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一方通行「俺の身体は三下専用だからな!」


一方通行「……三下、よろこぶかな……」 3
一方通行「……三下、よろこぶかな……」 4

10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23:43:35.17 ID:2r.Pqtso [4/5]
小萌(これって、私信じちゃっていいんですか…?)

………

……



-夕飯前-

コトコト

一方通行「三下ァー」

上条「ん?何か手伝いいるか、百合子」

一方通行「そォーじゃなくて…あと2、30分もすりゃ飯ができあがるし、それまでに風呂入っちまえよ」

上条「そっか、それじゃお言葉に甘えて」

一方通行「お前がこの部屋の主人なんだから、別に気ィー使うなよ?」

上条「そういわれると、なんだか…むずむずするなぁ…」

一方通行「ほらほら、さっさと入っちまえよ!」

上条「はぁ…落ち着いた」

一方通行「三下、結構M気強いな…」

25 名前:6つまとめて投下、そして飯の片付け放置[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:17:45.47 ID:yRKsB0Yo [2/35]
-入浴中-

カポーン

上条(…なんだろうこの幸福感は)

バシャバシャ

上条(これって夢じゃないよな…)

ギュゥゥゥ

上条「痛い……夢じゃない…」

ザパンッ

上条(百合子が女っ気なかった俺が、今は百合子と一緒に生活することになるとは…)

ワシャワシャ

上条(人生何があるかわからないもんだな…)

キュッキッ.......ザァァァァー

上条(…このままいくと、卒業までに結婚…なんつって…///)

上条「ま、まさかそこまでは…ないよな…///」

ガチャッ

26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:18:48.69 ID:yRKsB0Yo [3/35]
上条「えっ?扉が…」

一方通行「よォ……」

上条「百合子、なんでお風呂に!?」

一方通行「背中流してやろうかなァーっとおもって…///」

上条「いや、大丈夫もう洗ったから///」

一方通行「て、テメェ、俺の行為が受けられねェっていうのかぁ!?」」

上条「…それじゃ…お願い…しちゃおっかな///」

一方通行「そうやって素直にしてればいいンだよ///」

一方通行「三下、とりあえずそこに座れ…」

上条「はい…って百合子!その格好…///」

一方通行「ふ、風呂場に服着て入る馬鹿もいねェーだろ///」

上条「だからって…わざわざ水着に着替えるとか…///」

一方通行「こ、これなら裸でもねェーし…ほら水でぬれても大丈夫だろ…?」

上条「そうだけど…」

一方通行「四の五の言わず背中向けやがれ!」

27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:19:29.79 ID:yRKsB0Yo [4/35]
一方通行「で…これを…」

ポシュポシュ

一方通行「適量手にとって…」

上条「えっ、そこに身体洗う用のスポンジあるけど…」

一方通行「だァァァ、任せた以上大人しくしやがれってンだ!」

上条「は、はい…」

ペチャッ

上条「ひゃっ」ビクッ

一方通行「わりぃ…冷たかったかァ?」

上条「だ、大丈夫…」

一方通行「そォーか…それなら、続けるぞォ?」

ヌルヌルッ

上条(な、何で手で洗うんでしょうか…)

一方通行「フンフンッ、フッ…///」

上条(百合子の手の感触……なんだか…///)

28 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:19:56.42 ID:yRKsB0Yo [5/35]
一方通行「どォーだ?気持ちいいか?」

上条「あぁ、気持ちいいよ…」

一方通行「そォーか…」ニコッ

上条(何だか不思議な感じがして…こっちまで…)チラッ

グググッ

上条(気持ちよくなってるわけで///)

一方通行「よォーっし、背中終わりだ!」

ザッパンッ

上条「あ、ありがとう、それじゃ…」

ガシッ

一方通行「まて…まだ終ってないだろ…」

上条「いや背中は洗ってもらったし…」

上条(前はこんなんだし…見られるわけには…)

一方通行「頭も洗ってやるよ…」

上条「あっ…あぁ頭か…そ、それじゃお願いしようかな…」

29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:22:21.37 ID:yRKsB0Yo [6/35]
一方通行「なンだ?何だと思ってたンだよ?」ニヤニヤ

上条「いやいや、なんでもないよ///」

一方通行「まァあわてるなよな、前もちゃんと洗ってやっから///」

上条「まっ、前ぇぇぇえ!?」

一方通行「た、たまには俺も…さっきの土御門の妹じゃねェーけど…三下にゴホウシってのをしおてやろうかなって…」

上条「御奉仕!?」

一方通行「嫌だったらやめるけど…いや俺がやりてェからやっぱやめねェ…」

上条「あのぉ…それなんかむちゃくちゃなんですけど…」

一方通行「た、たまには俺に三下をいじらせろよってことだよ///」

上条「だんだん、奉仕から離れていくんですけど…」

一方通行「三下の身体は俺のモノ…三下の心も俺のモノ…」

上条「モノって…」

一方通行「その代わり!」

一方通行「俺の身体は三下専用だからな!」

上条「せ、専用!?」

一方通行「ふ、二人きりの時に限っては…す、好きにしていいからな…///」

30 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:22:52.59 ID:yRKsB0Yo [7/35]
上条「す、好きに…」ゴクリッ

一方通行「ホラ、取り合えず顔こっち向けろ…」グイッ

上条「わ、わぁ…」

一方通行「シャンプーはこれだったよな…」

カコカコッ

一方通行「こうやって…」

ゴシゴシッ

一方通行「気持ちいいかァ?」

上条「あぁ、百合子の細い指が俺の頭を適度に刺激してくれて…」

一方通行「前も思ってたンだけどよ…三下、背中とか頭とか傷だらけだよな…」

上条「あははは…色々あってな…」

一方通行「まァいいンだけど…でも………これからは無理しないでくれな…」

上条「百合子のためになら無理したいんだけど…」

一方通行「それでもだ!」

ガシガシッ

上条「うわ、そんなに強くこすったら痛いって!」

一方通行「とにかく、無茶はすンなよ…今日だって、やり方はアレだったけど、一歩間違えば…」

33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:40:57.23 ID:yRKsB0Yo [8/35]
ちなみに…微エロいいですか?
微で抑えるようにしますけど…

36 名前:多分、微…うん、微……[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:59:19.54 ID:yRKsB0Yo [9/35]
上条「わ、悪かったよ…」

一方通行「ダメだ、ゆるさねェ…もうしねェと約束しない限りは…」

上条「無茶は控えるよ…」

一方通行「控えるじゃ駄目なンだよ!」

ガシガシガシッ

上条「だから痛いって」

一方通行「いいや、判らせるためにはこうやって体に教えこまねェーと…」

上条「痛い痛い痛い…ん?」

一方通行「オラオラオラァ!」ニヤニヤ

上条(…それなら)ニヤリッ

スーッ

一方通行「さ、三下ァ?」

上条「そりゃ!」

シュルッ

一方通行「なっ…!?」

37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 19:59:53.68 ID:yRKsB0Yo [10/35]
上条「百合子、今、ふさがってるだろ?」ニヤニヤ

一方通行「てっ、テメェ!!何とってンだよ///」

上条「それに俺専用なんだろ?二人きりの時は好きにしていいんだよな?」

一方通行「ま、まさか…三下…!?」

上条「…いただきますっ」

パクッ

一方通行「ひゃうん!!」ビクッ

上条「んぐんぐ…」

一方通行「て、手がふさがってるときにィィィィ///」

上条「…んっ…」ちゅゅぅぅぅ

一方通行「…くぅぅぅ…」キュッ

上条「…ぱっ…百合子、手が止まってるぞ?」ニヤニヤ

一方通行「そ、そんなことされて洗えるはずねェだろ…///」

上条「そうか?早く洗い終えないと…」

ペロッ…

一方通行「…ァ」ビクビクッ

上条「ずっとこのままつづけちゃうけどなぁ」

38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:00:24.33 ID:yRKsB0Yo [11/35]
一方通行「ち、チクショウ…///」

上条「早く早く!!」

カミッ

一方通行「くぁああ!!」ビクッ

上条「どうした、百合子?」

一方通行「い、いい加減に…」プルプル

上条「いい加減になんだっけ?」

コリコリッ

一方通行「ひゃぁぁあっ!?」

上条「ちゃんと言わないと伝わらないぞっと」ニヤニヤ

一方通行「さ、三下ァァァ…///」

上条「なんだよ…もっとしてほしいのかっと」

ハムハムッ

一方通行「そ、そこっ///」

上条「段々調子でてきたな」ニコッ

39 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:01:45.03 ID:yRKsB0Yo [12/35]
一方通行「さ、さ、三下ァァァ、調子のってンじゃ…」

ちゅぅぅぅ

一方通行「だ、だからァぁああああ」

上条「あれ、段々先っちょが固くなってきたぞ?」

一方通行「し、仕方ねェだろ…///」

上条「照れてる百合子…可愛い///」

パクッ

一方通行「も、もォォォ///」

………

……



上条「ふぅ、満足満足…」

一方通行「ち、チクショウ、人が両手ふさがってるのをいい事にむちゃくちゃにしやがって…///」

上条「なんだよ、後半いい声だしてたくせに…」ニヤニヤ

一方通行「当たり前だろ……三下にあンなことされて…気持ちが良くないはずが…な、ないンだからな…///」

40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:02:11.51 ID:yRKsB0Yo [13/35]
上条「さぁーて続きは夜だな」

一方通行「まだ、いじめたりねェのかよ…///」

上条「だって百合子…今日は○○時間、百合子を愛でないと駄目なんだろ?」

一方通行「あっ…」

上条「大丈夫、寝不足になろうが、絶対やり遂げてみせるって」

一方通行「///」

上条「それじゃそろそろ飯でも…」

一方通行「お、オイ…待て」

上条「ん?早くでないとインデックスが暴れると思うぞ?」

一方通行「まだ前洗ってないだろ…」

上条「だから、急がないと」

一方通行「そ、そンな状態で表でるつもりか?」

上条「えっ…」チラッ

上条「無理ですね…///」

一方通行「し、仕方ねェーな…すぐ済ませてやるよ///」

上条「い、いいって、じきに収まるから…///」


41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:04:58.30 ID:yRKsB0Yo [14/35]
一方通行「遠慮するなって、それに…三下は俺のモノなンだからな///」

ガシッ

上条「はうぁ!?」ビクッ

一方通行「大人しく、任せろって///」

上条「ゆ、百合子!?」

一方通行「ち、ちっとは勉強したンだぞ…///」

ハムッ

上条「くぉぉぉ!!」

ジュプジュプッ

一方通行「ほォーだァ?」

上条「さ、最高で…す…」プルプル

一方通行「…」

ジュルジュルッ

上条「…や、やばい…そんなにされると…もう…」

一方通行「ほ、ほらァ、ほっほほ、ひきはがれェ!」

42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:05:26.50 ID:yRKsB0Yo [15/35]
上条「あっ、あぁぁああああ」

一方通行「―――!!」

………

……



ガチャッ

禁書「とーま?ゆりこ?いつまでお風呂はいってるのかな?」

一方通行「あァ、すぐ準備するからな」ツヤツヤ

上条「わ、わるい…」

禁書「とーま?何だか疲れてるんだよ?」

上条「だ、大丈夫、ちょっと湯あたりしただけだから…」

一方通行「♪~、♪~」ニコニコ

禁書「大丈夫?」

上条(まさか、1度じゃなく、2連チャンで―されるとは…)

一方通行(夜も楽しみだなァ///)

43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 20:07:03.38 ID:yRKsB0Yo [16/35]
少し休憩します

45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:19:15.44 ID:yRKsB0Yo [17/35]
よし、ご飯終った、洗濯物は洗濯機に突っ込んだ、風呂も入った、酒も準備した

妄想再開します

46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:28:37.82 ID:yRKsB0Yo [18/35]
-翌朝-

一方通行「三下ァ…朝だぞッ♪」テカテカ

上条「あぁ…うぅ…」

一方通行「早く起きないと、またしちゃうぞッ♪」ツヤツヤ

上条「だ、大丈夫だ…おきる…」

一方通行「…チッ」

上条「さすがに…これ以上されると、上条さんだって回復できなくなっちゃいます…よ…」

一方通行「残念ッ♪」

………

……



-とある2年生の教室-

上条「おはようー」

土御門「おはよう、かみやん、一方通行も相変わらずらぶらぶだにゃー」ニコニコ

一方通行「あァン?偉く機嫌がいいじゃねェーか」

47 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:36:12.38 ID:yRKsB0Yo [19/35]
上条「ん?どうしたんだ、その首…」

土御門「あっ、見つかっちゃったかにゃ?」

上条「見つかっちゃったかなって、そりゃ…赤くなってりゃ目立つだろ…っておい、まさか」

土御門「ふふふふふ…はぁーははははは…ついに、ついに実現したぜよ!俺の夢が!」

一方通行「何だかアブねェ空気醸し出してやがンな…」

上条「その首のって…キスマークだよな…?」ボソボソッ

土御門「そうだにゃー」

上条「まさか相手は…」

土御門「舞夏に決まってるぜよ」

一方通行「……さ、三下ァ、俺は席つくわ」

上条「あ、あぁ…」

土御門「いやー、舞夏がかみやんの部屋に行ったのはしってたんにゃけど…」

上条「ど、どうやって…!?」

土御門「俺の力を甘く見てもらっても困るぜよ…」

上条「………」

48 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:45:21.48 ID:yRKsB0Yo [20/35]
土御門「それで、もし何かの間違いでかみやんが舞夏に手を出したりしてたら…」

土御門「いや、無いとは思うんだけど、もしもだにゃ…」

土御門「もしも…の…時は……全力でかみやんをぶっ潰そうかにゃーなんて…」チラッ

上条「…」ゾクッ

土御門「あっはははは、大丈夫、昨日の会話は一言一句残さず聞いてるにゃ」

上条「い、一言一句残さずだと…」

土御門「いやぁ、便利な魔術ってものはいっぱいあるんだにゃー」

上条「…」

土御門「はなしがそれたにゃー、そうそう、それでかみやんが舞夏にああいう風にいってくれたお陰で、昨日は…ぐふっ、ふふふふふ」

上条「…」

土御門「まぁかみやんには感謝してるぜよ、今日も早くかえって、ぐふふふふふ」

上条「そ、そーかお幸せにな…」

土御門「そうそう、心配してそうだからいっとくにゃ」

上条「な、なにがだよ」

土御門「もう盗み聞きしたりはしないから、安心してほしいにゃー」

49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:50:36.22 ID:yRKsB0Yo [21/35]
上条「テメェ…」

土御門「迷惑かけた代わりといっちゃなんだけど、一方通行と同棲してることは内緒にしておいてあげるからにゃー」

上条「…クッ」

土御門「それじゃ、かみやんも、いいいちゃいちゃ生活をだにゃー」

上条(一番知られたくない相手に知られるとは…)

土御門「…」ニヤリッ

………

……



-昼休み-

一方通行「三下ァ、飯いこーぜ」

上条「あ、あぁ…」

一方通行「三下、何か顔色わりィーぞ?」

上条「大丈夫、何でもないよ…」

一方通行「そォーか?ならいいンだけどよォ…でも…」

上条「た、ただ腹が減ってるだけだよ…あー百合子の飯早くくいてぇーなぁー」

50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 21:59:24.82 ID:yRKsB0Yo [22/35]
-屋上-

一方通行「で、三下ァ、実のところはどうしたんだ?」

上条「な、なんのことだ?」

一方通行「とぼけンな…」ガシッ

上条「百合子…」

一方通行「俺は三下の恋人なンだぞ……悩みがあるなら俺に相談してくれてもいいじゃねェーか…」

上条「…」

一方通行「まさか俺にも言えねェーことなのか…?」

上条「…そうじゃないけど」

一方通行「だったら言ってみろよ…俺には解決できないかもしれねェーけど、三下の不安を和らげる事くらいは出来るとおもうンだ…」

上条「…わかった」

上条「実はな…土御門が、昨日俺の部屋を何らかの方法で盗聴してたみたいなんだよ…」

一方通行「あの野郎…」ギリッ

上条「ぶっちゃけ俺と百合子がいちゃいちゃしてる時なら、いくらでも聞かれたって…いや恥ずかしいけど…」

一方通行「な、なにを…///」

上条「まぁ恋人同士だからありえる事なんだけど…問題はそこじゃないんだよ」

51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:07:36.45 ID:yRKsB0Yo [23/35]
一方通行「なンだよ…」

上条「どうやら、アイツに俺達が同棲してることがばれたらしいんだよ…」

一方通行「なに…?」

上条「まぁ、どうこうする可能性は低いと思うけど、弱みを握られたと思うとな…」

一方通行「お、俺がとっちめてやる…」ギリッ

上条「ダメだ、そんなことしたらアイツは…きっと…」

一方通行「……」

上条「まぁ、少しはアイツを信じるしかないか…」

一方通行「…アイツをか……」

-一方その頃-

土御門(今夜はどういう奉仕をしてもらおうかにゃー)

土御門(やっぱり、ここは裸エプロンかにゃ?)

