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とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>第八回目
272 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/20(火) 20:49:56.44 ID:AWcQ9gDO [13/24]
これからとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第八回目を始めたいと思います
これからとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第八回目を始めたいと思います
273 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:50:46.16 ID:AWcQ9gDO [14/24]
71、合唱会<コーラス>
上条「男子ーちゃんと歌ってー(笑)」
青髪「今年で最後なんだよー(笑)」
土御門「先生ー男子がちゃんと集まりませーん(笑)」
姫神「これはお前たちの問題だ。先生は関与しない(笑)」
吹寄「……喧嘩売ってんのか貴様らは!?」
上条「いやいやまさか」
青髪「なにをそんなに怒っとるんや?」
土御門「きっと心辺りがあるんだぜい」
姫神「これはいわゆるあるあるネタ」
吹寄「あーはいはい、全部ありました! まさにそのテンプレ通りよ!」
上条「男子ー声聞こえなーい(笑)」
青髪「誰々君の口が開いてませーん(笑)」
土御門「本番近いんだよー(笑)」
姫神「先生はもっと迫力がほしいな(笑)」
吹寄「うきゃー! 枕に顔押し付けて消えてなくなりたいぃ!」
274 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:51:11.87 ID:AWcQ9gDO [15/24]
72、肝試し<ゴーストライター>
八九寺「なるほどー。ここが科学の最先端の街、学園都市ですか」
浜面「お嬢ちゃんはどうしてここにいるのかな?」
八九寺「肝試しと言えば幽霊、幽霊と言えばお化け。というわけで本家から出張出血大サービスをしにきました」
浜面「ははは、そのチャレンジ精神は買うよ」
八九寺「ところで浜ヅラさん」
浜面「俺の名前は浜面だ。カタカナにして人をハゲみたいに呼ぶんじゃない」
八九寺「失礼。噛みました」
浜面「わざとだろ」
八九寺「噛みまみた」
浜面「わざとじゃねぇ!?」
八九寺「テラバイトー」
浜面「そんなにねぇよ! あ、」
八九寺「……浜面さん、私を性の対象としてみた場合、即座に通報しますからそのつもりで」
浜面「いやいや有り得ねえって」
八九寺「本当ですか? あなたみたいな人間が影で『でゅっせるどるふ』とか鼻息を荒くしているのは間違いないはずなのですが」
浜面「全部間違ってるよ! 大体『てゅっせるどるふ』ってどんな鼻息だよ!?」
八九寺「そうですか、それはおかしいですね。おっとそれではお腹空いたので帰りますね。ではまたどこかで会いましょう」
浜面「あ、あぁ。じゃあな。……ありゃ滝壺と組み合わせたらツッコミ不在になるな」
275 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:51:37.48 ID:AWcQ9gDO [16/24]
73、休み時間<レストタイム>
上条「なぁ、小学校って昼休みの他に中休みみたいなのってあったよな?」
青髪「あったあった。確か2時間目と3時間目の間やったっけ?」
土御門「確か時間も20分くらいなかったかにゃー?」
上条「そう、それだよ! あれってなんだったんだろうな?」
青髪「当時はよう遊んでたけど、今思うとよく分からん時間やね」
土御門「すぐに昼休みがあるのに変な話ぜよ」
上条「それで中学から無くなるし、授業の時間も何故か増えるから、最初はすんげー長く感じたなぁ」
青髪「人間の集中力は10分やったか15分やったが限界って聞いたことあるわー」
土御門「マジで? そしたら授業長すぎぜよ!」
上条「でも、それ集中力の話だろ? 俺には関係ねえな」
青髪「あ、僕もやったわ」
土御門「俺もだぜい」
