁー」

姉「・・・・・おい」

弟「ん?」

姉「色々足りないから買って来い」ズイッ

弟「あ、はい。これ買い物リストですか」

姉「早く行って来い」

弟「はい行って来ます!」

姉「・・・・・・・・」


867 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:29:34.65 ID:8fvu4fP70
弟「ふぅ・・・・意外と重いなぁ」

弟「ただい・・・・まー」
ガチャ

ピュー

弟「うわっ!?」

弟「っ?!あ!!!チビが外出ちゃった!!!!」

姉「!!」

弟「ち、チビ!!!!待って!!!」

姉「っ・・・・!!」

弟「あ、姉ちゃんは家で待ってて!」

姉「・・・・・いやっ!」

弟「だめ!待ってて!」

姉「・・・・・・」

弟「探してくるから!」

姉「・・・・・・」


868 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:33:40.62 ID:8fvu4fP70
弟「ち、チビー!!!」

ガサガサ ニャー

弟「あぁ、よかった・・・」

猫「にゃー?」

弟「・・・・うわっ、猫違い」



弟「チビー!!!!チビーーーーー!!!」

弟「・・・・いない・・・」

弟「・・・・・・・・どこ行っちゃったんだろう・・・」

弟「・・・・一旦家に戻ってみよう。もしかしたら戻ってるかもしれない」



弟「ただいま!チビ戻ってる?」

姉「・・・・・・・」

弟「そう・・・・・どこ行っちゃったんだ・・・?」

姉「・・・・・」


869 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:36:35.49 ID:8fvu4fP70
弟「どうしよう・・・・僕の所為で・・・」

姉「・・・・・・」

弟「・・・・僕の不注意で・・・・どうしよう」

姉「・・・・っ!」パシン

弟「・・・っ!?」

姉「・・・・・・うるさい。悔やむ暇があったら探せ」

弟「・・・・そ、そうだね。もう一回探してくるよ」

姉「私も行く」

弟「えっだめだよ」

姉「私も飼い主だ」

弟「・・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・・わかった。じゃあ姉ちゃんは向こうから探して」

姉「・・・・・・ん」


871 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:40:14.46 ID:8fvu4fP70
弟「い、居た?・・・はぁはぁ」

姉「・・・・・・・・っは・・・・はぁ・・」フルフル

弟「くそっ!どこ行っちゃったんだよ!」

姉「・・・・・・・・」

弟「僕ら二人だけじゃ・・・・」

姉「・・・・・」

弟「・・・・ん?そうか」

姉「・・・・・?」

弟「二人だから見つかりづらいんだよ!他の人に呼びかけて探してもらおうよ!」

姉「・・・・だ、誰に」

弟「姉ちゃんは、ペットショップのおばちゃんに言って。僕は獣医さんに言ってみるから!」

姉「・・・・・・・・わ、わかった」


872 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:44:56.04 ID:8fvu4fP70
弟「あの!!」

医者「ど、どうしたんだい、そんなにあわてて」

弟「ち、チビが家から外に出ちゃって、そのまま帰ってこないんです!」

医者「うーむ。そうか」

弟「で、暇なときでいいので、見つけたら教えてください!!お願いします」

医者「もちろん。いいとも。でもね、猫って時々ストレス発散が必要になるからね」

弟「・・・・?」

医者「ドアを開けた瞬間に出ちゃったの?」

弟「あ、はい」

医者「じゃあきっとストレスが溜まってたんじゃないかな。それで、発散するために
   外に出ちゃったんじゃないかな?」

弟「そ・・・・そうなんでしょうか?」

医者「まぁ、ありえないことは無いからね」

医者「とにかく、見つけたら連絡するよ」

弟「あ、はい!ありがとうございます!!」


873 :チビが消える:2010/02/23(火) 19:48:58.92 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・っ!あの!」

店員「あら、ど、どうしたの姉ちゃん。そんなに慌てて」

姉「あの・・家の猫が・・・チビが・・・家から出てしまって」

店員「そのまま帰ってこなくなっちゃったの?」

姉「・・・・」コクン

店員「それは一大事ね。わかったわ。協力しましょう」

姉「え・・・まだ何も・・・」

店員「いいわよ。なにもいわなくても。おばちゃんにはわかるから」

姉「・・・・・ぁ・・・」

姉「・・・ありがとう・・・ございます」

店員「じゃあ手分けしましょ」

姉「あ、お店は・・・?」

店員「そんなのいいわよ。どうせ閉店時間まであとちょっとだから」

姉「・・・・・・・あ、ありがとうございます!」


877 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:14:43.75 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・・・・結局・・・・」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・見つからなかったね・・・」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・・」