土御門(うーん、それはありきたりすぎるかにゃ…)

土御門(何か、何か斬新なアイディアは……そうだ!)

土御門(つ、つかえる…ぐふ、ぐふふふふふふ…)

舞夏との事を考えるのに手一杯で、ゆすろうなんて考えは毛頭なかったのであった…

53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:13:23.95 ID:yRKsB0Yo [24/35]
-とある平日の授業中-

小萌「で、ありますので―」

青髪「…」カリカリ

女子「ねぇねぇ、最近青髪君かっこよくない?」

女子「やっぱり?そうおもうよね」

女子「私もそうおもう、なんか変わったよね!」

女子「まじめになったというか…男らしくなったというか…」

女子「そうそう、何か目標に向かって進む男の人って感じでさ」

女子「そうよね!」

女子「……私告白しちゃおうかな…」ポッ

女子「えぇ!ずるい!」

女子「だって…彼、誰か特定の女性と付き合ってる雰囲気ないし…チャンスかなって…」ポッ

女子「だったら私だって!」

女子「あたしだって権利あるわよ!」

まじめになった青ピーは、長身のチャラい容姿に似合わず、学力優秀、まじめというギャップが女子に人気で…

54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:18:18.80 ID:yRKsB0Yo [25/35]
-放課後-

青髪「…」スクッ

上条「青髪、今日も勉強か?」

青髪「ん、かみやん?そうやけど…?」

上条「そっか、頑張れよ、俺も次の試験ではお前に出来るだけ追いついて見せるから」

青髪「そか、それじゃ次の試験は楽しみにしてるで?」

上条「あぁ!」

一方通行「三下ァ?帰ェーるぞ」

上条「あっ、待ってくれよ!」

青髪「ふぅー、かみやんは相変わらずやな…」

ガタッ

女子「あ、青髪くん…」

青髪「ん?どないしたんや?」

女子「あの…こ、これ読んで下さい」サッ

青髪「手紙?」

55 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:22:07.91 ID:yRKsB0Yo [26/35]
女子「その子、青髪くんの好きなのよ、だから…」

女子「へ、返事はいつでもいいですから///」

青髪「んー」ペラッ

女子「えっ、ここで読むの?」

青髪「返事はいつでもいいんやろ?」

女子「そ、そうですけど…」

青髪「…」ペラペラッ

女子「…」ドキドキ

女子「落ち着きなさい」

青髪「ふぅ、読み終わったで」

女子「…」ドキドキ

青髪「えーっとやな、僕ぁ、今…目標があるねん」

女子「は、はい、なんとなくわかります…だから最近あんなに勉強して…」

青髪「ちゃうちゃう、勉強は目標のためのステップに過ぎないんや」

女子「目標のための…?」

56 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:26:55.35 ID:yRKsB0Yo [27/35]
青髪「そうや、だからなぁ、僕は今、恋や愛に現抜かしてる時間なんかないんや…だから…」

女子「そ、そうですか…」

青髪「ごめんなぁ」

女子「いえ、いいんです…」グスッ

青髪「それじゃ僕は勉強があるから…」

スタスタスタ

女子「…ふ…ふぇえええん」ペタンッ

女子「だ、大丈夫、次があるよ…!」

女子「わぁああああん」ボロボロ

青髪(僕は小萌先生の愛をつかむまでは、何事にも惑わされへんで!)

スタスタスタ

………

……



-とある休日の小萌のアパート-

青髪「せんせぇ今日もよろしくお願いします」

59 名前:青髪×小萌のサイドストーリオーは誰かに任せたほうがいいのかな[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:34:47.26 ID:yRKsB0Yo [28/35]
小萌「青髪ちゃん、いらっしゃい」

青髪「はい、センセぇ、宿題はばっちりやってきたで」

小萌「ふぅーアレだけ出したのに全部やってきたのですかー」

青髪「はい、だってこれくらいこなさなきゃあの大学には届きそうにありませんから」

小萌「もう、結構いい線いってるとおもうんですけどねぇ…」

青髪「まだまだ、です、今はせいぜい70%程度の可能性です」

青髪「それを100に限りなく近づけないことには…」

小萌「青髪ちゃん、前にも聞きましたけど、本気で私と付き合いたいんですか?///」

青髪「本気も何も、そのためにいまここで頑張っているんです」

小萌「そ、そうですか…///」

青髪「それと、この前、クラスの女子に告白されました」

小萌「えっ…!?」

青髪「でも、もちろん断りましたよ、僕は先生一筋ですし、今は勉強をやる時間しかありませんから!」

小萌「…青髪ちゃん」

青髪「それじゃセンセぇ、今日もお願いします」

小萌「は、はいなのです///」

64 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:42:47.94 ID:yRKsB0Yo [29/35]
-暫くたっての、休日の小萌宅-

青髪「よっしゃ、できたぁ…!」

小萌「す、すごいですね…こんな問題私でもここまで解けないのですよ…」

青髪「ようやく、これでスタートラインに立つ準備できたで」

小萌「さ、最近わかったんですけど…」

青髪「なんや、センセぇ」

小萌「青髪ちゃんって、私とまじめに勉強してる時は標準語で、普段の会話の時は(エセ)関西弁なんですね」

青髪「あっ///」

小萌「うふふ」クスッ

青髪「そ、そないなつっこみはなしやで…///」

小萌「でも、これ知ってるの私だけなのかなーって思うとちょっと嬉しい気分なんですよー」

青髪「えっ、センセぇ?」

小萌「あっ…その///」

青髪「///」

小萌「///」

66 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:49:24.73 ID:yRKsB0Yo [31/35]
小萌「あ、あの…青髪ちゃん…」

青髪「な、なんや小萌センセぇ…」

小萌「も、もう青髪ちゃんが真剣に考えてくれてるのは理解できましたし…その…」

小萌「わ、私と付き合うって事をまじめに考えてくれてるのでしたら…」

小萌「私との年齢差をキにしないっていうのでしたら…」

小萌「も、もう、私はいつでもいいのですよ…///」

青髪「せ、センセぇ!?」ドキッ

小萌「だ、だって…青髪ちゃん、ここまでまじめに私のこと考えてくれるなんて、私、すごく嬉しいんですよ…」

小萌「だから…」

ガシッ

小萌「あ、青髪ちゃん…!?」ドキッ

青髪「だ、駄目や…」

小萌「えっ…」

青髪「まだ、約束のT大合格を果たしてないんやで!それなのに…それなのに、先生と付き合うなんて…僕には…」

小萌「青髪ちゃん…ですから、先生は…今までの努力を…」

67 名前:とりあえず、こんな感じかな…[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22:57:54.66 ID:yRKsB0Yo [32/35]
青髪「努力は、いくら積み重ねても努力なんやで!」

小萌「…青髪ちゃん」

青髪「努力だけで認めて貰おうなんておもってないんや!」

青髪「それにはじめの条件を下げてもらって付き合っても、僕は小萌ちゃんと対等に向き合える自信がない…」

小萌「そ、そんな、もうこれだけやれば…」

青髪「小萌ちゃん!」

小萌「は、はい…」ドキッ

青髪「絶対合格してみせるから、だからその時は、絶対つきあってください…」

小萌「青髪ちゃん……」

青髪「だから、今は…」

小萌「…わ、わかりました」

青髪「…」

小萌「でも、今付き合っておけばよかったなんて後悔しても遅いんですからね///」

青髪「大丈夫やで、後悔しないように今こうやってセンセぇと勉強してるんだし」

小萌「うふふふ、そうですね…それと…」

小萌「私だって、本気で恋してみたいんですから、絶対合格してくださいね///」

69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 23:19:05.40 ID:yRKsB0Yo [33/35]
-とある休日の-

上条「おーい百合子」

一方通行「すーすー」

上条「なんだ寝ちゃってるのか…」

一方通行「すーすー」フラァ~

上条「おっ?」

ボフンッ

一方通行「すーすー」

上条「ちきしょう…人の膝の上で気持ちよく寝やがって…///」

一方通行「すーすー」

上条「こんな可愛い寝顔見せられたら、起こすに起こせないじゃないか…」

一方通行「すーすー、三下ァ…」

上条「ん?」

一方通行「好きだぞォ…すーすー」

上条「あぁ、俺も好きだぞ」ニコッ

70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 23:28:50.72 ID:yRKsB0Yo [34/35]
-数時間後-

一方通行「う、ぅぅ…俺は寝ちまってたのか?」

上条「ぐーぐー」

一方通行「三下ァ…俺が寝てるから動けなかったのか…」

上条「ぐーぐー」

一方通行「…」

一方通行「無防備なお前が悪いンだからな…」

ちゅっ

禁書「ゆりこー?」

一方通行「えっ…!?」ドキッ

禁書「みんなが見てる前では少しは遠慮してほしいかも…」ジトォー

打ち止め「ミサカもキスするー」

トテテテ

御坂妹「それではミサカも…」

テクテク

一方通行「だ、だ、駄目だァァァア!!」

バカップルな二人の休日

87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:34:05.16 ID:6ZrXzD6o [2/20]
-とある休日の黄泉川先生たちが忙しい日-

prrrr....prrrrrrrr

一方通行「オイ三下ァ、電話なってっぞ?」

上条「ごめん、今が離せない、誰って出てる?」

一方通行「あァン?黄泉川だァ?」

上条「それじゃ出ちゃってもらえるか?」

一方通行「仕方ねェーな…」

ガチャッ

-「上条か!」

一方通行「ちげェよ、三下は今風呂掃除してンぞ…」

-「その声は一方通行?まぁ、どっちでも用件は同じじゃん」

一方通行「ンだァ?用件ってのは…」

-「これからジャッジメントの会合があって、明日まで打ち止めの面倒そっちで見てもらえると嬉しいじゃん?」

一方通行「あァ?会合だァ?芳川がいンだろォーが…」

一方通行(折角今日は三下と付き合って一周年の記念日だってのに…邪魔されてたまっかよ…)

88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:37:19.41 ID:6ZrXzD6o [3/20]
-「それが熱出しちゃって、とても打ち止めの面倒まで見れないんだよ」

一方通行「ンだとォ!?」

-「一方通行達が付き合って1年の記念日なのはしってるけどさ」

一方通行「しってて頼むのかよ!!」

-「仕方ないじゃんじゃんか…」

一方通行「…」

-「わ、私だって、二人の愛の巣は邪魔したくないんだけど…」

一方通行(あ、愛の巣だとォ!?)

一方通行(そういわれると、なンだか…恥ずかしく…///)

-「おい、一方通行きいてるのか?」

一方通行「あァ、聞いてンぞ///」

-「なぁ頼むよ、打ち止めだってそっちいきたい行きたいいってるじゃん」

一方通行「…ゥゥゥゥ、ちっと待ってろ…」

保留、ポチッ

一方通行「三下ァ…」

89 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:37:57.31 ID:6ZrXzD6o [4/20]
上条「ん、どうした?」

一方通行「あのよォ…今晩ガキ面倒みてくれねェーかって黄泉川のヤツが…」

上条「今晩かぁ…」

一方通行「あァ、よりにもよって今晩だ…」

上条「今日は折角の1周年だし、こうやって寝室にあたる風呂場も丹念に磨いて、おいしいものもつくってもらって、イチャイチャしようと…」

一方通行「あァ、無理いってあの白いのにも、小萌ンところいってもらってるしなァ…」

上条「はぁ、かといって打ち止めのことも心配なんだろ?百合子は」

一方通行「…あァ、実はそうなンだ…同棲するようになって、アイツのことあンまかまってやれてねェーし…」

上条「…ふぅーそれじゃ未来の娘も入れて1周年パーティを盛大にやりますか!」

一方通行「そ、そォーだな…」

ピッ

一方通行「判った、今日一日だなァ?」

-「助かる、感謝するじゃん」

一方通行「感謝はいらねェーよ、だがな、アイツはつれてくンなのよ?」

-「アイツとはミサカのことでしょうか?」

90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:38:24.45 ID:6ZrXzD6o [5/20]
一方通行「テメェ、いつからそこにいやがる!」

-「いつからと聞かれたら、ミサカははじめからと一方通行を煽るような言い方をします」

一方通行「…オイ、黄泉川に変われ…」

-「なんですか?折角ミサカの出番だとおもってましたが…」

-「なんだ、どうしたじゃん?」

一方通行「どうしたもこうしたもねェ!なンでソイツがそこにいンだよ!!!」

-「仕方ないじゃんか、だって今日がどういう日かわかってたんだし、出来るだけこっちで何とかしようと色々苦労してたんじゃん」

一方通行「それがなんでソイツがそこにいることにつながンだよ…」

-「だってはじめは鉄装に頼もうと思ったじゃん?でも鉄装のことだから、どじでのろまであれだから、頼まなきゃよかったになるかもって」

一方通行「…で」

-「それで思いついたじゃん、こいつら姉妹みたいなもんじゃん?」

一方通行「まァ、そうだな…」

-「だからこいつに打ち止めを頼もうと思ったじゃん?そしたら」

-「ミサカはそのような暇はありません、ミサカはどうやってあの二人の一周年の祭り気分に混ざるか必死に考えているところなのです」

-「って…」

91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:39:09.48 ID:6ZrXzD6o [6/20]
一方通行「あァァ!?」

-「そこでミサカは思いついたのです、打ち止めを口実に遊びにいけば混ざれることに」

一方通行「…つまり、テメェもここに来たいのかァ?」

-「当たり前です、ミサカの好きな人がいる場所に行きたいと思わないミサカはどこにもいません」

一方通行「……」

-「ということで上位固体ともども、ミサカ達をそちらに招待してください」

一方通行「……」

-「大丈夫です、ミサカもこの1年社会の荒波に揉まれて来ました」

一方通行「で…なンか判ったのか…?」

-「はい、ミサカは社会に揉まれるより、当麻さんに揉まれたい!と」

ブチッ

一方通行「あァァァァァァア!?」

一方通行「ガキをさっさと連れて来い、テメェはなしだ!いいな?」

ガチャッ

ツーツーツー

92 名前:飯食いながらの書き溜めはここまで、ちょっと片付けてきます[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:40:24.24 ID:6ZrXzD6o [7/20]
一方通行「ハァハァハァ…」

上条「どうした?百合子、打ち止めいつくるって?」

一方通行「しらねェーよ!」

上条「どうかしたのかよ、そんな荒れて…」

一方通行「…チッ」

ピンポンピンポンピンポン

上条「ん、誰だ、連射しやがって…」

タタタタッ

上条「はいはい、今あけますよっと」

一方通行「ま、待て三下ァァァ!?」

ガチャッ

打ち止め「にははは、おじゃまーすってミサカはミサカは当麻さんにお行儀良く挨拶してみるー」

上条「おう、いらっしゃい、話はきいてるよ」

打ち止め「今日はよろしくお願いします」ペコッ

御坂妹「よろしくお願いしますと、ミサカはしれっと言います」

93 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:49:11.70 ID:6ZrXzD6o [8/20]
上条「えっ、御坂妹も…?」

御坂妹「ミサカの上位固体が招待されているのです、従者たるミサカが行かないはずがないのです」

上条「えっ?従者」

御坂妹「という裏設定です」

上条「なるほど…そうか、それなら仕方ないな」

一方通行「騙されてンじゃねェーよ三下ァァッァ!?」

上条「まぁいいじゃねぇーか、こいつらなんだかんだ協力してくれたし」

一方通行「邪魔もしてくれるけどなァ…」

上条「どうせだったら、いつものメンバーで皆に祝ってもらおうぜ?」

打ち止め「わーい、わーいお祝いー!」

御坂妹「ワーイワーイ(棒)」

一方通行「…チッ、三下は甘ェーな…」

上条「でもそんな俺も好きでいてくれるんだろ?ニコッ

一方通行「ば、馬鹿…///」ボッ

一方通行「お、俺の台詞を先読みすンじゃねェーよ…///」カァァ

94 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:53:21.35 ID:6ZrXzD6o [9/20]
上条「そうと決まれば、インデックスを呼ばなきゃ」

pipi、trrrrrrrrrr

………

……



ガチャッ

禁書「ただいまー!」

上条「よぉ、お帰り」

一方通行「オカエリ」

御坂妹「お邪魔してます」

打ち止め「おかえりー」

禁書「あーもう、みんなはじめてるのかな?」

上条「いや、皆今きたところだぞ?」

禁書「そうなんだ、そうそう、とーまきいて」

上条「ん?何かあったのか?」

95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 20:59:13.47 ID:6ZrXzD6o [10/20]
禁書「私が行く直前まで、とーまの知り合いの、青い人」