上条青髪土御門「はっはっは!」
276 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:52:04.24 ID:AWcQ9gDO [17/24]
74、出席番号<ナンバープレート>
上条「中の人は小学校から高校卒業まで出席番号はずっと4番だったらしいぞ」
青髪「いらんわそんな情報」
土御門「野球だとおいしい番号だぜい」
上条「でも吹奏楽をやってたから野球とは縁がなかったそうだ」
青髪「どうでもいいわ!」
土御門「周りから『いけよ4番』とかいじられてる姿が浮かぶぜよ」
上条「ちなみに愛内さんと相川さんは常に1番だったそうだ」
青髪「知るか!」
土御門「そういや青髪の本名って――」
青髪「なああああああ!!」
上条「あー、それとこの携帯は6台目らしいぞ」
青髪土御門「一番関係ねえ情報をなんで付け加えたんだよ!」
277 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:52:33.54 ID:AWcQ9gDO [18/24]
75、文化祭<カルフェス>
委員長「今日の議題はクラスTシャツのデザインです。各自意見を出し合って下さい」
御坂(クラスTシャツ、かぁ。なにがいいかな。せっかくなんだから普段は着れないものがいいなぁ)
御坂(ゲコ太なんていいと思うんだけど、やっぱりクラスTシャツに可愛い系はちょっとねぇ)
女生徒A「なんか他のクラスはゴリ押しな感じらしいよー」
女生徒B「それ本当? じゃあ逆路線で攻めた方がよくない?」
御坂(!! 他のクラスがゴリ押しならこっちはその逆の可愛い系でいけばいいじゃない! あ、でもゲコ太はやっぱり子供っぽいかな……)
委員長「誰か、案がある人はいませんか? あ、A子さんどうぞ」
女生徒A「他のクラスとは違う路線で可愛い系がいいと思いまーす」
委員長「なるほど、分かりました。他にある人……ではB美さんどうぞ」
女生徒B「A子の案に賛成で、デザインは緩いだうなーな感じがいいと思います」
御坂(きたこれ! キタコレ!! ktkr!!! ついに、ついにゲコ太が日の目を見る日が来たのね!!)
委員長「他に案のある人はいませんか? 御坂さんどうぞ」
御坂「その意見、ゲコ太がぴったりだと思います!!」
委員長「ゲコ……太?」
ゲコタ? ゲコタッテアレヨネ? カエルノ。ゲコタカァ…
御坂(なんだろう……この空気……)
委員長「御坂さん。あのー、ゲコ太は商標登録されてるキャラクターなのでクラスTシャツにはちょっと難しいかと……」
御坂「ですよねー! 例えですよ例え! はは、あははははは……」
御坂(よく考えれば分かることじゃない……不幸だわ……)
278 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:02.62 ID:AWcQ9gDO [19/24]
76、林間学校<アウトスクール>
削板「あれ? お前どっかで見掛けた顔だな」
御坂「ちょ、なんでアンタがここにいんのよ!?」
削板「お、確かお前は極電磁砲<レールキャノン>の御坂か」
御坂「超電磁砲<レールガン>よ! 勝手に私をアンタ仕様に変更しないでよ」
削板「ガンよりキャノンの方が根性ありそうだろ」
御坂「根性を第一で考えるな! 最初の質問に戻るけど、なんでここにいるわけ?」
削板「自然界に身を置くことによって、自分自身をハードに鍛えるためだ」
御坂「でも、やってることはただのガイドよね?」
削板「そうともいう。だが、この俺がガイドになったからには根性のある奴しか生き残れない!」
御坂「だからアンタ基準で考えないでよ。男はいないんだよ?」
削板「なん……だと……?」
御坂「女子校だもの当たり前じゃない。まさか知らなかったの?」
削板「おう……」
御坂「お嬢様の集まりだから根性根性と汗臭いこと言われてたら嫌われるわよ?」
削板「それは……参ったな」
御坂「別に普通してればいいじゃない」
削板「女子にどうやって普通に接すればいいんだ?」
御坂「私みたいにすればいいでしょ?」
削板「いや、御坂は女に見えな――」
御坂「なんですってー!?」ビリビリ
削板「すパガ!!」
279 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:25.94 ID:AWcQ9gDO [20/24]
