スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
上条「北野誠一郎?」ACT9前編
―とあるビルの屋上―
ビュウウウウッ……
???「…横風が強い…」
???「照準を3クラップから左へ修正…」カチャカチャ…カチャン…
ヒュウウウッ…
???「…ビル風の影響により照準を右に1クラップ修正…」カチャカチャ…
???「…セット完了」
???「目標コード…一方通―――」
???「………」
???「一方通行に一般市民が接触したため、一時実験を中止します…」
360 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:14:07.26 ID:SLy9wEDO
―とある路地裏―
一方「……」スタスタ
一方(…チッ…今日は始まるのが遅ェなァ…)スタスタ
一方(…まだかよ…)イライラ
北野「はあっはあっ!…すいませーん!」タッタッタ
一方「……あァ?」クルッ
一方(…なんだァコイツ?危ねェ面しやがってェ…)
一方(フン…まあいい…どうせ俺を倒して名を上げようとしてるクズ共の一人だろ…)
一方(面からして…ろくでもねー奴には違いねェだろうしなァ…)
361 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:14:39.63 ID:SLy9wEDO
一方「悪りィがなァ…今俺はちっとばかしイラついててよォ…だからいつもみてェに…―――軽い怪我で済まさねェぞオィッ!」グオッ!
北野(えっえっ!何っ!?)
一方「クカカカカカカッ!」バォッ!
北野(!?)
北野「キ、キヒャイッ!」ババッ!
スカッ…
一方(――あァッ?…あの至近距離からのスピードで俺の攻撃を…かわしただと?)
北野(な、何だったの今のは!?…人間とは思えない速さで僕に飛びかかってきたけど……ビックリしたな~)ドキドキ
362 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/08(木) 21:15:37.54 ID:SLy9wEDO
一方「…どうやらそこら辺のクズよりはマシみてェだなァ」ザッ
北野「あの~…」
一方「少しは楽しめそうだ」
北野「あ、あの!」
一方「あン?まさか今更怖じ気づいて命乞いとかじゃねェだろうなァ?」
北野「こ、これ」スッ
一方「……俺の携帯?」
北野「さっき、そっちの方で落としてたよ…」
一方「………」
363 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:16:04.67 ID:SLy9wEDO
一方「…一応礼は言っておく」
北野「ううん、気にしないで。僕は当然の事をしただけだから」
一方「フン…」
一方「お前ェ……俺が怖くないのか?」
北野「?」
一方「いや、何でもねェ…じゃあな」スタスタスタ…
北野「……」
北野「変わった人だったなあ…」
北野「あ、早く帰って晩御飯作らなきゃ」タッタッタ
364 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:16:34.00 ID:SLy9wEDO
一方「……」スタスタ
一方(…考えてみれば…)スタスタ
一方(俺を怖がらずに接してきた奴なんてのはァ…久しぶりだなァ…)スタスタ
バババババンッ!
キュンキュンキュン!
一方(――)パキーン!
ドカーン!
一方(…ようやく実験が始まったかァ…)
一方(…フン……)
365 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:17:14.38 ID:SLy9wEDO
次の日
―とある公園―
北野「う~~ん…」テクテク
北野「今日も良い天気だね」テクテク
北野「ん?あそこにいるのは…上条君」
上条「んが~~!」ガチャガチャガチャ!
北野(上条君…自販機に何してるんだろ?)タタッ
北野「こんにちは、上条君何してるの?」
上条「あ…北野か……ハア…不幸だ…」
北野「?」
366 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:17:48.83 ID:SLy9wEDO
ぷくくくっ…
北野「ん?」
上条「誰だ?」
美琴「見い~ちゃった、見い~ちゃった♪」ヒョコッ
上条「あっ」
北野「美琴ちゃん」
美琴「あんた(ププッ)この自販機に(ククッ)お金のまれたでしょ…」プルプル
北野(え?…そうか…それで上条君あんな必死に返却レバーを…)
美琴「も、もうだめ…耐えられない…あははははっ!」
上条「う、う、うるせー!笑んじゃねーよ!」
367 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:18:18.44 ID:SLy9wEDO
美琴「あはははっ…ふ~~…久しぶりにお腹痛くなるくらい笑っちゃった…んで、アンタなんぼのまれたの?」
上条「千円」
美琴「じゃあ、取り返してあげるわ」
北野「え?」
上条「…どうやってだよ?」
美琴「こうやって」バリバリバリバリ!
上・北(なっ!?)