上条「青ピか?」

禁書「そうそう、その人がいたらしいんだけど…」

一方通行「まだ通ってンのかァ、アイツ…」

禁書「それでね、小萌がやけに嬉しそうにしてるんだよ」

上条「小萌先生が嬉しそうに?」

禁書「そうなんだよ、それでね、何で嬉しそうなのってきいたら」

禁書「青髪ちゃんがクラスの女子に告白されたみたいなんですよーって」

上条「うへぇ、アイツらしくない…」

一方通行「まァ、最近変わってきてっからな」

禁書「それでね、ですけどぉ~私の事本気だから、T大合格するために勉強するから振ったっていうんですよぉ~だって」

上条「な、なんだと…青髪が告白されて振るだとぉぉぉ?」

一方通行「…ヘェ、男らしいじゃねェーか…」

上条「おい、百合子まさか、青髪に惚れたりしないよな!」

一方通行「馬鹿!一般論を言ったまでだ!それに俺は身も心も三下に捧げてンだろォーが!!」

96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 21:07:32.06 ID:6ZrXzD6o [11/20]
禁書「もぉ、二人はいちゃつくのは二人きりの時だけにしてほしんだよ、今は耳栓してないんだから…」

上条「あっ、ごめん…///」

一方通行「すまねェ///」

禁書「話戻すよ?小萌はね何だかずっと嬉しそうに、そんなことを私に延々と聞かせつづけてきて…」げっそり

上条「…それはご苦労様……」

禁書「というわけで、とーまが呼び戻してくれて助かったんだよ…」

一方通行「まァ、今日はゆっくりしてろ…」

打ち止め「それじゃ、皆そろったところで…ミサカはミサカははじまりの乾杯をしたかったりー」

上条「おぉ、それじゃ頼むよ」ニコッ

打ち止め「にへへへ」

一方通行「おい、白いのこれお前のだ」

禁書「うん、ありがと、ゆりこ」

打ち止め「それでは、1周年おめでとうございます、かんぱーい」

禁書・御坂妹「おめでとうございます」

一方通行・上条「あ、ありがと///」

97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 21:15:09.10 ID:6ZrXzD6o [12/20]
打ち止め「それではミサカから二人にプレゼントがあります」

一方通行「まじか…?」

御坂妹「ミサカとてただ邪魔に来たわけじゃありませんから」

上条「うわぁ、感動するな…」

禁書「あーうー」オロオロ

上条「どうした、インデックス?」

禁書「とーまー、ゆりこぉー」オロオロ

一方通行「なンだァ?トイレかァ?」

禁書「そ、そうじゃなくて…私プレゼント用意してないんだよ…」ポツリッ

上条「馬鹿だな、そんなの気にしてないって」

禁書「で、でもぉ…」

一方通行「お前は、俺達を、俺を快くココに迎えてくれただけで、俺は嬉しいンだぞ?」

上条「そうそう、今の生活だってお前が反対したら実現できなかったし」

禁書「でも、私がはじめからいなかったら、二人は…」

上条「でもとかそんなことはどうでもいいって、今はお前の家はここそうだろ?」

98 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 21:23:10.67 ID:6ZrXzD6o [13/20]
禁書「…本当にいいの、プレゼントないけど」

上条「だから気にするなって」ワシャワシャ

禁書「わっ、わっ…」

上条「それじゃ二人のプレゼントもらおうかな」

禁書(とーま、ありがとうね、ホント大好き…)

………

……



一方通行「それでェ…ガキはこれを?」

打ち止め「うん!ミサカと当麻さんと一方通行のストラップだよーってミサカはミサカは」

御坂妹「ミサカ達皆もっています」チャラッ

上条「つまり…約1万人がもってるのね…」

一方通行「局所的なヒットだな…」

御坂妹「それでミサカは…これを…」

上条「箱?なんだろ…」

99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 21:27:59.55 ID:6ZrXzD6o [14/20]
御坂妹「実用的なものですとミサカは付け加えます」

ガサゴソッ

上条「なんだろうな…」

『近藤さん』

一方通行「なっ…///」

上条「なんてものを///」

打ち止め「なになに?」キョトン

禁書「///」

御坂妹「使い方が判らなければ、ミサカが懇切丁寧にレクチャーしますよ」

上条「つ、使い方とか…」

御坂妹「そうそう、もちろんミカサ相手に試用してみてもいいですよ」

一方通行「だァァァ!だからテメェーは!」

御坂妹「ああなるほど、使わないほうが好みなのですか、なるほどそれでもミサカはかまいませんよ?」

上条「だから違うって///」

打ち止め「さっきからそれなんなのー?風船?ってミサカはミサカはそろそろ何に使うか教えてほしかったりー」

102 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 22:01:27.94 ID:6ZrXzD6o [16/20]
上条「全く御坂妹は…」

一方通行「油断できねェ…」

御坂妹「ところで、いつも思うのですが、なぜミサカは妹なのですか?」

上条「そりゃ…」

御坂妹「上位固体と比べたらミサカは外見的には姉のようにみえるのですが…」

上条「それじゃ打ち止め姉とでも呼べばいいのか?」

御坂妹「なぜミサカ基準ではないのですかとミサカは不満を口にします」

上条「だって妹達は皆、一人称がミサカなんだろ?」

御坂妹「ミサカはミサカですから」

打ち止め「そうだよミサカはミサカなんだよ」

上条「混乱してきた…」

一方通行「三下ァ、まじめに考えるな…」

禁書「だったら、クールビューティを基準にミサカで、打ち止めは打ち出止めでいいんじゃないかな?」

ミサカ「そうです、ミサカはそういいたいのです」

ビリビリは話に出てくる可能性が皆無なので、以後妹はミサカで…

106 名前:やはりこちら方面も書かないと落ち着かない[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 22:10:41.60 ID:6ZrXzD6o [17/20]
-その日の夜-

禁書「とーま?今日はどうやって寝ればいいのかなぁ?」

上条「あっ、そうだったそれ決めておかないとな…」

一方通行「あァン、俺と三下がいつも通りに寝て、後は適当にその辺りでねりゃいいだろ…」

打ち止め「むぅーミサカだって当麻さんと寝たいよーってミサカはミサカは猛抗議!」

御坂妹「ミサカも当たり前ですが…」

禁書「だ、だめだよ、今日は我慢しないと…ふ、二人きりにしないと…とーまだってかわいそうなんだよ///」

一方通行「白いの…」

打ち止め「そういって、実は当麻さんと一緒に寝たかったりーっとミサカはミサカは突っ込んでみたりー」

禁書「えっ…う…ぅぅー…そりゃ……だって…でも…///」クネクネ

上条「い、インデックス!?」

禁書「あぅ、そういう意味じゃないんだよ…ただ、私もたまにはとーまの傍で寝たいかなぁーって…///」

一方通行「ここ一年俺が三下独占してるしなァ…」

御坂妹「うんうん」

一方通行「テメェーは黙ってろ…」

107 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 22:17:29.85 ID:6ZrXzD6o [18/20]
上条「うーん…百合子…?」

一方通行「三下がいいっていうなら…」

上条「よし、今日はそこでみんなで雑魚寝しようか」

打ち止め「わぁぁ」

禁書「ほ、本当かな!?」

御坂妹「一緒に寝るとなれば何がおきても…」ゴクリッ

一方通行「テメェーだけ風呂にすっか?」ギロッ

上条「ほら、百合子威嚇しない」

一方通行「だってよォ…コイツだけなンかマジくせェーンだよ…」

上条「だからそれは前にもいったろ?俺は百合子しか手を出さないって、だから」

一方通行「寝てる隙に、三下の…あれ奪われたらどうすンだよ…」

上条「全く心配性だな、百合子は…」

ギュッ

一方通行「…ったよ///」

打ち止め「むぅーミサカもぎゅっとしてほしいー」

108 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 22:26:33.18 ID:6ZrXzD6o [19/20]
-そんなこんなで風呂の時間-

カポーン

上条「ふぅー、最近二人きりになるのも風呂のせいか…ココが一番落ち着く…」

上条「打ち止めがまだ子供だから、甘えるのはわかるけど」

上条「ミサカはもう俺じゃなくても…別の相手探せばいいのに…」

ガチャッ

御坂妹「上条当麻さんより、いい男なんて存在しません」

バタンッ

上条「……なっ///」

-「テメェ!何、三下が入ってる風呂覗いてやがる!」

-「なんだかミサカの話が聞こえましたもので、ミサカはつい…」

-「そう、いいつつ、なんだか顔が赤らんでるじゃねェーか!!」

-「そりゃ、ミサカだって年頃ですから当麻さんのアレやソレに興味ありますので…ちょっとじっとみてしまいました///」

-「だァァァァア!?」

-「10032号、共有!共有!」

139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:17:07.43 ID:uJMZz72o [3/25]
-共有完了-

打ち止め「わっ、わっ///」

御坂妹「くふふふ///」

禁書「いいなぁ…」

一方通行「お、オイ!やめろ!やめねェーか!!」

打ち止め「へぇーこうなってるんだーってミサカはミサカは未開の地に踏み入れてみたりー」

御坂妹「意外とたくましいのです、とミサカは舌なめずりしながらいいます」ジュルリッ

禁書「ず、ずるい…」

一方通行「ガキはそンなもンみるンじゃねェ!」

打ち止め「えへへへ~///」

一方通行「…俺の三下がァ…」ガクッ

禁書「こ、こうなったら私だって見てくるんだよ!」

トテテテ

一方通行「お、オイお前まで!!」

ガシッ

御坂妹「まぁまぁ当麻さんの裸くらい減るもんじゃなし…とミサカは一方通行を押さえつけます」

140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:20:22.78 ID:uJMZz72o [4/25]
一方通行「ヤメロォォォッ!?」

ガチャッ

上条「さ、さっきはなんだったんだ?」

禁書「あっ…」

一方通行「よ、よかったァ…」くたぁー

上条「ミサカが急に来たけど、いったい…」

禁書「も、もう着替えてるんだね…?」

上条「あぁ、いい湯だったぞ、お前も入るのか?」

禁書「…むぅ……」

打ち止め「それじゃ仲良くみんなでってミサカはミサカは当麻さんのズボンを脱がせてみるー」

上条「えっ?」

ズルッ

禁書「わっ///」

上条「お、おい!」

ガバッ

上条「な、何をしてるんだ!///」

141 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:27:42.38 ID:uJMZz72o [5/25]
打ち止め「これで、みんな仲良くみたねーってミサカはミサカはニンマリ」

上条「もぉ、今日はなんなんでしょうか!!///」

一方通行「俺だけの三下がァァァ」ガクッ

ポンポンッ

御坂妹「一方通行、そうやって苦労しながら人間は大きく成長するのですとミサカは一方通行に人生を諭します」

一方通行「…て、テメェ…」プルプル

御坂妹「よかったじゃないですか、これでまた1歩大人に近づきましたよとミサカは一方通行を励まします」

御坂妹「ただし、胸だけは成長してないようですが…と付け加えておきます」

一方通行「テメェエエエエ!!死にてェーよォだな!」

御坂妹「いったい何を怒っているのでしょうかとミサカは少々呆れた顔をします」

一方通行「そォーか、そォーか、そンなに死にてェーのか…」

上条「百合子、どういうことだ?」

御坂妹(チャーンス!)

御坂妹「当麻さん!百合子さんがミサカ達のことをいじめるんです!」

上条「えっ?そうなのか!百合子、何があったんだ!」

一方通行「お、オィ、三下…?」オロオロ

142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:33:37.32 ID:uJMZz72o [6/25]
上条「百合子、今日はみんな祝ってくれてるんだから、仲良くしないと駄目だぞ?」

一方通行「そ、そンなァ…」

御坂妹「ふぇええええん」ヒシッ

上条「ったく、年下いじめちゃ駄目だろ…」

一方通行「三下ァ…そいつのいうこと信じるのかよォ…」

御坂妹「…」ニヤリッ

一方通行「なっ!?」

御坂妹「ふぇええええん」

上条「ほら、百合子仲直りしないとだめだぞ?」

一方通行「お、俺だって泣きてェよ…」

その頃禁書は…

禁書「///」

瞬間記憶能力で先ほどの瞬間を暫く楽しんでいました

禁書「えへへへ///」

一方通行「ぐれてやる…」グスンッ

144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:45:10.60 ID:uJMZz72o [7/25]
-部屋の隅で拗ねてる一方通行さん(体操座り)-

一方通行「…」シクシク

上条「なっ?悪かったって」

一方通行「…フンッ、どうせ三下はそいつらと俺の意見に優先度ってのが無いンだろうな…」シクシク

上条「いや、そりゃお前が大事だけどさ…」

一方通行「だったら…なンで…」シクシク

上条「だって…」

一方通行「まだ俺が凶暴キャラか何かと勘違いしてねェーか…?」ギロッ

上条「いや、そ、そんなことは…」

一方通行「やっぱりかよ…」シクシク

上条「いや、違うんだ!」

一方通行「アレは、実験だから仕方無くって何度もいったのによォ…」シクシク

御坂妹「ミサカも結構トラウマですけどね」ボソッ

一方通行「うわぁああああん」

上条「ゆ、百合子だから…おいミサカ、変なちゃちゃいれるな!!」

145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:58:09.66 ID:uJMZz72o [8/25]
上条「なぁ、百合子機嫌直してくれよ」

一方通行「フンだ…」プイッ

上条「頼むよぉ…折角の記念日だろ…」

一方通行「その記念日を台無しにしたのはどこのどなたでしょうか?」

上条「…うっ」

一方通行「だから、許しませン」ツン

上条「百合子ぉぉ…」

禁書「ね、ねぇ、私達も謝ろうよ…」

御坂妹「さすがにミサカも気まずい感じがしてきたところです…」

打ち止め「ミサカも一方通行と当麻さんが喧嘩するのはみたくないよ…」

禁書「だったら、皆で謝ろう?ね?」

御坂妹「そうですね…」

打ち止め「う、うん…」

禁書「あのね、ゆりこ、ごめんなさい…」ペコッ

御坂妹・打ち止め「ごめんなさい…」


146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 21:05:50.49 ID:uJMZz72o [9/25]
上条「お前ら…」

禁書「ごめんなさい、ふざけすぎたんだよ…」

御坂妹「ここまで大事にするつもりは…」

打ち止め「なかったんだけど…」

一方通行「……」

禁書「だから本当にごめんなさい」

一方通行「ったく、俺も三下独占しすぎたのがいけねェーのかな…」

禁書「そんなことないんだよ、ゆりこはとーまの彼女なんだから…」

御坂妹「少しくらいは分けてほしいですとミサカは本音を漏らします」

打ち止め「ほら、10032号そこは自重しなさいとミサカはミサカは上位固体の命令文伝達」

御坂妹「そ、んなことはありません…」グギギギギ

一方通行「…まァいいよ、もう…」

禁書「わぁぁあ…」

打ち止め「よかった…」

上条「これでひと段落かな…」

一方通行「三下は別だァ!」ギロッ

147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 21:23:29.53 ID:uJMZz72o [10/25]
上条「ど、どうして俺だけ!」

一方通行「三下は…俺を信じなかった罰だ…」

上条「だからぁ…」

一方通行「…フンだ」

上条「……」ガクッ

禁書「ゆりこ、とーまも許してあげてほしいんだよ?」

一方通行「っていってもなァ…」

上条「百合子、百合子…」

一方通行「…ったく…三下ァ?どうしても許してほしいか?」

上条「当たり前です!百合子様!」

一方通行「…だったら俺の言うこと1つ聞け」

上条「お安い御用です!」

一方通行「こ、これから俺風呂入るから…」

上条「うん…?」

一方通行「さ、三下ももう一回風呂入るンだ…」

148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 21:28:55.35 ID:uJMZz72o [11/25]
上条「つまり、百合子と一緒に…」

一方通行「そォいうことだ…///」

上条「よ、喜んで///」

禁書「むぅ…」

御坂妹「チッ、やられた…」

打ち止め「いいなぁ、一方通行…」

一方通行「お前らはさっき許してやったンばかりなンだから…また俺に嫌がらせしたりすンじゃねェーぞ?」ニコッ

御坂妹「しかも出鼻をくじかれた…」

打ち止め「いいなぁ…当麻さんとお風呂…」

禁書「うーぅ…がまん、がまんなんだよ…」ウググ

一方通行「さァーて三下ちゃン脱ぎ脱ぎしてくださいねェー」ニコニコ

上条「だ、大丈夫一人で脱げるから…」アセアセ

一方通行「良いからいうこときけッ!」

上条「は、はい…」

一方通行「はーい万歳してねェー」ニコニコ

149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 21:44:52.46 ID:uJMZz72o [12/25]
-二人が入浴中の………                              外側-

-「もォ、三下、どこさわってンだよォ」

-「だって仕方ないだろ、こんなにくっついて狭い風呂にはいってんだし」

-「とかいいながら、わざとくっつけてるのしってンだぞッ]