77、転校生<スクールチェンジ>
姫神「皆。これを忘れてる気がする」
上条「別に忘れてねーぞ? 最初で話したじゃんか」
姫神「それを踏まえても。馴染み過ぎというか」
上条「良いことだろ? それともよそよそしい感じがいいのか?」
姫神「それは。いや」
上条「今日の姫神はわがままだなぁ。占いの順位でも悪かったか?」
姫神「そんなんじゃないけど……」
上条「ははぁん。さては構って欲しいんだろ?」
姫神「え。あ。うん……。そうなのかな」
上条「よーしよし、上条さんに任せなさい」ワシャワシャ
姫神「髪。そんなに。しないで」
上条「ならこっちはどうだ。ごろごろー」
姫神「にゃー」
土御門「カミやんもげろおおおお!!」
上条「やめて! もがないでお願いしますから!」
青髪「姫やんもなぁにしとるんやああああ!!」
姫神「ちっ」
280 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:48.00 ID:AWcQ9gDO [21/24]
78、学問<スタディ>
アレイスター「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずか。なかなか面白いことを考えつくものだな」
アレイスター「ふふふ……」
281 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:54:19.32 ID:AWcQ9gDO [22/24]
79、読書<リーディング>
上条「なぁインデックス。10万3000冊の魔導書の他に何冊の雑誌が頭に入ってるんだ?」
禁書「とりあえずこの部屋にあるものはバッチリなんだよ」
上条「歩く協会じゃなくて、歩く図書館だな」
禁書「そんな呼ばれ方は好きくないかも」
上条「でも便利だよなぁ。完全記憶能力って」
禁書「そうでもないよ……」
上条「テストとかに役に立ちそうなんだけどな」
禁書「忘れたくても忘れられないんだよ? それがどんなに辛くてどんなに苦しいかとうまには分かる?」
上条「適当なことを言っちまったみたいだな……悪い」
禁書「分かればいいんだよ。ちなみにとうまの教科書も読破済みなんだよ!」
上条「マジか!?」
禁書「うん! だから私を学校に連れてけば教科書いらずなんだよ!」
上条「学校に着いてくりゃあ昼飯もありつけるしな!」
禁書「まっさしくその通りなんだよ! あ、」
上条「シスターとしての心得はどこに行ったんですか!?」
禁書「修行中の身だからまだまだ身に付いてないのかも!」
上条「せめて居候としての自覚は持ちなさい!」
禁書「スフィンクスー。今日はなにして遊ぼうか?」
スフィンクス「なぅー?」
上条「戦わなきゃ、現実と!」
282 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:54:50.69 ID:AWcQ9gDO [23/24]
80、衣替え<ユニフォームチェンジ>
御坂妹「衣替えをしてみました、とミサカは唐突に告げます」
上条「見たところ特に変わったところは見当たらねーぞ?」
御坂妹「外見ではなく中身です、とミサカはヒントを与えます」
上条「中身? 中の衣替えってなんだ?」
御坂妹「正解を教えます、とミサカはスカートをたくしあげます」
上条「うわっ!? 待った、ストップ! 人前でそんなはしたないことは上条さんは許しませんよ!?」
御坂妹「なにを慌てているのですか? 下着の上に毛糸パンツを穿いてるだけですが、とミサカはスカートをひらひら」
上条「け、毛糸?」
御坂妹「はい」ピラ
上条「わ、分かったからもう見せなくていいぞ。もう十分に伝わったし」
御坂妹「そうですか。これは暖かいので冷え性の人にはいいですよ、とミサカは勧めます」
上条「つーか男物でそういうの見たことねーぞ」
御坂妹「では、穿いてみますか? とミサカは――」
上条「やめい!」
御坂妹「何故止めるのです?」
上条「何故って……俺が突然下を脱ぎだしたら止めるだろ?」
御坂妹「いえ止めません、とミサカはきっぱり答えます」
上条「なんですと?」
御坂妹「MNWに流さなければならないので」
上条「御坂美琴のDNAはどうなってんだよ……」