弟「轢かれてたりしないよね」

姉「・・・・・・・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・・・・はぁ」

姉「・・・・・・・・」

弟「姉ちゃん・・・・今日はもう遅いし・・・寝ようよ」

姉「・・・・・」

弟「・・・・・ね?」

姉「・・・・・・・・ん」


878 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:17:54.89 ID:8fvu4fP70
弟「じゃあ、学校行ってくるね。姉ちゃんも、ちゃんと仕事行ってね」

姉「・・・・・・・・・・・ん」

弟「・・・・・・・・いってきます」
ガチャ バタン

姉「・・・・・・」




弟「ねえちゃん・・・・・チビ居なくなってから何日経ったっけ」

姉「・・・・・・」

弟「5日・・・?」

姉「・・・・・・・」

弟「・・・・・見つかんなかったらどうしよう・・・」

姉「・・・・・・・・・・」

弟「死んじゃってたら・・・どうしよう」

姉「・・・・・・・・・・・・・・・っ!!」バシッ

弟「・・・・・・・痛いな・・・」


879 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:22:30.23 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・・・・うるさい」

弟「・・・・・うるさいって何だよ!!」

姉「・・・・・・・!?」

弟「チビの心配して何が悪いんだよ!!」

姉「・・・・・・」

弟「ふざけんなよ!!」

姉「・・・・・・・・・・・るさい」

弟「一番可愛がってた姉ちゃんが心配してやらないでどうするんだよ!!!」

姉「・・・うるさい!!!!!」

弟「・・・・・・・っ」

姉「私が心配してないとでも思ったか!?」

姉「私は誰よりも心配してる!お前なんかよりも!!ずっとだ!!」

弟「・・・・・・」

姉「・・・・・・・・・・・・っ!」スタスタスタスタ...

弟「・・・・・・・・」


881 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:26:36.43 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・(ちょっと言い過ぎたかもしれない・・・)」

姉「・・・・・・(はぁ)」

姉「・・・・だめだ・・・・寝よう」



姉さん――。 姉さん――。

姉「・・・・・?」

姉さん。

姉「・・・・・・・・??」

・・・・・・・

姉「・・・・・!!」

姉「だ、誰・・・・?」

・・・・・・・・

姉「・・・・あの・・・」

今日はお礼を言いに来ました。

姉「・・・・・?」


886 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:33:55.03 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・お・・礼?」

えぇ。よくして下さったお礼です。

姉「・・・・・・?」

・・・道で私を拾ってくれた・・・。

姉「・・・・え?」

姉「・・・・・もしかして・・・チ」

言わないでください。

姉「・・・・・・・」

貴女は・・・私を拾ってくださって、家に置いてくれた。それだけでも十分なのに・・・十分すぎるのに。
貴女は・・・貴女たちは・・・それ以上にもっと私を大切に扱ってくださった。

姉「・・・・・・・」

私は・・・・満足しています。それと同時に。感謝しています。
ですが、私は貴女方にこの気持ちを伝えることができない。

姉「・・・・・・・っ」

しかし、なぜか今。こうして貴女と話せている。これはきっと、神様が与えてくださった
チャンスなんですね。


891 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:43:51.91 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・・」

いつもやさしくて、笑顔が絶えない弟さん。人柄もあたたかく、この私のために
骨を折っていただいたこともありました。なぜか姉さんにしか会えないというのが
残念ですが・・・どうか、伝えておいてください。
あなたの優しさは、一生忘れません、と。

姉「・・・・・・・っ」

そして・・・姉さん。

姉「・・・・いやっ」

・・・・姉さん。

姉「聞きたくない」

・・・・聞いてください。姉さん。

姉「やだ!やだ!」

お願いです・・・姉さん。

姉「・・・・・う・・・うぅ・・・」グスッ

・・・姉さん、貴女は・・・私を拾ってくれて・・・そして、誰よりも私を愛してくださった。
いつも弟さんに見せている無愛想な態度。そして時折見せる
照れたしぐさ。私に対しての愛情。・・・どれも私にとっては初めての事でした。


893 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:51:39.84 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・うぅ・・・・うっ・・うぅ」グスッ

こんな私に、ここまで尽くしてくれて・・・・ありがとうございます。
姉さん。・・・大好きな姉さん。

姉「・・・・・ぅ・・・・・・」


ありがとう。


姉「うっ・・・・うわあああああん!」

泣かないでください。姉さんには泣いている顔よりも、笑顔のほうが似合います。

姉「・・・・・うっ・・・・っううっ」

ほら、笑ってください。

姉「・・・・・・・」グスッ

・・・うん。やっぱり笑顔のほうが似合います。

姉「・・・・・・・」

・・・そろそろ・・・・でしょうか。

姉「・・・・・え?行っちゃうの?」

・・・・・・そのようです。


894 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:57:03.61 ID:8fvu4fP70
・・・・・・姉さん。