-「わ、わざとじゃねぇーよ!!」

-「ほら、3本目の足がツンツンしてンじゃねェーか」

禁書「///」

打ち止め「?」

御坂妹「羨ましいとミサカは素直に悔しがります…」ギリギリ

禁書「///」

打ち止め「ねぇー?三本目の足ってなに?足2本だよね?ってミサカはミサカはわからなかったりー」

御坂妹「それはですね…」

禁書「そ、そぉ、四速歩行のたとえなんだよ!きっと前足、手だね!」

打ち止め「手?なのかなぁ?」

-「三下、ちゃっかり手が俺の胸に触れてンだけどよ…」

打ち止め「手じゃないみたいだけど、ってミサカはミサカはますます悩んでみたり…」

152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:05:42.66 ID:uJMZz72o [13/25]
ガチャッ

一方通行「フゥー満足」ホクホク

上条「そ、そうだな///」カァァ

一方通行「全く三下はすけべなンだから///」

上条「いや、今回はただ一緒にお風呂入っただけ///」

一方通行「身体洗ってやるとか言いながら、好きなだけ撫で回したくせによ///」

上条「だって手で洗え隅々まで洗えって///」

一方通行「堪能したか?」

上条「…とっても///」

一方通行「そォーか///」

上条「///」

打ち止め「ねぇー三本目の足ってなに?ってミサカはミサカはとってもきになってみたりー」

一方通行「ま、まさか聞こえてたのかァ!?」

禁書「私はいつも耳栓してるって忘れてたのかな///」

一方通行「しまった!!」

打ち止め「ねぇー三本目の足ー?」

153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:16:31.00 ID:uJMZz72o [14/25]
-就寝時間-

上条「それじゃ明かり消すぞ?」

「ハーイ」

カチッ

上条「おやすみなさい」

打ち止め「えへへへ」グリグリ

一方通行「オイ、三下にくっつきすぎンなよ!」

打ち止め「折角じゃんけんで勝ったんだし、めーいっぱい甘えるよーってミサカはミサカはぐりぐりー」

一方通行「俺もまけねェーぞ!!」スリスリ

上条「あ、あの…君達寝るために布団に入ってるんだよね?」

禁書「そうなんだよ!大人しくしなきゃいけないんだよ!」

御坂妹「深夜の一室、若い男女が1つの布団の中に…これはミサカもチャンスですね」

上条「いや、寝ようよ…」

打ち止め「もっと甘えるんだもーん」グリグリ

配置、百上打ミ禁

154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:24:06.98 ID:uJMZz72o [15/25]
-とある休日前の屋台-

黄泉川「っぷはぁぁ」ダンッ

鉄装「黄泉川先生、飲みすぎですよ!」

黄泉川「鉄装、硬いこというなよ」コポコポ

鉄装「わっ、わ!」

黄泉川「お前も飲め!」

鉄装「えぇ~!」

小萌「ねぇ、黄泉川先生…?」

黄泉川「ん?小萌先生まじめな顔してどうしたじゃん」

小萌「も、もしもですよ、教師が生徒を好きになってしまったらどうすべきだと思いますか?」

黄泉川「教師が生徒を?」

鉄装「うわぁ~なんだか禁断の愛とかいう感じの背徳感のある響きですね~」

小萌「やっぱり、世間的にはあれですよね…」

黄泉川「小萌先生、誰か好きな人でもできたんですか?」

小萌「えっ?もしもですよ!いやですよー、黄泉川先生ったら~」アセアセ

155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:41:10.52 ID:uJMZz72o [16/25]
黄泉川「でも、そうですねぇー教師としては駄目なんでしょうけど」

小萌「そうですよね…」シュン

黄泉川「女としてはそれはちょっと羨ましいですね」

小萌「!!」ピクッ

黄泉川「だってそうでしょう?どんな形であれ、好きな男ができてしかも、禁じられていても好きで好きでたまらないっていうなら…」

黄泉川「それはもう、羨ましいですよ」

鉄装「黄泉川先生からそんな言葉がでるとは思えませんでしたよ」

黄泉川「鉄装!私を何か勘違いしてないか!?」

鉄装「ひぇぇぇ」ビクッ

小萌「そ、そうですか…」

黄泉川「で、誰がすきなんですか?小萌先生は」ニコッ

小萌「えっ、わ、私の事じゃないのですよ///」アセアセ

黄泉川「ばればれですよ?」

小萌「///」カァァ

黄泉川「出来る範囲でなら協力しますよ、あくまで友人の一人としてなら」

鉄装「私も友人の一人として協力しますよ!」

黄泉川「お前が協力すると失敗しそうだから却下じゃん」

鉄装「ふぇ?ええええ!?」

156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:47:45.23 ID:uJMZz72o [17/25]
-とある放課後-

一方通行「三下、帰るぞ」

上条「おぅ」

青髪「あっ、かみやん、ちょっとええか?」

上条「青髪?どうかしたか?」

青髪「あのな、今日この後ちょっとうちきてくれへんか?」

上条「青髪のうち?」

青髪「ちょっと頼みたいことがあるんやけど」

上条「…」チラッ

一方通行「いいよ、友人との付き合いも大切なンだろ?」

上条「サンキュ」

一方通行「ンじゃな」

スタスタ

上条「お前のところにいって何をするんだ?」

青髪「それはついてから話すで…」

157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:50:46.60 ID:uJMZz72o [18/25]
-青髪の部屋-

上条「お邪魔します」

青髪「えっと、これやこれ」

ドサッ

上条「ダンボール?」

青髪「これは、僕のメモリアルなんや…」

上条「メモリアル?」

ガサッ

上条「こ、これは…」

青髪「そうや、これは僕が集めに集めたあらゆるジャンルのヒミツーなアッハンな本なんやで!」

上条「これってお前の宝物だったんじゃ…」

青髪「もう卒業なんや、僕は小萌先生一筋で生きるときめたんや!」

上条「でこれをどうしろと?」

青髪「かみやんに受け継いでほしいんや!」ガシッ

上条「ま、まてよ、こんなのもってかえって百合子に見つかったら俺の命が!」

158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 22:54:25.55 ID:uJMZz72o [19/25]
青髪「かみやんしかもう託せる相手がいなんや!」

上条「…でも…だったらほら、土御門、アイツなら引き取ってくれるんじゃないか?」

青髪「もう、昨日頼んでみたんやで」

上条「だったら、大丈夫だろ」

青髪「それが、兄妹物とメイド物だけ抜いてもって帰りやがったんや!」

上条「…なるほど」

青髪「だからな、僕はこの大切なメモリアルをかみやんにしか任せられないんや!」

上条「でも…」

青髪「た、頼む、親友の一生に一度の頼みだと思ってきいてください!」

上条「…」

青髪「かみやん、頼むで…」

上条「はぁー判ったよ…」

青髪「それなら…!?」

上条「わかった、引き取ってやる、ただしその後はどうなるか知らないぞ?」

青髪「かみやんなら、絶対大切にしてくれると信じてるで!」

161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 23:30:03.92 ID:uJMZz72o [21/25]
-上条当麻の部屋に教科書と書かれたダンボールが置かれて数日がたったある日-

ブォォォ

一方通行「ふン♪ふン♪」

一方通行(こうやって、三下の部屋を掃除してっと、もう気分は三下の妻だな…)

一方通行「妻かァ…」

一方通行(そう思える頃には三下との間に子供ができて……)

一方通行(三下似のカッコいい男が生まれたら、絶対三下みたいになるように教育してだァ…)

一方通行(あァ、今から楽しみだぜェ…)

ゴツ

一方通行「なンだ?」

一方通行「教科書?こンな箱前には無かったよな?」

一方通行「三下の字だよな…」

ガサゴソッ

一方通行「…これは……」

ブチッ

162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 23:33:22.35 ID:uJMZz72o [22/25]
一方通行「…」

pipi prrrrrrr ガチャッ

一方通行「三下か…今すぐ帰って来い」

一方通行「あァ?そンなのどうでもいいから早くしろ!」

ブチッ

一方通行「三下のヤツ…」ゴゴゴゴゴ

-上条当麻宅、家族?会議-

ガチャッ

上条「ただいま~」

バタンッ

一方通行「オイ三下ァ…」

上条「いったいなんだよ?急に帰って来いって」

一方通行「心あたりは?」

上条「別に?」

一方通行「そうかよ…」チラッ

163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 23:38:43.31 ID:uJMZz72o [23/25]
上条「何をみて…」

上条「あっ…」

一方通行「テメェにはがっかりしたぜ…」

御坂妹「ミサカもがっかりしました、まさか妹物だけ無いとは…」

禁書「シスター物はあるんだね」ニコニコッ

打ち止め「なんでみんなこの人たち裸なのかな?ミサカはミサカはまた謎だらけで困ってるー」

一方通行「ガキは見ちゃだめだ!」バシッ

打ち止め「えーミサカだけ、蚊帳の外?それはひどいよーってミサカはミサカは猛抗議!」

一方通行「ッセェ、黙ってろ!」

一方通行「で、三下、言い残すことはあるかァ?」ギロォ

上条「こ、これはだな…青髪から預かったもので…」

一方通行「アイツまじめになっただろ?ンな嘘つくンじゃねェーよ!」

上条「いや、マジなんだって…」

一方通行「そ、そンなに俺とのアレが物たりねェのかよ…」

上条「そ、それはないぞ!いっつも百合子とのアレは満足してるぞ!」

164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 23:44:30.44 ID:uJMZz72o [24/25]
一方通行「黙れ!だったらこれはどういうことだ!」

上条「だから、それは青髪から…」

一方通行「テメェは同じ言い訳しかできねェーのかよ!」

上条「ま、まてこぶしは下ろせ!!」

一方通行「三下の馬鹿ァアアアア!!!」

………

……



pi

上条「ほら、青髪がちゃんと証明してくれただろ…」

一方通行「す、すまねェ三下…」

御坂妹「妹物だけ無い不具合もミサカは納得しました」

打ち止め「ねーどういうこと?ってミサカはミサカも説明してほしいー」

一方通行「ガキは十年はェーンだよ!!」

上条「ちゃんと嘘いつわり無くはじめからいってるのに…いきなり殴るなんて…」

174 名前:とかで安価したりしても人が少ないと駄目っぽいでしょうか…[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 20:49:17.85 ID:fv1utqUo [2/13]
一方通行「それに、三下も俺のこと信じなかったじゃねェーか…おあいこだろ?」

上条「でも俺はぶたれたし、百合子の希望にも従った…」

一方通行「ンな細かいこと気にすンなよな?」アセアセ

上条「俺が百合子以外に浮気するはずないのに…ましてや本なんかに…」

一方通行「三下ァ…」

上条「…ちぇっ……」

一方通行「わかった、俺もお前の希望なんか1つかなえてやンよ!」

上条「!?」

一方通行「ほ、ほら、三下なんか希望いってみろよ…」

上条「…何でもいいのか?」

一方通行「あァ、何でもいいぞォ?」

上条「それじゃ……」

一方通行「ン…これ…なのか?」

上条「///」コクコクッ

一方通行「そんなに三下がしてほしいっていうならよ…」

176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 21:11:15.10 ID:fv1utqUo [3/13]
-翌日-

一方通行「///」

上条「似合うよ!百合子!」

一方通行「そ、そォーか?///」

上条「うーん、最高」

一方通行「///」

禁書「とーまって…こういうのが好きだったんだね…」

一方通行「まァ、これは俺も好きなンだけどよ…」

上条「す、好きとかじゃなくて似合うかどうかの問題なんだよ!」

一方通行「こういうヒラヒラしたのも悪くねェーな…」

上条「ほら、会話はさっき教えた通りにやってくれよ」

一方通行「ンァー、ァー」

一方通行「お、お帰りなさいませご主人様ァ~」ニコッ

上条「くぅぅぅぅぅ」プルプル

一方通行(三下は女教師とメイド好きと…///)

179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 21:35:01.98 ID:fv1utqUo [4/13]
-小萌のアパート-

青髪「…ふむふむ」

カリカリ

小萌「そうです、そこはそれを使えばいいのですよ」

青髪「なるほどなるほど」

小萌「…」

小萌(青髪ちゃんって、結構たくましい身体してるんですよね…)

チラッ

小萌(それでいて背も高くて…)

青髪「……」

カリカリカリ

小萌(私なんか軽く押したされちゃいますよね…)

小萌(って私なにを考えてるのですかー///)

小萌(私ったら駄目駄目)

ポカポカポカ

青髪「小萌ちゃん、何してるん?」

180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 21:41:52.56 ID:fv1utqUo [5/13]
小萌「あっ、何でもないのですよ?」

青髪「そか?ならええんやけど…なんか顔赤いみたいだし熱でもあるんちゃうかと…」

小萌「あー、扇風機利きが悪いから暑いですね///」

青髪「うーん、結構風入ってくるから涼しいと思うけどなぁー」

びゅ~う…チラッ

小萌「おおぅ…」

小萌(青髪ちゃん、腹筋きれいに割れてます…)

小萌「触りたいです…」ポツリッ

青髪「何に触りたいんや?小萌ちゃん」

小萌「えぅ?あっ…声にでてました…?///」

青髪「おもいっきし、でとったで」

小萌「なんていってました…?」

青髪「触りたいです、だけやけど…?」

小萌「そ、そうですか…」

小萌(よかったぁ…その前まで口にでてたら、私ちょっと危ない人みたいになるところだったです//)

181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 21:50:13.45 ID:fv1utqUo [6/13]
ぐぅぅ~

小萌「青髪ちゃん、おなかへりました?」

青髪「あっ、朝飯食べてこなかったから…」

小萌「ちょっとまっててくださいね」

トテテテ

青髪「小萌ちゃん?別に気ぃつかわんでもええで、僕はただ勉強教わりにきてるだけなんやから」

小萌「そうはいっても青髪ちゃんは私の生徒なのですよ?体調崩されたら私が困ってしまうのです」

小萌(そ、そうなんです、生徒なんですよ…それなのに教え子の身体に見とれるなんて…)

青髪「あーそうやな…ごめんなさい、小萌ちゃん…次はしっかり食べてくるわ…」

小萌「だったら…」

小萌「だったら休みの日はうちでご飯食べてからはじめますか…?」

青髪「そんなそこまでしてもらうわけには…」

小萌「一人も二人もそんなに差がありませんし…青髪ちゃんさえよかったらですけど…」

青髪「それじゃ、ご馳走になっちゃおうかなぁ…」

小萌「はい、任せてくださいです」

183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 22:02:42.08 ID:fv1utqUo [7/13]
-料理中-

タンタンタンッ

青髪「…」

カリカリカリ

ジュワッ

青髪「おおぉ…いい匂いが…」

小萌「うふふふ、よっぽどおなか減ってるんですね」

青髪「面目ないで…」

小萌「すぐにできますからね、でも簡単なものしかできませんよ?今日買い物いこうとおもってたくらいなので」

青髪「なんでも大丈夫です!小萌ちゃんの作ってくれたものならたとえ食べ物じゃなくても!」

小萌「ちゃんと食べ物つくりますぅー!」

青髪「じょ、冗談やて…」

小萌「むぅぅ、最近青髪ちゃんずるいんですよ、ちょっとかっこよくなって大人っぽいし…」

青髪「えっ…小萌ちゃん?」

小萌「いやあの…な、なんでもないです、もうすぐご飯できますよー」アセアセ

186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 22:58:39.66 ID:fv1utqUo [8/13]
小萌『召し上がれ」

青髪「いただきまーす」

ガツガツ

小萌「うふふ」

青髪「うまいで小萌ちゃん」

小萌「そうですか、ちゃんと『食べ物』でしたか?お口にあってよかったです」

青髪「う…だから冗談やて…」

小萌「うふふ、冗談ですよ、お返しです」

青髪「たはぁー小萌ちゃんに一本とられたわ!」

小萌「と、当然なんですよ!私のほうが年上なんですから!」

青髪「年齢なんか気にしてないで」

小萌「そ、そうじゃなくて私のほうが人生経験豊富なんです!」

青髪「それでもかまへん、僕からみたら普通の女性やで」

小萌「むぅぅ…」

青髪「せやから、年齢が離れてるとか気にせんでな」


187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 23:07:45.33 ID:fv1utqUo [9/13]
黄泉川「はぁ、一方通行が上条の家にいってからなんだかさびしくなった気がするじゃん」