283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:56:37.21 ID:AWcQ9gDO [24/24]
これでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第八回目を終わりたいと思います
明日の第九回と第十回でラストです。もうしばらく楽しんで下さい
71、合唱会<コーラス>
上条「男子ーちゃんと歌ってー(笑)」
青髪「今年で最後なんだよー(笑)」
土御門「先生ー男子がちゃんと集まりませーん(笑)」
姫神「これはお前たちの問題だ。先生は関与しない(笑)」
吹寄「……喧嘩売ってんのか貴様らは!?」
上条「いやいやまさか」
青髪「なにをそんなに怒っとるんや?」
土御門「きっと心辺りがあるんだぜい」
姫神「これはいわゆるあるあるネタ」
吹寄「あーはいはい、全部ありました! まさにそのテンプレ通りよ!」
上条「男子ー声聞こえなーい(笑)」
青髪「誰々君の口が開いてませーん(笑)」
土御門「本番近いんだよー(笑)」
姫神「先生はもっと迫力がほしいな(笑)」
吹寄「うきゃー! 枕に顔押し付けて消えてなくなりたいぃ!」
274 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:51:11.87 ID:AWcQ9gDO [15/24]
72、肝試し<ゴーストライター>
八九寺「なるほどー。ここが科学の最先端の街、学園都市ですか」
浜面「お嬢ちゃんはどうしてここにいるのかな?」
八九寺「肝試しと言えば幽霊、幽霊と言えばお化け。というわけで本家から出張出血大サービスをしにきました」
浜面「ははは、そのチャレンジ精神は買うよ」
八九寺「ところで浜ヅラさん」
浜面「俺の名前は浜面だ。カタカナにして人をハゲみたいに呼ぶんじゃない」
八九寺「失礼。噛みました」
浜面「わざとだろ」
八九寺「噛みまみた」
浜面「わざとじゃねぇ!?」
八九寺「テラバイトー」
浜面「そんなにねぇよ! あ、」
八九寺「……浜面さん、私を性の対象としてみた場合、即座に通報しますからそのつもりで」
浜面「いやいや有り得ねえって」
八九寺「本当ですか? あなたみたいな人間が影で『でゅっせるどるふ』とか鼻息を荒くしているのは間違いないはずなのですが」
浜面「全部間違ってるよ! 大体『てゅっせるどるふ』ってどんな鼻息だよ!?」
八九寺「そうですか、それはおかしいですね。おっとそれではお腹空いたので帰りますね。ではまたどこかで会いましょう」
浜面「あ、あぁ。じゃあな。……ありゃ滝壺と組み合わせたらツッコミ不在になるな」
275 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:51:37.48 ID:AWcQ9gDO [16/24]
73、休み時間<レストタイム>
上条「なぁ、小学校って昼休みの他に中休みみたいなのってあったよな?」
青髪「あったあった。確か2時間目と3時間目の間やったっけ?」
土御門「確か時間も20分くらいなかったかにゃー?」
上条「そう、それだよ! あれってなんだったんだろうな?」
青髪「当時はよう遊んでたけど、今思うとよく分からん時間やね」
土御門「すぐに昼休みがあるのに変な話ぜよ」
上条「それで中学から無くなるし、授業の時間も何故か増えるから、最初はすんげー長く感じたなぁ」
青髪「人間の集中力は10分やったか15分やったが限界って聞いたことあるわー」
土御門「マジで? そしたら授業長すぎぜよ!」
上条「でも、それ集中力の話だろ? 俺には関係ねえな」
青髪「あ、僕もやったわ」
土御門「俺もだぜい」
上条青髪土御門「はっはっは!」
276 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:52:04.24 ID:AWcQ9gDO [17/24]
74、出席番号<ナンバープレート>
上条「中の人は小学校から高校卒業まで出席番号はずっと4番だったらしいぞ」
青髪「いらんわそんな情報」
土御門「野球だとおいしい番号だぜい」
上条「でも吹奏楽をやってたから野球とは縁がなかったそうだ」
青髪「どうでもいいわ!」
土御門「周りから『いけよ4番』とかいじられてる姿が浮かぶぜよ」
上条「ちなみに愛内さんと相川さんは常に1番だったそうだ」
青髪「知るか!」
土御門「そういや青髪の本名って――」
青髪「なああああああ!!」
上条「あー、それとこの携帯は6台目らしいぞ」
青髪土御門「一番関係ねえ情報をなんで付け加えたんだよ!」
277 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:52:33.54 ID:AWcQ9gDO [18/24]
75、文化祭<カルフェス>
委員長「今日の議題はクラスTシャツのデザインです。各自意見を出し合って下さい」
御坂(クラスTシャツ、かぁ。なにがいいかな。せっかくなんだから普段は着れないものがいいなぁ)
御坂(ゲコ太なんていいと思うんだけど、やっぱりクラスTシャツに可愛い系はちょっとねぇ)
女生徒A「なんか他のクラスはゴリ押しな感じらしいよー」
女生徒B「それ本当? じゃあ逆路線で攻めた方がよくない?」
御坂(!! 他のクラスがゴリ押しならこっちはその逆の可愛い系でいけばいいじゃない! あ、でもゲコ太はやっぱり子供っぽいかな……)
委員長「誰か、案がある人はいませんか? あ、A子さんどうぞ」
女生徒A「他のクラスとは違う路線で可愛い系がいいと思いまーす」
委員長「なるほど、分かりました。他にある人……ではB美さんどうぞ」
女生徒B「A子の案に賛成で、デザインは緩いだうなーな感じがいいと思います」
御坂(きたこれ! キタコレ!! ktkr!!! ついに、ついにゲコ太が日の目を見る日が来たのね!!)
委員長「他に案のある人はいませんか? 御坂さんどうぞ」
御坂「その意見、ゲコ太がぴったりだと思います!!」
委員長「ゲコ……太?」
ゲコタ? ゲコタッテアレヨネ? カエルノ。ゲコタカァ…
御坂(なんだろう……この空気……)
委員長「御坂さん。あのー、ゲコ太は商標登録されてるキャラクターなのでクラスTシャツにはちょっと難しいかと……」
御坂「ですよねー! 例えですよ例え! はは、あははははは……」
御坂(よく考えれば分かることじゃない……不幸だわ……)
278 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:02.62 ID:AWcQ9gDO [19/24]
76、林間学校<アウトスクール>
削板「あれ? お前どっかで見掛けた顔だな」
御坂「ちょ、なんでアンタがここにいんのよ!?」
削板「お、確かお前は極電磁砲<レールキャノン>の御坂か」
御坂「超電磁砲<レールガン>よ! 勝手に私をアンタ仕様に変更しないでよ」
削板「ガンよりキャノンの方が根性ありそうだろ」
御坂「根性を第一で考えるな! 最初の質問に戻るけど、なんでここにいるわけ?」
削板「自然界に身を置くことによって、自分自身をハードに鍛えるためだ」
御坂「でも、やってることはただのガイドよね?」
削板「そうともいう。だが、この俺がガイドになったからには根性のある奴しか生き残れない!」
御坂「だからアンタ基準で考えないでよ。男はいないんだよ?」
削板「なん……だと……?」
御坂「女子校だもの当たり前じゃない。まさか知らなかったの?」
削板「おう……」
御坂「お嬢様の集まりだから根性根性と汗臭いこと言われてたら嫌われるわよ?」
削板「それは……参ったな」
御坂「別に普通してればいいじゃない」
削板「女子にどうやって普通に接すればいいんだ?」
御坂「私みたいにすればいいでしょ?」
削板「いや、御坂は女に見えな――」
御坂「なんですってー!?」ビリビリ
削板「すパガ!!」
279 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:25.94 ID:AWcQ9gDO [20/24]
77、転校生<スクールチェンジ>
姫神「皆。これを忘れてる気がする」
上条「別に忘れてねーぞ? 最初で話したじゃんか」
姫神「それを踏まえても。馴染み過ぎというか」
上条「良いことだろ? それともよそよそしい感じがいいのか?」
姫神「それは。いや」
上条「今日の姫神はわがままだなぁ。占いの順位でも悪かったか?」
姫神「そんなんじゃないけど……」
上条「ははぁん。さては構って欲しいんだろ?」
姫神「え。あ。うん……。そうなのかな」
上条「よーしよし、上条さんに任せなさい」ワシャワシャ
姫神「髪。そんなに。しないで」
上条「ならこっちはどうだ。ごろごろー」
姫神「にゃー」
土御門「カミやんもげろおおおお!!」
上条「やめて! もがないでお願いしますから!」
青髪「姫やんもなぁにしとるんやああああ!!」
姫神「ちっ」
280 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:53:48.00 ID:AWcQ9gDO [21/24]
78、学問<スタディ>
アレイスター「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずか。なかなか面白いことを考えつくものだな」
アレイスター「ふふふ……」
281 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:54:19.32 ID:AWcQ9gDO [22/24]
79、読書<リーディング>
上条「なぁインデックス。10万3000冊の魔導書の他に何冊の雑誌が頭に入ってるんだ?」
禁書「とりあえずこの部屋にあるものはバッチリなんだよ」
上条「歩く協会じゃなくて、歩く図書館だな」
禁書「そんな呼ばれ方は好きくないかも」
上条「でも便利だよなぁ。完全記憶能力って」
禁書「そうでもないよ……」
上条「テストとかに役に立ちそうなんだけどな」
禁書「忘れたくても忘れられないんだよ? それがどんなに辛くてどんなに苦しいかとうまには分かる?」
上条「適当なことを言っちまったみたいだな……悪い」
禁書「分かればいいんだよ。ちなみにとうまの教科書も読破済みなんだよ!」
上条「マジか!?」
禁書「うん! だから私を学校に連れてけば教科書いらずなんだよ!」
上条「学校に着いてくりゃあ昼飯もありつけるしな!」
禁書「まっさしくその通りなんだよ! あ、」
上条「シスターとしての心得はどこに行ったんですか!?」
禁書「修行中の身だからまだまだ身に付いてないのかも!」
上条「せめて居候としての自覚は持ちなさい!」
禁書「スフィンクスー。今日はなにして遊ぼうか?」
スフィンクス「なぅー?」
上条「戦わなきゃ、現実と!」
282 名前:とある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:54:50.69 ID:AWcQ9gDO [23/24]
80、衣替え<ユニフォームチェンジ>
御坂妹「衣替えをしてみました、とミサカは唐突に告げます」
上条「見たところ特に変わったところは見当たらねーぞ?」
御坂妹「外見ではなく中身です、とミサカはヒントを与えます」
上条「中身? 中の衣替えってなんだ?」
御坂妹「正解を教えます、とミサカはスカートをたくしあげます」
上条「うわっ!? 待った、ストップ! 人前でそんなはしたないことは上条さんは許しませんよ!?」
御坂妹「なにを慌てているのですか? 下着の上に毛糸パンツを穿いてるだけですが、とミサカはスカートをひらひら」
上条「け、毛糸?」
御坂妹「はい」ピラ
上条「わ、分かったからもう見せなくていいぞ。もう十分に伝わったし」
御坂妹「そうですか。これは暖かいので冷え性の人にはいいですよ、とミサカは勧めます」
上条「つーか男物でそういうの見たことねーぞ」
御坂妹「では、穿いてみますか? とミサカは――」
上条「やめい!」
御坂妹「何故止めるのです?」
上条「何故って……俺が突然下を脱ぎだしたら止めるだろ?」
御坂妹「いえ止めません、とミサカはきっぱり答えます」
上条「なんですと?」
御坂妹「MNWに流さなければならないので」
上条「御坂美琴のDNAはどうなってんだよ……」
283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/20(火) 20:56:37.21 ID:AWcQ9gDO [24/24]
これでとある小咄の佰物語<ダブルオーストーリー>の第八回目を終わりたいと思います
明日の第九回と第十回でラストです。もうしばらく楽しんで下さい
Tag : とあるSS総合スレ
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