姉「・・・・・・なに?」

・・・・大好きです。

姉「・・・・・・・・っうぐっ・・・・・うぅ・・・」

・・・・・・・  スゥ

姉「ま、待って!!!行かないで!!」

泣かないでください。

姉「あああああ!!待って!!待ってええ!!」

・・・・・・・さようなら。  そして  ありがとう。

姉「チビいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」


896 :チビが消える:2010/02/23(火) 20:58:56.94 ID:8fvu4fP70
姉「っ!?・・・・・・」

姉「・・・・ゆ、夢・・・?」

姉「・・・・・・泣い・・・・てる・・・・私」

姉「・・・・・・・・・」

にゃー

姉「!?」

姉「ど、どこかで猫の声が!!」

ダダダダダダダダッ

ガチャッ

姉「・・・・・!!」

にゃー

姉「・・・・チビ・・・!」

にゃー?

姉「・・・・じゃ、・・・ない?」

にゃ~


899 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:01:38.67 ID:8fvu4fP70
姉「・・・・・でも・・・・確かに・・・・チビ・・・けど・・・・違う」

姉「・・・・・・・・・・・・」

弟「どうしたのー?すごい音したけど」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・?・・・・・!」

弟「・・・・ち、チビ!?」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・じゃ・・・ない?ど、どうしたのこの猫」

姉「・・・・・起きたら・・・・居た」

弟「・・・・・・チビじゃないけど・・・・チビ・・・」

姉「・・・私もそう思う」

弟「・・・・まさか・・・・」

姉「・・・・・・・・・・」

弟・姉「生まれ変わり?」

にゃー?


900 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:04:56.64 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・うーん。姉ちゃんが見た夢ってやつがほんとならば・・・・」

姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・この子は生まれかわりって考えるのが妥当なような・・・」

姉「・・・・・・・」

猫「にゃー?」

弟「・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・・・・」

猫「にゃ?」ゴロゴロ

姉「・・・・!!」

弟「・・・・!!」

弟「ね、姉ちゃん!?」

姉「・・・・・・・」

弟「今の行動・・・チビがやるのにすごいそっくり・・・」

姉「・・・うん」


901 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:08:13.58 ID:8fvu4fP70
弟「・・・・この子・・・ほんとに・・・生まれ変わりなの?」

姉「・・・・・・」

そうです。私から、最後の贈り物です。

姉「?!」

弟「ど、どうしたの?!」

姉「・・・いま、聞こえた?」

弟「いや、なんにも・・・」

姉「・・・・・」

弟「な、何が聞こえたの?」

姉「・・・夢の中の・・・声で・・・私からの最後の贈り物だ・・・って」

弟「・・・・・え?」

姉「・・・・・・・」

猫「にゃー?」

弟「・・・じゃ、じゃあ生まれ・・・かわりって事?」

姉「・・・・らしい・・・?」


902 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:11:19.97 ID:8fvu4fP70
弟「・・・まぁ、イマイチ信じがたいけど・・・学校行ってきます」

姉「・・・・・ん」

チ?「にゃー」

姉「・・・・・・・」

チ?「にゃーん」ゴロゴロ

姉「・・・・・」




弟「ね、姉ちゃん!!!!!!!!!!」

姉「・・・!」

弟「ちょ、き、来て!!!!」

姉「・・・・?」

弟「こ、こっちこっち!!」

姉「どこへ・・・」


906 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:14:59.99 ID:8fvu4fP70
弟「・・・これ・・・」

姉「・・・・・・・っ!!」

弟「・・・・この死体・・・・チビ・・・だよね」

姉「・・・・・・ぅ・・・・あぁ・・・」

弟「・・・・やっぱり・・・そう・・・なんだ」

姉「・・・・・・うっ・・・うぅ・・・」

弟「・・・・・・・・・」

姉「・・・・・・・・・」グスッ

弟「・・・・・埋めてあげようよ」

姉「・・・・・・・・・ん」コクン



姉「・・・・・・・・・」

弟「・・・・・・・・・」


912 :チビが消える:2010/02/23(火) 21:22:53.87 ID:8fvu4fP70
弟「よし、いってきまーす」
チビが死んでから半年ほど経つ。
姉「・・・・・・・・・・ん」
姉ちゃんの夢の中に出てきたのは本当にチビで、お別れをつげに来たのか。
それはわからずじまいだ。
姉「よしよし」ナデナデ
でも、これはわかっている。
今の僕たちの家にはチビが居る。
チ「にゃー」
それが本当に生まれ変わりかどうか。これもまたわからないところだけど、
姉ちゃんが会話した“チビ”は少なくともそういっている。
姉「・・・・・・」
だったら、僕たちはその“チビ”を信じるべきだろう。
チ「にゃ?」








ありがとう







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