芳川「そうねぇ…あんなんでもいてくれないと結構さびしいものね」

打ち止め「あんなのじゃないよ、一方通行は!ミサカはミサカは憤慨してみたりー」

芳川「ごめんごめん、打ち止めは一方通行が大好きなんだものねー」

打ち止め「うん!当麻さんと同じくらい好きだよーってミサカはミサカは大胆発言してみるー」

黄泉川「そういや、なんで上条ってもてるんだろうな」

芳川「確かに、ちょっと気になるわね…」

黄泉川「ま、まさか…」

芳川「ち、違うわよ…研究対象として気になるってことよ」

黄泉川「はぁ、よかった、一方通行と取り合いになったらどうなるかとおもったじゃん」

芳川「まぁ、私もちょっとそっちの意味でも興味あるっていったらあるけどね」

黄泉川「な、なにぃぃい!?」

芳川「でも大人としてそのあたりはわきまえてるつもりよ?」

黄泉川「ならいいんだけど…」

打ち止め「えー大人になったら我慢しないといけないの?ミサカはミサカは我慢したくないー」

189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 23:33:33.15 ID:fv1utqUo [10/13]
芳川「なんて説明すれば良いか…」

打ち止め「やだやだやだ!ミサカは当麻さんが好き!一方通行も好き!ミサカはミサカ嫌いになんかなれないよ!」

黄泉川「あぁ、もう余計なこというからじゃん」

芳川「仕方ないでしょ、こういう風に捕らえるとは思わなかったんだし」

打ち止め「やだよー!」

黄泉川「打ち止め、大丈夫嫌いにならなくてもいいんだよ」

打ち止め「…いいの?当麻さんと一方通行好きでも?」

黄泉川「大丈夫、そういうことじゃないから」

ナデナデ

打ち止め「あーよかった…」ホッ

打ち止め「二人を諦めないといけないなんて、ミサカはミサカは絶対ないちゃうって断言してみる」

芳川「そ、そうよ、私だって諦めてないんだから」

打ち止め「えっ!ヨシカワに当麻さんと一方通行はあげないよ!」

黄泉川「おい!」

打ち止め「ミサカは絶対大きくなったら当麻さん、一方通行と一緒に住むんだーって未来の夢を語ってみたりー」

190 名前:人のスレ見ながら書き溜めるもんじゃないですね…orz[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 23:45:35.16 ID:fv1utqUo [11/13]
-とある教師の…-

青髪「小萌先生、僕合格したで!」

小萌「本当ですか!」

青髪「だから、小萌ちゃん、いや、月詠さん僕と結婚してください」

小萌「ふぇ?お、お付き合いからじゃなかったんですか!?」

青髪「もう、僕らの間にはそんなところからはじめる必要ないとおもうんや!」

小萌「えっ、でもぉ…」モジモジ

青髪「なんやったら、もう子作りからはじめたっていいくらいだと僕はおもってるんやけど…」

小萌「こ、子作りですか///」

青髪「そーいうわけで…」

ガバッ

小萌「きゃっ、駄目です、まだ私返事してませんよ///」

青髪「もう身体がこうokやといってるようやけど…」ニヤッ

小萌「えっ…あっ…///」

青髪「ほな、いくで…小萌ちゃん…」

191 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/31(水) 23:48:33.87 ID:fv1utqUo [12/13]
小萌「だ、だめれすよ、もぉー///」

青髪「が、我慢できないや!」

小萌「そ、それなら///」

青髪「小萌ちゃぁぁあああん」

………

……



チュンチュンッ

小萌「……夢、でしたか…」

小萌「すごくリアルな…夢でしたけど…」

小萌「私、どうかしちゃってるのかな…」

小萌「……」

小萌「も、もう一回寝たら続き見られたりしないかな…?」

小萌「…よし」

ガサゴソ、zzzzZzzz

196 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 21:11:50.65 ID:lH640SEo [1/3]
-とある屋台-

黄泉川「おじさん、がんもと大根、あと熱燗もう一本」

鉄装「そういえば、最近小萌先生が現れなくなりましたね」

黄泉川「…今日も誘ったんだけどなぁ」

鉄装「もしかしてこの前の話の彼氏とか…」

黄泉川「そんなまさかぁぁ、小萌先生に彼氏だって?」

鉄装「そうですよね、今まで男っ気無かったわけですし、急には…」

黄泉川「でも…それとなく思い当たる節があるじゃん」

鉄装「それじゃ!」

黄泉川「でも、この独身女同盟を小萌先生が抜けるとは思えないじゃんか」

鉄装「ですよねー」

黄泉川「…もしも小萌先生に彼氏ができていたらどうする?」

鉄装「どうするっていわれましても…」

黄泉川「まぁぴんとこないよなぁ…」

鉄装「そうですねぇー」

197 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 21:32:25.41 ID:lH640SEo [2/3]
黄泉川「はぁ、男か…ほしいじゃん…」

鉄装「そうですね…」

コトッコトッ

黄泉川「えっ、おじさん?私これ頼んでないじゃん」

鉄装「私も頼んでませんよ?」

黄泉川「え?サービスだ?」

鉄装「そ、そうなんですかありがとうございます」

黄泉川「もしかしておじさん…気を使ってくれた」

黄泉川「……」

黄泉川「ありがとじゃん」

鉄装(おじさんに気を使ってもらう私達って…)

鉄装「はぁ~」

黄泉川「ん?鉄装、飲まないのか?それじゃもらうじゃん」サッ

鉄装「飲みます!飲みますって!」

黄泉川「なんだ、いらないのかと思ってたのに…」

198 名前:黄泉川先生の相手役が浮かばなくて進まない…[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 22:03:03.59 ID:lH640SEo [3/3]
黄泉川「うぃ~」フラフラ

鉄装「黄泉川先生、しっかりしてくださいよ」

黄泉川「らいじょうぶじゃ~ん」フラフラ

鉄装「だから飲みすぎだっていったじゃないですかぁ~」

黄泉川「鉄装!お前は私がよってるっていうのかぁぁ?」フラフラ

鉄装「どうみても酔ってるじゃないですかぁ」

黄泉川「私は酔ってなどおりません」ふらふら

鉄装「あぁもぉ…」

鉄装(家までつれて帰るのがしんどい…)

黄泉川「ほーら、鉄装、これから男探しにいくぞ!」

鉄装「ふぇ?黄泉川先生、帰りますよ!」

黄泉川「はぁ~だから鉄装はもてないんじゃん」

鉄装「うぅー」

黄泉川「さぁもう一軒じゃ~ん」

鉄装(ふぇーん、かえりたいよぉ~)

212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:08:45.93 ID:/cEXrzYo [2/13]
-とある休日の上条当麻の実家-

-「百合子ちゃん、ソレ切って貰えますか?」

-「はい、お母様」

トントントン

刀夜「……」ジィー

上条「どうした、父さん」

刀夜「いやな、百合子ちゃんが娘になれば、こんな母さんと並んで料理する光景も…日常になるかとおもってなぁ」

上条「うーん、百合子に嫌われなければ、たぶん…そうなる予定だけど…///」

刀夜「はぁ~私もやはり娘がほしかった…」

上条「なんだよ、息子じゃ不満なのかよ!」

刀夜「でもまてよ、娘だと嫁に出すとき……そうだな、息子が可愛い嫁を連れてくれば解決だな」

上条「さっきから何ブツブツいってるんだよ」

刀夜「当麻……いい彼女見つけてきてくれてありがとう」

上条「は、はぁ?」

刀夜「照れるなよ、当麻」バシバシッ

上条「いてぇ!なにがだよ…」

213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:16:06.30 ID:/cEXrzYo [3/13]
コトコト

一方通行「味、見てもらえますか?」ドキドキ

詩菜「はい、それでは…」

コクッ

一方通行「…ど、どォーですか?」

詩菜「おいしい…」

一方通行「よ、よかったぁぁ…」

詩菜「まぁまぁこれは当麻さんが自慢するだけのことはありますね」

一方通行「三下…じゃなかった、当麻さんが自慢ですか?」

詩菜「そうなのよ、当麻さんったら電話で…うちの百合子の料理は日本一だとか」

一方通行「そ、そンな事を…///」カァァ

詩菜「母さんの料理だっておいしいでしょう?っていったんだけど…」

詩菜「俺は百合子の味のほうが好みかなぁですって」

一方通行「三下のヤツ…///」

詩菜「そうそう、褒めると顔真っ赤にするところも可愛いともいってたわね…確かにその通りみたいね」ニコッ

214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:24:19.22 ID:/cEXrzYo [4/13]
一方通行「///」

詩菜「そうそう、最近の当麻さんはどうですか?」

一方通行「えっ、どうとは…どういうことですか?」

詩菜「百合子ちゃんの事、大事にしてくれてます?」

一方通行「それは、とっても…」

詩菜「まぁまぁ、そうなんですかぁ~」

一方通行「いつでも当麻さンは優しくて…」

詩菜「たとえば?」

一方通行「買い物いっても荷物は全部もってくれますし、なにやるにしても私の事第一に考えてくれますし……」

詩菜「それでそれで?」

一方通行「あとは…寝るときも…」

一方通行「毎晩、優しく抱きしめてくれます…///」

詩菜「まぁまぁ、当麻さん…そんなところまで刀夜さんに似てるのですね」

一方通行「えっ、お父様に…似てる?」

詩菜「あらいやですわ、私ったらなんて事を///」

215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:33:03.87 ID:/cEXrzYo [5/13]
刀夜「母さん楽しそうに話してるじゃないか、私も混ぜてくれないか?」

詩菜「うふふ、駄目ですわよ、あなた…ここは女性だけの内緒のお話をする場所なんですから」

刀夜「こりゃ手厳しいなぁ…なぁ、当麻からもいってやってくれよ?」

-「なにをー?」

刀夜「二人で内緒話して、男二人をさびしい想いさせないでくれって」

-「はぁ?俺はさびしい思いなんかしてねぇーし…」

刀夜「そんなこといって、当麻だって百合子ちゃんのエプロン姿をじっと眺めてたくせに」ニヤニヤ

-「ば、馬鹿いうな///」

一方通行「///」

-「俺は、百合子が楽しそうに料理してたから…///」

詩菜「まぁまぁ、当麻さんもこっちに混ざりたいのかしら?ほら、こっちにいらっしゃい」

刀夜「ちょっと、母さん、私だ駄目でなんで当麻だけ…」

詩菜「久しぶりに息子とあったのですから、私だって二人から色々聞きたいんです、あなたには言えない内緒話もあるかもしれませんし…」ニコッ

刀夜「そんなぁ、そりゃひどいなぁ…私だって…」

詩菜「ほら、当麻さんこっちにいらっしゃい、百合子ちゃんだって待ってるわよ」

詩菜「あなた、ここは大人しく引き下がってもらえますよね?」ニコッ

刀夜「うっ…わ、わかった…」

216 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:43:59.26 ID:/cEXrzYo [6/13]
刀夜「…」スゴスゴ

上条「で、話って…?」

詩菜「それはですねぇ…」チラッ

一方通行「///」

詩菜「当麻さん、最近百合子ちゃんとはどうですか?」

上条「どうって?毎日変わらず仲はいいけど?」

詩菜「まぁまぁそうですか、毎日変わらずですか」

一方通行「///」

上条「話ってそんなこと?」

詩菜「はい、そんなことですよ」ニコッ

上条「ん?」

詩菜「それでは当麻さん、母さんの話はこれでおしまいですので、戻っていいですよ」

上条「そ、そう?」

テクテク

詩菜「それで百合子ちゃん、毎晩変わらずだそうですけど、そのあたりも詳しく女性としてのお聞きしてもよろしいでしょうか?」

一方通行「毎晩じゃなく毎日です、お母様///」

217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 21:59:20.80 ID:/cEXrzYo [7/13]
-食事中-

カチャカチャ

上条「くぅ~やっぱ百合子の飯はうめぇ~」

一方通行「///」

詩菜「当麻さん、母さんもつくったんですよ?」

上条「あぁ、ごめん母さん」

詩菜「母さんと百合子ちゃんが作ったからおいしいんですよ?」

上条「はい…」

詩菜「隠し味は二人の当麻さんへ対する愛情です」

刀夜「ちょっと母さん、私に対する愛情ははいってないのか?」

詩菜「あらあら、ごめんなさい、今日は入れ忘れてましたわ」

刀夜「……」

一方通行「わ、私はお父様に対する愛情もいれました…」

刀夜「ほ、本当かね!」

一方通行「は、はい…」

刀夜「…」じぃーん

上条「…」ムスッ

218 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 22:11:53.47 ID:/cEXrzYo [8/13]
-楽しい時間は過ぎ帰る時間-

刀夜「当麻、百合子ちゃん、またいつでも遊びにきてもくれてもいいからね」

一方通行「はい、お父様」

刀夜(このお父様という響きいいな…)

ギュッ

刀夜「いててててて」

詩菜「百合子ちゃん、次はもっと詳しくお話を聞かせてくださいね?」

一方通行「は、はい…」

上条「…」ムスッ

刀夜「当麻、いつまでむくれてるんだ?」

詩菜「ほら、アナタ、当麻さん的には愛情がアナタに分け与えられたことがどうしようもないくらいつらいのですよ?」

刀夜「そんなものか?当麻もまだまだ子供だな…」

詩菜「アナタ…?当麻さんの一途な思いが理解できないんですか?」ゴゴゴ

刀夜「いや…り、理解できます…」

詩菜「そうですか」ニコッ

一方通行「それでは、これで失礼します」

219 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 22:24:28.16 ID:/cEXrzYo [9/13]
上条「…」

一方通行「ほら、三下ちゃんと挨拶しろよ」

上条「また来るよ…」

詩菜「はい、当麻さんまたですね」

刀夜「気をつけて帰るんだぞ?」

一方通行「はい、では…」

刀夜「はぁ~当麻はまだ若いな、あれしきの事で拗ねるとは」

詩菜「そうですか?私は当麻さんはとっても素直だとおもいますよ?」

詩菜「当麻さんは一途なだけなのですよ」

刀夜「そうか?」

詩菜「そうですわよ、当麻さん的にはあのような冗談でも心が張り裂けそうだったようです」

刀夜「当麻がねぇ…」

詩菜「そのあたりはアナタにも見習ってほしいと思っていますが…」チラッ

刀夜「母さん、いや詩菜さん…今夜は…」

詩菜「はい、久しぶりに…」ニコッ

220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 22:31:55.25 ID:/cEXrzYo [10/13]
-帰宅中の二人-

上条「…」ムスッ

一方通行「三下ァ…いい加減機嫌直せよ…」

上条「だってなぁ…」

一方通行「馬鹿、冗談だろあンなのは!」

上条「だって…」

一方通行「あァーもう、判った、今夜寝るとき…三下の大好きな裸エプロンしてやるから機嫌直せ!いいな?」

ピクッ

上条「…本当だよな?」

一方通行「……あァ、本当だ…ただし、今夜だけだぞ///」

上条「いやっほぉぉぉお!」

一方通行「急に元気になりがたって、げんきんなヤツだな…」

上条「久しぶりに百合子の裸エプロンか…」ニヤニヤ

一方通行「ったく、全く男って…こうも単純な生き物なのかよ…///」

一方通行(ともかく三下の機嫌が直って、よかった…)

221 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 22:51:00.89 ID:/cEXrzYo [11/13]
-とある平日の…-

禁書「…平日は一人きりだから暇なんだよ」

ゴロゴロ

禁書「うー…外は雨だし、遊びにいけないし…」

禁書「お陰で洗濯物は溜まってるし…」

禁書「……」

禁書「とーまのシャツ…」

スッ

禁書「とーまの…」

スンスンッ

禁書「とーまの匂い…」

スンスンッ

禁書「うふふふ」ニコニコ

ガチャッ

-「ただいまー」

222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 22:54:27.70 ID:/cEXrzYo [12/13]
禁書「!?」

ササッ

-「全く何日雨続くンだよ…」

テクテク

上条「ん?インデックス洗濯籠の前で何やってんだ?」

禁書「あっ、うん、洗濯手伝おうかと思ったんだよ!」アセアセ

上条「洗濯機も使えないお前がか…?」

禁書「うっ…」

上条「大丈夫、今日こそ俺が全部やるからおまえは遊んでていいぞ」

禁書「わ、わかったんだよ」

トテテ

上条「インデックスが洗濯?いったいどういう風の吹き回しか…」

上条「明日、嵐になるんじゃないだろうか…」

………

禁書(ば、ばれてないよね…)ドキドキ

232 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:04:05.74 ID:Q7kgIvYo [1/24]
-最近の百合子さんの趣味は…-

Zzz.....