368 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:18:50.20 ID:SLy9wEDO
自販機「ガコンッ、ガコンッ、ガコンッ、ガコンッ、―――」
美琴「ありゃりゃ…予想以上に出てきたわね」
美琴「でも、こんだけあれば千円ぶ――」クルッ
ダダダダダダダッ!
美琴「っておい!何逃げてんのよ!…北野さんまで!」
北野「ちょ、ちょっと上条くん引っ張らな――」
上条「いいから!一緒に逃げるんだ北野!」グイッ!
ダダダダダダダッ!
美琴「おいコラー!」
369 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:19:17.68 ID:SLy9wEDO
上条「はぁはぁ…」
北野「上条君…逃げちゃだめだよ…」
上条「んな事言ったって…あのままだと俺らは、傍観者から共犯者になってたのは、間違いないぞ」
北野「でも………美琴ちゃん…怒ってないかな…」
美琴「怒ってます」ヌッ
北野「わっ!」
上条「お前いつの間に…」
美琴「ホラッ」ヒュッ
上条「おっと」パシッ
上条(…黒豆サイダー…?)
370 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:19:59.94 ID:SLy9wEDO
美琴「早く私が持ってきたジュース持ちなさいってば、元々あんたの取り分なんだから」ズィッ
上条「…わかったよ…よっと………重いな」ズシッ
上条「…ジュース多すぎるぞ…絶対千円分以上あるだろう…これ」
美琴「たかが数百円くらいで気にするんじゃないわよ」
上条「はぁ…」
美琴「ああ、ヤシの実サイダー飲まないんだったらもらうわよ、北野さんも折角だからジュースもらっちゃえばどうですか?」プシュッ
北野「う~~ん…じゃあ、折角だから僕はイチゴおでん貰おうかな」ヒョイッ
371 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:20:38.77 ID:SLy9wEDO
上条「しかし、常盤台のお嬢様が自販機荒らしとか……なんだかなぁ…」
美琴「うっさいわね、アンタのそげぶするわよ」
上条「美琴センセーだけは、上条さんの中でもうそげぶられてますよ~~っと」
美琴「…どういう意味よ」ギロッ
北野(あ、意外とイチゴおでん美味しいかも)ゴクゴクッ
372 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:21:01.27 ID:SLy9wEDO
黒子(ん、あれは…?お姉さまに北野さん…と、もう一人の殿方は?)トコトコ
黒子「北野さん…こんな所で何なさってるんですの?」
美琴「あ、黒子…(やばっ)」
上条「お姉さま?姉妹なのか?」
北野「上条君、彼女は美琴ちゃんの後輩で姉妹じゃないよ。こんにちは黒子ちゃん」
黒子「はい、北野さんこんにちは……時にお姉さま…補習はどうされましたの?」
美琴「え、えっ~~と」
黒子「…まさか……そこの殿方と会う為の口実だったんじゃないですわよね?」
373 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:21:29.79 ID:SLy9wEDO
美琴「ち、違うわよ!だ、誰がこんな馬鹿と!」
上条「馬鹿ってお前なぁ…」
黒子「…まあいいですわ」クルッ
上条「ん?」
黒子「…こんにちは、わたくし白井黒子と申します…先に言っておきますが…お姉さまにちょっかいをかけると、どこからか謎の針が貴方の体の内部にいきなり突き刺さってるかもしれないので…気をつけて下さいね」ニコッ
上条「はっ?」
美琴「ちょっと黒子!アンタ何物騒な事言ってんのよ!」
北野(…でもこのイチゴおでん、後味がイマイチかな…)ゴクッ
374 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:21:56.18 ID:SLy9wEDO
黒子「ジャッジメントの仕事があるのでわたくしは先に帰りますね。まあ、北野さんがいるから心配ないと思いますが…お姉さま?」
美琴「何よ」
黒子「くれぐれも過ちは起こさぬようにお願い致しますね」
上条(この白井ってやつ…もしかしてレ○?)
北野(過ち?)
美琴「黒子ーー!」バリバリ!
375 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:22:35.14 ID:SLy9wEDO
黒子「おほほほ♪では、ごきげんよう」シュンッ!
上条(消えた!…テレポートか?)