上条「すーすー」

カシャッ

一方通行(い、いい顔して寝てやがンなァ…)

カコカコ

一方通行(保存っと…)

一方通行(あともう一枚)

カシャッ

一方通行(うォ…よ、よだれ垂らしてる三下とれたぞォ…)

一方通行(…)ジュルリッ

一方通行(あ、後もう一枚だけ…///)

カシャッ

一方通行(この角度もなかなか…)

一方通行(やっぱあともう一枚…)

233 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:05:24.29 ID:Q7kgIvYo [2/24]
一方通行(やべェ、もうこンな時間かよ…)

ゴソゴロ

一方通行「おやすみ…」

チュッ

………

……



カコカコ

一方通行「…」ニタァ

上条「なぁ、百合子?最近やけに携帯いじってる時間多くないか?」

一方通行「そ、そォーか?」

上条「いったい何みてるんだ?ネット?メール」

一方通行「ま、まァそンなところだよ…」

上条「ふ~ん、ちょっと見せてくれよ」

スッ

234 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:08:46.33 ID:Q7kgIvYo [3/24]
一方通行「だ、ダメだ、勝手に見ンなよ!!」アセアセ

上条「なんだよ、ちょっと位見せてくれたっていいだろ~」

一方通行「だめだっつったらダメだ!!」アセアセ

上条「…そうやって隠されると意地でも見たくなるのが上条さんなんですけど」ニヤッ

一方通行「な、なンだ、三下その目は…」

上条「ぐふふふふ」ワキワキ

一方通行「その笑い、その手の動きはなンなンだよ!!」

コチョコチョ

上条「ほらほら、百合子はいちゃったほうが楽になれるぞ~」

一方通行「さ、三下やめろ!」

コチョコチョ

上条「どんどん苦しくなってくるぞ~」

一方通行「あァ~ン///、ダメだ三下、そこはァァァァ!!」

上条「ほりゃほりゃ」

モニュモニュ

235 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:13:52.82 ID:Q7kgIvYo [4/24]
一方通行「は…ゥ…ァ///」

上条「ほれほれ!」

ガサゴソ

一方通行「さ、三下ァ、もォ…い…」

上条「はぁはぁはぁ」

一方通行「や、やめェろォォォォ///」

ピタッ

一方通行「!?」

上条「…むふふふ、本当にやめちゃっていいのかなぁ?」

一方通行「ハァハァハァ…」

上条「結構百合子喜んでたんじゃないの?甘い吐息が漏れてたし…」ニヤニヤ

一方通行「そ、そンなはずは…///」

上条「それじゃ、やめちゃおっかなぁ~」

一方通行「あっ…」

上条「と見せかけて」

一方通行「あふッ///」

236 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:18:00.96 ID:Q7kgIvYo [5/24]
上条「ぐふふふ」ニヤッ

一方通行「ハァハァ…///」

上条「どうする百合子?」

一方通行「な、何がだよォ///」

上条「つづめる?やめる?」

一方通行「け、携帯が気になるンじゃなかったのかよォ…」

上条「ん~それも気になるんだけど…」

クチュッ

一方通行「アッ…」ビクッ

上条「今はこっちの方が気になるかなって…」

一方通行「ハァハァ、好きにしろよ…///」

上条「それじゃやめちゃってもいいの?」

一方通行「…………でほしい…」ボソッ

上条「ん?聞こえないぞ?」

一方通行「……めないでほしい」

237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:21:27.53 ID:Q7kgIvYo [6/24]
上条「もっと大きな声でいってくれないとな~」

クチュクチュッ

一方通行「はうッ…」

上条「で、どうする?」

一方通行「やめないでほしいっていってンだよ///」

上条「はい、よく言えました」

チュッ

一方通行「…三下、今日はやけに…いじめてくるンだな///」

上条「たまにはこういうのもいいだろ?」

一方通行「わるくはねェけど…俺にだって心の準備ってもンが…」

上条「こっちは準備おkみたいだけど」ニヤニヤ

一方通行「う、うっせェー///」

上条「それじゃ、百合子…」

一方通行「…」コクンッ

上条「…いくぞ」

一方通行「―――!?」

238 名前:一方通行が攻められる描写がほしい人がいるみたいなので…[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:24:50.61 ID:Q7kgIvYo [7/24]
-事後-

一方通行「ハァハァハァ…///」

上条「ふぅ~」

一方通行「ハァハァハァ、三下ちっとは手加減ってのをだなァ…///」

上条「ごめんごめん、いじめてるうちに楽しくなってきちゃって」テヘッ

一方通行「…たく///」

上条「それよりも、さっき何をみてたんだっと」

カコカコ

一方通行「か、勝手にみンな!!」

上条「もう、いいじゃないか」

上条「ん?KJフォルダ?なんだこれ」

一方通行「///」

上条「えっ…これって…」

一方通行「わ、わりィーかよ…」

上条「俺の寝顔…?いつ?」

一方通行「三下が寝たあと…毎日…///」

239 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 20:52:29.15 ID:Q7kgIvYo [8/24]
上条「なんだよ、いってくれればいつでも撮らせたのに…」

一方通行「それじゃ意味がねェーンだよ…」

上条「なんでだ?」

一方通行「三下の無防備なところがいいンだよ…///」

上条「そんなもんか?」

一方通行「三下のなァ…寝てるときはこう、抱きしめたくらいかわいいンだよ…」

上条「ふぅ~ん」

一方通行「まぁ、それだけだよ…」

上条「ん、まだフォルダがあるぞ…」

一方通行「あっ、そっちは…!?」

上条「ん?文章?」

一方通行「///」

上条「これって、百合子が…?」

一方通行「わ、わりィーかよ///」

上条「百合子がポエム書くとは…ねェ、やっぱ可愛いなおまえ」

ギュゥゥ

一方通行「い、いいだろ別に詩くらい書いたって///」

上条「いいよ、だから可愛いっていってるんだよ」

242 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:02:00.04 ID:Q7kgIvYo [9/24]
御坂妹「ぷっ…」

一方通行「なっ…テメェいつの間に!?」

御坂妹「ミサカのことですか?それなら二人が乳繰り合い始めたあたりにはすでにいましけれどと、ミサカはプロ並みの潜入スキルを証明します」

一方通行「ま、マジか…!?」

上条「嘘だ!気がつかなかったぞ!?」

御坂妹「こっちは準備おkみたいだけど」ボソッ

一方通行「///」

上条「///」

御坂妹「まぁ、ミサカネットワークに配信していたせいで半分フリーズ状態で凝視していただけなんですが、とミサカはその後も見ていたことをさらりと…」

一方通行「な、なンてもン配信してやがンだよ!あのガキが見たらどうすンだよ!?」

御坂妹「ガキ?あぁ上位固体のことですね、多分みていたんじゃないですか?」

一方通行「なンて…」

上条「事を…」

御坂妹「はじめからそれを撮影するつもりで潜入したわけではありませんと、ミサカはいまさらながら謝罪をします」

御坂妹「ミサカの目的は当麻さんの下着を1,2枚拝借してコレクションに加えることです」

245 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:13:24.56 ID:Q7kgIvYo [11/24]
御坂妹「それではミサカは用がすみましたので、これで失礼いたします」

スクッ

一方通行「ま、まて!テメェ、さらりと問題発言を残してばっくれンじゃねェーよ!」ガシッ

御坂妹「上位固体が見てしまったことは消せないのですから、それは諦めてほしいとミサカは伝えます」

一方通行「それもそうだけどよ!おまえ三下の下着がどうのこうのとか…!」

御坂妹「はて?何のことでしょうか?とミサカはとぼけます」

一方通行「そのスカートのポケットのふくらみはァァ!なンだァ!?」

御坂妹「はて?これは…」

パラッ

一方通行「ソレ見ろ!」

上条「俺の下着もって帰ってどうすんの…?」

御坂妹「なんで、私のスカートの中に?風でも吹いたのでしょうか?とミサカはさらにとぼけます」

一方通行「言い訳してねェーで返せ!」

パシッ

御坂妹「あっ…」

247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:26:07.44 ID:Q7kgIvYo [12/24]
一方通行「これは三下、いや俺ンだ!もって帰ろうとすンな!」

御坂妹「…チッ」

一方通行「舌打ちすンな!」

御坂妹「…」

一方通行「で、早く帰れよ!」

御坂妹「いえ、ミサカに気にせずいちゃいちゃの続きを…むしろミサカを混ぜて3…」

一方通行「とっとと帰れ!!!」

ガチャッ、バタンッ

一方通行「油断も隙もねェ…」

上条「全く本当だな…」

一方通行「さて、どうすンだ…さっきのアレ」

上条「問題だな…打ち止めがさっきの見てたとしたら…」

一方通行「あァ、何でこンなことに…」

上条「ごめん、俺がもっと注意しておけば…」

一方通行「…三下のせいじゃねェーよ…」

上条「でも…」

一方通行「またアイツの記憶消すしかねェーかな…」

上条「まて、記憶を消すってどういうことだ!」

249 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:39:03.76 ID:Q7kgIvYo [13/24]
一方通行「前に――――」

上条「それって危なくないのか?」

一方通行「それは…」

上条「それに、該当の記憶だけなんか消せるのか?」

一方通行「……わからねェ…」

上条「…人の記憶を消すなんて事は俺は……」

一方通行「…」

上条「まぁ、前に百合子がしたときは理由があったんだろうけど、今回は…」

一方通行「だな…」

上条「はぁ~、何とか打ち止めを話して…ごまかすしかないな…」

一方通行「でもさすがにガキでもさっきの見たらわかるンじゃ…」

上条「その時は…理解してもらうまで…説明するしか…」

一方通行「そンな事…」

上条「まぁ、もうなるようにしかならないだろ」

一方通行「そう…だな…」

250 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:47:29.95 ID:Q7kgIvYo [14/24]
-そして黄泉川の部屋の前-

一方通行「…」

上条「ここまできたら…」

一方通行「わかってンよ…」

ガチャッ

一方通行「も、戻ったぞォ…」

トテテテ

打ち止め「あっ!一方通行!」

一方通行「…ッ!」

打ち止め「一方通行、さっきはすごかったねぇーってミサカはミサカは」

一方通行「やっぱり見てたのかよ…」

上条「まぁそうだろうな…」

打ち止め「え?どうしたの?ミサカはミサカはさっきの地震の事をいっているだけなんだけど?」

一方通行「へ?」

上条「地震?」

251 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 21:56:28.53 ID:Q7kgIvYo [15/24]
打ち止め「さっきすごくゆれたんだけど二人は気がつかなかったのかなーってミサカはミサカはとても不思議におもってみたり」

上条「あぁ、そうだったね」

一方通行「だなァ…」

上条(正直、それ以上に…)

一方通行(揺れてたンで…)

上条・一方通行(わからない…)

打ち止め「それで、一方通行?ミサカは質問があるんだけどってミサカはミサカは話を切り替えてみる」

一方通行「あァ、話ってなンだ…?」

打ち止め「どうして、二人は裸で取っ組み合いの喧嘩してたのかなーってミサカはミサカは二人にきいてみたかったり」

上条「いっ!?」

一方通行「なっ!?」

打ち止め「ミサカは二人が喧嘩するとちょっと悲しい気持ちになると同時にちゃんすなのかなーってミサカはミサカは葛藤してみたりー」

一方通行「まさか、あいつの記憶…共有したのか?」

打ち止め「あいつって10032号?うん、それならミサカはミサカは共有したよってソレをみたからいったんだよっていってみたりー」

上条「はぁ、やっぱりみたのか…」

252 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:06:06.79 ID:Q7kgIvYo [16/24]
一方通行「はァ…どう説明したらいいか…」

打ち止め「一方通行はいじめられてるの?」

一方通行「はァ?」

打ち止め「だって一方通行とっても苦しそうな顔してたから…」

上条(それ、○きそうな顔の間違え…)

一方通行「まっ、まァ少しはくるしかったけど…///」

打ち止め「当麻さん?一方通行いじめちゃダメだよ?ってミサカはミサカは『めっ!』してみたり」

上条(なんだか、やっぱり理解できてないのかな?)

上条「はい、反省してます」

一方通行(まァよかった、これで…)

打ち止め「ホント?だったら仲直りしてね?ってミサカはミサカは二人の喧嘩を仲裁して満足顔でわらってみたりー」

上条「ご、ゴメン百合子…」

一方通行「あァ、大丈夫だ…」

打ち止め「はい、これで仲直り!」ニコッ

上条(やっぱり子供には…わからなかったか…とにかくよかった…)

253 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:12:55.28 ID:Q7kgIvYo [17/24]
黄泉川「おい、一方通行」

一方通行「なンだ?テメェもいたのかよ…」

黄泉川「なんだとは挨拶だなぁ、私の部屋なんだから私がいても当然だろ?」

上条「黄泉川先生、お邪魔してます」

黄泉川「上条は元気そうだな」

上条「はい、おかげさまで」

一方通行「ばーか、俺の飯や世話のお陰だろ?」

上条「そりゃ、そうだけど…これは挨拶だろ…」

一方通行「…だけどコイツに感謝するのはなァ…」

上条「そんなこといったって、黄泉川先生と芳川さんはおまえの保護者に当たる人だろ?」

一方通行「…だけどよォ…」

芳川「そんなこというと…上条くんとの同棲を許してあげないで邪魔することもできるんだけど?」

上条「芳川さん、お邪魔してます」

芳川「はい、上条くんこんにちは」

一方通行「ふざけンなァ!!!」

芳川「だから……保護者を馬鹿にしちゃだめよ?」ニコッ

254 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:22:54.53 ID:Q7kgIvYo [18/24]
黄泉川「そうだぞ?一方通行、おまえが私達の機嫌をちょっと損ねるだけで…」

一方通行「ふ、ふざけンな!!」

上条「勘弁してくださいよ、黄泉川先生…」

打ち止め「よしかわー、よみかわー、一方通行と当麻さんいじめないでよ~」

芳川「あらあら、これじゃ私達が悪者みたいね」

打ち止め「ねぇ~許してあげてよ~」グイグイ

黄泉川「わかった、許してあげるからひっぱるのはやめるじゃん」

打ち止め「ほんと?」ジトォー

黄泉川「ほんと、ほんと」

打ち止め「わぁぁ」ぱぁぁ

黄泉川「子供泣かせるのはさすがにね…」

打ち止め「ありがと、よみかわ!」

上条「ふぅ~たすかったぁ…」

黄泉川「それで上条…おまえら、いつもあんなことしてるのか?」

上条「えっ?あんなことって…?」

255 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:28:03.83 ID:Q7kgIvYo [19/24]
黄泉川「裸でってことは…あれだろ?///」

上条「せ、先生もきいてたんですか///」

一方通行「クソッ///」

黄泉川「ま、まぁ、話し声は聞こえたから…」

芳川「いやね、盗み聞きなんて…」

黄泉川「だ、だってあんな大きい声だったら聞こえるじゃんか…///」

上条「そ、その…」

黄泉川「昼間から羨ましいなって…いやそんなことはおもってないじゃん///」

芳川「…嘘が下手ね…」

上条「昼間からとか…その……はい…///」

一方通行「馬鹿、正直に答えるヤツがいるか!///」

黄泉川「はぁ、生徒がこれで何で教師の私は…」

上条「えっ、先生…?」

黄泉川「あっ、いや、何でもないぞ、今のは…」

芳川「なんだか、小萌先生?だっけその人に彼氏ができたみたいで、あこがれてるみたいなのよ」

256 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:35:03.15 ID:Q7kgIvYo [20/24]
黄泉川「そ、そんなんじゃ…///」プスプス

芳川「こんな外見で結構初心すぎるからね…」

黄泉川「///」カァァ

上条「へぇ~意外ですね…黄泉川先生、最近男子で人気あるのに…」

黄泉川「!?」

芳川「本当?それ」

上条「ほら、百合子と付き合い出してからかな?一時期ファッション変えた時期があったじゃないですか?」

芳川「あっ、あーあの時ね」

上条「そのときに先生に惚れた生徒も多いらしくて、元に戻った今でも根強いファンがいるみたですよ」

黄泉川「…上条は私の事どうおもってる?」

上条「お、俺ですか?えーっと」チラッ

一方通行「……」

黄泉川「そ、そうじゃん、生の意見がききたいじゃんか…」

上条「そ、そうですね…俺も素敵だとおもいますよ…黄泉川先生は…」

一方通行「…ムッ」

グリグリグリ

上条「いててててて!?」

257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:39:48.45 ID:Q7kgIvYo [21/24]
一方通行「三下、俺の前で…」

上条「い、一般的論をいっただけだって、いててててて…」

黄泉川「そ、そうなのか…」

芳川「上条くん、今度私にも誰か会わせてくれない?」

上条「えっ?どうしてです?」

芳川「この体育馬鹿と私どっちが人気あるかって…まぁ私の方が勝つんだろうけど」

上条(…この二人は)

黄泉川「で、上条、具合的に誰と誰がいってたんだ!」

上条「ぐ、具体的にですか?」

黄泉川「そ、そうじゃん!」

上条「えーっと…」

黄泉川「…」ドキドキ

上条「あの…なんでそんなこと聞くんですか?」

黄泉川「あ、あれだな…そんな浮ついた気持ちの生徒は私がビシビシしごいてやらないとって…」

上条「そ、それじゃ教えるのはやめておきます…」

黄泉川「な、なんでじゃんかぁ~」

上条「友達売るまではできませんから」きっぱり

芳川「うふふふふ」

一方通行「クスクス」

打ち止め「?」

258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:46:21.53 ID:Q7kgIvYo [22/24]
-帰り道-

一方通行「三下、おまえ油断すると他の女に調子いいこといいやがンだな…」

上条「調子いいことって?」

一方通行「黄泉川にあんなこといいやがって…」

上条「だから一般論だって、綺麗な人を綺麗っていうのは普通だろ?」

一方通行「わかってンだけどよ…やっぱ俺はそれもなンだか…」

上条「俺が好きなのは百合子っていってるのに、っていうかこれいっつも同じこといってるよな…」

一方通行「だから、仕方ねェーンだよ、俺には三下がすべてなンだから…」

上条「ヤキモチ妬いてくれるのは嬉しいんだけど、少しはな、普通の会話で出てくる言葉くらい慣れてくれよ…」

一方通行「あァ!?おまえは普通の会話で女性に綺麗っていうのかァ!?」

上条「しまった、やぶへびだったか!?」

一方通行「何がだよォ!?」

上条「こうなったら…」スッー

一方通行「な、なンだ!?キスで黙らせようっつったってそうはいかねェーぞ!?」

上条「キスで黙らなくても…」

フゥ~ッ

一方通行「はうッ!!」

259 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 22:49:13.83 ID:Q7kgIvYo [23/24]
上条「ここが弱いことは、いつも一緒にいる俺にはわかりきってることなので…」

一方通行「て、テメェ…俺が耳弱いことしってて…///」

上条「…」

ふぅ~

一方通行「はゥァ!?」ビクッ

上条「どうだ、これで抵抗できまい」

一方通行「ひ、卑怯だぞ…三下ァ!?///」

上条「それで、卑怯な俺にどうするのかなぁ?」

ふぅ~

一方通行「ひゃうン!?」

上条「ほらほら」

ふぅ~

一方通行「ひゃン!?」

上条「面白いなぁ」

ふっ~

260 名前:眠い…[sage] 投稿日:2010/04/03(土) 23:01:45.62 ID:Q7kgIvYo [24/24]
一方通行「や、やめろ三下!///」

ふぅ~

一方通行「だ、だから///」

ふぅ~

一方通行「あァァァン///」

ペタンッ

一方通行「さ、三下ァ///」

上条「あれ、腰抜けちゃった?」ニヤニヤ

一方通行「弱いって判ってやりやがって…最近Sすぎンぞ///」

上条「ごっめ~ん」

ふぅ~

一方通行「ひゃッ!?」

上条「えへへへ」

一方通行「か、帰ったら覚えておけよ…///」プルプル

上条「忘れるはずがないだろ」ニヤニヤ

264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:22:31.96 ID:UZn3Gbso [2/34]
上条「それじゃ明日、あの公園で花見ってことで!」

青髪「ひさびさやなぁ、勉強以外の休日って」

小萌「たまには息抜きも必要なのですよー」

土御門「俺は舞夏もつれてくるつもりだけど、いいかにゃ?」

一方通行「別にしらねェー仲でもないしな…いいンじゃねェ?俺もガキ連れてくっし」

上条「俺もインデックスとミサカを連れて行こうと思ってるよ」

土御門「それなら問題はなさそうだにゃー」

黄泉川「盛り上がってるところ悪いんだが、場所取りはどうするじゃんか?」

上条「場所取り?」

小萌「あ~そうですねー、例年あそこは混み合ってますし…」

青髪「ほんならジャンケンやな!」

上条「…えっ」

土御門「こういうことは男がひきうけるつーことで、3人でだにゃ」

上条「ま、まてまてジャンケンってのは…」

青髪(クヒヒヒ、負ける気がしないで…)ニヤニヤ

土御門(かみやんがいるなら100回やって100回勝てる自信あるにゃー)ニヤニヤ

265 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:31:22.27 ID:UZn3Gbso [3/34]
上条「…うぅぅ…だからジャンケンはいやだったんだよ…」ガクッ

青髪「それじゃかみやん明日は頼むでー」

土御門「変な場所だったら許さないからにゃー」

小萌「それじゃ上条ちゃん、お願いしますね」

黄泉川「まぁ、がんばるじゃん」

スタスタ

上条「はぁ~夜が明ける前に家をでるか…」

一方通行「三下ァ…」

上条「だ、大丈夫だよ、百合子…これくらい…」

一方通行「そうだ!」

上条「ん…?」

一方通行「だったら、俺も一緒にいってやるよ」

上条「それじゃジャンケンした意味が…」

一方通行「良いンだよ、俺と三下は運命共同体なンだよ!三下がつらいときは俺が支えて、俺がつらいときは三下が…」モジモジ

上条「…ありがとな、百合子」

266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:37:41.25 ID:UZn3Gbso [4/34]
-翌日早朝-

上条「うぅ…さみぃ…」ブルブル

一方通行「だから、もうちょっと着て来いっていったンだろうが…」

上条「でも、昼間暖かくなるっていってたし、荷物になったら面倒だし…」

一方通行「だからって風邪でもひいたら本末転倒だろうが…」

上条「そ…うなんですが…」

一方通行「ったく…」

上条「場所はここでいいかな?」

一方通行「トイレもほどほどにちけェし、場所も良いし、問題ねェだろ」

上条「それじゃここにシートを敷いてと…」

パサッ

上条「百合子、そっち抑えてくれるか」

一方通行「あァ…こうか?」

上条「それじゃ皆が来るまで、待つk…はっ…はっ…はっくしゅん」

一方通行「…言わンこっちゃねェーな…」

267 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:43:52.75 ID:UZn3Gbso [5/34]
上条「うぅ~…」ブルブル

一方通行「ホラ、三下こっち来いよ…」

上条「ん…?」ズルズル

ピタッ

一方通行「こうやってくっつけば少しはあったけェだろ…」

上条「確かに…」ホワワワ

一方通行「来年はちゃんと上着、着てくンだぞ?」

上条「来年って、来年も俺が場所取りかよ…」

一方通行「ジャンケン勝てンのかァ?」

上条「うっ…勝てません…」

一方通行「だろォ?まァ、次も俺が一緒にこうして一緒にきてやるから、それで我慢しろって」

上条「我慢どころか、むしろ嬉しかったり…」

一方通行「…俺も嬉しいからギブアンドテイクだ…///」

上条「でもなぁ…こんな人気の無いところで二人きりでくっつてるとな…」ソワソワ

一方通行「ど、どォーしたンだァ?」

268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:48:50.68 ID:UZn3Gbso [6/34]
上条「…いや…なんというか…百合子と二人きりっておもうと…」ソワソワ

一方通行「ま、まさか…///」

上条「…ダメ?」チラッ

一方通行「ば、馬鹿いうンじゃねェ、いつ誰がくっかわかららねェこンなところで…///」アセアセ

上条「ほら、それは…」

バサッ

上条「毛布かぶればばれないって///」

一方通行「で、でもォ…///」モジモジ

上条「俺一度してみたかったんだよなぁ…外で///」

一方通行「ちょっと、まて三下早まるな!?」アセアセ

上条「いいだろ…百合子…」スススッ

一方通行「だ、だからァ…あァ~ン」

上条「百合子だって結構期待してたりしたんだろ?」ニヤニヤ

一方通行「そンな訳…あるかァ…///」

上条「その割には、抵抗する手に力が入ってないような気がするけど…?」ニヤニヤ

269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 15:52:57.67 ID:UZn3Gbso [7/34]
一方通行「これはだなァ…」アセアセ

上条「それじゃお互い求めてるってことで…」

ガバッ

一方通行「さ、三下ァ…///」

上条「大丈夫、優しくするからな」

一方通行「…///」コクンッ

上条「さてと…百合子の―――…」

一方通行「///」

………

……



上条「すーすー」

一方通行「すやすや…」

土御門「…なんか…」

青髪「ごっつう腹立つ気ぃーするのは気のせいか…」

270 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 16:02:14.68 ID:UZn3Gbso [8/34]
小萌「なんだか幸せそうな寝顔ですね…」

打ち止め「一方通行嬉しそう…」

御坂妹「…当麻さんの寝顔…」ホワワ

禁書「とーま、とーま、もう始まるんだよ?」ユサユサッ

黄泉川「まさか、この二人…」ゴクリッ

芳川「そうね…」

黄泉川「――――のか?///」

小萌「なっ///」

禁書「にっ///」

青髪「をっ///」

土御門「しっ///」

舞夏「てたのかー///」

打ち止め「ん?してた?なにかなーってミサカはミサカはまた蚊帳の外?ミサカだけ判らない不公平感」

芳川「まぁ若い二人だしね…仕方ないわよね…」

上条「すーすー」ニヤニヤ

一方通行「すやすや…」ニコニコ

御坂妹「…チッ」

275 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 20:41:40.22 ID:UZn3Gbso [11/34]
青髪「…」クイッ

土御門「…」コクッ

ゴスッ

上条「うごっ…」

禁書「ちょ、ちょっとそれは…ひどいんだよ!」

土御門「まぁまぁ、かみやん丈夫だから大丈夫ぜよ」

青髪「そうそう、かみやんはつよいんやでー」

上条「ゲホッゲホッ…」

青髪「かみやん、おはよーさん」ニカッ

土御門「場所取りご苦労様だにゃー」ニヤニヤ

上条「あれ、今のは夢か…!?」

青髪「どうしたんや、かみやん」

上条「今、腹を殴られた感じが…実際痛いし」

土御門「あ~それは夢だにゃ~」

上条「夢…なのか…?」

276 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 20:46:14.23 ID:UZn3Gbso [12/34]
打ち止め「一方通行、おきて~」ゆっさゆっさ

一方通行「あァ…?」

打ち止め「お花見しよってミサカはミサカは寝ぼけ眼の一方通行にちゅーしておこしてみるー」

チュッ

一方通行「あァァァ!?」

ガバッ

一方通行「な、なにすンだよ!?」

打ち止め「えっ、ちゅーだけど?ってミサカはミサカは普通に答えてみたりー」

一方通行「だからなんで、俺にき、き、き、キスすンだよ!?」

打ち止め「えっー?好きだからだよ?ってミサカはミサカ当たり前の返事をしてみるー」

一方通行「はぁ!?好きだァ!?」

打ち止め「うん!だから…」スッ

チュッ

上条「なっ!?」

御坂妹「…」ブチッ

禁書「…」ガーン

277 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 20:50:39.93 ID:UZn3Gbso [13/34]
一方通行「が、ガキィ!?」

打ち止め「にゃはははは///」

上儒「あ、あの…打ち止め…?」アセアセ

芳川「ごめんね、一方通行…」

一方通行「あァァ?テメェが原因なのかァ!?」

芳川「えっとね、この前二人のキス見かけたときにうまく説明できなくて」

芳川「キスは好きな人にするもんだって教えたら…」

打ち止め「ミサカはミサカは当麻さんと一方通行が大好きなんだよ!ってキスした理由を簡潔に述べてみるー」

土御門「…な、なんだと!?」

青髪(ふっ…かみやんもロリの世界にようこそやで、僕ぁもう合法ロリの世界にすすんやけどな)

御坂妹「…なるほど、それならば」

御坂妹「むちゅ~」ススススッ

一方通行「オイ!」

ガシッ

御坂妹「何をするのですか、一方通行?」

278 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 20:57:54.38 ID:UZn3Gbso [14/34]
一方通行「ソレはこっちの台詞だ!」

御坂妹「ミサカは、ただ好きな当麻さんにキスをしようとしただけで…」

一方通行「ソレがダメだっていってンだよ!?」

御坂妹「上位個体は許されて、なぜミサカだけ…とミサカは不満を漏らします」

一方通行「あれは事故だ…事故にきまってンだよ!」

一方通行「そうだ、事故だ……なっ?三下!」

上条「あっ?あぁ…事故……かな…」

一方通行「はっきりしねェーか!」

上条「事故です…」

一方通行「ってことだ…事故はあくまで事故、故意にやったら事故とは言えないンだぜ?」

御坂妹「…あっ、あそこに当麻さんの形をした人形が」

一方通行「なに?三下の形をした人形だとォォォォ!?」

御坂妹(…チャーンス)ニヤッ

ススススッ

一方通行「どこだどこだ?」キョロキョロ

279 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:02:35.50 ID:UZn3Gbso [15/34]
上条「えっ、えっ?」

御坂妹「たまにはミサカだって…」

チュッ

上条「あっ///」

一方通行「ねェーぞォ、ゴルァ…って………ンァァァア!?」

御坂妹「……勝利」ニヤニヤ

上条「///」

一方通行「さ、さ、三下ァァァ!?」

バッ

御坂妹「あっ…ミサカはもう少し余韻に浸っていたいのに…」

一方通行「ウェットティッシュ、どこだどこだ!」

禁書「はい、これ…」

一方通行「お、オウ、三下これで拭け!消毒だ消毒!」

上条「消毒って…」

一方通行「いいから拭きやがれェェェ、拭きやがってください!!!」

上条「…はい」

280 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:07:26.90 ID:UZn3Gbso [16/34]
黄泉川「な~に、一方通行ケチケチするんじゃないわよ~ヒック」

一方通行「あァァ!?」

黄泉川「いい男一人締めするんじゃないわよ…ウィ~」

一方通行「黄泉川、テメェ…もう酔ってやがンのか…?」

黄泉川「こちとら、彼氏もいない売れ残り女じゃんか!だから、たまには…」

一方通行「お、オイ、黄泉川…」

黄泉川「私だって、こういうことしたくなるってことじゃんかよ…」

上条「よ、黄泉川先生!?」アセアセ

黄泉川「ふへへへ///」

上条「あ、あの…」

むちゅぅぅぅ~

上条「亜qwwせdrfgtyhじゅいおlp;」

一方通行「俺の三下にき、キスすンじゃねェーよ!おまえらァァァァァ!!!」

黄泉川「っぷはぁ…おいしかった///」

上条「rftgyふじおlp;@」フラフラ

パタッ

281 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:13:37.35 ID:UZn3Gbso [17/34]
芳川「ほら、ケチケチしないの…ヒックッ」

一方通行「お、俺の三下がァ…汚された…」ガクッ

芳川「それじゃ私も…」

ムチュッ

上条「…」

一方通行「あっ…」

芳川「やっぱり若い子はいいわね…」

一方通行「て、テメェら…絶対ころ…」

芳川「ホラホラ固いこといってないでアナタも飲みなさいって」ニヤニヤ

一方通行「ま、待て俺はまだ…」

グイッ

一方通行「ング…ごくごくごくごく…」(お酒は二十歳になってから)

一方通行「…ゲホゲホッ」

芳川「うふふ、良い飲みっぷり」ニヤニヤ

一方通行「芳川、テメェから…ぶ…こ……ろ…」

パタッ

芳川「あらあら、意外と弱いのね」

282 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:17:15.68 ID:UZn3Gbso [18/34]
禁書「うぅぅぅ…」モジモジ

御坂妹「一方通行が倒れた今がチャンスですよ、とミサカは悪魔の囁きを代弁します」

禁書「…とーま、ゆりこごめんね」

上条「…」気絶中

禁書「…」

チュッ

上条「…」

禁書「///」

御坂妹「感想は?」

禁書「えっとね…とても…やわらかかった///」

御坂妹「そうですかよかったです、とミサカは同じ喜びを分かち合います」

土御門「かみやん、おいしすぎるやつめ…」

舞夏「…兄貴ー」クイクイッ

土御門「ど、どうした舞夏?」

舞夏「わ、私も…してほしいぞー///」

283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:21:54.00 ID:UZn3Gbso [19/34]
土御門「はぁ?こんなところでかにゃ!?///」

舞夏「あにきー」ウルウル

土御門「ま、まさか…」キョロキョロ

コロコロッ(チュウハイ)

土御門「こ、これ飲んだのかにゃ…」アセアセ

舞夏「あにきぃー、身体が熱くてなんだか我慢できないんだぞー」ウルウル

土御門「だ、だからって外では…///」キョロキョロ

上条「…」

禁書「///」トローン

御坂妹「///」トローン

打ち止め「やっとミサカはミサカは当麻さんとキスしたーって感動中!」ニコニコ

黄泉川「ほら~上条!起きないとの服ぬがしちゃうじゃん///」

芳川「ダメよ、ここはまずシャツだけ脱がして肉体を…」

小萌「青髪ちゃん、だから私はいったのれすよ~」

青髪「小萌ちゃん、ぺ、ペースはやいで」アセアセ

土御門「…だ、誰もみてないかにゃ」

284 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:29:53.59 ID:UZn3Gbso [20/34]
-数十分後-

一方通行「うぅぅ…」

ムクッ

上条「あれ、何で俺パンツしか履いてないんでしょうか…」

一方通行「あれ、三下…なンで裸なンだァ?ヒック」

上条「いや、気がついたらこうで…って百合子なんだか酒臭いぞ…」

一方通行「はァ?酒なンかのンでねェーし…ヒックッ」

上条(明らかに飲んでるし…)

一方通行「三下が裸ってことは…つまり…ここはいつもの風呂の中か…ヒックッ」

上条「いや、ココは公園だって、百合子大丈夫か?」カシッ

一方通行「大丈夫にきまってンだろォ?ヒック、三下はいつもどおり、優しく俺を抱きしめてキスしてくれればいいンだよォー」

上条「だ、だから…ここは公園で…」

一方通行「公園でも何でもいいから、早くいつもどおり…ンー?」

上条「落ち着けって、な?」

一方通行「ちゅーしてくれないのかよ…そうかよ、やっぱり俺のこと飽きたンだな…」

285 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:35:24.26 ID:UZn3Gbso [21/34]
上条「違い、飽きたとかじゃなくてだな」アセアセ

一方通行「判った、この貧弱な身体がもういやなンだな!?」

上条「百合子、だから落ち着け!」

一方通行「…」

ヌギヌギ

上条「な、何こんなところで脱いでるんだよ///」アセアセ

一方通行「いいだろォー?どうせ風呂場なンだし…三下しかみてねェーし…それに魅力なンか感じねェーンだろうし…」

上条「そうじゃなくて」アセアセ

一方通行「だったら、さっさと俺にちゅーしろ!三下の馬鹿野郎!」

上条「ええい!」

チュッ

一方通行「…そうだよ…はじめっからこうしておけばいいンだよ…///」

「キャー!なにあそこ、裸で…」「うわ、酔った勢いだからってあれはねーだろ!」「誰かジャッジメントに通報!」

上条「…やっぱりこうなるよな」

………

……



上条「追い出される羽目になるとは……はぁ不幸だ…」

286 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:40:42.70 ID:UZn3Gbso [22/34]
小萌「さぁ、もう一軒いくのれすー!」

黄泉川「おぉー!!」

上条「ともかく…この酔っ払いは…」

上条「青髪、小萌先生送ってきてくれるか?このままだとやばいし」

青髪「そうやな、ほな僕が送ってくるわ」

小萌「あ、青髪ちゃん、どこ触ってるんれすかー///」

青髪「大人しくしてや、小萌ちゃん」

小萌「ま、まさか…そ、外で…///」

青髪「あほなこといわんでくれるかな?僕は合格するまでは先生に手出さないって誓ったはずやで」

小萌「わ、私としてははじめては屋内のほうがいいんれすけど…青髪ちゃんが外がいいっていうのれしたら///」

青髪「よっ」

小萌「わわっ!!」

青髪「よし、それじゃ責任もって僕の大事な人を送り届けるで」

上条「小萌先生はこれで大丈夫…あとは…」

打ち止め「地球がぐるぐる回ってるってミサカはミサカは…」フラフラ

上条「誰だよ、打ち止めに飲ませたのは…」(お酒は二十歳になってからです)

287 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:46:56.64 ID:UZn3Gbso [23/34]
上条「…芳川さん、黄泉川先生はお願いしますね…」

芳川「私も飲んでるんだけど?上条くんが運んでくれないの?」

上条「…俺は」チラッ

一方通行「三下ァァァ、早く、もっとキスしろよォォォ///」

上条「コイツ背負っていきますので…」

芳川「はぁ~私は肉体派じゃないんだけど…」

上条「それなら、おいミサカ」

御坂妹「なんだか嫌な予感がしますとミサカは正直逃げたい気分でいっぱいです」

上条「ミサカは黄泉川先生を運ぶの手伝ってあげてくれな?」

御坂妹「…嫌ですとミサカは」

上条「…頼む」

御坂妹「そ、そんなに見つめられるとミサカは///」

上条「それで土御門たちは…」キョロキョロ

禁書「ま、舞夏達なら先に帰ったんだよ?ここじゃ人目が気になるから部屋に戻るっていって…」

上条「…はぁ、面倒ごとだけ押し付けていきやがって」

288 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:51:42.77 ID:UZn3Gbso [24/34]
禁書「わ、私はこの子を背負っていけばいいのかな?」

上条「そうしてくれるか?助かるわー」

禁書「ちびっ子一人くらいなら、ど、どうってことないんだよ///」

上条「サンキューな、インデックス」ワシャワシャ

禁書「えへへ///」

上条「俺は…っと、百合子こっちおいで」

一方通行「よ、よンだかァ~」フラフラ

上条「俺の首に手を回してくれるか?」

一方通行「こ、こうか…?」フラフラ

上条「そうそう、それじゃ…よっ」

一方通行「オォゥ」

上条「こうすれば、なんとか…」

一方通行「ふわふわすンぞ~」

禁書「いいなぁ…」ポツリッ

上条「ん?どうかしたか、インデックス」

禁書「な、なんでもないんだよ」アセアセ

禁書(とーまにキスできたんだから…抱っこくらい我慢しないとダメだよね…)

289 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 21:59:12.40 ID:UZn3Gbso [25/34]
上条「ただいま…」

一方通行「…すやすや」

禁書「はぁ~、さすがに手がつかれたんだよ…」

上条「それじゃ二人をベッドに寝かせて」

ギシッ、ギシッ

上条「これで一段落だな…」

禁書「つかれたぁ~」クタァ~

上条「おっ、インデックスおまえの頭の上」

禁書「頭?あっ桜の花びら…」

上条「これで花見がここでもできるな」

禁書「むぅ…私は桜の木じゃないのに…それにそれじゃ私はお花見できないんじゃないかな!」

上条「あはははは、そりゃそうだ」

禁書「笑い事じゃないんだよ!ってとーまの頭の上にも…」

上条「おっ?」

禁書「あっ、これで二人ともお花見できるんじゃないかな?」



292 名前:ツマミを少しつくってました[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:30:06.95 ID:UZn3Gbso [27/34]
-某高校3年の教室-

上条「とうとう三年かぁ、泣いても笑ってもあと1年だな…高校も」

一方通行「そォーだな…早いもンだな…」

土御門「ん?かみやん何いってるのかにゃ?留年すればまた1年やれるぜよ?」

上条「…人がしんみりしてる時に」

一方通行「空気読まないやつだな…」

土御門「空気は読むものではなく吸うものだにゃー?」

上条「…」

青髪「君達うるさいよ、静かにしてほしいで!」

上条「す、すまん…」

青髪「もう3年なんだし、こっちは必死なんやで」

一方通行「花見が終ったと思えばいつものガリ勉か…」

土御門「まぁ、無事に皆で3年になれたことを喜ぶべきじゃないかにゃー」

上条「てめぇがなぜ綺麗に〆る…」

小萌「はいはい、授業をはじめますよ、席についてください」

293 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:36:17.73 ID:UZn3Gbso [28/34]
小萌「このクラスを今年受け持ちまつ月詠小萌といいます、よろしくお願いしますなのですよ」

上条「お約束ってことで…」

………

……



-放課後-

上条「百合子、ちょっと帰り本屋寄りたいんだけどいいか?」

一方通行「いいけど、三下が本屋とか珍しいな…」

上条「ん、いやちょっと青髪みてたら俺も勉強しようかなって…」

一方通行「大丈夫だろ、アイツはアイツおまえはおまえのペースがあるンだから、それに…俺が勉強みてやってンのに不満なのか?」

上条「ん、俺ももうちょっと上目指そうなかって…」

一方通行「まァ無茶だけはすンなよ」

上条「あぁ…」

ガラッ

土御門「かみやん、新入生に面白い子がいるにゃー」

294 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:40:05.29 ID:UZn3Gbso [29/34]
上条「新入生?」

一方通行「面白いって?」

土御門「まぁまぁ、ついてくればわかるぜよ」

………

……



-1年の教室の前-

上条「このクラスか?おまえのいう面白い子がいるのは」

土御門「そうだにゃー、ほらあれ」

一方通行「どいつだァ…?」キョロキョロ

上条「あれ…」

-「!?」

タタタタタッ

上条「あれって…」

御坂妹「ミサカもそろそろ挨拶にいこうとおもっていたところなのですが」

295 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:46:40.24 ID:UZn3Gbso [30/34]
一方通行「テメェ…なンでここに!?」

御坂妹「何でとは異な事を言いますね、ミサカは普通に受験して普通にココに入学したのですが」

上条「へ?」

御坂妹「もっともミサカの個人情報はでっち上げですがとミサカは少々ダークな一面を表にだします」

一方通行「…そンな事きいてンじゃねェーんだよ!!」

御坂妹「別の理由ですか?そうですね、ミサカは当麻さんと一緒の学校にいきたいからといえばよろしいのでしょうか?」

上条「俺と同じ学校?」

御坂妹「あっ、三年生をさん付けなだけでは不自然ですね、ではここでは…上条先輩♪」

上条「!?」ズキューン

一方通行「さ、三下!?」

上条「こ、これは思ったよりも…くるぞ…」ガクガク

御坂妹「当麻先輩♪」

上条「…ぐはっ!?」

一方通行「三下ァァァア!!」ゴゴゴ

上条「じょ、冗談だって…」アセアセ

296 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:52:56.11 ID:UZn3Gbso [31/34]
一方通行「三下、さっさとこンなところから離れて買い物いくンだろ?」

上条「そうだった、それじゃなミサカ」

御坂妹「当麻先輩、今度校舎案内してくださいねっとミサカはきゃぴきゃぴしながらいいます」

上条「あ、あぁ…」

一方通行「ほら、いくぞ」グイッ

御坂妹「鈴科産廃、いや先輩もさようならっとミサカはわざとらしく間違えます」

一方通行「…チッ」

タタタッタッ

御坂妹「これで必然的に会うチャンスが増加しますとミサカは不屈の心で挑むことを誓います」

………

……



一方通行「…」

上条「そんなに引っ張らなくていいだろ」

一方通行「だ、だってよォ…」

297 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 22:58:57.58 ID:UZn3Gbso [32/34]
一方通行「ああやって、また俺に心配させるつもりなのかよ…」

上条「だから、俺は百合子一筋で、さっきのは意外な感じのギャップでびっくりしただけで…」

一方通行「三下はああいうのもすきなのか?」

上条「ああいうのってのは?」

一方通行「…当麻先輩♪」キャピ

上条「!?」

一方通行「…こ、ういうのだよ…///」

上条「いい…」

一方通行「あァ?」

上条「百合子いいよ!もう一回、もう一回やってくれ!」

一方通行「…仕方ねぇーな……と、当麻先輩♪」

上条「くぉぉぉぉぉ!」ブルブル

一方通行「ど、どォーだ…?」

上条「もう一回、もう一回!」

一方通行「…当麻先輩♪」

上条「百合子ぉぉぉぉ」ガバッ

一方通行「ば、馬鹿こンなところでサカってンじゃねェって///」

298 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 23:03:50.28 ID:UZn3Gbso [33/34]
上条「ってわけで、ミサカがうちに入学してきてびっくりだよ、今日は」

禁書「…えっ」

一方通行「あいつ、いまだに三下のこと諦めてねェーンだな…」

上条「…どうなんだろう」

一方通行「間違いなく狙ってやがるぜ、上位個体のガキの命令が最近のガキの心境の変化で上書きされたとしか…」

禁書「ねぇ?本当なの!とーま!」

上条「あぁ?ミサカのことなら本当だけど…」

禁書「…ず、ずるい……くーるびゅーてぃ…」

上条「ずるいっつったておまえは…」

禁書「私だって一緒に通いたいのに…」

一方通行「白いの…おまえ…」

禁書「あっ、別に私はやましい気持ちがあるわけじゃなくて…ほら二人が学校いってるとき一人だから…」

上条「あっ、そうだったな…」

一方通行「…」

禁書「でも、大丈夫、私は…今までも、我慢できたし…」

上条「悪かったなさびしい想いさせて」

一方通行「あァ、すまなかったな」

禁書「だ、大丈夫だから…」

586 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/09(日) 17:27:30.13 ID:dz6sUe6o [1/2]
-その夜、布団の中-

一方通行「三下先輩♪」

上条「百合子ぉぉぉぉぉおおおお」

一方通行「キャァッ><」

………

……



上条「ふぅ~」

一方通行「はァはァ…ちょ、ちょっと激しすぎだったぞ…」

上条「新境地というか、なんか新鮮で…こう…」

一方通行「もしかして三下ァ…俺のこと飽きてきたのか?

上条「あ、飽きるはずないだろ!」

一方通行「まァ、飽きたところで新しい刺激与えてこっちに引き戻すけどな…///」ニヤッ

上条「なっ…///」

587 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/09(日) 17:30:07.63 ID:dz6sUe6o [2/2]
一方通行「ところで三下、白いのの事どうすンだ?」

上条「白いの…あぁ、インデックスの事か?」

一方通行「俺はこうやって毎晩三下とこうだな……イチャイチャできてっし満足なンだけどよォ…」

上条「うーん…どうするって言われてもな…」

一方通行「アイツも何とか…」

上条「学校にか?さすがに無理だろ…国籍もあれだし…」

一方通行「だよなァ…」

上条「……」

一方通行「……」

上条「はぁ…、一応ちょっと…調べてみるよ」

一方通行「そうしてくれるか…?」

694 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 21:41:15.32 ID:KrVS/1co [1/4]
-とある百合子の妄想-

打ち止め「ねーミサカはミサカは上位個体なんだから、ミサカのいうことちゃんときいてよねって10032号にいってみるー」

ミサカ「…」

打ち止め「ん~?」

ミサカ「わかりました…とミサカは返事をします」

打ち止め「それじゃお願いねー」

一方通行「さすがにアイツもおまえの言うことはよく聞くンだな?」

打ち止め「えっへん、そりゃミサカはミサカは上位個体だし、妹達には強制的に命令を遅れるんだよって胸をはってみたりー」

一方通行「無い胸張ってもなァ…」

打ち止め「えー百合子だってないじゃんってミサカはミサカは間髪いれずつっこんでみるー」

一方通行「ンだとォ!?」

打ち止め「ひゃっ!?」ビクッ

一方通行「オィ、ンなマジにびびるンじゃねェーよ…」

打ち止め「てへってミサカはミサカはわざとなのをごまかしてみたりー」

一方通行「テメェ!!」

打ち止め「えへへへ」タタタタタタッ

一方通行「ったく…」

695 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 21:42:06.87 ID:KrVS/1co [2/4]
一方通行「はァ、俺も丸くなったもンだなァ…」

一方通行「どうせなら三下のクローンでもつくってくれりゃいいものをよォ…」

一方通行「三下のクローンか…」

~妄想タイム~

カミジョー打ち止め「カミジョーはカミジョーは大好きな百合子を逝かせたいとおもいます」

一方通行「ば、馬鹿!なにいってンだ三下達は!?」

カミジョー「カミジョー一号は百合子の服を脱がせます」

カミジョー「カミジョー二号は百合子の下着を脱がせます」

一方通行「や、やめろ、まて///」

カミジョー「カミジョー三号は暴れないように百合子の右手を押さえます」

カミジョー「カミジョー四号は暴れないように百合子の左手を押さえます」

カミジョー「カミジョー五号は百合子の下半身を押さえつけます」

カミジョー「カミジョー六号は百合子の胸をもみしだきます」

カミジョー「カミジョー七号は百合子のあれをゆっくり嘗め回します」

上条「上条さんは百合子にゆっくりと挿○します」

一方通行「ちょ、ちょっと、あ、あァァァァン」

696 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 21:43:07.71 ID:KrVS/1co [3/4]
~現実世界~

一方通行「あッ、だめェェ…」ブルブル

上条「…?」

一方通行「そ、そンなにしちゃ…///」

上条「百合子?」

一方通行「さ、三下ァァァァァ!!」ビクッ

上条「百合子大丈夫か?」ガシッ

一方通行「アァァァ…」

上条「しっかりしろ百合子!」

一方通行「…さ、三下…?」トローン

上条「百合子大丈夫か?急に倒れたと思ったら顔を赤くして痙攣して…」

一方通行「えっ…」キョロキョロ

上条「全く、心配させるなよ…」

一方通行「!?」

バッ

上条「おい、急に起きたりしたら…」

697 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/22(土) 21:44:41.51 ID:KrVS/1co [4/4]
一方通行「今のは夢!?」

上条「まさか眠ってたのか?心配したのに…」

一方通行「でもやけにリアルだったような…って!?」

ガサゴソ…グジュッ

一方通行「!?」

一方通行「///」

上条「どうした、百合子?」

ドンッ

上条「おい、なんだよ!心配してるのに…」

一方通行「な、なンでもいいだろ!」

一方通行(いえねェ…妄想して○れただなンて…)

一方通行(毎晩の三下とのあれに満足してねェとか思われちまう…)

上条「ったく、本当にどうしたんだよ、今日は…」

一方通行「な、なンでもねェーから」

一方通行(毎晩あれだけしてンのに……でも…三下の集団にああやって襲われるのも…悪くは…)

ここでスクリプト落ち

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