北野(黒子ちゃん、ジャッジメントの仕事大変なんだな~)
美琴「もう全く、あの子ったら!」
上条「…初めて見た…」
???「お姉さま」
上条「はあ、またお前の知り合――――」
北野「? どうしたの上条く―――」
376 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:23:11.92 ID:SLy9wEDO
上条「御坂が増えてる…」
北野「えっ?えっ?(あっちにもこっちにも美琴ちゃんが!?)」キョロキョロ
上条「――って!、御坂二号!?」
御坂妹「妹です‥と、ミサカは間髪入れずに答えました」
美琴「……」
北野(…そっくりだな~~)
上条「妹?けど御坂なんとかで一人称は御坂なの?そこは普通名前の方を使うもんなんじゃねーのか?家の中で混乱するだろ」
377 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:23:59.77 ID:SLy9wEDO
御坂妹「ミサカの名前はミサカですがと、ミサカは即答します」
美琴「…アンタ!一体どうしてこんな所でブラブラしてんのよ!」
御坂妹「どうしてかと問われれば、研修中です‥と、ミサカは簡潔に答えます」
北野「美琴ちゃん、妹さんがいたんだ凄い似てるね」
美琴「……ちょっとごめんなさい北野さん…アンタ…こっち来なさい…話しがあるから」
御坂妹「すいませんミサカにも都合がありますので‥と、ミサ――」
美琴「いいから!」ガシッ
美琴「来なさい」ボソッ
378 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:24:28.50 ID:SLy9wEDO
美琴「じゃあ、私達こっちだから…じゃあね」スタスタ…
北野「……」
上条「…なんか…複雑な家庭みたいだな…」
北野「うん…でも、仲は悪そうには見えないな……」
上条「いやー助かったよ北野、お前のおかげでこの大量のジュース結構楽に持ち帰れるよ」テクテク
北野「買い物に行く道が同じなんだから気にしないで」テクテク
上条「でも……いいのか?手伝ってもらっておいてなんだが、その買い物って特売品とかなんだろ?早くいかないと間に合わなくなるぞ?」
379 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:24:54.43 ID:SLy9wEDO
北野「上条君が困ってるのに自分の事だけの為に行けないよ、それに例え特売品がなくなっても次があるからね…」
上条「……」ジーン
上条「北野…お前って本当に良い奴だ――ズルッ―――なああっ!」ズデンッ!
北野「か、上条君大丈夫!」
上条「いててっ…ん、あれお前…」
御坂妹「…大丈夫ですか?‥と、ミサカは溜め息混じりに言います」
北野「…えーと…その独特の言葉使いは…妹さんの方で良いのかな?」
御坂妹「はい、その通りです‥と、ミサカは人外フェイスの貴方に答えます」
380 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:25:22.79 ID:SLy9wEDO
北野「………」
上条「…んで?さっき美琴と一緒に帰ったと思ったんだが…どうしたんだ?」
御坂妹「…貴方達の先程の会話から人外さんは急ぎの買い物がありますが、貴方の為にそれを諦めたわけですね‥と、ミサカは確認をとります」
上条「ん、まあな」
御坂妹「そこでミサカが出した結論は、人外さんの代わりにミサカが貴方のジュースを持てば、人外さんは買い物に行けて、貴方は荷物の負担を少なくしたまま家に帰れます…どうでしょうか?‥と、ミサカは提案してみます」
北野「いや、気持ちは嬉しいけど女の子に荷物を押し付けるなんて…」
381 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:25:56.31 ID:SLy9wEDO
上条「……」
上条「…んじゃ、頼むかな」
北野「え?だ、ダメだよ上条君。僕の事はいいからさ」
上条「…北野にはいつも助けてもらってるからな…それに御坂妹もこう言ってるし、素直に甘えようぜ」
北野「で、でも…」
御坂妹「…話しは決まったみたいですね、では、人外さんそのジュースを…と、ミサカは人外さんの返事を聞かずにジュースを奪い取ります」ササッ
北野「あっちょっと!」
382 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:26:25.48 ID:SLy9wEDO
上条「そういうわけだから北野、ここまで手伝ってくれてありがとな……んじゃ御坂妹、俺ん家こっちだから付いて来てくれ」テクテク
御坂妹「はい、分かりました‥と、ミサカは簡潔に返事をします」テクテク
北野「……」
北野「…うん、そうだね…たまには人の好意に甘えても良いよね…今何時かな?」チラッ
北野「!」
北野「も、もうこんな時間なの!大変だ!」
北野「急がなきゃ!」
ダダダダダダダッ
383 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:26:54.36 ID:SLy9wEDO
北野「………」テクテク
北野(良かったあ~…なんとか間に合って…卵Lサイズ五十円はお買い得だね♪)テクテク
北野(今月は結構食費浮くからたまには外食でもしようかな~♪)テクテク
北野「…あっ」ピタッ
一方「……」
北野(昨日、携帯落とした人だ……何してるのかな?)
北野「こんにちは」
一方「…あァ?…なんだお前かァ…」
北野「何してるの?」
一方「…お前に関係ねェよ」
384 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:27:28.30 ID:SLy9wEDO
北野「……」
北野(この人…昨日も一人だったけど……たまたまかも知れないけどひょっとして……親しい人とかいないのかな?)
北野(…しかし、今日も会うなんて…これも何かの縁かも知れないよね……よし)
北野「あの~…」
一方「…まだなンかあンのかァ?とっとと失せ――」
北野「良かったら一緒にご飯食べませんか?僕奢りますから」
一方「………」
一方「………」
一方「……はァ?」
385 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:27:57.94 ID:SLy9wEDO
―とあるファミレス―
北野「自己紹介させてもらうね、僕は北野誠一郎と言います…えーと~…」
一方「…一方通行だ」
北野(アクセラレータ?外人さんなのかな?確かに目は赤いし髪も白いからなぁ…それにしても日本語上手いなぁ)
北野 ハッ(あっ!そうか!)
北野(彼は遠い国からこの学園都市に来たけど、まだこっちにあまり馴染めないからいつも一人だったんだ!)
北野(…よし、僕が彼の友達にならなきゃ!)
一方「…一つ聞きてェンだがよォ…」
386 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:28:37.34 ID:SLy9wEDO
北野「ん、何?」
一方「お前ェ…俺が学園都市第一位のLV5一方通行だと知っててメシ誘ってンのかァ?」
北野「えっ?…そうだったの?」
一方「…本当に何も知らねェのかァ?」
北野「うん、僕こっちに来て日が浅いから」
一方「ケッ……」
一方「変わった奴だなァ…」
387 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:29:17.32 ID:SLy9wEDO
北野「所で一方君、いきなりなんだけど…」
一方「(一方君?)……なンだよ?」
北野「何か困った事があったら、僕に何でも言ってね…友達としていつでも駆け付けるから」
一方「……はァ?友達だァ?いつ、てめェとそンな関係になったンだよ!」
北野「友情が芽生えるのに時間は関係ないと思うよ、遠慮せずちゃんと言ってね」
一方「だから、テメ――」ピリリリッ
北野「携帯鳴ってるよ」
388 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:29:44.45 ID:SLy9wEDO
一方「…チッ」ピッ
一方「あァ…あァ…分かってるつってンだろゥがァ…――」
北野「………」
北野(一方君…精神的に不安なんだろうな…無理もないよね…)
北野(遠い国から一人でここに来たんだ…)
北野(…僕が彼の理解者にならなきゃ)
389 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:30:11.19 ID:SLy9wEDO
一方「じゃあ、切るぞ」ピッ
一方「……」スタスタ
北野「えっ、一方君どこ行くの」
一方「テメェには関係ねェよ」スタスタ
北野「あ……」
一方「………」スタスタ…ピタッ
一方「…飯の礼だけは言っておくぜェ…」スタスタ…
北野「…一方君」
一方「ケッ」
390 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:30:43.37 ID:SLy9wEDO
―とある路地裏通り―
一方(なンなンだよォ!あの危ねェ面したあの野郎はよォッ!)スタスタ
一方(勝手に好き放題言いやがりやがってよォ!)ムカムカ
一方(何が友達だァ……)
~~~~~~~~
北野「何か困った事があったら、僕に何でも言ってね…友達としていつでも駆け付けるから」
~~~~~~~~
一方(……)
一方(……俺は一方通行だぞ…)
一方(……クソがァ…)
391 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/08(木) 21:31:18.28 ID:SLy9wEDO [34/34]
スタスタスタ…
???「…実験を始めます…用意はよろしいですか?」
一方「……」
一方「……クカカカッ」
???「?」
一方(何センチになってやがる一方通行よォ)
一方(今更俺が陽のあたる場所に戻れるわけがねェだろうがよォ!)
一方「あァ……今日も愉快に痛快に楽しませてもらうぜェッ!」
ACT9前編終わり
Tag : エンジェル伝説とある魔術の禁書目録
<<ゲンドウ「そうだ。久しぶりだなシンジ」シンジ「…長谷川さん?」実質3スレ目 10 | ホーム | 上条「北野誠一郎?」ACT8>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |